JP2021152293A - グレモンハンドル - Google Patents

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拓馬 渡邊
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Abstract

【課題】框への固定箇所が目立たず、意匠性が良いグレモンハンドルを提供する。【解決手段】グレモンハンドル3は、枠体に吊元を軸として回動可能に支持される障子の框23Yに設けられ、該障子を開閉操作するグレモンハンドルであって、利用者が操作可能なハンドル部40と、ハンドル部40を回動可能に支持するハンドル支持体30と、ハンドル支持体30に框23Yの延在方向にスライド可能に設けられたスライドバーと、備え、ハンドル支持体30には、屋外側の部分に框23Yに固定される固定部348が設けられている。【選択図】図3

Description

本開示は、グレモンハンドルに関するものである。
従来から、障子の一端部に軸が設けられ、障子が軸回りに回動自在に取り付けられた縦辷り出し窓や横辷り出し窓が知られている。このような辷り出し窓では、戸先側の框にグレモンハンドルが設けられていて、グレモンハンドルの操作と連動して摺動するグレモン連動バーが戸先框側の縦枠に係止されることで施錠されるように構成されているものが知られている。
下記の特許文献1には、利用者が把持可能な把持部と、戸先側の框の形材の内部に配置されたインナー部と、インナー部に設けられたスライドバーと、を有したグレモンハンドルが提案されている。把持部の操作によって、スライドバーがスライドして、これによってスライドバーと連結されたグレモン連動バーが摺動可能とされている。
特開2015−196963号公報
特許文献1のグレモンハンドルでは、屋内に位置する部分(障子の見付け方向の内側の部分)が框に螺子で固定されているため、螺子が目立ってしまい、螺子を隠すためにキャップ等を設けなくてはならないという問題点がある。
そこで、本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、框への固定箇所が目立たず、意匠性が良いグレモンハンドルを提供する。
本開示の一態様に係るグレモンハンドルは、枠体に吊元を軸として回動可能に支持される障子の框に設けられ、該障子を開閉操作するグレモンハンドルであって、利用者が操作可能なハンドル部と、該ハンドル部を回動可能に支持するハンドル支持体と、該ハンドル支持体に前記框の延在方向にスライド可能に設けられたスライドバーと、備え、前記ハンドル支持体には、屋外側の部分に前記框に固定される固定部が設けられている。
一実施形態に係るグレモンハンドルが設けられた建具の鉛直縦断面図。 図1のA−A線断面図。 図1におけるグレモンハンドル部分の拡大図。 一実施形態に係るグレモンハンドルの斜視図。 一実施形態に係るグレモンハンドルを幅方向の内側から見た分解斜視図。 一実施形態に係るグレモンハンドルを幅方向の外側から見た分解斜視図。 一実施形態に係るグレモンハンドル(閉位置)の鉛直断面図。 一実施形態に係るグレモンハンドル(開位置)の鉛直断面図。
以下、一実施形態に係るグレモンハンドルが設けられた建具の一例として縦辷り出し窓について、図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、縦辷り出し窓100は、建築物の外壁の外壁開口部Waに設けられている。縦辷り出し窓100は、枠体1と、障子2と、を備えている。障子2は、枠体1内に上下方向を軸線方向として回動可能に納められている。
以下の説明において、屋外側と屋内側とを結ぶ方向を屋内外方向(見込み方向)と称する。屋内外方向と直交する見付け方向のうち、水平方向に沿う方向を幅方向と称し、鉛直方向を上下方向と称する。また、幅方向において、縦辷り出し窓100の中央側に向かう方向を内側と称し、縦辷り出し窓100の端部側(中央と反対側)に向かう方向を外側と称する。
枠体1は、四方枠状に形成されている。枠体1は、上枠11(図1参照。以下同じ。)と、下枠12(図1参照。以下同じ。)と、一対の縦枠13(図2参照。以下同じ。)と、を有している。
図1に示すように、上枠11及び下枠12は、幅方向に延びている。図2に示すように、縦枠13は、上下方向に延びている。各縦枠13は、上枠11の端部と下枠12の端部とを連結している。吊元側の縦枠13を縦枠13Xと称し、戸先側の縦枠13を縦枠13Yと称することがある。
枠体1は、樹脂部材と樹脂部材とが組み付けられて構成されている。図1に示すように、上枠11は、屋外側に配置された金属上枠11Aと、屋内側に配置された樹脂上枠11Bと、を有している。下枠12は、屋外側に配置された金属下枠12Aと、屋内側に配置された樹脂下枠12Bと、を有している。図2に示すように、縦枠13は、屋外側に配置された金属縦枠13Aと、屋内側に配置された樹脂縦枠13Bと、を有している。
本実施形態では、枠体1は、樹脂部材と樹脂部材とが組み付けられて構成されているが、金属材料のみで構成されていたり、樹脂部材のみで構成されていたりしてもよい。
障子2は、框体20と、ガラス29と、を有している。框体20は、四角形状に形成されている。ガラス29は、框体20内に嵌め込まれている。
框体20は、上框21(図1参照。以下同じ。)と、下框22(図1参照。以下同じ。)と、一対の縦框23(図2参照。以下同じ。)と、を有している。
図1に示すように、上框21及び下框22は、幅方向に延びている。図2に示すように、縦框23は、上下方向に延びている。各縦框23は、上框21の端部と下框22の端部とを連結している。吊元側の縦框23を縦框23Xと称し、戸先側の縦框23を縦框23Yと称することがある。
框体20は、樹脂部材と樹脂部材とが組み付けられて構成されている。図1に示すように、上框21は、屋外側に配置された金属上框21Aと、屋内側に配置された樹脂上框21Bと、を有している。下框22は、屋外側に配置された金属下框22Aと、屋内側に配置された樹脂下框22Bと、を有している。図2に示すように、縦框23は、屋外側に配置された金属縦框23Aと、屋内側に配置された樹脂縦框23Bと、を有している。
図3に示すように、縦框23Yの樹脂縦框23Bには、後述するグレモンハンドル3が取り付けられる取付空間23sが形成されている。取付空間23sは、縦框23Yにおける幅方向の内側を向く内側板部23a(図1参照)から幅方向の外側に向かって凹んでいる。
取付空間23sは、屋外側壁部231、屋内側壁部232及び底壁部233によって形成されている。
屋外側壁部231及び屋内側壁部232は、板状に形成されている。屋外側壁部231及び屋内側壁部232の板面は、屋内外方向を向いている。屋外側壁部231は、屋内側壁部232の屋外側に対向配置されている。
底壁部233は、屋外側壁部231の幅方向の外側に端部と屋内側壁部232の幅方向の外側の端部とを連結している。底壁部233は板状に形成されている。底壁部233の板面は、幅方向を向いている。
底壁部233の幅方向の外側には、縦框23Yの金属縦框23Aの外側壁部236が配置されている。外側壁部236は、板状に形成されている。外側壁部236の板面は、幅方向を向いている。
図1及び図2に示すように、上框21、下框22及び縦框23には、ガラス29の端面から離間するように凹む断面視コ字状のガラス保持溝26が形成されている。ガラス29の端面は、断面略U字状のグレージングチャンネル27を介して、ガラス保持溝26に収容されている。
図3に示すように、縦框23Yには、グレモンハンドル3が設けられている。グレモンハンドル3は、障子2を開閉操作するものである。
図4に示すように、グレモンハンドル3は、ハンドル支持体30と、操作ハンドル(ハンドル部)40と、スライドバー50(図5参照。以下同じ。)と、を備えている。
以下の図4等のグレモンハンドル3の説明において、屋内外方向をX方向とし、屋外側を+X側とし、屋内側を−X側として説明する。幅方向をY方向とし、幅方向の内側(ハンドル支持体30に対して操作ハンドル40が配置される側)を+Y側とし、幅方向の外側(ハンドル支持体30に対してスライドバー50が配置される側)を−Y側として説明する。上下方向をZ方向とし、上側を+Z側とし、下側を−Z側として説明する。
図4に示すように、ハンドル支持体30は、操作ハンドル40を回動可能に支持している。ハンドル支持体30は、X方向に対称(X方向の中央で対称)であるとともにZ方向(縦框23Yの延在方向)に対称(Z方向の中央で対称)に形成されている。
図5及び図6に示すように、ハンドル支持体30は、支持本体(ハンドル支持部)310と、第一側部プレート331及び第二側部プレート332と、回動軸(回動軸部)360と、を有している。本実施形態では、支持本体310は樹脂材料で構成され、第一側部プレート331及び第二側部プレート332は金属材料で構成されている。
支持本体310は、X方向に対称(X方向の中央で対称)であるとともにZ方向(縦框23Yの延在方向)に対称(Z方向の中央で対称)に形成されている。
支持本体310は、略直方体状に形成されている。支持本体310は、上板部311と、下板部312と、第一側板部313と、第二側板部314と、上部体315(図6参照。以下同じ。)と、下部体316(図6参照。以下同じ。)と、ハンドル取付板部317と、を有している。
上板部311は、下板部312の上方に対向配置されている。上板部311及び下板部312は、Z方向から見て矩形状をなしている。上板部311及び下板部312は、板状に形成されている。上板部311及び下板部312の板面は、Z方向を向いている。上板部311と下板部312とは、同一形状をなしている。
第一側板部313は、第二側板部314の+X側に対向配置されている。第一側板部313及び第二側板部314は、X方向から見て矩形状をなしている。第一側板部313及び第二側板部314は、板状に形成されている。第一側板部313及び第二側板部314の板面は、X方向を向いている。第一側板部313と第二側板部314とは、同一形状をなしている。
図6に示すように、上部体315は、第一側板部313と第二側板部314との間の上部に配置されている。上部体315は、第一側板部313、第二側板部314及び上板部311に当接するように配置されている。上部体315は、略直方体状をなしている。
下部体316は、第一側板部313と第二側板部314との間の下部に配置されている。下部体316は、第一側板部313、第二側板部314及び下板部312に当接するように配置されている。下部体316は、略直方体状をなしている。下部体316は、上部体315の下方に対向配置されている。
図5に示すように、ハンドル取付板部317は、ハンドル支持体30の+Y側に配置されている。ハンドル取付板部317は、上板部311、下板部312、第一側板部313、第二側板部314、上部体315及び下部体316に当接するように配置されている。
ハンドル取付板部317は、Y方向から見て矩形状をなしている。ハンドル取付板部317は、板状に形成されている。ハンドル取付板部317の板面は、Y方向を向いている。
ハンドル取付板部317の縁部は、上板部311、下板部312、第一側板部313及び第二側板部314から外方に張り出している。
ハンドル取付板部317には、Y方向に貫通するハンドル挿通開口317hが形成されている。ハンドル挿通開口317hは、上部体315と下部体316との間の空間315hに連通している。
支持本体310の内部には、ハンドル挿通開口317hと空間315hとが連通した回動空間s1が形成されている。回動空間s1は、支持本体310の内部をY方向に貫通するように形成されている。換言すると、回動空間s1のX方向の両側は、第一側板部313及び第二側板部314で閉塞されている。
支持本体310には、第一側板部313、上部体315及び第二側板部314を貫通するように、取付孔321が形成されている。取付孔321は、X方向に延びている。
支持本体310には、第一側板部313、下部体316及び第二側板部314を貫通するように、取付孔322が形成されている。取付孔322は、X方向に延びている。
第一側板部313には、X方向に貫通する軸孔313hが形成されている。第一側板部313には、取付孔321,322を形成する際に生じる複数の加工孔313aが形成されている。
図6に示すように、第二側板部314には、X方向に貫通する軸孔314hが形成されている。第二側板部314には、取付孔321,322を形成する際に生じる複数の加工孔314aが形成されている。
図5に示すように、第一側部プレート331は、支持本体310の+X側に配置されている。第二側部プレート332は、支持本体310の−X側に配置されている。
第一側部プレート331及び第二側部プレート332は、同一形状をした側部プレート340が向きを変えて配置されている。第一側部プレート331をX方向を軸線方向として180°回転させてX方向に反転させれば、第二側部プレート332の向きとなる。
側部プレート340は、プレート本体(保持部)341を有している。プレート本体341は、板状に形成されている。プレート本体341の板面は、X方向を向いている。
プレート本体341は、X方向から見て矩形状をなしている。プレート本体341の短手方向がY方向を向き、側部プレート340の長手方向がZ方向を向くように配置されている。
第一側部プレート331のプレート本体341は、支持本体310の第一側板部313に当接配置されている。第二側部プレート332のプレート本体341は、支持本体310の第二側板部314に当接配置されている。
各プレート本体341は、Z方向(縦框23Yの延在方向)に対称(Z方向の中央で対称)に形成されている。第一側部プレート331のプレート本体341と第二側部プレート332のプレート本体341とは、X方向に対称(X方向の中央で対称)に形成されている。
プレート本体341には、X方向に貫通する取付孔342,343がZ方向に離間して一対形成されている。
第一側部プレート331では、取付孔342が+Z側に配置された、取付孔343が−Z側に配置されている。第二側部プレート332では、取付孔343が+Z側に配置され、取付孔342が−Z側に配置されている。
第一側部プレート331の取付孔342から挿通された螺子351は、支持本体310の取付孔321に挿通され、第二側部プレート332の取付孔343に螺合されている。
第二側部プレート332の取付孔342から挿通された螺子352は、支持本体310の取付孔322に挿通され、第一側部プレート331の取付孔343に螺合されている。
プレート本体341のZ方向の中間には、X方向に貫通する軸孔344が形成されている。
プレート本体341の−Y側の端部近傍には、X方向に貫通するガイド孔346,347がZ方向に離間して一対形成されている。
第一側部プレート331では、ガイド孔346が+Z側に配置された、ガイド孔347が−Z側に配置されている。第二側部プレート332では、ガイド孔347が+Z側に配置された、ガイド孔346が−Z側に配置されている。
プレート本体341の−Y側の端部には、X方向に折曲された取付壁部(固定部)348が設けられている。取付壁部348には、Y方向に貫通する取付孔349が形成されている。
ハンドル支持体30において、ハンドル取付板部317が屋内から見える位置に配置され、取付壁部348はハンドル取付板部317と反対側の屋内から見て見えない位置(屋外側の部分、換言すると幅方向の外側)に配置されている。
第一側部プレート331では、取付壁部348はプレート本体341の+Z側の端部から−X側に折曲されている。第二側部プレート332では、取付壁部348はプレート本体341の−Z側の端部から+X側に折曲されている。
回動軸360は、後述する操作ハンドル40を回動可能に支持している。回動軸360は、X方向を向いている。回動軸360は、支持本体310にX方向に挿通されている。回動軸360は、後述する操作ハンドル40の軸孔411に挿通されている。
回動軸360の+X側の端部は、第一側部プレート331の軸孔344に固定されている。回動軸360の−X側の端部は、第二側部プレート332の軸孔344に固定されている。
操作ハンドル40は、ハンドル基部41と、ハンドル操作部42と、を有している。
ハンドル基部41には、X方向に貫通する軸孔411が形成されている。操作ハンドル40は、軸孔411に挿通された回動軸360を中心に回動可能とされている。操作ハンドル40は、図7(Y方向及びZ方向に沿う断面図)に示す操作ハンドル40の閉位置から、図8(Y方向及びZ方向に沿う断面図)に示す操作ハンドル40の開位置に回動可能とされている。操作ハンドル40は、図8に示す位置よりも更に回動してもよい。操作ハンドル40の閉位置では障子2は枠体1の内部を閉塞し、操作ハンドル40の開位置では障子2は枠体1の内部を開放している。
図7に示すように、ハンドル基部41は、支持本体310の回動空間s1に収容されている。ハンドル基部41は、回動空間s1の内部で回動可能とされている。
ハンドル基部41の外周面には、第一平面部412及び第二平面部413が形成されている。第一平面部412及び第二平面部413は、平面状に形成されている。
図7に示す操作ハンドル40の閉位置で、第一平面部412は、X方向及びZ方向に沿う鉛直面に沿って配置されている。第一平面部412の+Z側の端部は、支持本体310のハンドル挿通開口317hの上部と僅かに間隔を有して配置されている。第一平面部412は、支持本体310のハンドル挿通開口317hに沿って配置されている。
操作ハンドル40の閉位置で、第二平面部413は、X方向及びY方向に沿う水平面に沿って配置されている。第二平面部413は、支持本体310の回動空間s1の内部に配置されている。
ハンドル基部41の外周面には、第一平面部412と第二平面部413とを結ぶように曲面部414が形成されている。曲面部414は、軸孔411を中心とする円周面をなしている。
曲面部414には、内方(軸孔411側)に向かって凹む係合凹部416,417が形成されている。操作ハンドル40の閉位置で、係合凹部416は、係合凹部417よりも+Z側に配置されている。
図4に示すように、ハンドル操作部42は、ハンドル基部41から+Y側に延びている。ハンドル操作部42は、支持本体310よりも+Y側に配置されている。ハンドル操作部42は、延出部421と、屈曲部422と、把持部423と、を有している。
図4に示す操作ハンドル40の閉位置で、延出部421は、ハンドル基部41から+Y側に向かうにしたがって次第に−Z側に向かうように傾斜している。屈曲部422は、延出部421の+Y側の端部から−X側に延びている。把持部423は、屈曲部422の−X側の端部から−Z側に延びている。図1に示すように、操作ハンドル40は、全体として、屋内側かつ下方に延びるように設けられている。把持部423は、利用者が把持して操作可能とされている。
図7に示す操作ハンドル40の閉位置で、延出部421の−Z側を向く面421aは、支持本体310のハンドル挿通開口317hの下部に当接している。
図5に示すように、スライドバー50は、ハンドル支持体30の−Y側に配置されている。スライドバー50は、支持本体310の回動空間s1に対して、操作ハンドル40が配置される側と反対側(−Y側に)に配置されている。スライドバー50は、ハンドル支持体30にZ方向にスライド可能に設けられている。
スライドバー50は、第一スライド板部51と、第二スライド板部52と、を有している。
スライドバー50は、X方向に対称(X方向の中央で対称)であるとともにZ方向(縦框23Yの延在方向)に対称(Z方向の中央で対称)に形成されている。
第一スライド板部51は、Y方向から見て矩形状をなしている。第一スライド板部51は、板状に形成されている。第一スライド板部51の板面は、Y方向を向いている。
第一スライド板部51における+Y側を向く面51aには、係合突起511,512が形成されている。
係合突起511,512は、第一スライド板部51の面51aから+Y側に突出している。係合突起511は、係合突起512よりも+Z側に配置されている。
第二スライド板部52は、第一スライド板部51の−Y側に設けられている。第二スライド板部52は、Y方向から見て矩形状をなしている。第二スライド板部52は、板状に形成されている。第二スライド板部52の板面は、Y方向を向いている。
第二スライド板部52は、第一スライド板部51よりもZ方向の長さが短く、X方向の長さが長い。第二スライド板部52のX方向の端部52bは、第一スライド板部51のX方向の端部51bよりも張り出している。
各第二スライド板部52の端部52bには、外方に張り出すスライド突起521,522が設けられている。スライド突起521は、スライド突起522よりも+Z側に配置されている。
図4に示すように、スライド突起521は、第一側部プレート331及び第二側部プレート332のガイド孔346に配置されている。操作ハンドル40の閉位置では、スライド突起521は、ガイド孔346の+Z側の端部に配置されている。
スライド突起522は、第一側部プレート331及び第二側部プレート332のガイド孔347に配置されている。操作ハンドル40の閉位置では、スライド突起522は、ガイド孔347の+Z側の端部に配置されている。
図3に示すように、第一側部プレート331及び第二側部プレート332の取付壁部348(図3では、第一側部プレート331の取付壁部348のみ示している)は、縦框23Yの取付空間23sの底壁部233に沿って配置されている。
縦框23Yの金属縦框23Aの外側壁部236に形成された螺子孔237に対して、幅方向の外側から挿通された螺子238は、樹脂縦框23Bの底壁部233に形成された螺子孔234に挿通され、第一側部プレート331及び第二側部プレート332の取付壁部348の取付孔349に螺合されている。ハンドル支持体30は、取付空間23s内で、幅方向の外側から螺子止めされている。
縦框23Yの金属縦框23Aの外側壁部236の屋外側には、連動バー60が上下方向に摺動可能に嵌合されている。連動バー60は、不図示の連動部によってグレモンハンドル3の操作とともに上下方向に摺動可能とされている。
上記のグレモンハンドル3では、図7に示す操作ハンドル40の閉位置で、スライドバー50の第一スライド板部51は、支持本体310の回動空間s1の−Y側の開口(回動空間s1における縦枠13Yに対向する側)を閉塞している。支持本体310の内部には、支持本体310を貫通する空気の流路が形成されていない。
操作ハンドル40の係合凹部417には、スライドバー50の係合突起512が係合されている。図8に示すように、操作ハンドル40を開位置に回動させると、操作ハンドル40の係合凹部416にスライドバー50の係合突起511が係合されていく。これとともに、スライドバー50は−Z方向に移動する。図8に示す操作ハンドル40の開位置でも、スライドバー50の第一スライド板部51は、支持本体310の回動空間s1の−Y側の開口を閉塞している。支持本体310の内部には、支持本体310を貫通する空気の流路が形成されていない。
操作ハンドル40の開位置への回動にともなって、スライドバー50のスライド突起521,522は、それぞれ第一側部プレート331及び第二側部プレート332のガイド孔346,347の内部を−Z側に移動していく。
このように構成された縦辷り出し窓100では、縦框23Yに固定されるハンドル支持体30の取付壁部348はハンドル取付板部317と反対側の屋内から見て見えない位置(屋外側の部分、換言すると幅方向の外側)に配置されている。これによって、縦框23Yへの固定箇所が目立たず、意匠性が良い
ハンドル支持体30の取付壁部348は、縦框23Yの屋外側(幅方向の外側)から螺子238で縦框23Yに固定されている。これによって、螺子238が屋内から見えることがない。
第一側板部313及び第二側板部314のプレート本体341には、操作ハンドル40を回動可能に支持する回動軸360が固定されているとともに、縦框23Yに固定される取付壁部348が設けられている。これによって、回動軸360が固定される部材と縦框23Yに固定される部材とを別々に設ける必要がなく、ハンドル支持体30の組立性がよい。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本開示の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、グレモンハンドル3が設置される建具の一例として縦辷り出し窓100を例に挙げて説明したが、これに限られない。グレモンハンドル3は横辷り出し窓の上框21や下框22等にも設置可能である。
1 枠体、20 框体、2 障子、3 グレモンハンドル、30 ハンドル支持体、40 操作ハンドル(ハンドル部)、41 ハンドル基部、42 ハンドル操作部、50 スライドバー、100 縦辷り出し窓、310 支持本体(ハンドル支持部)、313 第一側板部、314 第二側板部、341 プレート本体(保持部)、348 取付壁部(固定部)、360 回動軸(回動軸部)、s1 回動空間

Claims (3)

  1. 枠体に吊元を軸として回動可能に支持される障子の框に設けられ、該障子を開閉操作するグレモンハンドルであって、
    利用者が操作可能なハンドル部と、
    該ハンドル部を回動可能に支持するハンドル支持体と、
    該ハンドル支持体に前記框の延在方向にスライド可能に設けられたスライドバーと、備え、
    前記ハンドル支持体には、屋外側の部分に前記框に固定される固定部が設けられているグレモンハンドル。
  2. 前記固定部は、屋外側から螺子止めされている請求項1に記載のグレモンハンドル。
  3. 前記ハンドル支持体は、
    前記ハンドル部の前記利用者が把持する側と反対側が収容されるハンドル支持部と、
    該ハンドル支持部に屋内外方向に挿通され、前記ハンドル部を回動可能に支持する回動軸部と、
    該ハンドル支持部の屋内外方向の両側に配置され、前記回動軸部が固定された一対の保持部と、有し、
    前記固定部は、前記一対の保持部に設けられている請求項1または2に記載のグレモンハンドル。
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