JPWO2010100725A1 - 追従走行制御装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の追従走行制御装置は、自車両の前方又は後方を走行する周辺車両が存在する状態で前記自車両の走行状態を制御する追従走行制御装置であって、自車両と周辺車両とについて、直前を走行する直前走行車両に対する相対位置関係と目標相対位置関係との偏差に関する情報を取得する偏差取得手段と、偏差取得手段で得られた複数台分の偏差に関する情報に基づいて、自車両の追従制御量を算出し自車両の走行状態を制御する追従制御量算出手段と、を備える。

Description

本発明は、自車両の前方又は後方を走行する周辺車両が存在する状態で自車両の走行状態を制御する追従走行制御装置に関するものである。
近年では、車両運転における運転者の負担軽減を図るために、先行車などの走行状態に合わせて自車両の走行状態を制御する技術が注目されている。従来、このような追従走行制御の技術として、下記特許文献1に記載の運転支援システムが知られている。このシステムでは、自車両の先行車だけでなく、先先行車を仮の先行車として扱い、先行車と先先行車に対する目標減速度の大きい方、もしくは目標加速度の小さい方を選択して追従目標とし、車間距離制御を実行している。
特開2002−104015号公報
しかしながら、この運転支援システムでは、先行車と先先行車とのうち選択された一方の車両の走行状態にのみ追従する制御を行うので、他方の車両の走行状態に対する考慮はなされていない。すなわち、この運転支援システムでは、自車両周辺に存在する複数の周辺車両の走行状態を考慮した自車両の追従走行制御ができなかった。
そこで、本発明は、自車両の周辺の複数の車両の動きを考慮した追従走行を実現する追従走行制御装置を提供することを目的とする。
本発明の追従走行制御装置は、自車両の前方又は後方を走行する周辺車両が存在する状態で自車両の走行状態を制御する追従走行制御装置であって、
自車両と周辺車両とについて、それぞれ直前を走行する直前走行車両に対する相対位置関係と目標相対位置関係との偏差に関する情報を取得する偏差取得手段と、
偏差取得手段で得られた複数台分の偏差に関する情報に基づいて、自車両の追従制御量を算出し自車両の走行状態を制御する追従制御量算出手段と、を備えたことを特徴とする。
この追従走行制御装置によれば、自車両における偏差に関する情報だけでなく、周辺車両における偏差に関する情報も取得し、取得された複数台分の偏差に関する情報に基づいて、自車両の追従制御量が算出される。従って、自車両の直前走行車両の動きだけではなく、周辺車両の直前走行車両の動きも含めて考慮された追従制御量が算出され、その結果、複数の周辺車両の走行状態を考慮した自車両の追従走行制御を行うことができる。
また、具体的には、m台(m=2,3,…)の周辺車両が存在する場合に、追従制御量算出手段により算出される自車両の追従制御量uは、
自車両における、直前走行車両に対する相対位置関係と目標相対位置関係との偏差をDで表し、偏差Dの時間微分をD’で表し、
自車両から見て前方のn−1台目(n=2,3,…,m)の周辺車両における、直前走行車両に対する相対位置関係と目標相対位置関係との偏差をDで表し、偏差Dの時間微分をD’で表し、
〜k、及びc〜cを、定数としたとき、
u= k+c
+k(D+D)+c(D’+D’)
+ …
+k(D+D+…+D)+c(D’+D’+…+D’)
で表されることとしてもよい。
このような追従制御量算出手段により、具体的に、複数の周辺車両の動きを考慮に含めた自車両の追従制御量uが算出される。
また、偏差取得手段は、周辺車両における偏差に関する情報を、当該周辺車両との車車間通信によって取得し、追従制御量算出手段は、偏差取得手段で得られた複数台分の偏差に関する情報に基づいて、自車両の追従制御量と周辺車両の追従制御量とを算出することとしてもよい。
この構成によれば、自車両は、車車間通信によって周辺車両における偏差に関する情報を容易に得ることができ、自車両の追従制御量と周辺車両の追従制御量とを算出することで、自車両と周辺車両とを協調させる走行制御を行うことができる。
また、本発明の追従走行制御装置は、周辺車両が自車両と同じ走行車線上に存在する確度を示す自車線確率を取得する自車線確率取得手段を更に備え、追従制御量算出手段は、更に周辺車両の自車線確率に基づいて、自車両の追従制御量を算出することとしてもよい。
この構成によれば、例えば、ある周辺車両が徐々に自車両車線に割り込んで来た場合を考えると、当該周辺車両の自車線確率は徐々に大きくなっていく。そして、自車両の追従走行制御装置は、当該周辺車両の自車線確率も更に考慮して自車両の追従制御量を算出するので、この周辺車両が自車両の追従制御量に与える影響を緩やかに増加させることができる。従って、上記周辺車両の割り込み等によって自車両の不連続な走行制御が発生することが抑えられる。
本発明の、追従走行制御装置によれば、自車両の周辺の複数の車両の動きを考慮した追従走行を実現することができる。
図1は、本発明に係る追従走行制御装置の第1〜第5実施形態を示すブロック図である。 図2は、第1実施形態の追従走行制御装置により実現される走行制御を示す図である。 図3は、第1実施形態の追従走行制御装置により実現される走行制御を示すフローチャートである。 図4は、第2実施形態の追従走行制御装置により実現される走行制御を示す図である。 図5は、第2実施形態の追従走行制御装置により実現される走行制御を示すフローチャートである。 図6は、第3実施形態の追従走行制御装置により実現される走行制御を示す図である。 図7は、第3実施形態の追従走行制御装置により実現される走行制御を示すフローチャートである。 図8は、第4実施形態の追従走行制御装置により実現される走行制御を示す図である。 図9は、第4実施形態の追従走行制御装置により実現される走行制御を示すフローチャートである。 図10は、第5実施形態の追従走行制御装置により実現される走行制御を示す図である。 図11は、第5実施形態の追従走行制御装置により実現される走行制御を示すフローチャートである。 図12は、第5実施形態の追従走行制御装置により用いられる自車線確率と補正係数との関係の一例を示すグラフである。
符号の説明
1,201,301,401,501…追従走行制御装置、10…車両制御ECU(偏差取得手段、追従制御量算出手段、自車線確率取得手段)、26…無線制御ECU(車車間通信手段)、26a…無線アンテナ(車車間通信手段)、L1r,L,L,L…車間距離(相対位置関係)、Ltgt_1r,Ltgt_1,Ltgt_2,Ltgt_3…目標車間距離(目標相対位置関係)、D1r,D,D,D…車間誤差(偏差)、D1r’,D’,D’,D’…相対速度、M…自車両、M1r,M,M,M…周辺車両。

以下、図面を参照しながら、本発明に係る追従走行制御装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
本発明に係る追従走行制御装置の第1実施形態について説明する。図1に示す本実施形態の追従走行制御装置1は、図2に示す自車両Mに搭載され、自車両Mの周囲を走行する周辺車両等の走行状態に対応するように、自車両Mの追従走行を実現するためのシステムである。この追従走行制御装置1では、複数の任意台数の周辺車両が存在する場合に追従走行を実現することができるが、ここでは、図2に示すように、自車両Mの前方に、3台の周辺車両が走行している場合を例に挙げて説明する。
以下の説明においては、自車両Mから見て前方の1台目の周辺車両を「M」、2台目の周辺車両を「M」、3台目の周辺車両を「M」で表す。なお、図2には、周辺車両Mの更に前方に1台の車両Tが示されている。詳細は後述するが、この車両Tの走行状態は、自車両Mの走行制御に何らの影響を与えないので、このような車両Tは、「周辺車両」とは呼ばないものとする。すなわち、ある車両の走行状態が自車両Mの走行制御に何らかの影響を与える場合にのみ、その車両を「周辺車両」と呼び、符号「M」で表すものとする。自車両Mと、周辺車両M〜Mと、車両Tとは、すべて同一車線上を矢印Y方向に走行しているものとする。
また、自車両Mにおける、直前を走行する直前走行車両(この場合、周辺車両M)との車間距離を「L」で表し、当該直前走行車両との目標車間距離を「Ltgt_1」で表し、車間距離Lと目標車間距離Ltgt_1との誤差をDで表す。また、周辺車両Mn−1における、直前走行車両(この場合、周辺車両M)との車間距離を「L」で表し、当該直前走行車両との目標車間距離を「Ltgt_n」で表し、車間距離Lと目標車間距離Ltgt_nとの誤差をDで表す(n=2,3,4)。
前述の通り、自車両Mは、以下に説明する追従走行制御装置1を搭載している。
図1に示すように、追従走行制御装置1は、車両制御ECU(Electronic Control Unit)10を備えている。車両制御ECU10は、追従走行制御装置1の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、例えばCPU、ROM、RAMを含むコンピュータを主体として構成されている。車両制御ECU10は、情報を一時的又は長期的に保存することが可能な情報記憶部10aを有している。
更に、追従走行制御装置1は、自車両の走行状態を検知するためのセンサ類を備えている。このセンサ類には、前方車間距離センサ21aと、後方車間距離センサ22aと、車速センサ23aと、加速度センサ24aとが含まれている。
前方車間距離センサ21aは、自車両の直ぐ前方を走行する車両との車間距離を検知することができる。同様に、後方車間距離センサ22aは、自車両の直ぐ後方を走行する車両との車間距離を検知することができる。このような前方車間距離センサ21a及び後方車間距離センサ22aとしては、例えば、それぞれ車両の前部及び後部にそれぞれ設けられたミリ波レーダが採用される。前方車間距離センサ21aで得られる信号は、前方センサECU21で処理され、前方車間距離情報として車両制御ECU10に送信される。同様に、後方車間距離センサ22aで得られる信号は、後方センサECU22で処理され、後方車間距離情報として車両制御ECU10に送信される。
なお、前方車間距離センサ21aは、自車両の直ぐ前方を走行する車両との距離だけではなく、更にその前方の車両も含めた複数台分の車両について、各々の車両との距離を検知することも可能である。同様に、後方車間距離センサ22aは、自車両の直ぐ後方を走行する車両との距離だけではなく、更にその後方の車両も含めた複数台分の車両について、各々の車両との距離を検知することも可能である。
車速センサ23aは、自車両の速度を検知することができる。車速センサ23aとしては、例えば、車輪速を検知する電磁ピックアップセンサが用いられる。車速センサ23aで得られる信号は、車速センサECU23で処理され、車速情報として車両制御ECU10に送信される。加速度センサ24aとしては、例えば、ガスレートセンサもしくはジャイロセンサが用いられる。加速度センサ24aで得られる信号は、加速度センサECU24で処理され、加速度情報として車両制御ECU10に送信される。
なお、前方センサECU21と、後方センサECU22と、車速センサECU23と、加速度センサECU24とは、車両内ネットワークとして構築された通信・センサ系CAN20を介して車両制御ECU10に接続されている。
以上のように、追従走行制御装置1では、上述のセンサ類により、自車両についての前方車間距離情報と、後方車間距離情報と、車速情報と、加速度情報とが得られる。なお、以下の説明では、前方車間距離情報と、後方車間距離情報と、車速情報と、加速度情報とをまとめて「走行状態情報」という場合がある。
更に、追従走行制御装置1は、自車両の加減速・操舵等の操作を行うべく、エンジン制御ECU31と、ブレーキ制御ECU32と、ステアリング制御ECU33とを備えている。エンジン制御ECU31は、車両制御ECU10から送信される加速度指令値情報を受信し、当該加速度指令値に対応する操作量でスロットルアクチュエータ31a等を操作する。また、ブレーキ制御ECU32は、上記加速度指令値情報を受信し、当該加速度指令値に対応する操作量でブレーキアクチュエータ32a等を操作する。また、ステアリング制御ECU33は、車両制御ECU10から送信される操舵指令値情報を受信し、当該操舵指令値に対応する操作量でステアリングアクチュエータ33a等を操作する。
また、追従走行制御装置1は、他の車両との間で互いの走行状態情報等を交換すべく、無線アンテナ26a及び無線制御ECU26を備えている。無線アンテナ26a及び無線制御ECU26を備える車両同士は、当該無線アンテナ26a及び無線制御ECU26により互いに車車間通信を行い、他の車両すべての車両諸元情報、走行状態情報、加速度指令値情報、その他の情報を取得すると共に、自車両の車両諸元情報、走行状態情報、加速度指令値情報、その他の情報を他車両に送信することができる。このような車車間通信により、車車間通信に関与するすべての車両の車両制御ECU10において、すべての車両の種々の情報を共有することができる。なお、無線制御ECU26は、前述の通信・センサ系CAN20を介して車両制御ECU10に接続されている。
なお、周辺車両M,M,…の中にも、無線アンテナ26a及び無線制御ECU26を備え自車両Mとの車車間通信を行う車両が存在する。このように、自車両Mとの車車間通信を行う車両を、以下の説明では、「通信車」と呼び、自車両Mとの車車間通信を行わない車両を「非通信車」と呼ぶ場合がある。
ここでは、周辺車両Mは、自車両Mとの車車間通信を行う通信車であると共に、目標車間距離(目標相対位置関係)Ltgt_2を設定し前方車間距離センサで前方車間距離(相対位置関係)Lを計測しながら前方車間距離Lを制御している。また、周辺車両Mは、前方車間距離Lの時間微分として、周辺車両Mとの相対速度dL/dtを算出する。そして、これらの目標車間距離Ltgt_2と前方車間距離Lと相対速度dL/dtとを、車車間通信で自車両Mに送信することができる。
同様に、周辺車両Mも、通信車であると共に、目標車間距離Ltgt_3を設定し前方車間距離センサで前方車間距離Lを計測しながら前方車間距離Lを制御している。また、周辺車両Mは、前方車間距離Lの時間微分として、周辺車両Mとの相対速度dL/dtを算出する。そして、これらの目標車間距離Ltgt_3と前方車間距離Lと相対速度dL/dtとを、車車間通信で自車両Mに送信することができる。
一方、周辺車両Mは、目標車間距離Ltgt_4を設定し前方車間距離Lを制御していてもよいが、周辺車両Mは、非通信車であるので、自車両Mの車両制御ECU10は、車両Tとの目標車間距離Ltgt_4、前方車間距離L、及び相対速度dL/dtを取得することはできない。
続いて、この追従走行制御装置1により実現される自車両Mの追従走行制御の一例について、図2及び図3を参照しながら説明する。
まず、車両制御ECU10は、自車両近辺の車両から車車間通信によって諸情報を受信する(図3のS101)。例えば、この車車間通信では、各車両の車両ID、前方車間距離、直前走行車両との相対速度、速度、加速度、位置などが受信される。
次に、車両制御ECU10は、車車間通信で得られた上記の受信データに基づいて、自車両Mの走行制御に影響を及ぼすべき周辺車両を決定する(S103)。すなわち、受信データに基づいて、例えば、自車両Mと同一走行車線を走行中の車両の抽出等が行われる。ここでは、同一走行車線の通信車のうち最も前方に位置する車両(車両M)の更に1台前方の車両Mまでが、自車両Mの走行制御に影響を及ぼすので、車両M,M,Mが、周辺車両として決定される。
次に、車両制御ECU10は、周辺車両Mについて、直前を走行する直前走行車両(周辺車両M)との間の目標車間距離Ltgt_2、車間距離L、車間誤差D及び相対速度dL/dtを取得する。更に同様に、車両制御ECU10は、周辺車両Mについて、直前を走行する直前走行車両(周辺車両M)との間の目標車間距離Ltgt_3、車間距離L、車間誤差D、及び相対速度dL/dtを取得する(S105)。
具体的には、車両制御ECU10は、周辺車両Mとの車車間通信により、周辺車両Mと周辺車両Mとの間の目標車間距離Ltgt_2と前方車間距離Lと相対速度dL/dtとを取得する。そして、目標車間距離Ltgt_2と前方車間距離Lとの差から車間誤差Dを算出する。同様に、車両制御ECU10は、周辺車両Mとの車車間通信により、周辺車両Mと周辺車両Mとの間の目標車間距離Ltgt_3と前方車間距離Lと相対速度dL/dtとを取得する。そして、目標車間距離Ltgt_3と前方車間距離Lとの差から車間誤差Dを算出する。なお、最前方に位置する周辺車両M3は、非通信車であるので、周辺車両M3についての直前走行車両との関係に関する情報は、車車間通信によっては取得することができない。
なお、車両制御ECU10が、前方車間距離L,Lを取得する方法としては、周辺車両M,Mとの車車間通信に限られず、自車両Mの前方車間距離センサ21aにより計測される周辺車両Mまでの距離や周辺車両Mまでの距離に基づいて、車間距離L,Lを取得してもよい。この方法によれば、車車間通信では取得不可能であった車間距離Lも取得することができる。また、各車両M,M,M,Mの現在位置の差分を求めることにより、車間距離L,L,Lを取得してもよい。
次に、車両制御ECU10は、自車両Mについて、直前走行車両である周辺車両Mとの間の目標車間距離Ltgt_1、車間距離L(前方車間距離)、その車間誤差D、及び直前走行車両との相対速度dL/dtを取得する(S107)。具体的には、車両制御ECU10は、自車両Mの前方車間距離の目標である目標車間距離Ltgt_1を設定しており、前方車間距離センサ21aによって実際の前方車間距離Lを取得する。そして、目標車間距離Ltgt_1と前方車間距離Lとの差から車間誤差Dを算出する。また、前方車間距離Lの時間微分として、周辺車両Mとの相対速度dL/dtを算出することができる。
なお、相対速度dL/dt,dL/dt,dL/dtは、それぞれ、車間誤差D,D,Dの時間微分と解釈することもできるので、以下では、相対速度D’,D’,D’と表すことにする。なお、車両制御ECU10は、得られた車間誤差D,D,Dの時間微分を算出して相対速度D’,D’,D’を取得してもよい。以上のように、処理S105,S107によって、車両制御ECU10は、車間誤差D,D,Dと、相対速度D’,D’,D’を取得することができ、車両制御ECU10は偏差取得手段として機能する。
次に、車両制御ECU10は、下式(1・1)により、自車両Mのフィードバック加速度指令値ufbを算出する(S115)。ここでは、車両制御ECU10は追従制御量算出手段として機能する。

fb= k+c
+k(D+D)+c(D’+D’)
+k(D+D+D)+c(D’+D’+D’) …(1・1)

但し、式(1・1)中のk〜k,c〜cは定数であり、その値は、追従走行制御装置1の設計者により所望の設計思想に基づいて予め決定され、車両制御ECU10の情報記憶部10aに予め記憶されている。
そして、車両制御ECU10は、算出されたフィードバック加速度指令値ufbを、エンジン制御ECU31及びブレーキ制御ECU32に送信することで、自車両Mの加減速制御が実行される(S117)。以上の処理S101〜S117が、走行中に繰り返し行われることで、周辺車両M〜Mの走行状態に対応した自車両Mの追従走行制御が実現される。
ここで、上述の式(1・1)の意味するところを考えれば、図2に示すように、自車両Mと周辺車両Mとの間をばねダンパーユニットKCで接続し、自車両Mと周辺車両Mとの間をばねダンパーユニットKCで接続し、自車両Mと周辺車両Mとの間をばねダンパーユニットKCで接続してなる制御モデルに基づいて、自車両Mの加減速が制御されることになる。ここで、ばねダンパーユニットKCは、ばね定数kのばねKと減衰係数cのダンパーCとが並列接続されたものであり、ばねダンパーユニットKCは、ばね定数kのばねKと減衰係数cのダンパーCとが並列接続されたものであり、ばねダンパーユニットKCは、ばね定数kのばねKと減衰係数cのダンパーCとが並列接続されたものである。
従って、このような追従走行制御装置1によれば、自車両Mの周辺に存在する3台の周辺車両M〜Mの動きを考慮した追従走行を実現することができる。
例えば、車両Tが急減速し周辺車両M3が遅れて減速した場合、周辺車両Mの減速が周辺車両Mに伝達される前に、ばねダンパーユニットKCの作用によって、自車両Mが速やかに減速を開始することができる。このように、先行する周辺車両M,M,M群の動きに応じて素早く自車両Mを動かすことが可能になるので、追従走行の安定性が増し、ドライバの安心感を向上することができる。またこのとき、自車両Mの素早い制動によって、自車両Mの後続車へもブレーキランプによる減速の伝達が素早く行われ、後続車の動きの遅れも低減されるので、交通流全体に与える悪影響を軽減することが可能である。
なお、この実施形態では、周辺車両が3台の場合を例として説明したが、任意台数の周辺車両が存在する場合にも、上記の例に倣って制御を行うことができる。すなわち、自車両Mの前方にm台(m=2,3,…)の周辺車両が設定されたとした場合には、上記の例に倣って、車間誤差D,D,…,Dと、相対速度D’,D’,…,D’とを取得し、自車両Mのフィードバック加速度指令値ufbは、下式(1・2)で算出する。

fb= k+c
+k(D+D)+c(D’+D’)
+ …
+k(D+D+…+D)+c(D’+D’+…+D’) …(1・2)
(第2実施形態)
続いて、本発明に係る追従走行制御装置の第2実施形態について説明する。自車両Mに搭載される本実施形態の追従走行制御装置201の物理的な構成は、図1に示すように、追従走行制御装置1と同様であるので、重複する説明は省略する。
図4に示すように、ここでは、周辺車両Mは、自律によるACC(Adaptive Cruise Control)により、直前走行車両である周辺車両Mを追従目標として、前方車間距離Lを制御しているものとする。この場合、周辺車両Mの目標加速度uは、
=k+C’ …(2・1)
で表される。これは、図4に示すように、周辺車両Mが、ばね定数kのばねKと減衰係数cのダンパーCとからなるばねダンパーユニットKCで、周辺車両Mに接続された制御モデルに基づくものである。この目標加速度uは、車車間通信によって自車両Mに送信される。
同様に、周辺車両Mは、自律によるACCにより、直前走行車両である周辺車両Mを追従目標として、前方車間距離Lを制御しているものとする。この場合、周辺車両Mの目標加速度uは、
=k+C’ …(2・2)
で表される。これは、図4に示すように、周辺車両Mが、ばね定数kのばねKと減衰係数cのダンパーCとからなるばねダンパーユニットKCで、周辺車両Mに接続された制御モデルに基づくものである。この目標加速度uは、車車間通信によって自車両Mに送信される。
以下、この追従走行制御装置201により実現される自車両Mの追従走行制御の一例について、図4及び図5を参照しながら説明する。なお、図5のフローチャート中、図3に示す処理と同一又は同等の処理については、同一の符号を付し、重複する詳細な説明は省略する。
車両制御ECU10は、処理S101,S103を経て、車両M,M,Mが周辺車両として決定された後、車車間通信により、周辺車両Mから目標加速度uを取得し、周辺車両Mから目標加速度uを取得する(S205)。更に、車両制御ECU10は、自車両M内で、車間誤差Dと相対速度D’とを取得する(S107)。
次に、車両制御ECU10は、自車両Mの前方車間距離Lを制御する数式に対して、周辺車両M、Mから取得された目標加速度u,uを、フィードフォワードのように加えてなる下式(2・3)により、自車両Mのフィードバック加速度指令値ufbを算出する(S215)。

fb=u+u+(k+c’) …(2・3)

そして、算出されたフィードバック加速度指令値ufbが、エンジン制御ECU31及びブレーキ制御ECU32に送信される(S117)。
ここで、式(2・3)のu,uに、式(2・1),式(2・2)を代入し、

fb=(k+C’)+(k+C’)+(k+c’)
…(2・4)

更にこれを変形整理すれば、

fb= α+β
+α(D+D)+β(D’+D’)
+α(D+D+D)+β(D’+D’+D’) …(2・5)
(但し、α〜αは、k,k,kを含む定数。β〜βは、c,c,cを含む定数。)

といったように、式(1・1)と同じ形で表すことができる。従って、この追従走行制御装置201によれば、前述の追従走行制御装置1と同様に、自車両Mの周辺に存在する3台の周辺車両M〜Mの動きを考慮した追従走行を実現することができる。
なお、式(2・1)によれば、目標加速度uには、車間誤差Dと相対速度D’とが含まれているので、車両制御ECU10による目標加速度uの取得(S205)は、周辺車両Mの前方車間誤差Dに関する情報の取得に他ならない。同様に、式(2・2)によれば、目標加速度uには、車間誤差Dと相対速度D’とが含まれているので、車両制御ECU10による目標加速度uの取得(S205)は、周辺車両Mの前方車間誤差Dに関する情報の取得に他ならない。従って、本実施形態の処理S205において目標加速度u,uを取得する車両制御ECU10は、偏差に関する情報を取得する偏差取得手段として機能すると言うことができる。
(第3実施形態)
続いて、本発明に係る追従走行制御装置の第3実施形態について説明する。自車両Mに搭載される本実施形態の追従走行制御装置301の物理的な構成は、図1に示すように、追従走行制御装置1と同様であるので、重複する説明は省略する。
追従走行制御装置301では、前述の追従走行制御装置1の制御方式に加えて、更に、自車両Mの後方の周辺車両の走行状態も考慮される。
図6に示すように、ここでは、自車両Mの直ぐ後方を走行する後続の周辺車両M1rは、通信車であると共に、目標車間距離Ltgt_1rを設定し前方車間距離センサで前方車間距離L1rを計測しながら前方車間距離L1rを制御している。また、周辺車両M1rは、前方車間距離L1rの時間微分として、自車両Mとの相対速度dL1r/dtを算出する。そして、これらの目標車間距離Ltgt_1rと前方車間距離L1rと相対速度dL1r/dt(相対速度D1r’)とを、車車間通信で自車両Mに送信することができる。
以下、この追従走行制御装置301により実現される自車両Mの追従走行制御の一例について、図6及び図7を参照しながら説明する。なお、図7のフローチャート中、図3に示す処理と同一又は同等の処理については、同一の符号を付し、重複する詳細な説明は省略する。
まず、車両制御ECU10は、処理S101,S103を経て、車両M1r,M,M,Mを周辺車両として決定する。その後、周辺車両M1r,M,Mとの車車間通信により、目標車間距離Ltgt_1r,Ltgt_2,Ltgt_3と前方車間距離L1r,L,Lと相対速度dL1r/dt,dL/dt,dL/dtとを取得し、更に演算により、車両制御ECU10は、車間誤差D1r,D,Dと、相対速度D1r’,D’,D’を取得する(S105)。更に、車両制御ECU10は、自車両M内で、車間誤差Dと相対速度D’とを取得する(S107)。以上の処理S105,S107によって、車両制御ECU10は、車間誤差D1r,D,D,Dと、相対速度D1r’,D’,D’,D’と、を取得する。
次に、車両制御ECU10は、下式(3.1)により、自車両Mのフィードバック加速度指令値ufbを算出する(S315)。

fb= k+c
+k(D+D)+c(D’+D’)
+k(D+D+D)+c(D’+D’+D’)
−(k1r1r+c1r1r’) …(3・1)

その後、算出されたフィードバック加速度指令値ufbが、エンジン制御ECU31及びブレーキ制御ECU32に送信される(S117)。
上式(3・1)は、式(1・1)に対して、−(k1r1r+c1r1r’)の項が加わったものであり、この項は、図6に示すばねダンパーユニットKC1rの影響を意味するものである。従って、このような追従走行制御装置301によれば、追従走行制御装置1において考慮される周辺車両M〜Mの動きに加えて、更に、後続の周辺車両M1rの動きも考慮した追従走行を実現することができる。このように後続の車両の動きも考慮されることにより、例えば、後続車が短い車間で自車両Mの後方に迫っている場合にも、その後方の車間を考慮した安全な自車両Mの駆動が可能になる。
なお、周辺車両M1rが非通信車の場合、周辺車両M1rからの情報を車車間通信によって得ることはできないが、以下の方法によって、車間誤差D1rと相対速度D1r’とを取得し、追従走行制御装置301による追従走行制御を行うことができる。すなわち、この場合、自車両Mの車両制御ECU10は、後方車間距離の目標である目標車間距離Ltgt_1rを設定し、後方車間距離センサ22aによって実際の後方車間距離L1rを取得する。そして、目標車間距離Ltgt_1rと後方車間距離L1rとの差から車間誤差D1rを算出する。また、後方車間距離L1rの時間微分として、周辺車両Mとの相対速度dL/dt(相対速度D1r’)を算出する。
(第4実施形態)
続いて、本発明に係る追従走行制御装置の第4実施形態について説明する。自車両Mに搭載される本実施形態の追従走行制御装置401の物理的な構成は、図1に示すように、追従走行制御装置1と同様であるので、重複する説明は省略する。
以下、この追従走行制御装置401により実現される自車両Mの追従走行制御の一例について、図8及び図9を参照しながら説明する。なお、図9のフローチャート中、図3に示す処理と同一又は同等の処理については、同一の符号を付し、重複する詳細な説明は省略する。図8に示すように、ここでは、周辺車両M1は通信車であり、周辺車両M2は非通信車である。
まず、車両制御ECU10は、処理S101,S103を経て、車両M,Mを周辺車両として決定する。その後、車両制御ECU10は、周辺車両Mとの車車間通信により、周辺車両Mと周辺車両Mとの間の目標車間距離Ltgt_2と前方車間距離Lと相対速度dL/dtとを取得し、更に演算により、車間誤差Dと、相対速度D’とを取得する(S105)。更に、車両制御ECU10は、自車両M内で、車間誤差Dと相対速度D’とを取得する(S107)。以上の処理S105,S107によって、車両制御ECU10は、車間誤差D,Dと、相対速度D’,D’と、を取得する。
続いて、車両制御ECU10は、周辺車両Mの加速度aと自車両Mの加速度aとを制御入力とし、車間誤差D,Dと相対速度D’,D’とを状態量として、自車両Mと周辺車両Mとの走行状態を、下の状態空間方程式(4・1)で表し、この状態空間方程式(4・1)で表されるシステムに対して、最適制御(LQ制御)を適用する。
Figure 2010100725
ここで、式(4・1)中のaは、周辺車両Mの加速度であり、このシステムでは外乱として取り扱う。また、
Figure 2010100725
とする。Kはフィードバックゲイン行列であり、ここでは、4列×2行の行列である。そして、車両制御ECU10では、状態空間方程式(4・1)で表されるシステムの最適制御(LQ制御)を行うために、下式(4・3)で表される評価関数Jを最小にするようなフィードバックゲイン行列Kが、一意に求められる(S409)。
Figure 2010100725
なお、式(4・3)中の車間誤差D,Dに関する項、相対速度D’,D’に関する項、加速度指令値a,aに関する項には、それぞれ重み付けの重みε,εdL,εが設定されている。すなわち、評価関数Jに含まれる重みε,εdL,εを配分することで、車間距離の安定性、相対速度の低減、車両の加減速の低減(加減速のエネルギー節約)といった3つの要素の隊列走行制御における重要度のバランスが決定される。従って、重みε,εdL,εを調整することで、上記3要素が所望の配分で重要視される隊列走行制御を実行させることができる。なお、重みε,εdL,εの値は、追従走行制御装置1の設計者により所望の設計思想に基づいて予め決定され、車両制御ECU10の情報記憶部10aに予め記憶されている。
そして、評価関数Jを最小にするフィードバックゲイン行列Kにより、下式(4・4),(4・5)を用いて、周辺車両Mの加速度aと自車両Mの加速度aとが以下のように決定される(S415)。
Figure 2010100725
式(4・4),(4・5)では、評価関数Jを最小にするフィードバックゲイン行列Kに含まれる4×2個の各要素を、”k”に添字を付けて表している。そして、車両制御ECU10は、決定された加速度aを目標加速度としてエンジン制御ECU31及びブレーキ制御ECU32に送信する(S117)。更に、車両制御ECU10は、決定された加速度aを、車車間通信により周辺車両Mに送信してもよい。
なお、周辺車両Mは、自車両Mからの車車間通信によって上記の目標加速度aを得てもよい。或いは、周辺車両Mは、車車間通信により自車両Mから車間距離L、目標車間距離Ltgt_1などの情報を受信し、自車両Mと並行して同様の演算を行うことで目標加速度aを得てもよい。そして、周辺車両Mは、得られた目標加速度aに基づいて、加減速を行う。
このような追従走行制御装置401によれば、自車両Mは、周辺に存在する2台の周辺車両M,Mの動きを考慮した追従走行を実現することができる。また、最適制御(LQ制御)によって最適の加速度a,aの組み合わせが導出され、自車両Mと周辺車両とが協調して動いて車間距離L,Lを安定させるので、スムーズで快適な追従走行が可能であり、また、交通流の安定化を図ることができる。
(第5実施形態)
続いて、本発明に係る追従走行制御装置の第5実施形態について説明する。自車両Mに搭載される本実施形態の追従走行制御装置501の物理的な構成は、図1に示すように、追従走行制御装置1と同様であるので、重複する説明は省略する。
図10に示すように、ここでは、自車両Mの前方の周辺車両M,Mは通信車であり、周辺車両Mは非通信車である。周辺車両Mは、自車両Mの走行車線の右隣の車線を走行していたところ、車線変更により徐々に自車両Mの走行車線に割り込み、周辺車両Mの前方を走行することとなるものである。
このような場合、当初は走行車線が異なるために周辺車両とは認識されていなかった車両が、突然に自車線前方の周辺車両Mとして認識されるとすれば、自車両Mの走行制御においては、突然にフィードバックゲインがかかるので、不連続な制御となり好ましくない。種々の車両が混在する交通流においては、自車両Mの走行車線に他車両が割り込んだり出ていったりすることも少なくないので、複数の周辺車両の動きを考慮した追従走行を行う場合に、上記のような制御の不連続性を抑制することが望まれる。
以下、上記のような制御の不連続性を抑制すべく、この追従走行制御装置501により実現される自車両Mの追従走行制御の一例について、図10及び図11を参照しながら説明する。
以下の処理は、図10に示すように、周辺車両Mが車線変更を行っている途中の時点における追従走行制御装置501の処理である。なお、図11のフローチャート中、図3に示す処理と同一又は同等の処理については、同一の符号を付し、重複する詳細な説明は省略する。
まず、車両制御ECU10は、処理S101,S103を経て、車両M,M,Mを周辺車両として決定する。その後、周辺車両M,Mとの車車間通信により、目標車間距離Ltgt_2,Ltgt_3と前方車間距離L,Lと相対速度dL/dt,dL/dtとを取得し、更に演算により、車両制御ECU10は、車間誤差D,Dと、相対速度D’,D’を取得する(S105)。更に、車両制御ECU10は、自車両M内で、車間誤差Dと相対速度D’とを取得する(S107)。以上の処理S105,S107によって、車両制御ECU10は、車間誤差D,D,Dと、相対速度D’,D’,D’と、を取得する。
次に、車両制御ECU10は、周辺車両Mの自車線確率Pと、周辺車両Mの自車線確率Pと、周辺車両Mの自車線確率Pと、を求める(S509)。すなわちここでは、車両制御ECU10は自車線確率取得手段として機能する。自車線確率とは、車両が、自車両Mと同じ走行車線上に存在する確度を示す指標であり、換言すれば、「自車両Mと同じ走行車線を走行している車両らしさ」とも言える量である。自車線確率は、0%〜100%の値を示し、他車両の位置が自車両Mの正面の位置に近いほど大きくなり、他車両の位置が自車両Mの正面の位置から離れるほど小さくなる。この例の場合、周辺車両M,Mは、自車両Mの前方正面に位置しているので、自車線確率P,Pは、100%で一定である。また、周辺車両Mは、徐々に自車両Mの前方正面の位置に近づいて来るので、周辺車両Mの自車線確率Pは徐々に大きくなる。
周辺車両の自車線確率を求めるためには、他車両の左右方向の位置(走行車線に直交する方向の位置)を検知する必要がある。そこで、追従走行制御装置501は、他車両の左右位置検知手段として、例えば、自車両Mの前部や後部に設けられたミリ波レーダ等を備えてもよい。また、例えば、前方車間距離センサ21aや後方車間距離センサ22aが有するミリ波レーダ等を利用して他車両の左右方向の位置を検知してもよい。また、各周辺車両M,Mが、それぞれ前方の周辺車両M,Mの左右方向の位置を検知し、検知した位置情報を車車間通信で自車両Mに送信してもよい。
次に、車両制御ECU10は、求められた自車線確率P,P,Pにそれぞれ対応する補正係数ε,ε,εを導出する(S511)。補正係数ε,ε,εは、後述するフィードバック加速度指令値ufbの算出に用いられ、フィードバック加速度指令値ufbに及ぼす各周辺車両M,M,Mの影響の軽重を調整する係数である。補正係数ε,ε,εは、図12に例を示すように、自車線確率P,P,Pに予め対応付けられており、自車線確率P,P,Pが大きくなるほど、補正係数ε,ε,εも大きくなるといった関係にある。この例の場合、補正係数ε,εは、一定であるが、補正係数εは、周辺車両M3の車線変更が進むにつれて徐々に大きくなる。
次に、車両制御ECU10は、下式(5・1)により、自車両Mのフィードバック加速度指令値ufbを算出する(S515)。

fb= ε{k+c’}
+ε{k(D+D)+c(D’+D’)}
+ε{k(D+D+D)+c(D’+D’+D’)} …(5・1)

その後、算出されたフィードバック加速度指令値ufbが、エンジン制御ECU31及びブレーキ制御ECU32に送信される(S117)。
上式(5・1)は、式(1・1)に対して、補正係数ε,ε,εが加わったものであり、この補正係数ε,ε,εは、図10に示す各ばねダンパーユニットKC,KC,KCの影響の大きさを意味するものである。特に、この例では、周辺車両Mが、自車両Mの正面前方に徐々に近づくことに対応して、補正係数εが連続的に徐々に増加し、ばねダンパーユニットKCの影響が連続的に徐々に大きくなっていくことを意味する。従って、この追従走行制御装置501によれば、周辺車両Mが、自車両Mの走行車線に徐々に割り込んでくる場合にも、その周辺車両Mの動きの影響を徐々に加えることにより、自車両Mの走行制御の不連続性を抑制することができる。なお、式(5・1)には、周辺車両M,周辺車両Mの自車線確率に関連したε,εも含まれているので、周辺車両M又は周辺車両Mが車線変更を行う場合にも、同様の作用によって、自車両Mの走行制御の不連続性を抑制することができる。
本発明は、自車両の前方又は後方を走行する複数の周辺車両が存在する状態で自車両の走行状態を制御する追従走行制御装置に関するものであり、自車両の周辺の複数の車両の動きを考慮した追従走行を実現するものである。

Claims (4)

  1. 自車両の前方又は後方を走行する周辺車両が存在する状態で前記自車両の走行状態を制御する追従走行制御装置であって、
    前記自車両と前記周辺車両とについて、それぞれ直前を走行する直前走行車両に対する相対位置関係と目標相対位置関係との偏差に関する情報を取得する偏差取得手段と、
    前記偏差取得手段で得られた複数台分の前記偏差に関する情報に基づいて、前記自車両の追従制御量を算出し前記自車両の走行状態を制御する追従制御量算出手段と、を備えたことを特徴とする追従走行制御装置。
  2. m台(m=2,3,…)の前記周辺車両が存在する場合に、前記追従制御量算出手段により算出される自車両の前記追従制御量uは、
    前記自車両における、直前走行車両に対する相対位置関係と目標相対位置関係との偏差をDで表し、偏差Dの時間微分をD’で表し、
    前記自車両から見て前方のn−1台目(n=2,3,…,m)の周辺車両における、直前走行車両に対する相対位置関係と目標相対位置関係との偏差をDで表し、偏差Dの時間微分をD’で表し、
    〜k、及びc〜cを、定数としたとき、
    u= k+c
    +k(D+D)+c(D’+D’)
    + …
    +k(D+D+…+D)+c(D’+D’+…+D’)
    で表されることを特徴とする請求項1に記載の追従走行制御装置。
  3. 前記偏差取得手段は、
    前記周辺車両における前記偏差に関する情報を、当該周辺車両との車車間通信によって取得し、
    前記追従制御量算出手段は、
    前記偏差取得手段で得られた複数台分の前記偏差に関する情報に基づいて、前記自車両の追従制御量と前記周辺車両の追従制御量とを算出することを特徴とする請求項1に記載の追従走行制御装置。
  4. 前記周辺車両が前記自車両と同じ走行車線上に存在する確度を示す自車線確率を取得する自車線確率取得手段を更に備え、
    前記追従制御量算出手段は、
    更に前記周辺車両の前記自車線確率に基づいて、前記自車両の前記追従制御量を算出することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の追従走行制御装置。
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