JP2007039968A - 複層ガラス内蔵ブラインド - Google Patents

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昭雄 上田
Shigeki Nakamura
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Abstract

【課題】 ガラス窓の内部と外部が完全に遮断して密閉性を高めることができ、ブラインドの昇降とスラットの角度調整を一つの操作系統で可能にした複層ガラス内蔵ブラインドを提供する。
【解決手段】 複層ガラスの内部に密閉して設置され、駆動ローラ10に巻回された昇降ベルト2a,2bによりブラインド1が昇降するブラインド本体部と、前記複層ガラスの外部の前記駆動ローラの対向する位置に設置された駆動ダイヤル13を有する外部駆動部とが備えられ、前記駆動ローラ10と前記駆動ダイヤル13には複数の磁石が取り付けられ、前記駆動ダイヤル13から前記駆動ローラ10へ駆動力の伝達は、前記駆動ダイヤル13と前記駆動ローラ10の磁石間の磁力により非接触で行われ、ブラインド1の昇降が行われる構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複層ガラスの内部に設置される複層ガラス内蔵ブラインドに関する。
従来、建築物の窓において、断熱、防塵、防音効果の優れたものとして、二重ガラス窓があったが、この二重ガラス窓の内部に遮光のためブラインドを設置したいとの要求があり、この要求に対応するブラインドとして、特開昭63−265096号公報に示すような二重ガラス窓内蔵ブラインドがあった。
この特開昭63−265096号公報に示す二重ガラス窓内蔵ブラインドは、二重ガラス窓の上枠に取付けられたヘッドボックスと、前記ヘッドボックスに軸受けされた水平回転軸と、前記水平回転軸に固定された被動ギヤと、前記ヘッドボックスに軸受けされる駆動ギヤと、前記駆動ギヤを回転させる操作シャフトと、前記ヘッドボックスから垂下する昇降コードに吊り下げられたボトムレールと、前記昇降コードを自在にロックするコードストッパからなるブラインドであって、前記駆動ギヤに中空軸を設け、前記中空軸を前記ギヤボックスから前記二重ガラス窓の縦枠内に突出させ、前記中空軸に中空のユニバーサルジョイントを介して同じく中空の前記操作シャフトを接続し、前記中空シャフトの下端部に前記コードストッパを取付け、前記昇降コードをガイドロールを介して前記中空軸に引き入れ、ついで、前記ユニバーサルジョイント、前記操作シャフトの内部に順次通して前記コードストッパから引出し、前記操作シャフトを着脱自在にはめる振れ止めを前記縦枠内の内面に取付け、前記縦枠に開閉可能な蓋を形成したものである。
特開昭63−265096号公報第1頁 特開2004−*143753号公報第1頁
特許文献2に記載される複層ガラスは、スペーサを介在して二枚のガラス板を貼り合わせて、密閉された内部空間内にブラインドを内蔵し、このブラインドを昇降するために複数のウオームギア等の歯車機構を配置し、ブラインド操作装置におけるチェーンを操作し、前記歯車機構を回転して、昇降コードを巻取り、巻き戻ししてブラインドを昇降させるものである。このような複雑な機構では円滑なブラインドの昇降ができない。
しかしながら、上述した特許文献1の二重ガラス窓内蔵ブラインドは、縦枠に操作装置の収納部を設けておき、ブラインドの昇降やスラットの角度調整などの操作が必要な場合には、扉を開けて操作装置を引き出して操作をする必要があり、手間がかかるという問題があった。また特許文献2の複層ガラス内蔵ブラインドでは両サイドに配置するウオームギアなどの歯車機構によってコスト高となっていた。
また、最近の建物においては、断熱、防塵、防音効果の高いものが要求されるようになり、そのため複層ガラスにおいては、ガラス窓の内部と外部が完全に遮断された密閉性の高いペアガラスなどが要求されており、縦枠に操作装置の収納部や扉を設けて開閉する構造では、密閉が保持できないという問題もあった。
さらに、この二重ガラス窓内蔵ブラインドにおいては、ブラインドを昇降させるコードの操作系統と、スラットの角度調整する水平回転軸を駆動するための操作系統と、2つの操作系統のメカニズムを必要とし、構造が複雑になるという問題もあった。
本発明は、上述した従来の問題に鑑みなされたもので、ガラス窓の内部と外部が完全に遮断して密閉性を高めることができ、ブラインドの昇降とスラットの角度調整を一つの操作系統で可能にした複層ガラス内蔵ブラインドを提供するものである。
本発明は、上記課題を解決するため、複層ガラスの内部に密閉して設置され、駆動ローラに巻回された昇降ベルトによりブラインドが昇降するブラインド本体部と、
前記駆動ローラに対向し、前記複層ガラスのガラス板を介在して外部位置に設置された駆動ダイヤルを有する外部駆動部とが備えられ、
ことを特徴とするものである。
また、本発明は、複層ガラスの内部に密閉して設置され、駆動ローラに巻回された昇降ベルトによりブラインドが昇降するブラインド本体部と、
前記駆動ローラに対向し、前記複層ガラスのガラス板を介在して外部位置に設置された駆動ダイヤルを有する外部駆動部とが備えられ、前記ブラインド本体部は、複数のスラットを有するブラインドと、前記ブラインドを昇降させる昇降ベルトと、前記昇降ベルトをガイドする複数のガイドローラと、前記昇降ベルトを駆動する複数の磁石が取り付けられた駆動ローラと、前記ブラインドのスラットを開閉させるラダーコードと、前記ラダーコードの上端部に設けられたスラット開閉部と、が備えられ、前記外部駆動部は、複数の磁石が取り付けられた駆動ダイヤルと、前記駆動ダイヤルに巻回された操作紐と、が備えられ、前記駆動ダイヤルを操作紐で回転させることにより、前記駆動ダイヤルの磁石が前記駆動ローラを回転させ、前記ブラインドが昇降することを特徴としている。
また、本発明は、複層ガラスの内部に密閉して設置され、駆動ローラに巻回された昇降ベルトによりブラインドが昇降するブラインド本体部と、
前記駆動ローラに対向し、前記複層ガラスのガラス板を介在して外部位置に設置された駆動ダイヤルを有する外部駆動部とが備えられ、前記ブラインド本体部は、複数のスラットを有するブラインドと、前記ブラインドを昇降させる昇降ベルトと、前記昇降ベルトをガイドする複数のガイドローラと、前記昇降ベルトを駆動する複数の磁石が取り付けられた駆動ローラと、前記ブラインドのスラットを開閉させるラダーコードと、前記ラダーコードの上端部に設けられたスラット開閉部と、が備えられ、前記外部駆動部は、複数の磁石が取り付けられた駆動ダイヤルと、前記駆動ダイヤルに巻回された操作紐と、が備えられ、前記駆動ダイヤルを操作紐で回転させると、前記駆動ダイヤルの磁石により前記駆動ローラが回転して前記昇降ベルトが移動すると共に前記ラダーコードが上下に移動し、前記スラットが開閉することを特徴としている。
さらに、本発明は、複層ガラスの内部に密閉して設置され、駆動ローラに巻回された昇降ベルトによりブラインドが昇降するブラインド本体部と、
前記駆動ローラに対向し、前記複層ガラスのガラス板を介在して外部位置に設置された駆動ダイヤルを有する外部駆動部とが備えられ、前記ブラインド本体部は、複数のスラットを有するブラインドと、前記ブラインドを昇降させる昇降ベルトと、前記昇降ベルトをガイドする複数のガイドローラと、前記昇降ベルトを駆動する複数の磁石が取り付けられた駆動ローラと、前記ブラインドのスラットを開閉させるラダーコードと、前記ラダーコードの上端部に設けられたスラット開閉部と、が備えられ、前記外部駆動部は、複数の磁石が取り付けられた駆動ダイヤルと、前記駆動ダイヤルに巻回された操作紐と、が備えられ、前記駆動ダイヤルを操作紐で回転させると、前記駆動ダイヤルの磁石により前記駆動ローラが回転して前記昇降ベルトが移動すると共に前記ラダーコードが上下に移動し、前記ブラインドが昇降すると共に前記スラットが開閉することを特徴とするものである。
本発明は上述のように、複層ガラス窓の内部に設置されたブラインドを昇降させる駆動ローラを、複層ガラスの内部に配置し、ガラス板を介在して前記駆動ローラに対向して配置した外部の駆動ダイヤルで非接触で駆動できるので、複層ガラスの内部と外部を完全に遮断することができ、複層ガラス窓の密閉性を高め、断熱、防音効果を高めることができるものである。
また、本発明は、スラット開閉部によりブラインドを昇降させる昇降ベルトの動作のみで、スラットの開閉の角度調整を行うことができるので、従来ではブラインドの昇降動作とは別系統で必要であったスラットの開閉の操作系統が不要となるので、ブラインドの操作機構が簡素化されるものである。
本発明に係る複層ガラス内蔵ブラインドの最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る複層ガラス内蔵ブラインドの内部構成を示す正面図、図2は図1の複層ガラス内蔵ブラインドのY−Y方向からの断面図、図3は図1の複層ガラス内蔵ブラインドのコード又はチェーン操作の実施例を示す正面図、図4は図1の複層ガラス内蔵ブラインドのスラット開閉部を示す斜視図、図5は図4のスラット開閉部の動作を示す説明図、図6は図1の駆動ダイヤルを手動操作による実施形態の説明図である。
本発明に係る複層ガラス内蔵ブラインドは、図1または図2に示すように、複層ガラスの内部に昇降ブラインドを取り付けられるもので、ブラインド1と、このブラインド1を昇降させる昇降ベルト2(昇降ベルト2a、ベルトサイド部2b)と、ブラインド1のスラット3を開閉させるラダーコード4,4・・と、ラダーコード4,4・・の上端部に設けられたスラット開閉部20と、前記昇降ベルト2a,2bをガイドする複数のガイドローラ5,6,7,8,9と、前記昇降ベルト2を駆動する駆動ローラ10と、が密閉された複層ガラスの内部に設置されている。
また、図2に示すように、複層ガラス内に配置する駆動ローラ10はガラス板内面に固着したスペーサ30の枠内に遊嵌されている。この駆動ローラ10とガラス板11で隔てられた外側の位置には、操作紐12が巻回された駆動ダイヤル13が回転可能に取り付けられている。この駆動ローラ10には複数個の磁石10aが埋め込まれており、前記駆動ダイヤル13の対向する位置にも複数個の磁石13aが埋め込まれ、前記駆動ダイヤル13を駆動紐12で回転させると、前記磁石の磁力により前記駆動ローラ10が回転して昇降ベルト2が移動し、ブラインド1を昇降させるように構成されている。この駆動ダイヤル13はガラス板の外側に固着した枠内に遊嵌してある。
ブラインド1は、多数の平行なスラット3が複数本のラダーコード4、4・・により吊り下げられたもので、これらラダーコード4、4・・はそれぞれ二重のラダーコード4a,4bから構成されており、後述するように、上端のスラット開閉部20にスラット3を開閉動作可能に取り付けられている。また、このブラインド1の下端にはボトムレール1aが取り付けられており、このボトムレール1aの両端は昇降ベルトの留具1b,1cで固定されているので、昇降ベルト2a、ベルトサイド部2bの昇降動作と共にブラインド1も昇降するようになっている。
このブラインド1を昇降させる昇降ベルト2は、内側にスリップ防止用の細かい凹凸が形成されたベルトが使用されており、複数のガイドローラ5,6,7,8,9と駆動ローラ10に掛け渡されている。この昇降ベルト2はタイミングベルトのような多数の歯列を配置したものでもよい。そのため、この昇降ベルト2と内側で接する駆動ローラ10とはスリップが発生せず、確実に駆動できるようになっている。そして、昇降ベルト2の外側は、後述するように、スラット開閉部20との間に適度のスリップが発生するように滑らかに形成されている。この昇降ベルト2は、昇降ベルト2aの3箇所にスラット開閉部20が取り付けられており、両側サイド部の昇降ベルト2a,ベルトサイド部2bにはボトムレール1aが留具1b,1cで取り付けられている。
そして、例えば、昇降ベルト2が時計廻り方向(ブラインド1が上昇する方向)に移動する場合は、昇降ベルト2aとベルトサイド部2bは一つにまとめられてガイドローラ5に巻回され、駆動ローラ10に掛け渡されていて昇降ベルト2a、ベルトサイド部2bが2本になっている。ベルトが一緒に同ピッチで移動するものである。
このように構成された複層ガラス内蔵ブラインドAは、操作部である駆動ダイヤル13と駆動ローラ10の駆動力の伝達が磁石による磁力で行われるので、駆動ダイヤル13と駆動ローラ10が非接触であり、駆動ダイヤル13が取り付けられている外部とブランド1が装着されている複層ガラス板の内部が完全に隔絶され、複層ガラスの内部の密閉性を高めることができるものである。そのため、複層ガラスを使用する本来の目的である断熱性や防音性を高めることができるものである。
また、図6に示す複層ガラス内蔵ブラインドBは、駆動ローラ10′および駆動ダイヤル13′を複層ガラス枠の中間部に取り付けたものである。このように構成された複層ガラス内蔵ブラインドは、駆動ダイヤル13′を直接使用者の手で操作することができるので、後述するように、スラット3の開閉を直接駆動ダイヤル13′の操作で行うことができる、いちいち操作紐12を操作する必要がなく、使用勝手が向上するものである。この駆動ローラ10′および駆動ダイヤル13′の位置は複層ガラス内に配置したスペーサ30の任意の位置に設置できるので、非常に便利である。
次に、このブラインド1のスラット3を開閉するスラット開閉部20を図4乃至図5を参照して説明する。このスラット開閉部20は、昇降ベルト2を挟み込む上部ガイド部材22と下部ガイド部材23からなるベルトガイド21、およびガイドレール14に固定されてラダーコード4をガイドするラダーガイド24から構成されており、ラダーガイド24には両側のラダーコード4a,4bをガイドするガイドローラ25,26が回転可能に取り付けられている。
昇降ベルト2を挟み込む上部ガイド部材22と下部ガイド部材23は合成樹脂材料から一体に形成されたもので、上部ガイド部材22の肉厚部22aと下部ガイド部材23の凹部23aの間に空間27が形成され、この空間27に昇降ベルト2を挟み込むものである。昇降ベルト2は上部ガイド部材22の肉厚部22aに強く曲げられため、昇降ベルト2に強い張力が発生し、昇降ベルト2の上面と肉厚部22aの下面との間に走行に対する抵抗力が生じる。この抵抗力のため、昇降ベルト2が移動すると上部ガイド部材22も一緒に移動し、一体の下部ガイド部材23も移動するようになっている。しかしながら、後述するように、この抵抗力より停止力が強い下部ガイド部材23にこの抵抗力より強い停止が作用した場合には、下部ガイド部材23が停止するので、上部ガイド部材22と昇降ベルト2の間でスリップが発生し、昇降ベルト2のみが移動するようになっている。
また、ラダーガイド24は、合成樹脂材料から形成されたもので、ガイドレール14に固定される基部の上に2枚のガイド板が形成されており、この2枚のガイド板24a,24bの間にガイドローラ25,26が回転可能に取り付けられたものである。この2枚のガイド板の間には基部を貫通して空間が形成され、この空間を通ってラダーコード4a,4bがガイドローラ25,26に案内され、このラダーコード4a,4bの端部がそれぞれの止め具28,29で、下部ガイド部材23の側部23b,23cに固定されている。そして、ラダーコード4a,4bはガイドローラ25,26を介してスラット3,3,3・・・の両側に接続されており、下端のボトムレール1aに固定されている。
このように構成されたスラット開閉部20の動作を説明する。まず図5(a)に示すように、操作紐12(図1参照)を操作して駆動ダイヤル13(図1参照)を回すことにより駆動ローラ10(図1参照)を回転させ、昇降ベルト2が図中の左方向に移動した場合は、上部ガイド部材22と下部ガイド部材23も一緒に左方向に移動する。そのため、下部ガイド部材23に固定されているラダーコード4bも矢印の方向へ移動する。すると、スラット3に接続されているラダーコード4bも上方向へ引っ張られるので、スラット3の一方の側(奥側)を引き上げる。そして、下部ガイド部材23が矢印方向に移動すると、下部ガイド部材23に固定されているラダーコード4aを押すことになり、スラット3に接続されているラダーコード4aを押し下げることになり、スラット3の他方の側(手前側)を引き下げる。
この状態より、さらに矢印方向に昇降ベルト2を移動させた場合は、ラダーコード4a,4bは動くことができなくなるので、ラダーコード4a,4bが固定されている下部ガイド部材23も動くことができなくなり、下部ガイド部材23と一体の上部ガイド部材22も動くことができない。そのため、昇降ベルト2は上部ガイド部材22の間でスリップを発生しながら移動するものである。
また、図5(b)に示すように、昇降ベルト2が図中の右方向に移動した場合は、上部ガイド部材22と下部ガイド部材23も一緒に右方向に移動する。そのため、下部ガイド部材23に固定されているラダーコード4aも矢印の方向へ移動する。すると、スラット3に接続されているラダーコード4aも引っ張られるので、スラット3の一方の側(手前側)を引き上げる。そして、下部ガイド部材23が矢印方向に移動すると、下部ガイド部材23に固定されているラダーコード4bを押すことになり、スラット3に接続されているラダーコード4bを押し下げることになり、スラット3の他方の側(奥側)を引き下げる。
この状態より、さらに矢印方向に昇降ベルト2を移動させた場合は、ラダーコード4a,4bは動くことができなくなるので、ラダーコード4a,4bが固定されている下部ガイド部材23も動くことができなくなり、下部ガイド部材23と一体の上部ガイド部材22も動くことができない。そのため、昇降ベルト2は上部ガイド部材22の間でスリップを発生しながら移動するものである。
上述のように構成されたスラット開閉部20は、ブラインド1を昇降させる昇降ベルト2の動作のみで、スラット3の開閉の角度調整を行うことができるので、従来ではブラインド1の昇降動作とは別系統で必要であったスラット3の開閉の操作系統が不要となるので、ブラインドの操作機構が簡素化されるものである。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で様々の態様が可能なことは勿論である。例えば、形状、材料などは適宜選択できることは勿論である。
図1は本発明に係る複層ガラス内蔵ブラインドの内部構成を示す正面図である。 図1の複層ガラス内蔵ブラインドのY−Y方向からの矢視断面図である。 図1の複層ガラス内蔵ブラインドのコード又はチェーン操作の実施例を示す正面図である。 図1の複層ガラス内蔵ブラインドのスラット開閉部を示す斜視図である。 図4のスラット開閉部の動作を示す説明図である。 本発明複層ガラス内蔵ブラインドの駆動ダイヤルを手動で操作する実施形態の説明図である。
符号の説明
1 ブラインド
1a ボトムレール
2 昇降ベルト
2a 昇降ベルト
2b ベルトサイド部
3 スラット
4 ラダーコード
5 ガイドローラ
6 ガイドローラ
7 ガイドローラ
8 ガイドローラ
9 ガイドローラ
10 駆動ローラ
10a 磁石
11 ガラス板
12 操作紐
13 駆動ダイヤル
13a 磁石
14 ガイドレール
20 スラット開閉部
21 ベルトガイド
22 上部ガイド部材
23 下部ガイド部材
24 ラダーガイド
24a ラダーガイド板
24b ラダーガイド板
25 ガイドローラ
26 ガイドローラ
27 空間
28 止め具
29 止め具
30 スペーサ

Claims (4)

  1. 複層ガラスの内部に密閉して設置され、駆動ローラに巻回された昇降ベルトによりブラインドが昇降するブラインド本体部と、
    前記駆動ローラに対向し、前記複層ガラスのガラス板を介在して外部位置に設置された駆動ダイヤルを有する外部駆動部とが備えられ、
    前記外部駆動部の駆動ダイヤルから前記ブラインド本体部の駆動ローラへ駆動力の伝達は非接触で行われ、駆動ローラの回動により前記ブラインドの昇降が行われることを特徴とする複層ガラス内蔵ブラインド。
  2. 複層ガラスの内部に密閉して設置され、駆動ローラに巻回された昇降ベルトによりブラインドが昇降するブラインド本体部と、
    前記駆動ローラに対向し、前記複層ガラスのガラス板を介在して外部位置に設置された駆動ダイヤルを有する外部駆動部とが備えられ、
    前記ブラインド本体部は、複数のスラットを有するブラインドと、前記ブラインドを昇降させる昇降ベルトと、前記昇降ベルトをガイドする複数のガイドローラと、前記昇降ベルトを駆動する複数の磁石が取り付けられた駆動ローラと、前記スラットの傾斜角度を制御するラダーコードと、前記ラダーコードの上端部に設けられたスラット開閉部と、
    が備えられ、
    前記外部駆動部は、複数の磁石が取り付けられた駆動ダイヤルと、前記駆動ダイヤルに巻回された操作紐とからなり、
    前記駆動ダイヤルを操作紐で回転させることにより、前記駆動ダイヤルの磁石が前記駆動ローラを回転させ、前記昇降ベルトを移動させて前記ブラインドを昇降させることを特徴とする複層ガラス内蔵ブラインド。
  3. 複層ガラスの内部に密閉して設置され、駆動ローラに巻回された昇降ベルトによりブラインドが昇降するブラインド本体部と、
    前記駆動ローラに対向し、前記複層ガラスのガラス板を介在して外部位置に設置された駆動ダイヤルを有する外部駆動部とが備えられ、
    前記ブラインド本体部は、複数のスラットを有するブラインドと、
    前記ブラインドを昇降させる昇降ベルトと、
    前記昇降ベルトをガイドする複数のガイドローラと、
    前記昇降ベルトを駆動する複数の磁石が取り付けられた駆動ローラと、
    前記ブラインドのスラットを開閉させるラダーコードと、前記ラダーコードの上端部に設けられたスラット開閉部と、が備えられ、
    前記外部駆動部は、複数の磁石が取り付けられた駆動ダイヤルと、前記駆動ダイヤルに巻回された操作紐とからなり、
    前記駆動ダイヤルを操作紐で回転させると、前記駆動ダイヤルの磁石により前記駆動ローラが回転して前記昇降ベルトが移動すると共に前記ラダーコードが上下に移動し、前記スラットの傾斜角度が変更されスラットの開閉が制御されることを特徴とする複層ガラス内蔵ブラインド。
  4. 複層ガラスの内部に密閉して設置され、駆動ローラに巻回された昇降ベルトによりブラインドが昇降するブラインド本体部と、
    前記駆動ローラに対向し、前記複層ガラスのガラス板を介在して外部位置に設置された駆動ダイヤルを有する外部駆動部とが備えられ、
    前記ブラインド本体部は、複数のスラットを有するブラインドと、
    前記ブラインドを昇降させる昇降ベルトと、
    前記昇降ベルトをガイドする複数のガイドローラと、
    前記昇降ベルトを駆動する複数の磁石が取り付けられた駆動ローラと、
    前記ブラインドのスラットを開閉させるラダーコードと、
    前記ラダーコードの上端部に設けられたスラット開閉部と、が備えられ、
    前記外部駆動部は、複数の磁石が取り付けられた駆動ダイヤルと、前記駆動ダイヤルに巻回された操作紐とからなり、
    前記駆動ダイヤルを操作紐で回転させると、前記駆動ダイヤルの磁石により前記駆動ローラが回転して前記昇降ベルトが移動すると共に前記ラダーコードが上下に移動し、スラットの傾斜角度が変更され、前記ブラインドが昇降すると共に前記スラットを開閉させることを特徴とする複層ガラス内蔵ブラインド。
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