JPWO2007119281A1 - 積層型電子部品およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

積層体の所定の面上であって、複数の内部電極の各端部が露出した箇所に、直接、めっきを施すことによって、外部電極を形成しようとする場合、絶縁体層と内部電極との界面の隙間へめっき液が浸入し、得られた積層型電子部品において、構造欠陥を招いたり、信頼性を低下させたりすることがある。内部電極(3)の各端部が露出した端面(6)に撥水処理剤(15)を付与し、絶縁体層(2)と内部電極(3)との界面の隙間(14)に充填させる。その後、研磨により、内部電極(3)を端面(6)から十分に露出させかつ余分な撥水処理剤を除去した後、端面(6)に、直接、めっき膜を形成する。

Description

本発明は、積層型電子部品およびその製造方法に関するものであり、特に、外部電極が積層体の外表面上に、直接、めっきを施すことにより形成された、積層型電子部品およびその製造方法に関するものである。
図4に示すように、積層セラミックコンデンサに代表される積層型電子部品101は、一般に、たとえば誘電体セラミックからなる積層された複数の絶縁体層102と、絶縁体層102間の界面に沿って形成された複数の層状の内部電極103および104とを含む、積層体105を備えている。積層体105の一方および他方端面106および107には、それぞれ、複数の内部電極103および複数の内部電極104の各端部が露出していて、これら内部電極103の各端部および内部電極104の各端部を、それぞれ、互いに電気的に接続するように、外部電極108および109が形成されている。
外部電極108および109の形成にあたっては、一般に、金属成分とガラス成分とを含む金属ペーストを積層体105の端面106および107上に塗布し、次いで焼き付けることにより、ペースト電極層110がまず形成される。次に、ペースト電極層110上に、たとえばNiを主成分とする第1のめっき層111が形成され、さらにその上に、たとえばSnを主成分とする第2のめっき層112が形成される。すなわち、外部電極108および109の各々は、ペースト電極層110、第1のめっき層111および第2のめっき層112の3層構造より構成される。
外部電極108および109に対しては、積層型電子部品101が半田を用いて基板に実装される際に、半田との濡れ性が良好であることが求められる。同時に、外部電極108に対しては、互いに電気的に絶縁された状態にある複数の内部電極103を互いに電気的に接続し、かつ、外部電極109に対しては、互いに電気的に絶縁された状態にある複数の内部電極104を互いに電気的に接続する役割が求められる。半田濡れ性の確保の役割は、上述した第2のめっき層112が果たしており、内部電極103および104相互の電気的接続の役割は、ペースト電極層110が果たしている。第1のめっき層111は、はんだ接合時のはんだ食われを防止する役割を果たしている。
しかし、ペースト電極層110は、その厚みが数十μm〜数百μmと大きい。したがって、この積層型電子部品101の寸法を一定の規格値に収めるためには、このペースト電極層110の体積を確保する必要が生じる分、不所望にも、静電容量確保のための実効体積を減少させる必要が生じる。一方、めっき層111および112はその厚みが数μm程度であるため、仮に第1のめっき層111および第2のめっき層112のみで外部電極108および109を構成できれば、静電容量確保のための実効体積をより多く確保することができる。
たとえば、特開2004−146401号公報(特許文献1)には、導電性ペーストを積層体の端面の少なくとも内部電極の積層方向に沿った稜部に、内部電極の引出し部と接触するよう塗布し、この導電性ペーストを焼き付けまたは熱硬化させて導電膜を形成し、さらに、積層体の端面に電解めっきを施し、上記稜部の導電膜と接続されるように電解めっき膜を形成する方法が開示されている。これによると、外部電極の端面における厚みを薄くすることができる。
また、特開昭63−169014号公報(特許文献2)には、積層体の、内部電極が露出した側壁面の全面に対し、側壁面に露出した内部電極が短絡されるように、無電解めっきによって導電性金属膜を析出させる方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1および2に記載されている外部電極の形成方法では、内部電極の露出した端部に直接めっきを行なうため、内部電極と絶縁体層との間の界面に沿って積層体中に浸入しためっき液が、絶縁体層を構成するセラミックや内部電極を浸食し、構造欠陥を引き起こすことがある。また、これにより、積層型電子部品の耐湿負荷特性が劣化するなどの信頼性不良が生じるという不具合がある。
特開2004−146401号公報 特開昭63−169014号公報
本発明は、上記のような問題点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、積層型電子部品の外部電極を実質的にめっき析出物のみで形成することにより、実効体積率に優れたものとすることができるばかりでなく、構造欠陥がなく、信頼性に優れたものとすることができる、積層型電子部品を製造する方法を提供しようとすることである。
本発明の他の目的は、上述した製造方法によって製造される積層型電子部品を提供しようとすることである。
本発明は、積層された複数の絶縁体層と、絶縁体層間の界面に沿って形成された複数の内部電極とを含み、内部電極の各端部が所定の面に露出している、積層体を用意する工程と、積層体の所定の面に露出した複数の内部電極の各端部を互いに電気的に接続するように、積層体の所定の面上に外部電極を形成する工程とを含む、積層型電子部品の製造方法にまず向けられる。
本発明に係る積層型電子部品の製造方法は、前述した技術的課題を解決するため、外部電極を形成する工程の前に、積層体の、少なくとも複数の内部電極の端部が露出した上記所定の面に撥水処理剤を付与する工程をさらに備え、外部端子電極を形成する工程は、撥水処理剤が付与された積層体の、複数の内部電極の端部が露出した上記所定の面に、直接、めっき膜を形成する工程を備えることを特徴としている。ここで、めっき膜の形成には、電解めっきおよび無電解めっきのいずれが適用されてもよい。
本発明に係る積層型電子部品の製造方法は、好ましくは、撥水処理剤を付与する工程の後であって、外部電極を形成する工程の前に、積層体の、内部電極の端部が露出した所定の面に対し、研磨剤を用いて研磨する工程をさらに含む。
本発明は、また、積層された複数の絶縁体層と、絶縁体層間の界面に沿って形成された複数の内部電極とを含み、内部電極の各端部が所定の面に露出している、積層体と、積層体の所定の面に露出した複数の内部電極の各端部を互いに電気的に接続するように、積層体の上記所定の面上に形成される、外部電極とを備える、積層型電子部品にも向けられる。
本発明に係る積層型電子部品は、外部電極の少なくとも内部電極と直接接続される部分がめっき膜からなり、かつ、絶縁体層と内部電極との界面の少なくとも一部に撥水処理剤が充填されていることを特徴としている。
本発明に係る積層型電子部品において、積層体の、内部電極の端部が露出した所定の面と、めっき膜との間には、撥水処理剤が実質的に存在しないことが好ましい。
本発明において、上記撥水処理剤は、有機官能基が付加されたSiを含むシランカップリング剤であって、有機官能基の炭素数の合計が6以上のものであることが好ましい。
本発明によれば、まず、外部電極が実質的にめっき膜のみで形成されるため、実効体積率に優れた積層型電子部品を得ることができる。さらに、撥水処理剤の作用により、構造欠陥がなく、信頼性に優れた積層型電子部品を得ることができる。
本発明において、撥水処理剤を付与する工程の後であって、外部電極を形成する工程の前に、積層体の、内部電極の端部が露出した所定の面に対し、研磨剤を用いて研磨する工程がさらに実施されると、積層体の、内部電極の端部が露出した所定の面に付着した撥水処理剤が有利に除去されるので、めっき不着の不具合を招かないようにすることができる。一方、絶縁体層と内部電極との界面の少なくとも一部に充填された撥水処理剤については、上記研磨によっても除去されることがないので、めっき液浸入防止の効果を保持し続けることができる。
本発明の一実施形態による積層型電子部品1の断面図である。 図1に示した積層体5の、内部電極3aおよび3bが露出する部分を拡大して示す断面図であって、撥水処理剤を付与する前の状態を示す。 図2に対応する図であって、撥水処理剤を付与し、かつ研磨を実施した後の状態を示す。 従来の積層型電子部品101の断面図である。
符号の説明
1 積層型電子部品
2 絶縁体層
3,4 内部電極
5 積層体
6,7 端面
8,9 外部電極
10 第1のめっき層
11 第2のめっき層
15 撥水処理剤
本発明に係る積層型電子部品の製造方法は、外部電極の形成において、ペースト電極、スパッタ電極、蒸着電極などの形成を伴わず、積層体の、内部電極の端部が露出した面に、直接、めっき膜を形成することを前提としている。そして、めっき膜を形成する前において、積層体の、少なくとも内部電極の端部が露出した面に撥水処理剤を付与することを特徴としている。このようにして得られた積層型電子部品の一例を図1に示す。
図1に示すように、積層型電子部品1は、積層された複数の絶縁体層2と、絶縁体層2間の界面に沿って形成された複数の層状の内部電極3および4とを含む積層体5を備えている。積層型電子部品1が積層セラミックコンデンサを構成するとき、絶縁体層2は、誘電体セラミックから構成される。積層体5の一方および他方端面6および7には、それぞれ、複数の内部電極3および複数の内部電極4の各端部が露出していて、これら内部電極3の各端部および内部電極4の各端部を、それぞれ、互いに電気的に接続するように、外部電極8および9が形成されている。
なお、本発明に係る製造方法では、外部電極8および9を形成する前に、撥水処理剤を付与する工程が実施されるが、図1では撥水処理剤は図示されていない。
外部電極8および9の各々は、実質的にめっき膜から構成され、まず、内部電極3および4の露出する端面6および7上に形成される第1のめっき層10と、その上に形成される第2のめっき層11とを備えている。
最外層を構成する第2のめっき層11は、半田に対し濡れ性が良好なことが求められるため、SnやAuなどを主成分とすることが望ましい。また、第1のめっき層10は、互いに電気的に絶縁された状態にある各々複数の内部電極3および4を互いに電気的に接続するとともに、はんだ接合時のはんだ食われを防止する役割を果たすことが求められるため、Ni等を主成分とするものが好ましい。
外部電極8および9は、図示した実施形態のように、必ずしも2層構造である必要はなく、1層構造でもよく、あるいは3層以上の構造でもよい。たとえば、第1、第2、第3のめっき層を、Cuめっき層、Niめっき層、Snめっき層の順に形成する3層構造や、第1、第2、第3、第4のめっき層を、Niめっき層、Cuめっき層、Niめっき層、Snめっき層の順に形成する4層構造などが挙げられる。
第1および第2のめっき層10および11を形成するためのめっき方法は、還元剤を用いて金属イオンを析出させる無電解めっき法であっても、あるいは、通電処理を行なう電解めっき法であってもよい。なお、具体的なめっき方法については後述する。
本発明に係る製造方法によれば、前述したように、外部電極8および9を形成する前、より特定的には、第1のめっき層10を形成する前に、撥水処理剤を付与する工程が実施される。撥水処理剤の付与に当たっては、撥水処理剤を含む液体中に積層体5を浸漬させてもよいし、撥水処理剤を含む液体を積層体5の、少なくとも内部電極3および4の各端部が露出した端面6および7に塗布または噴霧してもよく、その方法は特に限定されない。
図2および図3は、図1に示した積層体5の、内部電極3が露出する一方の端面6付近を拡大して示す図である。図2および図3には、外部電極8を形成する前の状態が示されている。なお、他方の端面7およびそこに露出する内部電極4については、図2および図3に示した端面6および内部電極3の場合と実質的に同様であるので、図示および説明を省略する。
図2に示すように、積層体5には、絶縁体層2と内部電極3および4の各々との間の界面に、わずかな隙間14がある場合が多い。このような積層体5に撥水処理剤を付与すると、隙間14のうち、積層体5の表面に繋がっている隙間14は、図3に示すように、撥水処理剤15で充填される。この撥水処理剤15は、乾燥により固化すると、めっき液や水分などの隙間14への浸入を防ぐ働きを営む。このようにして、積層型電子部品1の構造欠陥が抑制され、耐湿負荷特性が向上する。
なお、積層体5に付与された撥水処理剤15は、上記隙間14を充填するだけでなく、内部電極3および4の各々が露出する端面6および7全体、あるいは、積層体5の外表面全体を被覆するよう膜を形成する。このように面全体を被覆する撥水処理剤15は、図3では図示されない。面全体を被覆する撥水処理剤15の膜は、厚みが数十〜数百nmと非常に薄いため、存在していても大きな問題にはならないが、第1のめっき層10の積層体5に対する密着状態をより確実なものにしたい場合は、少なくとも端面6および7上の撥水処理剤15の膜については除去した方が好ましい。
除去の方法としては、サンドブラストやバレル研磨など、研磨剤を用いた通常の研磨方法を用いることができる。このような除去を行なっても、上述の隙間14に充填された撥水処理剤15は、図3に示すように、除去されることがない。したがって、上記研磨工程を実施した後、第1のめっき層10を形成すれば、めっき液によって積層体5の内部が浸食されることなく、密着度に優れた外部電極8および9を得ることができる。
次に、撥水処理剤について説明する。本発明において用いられる撥水処理剤は、めっき液や水分などの積層体5への浸入を防ぐものであれば、その種類は特に限定されない。たとえば、シランカップリング剤などが挙げられる。
また、シランカップリング剤は有機官能基が付加されたSiを含むが、この有機官能基における炭素数の合計が6以上である場合、撥水作用が特に大きくなる。この撥水作用が大きいほど、耐湿負荷試験における不良率低減により寄与する。官能基としては、たとえばアルキル基などが挙げられる。
次いで、撥水処理剤15を付与した後の積層体5に、第1のめっき層10を電解めっきまたは無電解めっきにより形成する工程について説明する。
めっき前の積層体5においては、一方の端面6に露出している複数の内部電極3相互、ならびに他方の端面7に露出している複数の内部電極4相互が、電気的に絶縁された状態になっている。第1のめっき層10を形成するため、まず、内部電極3および4の各々の露出部分に対し、めっき液中の金属イオンを析出させる。そして、このめっき析出物をさらに成長させ、隣り合う内部電極3の各露出部および隣り合う内部電極4の各露出部のそれぞれにおけるめっき析出物を物理的に接続した状態とする。このようなめっき工程を、内部電極3および4の各々が露出する端面6および7の各全面にて進めることにより、内部電極3および4の露出する端面6および7上に、直接、均質で緻密な第1のめっき層10が形成される。
第1のめっき層10が形成されれば、第2のめっき層11は通常の方法にて容易に形成できる。なぜなら、第2のめっき層11を形成しようとする段階では、めっきすべき場所が導電性を有する連続的な面となっているためである。第2のめっき層11の形成においても、電解めっきおよび無電解めっきのいずれをも適用することができる。
上述しためっき方法は、めっき析出物の成長力および展性の高さを利用したものである。電解めっきを適用する場合には、絶縁体層2の厚さが10μm以下であること、無電解めっきを適用する場合には、絶縁体層2の厚さが50μm以下であることが、前述のめっき析出物を互いに接続した状態にしやすくできる点で好ましい。
また、めっき前において、端面6および7に対する内部電極3および4の引っ込み長さが1μm以下であることが好ましい。これが1μmより大きいと、内部電極3および4の露出部分に電子が供給されにくく、めっき析出が生じにくくなるためである。この引っ込み長さを小さくするには、サンドブラストやバレル研磨などの研磨を端面6および7に対して実施し、絶縁体層2を削るようにすればよい。この研磨工程は、前述の積層体5の表面に付着した撥水処理剤15の除去のための研磨工程と兼ねることができる。
次に、めっき方法の詳細な例について、電解めっき法の場合と無電解めっき法の場合とに分けて説明する。
電解めっき法の場合は、たとえば、給電端子を備える容器中に、外部電極8および9を形成する前の積層体5および導電性メディアを投入し、金属イオンを含むめっき液に浸漬させた状態で、上記容器を回転させながら通電することが行なわれる。このとき、容器の回転数を10r.p.m.以上にすると、めっき膜の成長力が増し、均質で緻密な第1のめっき層10を形成することができる。第1のめっき層10に適した金属としては、NiやCuが挙げられる。Cuは展性に富む材質であり、Niは適切な光沢剤が添加されることにより、展性が向上する。
無電解めっき法の場合は、還元剤と、この還元剤の酸化還元電位よりも電気化学的に貴な析出電位を有する金属イオンとを含有するめっき液で満たされた容器中に、メディアと外部電極8および9を形成する前の積層体5とを投入し、容器を回転、揺動、傾斜または振動させて、積層体5を容器中で撹拌することが行なわれる。還元剤が酸化されると、その酸化作用による電子が内部電極3および4に供給される。そして、液体中の金属イオンが、その供給された電子を受け取り、内部電極3および4の露出部分にめっき膜として析出する。これを続けると、めっき膜が成長し、均質で緻密な第1のめっき層10が形成される。
上述のような無電解めっき法を用いた場合、通常の無電解めっきにおいて必要である、事前のPd等の触媒付与の工程が不要となり、工程が簡便となる。また、内部電極3および4がNi、Cuなどの安価な金属を主成分とする場合であっても、均質で緻密な第1のめっき層10の形成が可能となる。なお、メディアの少なくとも表面が、還元剤に対して触媒活性を有する金属である場合、第1のめっき層10の緻密性をさらに向上させることができる。
外部電極8および9を形成するためのめっき方法は、上述した方法には限られるものではない。
以上、本発明を、図示した実施形態に関連して説明したが、本発明の範囲内において、その他種々の変形例が可能である。
たとえば、本発明が適用される積層型電子部品としては、積層チップコンデンサが代表的であるが、その他、積層チップインダクタ、積層チップサーミスタなどにも適用可能である。
したがって、積層型電子部品に備える絶縁体層は、電気的に絶縁する機能を有していればよく、その材質は特に問われるものではない。すなわち、絶縁体層は、誘電体セラミックからなるものに限らず、その他、圧電体セラミック、半導体セラミック、磁性体セラミック、樹脂などからなるものであってもよい。
以下、本発明に従って実施した実験例について説明する。
[実験例1]
被めっき物として、長さ2.0mm、幅1.25mmおよび厚み1.25mmの積層セラミックコンデンサ用積層体であって、絶縁体層がチタン酸バリウム系誘電体材料からなり、内部電極がNiを主成分とし、隣り合う内部電極間の絶縁体層の厚みが1.9μmであり、内部電極の厚みが平均で0.6μmのものを用意した。
他方、撥水処理剤を含有する液体として、表1に示すように、種々のシランカップリング剤またはチタンカップリング剤を、イソプロピルアルコール(IPA)にて3重量%となるよう希釈した、16種類のものを用意した。
Figure 2007119281
次に、上記16種類の撥水処理剤含有液体の各々に、前述した積層体を浸漬させ、120℃にて10分間保持した。なお、以下に説明するように、表1に示した撥水処理剤A〜Pを付与した積層体を用いて、それぞれ、後掲の表2に示す試料1〜16に係る積層セラミックコンデンサを作製した。また、比較例として、撥水処理剤を付与しない積層体を用いて、表2に示す試料17に係る積層セラミックコンデンサを作製した。
次に、試料1〜16に係る積層体については、撥水処理剤含有液体に浸漬後、この液体から取り出し、乾燥した後、積層体に対して、研磨剤を用いてサンドブラスト処理を行ない、内部電極が露出する積層体の端面に対する内部電極の引っ込み長さが、最も大きい箇所で0.1μmとなるように調整した。これと同時に、積層体表面に付着した撥水処理剤を除去した。このとき、積層体内の、絶縁体層と内部電極との界面に充填された撥水処理剤が除去されてないことを、透過型電子顕微鏡にて確認した。
他方、試料17に係る積層体については、研磨剤を用いたサンドブラスト処理のみを実施し、内部電極が露出する積層体の端面に対する内部電極の引っ込み長さが、最も大きい箇所で0.1μmとなるように調整した。
次に、上記積層体500個を、容積300ccの回転バレル中に投入し、それに加えて、直径0.4mmのSn−Ag−Cu製メディアを100cc、攪拌玉として直径7.5mmのナイロン被覆鉄製ボールを50cc投入した。そして、上記回転バレルを、以下のCuストライクめっき浴に浸漬させ、回転数10r.p.m.にて回転させながら、電流密度0.11A/dmにて通電を開始した。このようにして、通電開始後60分後には、内部電極の露出する積層体の表面に、厚み0.5μmのCuストライクめっき層が形成された。
<Cuストライクめっき浴>
ピロリン酸銅(II): 14g/L
ピロリン酸 :120g/L
蓚酸カリウム : 10g/L
pH : 8.5
温度 : 25℃
次いで、上記Cuストライクめっき層を形成した積層体の入った回転バレルを、pHを8.8に調整した浴温25℃のピロ燐酸系Cuめっき浴(ムラタ社製ピロドン)に浸漬させ、回転数10r.p.m.にて回転させながら、電流密度0.3A/dmにて通電を開始した。通電開始後60分後には、Cuストライクめっき層の上に、厚み4.0μmのCuめっき層が形成された。
次に、上記Cuめっき層を形成した積層体の入った回転バレルを、pHを4.2に調整した浴温60℃のNiめっき用ワット浴に浸漬させ、回転数10r.p.m.にて回転させながら、電流密度0.2A/dmにて通電を開始した。通電開始後60分後には、Cuめっき層の上に、厚み3.0μmのNiめっき層が形成された。
次いで、上記Niめっき層を形成した積層体の入った回転バレルを、pHを5.0に調整した浴温33℃のSnめっき浴(ディップソール社製Sn−235)に浸漬させ、回転数10r.p.m.にて回転させながら、電流密度0.1A/dmにて通電を開始した。通電開始後60分後には、Niめっき層の上に、厚み4.0μmのSnめっき層が形成された。
以上のようにして、積層体に対して、ペースト電極層などを形成せずに、直接、めっき層を形成することができ、めっき層からなる外部電極を備える、試料1〜17に係る積層セラミックコンデンサを得ることができた。
次に、試料1〜17の各々について、100個の積層セラミックコンデンサの構造欠陥の評価を超音波探傷により行なった。表2の「構造欠陥発生数」の欄に、構造欠陥が発見された試料を不良として計数した結果が示されている。
また、試料1〜17の各々について、100個の積層セラミックコンデンサに対して耐湿負荷試験(温度120℃、湿度85%、気圧0.2MPa、印加電圧12.6V)を行なった。2000時間経過後に絶縁抵抗値が1MΩ以下になった試料を不良とし、その不良個数が表2の「耐湿負荷試験不良数」の欄に示されている。
Figure 2007119281
表2に示すように、撥水処理を行なった試料1〜16については、構造欠陥が生じなかった。また、耐湿負荷試験における不良率が10%未満であった。
これらに対して、撥水処理を行なわなかった試料番号17については、構造欠陥が若干生じ、耐湿負荷試験における不良率が10%以上となった。ただし、この実験例において採用した耐湿負荷試験は非常に厳しい条件であるため、用途によっては実用上問題ない場合も考えられる。
[実験例2]
被めっき物として、実験例1と同様の積層セラミックコンデンサ用積層体を用意した。
他方、実験例1の場合と同様、表1に示した16種類の撥水処理剤含有液体を用意し、これらの液体の各々に、上記積層体を浸漬させ、120℃にて10分間保持した。実験例2では、表1に示した撥水処理剤A〜Pを付与した積層体を用いて、それぞれ、後掲の表3に示す試料21〜36に係る積層セラミックコンデンサを作製した。また、比較例として、撥水処理剤を付与しない積層体を用いて、表3に示す試料37に係る積層セラミックコンデンサを作製した。
次に、実験例1の場合と同様、試料21〜35に係る積層体については、撥水処理剤含有液体に浸漬後、この液体から取り出し、乾燥した後、積層体に対して、研磨剤を用いてサンドブラスト処理を行ない、内部電極が露出する積層体の端面に対する内部電極の引っ込み長さが、最も大きい箇所で0.1μmとなるように調整した。これと同時に、積層体表面に付着した撥水処理剤を除去した。このとき、積層体内の、絶縁体層と内部電極との界面に充填された撥水処理剤が除去されてないことを、透過型電子顕微鏡にて確認した。
他方、試料37に係る積層体については、研磨剤を用いたサンドブラスト処理のみを実施し、内部電極が露出する積層体の端面に対する内部電極の引っ込み長さが、最も大きい箇所で0.1μmとなるように調整した。
次に、上記積層体5000個を、容積300ccの回転バレル中に投入し、それに加えて、Cuで被覆された直径1.0mmの導電性メディアを100cc投入した。そして、上記回転バレルを、以下の条件に設定された無電解Cuめっき浴に浸漬させ、回転数10r.p.m.にて回転させた。めっき開始120分後には、内部電極の露出する積層体の表面に、厚み3.0μmのCuめっき層が形成された。
<無電解Cuめっき浴>
酒石酸ナトリウムカリウム4水和物 :30g/L
硫酸銅5水和物 :10g/L
ポリエチレングリコール(分子量:1000〜2000): 1g/L
NaOH : 5g/L
ホルムアルデヒド : 4g/L
温度 : 40℃
エアレーション : 0.5L/分
次いで、上記無電解Cuめっき層を形成した積層体の入った回転バレルを純水で水洗した後、pHを4.2に調整した浴温60℃のNiめっき用ワット浴に浸漬させ、回転数10r.p.m.にて回転させながら、電流密度0.2A/dmにて通電を開始した。通電開始後60分後には、Cuめっき層の上に、厚み3.0μmのNiめっき層が形成された。
次いで、上記Niめっき層を形成した積層体の入った回転バレルを、pHを5.0に調整した浴温33℃のSnめっき浴(ディップソール社製Sn−235)に浸漬させ、回転数10r.p.m.にて回転させながら、電流密度0.1A/dmにて通電を開始した。通電開始後60分後には、Niめっき層の上に、厚み4.0μmのSnめっき層が形成された。
以上のようにして、積層体に対して、ペースト電極層などを形成せずに、直接めっき層を形成することができ、めっき層からなる外部電極を備える、試料21〜37に係る積層セラミックコンデンサを得ることができた。
次に、実験例1の場合と同様の方法により、構造欠陥の評価および耐湿負荷試験を実施した。これらの結果が表3の「構造欠陥発生数」および[耐湿負荷試験不良数」の各欄に示されている。
Figure 2007119281
表3に示すように、撥水処理を行なった試料番号21〜36については、構造欠陥が生じなかった。また、耐湿負荷試験における不良率が15%未満であった。特に、表1に示した撥水処理剤A、F、GおよびHのように、炭素数合計が6以上のシランカップリング剤を撥水処理剤として用いた試料21、26、27および28によれば、不良率が1%未満となった。
これらに対して、撥水処理を行なわなかった試料番号37については、構造欠陥が若干生じ、耐湿負荷試験における不良率が15%以上となった。ただし、この実験例において採用した耐湿負荷試験は非常に厳しい条件であるため、用途によっては実用上問題ない場合も考えられる。

Claims (6)

  1. 積層された複数の絶縁体層と、前記絶縁体層間の界面に沿って形成された複数の内部電極とを含み、前記内部電極の各端部が所定の面に露出している、積層体を用意する工程と、
    前記積層体の前記所定の面に露出した複数の前記内部電極の各端部を互いに電気的に接続するように、前記積層体の前記所定の面上に外部電極を形成する工程と
    を含む、積層型電子部品の製造方法であって、
    前記外部電極を形成する工程の前に、前記積層体の、少なくとも前記内部電極の端部が露出した前記所定の面に撥水処理剤を付与する工程をさらに備え、
    前記外部端子電極を形成する工程は、前記撥水処理剤が付与された前記積層体の、前記内部電極の端部が露出した前記所定の面に、直接、めっき膜を形成する工程を備える、
    積層型電子部品の製造方法。
  2. 前記撥水処理剤は、有機官能基が付加されたSiを含むシランカップリング剤であって、有機官能基の炭素数の合計が6以上のものである、請求項1に記載の積層型電子部品の製造方法。
  3. 前記撥水処理剤を付与する工程の後であって、前記外部電極を形成する工程の前に、前記積層体の、前記内部電極の端部が露出した前記所定の面に対し、研磨剤を用いて研磨する工程をさらに含む、請求項1または2に記載の積層型電子部品の製造方法。
  4. 積層された複数の絶縁体層と、前記絶縁体層間の界面に沿って形成された複数の内部電極とを含み、前記内部電極の各端部が所定の面に露出している、積層体と、前記積層体の前記所定の面に露出した複数の前記内部電極の各端部を互いに電気的に接続するように、前記積層体の前記所定の面上に形成される、外部電極とを備える、積層型電子部品であって、
    前記外部電極の少なくとも前記内部電極と直接接続される部分がめっき膜からなり、かつ、前記絶縁体層と前記内部電極との界面の少なくとも一部に撥水処理剤が充填されている、積層型電子部品。
  5. 前記積層体の、前記内部電極の端部が露出した前記所定の面と、前記めっき膜との間には、前記撥水処理剤が実質的に存在しない、請求項4に記載の積層型電子部品。
  6. 前記撥水処理剤は、有機官能基が付加されたSiを含むシランカップリング剤であって、有機官能基の炭素数の合計が6以上のものである、請求項4または5に記載の積層型電子部品。
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