JP7369016B2 - 換気装置、内窓、二重窓 - Google Patents
換気装置、内窓、二重窓 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7369016B2 JP7369016B2 JP2019212903A JP2019212903A JP7369016B2 JP 7369016 B2 JP7369016 B2 JP 7369016B2 JP 2019212903 A JP2019212903 A JP 2019212903A JP 2019212903 A JP2019212903 A JP 2019212903A JP 7369016 B2 JP7369016 B2 JP 7369016B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- ventilation
- window
- outdoor
- indoor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
通気枠本体19の下面の室内側寄りには、中空の突部53が形成してあり、突部53の下面側に上枠12のアンカー係合部54に係合する係合片55と、上枠12をねじ止めするためのねじ止め片56を有している。通気枠本体19は、係合片55を上枠12のアンカー係合部54に係合し、上枠12の突出片57を突部53の室外側壁に室外側からのねじ58aでねじ止めし、ねじ止め片56を上枠12に室内側からのねじ58bでねじ止めして、上枠12と連結してある。上枠12と通気枠本体19との隙間は、室外側からシール材59を充填してシールしてあり、シール材59は室外側通気口32よりも室内側に位置している。
通気枠17は、内部に雨水の浸入を防ぐ迷路構造40を有しているので、室外側通気口32から雨水が浸入したとしても、雨水が室内に達するのを防ぐことができる。通気枠17とは別体の部品で形成した垂下壁38と立ち上がり壁39とで迷路構造40を形成したので、中間の壁に通気口を形成する必要がないので加工が容易になる上、雨水の浸入を防ぐ効果も向上する。
また通気枠17は、室外側に位置する室外側空間22と、室内外方向の中間部に位置する中間空間23と、室内側に位置する室内側空間24とを有し、中間空間23は、室外寄り中間空間23aと中央空間23bと室内寄り中間空間23cとからなり、室外側空間22と室外寄り中間空間23aが外気と等圧であるため、通気経路18に雨水が吸い込まれないので、水密性が一層高められる。
通気枠17は、内周側に上枠12のアンカー係合部54に係合する部分(係合片55)と上枠12のねじ止め部(突部53の室外側壁及びねじ止め片56)を有し、ねじ止め部よりも室外側で通気枠17と上枠12間の隙間をシール材59でシールしてあるので、通気枠17と上枠12とを容易に連結できると共に、通気枠17と上枠12との間から雨水が浸入するのを防止できる。
さらに、通気枠17は、室外側通気口32の上方位置に室外側に向けて突出する水返し片42を有するので、室外側通気口32から雨水が浸入したとしても、水返し片42に当たって下に落ちるので、通気経路18への雨水の浸入を防止できる。
外周側フレーム4は、アルミ形材で形成したものであり、室外側端部に下向きに突出する室外側折り返し部7aを有し、室内側端部に室外側の下方に湾曲しながら下向きに突出する1/4円弧状の室内側折り返し部8aを有している。室外側折り返し部7aから室内側に離間した位置には下向きの突条69が形成してあり、突条69と室内側折り返し部8aの先端部とで連結材6を見込方向に位置決めしている。外周側フレーム4は、下方からのねじ70で躯体(額縁)63に取付けられている。
内周側フレーム5も、アルミ形材で形成したものであり、室外側端部に上向きに突出する室外側折り返し部7bを有し、室内側端部に上向きに突出する室内側折り返し部8bを有している。さらに、室内外方向の中央部に上向きに突出する中空台形断面の突部71が形成してある。内周側フレーム5には、内窓2の上枠64が下方からのねじ72で取付けてあり、当該ねじ72の先端部は突部71の中空部内に収まっている。内周側フレーム5には、外周側フレーム4を躯体63に固定しているねじ70の頭が挿通できる孔73が形成してある。
外周側フレーム4の室内側折り返し部8aと内周側フレーム5の室内側折り返し部8bとは、見込方向にずれた位置にあり、先端部同士がほぼ重合している。これにより本換気装置3は、光や視線が通過しないようにしている。
また本換気装置3は、外周側フレーム4の室内側折り返し部8aと内周側フレーム5の室内側折り返し部8bは、室内外方向にずれた位置にあり、先端部同士がほぼ重合していることで、光が通過するのを防止できる。
また本換気装置3は、連結材6がスチール製であること、折り返し部7a,7b,8a,8bにより室外側と室内側の間で視線が抜けないようにしてあることで、後述するように防火仕様の内窓2に対応できる。
本換気装置3は、内周側フレーム5に中空の突部71を設け、上枠64を内周側フレーム5に固定するねじ72を突部71の中空部内に収めたので、掃除の際にねじ72に引っ掛かることがなく、掃除がしやすい。
さらに本換気装置3は、外周側フレーム4又は内周側フレーム5に連結材6の位置決め部(突条69,室内側折り返し部8a)を設けてあるため、組立がしやすい。
連結材6は、図9に示すように、上壁74と右側壁84と左側壁85と下壁77とを有する室内外方向から見て略C字形断面に形成され、前後両側に壁を有しないものとなっている。すなわち連結材6は、室内外方向に沿う壁74,84,85,77のみで形成され、室内外方向を遮る壁が無く、室内外方向に抜けた形状となっている。連結材6は、右側壁84及び左側壁85と下壁77とに、内周側フレーム5の突部71を逃がすために切欠き86が設けてある。それ以外の点は、第1実施形態と同様である。
このように、中間層10内を外窓1と内窓2に沿うように迂回して空気が流れることで、室内から室外に伝わる熱を空気の流れによって回収し、室内に戻すことで、室内から室外への熱の損失がほとんどなくなるので、非常に高い断熱性が得られる。また、外気を暖めて室内に採り込めるので、室内に居る人が冷たい風を感じることがなく、暖房効率も良い。
2 内窓
3 換気装置
4 外周側フレーム
5 内周側フレーム
6 連結材
7a,7b 室外側折り返し部
8a,8b 室内側折り返し部
9 通気経路
Claims (4)
- 外周側フレームと内周側フレームと連結材とを備え、外周側フレームは、躯体に取付けられるものであり、室外側折り返し部と室内側折り返し部を有し、内周側フレームは、内窓の外周側に取付けられるものであり、室外側折り返し部と室内側折り返し部を有し、連結材は、左右両側に壁を有しないものであって、外周側フレーム及び内周側フレームの長手方向に間隔をおいて複数設けてあり、外周側フレームと内周側フレームを連結しており、連結材の内部とともに連結材同士の間も空気が通るようにしてあり、外周側フレームと内周側フレームとの間に通気経路を形成してあることを特徴とする換気装置。
- 外周側フレームと内周側フレームと連結材とを備え、外周側フレームは、躯体に取付けられるものであり、室外側折り返し部と室内側折り返し部を有し、内周側フレームは、内窓の外周側に取付けられるものであり、室外側折り返し部と室内側折り返し部を有し、連結材は、前後両側に壁を有しないものであって、外周側フレーム及び内周側フレームの長手方向に間隔をおいて複数設けてあり、外周側フレームと内周側フレームを連結しており、連結材の内部とともに連結材同士の間も空気が通るようにしてあり、外周側フレームと内周側フレームとの間に通気経路を形成してあることを特徴とする換気装置。
- 窓の外周側に請求項1又は2記載の換気装置を備えることを特徴とする内窓。
- 外窓と内窓とを備え、内窓の外周側に請求項1又は2記載の換気装置を備えることを特徴とする二重窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019212903A JP7369016B2 (ja) | 2019-11-26 | 2019-11-26 | 換気装置、内窓、二重窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019212903A JP7369016B2 (ja) | 2019-11-26 | 2019-11-26 | 換気装置、内窓、二重窓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021085169A JP2021085169A (ja) | 2021-06-03 |
JP7369016B2 true JP7369016B2 (ja) | 2023-10-25 |
Family
ID=76087038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019212903A Active JP7369016B2 (ja) | 2019-11-26 | 2019-11-26 | 換気装置、内窓、二重窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7369016B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000328848A (ja) | 1999-05-19 | 2000-11-28 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 通気用ドア枠 |
JP2019116770A (ja) | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 株式会社Lixil | 二重サッシ |
JP2019120022A (ja) | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 株式会社Lixil | 二重サッシ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58161085U (ja) * | 1982-04-22 | 1983-10-26 | 立山アルミニウム工業株式会社 | 改装用アルミサツシ |
JPS58179391U (ja) * | 1982-05-26 | 1983-11-30 | 日本建鐵株式会社 | はめころしサツシ |
JP5551000B2 (ja) * | 2010-06-22 | 2014-07-16 | 株式会社佐原 | 換気装置 |
JP6916090B2 (ja) * | 2017-11-08 | 2021-08-11 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
-
2019
- 2019-11-26 JP JP2019212903A patent/JP7369016B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000328848A (ja) | 1999-05-19 | 2000-11-28 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 通気用ドア枠 |
JP2019116770A (ja) | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 株式会社Lixil | 二重サッシ |
JP2019120022A (ja) | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 株式会社Lixil | 二重サッシ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021085169A (ja) | 2021-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6175246B2 (ja) | 二重窓 | |
JP2011508124A (ja) | 通気構造を適用した二重窓 | |
JP7337000B2 (ja) | 窓 | |
JP7369016B2 (ja) | 換気装置、内窓、二重窓 | |
JP2006152561A (ja) | カーテンウォール | |
JP2019120022A (ja) | 二重サッシ | |
JP7477961B2 (ja) | 建具 | |
JP6656618B2 (ja) | 換気システム | |
JP7242468B2 (ja) | 建具 | |
JP7377121B2 (ja) | 換気システム | |
JP2021173038A (ja) | 内窓 | |
JP4325806B2 (ja) | カーテンウォール | |
JP2022067048A (ja) | 建具 | |
JP2022066620A (ja) | 建具 | |
JP2022066621A (ja) | 建具 | |
JP2022074200A (ja) | 換気装置、内窓、二重窓 | |
JP7301728B2 (ja) | 建具 | |
JP7453089B2 (ja) | 建具 | |
KR101811984B1 (ko) | 방충 및 단열을 위한 루버셔터 | |
JP7451353B2 (ja) | 建具 | |
JP7296223B2 (ja) | 窓 | |
KR200417841Y1 (ko) | 창문용 빗물 차단장치 | |
JP2012193602A (ja) | サッシ | |
KR101829053B1 (ko) | 창문 구조물 | |
JP2022032573A (ja) | 建具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220525 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230307 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20230420 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230822 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230913 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231003 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231013 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7369016 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |