JP2016023433A - 開き戸装置 - Google Patents

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一晶 櫻田
Kazuaki Sakurada
一晶 櫻田
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Abstract

【課題】室内外に圧力差を生じる部屋の出入口について、新設であっても、既設であっても容易に適用可能であり、かつ開閉に必要な力の増大を抑制可能な開き戸装置を提供する。【解決手段】開き戸装置1は、蝶番2を軸に弧を描いて開閉し、かつ通気口3を有する戸体5と、戸体5に対して滑動して通気口3を開閉させる引き戸体7と、バネ力によって戸体5から突出する掛け金8と、戸体5に回転自在に支持されて、回転操作されるとバネ力に抗して掛け金8を戸体5に没入させる取っ手9と、取っ手9がバネ力に抗して回転操作されると引き戸体7を滑動させて通気口3を開く一方、取っ手9がバネ力によって初期位置に復帰されると引き戸体7を滑動させて通気口3を閉じるように取っ手9と引き戸体7とを連動させる連動機構11と、を備えている。【選択図】 図2

Description

本発明は、開き戸装置に関する。
例えば発電所のタービン建屋は、排熱や排気のために室内の気圧が室外の気圧よりも低い圧力(負圧)になる部屋を有している。このような部屋の出入口の開き戸は、室内外間の気圧差によって開閉するために必要な力が大きくなってしまう。
そこで、換気口の穿たれた戸体と、換気口に設けられた開閉自在なガラリ(鎧窓、ルーバー)とを備え、このガラリを開き戸の取っ手に連動させた開き戸装置が知られている。
特開昭61−270491号公報
従来の開き戸装置は、取っ手に加えられる操作力をガラリへ伝達する複数の節(リンク)を有する複雑な連動機構を備えている。この複雑な連動機構を既設の開き戸に適用する場合には、開き戸への大幅な加工を要することになり、現実的ではない。
そこで、本発明は、室内外に圧力差を生じる部屋の出入口について、新設であっても、既設であっても容易に適用可能であり、かつ開閉に必要な力の増大を抑制可能な開き戸装置を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するため本発明に係る開き戸装置は、蝶番を軸に弧を描いて開閉し、かつ小窓を有する戸体と、前記戸体に対して滑動して前記小窓を開閉させる引き戸体と、バネ力によって前記戸体から突出する掛金と、前記戸体に回転自在に支持されて、回転操作されると前記バネ力に抗して前記掛金を前記戸体に没入させる取っ手と、前記取っ手が前記バネ力に抗して回転操作されると前記引き戸体を滑動させて前記小窓を開く一方、前記取っ手が前記バネ力によって初期位置に復帰されると前記引き戸体を滑動させて前記小窓を閉じるように前記取っ手と前記引き戸体とを連動させる連動機構と、を備えている。
本発明の実施形態に係る開き戸装置を示す正面図。 本発明の実施形態に係る開き戸装置を示す正面図。 本発明の実施形態に係る開き戸装置の小窓周辺を示す断面図。 本発明の実施形態に係る開き戸装置の取っ手周辺を示す側面図。
本発明に係る開き戸装置の実施形態について図1から図4を参照して説明する。
図1および図2は、本発明の実施形態に係る開き戸装置を示す正面図である。
図3は、本発明の実施形態に係る開き戸装置の小窓周辺を示す断面図である。
図4は、本発明の実施形態に係る開き戸装置の取っ手周辺を示す側面図である。
図1から図4に示すように、本実施形態に係る開き戸装置1は、蝶番2を軸に弧を描いて開閉し、かつ通気口3を有する戸体5と、戸体5に対して滑動して通気口3を開閉させる引き戸体7と、バネ力によって戸体5から突出する掛け金8と、戸体5に回転自在に支持されて、回転操作されるとバネ力に抗して掛け金8を戸体5に没入させる取っ手9と、取っ手9がバネ力に抗して回転操作されると引き戸体7を滑動させて通気口3を開く一方、取っ手9がバネ力によって初期位置に復帰されると引き戸体7を滑動させて通気口3を閉じるように取っ手9と引き戸体7とを連動させる連動機構11と、を備えている。
開き戸装置1は、室内外に圧力差のある部屋の出入口Oに適用される。部屋は、例えば発電所のタービン建屋の一室である。部屋の室内側Rinの圧力は、室外側Routの圧力よりも低い。
なお、図1は引き戸体7によって通気口3が閉じられた状態を示し、図2は通気口3が開かれた状態を示す。
板状の戸体5は縦に長く、横に短い。長辺のうち一方の辺は、部屋の壁板Wに蝶番2によって回転可能に支持されている。戸体5は、室内側Rinへ開くものであっても良いし、室外側Routへ開くものであっても良い。
戸体5が外開きの場合には、戸体5の表裏間の圧力差が戸体5を閉じる方向に作用しているため、戸体5は開き難くなる。他方、戸体5が内開きの場合には、戸体5の表裏間の圧力差が戸体5を開く方向に作用しているため、戸体5は閉じ難くなる。
矩形状の通気口3は、戸体5の表裏を貫く。通気口3は、取っ手9よりも上方に配置されている。通気口3は、大人の平均身長よりも上方に配置されている。
また、通気口3は、戸体5の長辺のうち一方の辺の近傍に配置されている。
矩形状の引き戸体7は、戸体5の表裏のうち、より高い圧力に晒される面の側に配置されている。引き戸体7は、戸体5に設けられる枠状のレール12によって保持されている。引き戸体7とレール12との間、および引き戸体7と戸体5との間には、双方の滑動を円滑にする転13が設けられている。転13は引き戸体7に支持されている。引き戸体7と戸体5との間の転13は、通気口3の完全閉塞を妨げ、差圧によって引き戸体7が戸体5に密着することを回避し、引き戸体7の開閉の円滑性を高めている。
取っ手9は、蝶番2とは逆の、戸体5の長辺のうち他方の辺の近傍に配置されている。取っ手9は、掛け金8に連動されている。
掛け金8は、蝶番2とは逆の、戸体5の長辺のうち他方の辺から突出している。掛け金8は、壁板Wに設けられる掛金穴Fに嵌合して、部屋の出入口Oを閉じる戸体5を保持して戸締まりする。また、掛け金8は、取っ手9が捻られると掛金穴Fから離脱し、戸体5内に埋没して戸体5を開放可能な状態にする。
取っ手9および掛け金8の少なくとも一方には、バネ力を負荷するスプリング(図示省略)が設けられている。スプリングのバネ力は、掛け金8を突出する方向へ作用している。
連動機構11も引き戸体7と同じく、戸体5の表裏のうち、より高い圧力に晒される面の側に配置されている。連動機構11は、引き戸体7と取っ手9とを連動させる節部材15と、節部材15に作用して節部材15の重量による取っ手9の操作力への影響を軽減させる弾性部材16と、を備えている。
節部材15は、取っ手9から上方に延びる垂直部17と、通気口3の高さで垂直部17に連接されて、水平方向へ延びて引き戸体7に到達する水平部18と、を含んでいる。
節部材15の取っ手9側の端部19は、ピン結合21によって取っ手9に接続されている。戸体5の横方向(幅方向)における引き戸体7の移動量Lは、取っ手9の回転中心から引き戸体7までの距離に等しい。このため、引き戸体7の移動量は、取っ手9に設けられてピン結合21を支持するブラケット24のアーム長さによって調整される。
節部材15の引き戸体7側の端部22は、スライダー結合23によって引き戸体7に接続されている。
また、節部材15は、適宜の間隔に配置される複数の案内部材25によって、戸体5に保持されている。それぞれの案内部材25は、節部材15の移動範囲において節部材15の移動を邪魔することなく保持している。門形の案内部材25も引き戸体7と同じく、戸体5の表裏のうち、より高い圧力に晒される面の側に配置されている。
弾性部材16は、例えばスプリングである。弾性部材16は、引き戸体7を介して間接的に、または節部材15を直接的に、節部材15の重量を重力に逆らって引き上げる方向へバネ力を作用させている。
本実施形態に係る開き戸装置1は、部屋の出入口Oを閉じている状態では、引き戸体7が通気口3を塞いでいるため、通気口3を通じた空気の流通は制限されている。ただし、このときであっても、開き戸装置1は、転13による通気口3と引き戸体7との隙間から微量の空気を流通させている。この隙間を通って、室内側Rinの空気は室外側Routへ漏れ出している。
部屋に入退出する者が取っ手9を捻ると、掛け金8が戸体5に没入され、戸体5が開放可能な状態になる。同時に、連動機構11の節部材15が引き下げられつつ蝶番2から遠ざかる。節部材15の移動にともなって引き戸体7は移動され、通気口3は開放される。通気口3が開放されることによって、部屋の外側から内側へと通気口3を通じて空気が流れ込み、戸体5の表裏間の圧力差が緩和され、戸体5は開閉が容易になる。
部屋に入退出する者が取っ手9から手を離すと、スプリングのバネ力によって、掛け金8は戸体5から突出して、壁板Wの掛金穴Fに嵌合可能な状態になる。同時に、連動機構11の節部材15が引き上げられて蝶番2へ近づく。節部材15の移動にともなって引き戸体7は移動され、通気口3は閉鎖される。通気口3が閉鎖されることによって、部屋の外側から内側への空気の流れが抑制されて、戸体5の表裏間の圧力差が回復し、戸体5は再び開閉し難くなる。
本実施形態に係る開き戸装置1は、取っ手9がバネ力に抗して回転操作されると引き戸体7を滑動させて通気口3を開く一方、取っ手9がバネ力によって初期位置に復帰されると引き戸体7を滑動させて通気口3を閉じるように取っ手9と引き戸体7とを連動させる連動機構11を備えることによって、戸体5の開閉にともなう取っ手9の回転操作に連動させて通気口3を開き、戸体5の表裏間に作用する圧力差を緩和できる。これによって、内外に圧力差のある部屋に出入りする際、戸体5の開閉が容易になる。
また、本実施形態に係る開き戸装置1は、戸体5の通気口3を取っ手9に連動する連動機構11および引き戸体7によって開閉させる簡便な構造を有するため、既設の戸体5に対しても、新設の戸体5に対しても、容易に適用できる。
さらに、本実施形態に係る開き戸装置1は、通気口3を取っ手9よりも上方に配置することによって、連動機構11を取っ手9よりも上方、より好ましくは大人の平均身長よりも上方に配置することによって、部屋から入退出する者に通気口3を通じて流通する空気が吹き当ることを防いで、風圧による入退出する者の事故や怪我などを回避できる。
さらにまた、本実施形態に係る開き戸装置1は、節部材15に作用して節部材15の重量による取っ手9の操作力への影響を軽減させる弾性部材16を備えているため、取っ手9の回転操作において通気口3を開閉させるために必要となる追加的な操作力を極力小さく抑制できる。
また、本実施形態に係る開き戸装置1は、戸体5の表裏のうち、より高い圧力に晒される面の側に配置される引き戸体7を備え、ひいてはレール12や連動機構11なども引き戸体7と同じく戸体5の表裏のうち、より高い圧力に晒される面の側に配置されることになり、既設の戸体5に対しても、新設の戸体5に対しても、容易に適用できる。特に、既設の戸体5に適用する場合においては、本実施形態に係る開き戸装置1は、極めて容易な施工を可能にする。
したがって、本実施形態に係る開き戸装置1によれば、室内外に圧力差を生じる部屋の出入口Oについて、新設であっても、既設であっても容易に適用可能であり、かつ開閉に必要な力の増大を抑制できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 開き戸装置
2 蝶番
3 通気口
5 戸体
7 引き戸体
8 掛け金
9 取っ手
11 連動機構
12 レール
13 転
15 節部材
16 弾性部材
17 垂直部
18 水平部
19 節部材の取っ手側の端部
21 ピン結合
22 節部材の引き戸体側の端部
23 スライダー結合
24 ブラケット
25 案内部材

Claims (5)

  1. 蝶番を軸に弧を描いて開閉し、かつ小窓を有する戸体と、
    前記戸体に対して滑動して前記小窓を開閉させる引き戸体と、
    バネ力によって前記戸体から突出する掛金と、
    前記戸体に回転自在に支持されて、回転操作されると前記バネ力に抗して前記掛金を前記戸体に没入させる取っ手と、
    前記取っ手が前記バネ力に抗して回転操作されると前記引き戸体を滑動させて前記小窓を開く一方、前記取っ手が前記バネ力によって初期位置に復帰されると前記引き戸体を滑動させて前記小窓を閉じるように前記取っ手と前記引き戸体とを連動させる連動機構と、を備える開き戸装置。
  2. 前記小窓は、前記取っ手よりも上方に配置されている請求項1に記載の開き戸装置。
  3. 前記小窓は、大人の平均身長よりも上方に配置されている請求項1または2に記載の開き戸装置。
  4. 前記連動機構は、前記引き戸体と前記取っ手とを連動させる節部材と、前記節部材に作用して前記節部材の重量による前記取っ手の操作力への影響を軽減させる弾性部材と、を備える請求項1から3のいずれか1項に記載の開き戸装置。
  5. 前記引き戸体は、前記戸体の表裏のうち、より高い圧力に晒される面の側に配置される請求項1から4のいずれか1項に記載の開き戸装置。
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