JP6964513B2 - 二重サッシ - Google Patents
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Description
すなわち、本発明に係る二重サッシは、建築物の開口部に設置され、外窓及び該外窓の屋内側に配置された内窓を備えた二重サッシであって、前記開口部に沿って設けられた開口枠と、該開口枠内に設けられた障子と、前記開口枠に形成され屋内外方向に貫通する第一換気孔に設けられた圧力調整機構と、を備え、該圧力調整機構は、前記第一換気孔の少なくとも一部を開閉可能な第一蓋部と、屋内外方向に貫通するように該第一蓋部に設けられた貫通孔を開閉可能な第二蓋部と、を有することを特徴とする。
また、収容孔の閉塞時に、第一蓋部が換気枠体の屋外側を向く面に当接するため、収容孔の閉塞状態を維持することができる。また、貫通孔の閉塞時に、第二蓋部が第一蓋部の屋内側を向く面に当接するため、貫通孔の閉塞状態を維持することできる。
該調整上枠は、前記伸縮部の屋内側に配置され、屋内外方向に貫通する第二換気孔が形成された屋内側換気壁部と、前記伸縮部の屋外側に配置されるとともに、前記第一換気孔が形成され、前記圧力調整機構が設けられた屋外側換気壁部と、を有していてもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る二重サッシを屋内側から見た正面図である。図2は、図1のA−A線断面図である。図3は、図1のB−B線断面図である。
図1から図3に示すように、二重サッシ100は、建築物の壁部Wの開口部Pに設けられ、屋外側に配置された外窓1と、屋内側に配置された内窓4と、を備えている。
なお、以下の説明において、屋外側と屋内側とを結ぶ方向を屋内外方向と称する。また、屋内外方向と直交する方向のうち水平方向に沿う方向を左右方向と称する。また、屋内側から見て左側、右側を、それぞれ左側、右側と称する。
まず、外窓1の上枠11について説明する。
図4は、図2のC部拡大図である。
図4に示すように、上枠11は、上枠板部111と、上枠板部111から下方に延びる網戸突出枠壁部112、屋外側突出枠壁部113、屋内側突出枠壁部114及び下向き枠壁部115と、を有している。網戸突出枠壁部112、屋外側突出枠壁部113、屋内側突出枠壁部114、下向き枠壁部115は、この順に屋外側から屋内側に向かって配置されている。
上框22は、屋外側に配置される上外板部221と、屋内側に配置される上内板部222と、上外板部221と上内板部222とを連結する上連結板部223と、を有している。
網戸縦框34の上端部には、上端部から下方に向かって凹む係合溝321が形成された網戸振れ止め部322が設けられている。係合溝321内に、外窓1の上枠11の網戸突出枠壁部112が配置され、網戸30の屋内外方向の移動が規制されている。
図5は、図2のD部拡大図である。
図5に示すように、調整上枠5は、調整上板部501と、調整上板部501から下方に延びる屋外側板部(屋外側換気壁部)502及び屋内側板部(屋内側換気壁部)503と、を有している。屋外側板部502は、屋内側板部503よりも屋外側に配置されている。
調整上枠5の屋外側板部502には、屋内外方向に貫通する屋外側換気孔(第一換気孔)505が形成されている。正面視(屋外側から見て)で、屋外側換気孔505は、矩形状に形成されている。屋外側換気孔505の屋外側には、圧力調整機構6が設けられている。
図6に示すように、圧力調整機構6は、換気枠体601と、第一回動弁体(第一蓋部)611と、第二回動弁体(第二蓋部)621と、を有している。本実施形態では、圧力調整機構6は、合成樹脂製の押出成形部材で構成されている。なお、圧力調整機構6は、他にもアルミ形材や金属金物であってもよく、圧力調整機構6の一部がアルミ材等で構成され、他の部分が合成樹脂製の押出成形部材で構成されているように、構成部品によって材料が異なっていてもよい。
図7に示すように、第一回動弁体611は、第一軸部612と、第一開閉パネル部613と、を有している。第一回動弁体611は、換気枠体601の第一開口部605内に配置可能とされている。
上枠41は、上枠板部411と、上枠板部411から下方に延びる屋外側突出部412、屋内側突出部422及び下向き枠壁部429と、を有している。屋外側突出部412、屋内側突出部422、下向き枠壁部429は、この順に屋外側から屋内側に向かって配置されている。
上框52は、屋外側に配置される上外板部521と、屋内側に配置される上内板部522と、上外板部521と上内板部522とを連結する上連結板部523と、を有している。
上記に示す気密材529,539の他に、図2に示すように、外障子50Aの下框53の下端部には、下枠42から上方に突出するレール部442を挟んで屋外側に気密材549が設けられ、屋内側に気密材551が設けられている。また、内障子50Bの下框53の下端部には、下枠42から上方に突出するレール部443を挟んで屋外側に気密材549が設けられ、屋内側に気密材551が設けられている。気密材549,551により、外障子50Aの下框53の下端部とレール部442との間は閉塞されている。気密材549,551により、内障子50Bの下框53の下端部とレール部443との間は閉塞されている。
外窓1及び内窓4が閉塞された閉塞状態で、内窓4では、負圧が生じると、図7(a)に示すように、第一回動弁体611及び第二回動弁体621は下側を屋外側に向けるように回動する。第一回動弁体611は、第一開位置で回動が停止する。第二回動弁体621は、自重により鉛直面からの傾斜が第一回動弁体611よりも小さい。第二回動弁体621は、下側を第二回動弁体621から屋内側に離間させつつ、第一開口部605を開放可能な位置に配置されている。屋内の空気は、調整上枠5の屋内側換気孔504から調整上枠5内の隙間SAに導入され、隣接配置された伸縮部507の間を通過して屋外側に進み、隣接配置された伸縮部506の間を通過して屋外側に進み、圧力調整機構6の第一開口部605を通過して、内窓4と外窓1との間へと流通する。
また、図8に示すように、外窓1では、外障子20A及び内障子20Bが負圧を受けて屋外側に変位すると、外障子20Aの振れ止め部材224の屋内側振れ止め部224cが上枠11の屋外側突出枠壁部113の屋内側の面に当接する。また、内障子20Bの振れ止め部材225の屋内側振れ止め部225cが上枠11の屋内側突出枠壁部114の屋内側の面に当接する。外障子20A及び内障子20Bの上内板部222と屋外側突出枠壁部113及び屋内側突出枠壁部114との間には、それぞれ隙間S1が生じている。
4…内窓
4X…開口枠
5…調整上枠
6…圧力調整機構
10,40…枠体
11,41…上枠
12,42…下枠
13,43…縦枠
20A,50A…外障子
20B,50B…内障子
21,51…框体
22,52…上框
23,53…下框
24,54…戸先框
25,55…召合せ框
27,57…ガラス保持溝
29,59…ガラス
30…網戸
100…二重サッシ
501…調整上板部
502…屋外側板部(屋外側換気壁部)
503…屋内側板部(屋内側換気壁部)
504…屋内側換気孔(第二換気孔)
505…屋外側換気孔(第一換気孔)
506,507…伸縮部
601…換気枠体
605…第一開口部(収容孔)
611…第一回動弁体(第一蓋部)
614…第二開口部(貫通孔)
621…第二回動弁体(第二蓋部)
P…開口部
SA,S1,S2…隙間
W…壁部
Claims (5)
- 建築物の開口部に設置され、外窓及び該外窓の屋内側に配置された内窓を備えた二重サッシであって、
前記開口部に沿って設けられた開口枠と、
該開口枠内に設けられた障子と、
前記開口枠に形成され屋内外方向に貫通する第一換気孔に設けられた圧力調整機構と、を備え、
該圧力調整機構は、
前記第一換気孔の少なくとも一部を開閉可能な第一蓋部と、
屋内外方向に貫通するように該第一蓋部に設けられた貫通孔を開閉可能な第二蓋部と、を有することを特徴とする二重サッシ。 - 屋内側から屋外側に向かう圧力が生じた際に、前記第一蓋部が開放され、
屋外側から屋内側に向かう圧力が生じた際に、前記第二蓋部が開放される請求項1に記載の二重サッシ。 - 前記圧力調整機構は、
前記開口枠に支持され、四方枠状に形成された換気枠体と、
該換気枠体内の内部に形成され、前記第一換気孔に連通する収容孔と、を有し、
前記第一蓋部は、左右方向に沿う軸線回りに屋内外方向に回動可能に前記換気枠体に設けられるとともに、前記収容孔を開閉可能とし、
前記第二蓋部は、左右方向に沿う軸線回りに屋内外方向に回動可能に前記第一蓋部に設けられるとともに、前記貫通孔を開閉可能とし、
前記第一蓋部は、前記収容孔の閉塞時に、前記換気枠体の屋外側を向く面に当接し、
前記第二蓋部は、前記貫通孔の閉塞時に、前記第一蓋部の屋内側を向く面に当接している請求項1または2に記載の二重サッシ。 - 前記開口枠は、
前記開口部の上端に沿って配置された調整上枠と、
該調整上枠の下方に配置される上枠、下枠及び左右の縦枠を有し、内部に前記障子が設けられた枠体と、を有し、
前記調整上枠と前記上枠との間には、上下方向に伸縮可能な伸縮部が配置され、
該調整上枠は、
前記伸縮部の屋内側に配置され、屋内外方向に貫通する第二換気孔が形成された屋内側換気壁部と、
前記伸縮部の屋外側に配置されるとともに、前記第一換気孔が形成され、前記圧力調整機構が設けられた屋外側換気壁部と、を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の二重サッシ。 - 前記外窓は、屋内側から屋外側に向かう圧力が生じた際に、空気が屋内側から屋外側に流通可能となる請求項1から4のいずれか一項に記載の二重サッシ。
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