JP5217692B2 - 積層セラミック電子部品 - Google Patents

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Description

この発明は、積層セラミック電子部品に関するもので、特に、外部端子電極が、内部電極の露出端だけでなく、ダミー導体の露出端にも接続され、それによって、外部端子電極の固着力の向上が図られた積層セラミック電子部品に関するものである。
近年、携帯電話、ノートパソコン、デジタルカメラ、デジタルオーディオ機器等の電子機器は小型化が進んでおり、これら電子機器には、小型化かつ高性能化が可能な積層セラミック電子部品が多数用いられている。
通常、積層セラミック電子部品は、複数の積層されたセラミック層を有するセラミック素体と、セラミック素体の内部に形成された内部電極と、セラミック素体の外表面上に形成された外部端子電極とを備える。そして、積層セラミック電子部品は、実装基板の導電ランド上に配置され、はんだなどの導電性接合材を介して基板上に実装される。
ところで、基板に実装された積層セラミック電子部品には、外部から引っ張り応力が加わることがある。この引っ張り応力は、基板のたわみや外部温度変化による基板の熱膨張収縮などに起因するものであるが、このような応力が加わった場合、外部端子電極がセラミック素体から剥離し、いわゆるオープンモードの故障を引き起こすおそれがある。
このようなオープンモードの故障を防止するためには、外部端子電極のセラミック素体に対する固着力を向上させることが技術的課題となる。固着力を向上させる手段としては、セラミック素体内部に電気的特性の発現に実質的に寄与しない内部導体としてのダミー導体を形成し、外部端子電極とダミー導体との金属結合を利用して外部端子電極の固着力を向上させることが、たとえば特許文献1において提案されている。
一方で、積層セラミック電子部品には、さらなる小型化の要求がある。積層セラミック電子部品を小型化すると、内部電極同士が対向する有効面積が小さくなるため、一般的に特性は低下する傾向にある。また、多端子型の積層セラミック電子部品においては、複数のストライプ状の外部端子電極を狭ピッチで形成する必要があるが、従来の厚膜ペーストの焼付けによる方法ではペースト塗布精度に限界があり、高精度に外部端子電極を形成することは困難である。
これを受けて、外部端子電極を直接めっきにより形成する方法が提案されている。この方法によれば、薄くフラットな外部端子電極を形成することができるため、その分、内部電極の有効面積を広げることができる。また、内部電極の露出端にめっきが析出するため、狭ピッチであっても高精度に外部端子電極を形成することができる。
そして、このように外部端子電極を直接めっきにより形成する場合にも、上記ダミー導体を用いることが、たとえば特許文献2において提案されている。これにより、内部電極の露出端だけでなくダミー導体の露出端にもめっき金属を析出させることが可能となり、より確実にめっきを成長させることができるとされている。
以上のことから、積層セラミック電子部品において、セラミック素体の内部にダミー導体を形成することは、有用な技術であることがわかる。
上記のようにダミー導体を有するセラミック積層電子部品を作製する際には、セラミックグリーンシート上に内部電極パターンおよびダミー導体パターンを印刷して、セラミックグリーンシートを積層・逐次圧着し、得られたマザーブロックをプレスすることが行なわれる。
ところが、セラミック層の積層方向で見て、内部電極パターンとダミー導体パターンとは互いに重なる位置関係に配置されるため、この部分で電極パターンの密度が高くなる。このため、マザーブロックプレス時にセラミックグリーンシートの流動性が阻害され、プレス後のマザーブロックにおいてセラミックグリーンシートのうねり(波打ち)が生じやすくなり、場合によっては、デラミネーションなどの構造欠陥から、信頼性を低下させるおそれがある。
図16には、上述のうねり(波打ち)が原因となって生じた不所望な変形が持ち込まれた積層セラミック電子部品1の一部が拡大されて断面図で示されている。
図16に示すように、積層セラミック電子部品1は、複数のセラミック層2が積層されてなるセラミック素体3を備え、セラミック素体3の内部には、第1および第2の内部電極4および5が積層方向に関して交互に配置されている。第1の内部電極4の端部は、セラミック素体3の第1の側面6に露出している。図示しないが、第2の内部電極5の端部は、セラミック素体3の第1の側面6に対向する第2の側面に露出している。
また、セラミック素体3の内部には、内部電極4および5と電気的に絶縁された状態で、複数の第1のダミー導体7が形成されている。図示した第1のダミー導体7は、その端部がセラミック素体3の第1の側面6に露出している。図示しないが、その端部がセラミック素体3の第2の側面に露出する第2のダミー導体も形成されている。
また、第1の側面6上には、第1の外部端子電極8が形成される。第1の外部端子電極8は、第1の内部電極4の端部およびダミー導体7の端部を被覆するように形成される。図示しないが、セラミック素体3の第2の側面上には、第2の外部端子電極が形成される。
上記のような構造を有する積層セラミック電子部品1を製造するために作製されるマザーブロックにプレスを実施したとき、図16に図示した部分で説明すれば、セラミック層2の積層方向で見て、内部電極4となるべきパターンとダミー導体7となるべきパターンとは互いに重なる位置関係に配置されるため、前述したように、セラミックグリーンシートの流動性が阻害され、プレス後のマザーブロックにおいてセラミックグリーンシートのうねり(波打ち)が生じやすくなる。そのため、図示したような変形がもたらされる。
また、セラミックグリーンシートの積層・逐次圧着工程は、図17に示すように、プレスヘッド9によって、セラミックグリーンシート10をプレス台11上に搬送し、プレス台11上で、セラミックグリーンシート10を積層し、かつ圧着することを繰り返すことによって実施される。ここで、得ようとするマザーブロックを構成する複数のセラミックグリーンシート10については、下から順に積層・圧着が繰り返されるが、初期に積層されたセラミックグリーンシート10や内部電極パターンおよびダミー導体パターンのような導体パターンには何度も圧着の負荷が加えられる。そして、特に上記導体パターンの密度の高い部分においては圧力が集中するため、得られたマザーブロックにおいて、上方主面側に比べて、初期に積層されたセラミックグリーンシート10が位置する側である下方主面側の導体パターンの方が大きく伸びてしまうという現象が起こる。
この問題は、特に、直接めっきにより外部端子電極を形成する際に問題となる。すなわち、下方主面側の導体パターンが伸びることにより、内部電極やダミー導体の露出端の幅が、セラミック素体の上方主面側と下方主面側とで差が生じる。そして、このような露出状態を反映して、図18に示すように、外部端子電極12が台形形状になってしまうという問題がある。図18には、セラミック素体13において、ストライプ状の外部端子電極12が複数列をなして形成されている側面14が示されている。
上述のように、外部端子電極12が台形形状となる場合、上下方向の方向性に起因して、たとえば、ツームストーン不良やセルフアライメント不良などが生じたり、台形形状の下辺同士が接近することによりはんだブリッジが起こりやすくなったりするという問題を招く。
特開平9−129476号公報 特開2004−327983号公報
そこで、この発明の目的は、上述した問題を解決し得る、積層セラミック電子部品を提供しようとすることである。
この発明に係る積層セラミック電子部品は、
(1)複数のセラミック層が積層されてなり、互いに対向する第1の主面および第2の主面と、第1の主面および第2の主面間を接続する複数の側面とを有する、セラミック素体と、
(2)セラミック素体の内部に形成され、第1の有効部と、第1の有効部から少なくとも1つの側面まで引き出された第1の引出し部と、第1の引出し部の終端に位置して側面上に露出する第1の電極露出端とを有し、第1の有効部の導体密度と第1の引出し部の導体密度とは互いに同じである、第1の内部電極と、
(3)セラミック素体の内部に形成され、特定のセラミック層を介して第1の有効部と対向する第2の有効部と、第2の有効部から少なくとも1つの側面まで引き出された第2の引出し部と、第2の引出し部の終端に位置して側面上に露出する第2の電極露出端とを有し、第2の有効部の導体密度と第2の引出し部の導体密度とは互いに同じである、第2の内部電極と、
(4)セラミック素体の内部に形成され、第1のダミー本体部と、第1のダミー本体部の終端に位置して少なくとも1つの側面上に露出する第1のダミー露出端とを有し、第2の内部電極とは電気的に絶縁された、第1のダミー導体と、
(5)セラミック素体の内部に形成され、第2のダミー本体部と、第2のダミー本体部の終端に位置して少なくとも1つの側面上に露出する第2のダミー露出端とを有し、第1の内部電極とは電気的に絶縁された、第2のダミー導体と、
(6)セラミック素体の少なくとも1つの側面上に形成された、第1の外部端子電極と、
(7)セラミック素体の少なくとも1つの側面上に形成された、第2の外部端子電極と
を備えている。
第1の電極露出端および第1のダミー露出端は、少なくとも1つの側面上において、セラミック層の積層方向に沿って少なくとも1つの列状に延びる、第1の露出端分布領域を形成している。他方、第2の電極露出端および第2のダミー露出端は、少なくとも1つの側面上において、セラミック層の積層方向に沿って少なくとも1つの列状に延びる、第2の露出端分布領域を形成している。
前述の第1の外部端子電極は、上記第1の露出端分布領域を被覆するようにして形成され、前述の第2の外部端子電極は、上記第2の露出端分布領域を被覆するようにして形成される。
そして、前述した技術的課題を解決するため、この発明では、第1のダミー本体部における導体密度が、第1の引出し部における導体密度よりも低く、第2のダミー本体部における導体密度が、第2の引出し部における導体密度よりも低いことを特徴としている。
なお、上記ダミー導体は、通常、電気的特性の発現には実質的に寄与するものではないが、予期せずして、電気的特性に影響を及ぼす場合もあり得る。
この発明において、好ましくは、第1の外部端子電極は、第1の露出端分布領域を被覆するようにして直接めっきにより形成された、第1の下地めっき膜を含み、第2の外部端子電極は、第2の露出端分布領域を被覆するようにして直接めっきにより形成された、第2の下地めっき膜を含む。
この発明において、第1のダミー導体は、第2の内部電極と同一平面上に形成され、第2のダミー導体は、第1の内部電極と同一平面上に形成されていても、あるいは、第1のダミー導体および第2のダミー導体は互いに同一平面上に形成されていてもよい。
また、セラミック素体が、第1の主面側および第2の主面側のそれぞれにおいて、第1の内部電極および第2の内部電極のいずれもが形成されていない外層部を含むとき、第1のダミー導体および第2のダミー導体は、外層部に形成されていてもよい。
複数の側面が、互いに対向する第1の側面および第2の側面を含むとき、第1の露出端分布領域が第1の側面上に配置され、第2の露出端分布領域が第2の側面上に配置されてもよい。
複数の側面が、互いに対向する第1の側面および第2の側面と互いに対向する第3の側面および第4の側面とを含むとき、第1の露出端分布領域が、第1の側面上、第3の側面上および第4の側面上に配置され、第2の露出端分布領域が、第2の側面上、第3の側面上および第4の側面上に配置されてもよい。
また、少なくとも1つの側面上において、当該側面の幅方向に沿って第1の露出端分布領域が複数列配置され、少なくとも1つの側面上において、当該側面の幅方向に沿って第2の露出端分布領域が複数列配置されてもよい。
第1のダミー本体部および第2のダミー本体部において、導体密度を低くするため、互いに間隔を隔てて延びる複数の線状に導体が形成されていても、あるいは、網状に導体が形成されていてもよい。
この発明によれば、第1および第2のダミー導体の各々のダミー本体部の導体密度を小さくすることにより、プレス時にセラミックグリーンシートがダミー導体パターンに向かって流動しやすくなり、セラミックグリーンシートのうねりが抑制される。すなわち、図16を参照して説明したような問題が生じにくくなる。これにより、信頼性の高い積層セラミック電子部品を提供することができる。
また、積層・逐次圧着時に、内部電極の引出し部とダミー導体のダミー本体部とが重なる部分に加わる圧力により、内部電極パターンがその中央部へ流動しやすくなり、セラミック素体の一方主面側と他方主面側とで内部電極とダミー導体の露出端の幅を均一に近づけることができる。このため、特に、直接めっきにより外部端子電極を形成する際、エッジ部分がストレートな外部端子電極を形成することが可能となり、実装時の不具合の発生を抑制することができる。すなわち、図17および図18を参照して説明したような問題が生じにくくなる。
図1ないし図9は、この発明の第1の実施形態による積層セラミック電子部品21を説明するためのものである。ここで、図1は、積層セラミック電子部品21の外観を示す斜視図である。図2は、図1の線A−Aに沿う断面図である。図3は、図1に示した積層セラミック電子部品21に備えるセラミック素体22の内部構造を示す平面図であり、典型的な断面上での形態をいくつか示している。
図1ないし図3に示すように、積層セラミック電子部品21に備えるセラミック素体22は、複数のセラミック層23が積層されてなるもので、互いに対向する第1の主面24および第2の主面25と、それらの間を接続する第1ないし第4の側面26〜29とを有している。第1の側面26と第2の側面27とは互いに対向し、第3の側面28と第4の側面29とは互いに対向している。なお、図3において、(a)〜(f)の順序は、複数のセラミック層23の積層順序を示すものでもある。
図1によく示されるように、積層セラミック電子部品21はアレイ状であり、第1の側面26上には複数の第1の外部端子電極30が形成され、第2の側面上27には複数の第2の外部端子電極31が形成されている。第1の外部端子電極30および第2の外部端子電極31は、互いに電気的に絶縁されている。
セラミック素体22の内部には、図2および図3に示すように、第1および第2の内部電極32および33と、第1および第2のダミー導体34および35が配置されている。第1の内部電極32および第1のダミー導体34は、第1の側面26まで引き出され、第1の外部端子電極30と電気的に接続されている。第2の内部電極33および第2のダミー導体35は、第2の側面27まで引き出され、第2の外部端子電極31と電気的に接続されている。
図3(c)および(d)に示すように、第1の内部電極32は、第1の有効部36と、第1の有効部36から第1の側面26にまで引き出された第1の引出し部37とを有する。第2の内部電極33は、第2の有効部38と、第2の有効部38から第2の側面27にまで引き出された第1の引出し部39とを有する。第1の引出し部37の幅は第1の有効部36の幅よりも狭く、第2の引出し部39の幅は第2の有効部38の幅よりも狭く構成されている。後述するように、第1および第2の内部電極32および33はたとえばスクリーン印刷などにより導電性ペーストを印刷することによって形成されるものであるが、図3(c)および(d)において、第1および第2の内部電極32および33が、それぞれ、所定の輪郭で囲まれた一様な面によって図示されていることからわかるように、第1の内部電極32における第1の有効部36の導体密度と第1の引出し部37の導体密度とは互いに同じであり、また、第2の内部電極33における第2の有効部38の導体密度と第2の引出し部39の導体密度とは互いに同じである。
第1の有効部36と第2の有効部38とがセラミック層23を挟んで対向する部分において、所定の電気的特性が発現される。
第1の引出し部37の終端には、第1の側面26上に露出する第1の電極露出端40が位置し、第2の引出し部39の終端には、第2の側面27上に露出する第2の電極露出端41が位置しており、これら第1および第2の電極露出端40および41が、それぞれ、第1および第2の外部端子電極30および31の各々との接続部分となっている。
第1および第2の内部電極32および33は同一平面上において交互に配置されていることが好ましい。これにより、第1および第2の引出し部37および39の一方が、特定の面内において、第1および第2の側面26および27の一方に偏って配置されることがなくなり、隣り合うセラミック層23同士の接合部分のバランスが取れるため、積層セラミック電子部品21の信頼性を向上させることができる。
第1のダミー導体34は、第2の内部電極33とは電気的に絶縁されながら、第2の内部電極33と同一平面上に形成されている。第2のダミー導体35は、第1の内部電極32とは電気的に絶縁されながら、第1の内部電極32と同一平面上に形成されている。
第1のダミー導体34は、第1のダミー本体部42と、第1のダミー本体部42の終端に位置して第1の側面26上に露出する第1のダミー露出端43とを有している。第1のダミー露出端43は第1の外部端子電極30との接続部分となる。第2のダミー導体35は、第2のダミー本体部44と、第2のダミー本体部44の終端に位置して第2の側面27上に露出する第2のダミー露出端45とを有している。第2のダミー露出端45は第2の外部端子電極31との接続部分となる。
第1のダミー本体部42の幅は第2の引出し部39の幅と同じであることが好ましく、第2のダミー本体部44の幅は第1の引出し部37の幅と同じであることが好ましい。また、第1の側面26と第2の側面27とを結ぶ方向に沿って見たときに、第1のダミー本体部42の中線と第2の引出し部39の中線とが一直線上に並ぶことが好ましく、第2のダミー本体部44の中線と第1の引出し部37の中線とが一直線上に並ぶことが好ましい。これにより、内部電極32および33やダミー導体34および35をセラミックグリーンシートに印刷する際に両者を一連のパターンとして一体的に形成しておき、マザーブロックをカットすることによって上記パターンを分割して、内部電極32および33とダミー導体34および35とに分離するという効率的な製造プロセスを採用することができる。
この実施形態では、第1および第2のダミー導体34および35は同一平面上に形成されている。また、セラミック素体22の内部の第1の主面24側や第2の主面25側にそれぞれ位置し、第1および第2の内部電極32および33のいずれもが形成されていない外層部46および47においても、第1および第2のダミー導体34および35が形成されている。
図4は、第1のダミー導体34を拡大して示す平面図である。
図4によく示されているように、第1のダミー導体34における第1のダミー本体部42には、互いに間隔を隔てかつ第1の側面26に対して垂直に延びる複数の線状に導体が形成されている。したがって、第1のダミー本体部42における導体密度は、第1の引出し部37における導体密度よりも小さい。詳細には図示しないが、第2のダミー導体35についても同様の状態となっている。第1および第2のダミー本体部42および44において、導体の占める面積割合は30〜70%であることが好ましい。なお、第1および第2の引出し部37および39は、電気的特性を取り出すための電流経路となるため、導体密度を高くしておくべきである。
導体密度が低くされるべきダミー本体部42および44のパターンについては、以下に図5ないし図8を参照して説明するように、種々に変更することができる。図5ないし図8は、図4に対応する図である。以下には、第1のダミー本体部42について説明する。
図5では、第1のダミー本体部42は、互いに間隔を隔てて延びる複数の線状の導体をもって形成されるが、線状の導体は、第1の側面26に対して平行に延びている。この場合、第1のダミー露出端43が連続的に形成されるため、特に外部端子電極30を直接めっきにより形成する場合、めっき析出の核となる部分の面積を広くすることができる。また、誤って導体間の隙間部分が露出するようになることを防止するために、露出端43側の線幅を太くしている。
図6および図7では、ともに、第1のダミー本体部42は、網状に形成された導体で構成されている。特に、外層部46および47にダミー導体34を形成する場合、このダミー導体34にはセラミック素体22の強度向上の効果も期待できるため、図6または図7に示したような形態のダミー本体部42が有効である。
図8では、第1のダミー本体部42は、第1の側面26に対して垂直な導体と平行な導体とを組み合わせた形態を有している。
図9は、外部端子電極30および31を形成する前の段階にあるセラミック素体22の第1の側面26を示す図である。図9において、第1の電極露出端40および第1のダミー露出端43が図示されているが、図面上、これらを互いに区別するため、電極露出端40については黒塗りの長方形で示し、ダミー露出端43については白抜きの長方形で示している。
図3からわかるように、セラミック層23の積層方向に沿ってセラミック素体22を投影した際に、第1の引出し部37と第1のダミー本体部42とが重なるように配置され、第2の引出し部39と第2のダミー本体部44とが重なるように配置されている。
したがって、図9に示すように、第1の電極露出端40および第1のダミー露出端43は、第1の側面26上において、セラミック層23の積層方向に沿って複数の列状に延びる、第1の露出端分布領域48を形成している。第1の露出端分布領域48は第1の外部端子電極30により被覆される。第1の電極露出端40の幅と第1のダミー露出端43の幅とは互いに実質的に同じであることが好ましい。
図示しないが、第2の電極露出端41および第2のダミー露出端45についても、同様にして、第2の側面27上において、第2の露出端分布領域を形成し、第2の露出端分布領域は第2の外部端子電極31により被覆される。
なお、1つの露出端分布領域について、一方の外層部に配置されるダミー導体の枚数は1〜30枚であることが好ましい。
セラミック層23を構成する材料しては、たとえば、BaTiO、CaTiO、SrTiO、CaZrOなどを主成分とする誘電体セラミックを用いることができる。また、これらの主成分にMn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物などの副成分を添加したものを用いてもよい。そのほか、PZT系セラミックなどの圧電体セラミック、スピネル系セラミックなどの半導体セラミックなどを用いることもできる。
セラミック層23を構成する材料として、誘電体セラミックを用いた場合は、積層セラミック電子部品21はコンデンサとして機能し、圧電体セラックを用いた場合は、圧電部品として機能し、半導体セラミックを用いた場合は、サーミスタとして機能する。セラミック層23の焼成後の厚みは、0.1〜10μmであることが好ましい。
内部電極32および33やダミー導体34および35に含まれる導電材料としては、たとえば、Ni、Cu、Ag、PdもしくはAu、またはこれらいずれか1種を含む合金などを用いることができる。内部電極32および33に含まれる導電材料とダミー導体34および35に含まれる導電材料とは互いに同じ金属からなることが好ましい。内部電極32および33やダミー導体34および35の各々の焼成後の厚みは、0.1〜2.0μmであることが好ましい。特にダミー導体34および35の焼成後の厚みは、1.0μm以下であることが好ましい。
外部端子電極30および31は、露出端分布領域48を被覆する下地導体膜と、下地導体膜上に形成された上層めっき膜とからなることが好ましい。下地導体膜としては、ガラス成分を含む厚膜導体膜を用いることもできるが、直接めっきにより形成されためっき膜であることが好ましい。
下地導体膜は、たとえば、Cu、Ni、Sn、Pb、Au、Ag、Pd、BiおよびZnからなる群から選ばれる1種の金属または当該金属を含む合金からなることが好ましい。
たとえば、内部電極32および33ならびにダミー導体34および35においてNiを用いた場合、下地めっき膜としては、Niとの接合性の良いCuを用いることが好ましい。また、上層めっき膜を複数層から構成する場合、下地の第1層を構成する金属としては、はんだバリア性能を有するNiを用いることが好ましく、外表面をなす第2層を構成する金属としては、はんだ濡れ性の良いSnやAuを用いることが好ましい。
下地めっき膜や上層めっき膜の1層あたりの厚みは、1〜15μmであることが好ましい。
次に、上述した積層セラミック電子部品21の製造方法の一例について説明する。
まず、セラミック層23となるべきセラミックグリーンシート、内部電極32および33のための導電性ペースト、ならびにダミー導体34および35のための導電性ペーストがそれぞれ準備される。これらセラミックグリーンシートおよび導電性ペーストには、バインダおよび溶剤が含まれるが、これらバインダおよび溶剤としては、それぞれ、公知の有機バインダおよび有機溶剤を用いることができる。
次に、セラミックグリーンシート上に、たとえばスクリーン印刷法などにより所定のパターンをもって導電性ペーストが印刷される。これによって、内部電極32および33の各々となるべき導電性ペースト膜とダミー導体34および35の各々となるべき導電性ペースト膜との双方が形成されたセラミックグリーンシート、ならびにダミー導体34および35の各々となるべき導電性ペースト膜が形成されたセラミックグリーンシートが得られる。
次に、上述のように内部電極32および33の各々となるべき導電性ペースト膜とダミー導体34および35の各々となるべき導電性ペースト膜との双方が形成されたセラミックグリーンシートを所定の順序でかつ所定枚数積層し、その上下に外層用セラミックグリーンシートを所定枚数積層することによって、生の状態のマザー積層体が得られる。外層用セラミックグリーンシートは、ダミー導体34および35の各々となるべき導電性ペースト膜が形成されたものも含む。マザー積層体は、必要に応じて、静水圧プレスなどの手段により積層方向に圧着される。
次に、生のマザー積層体は所定のサイズにカットされ、それによって、セラミック素体22の生の状態のものが切り出される。
次に、生のセラミック素体22が焼成される。焼成温度は、セラミックグリーンシートに含まれるセラミック材料や導電性ペースト膜に含まれる金属材料にもよるが、たとえば900〜1300℃の範囲に選ばれることが好ましい。
次に、必要に応じて、バレル研磨等による研磨処理を施し、内部電極32および33の電極露出端40および41ならびにダミー導体34および35のダミー露出端43および45の面出しを行なう。同時に、セラミック素体22の稜部や角部に丸みが形成される。
次に、めっき処理を施し、露出端分布領域48を被覆するようにして下地めっき膜を形成する。このとき、電解めっき、無電解めっきのどちらを採用してもよいが、無電解めっきはめっき析出速度を向上させるために、触媒などによる前処理が必要となり、工程が複雑化するというデメリットがある。したがって、電解めっきを採用することが好ましい。また、めっきを実施するにあたっては、バレルめっきを用いることが好ましい。
次に、必要に応じて、下地めっき膜上に1層以上の上層めっき膜を形成する。
図10は、この発明の第2の実施形態を説明するための図2に対応する図である。図10において、図2に示す要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
第2の実施形態による積層セラミック電子部品21aは、セラミック素体22の外層部46および47にのみ、ダミー導体34および35が形成されていることを特徴としている。
図11は、この発明の第3の実施形態を説明するための図2に対応する図である。図11において、図2に示す要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
第3の実施形態による積層セラミック電子部品21bは、セラミック素体22の外層部46および47には、ダミー導体が形成されず、外層部46および47に挟まれた部分、すなわち、内部電極32および33が配置された部分にのみ、ダミー導体34および35が形成されていることを特徴としている。
第3の実施形態による積層セラミック電子部品21bでは、上述のように、外層部46および47にダミー導体が形成されない代わりに、セラミック素体22の第1および第2の主面24および25上に、第1および第2の補助導体51および52が形成され、それによって、外部端子電極30および31に含まれる下地めっき膜のめっき成長を補助するようにされている。
図12は、この発明の第4の実施形態を説明するための図3に対応する図であるが、図12では、外部端子電極をも図示している。図12において、図3に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
第4の実施形態による積層セラミック電子部品21cは、多端子型低ESL積層セラミックコンデンサとして使用され得るものである。この積層セラミック電子部品21cは、図1に示した積層セラミック電子部品21と同様の外観を有している。
セラミック素体22の内部には、互いの間に所定のセラミック層23を介在させた状態で、第1および第2の内部電極55および56が複数組積層方向に交互に形成されている。
図12(a)に示すように、第1の内部電極55は、第1の有効部57と第1の有効部57から第1および第2の側面26および27の各々にまで引き出される複数の第1の引出し部58とを有していて、第1の引出し部58の各終端に、第1または第2の側面26または27に露出する第1の電極露出端59を位置させている。
図12(b)に示すように、第2の内部電極56は、第1の有効部57と対向する第2の有効部60と第2の有効部60から第1および第2の側面26および27の各々にまで引き出される複数の第2の引出し部61とを有していて、第2の引出し部61の各終端に、第1または第2の側面26または27に露出する第2の電極露出端62を位置させている。
また、図12(b)に示すように、第2の内部電極56とは電気的に絶縁されながら、第2の内部電極56と同一平面上に、第1のダミー導体63が形成されている。図12(a)に示すように、第1の内部電極55とは電気的に絶縁されながら、第1の内部電極55と同一平面上に、第2のダミー導体64が形成されている。
第1のダミー導体63は、第1のダミー本体部65と、第1のダミー本体部65の終端に位置して第1または第2の側面26または27上に露出する第1のダミー露出端66とを有している。第2のダミー導体64は、第2のダミー本体部67と、第2のダミー本体部67の終端に位置して第1または第2の側面26または27上に露出する第2のダミー露出端68とを有している。
セラミック層23の積層方向に沿ってセラミック素体22を投影した際に、第1の引出し部58と第1のダミー本体部65とが重なるように配置され、第2の引出し部61と第2のダミー本体部67とが重なるように配置されている。
したがって、第1の電極露出端59および第1のダミー露出端66は、第1および第2の側面26および27の各々上において、セラミック層23の積層方向に沿って複数の列状に延びる、第1の露出端分布領域を形成し、また、第2の電極露出端62および第2のダミー露出端68は、第1および第2の側面26および27の各々上において、セラミック層23の積層方向に沿って複数の列状に延びる、第2の露出端分布領域を形成する。
これら第1の露出端分布領域と第2の露出端分布領域とは、第1および第2の側面26および27の各々上において、交互に配列される。第1の露出端分布領域は第1の外部端子電極69により被覆される。これによって、第1の電極露出端59および第1のダミー露出端66は、第1の外部端子電極69と電気的に接続される。他方、第2の露出端分布領域は第2の外部端子電極70により被覆される。これによって、第2の電極露出端62および第2のダミー露出端66は、第2の外部端子電極70と電気的に接続される。
また、上述のことからわかるように、積層セラミック電子部品21cでは、第1の外部端子電極69と第2の外部端子電極70とは、第1および第2の側面26および27の各々上において、交互に配置される。
図13は、この発明の第5の実施形態を説明するための図3に対応する図であるが、図13では、外部端子電極をも図示している。図13において、図3に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
第5の実施形態による積層セラミック電子部品21dは、より長い幅方向寸法を有する第1および第2の側面26および27上に、それぞれ、第1および第2の外部端子電極71および72が各々1つずつ形成されたものであり、一般的な積層セラミックコンデンサと比較して、いわゆるLW逆転型と称されるものである。このような構造の積層セラミック電子部品21dは、低ESL積層セラミックコンデンサとして使用され得るものである。
セラミック素体22の内部には、互いの間に所定のセラミック層23を介在させた状態で、第1および第2の内部電極73および74が複数組積層方向に交互に形成されている。
図13(a)に示すように、第1の内部電極73は、第1の有効部75と第1の有効部75から第1の側面26にまで引き出される第1の引出し部76とを有していて、第1の引出し部76の終端に、第1の側面26に露出する第1の電極露出端77を位置させている。
図13(b)に示すように、第2の内部電極74は、第1の有効部75と対向する第2の有効部78と第2の有効部78から第2の側面27にまで引き出される第2の引出し部79とを有していて、第2の引出し部79の終端に、第2の側面27に露出する第2の電極露出端80を位置させている。
また、図13(b)に示すように、第2の内部電極74とは電気的に絶縁されながら、第2の内部電極74と同一平面上に、第1のダミー導体81形成されている。図13(a)に示すように、第1の内部電極73とは電気的に絶縁されながら、第1の内部電極73と同一平面上に、第2のダミー導体82が形成されている。
第1のダミー導体81は、第1のダミー本体部83と、第1のダミー本体部83の終端に位置して第1の側面26上に露出する第1のダミー露出端84とを有している。第2のダミー導体82は、第2のダミー本体部85と、第2のダミー本体部85の終端に位置して第2の側面27上に露出する第2のダミー露出端86とを有している。
セラミック層23の積層方向に沿ってセラミック素体22を投影した際に、第1の引出し部76と第1のダミー本体部83とが重なるように配置され、第2の引出し部79と第2のダミー本体部85とが重なるように配置されている。
したがって、第1の電極露出端77および第1のダミー露出端84は、第1の側面26上において、セラミック層23の積層方向に沿って列状に延びる、第1の露出端分布領域を形成し、また、第2の電極露出端80および第2のダミー露出端86は、第2の側面27上において、セラミック層23の積層方向に沿って列状に延びる、第2の露出端分布領域を形成する。
第1の外部端子電極71は、第1の露出端分布領域を被覆するように形成され、これによって、第1の電極露出端77および第1のダミー露出端84は、第1の外部端子電極71と電気的に接続される。他方、第2の外部端子電極72は、第2の露出端分布領域を被覆するように形成され、これによって、第2の電極露出端80および第2のダミー露出端86は、第2の外部端子電極72と電気的に接続される。
図14は、この発明の第6の実施形態を説明するための図13に対応する図である。図14において、図13に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図14に示した第6の実施形態による積層セラミック電子部品21eは、上記図13に示した第5の実施形態による積層セラミック電子部品21dの変形例となるもので、セラミック素体22における内部電極が形成されない外層部に、第1および第2のダミー導体81および82が形成されていることを特徴としている。図14において、(a)は一方の外層部にあるセラミック層23を示し、(b)は他方の外層部にあるセラミック層23を示している。
図15は、この発明の第7の実施形態を説明するための図3に対応する図であるが、図15では、外部端子電極をも図示している。図15において、図3に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
第7の実施形態による積層セラミック電子部品21fでは、第3の側面28から第1および第2の側面26および27の各一部にまでU字状に延びるように、第1の外部端子電極91が形成され、他方、第4の側面29から第1および第2の側面26および27の各一部にまでU字状に延びるように、第2の外部端子電極92が形成されている。
図15(b)および(c)に示すように、セラミック素体22の内部には、互いの間に所定のセラミック層23を介在させた状態で、第1および第2の内部電極93および94が複数組積層方向に交互に形成されている。
第1の内部電極93は、図15(b)に示すように、第1の有効部95と第1の有効部95から第3の側面28ならびに第1および第2の側面26および27の各一部にまで引き出される第1の引出し部96とを有していて、第1の引出し部96の終端に、第3の側面28ならびに第1および第2の側面26および27の各一部に露出する第1の電極露出端97を位置させている。このようにして、第1の内部電極93は全体としてT字状の平面形状を有していて、第1の引出し部96および第1の電極露出端97はU字状に延びている。
第2の内部電極94は、図15(c)に示すように、第2の有効部98と第2の有効部98から第4の側面29ならびに第1および第2の側面26および27の各一部にまで引き出される第2の引出し部99とを有していて、第2の引出し部99の終端に、第4の側面29ならびに第1および第2の側面26および27の各一部に露出する第2の電極露出端100を位置させている。このようにして、第2の内部電極94についても、全体としてT字状の平面形状を有していて、第2の引出し部99および第2の電極露出端100はU字状に延びている。
図15(a)および(d)に示すように、セラミック素体22の、内部電極93および94のいずれもが形成されない外層部に、第1および第2のダミー導体101および102が形成されている。
第1のダミー導体101は、全体としてU字状に延び、第1のダミー本体部103と、第1のダミー本体部103の終端に位置して第3の側面28ならびに第1および第2の側面26および27の各一部上に露出する第1のダミー露出端104とを有している。第2のダミー導体102は、第2のダミー本体部105と、第2のダミー本体部105の終端に位置して第4の側面29ならびに第1および第2の側面26および27の各一部上に露出する第2のダミー露出端106とを有している。
セラミック層23の積層方向に沿ってセラミック素体22を投影した際に、第1の引出し部96と第1のダミー本体部103とが重なるように配置され、第2の引出し部99と第2のダミー本体部105とが重なるように配置されている。
したがって、第1の電極露出端97および第1のダミー露出端104は、第3の側面28ならびに第1および第2の側面26および27の各一部上において、セラミック層23の積層方向に沿って列状に延びる、第1の露出端分布領域を形成し、また、第2の電極露出端100および第2のダミー露出端106は、第4の側面29ならびに第1および第2の側面26および27の各一部上において、セラミック層23の積層方向に沿って列状に延びる、第2の露出端分布領域を形成する。
第1の外部端子電極91は、第1の露出端分布領域を被覆するように形成され、これによって、第1の電極露出端97および第1のダミー露出端104は、第1の外部端子電極91と電気的に接続される。他方、第2の外部端子電極92は、第2の露出端分布領域を被覆するように形成され、これによって、第2の電極露出端100および第2のダミー露出端106は、第2の外部端子電極92と電気的に接続される。
この積層セラミック電子部品21fは、内部電極93および94が実装基板に対して垂直となるように、すなわち、第3または第4の側面28または29を実装側の面として実装基板に実装される。
この発明の第1の実施形態による積層セラミック電子部品21の外観を示す斜視図である。 図1の線A−Aに沿う断面図である。 図1に示した積層セラミック電子部品21に備えるセラミック素体22の内部構造を示す平面図である。 図3に示した第1のダミー導体34を拡大して第1の外部端子電極30とともに示す平面図である。 第1のダミー導体34の第1の変形例を示す、図4に対応する図である。 第1のダミー導体34の第2の変形例を示す、図4に対応する図である。 第1のダミー導体34の第3の変形例を示す、図4に対応する図である。 第1のダミー導体34の第4の変形例を示す、図4に対応する図である。 図1に示した積層セラミック電子部品21における、外部端子電極30および31を形成する前の段階にあるセラミック素体22の第1の側面26を示す図である。 この発明の第2の実施形態を説明するための図2に対応する図である。 この発明の第3の実施形態を説明するための図2に対応する図である。 この発明の第4の実施形態を説明するための図3に対応する図である。 この発明の第5の実施形態を説明するための図3に対応する図である。 この発明の第6の実施形態を説明するための図3に対応する図である。 この発明の第7の実施形態を説明するための図3に対応する図である。 この発明が解決しようとする課題を説明するためのもので、マザーブロックをプレスしたときに生じたうねり(波打ち)が原因となる不所望な変形が持ち込まれた積層セラミック電子部品1の一部を拡大して示す断面図である。 この発明が解決しようとする課題を説明するためのもので、セラミックグリーンシート10の積層・逐次圧着工程を図解する断面図である。 この発明が解決しようとする課題を説明するためのもので、セラミック素体13の側面14において複数列をなしてストライプ状に形成されるべき外部端子電極12が不所望にも台形形状になった状態を示す図である。
符号の説明
21,21a,21b,21c,21d,21e,21f 積層セラミック電子部品
22 セラミック素体
23 セラミック層
24,25 主面
26〜29 側面
30,31,69,70,71,72,91,92 外部端子電極
32,33,55,56,73,74,93,94 内部電極
34,35,63,64,81,82,101,102 ダミー導体
36,38,57,60,75,78,95,98 有効部
37,39,58,61,76,79,96,99 引出し部
40,41,59,62,77,80,97,100 電極露出端
42,44,65,67,83,85,103,105 ダミー本体部
43,45,66,68,84,86,104,106 ダミー露出端
48 第1の露出端分布領域

Claims (10)

  1. 複数のセラミック層が積層されてなり、互いに対向する第1の主面および第2の主面と、前記第1の主面および前記第2の主面間を接続する複数の側面とを有する、セラミック素体と、
    前記セラミック素体の内部に形成され、第1の有効部と、前記第1の有効部から少なくとも1つの前記側面まで引き出された第1の引出し部と、前記第1の引出し部の終端に位置して前記側面上に露出する第1の電極露出端とを有し、前記第1の有効部の導体密度と前記第1の引出し部の導体密度とは互いに同じである、第1の内部電極と、
    前記セラミック素体の内部に形成され、特定の前記セラミック層を介して前記第1の有効部と対向する第2の有効部と、前記第2の有効部から少なくとも1つの前記側面まで引き出された第2の引出し部と、前記第2の引出し部の終端に位置して前記側面上に露出する第2の電極露出端とを有し、前記第2の有効部の導体密度と前記第2の引出し部の導体密度とは互いに同じである、第2の内部電極と、
    前記セラミック素体の内部に形成され、第1のダミー本体部と、前記第1のダミー本体部の終端に位置して少なくとも1つの前記側面上に露出する第1のダミー露出端とを有し、前記第2の内部電極とは電気的に絶縁された、第1のダミー導体と、
    前記セラミック素体の内部に形成され、第2のダミー本体部と、前記第2のダミー本体部の終端に位置して少なくとも1つの前記側面上に露出する第2のダミー露出端とを有し、前記第1の内部電極とは電気的に絶縁された、第2のダミー導体と、
    前記セラミック素体の少なくとも1つの前記側面上に形成された、第1の外部端子電極と、
    前記セラミック素体の少なくとも1つの前記側面上に形成された、第2の外部端子電極と
    を備え、
    前記第1の電極露出端および前記第1のダミー露出端は、少なくとも1つの前記側面上において、前記セラミック層の積層方向に沿って少なくとも1つの列状に延びる、第1の露出端分布領域を形成し、
    前記第2の電極露出端および前記第2のダミー露出端は、少なくとも1つの前記側面上において、前記セラミック層の積層方向に沿って少なくとも1つの列状に延びる、第2の露出端分布領域を形成し、
    前記第1の外部端子電極は、前記第1の露出端分布領域を被覆するようにして形成され、
    前記第2の外部端子電極は、前記第2の露出端分布領域を被覆するようにして形成され、
    前記第1のダミー本体部における導体密度は、前記第1の引出し部における導体密度よりも低く、
    前記第2のダミー本体部における導体密度は、前記第2の引出し部における導体密度よりも低い、
    積層セラミック電子部品。
  2. 前記第1の外部端子電極は、前記第1の露出端分布領域を被覆するようにして直接めっきにより形成された、第1の下地めっき膜を含み、前記第2の外部端子電極は、前記第2の露出端分布領域を被覆するようにして直接めっきにより形成された、第2の下地めっき膜を含む、請求項1に記載の積層セラミック電子部品。
  3. 前記第1のダミー導体は、前記第2の内部電極と同一平面上に形成され、前記第2のダミー導体は、前記第1の内部電極と同一平面上に形成されている、請求項1または2に記載の積層セラミック電子部品。
  4. 前記第1のダミー導体および前記第2のダミー導体は互いに同一平面上に形成されている、請求項1または2に記載の積層セラミック電子部品。
  5. 前記セラミック素体は、前記第1の主面側および前記第2の主面側のそれぞれにおいて、前記第1の内部電極および前記第2の内部電極のいずれもが形成されていない外層部を含み、前記第1のダミー導体および前記第2のダミー導体は、前記外層部に形成されている、請求項1または2に記載の積層セラミック電子部品。
  6. 前記複数の側面は、互いに対向する第1の側面および第2の側面を含み、前記第1の露出端分布領域は前記第1の側面上に配置され、前記第2の露出端分布領域は前記第2の側面上に配置される、請求項1ないし5のいずれかに記載の積層セラミック電子部品。
  7. 前記複数の側面は、互いに対向する第1の側面および第2の側面と互いに対向する第3の側面および第4の側面とを含み、前記第1の露出端分布領域は、前記第1の側面上、前記第3の側面上および前記第4の側面上に配置され、前記第2の露出端分布領域は、前記第2の側面上、前記第3の側面上および前記第4の側面上に配置される、請求項1ないし5のいずれかに記載の積層セラミック電子部品。
  8. 少なくとも1つの前記側面上において、当該側面の幅方向に沿って前記第1の露出端分布領域が複数列配置され、少なくとも1つの前記側面上において、当該側面の幅方向に沿って前記第2の露出端分布領域が複数列配置される、請求項1ないし5のいずれかに記載の積層セラミック電子部品。
  9. 前記第1のダミー本体部および前記第2のダミー本体部において、互いに間隔を隔てて延びる複数の線状に導体が形成されている、請求項1ないし8のいずれかに記載の積層セラミック電子部品。
  10. 前記第1のダミー本体部および前記第2のダミー本体部において、網状に導体が形成されている、請求項1ないし8のいずれかに記載の積層セラミック電子部品。
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