JP5471445B2 - エレベータ用巻上機及びブレーキ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータを駆動する巻上機に関し、特に制動部材がブレーキドラムを押圧することで制動するブレーキ装置及びそれを備えた巻上機に関するものである。
従来の巻上機は、主軸を中心に回転するブレーキドラムと、このブレーキドラムの内周側に配置され回転を制動する制動部材と、ブレーキドラムの内周側に配置され、固定部に端部が回転可能に支持されたアームとを備えている。このアームの中央部に制動部材が取り付けられ、アームの回転によって制動部材がブレーキドラムへ押圧と離脱の動作をする。これにより、巻上機の制動と制動解除が行われる。そして、アームをブレーキドラム側へ押圧する押しばねが、アームの回転支持部と反対側の他端部に配置されている。この押しばねによって制動部材がてこの原理でブレーキドラムを押圧し、回転方向に発生する摩擦力によってブレーキドラムの回転を制動する。また、制動部材の摩擦力によってアームに回転モーメントが発生するように、アームの回転支持部と制動部材の摩擦力の作用点とが離れている。そして、この制動部材及びアームは2個あり、ブレーキドラムの回転中心を対称に配置されている。(特許文献1参照)
また、他の従来の巻上機は、主軸を中心に回転するブレーキドラムと、このブレーキドラムの内周側に配置され回転を制動する制動部材と、この制動部材がブレーキドラムを押圧する方向で制動部材に直列に連結された電磁石機構を備えている。この電磁石機構は、可動鉄心と、この可動鉄心を電磁石コイルで吸引し押しばねで押圧する固定鉄心とを備えている。そして、電磁石機構によって可動鉄心が固定鉄心に対して進退することで、制動部材がブレーキドラムへ押圧と離脱の動作をする。これにより、これにより、巻上機の制動と制動解除が行われる。また、このブレーキ装置は2個あり、ブレーキドラムの回転中心を対称に配置されている。(特許文献2参照)
以上のような巻上機は、2個のブレーキを有し、一方のブレーキが何らかの故障で制動しなくなったときでも、他方のブレーキで制動し巻上機を停止させるようになっている。
WO03/002448公報(第11−13頁、第1図) WO2005/019085公報(第3−4頁、第2図)
以上のように、特許文献1の巻上機は、制動部材の摩擦力によってアームに回転モーメントが発生するように、アームの回転支持部と制動部材の摩擦力の作用点とが離れている。このため、片側のブレーキで制動する際、次に説明する理由より、ブレーキドラムの回転方向によって制動トルクが異なる。制動部材の摩擦力は、ブレーキドラムの回転方向とは逆方向に働く。従って、この摩擦力の方向によって、アームにはブレーキドラムを押圧する方向やその逆方向に回転モーメントが作用する。このアームの回転モーメントがブレーキドラムを押圧する方向に作用する場合、押しばねの押圧力を助長させ制動トルクが増加する。逆にアームの回転モーメントがブレーキドラムを押圧する方向の逆方向に作用する場合、押しばねの押圧力に対抗することになり制動トルクが減少する。これにより、ブレーキドラムの回転方向によって制動トルクが異なる。
片側のブレーキでブレーキドラムの両方の回転方向においても巻上機を停止させるには、上記の制動トルクの減少を補償する制動力が必要となる。アームの回転支持部と制動部材、押しばねの距離の比率、即ちてこの比率から、押しばねのばね力は、この比率によって制動部材の押圧力より小さく設定できるものの、上記のように制動トルクの減少を補償するために必要以上に大きくしなければならず、ブレーキが大型化するという問題があった。
また、特許文献2の巻上機では、押しばねと制動部材が直列に配置されているので、ブレーキドラムの回転方向によって制動トルクが異なることはないが、押しばねのばね力は、特許文献1のようにアームのてこの比率により小さく設定できず、制動部材の押圧力そのものの力が必要であり、ブレーキが大型化するという問題があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、制動トルクがブレーキドラムの回転方向に依存することなく、小型化できるブレーキ装置及び巻上機を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ用巻上機及びブレーキ装置においては、内周側または外周側のいずれかに制動面を有する円筒状のブレーキドラムと、電磁力を発生する電磁コイルと電磁力に抗して力を発生する押しばねとを有した固定鉄心と、この固定鉄心に対して電磁コイルと押しばねによって離脱及び押圧する可動鉄心と、この可動鉄心に取り付けられブレーキドラムを制動する制動部材とを備え、可動鉄心が、制動部材の制動面に対向している面の略中央部分に対向する位置の制動面において、制動面の回転方向の接線方向に平行に設けられた軸心に対して回転支持されて、固定鉄心によって回転し、押しばねにより押圧されて制動部材をブレーキドラムに対して押圧させるとともに電磁コイルに吸引されて制動部材をブレーキドラムに対して離脱させるものである。
この発明は、可動鉄心はブレーキドラムの回転方向の接線方向に向かった軸心に対して回転可能に支持されている。これにより、制動部材がブレーキドラムを押圧して制動するとき、ブレーキドラムの回転方向に発生する制動部材の制動力が可動鉄心の回転方向に働かないので、可動鉄心の押圧する押しばねの力に影響を与えることがない。従って、ブレーキドラムの回転方向によって制動トルクが減少することがないので、押しばねを必要以上に大きくすることがなく、エレベータ用巻上機及びブレーキ装置を小型化することができる。
この発明の実施の形態1における巻上機の半断面を表した正面図を示す図である。 図1の断面A−Aを示す図である。 図1の要部を拡大した図である。 図2の要部を拡大した図である。 この発明の実施の形態2における巻上機の半断面を表した正面図を示す図である。 図5の断面B−Bを示す図である。 図5の要部を拡大した図である。 図6の要部を拡大した図である。 この発明の実施の形態3における巻上機の半断面を表した正面図を示す図である。 図9の断面C−Cを示す図である。 図9の要部を拡大した図である。 図10の要部を拡大した図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における巻上機の半断面を表した正面図を示す。図2は図1の断面A−Aを示す。図3は図1の要部を拡大した図で、図4は図2の要部を拡大した図を示す。
図において、基体1は、外側に一側に開口した椀状部1aを形成し、内側にこの椀状部1aを互いに結合した底面部1bを形成している。この底面部1bに椀状部1aの開口側と反対側から固定鉄心2がボルト3で取り付けられている。固定鉄心2の中心部には椀状部1aの開口側へ突出するように主軸4が設けられ、主軸4に軸受4aを介して回転体5が回転可能に支持されている。回転体5は、椀状をなして一側に開口し、底面が基体1の底面部1bに対向して配置されている。回転体5の底面側に駆動綱車6が設けられている。駆動綱車6には図示しないロープが巻き掛けられ、駆動綱車6が回転することにより、このロープに吊り下げられたエレベータの乗りかごが昇降する。回転体5の開口部側には、円筒状のブレーキドラム7が設けられている。このブレーキドラム7が基体1の椀状部1aに挿入されるように配置されている。
ブレーキドラム7の外周に界磁磁石8が設けられ、固定子巻線9が界磁磁石8に対向して基体1の椀状部1aの内周に設けられている。この界磁磁石8と固定子巻線9とによって電動機10が構成される。ブレーキドラム7の内周側に制動面11が設けられ、ブレーキ装置12がブレーキドラム7の回転中心を対称に左右2個あり、ブレーキドラム7の内周側に配置されている。このブレーキ装置12は次のように構成されている。説明を簡略化するために片側のブレーキ装置について説明する。
制動部材13が制動面11に対向して設けられている。この制動部材13が制動面11を押圧することにより、ブレーキドラム7が制動されて巻上機が停止する。固定鉄心2は、制動面11に対面した吸引面2aを有し、コイルが巻線された電磁コイル2bが設けられている。この電磁コイル2bを通電することで吸引面2aに対して電磁力が発生する。また、固定鉄心2には、押しばね14が電磁コイル2bと並列に設けられている。この押しばね14は電磁コイル2bの電磁力に抗して押圧力を発生する。また、固定鉄心2には、押しばね14が押圧する側と反対側に当て板14aを介して調整ボルト14bが取り付けられている。この調整ボルト14bを回転することで、当て板14aを介して押しばねの長さを変え押圧力を調整する。
固定鉄心2には、可動鉄心15が嵌り込むように支持部16を可動鉄心15の両側に有している。可動鉄心15は板状をなし、制動部材13と吸引面2aとの間で吸引面2aに対面して配置されている。そして、可動鉄心15はブレーキドラム7の回転方向の接線方向に向かった軸心17に対して回転可能に支持されている。この回転支持は次のようになっている。軸心17を有するピン18が可動鉄心15の両端側でブレーキドラム7の底面側に設けられ、このピン18が固定鉄心2の支持部16に回転可能に支持されている。
押しばね14が可動鉄心15の吸引面2a側を押し付けるようになっている。そして、可動鉄心15は、電磁コイル2bの電磁力により押しばね14の押圧力に抗して、吸引面2aに当接するように回転する。また、可動鉄心15は電磁コイル2bの通電を遮断することで、押しばね14により吸引面2aから離れるように回転する。可動鉄心15の他側には制動部材13が取り付けられている。制動部材13が制動面11を押圧する位置、即ち制動部材13が可動鉄心15に取り付けられている位置は、電磁コイル2bが吸引する位置及び押しばね14が押圧する位置と軸心17との間に配置されている。
また、制動部材13は、回転機構20を介して可動鉄心15に回転自在に取り付けられている。この回転機構20は、球面軸21と球面座22を有している。球面軸21は、棒状をなし、先端に制動部材13の前進方向へ突出した凸状の球面21aを有する球面部21bと、根元部にこの球面部21bの径よりも小さい径でネジ21cを形成している。そして、球面軸21はネジ21bと止めナット23とを互いに締め付けることで可動鉄心15に固定されている。球面座22は、円板状をなし、球面部21bの球面21aに係合した凹状の球面22aを有し、底面部が制動部材13に当接して取り付けられている。制動部材13に溝24が設けられ、この溝24に球面座22が嵌り込んでいる。この溝24はブレーキドラム7の底面側に開口している。また、略Z字状の板ばね25が、球面軸21の両側に2個取け付けられている。この板ばね25は、球面部21bと球面座22を挟み込むように、一端が球面部21bの球面21aの反対側に当接して、他端が制動部材13に取り付けられている。
基体1の椀状部1aの内側にガイド部26が一体的に設けられている。このガイド部26はブレーキドラム7の回転方向に向かって制動部材13の両端側に設けられている。また、ガイド部26は、制動部材13がブレーキドラム7に対して進退する動作を摺動可能に案内する。
次に、巻上機の動作について説明する。まず、巻上機が駆動する動作について説明する。固定子巻線9を通電し界磁磁石8が界磁されることにより、回転体5が回転する。このとき、電磁コイル2bが通電されて押しばね14の押圧力に抗して電磁力を発生するとともに、可動鉄心15が吸引面2aに当接するように軸心17を中心に回転する。これにより、制動部材13がガイド部26に案内されてブレーキドラム7から離脱し制動を解除する。
次に、巻上機が停止する動作について説明する。固定子巻線9の通電を遮断して電動機の駆動を停止する。このとき、電磁コイル2bの通電も遮断して電磁力を解除して、押しばね14が可動鉄心15を押圧する。そして、可動鉄心15が吸引面2aから離脱するように軸心17を中心に回転する。これにより、制動部材13がガイド部26に案内されて前進しブレーキドラム7を押圧して制動トルクを発生する。これにより回転体5が制動される。
このとき、制動部材13が制動面11に対して傾いている場合、回転機構20により制動部材13が可動鉄心15に対して回転して制動面11に倣う。このとき回転機構20は次のように動作する。球面21aと球面22aとが係合した状態でその球面に沿って、球面軸21に対して球面座22が回転することで、制動部材13が可動鉄心15に対して回転する。そして、可動鉄心15が固定鉄心2に吸引されるとき、板ばね25がそのばね力で球面部21bと球面座22を保持し、制動部材13が制動面11に倣った姿勢のまま制動面11から離脱する。また、制動部材13には制動面11の接線方向に力が発生するが、この力はガイド部26が負担する。
以上のように、この発明の実施の形態1における巻上機は次に述べる効果を奏する。
制動部材13が可動鉄心15に取り付けられて、可動鉄心15はブレーキドラム7の回転方向の接線方向に向かった軸心17に対して回転可能に支持されている。これにより、制動部材13がブレーキドラム7の制動面11を押圧して制動するとき、ブレーキドラム7の回転方向に発生する制動力、即ち制動部材13の摩擦力が可動鉄心15の回転方向に働かないので、可動鉄心15の押圧する押しばね14の力に影響を与えることがない。従って、ブレーキドラム7の回転方向によって制動トルクが減少することがないので、押しばね14を必要以上に大きくすることがなく、ブレーキ装置12を小型化できる。
また、制動部材31が制動面11を押圧する位置は、押しばね14が押圧する位置とピン18の軸心17との間に配置されている。これにより、てこの原理により押しばね14の押圧力は制動部材13が制動面11を押圧する力よりも小さくでき、さらにブレーキ装置12を小型化できる。
また、制動部材13が制動面11を押圧する位置は、電磁コイル2bの吸引する位置とピン18の軸心17との間に配置されている。これにより、てこの原理により電磁コイル2bの電磁力による吸引力は制動部材13が制動面11を押圧する力よりも小さくでき、電磁コイル2bを小型化できる。
制動部材13は回転機構20を介して可動鉄心15に回転自在に取り付けられている。これにより、制動時、制動部材13が制動面11に倣うように押圧するので、安定した制動トルクが得られる。また、制動解除時、制動部材13が制動面11に倣った姿勢のまま制動面11から離脱するので、制動部材13と制動面11との隙間は確実に確保できる。これにより、ブレーキドラム7の回転時、制動部材13が制動面11に摺ることがなく信頼性の高いブレーキ装置が得られる。
また、球面軸21は根元部にネジ21bを形成して、ネジ21bと止めナット23とを互いに締め付けることで可動鉄心15に固定されている。そして、球面軸21を回転することで、ネジ21bのネジ作用によって可動鉄心15に対する突出量を調整し、可動鉄心15の回転量、即ち制動部材13の進退移動量を調整する。これにより、球面軸21を回すという簡便な作業で制動部材13の進退移動量を調整することができる。
また、固定鉄心2には、押しばね14が押圧する側と反対側に当て板14aを介して調整ボルト14bが取り付けられている。これにより、調整ボルト14bを回転するという簡便な作業で押しばね14の押圧力を調整し、制動トルクを調整することができる。
制動部材13に溝24が設けられ、この溝24に球面座22が嵌り込んでいる。これにより、可動鉄心15と制動部材13との距離を短くできブレーキ装置12を小型化できる。また、溝24はブレーキドラム7の底面側に球面座22の幅より大きい幅で開口している。そして、略Z字状の板ばね25が、球面軸21の球面21aと球面座22を挟み込むように、一端が球面軸21の球面21a部に当接して他端が制動部材13に取り付けられている。これにより、可動鉄心15あるいは固定鉄心2を巻上機から外すことなく、板ばね25を押し広げ制動部材13を取り外すことができる。従って、ブレーキ装置全体を巻上機から外すことなく制動部材13を交換でき、保守の作業性がよい。
また、可動鉄心15が固定鉄心2の支持部16に回転可能に支持され、ガイド部26がブレーキドラム7の回転方向に向かって制動部材13の両端側に備えられている。そして、ガイド部26は制動部材13の進退する動作に対して摺動可能に案内するように基体1に設けられている。これにより、制動部材13が制動面11に対して円滑に当接及び離脱できる。また、制動トルクが発生する際、このガイド部26が制動部材13に発生するブレーキドラム7の回転方向の制動力を負担する。そのため、可動鉄心15や固定鉄心2がこの力を支持しなくてよく、ブレーキ装置12を小型化できる。
巻上機は、外側に一側に開口した椀状部1aを形成し、内側にこの椀状部1aを互いに結合した底面部1bを形成した基体1を備え、この底面部1bに椀状部1aの開口側と反対側から固定鉄心2がボルト3で取り付けられている。また、固定鉄心2の中心部には椀状部1aの開口側へ突出するように主軸4が設けられ、この主軸4に回転体5が回転可能に支持されている。回転体5は、椀状をなして一側に開口し、底面が基体1の底面部1bに対向して配置されて、底面側に駆動綱車6が設けられている。回転体5の開口部側には、内周に制動面11を有したブレーキドラム7が設けられている。このブレーキドラム7の内周側にブレーキ装置12が配置されている。また、巻上機には、界磁磁石8がブレーキドラム7の外周に設けられ、固定子巻線9が界磁磁石8に対向して基体1の椀状部1aの内周に設けられて電動機10を有している。
これにより、巻上機の軸方向の厚みと外周方向の径を小さくでき、巻上機を小型化できる。
実施の形態2.
図5は、この発明を実施するための実施の形態2における巻上機の半断面を表した正面図を示す。図6は図5の断面B−Bを示す。図7は図5の要部を拡大した図で、図8は図6の要部を拡大した図を示す。
実施の形態1におけるブレーキ装置12は、可動鉄心15が固定鉄心2に回転支持されたものであるが、実施の形態2のブレーキ装置30は、基体31に可動鉄心32が回転支持されたものである。
基体31は、外側部に一側に開口した椀状31aを形成し、内側にこの椀状31aを互いに結合した底面31bを形成している。この底面31bに椀状31aの開口側と反対側から固定鉄心2がボルト3で取り付けられている。基体31は、可動鉄心32が嵌り込むように支持部31cを可動鉄心32の両側に有している。
可動鉄心32は、断面が凹状をなすように突出したガイド部32aを有している。そして、制動部材13がブレーキドラム7の内周側で制動面11に対向して配置され、可動鉄心32のガイド部32aの内側にはまり込むように設けられている。また、可動鉄心32の凹状の底面部が吸引面2aに対面して配置されている。可動鉄心32はブレーキドラム7の回転方向の接線方向に向かった軸心33に対して回転可能に支持されている。この回転支持は次のようになっている。軸心33を有するピン34が可動鉄心32の両端側でブレーキドラム7の底面側に設けられ、このピン34が基体31の支持部31cに回転可能に支持されている。
その他の点は実施の形態1と同様であり、詳細な説明は省略する。また、実施の形態1と同符号のものは相当部分を示す。
次に、動作について説明する。基本的な部分は実施の形態1と同様であり、ここではブレーキの動作について説明する。
まず、制動を解除する動作について説明する。電磁コイル2bが通電されて押しばね14の押圧力に抗して電磁力を発生するとともに、可動鉄心32が吸引面2aに当接するように軸心33を中心に回転する。これにより、制動部材13が可動鉄心32のガイド部32aに係合した状態でブレーキドラム7から離脱し制動を解除する。
次に制動する動作について説明する。電磁コイル2bが通電を遮断して電磁力を解除して、押しばね14が可動鉄心32を押圧する。そして、可動鉄心32が動部材13をブレーキドラム7に押圧させるように軸心33を中心に回転する。そして、制動部材13が可動鉄心32のガイド部32aに係合した状態でブレーキドラム7を押圧し制動トルクを発生する。これにより回転体5が制動される。このとき、制動部材13には制動面11の接線方向に力が発生するが、この力は可動鉄心32のガイド部32aへ伝達され、両側のピン34が負担する。また、可動鉄心32がこの力の方向へ移動し基体31の支持部31cに当接した場合、この力はその当接した部分でも負担する。
以上のように、この発明の実施の形態2における巻上機は、実施の形態1と同様な効果を奏するとともに次に述べる効果を奏する。
制動部材13は可動鉄心32のガイド部32aに係合した状態であるので、可動鉄心32の回転軌跡と同期した軌跡でブレーキドラム7に対して進退する。そして、制動部材13は可動鉄心32に対して姿勢を保持したまま進退する。そのため、制動が解除されたとき、制動部材13が制動面11に対して隙間を小さくなるような傾きが生じることがない。従って、制動部材13は制動面11との隙間を十分に確保した状態で制動解除でき、信頼性の高い巻上機を得ることができる。
実施の形態3.
図9は、この発明の実施の形態3における巻上機の半断面を表した正面図を示す。図10は図9の断面C−Cを示す。図11は図9の要部を拡大した図で、図12は図10の要部を拡大した図を示す。
実施の形態1は、ブレーキ装置12をブレーキドラム7の内周側に配置したものであるが、実施の形態3は、ブレーキ装置40をブレーキドラム41の外周側に配置したものである。
図において、基体42は、外側に一側に開口した椀状42aを形成し、内側にこの椀状42aを互いに結合した底面42bを形成している。そして、椀状42aの外周の両側にブレーキ取付け部42cが設けられている。このブレーキ取付け部42cにブレーキ装置40がボルト3で取付けられている。また、底面42bの中央部には椀状42aの開口側へ突出するように主軸4が設けられ、主軸4に軸受4aを介して回転体43が回転可能に支持されている。回転体43は、椀状をなして一側に開口し、底面が基体42の底面42bと対向して配置されている。回転体43の底面側に駆動綱車6が設けられている。回転体43の開口部側には、円筒状のブレーキドラム41が設けられている。このブレーキドラム41が基体42の椀状42a部に挿入されるように配置されている。
ブレーキドラム42の外周に界磁磁石8が設けられ、固定子巻線9が界磁磁石8に対向して基体42の内周に設けられている。また、制動面44が界磁磁石8に隣接してブレーキドラム41の外周側に設けられ、ブレーキ装置40がブレーキドラム41の回転中心を対称に左右2個あり、ブレーキドラム41の外周側に配置されている。説明を簡略化するために片側のブレーキ装置について説明する。
制動部材45が制動面44に対向して設けられている。この制動部材45が制動面44を押圧することにより、ブレーキドラム43が制動されて巻上機が停止する。制動部材45は回転機構20を介して可動鉄心15に取り付けられている。この可動鉄心2は、実施の形態1と同様にピン18を介して固定鉄心2に回転可能に支持されている。この固定鉄心2がボルト3によってブレーキ取付け部42cに取り付けられている。そして、実施の形態1と同様に固定鉄心2により可動鉄心15が回転して、制動部材45が制動面44を押圧したり制動面44から離脱する。これにより、制動及び制動解除が行われる。
その他の点は実施の形態1と同様であり、詳細な説明は省略する。また、実施の形態1と同符号のものは相当部分を示す。
以上のように、この発明の実施の形態3における巻上機も、実施の形態1と同様な効果を奏する。また、ブレーキ装置40をブレーキドラム41の外周側に配置したことにより、軸方向の厚みは実施の形態1よりも大きくなるが、制動部材13が制動面44に接触する位置が径方向に大きくでき、その分制動部材13の押圧力を小さくできる。これにより、ブレーキ装置を小型化できる。
以上のように、この発明にかかるエレベータ用巻上機は、エレベータのかごを昇降させてかごを乗場階に停止させる駆動装置にとして用いられるのに適している。

Claims (9)

  1. エレベータを駆動する巻上機に設けられて回転し、内周側または外周側のいずれかに制動面を有する円筒状のブレーキドラムと、前記制動面に対向して設けられ、前記制動面に対して進退して前記ブレーキドラムを制動する制動部材と、コイルが巻線され通電により電磁力を発生する電磁コイルと、前記電磁コイルを取り付ける固定鉄心と、該固定鉄心に設けられ前記電磁コイルの電磁力に抗する力を発生する押しばねと、前記制動部材の前記制動面に前記対向している面の略中央部分に前記対向する位置の前記制動面において、前記制動面の回転方向の接線方向に平行に設けられた軸心に対して回転可能に支持されて、前記電磁コイルと前記押しばねとによって回転し、前記押しばねにより押圧されて前記制動部材を前記制動面に対して押圧させるとともに前記電磁コイルに吸引されて前記制動部材を前記制動面に対して離脱させるように前記制動部材が取り付けられた可動鉄心と、を備えたことを特徴とするブレーキ装置。
  2. 前記制動部材が前記制動面を押圧する位置は、前記押しばねが前記可動鉄心を押圧する位置と前記電磁コイルが前記可動鉄心を吸引する位置の少なくともどちらか一方と、前記軸心との間に配置したことを特徴とする請求項1に記載のブレーキ装置。
  3. 前記制動部材を前記可動鉄心に回転自在に取り付ける回転機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載のブレーキ装置。
  4. 前記回転機構は、先端に凸状の球面を有し、前記制動部材の進退方向の移動量を調整可能に前記可動鉄心に取り付けられた球面軸と、円板状をなし前記凸状の球面に係合する凹状の球面を有しており、前記制動部材に設けられた球面座とを備えたことを特徴とする請求項3に記載のブレーキ装置。
  5. 前記球面座の外径より大きい幅でどちらか一方に開口した溝が前記制動部材に設けられたことを特徴とする請求項4に記載のブレーキ装置。
  6. 前記固定鉄心に前記押しばねの押圧力を調整する調整手段を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のブレーキ装置。
  7. 前記可動鉄心が前記固定鉄心に回転可能に支持され、前記ブレーキドラムの内周に前記制動面を有した請求項1から5のいずれかに記載のブレーキ装置が設けられ、外側に一側に開口した椀状部を形成し、内側にこの椀状部を互いに結合した底面部を形成した基体と、この基体の椀状部の内側に設けられ前記制動部材が前記ブレーキドラムに対して進退する動作を摺動可能に案内するガイド部と、前記基体の底面部に前記固定鉄心を取り付け、この固定鉄心の中心部に前記基体の椀状部の開口側に突出するように設けられた主軸と、この主軸に回転自在に支持され椀状をなして一側に開口し、底面が前記基体の底面部に対向に配置された回転体と、この回転体の底面側に設けられた駆動綱車と、前記回転体の開口側に前記ブレーキドラムを設け、このブレーキドラムの外周に設けられた界磁磁石と、この界磁磁石に対向して前記基体の椀状部の内周に設けられて前記界磁磁石とによって電動機を構成する固定子巻線と、を備えたことを特徴とする巻上機。
  8. 前記可動鉄心に断面が凹状をなすように突出したガイド部を有し、このガイド部の内側に前記制動部材が嵌り込むように設けられ、前記ブレーキドラムの内周に前記制動面を有した請求項1から5のいずれかに記載のブレーキ装置が設けられ、外側に一側に開口した椀状部を形成し、内側にこの椀状部を互いに結合した底面部を形成した基体と、この基体の椀状部の内側に設けられ、前記可動鉄心を回転可能に支持する支持部と、前記基体の底面部に前記固定鉄心を取り付け、この固定鉄心の中心部に前記基体の椀状部の開口側に突出するように設けられた主軸と、この主軸に回転自在に支持され椀状をなして一側に開口し、底面が前記基体の底面部に対向に配置された回転体と、この回転体の底面側に設けられた駆動綱車と、前記回転体の開口側に前記ブレーキドラムを設け、このブレーキドラムの外周に設けられた界磁磁石と、この界磁磁石に対向して前記基体の椀状部の内周に設けられて前記界磁磁石とによって電動機を構成する固定子巻線と、を備えたことを特徴とする巻上機。
  9. 前記可動鉄心が前記固定鉄心に回転可能に支持され、前記ブレーキドラムの外周に前記制動面を有した請求項1から5のいずれかに記載のブレーキ装置が設けられ、外側に一側に開口した椀状部を形成し、内側にこの椀状部を互いに結合した底面部を形成した基体と、この基体の椀状部の外側に設けられた前記固定鉄心を取り付けるブレーキ取付け部と、前記基体の底面部の中心部に前記基体の椀状部の開口側に突出するように設けられた主軸と、この主軸に回転自在に支持され椀状をなして一側に開口し、底面が前記基体の底面部に対向に配置された回転体と、この回転体の底面側に設けられた駆動綱車と、前記回転体の開口側に前記ブレーキドラムを設け、このブレーキドラムの外周に設けられた界磁磁石と、この界磁磁石に対向して前記基体の椀状部の内周に設けられて前記界磁磁石とによって電動機を構成する固定子巻線と、を備えたことを特徴とする巻上機。
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