JP7067977B2 - 建具 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態の建具としての内倒し窓1を示す正面図である。内倒し窓1は、枠体2と、障子3と、枠体2及び障子3を連結する連結金具としての開閉アーム4と、障子3を閉じた状態で枠体2に係止させるラッチ機構5と、を有する。また、内倒し窓1の内部の各所には、気密材6(図2、図3参照)が配置され、室外側からの雨水や風等が室内に入りこむことを防止する。
上枠22は、図2に示すように、開口部の上部で見付方向に延びるように取り付けられる形材である。上枠22は、上部が開放された断面視略コ字状の凹部を有し、開放された凹部側が建物の開口部に面し、凹部の底面側が枠体2の内周側を形成している。上枠22の下端部からは、室内側延出片22a及び室外側延出片22bがそれぞれ下方に延びている。室内側延出片22aの下端部には第1気密材61が、室外側延出片23bには第2気密材62が取り付けられる。なお、第1気密材61~第5気密材65等の気密材6については後述する。
下枠本体231は、開口部の下部で見付方向に延び、断面視略四角形に形成される。
支軸部232は、下枠本体231の上面から上方に向かって折れ曲がりながら延び、先端が曲面を形成するように曲げられている。この曲面の上表面が、障子3を回動可能に軸支する。支軸部232は、下枠本体231に沿って見付方向に延びる。
室外側垂壁部233は、下枠本体231の室外側の面の上端部からさらに上方に突出するとともに、下枠本体241の室外側の面の下端部を越えて下垂し、室外側へ屈曲する。室外側垂壁部233の上端には、障子3との間の隙間を封止する第5気密材65が取り付けられる。室外側垂壁部233の下端部は、上枠22の最も室外側の面から下方に延ばした仮想延長線上で上方に向かって屈曲する。室外側垂壁部233の下端部は、障子3と接触しておらず、障子3の下端部との間に隙間Sを空けて配置されている。
一対の縦枠21は、図3に示すように、内倒し窓1の見付方向の両端部に配置される。縦枠21は、外側見込面211と、室外側見付面212と、室外側延出片213と、室内側見付部214と、を有する。
第5気密材65は、下枠23の室外側垂壁部233の上端部に係止される係止部65aと、下框33の下框中空部333の室外側の端部に当接する当接部65bとを有する。第1気密材61及び第5気密材65は、水滴とともに内倒し窓1内を室内外方向に流通する空気を封止する気密材である。
第3気密材63は、図3に示すように、縦枠21の室外側見付面212の室内側面に係止される係止部63aと、係止部63aから縦框31の室外側側縁部312の最も室外側に位置する端部まで延びるヒレ部63bを有する。第2気密材62及び第3気密材63は、室外からの水の侵入を防止する水切材である。
詳細には、図4(b)に示すように、気密ピース60の短手方向の一方の端部から中央部側に向かって傾斜面601aが形成され、傾斜面601aの他方の端部から背面602と平行な平坦面601bが延出し、気密ピース60の短手方向の他方の端部側は四角く切り欠かれた切欠き部601cが形成されている。
障子側連結部410は、中空部313の中空部外側面313aに取り付けられる。
アーム本体400は、一端が障子側連結部410と回動可能に連結され、見込方向室内側に移動可能な細長い部材である。
枠体側取付部420は、枠体2の外側見込面211における内面側で、見込方向の中央部に取り付けられる。枠体側取付部420は、見付け方向に延びる軸部421を有し、軸部421が回動可能にアーム本体400の他端に接続される。
アーム本体400は、障子3を閉じている間は、長手方向が縦枠21の長手方向に沿うように位置している。開閉アーム4は、障子3を開くにしたがって一端が枠体側取付部420から遠ざかるように見込方向室内側へ傾斜する。
図5(a)及び図5(b)に示すように、係合受け部51は、上枠22の下端面に取り付けられる。係合受け部51は、取付部511と、係合部512と、係合孔513とを有する。
長辺部54aは、図5(a)に示すように、操作部53のリンク突起532が係合し、ハウジング52の上下方向に延びるように配置される。
長孔541は、長辺部54aに形成され、内部をリンク突起532が移動する。
短辺部54bは、長辺部54aの上端が屈曲して室内側に延出する部分である。短辺部54bは長辺部54aに対して鋭角を形成しながら屈曲している。
ラッチ切欠部542a、542bは、短辺部54bの室内側(ラッチ切欠部542a)と室外側(ラッチ切欠部542b)の周縁が内側に切り込まれて形成される。ラッチ切欠部542a、542bは、以下に説明するラッチ係合突起552a、552bの外径が嵌合可能な幅を有する。
爪部551は、突出部55の三角形の一つの角部であり、施錠時には上部ハウジング521の上面開口部521aから突出して係合受け部51に係合する。爪部551は、突出する角の部分が室内側に寄っており、頂部から室外側が緩い傾斜で延び、頂部から室内側が急斜面で下方に延びている。
ラッチ係合突起552a、552bは、突出部55の三角形の他の2つの角の近傍に配置され、見付方向に突出する略円筒状の突起である。室内側のラッチ係合突起552aと、室外側のラッチ係合突起552bとは、突出部55の下方側で略水平方向に並んで配置されている。ラッチ係合突起552a、552bは、それぞれラッチ切欠部542a、542bに係合する。
図5(a)に示すように、施錠時には、操作部53が下部ハウジング522の下面開口部525を塞いでいる。操作部53のリンク突起532は、リンク部54の長孔541の下端に位置している。リンク突起532は、ハウジング52内の見込方向における略中央部に配置され、リンク部54の長辺部54aは、室外側にやや傾斜するようにして上方に延びる。
本実施形態では、枠体2と、室内側に開閉するように枠体2の内周側に保持された障子3と、を有する内倒し窓1において、障子3を、ガラス35及びガラス35の周囲に配置される框30を含んで構成し、框30を、框30の内周側に配置されるガラス保持溝36と、ガラス保持溝36の見付方向外側に配置される中空部313と、を含んで格子柄した。また、中空部313の見付方向外側で見込方向に延びる中空部外側面313aに、枠体2及び障子3を連結する開閉アーム4を取り付け、枠体2の室外側延出片213の室内側に取り付けられて、中空部313の室外側見付面313cに、枠体2と障子3との隙間を封止する第4気密材64を当接させた。
障子3と枠体2との連結部となる開閉アーム4よりも見込方向室外側に第4気密材64が配置されるので、開閉移動する開閉アーム4の移動軌跡を避けて気密材を見付方向外側に配置する必要がなくなる。これにより、内倒し窓1の見付方向の寸法を小さくすることができ、見付寸法に関して設計の自由度が上がり、意匠性を向上させることができる。さらに、この構成によれば、室外側から入りこむ雨水や風等が開閉アーム4まで至りにくい。その結果、開閉アーム4の耐久性が向上する。
例えば、上記実施形態では、建具を内倒し窓として説明したが、これに限られない。建具は、内開き窓であってもよく、排煙内倒し窓であってもよい。また、連結金具は、開閉アームに限られず、丁番やダンパであってもよい。
2 枠体
3 障子
4 開閉アーム(連結金具)
64 第4気密材(気密材)
30 框
35 ガラス
36 ガラス保持溝
213 室外側延出片(枠体の室外側見付面)
313 中空部
313a 中空部外側面
313c 中空部の室外側見付面
Claims (4)
- 枠体と、室内側に開閉するように前記枠体の内周側に保持された障子と、を有する建具であって、
前記障子は、ガラス及び前記ガラスの周囲に配置される框を備え、
前記框は、前記框の内周側に配置されるガラス保持溝と、前記ガラス保持溝の見付方向外側に配置される中空部と、を有し、
前記中空部の見付方向外側で見込方向に延びる中空部外側面に、前記枠体及び前記障子を連結する連結金具が取り付けられ、
前記枠体の室外側見付面の室内側に取り付けられて、前記中空部の室外側見付面に、前記枠体と前記障子との隙間を封止する中空部側気密材が当接され、
前記枠体の室外側見付面から室内側へ延出して、前記框の室外側面の見付方向外側の端部に室外側気密材が当接される、建具。 - 前記連結金具は、前記枠体から前記障子を室内側に開閉させる開閉アームであり、
前記開閉アームは、前記中空部側気密材及び前記室外側気密材よりも室内側に配置される、請求項1に記載の建具。 - 前記建具は、内倒し窓である請求項1又は2に記載の建具。
- 前記室外側気密材が取り付けられる前記枠体の前記室外側見付面と、前記框の室外側見付面とは、略面一で配置される、請求項1~3いずれか1項に記載の建具。
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