JP6960876B2 - 建具 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態の建具としての内倒し窓1を示す正面図である。内倒し窓1は、枠体2と、障子3と、枠体2及び障子3を連結する開閉アーム4と、障子3を閉じた状態で枠体2に係止させるラッチ機構5と、を有する。また、内倒し窓1の内部の各所には、気密材6(図2、図3参照)が配置され、室外側からの雨水や風等が室内に入りこむことを防止する。
上枠22は、図2に示すように、開口部の上部で見付方向に延びるように取り付けられる形材である。上枠22は、上部が開放された断面視略コ字状の凹部を有し、開放された凹部側が建物の開口部に面し、凹部の底面側が枠体2の内周側を形成している。上枠22の下端部からは、室内側延出片22a及び室外側延出片22bがそれぞれ下方に延びている。室内側延出片22aの下端部には第1気密材61が、室外側延出片23bには第2気密材62が取り付けられる。なお、第1気密材61〜第5気密材65等の気密材6については後述する。
下枠本体231は、開口部の下部で見付方向に延び、断面視略四角形に形成される。
支軸部232は、下枠本体231の上面から上方に向かって折れ曲がりながら延び、先端が曲面を形成するように曲げられている。この曲面の上表面が、障子3を回動可能に軸支する。支軸部232は、下枠本体231に沿って見付方向に延びる。
室外側垂壁部233は、下枠本体231の室外側の面の上端部からさらに上方に突出するとともに、下枠本体241の室外側の面の下端部を越えて下垂し、室外側へ屈曲する。室外側垂壁部233の上端には、障子3との間の隙間を封止する第5気密材65が取り付けられる。室外側垂壁部233の下端部は、上枠22の最も室外側の面から下方に延ばした仮想延長線上で上方に向かって屈曲する。室外側垂壁部233の下端部は、障子3と接触しておらず、障子3の下端部との間に隙間Sを空けて配置されている。
一対の縦枠21は、図3に示すように、内倒し窓1の見付方向の両端部に配置される。縦枠21は、外側見込面211と、室外側見付面212と、室外側延出片213と、室内側見付面214と、を有する。
第5気密材65は、下枠23の室外側垂壁部233の上端部に係止される係止部65aと、下框33の下框中空部333の室外側の端部に当接する当接部65bとを有する。第1気密材61及び第5気密材65は、水滴とともに内倒し窓1内を室内外方向に流通する空気を封止する気密材である。
第3気密材63は、図3に示すように、縦枠21の室外側見付面212の室内側面に係止される係止部63aと、係止部63aから縦框31の室外側側縁部312の最も室外側に位置する端部まで延びるヒレ部63bを有する。第2気密材62及び第3気密材63は、室外からの水の侵入を防止する水切材である。
詳細には、図4(b)に示すように、気密ピース60の短手方向の一方の端部から中央部側に向かって傾斜面601aが形成され、傾斜面601aの他方の端部から背面602と平行な平坦面601bが延出し、気密ピース60の短手方向の他方の端部側は四角く切り欠かれた切欠き部601cが形成されている。
開閉アーム4は、障子側連結部410と、アーム本体400と、枠体側取付部420と、を有する。
障子側連結部410は、中空部313の中空部外側面313aに取り付けられる。
アーム本体400は、一端が障子側連結部410と回動可能に連結され、見付方向室内側に移動可能な細長い部材である。
枠体側取付部420は、枠体2の外側見込面211における内面側で、見込方向の中央部に取り付けられる。枠体側取付部420は、見付け方向に延びる軸部421を有し、軸部421が回動可能にアーム本体400の他端に接続される。
アーム本体400は、障子3を閉じている間は、長手方向が縦枠21の長手方向に沿うように位置している。アーム本体400は、障子3を開くにしたがって一端が枠体側取付部420から遠ざかるように見込方向室内側へ傾斜する。
次に、見付方向の他方側に配置される開度調整機構が形成された開閉アーム4について説明する。開閉アーム4は、突出部41と、アーム本体40と、枠体側取付部42と、を有する。
本実施形態では、枠体2と、室内側に開閉するように枠体2の内周側に保持された障子3と、を有する内倒し窓1を、枠体2及び障子3を連結する開閉アーム4を含んで構成した。また、開閉アーム4を、枠体2に端部が回動可能に取り付けられ、障子3を枠体2に対して回動させる回動軸の延びる方向に対して直交する方向へ移動するアーム本体40と、障子3から突出し、アーム本体40に係合するともにアーム本体40の移動に伴って移動可能な突出部41と、アーム本体40に設けられ、障子3を開く角度を調節するように操作する操作部43と、を含んで構成した。また、アーム本体40を、障子3が第1開度まで開くように突出部41が内部をスライドする第1溝45と、第1溝45から連続して形成され、障子3が第1開度θ1よりも大きい第2開度θ2まで開くように突出部41が内部をスライドする第2溝46と、突出部41の第1溝45から第2溝46への移動を規制する規制部47と、を含んで構成した。また、操作部43は、角度を調節するときに、障子3の見込方向室内側の端部を越えて室内側に突出し、操作により規制部47による規制を解除するようにした。
上記実施形態では、アーム本体40は、縦枠21の枠体側取付部42に取り付けられて室内側へ開くが、これに限られない。例えば、アーム本体の端部を障子に回動可能に取り付け、アーム本体に係合するとともにアーム本体の移動に伴って移動可能な突出部を、枠体から突出させて、室内側へ開くように構成してもよい。また、例えば、障子の回動軸が上下方向に延びており、開閉アームが下枠又は上枠に取り付けられて、水平方向に回動移動するように構成されてもよい。
2 枠体
3 障子
4 開閉アーム
6 気密材
40 アーム本体
41 突出部
43 操作部
45 第1溝
46 第2溝
47 規制部
θ1 第1開度
θ2 第2開度
Claims (4)
- 枠体と、室内側に開閉するように前記枠体の内周側に保持された障子と、を有する建具であって、
前記枠体及び前記障子を連結する開閉アームを備え、
前記開閉アームは、
前記枠体又は前記障子のいずれか一方に端部が回動可能に取り付けられ、前記障子を前記枠体に対して回動させる回動軸の延びる方向に対して直交する方向へ移動するアーム本体と、
前記枠体又は前記障子のいずれか他方から突出し、前記アーム本体に係合するともに前記アーム本体の移動に伴って移動可能な突出部と、
前記アーム本体に設けられ、前記障子を開く角度を調節するように操作する操作部と、を有し、
前記アーム本体は、
前記障子が第1開度まで開くように前記突出部が内部をスライドする第1溝と、
前記第1溝から連続して形成され、前記障子が前記第1開度よりも大きい第2開度まで開くように前記突出部が内部をスライドする第2溝と、
前記突出部の前記第1溝から前記第2溝への移動を規制する規制部と、を有し、
前記操作部は、前記角度を調節するときに、前記障子の見込方向室内側の端部を越えて室内側に突出し、操作により前記規制部による規制を解除する、建具。 - 前記建具は、内倒し窓であって、
前記操作部は、前記障子を前記第1開度に開いた状態で前記障子の前記端部を越えた位置にあり、下から上に持ち上げて操作される、請求項1に記載の建具。 - 前記アーム本体は、縦長に形成され、前記第1溝及び前記第2溝は長手方向に沿って延びるように形成され、
前記操作部は、見込方向に移動する、請求項1又は2に記載の建具。 - 前記突出部は、前記障子の見付方向の一端側で見込方向に延びる側面の外側に形成され、
前記アーム本体は、前記枠体の見込面の内側に取付けられて見込方向室内側に延出するように移動可能であり、
前記アーム本体よりも見込方向の室外側のみに、前記障子及び前記枠体の間に形成される隙間を塞ぐ気密材が配置される請求項1〜3のいずれか1項に記載の建具。
Priority Applications (1)
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JP2018054947A JP6960876B2 (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 建具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019167705A JP2019167705A (ja) | 2019-10-03 |
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JP2018054947A Active JP6960876B2 (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 建具 |
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JP (1) | JP6960876B2 (ja) |
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