JPH08240236A - ブレーキ開放不良検出装置 - Google Patents
ブレーキ開放不良検出装置Info
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- JPH08240236A JPH08240236A JP7044473A JP4447395A JPH08240236A JP H08240236 A JPH08240236 A JP H08240236A JP 7044473 A JP7044473 A JP 7044473A JP 4447395 A JP4447395 A JP 4447395A JP H08240236 A JPH08240236 A JP H08240236A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D66/00—Arrangements for monitoring working conditions, e.g. wear, temperature
- F16D2066/005—Force, torque, stress or strain
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、ブレーキの開放を直接的にかつ
確実に検出できるブレーキ開放不良検出装置を得ること
を目的とする。 【構成】 エレベーター、エスカレーターの停止中、又
は制動時には、ライニング2はブレーキホイール4に押
し付けられている。この時、ライニング2とシュー3に
埋設された検出部1には微小電流が通電されており、導
電性の金属で作製されているブレーキホイール4に接触
している。ブレーキホイール4は巻上機、駆動機を介し
て接地されているため、大地6に対して微小電流16が
流れる。この微小電流を検知することにより、ブレーキ
の開放を検出することができる。 【効果】 ブレーキホイール等を通じて微小電流が大地
に流れるか否かを監視することで、ブレーキの開放を直
接的にかつ確実に検出することができる。
確実に検出できるブレーキ開放不良検出装置を得ること
を目的とする。 【構成】 エレベーター、エスカレーターの停止中、又
は制動時には、ライニング2はブレーキホイール4に押
し付けられている。この時、ライニング2とシュー3に
埋設された検出部1には微小電流が通電されており、導
電性の金属で作製されているブレーキホイール4に接触
している。ブレーキホイール4は巻上機、駆動機を介し
て接地されているため、大地6に対して微小電流16が
流れる。この微小電流を検知することにより、ブレーキ
の開放を検出することができる。 【効果】 ブレーキホイール等を通じて微小電流が大地
に流れるか否かを監視することで、ブレーキの開放を直
接的にかつ確実に検出することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ブレーキ開放不良検
出装置、特に、エレベーター、エスカレーター等に使用
されるブレーキの動作状況を監視するためのブレーキ開
放不良検出装置に関するものである。
出装置、特に、エレベーター、エスカレーター等に使用
されるブレーキの動作状況を監視するためのブレーキ開
放不良検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エレベーター、エスカレーター等に使用
されるブレーキは、停止中或は緊急停止時に制動をか
け、エレベーター、エスカレーター等が負荷により動か
ないよう保持することが必要であり、運転中は完全に開
放することが要求される。図24は、従来のブレーキ開
放不良検出装置を示す概略図である。図において、2は
ライニング、3はライニング2と一体となっているシュ
ーであり、4は軸5を中心に回転するブレーキホイール
である。6は大地、7はシューを保持するブレーキアー
ムであり、軸7Aによりブレーキアーム取付台12に取
り付けられている。
されるブレーキは、停止中或は緊急停止時に制動をか
け、エレベーター、エスカレーター等が負荷により動か
ないよう保持することが必要であり、運転中は完全に開
放することが要求される。図24は、従来のブレーキ開
放不良検出装置を示す概略図である。図において、2は
ライニング、3はライニング2と一体となっているシュ
ーであり、4は軸5を中心に回転するブレーキホイール
である。6は大地、7はシューを保持するブレーキアー
ムであり、軸7Aによりブレーキアーム取付台12に取
り付けられている。
【0003】8はブレーキ箱9内に収容され電磁コイル
9Aが通電励磁されることにより移動するプランジャー
である。10は軸10Aを中心に回転移動するブレーキ
レバーであり、11はスプリング受け11Aに固定され
ているスプリングである。12はブレーキアーム取付
台、13はブレーキアーム7に設けられたマイクロスイ
ッチである。
9Aが通電励磁されることにより移動するプランジャー
である。10は軸10Aを中心に回転移動するブレーキ
レバーであり、11はスプリング受け11Aに固定され
ているスプリングである。12はブレーキアーム取付
台、13はブレーキアーム7に設けられたマイクロスイ
ッチである。
【0004】従来のブレーキ開放不良検出装置は上述し
たように構成され、次のように動作する。まず、エレベ
ーター、エスカレーター等の停止中は、ブレーキ箱9内
の電磁コイル9Aは通電、励磁されておらず、スプリン
グ受け11Aにより支持されたスプリング11の圧力に
より、ブレーキアーム7に取り付けられているシュー3
とシュー3に一体となっているライニング2とが、ブレ
ーキホイール4に押し付けられ、ブレーキホイール4は
回転しないよう保持されている。
たように構成され、次のように動作する。まず、エレベ
ーター、エスカレーター等の停止中は、ブレーキ箱9内
の電磁コイル9Aは通電、励磁されておらず、スプリン
グ受け11Aにより支持されたスプリング11の圧力に
より、ブレーキアーム7に取り付けられているシュー3
とシュー3に一体となっているライニング2とが、ブレ
ーキホイール4に押し付けられ、ブレーキホイール4は
回転しないよう保持されている。
【0005】エレベーター、エスカレーター等の運転時
はブレーキ箱9内の電磁コイル9Aが通電、励磁されプ
ランジャー8が下方に移動し、ブレーキレバー10が軸
10Aを中心に押し下げられる。図24の場合、ブレー
キレバー10によりブレーキアーム7は軸7Aを中心に
右方向に押され、ブレーキアーム7に取り付けられてい
るシュー3とシュー3に一体となっているライニング2
とは、ブレーキホイール4から離れ、ブレーキホイール
4が開放される(以下、このことをブレーキ開放と称す
る)。
はブレーキ箱9内の電磁コイル9Aが通電、励磁されプ
ランジャー8が下方に移動し、ブレーキレバー10が軸
10Aを中心に押し下げられる。図24の場合、ブレー
キレバー10によりブレーキアーム7は軸7Aを中心に
右方向に押され、ブレーキアーム7に取り付けられてい
るシュー3とシュー3に一体となっているライニング2
とは、ブレーキホイール4から離れ、ブレーキホイール
4が開放される(以下、このことをブレーキ開放と称す
る)。
【0006】ブレーキホイール4が開放されると、軸5
を中心にブレーキホイール4は回転が可能となるため、
ブレーキの開放後にエレベーター、エスカレーター等の
運転が開始される。また、エレベーター、エスカレータ
ー等の巻上機、駆動機等の機器には、制御用配線や電動
モーター等が組み込まれており、大地6に電気的に接地
することが、安全のために法規で規定されている。
を中心にブレーキホイール4は回転が可能となるため、
ブレーキの開放後にエレベーター、エスカレーター等の
運転が開始される。また、エレベーター、エスカレータ
ー等の巻上機、駆動機等の機器には、制御用配線や電動
モーター等が組み込まれており、大地6に電気的に接地
することが、安全のために法規で規定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなブレー
キ開放検出装置では、ブレーキ開放不良の検出は、マイ
クロスイッチ13がブレーキアーム7の動き代を検出
し、ブレーキアーム7の動き代が規定量より小さいと、
ブレーキが完全に開放されていないことを間接的に検出
している。しかし、検出が間接的に行われるため、マイ
クロスイッチ13の設定不良、劣化等の故障時には、ブ
レーキ開放を検出できないという問題点があった。ま
た、シュー3或はライニング2の異常により実際はブレ
ーキが開放されていない場合でも、ブレーキアーム7の
動き代が規定量であった場合、ブレーキ開放不良は検出
できず、ブレーキがブレーキホイール等に接触したまま
運転し、ブレーキ過熱による制動不良、ブレーキ焼損
や、駆動モーターへの過負荷によるモーターの焼損事故
等が発生する恐れがあるという問題点もあった。
キ開放検出装置では、ブレーキ開放不良の検出は、マイ
クロスイッチ13がブレーキアーム7の動き代を検出
し、ブレーキアーム7の動き代が規定量より小さいと、
ブレーキが完全に開放されていないことを間接的に検出
している。しかし、検出が間接的に行われるため、マイ
クロスイッチ13の設定不良、劣化等の故障時には、ブ
レーキ開放を検出できないという問題点があった。ま
た、シュー3或はライニング2の異常により実際はブレ
ーキが開放されていない場合でも、ブレーキアーム7の
動き代が規定量であった場合、ブレーキ開放不良は検出
できず、ブレーキがブレーキホイール等に接触したまま
運転し、ブレーキ過熱による制動不良、ブレーキ焼損
や、駆動モーターへの過負荷によるモーターの焼損事故
等が発生する恐れがあるという問題点もあった。
【0008】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、ブレーキの動作状況を確実に監
視することができるブレーキ開放不良検出装置を得るこ
とを目的とする。
ためになされたもので、ブレーキの動作状況を確実に監
視することができるブレーキ開放不良検出装置を得るこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項第1項
に係る発明は、ブレーキホイール、このブレーキホイー
ルに圧着されてブレーキホイールの回転を制動するライ
ニング、及びこのライニングに接着されたシューを有す
るブレーキと、上記ライニングが上記ブレーキホイール
に接触する際に上記ブレーキホイールに接触すると共に
上記ライニング及び上記シューを貫通して設けられた検
出部と、上記ブレーキホイール及び上記検出部に微小電
流を流す電源と、上記ブレーキ作動時に上記ブレーキホ
イールに上記検出部が接触した時に流れる電流を検出す
る電流検出手段とを備えたものである。
に係る発明は、ブレーキホイール、このブレーキホイー
ルに圧着されてブレーキホイールの回転を制動するライ
ニング、及びこのライニングに接着されたシューを有す
るブレーキと、上記ライニングが上記ブレーキホイール
に接触する際に上記ブレーキホイールに接触すると共に
上記ライニング及び上記シューを貫通して設けられた検
出部と、上記ブレーキホイール及び上記検出部に微小電
流を流す電源と、上記ブレーキ作動時に上記ブレーキホ
イールに上記検出部が接触した時に流れる電流を検出す
る電流検出手段とを備えたものである。
【0010】この発明の請求項第2項に係る発明は、ブ
レーキディスク、このブレーキディスクに圧着されてブ
レーキディスクの回転を制動するライニング、及びこの
ライニングに接着されたシューを有するブレーキと、上
記ライニングが上記ブレーキディスクに接触する際に上
記ブレーキディスクに接触すると共に上記ライニング及
び上記シューを貫通して設けられた検出部と、上記ブレ
ーキディスク及び上記検出部に微小電流を流す電源と、
上記ブレーキ作動時に上記ブレーキディスクに上記検出
部が接触した時に流れる電流を検出する電流検出手段と
を備えたものである。
レーキディスク、このブレーキディスクに圧着されてブ
レーキディスクの回転を制動するライニング、及びこの
ライニングに接着されたシューを有するブレーキと、上
記ライニングが上記ブレーキディスクに接触する際に上
記ブレーキディスクに接触すると共に上記ライニング及
び上記シューを貫通して設けられた検出部と、上記ブレ
ーキディスク及び上記検出部に微小電流を流す電源と、
上記ブレーキ作動時に上記ブレーキディスクに上記検出
部が接触した時に流れる電流を検出する電流検出手段と
を備えたものである。
【0011】この発明の請求項第3項に係る発明は、請
求項第1項又は第2項において、検出部を複数個設けた
ものである。
求項第1項又は第2項において、検出部を複数個設けた
ものである。
【0012】この発明の請求項第4項に係る発明は、ブ
レーキホイール、このブレーキホイールに圧着されてブ
レーキホイールの回転を制動するライニング、及びこの
ライニングに接着されたシューを有するブレーキと、上
記ライニングが上記ブレーキホイールに接触する際に上
記ブレーキホイールに接触すると共に上記ライニングに
設けられた網状のリードと、上記ブレーキホイール及び
上記リードに微小電流を流す電源と、上記ブレーキ作動
時に上記ブレーキホイールに上記リードが接触した時に
流れる電流を検出する電流検出手段とを備えたものであ
る。
レーキホイール、このブレーキホイールに圧着されてブ
レーキホイールの回転を制動するライニング、及びこの
ライニングに接着されたシューを有するブレーキと、上
記ライニングが上記ブレーキホイールに接触する際に上
記ブレーキホイールに接触すると共に上記ライニングに
設けられた網状のリードと、上記ブレーキホイール及び
上記リードに微小電流を流す電源と、上記ブレーキ作動
時に上記ブレーキホイールに上記リードが接触した時に
流れる電流を検出する電流検出手段とを備えたものであ
る。
【0013】この発明の請求項第5項に係る発明は、ブ
レーキホイール、このブレーキホイールに圧着されてブ
レーキホイールの回転を制動し導電性材料で作製された
ライニング、及びこのライニングに接着されたシューを
有するブレーキと、上記ブレーキホイール及び上記ライ
ニングに微小電流を流す電源と、上記ブレーキ作動時に
上記ブレーキホイールに上記ライニングが接触した時に
流れる電流を検出する電流検出手段とを備えたものであ
る。
レーキホイール、このブレーキホイールに圧着されてブ
レーキホイールの回転を制動し導電性材料で作製された
ライニング、及びこのライニングに接着されたシューを
有するブレーキと、上記ブレーキホイール及び上記ライ
ニングに微小電流を流す電源と、上記ブレーキ作動時に
上記ブレーキホイールに上記ライニングが接触した時に
流れる電流を検出する電流検出手段とを備えたものであ
る。
【0014】
【作用】この発明の請求項第1項においては、ブレーキ
ホイールが導体である金属製であることと、ブレーキが
組み込まれる巻上機、駆動機等の機器が安全上から大地
に設置されていることを利用して、ブレーキライニング
に電極を備えた検出部を埋設し、微小電流を流してブレ
ーキ制動時、解放時にブレーキホイールを通じて微小電
流が大地に流れるか否かを監視することで、直接的にブ
レーキの開放を確実に検出する。ブレーキに開放不良を
検出した場合は、エレベーター、エスカレーター等の運
転指令を制御する。
ホイールが導体である金属製であることと、ブレーキが
組み込まれる巻上機、駆動機等の機器が安全上から大地
に設置されていることを利用して、ブレーキライニング
に電極を備えた検出部を埋設し、微小電流を流してブレ
ーキ制動時、解放時にブレーキホイールを通じて微小電
流が大地に流れるか否かを監視することで、直接的にブ
レーキの開放を確実に検出する。ブレーキに開放不良を
検出した場合は、エレベーター、エスカレーター等の運
転指令を制御する。
【0015】この発明の請求項第2項においては、ブレ
ーキディスクが導体である金属製であることと、ブレー
キが組み込まれる巻上機、駆動機等の機器が安全上から
大地に設置されていることを利用して、ブレーキライニ
ングに電極を備えた検出部を埋設し、微小電流を流して
ブレーキ制動時、解放時にブレーキディスクを通じて微
小電流が大地に流れるか否かを監視することで、直接的
にブレーキの開放を確実に検出する。ブレーキに開放不
良を検出した場合は、エレベーター、エスカレーター等
の運転指令を制御する。
ーキディスクが導体である金属製であることと、ブレー
キが組み込まれる巻上機、駆動機等の機器が安全上から
大地に設置されていることを利用して、ブレーキライニ
ングに電極を備えた検出部を埋設し、微小電流を流して
ブレーキ制動時、解放時にブレーキディスクを通じて微
小電流が大地に流れるか否かを監視することで、直接的
にブレーキの開放を確実に検出する。ブレーキに開放不
良を検出した場合は、エレベーター、エスカレーター等
の運転指令を制御する。
【0016】この発明の請求項第3項においては、ブレ
ーキホイール又はブレーキディスクに複数個の検出部を
設けることで、ライニングの偏芯等による片当たりに拘
わらず、ブレーキホイル又はブレーキディスクへのライ
ニングの接触を精度良く検出する。
ーキホイール又はブレーキディスクに複数個の検出部を
設けることで、ライニングの偏芯等による片当たりに拘
わらず、ブレーキホイル又はブレーキディスクへのライ
ニングの接触を精度良く検出する。
【0017】この発明の請求項第4項においては、ライ
ニングを作製した後に網状のリードを設ければ良く、作
製時の手間及びコストを低減できる。
ニングを作製した後に網状のリードを設ければ良く、作
製時の手間及びコストを低減できる。
【0018】この発明の請求項第5項においては、検出
部や網状のリードをライニングに設ける必要がなく、大
量生産が可能であり、作製時の手間及びコストを低減で
きる。
部や網状のリードをライニングに設ける必要がなく、大
量生産が可能であり、作製時の手間及びコストを低減で
きる。
【0019】
実施例1.図1、図2はこの発明の実施例1によるブレ
ーキ開放不良検出装置の要部概略図である。これらの図
において、ライニング2とシュー3には、ブレーキの開
放不良を検出する検出部1が埋設されている。まず、図
1により、エレベーター、エスカレーターの停止中、或
は制動時の動作を説明する。ライニング2はブレーキホ
イール4に押し付けられている。この時、検出部1には
微小電流が通電されており、導電性の金属で作製されて
いるブレーキホイール4に接触している。ブレーキホイ
ール4は巻上機、駆動機を介して接地されているため、
大地6に対して微小電流16が流れる。
ーキ開放不良検出装置の要部概略図である。これらの図
において、ライニング2とシュー3には、ブレーキの開
放不良を検出する検出部1が埋設されている。まず、図
1により、エレベーター、エスカレーターの停止中、或
は制動時の動作を説明する。ライニング2はブレーキホ
イール4に押し付けられている。この時、検出部1には
微小電流が通電されており、導電性の金属で作製されて
いるブレーキホイール4に接触している。ブレーキホイ
ール4は巻上機、駆動機を介して接地されているため、
大地6に対して微小電流16が流れる。
【0020】次に、図2により、エレベーター、エスカ
レーターが運転中の動作を説明する。この場合、ライニ
ング2はブレーキホイール4から離れている。この時、
検出部1にはエレベーター、エスカレーターの停止中、
或は制動時の場合と同様に微小電流が印加されている。
しかし、ライニング2はブレーキホイール4から離れて
いるため微小電流は流れない。以上を利用してブレーキ
の開放状態を検出する。
レーターが運転中の動作を説明する。この場合、ライニ
ング2はブレーキホイール4から離れている。この時、
検出部1にはエレベーター、エスカレーターの停止中、
或は制動時の場合と同様に微小電流が印加されている。
しかし、ライニング2はブレーキホイール4から離れて
いるため微小電流は流れない。以上を利用してブレーキ
の開放状態を検出する。
【0021】次に、上述したブレーキ開放不良検出装置
の詳細について述べる。図3、図4はこの発明の実施例
1によるブレーキ開放不良検出装置の検出部1を示すそ
れぞれ正面図及び側断面図である。検出部1は、検出部
電極1A、検出部絶縁体1B、検出部リード1Cにより
構成され、外部から検出部リード1Cにより検出部電極
1Aに微小電流を印加する。検出部電極1A、検出部絶
縁体1Bは、ブレーキホイール4に接触し、また、ブレ
ーキ動作に伴いシュー3が摩耗するため、シュー3と同
時に摩耗する材料でブレーキホイール4に悪影響を与え
ず耐熱性のある材料とする。例として、検出部電極1A
は銅合金系等、検出部絶縁体1Bは耐熱性を考慮して熱
可塑性の無い樹脂系等の絶縁体が好適に使用できる。
の詳細について述べる。図3、図4はこの発明の実施例
1によるブレーキ開放不良検出装置の検出部1を示すそ
れぞれ正面図及び側断面図である。検出部1は、検出部
電極1A、検出部絶縁体1B、検出部リード1Cにより
構成され、外部から検出部リード1Cにより検出部電極
1Aに微小電流を印加する。検出部電極1A、検出部絶
縁体1Bは、ブレーキホイール4に接触し、また、ブレ
ーキ動作に伴いシュー3が摩耗するため、シュー3と同
時に摩耗する材料でブレーキホイール4に悪影響を与え
ず耐熱性のある材料とする。例として、検出部電極1A
は銅合金系等、検出部絶縁体1Bは耐熱性を考慮して熱
可塑性の無い樹脂系等の絶縁体が好適に使用できる。
【0022】図5、図6はこの発明の実施例1によるブ
レーキ開放不良検出装置の検出部1を組み込んだライニ
ング2とシュー3を示すそれぞれ側断面図及び正面図で
ある。検出部1は、図5に示すように、ライニング2と
シュー3を貫通している。また、図6に示ように、ライ
ニングの表面は常に検出部電極1A、検出部絶縁体1B
が突出している。検出部電極1A及び検出部絶縁体1B
は、ライニング2と同時に摩耗するために、常に新鮮な
表面状態が維持される。
レーキ開放不良検出装置の検出部1を組み込んだライニ
ング2とシュー3を示すそれぞれ側断面図及び正面図で
ある。検出部1は、図5に示すように、ライニング2と
シュー3を貫通している。また、図6に示ように、ライ
ニングの表面は常に検出部電極1A、検出部絶縁体1B
が突出している。検出部電極1A及び検出部絶縁体1B
は、ライニング2と同時に摩耗するために、常に新鮮な
表面状態が維持される。
【0023】図7はこの発明の実施例1によるブレーキ
開放不良検出装置の等価回路を示す回路図である。図7
に示すように、電源14から微小電流が供給され、電流
15が電流リレー等の電流検出装置17を通じて検出部
電極1Aに印加されている。ライニング2がブレーキホ
イール4に接触していると、検出部電極1Aはライニン
グ2と表面が同一面のため、検出部電極1Aはブレーキ
ホイール4に接触している。この時、大地へ電流16が
流れ、電流検出装置17により電流を検出した場合は、
ブレーキが開放されていないと判断する。検出部電極1
Aとブレーキホイール4が離れている、即ち電流検出装
置17により電流が検出されない場合には、ブレーキは
開放されていると判断する。
開放不良検出装置の等価回路を示す回路図である。図7
に示すように、電源14から微小電流が供給され、電流
15が電流リレー等の電流検出装置17を通じて検出部
電極1Aに印加されている。ライニング2がブレーキホ
イール4に接触していると、検出部電極1Aはライニン
グ2と表面が同一面のため、検出部電極1Aはブレーキ
ホイール4に接触している。この時、大地へ電流16が
流れ、電流検出装置17により電流を検出した場合は、
ブレーキが開放されていないと判断する。検出部電極1
Aとブレーキホイール4が離れている、即ち電流検出装
置17により電流が検出されない場合には、ブレーキは
開放されていると判断する。
【0024】図8は、この発明の実施例1によるブレー
キ開放不良検出装置をエレベーター、エスカレーター等
の制御に使用した場合の機器構成と主な信号の流れの一
例を示すブロック図である。主な構成機器としては、検
出部(電極)1A、電流リレー等の電流検出装置17、
CPU等の処理部18、エレベーター、エスカレーター
等の既設制御盤19で構成される。検出部1Aからの信
号即ち電流は、実際には矢印15と逆の方向であるが、
説明の便宜上電流リレー等の電流検出装置17への矢印
方向としている。
キ開放不良検出装置をエレベーター、エスカレーター等
の制御に使用した場合の機器構成と主な信号の流れの一
例を示すブロック図である。主な構成機器としては、検
出部(電極)1A、電流リレー等の電流検出装置17、
CPU等の処理部18、エレベーター、エスカレーター
等の既設制御盤19で構成される。検出部1Aからの信
号即ち電流は、実際には矢印15と逆の方向であるが、
説明の便宜上電流リレー等の電流検出装置17への矢印
方向としている。
【0025】検出部1Aに流れる電流は、電流リレー等
の電流検出装置17で検出され、電流の有無についての
信号がCPU等の処理部18に送られる。CPU等の処
理部18ではブレーキ開放の良否の判定を行い、結果を
エレベーター、エスカレーター等の既設制御盤19に送
り、既設の運転・停止指令回路20を駆動させる。ブレ
ーキ開放不良の場合は運転停止、ブレーキ開放が良好の
場合は運転を継続させる。
の電流検出装置17で検出され、電流の有無についての
信号がCPU等の処理部18に送られる。CPU等の処
理部18ではブレーキ開放の良否の判定を行い、結果を
エレベーター、エスカレーター等の既設制御盤19に送
り、既設の運転・停止指令回路20を駆動させる。ブレ
ーキ開放不良の場合は運転停止、ブレーキ開放が良好の
場合は運転を継続させる。
【0026】図9はこの発明の実施例1におけるブレー
キ開放不良検出装置の処理部18での処理の流れを示す
フローチャートである。ブレーキ開放指令の判定部21
は、エレベーター、エスカレーター等の既設制御盤19
より信号を受け、ブレーキが開放されるべき時か、保持
しているべき時かを判定する。ブレーキ開放指令が有れ
ば、検出時間マスク21Aによりブレーキ開放指令から
一定時間が経過し、機械的動作遅れを考慮した後にブレ
ーキ開放良否判定21Bを行い、その結果により運転停
止指令21Cをエレベーター、エスカレーター等の既設
制御盤19に出力する。以上の動作により、ブレーキの
開放不良を確実に検出することができる。
キ開放不良検出装置の処理部18での処理の流れを示す
フローチャートである。ブレーキ開放指令の判定部21
は、エレベーター、エスカレーター等の既設制御盤19
より信号を受け、ブレーキが開放されるべき時か、保持
しているべき時かを判定する。ブレーキ開放指令が有れ
ば、検出時間マスク21Aによりブレーキ開放指令から
一定時間が経過し、機械的動作遅れを考慮した後にブレ
ーキ開放良否判定21Bを行い、その結果により運転停
止指令21Cをエレベーター、エスカレーター等の既設
制御盤19に出力する。以上の動作により、ブレーキの
開放不良を確実に検出することができる。
【0027】実施例2.図10及び図11は、この発明
の実施例2によるブレーキ開放不良検出装置のブレーキ
シューを示すそれぞれ側断面図及び正面図である。検出
部1単体の取り付け自体は実施例1と同様であるが、こ
の実施例では、図10、図11に示すように、2個の検
出部1をライニング2に設けたものである。これによ
り、ライニング2の大きさやライニングの偏芯等による
片当りに係わらず、ライニング2表面のブレーキホイー
ル4への接触の検出精度が向上する。また、ライニング
2の表面積に応じ、さらに検出部1の数を3個以上の複
数個に増やすことで、より細かくライニング2表面のブ
レーキホイール4への接触の検出精度を向上させること
ができる。
の実施例2によるブレーキ開放不良検出装置のブレーキ
シューを示すそれぞれ側断面図及び正面図である。検出
部1単体の取り付け自体は実施例1と同様であるが、こ
の実施例では、図10、図11に示すように、2個の検
出部1をライニング2に設けたものである。これによ
り、ライニング2の大きさやライニングの偏芯等による
片当りに係わらず、ライニング2表面のブレーキホイー
ル4への接触の検出精度が向上する。また、ライニング
2の表面積に応じ、さらに検出部1の数を3個以上の複
数個に増やすことで、より細かくライニング2表面のブ
レーキホイール4への接触の検出精度を向上させること
ができる。
【0028】図12はこの発明の実施例2によるブレー
キ開放不良検出装置の等価回路を示す回路図である。基
本的な回路は実施例1(図7)と同様であるが、検出部
電極1E、また、仮想電極列1Fのように並列状に検出
部を増加させることで、ブレーキ開放不良検出の検出精
度を向上させることが可能となる。
キ開放不良検出装置の等価回路を示す回路図である。基
本的な回路は実施例1(図7)と同様であるが、検出部
電極1E、また、仮想電極列1Fのように並列状に検出
部を増加させることで、ブレーキ開放不良検出の検出精
度を向上させることが可能となる。
【0029】実施例3.図13及び図14は、この発明
の実施例3によるブレーキ開放不良検出装置のブレーキ
シューを示すそれぞれ側断面図及び正面図である。ま
た、図15はこの発明の実施例3によるブレーキ開放不
良検出装置の等価回路を示す回路図である。実施例1と
の相違点は、検出部電極1A、検出部電極1Eをブレー
キホイール4を介して回路上に直列に接続したことであ
る。
の実施例3によるブレーキ開放不良検出装置のブレーキ
シューを示すそれぞれ側断面図及び正面図である。ま
た、図15はこの発明の実施例3によるブレーキ開放不
良検出装置の等価回路を示す回路図である。実施例1と
の相違点は、検出部電極1A、検出部電極1Eをブレー
キホイール4を介して回路上に直列に接続したことであ
る。
【0030】複数の電極を直列に接続することで、ブレ
ーキが使用されている機器が大地に接地されていない場
合や、ブレーキが巻上機等の機器と絶縁されている場
合、或は使用されている機器の大地への接地外れや、接
地抵抗が何等かの原因で増加し、実施例1の条件では検
出部電極1Aからブレーキホイール4を通じての電流が
接地へ流れない場合でも、検出部電極1Aと検出部電極
1E間にブレーキホイール4を通じての電流の有無を検
出することで、検出部電極1A、検出部電極1Eの両
方、又はいずれか一方がブレーキホイール4に対して接
触しているか否か、即ちブレーキが開放されているか否
かを検出することができる。
ーキが使用されている機器が大地に接地されていない場
合や、ブレーキが巻上機等の機器と絶縁されている場
合、或は使用されている機器の大地への接地外れや、接
地抵抗が何等かの原因で増加し、実施例1の条件では検
出部電極1Aからブレーキホイール4を通じての電流が
接地へ流れない場合でも、検出部電極1Aと検出部電極
1E間にブレーキホイール4を通じての電流の有無を検
出することで、検出部電極1A、検出部電極1Eの両
方、又はいずれか一方がブレーキホイール4に対して接
触しているか否か、即ちブレーキが開放されているか否
かを検出することができる。
【0031】実施例4.図16から図19は、この発明
の実施例4による検出部1をディスクブレーキに使用し
た事例を示す。軸24を中心にブレーキディスク23は
回転しており、図16、図17に示すように、シュー組
み立て22に取り付けられたライニング22Cがブレー
キディスク23に押し付けられ制動力を得ている。シュ
ー組み立て22には、実施例1で示したものと同様の検
出部1が組み込まれている。なお、図18はシュー組み
立てをライニング面より見た正面図を示し、図19はそ
の側断面図を示している。
の実施例4による検出部1をディスクブレーキに使用し
た事例を示す。軸24を中心にブレーキディスク23は
回転しており、図16、図17に示すように、シュー組
み立て22に取り付けられたライニング22Cがブレー
キディスク23に押し付けられ制動力を得ている。シュ
ー組み立て22には、実施例1で示したものと同様の検
出部1が組み込まれている。なお、図18はシュー組み
立てをライニング面より見た正面図を示し、図19はそ
の側断面図を示している。
【0032】ディスクブレーキの場合、ディスクの制動
面が回転方向で水平のため、ブレーキ開放時のライニン
グ22Cとブレーキディスク23との間隙が小さく、実
施例1で示したドラム式ブレーキより、ブレーキ開放不
良検出装置の効果は更に大きい。動作自体は、実施例1
と同様に、検出部(電極)1に通電した微小電流が、導
電体であるブレーキディスク23を通じて大地6に流れ
るか否かにより、ブレーキの開放不良を検出するもので
ある。
面が回転方向で水平のため、ブレーキ開放時のライニン
グ22Cとブレーキディスク23との間隙が小さく、実
施例1で示したドラム式ブレーキより、ブレーキ開放不
良検出装置の効果は更に大きい。動作自体は、実施例1
と同様に、検出部(電極)1に通電した微小電流が、導
電体であるブレーキディスク23を通じて大地6に流れ
るか否かにより、ブレーキの開放不良を検出するもので
ある。
【0033】実施例5.図20はこの発明の実施例5に
よるブレーキ開放不良検出装置を備えたブレーキディス
クを示す側断面図である。実施例3と同様に、電極25
Aと電極25B間をブレーキディスク23を通じて電流
が流れるか否かにより、ブレーキの開放不良を検出する
ものである。等価回路は図15と同様である。
よるブレーキ開放不良検出装置を備えたブレーキディス
クを示す側断面図である。実施例3と同様に、電極25
Aと電極25B間をブレーキディスク23を通じて電流
が流れるか否かにより、ブレーキの開放不良を検出する
ものである。等価回路は図15と同様である。
【0034】実施例3との相違点は、ブレーキ開放不良
検出装置をディスクブレーキに適用した点である。すな
わち、ディスクブレーキは自動車等の大地に接地されて
いない機器等についても広く使用されている。電極25
Aと電極25B間をブレーキディスク23を介して回路
上、直列に接続し複数の電極を直列に接続することで、
ブレーキを使用する機器が大地に接地されていない場合
や、ブレーキを使用する機器とブレーキが絶縁されてい
る場合、或は使用されている機器の大地への接地外れ
や、接地抵抗が何等かの原因で増加し、電極25Aから
ブレーキディスク23を通じての電流が接地へ流れない
場合でも、電極25Aと電極25B間においてブレーキ
ディスク23を通じての電流の有無を検出することで、
電極25A、電極25Bの両方、又はいずれかがブレー
キディスク23に対して接触しているか否か、即ちブレ
ーキが開放されているか否かを検出することができる。
検出装置をディスクブレーキに適用した点である。すな
わち、ディスクブレーキは自動車等の大地に接地されて
いない機器等についても広く使用されている。電極25
Aと電極25B間をブレーキディスク23を介して回路
上、直列に接続し複数の電極を直列に接続することで、
ブレーキを使用する機器が大地に接地されていない場合
や、ブレーキを使用する機器とブレーキが絶縁されてい
る場合、或は使用されている機器の大地への接地外れ
や、接地抵抗が何等かの原因で増加し、電極25Aから
ブレーキディスク23を通じての電流が接地へ流れない
場合でも、電極25Aと電極25B間においてブレーキ
ディスク23を通じての電流の有無を検出することで、
電極25A、電極25Bの両方、又はいずれかがブレー
キディスク23に対して接触しているか否か、即ちブレ
ーキが開放されているか否かを検出することができる。
【0035】実施例6.図21、図22はこの発明の実
施例1から実施例5によるブレーキ開放不良検出装置と
は異なり、棒状の検出部は使用せずにリード25を有す
る電極25A、25B、25C、25D、25E、25
Fのごとく複数の電極を網状に接続し電気的に結ばれた
電極を、絶縁性のライニング2Bの内部に埋設し、一体
の構造としている。電極25A〜25Fのごとく複数の
電極は、絶縁性のライニング2Aの内部からライニング
2Aの表面まで装着している。この方式では、ブレーキ
不良検出装置用のライニングを製作する場合に、検出部
をライニングへ個々に組み込まなくとも、実施例6によ
る構造の大形のライニングをまず製作し、ライニングを
使用するブレーキに応じた寸法に切断して製作すればよ
く、製作時の手間及びコストを低減できる。
施例1から実施例5によるブレーキ開放不良検出装置と
は異なり、棒状の検出部は使用せずにリード25を有す
る電極25A、25B、25C、25D、25E、25
Fのごとく複数の電極を網状に接続し電気的に結ばれた
電極を、絶縁性のライニング2Bの内部に埋設し、一体
の構造としている。電極25A〜25Fのごとく複数の
電極は、絶縁性のライニング2Aの内部からライニング
2Aの表面まで装着している。この方式では、ブレーキ
不良検出装置用のライニングを製作する場合に、検出部
をライニングへ個々に組み込まなくとも、実施例6によ
る構造の大形のライニングをまず製作し、ライニングを
使用するブレーキに応じた寸法に切断して製作すればよ
く、製作時の手間及びコストを低減できる。
【0036】実施例7.図23はこの発明の実施例7に
よるライニング、シュー組立の構造を示す側面図であ
る。ライニング2Bは、例としてカーボン等の導電性の
物質を含む材料で作製されており、ライニング2B自体
が導電性を有する。シュー3Aは樹脂等の絶縁性の材料
で作られ、ライニング2B自体とは電気的に絶縁されて
いる。ライニング2Bからは、外部から取り付けられる
リード2Cに電流が流される。ライニング2B自体が実
施例1で示した電極1Aと同等の機能を有する。この方
式の効果としてはブレーキ不良検出装置用のライニング
を製作する場合に、検出部をライニングへ個々に組み込
まなくともよく大形のライニングをまず製作し、ライニ
ングを使用するブレーキに応じた寸法に切断し製作すれ
ばよく、大量生産が可能であり製作時の手間及びコスト
を低減できる。
よるライニング、シュー組立の構造を示す側面図であ
る。ライニング2Bは、例としてカーボン等の導電性の
物質を含む材料で作製されており、ライニング2B自体
が導電性を有する。シュー3Aは樹脂等の絶縁性の材料
で作られ、ライニング2B自体とは電気的に絶縁されて
いる。ライニング2Bからは、外部から取り付けられる
リード2Cに電流が流される。ライニング2B自体が実
施例1で示した電極1Aと同等の機能を有する。この方
式の効果としてはブレーキ不良検出装置用のライニング
を製作する場合に、検出部をライニングへ個々に組み込
まなくともよく大形のライニングをまず製作し、ライニ
ングを使用するブレーキに応じた寸法に切断し製作すれ
ばよく、大量生産が可能であり製作時の手間及びコスト
を低減できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の請求項
第1項は、ブレーキホイール、このブレーキホイールに
圧着されてブレーキホイールの回転を制動するライニン
グ、及びこのライニングに接着されたシューを有するブ
レーキと、上記ライニングが上記ブレーキホイールに接
触する際に上記ブレーキホイールに接触すると共に上記
ライニング及び上記シューを貫通して設けられた検出部
と、上記ブレーキホイール及び上記検出部に微小電流を
流す電源と、上記ブレーキ作動時に上記ブレーキホイー
ルに上記検出部が接触した時に流れる電流を検出する電
流検出手段とを備えたので、ブレーキの開放を直接的に
かつ確実に検出することができるという効果を奏する。
第1項は、ブレーキホイール、このブレーキホイールに
圧着されてブレーキホイールの回転を制動するライニン
グ、及びこのライニングに接着されたシューを有するブ
レーキと、上記ライニングが上記ブレーキホイールに接
触する際に上記ブレーキホイールに接触すると共に上記
ライニング及び上記シューを貫通して設けられた検出部
と、上記ブレーキホイール及び上記検出部に微小電流を
流す電源と、上記ブレーキ作動時に上記ブレーキホイー
ルに上記検出部が接触した時に流れる電流を検出する電
流検出手段とを備えたので、ブレーキの開放を直接的に
かつ確実に検出することができるという効果を奏する。
【0038】この発明の請求項第2項は、ブレーキディ
スク、このブレーキディスクに圧着されてブレーキディ
スクの回転を制動するライニング、及びこのライニング
に接着されたシューを有するブレーキと、上記ライニン
グが上記ブレーキディスクに接触する際に上記ブレーキ
ディスクに接触すると共に上記ライニング及び上記シュ
ーを貫通して設けられた検出部と、上記ブレーキディス
ク及び上記検出部に微小電流を流す電源と、上記ブレー
キ作動時に上記ブレーキディスクに上記検出部が接触し
た時に流れる電流を検出する電流検出手段とを備えたの
で、ブレーキの開放を直接的にかつ確実に検出すること
ができるという効果を奏する。
スク、このブレーキディスクに圧着されてブレーキディ
スクの回転を制動するライニング、及びこのライニング
に接着されたシューを有するブレーキと、上記ライニン
グが上記ブレーキディスクに接触する際に上記ブレーキ
ディスクに接触すると共に上記ライニング及び上記シュ
ーを貫通して設けられた検出部と、上記ブレーキディス
ク及び上記検出部に微小電流を流す電源と、上記ブレー
キ作動時に上記ブレーキディスクに上記検出部が接触し
た時に流れる電流を検出する電流検出手段とを備えたの
で、ブレーキの開放を直接的にかつ確実に検出すること
ができるという効果を奏する。
【0039】この発明の請求項第3項は、ブレーキホイ
ール又はブレーキディスクに検出部を複数個設けたの
で、ライニングの偏芯等により片当たりが起こっても、
ブレーキホイール又はブレーキディスクとライニング表
面との接触を精度良く検出することができるという効果
を奏する。
ール又はブレーキディスクに検出部を複数個設けたの
で、ライニングの偏芯等により片当たりが起こっても、
ブレーキホイール又はブレーキディスクとライニング表
面との接触を精度良く検出することができるという効果
を奏する。
【0040】この発明の請求項第4項は、ブレーキホイ
ール、このブレーキホイールに圧着されてブレーキホイ
ールの回転を制動するライニング、及びこのライニング
に接着されたシューを有するブレーキと、上記ライニン
グが上記ブレーキホイールに接触する際に上記ブレーキ
ホイールに接触すると共に上記ライニングに設けられた
網状のリードと、上記ブレーキホイール及び上記リード
に微小電流を流す電源と、上記ブレーキ作動時に上記ブ
レーキホイールに上記リードが接触した時に流れる電流
を検出する電流検出手段とを備えたので、ライニングを
作製した後にリードを設ければ良く、作製時の手間及び
コストを低減することができるという効果を奏する。
ール、このブレーキホイールに圧着されてブレーキホイ
ールの回転を制動するライニング、及びこのライニング
に接着されたシューを有するブレーキと、上記ライニン
グが上記ブレーキホイールに接触する際に上記ブレーキ
ホイールに接触すると共に上記ライニングに設けられた
網状のリードと、上記ブレーキホイール及び上記リード
に微小電流を流す電源と、上記ブレーキ作動時に上記ブ
レーキホイールに上記リードが接触した時に流れる電流
を検出する電流検出手段とを備えたので、ライニングを
作製した後にリードを設ければ良く、作製時の手間及び
コストを低減することができるという効果を奏する。
【0041】この発明の請求項第5項は、ブレーキホイ
ール、このブレーキホイールに圧着されてブレーキホイ
ールの回転を制動し導電性材料で作製されたライニン
グ、及びこのライニングに接着されたシューを有するブ
レーキと、上記ブレーキホイール及び上記ライニングに
微小電流を流す電源と、上記ブレーキ作動時に上記ブレ
ーキホイールに上記ライニングが接触した時に流れる電
流を検出する電流検出手段とを備えたので、検出部等を
ライニングに設ける必要がなく、大量生産が可能であり
作製時の手間及びコストを低減することができるという
効果を奏する。
ール、このブレーキホイールに圧着されてブレーキホイ
ールの回転を制動し導電性材料で作製されたライニン
グ、及びこのライニングに接着されたシューを有するブ
レーキと、上記ブレーキホイール及び上記ライニングに
微小電流を流す電源と、上記ブレーキ作動時に上記ブレ
ーキホイールに上記ライニングが接触した時に流れる電
流を検出する電流検出手段とを備えたので、検出部等を
ライニングに設ける必要がなく、大量生産が可能であり
作製時の手間及びコストを低減することができるという
効果を奏する。
【図1】 この発明の実施例1によるブレーキ開放不良
検出装置の要部概略図である。
検出装置の要部概略図である。
【図2】 この発明の実施例1によるブレーキ開放不良
検出装置の要部概略図である。
検出装置の要部概略図である。
【図3】 この発明の実施例1によるブレーキ開放不良
検出装置の検出部を示す正面図である。
検出装置の検出部を示す正面図である。
【図4】 この発明の実施例1によるブレーキ開放不良
検出装置の検出部を示す側断面図である。
検出装置の検出部を示す側断面図である。
【図5】 この発明の実施例1によるブレーキ開放不良
検出装置の検出部を組み込んだライニング及びシューを
示す側断面図である。
検出装置の検出部を組み込んだライニング及びシューを
示す側断面図である。
【図6】 この発明の実施例1によるブレーキ開放不良
検出装置の検出部を組み込んだライニング及びシューを
示す正面図である。
検出装置の検出部を組み込んだライニング及びシューを
示す正面図である。
【図7】 この発明の実施例1によるブレーキ開放不良
検出装置の等価回路を示す回路図である。
検出装置の等価回路を示す回路図である。
【図8】 この発明の実施例1によるブレーキ開放不良
検出装置をエレベーター等に使用した場合の主な信号の
流れを示すブロック図である。
検出装置をエレベーター等に使用した場合の主な信号の
流れを示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施例1によるブレーキ開放不良
検出装置の処理部における処理の流れを示すフローチャ
ートである。
検出装置の処理部における処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図10】 この発明の実施例2によるブレーキ開放不
良検出装置のブレーキシューを示す側断面図である。
良検出装置のブレーキシューを示す側断面図である。
【図11】 この発明の実施例2によるブレーキ開放不
良検出装置のブレーキシューを示す正面図である。
良検出装置のブレーキシューを示す正面図である。
【図12】 この発明の実施例2によるブレーキ開放不
良検出装置の等価回路を示す回路図である。
良検出装置の等価回路を示す回路図である。
【図13】 この発明の実施例3によるブレーキ開放不
良検出装置のブレーキシューを示す側断面図である。
良検出装置のブレーキシューを示す側断面図である。
【図14】 この発明の実施例3によるブレーキ開放不
良検出装置のブレーキシューを示す正面図である。
良検出装置のブレーキシューを示す正面図である。
【図15】 この発明の実施例3によるブレーキ開放不
良検出装置の等価回路を示す回路図である。
良検出装置の等価回路を示す回路図である。
【図16】 この発明の実施例4によるブレーキ開放不
良検出装置をディスクブレーキに使用した場合の側面図
である。
良検出装置をディスクブレーキに使用した場合の側面図
である。
【図17】 この発明の実施例4によるブレーキ開放不
良検出装置をディスクブレーキに使用した場合の正面断
面図である。
良検出装置をディスクブレーキに使用した場合の正面断
面図である。
【図18】 この発明の実施例4によるブレーキ開放不
良検出装置をディスクブレーキのシュー組み立てに設け
た状態を示す正面図である。
良検出装置をディスクブレーキのシュー組み立てに設け
た状態を示す正面図である。
【図19】 この発明の実施例4によるブレーキ開放不
良検出装置をディスクブレーキのシュー組み立てに設け
た状態を示す側断面図である。
良検出装置をディスクブレーキのシュー組み立てに設け
た状態を示す側断面図である。
【図20】 この発明の実施例5によるブレーキ開放不
良検出装置をディスクブレーキのシュー組み立てに設け
た状態を示す側断面図である。
良検出装置をディスクブレーキのシュー組み立てに設け
た状態を示す側断面図である。
【図21】 この発明の実施例6によるブレーキ開放不
良検出装置をブレーキのシュー組み立てに設けた状態を
示す正面図である。
良検出装置をブレーキのシュー組み立てに設けた状態を
示す正面図である。
【図22】 この発明の実施例6によるブレーキ開放不
良検出装置をブレーキのシュー組み立てに設けた状態を
示す正面図である。
良検出装置をブレーキのシュー組み立てに設けた状態を
示す正面図である。
【図23】 この発明の実施例7によるブレーキ開放不
良検出装置をブレーキのシュー組み立てに設けた状態を
示す側面図である。
良検出装置をブレーキのシュー組み立てに設けた状態を
示す側面図である。
【図24】 従来のブレーキ開放不良検出装置を示す概
略構成図である。
略構成図である。
1、1D 検出部、1A 検出部電極、1B 検出部絶
縁体、1C 検出部リード、1E 検出部電極、1F
仮想電極列、2、2A、2B、22C ライニング、2
C リード、3、3A、22B シュー、4 ブレーキ
ホイール、5、7A、10A、24 軸、6 大地、7
ブレーキアーム、8 プランジャー、9 ブレーキ
箱、9A 電磁コイル、10 ブレーキレバー、11
スプリング、11A スプリング受け、12 ブレーキ
アーム取付台、13 マイクロスイッチ、14 電源、
15 電流、16 大地への電流、17 電流検出装
置、18 処理部、19 既設制御盤、20 運転・停
止指令回路、21 ブレーキ開放指令、有無判定、21
A 検出時間マスク、21B ブレーキ開放良否判定、
21C 運転・停止指令、22、22A シュー組み立
て、22B シュー、23 ブレーキディスク、25
リード、25A、25B、25C、25D、25E、2
5F 電極。
縁体、1C 検出部リード、1E 検出部電極、1F
仮想電極列、2、2A、2B、22C ライニング、2
C リード、3、3A、22B シュー、4 ブレーキ
ホイール、5、7A、10A、24 軸、6 大地、7
ブレーキアーム、8 プランジャー、9 ブレーキ
箱、9A 電磁コイル、10 ブレーキレバー、11
スプリング、11A スプリング受け、12 ブレーキ
アーム取付台、13 マイクロスイッチ、14 電源、
15 電流、16 大地への電流、17 電流検出装
置、18 処理部、19 既設制御盤、20 運転・停
止指令回路、21 ブレーキ開放指令、有無判定、21
A 検出時間マスク、21B ブレーキ開放良否判定、
21C 運転・停止指令、22、22A シュー組み立
て、22B シュー、23 ブレーキディスク、25
リード、25A、25B、25C、25D、25E、2
5F 電極。
Claims (5)
- 【請求項1】 ブレーキホイール、このブレーキホイー
ルに圧着されてブレーキホイールの回転を制動するライ
ニング、及びこのライニングに接着されたシューを有す
るブレーキと、上記ライニングが上記ブレーキホイール
に接触する際に上記ブレーキホイールに接触すると共に
上記ライニング及び上記シューを貫通して設けられた検
出部と、上記ブレーキホイール及び上記検出部に微小電
流を流す電源と、上記ブレーキ作動時に上記ブレーキホ
イールに上記検出部が接触した時に流れる電流を検出す
る電流検出手段とを備えたことを特徴とするブレーキ開
放不良検出装置。 - 【請求項2】 ブレーキディスク、このブレーキディス
クに圧着されてブレーキディスクの回転を制動するライ
ニング、及びこのライニングに接着されたシューを有す
るブレーキと、上記ライニングが上記ブレーキディスク
に接触する際に上記ブレーキディスクに接触すると共に
上記ライニング及び上記シューを貫通して設けられた検
出部と、上記ブレーキディスク及び上記検出部に微小電
流を流す電源と、上記ブレーキ作動時に上記ブレーキデ
ィスクに上記検出部が接触した時に流れる電流を検出す
る電流検出手段とを備えたことを特徴とするブレーキ開
放不良検出装置。 - 【請求項3】 検出部を複数個設けたことを特徴とする
請求項第1項又は第2項記載のブレーキ開放不良検出装
置。 - 【請求項4】 ブレーキホイール、このブレーキホイー
ルに圧着されてブレーキホイールの回転を制動するライ
ニング、及びこのライニングに接着されたシューを有す
るブレーキと、上記ライニングが上記ブレーキホイール
に接触する際に上記ブレーキホイールに接触すると共に
上記ライニングに設けられた網状のリードと、上記ブレ
ーキホイール及び上記リードに微小電流を流す電源と、
上記ブレーキ作動時に上記ブレーキホイールに上記リー
ドが接触した時に流れる電流を検出する電流検出手段と
を備えたことを特徴とするブレーキ開放不良検出装置。 - 【請求項5】 ブレーキホイール、このブレーキホイー
ルに圧着されてブレーキホイールの回転を制動し導電性
材料で作製されたライニング、及びこのライニングに接
着されたシューを有するブレーキと、上記ブレーキホイ
ール及び上記ライニングに微小電流を流す電源と、上記
ブレーキ作動時に上記ブレーキホイールに上記ライニン
グが接触した時に流れる電流を検出する電流検出手段と
を備えたことを特徴とするブレーキ開放不良検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7044473A JPH08240236A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | ブレーキ開放不良検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7044473A JPH08240236A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | ブレーキ開放不良検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08240236A true JPH08240236A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12692500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7044473A Pending JPH08240236A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | ブレーキ開放不良検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08240236A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1995
- 1995-03-03 JP JP7044473A patent/JPH08240236A/ja active Pending
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