JP2008208547A - ブラインド - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作がし易くてブラインドの適用範囲の拡大を図る。
【解決手段】 前後をガラス板3によって挟まれた支持枠2内にブラインド本体5を配置し、前側のガラス板を挟んで昇降機構6及び角度調整機構7を操作するための制動体8及び操作体9を備え、支持枠内を上下動可能である制動体8はマグネット20を設け、ガラス板3の前面を上下動可能である操作体9はマグネットを設け、制動体と操作体とは互いに磁気力により互いに吸引し合って、一体の関係にあり、昇降機構6はブレード5aを昇降するための第1及び第2の昇降紐13,14を設け、角度調整機構7はブレードの角度を調整するための第1及び第2の角度調整紐26,27を設け、制動体8及び操作体9は上下動を通じて上記昇降紐及び角度調整紐を制御可能である。
【選択図】 図1

Description

この発明は、外部光の遮断や取入れ、目隠しなどに使用されるブラインドに関するものである。
部屋の窓側に設置して太陽光を取り入れたり、遮光するための複数のブレードによって構成されているブラインドとして、例えば特開平7−305580号公報及び特開平8−303155号公報に記載のブラインド(以下「従来例1」及び「従来例2」という。)が提案されている。
従来例1は、水平に設けられた上部取付枠と下部支持板との間に複数枚のブラインド羽根を取付け、これを上下に貫通する昇降ロープを設けると共に、上部取付枠からブラインド羽根の幅方向の両側に設けられ、ブラインド羽根の上下の間隔を保持し、かつブラインド羽根の傾斜角度を調整する角度調整紐を取り付けている。上記昇降ロープ及び角度調整紐の一端側は上部取付枠に設けているストッパーを通って下方に引き出されている。昇降ロープ及び角度調整紐のそれぞれを手に持って操作することにより、ブラインド羽根が上下し、またブラインド羽根の角度が調整される。
従来例2は、上部横杆から適当間隔で垂らした昇降紐を複数の羽根の挿通孔に通し、昇降紐の下端部を下部横杆に止め、昇降紐の上部側は上部横杆の一端側に設けた紐止め機構に延びている。紐止め機構に延びた昇降紐は羽根前面右側に垂下がっている。また羽根の左右前後位置には、羽根の角度調整をするための操作紐が配置されている。昇降紐を操作することにより、羽根の開閉をすることができる。また操作紐を操作することにより、羽根の角度調整をすることができる。
特開平7−305580号公報 特開平8−303155号公報
従来例1では、昇降ロープ及び角度調整紐の一端側は上部取付枠に設けているストッパーを通って下方に引き出される構成であり、上記上部取付枠に昇降ロープ及び角度調整紐を外側に引出すための開口を開ける必要があり、昇降ロープ及び角度調整紐がブラインドの外側に露出されているために、次のような問題がある。すなわち、
見栄えが悪いことは当然のこととして、ブラインドを例えば室内のドア内に設置するには不向きであり、ブラインドの適用範囲を広げるためには改善の余地がある。
昇降ロープ及び角度調整紐の操作時にこれらが障害物に当たることがあり、操作がし難いことがある。
従来例2においても、紐止め機構に延びた昇降紐は羽根前面右側に垂下がっており、羽根の角度調整のための操作紐が羽根の左右前後位置に配置されているために、従来例1と同様の課題がある。
この発明の目的は、操作がし易くてブラインドの適用範囲の拡大を図ることにある。
この発明の第1の特徴は、支持枠、この支持枠内に配置してある複数のブレードで構成されているブラインド本体、上記ブレードの昇降機構、上記ブレードの角度調整機構並びに上記昇降機構及び角度調整機構を操作するための制動体及び操作体を備えていることにある。上記昇降機構は上記ブレードを昇降するための昇降紐を設けており、上記角度調整機構は上記ブレードの角度を調整するための角度調整紐を設けており、上記制動体はマグネットを設けてあって、上記支持枠内を上下動可能であると共に、この上下動を通じて上記昇降紐及び角度調整紐を制御可能であり、上記操作体はマグネットを設け、上記支持枠の外側で上下動可能であり、上記制動体と上記操作体とは互いに磁気力により互いに吸引し合って、一体の関係にある。
この発明の第2の特徴は、上記第1の特徴を備えていると共に、支持枠がその両側からガラス板などの透明板によって挟持されかつ上記透明板と一体化されていることにある。
この発明の第3の特徴は、上記第1の特徴を備えていると共に、支持枠を挟むように配置されている透明板と、両透明板間にあって上記支持枠の外周を被覆すると共に、上記支持枠内を密閉する封止部材とを備えていることにある。
この発明の第4の特徴は、上記第2又は第3の特徴を備えていると共に、支持枠及び透明板をドア内に組み込んであることにある。
この発明の第5の特徴は、上記第1乃至第4のいずれかの特徴を備えていると共に、制動体が上記昇降紐及び角度調整紐の双方の制御を兼用していることにある。
この発明の第6の特徴は、上記第2乃至第5のいずれかの特徴を備えていると共に、制動体及び操作体は一方の透明板の正面の片側に上下動可能に配置されていることにある。
この発明の第7の特徴は、上記第1乃至第4のいずれかの特徴を備えていると共に、制動体が上記昇降紐を制御するための昇降制動体と角度調整紐を制御するための角度調整制動体とからなり、操作体が上記昇降制動体及び角度調整制動体とそれぞれ対となっている上記昇降操作体及び角度調整操作体とからなることにある。
この発明の第8の特徴は、上記第7の特徴を備えていると共に、制動体及び操作体が一方の透明板の正面の両側に上下動可能に配置されており、一側の制動体及び操作体が昇降制動体及び昇降操作体であり、他側の制動体及び操作体が角度調整制動体及び角度調整操作体であることにある。
この発明の第9の特徴は、上記第7の特徴を備えていると共に、制動体及び操作体が一方の透明板の正面の片側に上下動可能に配置されており、上下いずれか一側の制動体及び操作体が昇降制動体及び昇降操作体であり、他側の制動体及び操作体が角度調整制動体及び角度調整操作体であることにある。
この発明の第10の特徴は、上記第1乃至第9のいずれかの特徴を備えていると共に、操作体の上下動作を案内するためのガイドレールを設けてあることにある。
この発明によれば、露出する紐やロープによることなく、マグネットの磁気力によって一体関係にある制動体と操作体とを用いてブラインド本体の開閉操作や角度調整操作をすることができるので、これらの操作がし易く、そしてドア内などにも組み込むことができ、その適用範囲の拡大を図ることができる。
この発明を実施するための一形態を図1〜図24を参照して説明する。
図1〜図5において、ブラインド1は支持枠2、この支持枠を挟むように配置されている透明板であるガラス板3、両ガラス板間にあって上記支持枠の外周を被覆する封止部材4、上記支持枠内に配置してある複数のブレード5aからなるブラインド本体5、各ブレードを昇降するための昇降機構6、各ブレードの角度を調整するための角度調整機構7並びに制動体8及び操作体9を備えている。
図4〜図7において、支持枠2の本体は図6左右の縦枠2a,2bと上下の横枠2c,2dとを組み合わせた四角形状のフレームである。縦枠2a,2b及び横枠2c,2dはいずれも筒体によって形成されている。左右の縦枠2a,2bのうち、一方(図4右方)の縦枠2bは他方の縦枠2aと対向する内側面に上下方向に長い溝状の走行レール2b1(図7)を設けてあり、走行レールの両側が立ち上がり2b2となっている。
また一方の縦枠2bの内側にコ字状の側カバー10を取り付けてあり、この側カバー内側に収納空間が形成されている(図4)。また図5及び図6に示すように、上方の横枠2cの内側にもL形カバー部11a,11bを組み合わせたコ字状の上カバー11を取り付けてあり、この上カバー内側に収納空間が形成されている。
図8において、L形カバー部11a,11bはいずれも水平部11a1,11b1に内方から外方に向けてU字形に切り込んだ係止孔11a11,11a12,11a13及び係止孔11b11,11b12,11b13を長さ方向(図上下方向)に間隔を隔てて配置してある。図5に示すように、一側(図左側)のL形カバー部11aの水平部11a1の上に、他方のL形カバー部11bの水平部11b1が重ねられている。重ねられている状態において、係止孔11a11と係止孔11b11、係止孔11a12と係止孔11b12及び係止孔11a13と係止孔11b13がいずれも長孔状の保持孔を形成している。
図4〜図6に示すように、透明のガラス板3は支持枠2より一回り大きな四角形状のガラス板であって、支持枠をその両側から挟むように保持している。両ガラス板3間にあって支持枠2の外周は全周に亘って幅wの空間12(図4及び図5)が設けられている。
図1、図4及び図5に示すように、封止部材4は空間12内に隙間なく充填されており、支持枠2(縦枠2a,2b及び横枠2c,2d)の外周全周を被覆している。このために、支持枠2内は密閉状態にある。封止部材4はゴムなどの部材が用いられており、ガラス板3の内面に密着されている。
図1及び図2に示すブラインド本体5は複数のブレード5aが水平に所定ピッチを置いて上下方向に配置されており、最下部にブレード板5bを設けてある。各ブレード5aの長さ方向の両側には昇降用孔5a1,5a2を開けてある。各ブレード5aは長方形状の長い板からなり、その幅方向(図11の左右方向)の断面が緩やかな円弧を形成している。
ブレード5aを昇降するための昇降機構6及びブレードの角度を調整するための角度調整機構7について説明する。
まず、ブレード5aの昇降機構6及び角度調整機構7のそれぞれの概略を図9及び図10を参照して説明し、ついでこれらの機構の具体的構成を主に図11〜図23に基づいて説明する。
図9において、ブレード5aの昇降機構6は第1及び第2の昇降紐13,14を備えている。第1及び第2の昇降紐13,14は一端部13a,14a側でブラインド本体5の各ブレード5aを貫通して最下部を吊り下げ保持し、第1及び第2の昇降紐の上下動によって各ブレード5aが昇降する。第1及び第2の昇降紐13,14はブラインド本体5の上側で第1及び第2の昇降伝動ローラ15,16に掛け回され、図9右側に水平方向に引き出され、第3の昇降伝動ローラ17を経てそれぞれ下方に延伸され、さらに他端部側で制動体8の制動ローラ18に掛け回され、上方に延ばされて他端部13b,14bが止め部材19に固着されている。
制動体8と、これに対向近接してある上下動可能である操作体9とはいずれもマグネット20,21を装着してあり、対向しているマグネットの磁気力により互いに吸引し合って、一体の関係にある。
操作体9を上下動させると、制動体8も操作体の移動に伴って同一方向に移動する。この移動によって、制動体8が例えば図9下方に移動すれば、制動ローラ18は下方に移動し、制動ローラと第3の昇降伝動ローラ17との間の第1及び第2の昇降紐13,14が下方に引っ張られるから、ブラインド本体5の各ブレード5aが上昇し、開放可能となる。
反対に、制動体8が上方に移動すれば、制動ローラ18は上方に移動するから、制動ローラと第3の昇降伝動ローラ17との間の第1及び第2の昇降紐13,14は上方に引戻されるから、ブラインド本体5の各ブレード5aが降下し、閉鎖可能となる。
図9及び図10において、ブレード5aの角度調整機構7は回転軸22を備えており、この回転軸に第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24並びに角度調整制動ローラ25を固定してある。
第1の角度調整伝動ローラ23には対の第1の角度調整紐26の上側を掛け回し、第2の角度調整伝動ローラ24には対の第2の角度調整紐27の上側を掛け回してある。第1及び第2の角度調整紐26,27の下側はブラインド本体5の各ブレード5aをその両側で吊り下げ保持している。
角度調整制動ローラ25の下方に下側ローラ29を設けてあり、この角度調整制動ローラと下側ローラとの間に角度調整制動紐28を掛け回してある。角度調整制動紐28には制動体8を介在させてある。換言すると、制動体8の両側に角度調整制動紐28の両端を接続し、無端状の角度調整制動紐28は角度調整制動ローラ25と下側ローラ29との間に掛け回されている。
操作体9を所定距離だけ上下動させると、制動体8も操作体の移動に伴って同一方向に移動し、この移動により角度調整制動ローラ25と下側ローラ29との間に掛け回わされている角度調整制動紐28は時計方向に又は反時計方向に移動され、同時に角度調整制動ローラが正転又は反転され、角度調整制動ローラの回転力が回転軸22を通じて第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24に伝達されて正転又は反転される。この結果、第1及び第2の角度調整紐26,27が上下動してブラインド本体5の各ブレード5aの角度が調整される。
図1及び図11〜図20に基づいて、ブレード5aの昇降機構6の具体的構成を説明する。
昇降機構6は、図11〜図14及び図20に示すように、第1及び第2の昇降紐13,14、第1、第2及び第3のローラ枠30,31,32、第1、第2及び第3の昇降伝動ローラ15,16,17及び制動ローラ18を備えており、制動体8及び操作体9(図17)によって操作されるものである。
図13及び図14左右両側に位置している第1及び第2の昇降紐13,14は、最上に位置しているブレード5aから最下端に位置するブレード板5bまでを昇降用孔5a1,5a2を通じて貫通し、それぞれの紐下端がブレード板に接続されている。第1及び第2の昇降紐13,14は上側で第1、第2及び第3のローラ枠30,31,32の第1、第2及び第3の昇降伝動ローラ15,16,17を経て制動体8の制動ローラ18に掛け回されている。
図11〜図14に示す第1、第2及び第3のローラ枠30〜32において、第1及び第2のローラ枠30,31はいずれも同一構成である。第1及び第2のローラ枠30,31はプラスチック部材によって正面溝形に形成されており、両側に軸受け30a,31aを起立してある。第1及び第2のローラ枠の軸受け30a,31aには上方にU字形の受け溝を、下方の両側に対の縦長の通孔30a1,30a2,30a3,30a4及び通孔31a1,31a2,31a3,31a4(図14)を貫通してある。また第1及び第2のローラ枠30,31の内底部に第1及び第2の昇降伝動ローラ15,16を取り付けてある。さらに第1及び第2のローラ枠30,31の底部に下端につば部を有するガイド筒30b,31bを設けてあり、ガイド筒の外周が係合溝30c,31cになっている。
第3のローラ枠32は、ガイド筒の構成を除いて第1及び第2のローラ枠30,31と同一であるので、相違点のみを説明する。
ガイド筒32bはその取付け位置が図13右側にずらされていると共に、内部には十字板からなる仕切り32dによって4つのガイド通路32e1,32e2,32e3,32e4を形成してある(図15)。第1及び第2のガイド通路32e1,32e2は第3の昇降伝動ローラ17寄りに配置され、第3及び第4のガイド通路32e3,32e4はその反対側に配置されている。
第3の昇降伝動ローラ17は第3のローラ枠32の内底部に取り付けられている。軸受け32a、受け溝及び通孔32a1,32a2,32a3,32a4は第1及び第2のローラ枠30,31における軸受け30a,31a、受け溝及び通孔30a1〜30a4,31a1〜31a4に対応している。
図14に示すように、第1のローラ枠の通孔30a1,30a3、第2のローラ枠の通孔31a1,31a3及び第3のローラ枠の通孔32a1,32a3は同一直線上に配置され、また第1のローラ枠の通孔30a2,30a4、第2のローラ枠の通孔31a2,31a4及び第3のローラ枠の通孔32a2,32a4は同一直線上に配置されている。
第1、第2及び第3のローラ枠30,31,32は図16に示すように、上カバー11によって被覆されていると共に、各ガイド筒30b,31b,32bを通じて上カバーのL形カバー部11a,11bの水平部に保持されている。
保持状態を説明すると、第1のローラ枠30はガイド筒30bの係合溝30c内に図16(ア)に示すように、両側からL形カバー部11a,11bの水平部の係止孔11a11,11b11が差し込まれ、第2のローラ枠31はガイド筒31bの係合溝31c内に図16(イ)に示すように、両側から水平部の係止孔11a12,11b12が差し込まれ、第3のローラ枠32はガイド筒32bの係合溝32c内に図16(ウ)に示すように、両側から水平部の係止孔11a13,11b13が差し込まれ、各ガイド筒が各係止孔を介して左右のL形カバー部11a,11bによって挟まれ、保持されている。
制動体8について、主に図4、図17〜図22を参照して説明する。
制動体8はその本体が角柱体状に形成されており、側面片側(図18右側)に走行ローラ33を取り付けてある。走行ローラ33はローラ軸34を中心として回転可能である。制動体8は走行ローラ33を通じて縦枠2bの走行レール2b1上を昇降(上下動)可能である。また制動体8は、正面側にローラ軸36を回転中心とする補助走行ローラ35を取り付けてある。制動体8は補助走行ローラ35を通じて縦枠2bの側カバー10内面上を昇降(上下動)可能であって、安定的走行を可能にしている。制動体8の内部に磁性板43を取り付けてある。磁性板43にマグネット20を吸着してある。マグネット20は図17及び図18に示す例ではブロック状のものを3個並べて制動体8の収納部内に納めてある。各マグネット20の正面側は広い面となっており、この面が縦枠2bの走行レール2b1に対向状態に露出されている。
図18〜図20に示すように制動体8の上部には上端開口の収納穴部8aを開けてある。収納穴部8a内には制動ローラ18を設けてある。制動ローラ18はローラ軸37を中心として回転可能である。ローラ軸37の軸心方向は走行ローラ33のローラ軸34のそれと一致されている。
図1に示す昇降機構6における第1及び第2の昇降紐13,14の配置について説明する。
図13〜図15に示すように、第1の昇降伝動ローラ15に掛け回されている第1の昇降紐13は、その一端部側でガイド筒30bを貫通してブラインド本体5を吊り(図11)、他端部側が第1の昇降伝動ローラから第1のローラ枠30の通孔30a4を通過し、第2のローラ枠31の通孔31a2,31a4を通って、第3のローラ枠32の通孔32a2を貫通し、第3の昇降伝動ローラ17を経てガイド筒32bの第2のガイド通路32e2を通って下方に導かれて制動体8の制動ローラ18に掛け回されて上方に引き出されて、他端部13bは止め部材19に接続されている(図20)。止め部材19は縦枠2bの内面にビス止めされている。
図13〜図15に示すように、第2の昇降伝動ローラ16に掛け回されている第2の昇降紐14は、その一端部側でガイド筒31bを貫通してブラインド本体5を吊り(図12)、他端部側が第2の昇降伝動ローラから第2のローラ枠31の通孔31a3を通過し、第3のローラ枠32の通孔32a1を貫通し、第3の昇降伝動ローラ17を経てガイド筒32bの第1のガイド通路32e1を通って下方に導かれて制動体8の制動ローラ18に掛け回されて上方に引き出されて、他端部14bは止め部材19に接続されている(図20)。
昇降機構6は上記構成であるから、図1及び図20に示すように制動体8を降下(下動)させると、走行ローラ33を通じて縦枠2bの走行レール2b1上を下方に移動し、この移動に伴って制動ローラ18が下方に移動しながら第1及び第2の昇降紐13,14を下方に引っ張るから、第1及び第2の昇降紐はブレード板5bを上方に持ち上げ、このため各ブレード5aが上方に押し上げられてブラインド本体5は収縮される。
反対に、制動体8を上昇(上動)させると、走行ローラ33を通じて縦枠2bの走行レール2b1上を上方に移動し、この移動に伴って制動ローラ18が上方に移動し、第1及び第2の昇降紐13,14の引っ張り状態が緩み、第1及び第2の昇降紐はブレード板5bを下方に落下させ、このためブラインド本体5は伸張される。
ブレード5aの角度を調整するための角度調整機構7の具体的構成について、図1、図11〜図15及び図21〜図22を参照して説明する。
角度調整機構7は、図13及び図21に示すように回転軸22、第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24、角度調整制動ローラ25、第1及び第2の角度調整紐26,27、角度調整制動紐28及び下側ローラ29を備えている。
回転軸22は、図1及び図13に示すように横枠2cに沿って水平方向に配置されており、ローラ枠30,31,32の軸受け30a,31a,32aに回転可能に軸受けされている。
図1及び図13に示すように第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24並びに角度調整制動ローラ25は、軸心を貫通している回転軸22にそれぞれ間隔を隔てて固定されている。
第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24はいずれも同一構成である。第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24はローラ枠内30,31に配置されており、中間部に円周方向に全周に保持溝23a,24aを形成してある。第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24には、図13に示すように各保持溝23a,24aを通じて第1の角度調整紐26(26a,26b)(図11)及び第2の角度調整紐27(27a,27b)(図12)がそれぞれ掛け回されている。
角度調整制動ローラ25は、回転軸22の一端側(図13右端側)に設けられているローラ枠32内に配置されている。角度調整制動ローラ25の端部に円周方向に全周に保持溝25aを形成してある。角度調整制動ローラ25には保持溝25aを通じて角度調整制動紐28が掛け回されている。
第1の角度調整紐26及び第2の角度調整紐27は、図11及び図12に示すようにそれぞれ2本の紐部26a,26b及び紐部27a,27bからなる。紐部26a,26b及び紐部27a,27bは第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24から下方に向けてブレード5aの幅方向の両側からこれを挟むように垂れ下がり、各下端部がブレード板5b(図1)に接続されている。対向する第1の角度調整紐26の紐部26a,26bの間及第2の角度調整紐27の紐部27a,27bの間には、それぞれブレード5aの底部を支えるブレード保持紐26c,27cを渡してある。
図21及び図22に示すように、角度調整制動紐28は角度調整制動ローラ25に掛け回されて、下方に延びている一端部28aが制動体8の上端部に止められ、他端部28b側が制動体の背部を通って下側ローラ29に掛け回されて上方に引き出されて制動体8の下端に止められている。下側ローラ29は縦枠2bに固定されている保持体38に取り付けられている。保持体38にはブレード側に向けてL形の腕部を設け、下側ローラ29が腕部内にローラ軸39を回転中心として配置されている。
図21及び図22に示すように、角度調整機構7は上記構成であるから、制動体8をわずかの距離上下動させると、走行ローラ33を通じて縦枠2bの走行レール2b1上を上下移動し、角度調整制動紐28は制動体8に接続され、かつ角度調整制動ローラ25と下側ローラ29との間に無端状に掛け回されているので、制動体の移動に伴って角度調整制動紐28が上下動するから、上下動した距離に対応する角度分だけ角度調整制動ローラ25が正転及び反転をし、同時に回転軸22を通じて第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24(図1)が正転又は反転をするから、対向している第1の角度調整紐の紐部26の紐部26a,26bの一方が、そして第2の角度調整紐27の紐部27a,27bの一方が下方に引っ張られ、他方が上方に引っ張られるから、保持紐26c,27cが水平状態から下向きの傾斜状態に、下向きの傾斜状態から水平状態に又は水平状態から上向きの傾斜状態に変化するため、この変化に追従して各ブレード5aの角度が変化して、角度調整がされる。
操作体9について、図1、図4、図17及び図23を参照して説明する。
操作体9はプラスチックによって立方体状に成形されており、中央部に凹部9aを設けて把持し易くしている。操作体9は内部にマグネット21を収納してある。マグネット21は上記マグネット20と同様の形状にしている。マグネット21の端面は操作体9の背面より露出されている。マグネット21の片側(図4及び図23右側)に側面に沿ってかつその長さ方向にガイド突部9bを設けてある。ガイド突部9bは操作体9と同じ又はこれより短い長さを備えている。操作体9は図23の上下方向に移動可能である。操作体9は一方(図2右方)のガラス板3の正面(前面)上を円滑にスライドできるようにするためにガイドレール40を設けてある。ガイドレール40はガラス板3の正面上固着されている。ガイドレール40は長さ方向にガイドスリット40aを開けてある。ガイドスリット40a内には図4に示すように操作体9のガイド突部9bが組み込まれている。操作体9はガイドレール40に沿って上下動(昇降)可能である。操作体9はガラス板3に面する側にローラ41を設けてあり、ローラがガラス板上を円滑に走行可能としている。ガイドレール40の両端にストッパ42を装着してある。
制動体8と操作体9との関係について、図1、図4及び図17を参照して説明する。
制動体8と操作体9とはガラス板3を挟んで対向位置関係にある。対向位置関係の維持は、制動体8のマグネット20と操作体9のマグネット21とが互いに吸引し合うことによって達成される。このようなマグネット20,21の磁気力によって、操作体9は、ガラス板3上での位置保持が可能となり、操作体の上下動により制動体8は操作体の移動方向と同じ方向に移動が可能となる。
ブラインド本体5の開閉及びブレード5aの角度調整について説明する。
ブラインド本体5を全開又は一部開放するためには、図1及び図20に示すように操作体9を降下させると、操作体と対向して互いに吸引関係にある制動体8も縦枠2bの走行レール2b1上を下方に移動し、この移動に伴って制動ローラ18が降下するために、制動体と止め部材19との距離が離れるから、第1及び第2の昇降紐13,14が下方に引っ張られ、ブレード板5bは第1及び第2の昇降紐を介して上方に持ち上げられ、このため各ブレード5aが上方に押し上げられてブラインド本体5は収縮され、開放される。
ブラインド本体5を全閉又は一部閉鎖するためには、図1及び図20に示すように操作体9を上昇させると、制動体8も上昇され、縦枠2bの走行レール2b1上を上昇し、この上昇に伴って制動ローラ18が上方に移動しながら第1及び第2の昇降紐13,14の引っ張り状態が緩み、ブレード板5bは降下するためブラインド本体5は伸張され、閉鎖される。
ブラインド本体5のブレード5aの角度を調整して遮光するためには、図1及び図21に示すように、操作体9を所定距離だけ上昇(上動)させると、制動体8も操作体の移動に伴って同一方向に移動し、この移動により角度調整制動ローラ25と下側ローラ29との間に掛け回してある角度調整制動紐28は反時計方向に移動され、同時に角度調整制動ローラも反時計方向に回転され、角度調整制動ローラの回転力が回転軸22を通じて第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24に伝達されて図11及び図12反時計方向に回転される。この結果、第1及び第2の角度調整紐26,27の紐部26a,27aが降下し、紐部26b,27bが上昇するから、図5に示すようにブラインド本体5の各ブレード5a右肩上がりに傾斜され、遮光される。
図5に示す状態から、光を取り入れるためには、操作体9を所定距離だけ降下させることにより、角度調整制動ローラ25を通じて第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24は時計方向に回転され、第1及び第2の角度調整紐26,27の紐部26a,27aが上昇し、紐部26b,27bが降下するから、図11及び図12に示すようにブラインド本体5の各ブレード5aが水平の状態になった段階で操作体9の移動を停止する。
図24に示すドアDは、図1に示すブラインド1を組み込んでいる適用例である。
ドアDは、ブラインド1の開閉及びブレードの角度調整のための操作用の開口部がなく、紐も露出されておらず、外観の見栄えが良く、ブラインド1内を真空状態に密閉することにより、この種のブラインドを窓側の扉又はドアに配置すれば結露防止が図られる。
この発明を実施するための他の形態について図25〜図35を参照して説明する。
図示するブラインド1Aに係る構成の特徴は操作体及び制動体をそれぞれ昇降用と角度調整用とに分離した点にあり、換言すれば、昇降機構6Aと角度調整機構7Aとを互いに独立して機能できる構成にした点にある。
ブラインド1Aの他の構成は図1に示すブラインド1のそれと実質的に同一であるので、共通する構成部分を説明する上で用いる符号をブラインド1の符号と一致させて対応関係を明確にしている。
以下、この発明に係る形態の特徴を説明し、共通する構成に関して必要に応じて説明する。
図28において、ブラインド1Aの支持枠2Aの本体は左右の縦枠2a,2bと上下の横枠2c,2dとを組み合わせた四角形状のフレームであって、両縦枠の内側にコ字状の側カバー10,10Aを取り付けてある。また上方の横枠2cの内側にもL形カバー部11Aa,11Abを組み合わせたコ字状の上カバー11Aを取り付けてある。
図29に示すように、L形カバー部11Aa,11Abはいずれも水平部11a1,11b1に内方から外方に向けてU字形に切り込んだ係止孔11a11,11a12,11a13,11a13A及び係止孔11b11,11b12,11b13,11b13Aを長さ方向(図上下方向)に間隔を隔てて配置してある。
図28に示すように、一側(図左側)のL形カバー部11Aaの水平部11a1の上に、他方のL形カバー部11Abの水平部11b1が重ねられている。重ねられている状態において、係止孔11a11と係止孔11b11、係止孔11a12と係止孔11b12、係止孔11a13と係止孔11b13及び係止孔11a13Aと係止孔11b13Aが長孔状の保持孔を形成している。
L形カバー部11Aa,11Abは、水平部11a1,11b1の対の係止孔11a11と係止孔11b11、係止孔11a12と係止孔11b12、係止孔11a13と係止孔11b13及び係止孔11a13Aと係止孔11b13Aが、後述する第1、第2、第3及び第4のローラ枠30,31,32,32A(図31)のガイド筒30b,31b,32b,32Abの係合溝30c,31c,32c,32Acに差し込まれた状態で第1、第2、第3及び第4のローラ枠を保持している。
図25〜図27において、昇降制動体8A1と昇降操作体9A1はブラインド本体5のブレード5aの昇降機構6Aを操作するものである。また角度調整制動体8A2と角度調整操作体9A2とはブラインド本体5のブレード5aの角度調整機構7Aを操作するものである。図25に示す例では、昇降制動体8A1と昇降操作体9A1は正面側のガラス板3の前面の右側に、また角度調整制動体8A2と角度調整操作体9A2は正面側のガラス板3の前面の左側にそれぞれ配置されている。
図30〜図33において、ブレード5aの昇降機構6Aは前記昇降機構6と同一構成であるので、その説明を省略する。
図30〜図33において、ブレード5aの角度調整機構7Aは回転軸22Aを備えており、この回転軸に第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24並びに第1及び第2の角度調整制動ローラ25A1,25A2を固定してある。
第1の角度調整制動ローラ25A1は回転軸22Aの図30及び図33の左端に固着されている。第1の角度調整制動ローラ25A1の下方に下側ローラ29Aを設けてある。第1の角度調整制動ローラ25A1と下側ローラ29Aとの間に角度調整制動紐28Aを掛け回してある。角度調整制動紐28Aの図31上端側は第1の角度調整制動ローラ25A1の保持溝25A1a内に掛け回されている。角度調整制動紐28Aの図33の下端側は保持体38Aに取り付けられているローラ軸39Aを回転中心とする下側ローラ29Aに掛け回されている。角度調整制動紐28Aには角度調整制動体8A2を介在させてある。
第1の角度調整制動ローラ25A1は第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24並びに第2の角度調整制動ローラ25A2と共に、回転軸22Aを介して第4のローラ枠32A並びに第1、第2及び第3のローラ枠30,31,32に支持されている。
図31及び図32において、第4のローラ枠32Aは第3のローラ枠32と同一構成である。第4のローラ枠32Aの軸受け32Aa、通孔32Aa1,32Aa2,32Aa3,32Aa4、ガイド筒32Ab、係合溝32Ac、仕切り32Ad、ガイド通路32Ae1,32Ae2,32Ae3,32Ae4は、第3のローラ枠32の軸受け32a、通孔32a1,32a2,32a3,32a4、ガイド筒32b、係合溝32c、仕切り32d、ガイド通路32e1,32e2,32e3,32e4にそれぞれ対応している。
図33及び図34に示す角度調整制動体8A2は昇降制動体8A1と同一構成であり、昇降制動体8A1は制動体8と同一構成である。
角度調整制動体8A2におけるマグネット20A、走行ローラ33A、ローラ軸34A、補助走行ローラ35A及び磁性板43Aは、制動体8におけるマグネット20、走行ローラ33、ローラ軸34、補助走行ローラ35及び磁性板43にそれぞれ対応している。
角度調整制動体8A2は走行ローラ33Aを通じて縦枠2aの走行レール2a1上を昇降(上下動)可能である。角度調整制動体8A2は補助走行ローラ35Aを通じて縦枠2aの側カバー10A内面上を昇降(上下動)可能であって、安定的走行を可能にしている。またマグネット20Aの正面の端面は縦枠2aに対向状態に露出されている。
図34及び図35において、角度調整操作体9A2は昇降操作体9A1と同一構成であり、昇降操作体9A1は操作体9と同一構成である。
角度調整操作体9A2の凹部9Aa、ガイド突部9Ab、マグネット21A、ガイドレール40A、ガイドスリット40Aa、ローラ41A及びストッパ42Aは、操作体9の凹部9a、ガイド突部9b、マグネット21、ガイドレール40、ガイドスリット40a、ローラ41及びストッパ42にそれぞれ対応している。
角度調整操作体9A2は図34に示すように、角度調整制動体8A2と正面側のガラス板3を挟んで対向位置関係にして、角度調整制動体のマグネット20Aと角度調整操作体のマグネット21Aとが互いに吸引し合っている。このために、角度調整操作体9A2は両マグネット20A,21Aの磁気力によって、ガラス板3上での位置保持が可能となり、角度調整操作体の上下動により角度調整制動体8A2は角度調整操作体の移動方向と同じ方向に移動が可能となる。
角度調整操作体9A2を上下動させると、角度調整制動体8A2も角度調整操作体の移動に伴って同一方向に移動し、この移動により、図30に示す第1の角度調整制動ローラ25A1と下側ローラ29Aとの間に掛け回してある角度調整制動紐28Aは時計方向に又は反時計方向に移動され、同時に第1の角度調整制動ローラが正転又は反転され、第1の角度調整制動ローラ25A1の回転力が回転軸22Aを通じて第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24に伝達されて正転又は反転される。この結果、第1及び第2の角度調整紐26,27が上下動してブラインド本体5の各ブレード5aの角度が調整される。
図30において、ブラインド本体5を全開又は一部開放するためには、図右側に位置している昇降操作体9A1を降下させると、昇降制動体8A1も下方に移動し、この移動に伴って制動ローラ18が降下するために、第1及び第2の昇降紐13,14が下方に引っ張られるから、ブレード5aは上方に持ち上げられ、押し上げられてブラインド本体5は収縮され、開放される。
ブラインド本体5を全閉又は一部閉鎖するためには、昇降操作体9A1を上昇させると、昇降制動体8A1も上昇され、この上昇に伴って制動ローラ18が上方に移動しながら第1及び第2の昇降紐13,14の引っ張り状態が緩み、ブレード5aは降下するためブラインド本体5は伸張され、閉鎖される。
ブラインド本体5のブレード5aの角度を調整して遮光するためには、図30左側に位置している角度調整操作体9A2を所定距離だけ上昇させると、角度調整制動体8A2も上昇し、この移動により第1の角度調整制動ローラ25Aと下側ローラ29Aとの間に掛け回してある角度調整制動紐28Aは反時計方向に移動され、同時に第1の角度調整制動ローラも反時計方向に回転(反転)され、第1の角度調整制動ローラの回転力が回転軸22Aを通じて第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24に伝達されて反転(反時計方向に回転)される。この結果、第1及び第2の角度調整紐26,27を介してブラインド本体5の各ブレード5aが傾斜され、遮光される。
光を取り入れるためには、角度調整操作体9A2を所定距離だけ降下させることにより、第1の角度調整制動ローラ25A1を通じて第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24は時計方向に回転(正転)され、第1及び第2の角度調整紐26,27を介してブラインド本体5の各ブレード5aが水平の状態になった段階で角度調整操作体9A2の移動を停止する。
なお、図30及び図31に示す例では、昇降制動体8A1が角度調整機構7Aから切り離されているので、第2の角度調整制動ローラ25A2の保持溝25A2aには角度調整制動紐が掛け回されておらず、また図31に示す第4のローラ枠32Aの内底部に取り付けてある昇降伝動ローラ17Aには昇降紐が掛け回されていない。
この発明を実施するためのさらに他の形態について図36及び図37を参照して説明する。
図示するブラインド1Bに係る構成の特徴は操作体及び制動体をそれぞれ昇降用と角度調整用とに分離した点にある。
ブラインド1Bの他の構成は図1に示すブラインド1のそれと実質的に同一であるので、共通する構成部分を説明する上で用いる符号をブラインド1の符号と一致させて対応関係を明確にしている。
以下、この発明に係る形態の特徴を説明し、共通する構成に関して必要に応じて説明する。
図36及び図37に示すように正面側のガラス板3の前面の片側(図右側)に、ブレード5aの昇降制動体8B1及び昇降操作体9B1と、角度調整制動体8B2及び角度調整操作体9B2とが配置されている。
昇降機構6Bは前記昇降機構6,6Aと構成及び作用が同一である。昇降操作体9B1を上下動させることより、マグネット20,21を介して一体の昇降制動体8B1も連動して上下動され、ブラインド本体5の開閉が可能となる。
図37に示す角度調整機構7Bにおいて、角度調整制動体8B2は正面側のガラス板3(図36)を挟んで角度調整操作体9B2と対向位置し、互いにマグネット20B,21Bの磁気力によって吸引され一体関係にある。角度調整制動ローラ25と下側ローラ29Bとの間に角度調整制動紐28Bを掛け回してある。角度調整制動紐28Bには角度調整制動体8B2を介在させている。
図36に示すように正面側のガラス板3の前面の片側(図右側)に、角度調整操作体9B2及び昇降操作体9B1を案内すると共にガイドスリット40Baを有するガイドレール40Bを上下方向に取り付けてあり、上下両端及び上側の3箇所にそれぞれストッパ42Bを取り付けてある。昇降操作体9B1及び角度調整操作体9B2はいずれも昇降操作体9A1及び角度調整操作体9A2と同一構成であり、またガイドレール40Bはその長さを除いてガイドレール40,40Aと同一構成である。
角度調整操作体9B2を上下動させることにより、角度調整制動体8B2も上下動し、この動作に追従して角度調整制動紐28Bを通じて回転軸22が正転又は反転して、第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24も正転又は反転し、ブラインド本体5のブレード5aの角度が調整される。
ブラインド本体5を開放又は閉鎖するためには、図37の右下側に位置している昇降操作体9B1を降下又は上昇させると、昇降制動体8B1も下方又は上方に移動し、この移動に伴って制動ローラ18が降下又は上昇するために、第1及び第2の昇降紐13,14を介してブレード5aは上方に持ち上げられるか又は降下するために、ブラインド本体5は収縮又は伸張され、開放又は閉鎖される。
ブラインド本体5のブレード5aの角度を調整するためには、角度調整制動体8B2に対向している角度調整操作体9B2を所定距離だけ昇降させることにより、角度調整制動ローラ25Bを通じて第1及び第2の角度調整伝動ローラ23,24は正転又は反転され、第1及び第2の角度調整紐26,27を介してブラインド本体5の各ブレード5aの角度が傾斜又は水平の状態になって、遮光又は光を取り入れることができる。
図1、図25及び図36に示すブラインド1,1A,1Bにおいて、支持枠2,2Aをガラス板3で挟み、封止部材4によって外周を封止して支持枠内を密閉にしかつ一体化することにより、内部の真空化を実現することができ、真空化が結露防止に有効である。また一体化により、ブラインド1,1A,1Bを室内のドアDなどにも容易に組み込むことができ、適用範囲を広げることができる。
ブラインド1,1A,1Bの開閉及びブレード5aの角度調整のための各操作をマグネット20,20A,20Bを有する制動体8,8A1,8B1,8A2,8B2と、支持枠2,2Aの外に位置しているマグネット21,21A,21Bを有する操作体9,9A1,9B1,9A2,9B2によって行うので、ブラインドに開口部を開ける必要がなく、このために外観美に優れ、支持枠内の密封が容易に実現でき、ドア、壁の開口部又は窓のサッシなどにも簡単に取り付けることができる。
図1、図25及び図36に示すように、ブラインド1,1A,1Bは支持枠2,2Aを透明板3で挟持して外周を封止部材4により封止し、全体がユニット化されているので、運搬や取付け作業の迅速化や簡易化に寄与する。
図1、図25及び図36に示すブラインド1,1A,1Bにおいて、その構成部品を共通化しながらも、多様な昇降機構6,6A,6Bや角度調整機構7,7A,7Bを備えたブラインドを製造することができる。もちろん、構成部品を共通化することは必ずしも必要でない。また必ずしも封止部材4によって支持枠2,2A内を密閉にすることを要しない。
支持枠2,2Aと透明板3とをビスなどの結合部材で結合しても良く、封止部材4に限られない。透明板3はガラス板に限られず、プラスチック板でも良い。
図25に示す例では、昇降制動体8A1と角度調整制動体8A2とを、また昇降操作体9A1と角度調整操作体9A2とを、それぞれ互いに同一構成にして、製造や組み立てを容易にしているが、必ずしもこの例に限らず、機能やデザインなどの観点から例えば図左側の角度調整制動体8A2及び角度調整操作体9A2の大きさやマグネットの数などを他側の昇降制動体8A1及び昇降操作体9A1のそれらと異にしても良い。
同様に、図37に示す昇降制動体8B1と角度調整制動体8B2とを、また昇降操作体9B1と角度調整操作体9B2とを、それぞれ同一構成とする他に、例えば図上側の角度調整制動体8B2及び昇降操作体9B2の大きさやマグネットの数などを下側の昇降制動体8B1及び昇降操作体9B1のそれらと異にしても良い。
操作体9,9A1,9B1,9A2,9B2の操作手段は人手による手動でもまた自動でも良い。操作体9,9A1,9B1,9A2,9B2を自動操作する場合に、例えば操作体の本体にモータを組み込んで、リモートコントロールによってモータを制御して内蔵しているローラ41,41Aを介して走行可能にしても良い。操作体9,9A1,9B1,9A2,9B2の配置位置に関しても、図示の例では正面のガラス板3の左右両側又は片側としているが、これらの例に限定されるものではなく、上側又は下側でも良く、また正面(前面)に限られず、側面側であっても良く、適宜である。
図30及び図31に示すように、回転軸22Aの両端側にいずれも同一構成のローラ枠32,32A、昇降伝動ローラ17,17A並びに第1及び第2の角度調整制動ローラ25A1,25A2を配置することにより、昇降機構及び角度調整機構がガラス板3の正面の左側、右側のいずれの側に配置される場合でも、それぞれ対応することができる。もちろん、図30及び図31に示す例では、昇降伝動ローラ17A及び第2の第2の角度調整制動ローラ25A2を設けなくても良い。
この発明に係るブラインドを示す一部切欠正面図である。 この発明に係るブラインドを示す正面図である。 図2の左側面図である。 図1のIV−IV線拡大断面図である。 図1のV−V線拡大断面図である。 この発明に係るブラインドにおける支持枠を示す一部切欠拡大正面図であって、中間部分を省略している図である。 この発明に係るブラインドにおける縦枠を示す拡大側面図である。 この発明に係るブラインドにおける上カバーを分解して示す拡大平面図である。 この発明に係るブラインドにおけるブレードの昇降機構及び角度調整機構の概略を示す構成図である。 この発明に係るブラインドにおけるブレードの角度調整機構の主要部の概略を示す構成図である。 この発明に係るブラインドにおけるブレード、第1の昇降紐、第1の角度調整紐及び第1の角度調整伝動ローラの相互関係を側面側から示す拡大断面図である。 この発明に係るブラインドにおけるブレード、第2の昇降紐、第2の角度調整紐及び第2の角度調整伝動ローラの相互関係を側面側から示す拡大断面図である。 この発明に係るブラインドにおける第1及び第2の角度調整伝動ローラ並びに角度調整制動ローラの取付け状態を示す拡大正面図である。 図13のXIV−XIV線断面図である。 図13のXV−XV線拡大断面図である。 この発明に係るブラインドにおける第1、第2及び第3のローラ枠と上カバーとの関係を示す一部断面拡大側面図である。 この発明に係るブラインドにおける制動体と操作体との関係を示す拡大側面図である。 この発明に係るブラインドにおける制動体を示す拡大正面図である。 図18のXIX−XIX線拡大断面図である。 この発明に係るブラインドにおける制動体と第1及び第2の昇降紐との関係を示す一部切欠拡大正面図である。 この発明に係るブラインドにおける制動体と角度調整制動紐との関係を示す拡大正面図である。 この発明に係るブラインドにおける制動体と角度調整制動紐との関係を示す拡大側面図である。 この発明に係るブラインドにおける操作体の取り付け状態を示す拡大正面図である。 この発明に係るブラインドを片開き室内ドアに適用した例を示す正面図である。 この発明に係るブラインドの他の形態を示す正面図である。 図25の側面図である。 図25のXXVII−XXVII線拡大断面図である。 この発明に係るブラインドにおける支持枠の他の例を示す一部切欠拡大正面図であって、中間部分を省略している図である。 この発明に係るブラインドにおける上カバーの他の例を分解して示す拡大平面図である。 この発明に係るブラインドにおけるブレードの昇降機構及び角度調整機構の他の例の概略を示す構成図である。 この発明に係るブラインドにおける第1及び第2の角度調整伝動ローラ並びに第1及び第の角度調整制動ローラの取付け状態を示す拡大正面図である。 図31のXXXII−XXXII線断面図である。 この発明に係るブラインドにおける昇降制動体及び昇降操作体と、角度調整制動体及び角度調整操作体との関係を示す拡大側面図である。 この発明に係るブラインドにおける角度調整制動体と角度調整操作体との関係を示す拡大側面図である。 この発明に係るブラインドにおける昇降操作体と角度調整操作体との関係を示す拡大正面図である。 この発明に係るブラインドのさらに他の形態を示す正面図である。 この発明に係るブラインドにおけるブレードの昇降機構及び角度調整機構のさらに他の例の概略を示す構成図である。
符号の説明
1,1A,1B ブラインド
2,2A 支持枠
2a,2b 縦枠
3 ガラス板(透明板)
4 封止部材
5 ブラインド本体
5a ブレード
6,6A,6B 昇降機構
7,7A,7B 角度調整機構
8 制動体
8A1,8B1 昇降制動体(制動体)
8A2,8B2 角度調整制動体(制動体)
9 操作体
9A1,9B1 昇降操作体(操作体)
9A2,9B2 角度調整操作体(操作体)
13 第1の昇降紐
14 第2の昇降紐
15 第1の昇降伝動ローラ
16 第2の昇降伝動ローラ
17 第3の昇降伝動ローラ
18 制動ローラ
19 止め部材
20,20A,20B マグネット
21,21A,21B マグネット
22,22A 回転軸
23 第1の角度調整伝動ローラ
24 第2の角度調整伝動ローラ
25 角度調整制動ローラ
25A1 第1の角度調整制動ローラ(角度調整制動ローラ)
26 第1の角度調整紐
27 第2の角度調整紐
28,28A,28B 角度調整制動紐
29,29A,29B 下側ローラ
D ドア

Claims (10)

  1. 支持枠、この支持枠内に配置してある複数のブレードで構成されているブラインド本体、上記ブレードの昇降機構、上記ブレードの角度調整機構並びに上記昇降機構及び角度調整機構を操作するための制動体及び操作体を備えており、
    上記昇降機構は、上記ブレードを昇降するための昇降紐を設けており、
    上記角度調整機構は、上記ブレードの角度を調整するための角度調整紐を設けており、
    上記制動体はマグネットを設けており、上記支持枠内を上下動可能であると共に、この上下動を通じて上記昇降紐及び角度調整紐を制御可能であり、
    上記操作体はマグネットを設けており、上記支持枠の外側で上下動可能であり、
    上記制動体と上記操作体とは互いに磁気力により互いに吸引し合って、一体の関係にある
    ことを特徴とするブラインド。
  2. 支持枠はその両側から透明板によって挟持されかつ上記透明板と一体化されていることを特徴とする請求項1記載のブラインド。
  3. 支持枠を挟むように配置されている透明板と、両透明板間にあって上記支持枠の外周を被覆すると共に、上記支持枠内を密閉する封止部材とを備えていることを特徴とする請求項1記載のブラインド。
  4. 支持枠及び透明板をドア内に組み込んであることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のブラインド。
  5. 制動体は、上記昇降紐及び角度調整紐の双方の制御を兼用していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のブラインド。
  6. 制動体及び操作体は一方の透明板の正面の片側に上下動可能に配置されていることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載のブラインド。
  7. 制動体は、上記昇降紐を制御するための昇降制動体と角度調整紐を制御するための角度調整制動体とからなり、操作体は上記昇降制動体及び角度調整制動体とそれぞれ対となっている上記昇降操作体及び角度調整操作体とからなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のブラインド。
  8. 制動体及び操作体は一方の透明板の正面の両側に上下動可能に配置されており、一側の制動体及び操作体が昇降制動体及び昇降操作体であり、他側の制動体及び操作体が角度調整制動体及び角度調整操作体であることを特徴とする請求項7記載のブラインド。
  9. 制動体及び操作体は一方の透明板の正面の片側に上下動可能に配置されており、上下いずれか一側の制動体及び操作体が昇降制動体及び昇降操作体であり、他側の制動体及び操作体が角度調整制動体及び角度調整操作体であることを特徴とする請求項7記載のブラインド。
  10. 操作体の昇降を案内するためのガイドレールを設けてあることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のブラインド。
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