JP2002104015A - 運転支援システム - Google Patents
運転支援システムInfo
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- JP2002104015A JP2002104015A JP2000303064A JP2000303064A JP2002104015A JP 2002104015 A JP2002104015 A JP 2002104015A JP 2000303064 A JP2000303064 A JP 2000303064A JP 2000303064 A JP2000303064 A JP 2000303064A JP 2002104015 A JP2002104015 A JP 2002104015A
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 先先行車に対応した高度で安全な車間距離制
御を可能にし、先行車あるいは先先行車が変わっても連
続的に滑らかに車間距離制御を実施することができる車
間距離制御装置を備えた運転支援システムとする。 【解決手段】 電波レーダー2の情報により、先行車だ
けでなく、先先行車を仮の先行車として扱い、先行車と
先先行車に対する目標減速度の大きい方、もしくは目標
加速度の小さい方を選択して車両1を減速もしくは加速
して車間距離制御を実施し、先先行車に対応した高度で
安全な車間距離制御を可能にし、先行車あるいは先先行
車が変わっても連続的に滑らかに車間距離制御を実施す
ることができる車間距離制御装置を備えた運転支援シス
テムとする。
御を可能にし、先行車あるいは先先行車が変わっても連
続的に滑らかに車間距離制御を実施することができる車
間距離制御装置を備えた運転支援システムとする。 【解決手段】 電波レーダー2の情報により、先行車だ
けでなく、先先行車を仮の先行車として扱い、先行車と
先先行車に対する目標減速度の大きい方、もしくは目標
加速度の小さい方を選択して車両1を減速もしくは加速
して車間距離制御を実施し、先先行車に対応した高度で
安全な車間距離制御を可能にし、先行車あるいは先先行
車が変わっても連続的に滑らかに車間距離制御を実施す
ることができる車間距離制御装置を備えた運転支援シス
テムとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先行車との車間距
離を導出して先行車との車間距離を所定状態に維持する
車間距離制御装置を備えた運転支援システムに関する。
離を導出して先行車との車間距離を所定状態に維持する
車間距離制御装置を備えた運転支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、先行車との車間距離を検出す
る検出手段を車両に備え、車間距離を所定状態に維持す
るように自動的に車速を制御する車間距離制御装置を備
えた運転支援システムが開発されている。更に、先行車
が先先行車等に衝突する等の極端な急変に対しても車間
距離を維持できるように、先先行車と先行車との関係に
より先行車に対する車間距離を設定して車速を制御する
車間距離制御装置が提案されている(特開平10-181487
号公報等参照)。車間距離制御装置を備えることによ
り、追突事故の防止に役立てることができる。
る検出手段を車両に備え、車間距離を所定状態に維持す
るように自動的に車速を制御する車間距離制御装置を備
えた運転支援システムが開発されている。更に、先行車
が先先行車等に衝突する等の極端な急変に対しても車間
距離を維持できるように、先先行車と先行車との関係に
より先行車に対する車間距離を設定して車速を制御する
車間距離制御装置が提案されている(特開平10-181487
号公報等参照)。車間距離制御装置を備えることによ
り、追突事故の防止に役立てることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の運転支援システ
ムの車間距離制御装置は、先行車との関係、あるいは先
先行車と先行車との関係により先行車に対する車間距離
を設定して車速を制御するようにしている。このため、
先行車あるいは先先行車が隣接車線に移動する等により
目標が新たな先行車あるいは先先行車になると、新たな
先行車との関係、あるいは先先行車と先行車との関係を
考慮した制御が必要になり、不連続な制御に陥ってしま
う。このため、従来の運転支援システムの車間距離制御
装置では、先行車あるいは先先行車が変わった時には制
御が追従しきれず、乗り心地性能が悪化する虞があっ
た。
ムの車間距離制御装置は、先行車との関係、あるいは先
先行車と先行車との関係により先行車に対する車間距離
を設定して車速を制御するようにしている。このため、
先行車あるいは先先行車が隣接車線に移動する等により
目標が新たな先行車あるいは先先行車になると、新たな
先行車との関係、あるいは先先行車と先行車との関係を
考慮した制御が必要になり、不連続な制御に陥ってしま
う。このため、従来の運転支援システムの車間距離制御
装置では、先行車あるいは先先行車が変わった時には制
御が追従しきれず、乗り心地性能が悪化する虞があっ
た。
【0004】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、先行車あるいは先先行車が変わっても連続的に滑ら
かに車間距離制御を実施することができる車間距離制御
装置を備えた運転支援システムを提供することを目的と
する。
で、先行車あるいは先先行車が変わっても連続的に滑ら
かに車間距離制御を実施することができる車間距離制御
装置を備えた運転支援システムを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の本発明では、検出手段により、自車と先
行車との車間距離及び自車と先行車の前方を走行する先
先行車との車間距離を検出し、減速度導出手段により、
検出手段からの車間距離情報に基づいて先行車及び先先
行車の減速度を導出し、制御手段により、先行車に対す
る目標減速度及び先先行車に対する目標減速度を導出し
て大きい方の目標減速度を選択し、選択した目標減速度
で自車を減速制御することで、先行車が先先行車に急接
近したり、先行車あるいは先先行車が変わっても、滑ら
かな減速制御が行えるようにしたものである。
め、請求項1の本発明では、検出手段により、自車と先
行車との車間距離及び自車と先行車の前方を走行する先
先行車との車間距離を検出し、減速度導出手段により、
検出手段からの車間距離情報に基づいて先行車及び先先
行車の減速度を導出し、制御手段により、先行車に対す
る目標減速度及び先先行車に対する目標減速度を導出し
て大きい方の目標減速度を選択し、選択した目標減速度
で自車を減速制御することで、先行車が先先行車に急接
近したり、先行車あるいは先先行車が変わっても、滑ら
かな減速制御が行えるようにしたものである。
【0006】上記目的を達成するため、請求項2の発明
では、検出手段により、自車と先行車との車間距離及び
自車と先行車の前方を走行する先先行車との車間距離を
検出し、加速度導出手段により、検出手段からの車間距
離情報に基づいて先行車及び先先行車の加速度を導出
し、制御手段により、先行車に対する目標加速度及び先
先行車に対する目標加速度を導出して大きい方の目標加
速度を選択し、選択した目標加速度で自車を加速制御す
ることで、先行車が急加速して先先行車に急接近した
り、先行車あるいは先先行車が変わっても、滑らかな減
速制御が行えるようにしたものである。
では、検出手段により、自車と先行車との車間距離及び
自車と先行車の前方を走行する先先行車との車間距離を
検出し、加速度導出手段により、検出手段からの車間距
離情報に基づいて先行車及び先先行車の加速度を導出
し、制御手段により、先行車に対する目標加速度及び先
先行車に対する目標加速度を導出して大きい方の目標加
速度を選択し、選択した目標加速度で自車を加速制御す
ることで、先行車が急加速して先先行車に急接近した
り、先行車あるいは先先行車が変わっても、滑らかな減
速制御が行えるようにしたものである。
【0007】検出手段は、レーダー手段(例えば電波レ
ーダー)を用いることが好ましく、電波レーダーを用い
ることで、先行車の床下を電波が通ることにより、先先
行車を見通せない位置に検出手段を設けても、先行車及
び先先行車との車間距離を検出することができる。先先
行車を見通せる位置に検出手段を設けることができる場
合には、検出手段としては、レーザー手段やカメラ等の
撮影手段等を適用することも可能である。また、車間距
離制御装置は、検出手段により先行車との車間距離を検
出し、車間距離情報(車間距離・相対速度)と車両の状
態及び運転操作状態とに基づいてエンジンやトランスミ
ッションを制御して車速等を制御する装置が適用され
る。
ーダー)を用いることが好ましく、電波レーダーを用い
ることで、先行車の床下を電波が通ることにより、先先
行車を見通せない位置に検出手段を設けても、先行車及
び先先行車との車間距離を検出することができる。先先
行車を見通せる位置に検出手段を設けることができる場
合には、検出手段としては、レーザー手段やカメラ等の
撮影手段等を適用することも可能である。また、車間距
離制御装置は、検出手段により先行車との車間距離を検
出し、車間距離情報(車間距離・相対速度)と車両の状
態及び運転操作状態とに基づいてエンジンやトランスミ
ッションを制御して車速等を制御する装置が適用され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施形態例に
係る運転支援システムを備えた車両の概略構成、図2に
は車線逸脱検出の概念、図3に接近車認識の概念、図4
には後側方モニターの機能説明、図5には車間距離制御
装置による先行車認識の概念を示してある。
係る運転支援システムを備えた車両の概略構成、図2に
は車線逸脱検出の概念、図3に接近車認識の概念、図4
には後側方モニターの機能説明、図5には車間距離制御
装置による先行車認識の概念を示してある。
【0009】本実施形態例に係る運転支援システムの全
体構成について説明する。
体構成について説明する。
【0010】自車である車両1には、車線逸脱警報装置
と後側方モニターと車間距離制御装置とが備えられてい
る。各システムを実施するために必要な交通状況を認識
するため、車両1には、前方の車両を検出する検出手段
としての電波レーダー2がスキャニング自在に設けられ
ている。また、走行車線を検出するCCDカメラ3及び
後方からの接近車両を検出する広角CCDカメラ4が設
けられている。電波レーダー2、CCDカメラ3及び広
角CCDカメラ4の情報はコントローラー5に入力さ
れ、コントローラ5ではこれらの情報を総合的に判断し
て運転者の認知、判断、操作を支援する。
と後側方モニターと車間距離制御装置とが備えられてい
る。各システムを実施するために必要な交通状況を認識
するため、車両1には、前方の車両を検出する検出手段
としての電波レーダー2がスキャニング自在に設けられ
ている。また、走行車線を検出するCCDカメラ3及び
後方からの接近車両を検出する広角CCDカメラ4が設
けられている。電波レーダー2、CCDカメラ3及び広
角CCDカメラ4の情報はコントローラー5に入力さ
れ、コントローラ5ではこれらの情報を総合的に判断し
て運転者の認知、判断、操作を支援する。
【0011】車線逸脱警報装置を図1、図2に基づいて
説明する。。
説明する。。
【0012】図1に示すように、車両1のルームミラー
にはCCDカメラ3が内蔵され、CCDカメラ3により
前方の道路画像が連続的に撮影される。また、車両1に
は車速センサ6、ハンドル角センサ7及びヨーレイトセ
ンサ8が設けられていると共に、車両1には警報・表示
装置9が設けられている。CCDカメラ3の連続道路画
像はコントローラー5に入力され、コントローラー5で
は輝度分布に基づいて白線(含黄色線:以下単に白線と
記載する)を認識する。一方、車速センサ6、ハンドル
角センサ7及びヨーレイトセンサ8の検出情報はコント
ローラー5に入力される。コントローラ5では、前方の
白線情報と車両1の運動状況及び運転者の運転操作状況
から車線逸脱を判定し、警報・表示装置9を介して運転
者に警報を発するようになっている。
にはCCDカメラ3が内蔵され、CCDカメラ3により
前方の道路画像が連続的に撮影される。また、車両1に
は車速センサ6、ハンドル角センサ7及びヨーレイトセ
ンサ8が設けられていると共に、車両1には警報・表示
装置9が設けられている。CCDカメラ3の連続道路画
像はコントローラー5に入力され、コントローラー5で
は輝度分布に基づいて白線(含黄色線:以下単に白線と
記載する)を認識する。一方、車速センサ6、ハンドル
角センサ7及びヨーレイトセンサ8の検出情報はコント
ローラー5に入力される。コントローラ5では、前方の
白線情報と車両1の運動状況及び運転者の運転操作状況
から車線逸脱を判定し、警報・表示装置9を介して運転
者に警報を発するようになっている。
【0013】尚、ステアリングシャフトにアクチュエー
タ22を取り付け、ハンドル振動やハンドルトルクの付
加により運転者に車線逸脱を警報することもできる。
タ22を取り付け、ハンドル振動やハンドルトルクの付
加により運転者に車線逸脱を警報することもできる。
【0014】即ち、図2に示すように、白線情報から走
行車線に対する車両1の横ずれXと対レーン角αを演算
し、車両1の運動状況と運転者の運転状況から将来の車
両1の位置Sを予測し、位置Sが白線を越えた場合に車
線逸脱と判定する。車線逸脱の判定は、白線を越える度
合いや、位置Sまでの距離・時間等により判定され、各
度合いの量、距離・時間等の長さが警報しきい値として
予め設定されている。この場合の警報しきい値は、複数
の警報手段(音・表示・ハンドル振動等)を発する種類
や数とすることも含まれている。
行車線に対する車両1の横ずれXと対レーン角αを演算
し、車両1の運動状況と運転者の運転状況から将来の車
両1の位置Sを予測し、位置Sが白線を越えた場合に車
線逸脱と判定する。車線逸脱の判定は、白線を越える度
合いや、位置Sまでの距離・時間等により判定され、各
度合いの量、距離・時間等の長さが警報しきい値として
予め設定されている。この場合の警報しきい値は、複数
の警報手段(音・表示・ハンドル振動等)を発する種類
や数とすることも含まれている。
【0015】このように、車線逸脱警報装置により運転
者に車線逸脱を警報することで、走行車線中央へのハン
ドル操作を促し、隣接車線へのはみ出しや路外逸脱等と
いった事故の防止に役立てることができる。
者に車線逸脱を警報することで、走行車線中央へのハン
ドル操作を促し、隣接車線へのはみ出しや路外逸脱等と
いった事故の防止に役立てることができる。
【0016】後側方モニターを図1、図3、図4に基づ
いて説明する。。
いて説明する。。
【0017】図1に示すように、車両1の後部には広角
CCDカメラ4が設けられ、広角CCDカメラ4により
後部画像が撮影される。また、車両1にはターンシグナ
ルスイッチ10が設けられ、ターンレバーの操作により
ターンシグナルスイッチ10がオンされる。広角CCD
カメラ4の後方画像はコントローラー5に入力され、コ
ントローラー5では運転者が確認しにくい死角付近の接
近車両の認識を行う。また、ターンシグナルスイッチ1
0の作動情報がコントローラー5に入力され、運転者の
車線変更の意思の確認を行う。コントローラー5では、
接近車両の認識情報と運転者の車線変更の意思情報から
車線変更時における後方からの接近車両の有無を判断
し、警報・表示装置9を介して運転者に警報を発するよ
うになっている。
CCDカメラ4が設けられ、広角CCDカメラ4により
後部画像が撮影される。また、車両1にはターンシグナ
ルスイッチ10が設けられ、ターンレバーの操作により
ターンシグナルスイッチ10がオンされる。広角CCD
カメラ4の後方画像はコントローラー5に入力され、コ
ントローラー5では運転者が確認しにくい死角付近の接
近車両の認識を行う。また、ターンシグナルスイッチ1
0の作動情報がコントローラー5に入力され、運転者の
車線変更の意思の確認を行う。コントローラー5では、
接近車両の認識情報と運転者の車線変更の意思情報から
車線変更時における後方からの接近車両の有無を判断
し、警報・表示装置9を介して運転者に警報を発するよ
うになっている。
【0018】即ち、図3(a) に示すように、広角CCD
カメラ4の画像情報のなかで隣接車線付近を検索して周
辺に比べて明暗がはっきりとした特徴点Yを検出し、図
3(b) に示すように、各画像毎の特徴点Yを追尾するこ
とで、接近方向の流れを抽出し、接近車両11の存在を
認識する。そして、図4に示すように、後側方から車や
二輪車等が検出範囲に入ると、接近車両11として認識
する。そして、検出範囲に接近車両11がいるにも拘ら
ず運転者が車線変更をしようとしてターンレバーを操作
すると、警報・表示装置9を介して運転者に警報を発す
る。
カメラ4の画像情報のなかで隣接車線付近を検索して周
辺に比べて明暗がはっきりとした特徴点Yを検出し、図
3(b) に示すように、各画像毎の特徴点Yを追尾するこ
とで、接近方向の流れを抽出し、接近車両11の存在を
認識する。そして、図4に示すように、後側方から車や
二輪車等が検出範囲に入ると、接近車両11として認識
する。そして、検出範囲に接近車両11がいるにも拘ら
ず運転者が車線変更をしようとしてターンレバーを操作
すると、警報・表示装置9を介して運転者に警報を発す
る。
【0019】このように、後側方モニターにより車線変
更時に運転者に接近車両11の存在を警報することで、
後方確認を促し、接触事故の防止に役立てることができ
る。
更時に運転者に接近車両11の存在を警報することで、
後方確認を促し、接触事故の防止に役立てることができ
る。
【0020】車間距離制御装置を図1、図5に基づいて
説明する。。
説明する。。
【0021】図1に示すように、車両1のフロントバン
パには検出手段としての電波レーダー2が内蔵され、電
波レーダー2は電波を水平方向にスキャンし、情報はコ
ントローラ5に入力される。コントローラ5では、周辺
の道路環境のなかから先行車を認識すると共に、先行車
との車間距離を認識する。また、先行車の床面を電波が
通ることにより、先先行車との車間距離を認識する。そ
して、コントローラ5では、先行車との車間距離が近づ
きすぎないようにエンジン12の出力制御とトランスミ
ッション13の制御を行うと共に、先行車との車間距離
が近づきすぎる虞が有る場合には警報・表示装置9を介
して運転者に警報を発するようになっている。
パには検出手段としての電波レーダー2が内蔵され、電
波レーダー2は電波を水平方向にスキャンし、情報はコ
ントローラ5に入力される。コントローラ5では、周辺
の道路環境のなかから先行車を認識すると共に、先行車
との車間距離を認識する。また、先行車の床面を電波が
通ることにより、先先行車との車間距離を認識する。そ
して、コントローラ5では、先行車との車間距離が近づ
きすぎないようにエンジン12の出力制御とトランスミ
ッション13の制御を行うと共に、先行車との車間距離
が近づきすぎる虞が有る場合には警報・表示装置9を介
して運転者に警報を発するようになっている。
【0022】即ち、図5に示すように、電波レーダー2
からの電波2aにより路肩反射板14や隣接車線の隣接車
両15以外の先行車16を認識し、認識した先行車16
との車間距離を計測する。そして、相対速度が小さい先
行車16に接近した時にエンジン12のスロットル操作
と必要に応じてトランスミッション13のシフトダウン
を行い、車速に応じた車間距離制御を実施する。また、
相対速度が大きい先行車16に接近した時には、エンジ
ン12のスロットル操作と必要に応じてトランスミッシ
ョン13のシフトダウンを行うと共に警報・表示装置9
を介して運転者に警報を発する。
からの電波2aにより路肩反射板14や隣接車線の隣接車
両15以外の先行車16を認識し、認識した先行車16
との車間距離を計測する。そして、相対速度が小さい先
行車16に接近した時にエンジン12のスロットル操作
と必要に応じてトランスミッション13のシフトダウン
を行い、車速に応じた車間距離制御を実施する。また、
相対速度が大きい先行車16に接近した時には、エンジ
ン12のスロットル操作と必要に応じてトランスミッシ
ョン13のシフトダウンを行うと共に警報・表示装置9
を介して運転者に警報を発する。
【0023】このように、車間距離制御装置により先行
車16との車間距離が近づきすぎる虞が有る場合に運転
者に警報することで、ブレーキ操作を促し、追突事故の
防止に役立てることができる。
車16との車間距離が近づきすぎる虞が有る場合に運転
者に警報することで、ブレーキ操作を促し、追突事故の
防止に役立てることができる。
【0024】上述した車間距離制御装置を備えた運転支
援システムにおいて、本実施形態例では、電波レーダー
2からの情報により、車両1と先行車16との車間距離
及び車両1と先行車の前方を走行する先先行車との車間
距離を検出し、車間距離情報(車間距離・相対速度)に
基づいて先行車16及び先先行車の減速度を導出し(減
速度導出手段)、先行車16の減速度及び先先行車の減
速度のうち大きい方を選択して車両1を減速制御する
(制御手段)ようにしたものである。これにより、先行
車16が先先行車に急接近したり、先行車16が急激に
隣接車線に移動しても、滑らかな減速制御が行えるよう
にしたものである。
援システムにおいて、本実施形態例では、電波レーダー
2からの情報により、車両1と先行車16との車間距離
及び車両1と先行車の前方を走行する先先行車との車間
距離を検出し、車間距離情報(車間距離・相対速度)に
基づいて先行車16及び先先行車の減速度を導出し(減
速度導出手段)、先行車16の減速度及び先先行車の減
速度のうち大きい方を選択して車両1を減速制御する
(制御手段)ようにしたものである。これにより、先行
車16が先先行車に急接近したり、先行車16が急激に
隣接車線に移動しても、滑らかな減速制御が行えるよう
にしたものである。
【0025】また、車両1と先行車16との車間距離及
び車両1と先行車の前方を走行する先先行車との車間距
離を検出し、車間距離情報(車間距離・相対速度)に基
づいて先行車16及び先先行車の加速度を導出し(加速
度導出手段)、先行車16の加速度及び先先行車の加速
度のうち小さい方を選択して車両1を加速制御する(制
御手段)ようにしたものである。これにより、先行車1
6が先先行車に急接近するように加速したり、先行車1
6が急激に隣接車線に移動しても、滑らかな加速制御が
行えるようにしたものである。
び車両1と先行車の前方を走行する先先行車との車間距
離を検出し、車間距離情報(車間距離・相対速度)に基
づいて先行車16及び先先行車の加速度を導出し(加速
度導出手段)、先行車16の加速度及び先先行車の加速
度のうち小さい方を選択して車両1を加速制御する(制
御手段)ようにしたものである。これにより、先行車1
6が先先行車に急接近するように加速したり、先行車1
6が急激に隣接車線に移動しても、滑らかな加速制御が
行えるようにしたものである。
【0026】本実施形態例の運転支援システムについ
て、図6乃至図8に基づいて具体的に説明する。図6に
は車間距離制御装置の基本フローチャート、図7には減
速制御の割り込みフローチャート、図8には加速制御の
割り込みフローチャートを示してある。
て、図6乃至図8に基づいて具体的に説明する。図6に
は車間距離制御装置の基本フローチャート、図7には減
速制御の割り込みフローチャート、図8には加速制御の
割り込みフローチャートを示してある。
【0027】本実施形態例の運転支援システムでは、図
6に示したフローチャートにより車間距離制御が実施さ
れている。
6に示したフローチャートにより車間距離制御が実施さ
れている。
【0028】図6に示すように、ステップS1で電波レ
ーダー2からの情報が読み込まれ、ステップS2で先行
車16との車間距離Aが導出される。車間距離Aは、実
際の距離及び相対速度の情報を含むものである。ステッ
プS3で車間距離Aが所定の目標車間距離Xに等しいか
否かが判断され、車間距離Aが目標車間距離Xに等しい
と判断された場合リターンとなる。ステップS3で車間
距離Aが所定の目標車間距離Xに等しくないと判断され
た場合、ステップS4で加・減速操作が実施されてリタ
ーンとなる。
ーダー2からの情報が読み込まれ、ステップS2で先行
車16との車間距離Aが導出される。車間距離Aは、実
際の距離及び相対速度の情報を含むものである。ステッ
プS3で車間距離Aが所定の目標車間距離Xに等しいか
否かが判断され、車間距離Aが目標車間距離Xに等しい
と判断された場合リターンとなる。ステップS3で車間
距離Aが所定の目標車間距離Xに等しくないと判断され
た場合、ステップS4で加・減速操作が実施されてリタ
ーンとなる。
【0029】つまり、車両1が先行車16に接近した時
には、エンジン12のスロットル操作と必要に応じてト
ランスミッション13のシフトダウンを行なって減速さ
せて車速に応じた車間距離制御を実施し、必要に応じて
警報・表示装置9を介して運転者に警報を発してブレー
キ操作を促す。また、車両1が先行車16から離れた時
には、予め設定した車速まで出力を増加させて先行車1
6に近づきすぎないように加速させて車間距離制御を実
施する。
には、エンジン12のスロットル操作と必要に応じてト
ランスミッション13のシフトダウンを行なって減速さ
せて車速に応じた車間距離制御を実施し、必要に応じて
警報・表示装置9を介して運転者に警報を発してブレー
キ操作を促す。また、車両1が先行車16から離れた時
には、予め設定した車速まで出力を増加させて先行車1
6に近づきすぎないように加速させて車間距離制御を実
施する。
【0030】そして、図7、図8に示したフローチャー
トにより減速制御及び加速制御の割り込み処理が随時実
施されている(制御手段)。即ち、検出手段からの車間
距離情報に基づいて先行車16及び先先行車の減速度を
導出し、制御手段により、先行車16に対する車両1の
目標減速度及び先先行車に対する車両1の目標減速度を
導出して大きい方の目標減速度を選択し、選択した目標
減速度で車両1を減速制御する処理が実施される。ま
た、検出手段からの車間距離情報に基づいて先行車16
及び先先行車の加速度を導出し、制御手段により、先行
車16に対する車両1の目標加速度及び先先行車に対す
る車両1の目標加速度を導出して小さい方の目標加速度
を選択し、選択した目標加速度で車両1を加速制御する
処理が実施される。これにより、先行車16が先先行車
に急接近したり、先行車16あるいは先先行車が変わっ
ても、滑らかな減速制御及び加速制御が行えるようにな
っている。尚、車両1の目標減速度や目標加速度は、先
行車が減速している状況や、定速走行している状況に応
じて、車両1の車速、先行車の車速、目標車間距離、交
通状況により設定された目標車間時間等により、演算ま
たはマップから導出される。
トにより減速制御及び加速制御の割り込み処理が随時実
施されている(制御手段)。即ち、検出手段からの車間
距離情報に基づいて先行車16及び先先行車の減速度を
導出し、制御手段により、先行車16に対する車両1の
目標減速度及び先先行車に対する車両1の目標減速度を
導出して大きい方の目標減速度を選択し、選択した目標
減速度で車両1を減速制御する処理が実施される。ま
た、検出手段からの車間距離情報に基づいて先行車16
及び先先行車の加速度を導出し、制御手段により、先行
車16に対する車両1の目標加速度及び先先行車に対す
る車両1の目標加速度を導出して小さい方の目標加速度
を選択し、選択した目標加速度で車両1を加速制御する
処理が実施される。これにより、先行車16が先先行車
に急接近したり、先行車16あるいは先先行車が変わっ
ても、滑らかな減速制御及び加速制御が行えるようにな
っている。尚、車両1の目標減速度や目標加速度は、先
行車が減速している状況や、定速走行している状況に応
じて、車両1の車速、先行車の車速、目標車間距離、交
通状況により設定された目標車間時間等により、演算ま
たはマップから導出される。
【0031】図7に示すように、ステップS11で先行
車16に対する車両1の目標減速度G1が演算され、ス
テップS12で先先行車があるか否かが判断される。先
先行車の検出は、電波レーダー2の電波が先行車16の
床下を通って車両1から先先行車までの車間距離(相対
速度)を検出することにより判断される。ステップS1
2で先先行車があると判断された場合、ステップS13
で先先行車に対する車両1の目標減速度G2が演算され
てステップS14に移行する。
車16に対する車両1の目標減速度G1が演算され、ス
テップS12で先先行車があるか否かが判断される。先
先行車の検出は、電波レーダー2の電波が先行車16の
床下を通って車両1から先先行車までの車間距離(相対
速度)を検出することにより判断される。ステップS1
2で先先行車があると判断された場合、ステップS13
で先先行車に対する車両1の目標減速度G2が演算され
てステップS14に移行する。
【0032】ステップS14では目標減速度G1,G2
が比較され、ステップS14で目標減速度G1が目標減
速度G2以上である、即ち、先行車16に対する車両1
の目標減速度G1が先先行車に対する車両1の目標減速
度G2以上であると判断された場合、ステップS15で
目標減速度G1に基づいて減速制御が実施される。ステ
ップS14で目標減速度G1が目標減速度G2に満たな
い、即ち、先先行車に対する車両1の目標減速度G2の
方が先行車16に対する車両1の目標減速度G1よりも
大きいと判断された場合、ステップS16で目標減速度
G2に基づいて減速制御が実施される。
が比較され、ステップS14で目標減速度G1が目標減
速度G2以上である、即ち、先行車16に対する車両1
の目標減速度G1が先先行車に対する車両1の目標減速
度G2以上であると判断された場合、ステップS15で
目標減速度G1に基づいて減速制御が実施される。ステ
ップS14で目標減速度G1が目標減速度G2に満たな
い、即ち、先先行車に対する車両1の目標減速度G2の
方が先行車16に対する車両1の目標減速度G1よりも
大きいと判断された場合、ステップS16で目標減速度
G2に基づいて減速制御が実施される。
【0033】このように、先行車16だけでなく、先先
行車を仮の先行車として扱い、先行車16と先先行車に
対する車両1の目標減速度の大きい方を選択して減速し
て車間距離制御を実施することにより、単に先行車16
との車間距離制御を行うだけでなく先先行車に対応して
車間距離制御を行うことができる。例えば、先行車16
が先先行車に急接近した場合であっても、先先行車に対
する車両1の目標減速度G2が大きくなるので先先行車
に対して車間距離制御が行なわれて車両1が減速され、
先行車16と共に先先行車に急激に接近することを防止
することができる。また、常に先先行車との車間距離を
加味しているため、先行車16あるいは先先行車が急激
な車線変更でいなくなった場合等でも、連続的に滑らか
な車間距離制御が可能となる。
行車を仮の先行車として扱い、先行車16と先先行車に
対する車両1の目標減速度の大きい方を選択して減速し
て車間距離制御を実施することにより、単に先行車16
との車間距離制御を行うだけでなく先先行車に対応して
車間距離制御を行うことができる。例えば、先行車16
が先先行車に急接近した場合であっても、先先行車に対
する車両1の目標減速度G2が大きくなるので先先行車
に対して車間距離制御が行なわれて車両1が減速され、
先行車16と共に先先行車に急激に接近することを防止
することができる。また、常に先先行車との車間距離を
加味しているため、先行車16あるいは先先行車が急激
な車線変更でいなくなった場合等でも、連続的に滑らか
な車間距離制御が可能となる。
【0034】また、図8に示すように、ステップS21
で先行車16に対する車両1の目標加速度P1が演算さ
れ、ステップS22で先先行車があるか否かが判断され
る。ステップS22で先先行車があると判断された場
合、ステップS23で先先行車に対する車両1の目標加
速度P2が演算されてステップS24に移行する。ステ
ップS24では目標加速度P1,P2が比較され、ステ
ップS24で目標加速度P1が目標加速度P2以下であ
る、即ち、先行車16に対する車両1の目標加速度P1
が先先行車に対する車両1の目標加速度P2以下である
と判断された場合、ステップS25で目標加速度P1に
基づいて加速制御が実施される。ステップS24で目標
加速度P1が目標加速度P2よりも大きい、即ち、先先
行車に対する車両1の目標加速度P2の方が先行車16
に対する車両1の目標加速度P1よりも小さいと判断さ
れた場合、ステップS26で加速度P2に基づいて加速
制御が実施される。
で先行車16に対する車両1の目標加速度P1が演算さ
れ、ステップS22で先先行車があるか否かが判断され
る。ステップS22で先先行車があると判断された場
合、ステップS23で先先行車に対する車両1の目標加
速度P2が演算されてステップS24に移行する。ステ
ップS24では目標加速度P1,P2が比較され、ステ
ップS24で目標加速度P1が目標加速度P2以下であ
る、即ち、先行車16に対する車両1の目標加速度P1
が先先行車に対する車両1の目標加速度P2以下である
と判断された場合、ステップS25で目標加速度P1に
基づいて加速制御が実施される。ステップS24で目標
加速度P1が目標加速度P2よりも大きい、即ち、先先
行車に対する車両1の目標加速度P2の方が先行車16
に対する車両1の目標加速度P1よりも小さいと判断さ
れた場合、ステップS26で加速度P2に基づいて加速
制御が実施される。
【0035】このように、先行車16だけでなく、先先
行車を仮の先行車として扱い、先行車16と先先行車に
対する目標加速度の小さい方を選択して加速して車間距
離制御を実施することにより、単に先行車16との車間
距離制御を行うだけでなく先先行車に対応して車間距離
制御を行うことができる。例えば、先行車16が加速し
て先先行車に急接近した場合であっても、先先行車の目
標加速度が小さくなるので先先行車に対して車間距離制
御が行なわれて車両1が加速され、先行車16と共に加
速して先先行車に急激に接近することを防止することが
できる。また、常に先先行車との車間距離を加味してい
るため、先行車16あるいは先先行車が変わっても、連
続的に滑らかな車間距離制御が可能となる。
行車を仮の先行車として扱い、先行車16と先先行車に
対する目標加速度の小さい方を選択して加速して車間距
離制御を実施することにより、単に先行車16との車間
距離制御を行うだけでなく先先行車に対応して車間距離
制御を行うことができる。例えば、先行車16が加速し
て先先行車に急接近した場合であっても、先先行車の目
標加速度が小さくなるので先先行車に対して車間距離制
御が行なわれて車両1が加速され、先行車16と共に加
速して先先行車に急激に接近することを防止することが
できる。また、常に先先行車との車間距離を加味してい
るため、先行車16あるいは先先行車が変わっても、連
続的に滑らかな車間距離制御が可能となる。
【0036】上述したように、車車間通信等を用いるこ
となく簡易的に先先行車を考慮した高度な車間距離制御
が可能になり、先行車16が隣接車線に移動する等によ
り目標が新たな先行車になっても、先先行車を新たな先
行車16として連続的な制御が可能になり、先行車16
の急激な挙動変化や先行車16あるいは先先行車が変わ
った場合にも制御が滑らかに追従して乗り心地性能が悪
化する虞がない。従って、先行車あるいは先先行車が変
わっても連続的に滑らかに車間距離制御を実施すること
ができる車間距離制御装置を備えた運転支援システムと
することが可能となる。
となく簡易的に先先行車を考慮した高度な車間距離制御
が可能になり、先行車16が隣接車線に移動する等によ
り目標が新たな先行車になっても、先先行車を新たな先
行車16として連続的な制御が可能になり、先行車16
の急激な挙動変化や先行車16あるいは先先行車が変わ
った場合にも制御が滑らかに追従して乗り心地性能が悪
化する虞がない。従って、先行車あるいは先先行車が変
わっても連続的に滑らかに車間距離制御を実施すること
ができる車間距離制御装置を備えた運転支援システムと
することが可能となる。
【0037】尚、上述した実施形態例では、検出手段と
して電波レーダー2を設けた例を示したが、先先行車を
見通せる位置に検出手段を設けることができる場合に
は、検出手段としては、レーザー手段やカメラ等の撮影
手段等を適用することも可能である。また、上述した実
施形態例では、車線逸脱警報装置、後側方モニター及び
車間距離制御装置を備えた運転支援システムを例に挙げ
て説明したが、少なくとも、車間距離制御装置を備えて
いればよく、上述した実施形態例の運転支援システムの
構成に限定されるものではない。
して電波レーダー2を設けた例を示したが、先先行車を
見通せる位置に検出手段を設けることができる場合に
は、検出手段としては、レーザー手段やカメラ等の撮影
手段等を適用することも可能である。また、上述した実
施形態例では、車線逸脱警報装置、後側方モニター及び
車間距離制御装置を備えた運転支援システムを例に挙げ
て説明したが、少なくとも、車間距離制御装置を備えて
いればよく、上述した実施形態例の運転支援システムの
構成に限定されるものではない。
【0038】
【発明の効果】請求項1の本発明は、検出手段により、
自車と先行車との車間距離及び自車と先行車の前方を走
行する先先行車との車間距離を検出し、減速度導出手段
により、検出手段からの車間距離情報に基づいて先行車
及び先先行車の減速度を導出し、制御手段により、先行
車及び先先行車に対する目標減速度を導出して大きい方
を選択することで自車を減速制御するようにしたので、
簡易的に先先行車を考慮した高度で安全な車間距離制御
が可能になり、先行車が先先行車に急接近したり、先行
車あるいは先先行車が急激に隣接車線に移動しても、滑
らかな減速制御が行える。この結果、先行車あるいは先
先行車が変わったり急激な挙動変化しても連続的に滑ら
かに車間距離制御を実施することができる車間距離制御
装置を備えた運転支援システムとすることが可能とな
る。
自車と先行車との車間距離及び自車と先行車の前方を走
行する先先行車との車間距離を検出し、減速度導出手段
により、検出手段からの車間距離情報に基づいて先行車
及び先先行車の減速度を導出し、制御手段により、先行
車及び先先行車に対する目標減速度を導出して大きい方
を選択することで自車を減速制御するようにしたので、
簡易的に先先行車を考慮した高度で安全な車間距離制御
が可能になり、先行車が先先行車に急接近したり、先行
車あるいは先先行車が急激に隣接車線に移動しても、滑
らかな減速制御が行える。この結果、先行車あるいは先
先行車が変わったり急激な挙動変化しても連続的に滑ら
かに車間距離制御を実施することができる車間距離制御
装置を備えた運転支援システムとすることが可能とな
る。
【0039】請求項2の本発明は、検出手段により、自
車と先行車との車間距離及び自車と先行車の前方を走行
する先先行車との車間距離を検出し、加速度導出手段に
より、検出手段からの車間距離情報に基づいて先行車及
び先先行車の加速度を導出し、制御手段により、先行車
及び先先行車に対する目標加速度を導出して小さい方を
選択することで自車を加速制御するようにしたので、簡
易的に先先行車を考慮した高度で安全な車間距離制御が
可能になり、先行車が急加速して先先行車に急接近した
り、先行車あるいは先先行車が急激に隣接車線に移動し
ても、滑らかな加速制御が行える。この結果、先行車あ
るいは先先行車が変わったり急激な挙動変化しても連続
的に滑らかに車間距離制御を実施することができる車間
距離制御装置を備えた運転支援システムとすることが可
能となる。
車と先行車との車間距離及び自車と先行車の前方を走行
する先先行車との車間距離を検出し、加速度導出手段に
より、検出手段からの車間距離情報に基づいて先行車及
び先先行車の加速度を導出し、制御手段により、先行車
及び先先行車に対する目標加速度を導出して小さい方を
選択することで自車を加速制御するようにしたので、簡
易的に先先行車を考慮した高度で安全な車間距離制御が
可能になり、先行車が急加速して先先行車に急接近した
り、先行車あるいは先先行車が急激に隣接車線に移動し
ても、滑らかな加速制御が行える。この結果、先行車あ
るいは先先行車が変わったり急激な挙動変化しても連続
的に滑らかに車間距離制御を実施することができる車間
距離制御装置を備えた運転支援システムとすることが可
能となる。
【図1】本発明の一実施形態例に係る運転支援システム
を備えた車両の概略構成図。
を備えた車両の概略構成図。
【図2】車線逸脱検出の概念図。
【図3】接近車認識の概念図。
【図4】後側方モニターの機能説明図。
【図5】先行車認識の概念図。
【図6】車間距離制御装置の基本フローチャート。
【図7】減速制御の割り込みフローチャート。
【図8】加速制御の割り込みフローチャート。
1 車両 2 電波レーダー 3 CCDカメラ 4 広角CCDカメラ 5 コントローラー 16 先行車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 624 B60R 21/00 624B 3G301 624G 5H180 626 626A 5J070 B62D 6/00 B62D 6/00 5J084 F02D 9/02 351 F02D 9/02 351M 29/02 301 29/02 301D 41/14 320 41/14 320Z G08G 1/16 G08G 1/16 E C // G01S 13/93 G01S 13/93 Z 17/93 B62D 101:00 B62D 101:00 111:00 111:00 113:00 113:00 G01S 17/88 A Fターム(参考) 3D032 CC20 DA03 DA23 DA33 DA84 DA88 DB01 DB02 DB03 DB08 DB09 DB10 DC08 DC31 DD02 DE02 EB15 EB30 EC21 EC34 GG01 3D041 AA41 AA80 AC15 AC26 AD46 AD51 AE04 AE32 AE41 AF01 3D044 AA25 AA35 AC01 AC26 AC28 AC31 AC59 AD04 AD17 AD21 AE04 AE19 AE21 3G065 CA00 CA19 DA04 FA11 GA00 GA11 GA50 3G093 AA05 BA23 BA24 DB00 DB05 DB16 DB21 EA09 EB03 EB04 FA04 FA10 FA11 3G301 JA00 JB10 KB02 LA03 LC03 NA08 NC02 ND01 PF00Z PF02Z PF15Z 5H180 AA01 CC04 CC12 CC14 CC24 CC27 LL01 LL02 LL04 LL07 LL08 LL09 5J070 AC02 AC06 AE01 AF03 BD08 BF02 BF03 5J084 AB01 AC02 BA03 BA11 EA22
Claims (2)
- 【請求項1】 自車と同一の走行車線を走行している先
行車との車間距離が目標車間距離となるように前記自車
の車速を制御する車間距離制御装置を備えた運転支援シ
ステムにおいて、前記自車の前方に向けて設けられ前記
自車と前記先行車との車間距離及び前記自車と前記先行
車の前方を走行する先先行車との車間距離を検出する検
出手段と、前記検出手段からの車間距離情報により前記
先行車及び前記先先行車の減速度を導出する減速度導出
手段と、前記検出手段から検出された前記自車と前記先
行車との車間距離及び前記自車と前記先行車の前方を走
行する先先行車との車間距離と、前記減速度導出手段で
導出された前記先行車の減速度及び前記先先行車の減速
度とから、前記自車の前記先行車に対する目標減速度及
び前記自車の前記先先行車に対する目標減速度を導出す
る目標減速度導出手段と、前記目標減速度導出手段から
導出された目標減速度のうち大きい方を選択して前記自
車を減速制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
運転支援システム。 - 【請求項2】 自車と同一の走行車線を走行している前
記先行車との車間距離が目標車間距離となるように前記
自車の車速を制御する車間距離制御装置を備えた運転支
援システムにおいて、前記自車の前方に向けて設けられ
前記自車と前記先行車との車間距離及び前記自車と前記
先行車の前方を走行する先先行車との車間距離を検出す
る検出手段と、前記検出手段からの車間距離情報により
前記先行車及び前記先先行車の加速度を導出する加速度
導出手段と、前記検出手段から検出された前記自車と前
記先行車との車間距離及び前記自車と前記先行車の前方
を走行する先先行車との車間距離と、前記加速度導出手
段で導出された前記先行車の加速度及び前記先先行車の
加速度とから、前記自車の前記先行車に対する目標加速
度及び前記自車の前記先先行車に対する目標加速度を導
出する目標加速度導出手段と、前記目標加速度導出手段
から導出された目標加速度のうち小さい方を選択して前
記自車を加速制御する制御手段とを備えたことを特徴と
する運転支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000303064A JP2002104015A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | 運転支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000303064A JP2002104015A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | 運転支援システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002104015A true JP2002104015A (ja) | 2002-04-09 |
Family
ID=18784318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000303064A Pending JP2002104015A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | 運転支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002104015A (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-10-03 JP JP2000303064A patent/JP2002104015A/ja active Pending
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