JPWO2019215274A5 - - Google Patents

Claims (26)

1. 止血組成物を調製する方法であって、
   ａ）第１の容器中に乾燥したトロンビン組成物を用意するステップ、
   ｂ）第２の容器中に生体親和性ポリマーを含むペーストを用意するステップ、
   ｃ）好適な連結手段を用いて前記第１の容器と前記第２の容器を連結するステップ、及び、
   ｄ）前記第１及び第２の容器の内容物を混合するステップ、
   を含む、方法。
2. 前記混合するステップが、前記第１及び第２の容器の内容物を数回往復して移送することによって実施され、それによりトロンビンの実質的に均一な分布が得られる、請求項１に記載の方法。
3. 前記移送の回数が１０回未満である、請求項２に記載の方法。
4. 前記止血組成物の全体にわたる前記トロンビンの均一な分布が１０％未満のトロンビン含量の変動によって特徴付けられる、請求項１～３のいずれか一項に記載の方法。
5. 前記止血組成物が、止血及び／又は創傷治癒における使用に適したペーストである、請求項１～４のいずれか一項に記載の方法。
6. 前記止血組成物が流動性組成物である、請求項１～５のいずれか一項に記載の方法。
7. 前記乾燥したトロンビン組成物が噴霧乾燥又は凍結乾燥によって調製されている、請求項１～６のいずれか一項に記載の方法。
8. 前記生体親和性ポリマーが水性媒体に実質的に不溶な粉末粒子からなる、請求項１～７のいずれか一項に記載の方法。
9. 前記生体親和性ポリマーが架橋されている、請求項１～８のいずれか一項に記載の方法。
10. 前記生体親和性ポリマーが生物吸収性である、請求項１～９のいずれか一項に記載の方法。
11. 前記生体親和性ポリマーがゼラチン、コラーゲン、キチン、キトサン、アルギネート、セルロース、酸化セルロース、ポリグリコール酸、ポリ酢酸、又はそれらの組合せを含む、又は、ゼラチン、コラーゲン、キチン、キトサン、アルギネート、セルロース、酸化セルロース、ポリグリコール酸、ポリ酢酸、又はそれらの組合せからなる、請求項１～１０のいずれか一項に記載の方法。
12. ステップｂ）における前記ペーストが生体親和性ポリマーを７％～２０％の含量で含む、請求項１～１１のいずれか一項に記載の方法。
13. 前記止血組成物が１つ又は複数の親水性化合物を含む、請求項１～１２のいずれか一項に記載の方法。
14. 前記１つ又は複数の親水性化合物が１つ又は複数のポリオールである、請求項１３に記載の方法。
15. 前記止血組成物が、止血、創傷の治癒、骨の治癒、組織の治癒、及び／又は腱の治癒を刺激することができる１つ又は複数のさらなる生物活性剤を含む、請求項１～１４のいずれか一項に記載の方法。
16. 前記止血組成物が、１つ又は複数の押出し促進剤をさらに含む、請求項１～１５のいずれか一項に記載の方法。
17. 請求項１３のいずれか一項に記載の親水性化合物、請求項１５に記載の生物活性剤、及び／又は、請求項１６に記載の押出し促進剤が、
    ステップａ）における前記乾燥したトロンビン組成物の成分である、
    ステップｂ）における前記ペーストの成分である、及び／又は、
    ステップｄ）の後の別のステップにおいて前記止血組成物中に組み込まれる、請求項１～２５のいずれか一項に記載の方法。
18. 前記第１及び第２の容器が、前記乾燥したトロンビン組成物のもどし、及び、前記トロンビンを含む止血組成物の分配に適した医用送達デバイスである、請求項１～１７のいずれか一項に記載の方法。
19. 前記第１及び第２の容器がシリンジである、請求項１～１８のいずれか一項に記載の方法。
20. 前記第１の容器がガラスシリンジであるか、又は前記第１の容器が前記乾燥したトロンビン組成物を含むガラスインサートを含む、請求項１～１９のいずれか一項に記載の方法。
21. 前記第２の容器がプラスチックシリンジである、請求項１～２０のいずれか一項に記載の方法。
22. ステップａ）における前記乾燥したトロンビン組成物、ステップｂ）における前記ペースト、及び／又は、前記止血組成物を滅菌するさらなるステップを含む、請求項１～２１のいずれか一項に記載の方法。
23. 請求項１～２２のいずれか一項に記載の方法によって得られた、又は得られ得る、止血組成物。
24. 創傷の処置における使用のための、請求項２３に記載の止血組成物。
25. ａ）乾燥したトロンビン組成物を含む第１のシリンジ、
    ｂ）生体親和性ポリマーを含むペーストを含む第２のシリンジ、及び、
    ｃ）任意選択で外部包装、
    を含むキットであって、前記２つのシリンジが相互連結可能である、キット。
26. 乾燥したトロンビン組成物をもどす方法であって、
    ａ）第１の容器中に乾燥したトロンビン組成物を用意するステップ、
    ｂ）第２の容器中に生体親和性ポリマーを含むペーストを用意するステップ、
    ｃ）好適な連結手段を用いて前記第１の容器と前記第２の容器を連結するステップ、及び、
    ｄ）前記第１及び第２の容器の内容物を混合するステップ、
    を含む、方法。