JP2015155348A - エレベータ及びその巻上機 - Google Patents
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Abstract
【課題】
キャリパーを取り付ける第1取付部と第2取付部との相対的な位置関係が熱膨張により変化した場合に、第1フローティングピンと第2フローティングピンとの軸間距離を一定に保つ。
【解決手段】
ロープを巻き掛けるシーブ214と、回転軸213に固定されたブレーキディスク211と、ブレーキシューをキャリパー201でブレーキディスク211に押し付けてシーブ214の回転運動を制動する電磁ディスクブレーキ209とを備え、ボディ208に設けられた第1取付部204と第2取付部205とで第1フローティングピン203aと第2フローティングピン203bとを介してキャリパー201を支持することにより、ディスクブレーキ211をボディ208に取り付けた巻上機103において、第2フローティングピン203bをその軸方向に対して垂直な方向に変位させる変位機構233を設ける。
【選択図】 図3
キャリパーを取り付ける第1取付部と第2取付部との相対的な位置関係が熱膨張により変化した場合に、第1フローティングピンと第2フローティングピンとの軸間距離を一定に保つ。
【解決手段】
ロープを巻き掛けるシーブ214と、回転軸213に固定されたブレーキディスク211と、ブレーキシューをキャリパー201でブレーキディスク211に押し付けてシーブ214の回転運動を制動する電磁ディスクブレーキ209とを備え、ボディ208に設けられた第1取付部204と第2取付部205とで第1フローティングピン203aと第2フローティングピン203bとを介してキャリパー201を支持することにより、ディスクブレーキ211をボディ208に取り付けた巻上機103において、第2フローティングピン203bをその軸方向に対して垂直な方向に変位させる変位機構233を設ける。
【選択図】 図3
Description
本発明は、乗りかごに連結されたロープを巻上機に巻き掛けて乗りかごを昇降させるエレベータに関する。
本技術分野の背景技術として、特開平9-255289号公報(特許文献1)がある。この公報には、回転可能に支持されて昇降ロープを巻き取る巻胴と、巻胴の一端に固着されたディスクと、キャリパーと電磁石とからなるユニットと、を備えた巻上機が記載されている。ディスクとユニットとは制動装置を構成し、ユニット内のキャリパーに配設された一対のブレーキシューでディスクを挟圧することにより巻胴を制動する。このために、ユニットは巻胴を軸支する軸受のボディに微少寸法だけ移動可能に取り付けられている。具体的には、軸受のボディに、左右上下にアーム状に突出する4本のフローティングピン取付片部(以下、アームという)を一体に形成し、左右に2本ずつ設けられたアームに対してユニットを一つずつ取り付けている。これにより、各ユニットは2本のフローティングピンを介して2本のアームで支持され、ユニット全体が軸受のボディ及びディスクに対してフローティングピンの軸方向に微少寸法だけ移動可能に構成されている(以上、段落0010〜0015及び図1〜6参照)。
近年、巻上機の小型化によりキャリパーを取付ける巻胴を軸支する軸受のボディのすぐ近くにモータが配置される構造の巻上機が増えてきている。そのため、ボディはモータから発生される熱を受けやすくなり、ボディが熱膨張するなどの熱影響が大きくなってきている。上記ユニット(以下、ブレーキという)はボディより突出したアーム2ヶ所でそれぞれフローティングピンを使い固定されている。このような構成では、ボディが膨張することにより、ブレーキを取り付けるフローティングピンの穴間寸法が変化する可能性がある。フローティングピンの穴間寸法が変化すると、制動時に軸方向へ動かなければならないブレーキキャリパーが固定され、本来の制動機能を果たせなくなる。
本発明の目的は、ブレーキの取付部が熱膨張しても、ブレーキキャリパーの動作を維持できるようにすることにある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、下記手段を備える。
ロープを巻き掛けるシーブと、前記シーブが固定された回転軸を回転駆動する電動機と、前記回転軸に固定されたブレーキディスクと、ブレーキシューをキャリパーで前記ブレーキディスクに押し付けることにより前記シーブの回転運動を制動する電磁ディスクブレーキと、を備え、前記電動機を収容するボディに設けた第1の取付部と第2の取付部とで第1のフローティングピンと第2のフローティングピンとを介して前記キャリパーを前記第1のフローティングピン及び前記第2のフローティングピンの軸方向に移動可能に支持することにより、前記電磁ディスクブレーキを前記ボディに取り付けた巻上機において、
前記第2の取付部に前記第2のフローティングピンの軸方向に対して垂直な方向に前記第2のフローティングピンを変位させる変位機構を設け、
前記第1の取付部と前記第2の取付部との相対的な位置関係が変化した場合に、前記第1のフローティングピンと前記第2のフローティングピンとの軸間距離を維持できるように前記第2のフローティングピンを変位可能に構成した。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、下記手段を備える。
ロープを巻き掛けるシーブと、前記シーブが固定された回転軸を回転駆動する電動機と、前記回転軸に固定されたブレーキディスクと、ブレーキシューをキャリパーで前記ブレーキディスクに押し付けることにより前記シーブの回転運動を制動する電磁ディスクブレーキと、を備え、前記電動機を収容するボディに設けた第1の取付部と第2の取付部とで第1のフローティングピンと第2のフローティングピンとを介して前記キャリパーを前記第1のフローティングピン及び前記第2のフローティングピンの軸方向に移動可能に支持することにより、前記電磁ディスクブレーキを前記ボディに取り付けた巻上機において、
前記第2の取付部に前記第2のフローティングピンの軸方向に対して垂直な方向に前記第2のフローティングピンを変位させる変位機構を設け、
前記第1の取付部と前記第2の取付部との相対的な位置関係が変化した場合に、前記第1のフローティングピンと前記第2のフローティングピンとの軸間距離を維持できるように前記第2のフローティングピンを変位可能に構成した。
本発明によれば、電磁ディスクブレーキのキャリパーを取り付ける第1取付部と第2取付部との相対的な位置関係が熱膨張により変化しても、第1フローティングピンと第2フローティングピンとの軸間距離をブレーキキャリパーの動作可能な範囲に維持することができ、制動装置としての性能を発揮できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、本発明に係る実施例を、図面を用いて説明する。
図1を参照して、本実施例に係るエレベータの構成を説明する。図1は、本実施例に係るエレベータの構成を示す模式図である。
本実施例のエレベータは、建築構造物内に形成された昇降路106内を昇降する乗りかご101と、乗りかご101に対してロープ102を介して連結された釣り合い錘105と、昇降路106の頂部に配置され、ロープ102を巻き掛けることにより乗りかご101を昇降させる巻上機103と、巻上機103の近傍に配置され、ロープ102が装架される反らせ車104と、巻上機103やその他の関連機器を制御して乗りかご101を昇降させる制御装置(図示せず)とを備える。
次に、図2及び図3を参照して、本実施例に係る巻上機103について説明する。図2は、本実施例に係る巻上機103の構成の概略を示す正面図である。図3は、本実施例に係る巻上機103の構成の概略を示す側面図である。なお、図3は、図2において、巻上機103を左側方から見た様子を示している。
図3に示すように、巻上機103には、ボディ208の内側にモータ(電動機)212が構成されており、ボディ208はモータ212のハウジングを兼ねている。軸(回転軸)213の軸心に沿う方向において、ボディ208の一方の側には、ロープ102が巻き掛けられるシーブ214と、ブレーキディスク211(単にディスクとも言う)が設けられている。ブレーキディスク211はシーブ214とボディ208との間に配置され、ブレーキディスク211とシーブ214とは軸213に固定されている。
図2に示すように、ボディ208の外周部には2つの電磁ディスクブレーキ209が設けられている。2つの電磁ディスクブレーキ209はボディ208への取付角度が異なっており、電磁ディスクブレーキ209を構成する部品の配置が周方向で逆になっているものの、同様な構造である。ボディ208には、電磁ディスクブレーキ209を取り付けられるように、ボディ208の外周から径方向外側に突出した上部突出アーム204と下部突出アーム205とが設けられている。一つの電磁ディスクブレーキ209は、上部突出アーム204と下部突出アーム205との2つのアームによってボディ208に取り付けられる。
このとき、2つの電磁ディスクブレーキ209は、軸213の軸心よりも上位に配置されている。ブレーキディスク211及びボディ208を、軸213の軸心を通る水平面Hpで上下2つの半円部分に分割した場合、2つの電磁ディスクブレーキ209は上側の半円部分に設けられている。すなわち、2つの電磁ディスクブレーキ209は円形を成すボディ208の上側の半円部分の外周部に配置されている。また、2つの電磁ディスクブレーキ209はブレーキディスク211の上側の半円部分でブレーキディスク211の外周縁の内側(内径側)部分と摺接し、ブレーキディスク211に制動力を作用させるように配置されている。なお、電磁ディスクブレーキ209の個数は2つに限定される訳ではない。
電磁ディスクブレーキ209をボディ208に取り付ける際、上部突出アーム204にはキャリパー201の継手部201aを、フローティングピン203aを用いて支持する。下部突出アーム205には穴(ブラケット取付孔)206を設け、上下に摺動するようにブラケット207の軸部207bを穴206に差し込む。またブラケット207の上部(継手部)207aでキャリパー201の継手部201bを、フローティングピン203bを用いて支持する。
図3に示すように、巻上機103は、ボディ208と一体となったモータ212に軸213を締結させ、その軸213にブレーキディスク211とシーブ214を取り付けた構造となっている。そして、巻上機103は、電磁ディスクブレーキ209を用いてブレーキディスク211を挟圧し、ブレーキディスク211と一体であるシーブ214を固定保持することにより、ブレーキをかける機構を備えている。
次に、電磁ディスクブレーキ209の構成について、図4を参照して詳細に説明する。図4は巻上機103に使用される電磁ブレーキ装置の構成を断面で示す構成概略図である。
アマチュア215にブレーキシュー216aが固定されており、ブレーキシュー216aの先端にはライニング217aが取り付けられている。コア202とコイル218とによりアマチュア215を吸引する電磁石219を構成している。コア202には中心部に貫通孔202aが形成され、貫通孔202aの外周側に第1の凹部202bと、さらに第1の凹部202bの外周側に第2の凹部202cとが形成されている。コイル218は第1の凹部202bに収容されている。第2の凹部202cにはアマチュア215をコア202から引き離す方向に付勢するバネ220が収容されている。貫通孔202aにはブレーキシュー216aの後端部(ライニング217a取付側とは反対側の端部)が挿入されている。
ブレーキディスク211を挟んでブレーキシュー216a及びライニング217a側とは反対側に、ブレーキシュー216b及びライニング217bが設けられている。ライニング217bはブレーキシュー216bのブレーキディスク211側の一端部に取り付けられており、ブレーキシュー216bの他端部はキャリパー201に固定されている。ライニング217aとライニング217bとは、それぞれブレーキディスク211の面に対向しており、ブレーキ作動時にはブレーキディスク211を挟圧するように配置されている。
キャリパー201は連結部221によりコア202と連結され、コア202に対して固定されている。これにより、キャリパー201とコア202との相対的な位置関係は変化しない。連結部221はマチュア215をその厚さ方向(駆動方向)に貫通しており、マチュア215は連結部221に支持されて電磁石219による駆動方向に移動可能に構成されている。
また、既に説明したように、キャリパー201はフローティングピン203a,203bによって図中に矢印で示す方向に移動可能に支持されている。このため、コア202はキャリパー201とともに移動可能に構成されている。
次に、電磁ディスクブレーキ209の動作について説明する
電磁ディスクブレーキ209は、ブレーキシュー216a,216bをブレーキディスク211に押し付けることによって、ブレーキシュー216a,216bに取り付けられたブレーキライニング217a,217bとブレーキディスク211との間に働く摩擦力により制動力を得るものである。この制動力によりシーブ214の回転運動を制動する。このとき、キャリパー201は、電磁ディスクブレーキ209の部品として構成され、ブレーキシュー216a,216bをブレーキディスク211に押し付ける役割を受け持つ。なお、ディスクブレーキを対象とする本実施例では、ブレーキシュー216a,216bをブレーキパッド216a,216bと呼ぶ場合もある。
電磁ディスクブレーキ209は、ブレーキシュー216a,216bをブレーキディスク211に押し付けることによって、ブレーキシュー216a,216bに取り付けられたブレーキライニング217a,217bとブレーキディスク211との間に働く摩擦力により制動力を得るものである。この制動力によりシーブ214の回転運動を制動する。このとき、キャリパー201は、電磁ディスクブレーキ209の部品として構成され、ブレーキシュー216a,216bをブレーキディスク211に押し付ける役割を受け持つ。なお、ディスクブレーキを対象とする本実施例では、ブレーキシュー216a,216bをブレーキパッド216a,216bと呼ぶ場合もある。
コイル218に通電を行っていない非通電時(通常時)は、バネ220によりアマチュア215がコア202から離れる方向に付勢されていることにより、ブレーキシュー216aがブレーキディスク211に向けて押され、ライニング217aがブレーキディスク211に押し付けられる。このとき、バネ220によりコア202がアマチュア215から離れる方向(右方向)へ力を受けて移動し、コア202に固定されたキャリパー201もコア202と同じ方向(右方向)へ力を受けて移動する。その結果、キャリパー201にブレーキシュー216bを介して取り付けられたライニング217bがブレーキディスク211に押し付けられる。ライニング217aとライニング217bとはバネ220の付勢力によってブレーキディスク211を挟圧して固定保持する。
コイル218に通電を行う通電時(ブレーキ解放時)は、アマチュア215が電磁石219の電磁力によりコア202に吸引され、ブレーキシュー216aがブレーキディスク211とは反対方向へ引っ張られる。これにより、ライニング217aとブレーキディスク211との間にクリアランスが生じ、ブレーキの解放を行う。また、クリアランスはブレーキシュー216aと一体のアマチュア215がストッパーボルト222に当たるまで広がる。ブレーキシュー216a及びアマチュア215が動かなくなると、アマチュア215を引っ張っていた力がコア202を静止したアマチュア215側へ引っ張る力となり、コア202をブレーキディスク211側へ引き寄せる。その結果、コア202と一体のキャリパー201がブレーキディスク211方向へ移動し、ライニング217bとブレーキディスク211との間にもクリアランスが生じる。これにより、ブレーキの解放が行われる。
ブレーキの解放を行うためには、キャリパー201はブレーキシュー216aの軸方向へ移動できなければならない。このためのキャリパー201の支持構造について、図2及び図4を参照しながら、さらに詳細に説明する。
2つのアーム204,205のうち高位にある上部突出アーム204の先端部を平行に2つに分け、フローティングピン203aを挿通する貫通孔204a1を形成して継手部204aを構成している。また、キャリパー201の継手部201aにもフローティングピン203aを挿通する貫通孔201a1が形成されている。上部突出アーム204の継手部204aの貫通孔204a1とキャリパー201の継手部201aの貫通孔201a1とにフローティングピン203aを挿通することにより、キャリパー201の継手部201aを上部突出アーム204の継手部204aで支持している。このとき、上部突出アーム204の継手部204aとキャリパー201の継手部201aとフローティングピン203aとでピン継手が構成される。これにより、上部突出アーム204側では、キャリパー201はフローティングピン203aを回転軸(遥動軸)として回転(遥動)することができると共に、フローティングピン203aの軸方向にスライドして微少寸法だけ移動することができる。
一方、2つのアーム204,205のうち低位にある下部突出アーム205側に設けられたブラケット207の上部を平行に2つに分け、フローティングピン203bを挿通する貫通孔207b1を形成して継手部207bを構成している。また、キャリパー201の継手部201bにもフローティングピン203bを挿通する貫通孔201b1が形成されている。ブラケット207の継手部207bの貫通孔207b1とキャリパー201の継手部201bの貫通孔201b1とにフローティングピン203bを挿通することにより、キャリパー201の継手部201bをブラケット207の継手部207bで支持している。このとき、ブラケット207の継手部207bとキャリパー201の継手部201bとフローティングピン203bとでピン継手が構成される。これにより、下部突出アーム205側では、キャリパー201はフローティングピン203bを回転軸(遥動軸)として回転(遥動)することができると共に、フローティングピン203bの軸方向にスライドして微少寸法だけ移動することができる。
上述した構成により、本実施例の電磁ディスクブレーキ209は、電動機212を収容するボディ208に設けられた上部突出アーム(キャリパーの第1の取付部)204と下部突出アーム(キャリパーの第2の取付部)205とで第1のフローティングピン203aと第2のフローティングピン203bとを介してキャリパー201を第1のフローティングピン203a及び第2のフローティングピン203bの軸方向に移動可能に支持することにより、前記ボディに取り付けられている。
また、下部突出アーム205には、穴(ブラケット取付孔)206をブレーキディスク211に対し平行に設けている。このブラケット取付孔206に、微小の隙間を設けるようにブラケット207の軸部207aを差し込む。ブラケット207がブラケット取付孔206の深さ方向(軸部207aの軸方向)に移動(摺動)可能に設けられているため、フローティングピン203b及びキャリパー201の継手部201bはブラケット取付孔206の深さ方向(軸部207aの軸方向)に移動することができる。なお、ブラケット取付孔206はその深さ方向が図2の上下方向(鉛直方向)となるように形成されている。従って、本実施例では、ブラケット207は上下方向には移動可能となるが水平方向(左右方向及び前後方向)には移動不可能となる。
すなわち、ブラケット207は相互に直交する3軸のうち1軸方向への変位が可能であり、他の2軸方向への変位が実質的に抑止されている。ここで、他の2軸方向への変位が実質的に抑止されるとは、ブラケット取付孔206とブラケット207の軸部207aとのクリアランス等によって生じる2軸方向への僅かな変位は、変位が抑止される方向における変位に含まれないことを意味している。従って、クリアランス等によって生じる2軸方向への僅かな変位の大きさは、変位可能な1軸方向への変位の許容範囲の大きさと比べて小さい。
なお、本実施例では、ブラケット取付孔206は下部突出アーム205の上面に開口し、下面側に向かって貫通しない途中までの深さで形成されている。これに限らず、ブラケット取付孔206を下部突出アーム205の上面から下面側に貫通させてもよい。
モータ212の発熱による熱影響などで上部突出アーム(キャリパーの第1の取付部)204と下部突出アーム(キャリパーの第2の取付部)205との相対的な位置関係が変動する場合がある。上下のフローティングピン203aと203bとの間の寸法(軸間距離)が変わると、キャリパー201のブレーキディスク211に垂直な方向(フローティングピン203a,203bの軸方向)への移動が不可能となり、正常な制動性能が得られなくなる。そこで、本実施例では、ブラケット207とブラケット取付孔206とにより、2つのフローティングピン203a,203bの間隔寸法(軸間距離)を維持して一定に保つ間隔維持機構223を設けている。
間隔維持機構223は、フローティングピン203bの軸方向に対して垂直な方向にフローティングピン203bを変位可能にする変位機構でもある。この間隔維持機構223は、アーム(キャリパーの第2の取付部)205側に設けられている。
以下、図5を参照して、間隔維持機構223について詳細に説明する。図3は、図2においてブレーキの取付部が熱膨張により変形した時の状態を示す要部拡大図である。図5では、熱膨張前のボディ208の形状を実線で、熱膨張後のボディ208の形状を2点鎖線で示す。
ボディ208が熱膨張を起こすことにより、上部突出アーム204と下部突出アーム205はボディ208の径方向外側に向けて変形(変位)する。電磁ディスクブレーキ209が取り付けられているブラケット207は上下方向にのみ摺動可能なように下部突出アーム205に取り付けられている。このため、ボディ208の熱膨張に伴ってブラケット207が上方向へ移動する。これにより、熱膨張前の電磁ディスクブレーキ209の取り付け間寸法(フローティングピン203a,203bの間隔寸法)L1と熱膨張後の電磁ディスクブレーキ209の取り付け間寸法L2とは同じ値になり、変動することがない。
なお、フローティングピン203bが間隔維持機構223によりフローティングピン203bの軸方向に対して垂直方向に移動する際に、必ずしも直線状に移動するとは限らない。移動方向は、常にフローティングピン203bの軸方向に対して垂直方向を指向しているが、上部突出アーム(キャリパーの第1の取付部)204と下部突出アーム(キャリパーの第2の取付部)205との相対的な位置関係により、フローティングピン203bの軸を中心とする周方向において、移動方向が変化する場合もある。
間隔維持機構223により、ボディ208の熱膨張により上部突出アーム204と下部突出アーム205との相対的な位置関係が変化しても、2つのフローティングピン203a,203bの軸間距離が維持され、キャリパー201のブレーキディスク211に垂直な方向(フローティングピン203a,203bの軸方向)への移動が可能となるため、正常な制動性能を得ることができる。
また、実際のブレーキ動作時には、電磁ディスクブレーキ209はボディ207に対して接線方向に力を受けるが、電磁ディスクブレーキ209の取り付け間寸法は一定のため、ブラケット207が上下に摺動することはなく、ブレーキ性能を発揮することができる。
本実施例によれば、ボディの熱膨張の影響を受け難い巻上機を得ることができ、電動機の出力を大きくして乗りかごの速度を高めることができ、高速運転が可能なエレベータを得ることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
101…乗りかご、102…ロープ、103…巻上機、104…そらせ車、105…釣り合い錘、106…昇降路、201…キャリパー、201a…キャリパーの継手部、201a1…キャリパーに形成された貫通孔、201b…キャリパーの継手部、202…電磁ディスクブレーキコア、202a…コア中心部に形成された貫通孔、202b…コアの第1の凹部202b、202c…コアの第2の凹部202c、203a,203b…フローティングピン、204…上部突出アーム、204a…上部突出アームの継手部、204a1…上部突出アームに形成された貫通孔、205…下部突出アーム、206…穴(ブラケット取付孔)、207…ブラケット、207a…ブラケットの継手部、207b…ブラケットの軸部、207b1…ブラケットに形成された貫通孔、208…ボディ、209…電磁ディスクブレーキ、211…ブレーキディスク、212…モータ、213…軸、214…シーブ、215…アマチュア、216a,216b…ブレーキシュー、217a,217b…ライニング、218…コイル、219…電磁石、220…バネ、221…連結部、222…ストッパーボルト。
Claims (8)
- ロープを巻き掛けるシーブと、前記シーブが固定された回転軸を回転駆動する電動機と、前記回転軸に固定されたブレーキディスクと、ブレーキシューをキャリパーで前記ブレーキディスクに押し付けることにより前記シーブの回転運動を制動する電磁ディスクブレーキと、を備え、前記電動機を収容するボディに設けた第1の取付部と第2の取付部とで第1のフローティングピンと第2のフローティングピンとを介して前記キャリパーを前記第1のフローティングピン及び前記第2のフローティングピンの軸方向に移動可能に支持することにより、前記電磁ディスクブレーキを前記ボディに取り付けた巻上機において、
前記第2の取付部に前記第2のフローティングピンの軸方向に対して垂直な方向に前記第2のフローティングピンを変位させる変位機構を設け、
前記第1の取付部と前記第2の取付部との相対的な位置関係が変化した場合に、前記第1のフローティングピンと前記第2のフローティングピンとの軸間距離を維持できるように前記第2のフローティングピンを変位可能に構成したことを特徴とする巻上機。 - 請求項1に記載の巻上機において、
前記キャリパーは、前記変位機構によって第2のフローティングピンが変位した場合に、前記第1のフローティングピンと前記第2のフローティングピンとを中心として回転することにより、前記第1のフローティングピンと前記第2のフローティングピンとの軸間距離を一定に維持することを特徴とする巻上機。 - 請求項1又は2に記載の巻上機において、
前記変位機構は、前記第2のフローティングピンを介して前記キャリパーと接続される継手部と軸部とを有するブラケットと、前記ブラケットの前記軸部が挿入される、前記第2の取付部に形成された挿入孔と、で構成され、
前記ブラケットが前記軸部の軸方向に前記挿入孔に対して摺動することによって、前記第2のフローティングピンを前記第2のフローティングピンの軸方向に対して垂直な方向に変位させることを特徴とする巻上機。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の巻上機において、
前記変位機構は、相互に直交する3軸のうち1軸方向への変位が可能であり、他の2軸方向への変位が実質的に抑止されていることを特徴とする巻上機。 - 乗りかごと乗りかごを昇降させる巻上機とを備え、前記巻上機が、ロープを巻き掛けるシーブと、前記シーブが固定された回転軸を回転駆動する電動機と、前記回転軸に固定されたブレーキディスクと、ブレーキシューをキャリパーで前記ブレーキディスクに押し付けることにより前記シーブの回転運動を制動する電磁ディスクブレーキと、を備えて構成され、前記電動機を収容するボディに設けられた第1の取付部と第2の取付部とで第1のフローティングピンと第2のフローティングピンとを介して前記キャリパーを前記第1のフローティングピン及び前記第2のフローティングピンの軸方向に移動可能に支持することにより、前記電磁ディスクブレーキを前記ボディに取り付けたエレベータにおいて、
前記第2の取付部に前記第2のフローティングピンの軸方向に対して垂直な方向に前記第2のフローティングピンを変位させる変位機構を設け、
前記第1の取付部と前記第2の取付部との相対的な位置関係が変化した場合に、前記第1のフローティングピンと前記第2のフローティングピンとの軸間距離を維持できるように前記第2のフローティングピンを変位可能に構成したことを特徴とするエレベータ。 - 請求項5に記載のエレベータにおいて、
前記キャリパーは、前記変位機構によって第2のフローティングピンが変位した場合に、前記第1のフローティングピンと前記第2のフローティングピンとを中心として回転することにより、前記第1のフローティングピンと前記第2のフローティングピンとの軸間距離を一定に維持することを特徴とするエレベータ。 - 請求項5又は6に記載のエレベータにおいて、
前記変位機構は、前記第2のフローティングピンを介して前記キャリパーと接続される継手部と軸部とを有するブラケットと、前記ブラケットの前記軸部が挿入される、前記第2の取付部に形成された挿入孔と、で構成され、
前記ブラケットが前記軸部の軸方向に前記挿入孔に対して摺動することによって、前記第2のフローティングピンを前記第2のフローティングピンの軸方向に対して垂直な方向に変位させることを特徴とするエレベータ。 - 請求項5乃至7のいずれか1項に記載のエレベータにおいて、
前記変位機構は、相互に直交する3軸のうち1軸方向への変位が可能であり、他の2軸方向への変位が実質的に抑止されていることを特徴とするエレベータ。
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