JPH0428393Y2 - - Google Patents
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- JPH0428393Y2 JPH0428393Y2 JP1986073246U JP7324686U JPH0428393Y2 JP H0428393 Y2 JPH0428393 Y2 JP H0428393Y2 JP 1986073246 U JP1986073246 U JP 1986073246U JP 7324686 U JP7324686 U JP 7324686U JP H0428393 Y2 JPH0428393 Y2 JP H0428393Y2
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- Japan
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- louver
- stile
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
此の考案は、建築物の窓の戸の框間或は嵌殺し
窓の枠体間に複数の遮光性ルーバー羽根などの両
外側又は上下に配設した支軸に依り支承し、其等
を一斉又は個別に手動若しくは一斉に動力に依つ
て傾動開閉出来る様回動可能とし、開出しの状態
では其の開度に従つて随時所望の通風、換気、採
光、遮光を行い、密閉位置に於ては高度の水密、
気密性及び目隠し並びに防犯機能を果す窓用可動
ルーバーに関する考案である。
窓の枠体間に複数の遮光性ルーバー羽根などの両
外側又は上下に配設した支軸に依り支承し、其等
を一斉又は個別に手動若しくは一斉に動力に依つ
て傾動開閉出来る様回動可能とし、開出しの状態
では其の開度に従つて随時所望の通風、換気、採
光、遮光を行い、密閉位置に於ては高度の水密、
気密性及び目隠し並びに防犯機能を果す窓用可動
ルーバーに関する考案である。
(従来の技術)
従来使用した可動ルーバーは、概ね、窓の戸の
左右の竪框間又は上下の横框間或は嵌殺し窓の左
右の縦枠間又は上下の横枠間に複数の透光性若し
くは遮光性のルーバー羽根を其々両外側又は上下
に配設した支軸に依り支承し、其等を1個のハン
ドルを操作して一斉又は個別に手動で開閉する
か、或は動力に依つて一斉に傾動開閉出来る様に
回動可能に取付けてあり、ルーバー羽根を閉めた
場合各ルーバー羽根の例へば上端縁と下端縁とを
重合せ雨水や風の吹込、外光の差込、室内光の漏
出を防ぎ、併せて目隠しと雨戸と仝様の防犯機能
をも果し、ルーバー羽根を開出した場合には通
風、換気、採光及び遮光を行う目的並びに構成を
有するものとされた。然乍ら、其等のルーバー羽
根を単に重合せ閉める丈けの構成では高度の水密
及び気密性を発揮する事は出来なかつた。其処で
上記の諸性能を向上する構成を備える考案とし
て、例えば実開昭60−141389号公開実用新案公報
にはルーバー羽根の上端縁にシールを取付け、ル
ーバー羽根を閉めた場合にシールを上方のルーバ
ー羽根の下縁に当接した考案を記載し別途戸の框
間に気密材を取付けた中桟を架設し其処へ上下の
ルーバー羽根を当接する構成の考案のあつた。
亦、例えば実開昭60−146180号公開実用新案公報
には複数の辷り出し窓の外枠の上枠材及び下枠材
並びに外枠の左右に縦枠カバーにパツキング材を
取付け、辷り出し戸を1個のハンドルの操作で一
斉に閉めた場合、最上方の辷り出し戸の上框室外
面が窓の外枠の上枠の気密材に当接し、辷り出し
戸の竪框が外枠の左右の縦枠カバーの気密材に当
接し、亦、再下方の辷り出し戸の下框室内面が外
枠の下枠の気密材に当接する様に構成し、且、各
辷り出し戸の上方の戸の下框及び下方の戸の上框
に其々の框と一体に成形の際通しで形成した垂下
縁及び突出鉤縁を係合させ、更に上方の下框の室
外側下縁に框と一体に成形の際通しで形成した水
切縁を設け水密、気密性の向上を図つた考案を記
載してある。
左右の竪框間又は上下の横框間或は嵌殺し窓の左
右の縦枠間又は上下の横枠間に複数の透光性若し
くは遮光性のルーバー羽根を其々両外側又は上下
に配設した支軸に依り支承し、其等を1個のハン
ドルを操作して一斉又は個別に手動で開閉する
か、或は動力に依つて一斉に傾動開閉出来る様に
回動可能に取付けてあり、ルーバー羽根を閉めた
場合各ルーバー羽根の例へば上端縁と下端縁とを
重合せ雨水や風の吹込、外光の差込、室内光の漏
出を防ぎ、併せて目隠しと雨戸と仝様の防犯機能
をも果し、ルーバー羽根を開出した場合には通
風、換気、採光及び遮光を行う目的並びに構成を
有するものとされた。然乍ら、其等のルーバー羽
根を単に重合せ閉める丈けの構成では高度の水密
及び気密性を発揮する事は出来なかつた。其処で
上記の諸性能を向上する構成を備える考案とし
て、例えば実開昭60−141389号公開実用新案公報
にはルーバー羽根の上端縁にシールを取付け、ル
ーバー羽根を閉めた場合にシールを上方のルーバ
ー羽根の下縁に当接した考案を記載し別途戸の框
間に気密材を取付けた中桟を架設し其処へ上下の
ルーバー羽根を当接する構成の考案のあつた。
亦、例えば実開昭60−146180号公開実用新案公報
には複数の辷り出し窓の外枠の上枠材及び下枠材
並びに外枠の左右に縦枠カバーにパツキング材を
取付け、辷り出し戸を1個のハンドルの操作で一
斉に閉めた場合、最上方の辷り出し戸の上框室外
面が窓の外枠の上枠の気密材に当接し、辷り出し
戸の竪框が外枠の左右の縦枠カバーの気密材に当
接し、亦、再下方の辷り出し戸の下框室内面が外
枠の下枠の気密材に当接する様に構成し、且、各
辷り出し戸の上方の戸の下框及び下方の戸の上框
に其々の框と一体に成形の際通しで形成した垂下
縁及び突出鉤縁を係合させ、更に上方の下框の室
外側下縁に框と一体に成形の際通しで形成した水
切縁を設け水密、気密性の向上を図つた考案を記
載してある。
また、例えば実願昭55−152701号(実開昭57−
77482号)の明細書及び図面には、左右の縦框間
又は上下の横框間にシール材を有する中桟を設
け、それにタイト材を取付けて保持した考案が、
実公昭和55−33031号公開実用新案公報には、菱
形断面をした中空外殻のスラツト内にガラスウー
ル等の防音材を充填し、スラツトの連接部にゴム
質又はフエルト等のバツキングを条着した考案が
記載してある。
77482号)の明細書及び図面には、左右の縦框間
又は上下の横框間にシール材を有する中桟を設
け、それにタイト材を取付けて保持した考案が、
実公昭和55−33031号公開実用新案公報には、菱
形断面をした中空外殻のスラツト内にガラスウー
ル等の防音材を充填し、スラツトの連接部にゴム
質又はフエルト等のバツキングを条着した考案が
記載してある。
(考案が解決しようとする問題点)
併乍ら、上記公報記載の考案の内、第1例では
ルーバー羽根と窓の基枠との間の隙間に保密処理
が施して無い状態なので全体として水密、気密性
について疑問が残り、第2例では窓の外枠の上下
の横枠及び縦枠カバーに取付けた囲状の保密材に
依り水密、気密性の向上を推認出来るが、縦枠カ
バーの使用は可動ルーバーに共通の構成とは云え
ず、亦、風雨の激しい場合外枠の縦サツシ枠と辷
り出し戸の両側縁との隙間から侵入した雨水が風
圧に依り吹付けられ装着機構の稍々ルーズな縦サ
ツシ枠への縦枠カバーの着脱部分から室内への雨
水の侵入恐れ無しとしない。第3例に於けるタイ
ト材は、中桟にのみ設けられているので、当然、
スラツトの周縁全体に当接せず、また第4例では
菱形スラツトの、突出部を有する上端及び下端接
合部が、ブラインドの閉鎖時、直接嵌合状態に成
るので、水滴が介在するとくつついて、開き悪く
成る恐れが有り、浴室等水気の多い箇所に使用す
る、ルーバー用には適さない。本考案の目的は、
方形又は長方形の窓の戸の框の枠組又は嵌殺し窓
の枠体の対向する枠体間に中桟を架設して枠組又
は枠体内へ複数の開口を形成し、各開口の室外側
周縁に長方形環状の継目の無い保密材を装着して
それへルーバー羽根を閉めた際ルーバー羽根の室
内側周縁部を当接する事に依り、極めて水密、気
密性の高い窓用可動ルーバーを提供する事に在
る。
ルーバー羽根と窓の基枠との間の隙間に保密処理
が施して無い状態なので全体として水密、気密性
について疑問が残り、第2例では窓の外枠の上下
の横枠及び縦枠カバーに取付けた囲状の保密材に
依り水密、気密性の向上を推認出来るが、縦枠カ
バーの使用は可動ルーバーに共通の構成とは云え
ず、亦、風雨の激しい場合外枠の縦サツシ枠と辷
り出し戸の両側縁との隙間から侵入した雨水が風
圧に依り吹付けられ装着機構の稍々ルーズな縦サ
ツシ枠への縦枠カバーの着脱部分から室内への雨
水の侵入恐れ無しとしない。第3例に於けるタイ
ト材は、中桟にのみ設けられているので、当然、
スラツトの周縁全体に当接せず、また第4例では
菱形スラツトの、突出部を有する上端及び下端接
合部が、ブラインドの閉鎖時、直接嵌合状態に成
るので、水滴が介在するとくつついて、開き悪く
成る恐れが有り、浴室等水気の多い箇所に使用す
る、ルーバー用には適さない。本考案の目的は、
方形又は長方形の窓の戸の框の枠組又は嵌殺し窓
の枠体の対向する枠体間に中桟を架設して枠組又
は枠体内へ複数の開口を形成し、各開口の室外側
周縁に長方形環状の継目の無い保密材を装着して
それへルーバー羽根を閉めた際ルーバー羽根の室
内側周縁部を当接する事に依り、極めて水密、気
密性の高い窓用可動ルーバーを提供する事に在
る。
(考案の構成、問題点を解決する為の手段)
以下、本考案の構成を図面に示した実施例を参
照して説明する。第1図乃至第4図C迄に示した
ものは片開き窓の戸に本考案の遮光性可動ルーバ
ーを実施した実施例である。先づ其の概要を第4
図で説明する。同図は本考案実施例の外観正面を
示すが、Aはアルミニウム合金等の金属材料又は
耐候性の高い合成樹脂材料を押出成形して造つた
押出型材を適宜所要長さに切断した部材を組合せ
枠組した方形又は長方形の窓の外枠で、建築物の
躯体の開口部Hの周縁に固着し、その枠内へ次記
の窓の戸を嵌装する。Bは上記窓の外枠Aの内側
に後記の蝶番に依り室外側に開閉可能な窓の戸
で、後記の其の框内に本考案の遮光性可動ルーバ
ーCを嵌装する。Dは窓の戸Bの周縁を形成する
窓の外枠Aと同様の素材の押出型材の枠組から成
る框である。第1図、第2図a,b及び第3図を
加へた図に於て、1は窓の外枠Aの内の上枠、2
は同じく下枠で両者は其々横枠を形成する。次に
3は同じく左右の縦枠、4は窓の框Dの内の上
框、5は同じく下框、6は同じく左右の竪框、7
は遮光性可動ルーバーCの外殻7aを形成する同
形、同寸法の複数枚の遮光性で可動のルーバー羽
根でアルミニウム合金等の金属材料又は耐候性の
高い合成樹脂材料の押出中空型材又は同種材料の
板体で造り、上下の端縁部を其の全長に瓦り互い
に重合せて全体として框Dの内側に納まり、後記
の1個のハンドルの操作に依つて一斉に傾動開閉
させる操作機構を具備している。8はルーバー羽
根7の中空部7bへ充填収納した半硬質発泡ウレ
タン等の吸音材若しくは其等の中間に孔明アルミ
板等の遮音板をサンドウイツチした吸音材であ
る。次に主として第2図に於て、9はルーバー羽
根7の両側端に固着したルーバー羽根保持用の左
右の側板、10は側板9を介しルーバー羽根7の
外殻成形の際其の長手方向の上端縁に一体に設け
た通しのビスホールから成る軸支承溝11に螺入
固着したルーバー羽根の左右の支軸、12は其の
一端を側板9に枢着し中央附近を支軸10に遊嵌
し他端を一斉操作ハンドルFに依り操作する詳細
は図示していない操作機構Gの操作部で上下に動
作する連結杆14の連結アームに各ルーバー羽根
毎に連結するアングルアーム、15は左右の押出
型材の竪框6のウエブ6aの窓の開口部H側の内
壁6cへ、各ルーバー羽根毎、又は連体して固着
した軸承、16は上記内壁6cの室内側端部から
成形の際一体に直角にルーバー羽根7の長手方向
と平行に造出したウエブ6bの先端部室外側に通
しで設けた次記の保密材保持用のリツプ小溝、1
7aはリツプ小溝16に其の基部を嵌着した半硬
質ウレタン等の弾性発泡合成樹脂製の長方形環状
でルーバー羽根7の室内側外殻表面との当接部が
平面状で細幅の断面が角棒状か、又はラビリンス
的作用を有する多数の凹凸面若しくは短い鰭状片
を多数並列した止水能力の高い角棒状から成る継
目無しの一体モールドか又は継目を接着、融着等
に依り接合して水密、気密にタイトにした保密材
17の縦部分、18は同じく操作機構Gの連結杆
14を摺動可能に収容するリツプ大溝である。
尚、Fは上記ルーバー羽根7の開閉を司る操作機
構Gを通じ全てのルーバー羽根7を一斉に操作す
る操作ハンドルで、室内側から見た左側の竪框6
の中空型材の略々中央附近に設置し、其の背面を
貫いて中空型材内へ操作機構Gを内装し、それに
依りルーバー羽根7の傾動を操作する。亦、Kは
操作ハンドルGを配備した左竪框3と反対側の室
内側から見て右側の竪框6の中央附近に設置した
施錠ハンドルで、詳細は図示しない施錠装置Lに
依り窓の戸Bの室内側から見て右側の竪框3と右
縦枠との間に施錠する。次に19は室内側から見
て左側の窓の縦枠3と仝じく窓の戸Bの竪框6の
型材の外枠側との間に上下2個処程度配設した蝶
番で、窓の外枠Aへ嵌装した窓の戸Bはこの蝶番
19を支軸として室内側から見て右側の竪框6か
ら室外に回動して開出し開口部Hを次第に開放し
略々180度の角度開く事が出来る。20aは窓の
外枠Aの両側の縦枠3から成形の際一体に造出し
たウエブ3aの室外向きリツプ小溝に其の基部を
嵌着した保密材17と同様の保密材で、その当接
面は窓の戸Bの両側の竪框6のウエブ6aと反対
側に成形の際一体に造出した短ウエブ6bに戸B
の閉鎖状態に際し圧接する。次に主として第1図
に於て、図面下端部でRは上記窓の戸Bの閉鎖に
際し重量の大きい戸Bを円滑に窓の外枠Aの下枠
2へ収容する為押出型材の下枠2の下面に固設し
た通常左右2個のガイドローラ、Mは窓の戸Bを
所定の開き角度の位置に固定的に保持させる為の
詳細は図示しないストツパー付アームで、其の一
端を窓の外枠Aの下枠2へ枢着し他端は窓の戸B
の下框5に枢着する。20bは前記20aと同様
の保密材で、窓の外枠Aの上枠1の水平部1aの
室内寄りから成形の際一体に下方へ垂直に造出し
た通しの垂下長片の下端室外側に仝じく通しで設
けたリツプ小溝に其の基部を嵌着し、当接面は窓
の戸Bを閉鎖した際戸Bの上框4の室内側上縁に
圧接する。20Cも20bと同様の保密材で、窓
の外枠Aの下枠2の室内側屈曲部に接し室外側に
向いて成形の際一体に通しで設けたリツプ小溝へ
その基部を嵌着し当接面を戸Bの閉鎖に際し下框
5の室内側下面へ圧接する。次に21は窓の戸B
の上框4の押出中空型材の中空水平部4aの室内
側端部から垂下した中空部材4bの室外側下縁に
成形の際一体に造出したリツプ小溝、17bは前
記保密材17の上部横部分で、上記リツプ小溝2
1へ其の基部を嵌着する。22は上記上框4の水
平中空部4aの下部に開口部Hに向いて設けたリ
ツプ小溝で、合成樹脂製等の水切り片23を装着
する。24はルーバー羽根7の上端室外側に配設
した支片で、ルーバー羽根7の成形の際、外殻7
aと一体に突設するか、又はその基部を外殻7a
に接合した、閉鎖時の重合せたルーバー羽根7同
志の隙間Sの寸法に等しい低い丈で、ルーバー羽
根7の幅と同じ幅を有する金属又は半硬質発泡ウ
レタン材等の支片、25は窓の戸Bの上框4と下
框5との間に各ルーバー7の個数よりも1個丈け
少い数架設した中桟で、其の両側端部を其々左右
の竪框6の内側面へ印籠接等に依つて接合し上框
4、下框5、又は竪框6に平行に設置するが、そ
の素材は框Dの仝様の押出型材で造る。26,2
7は上記中桟25の室外側上下縁へ其々一体に造
出したリツプ小溝で、保密材17の下部横部分1
7C及び17bの基部を其々嵌着する。28は中
桟25の室外側中央部から成形の際一体に造出し
た突条、29は下框5の中央水平部5aの室内側
端部から起設した中空部材5bの室外側上縁に成
形の際一体に造出したリツプ小溝で、保密材の下
部横部分17Cの基部を嵌着する。尚、第3図は
窓の戸Bから各ルーバー羽根7を取外した状態で
室外側から眺めた際の保密材17の装着状態を示
す図であるが、各ルーバー羽根用の開口a乃至f
の室外側周縁には例えば最上部のルーバー羽根用
の開口部aの室外側周縁を各リツプ小溝21,1
6,26,16の4個が、同一平坦面上に連通し
て長方形環状のリツプ小溝を形成しているから、
其処へ基部を嵌着した左右縦部分17a、上部横
部分17b及び下部横部分17Cに依つて囲んだ
長方形環状の継目無しの保密材17の前面のルー
バー羽根7への当接面も仝じく同一平坦面を形成
出来る事に成る。次には30は各ルーバー羽根7
の上端部室内側に形成した上向凸部でルーバー羽
根7を押出中空型材とする場合にはその室内側の
部分のみを軸支承溝11の外径より稍々厚目の厚
さとしてルーバー羽根7の室外側の部分は上端縁
から下方へ少しく切欠いた状態に成形する。但
し、その場合にもルーバー羽根7の室内側の面は
面一の平坦状態を保持させる必要がある。尚、ル
ーバー羽根7を金属材料の板状体で造る、第2図
に示す様にその最上端部へ別途用意した軸支承溝
11を設けた金属製等の軸支承体をルーバー羽根
7の両側端部に板金加工又は溶接等の手段に依り
固着させて室外側へ隆設して室内側の平坦面を面
一に保持する。亦、ルーバー羽根7を合成樹脂材
料の板状体で造る場合には同じく上記軸支承溝1
1を室内側の平坦面を損はない様室外側へ沿い埋
込み、融着等の手段に依り強固に接合する。次に
31はルーバー羽根7の下端部室外側に形成した
下向凸部で、押出中空型材の場合には成形の際室
内側へ下縁から少しく上方へ切欠部32を設け、
板状体の場合は下縁を折曲し室外寄りに下向凸部
31を形成する。
照して説明する。第1図乃至第4図C迄に示した
ものは片開き窓の戸に本考案の遮光性可動ルーバ
ーを実施した実施例である。先づ其の概要を第4
図で説明する。同図は本考案実施例の外観正面を
示すが、Aはアルミニウム合金等の金属材料又は
耐候性の高い合成樹脂材料を押出成形して造つた
押出型材を適宜所要長さに切断した部材を組合せ
枠組した方形又は長方形の窓の外枠で、建築物の
躯体の開口部Hの周縁に固着し、その枠内へ次記
の窓の戸を嵌装する。Bは上記窓の外枠Aの内側
に後記の蝶番に依り室外側に開閉可能な窓の戸
で、後記の其の框内に本考案の遮光性可動ルーバ
ーCを嵌装する。Dは窓の戸Bの周縁を形成する
窓の外枠Aと同様の素材の押出型材の枠組から成
る框である。第1図、第2図a,b及び第3図を
加へた図に於て、1は窓の外枠Aの内の上枠、2
は同じく下枠で両者は其々横枠を形成する。次に
3は同じく左右の縦枠、4は窓の框Dの内の上
框、5は同じく下框、6は同じく左右の竪框、7
は遮光性可動ルーバーCの外殻7aを形成する同
形、同寸法の複数枚の遮光性で可動のルーバー羽
根でアルミニウム合金等の金属材料又は耐候性の
高い合成樹脂材料の押出中空型材又は同種材料の
板体で造り、上下の端縁部を其の全長に瓦り互い
に重合せて全体として框Dの内側に納まり、後記
の1個のハンドルの操作に依つて一斉に傾動開閉
させる操作機構を具備している。8はルーバー羽
根7の中空部7bへ充填収納した半硬質発泡ウレ
タン等の吸音材若しくは其等の中間に孔明アルミ
板等の遮音板をサンドウイツチした吸音材であ
る。次に主として第2図に於て、9はルーバー羽
根7の両側端に固着したルーバー羽根保持用の左
右の側板、10は側板9を介しルーバー羽根7の
外殻成形の際其の長手方向の上端縁に一体に設け
た通しのビスホールから成る軸支承溝11に螺入
固着したルーバー羽根の左右の支軸、12は其の
一端を側板9に枢着し中央附近を支軸10に遊嵌
し他端を一斉操作ハンドルFに依り操作する詳細
は図示していない操作機構Gの操作部で上下に動
作する連結杆14の連結アームに各ルーバー羽根
毎に連結するアングルアーム、15は左右の押出
型材の竪框6のウエブ6aの窓の開口部H側の内
壁6cへ、各ルーバー羽根毎、又は連体して固着
した軸承、16は上記内壁6cの室内側端部から
成形の際一体に直角にルーバー羽根7の長手方向
と平行に造出したウエブ6bの先端部室外側に通
しで設けた次記の保密材保持用のリツプ小溝、1
7aはリツプ小溝16に其の基部を嵌着した半硬
質ウレタン等の弾性発泡合成樹脂製の長方形環状
でルーバー羽根7の室内側外殻表面との当接部が
平面状で細幅の断面が角棒状か、又はラビリンス
的作用を有する多数の凹凸面若しくは短い鰭状片
を多数並列した止水能力の高い角棒状から成る継
目無しの一体モールドか又は継目を接着、融着等
に依り接合して水密、気密にタイトにした保密材
17の縦部分、18は同じく操作機構Gの連結杆
14を摺動可能に収容するリツプ大溝である。
尚、Fは上記ルーバー羽根7の開閉を司る操作機
構Gを通じ全てのルーバー羽根7を一斉に操作す
る操作ハンドルで、室内側から見た左側の竪框6
の中空型材の略々中央附近に設置し、其の背面を
貫いて中空型材内へ操作機構Gを内装し、それに
依りルーバー羽根7の傾動を操作する。亦、Kは
操作ハンドルGを配備した左竪框3と反対側の室
内側から見て右側の竪框6の中央附近に設置した
施錠ハンドルで、詳細は図示しない施錠装置Lに
依り窓の戸Bの室内側から見て右側の竪框3と右
縦枠との間に施錠する。次に19は室内側から見
て左側の窓の縦枠3と仝じく窓の戸Bの竪框6の
型材の外枠側との間に上下2個処程度配設した蝶
番で、窓の外枠Aへ嵌装した窓の戸Bはこの蝶番
19を支軸として室内側から見て右側の竪框6か
ら室外に回動して開出し開口部Hを次第に開放し
略々180度の角度開く事が出来る。20aは窓の
外枠Aの両側の縦枠3から成形の際一体に造出し
たウエブ3aの室外向きリツプ小溝に其の基部を
嵌着した保密材17と同様の保密材で、その当接
面は窓の戸Bの両側の竪框6のウエブ6aと反対
側に成形の際一体に造出した短ウエブ6bに戸B
の閉鎖状態に際し圧接する。次に主として第1図
に於て、図面下端部でRは上記窓の戸Bの閉鎖に
際し重量の大きい戸Bを円滑に窓の外枠Aの下枠
2へ収容する為押出型材の下枠2の下面に固設し
た通常左右2個のガイドローラ、Mは窓の戸Bを
所定の開き角度の位置に固定的に保持させる為の
詳細は図示しないストツパー付アームで、其の一
端を窓の外枠Aの下枠2へ枢着し他端は窓の戸B
の下框5に枢着する。20bは前記20aと同様
の保密材で、窓の外枠Aの上枠1の水平部1aの
室内寄りから成形の際一体に下方へ垂直に造出し
た通しの垂下長片の下端室外側に仝じく通しで設
けたリツプ小溝に其の基部を嵌着し、当接面は窓
の戸Bを閉鎖した際戸Bの上框4の室内側上縁に
圧接する。20Cも20bと同様の保密材で、窓
の外枠Aの下枠2の室内側屈曲部に接し室外側に
向いて成形の際一体に通しで設けたリツプ小溝へ
その基部を嵌着し当接面を戸Bの閉鎖に際し下框
5の室内側下面へ圧接する。次に21は窓の戸B
の上框4の押出中空型材の中空水平部4aの室内
側端部から垂下した中空部材4bの室外側下縁に
成形の際一体に造出したリツプ小溝、17bは前
記保密材17の上部横部分で、上記リツプ小溝2
1へ其の基部を嵌着する。22は上記上框4の水
平中空部4aの下部に開口部Hに向いて設けたリ
ツプ小溝で、合成樹脂製等の水切り片23を装着
する。24はルーバー羽根7の上端室外側に配設
した支片で、ルーバー羽根7の成形の際、外殻7
aと一体に突設するか、又はその基部を外殻7a
に接合した、閉鎖時の重合せたルーバー羽根7同
志の隙間Sの寸法に等しい低い丈で、ルーバー羽
根7の幅と同じ幅を有する金属又は半硬質発泡ウ
レタン材等の支片、25は窓の戸Bの上框4と下
框5との間に各ルーバー7の個数よりも1個丈け
少い数架設した中桟で、其の両側端部を其々左右
の竪框6の内側面へ印籠接等に依つて接合し上框
4、下框5、又は竪框6に平行に設置するが、そ
の素材は框Dの仝様の押出型材で造る。26,2
7は上記中桟25の室外側上下縁へ其々一体に造
出したリツプ小溝で、保密材17の下部横部分1
7C及び17bの基部を其々嵌着する。28は中
桟25の室外側中央部から成形の際一体に造出し
た突条、29は下框5の中央水平部5aの室内側
端部から起設した中空部材5bの室外側上縁に成
形の際一体に造出したリツプ小溝で、保密材の下
部横部分17Cの基部を嵌着する。尚、第3図は
窓の戸Bから各ルーバー羽根7を取外した状態で
室外側から眺めた際の保密材17の装着状態を示
す図であるが、各ルーバー羽根用の開口a乃至f
の室外側周縁には例えば最上部のルーバー羽根用
の開口部aの室外側周縁を各リツプ小溝21,1
6,26,16の4個が、同一平坦面上に連通し
て長方形環状のリツプ小溝を形成しているから、
其処へ基部を嵌着した左右縦部分17a、上部横
部分17b及び下部横部分17Cに依つて囲んだ
長方形環状の継目無しの保密材17の前面のルー
バー羽根7への当接面も仝じく同一平坦面を形成
出来る事に成る。次には30は各ルーバー羽根7
の上端部室内側に形成した上向凸部でルーバー羽
根7を押出中空型材とする場合にはその室内側の
部分のみを軸支承溝11の外径より稍々厚目の厚
さとしてルーバー羽根7の室外側の部分は上端縁
から下方へ少しく切欠いた状態に成形する。但
し、その場合にもルーバー羽根7の室内側の面は
面一の平坦状態を保持させる必要がある。尚、ル
ーバー羽根7を金属材料の板状体で造る、第2図
に示す様にその最上端部へ別途用意した軸支承溝
11を設けた金属製等の軸支承体をルーバー羽根
7の両側端部に板金加工又は溶接等の手段に依り
固着させて室外側へ隆設して室内側の平坦面を面
一に保持する。亦、ルーバー羽根7を合成樹脂材
料の板状体で造る場合には同じく上記軸支承溝1
1を室内側の平坦面を損はない様室外側へ沿い埋
込み、融着等の手段に依り強固に接合する。次に
31はルーバー羽根7の下端部室外側に形成した
下向凸部で、押出中空型材の場合には成形の際室
内側へ下縁から少しく上方へ切欠部32を設け、
板状体の場合は下縁を折曲し室外寄りに下向凸部
31を形成する。
以上、第1図乃至第4図C迄に示した実施例
は、本考案を片開き窓の窓の戸へ実施したもので
あるが、本考案の実施対象とする建築物の窓はそ
れに限らず、第6図及び第7図に示す外倒し窓
や、内倒し窓、嵌殺し窓、回転窓或は引違い窓に
も実施する事が出来、更に既設サツシを利用した
ものでも可能であり、例えば既設サツシ枠の網戸
レールを利用し普通の一重戸の小窓、高窓、肘掛
窓の他、断熱防音二重窓、浴室二重窓等にも簡単
なルーバー取付枠を介して設定出来る。尚、上記
実施に際し、嵌殺し窓の様に窓を開く必要が無い
個処へ実施する場合には、窓の外枠へ直接ルーバ
ー羽根7及び其の附属装置を取付けて良い事は勿
論である。亦、ルーバー羽根を一斉操作に依らず
各ルーバー羽根7を個々別々に手仇で操作する物
へも実施出来る。尚、遮光性に限らず意匠的見解
は別として半透光性又は透光性のルーバー羽根に
対しても保密材の色彩を選択し、亦、設置個処に
依つては実施上特に差支は無く、其の場合ルーバ
ー羽根の材質は金属製支持枠を附設した厚板ガラ
ス、仝曇りガラス、透明プラスチツク板、乳色プ
ラスチツクス板或はガラス繊維強化半透明板等の
使用も考えられる。尚、ルーバー羽根は縦位置で
並列しても好い。
は、本考案を片開き窓の窓の戸へ実施したもので
あるが、本考案の実施対象とする建築物の窓はそ
れに限らず、第6図及び第7図に示す外倒し窓
や、内倒し窓、嵌殺し窓、回転窓或は引違い窓に
も実施する事が出来、更に既設サツシを利用した
ものでも可能であり、例えば既設サツシ枠の網戸
レールを利用し普通の一重戸の小窓、高窓、肘掛
窓の他、断熱防音二重窓、浴室二重窓等にも簡単
なルーバー取付枠を介して設定出来る。尚、上記
実施に際し、嵌殺し窓の様に窓を開く必要が無い
個処へ実施する場合には、窓の外枠へ直接ルーバ
ー羽根7及び其の附属装置を取付けて良い事は勿
論である。亦、ルーバー羽根を一斉操作に依らず
各ルーバー羽根7を個々別々に手仇で操作する物
へも実施出来る。尚、遮光性に限らず意匠的見解
は別として半透光性又は透光性のルーバー羽根に
対しても保密材の色彩を選択し、亦、設置個処に
依つては実施上特に差支は無く、其の場合ルーバ
ー羽根の材質は金属製支持枠を附設した厚板ガラ
ス、仝曇りガラス、透明プラスチツク板、乳色プ
ラスチツクス板或はガラス繊維強化半透明板等の
使用も考えられる。尚、ルーバー羽根は縦位置で
並列しても好い。
(作用)
以下、先づ上記の部分構造から成る本考案実施
例の片開き窓の、窓の戸の操作を簡単に説明し、
次いで窓用可動ルーバーCの作用を重点的に説明
する事にする。建物の開口部Hへ設置した窓の外
枠Aへ上下2個の蝶番19に依り支持し室外側へ
向けて開出し可能に嵌装した窓の戸Bは、蝶番1
9の取付側と反対側の窓の外枠Aの縦枠3と、窓
の戸Bの框Dの竪框6との間へ配設した公知の施
錠装置Lを竪框6に設置した公知の施錠ハンドル
Kに依り必要に応じ施錠する。亦、窓の外枠Aの
下枠2と窓の戸Bの框Dの下框5の吊元下部との
間には公知の窓開出し用のストツパー付アームM
等を配備してあるので、窓の戸Bを室外側へ開出
した場合開き角度180度位の間の自由な角度位置
に於て無段階調整機構に依り停止出来る。次に窓
用可動ルーバーCの作用を説明すると、操作ハン
ドルFを操作する事に依り、其の背面の戸Bの竪
框6内へ延びた操作機構Gが動作し、例えばピニ
オン・ラツク機構に依り連結杆13の回動運動が
リツプ大溝18に装着した連結杆14に固着した
ラツクを上方又は下方へ移動させ、この移動に伴
つて連結杆14が上下移動すると連結杆14の各
所に直接又は間接的に順次枢着した各ルーバー羽
根7の各アングルアーム12が一斉に回動し、こ
の回動につれてルーバー羽根7の支軸10を回動
させ、可動ルーバーCの各ルーバー羽根7を一斉
に第5図に示す様に室外側へ傾動させる。従つ
て、斯様な可動ルーバーCが開状態の下ではルー
バー羽根7の傾斜角度に応じ、随時所望の通風、
換気、採光、遮光等が行え、可動ルーバー閉状態
では通常本考案の対象のルーバー羽根7自体は、
アルミニウム合金等の金属材料又は耐候性の高い
合成樹脂材料を成形して造つた押出中空型材若し
くは同材料の板状体から成る遮光性の材料で形成
するので、外部からの採光、室内からの漏光及び
通風を止め目隠及び防犯機能を発揮するが、同時
に以下に説明する本考案の最も重要とする高度の
完全な水密、気密作用を保持する事が可能と成
る。即ち、可動ルーバーCを密開状態にしてあれ
ば、例え激しい風雨が襲つた場合に於て仮に戸B
の框Cの上框4の中空水平部4aの下面と最上部
のルーバー羽根7の上端縁との間へ吹付ける雨水
は、先づ上框4の下面に垂下した水切り材23と
ルーバー7の上向凸部30の室外側の支片24と
の当接部に於て室内側への侵入を阻止され、更に
ルーバー羽根7の上端縁室内側部分に密接した窓
の戸Bの上框4の保密材17の内の上部横部分1
7bに依り完全に阻止される。亦、上方及び下方
のルーバー羽根7の重合せ部分Pから這入つて来
る雨水は、先づ支片24に依り撥返され、次いで
中桟25の保密材17の下部横部分17C及び上
部横部分17bに依り完全に其の侵入が阻止され
る。而して、窓の戸Bの下框5と最下部のルーバ
ー羽根7の下端縁との間をルーバー羽根7の下向
凸部31の下縁を回つて這入つた雨水は、ルーバ
ー羽根7の室内側部分の下端後面と圧接した保密
材17の横部分17bに依り其の侵入が阻止さ
れ、更に窓の戸Bの竪框6と各ルーバー羽根7の
両側縁から侵入しようとする雨水も左右の上記竪
框6へ嵌着した保密材7の縦部分17aに依り其
の侵入が全て阻止される。上記の其々の場合に際
し雨水の侵入を阻止出来る最大の要因には本考案
に於ける保密材17の配置及び配置の際の保密材
17と当接相手のルーバー羽根7との当接条件が
在るが、本考案では其の配置に当り窓の戸Bの開
口部Hを複数の中桟3を横架して数個の長方形の
小区劃の開口a乃至fとし、その周囲に長方形環
状の継目の無い弾性発泡合成樹脂材で造つた保密
材17を配設し、亦、ルーバー羽根7を閉位置に
した際上下のルーバー羽根の重合せた部分の平坦
性を損はない様ルーバー羽根7の上向凸部30が
その上方にあるルーバー羽根7の下端の室外寄り
の下向凸部31を室内側に形成した切欠部32の
空間へ這入込み下方のルーバー羽根7の上向凸部
30の室外側の支片24の端縁部を、上方のルー
バー羽根7の下向凸部31の室内側面に当接させ
各ルーバー羽根7の室内側面の平坦性及び可動ル
ーバーC全体の室内側面の平坦性を巖密に維持し
て保密材17の当接を完全推進している結果、両
者の圧接状態の下では長方形環状の気密材17で
囲んだ区劃は完全な水密、気密区画を形成し、風
雨が例へ激しい場合に於て雨水が色々の方向から
回込んで侵入しようとしても、保密材と各ルーバ
ー羽根室内側面との圧接を主とし、水切材23、
支片24及び突条28の補助的作用に依り、室内
への雨水の侵入を完全に阻止している。
例の片開き窓の、窓の戸の操作を簡単に説明し、
次いで窓用可動ルーバーCの作用を重点的に説明
する事にする。建物の開口部Hへ設置した窓の外
枠Aへ上下2個の蝶番19に依り支持し室外側へ
向けて開出し可能に嵌装した窓の戸Bは、蝶番1
9の取付側と反対側の窓の外枠Aの縦枠3と、窓
の戸Bの框Dの竪框6との間へ配設した公知の施
錠装置Lを竪框6に設置した公知の施錠ハンドル
Kに依り必要に応じ施錠する。亦、窓の外枠Aの
下枠2と窓の戸Bの框Dの下框5の吊元下部との
間には公知の窓開出し用のストツパー付アームM
等を配備してあるので、窓の戸Bを室外側へ開出
した場合開き角度180度位の間の自由な角度位置
に於て無段階調整機構に依り停止出来る。次に窓
用可動ルーバーCの作用を説明すると、操作ハン
ドルFを操作する事に依り、其の背面の戸Bの竪
框6内へ延びた操作機構Gが動作し、例えばピニ
オン・ラツク機構に依り連結杆13の回動運動が
リツプ大溝18に装着した連結杆14に固着した
ラツクを上方又は下方へ移動させ、この移動に伴
つて連結杆14が上下移動すると連結杆14の各
所に直接又は間接的に順次枢着した各ルーバー羽
根7の各アングルアーム12が一斉に回動し、こ
の回動につれてルーバー羽根7の支軸10を回動
させ、可動ルーバーCの各ルーバー羽根7を一斉
に第5図に示す様に室外側へ傾動させる。従つ
て、斯様な可動ルーバーCが開状態の下ではルー
バー羽根7の傾斜角度に応じ、随時所望の通風、
換気、採光、遮光等が行え、可動ルーバー閉状態
では通常本考案の対象のルーバー羽根7自体は、
アルミニウム合金等の金属材料又は耐候性の高い
合成樹脂材料を成形して造つた押出中空型材若し
くは同材料の板状体から成る遮光性の材料で形成
するので、外部からの採光、室内からの漏光及び
通風を止め目隠及び防犯機能を発揮するが、同時
に以下に説明する本考案の最も重要とする高度の
完全な水密、気密作用を保持する事が可能と成
る。即ち、可動ルーバーCを密開状態にしてあれ
ば、例え激しい風雨が襲つた場合に於て仮に戸B
の框Cの上框4の中空水平部4aの下面と最上部
のルーバー羽根7の上端縁との間へ吹付ける雨水
は、先づ上框4の下面に垂下した水切り材23と
ルーバー7の上向凸部30の室外側の支片24と
の当接部に於て室内側への侵入を阻止され、更に
ルーバー羽根7の上端縁室内側部分に密接した窓
の戸Bの上框4の保密材17の内の上部横部分1
7bに依り完全に阻止される。亦、上方及び下方
のルーバー羽根7の重合せ部分Pから這入つて来
る雨水は、先づ支片24に依り撥返され、次いで
中桟25の保密材17の下部横部分17C及び上
部横部分17bに依り完全に其の侵入が阻止され
る。而して、窓の戸Bの下框5と最下部のルーバ
ー羽根7の下端縁との間をルーバー羽根7の下向
凸部31の下縁を回つて這入つた雨水は、ルーバ
ー羽根7の室内側部分の下端後面と圧接した保密
材17の横部分17bに依り其の侵入が阻止さ
れ、更に窓の戸Bの竪框6と各ルーバー羽根7の
両側縁から侵入しようとする雨水も左右の上記竪
框6へ嵌着した保密材7の縦部分17aに依り其
の侵入が全て阻止される。上記の其々の場合に際
し雨水の侵入を阻止出来る最大の要因には本考案
に於ける保密材17の配置及び配置の際の保密材
17と当接相手のルーバー羽根7との当接条件が
在るが、本考案では其の配置に当り窓の戸Bの開
口部Hを複数の中桟3を横架して数個の長方形の
小区劃の開口a乃至fとし、その周囲に長方形環
状の継目の無い弾性発泡合成樹脂材で造つた保密
材17を配設し、亦、ルーバー羽根7を閉位置に
した際上下のルーバー羽根の重合せた部分の平坦
性を損はない様ルーバー羽根7の上向凸部30が
その上方にあるルーバー羽根7の下端の室外寄り
の下向凸部31を室内側に形成した切欠部32の
空間へ這入込み下方のルーバー羽根7の上向凸部
30の室外側の支片24の端縁部を、上方のルー
バー羽根7の下向凸部31の室内側面に当接させ
各ルーバー羽根7の室内側面の平坦性及び可動ル
ーバーC全体の室内側面の平坦性を巖密に維持し
て保密材17の当接を完全推進している結果、両
者の圧接状態の下では長方形環状の気密材17で
囲んだ区劃は完全な水密、気密区画を形成し、風
雨が例へ激しい場合に於て雨水が色々の方向から
回込んで侵入しようとしても、保密材と各ルーバ
ー羽根室内側面との圧接を主とし、水切材23、
支片24及び突条28の補助的作用に依り、室内
への雨水の侵入を完全に阻止している。
(効果)
本考案は、上記の構成及び作用を具備している
ので下記の優れた諸効果をもたらす。即ち、保密
材が中桟に依り仕切つた窓の戸の複数の小区劃の
長方形の開口を囲んだ框と中桟へ環状に継目無し
に配設し其のルーバー羽根の室内側面との当接面
を平坦面として保持してあるので激しい風雨の場
合でも保密材で囲んだ区劃内への雨水の侵入を阻
止出来、高い水密、気密性を確保する事が可能で
ある。亦、閉鎖状態下に於けるルーバー羽根の重
合せ部分を上方に位置するルーバー羽根の下端縁
の下向凸部の室内側に設けた切欠縁へ、下方に位
置するルーバー羽根の上端縁を含む上向凸部を重
合せた重合せ部分Pには羽根同志の隙間Sの寸法
に等しい上方のルーバー羽根7から、上記室外側
へ低い丈で突設するか、又はその基部をルーバー
羽根7の外殻7aに接合して配設した低い丈の、
半硬質発泡ウレタン材等の支片24がルーバー羽
根7の長手方向の寸法に見合つて配備してあるの
で、羽根同志の重合せ部分は常に所定の間隔を維
持出来、従つて環状保密材とルーバー羽根の室内
側面との圧接状態を本回動ルーバーCの閉鎖中長
く良好に保持し、水密、気密性、遮光性、防音性
等の機能を果す事を可能にする。
ので下記の優れた諸効果をもたらす。即ち、保密
材が中桟に依り仕切つた窓の戸の複数の小区劃の
長方形の開口を囲んだ框と中桟へ環状に継目無し
に配設し其のルーバー羽根の室内側面との当接面
を平坦面として保持してあるので激しい風雨の場
合でも保密材で囲んだ区劃内への雨水の侵入を阻
止出来、高い水密、気密性を確保する事が可能で
ある。亦、閉鎖状態下に於けるルーバー羽根の重
合せ部分を上方に位置するルーバー羽根の下端縁
の下向凸部の室内側に設けた切欠縁へ、下方に位
置するルーバー羽根の上端縁を含む上向凸部を重
合せた重合せ部分Pには羽根同志の隙間Sの寸法
に等しい上方のルーバー羽根7から、上記室外側
へ低い丈で突設するか、又はその基部をルーバー
羽根7の外殻7aに接合して配設した低い丈の、
半硬質発泡ウレタン材等の支片24がルーバー羽
根7の長手方向の寸法に見合つて配備してあるの
で、羽根同志の重合せ部分は常に所定の間隔を維
持出来、従つて環状保密材とルーバー羽根の室内
側面との圧接状態を本回動ルーバーCの閉鎖中長
く良好に保持し、水密、気密性、遮光性、防音性
等の機能を果す事を可能にする。
第1図は本考案を片開き窓に実施した第4図a
のI−I線に於ける縦断面図、第2図は仝じく
−線に於ける横断面図、第3図は可動ルーバー
を取外した状態の室外側から見た正面図、第4図
aは本考案の取付状態を示す室外から見た外観正
面図、第4図bは窓の外枠の正面図、第4図Cは
本考案の窓の戸の室外側から見た正面図、第5図
は第1図のルーバー羽根を開いた状態の縦断面
図、第6図は本考案を外倒し窓に実施した縦断面
図、第7図は第6図と仝じく外倒し窓の場合の横
断面図である。 図の主要な部分を表す符号の説明、A……外
枠、B……戸、C……回動ルーバー、D……框、
7……ルーバー羽根、8……吸音材、10……支
軸、17……保密材、24……支片、25……中
桟、H……開口部、P……重合せ部分、S……隙
間、30……上向凸部、31……下向凸部、32
……切欠部。
のI−I線に於ける縦断面図、第2図は仝じく
−線に於ける横断面図、第3図は可動ルーバー
を取外した状態の室外側から見た正面図、第4図
aは本考案の取付状態を示す室外から見た外観正
面図、第4図bは窓の外枠の正面図、第4図Cは
本考案の窓の戸の室外側から見た正面図、第5図
は第1図のルーバー羽根を開いた状態の縦断面
図、第6図は本考案を外倒し窓に実施した縦断面
図、第7図は第6図と仝じく外倒し窓の場合の横
断面図である。 図の主要な部分を表す符号の説明、A……外
枠、B……戸、C……回動ルーバー、D……框、
7……ルーバー羽根、8……吸音材、10……支
軸、17……保密材、24……支片、25……中
桟、H……開口部、P……重合せ部分、S……隙
間、30……上向凸部、31……下向凸部、32
……切欠部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 押出型材を組合せ、方形又は長方形に枠組し
た、窓の戸Bと框Dと、この框Dの左右の竪框
6間、又は上框4及び下框5間に、上記各框と
平行に配置して、その両端を左右の竪框6、又
は上框4及び下框5に接合して架設した、単数
又は複数の中桟25と、上記框Dの一部及び中
桟25により形成した、単数又は複数の開口a
乃至f等と、上記開口a乃至f等に、傾動可能
に其々装着した、ルーバー羽根7とから成る、
窓用可動ルーバーに於て、 上記各開口a乃至fの室外側の周縁に、環状
で継目が無く、ルーバー羽根7への当接面が同
一平坦面を形成する保密材17を装着し、ルー
バー羽根7は、上端部室外側を上端縁から下方
に切欠き、その室内側をルーバー羽根7の室内
側の平坦面と面一にした上向凸部30と、下端
部室内側に下端縁から上方に切欠いた切欠部3
2を形成し、その室外側をルーバー羽根7の室
外側の平坦面と面一にした下向凸部31を具備
し、且、上記上向凸部30の室外側上縁に、ル
ーバー羽根7の閉鎖時の重合せた羽根同志の隙
間Sの寸法に等しく丈が低く、ルーバー羽根7
の幅と同幅の支片24を配設して成る窓用可動
ルーバー。 (2) ルーバー羽根7の室外側上縁に配設した支片
24が、外殻7aから成形の際、外殻7aと一
体に突設するか、又はその基部を外殻7aに接
合した低い丈の支片24で形成した実用新案登
録請求の範囲の第1番目に記載した窓用可動ル
ーバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986073246U JPH0428393Y2 (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986073246U JPH0428393Y2 (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6362590U JPS6362590U (ja) | 1988-04-25 |
| JPH0428393Y2 true JPH0428393Y2 (ja) | 1992-07-09 |
Family
ID=30917412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986073246U Expired JPH0428393Y2 (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0428393Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5740765B2 (ja) * | 2010-03-04 | 2015-07-01 | 株式会社新洋 | ガラリ |
| JP6146847B2 (ja) * | 2011-07-14 | 2017-06-14 | フルタ電機株式会社 | シャツタ |
| JP6513970B2 (ja) * | 2014-02-28 | 2019-05-15 | 三協立山株式会社 | 建具 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5533031U (ja) * | 1978-08-24 | 1980-03-03 | ||
| JPS6123185Y2 (ja) * | 1980-10-25 | 1986-07-11 |
-
1986
- 1986-05-15 JP JP1986073246U patent/JPH0428393Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6362590U (ja) | 1988-04-25 |
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