JP5966760B2 - 縦型定風量換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の壁、サッシ、方立などに設置されて、建物内と建物外とを換気する縦型定風量換気装置に関する。
例えば特許文献1においては、ばね等により羽根(風量調整板)を所望の位置に弾性的に保持している縦型定風量換気装置が提案されている。
特開2005−273256号公報
ところで、斯かる縦型定風量換気装置では、ばね等により羽根を所望の位置に弾性的に保持しているために、当該ばね等の経年劣化等の状態変化に基づいて羽根を所望の位置に保持するのが困難となり、また、気流に基づいて羽根に所望の動作を行わせ難い。加えて、斯かる縦型定風量換気装置では、ばね等の部材を必要とするために装置の簡略化を図り難い。また、斯かる縦型定風量換気装置では、羽根により開口を簡単に且つ速やかに閉鎖できるのが望ましい。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、羽根を開口開放位置に位置させるためのばね等の部材を用いる必要がなく、気流の変化が生じても建物内外の所望の定風量換気を行い得、しかも、開口を簡単に且つ速やかに閉鎖できる縦型定風量換気装置を提供することにある。
建物の窓枠に設ける本発明の縦型定風量換気装置は、窓枠に装着される上下方向に伸びた枠体と、この枠体によって画成された上下方向に伸びた開口に配されると共に当該開口を開閉する羽根と、羽根の第一の被支持部を昇降自在に支持している第一の支持機構及び上下方向において第一の被支持部に対して一方側に位置していると共に、羽根がその自重に基づく開口開放移動を生じるように当該羽根の重心に対して建物外側又は建物内側に位置している羽根の第二の被支持部を建物内外方向に移動自在に支持している第二の支持機構を具備しており、第一及び第二の支持機構によって支持されている羽根の自重に基づく開口開放移動及び気流に基づく開口閉鎖移動において当該羽根に開口を開閉させる開閉手段と、枠体に上下動自在に装着されている上下動自在部材と、上下動自在部材及び羽根を連結していると共に、開口を閉鎖させる際の上下動自在部材の所定量の上下動により羽根を開口閉鎖位置に引き寄せる引き寄せ機構と、羽根に設けられた被係止部材及び上下動自在部材に設けられていると共に、引き寄せ機構により開口閉鎖位置に引き寄せられた羽根の開口開放移動を禁止すべく、開口を閉鎖させる際の上下動自在部材の所定量以上の上下動により被係止部材を係止する係止部材を有している禁止機構とを具備している。
本発明の縦型定風量換気装置によれば、特に、開閉手段が、羽根の第一の被支持部を昇降自在に支持している第一の支持機構及び上下方向において第一の被支持部に対して一方側に位置していると共に、羽根がその自重に基づく開口開放移動を生じるように当該羽根の重心に対して建物外側又は建物内側に位置している羽根の第二の被支持部を建物内外方向に移動自在に支持している第二の支持機構を具備しており、第一及び第二の支持機構によって支持されている羽根の自重に基づく開口開放移動及び気流に基づく開口閉鎖移動において当該羽根に開口を開閉させるために、自重に基づいて羽根を開口開放移動させることができ、しかも、建物外側から開口に向かう気流の増大に基づいて、羽根の自重に基づく開口開放移動力に抗して当該羽根に開口閉鎖移動を生じさせることができ、而して、羽根を開口開放位置に位置させるためのばね等の部材を用いる必要がなく、気流の変化が生じても建物内外の所望の定風量換気を行い得る。
また、本発明の縦型定風量換気装置によれば、特に、枠体に上下動自在に装着されている上下動自在部材と、上下動自在部材及び羽根を連結していると共に、開口を閉鎖させる際の上下動自在部材の所定量の上下動により羽根を開口閉鎖位置に引き寄せる引き寄せ機構と、羽根に設けられた被係止部材及び上下動自在部材に設けられていると共に、引き寄せ機構により開口閉鎖位置に引き寄せられた羽根の開口開放移動を禁止すべく、開口を閉鎖させる際の上下動自在部材の所定量以上の上下動により被係止部材を係止する係止部材を有している禁止機構とを具備しているために、引き寄せ機構による羽根の開口閉鎖位置への引き寄せによって禁止機構による羽根の開口開放移動の禁止を確実に行うことができる上に、上下動自在部材の上下動のみにより、引き寄せ機構による羽根の開口閉鎖位置への引き寄せ動作とこの引き寄せ動作に続く禁止機構による羽根の開口開放移動の禁止動作とを連動させることができ、而して、開口を簡単に且つ速やかに閉鎖できる。
本発明の縦型定風量換気装置では、引き寄せ機構は、上下動自在部材に対して相対的に上下方向に揺動自在に装着されている揺動自在部材と、揺動自在部材及び羽根の相互の接近を許容するように揺動自在部材及び羽根を連結しているリンク部材と、一端で上下動自在部材に、他端で揺動自在部材に夫々連結されていると共に揺動自在部材の上下動自在部材に対する相対的な上下方向の揺動において上下方向の弾性伸縮を生じる弾性伸縮部材とを具備していてもよい。
本発明では、揺動自在部材は、開口を閉鎖させる際の上下動自在部材の所定量の上下動においてはリンク部材を介して羽根を開口閉鎖位置に引き寄せるための上下動を生じる一方、開口を閉鎖させる際の上下動自在部材の所定量以上の上下動においては上下動自在部材に対して相対的に上下方向に揺動して当該上下動自在部材の所定量以上の上下動を許容するように、上下動自在部材に装着されていてもよい。
また、揺動自在部材は、上下方向に伸びて形成されていると共に上下動自在部材に設けられたスライドピンが配された長孔を有していてもよく、この場合、揺動自在部材は、開口を開放させる際の上下動自在部材の所定量の上下動がスライドピンを介して長孔の一端に伝達されることによって、羽根を開口開放移動自在にするべく上下動を生じるように構成されていてもよい。
リンク部材は、リンクアームと、リンクアームの一端に設けられていると共に揺動自在部材に回転自在に連結している第一の連結部と、リンクアームの他端に設けられていると共に羽根に回転自在に連結している第二の連結部とを具備していてもよく、第一及び第二の連結部の少なくとも一方には、揺動自在部材及び羽根の相互の接近を許容することができるように、リンクアームの長手方向に伸びていると共に揺動自在部材及び羽根の少なくとも一方に設けられたスライドピンが前記長手方向に移動自在に配されている長孔が形成されていてもよい。
弾性伸縮部材は、開口を閉鎖させる際の上下動自在部材の所定量以上の上下動に基づく揺動自在部材の上下動自在部材に対する上下方向の揺動において伸ばされることによって揺動自在部材を上下動自在部材に対して接近させる方向の弾性的な縮み力を生じるように配設されていてもよい。
本発明の縦型定風量換気装置では、禁止機構は、被係止部材を複数有していると共に当該複数の被係止部材に対応する係止部材を複数有していてもよく、斯かる場合には、複数の被係止部材は、上下方向において夫々互いに等間隔をもって羽根に設けられていてもよく、複数の係止部材は、上下方向において夫々互いに等間隔をもって上下動自在部材に設けられていてもよい。
被係止部材は、羽根に取り付けられた被係止凹所を有した鉤部を有していてもよく、係止部材は、上下動自在部材に固定されている固定部及びこの固定部に連なっていると共に開口を閉鎖する際の上下動自在部材の所定量以上の上下動により鉤部の被係止凹所に配されて当該鉤部に当接する当接部を具備しており、当接部の鉤部に対する前記当接によって被係止部材を係止するように構成されていてもよい。
被係止凹所に連なる鉤部の先端縁には、建物内側から建物外側に向かって上方に傾斜して伸びた傾斜縁が形成されていてもよい。
係止部材の当接部は、板状であると共に被係止凹所に挿入される端部が折り返されてなる折り返し部を有していてもよい。
また、係止部材の当接部は、固定部に対して羽根側に突出するように当該固定部から羽根側に向かって折り曲げられていてもよい。
更に、係止部材は、枠体に形成された上下方向に伸びた条溝に上下方向に案内されるように嵌合している案内ローラを具備していてもよい。
本発明の縦型定風量換気装置では、上下動自在部材は、枠体に形成された上下方向に伸びた条溝に上下方向に案内されるように嵌合していてもよい。
本発明の縦型定風量換気装置では、上下動自在部材の上下動を操作する操作手段を更に具備していてもよく、この操作手段は、枠体に回転自在に支持された回転体と、この回転体の外周縁に当接していると共に上下動自在部材に上下方向に伸びて装着されており、且つ回転体の回転を上下動力として上下動自在部材に伝達する伝達部材と、回転体を回転操作する操作ハンドルとを具備していてもよい。
回転体は、スプロケットからなっていてもよく、伝達部材は、前記スプロケットに噛み合うチェーン部材からなっていてもよい。
本発明の縦型定風量換気装置では、羽根の第二の被支持部は、羽根の第一の被支持部に対して下方に位置しており、羽根が開口閉鎖位置にある際には当該羽根の重心に対して建物外側に位置していてもよい。
本発明の縦型定風量換気装置では、羽根の第二の被支持部は、羽根の第一の被支持部に対して上方に位置していてもよく、羽根が開口閉鎖位置にある際には当該羽根の重心に対して建物内側に位置していてもよい。
本発明の縦型定風量換気装置では、第二の支持機構は、羽根の第二の被支持部を建物内側から建物外側に案内支持するように建物内側から建物外側に向かって下方に傾斜して伸びた案内支持面を具備していてもよい。斯かる場合には、羽根の第二の被支持部を案内支持面において建物内側から建物外側に案内支持することで羽根に開口開放移動を生じさせることができ、しかも、建物外側から開口に向かう気流の増大に基づいて、前述のように羽根に生じている開口開放移動に抗して当該羽根に開口閉鎖移動を生じさせることができ、而して、羽根を開口開放位置に位置させるためのばね等の部材を用いる必要がなく、気流の変化が生じても建物内外の所望の定風量換気を行い得る。
本発明の縦型定風量換気装置では、第一の支持機構は、羽根の第一の被支持部を建物内側から建物外側に案内支持するように建物内側から建物外側に向かって下方に傾斜して伸びた案内支持面を具備していてもよく、第一の支持機構の案内支持面の傾斜角は上述の第二の支持機構の案内支持面の傾斜角よりも大きくてもよい。
本発明によれば、羽根を開口開放位置に位置させるためのばね等の部材を用いる必要がなく、気流の変化が生じても建物内外の所望の定風量換気を行い得、しかも、開口を簡単に且つ速やかに閉鎖できる縦型定風量換気装置を提供し得る。
図1の(a)及び(b)は、本発明の実施の形態の例の説明図である。 図2の(a)及び(b)は、図1に示す例の一部拡大説明図である。 図3の(a)及び(b)は、図1に示す例の動作説明図である。 図4の(a)及び(b)は、図3に示す例の一部拡大説明図である。 図5の(a)及び(b)は、図1に示す例の動作説明図である。 図6の(a)及び(b)は、図5に示す例の一部拡大説明図である。 図7の(a)及び(b)は、図1に示す例の動作説明図である。 図8の(a)及び(b)は、図7に示す例の一部拡大説明図である。 図9は、図1に示す例の建物内側からみた説明図である。 図10は、図1に示す例のX−X線矢視断面説明図である。 図11は、図1に示す例の一部展開斜視説明図である。 図12は、図1に示す例の一部展開斜視説明図である。 図13は、図1に示す例の一部展開斜視説明図である。 図14は、図1に示す例の主に第一及び第二の支持機構の開口閉鎖時における説明図である。 図15は、図1に示す例の主に第一及び第二の支持機構の開口開放時における説明図である。 図16は、図1に示す例の窓枠への設置に関する説明図である。
次に本発明の実施の形態を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
図1から図16において、図16に示す建物の窓枠2に設けられる本例の縦型定風量換気装置1は、窓枠2に装着される上下方向としてのZ方向に伸びた枠体3と、枠体3によって画成されたZ方向に伸びた開口4に配されると共に当該開口4を開閉する羽根5と、羽根5の第一の被支持部6を昇降自在に支持している第一の支持機構7及びZ方向において被支持部6に対して一方側、本例では下方に位置していると共に、羽根5がその自重に基づく開口開放移動を生じるように当該羽根5の重心Gに対して建物外8側又は建物内9側、本例では建物外8側に位置している羽根5の第二の被支持部10を建物内外方向としてのX方向に移動自在に支持している第二の支持機構11を具備しており、支持機構7及び11によって支持されている羽根5の自重に基づく開口開放移動及び気流に基づく開口閉鎖移動において当該羽根5に開口4を開閉させる開閉手段12と、枠体3にZ方向に上下動自在に装着されている上下動自在部材13と、上下動自在部材13の上下動を操作する操作手段14と、上下動自在部材13及び羽根5を連結していると共に、開口4を閉鎖させる際の上下動自在部材13の所定量の上下動により羽根5を開口閉鎖位置に引き寄せる引き寄せ機構15と、羽根5に設けられた被係止部材16及び上下動自在部材13に設けられていると共に、引き寄せ機構15により開口閉鎖位置に引き寄せられた羽根5の開口開放移動を禁止すべく、開口4を閉鎖させる際の上下動自在部材13の所定量以上の上下動により被係止部材16を係止する係止部材17を有している禁止機構18とを具備している。
図16において、符号20は建物壁、符号21はガラス板等からなる障子である。窓枠2は、夫々互いに連結された上枠22、下枠23並びに一対の縦枠24及び25を有しており、縦枠25には縦型定風量換気装置1が設置されている。
図1、図3及び図5は羽根5が開口閉鎖位置にある状態を、図7は羽根5が開口開放位置にある状態を夫々示している。図2の(a)及び(b)の夫々は、図1の(a)及び(b)において符号E1及びE2が付された二点鎖線で囲まれた部分の拡大説明図であり、図4の(a)及び(b)の夫々は、図3の(a)及び(b)において符号E3及びE4が付された二点鎖線で囲まれた部分の拡大説明図であり、図6の(a)及び(b)の夫々は、図5の(a)及び(b)において符号E5及びE6が付された二点鎖線で囲まれた部分の拡大説明図であり、図8の(a)及び(b)の夫々は、図7の(a)及び(b)において符号E7及びE8が付された二点鎖線で囲まれた部分の拡大説明図である。縦型定風量換気装置1は、建物外8側に向かう羽根5の開口開放移動により図7の(b)に示すように開口4を開き、建物内9側に向かう羽根5の開口閉鎖移動により図5の(b)に示すように開口4を閉じるようになっている。
枠体3は、Z方向に伸びた板状本体31と、板状本体31の中央にZ方向に等間隔をもって並んで設けられたZ方向に伸びた複数の長孔32と、X方向及びZ方向に直交する横方向としてのY方向において長孔を間にして板状本体31に設けられたZ方向に伸びた一対の条溝33及び34と、例えば図9及び10に示すZ方向に伸びた覆板35が着脱自在に取り付けられる取付部36及び37とを具備している。
板状本体31の建物外8側の面38には、支持機構7及び11が配設されている。板状本体31の建物内9側の面39には、操作手段14が装着されていると共に条溝33及び34並びに取付部36及び37が形成されており、条溝33及び34を介して上下動自在部材13及び係止部材17がZ方向に上下動自在に装着されており、取付部36及び37を介して覆板35が取り付けられている。
長孔32は、被係止部材16が挿出されるように形成されている。
条溝33は、面39と建物内9側に向かって突出して面39に形成されたZ方向に伸びた一対のガイド壁41及び42とによって形成されており、条溝34は、面39と建物内9側に向かって突出して面39に形成されたZ方向に伸びた一対のガイド壁43及び44とによって形成されている。ガイド壁41及び42の建物内9側の夫々の突出縁45はY方向において互いに接近するように折り曲げられており、ガイド壁43及び44の建物内9側の夫々の突出縁46はY方向において互いに接近するように折り曲げられている。
取付部36及び37の夫々は、面39と建物内9側に向かって突出して面39に形成されたZ方向に伸びた取付板47及び48からなる。取付板47及び48と覆板35との間には図10に示すようにゴム等の弾性体49が介在されている。
覆板35には、Z方向において互いに並んで配設された複数の通気孔51と、操作手段14が配される開口52とが形成されている。
羽根5は、Z方向に伸びた中空の羽根本体55と、羽根本体55の上端及び下端に夫々取り付けられた上蓋56及び下蓋57と、羽根本体55の建物内9側のZ方向に伸びた縁部58及び59の夫々に装着されていると共に羽根5が開口閉鎖位置にある際に面38に接触するZ方向に伸びた弾性シール部材60及び61と、弾性シール部材60及び61の夫々の上端及び下端を橋絡していると共に羽根5が開口閉鎖位置にある際に面38に接触するY方向に伸びた弾性シール部材62及び63と、羽根本体55のY方向で互いに対向している一対の側面64及び65にY方向に突出して夫々装着されているZ方向に伸びた弾性を有した雨除け部材66及び67とを具備している。
支持機構7は、被支持部6に装着された転動ローラ等からなる一対の軸体71と、枠体3に装着されていると共に、枠体3に対して被支持部6がZ方向に関して昇降自在となるように一対の軸体71を昇降自在に支持する支持部材72とを具備している。
一対の軸体71は、Y方向において互いに対向して配されており、ブラケット73を介して羽根5に夫々固定されている。
支持部材72は、一端で板状本体31の面38に固定されていると共に当該面38から建物外8側に向かって突出しており、且つ一対の軸体71を夫々昇降させる方向に伸びていると共に一対の軸体71が夫々配されている長孔又はスリット、本例ではスリット74が夫々形成されている一対の板状の支持部75と、一対の支持部75の夫々の他端を橋絡しているY方向に伸びた板状の橋絡部76とを具備している。
支持部材72には、被支持部6をZ方向に関して建物内9側から建物外8側に案内支持するように建物内9側から建物外8側に向かって下方に傾斜してZ方向に伸びた案内支持面77が形成されており、案内支持面77は、支持部材72に形成されたスリット74を画成する面からなる。スリット74は、鉛直線に対して建物内9側から建物外8側に向かって下方に傾斜して伸びており、案内支持面77もまた、鉛直線に対して建物内9側から建物外8側に向かって下方に傾斜して伸びている。スリット74は、羽根5の開口開放移動及び開口閉鎖移動において軸体71をZ方向に関して案内支持する。案内支持面77の傾斜角は案内支持面87の傾斜角よりも大きい。
スリット74及び案内支持面77は、本例では、夫々の上部及び下部においては鉛直方向に伸びており、当該上部及び下部間の中間部においては上述のように鉛直線に対して建物内9側から建物外8側に向かって下方に傾斜して伸びている。
軸体71は、羽根5が図1、図3及び図5に示す開口閉鎖位置にある際には図14に示すようにスリット74の上部及び下部間の中間部に位置する一方、羽根5が図7に示す開口開放位置にある際には図15に示すようにスリット74の下部に位置する。
支持機構11は、被支持部10に装着された転動ローラ等からなる軸体81と、被支持部10をX方向に関して建物内9側から建物外8側に案内支持するように建物内9側から建物外8側に向かって下方に傾斜してX方向に伸びた案内支持面87が形成された支持部材82とを具備している。被支持部10に装着された軸体81は、羽根5が開口閉鎖位置にある場合に当該羽根5の重心Gに対して上方に且つ建物外8側に位置するように配されている。
一対の軸体81は、Y方向において互いに対向して配されており、ブラケット83を介して羽根5に夫々固定されている。
支持部材82は、一端で板状本体31の面38に固定されていると共に当該面38から建物外8側に向かって突出しており、且つ一対の軸体81を夫々X方向に移動させる方向に伸びていると共に一対の軸体81が夫々配されている長孔又はスリット、本例ではスリット84が夫々形成されている一対の板状の支持部85と、一対の支持部85の夫々の他端を橋絡しているY方向に伸びた板状の橋絡部86とを具備している。
スリット84は、水平線に対して建物内9側から建物外8側に向かって下方に傾斜してX方向に伸びており、スリット84を画成する面からなる案内支持面87もまた、被支持部10をX方向に関して建物内9側から建物外8側に案内支持するように水平線に対して建物内9側から建物外8側に向かって下方に傾斜してX方向に伸びている。スリット84は、羽根5の開口開放移動及び開口閉鎖移動において軸体81をZ方向に関して案内支持する。
スリット84及び案内支持面87は、本例では、夫々の建物内9側の端部においては鉛直方向に伸びており、夫々の建物外8側の端部においては水平方向に伸びており、前記両端部間の中間部においては上述のように水平線に対して建物内9側から建物外8側に向かって下方に傾斜してX方向に伸びている。尚、案内支持面87の傾斜角は、例えば建物外8側から建物内9側に向かうに従って漸増していてもよく、斯かる場合には、案内支持面87は湾曲面からなる。
軸体81は、羽根5が図1、図3及び図5に示す開口閉鎖位置にある際には図14に示すようにスリット84においての建物内9側に位置し、羽根5が図7に示す開口開放位置にある際には図15に示すようにスリット84において建物外8側に位置する。
被支持部10は、本例では、羽根5が開口開放位置にある際に羽根5の重心Gと同一鉛直線上に位置するように配されている。
羽根5が開口開放位置にある場合には、羽根5の重心Gと被支持部10とがZ方向に伸びる同一鉛直線上に夫々位置するために、羽根5はその自重によりバランスを保って静止する。斯かる静止状態にある羽根5は、気流に基づく小さな力によって開口閉鎖移動し得る状態にある。ここで羽根5が気流に基づいて開口開放位置から開口閉鎖移動を生じると、被支持部10が重心Gに対してX方向において移動して建物外8側に位置することになる結果、羽根5には開口閉鎖移動力に抗する抗移動力としての開口開放移動力が与えられ、加えて、上述のように傾斜している案内支持面87に基づいても前記抗移動力としての開口開放移動力が生じる。開口閉鎖移動力が抗移動力としての開口開放移動力よりも上回る場合には、羽根5は開口閉鎖移動を生じ、また、開口閉鎖移動力が抗移動力としての開口開放移動力よりも下回る場合には、羽根5は開口開放移動を生じて開口開放位置に復帰し、このように羽根5が開口4を開閉することにより、縦型定風量換気装置1は、建物外8及び建物内9間の定風量換気を行うようになっている。
羽根5が開口閉鎖位置にある場合には、被支持部10と重心Gとを結ぶ仮想上の線(図示せず)は、鉛直線に対して建物外8側から建物内9側に向かって下方に傾斜しており、この傾斜角は、羽根5が開口開放移動によって開口開放位置に接近するに連れて漸減し、羽根5が開口開放位置に配された際に0度となる。被支持部10と重心Gとを結ぶ仮想上の線が鉛直線に対して建物外8側から建物内9側に向かって下方に傾斜している場合には、羽根5にはその自重に基づく開口開放移動力が付与され、被支持部10と重心Gとを結ぶ仮想上の線の鉛直線に対する傾斜角が0度となった場合には、被支持部10の位置と重心Gの位置との関係における開口開放移動力は生じない。
引き寄せ機構15は、上下動自在部材13に対して相対的にZ方向に揺動自在に装着されている揺動自在部材91と、揺動自在部材91及び羽根5の相互の接近を許容するように揺動自在部材91及び羽根5を連結しているリンク部材92と、一端93で上下動自在部材13に、他端94で揺動自在部材91に夫々連結されていると共に揺動自在部材91の上下動自在部材13に対する相対的なZ方向の揺動においてZ方向の弾性伸縮を生じる弾性伸縮部材としてのコイルばね95とを具備している。
平面視L状の板状の揺動自在部材91は、Z方向に伸びて形成された長孔96を有しており、長孔96には、上下動自在部材13に設けられた二つのスライドピン97が配されており、開口4を開放自在にさせる際の上下動自在部材13の所定量のZ方向における下方への移動がスライドピン97を介して長孔96の一端98に伝達されることによって、羽根5を開口開放移動自在にするべく上下動を生じるように構成されている。
揺動自在部材91は、開口4を閉鎖させる際の上下動自在部材13の所定量のZ方向における上方への移動においてはリンク部材92を介して羽根5を開口閉鎖位置に引き寄せるためのZ方向における上方への移動を生じる一方、開口4を閉鎖させる際の上下動自在部材13の所定量以上のZ方向における上方への移動においては上下動自在部材13に対して相対的にZ方向における下方に揺動して当該上下動自在部材13の所定量以上の上方への移動を許容するように、上下動自在部材13に装着されている。上下動自在部材13のZ方向における上方への移動は、コイルばね95を介して揺動自在部材91に伝達される。
リンク部材92は、リンクアーム101と、リンクアーム101の一端に設けられていると共に揺動自在部材91に回転自在に連結している連結部102と、リンクアーム101の他端に設けられていると共に被係止部材16を介して羽根5に回転自在に連結している連結部103とを具備しており、連結部102及び103の少なくとも一方には、揺動自在部材91及び羽根5の相互の接近を許容することができるように、リンクアーム101の長手方向に伸びていると共に揺動自在部材91及び羽根5の少なくとも一方、本例では揺動自在部材91に設けられたスライドピン104が前記長手方向に移動自在に配されている長孔105が形成されている。
リンク部材92は、例えば図6及び図8に示すようにスライドピン104の長孔105におけるスライド移動を許容することで、図5及び図7に示すように、羽根5の自重に基づく開口開放移動及び気流に基づく開口閉鎖移動を生じさせることができる。
揺動自在部材91が上下動自在部材13の所定量のZ方向における上方への移動が伝達されてZ方向において上方に移動した場合には、スライドピン104は、長孔96においてスライド移動して連結部103から離反すると共に長孔96の端部106に当接して連結部103からの一定量以上の離反が禁止され、これにより、リンク部材92は回転を生じながら揺動自在部材91の上方への移動を開口閉鎖移動力として羽根5に伝達するようになっている。
コイルばね95は、開口4を閉鎖させる際の上下動自在部材13の所定量以上のZ方向における上方への移動に基づく揺動自在部材91の上下動自在部材13に対するZ方向における下方への揺動において伸ばされ、これによって揺動自在部材91を上下動自在部材13に対して接近させる方向の弾性的な縮み力を生じて増大させるように配設されている。コイルばね95は、上下動自在部材13の所定量の上下動においては、その弾性的な初期縮み力によって揺動自在部材91の上下動自在部材13に対するZ方向における相対的な位置を一定に保つように構成されている。
禁止機構18は、被係止部材16を複数有していると共に当該複数の被係止部材16に対応する係止部材17を複数有している。
複数の被係止部材16は、Z方向において夫々互いに等間隔をもって羽根本体55に設けられており、複数の係止部材17は、Z方向において夫々互いに等間隔をもって上下動自在部材13に設けられている。
被係止部材16は、羽根5に取り付けられた被係止凹所111を有した鉤部112を有している。係止部材17は、上下動自在部材13に固定されている固定部113と、固定部113に連なっていると共に、開口4を閉鎖する際の上下動自在部材13の所定量以上の上下動により鉤部112の被係止凹所111に配されて当該鉤部112に当接する当接部114と、当接部114に連なっていると共に条溝34にZ方向に案内されるように嵌合している案内ローラ115が設けられた案内部116とを具備しており、当接部114の鉤部112に対する前記当接によって被係止部材16を係止するように構成されている。
被係止凹所111に連なる鉤部112の先端縁121には、建物内9側から建物外8側に向かって上方に傾斜して伸びた傾斜縁122が形成されている。
固定部113、当接部114及び案内部116は、夫々板状であり、当接部114は、固定部113及び案内部116に対して羽根5側に突出するように当該固定部113及び案内部116から羽根5側に向かって折り曲げられており、被係止凹所111に挿入される端部が折り返されてなる折り返し部123を有している。
上下動自在部材13は、Z方向に伸びた平面視L状の本体125と、Z方向において間隔をもって並んで本体125に装着されていると共に枠体3の条溝33にZ方向に案内されるように嵌合しているガイドブロック126と、上述のスライドピン97とを具備している。ガイドブロック126は、複数の係止部材17のZ方向における両側に夫々配設されており、このように配設されることで禁止機構18によって開口開放移動が禁止された羽根5の微小揺動を低減させている。
本体125には、コイルばね95の一端93がピン127を介して装着されている。また、本体125には、コイルばね95の他端94を揺動自在部材91に装着しているピン128がZ方向に移動自在に配されているZ方向に伸びた長孔129が形成されている。
操作手段14は、枠体3に回転自在に支持された回転体131と、回転体131の外周縁に当接していると共に本体125にZ方向に伸びて装着されており、且つ回転体131の回転を上下動力として上下動自在部材13に伝達する伝達部材132と、回転体131を回転操作する操作ハンドル133とを具備している。
回転体131は、本例ではスプロケット134からなり、伝達部材132は、スプロケット134に噛み合うZ方向に伸びて本体125に張設されたチェーン部材135からなり、スプロケット134とチェーン部材135とによってチェーンスプロケット機構が形成されているが、例えば、回転体131がピニオンからなり、伝達部材132がZ方向に伸びて本体125に装着されたラックからなり、当該ピニオン及びラックによってラックピニオン機構が形成されていてもよい。
斯かる操作手段14では、操作ハンドル133の回転操作によりスプロケット134が回転すると、チェーン部材135がこの回転を上下動自在部材13に伝達してZ方向における下方への移動を生じさせる一方、操作ハンドル133の逆回転操作によりスプロケット134が回転すると、チェーン部材135がこの逆回転を上下動自在部材13に伝達してZ方向における上方への移動を生じさせる。
以下、縦型定風量換気装置1による開口4の開放動作について説明する。まず、羽根5が図1に示すように開口閉鎖位置にある場合に、操作ハンドル133の回転操作に基づいて上下動自在部材13を枠体3に対して下方に移動させ、この移動により係止部材17を被係止部材16に対して下降させて、図3及び図4に示すように当接部114を被係止凹所111から抜出して係止部材17による被係止部材16の係止を解除し、而して、禁止機構18による羽根5の開口開放移動の禁止を解除する。上下動自在部材13の前記下方への移動においては、揺動自在部材91は上下動自在部材13に対して相対的にコイルばね95の縮み力に基づくZ方向における上方への移動を生じる結果、揺動自在部材91の枠体3に対するZ方向の変位は生じない。
図3及び図4に示す状態では、禁止機構18による羽根5の開口開放移動の禁止は解除されているが、揺動自在部材91に連結されたスライドピン104が連結部103から離反した状態であって長孔105の端部106に当接して連結部103からの一定量以上の離反が禁止された状態にあり、しかも、揺動自在部材91がそのZ方向における位置を維持しているので、羽根5は引き寄せ機構15によって開口閉鎖位置に引き寄せられた状態を維持する。
次に、図3及び図4に示すように禁止機構18による羽根5の開口開放移動の禁止が解除された状態において、操作ハンドル133の更なる回転操作に基づいて上下動自在部材13を枠体3に対して更に下方に移動させ、この移動が図6に示すようにスライドピン97を介して揺動自在部材91に伝達されると当該揺動自在部材91が上下動自在部材13と共に下方に移動し、この移動により、スライドピン104が長孔105を移動して連結部102に接近してリンクアーム101が傾動自在な状態となり、而して、図5及び図6に示すように引き寄せ機構15による羽根5の引き寄せも解除されて当該羽根5の開口開放移動が完全に解除された状態になる。
図5及び図6に示すように禁止機構18による羽根5の開口開放移動の禁止及び引き寄せ機構15による羽根5の開口閉鎖位置への引き寄せが解除された状態では、被支持部10がX方向に関して重心Gに対して建物外8側に位置し且つ案内支持面87が上述のように傾斜しているために、羽根5には開口開放位置に向かう回転モーメントが付与され、羽根5は開口開放移動を開始する。軸体81は、被支持部10の建物外8側に向かう移動に伴い、スリット84に沿って建物外8側に移動を生じながら下降する。
羽根5に付与される開口開放位置に向かう回動モーメントは、羽根5が開口開放位置に接近するに連れて、被支持部10と重心Gとを結ぶ仮想上の線の鉛直線に対する傾斜角が漸減するために、次第に小さくなる。羽根5が開口開放移動により図7に示す開口開放位置に到達すると、被支持部10と重心Gとの夫々が同一鉛直線上に位置し、これにより羽根5の自重に基づく開口開放移動力が生じなくなり、而して、羽根5は開口開放位置で静止する。このように羽根5に付与される開口開放位置に向かう回動モーメントが次第に小さくなるために羽根5による急速な開口4の開放を防止することができ、また逆に、羽根5が開口開放位置から開口閉鎖位置に向かって開口閉鎖移動する場合には、羽根5に付与される開口開放位置に向かう回動モーメントは次第に大きくなるために、前記開口閉鎖移動に抗する抗移動力としての開口開放移動力が漸増する結果、急速な開口4の閉鎖を防止することができる。
以上のようにして、縦型定風量換気装置1は開口4を開放する。
羽根5が図7及び図8に示すように開口開放位置にある場合においては、気流により羽根5に対して建物外8側が正圧に且つ建物内9側が負圧になると、羽根5には気流に基づく開口閉鎖移動力が付与され、この気流に基づく開口閉鎖移動力によって羽根5が開口閉鎖移動すると、建物外8及び建物内9間を流れる気体流量は減少する。逆に、気流により羽根5に対して建物外8側が負圧に且つ建物内9側が正圧になると、羽根5には気流に基づく開口開放移動力が付与され、この気流に基づく開口開放移動力によって羽根5が開口開放移動すると、建物外8及び建物内9間を流れる気体流量は増大する。気流に基づく開口開放移動力及び開口閉鎖移動力が生じなくなると、羽根5は、上述のように開口開放位置に復帰し、静止する。
以下、縦型定風量換気装置1による開口4の閉鎖動作について説明する。まず、羽根5が図7に示すように開口開放位置または図5に示すように開口開放移動自在な状態にある場合に、操作ハンドル133の逆回転操作に基づいて上下動自在部材13を枠体3に対して上方に移動させ、この移動がコイルばね95を介して伝達される揺動自在部材91にも枠体3に対して上方への移動を生じさせて、この揺動自在部材91の上方への移動によるスライドピン104の上昇に基づいてリンクアーム101に逆方向の傾動を生じさせながら羽根5を開口閉鎖位置に引き寄せ、上下動自在部材13が上方に所定量移動した際に図3及び図4に示すように羽根5を開口閉鎖位置に配置する。上下動自在部材13が枠体3に対して所定量上方に移動した際には、揺動自在部材91のそれ以上の枠体3に対する上方への移動は、枠体3等に当接することによって禁止される。
上下動自在部材13の枠体3に対する所定量の上方への移動に基づく引き寄せ機構15の作動により羽根5を図3及び図4に示すように開口閉鎖位置に引き寄せた後、操作ハンドル133の更なる逆回転操作に基づいて上下動自在部材13を枠体3に対して更に上方へ移動させ、この所定量以上の上方への移動により、係止部材17が被係止部材16に対して接近し、当接部114が被係止凹所111に挿入されて鉤部112に当接し、これにより係止部材17が被係止部材16を係止して、図1及び図2に示すように開口閉鎖位置にある羽根5の開口開放移動が禁止される。
本例の建物の窓枠2に設ける縦型定風量換気装置1によれば、窓枠2に装着されるZ方向に伸びた枠体3と、枠体3によって画成されたZ方向に伸びた開口4に配されると共に当該開口4を開閉する羽根5と、羽根5の被支持部6を昇降自在に支持している支持機構7及びZ方向において被支持部6に対して一方側、本例では上方に位置していると共に、羽根5がその自重に基づく開口開放移動を生じるように当該羽根5の重心Gに対して建物外8側又は建物内9側、本例では建物外8側に位置している羽根5の被支持部10をX方向に移動自在に支持している支持機構11を具備しており、支持機構7及び11によって支持されている羽根5の自重に基づく開口開放移動及び気流に基づく開口閉鎖移動において当該羽根5に開口4を開閉させる開閉手段12と、枠体3に上下動自在に装着されている上下動自在部材13と、上下動自在部材13及び羽根5を連結していると共に、開口4を閉鎖させる際の上下動自在部材13の所定量の上下動により羽根5を開口閉鎖位置に引き寄せる引き寄せ機構15と、羽根5に設けられた被係止部材16及び上下動自在部材13に設けられていると共に、引き寄せ機構15により開口閉鎖位置に引き寄せられた羽根5の開口開放移動を禁止すべく、開口4を閉鎖させる際の上下動自在部材13の所定量以上の上下動により被係止部材16を係止する係止部材17を有している禁止機構18とを具備しているために、自重に基づいて羽根5を開口開放移動させることができ、しかも、建物外8側から開口4に向かう気流の増大に基づいて、羽根5の自重に基づく開口開放移動力に抗して当該羽根5に開口閉鎖移動を生じさせることができ、而して、羽根5を開口開放位置に位置させるためのばね等の部材を用いる必要がなく、気流の変化が生じても建物内外の所望の定風量換気を行い得、また、引き寄せ機構15による羽根5の開口閉鎖位置への引き寄せによって禁止機構18による羽根5の開口開放移動の禁止を確実に行うことができる上に、上下動自在部材13の上下動のみにより、引き寄せ機構15による羽根5の開口閉鎖位置への引き寄せ動作とこの引き寄せ動作に続く禁止機構18による羽根5の開口開放移動の禁止動作とを連動させることができ、而して、開口4を簡単に且つ速やかに閉鎖できる。
尚、被支持部10は、本例では、被支持部6に対して下方に位置しており、羽根5が開口閉鎖位置にある際には当該羽根5の重心Gに対して建物外8側に位置しているが、例えば、被支持部10が被支持部6に対して上方に位置するように縦型定風量換気装置1が設計されている場合においては、羽根5が開口閉鎖位置にある際には当該被支持部10は羽根5の重心Gに対して建物内9側に位置するように構成される。
1 換気装置
2 窓枠
3 枠体
4 開口
5 羽根
6、10 被支持部
7、11 支持機構
8 建物外
9 建物内
12 開閉手段
13 上下動自在部材
14 操作手段
15 引き寄せ機構
16 被係止部材
17 係止部材
18 禁止機構

Claims (20)

  1. 窓枠に装着される上下方向に伸びた枠体と、この枠体によって画成された上下方向に伸びた開口に配されると共に当該開口を開閉する羽根と、羽根の第一の被支持部を昇降自在に支持している第一の支持機構及び上下方向において第一の被支持部に対して一方側に位置していると共に、羽根がその自重に基づく開口開放移動を生じるように当該羽根の重心に対して建物外側又は建物内側に位置している羽根の第二の被支持部を建物内外方向に移動自在に支持している第二の支持機構を具備しており、第一及び第二の支持機構によって支持されている羽根の自重に基づく開口開放移動及び気流に基づく開口閉鎖移動において当該羽根に開口を開閉させる開閉手段と、枠体に上下動自在に装着されている上下動自在部材と、上下動自在部材及び羽根を連結していると共に、開口を閉鎖させる際の上下動自在部材の所定量の上下動により羽根を開口閉鎖位置に引き寄せる引き寄せ機構と、羽根に設けられた被係止部材及び上下動自在部材に設けられていると共に、引き寄せ機構により開口閉鎖位置に引き寄せられた羽根の開口開放移動を禁止すべく、開口を閉鎖させる際の上下動自在部材の所定量以上の上下動により被係止部材を係止する係止部材を有している禁止機構とを具備しており、建物の窓枠に設ける縦型定風量換気装置。
  2. 引き寄せ機構は、上下動自在部材に対して相対的に上下方向に揺動自在に装着されている揺動自在部材と、揺動自在部材及び羽根の相互の接近を許容するように揺動自在部材及び羽根を連結しているリンク部材と、一端で上下動自在部材に、他端で揺動自在部材に夫々連結されていると共に揺動自在部材の上下動自在部材に対する相対的な上下方向の揺動において上下方向の弾性伸縮を生じる弾性伸縮部材とを具備している請求項1に記載の縦型定風量換気装置。
  3. 揺動自在部材は、開口を閉鎖させる際の上下動自在部材の所定量の上下動においてはリンク部材を介して羽根を開口閉鎖位置に引き寄せるための上下動を生じる一方、開口を閉鎖させる際の上下動自在部材の所定量以上の上下動においては上下動自在部材に対して相対的に上下方向に揺動して当該上下動自在部材の所定量以上の上下動を許容するように、上下動自在部材に装着されている請求項2に記載の縦型定風量換気装置。
  4. 揺動自在部材は、上下方向に伸びて形成された長孔を有しており、この長孔には、上下動自在部材に設けられたスライドピンが配されており、開口を開放させる際の上下動自在部材の所定量の上下動がスライドピンを介して長孔の一端に伝達されることによって、羽根を開口開放移動自在にするように上下動を生じるように構成されている請求項3に記載の縦型定風量換気装置。
  5. リンク部材は、リンクアームと、リンクアームの一端に設けられていると共に揺動自在部材に回転自在に連結している第一の連結部と、リンクアームの他端に設けられていると共に羽根に回転自在に連結している第二の連結部とを具備しており、第一及び第二の連結部の少なくとも一方には、揺動自在部材及び羽根の相互の接近を許容することができるように、リンクアームの長手方向に伸びていると共に揺動自在部材及び羽根の少なくとも一方に設けられたスライドピンが前記長手方向に移動自在に配されている長孔が形成されている請求項2から4のいずれか一項に記載の縦型定風量換気装置。
  6. 弾性伸縮部材は、開口を閉鎖させる際の上下動自在部材の所定量以上の上下動に基づく揺動自在部材の上下動自在部材に対する上下方向の揺動において伸ばされることによって揺動自在部材を上下動自在部材に対して接近させる方向の弾性的な縮み力を生じるように配設されている請求項2から5のいずれか一項に記載の縦型定風量換気装置。
  7. 禁止機構は、被係止部材を複数有していると共に当該複数の被係止部材に対応する係止部材を複数有している請求項1から6のいずれか一項に記載の縦型定風量換気装置。
  8. 複数の被係止部材は、上下方向において夫々互いに等間隔をもって羽根に設けられており、複数の係止部材は、上下方向において夫々互いに等間隔をもって上下動自在部材に設けられている請求項7に記載の縦型定風量換気装置。
  9. 被係止部材は、羽根に取り付けられた被係止凹所を有した鉤部を有しており、係止部材は、上下動自在部材に固定されている固定部及びこの固定部に連なっていると共に開口を閉鎖する際の上下動自在部材の所定量以上の上下動により鉤部の被係止凹所に配されて当該鉤部に当接する当接部を具備しており、当接部の鉤部に対する前記当接によって被係止部材を係止するように構成されている請求項1から8のいずれか一項に記載の縦型定風量換気装置。
  10. 被係止凹所に連なる鉤部の先端縁には、建物内側から建物外側に向かって上方に傾斜して伸びた傾斜縁が形成されている請求項9に記載の縦型定風量換気装置。
  11. 係止部材の当接部は、板状であると共に被係止凹所に挿入される端部が折り返されてなる折り返し部を有している請求項9又は10に記載の縦型定風量換気装置。
  12. 係止部材の当接部は、固定部に対して羽根側に突出するように当該固定部から羽根側に向かって折り曲げられている請求項9から11のいずれか一項に記載の縦型定風量換気装置。
  13. 係止部材は、枠体に形成された上下方向に伸びた条溝に上下方向に案内されるように嵌合している案内ローラを具備している請求項1から12のいずれか一項に記載の縦型定風量換気装置。
  14. 上下動自在部材は、枠体に形成された上下方向に伸びた条溝に上下方向に案内されるように嵌合している請求項1から13のいずれか一項に記載の縦型定風量換気装置。
  15. 上下動自在部材の上下動を操作する操作手段を更に具備しており、操作手段は、枠体に回転自在に支持された回転体と、この回転体の外周縁に当接していると共に上下動自在部材に上下方向に伸びて装着されており、且つ回転体の回転を上下動力として上下動自在部材に伝達する伝達部材と、回転体を回転操作する操作ハンドルとを具備している請求項1から14のいずれか一項に記載の縦型定風量換気装置。
  16. 回転体は、スプロケットからなり、伝達部材は、スプロケットに噛み合うチェーン部材からなる請求項15に記載の縦型定風量換気装置。
  17. 羽根の第二の被支持部は、羽根の第一の被支持部に対して下方に位置しており、羽根が開口閉鎖位置にある際には当該羽根の重心に対して建物外側に位置している請求項1から16のいずれか一項に記載の縦型定風量換気装置。
  18. 羽根の第二の被支持部は、羽根の第一の被支持部に対して上方に位置しており、羽根が開口閉鎖位置にある際には当該羽根の重心に対して建物内側に位置している請求項1から16のいずれか一項に記載の縦型定風量換気装置。
  19. 第二の支持機構は、羽根の第二の被支持部を建物内側から建物外側に案内支持するように建物内側から建物外側に向かって下方に傾斜して伸びた案内支持面を具備している請求項1から18のいずれか一項に記載の縦型定風量換気装置。
  20. 第一の支持機構は、羽根の第一の被支持部を建物内側から建物外側に案内支持するように建物内側から建物外側に向かって下方に傾斜して伸びた案内支持面を具備しており、第一の支持機構の案内支持面の傾斜角は第二の支持機構の案内支持面の傾斜角よりも大きい請求項19に記載の縦型定風量換気装置。
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