JPWO2010101202A1 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

本願発明に係る誘導加熱調理器は、平面状に捲回された中央コイルと、前記中央コイルの周辺に配設された複数の周辺コイルと、前記中央コイルおよび前記周辺コイルのそれぞれに独立して高周波電流を供給する複数の電源回路部と、被加熱体が前記中央コイルおよび前記各周辺コイルの上方に載置されている状態を検出する検知手段と、前記検知手段が検出する前記被加熱体の載置状態に応じて、前記中央コイルおよび前記周辺コイルのそれぞれに選択的に高周波電流が供給されるように前記電源回路部を制御する駆動制御部とを備えたことを特徴とするものである。本願発明に係る誘導加熱調理器によれば、中央コイルおよび複数の周辺コイルを用いて、各コイルの上方の鍋の載置状態(鍋の異なる大きさや形状および載置された鍋の位置ずれ)に応じて、加熱に寄与しない不要な磁束の発生を抑制するとともに、効率よく加熱することができる。

Description

本願発明は、複数の誘導加熱コイルを有する誘導加熱調理器に関する。
いわゆるIHクッキングヒータなどの誘導加熱調理器は、平面状に捲回された加熱コイルに数十kHzの交流電流を通電したときに生じる交流磁場により、導電体からなる鍋などの調理器具に渦電流を形成して、調理器具自体を加熱するものである。
たとえば特許文献1に記載された誘導加熱調理器は、半径方向に分割配置された2つの誘導加熱コイルを有し、通常の大きさの鍋が負荷として載置されたときには、両方の誘導加熱コイルに高周波電流を供給して磁界を発生させて鍋を加熱する一方、小鍋が載置されたときには、切換操作部を用いて小鍋モードに設定し、小径の誘導加熱コイルのみに高周波電流を供給することにより、大径の誘導加熱コイルからの磁束の漏れを低減するものである。
また特許文献2に記載された誘導加熱調理器は、同様に半径方向に分割配置された2つの誘導加熱コイルを有し、鍋が中央からずれた載置されたときには、外周側加熱コイルへの電力供給を停止し、内周側加熱コイルのみに高周波電流を供給することにより、鍋からはみ出た外周側加熱コイルの部分から磁力線が漏れることを防止するものである。
別の特許文献3に記載された電磁誘導型調理器用磁界発生装置においては、1つの渦巻状コイル素子を中心とし、これを取り囲むように6個の渦巻状コイル素子が配置されている。各渦巻状コイル素子は並列に接続され、それぞれに流れる電流の差が所定値より大きいとき、被加熱物が電磁調理器に適合しないものと判断して、すべての渦巻状コイル素子に流れる電流を低下または停止させるように構成されている。
さらに別の特許文献4に記載されたIHコンロ装置は、複数の小径の誘導加熱コイルを配設し、小径の調理具を天板上に載置すると、中央の4個の誘導加熱コイルは作動して磁束を発生させ、周囲の8個の誘導加熱コイルは作動せず磁束を発生させないように構成されている。
特開平11−214138号公報 特公平2−45313号公報 実公平7−22876号公報 特開2000−287590号公報
しかしながら、特許文献1に記載の誘導加熱調理器において、誘導加熱コイルは半径方向に分割配置されたものであり、ユーザは小鍋を載置したとき、切換操作部を用いて小鍋モードに設定しなければならず、ユーザにとっては操作が煩雑である。
また、特許文献2に記載の誘導加熱調理器において、通常の大きさの鍋が中央からずれて載置された場合には、内周側の誘導加熱コイルのみに高周波電流を供給することにより、外周側誘導加熱コイルからの磁束の漏れを低減することはできるとしても、内周側の誘導加熱コイルのみによる加熱能力は十分でなく、ユーザが期待する火力を実現するものではなかった。
さらに特許文献3に記載の電磁誘導型調理器用磁界発生装置において、被加熱物が電磁調理器に適合しない場合には、すべての渦巻状コイル素子に流れる電流を低下または停止させるので、被加熱物が電磁調理器に適合する場合には、被加熱物が中央からずれて載置されても、すべての渦巻状コイル素子に電流が供給されるので、磁束の漏れを低減することはできなかった。
さらに別の特許文献4のIHコンロ装置において、被加熱物が中央からずれて載置された場合において、各誘導加熱コイルをどのように制御するかについては一切記載も示唆もされていない。
また、被加熱体である鍋は種々の大きさを有するだけでなく、円形、楕円形または矩形等のさまざまな形状を有するところ、これまでの誘導加熱調理器の誘導加熱コイルは、一定の形状を有するため、載置される被加熱体の異なる大きさや形状に対応して、十分効率よく加熱することはできなかった。
そこで本願発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、中央コイルおよび複数の周辺コイルを用いて、各コイルの上方の鍋の載置状態(鍋の異なる大きさや形状および載置された鍋の位置ずれ)に応じて、鍋が載置されているコイルに選択的に高周波電流を流すことで、加熱に寄与しない不要な磁束の発生を抑制することができる誘導加熱調理器を提供することを目的とするものである。また本願発明は、複数の加熱コイルに供給する高周波電流の供給量や供給状態(以下タイミング)を制御することにより、被加熱体に収容される調理具材に対流を形成し、均一に加熱、あるいは焦げ付きを防止できる誘導加熱調理器を実現することを目的とするものである。
本願発明に係る誘導加熱調理器は、平面状に捲回された中央コイルと、前記中央コイルの周辺に配設された複数の周辺コイルと、前記中央コイルおよび前記周辺コイルのそれぞれに独立して高周波電流を供給する複数の電源回路部と、被加熱体が前記中央コイルおよび前記各周辺コイルの上方に載置されている状態を検出する検知手段と、前記検知手段が検出する前記被加熱体の載置状態に応じて、前記中央コイルおよび前記周辺コイルのそれぞれに選択的に高周波電流が供給されるように前記電源回路部を制御する駆動制御部とを備えたことを特徴とするものである。
本願発明によれば、鍋がさまざまな大きさや形状を有する場合や鍋が中央からずれて載置された場合であっても、被加熱体の載置状態に応じて、効率よく加熱するとともに、加熱に寄与しない不要な磁束の発生を抑制することができる誘導加熱調理器を提供することができる。
本願発明に係る実施の形態1による誘導加熱調理器の全体を概略的に示す斜視図である。 図1の誘導加熱調理器の平面図である。 (a)は本願発明に係るIH加熱部を水平面で切断したときの断面図であり、(b)は中央コイルの拡大図である。 本願発明の変形例によるIH加熱部の図3と同様の断面図である。 本願発明の別の変形例によるIH加熱部の図3と同様の断面図である。 本願発明の加熱コイル、電源回路、検知回路部、および駆動制御部との関係を模式的に示した図である。 中央コイルおよび各周辺コイルを駆動するための回路ブロック図である。 内側外側中央コイル、外側中央コイルおよび各周辺コイルを駆動するための回路ブロック図である。 鍋の載置状態と各加熱コイルの駆動状態を示す図3と同様の断面図である。 鍋の載置状態と各加熱コイルの駆動状態を示す図3と同様の断面図である。 本願発明に係る実施の形態2による誘導加熱調理器の各インバータの交互駆動方式を示すタイミングチャートである。 図11に示す交互駆動方式で駆動されるときの加熱コイルのON状態を示す概略図である。 各インバータの半径方向順次駆動方式を示すタイミングチャートである。 図11に示す半径方向順次駆動方式で駆動されるときの加熱コイルのON状態を示す概略図である。 各インバータの周方向順次駆動方式を示すタイミングチャートであり、内側外側中央コイル、外側中央コイルおよび各周辺コイルを駆動するものである。 各インバータの周方向順次駆動方式を示すタイミングチャートであり、中央コイルおよび各周辺コイルを駆動するものである。 図15および図16に示す周方向順次駆動方式で駆動されるときの加熱コイルのON状態を示す概略図である。 各インバータの位置ずれ時順次駆動方式を示すタイミングチャートである。 図18に示す位置ずれ時順次駆動方式で駆動されるときの加熱コイルのON状態を示す概略図である。
1:誘導加熱調理器、2:筐体、3:トッププレート、4:中央加熱部、5:調理用グリル、6:操作パネル、7:火力調整ダイヤル、8:液晶表示部、9a:排気窓、9b:吸気窓、10:IH加熱部、20:中央コイル、21,31:インダクタンス、22,32:抵抗、30:周辺コイル、40:電源装置、42:商用電源、44:コンバータ、46:平滑用コンデンサ、48,50:インバータ(電源回路部)、52,54:共振用コンデンサ、60:駆動制御部、62:検知回路部(検知手段)、63:電流検出部、P:鍋(被加熱体)。
以下、添付図面を参照して本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態を説明する。各実施の形態の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(たとえば「上方」、「下方」、「右」および「左」など)を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本願発明を限定するものでない。
実施の形態1.
図1〜図10を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態1について以下詳細に説明する。図1および図2は、本願発明に係る誘導加熱調理器1の全体を概略的に図示する斜視図および平面図である。図1および図2において、誘導加熱調理器1は、概略、筐体2、その上側表面のほぼ全体を覆うガラスなどで形成されたトッププレート3、左右に配置された一対のIH加熱部10,11、中央に配置された中央加熱部4、および調理用グリル5を有する。なお、中央加熱部4は、IH方式またはラジエント方式のいずれの加熱方式を採用するものであってもよい。
なお、図1および図2では図中左側に示すIH加熱部10のみが本願発明に係るIH加熱部として図示説明するが、図中右側、あるいは両方のIH加熱部10,11が本願発明を採用するものであってもよい。また、調理用グリル5が筐体2のほぼ中央に配置された、いわゆるセンタグリル構造を有する誘導加熱調理器1について例示的に説明するが、本願発明は、これに限定されるものではなく、調理用グリル5がいずれか一方の側面に偏ったもの、または調理用グリル5を具備しない誘導加熱調理器にも同様に適用することができる。
誘導加熱調理器1は、ユーザがIH加熱部10,11、中央加熱部4および調理用グリル5を操作するために用いられる操作パネル6および火力調整ダイヤル7a,7b、ならびにこれらの制御状態を表示するための液晶表示部8を備える。また誘導加熱調理器1は、トッププレート3上の後面側に設けられた排気窓9aおよび吸気窓9bを有する。さらに、ここでは詳細図示しないが、誘導加熱調理器1にはIH加熱部10,11に高周波電流を供給する電源装置40が内蔵されている。
図3(a)は、本願発明に係るIH加熱部10をトッププレート3に平行な面で切断したときの断面図である。IH加熱部10は、中央に配置された少なくとも1つの誘導加熱コイル(以下、単に「中央コイル」という。)20と、中央コイル20の周囲に配置された複数の、好適には4つ以上の誘導加熱コイル(以下、単に「周辺コイル」という。)30a〜30dとを有する。すなわちIH加熱部10は、少なくとも1つの中央コイル20と複数の周辺コイル30a〜30dが協働して(一組として)単一の鍋Pを加熱するものである。なお、図3(a)に示す中央コイル20は、半径方向に分割された2つの誘導加熱コイル(「内側中央コイルおよび外側中央コイル」という。)20a,20bからなるものとしたが、内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bは、図3(b)に示すように、直列に接続されるものであってもよいし、一連の単一の加熱コイルであってもよい(図示せず)。内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bは、直列接続される場合には中央コイル20は単一のインバータ(電源回路部)で駆動され、並列接続される場合にはそれぞれ独立したインバータを用いて駆動することができる。
内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bは、円形の平面形状を有し、絶縁被膜された任意の金属からなる導電線が円周方向に捲回されることにより構成されている。一方、各周辺コイル30a〜30dは、1/4円弧状(バナナ状または胡瓜状)の平面形状を有し、同様の導電線を各周辺コイル30a〜30dの1/4円弧状の形状に沿って捲回することにより形成されている。すなわち、各周辺コイル30a〜30dは、外側中央コイル20bに隣接する1/4円弧状領域において外側中央コイル20bの円形の平面形状に実質的に沿って延びるように構成されている。
なお、本願発明の複数の周辺コイルは4つに限定されるものではなく、図4に示すように6つであってもよく、このとき各周辺コイル30a〜30fは、1/6円弧状(長楕円状)の平面形状を有し、外側中央コイル20bに隣接する領域においてその円形平面形状に実質的に沿って延びるように構成されている。また、図5に示すように8つの周辺コイル30a〜30hを外側中央コイル20bの周囲に配置してもよく、このとき各周辺コイル30a〜30hは円形の平面形状を有するように構成してもよい。以上のように、本願発明によれば、周辺コイル30の数は、中央コイル20の数より多いことが好ましい。
図6は、本願発明のIH加熱部10と、これを構成する各加熱コイル20,30に高周波電流を流すための電源装置40と、鍋などの被加熱体の載置状態を検知する検知回路部(検知手段)62と、検知回路部62の結果を元に電源装置40を制御する駆動制御部60との関係を模式的に示した図であり、図において同一番号は同一機能を有する。
図6に示すように、電源装置40は、IH加熱部10を構成する各加熱コイル20,30に個別に設けるようにした。図6において、IH加熱部10は、中央コイル20および周辺コイル30の計5つの加熱コイルで構成されている。したがって、図6では、電源装置40が5つのインバータ48,50a〜50dで構成される例を示している。なお、周辺コイル30の数はこれに限定されるものではなく、駆動回路48,50についても同様であることは言うまでもない。
具体的な構成としては、中央コイル20にインバータ48、周辺コイル30a,30b,30c,30dにインバータ50a,50b,50c,50dをそれぞれ接続する。さらに、駆動制御部60は、電源装置40を構成するインバータ50a〜50dを個々に制御できるように構成したので、IH加熱部10を構成する加熱コイルの数だけインバータを設けたことで、IH加熱部10の任意の加熱コイルに任意の駆動条件で高周波電流を流すことができる。
一方、検知回路部62は、例えば、加熱コイルのインピーダンスの変化を検出するなどして鍋が載置されている加熱コイルを検知するもので、駆動制御部60は、検知回路部62の検出結果に応じて、鍋が載置された加熱コイルに接続されている電源回路40の全て、またはいずれかのインバータを駆動し、当該加熱コイルに選択的に高周波電流を流すように動作する。逆に、鍋が載置されていない加熱コイルの高周波電流を抑制する、例えば供給を停止するように駆動制御部60を介して電源装置40を駆動制御するように動作する。すなわち、検知回路部62により鍋の載置状態を検知し、各インバータ48,50により鍋が載置された加熱コイルに任意の大きさの高周波電流が供給される。
図7は、中央コイル20を有する誘導加熱調理器1に内蔵された電源装置40の回路ブロック図である。本願発明に係る電源装置40は、概略、商用電源42を直流電流に変換するコンバータ(例えばダイオードブリッジ)44と、コンバータ44の出力端に接続された平滑用コンデンサ46、平滑用コンデンサ46に並列に接続された中央コイル20のための中央インバータ(電源回路部)48と、同様に平滑用コンデンサ46に並列に接続された各周辺コイル30a〜30dのための周辺インバータ(電源回路部)50a〜50dとを備える。各インバータ48,50は、コンバータ44からの直流電流を高周波電流に変換し、それぞれ中央コイル20および周辺コイル30a〜30dに高周波電流を独立して供給するものである。図7において、中央コイル20と周辺コイル30a〜30dは、それぞれ、インダクタンス21,31a〜31dと抵抗22,32a〜32dの等価回路として図示されている。また各インバータ48,50a〜50dは、中央コイル20および周辺コイル30a〜30dのインダクタンス21,31a〜31dと共振する共振用コンデンサ52,54a〜54dを介して、中央コイル20および周辺コイル30a〜30dに接続されており、駆動制御部60からの制御信号を受けて、中央コイル20および周辺コイル30a〜30dに任意の駆動条件で高周波電流を供給することができる。
ところで、誘導加熱コイルのインピーダンスは、一般に、誘導加熱コイルの上方に載置された被加熱体の有無、大きさ(面積)、および材質に依存して変化し、これに伴って各インバータ回路48,50a〜50dに流れる電流量も変化する。本願発明の検知回路部62は、中央コイル20および周辺コイル30a〜30dに流れる電流量を検出するための電流検出部63を有する。したがって本願発明によれば、電流検出部63を用いて、中央コイル20および周辺コイル30a〜30dに流れる電流量を検出することにより、それぞれのコイルの上方に鍋Pが載置されているか否か(または鍋Pの載置面積が所定値より大きいか否か)、すなわち鍋Pの載置状態について精度よく検出することができる。
なお、上記説明においては、鍋Pの載置状態を検出するものとして、各インバータ48,50に流れる電流量を検出する電流検出部63を用いたが、これに限定されるものではなく、その他の電気的な検出手段、あるいは機械式センサ、光学的センサなどの他の任意のセンサを用いて鍋Pの載置状態を検知してもよい。
図8は、中央コイル20が並列接続された内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bからなり、それぞれ独立したインバータを用いて駆動できる電源装置40の図7と同様の回路ブロック図である。図8に示す電源装置40によれば、内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bのための別個のインバータおよび共振用コンデンサを設ける必要があるが、内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bを独立して駆動できるので、鍋がずれた位置に載置されたときに、載置位置に応じてより効率的に加熱することができる。
本願発明の電源装置40の駆動制御部60は、図示のように、検知回路部62に接続されており、鍋Pの載置状態に応じて、各インバータ48a,48b,50a〜50dに制御信号を与えるものである。すなわち、駆動制御部60は、検知回路部62で検出された中央コイル20a,20bと周辺コイル30a〜30dに流れる電流量に関する信号(鍋Pの載置状態を示すデータ)を受け、鍋Pが載置されていないか、あるいは鍋Pの載置面積が所定値より小さいと判断した場合には、その加熱コイル20,30への高周波電流の供給を停止するように各インバータ48a,48b,50a〜50dを選択的に制御する。すなわち本願発明によれば、駆動制御部60は、鍋Pの載置状態に応じた制御信号を各インバータ48a,48b,50a〜50dに供給することにより、中央コイル20a,20bおよび周辺コイル30a〜30dへの給電を独立して制御することができる。
次に具体的な動作について説明する。図9および図10は、鍋Pの載置状態と、これに応じて中央コイル20a,20bおよび周辺コイル30a〜30dの駆動状態(各インバータ48,50が高周波電流を供給している状態)を図示するものであり、図中ハッチングを付したコイルが駆動状態(ON状態)にあり、それ以外のコイルが非駆動状態(OFF状態)にあることを示す。
図9(a)は、いわゆる小鍋(たとえば直径が約120mm)がトッププレート3上の適正位置に載置された状態を示すものである。このとき検知回路部62は、内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bの上方のみに鍋Pが載置されたことを検出し、これを示す載置状態信号を駆動制御部60に送信し、これを受けた駆動制御部60が内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bだけに高周波電流を供給するようにそれぞれのインバータ48a,48bを駆動する。また、図9(b)は、小鍋より小さい極小鍋(たとえば直径が約55mm)がトッププレート3上の適正位置に載置された状態を示し、検知回路部62は内側中央コイル20aの上方のみに鍋Pが載置されたことを示す載置状態信号を駆動制御部60に送信し、駆動制御部60が内側中央コイル20aだけに給電するようにインバータ48aを駆動する。
図9(c)は、通常の大きさを有する鍋P(たとえば直径が約200mm)がトッププレート3上の適正位置に載置された状態を示すものである。このとき検知回路部62は、中央コイル20a,20bおよびすべての周辺コイル30a〜30dの上方に鍋Pが載置されたことを示す載置状態信号を駆動制御部60に送信し、駆動制御部60が中央コイル20a,20bおよびすべての周辺コイル30a〜30dに高周波電流を供給するように各インバータ48,50を駆動させる。さらに大きな鍋P(たとえば直径が約300mm)がトッププレート3上の適正位置に載置された場合にも、図9(c)に示すように全ての加熱コイルを駆動させることで対応できる。
中央コイル20の外径、ならびに周辺コイル30a〜30dを含むIH加熱部10全体としての外径は、これに限定するものではないが、それぞれ約100〜140mmおよび約160〜300mmであってもよく、好適には約110〜130mm、約180〜260mmであってもよい。
上記のように、本願発明によれば、鍋Pの載置状態に応じて、とりわけ任意の大きさを有する鍋(被加熱体)Pの大きさに応じて、各加熱コイル20,30を選択的に制御・駆動できるので、効率よく鍋Pを加熱するとともに、加熱に寄与しない不要な磁束の発生を抑制することができる。
また、図9(d)に示すように鍋Pが載置された場合、内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bを駆動せず(OFF状態とし)、かつ、すべての周辺コイル30a〜30dを駆動する(ON状態とする)ことにより、フライパンなどの鍋肌(鍋Pの側面)だけを余熱するといった新規な調理方法(加熱方法)を提供することができる。
さらに、図9(e)に示すように鍋Pが円形ではなく楕円形の平面形状を有し、中央コイル20a,20bおよび図中右上および左下の周辺コイル30a,30cの上方に鍋Pが載置された場合、検知回路部62はその載置状態に対応する信号を駆動制御部60に供給し、駆動制御部60は上記加熱コイル20a,20b,30a,30cだけに高周波電流を供給する(ON状態とする)ように各インバータ48a,48b,50a,50cを駆動する。したがって、楕円形状の鍋Pを効率的に加熱できない図中右下および左上の周辺コイル30b,30dを駆動しない(OFF状態とする)ことにより、電力を有効活用できる熱変換効率の高い(省エネタイプの)誘導加熱調理器1を実現することができる。さらに鍋Pで覆われていない周辺コイル30b,30dに高周波電流を流さないので、加熱に寄与しない不要な磁束の発生を抑制することができる。
同様に、図9(f)に示すように鍋Pが矩形である場合も、検知回路部62を用いて鍋Pの載置状態を検出し、駆動制御部60を用いて、鍋Pの載置状態に応じて効率的に加熱できる加熱コイル20,30に給電するように各インバータ48,50を制御することができる。以上のように、本願発明によれば、給電すべき加熱コイルを的確に選択することにより、鍋Pの任意の平面形状に対応可能な誘導加熱調理器を提供することができる。
また本願発明によれば、詳細下記のように、鍋Pがトッププレート3上の適正位置から逸脱して載置された場合であっても、鍋Pの載置状態を検出し、給電すべき加熱コイルを適宜選択することにより、鍋Pの載置状態に応じて鍋Pを効率的に加熱可能な誘導加熱調理器を実現することができる。
すなわち、鍋Pが図10(a)に示す適正位置に載置された状態から図10(b)中の矢印に示す右方向へずれて載置された場合、検知回路部62は中央コイル20a,20bおよび図中右上および右下の周辺コイル30a,30bの上方に鍋Pが載置されたことを示す載置状態信号を駆動制御部60に送信し、その信号を受信した駆動制御部60が中央コイル20a,20bおよび周辺コイル30a,30bにのみ高周波電流を供給する(ON状態とする)ように各インバータ48a,48b,50a,50bを制御する。
また、鍋Pが図10(c)中の矢印に示す右上方向へ少しだけずれて載置された場合、駆動制御部60は、図中左下の周辺コイル30cを除くすべての加熱コイル20,30をON状態とするように各インバータ48,50を制御する。そして、図10(d)の矢印で示すように、右上方向へさらに逸脱して載置された場合には、駆動制御部60は、中央コイル20a,20bおよび図中右上の周辺コイル30aのみON状態とするように各インバータ48a,48b,50aを制御する。なお、上記ではコイルのON/OFFのみについて記載しているが、検知回路部62からの検出信号に応じて高周波電流量の大小を制御してもよい。
上記のように、本願発明に係る誘導加熱調理器1によれば、鍋Pがトッププレート3上の適正位置からずれて載置されたとしても、鍋Pの載置状態を正確に検出し、給電すべき加熱コイル20,30を的確に選択することにより、鍋Pの載置状態に応じて、電力を有効活用できる熱変換効率の高い(省エネタイプの)誘導加熱調理器1を実現することができるとともに、加熱に寄与しない不要な磁束の発生を抑制することができる。
なお周辺コイル30は、図3に示す位置に限定されず、中央コイル20a,20bの中心に対して45度回転した位置に配置してもよく、上記と同様に動作するものである。
さらに駆動制御部60は、図3に示す外側中央コイル20bと周辺コイル30a〜30dが隣接する領域において、上記加熱コイルに流れる電流が同一方向に流れるように各インバータ48a,48b,50a〜50dを制御してもよい。
一般に、上記隣接領域において鍋に流れる渦電流Iによる発熱量Wは、渦電流Iの二乗に比例し(W=R×I,R:鍋の抵抗値)、上述のように加熱コイルに流れる電流方向を一致させることにより、好適にも、外側中央コイル20bと周辺コイル30a〜30dにより形成される交流磁場が隣接領域において干渉し合うことを防止して、鍋Pに流れる電流Iを増大させるとともに、実質的に長い距離範囲に及ぶ隣接領域にわたって発熱効率を増大させることができる。
実施の形態2.
図11〜図19を参照しながら、本願発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態2について以下詳細に説明する。実施の形態2の誘導加熱調理器は、駆動制御部60が各インバータ48a,48b,50a〜50dのON状態となるタイミングを制御する点を除き、実施の形態1の誘導加熱調理器1と同様の構成を有するので、重複する点については説明を省略する。
実施の形態1において、本願発明によれば、鍋Pの載置状態(鍋P大きさ、載置位置等)に応じて、各インバータ48,50を選択的に制御することにより、加熱効率の最適化、および加熱に寄与しない不要な磁束の発生の抑制を図ることができることについて説明したが、これに加えて、本願発明に係る駆動制御部60は、以下詳細に説明するように、各インバータ48,50に高周波電流を供給するタイミングを任意にプログラムすることにより、調理具材の焦げ付きを防止することができる。
図11、図13、図15、図16および図18は本願発明に係る各インバータ48a,48b,50a〜50dのさまざまな駆動方式を示すタイミングチャートであり、図12、図14、図17および図19は各駆動方式で駆動される各インバータ48a,48b,50a〜50dにより加熱される加熱コイル20a,20b,30a〜30dの各駆動期間におけるON状態を示す概略図である。
図11のタイミングチャートに示す交互に駆動する方式において、駆動制御部60は、内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bを常にON状態とした上で、
ステップA:期間tにおいて、周辺コイル30a,30cをON状態とし、周辺コイル30b,30dをOFF状態とし(図12(a))、
ステップB:期間tにおいて、周辺コイル30a,30cをOFF状態とし、周辺コイル30b,30dがON状態に駆動し(図12(b))、
上記ステップAおよびステップBを反復するように各インバータ48a,48b,50a〜50dを制御する。
このとき、周辺コイル30a,30cおよび周辺コイル30b,30dが鍋Pを時間的に交互に加熱するため、その上方に載置された鍋Pの内部に収容された水分等の調理具材に所定の対流が形成される。これにより、鍋P内の調理具材が均一に加熱され、一部の調理具材が過熱されることを抑制して、いわゆる焦げ付きを防止することができる。
図13のタイミングチャートに示す半径方向に順次駆動する方式において、駆動制御部60は、
ステップA:期間tにおいて、内側中央コイル20aのみをON状態とし、他の加熱コイルをOFF状態とし(図14(a))、
ステップB:期間tにおいて、外側中央コイル20bのみをON状態とし、他の加熱コイルをOFF状態とし(図14(b))、
ステップC:期間tにおいて、すべての周辺コイル30a〜30dをON状態とし、中央コイル20a,20bをOFF状態に駆動し(図14(c))、
上記ステップA〜ステップCを反復するように各インバータ48a,48b,50a〜50dを制御する。
このとき、中央コイル20a,20bおよび周辺コイル30a〜30dが鍋Pを半径方向に順次加熱するため、その上方に載置された鍋Pの内部に収容された水分等の調理具材に半径方向の対流を形成することができる。このように、鍋P内の調理具材を半径方向に対流させることにより、調理具材を均一に加熱し、焦げ付きを防止することができる。
なお、上述する半径方向の加熱の順序はこれに限定されるものではなく、任意の順序であっても同様の効果を得ることができる。
図15および図16のタイミングチャートに示す周方向に順次駆動する方式において、駆動制御部60は、内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bを常にON状態とした上で(図15)、あるいは中央コイル20a,20bが直列接続されている場合には中央コイル20を常にON状態とした上で(図16)、
ステップA:期間tにおいて、周辺コイル30aをON状態とし、それ以外の周辺コイル30b〜30dをOFF状態とし(図17(a))、
ステップB:期間tにおいて、周辺コイル30bをON状態とし、それ以外の周辺コイル30a,30c,30dをOFF状態とし(図17(b))、
ステップC:期間tにおいて、周辺コイル30cをON状態とし、それ以外の周辺コイル30a,30b,30dをOFF状態とし(図17(c))、
ステップD:期間tにおいて、周辺コイル30dをON状態とし、それ以外の周辺コイル30a〜30cをOFF状態に駆動し(図17(d))、
上記ステップA〜ステップDを反復するように各インバータ48,48b,50a〜50dを制御する。
このとき、周辺コイル30a〜30dが鍋Pを周方向に順次加熱するため、その上方に載置された鍋Pの内部に収容された水分等の調理具材において周方向の対流を形成することができる。こうして、鍋P内の調理具材を周方向に対流させることにより、調理具材を均一に加熱し、焦げ付きを防止することができる。
なお、上述する周方向の加熱の順序はこれに限定されるものではなく、任意の順序であっても同様の効果を得ることができる。
上記説明した各駆動方式は、実施の形態1にも同様に適用することができる。すなわち、鍋Pがたとえば右方向にずれて載置された場合、周辺コイル30c,30dは駆動されないが(図19参照)、図18のタイミングチャートに示す位置ずれ時順次駆動方式において、駆動制御部60は、内側中央コイル20aを常にON状態とした上で、
ステップA:期間tにおいて、外側中央コイル20bをON状態とし、周辺コイル30a〜30dをOFF状態とし(図19(a))、
ステップB:期間tにおいて、周辺コイル30aをON状態とし、外側中央コイル20bおよび周辺コイル30b〜30dをOFF状態とし(図19(b))、
ステップC:期間tにおいて、周辺コイル30bをON状態とし、外側中央コイル20bおよび周辺コイル30a,30c,30dをOFF状態に駆動し(図19(c))、
上記ステップA〜ステップCを反復するように各インバータ48,48b,50a〜50dを制御する。
このとき、外側中央コイル20bおよび周辺コイル30a,30bが鍋Pを順次加熱するため、その上方に載置された鍋Pの内部に収容された水分等の調理具材に周方向の対流を形成することができる。こうして、鍋Pが適正位置から逸脱して載置された場合であっても、鍋P内の調理具材を所定方向に対流させることにより、調理具材を均一に加熱し、焦げ付きを防止することができる。
なお、上記説明において、期間t〜tは一定の時間であるように図示したが、加熱コイル20,30の配置位置および断面積に応じて調整することができ、たとえば図18の位置ずれ時順次駆動方式において、期間tおよび期間tを期間tより長くなるように設定してもよい。さらに、上記ではコイルのON/OFFのみについて記載しているが、各加熱コイルに異なる量の高周波電流量を供給してもよい。
なお実施の形態1と同様、実施の形態2の周辺コイル30は、図3に示す位置に限定されず、中央コイル20a,20bの中心に対して45度回転した位置に配置してもよく、上記と同様に動作するものである。
特開平11−214138号公報 特公平2−45313号公報 実公平7−22876号公報 特開2007−287590号公報
本願発明に係る実施の形態1による誘導加熱調理器の全体を概略的に示す斜視図である。 図1の誘導加熱調理器の平面図である。 (a)は本願発明に係るIH加熱部を水平面で切断したときの断面図であり、(b)は中央コイルの拡大図である。 本願発明の変形例によるIH加熱部の図3と同様の断面図である。 本願発明の別の変形例によるIH加熱部の図3と同様の断面図である。 本願発明の加熱コイル、電源回路、検知回路部、および駆動制御部との関係を模式的に示した図である。 中央コイルおよび各周辺コイルを駆動するための回路ブロック図である。 内側中央コイル、外側中央コイルおよび各周辺コイルを駆動するための回路ブロック図である。 鍋の載置状態と各加熱コイルの駆動状態を示す図3と同様の断面図である。 鍋の載置状態と各加熱コイルの駆動状態を示す図3と同様の断面図である。 本願発明に係る実施の形態2による誘導加熱調理器の各インバータの交互駆動方式を示すタイミングチャートである。 図11に示す交互駆動方式で駆動されるときの加熱コイルのON状態を示す概略図である。 各インバータの半径方向順次駆動方式を示すタイミングチャートである。 13に示す半径方向順次駆動方式で駆動されるときの加熱コイルのON状態を示す概略図である。 各インバータの周方向順次駆動方式を示すタイミングチャートであり、内側中央コイル、外側中央コイルおよび各周辺コイルを駆動するものである。 各インバータの周方向順次駆動方式を示すタイミングチャートであり、中央コイルおよび各周辺コイルを駆動するものである。 図15および図16に示す周方向順次駆動方式で駆動されるときの加熱コイルのON状態を示す概略図である。 各インバータの位置ずれ時順次駆動方式を示すタイミングチャートである。 図18に示す位置ずれ時順次駆動方式で駆動されるときの加熱コイルのON状態を示す概略図である。
図8は、中央コイル20が内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bからなり、それぞれ独立したインバータを用いて駆動できる電源装置40の図7と同様の回路ブロック図である。図8に示す電源装置40によれば、内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bのための別個のインバータおよび共振用コンデンサを設ける必要があるが、内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bを独立して駆動できるので、鍋がずれた位置に載置されたときに、載置位置に応じてより効率的に加熱することができる。
図11のタイミングチャートに示す交互に駆動する方式において、駆動制御部60は、内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bを常にON状態とした上で、
ステップA:期間tにおいて、周辺コイル30a,30cをON状態とし、周辺コイル30b,30dをOFF状態とし(図12(a))、
ステップB:期間tにおいて、周辺コイル30a,30cをOFF状態とし、周辺コイル30b,30dON状態に駆動し(図12(b))、
上記ステップAおよびステップBを反復するように各インバータ48a,48b,50a〜50dを制御する。
このとき、周辺コイル30a,30cおよび周辺コイル30b,30dが鍋Pを時間的に交互に加熱するため、その上方に載置された鍋Pの内部に収容された水分等の調理具材に所定の対流が形成される。これにより、鍋P内の調理具材が均一に加熱され、一部の調理具材が過熱されることを抑制して、いわゆる焦げ付きを防止することができる。
図15および図16のタイミングチャートに示す周方向に順次駆動する方式において、駆動制御部60は、内側中央コイル20aおよび外側中央コイル20bを常にON状態とした上で(図15)、あるいは中央コイル20a,20bが直列接続されている場合には中央コイル20を常にON状態とした上で(図16)、
ステップA:期間tにおいて、周辺コイル30aをON状態とし、それ以外の周辺コイル30b〜30dをOFF状態とし(図17(a))、
ステップB:期間tにおいて、周辺コイル30bをON状態とし、それ以外の周辺コイル30a,30c,30dをOFF状態とし(図17(b))、
ステップC:期間tにおいて、周辺コイル30cをON状態とし、それ以外の周辺コイル30a,30b,30dをOFF状態とし(図17(c))、
ステップD:期間tにおいて、周辺コイル30dをON状態とし、それ以外の周辺コイル30a〜30cをOFF状態に駆動し(図17(d))、
上記ステップA〜ステップDを反復するように各インバータ48,48b,50a〜50dを制御する。
このとき、周辺コイル30a〜30dが鍋Pを周方向に順次加熱するため、その上方に載置された鍋Pの内部に収容された水分等の調理具材において周方向の対流を形成することができる。こうして、鍋P内の調理具材を周方向に対流させることにより、調理具材を均一に加熱し、焦げ付きを防止することができる。
なお、上述する周方向の加熱の順序はこれに限定されるものではなく、任意の順序であっても同様の効果を得ることができる。
上記説明した各駆動方式は、実施の形態1にも同様に適用することができる。すなわち、鍋Pがたとえば右方向にずれて載置された場合、周辺コイル30c,30dは駆動されないが(図19参照)、図18のタイミングチャートに示す位置ずれ時順次駆動方式において、駆動制御部60は、内側中央コイル20aを常にON状態とした上で、
ステップA:期間tにおいて、外側中央コイル20bをON状態とし、周辺コイル30a〜30dをOFF状態とし(図19(a))、
ステップB:期間tにおいて、周辺コイル30aをON状態とし、外側中央コイル20bおよび周辺コイル30b〜30dをOFF状態とし(図19(b))、
ステップC:期間tにおいて、周辺コイル30bをON状態とし、外側中央コイル20bおよび周辺コイル30a,30c,30dをOFF状態に駆動し(図19(c))、
上記ステップA〜ステップCを反復するように各インバータ48,48b,50a〜50dを制御する。
このとき、外側中央コイル20bおよび周辺コイル30a,30bが鍋Pを順次加熱するため、その上方に載置された鍋Pの内部に収容された水分等の調理具材に周方向の対流を形成することができる。こうして、鍋Pが適正位置から逸脱して載置された場合であっても、鍋P内の調理具材を所定方向に対流させることにより、調理具材を均一に加熱し、焦げ付きを防止することができる。



Claims (12)

  1. 平面状に捲回された中央コイルと、
    前記中央コイルの周辺に配設された複数の周辺コイルと、
    前記中央コイルおよび前記周辺コイルのそれぞれに独立して高周波電流を供給する複数の電源回路部と、
    被加熱体が前記中央コイルおよび前記各周辺コイルの上方に載置されている状態を検出する検知手段と、
    前記検知手段が検出する前記被加熱体の載置状態に応じて、前記中央コイルおよび前記周辺コイルのそれぞれに選択的に高周波電流が供給されるように前記電源回路部を制御する駆動制御部とを備えたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 検知手段によって被加熱体の載置状態を検出し、電源回路部によって前記被加熱体が載置されたコイルに高周波電流を供給されることを特徴とする請求項1の誘導加熱調理器。
  3. 周辺コイルは中央コイルの数より多いことを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  4. 中央コイルおよび各周辺コイルは、協働して1つの被加熱体を加熱するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  5. 中央コイルが約100〜140mmの外径を有する被加熱体を加熱するのに適した大きさを有し、かつ、前記中央コイルおよび各周辺コイルが約160〜300mmの外径を有する被加熱体を加熱するのに適した大きさを有することを特徴とする請求項4に記載の誘導加熱調理器。
  6. 検知手段は、中央コイルおよび各周辺コイルのインピーダンスを検出することにより、被加熱体の載置状態を検出することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  7. 中央コイルと、該中央コイルの周辺の円周上に配置された複数の周辺コイルと、
    前記中央コイルおよび前記各周辺コイルのそれぞれに独立して高周波電流を供給する複数の電源回路部と、
    前記各電源回路部を制御する駆動制御部とを備え、
    前記駆動制御部は、前記中央コイルおよび前記各周辺コイルに被加熱体の載置位置に応じて選択的に任意の大きさの高周波電流が供給されるように前記電源回路部を制御することを特徴とする誘導加熱調理器。
  8. 駆動制御部は、各周辺コイルに交互に高周波電流が供給されるように電源回路部を制御することを特徴とする請求項7に記載の誘導加熱調理器。
  9. 複数の中央コイルおよび周辺コイルが半径方向に配列され、駆動制御部は、前記中央コイルおよび前記各周辺コイルに半径方向に沿って順次高周波電流が供給されるように電源回路部を制御することを特徴とする請求項7に記載の誘導加熱調理器。
  10. 複数の中央コイルおよび周辺コイルが周方向に配列され、駆動制御部は、前記中央コイルおよび前記各周辺コイルに周方向に沿って順次高周波電流が供給されるように電源回路部を制御することを特徴とする請求項7に記載の誘導加熱調理器。
  11. 被加熱体が中央コイルおよび各周辺コイルの上方に載置されている状態を検出する検知手段をさらに有し、駆動制御部は、前記検知手段が検出する前記被加熱体の載置状態に応じて、前記中央コイルおよび前記各周辺コイルに選択的に高周波電流が供給されるように各電源回路部を制御することを特徴とする請求項7に記載の誘導加熱調理器。
  12. 平面状に円形に配設された中央コイルと、
    前記中央コイルの周辺に配設された複数の周辺コイルと、
    前記中央コイルおよび前記周辺コイルのそれぞれに独立して高周波電流を供給する複数の電源回路部と、
    前記中央コイルおよび前記周辺コイルのそれぞれに選択的に高周波電流が供給されるように前記電源回路部を制御する駆動制御部とを備え、
    前記周辺コイルは、前記中央コイルに対向する領域が前記中央コイルの外周に沿うように形成されたことを特徴とする誘導加熱調理器。
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