WO2002017483A1 - Dispositif de filtration d'ondes acoustiques de surface - Google Patents

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Toshiaki Takata
Mitsuo Takeda
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Description

明細書
弾性表面波フィルタ装置 技術分野
本発明は、 弾性表面波フィルタ装置に関し、 特に、 梯子型回路を有 する弾性表面波フィルタ装置に関する。 背景技術
複数の一端子対弾性表面波共振子が梯子状に接続された梯子型回路 を有するパンドパスフィルタが知られている (例えば特開平 5— 1 8
3 3 8 0号公報等)。
このバンドパスフィルタでは、 入力端子と出力端子の間に複数の一 端子対弾性表面波共振子が直列腕共振子として直列に接続されており、 直列腕を構成している。 また、 複数一端子対弾性表面波共振子が並列 腕共振子として直列腕とグランドとの間に並列に接続されており、 並 列腕を構成している。
梯子型回路を有するバンドパスフィルタは、 小さい挿入損失と広い 通過帯域を備えており、 携帯電話機におけるバンドパスフィルタなど に広く用いられている。
特開平 5— 1 8 3 3 8 0号公報には、 上記直列腕共振子または並列 腕共振子にィンダクタンス成分を直列に接続すれば、 フィルタ特性の 広帯域化が図られることが記載されている。
また、 特開平 1 0— 9 3 3 8 2号公報には、 梯子型回路を有する弾 性表面波フィルタ装置において、 並列腕共振子にインダクタンスを付 加した構造が開示されている。 図 1 8は、 この先行技術に記載の弾性 表面波フィルタ装置の構成回路を示している。 弾性表面波フィルタ装 置 5 0 1では、 直列腕共振子 S 1 , S 2と並列腕共振子 P 1〜P 3と が梯子型回路を構成をするように接続されている。 ここでは、 並列腕 共振子 P 1〜P 3とアース電位との間に、 ィンダクタンス Lが挿入さ れており、 これにより、 広通過帯域化及び通過帯域近傍における減衰 量の拡大が図られている。
他方、 特開平 4— 6 5 9 0 9号公報には、 弾性表面波フィルタ素子 をフェイスダウン工法によりパッケージに接続した構造が開示されて いる。 従来、 弾性表面波フィルタ素子を収納したパッケージでは、 パ ッケージの電極と弾性表面波フィルタ素子の電極とがボンディングヮ ィャにより接続されていた。 これに対して、 この先行技術に記載の弾 性表面波フィルタ装置では、'フヱイスダウン工法を採用することによ り小型化が図られている。 図 1 9は、. このフェイスダウン工法を用い て収納された弾性表面波フィルタ素子のパッケージの断面を模式的に 示している。
弾性表面波フィルタ装置 6 0 1では、 パッケージ 6 0 2内に弾性表 面波フィルタ素子 6 0 3が収納されている。 パッケージ 6 0 2は、 ベ ース基板 6 0 2 a , 側壁 6 0 2 b及ぴキヤップ 6 0 2 cを有している c ベース基板 6 0 2 a上には、 弾性表面波フィルタ素子 6 0 3に電気 的に接続される複数の電極パッ ドを有するダイァタツチ部 6 0 2 dが 形成されている。 弾性表面波フィルタ素子 6 0 3は、 圧電基板 6 0 3 aを有し、 圧電基板 6 0 3 aの下面に弾性表面波フィルタ素子を構成 するための電極等が形成されている。 そして、 圧電基板 6 0 3 aの下 面に形成されている電極がバンプ 6 0 4により、 ダイアタッチ部 6 0 2 d中の電極パッ ドに電気的に接続されると共に、 該バンプ 6 0 4に' より、 弾性表面波フィルタ素子 6 0 3がダイァタツチ部 6 0 2 dに機 械的に固定されている。
このようなフ イスダウン工法、 すなわち、 圧電基板の弾性表面波 フィルタ素子を構成する電極等が形成されている面をバンプ 6 0 4に よりパッケージに接合する方法では、 ボンディングワイヤを必要とし ないので、 小型の弾性表面波装置を作ることができる。
ところで、 特開平 5— 1 8 3 3 8 0号公報ゃ特開平 1 0— 9 3 3 8 2号公報に記載のように、 梯子型回路を有する弾性表面波フィルタ装 置において、 直列腕共振子または並列腕共振子にィンダクタンスを付 加した場合、 フィルタ特性が向上する。 また、 ボンディングワイヤに より弾性表面波フィルタ素子とパッケージの電極とを接続する場合に は、 該ボンディングワイヤを利用して上記ィンダクタンスを付加する ことができる。
しかしながら、 前述したフェイスダウン工法によりパッケージ化さ れている弾性表面波フィルタ装置 6 0 1では、 ボンディングワイヤを 有しないので、 ボンディングワイヤによりィンダクタンス成分を弾性 表面波フィルタ装置 6 0 1に付加することはできない。 パッケージに 設けられた外部電極と、 ダイアタッチ部とを接続している引回し電極 によりわずかなィンダクタンス成分を得ることが可能ではあるが、 こ のような引回し電極では大きなインダクタンスを得ることができない c 従って、 特開平 4 - 6 5 9 0 9号公報に記載の弾性表面波フィルタ 装置では、 インダクタンスの付加により、 広帯域化及び通過帯域近傍 における減衰量の増大を図ることが困難であった。 '
なお、 特開平 4 _ 6 5 9 0 9号公報には、 パッケージ内の入出力信 号端子とアース端子との間にィンダクタンス成分を付加すれば、 外部 素子を用いることなく入出力のィンピーダンス整合を図ることができ ると記載されている。 この記載は、 弾性表面波フィルタ外で入出力ィ ンピーダンスのマッチングを図らなければならない構造の弾性表面波 フィルタに関するものである。 従って、 本質的に 5 0 Ωに整合せずと もよい梯子型回路を有する弾性表面波フィルタでは、 このよ うなパッ ケージ内の入出力信号端子と、 アース端子との間でインピーダンス整 合を図る必要はない。
また、 特開平 4一 6 5 9 0 9号公報では、 ダイアタッチ部において インダクタンス成分が構成されているが、 この構造では、 弾性表面波 フィルタ素子の圧電基板上の配線等とダイァタツチ部との電磁界的な 結合が生じ、 フィルタ特性が低下する。 また、 ダイアタッチ部におい てィンダクタンス成分を形成するためには、 弾性表面波フィルタ素子 とパッケージとを電気的に接続し機械的に固定するためのバンプの位 置や個数を調整する必要がある。 しかし、 インダクタンス成分を形成 するためのバンプの位置や個数が、 必ずしも電気的接続及び機械的固 定も十分に果たし得るとは限らないため、 弾性表面波フィルタ装置の 信頼性を低下させることになる。 発明の開示
本発明の目的は、 上述した従来技術の欠点を解消し、 梯子型回路を 有する弾性表面波フィルタ素子がフヱイスダウン工法でパッケージに 収納されている弾性表面波フィルタ装置において、 並列腕共振子及び /または直列腕共振子にィンダクタンスが付加されており、 かつ弾性 表面波フィルタ素子上の電極とパッケージに設けられたィンダクタン スとの電磁界的な結合によるフィルタ特性の悪化が生じ難く、 バンプ の位置や個数の制限が少ない、 良好なフィルタ特性を有する弾性表面 波フィルタ装置を提供することにある。
本発明の広い局面によれば、 圧電性基板、 及び前記圧電性基板上に 形成された複数の一端子対弾性表面波素子を有し、 前記一端子対弾性 表面波素子が梯子型回路の並列腕共振子及び直列腕共振子を構成する ように接続されている弾性表面波フィルタ素子と、 前記弾性表面波フ ィルタ素子を収納しているパッケージとを備え、 前記弾性表面波フィ ルタ素子が複数のバンプにより接続されるフェイスダウン工法で前記 パッケージに収納されており、 前記パッケージの内に設けられており、 前記直列腕共振子及び並列腕共振子の少なく とも一方に接続されてい るマイク ロス トリップラインのィンダクタンス成分をさらに備えるこ とを特徴とする、 弾性表面波フィルタ装置が提供される。
本発明のある特定の局面では、 前記パッケージが、 弾性表面波フィ ルタ素子のいずれかの信号端子及びアース端子にバンプにより接続さ れる複数の電極パッドを有するダイアタッチ部と、 いずれかの電極パ ッ ドと電気的に接続されており、 かつ弾性表面波フィルタ装置外の信 号ラインまたはアースラインに接続される複数の外部電極とを備える c 本発明のより限定的な局面では、 前記マイクロス トリ ップラインが. 前記直列腕共振子の信号端子に接続されている前記電極パッ ドと、 前 記弾性表面波装置外の信号ラインに接続される前記外部電極との間に 接続されている。
本発明の他の限定的な局面では、 前記マイクロストリ ップラインが. 少なく とも 1つの前記並列腕共振子のアース端子にバンプにより接続 されている前記電極パッ ドと、 アースラインに接続される前記外部電 極との間に設けられている。
本発明の他の特定の局面では、 少なくとも 2個の前霄己並列腕共振子 を備え、 全ての並列腕共振子のアース端子が前記圧電性基板上で共通 接続されており、 前記並列腕共振子のアース端子が共通接続されてい る部分と、 前記パッケージの外部電極との間に、 前記マイクロストリ ップラインが接続されている。
本発明のさらに別の特定の局面では、 少なくとも 2個の前記並列腕 共振子を備え、 全ての並列腕共振子のアース端子に接続されるパッケ ージ側の前記電極パッ ドが共通とされており、 前記共通とされている 電極パッ ドと、 前記外部電極との間の経路に前記マイクロス トリップ ラインが設けられている。
本発明のさらに他の限定的な局面によれば、 少なく とも 3個以上の 前記並列腕共振子を備え、 前記圧電性基板上に形成されており、 少な く とも 2個の並列腕共振子のアース端子が接続される電極ランドをさ らに備え、 前記電極ランドと、 前記電極ランドが接続される外部電極 との間の経路に前記マイク ロス トリップラインが設けられており、 前 記少なく とも 2個の並列腕共振子以外の並列腕共振子が、 圧電性基板 上において、 前記少なく とも 2個の並列腕共振子と電気的に分離され ており、 前記少なく とも 2個の並列腕共振子に接続されているパッケ ージ側の外部電極以外の外部電極に電気的に接続されている。
本発明の他の特定の局面では、 少なく とも 3個'の前記並列腕共振子 を備え、 前記複数の電極パッ ドが、 前記並列腕共振子のうち少なく と も 2個の並列腕共振子のアース端子に接続される共通電極パッ ドを有 し、 前記マイクロス トリ ップラインが共通電極パッ ドと、 該共通電極 パッ ドが接続される'前記外部電極と間の経路に設けられており、 前記 少なく とも 2個の並列腕共振子以外の並列腕共振子が、 前記複数の電 極パッ ドを含むダイアタッチ部において、 前記少なく とも 2個の並列 腕共振子と電気的に分離されており、 前記少なく とも 2個の並列腕共 振子に接続されているパッケ一ジ側の外部電極以外の外部電極に電気 的に接続されている。
本発明のさらに他の限定的な局面では、 前記マイクロストリ ップラ インが、 パッケージ内において、 ダイアタッチ部以外に配置されてい る。
本発明の他の特定の局面では、 前記パッケージが、 前記弾性表面波 フィルタ素子が搭載されるベース基板と、 該ベース基板内に設けられ た環状の側壁と、 環状の側壁の上端を,閉成するように取り付けられた キャップ材とを備え、 前記マイクロストリップラインの主要部が、 前 記側壁と前記ベース基板との間に配置されている。
本発明に係る弾性表面波フィルタ装置のさらに別の特定の局面では- 前記パッケージが、 前記弾性表面波フィルタ素子が搭載される第 1の ケース材と、 第 1のケース材に搭載されている弾性表面波フィルタ素 子を囲繞する第 2のケース材とを備え、 前記第 1のケース材の内部に マイクロストリップラインの主要部が設けられている。
なお、 本明細書において 「マイクロス ト リ ップラインの主要部」 と は、 マイクロストリップラインの全長の 5 0パーセント以上をいうも のとする。
本発明に係る弾性表面波フィルタ装置の他の特定の局面では、 前記 弾性表面波フィルタ素子の入出力端の信号端子と少なく とも 1つのァ ース端子とが、 前記複数の外部電極のうち入出力端の信号ラインに接 続される外部電極と少なく とも 1つのアース電位に接続される外部電 極に対し、 前記弾性表面波フィルタ素子の圧電性基板の中心を通り、 圧電性基板に直交する仮想線の周りに 9 0度回転させたような位置関 係とされている。
本発明に係る通信機は、 本発明に係る弾性表面波フィルタ装置を有 することを特徴とする。 図面の簡単な説明
図 1は、 本発明の第 1の実施例に係る弾性表面波フィルタ装置の模 式的断面である。
図 2は、 本発明の第 1の実施例に係る弾性表面波フィルタ装置に用 いられる弾性表面波フィルタ素子の電極構造を示す平面図である。 図 3は、 本発明の第 1の実施例に係る弾性表面波フィルタ装置のパ ッケージのベース基板上面の複数の電極パッ ドを含むダイァタツチ部 を示す平面図である。
図 4は、 第 1の実施例の弾性表面波フィルタ装置を示す回路図であ る。
図 5は、 比較のために用意した従来の弾性表面波装置のパッケージ のベース基板の上面の電極パターンを示す平面図である。
図 6は、 第 1の実施例及び従来例の弾性表面波装置の減衰量一周波 数特性を示すグラフである。
図 7は、 本発明の第 2の実施例に係る弾性表面波フィルタ装置を示 す回路図である。 ,
図 8は、 第 2の実施例の弾性表面波フィルタ装置で用いられるパッ ケージのベース基板の上面の電極構造を示す平面図である。
図 9は、 第 2の実施例及び従来例の弾性表面波フィルタ装置の減衰 量一周波数特性を示すグラフである。
図 1 0は、 本発明の第 3の実施例に係る弾性表面波フィルタ装置を 示す回路図である。
図 1 1は、 第 3の実施例の弾性表面波フィルタ装置のパッケージの ベース基板の上面の電極構造を示す平面図である。
図 1 2は、 第 3の実施例及ぴ従来例の弾性表面波フィルタ装置の減 衰量ー周波数特性を示すグラフである。
図 1 3は、 本発明の第 4の実施例の弾性表面波フィルタ装置を示す 回路図である。
図 1 4は、 第 4の実施例の弾性表面波フィルタ装置の模式的断面図 である。 ,
図 1 5は、 第 4の実施例の弾性表面波フィルタ装置におけるパッケ ージのベース基板上面の電極構造を示す平面図である。
図 1 6は、 第 4の実施例の弾性表面波フィルタ装置に用いられるパ ッケージのベース基板内の電極構造を示す平面図である。
図 1 7は、 第 4の実施例及び従来の弾性表面波フィルタ装置の減衰 量一周波数特性を示すグラフである。
図 1 8は、 従来の梯子型回路を有する弾性表面波フィルタ装置の一 例を示す回路図である。
図 1 9は、 従来の他の弾性表面波フィルタ装置を示す断面図である c 発明を実施するための最良の形態
以下、 図面を参照しつつ、 本発明に係る弾性表面波フィルタ装置の 詳細を説明する。
図 1に示すように、 本実施例の弾性表面波装置 1は、 パッケージ 2 およびパッケージ 2内に収納された弾性表面波フィルタ素子 3を含む ( なお、 図 1では、 弾性表面波フィルタ素子 3は模式的にその外形のみ が示されている。
パッケージ 2は、 矩形板状のベース基板 4と、 ベース基板 4上に接 合された矩形枠状の側壁 5と、 側壁 5の上方開ロを閉成するように取 り付けられた矩形板状のキャップ材 6とを有する。 側壁 5は、 矩形板 状以外の円環状等の他の環状構造を有するものであってもよい。
ベース基板 4及び側壁 5は、 例えばアルミナなどの絶縁性セラミ ツ タスあるいは合成樹脂により構成することができる。 キャップ材 6に ついても同様の材料で構成することができ、 あるいはキャップ材 6は 電磁シールド性を付与するために金属等により構成されていてもよい c ベース基板 4は、 基板 4 b及ぴ 4 cを含む多層基板により構成され ており、 基板 4 a及ぴ 4 bの間には、 後述するマイクロストリップラ ィンのためのグランド電極 5 0が、 基板 4 bの下面のほぼ全面に形成 されている。 基板 4 b及び 4 cは絶縁性の材料からなり、 所定の誘電 率を有している。
図 2に示すように、 弾性表面波フィルタ素子 3は、 圧電性基板とし ての矩形板状の圧電基板 7を有する。 圧電基板 7は、 本実施例では 3 6 ° Y c u t X伝搬 L i T a 0 3 基板により構成されている。 圧電基 板 7は、 他の圧電単結晶、 あるいはチタンジルコン酸鉛系セラミック スのような圧電セラミックスにより構成されていてもよい。 また、 圧 電基板や絶縁基板上に Z n O等からなる圧電薄膜を形成してなる圧電 性基板を用いてもよい。
圧電基板 7の上面 7 aには、 金属膜を全面に形成した後、 フォ トリ ソグラフィ一およびェツチングにより、 図示の電極パターンが形成さ れている。 この電極パターンを形成する金属材料についても特に限定 されないが、 本実施例では A 1により構成されている。 なお、 電極形 成はフォ トリ ソグラフィーおよぴリフトオフ法で行ってもよい。
図 2を参照して上記電極構造を説明する。
圧電基板 7の上面 7 a上には、 梯子型回路を実現するために、 それ ぞれがー端子対弾性表面波素子からなる直列腕共振子 8, 9及び並列 腕共振子 1 0〜 1 2が形成されている。 直列腕共振子 8 , 9及び並列 腕共振子 1 0〜: 1 2は、 いずれも、 1つの I D Tと、 I D Tの表面波 伝搬方向両側に配置された一対の反射器とを有する。 直列腕共振子 8 を代表して説明すると、 直列腕共振子 8は、 I D T 8 a と、 反射器 8 b , 8 c とを有する。
また、 圧電基板 7の上面 Ί a上には、 電極ランド 1 3〜 1 7が形成 されている。 電極ランド 1 3〜 1 7は、 弾性表面波フィルタ素子 3を 外部と電気的に接続するための部分であり、 ある程度の面積を有する 金属膜により構成されている。 なお、 電極ランド 1 3〜 1 7上に描か れている円形の部分は、 バンプにより接合される部分を意味する。 電極ランド 1 3は、 弾性表面波フィルタ素子 3の入力端として用い られ、 該電極ランド 1 3が導電路 1 8により第 1の直列腕共振子 8の 一端に接続されている。 導電路 1 8は、 電極ランド 1 3と、 直列腕共 振子 8の一端と、 第 1の並列腕共振子 1 0の一端とを電気的に接続し ている。 並列腕共振子 1 0の導電路 1 8が接続されている側とは反対 側の端部は、 導電路 1 9を介して電極ランド 1 4に接続されている。 電極ランド 1 4は、 アース電位に接続される電極ランドである。
また、 直列腕共振子 8の導電路 1 8が接続されている側とば反対側 の端部は、 導電路 2 0に接続されている。 導電路 2 0は、 第 2の直列 腕共振子 9の一端及び第 2の並列腕共振子 1 1の一端にも接続されて いる。 第 2の並列腕共振子 1 1の導電路 2 0が接続されている側とは 反対側の端部は、 電極ランド 1 5に接続されている。 電極ランド 1 5 はアース電位に接続される電極ランドである。
第 2の直列腕共振子 9の他端には、 導電路 2 1が接続されており、 導電路 2 1は、 電極ランド 1 7及び第 3の並列腕共振子 1 2の一端に 接続されている。 電極ランド 1 7は、 出力端子として用いられる。 ま た、 並列腕共振子 1 2の導電路 2 1に接続されている側とは反対側の 端部は、 導電路 2 2を介して電極ランド 1 6に接続されている。 電極 ランド 1 6はアース電位に接続される電極ランドである。
従って、 弾性表面波フィルタ素子 3において、 上記第 1 , 第 2の直 列腕共振子 8 , 9及ぴ第 1〜第 3の並列腕共振子 1 0〜 1 2は、 図 4 に示す梯子型回路を構成するように接続されている。 図 4におけるィ ンダクタンス L 1〜 L 5については後述する。
図 3は、 図 1に示したパッケージ 2におけるベース基板 4の上面に 形成されている電極構造を示す。 ベース基板 4の上面 4 a上において、 破線 Xで示す部分に弾性表面 波フィルタ素子 3が搭載される。 この部分において、 前述した弾性表 面波フィルタ素子 3が圧電基板 7の上面 7 aが下方を向くようにして バンプにより接合される。 すなわち、 図 2に示した弾性表面波フィル タ素子 3が圧電基板 7の上面 7 aが下面を向くようにして、 図 3に示 すベース基板 4の上面 4 a上に重ねられ、 両者の間がバンプにより接 合され、 弾性表面波フィルタ素子 3が固定される。
ベース基板 4の上面 4 a上には、 電極ペーストを印刷 ·焼成して、 図示の電極が形成されている。 すなわち、 この複数の電極パッ ド 2 3 〜 2 7がダイアタッチ部を構成している。 電極パッ ド 2 3 〜 2 7が互 いに分離して形成されている。 このうち、 電極パッ ド 2 3は、 バンプ 2 8により、 図 2に示した電極ランド 1 3に電気的に接続されるとと もに、 機械的に接合される。 同様に、 電極パッド 2 4 〜 2 6は、 それ ぞれ、 図 2に示した電極ランド 1 4 〜 : L 6に、 ノ ンプ 2 9 , 3 0 , 3 1により接続される。 さらに電極パッ ド 2 7は、 ノ ンプ 3 2を介して. 図 2に示した電極ランド 1 7に電気的に接続される。
上記電極パッ ド 2 3 〜 2 7のうち、 電極パッド 2 3 , 2 7が、 外部 の信号ラインに接続される電極パッドであり、 電極パッド 2 4 〜 2 6 は外部のアースラインに接続される電極パッ ドである。
また、 ベース基板 4の上面には、 外部電極 4 1 〜 4 4が形成されて いる。 外部電極 4 1 〜 4 4は、 ベース基板 4の上面 4 aだけでなく、 図 1では図示されていない部分において、 ベース基板 4の側面及び下 面に至るように形成されている。 すなわち、 外部電極 4 1 〜 4 4は、 図 1に示した弾性表面波装置 1を外部と電気的に接続するための電極 として機能する。
外部電極 4 4は、 マイクロストリ ップライン 4 5を介して電極パッ ド 2 3に接続されている。 同様に、 外部電極 4 1は、 マイクロストリ ップライン 4 6を介して電極パッ ド 2 7に接続されている。 また、 外 部電極 4 2は、 マイクロス トリ ップライン 4 7を介して電極パッ ド 2 4に接続されており、 外部電極 4 3はマイクロストリ ップライン 4 8 : 4 9を介して、 電極パッド 2 5 , 2 6の双方に電気的に接続されてい る。
従って、 外部電極 4 2 , 4 3は、 外部のアースラインに接続される 外部電極であり、 外部電極 4 1 , 4 4が信号ラインに接続される外部 電極である。
上記マイクロストリ ップライン 4 5〜 4 9は、 図 3において破線で 示すように、 基板 4 bを介してグランド電極 5 0と対向しており、 細 い帯状の導電性パターンがマイクロストリ ップラインとして機能する c 図 3では、 グランド電極 5 0は基板 4 bのほぼ全面にわたって形成さ れているが、 マイクロストリ ップライン 4 5〜4 9に対向する部分に おいてグランド電極 5 0が形成されておればよい。 マイクロス トリ ツ プライン 4 5〜4 9はベース基板 4と側壁との間に存在している。 本実施例では、 上記マイクロストリップライン 4 5〜 4 9によりィ ンダクタンス分が得られる。 すなわち、 マイクロス トリ ップライン 4 5により、 図 4に示すィンダクタンス L 1が、 マイクロストリ ップラ イン 4 6 にインダクタンス L 2がマイクロス ト リ ップライン 4 7〜 4 9により、 インダクタンス L 3〜L 5が構成されている。
言い換えれば、 梯子型回路を有する各並列腕共振子とアースライン に接続される外部電極との間に、 インダクタンス成分として働くマイ クロストリ ップライン 4 7〜4 9が接続されている。 同様に、 直列腕 共振子と、 外部の信号ラインに接続される外部電極 4 1, 4 4との間 にも、 それぞれ、 マイクロス トリ ップラインのインダクタンス成分 4 6 , 4 5が接続されている。
本実施例では、 2個の直列腕共振子 8 , 9及び 3個の並列腕共振子 1 0〜 1 2からなる梯子型のフィルタ回路が実現されている弾性表面 波装置において、 並列腕共振子 1 0〜 1 2に、 それぞれ、 独立に、 上 記マイクロス トリ ップライン 4 7〜 4 9によりィンダクタンス成分が 付加されている。 従って、 広帯域化を図ることができるとともに、 通 過帯域近傍の減衰量を大きくすることができる。 これをより具体的な 実験例に基づき説明する。
図 6の実線は、 本実施例の弾性表面波装置の減衰量一周波数特性を 示し、 破線は比較のために用意した従来の弾性表面波装置の減衰量一 周波数特性を示す。
なお、 図 6において破線で示した従来例の弾性表面波装置は、 パッ ケージのベース基板の上面の電極構造を図 5に示したように形成した ことを除いては、 上記実施例と同様とした。 すなわち、 図 5に示すベ 一ス基板 1 04の上面 1 0 4 a上には、 電極パッド 1 0 5〜 1 0 7が 形成されている。 また、 四隅には、 外部電極 1 1 1〜 1 1 4が形成さ れている。 外部電極 1 1 1〜 1 1 4は、 ベース基板 1 0 4の上面から 側面を経て、 下面にも至るように形成されており、 外部と電気的に接 続する部分に相当する。 外部電極 1 1 2, 1 1 3は、 幅の太い導電路 1 0 8, 1 0 9により電極パッド 1 0 5, 1 0 6にそれぞれ電気的に 接続されている。
ベース基板 1 0 4の導電路 1 0 8, 1 0 9に対向する位置には、 グ ランド電極が形成されていないので、 導電路 1 0 8 , 1 0 9はマイク ロストリップラインとしては機能しない。 また、 面積の大きな電極パ ッ ド 1 0 7が、 外部電極 1 1 1 , 1 1 4に直接接続される。 電極パッ ド 1 0 7は、 弾性表面波フィルタ素子 3のアースラインに接続される 電極ランド 1 4〜 1 6にバンプにより接合され、 電極パッド 1 0 5, 1 0 6は、 それぞれ、:信号端子に接続される電極ランド 1 3 , 1 7に 接続される部分である。
従って、 比較のために用意した従来の弾性表面波装置では、 並列腕 共振子 1 0〜 1 2とアースラインに接続される外部電極 1 1 1, 1 1 4との間に、 マイクロス トリップラインが独立に形成されておらず、 マイクロストリップラインによるインダクタンス分は挿入されていな い。
同様に、 直列腕共振子 8 , 9と外部電極 1 1 2 , 1 1 3との間にも、 パッケージ側において、 マイクロス トリ ップラインは接続されておら ず、 従ってマイクロス トリ ップラインによるインダクタンス成分は挿 入されていない。
なお、 上記実施例及び従来例において用いた弾性表面波フィルタ素 子 3の仕様は以下の通りである。
直列腕共振子 8 , 9…電極指交差幅 = 1 7 m、 I D Tにおける電 極指の対数 = 1 0 0、 反射器の電極指の本数 = 1 0 0、 電極指ピッチ 0. 9 9 m (弾性表面波の波長 λ = 1 . 9 9 μ m)0
第 1, 第 3の並列腕共振子 1 0, 1 2…電極指交差幅 = 5 0 μ m、 I D Tの電極指の対数 = 4 0対、 反射器の電極指の本数 = 1 0 0、 電 極指ピッ,チ 1 . 0 4 μ m (弾性表面波の波長; L = 2. 0 7 μ m) 0 第 2の並列腕共振子 1 1…電極指交差幅 == 5 2 μ m、 I D Tの電極 指の対数 = 9 0対、 反射器の電極指の本数 = 1 0 0本、 電極指ピッチ = 1 . 0 4 μ πι (弾性表面波の波長; L = 2. 0 8 μ πι)。 ■
また、 実施例において、 ベース基板 4上に形成されているマイクロ ストリップライン 4 5〜 4 9によるィンダクタンス成分は以下の通り である。
マイクロス ト リ ップライン 4 5 , 4 6 ■·· 0 . 8 η Η
マイクロス ト リ ップライン 4 7, 4 9 ··· 0 . 8 η Η
マイクロス ト リ ップライン 4 8— 0. 5 η Η
図 6から明らかなように、 減衰量が 4 d Βである'通過帯域の幅は、 従来例では 7 8 MH zであるのに対し、 本実施例では 8 6 MH z と広 げられていることがわかる。 また、 通過帯域近傍における減衰極は従 来例と実施例とではほぼ同じ周波数に位置するが、 これは、 ダイァタ ツチ部のアース電位に接続される電極パッ ドがそれぞれ分離されてい るので、 共通インダクタンス成分が存在しないためと考えられる。 す なわち、 第 1〜第 3の並列腕共振子 1 0〜 1 2に独立にィンダクタン ス成分が、 上記マイクロス ト リ ップライン 4 7〜 4 9により付加され ていることによる。 さらに、 上記ィンダクタンス成分を付加するためのマイクロス ト リ ップライン 4 5〜 4 9力 S、 ベース基板と側壁との間に存在しているの で、 マイク ロス トリ ップライン 4 5〜 4 9 と弾性表面波フィルタ素子 3 との電磁界的な結合があまり生じず、 従って良好なフィルタ特性の られることがわかる。 さらに、 上記マイクロス トリ ップライン 4 5 〜 4 9は、 ダイアタッチ部には存在していないので、 バンプの位置や 個数に制限を与えることがない。 従って、 弹性表面波フィルタ素子 3 をベース基板 4に十分な接合強度で接合することができる。
また、 マイク ロス トリ ップラインを形成する基板 4 bの誘電率、 マ イクロス トリ ップラインとグランド電極 5 0 との間隔などを変化させ ることにより、 マイクロス トリ ップラインの単位長あたりのインダク タンス成分を設計ることができる。 従って、 弾性表面波フィルタの特 性を改善するために必要なィンダクタンス成分を、 マイクロス ト リ ツ プラインのインダクタンス成分で設計して弾性表面波フィルタに揷入 することができる。 さらに、 マイクロス トリ ップラインは外界の影響 に強いため、 マイクロス トリ ップラインのイ ンダクタンス成分が、 弾 性 ¾面波フィルタ素子をフェースダウン工法によってベース基板に取 り付けられても変化することがほとんどないので、 所望のィンダクタ ンス成分を設計どおり弾性表面波フィルタに揷入することができる。
(第 2の実施例)
図 7は、 本発明の第 2の実施例に係る弾性表面波フィルタ装を示す 回路図である。
本実施例においても、 第 1の実施例と同様の弾性表面波フィルタ素 子 3が用いられている。 図 7に示すように、 2個の直列腕共振子 8 , 9と、 3個の並列腕共振子 1 0〜 1 2とが梯子型回路構成を有するよ うに接続されている。
もっとも、 図 7から明らかなように、 本実施例では、 3個の並列腕 共振子 1 0〜 1 2のアース電位に接続される端部が共通接続されてお り、 共通接続されている部分と外部のアースラインに接続される外部 電極との間に、 インダクタンス L 6, L 7が接続されている。 なお、 3個の並列腕共振子 1 0〜1 2のアース電位に接続される端部、 すな わちアース端子は、 圧電性基板上で共通接続されていてもよい。
上記ィンダクタンス L 6, L 7は、 パッケージ内で形成されたマイ クロス トリ ップラインにより構成されている。
図 8は、 第 2の実施例で用いられるパッケージのベース基板 5 4の 上面の電極構造を示す平面図である。
第 2の実施例は、 ベース基板 5 4の上面の電極構造が異なることを 除いては、 第 1 の実施例と同様に構成されている。 従って、 弾性表面 波フィルタ素子 3の構造及びパッケージ 2の他の構造については第 1 の実施例の説明を授用することとする。
本実施例においても、 ベース基板 5 4の上面の破線 Xで囲まれてい る領域に、 弾性表面波フィルタ素子 3が圧電基板 4の上面 4 a (図 2 参照) が下面を向くようにしてフェイスダウン工法でバンプにより接 合される。
ベース基板 5 4の上面 5 4 a上には、 電極パッ ド 5 5〜 5 7からな るダイアタッチ部が構成されている。 電極パッド 5 5, 5 6は、 それ ぞれ、 図 2に示した電極ランド 1 3, 1 7にバンプ 5 5 a , 5 6 aに よりそれぞれ接合されている。 また、 電極パッド 5 7は、 図 2に示し たアース電位に接続される電極ランド 1 4 , 1 5, 1 6とバンプ 5 7 a〜5 7 dにより接合される。
外部電極 6 1 ~ 6 4が第 1 の実施例と同様にベース基板 5 4のコー ナ一部分に設けられており、 外部電極 6 1〜 6 4は、 ベース基板 5 4 の上面 5 4 a上だけでなく、 側面を経て下面にも至るように形成され ている。 上記電極パッ ド 5 5, 5 6が、 それぞれ、 マイクロス トリ ツ プライン 6 5 , 6 6を介して外部電極 6 4 , 6 1に接続されている。 また、 電極パッ ド 5 7は、 マイクロス トリ ップライン 6 7 , 6 8を介 して外部電極 6 2 , 6 3に接続されている。
すなわち、 パッケージ 2のダイァタツチ部の電極パッ ド 5 7により 3個の並列腕共振子のアース電位に接続される端子が共通接続されて おり、 かつ電極パッ K 5 7が、 それぞれ、 マイクロス トリップライン 6 7, 6 8を介して異なる外部電極 6 2, 6 3に接続されている。 また、 圧電基板 4上の入出力信号端子となる電極ランド 1 3, 1 7 とアース端子となる電極ランド 1 4〜 1 6 とは、 パッケージの外部の 信号ラインに接続される外部電極 6 1, 6 4及びアースラインに接続 される外部電極 6 2, 6 3に対して、 圧電基板 4の中央を通る垂線の 周りに 9 0度回転するように位置されている。
第 1 の実施例と同様、 マイクロス ト リ ップライン 6 5 , 6 6, 6 7 , 6 8はグランド電極 5 0と対向している,。 その他の構成については、 第 1の実施例と同様である。'
第 2の実施例の弾性表面波フィルタ装置の減衰量周波数特性を図 9 に実線で示す。 比較のために、 第 1の実施例の比較例として用意した 従来例の弾性表面波フィルタ装置の減衰量周波数特性を破線で示す。 なお、 実施例において、 上記マイクロス トリ ップライン 6 5, 6 6 により付加されるインダクタンス成分は、 それぞれ、 0 . 8 n Hであ り、 マイクロス トリップライン 6 7, 6 8により付加されるインダク タンス成分は、 それぞれ、 0 . 3 n H程度である。
なお、 外部のアースラインに接続される外部電極 6 2 , 6 3に接続 されるマイクロス トリ ップライン 6 7 , 6 8は、 外部のアースライン に対して並列に接続されるため、 実際には、 0 . I n H程度の共通ィ ンダクタンス成分が揷入されることになる。
図 9から明らかなように、 本実施例では、 パッケージ 2内に上記マ ィクロス トリ ップライン 6 5〜 6 8によりィンダクタンス成分が付加 されているので、 通過帯域近傍の減衰量が高められる。 また、 4 d B の減衰量の通過帯域幅は、 従来例では 7 8 M H zに対し、 本実施例で は、 8 0 M H zであり、 広帯域化も同時に図られている。
また、 本実施例においても、 ィンダクタンスを付加するためのマイ クロストリ ップラインが、 ベース基板 4と環状の側壁 5との間に存在 しているので、 弾性表面波フィルタ素子との電磁界的な結合が少なく . 従って良好なフィルタ特性を得ることができる。 また、 第 1の実施例 と同様に本実施例においても、 ダイァタツチ部にマイクロス トリ ップ ラインが存在しないので、 バンプの位置や個数の制限がない。 従って. 弾性表面波フィルタ素子 3をベース基板 4に強固に接合することがで きる。
(第 3の実施例)
図 1 0は、 第 3の実施例に係る弾性表面波装置の回路構成を示す図 である。 第 3の実施例においても、 弾性表面波フィルタ素子 3は、 第 1の実施例と同様に構成されてお.り、 2個の直列腕共振子 8, 9と、 3個の並列腕共振子 1 0〜 1 2とが梯子型回路構成を実現するように 接続されている。
本実施例においても、 パッケージ 2の側壁及ぴキヤップ材は第 1の 実施例と同様に構成されている。 異なるところは、 図 1 1に示すよう に、 ベース基板 7 4上に設けられた電極構造にある。 従って、 ベース 基板 7 4上の電極構造以外の構成については、 第 1の実施例の説明を 授用することにより省略する。
ベース基板 7 4の上面 7 4 a上には、 複数の電極パッ ド 7 5 , 7 6 , 7 7 , 7 8が形成されており、 該複数の電極パッド 7 5〜 7 8により ダイアタッチ部が構成されている。 電極パッ ド 7 5〜 7 8の内部に円 で示されている部分は、 それぞれ、 弾性表面波フィルタ素子 3をフヱ イスダウン工法で接合する際のバンプの位置を示す。
ベース基板 7 4のコーナー部分には、 第 1 の実施例と同様にして、 外部電極 8 1〜 8 4が形成されている。 外部電極が 8 1, 8 4は、 信 号ラインに接続される外部電極であり、 電極パッ ド 7 6, 7 5に対し てマイクロストリップライン 8 6 , ' 8 5を介して接続されている。 ま た、 電極パッ ド 7 7 , 7 8は、 アースラインに接続される外部電極 8 2, 8 3にマイクロストリ ップライン 8 7, 8 8を介して接続されて いる。 また、 電極パッ ド 7 5は、 バンプ 7 5 aにより図 2に示した電極ラ ンド 1 3に接続され、 電極パッ ド 7 6はバンプ 7 6 aにより図 2に示 した電極ランド 1 7に接続される。 電極パッ ド 7 7は、 バンプ 7 7 a , 7 7 bにより電極ランド 1 4 (図 2 ) に接続され、 電極パッ ド 7 8は、 ノ ンプ 7 8 a , 7 8 bにより電極ランド 1 5, 1 6 (図 2参照 ) に接続されている。 なお、 少なく とも 2個の並列腕共振子のアース 端子が 1つの電極ランドに接続されていてもよい。 すなわち、 アース 電位に接続される電極ランド、 例えば電極ランド 1 5, 1 6が共通と されていてもよい。
従って、 図 1 0に示すように、 第 1 の並列腕共振子 1 0と第 2, 第 3の並列腕共振子 1 1, 1 2とがダイァタツチ部において分離されて いる。 そして、 第 1の並列腕共振子 1 0と外部のアースラインに接続 される外部電極 8 2との間にマイクロストリップライン 8 7によるィ ンダクタンス L 7が、 第 2 , 第 3の並列腕共振子 1 1, 1 2とアース ラインに接続される外部電極 8 3との間にマイクロストリップライン 8 8によるインダクタンス L 8が構成されている。
第 3の実施例の弾性表面波フィルタの減衰量周波数特性を図 1 2に 実線で示す。 また、 比較のために、 第 1の実施例で比較のために用意 した従来例の弾性表面波装置の減衰量周波数特性を図 1 2に破線で示 す。
なお、 この場合、 マイクロス トリ ップライン 8 5 , 8 6によるイン ダクタンス分は、 それぞれ、 0 . 8 n Hとし、 マイクロストリ ップラ イン 8 7, 8 8によるインダクタンス分は、 0 . 3 n Hとした。 その 他の構成については、 第 1の実施例と同様である。
図 1 2から明らかなように、 本実施例においても、 パッケージ 2内 に、 マイクロストリップライン 8 5〜 8 8によるインダクタンス分が 構成されており、 従って、 通過帯域近傍の減衰量を従来例に比べて大 幅に拡大し得ることがわかる。 また、 減衰量 4 d Bの通過帯域幅は、 従来例では 7 8 M H zであるのに対し、 本実施例では 8 5 M H zであ り、 広帯域化も同時に図られていることがわかる。
さらに、 第 2の実施例の周波数特性 (図 9 ) と比較すると、 本実施 例では、 通過帯域近傍の減衰極 f rの周波数が高められており、 従つ て、 通過帯域のより近い周波数域における減衰量の拡大が求められる 場合、'第 3の実施例の弾性表面波装置は、 第 2の実施例の弾性表面波 装置に比べて有効である。
(第 4の実施例)
図 1 3は、 本発明の第 4の実施例に係る弾性表面波装置の回路構成 を示す図である。 本実施例においても、 第 1の実施例と同じ弾性表面 波フィルタ素子 3が用いられており、 第 1, 第 2の直列腕共振子 8 , 9と、 第 1〜第 3の並列腕共振子 1 0〜 1 2とが梯子型回路構成を有 するように接続されている。
図 1 4に断面図で示すようにパッケージ 2は、 第 1のケース材とし てのベース基板 9 4を有する。 また、 側壁 9 5及びキヤップ 9 6から なる第 2のケース材が、 第 1 の実施例と同様に構成されている。
本実施例では、 ベース基板 9 4が基板 9 4 b , 9 4 c , 9 4 dを含 む積層セラミック基板により構成されており、 ベース基板 9 4内に、 インダクタンスを付加するための後述のマイクロストリ ップラインが 形成されている。
図 1 5は、 ベース基板 9 4の上面であり、 基板 9 4 bの上面である 平面図であり、 図 1 6は、 マイクロス トリ ップラインが形成されてい る基板 9 4 cの上面を示す平面図である。
図 1 5に示すように、 ベース基板 9 4の上面には、 図 8に示した第 2の実施例のベース基板と同様に、 電極パッド 5 5〜 5 7が形成され ている。 しかし、 本実施例では、 ベース基板 9 4の上面には、 外部電 極およびマイクロストリ ップラインは形成されず、 これらはベース基 板 9 4の内部に設けられている。 電極パッ ド 5 5〜 5 7には、 基板 9 4 bを貫通し裏面へ達するスルーホール電極 9 5 a〜 9 5 dが开成さ れている。 スルーホール電極 9 5 a〜 9 5 dの下端は、 図 1 6に示す ように、 基板 9 4 cの上面に設けられたマイクロス トリ ップライン 9 7 a〜 9 7 dの一端に接続されている。 マイクロストリ ップライン 9 7 a〜 9 7 dの他端は、 基板 9 4 c上面において、 外部電極 9 8 a〜 9 8 dに接続されている。 外部電極 9 8 a〜 9 8 dは、 コー ~ "一部分 から基板 9 4 cおよび 9 4 dの側面を介してベース基板 9 4の裏面に 至るように形成されている (図 1 4参照)。 また、 図 1 6において、 破線で示されるように、 マイクロストリップライン 9 7 a〜 9 7 dの ためのグランド電極 5 0が基板 9 4 cの裏面のほぼ全体を覆うように 形成されている。
本実施例では、 第 1のケース材としてのベース基板 9 4内にマイク ロストリップライン 9 7 a〜 9 7 dが埋設されており、 該マイクロス トリ ップライン 9 7 a〜 9 7 dにより、 図 1 3に示すように、 第 1〜 第 3の並列腕共振子を共通接続した部分と外部のアースラインに接続 される外部電極との間のインダクタンス L 9 , L 1 0と、 直列腕共振 子 8 , 9と外部の信号ラインに接続される外部電極との間のインダク タンス分 L 1, L 2とを構成している。
このように、 本発明におけるィンダクタンスを付加するためのマイ クロストリ ップラインは、 パッケージ内であれば、.任意の位置に構成 することができる。
図 1 7の実線は、 第 4の実施例に係る弾性表面波装置の減衰量周波 数特性を示し、 破線は第 1の実施例の比較のために用意した従来例の 弾性表面波装置の減衰量周波数特性を示す。 なお、 第 4の実施例の弾 性表面波装置を構成するに際しては、. 直列腕共振子に付加されるマイ クロス トリ ップラインによるインダクタンス分は 1 · 0 n Hとし、 並 列腕共振子とアースラインに接続されるィンダクタンス分 L 7 , L 8 は、 それぞれ、 1. O nHとした。
図 1 7から明らかなように、 本実施例においても、 パッケージ 2内 にィンダクタンス分を付加するためのマイクロス トリ ップラインを形 成することにより、 通過帯域近傍の減衰量が高められる。 特に、 低周 波側における減衰量の改善が著しい。 これは、 並列に接続されたイン ダクタンス L 8 , L 9が大きいため、 減衰極 f r の周波数が低くなつ たためである。
第 4の実施例では、 マイクロス トリ ップラインがベース基板内に埋 設されているので、 すなわち内部電極の形態で構成されているので、 マイクロス ト リ ップラインの長さを長くすることができ、 より大きな インダクタンスを得ることができる。 また、 さらに大きなィンダクタ ンスを得るには、 複数の層に渡りマイクロス トリ ップラインを形成し- スルーホーノレ電極やビアホール電極により複数のマイクロス トリ ップ ラインを相互に電気的に接続することにより、 マイクロス トリ ップラ インの長さを大きくすればよい。
上述したように、 本発明に係る弾性表面波フィルタ装置では、 梯子 型回路を構成している直列腕共振子及び並列腕共振子の少なく とも一 方にマイク ロス トリ ップラインによるインダクタンス成分が接続され ており、 かつ該マイクロス トリ ップラインがパッケージ内に設けられ ているので、 通過帯域近傍の減衰量が拡大され、 かつ広帯域のフィル タ特性を得ることができる。
また、 マイクロス トリ ップラインを形成する基板の誘電率、 マイク ロス トリ ップラインの線幅及びマイクロス トリ ップラインとグランド との間隔などを変化させることにより、 マイクロス トリ ップラインの 単位長あたりのィンダクタンス成分を設計することができる。 従って、 弾性表面波フィルタの特性を改善するために必要なィンダクタンス成 分を、 マイク ロス トリ ップラインのィンダクタンス成分で設計して弾 性表面波フィルタに挿入することができる。 さらに、 マイクロス トリ ップラインは外界の影響に強いため、 マイクロス トリ ップラインのィ ンダクタンス成分が、 弾性表面波フィルタ素子をフェースダウン工法 によってベース基板に取り付けられても変化することがほとんどない ので、 所望のィンダクタンス成分を設計どおり弾性表面波フィルタに 揷入することができる。 また、 パッケージが、 弾性表面波フィルタ素子のいずれかの信号端 子及びアース端子にバンプにより接続される複数の電極パッ ドを有す るダイァタツチ部と、 いずれかの電極パッドと電気的に接続されてお' りかつ弾性表面波フィルタ装置外の信号ラインまたはアースラインに 接続される複数の外部電極とを備える場合には、 上記複数の電極パッ ドに、 弾性表面波フィルタ素子を複数のバンプによりフェイスダウン 工法で接続及び機械的接合が果たされる。 従って、 本発明に従って、 通過帯域外の減衰量が大きく、 広帯域のフィルタ装置を容易に構成す ることができる。
マイク ロストリップライ.ンが、 直列腕共振子の信号端子に接続され ている電極パッドと、 弾性表面波フィルタ装置外の信号ラインに接続 される外部電極との間に接続されている場合には、 直列腕共振子と信 号ラインとの間に接続されているので、 反射損を低減し広帯域化を図 ることができる。
また、 上記マイクロストリ ップラインが、 少なく とも 1つの並列腕 共振子のアース端子にバンプにより接続されている電極パッ ドと、 パ ッケージ外のアースラインに接続される外部電極との間に設けられて いる場合には、 通過帯域近傍の減衰量の拡大及び広帯域のフィルタ特 性を得ることができる。 ,
少なく とも 2個の並列腕共振子を有し、 全ての並列腕共振子のァー ス端子が圧電性基板上で共通接続されており、 並列腕共振子のアース 端子が共通接続されている部分と,パッケージに設けられた外部電極と の間に上記マイクロストリ ップラインが接続されている場合には、 よ り低い周波数域において減衰量を拡大することができる。
同様に、 全ての並列腕共振子のアース端子に接続されるパッケージ 側の電極パッ ドが共通とされており、 共通とされている電極パッドと、 外部電極との間の経路にマイクロス トリップラインが設けられている 場合においても、 より低い周波数域で減衰量を拡大することができる さらに、 パッケージ側で共通とすることでチップの配線が容易となる 少なく とも 3個以上の並列腕共振子を備え、 少なく とも1 2個の並列 腕共振子のアース端子が接続される電極ランドと、 該電極ランドが接 続される外部電極との間の経路にマイクロス トリ ップラインが設けら れており、 少なく とも 2個の並列腕共振子以外の並列腕共振子が、 上 記少なく とも 2個の並列腕共振子と圧電性基板上において電気的に分 離されている場合には、 より一層広帯域かつ通過帯域近傍の減衰量が 拡大されたフィルタ特性を得るこ とができる。
少なく とも 3個の並列腕共振子を備え、 該並列腕^振子のうち少な く とも 2個の並列腕共振子のアース端子に接続される共通電極パッ ド を有し、 上記マイクロス トリ ップラインが共通電極パッ ドと、 共通電 極パッ ドが接続される外部電極との間の経路に設けられており、 それ 以外の並列腕共振子が、 複数の電極パッドを含むダイアタッチ部にお いて、 上記少なく とも 2個の並列腕共振子と電気的に分離されている 場合には、 より一層通過帯域近傍における減衰量が拡大され、 かつ広 帯域のフィルタ特性を得ることができる。
マイクロストリップラインがパッケージ内において、 ダイァタツチ 部以外に配置されている場合には、 表面波フィルタ素子との電磁界的 な干渉を防ぎ、 フィルタ特性の劣化を招くことがない。
パッケージが、 ベース基板と、 ベース基板上に設けられた環状の側 壁と、 該環状の側壁の上端を閉成するように取り付けられたキャップ 材とを備え、 マイクロス ト リ ップラインの主要部が、 側壁とベース基 板との間に配置されている場合には、 余分なスペースが要らないため に、 パッケージのサイズを変えることなくフィルタ特性を改善するこ とができる。
パッケージが、 弾性表面波フィルタ素子が搭載される第 1 のケース 材と、 第 1 のケース材に搭載されている弓 性表面波フィルタ素子を囲 繞する第 2のケース材とを備え、 第 1 のケース材の内部にマイクロス トリ ップラインの主要部が設けられている場合には、 大きなィンダク タンス成分を入れることが可能となり、 フィルタ特性の大幅な改善を 行うことができる。
弾性表面波フィルタ素子の入出力端の信号端子と少なく とも 1つの 'アース端子とが、 複数の外部電極のうち入出力端に信号ラインに接続 される外部電極と少なく とも 1つのアース電位に接続される外部電極 に対し、 弾性表面波フィルタ素子の圧電性基板の中心を通り、 該圧電 性基板に直交する仮想線の周りに 9 0度回転させたように配置されて いる場合には、 側壁とベース基板の間にマイクロス トリ ップラインを 構成する際に、 無理な曲げ部を作らずとも大きなィンダクタンス成分 を入れることが可能となる。 産業上の利用の可能性
本発明の弾性表面波フィルタ装置は、 さまざまな通信機器や信号 処理装置に応用が可能であり、 特に、 携帯電話などの小型の通信機器 に応用される。

Claims

請求の範囲
1 . 圧電性基板、 及び前記圧電性基板上に形成された複数の一端 子対弾性表面波素子を有し、 前記一端子対弾性表面波素子が梯子型回 路の並列腕共振子及び直列腕共振子を構成するように接続されている 弾性表面波フィルタ素子と、
前記弾性表面波フィルタ素子を収納しているパッケージとを備え、 前記弾性表面波フィルタ素子が複数のバンプにより接続されるフニ イスダウン工法で前記パッケージに収納されており、
前記パッケージ内に設けられており、 前記直列腕共振子及び並列腕 共振子の少なく とも一方に接続されているマイクロス トリップライン のインダクタンス成分をさらに備えることを特徴とする、 弾性表面波 フィルタ装置。
2 . 前記パッケージが、 弾性表面波フィルタ素子のいずれかの信号 端子及びアース端子に前記バンプにより接続される複数の電極パッド を有するダイアタッチ部と、 いずれかの前記電極パッ ドと電気的に接 続されており、 かつ弾性表面波フィルタ装置外の信号ラインまたはァ ースラインに接続される複数の外部電極とを備える、 請求項 1に記載 の弾性表面波フィルタ装置。
3 . 前記マイクロス トリップラインが、 前記直列腕共振子の信号端 子に接続されている前記電極パッ ドと、 前記弾性表面波フィルタ装置 外の信号ラインに接続される前記外部電極との間に接続されている、 請求項 2に記載の弾性表面波装置。
4 . 前記マイクロス トリ ップラインが、 少なく とも 1つの前記並 列腕共振子のアース端子に前記バンプにより接続されている前記電極 パッ ドと、 パッケージ外のアースラインに接続される前記外部電極と の間に設けられている請求項 2または 3に記載の弾性表面波フィルタ
5 . 少なく とも 2個の前記並列腕共振子を備え、
全ての前記並列腕共振子のアース端子が前記圧電性基板上で共通接 続されており、 前記並列腕共振子のアース端子が共通接続されている 部分と、 前記パッケージに設けられた外部電極との間に、 前記マイク ロストリ ップラインが接続されている、 請求項 2に記載の弾性表面波 フィルタ装置。
6 . 少なく とも 2個の前記並列腕共振子を備え、
全ての前記並列腕共振子のアース端子に接続されるパッケージ側の 前記電極パッ ドが共通とされており、
前記共通とされている電極パッドと、 前記外部電極との間の経路に 前記マイクロス トリップラインが設けられている請求項 2に記載の弾 性表面波フィルタ装置。
7 . 少なく とも 3個以上の前記並列腕共振子を備え、
前記圧電性基板上に形成されており、 少なく とも 2個の並列腕共振 子のアース端子が接続される電極ランドをさらに備え、
少なく とも 2個の並列腕共振子のアース端子に接続されている前記 電極ランドと、 該電極ランドが接続される前記外部電極との間の経路 に前記マイクロストリ ップラインが設けられており、
前記少なく とも 2個の並列腕共振子以外の並列腕共振子が、 圧電性 基板上において、 前記少なく とも 2個の並列腕共振子と電気的に分離 されており、 前記少なく とも 2個の並列腕共振子に接続されているパ ッケージ側の外部電極以外の外部電極に電気的に接続されている、 請 求項 2に記載の弾性表面波フィルタ装置。
8 . 少なく とも 3個の前記並列腕共振子を備え、 前記複数の電極パッ ドが、 前記並列腕共振子のうち少なく とも 2個 の並列腕共振子のアース端子に接続される共通電極パッドを有し、 前 記マイクロストリ ップラインが共通電極パッ ドと、 該共通電極パッ ド が接続される前記外部電極との間の経路に設けられており、
前記少なく とも 2個の並列腕共振子以外の並列腕共振子が、.前記複 数の電極パッ ドを含むダイァタツチ部において、 前記少なく とも 2個 の並列腕共振子と電気的に分離されており、 前記少なく とも 2個の並 列腕共振子に接続されているパッケージ側の外部電極以外の外部電極 に電気的に接続されている、 請求項 2に記載の弾性表面波フィルタ装
9 . 前記マイクロストリップラインが、 パッケージ内において、 前 記ダイァタツチ部以外に配置されている、 請求項 1〜 8のいずれかに 記載の弾性表面波フィルタ装置。
1 0 . 前記パッケージが、 前記弾性表面波フィルタ素子が搭載され るベース基板と、 該ベース基板上に設けられた環状の側壁と、 該環状 の側壁の上端を閉成するように取り付けられたキャップ材とを備え、 前記マイクロストリップラインの主要部が、 前記側壁と前記ベース 基板との間に配置されている、 請求項 1〜 9のいずれかに記載の弾性 表面波フィルタ装置。
1 1 . 前記パッケージが、 前記弾性表面波フィルタ素子が搭載され る第 1 のケース材と、 第 1のケース材に搭載されている弾性表面波フ ィルタ素子を囲繞する第 2のケース材とを備え、
前記第 1のケース材の内部に前記マイクロストリ ップラインの主要 部が設けられている、 請求項 1〜 9のいずれかに記載の弾性表面波フ ィルタ装置。
1 2 . 前記弾性表面波フィルタ素子の入出力端の信号端子と少なく とも 1つのアース端子とが、 前記複数の外部電極のうち入出力端の信 号ラインに接続される外部電極と少なく とも 1つのアース電位に接続 される外部電極に対し、 前記弾性表面波フィルタ素子の圧電性基板の 中心を通り、 圧電性基板に直交する仮想線の周りに 9 0度回転させた ように配置されている、 請求項 1〜 1 1のいずれかに記載の弾性表面 波フィルタ装置。
1 3 . 請求項 1〜 1 2のいずれかに記載の弾性表面波フィルタ装置 を有する通信機。
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