JP4325806B2 - カーテンウォール - Google Patents

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本発明は、カーテンウォールに関する。
特許文献1に、ダブルスキンカーテンウォールと呼ばれるカーテンウォールが開示されている。
前述のカーテンウォールは、建物躯体に室外側のパネルを取付けてアウタースキンとし、前記建物躯体に室内側のパネルを取付けてインナースキンとし、このアウタースキンとインナースキンとの間に空間を形成し、その空間内におけるインナースキン寄りにブラインドを設け、このブラインドとアウタースキンとの間の中間空気層に外気が流通するようにしてある。
一方、夏季においては、ブラインドで日射(太陽光)を遮断して室内に照射しないようにすると共に、中間空気層に外気が流通することで室内温度の上昇を防止できる。
特開2001−253734号公報
前述した従来のカーテンウォールは、ブラインドがインナースキン寄りに設けられ、このブラインドとアウタースキンとの間に外気が流通する中間空気層を形成しているので、その中間空気層の空気に日射が照射されることを防止できない。
このために、中間空気層の温度が日射によって高く、その中間空気層に外気が流通することによる室内温度の上昇防止効果が十分でなく、夏季等の室外温度が高く、日射がある時に室内温度をあまり低くすることができない。
本発明の目的は、夏季等の室外温度が高く、日射のある時に室内温度を十分に低くできるようにしたカーテンウォールを提供することである。
本発明は、枠体に取付けた室内側のパネルと室外側のパネルとの間に空間を有し、その空間における室外側のパネル寄りにブラインドを設け、そのブラインドと室内側のパネルとの間に中間空気層を形成し、この中間空気層の下部が、前記枠体を形成する下の横枠材に形成した下部換気口で室外に連通し、かつその中間空気層の上部が、前記枠体を形成する上の横枠材に形成した上部換気口で室外に連通して中間空気層に外気が連通するカーテンウォールユニットとし、
このカーテンウォールユニットの枠体を、建物躯体の上下に隣接する床スラブ間に亘って取付け、
前記下部換気口は、上部開口と下部開口を有し、その上部開口は、前記下の横枠材におけるブラインドよりも室内寄り部分に形成されて中間空気層の下部に開口し、前記下部開口は前記下の横枠材におけるブラインドよりも室内寄りで、かつ下方部分に形成されて室外に開口し、
上部換気口は、下部開口と上部開口を有し、その下部開口は、前記上の横枠材におけるブラインドよりも室内寄り部分に形成されて中間空気層の上部に開口し、前記上部開口は、前記上の横枠材におけるブラインドよりも室内寄りで、かつ上方部分に形成されて室外に開口し、
前記下部換気口の上部開口と上部換気口の下部開口とは上下方向に相対向して中間空気層内に外気が直線状に流通してブラインドと干渉しないようにしたことを特徴とするカーテンウォールである。
本発明においては、その下部換気口、上部換気口の幅は、カーテンウォールユニットの幅と略等しく、
前記上部換気口は、中間空気層の空気を斜め下向きに排出する構造とすることができる。
このようにすれば、上部換気口、下部換気口の幅がカーテンウォールユニットの幅と略等しいので、中間空気層の見込み寸法が小さくとも、その中間空気層に多量の空気が流通するので、ダブルスキンカーテンウォールとしての機能を満足できる。したがって、カーテンウォールユニットの枠体の見込み幅を小さくできるから、その枠体の各枠材を一体のアルミ押出形材とすることが可能である。
また、上部換気口から中間空気層の空気が斜め下向きに排出されるので、その上部換気口から排出された空気が、上のカーテンウォールの下部換気口から中間空気層に流入し難い。
したがって、夏季において中間空気層内で加熱された高温の空気が、上のカーテンウォールユニットの中間空気層内に導入され難く、室内温度の上昇を防止できる。
本発明においては、下部換気口の室外側部分と上部換気口の室外側部分に、複数のルーバー羽根を備えたルーバーをそれぞれ取付け、
この各ルーバーのルーバー羽根の上下寸法とブラインドのスラットの上下寸法を同じとし、その上下のルーバー羽根間の間隔と上下のスラット間の間隔を同じとすると共に、各ルーバー羽根と各スラットの室外側端部を室内外側方向に同一位置とすることができる。
このようにすれば、ルーバーによって外気の流れをスムーズにできる。
また、ブラインドの各スラット、各ルーバーのルーバー羽根が上下方向に連続した外観とすることができる。
本発明によれば、ブラインドで日射を遮断して中間空気層の温度が日射によって高くならないようにできるから、夏季等の室外温度が高く、日射のある時に室内温度を十分に低くできる。
また、工場等で枠体に室外側のパネルと室内側のパネルとブラインドを取付けて中間空気層を有するカーテンウォールユニットを組み立て、その枠体を建物躯体の床スラブ間に亘って取付けることで取付けできる。
したがって、建物躯体に室内側のパネルと室外側のパネルを簡単に取付けできる。
また、中間空気層に外気がスムーズに流通するので、室外温度が高く、日射がある時に室内温度をより十分に低くすることができる。
図1と図2と図3に示すように、建物躯体1に複数のカーテンウォールユニット10を上下、左右方向に順次隣接して取付けてカーテンウォールを構成している。
前記カーテンウォールユニット10は、枠体11に室外側のパネル12(アウタースキン)と室内側のパネル13(インナースキン)を取付け、この室外側のパネル12と室内側のパネル13との間に空間を有する。
前記空間における室外側のパネル12寄りにブラインド14を設け、このブラインド14と室内側のパネル13との間に中間空気層15を形成している。
前記カーテンウォールユニット10の下部に下部換気口16を有し、上部に上部換気口17を有する。
前記下部換気口16は中間空気層15の下部を室外に連通し、前記上部換気口17は中間空気層15の上部を室外に連通しており、中間空気層15に外気が流通する。
前記室外側のパネル12は遮音、防風の性能を保持する壁で、室内側のパネル13は断熱、水密、気密、耐火などの性能を保持する壁で、中間空気層15には前述のように外気が流通する。これによって、ダブルスキンタイプのカーテンウォールを構成している。
これにより、中間空気層15が断熱層としての役割を有し、冬季においては外気によって室内温度が低下することを防止できる。
また、夏季等の室外温度が高く、日射がある時に、前記ブラインド14で日射を遮断して中間空気層15の温度が日射によって高くならないので、前記中間空気層15に外気が流通することによる室内温度の上昇防止効果が十分で、室内温度を十分に低くできる。
次に、各部の構成について説明するが、その構成に限ることはない。
図2に示すように、前記下部換気口16は上部開口16aと下部開口16bを有する。その上部開口16aはブラインド14よりも室内寄りに形成されて中間空気層15の下部に開口し、前記下部開口16bはブラインド14よりも下方に形成されて室外に開口している。
前記上部換気口17は下部開口17aと上部開口17bを有する。その下部開口17aはブラインド14よりも室内寄りに形成されて中間空気層15の上部に開口し、前記上部開口17bはブラインド14よりも上方に形成されて室外に開口している。
前記下部換気口16の上部開口16aと上部換気口17の下部開口17aとは上下方向に相対向し、中間空気層15内には外気が直線状に流通してブラインド14と干渉しないようにしてある。
これによって、中間空気層15に外気がスムーズに流通するので、室外温度が高く、日射がある時に室内温度を十分に低くすることができる。
前記カーテンウォールユニット10はビジョン部10aとスパンドレル部10bを備え、建物躯体1の上下の床スラブ2間に亘って取付けられる。
例えば、枠体11の上部を上の階の床スラブ2にファスナー3で連結して取付け、その枠体11の下部を下の階の床スラブ2の室外側部と対向させ、上のカーテンウォールユニット10の枠体11の下部と下のカーテンウォールユニット10の枠体11の上部を室内外側方向に動かないように連結する。
このようであるから、工場などで枠体11に室外側のパネル12と室内側のパネル13を取付けると共に、ブラインド14を取付けて中間空気層15を有するカーテンウォールユニット10を組み立て、そのカーテンウォールユニット10を施工現場まで搬送し、その枠体11を床スラブ2にファスナー3で連結することで取付けできる。
したがって、建物躯体1に室内側のパネル12と室外側のパネル13を簡単に取付けできる。
前記下部換気口16はカーテンウォールユニット10の幅方向(図1における左右方向)ほぼ全長に亘って形成され、この下部換気口16には多量の空気がスムーズに流通する。
前記上部換気口17はカーテンウォールユニット10の幅方向(図1における左右方向)ほぼ全長に亘って形成され、この上部換気口17には多量の空気がスムーズに流通する。
このようであるから、中間空気層15の室内外側方向の寸法(見込み寸法)が小さくとも、その中間空気層15に多量の空気が流通し、前述したダブルスキンカーテンウォールとしての機能を満足することができる。
したがって、カーテンウォールユニット10の枠体11の見込み幅を小さく、例えば400mm以下にでき、その枠体11を構成する各枠材を一体のアルミ押出形材とすることができる。
前述のようにした場合には、上部換気口17は、中間空気層15内の空気を斜め下向きに排出する形状とすることが好ましい。
つまり、前述のように下部換気口16、上部換気口17の幅がカーテンウォールユニット10の幅と略等しいと、上下に隣接したカーテンウォールユニット10における下のカーテンウォールユニット10の上部換気口17の上方に、上のカーテンウォールユニット10の下部換気口16が位置するので、その下のカーテンウォールユニット10の上部換気口17から排出された空気が上のカーテンウォールユニット10の下部換気口16から中間空気層15内に導入され易く、夏季においては下のカーテンウォールユニット10の中間空気層15内で加熱された高温の空気が上のカーテンウォールユニット10の中間空気層15内に導入されるので、室内温度の上昇をあまり防止できないことがある。
このことを防止するために、上部換気口17から中間空気層15内の空気を斜め下向きに排出し、その排出された空気が上のカーテンウォールユニット10の下部換気口16から中間空気層15内に導入され難くした。
次に、各部材の具体形状を説明する。
前記枠体11は図1に示すように、上横枠材11aと下横枠材11bと左右の縦枠材11cで方形状で、図2に示すように、その左右の縦枠材11c間における室外側寄りで上部寄りに室外側中間横枠材11dを連結してあると共に、左右の縦枠材11c間における室内側寄りで上部寄りに室内側中間横枠材11eを連結してある。
前記室外側中間横枠材11dは室内側中間横枠材11eよりも上方に位置している。
前記縦枠材11cは図3に示すように室内側から室外側まで連続した一体形状、例えばアルミ押出形材である。
図4と図5と図6に示すように、前記下横枠材11bの室外側部と前記室外側中間横枠材11dと左右の縦枠材11cの室外側部に亘って前述の室外側のパネル12、例えばガラスが装着されている。
図4と図5と図6に示すように、前記上横枠材11aの室内側部と前記室内側中間横枠材11eとの間に、前記室内側のパネル13である耐火パネル13aが、しっかりと水密、気密して取付けてあり、この耐火パネル13a部分で前述のスパンドレル部10bを構成する。
前記下横枠材11bの室内側部と前記室内側中間横枠材11eとに亘って前記室内側のパネル13である面材13bが、しっかりと水密、気密して取付けてあり、面材13b部分で前述のビジョン部10aを構成している。つまり、この面材13bと耐火パネル13aで室内側のパネル13としてある。
前記面材13bは室内側に開放自在である。
例えば、図4と図6に示すように、下横枠材11bの室内側部と室内側中間横枠材11eとに亘って室内側縦枠材11fを取付け、この室内側縦枠材11fと室内側中間横枠材11eと左右の縦枠材11cの室内側部とで両側枠部11gと中間枠部11hを形成する。
前記両側枠部11gに障子18を室内側に向けて回動可能に取付けて開閉可能な面材13bとし、この障子18を室内側に回動して両側枠部11gを開放することでブラインド14等を保守、点検する。
前記中間枠部11hにガラス19を装着して固定の面材13bとする。
前記下部換気口16は図4に示すように、略L字形状で、中間空気層15に開口した上部開口16aが上向きで、室外に開口した下部開口16bが横向きである。
前記下部換気口16は下横枠材11bに形成してある。例えば下横枠材11bを2つの部材で形成し、その2つの部材の間に下部換気口16を形成する。
具体的には、室外側部材20と室内側部材21で下横枠材11bとし、その室外側部材20を左右の縦枠材11cの室外側寄り間に連結し、かつ室内側部材21を左右の縦枠材11cの室内側寄り間に連結して、その室外側部材20と室内側部材21を室内外側方向に離隔し、その両者の間に下部換気通路22を形成する。
この下部換気通路22は略L字形状で、その上部(前述の上部開口16a)にグリル23を前記室外側部材20と室内側部材21とに亘って取付ける。
前記下部換気通路22の下部(前述の下部開口16b)に下部換気口用のルーバー24を取付ける。
つまり、下部換気口16は上部開口16aにグリル23を有し、下部開口16bに下部換気口用のルーバー24を有する。
前記室内側部材21は縦向部21aと横向部21bで略L字形状で、前記室外側部材20は縦向部21aと対向して取付けられ、その室外側部材20の室内側面と室内側部材21の略L字状の室外側面とで下部換気通路22を形成している。
そして、室外側部材20と室内側部材21の縦向部21aに亘ってグリル23が取付けられる。前記室外側部材20と室内側部材21に亘って下部換気口用のルーバー24が取付けられる。
前記室内側部材21の室外側面25は円弧形状に湾曲して空気の流れをスムーズに略90度に変換できるようにしてある。
前記ルーバー24は複数のルーバー羽根26を備え、このルーバー羽根26の上下寸法は前述のブラインド14のスラット14aと同一で、そのルーバー羽根26とスラット14aを室外側から見た時に同じ外観となる。上下のルーバー羽根26の間隔は上下のスラット14a間隔と同一である。この各ルーバー羽根26の室外側端部26a(ルーバー24の室外側端部)は、前記スラット14aの室外側端部14bと室内外側方向に同一位置である。
具体的には、図4と図7に示すように複数のルーバー羽根26の室内側端部26bにおける長手方向複数位置に縦骨27を固着してルーバー24とする。
この縦骨27の上部と下部を取付金具28で、前記下横枠材11bの室外側部材20の室内側部と室内側部材21の横向部21bの室外側部にそれぞれ固着してルーバー24を取付けてある。
前記左右の縦枠材11cにおける下横枠材11bの室外側部材20よりも下方に突出した下部室外側は切欠きされ、その切欠部29からも空気が流通するようにしてある。
なお、前記下横枠材11bを一体とし、下部換気口16を加工して形成しても良い。
前記上部換気口17は図5に示すように、上横枠材11aと室外側中間横枠材11dとの間に形成されている。
つまり、上横枠材11aは縦枠材11cの室内側寄りに固着され、室外側中間横枠材11dは縦枠材11cの室外側寄りに固着してあり、その室外側中間横枠材11dの室内側面と室内側のパネル13(耐火パネル13a)の間に前述の下部開口17aを形成している。
前記上横枠材11aは室外側中間横枠材11dよりも上方に位置し、その上横枠材11aの下面と室外側中間横枠材11dの上面との間に前述の上部開口17bを形成している。
前記上部開口17bの室外側部分に上部換気口用のルーバー30を取付け、中間空気層15内の空気が斜め下向きに排出されるようにする。
前記ルーバー30は複数のルーバー羽根31を備え、この複数のルーバー羽根31は上下方向に間隔を置いて斜め下向きに配設され、その各ルーバー羽根31の上下寸法はブラインド14のスラット14aの上下寸法と同じで、その室外側端部31a(ルーバー30の室外側端部)は、前記ブラインド14のスラット14aの室外側端部14bと室内外側方向に同一位置で、その上下のルーバー羽根31の間隔は上下のスラット14aの間隔と同一である。つまり、2つのルーバー24,30は同一である。
具体的には複数のルーバー羽根31の室内側端部31bの長手方向に間隔を置いた複数の位置に縦骨32が固着され、その縦骨32の上部、下部が取付金具33で上横枠材11a、室外側中間横枠材11dに固着されていると共に、その縦骨32の下端部が室外側中間横枠材11dの上面に当接している。
前記下部換気口用のルーバー24はカーテンウォールユニット10の下端部まで連続している。
前記上部換気口用のルーバー30はカーテンウォールユニット10の上端部まで連続している。
これによって、上のカーテンウォールユニット10の下部換気口用のルーバー24と下のカーテンウォールユニット10の上部換気口用のルーバー30は上下方向に連続し、その各ルーバー羽根26,31が図5に示すように上下方向に連続して一つのルーバーのように見えるから、外観の見栄えが良い。
また、ルーバー羽根26,31、スラット14aの上下寸法及び上下間隔が同じで、室外側端部の室内外側方向位置が同一であるから、ブラインド14のスラット14aと、下部換気口用ルーバー24のルーバー羽根26と、上部換気口用のルーバー30のルーバー羽根31が上下方向に連続した外観となる。
前記ルーバー30の各縦骨32の上部間に亘って塞ぎ板35が取付けてあり、その隣接した縦骨32の上部間を塞いでいる。
例えば、塞ぎ板35を横片と縦片を有する断面形状の長尺材とし、その縦片における各縦骨と対向した部分をそれぞれ切欠きし、その切欠き部に縦骨32を嵌合すると共に、横片を縦骨32の上端面に接して縦片の室外側面と縦骨32の室外側面を面一として取付け、縦骨32の上端面間と室外側面の上部寄り間を塞いでいる。
なお、塞ぎ板35を隣接する縦板32の側面間にそれぞれ取付けるようにしても良い。
これによって、上部開口17bから流出する空気は縦骨32の上部間を通って上方に流れることがなく、ルーバー羽根31によって確実に斜め下向きに排出されるようにしてある。
前記下部換気口16の下部開口16b、上部換気口17の上部開口17bには防鳥ネット36がそれぞれ取付けてある。
前記ブラインド14は図5に示すように、多数のスラット14aとヘッドボックス14cを備え、そのヘッドボックス14cに設けた駆動機構(図示せず)でスラット14aを紐14dで昇降する。
前記ヘッドボックス14cは室外側中間横枠材11dに取付けてある。
カーテンウォールの一部外観図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 カーテンウォールユニットのビジョン部の拡大詳細縦断面図である。 カーテンウォールユニットのスパンドレル部の拡大詳細縦断面図である。 カーテンウォールユニットのビジョン部の拡大詳細横断面図である。 カーテンウォールユニットのスパンドレル部の拡大詳細外観図である。
符号の説明
1…建物躯体、2…床スラブ、3…ファスナー、10…カーテンウォールユニット、10a…ビジョン部、10b…スパンドレル部、11…枠体、11a…上横枠材、11b…下横枠材、11c…左右の縦枠材、12…室内側のパネル、13…室外側のパネル、14…ブラインド、14a…スラット、15…中間空気層、16…下部換気口、17…上部換気口、24…下部換気口用のルーバー、26…ルーバー羽根、30…上部換気口用のルーバー、31…ルーバー羽根。

Claims (3)

  1. 枠体に取付けた室内側のパネルと室外側のパネルとの間に空間を有し、その空間における室外側のパネル寄りにブラインドを設け、そのブラインドと室内側のパネルとの間に中間空気層を形成し、この中間空気層の下部が、前記枠体を形成する下の横枠材に形成した下部換気口で室外に連通し、かつその中間空気層の上部が、前記枠体を形成する上の横枠材に形成した上部換気口で室外に連通して中間空気層に外気が連通するカーテンウォールユニットとし、
    このカーテンウォールユニットの枠体を、建物躯体の上下に隣接する床スラブ間に亘って取付け、
    前記下部換気口は、上部開口と下部開口を有し、その上部開口は、前記下の横枠材におけるブラインドよりも室内寄り部分に形成されて中間空気層の下部に開口し、前記下部開口は前記下の横枠材におけるブラインドよりも室内寄りで、かつ下方部分に形成されて室外に開口し、
    上部換気口は、下部開口と上部開口を有し、その下部開口は、前記上の横枠材におけるブラインドよりも室内寄り部分に形成されて中間空気層の上部に開口し、前記上部開口は、前記上の横枠材におけるブラインドよりも室内寄りで、かつ上方部分に形成されて室外に開口し、
    前記下部換気口の上部開口と上部換気口の下部開口とは上下方向に相対向して中間空気層内に外気が直線状に流通してブラインドと干渉しないようにしたことを特徴とするカーテンウォール。
  2. 下部換気口、上部換気口の幅は、カーテンウォールユニットの幅と略等しく、
    前記上部換気口は、中間空気層の空気を斜め下向きに排出する構造であることを特徴とする請求項1記載のカーテンウォール。
  3. 下部換気口の室外側部分と上部換気口の室外側部分に、複数のルーバー羽根を備えたルーバーをそれぞれ取付け、
    この各ルーバーのルーバー羽根の上下寸法とブラインドのスラットの上下寸法を同じとし、その上下のルーバー羽根間の間隔と上下のスラット間の間隔を同じとすると共に、各ルーバー羽根と各スラットの室外側端部を室内外側方向に同一位置とした請求項1記載のカーテンウォール。
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