JPH1166890A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH1166890A
JPH1166890A JP9217491A JP21749197A JPH1166890A JP H1166890 A JPH1166890 A JP H1166890A JP 9217491 A JP9217491 A JP 9217491A JP 21749197 A JP21749197 A JP 21749197A JP H1166890 A JPH1166890 A JP H1166890A
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pad
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Kyoji Yamazaki
恭治 山崎
Takashi Ito
孝 伊藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電流およびパッド数を増加させることな
く所望の内部電圧に対するテストを正確かつ容易に行な
う。 【解決手段】 基準電圧発生回路(RFG)からの基準
電圧(Vref)を受ける駆動回路(2)は、高入力イ
ンピーダンス低出力インピーダンスを有し、受けた基準
電圧と実質的に同じ電圧レベルの電圧を発生して基準電
圧発生回路の駆動電流力よりも大きな電流駆動力をもっ
てパッド(1)へ生成した電圧を伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体集積回路装
置に関し、特に、少なくとも内部電圧を外部でモニタす
るテストモードを有する半導体集積回路装置に関する。
より特定的には、この発明は、基準電圧に従って内部電
源電圧を発生する内部電源電圧発生回路を有する半導体
集積回路装置に関し、より具体的には、この基準電圧を
外部で観測可能または外部から変更可能とするための構
成に関する。
【0002】
【従来の技術】今、半導体集積回路装置の一例として、
半導体記憶装置を考える。このような半導体記憶装置
は、その記憶容量が増大するにつれ、高密度高集積化が
進み、その素子も微細化されてきている。このような微
細化されたMOSトランジスタ(絶縁ゲート型電界効果
トランジスタ)などの素子の信頼性を確保するために動
作電源電圧を低くする必要がある。また、このような動
作電源電圧を低くすることにより、動作電源電圧の自重
に比例する消費電力を低減することができる。しかしな
がら、外部のロジックおよびプロセサなどは、半導体記
憶装置ほど微細化が進んでおらず、またその高速動作性
を保証するために、電源電圧は半導体記憶装置に合わせ
て低下させることができない。また、前世代の半導体記
憶装置との互換性をも維持する必要がある。
【0003】このため、システム電源電圧などの外部か
ら与えられる電源電圧を半導体記憶装置内部で降圧し
て、必要な電圧レベルの内部電源電圧を生成することが
行なわれる。
【0004】図19は、従来の内部電源回路の構成の一
例を示す図である。図19において、内部電源回路は、
所定の電圧レベルの基準電圧Vrefを発生する基準電
圧発生回路RFGと、この基準電圧発生回路RFGから
の基準電圧Vrefと内部電源線IVL上の電圧とを比
較し、その比較結果に従って外部電源ノードEXから内
部電源線IVLへ電流を供給して、その内部電源線IV
L上の電圧レベルを調整して、内部電源電圧intVc
cを発生する内部降圧回路VDCを含む。
【0005】この内部降圧回路VDCは、基準電圧Vr
efと内部電源線IVL上の内部電源電圧intVcc
を比較する比較器CMPと、この比較器CMPの出力信
号に従って、外部電源ノードEXから内部電源線IVL
へ電流を供給するpチャネルMOSトランジスタで構成
されるドライブトランジスタDRを含む。比較器CMP
は、その正入力に内部電源線IVL上の内部電源電圧i
ntVccを受け、その負入力に基準電圧Vrefを受
ける。
【0006】この内部降圧回路VDCは、内部電源電圧
intVccが基準電圧Vrefよりも高い場合には、
その出力信号をハイレベルとして、ドライブトランジス
タDRを非導通状態として、外部電源ノードEXから内
部電源線IVL上の電流の供給を停止する。一方、内部
電源線IVL上の内部電源電圧intVccが基準電圧
Vrefよりも低い場合には、この比較器CMPは出力
信号をローレベルとして、ドライブトランジスタDRの
コンダクタンスを大きくし、この内部電源電圧intV
ccと基準電圧Vrefの差に応じた電流をドライブト
ランジスタDRを介して外部電源ノードEXから内部電
源線IVLへ供給する。したがって、この内部電源電圧
intVccは、ほぼ基準電圧Vrefの電圧レベルに
保持される。
【0007】図20は、図19に示す基準電圧発生回路
RFGの構成の一例を示す図であり、たとえば特開平7
−37381号公報に示されている。
【0008】図20において、基準電圧発生回路RFG
は、外部電源ノードEXとノードM1の間に接続されか
つそのゲートに接地電圧を受けるpチャネルMOSトラ
ンジスタP1と、ノードM1と接地ノードの間に接続さ
れかつそのゲートがノードM1に接続されるnチャネル
MOSトランジスタN1と、外部電源ノードEXとノー
ドM2の間に接続されかつそのゲートがノードM2に接
続されるpチャネルMOSトランジスタP2と、ノード
M2と接地ノードの間に接続されかつそのゲートがノー
ドM1に接続されるnチャネルMOSトランジスタN2
と、外部電源ノードEXとノードM4の間に接続されか
つそのゲートがノードM2に接続されるpチャネルMO
SトランジスタP3と、ノードM4とノードM3の間に
接続されかつそのゲートがノードM3に接続されるpチ
ャネルMOSトランジスタP4と、ノードM3と接地ノ
ードの間に接続されかつそのゲートがノードM1に接続
されるnチャネルMOSトランジスタN3を含む。
【0009】pチャネルMOSトランジスタP2および
P3はカレントミラー回路を構成し、そのサイズ比(ゲ
ート幅とゲート長の比)は1:1に設定される。一方、
nチャネルMOSトランジスタN2およびN3は、nチ
ャネルMOSトランジスタN1とカレントミラー回路を
構成する。nチャネルMOSトランジスタN2のゲート
幅とゲート長の比は、nチャネルMOSトランジスタN
3のそれの1/2に設定される。
【0010】基準電圧発生回路RFGは、さらに、外部
電源ノードEXとノードM3の間に接続されかつそのゲ
ートがノードM3に接続されるpチャネルMOSトラン
ジスタP5と、外部電源ノードEXとノードM5の間に
接続されかつそのゲートがノードM4に接続されるpチ
ャネルMOSトランジスタP6と、ノードM5と接地ノ
ードの間に互いに直列に接続されるダイオード接続され
たpチャネルMOSトランジスタP7、P8およびP9
を含む。
【0011】pチャネルMOSトランジスタP5のしき
い値電圧の絶対値は、pチャネルMOSトランジスタP
4のしきい値電圧の絶対値よりも大きくされる。pチャ
ネルMOSトランジスタP6のゲート幅とゲート長の比
は、pチャネルMOSトランジスタP7〜P9各々のゲ
ート幅とゲート長の比と同じ値に設定される。次に、こ
の図20に示す基準電圧発生回路RFGの動作について
簡単に説明する。
【0012】pチャネルMOSトランジスタP1は、そ
のゲートが接地ノードに接続されており、電流源として
作用し、基準電流を生成する。このpチャネルMOSト
ランジスタP1からの基準電流は、nチャネルMOSト
ランジスタN1へ与えられる。nチャネルMOSトラン
ジスタN1およびN2は、カレントミラー回路を構成し
ており、両者のサイズは同じに設定されている。したが
って、nチャネルMOSトランジスタN2には、nチャ
ネルMOSトランジスタN1を流れる電流と同じ大きさ
の電流が流れる。このnチャネルMOSトランジスタN
2へは、pチャネルMOSトランジスタP2から電流が
供給され、このpチャネルMOSトランジスタP2を流
れる電流のミラー電流がpチャネルMOSトランジスタ
P3を介して流れる。pチャネルMOSトランジスタP
2およびP3は、そのサイズが同じであり、両者には同
じ大きさの電流が流れる。このpチャネルMOSトラン
ジスタP3からの電流iが、pチャネルMOSトランジ
スタP4およびnチャネルMOSトランジスタN3を介
して接地ノードへ流れる。
【0013】nチャネルMOSトランジスタN3は、そ
のゲート幅とゲート長の比が、nチャネルMOSトラン
ジスタN2のそれの2倍に設定されており、したがって
pチャネルMOSトランジスタP3およびP4を流れる
電流iの2倍の大きさの電流2iを流す。pチャネルM
OSトランジスタP5が、残りの電流iをnチャネルM
OSトランジスタN3へ供給する。pチャネルMOSト
ランジスタP5のしきい値電圧の絶対値はpチャネルM
OSトランジスタP4のしきい値電圧の絶対値よりも大
きく設定されている。今、pチャネルMOSトランジス
タP4のしきい値電圧の絶対値をVthp4と表わし、
pチャネルMOSトランジスタP5のしきい値電圧の絶
対値をVthp5と表わす。この状態においては、ノー
ドM3の電圧V(M3)は、pチャネルMOSトランジ
スタP5がダイオードモードで動作しているため、次式
で表わされる: V(M3)=extVcc−Vthp5 一方、pチャネルMOSトランジスタP4もダイオード
モードで動作しており、ノードM4の電圧V(M4)は
次式で表わされる: V(M4)=V(M3)+Vthp4 =extVcc−(Vthp5−Vthp4) このノードM4は、pチャネルMOSトランジスタP6
のゲートに接続されている。したがって、このpチャネ
ルMOSトランジスタP6は、ノードM4の一定電圧に
従って定電流irを供給する。pチャネルMOSトラン
ジスタP7〜P9は、pチャネルMOSトランジスタP
6と同じサイズを備えている。したがって、これらのp
チャネルMOSトランジスタP7〜P9の各々は、pチ
ャネルMOSトランジスタP6と同じゲート−ソース間
電圧を生じさせる。すなわち、pチャネルMOSトラン
ジスタP6のソース−ゲート間電圧は、Vthp5−V
thp4であり、pチャネルMOSトランジスタP7〜
P9の各々がこの電圧Vthp5−Vthp4の電圧降
下を生じさせる。したがって、このノードM5からの基
準電圧Vrefは、次式で表わされる。
【0014】Vref=3(Vthp5−Vthp4) この基準電圧Vrefは、pチャネルMOSトランジス
タP4およびP5のしきい値電圧の絶対値の差に基づい
て決定され、外部電源電圧extVccに依存しない一
定電圧となる(ただし外部電源電圧extVccが所定
電圧レベル以上にあり、pチャネルMOSトランジスタ
P7〜P9が導通状態にある場合)。内部電源電圧in
tVccは、この基準電圧Vrefと実質的に同じ電圧
レベルに設定される。したがって、内部回路の動作電源
電圧として利用される内部電源電圧intVccの電圧
レベルも、外部電源電圧extVccの電圧レベルに依
存しない一定の電圧レベルとなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】この図20に示す基準
電圧発生回路RFGは、消費電力を十分小さくするた
め、その基準電流irの値が十分小さくされる。この図
20に示す基準電圧発生回路RFGの構成の場合、pチ
ャネルMOSトランジスタP6により供給される電流i
rがpチャネルMOSトランジスタP7〜P9へ流れる
ことにより、pチャネルMOSトランジスタP7〜P9
に一定の電圧降下を生じさせ、一定電圧レベルの基準電
圧Vrefを生成する。したがって、この図20に示す
基準電圧発生回路RFGは、外部負荷に対して電流供給
能力はない。pチャネルMOSトランジスタP6からの
供給電流irが、外部負荷に流れ込んだ場合、pチャネ
ルMOSトランジスタP7〜P9を介して流れる電流値
が変化し、基準電圧Vrefの電圧レベルが変化する。
したがって、このノードM5にノイズが生じた場合、こ
のノードM5上のノイズは吸収されず(電流供給がされ
ないため)、ノイズに極めて弱いという問題が生じる。
【0016】ノイズが吸収されない場合、基準電圧Vr
efの電圧レベルが変動し、応じて内部電源電圧int
Vccの電圧レベルが変動する。
【0017】この図20に示すような基準電圧発生回路
RFGの構成において、ノードM5と接地ノードの間に
抵抗素子を接続することも考えられる。この場合におい
て基準電圧Vrefは、基準電流irと抵抗素子の抵抗
値により決定される。この場合においても、消費電流を
十分小さくするため、抵抗素子の抵抗値は極めて大きく
される。したがって、このような抵抗素子を基準電圧発
生のために用いる構成においても、この電流供給力は極
めて小さく、出力ノードにおけるノイズに対して弱いと
いう欠点を有する。特に、このような基準電圧Vref
を外部からテストモード時にモニタして、内部電源電圧
intVccの電圧レベルのチューニングなどを行なっ
たり、半導体記憶装置の評価(動作マージン)を測定す
るなどのテストが行なわれる。このような場合に以下の
ような問題が生じる。
【0018】図21は、基準電圧発生回路RFGが発生
する基準電圧Vrefの電圧レベルを外部でモニタする
ための配置を概略的に示す図である。図32において、
この半導体記憶装置が形成される半導体チップCH上
に、基準電圧発生回路RFGの近傍にパッドPDが配置
される。このパッドPDは、配線SGを介して基準電圧
発生回路RFGの出力ノードに接続される。このパッド
PDは、テスト専用のパッドであり、パッケージ実装時
にはリード端子には接続されない。この半導体チップC
H上に形成されたパッドに対し、テスタTUからテスト
プローブPBが接触される。このテストプローブPBに
より、パッドPD上の電圧レベルをモニタする。
【0019】テスタTUが、このテストプローブPBに
電圧計を接続している場合、基準電圧発生回路RFG
は、電流供給能力は有していないため、パッドPDから
テストプローブPBを介してこのテスタTU内の電圧計
に至るまでの経路を十分に充電することができず、この
テスタTU内において基準電圧Vrefの電圧レベルを
正確に測定することができない。
【0020】また、テスタTUの構成において、テスト
プローブPBから電流をパッドPDに供給し、このテス
トプローブPBに電流が流れるか否かに従って基準電圧
発生回路RFGから発生される基準電圧Vrefの電圧
レベルを測定する方法もある。この場合、テスタTUか
らテストプローブPBを介して電流がパッドPDおよび
配線SGを介して基準電圧発生回路RFGの出力ノード
へ伝達される。基準電圧発生回路RFGは、実質的にボ
ルテージフォロア回路であり、その出力インピーダンス
は小さく、このテストプローブPBから供給される電流
が出力ノードから流れ込んで基準電圧Vrefの電圧レ
ベルが変化し、正確な基準電圧Vrefのレベルを測定
することができない。
【0021】さらに、このテスト時においては、半導体
チップCHがウエハ上に形成された状態でテストが行な
われる。この場合、テスタTUからのテストプローブP
BがパッドPDに接続される。テスト時、テストカード
と呼ばれる治具を用いて半導体チップCH上に形成され
たパッドすべてに対してテストプローブが接触される。
したがって、これらのテストプローブからのノイズがパ
ッドPDに伝達され、基準電圧発生回路RFGの基準電
圧Vrefの電圧レベルも変動させ、正確な電圧レベル
の測定を行なうことができない。
【0022】図22は、半導体記憶装置の全体の構成を
概略的に示す図である。図22において、この半導体記
憶装置は、行列状に配列される複数のメモリセルを有す
るメモリセルアレイMAと、メモリセルアレイMAの各
列に対応して設けられ、活性化時対応の列上に読出され
たメモリセルのデータの検知、増幅およびラッチを行な
う複数のセンスアンプ回路を含むセンスアンプ帯SAB
と、このメモリセルアレイMAへのアクセスを行なうた
めの周辺回路PCと、センスアンプ帯SABに含まれる
センスアンプ回路を制御するセンスアンプ制御回路SA
Cを含む。周辺回路PCは、行選択を行なうロウデコー
ダおよびデータの書込/読出を行なうための内部書込/
読出回路を含んでもよい。また各種制御信号を発生する
回路を含んでもよい。
【0023】この周辺回路PCに対して、周辺用内部電
源回路IGPが設けられ、センスアンプ制御回路SAC
に対しセンスアンプ用内部電源回路IGSが設けられ
る。これらの周辺用内部電源回路IGPおよびセンスア
ンプ用内部電源回路IGSそれぞれに近接して、パッド
PDPおよびPDSが配置される。周辺用内部電源回路
IGPおよびセンスアンプ用内部電源回路IGSは、図
19に示す基準電圧発生回路RFGおよび内部降圧回路
VDCを含む。しかしながら、周辺回路PCを高速で動
作させるため、この周辺用内部電源回路IGPが出力す
る内部電源電圧のレベルは少し高く設定される。
【0024】一方、メモリセルアレイMAにおけるメモ
リセルトランジスタの信頼性を保証するため、センスア
ンプ帯SABを駆動するセンスアンプ制御回路SACが
駆動する内部電源電圧(センスアンプ電源電圧)は周辺
回路PCに与えられるものよりも低く設定される。した
がって、センスアンプ用内部電源回路IGSが出力する
内部電源電圧は、周辺用内部電源回路IGPが出力する
内部電源電圧よりも低い電圧レベルに設定される。メモ
リセルアレイMAにおいて、選択ワード線上には動作電
源電圧よりも高い(通常1.5倍)の電圧が伝達される
ため、この昇圧電圧印加時にメモリセルトランジスタ
(MOSトランジスタ)のゲート絶縁膜が破壊されるの
を防止するため、メモリセルアレイMA内に伝達される
電圧レベルが低く設定される。
【0025】この図32に示すように、周辺用内部電源
回路IGPおよびセンスアンプ用内部電源回路IGSそ
れぞれに対して基準電圧モニタのためのパッドPDPお
よびPDSが配置される。これらのパッドPDPおよび
PDSは、ウエハレベルでのテスト時のみ用いられ、パ
ッケージ実装後は用いられない。したがって、この半導
体記憶装置において、パッドPDPおよびPDSの占有
面積が多くなり、チップ面積を低減することができなく
なるという問題が生じる。またこの必要なパッドの数が
増加すれば、テスト時にテストプローブとパッドとの位
置合わせが繁雑となり、テスト作業能率が低下するとい
う問題が生じる。
【0026】パッドの数が増加するという問題は、単に
内部電源電圧発生のための基準電圧に対してのみなら
ず、半導体記憶装置において発生される内部電圧、たと
えばビット線プリチャージ電圧、セルプレート電圧、基
板バイアス電圧、内部電源電圧およびワード線駆動電圧
などの電圧レベルを外部でモニタする場合においても生
じる。
【0027】また、この内部電圧を外部でモニタする問
題は、半導体記憶装置に限定されず、ロジックなどの半
導体集積回路装置においても生じる。
【0028】また、このパッドの問題は、外部から所望
の内部電圧のレベルを所望の電圧レベルに設定して、内
部回路の動作マージンなどを測定する「フォース」テス
トにおいても生じる。
【0029】それゆえ、この発明の目的は、容易に所望
の内部電圧に対するテストを正確に行なうことのできる
半導体集積回路装置を提供することである。
【0030】この発明の他の目的は、正確に内部電圧を
外部でモニタすることができかつ外部から設定すること
のできる半導体集積回路装置を提供することである。
【0031】この発明のさらに他の目的は、複数の内部
電圧のテストをチップ面積を増加させることなく容易に
行なうことのできる半導体集積回路装置を提供すること
である。
【0032】この発明のさらに他の目的は、内部電源電
圧発生のために用いられる基準電圧に対するテストを容
易かつ正確にチップ占有面積を増加させることなく行な
うことのできる半導体集積回路装置を提供することであ
る。
【0033】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
少なくとも1個の基準電圧発生手段と、少なくとも1個
の基準電圧発生手段が発生する基準電圧に対応する電圧
と内部電源線上の電圧とを比較し、この比較結果に従っ
て内部電源線上の電圧レベルを調整する内部電源電圧発
生手段と、パッドと、少なくとも1つの基準電圧発生手
段の出力とパッドとの間に設けられ、この少なくとも1
つの基準電圧発生手段の出力する基準電圧を受けてこの
受けた基準電圧と実質的に同じ電圧レベルの電圧を発生
してパッドへ伝達する駆動手段とを備える。
【0034】請求項2に係る発明は、請求項1の駆動手
段が、テストモード指示信号に応答して電圧発生動作を
活性化する手段を含む。
【0035】請求項3に係る発明は、請求項1の装置
が、さらに、駆動手段に結合され、この駆動手段を間欠
的に活性化する手段を備える。
【0036】請求項4に係る発明は、請求項1から3の
いずれかの駆動手段が、ボルテージフォロア構成の差動
増幅回路を含む。
【0037】請求項5に係る発明は、請求項1から4の
いずれかの装置において少なくとも1つの基準電圧発生
手段は、複数の別々に設けられる基準電圧発生手段を含
み、かつさらに、これら複数の基準電圧発生手段の出力
各々と駆動手段の入力との間に設けられ、選択信号に従
って対応の基準電圧発生手段の出力を駆動手段の入力へ
電気的に接続する手段をさらに備える。
【0038】請求項6に係る発明は、請求項1の駆動手
段が、その出力電圧を内部電源電圧発生手段へ基準電圧
として伝達しかつテストモード指示信号に応答して自身
の電流駆動力を大きくする手段を含む。
【0039】請求項7に係る発明は、請求項1から4の
いずれかの装置が、さらに、パッドと少なくとも1つの
基準電圧発生手段の出力との間に設けられ、テストモー
ド時導通状態とされかつ通常モード時非導通状態とされ
る接続手段をさらに備える。
【0040】請求項8に係る発明は、請求項5の装置
が、複数の基準電圧発生手段の出力各々とパッドとの間
に設けられ、第2の選択信号に応答してパッドと対応の
基準電圧発生手段の出力とを電気的に接続する複数の接
続手段を備える。
【0041】請求項9に係る発明は、請求項1から6の
いずれかの装置がさらに、駆動手段の出力とパッドとの
間に設けられ、テスト動作時導通状態とされかつ通常モ
ード時非導通状態とされる接続手段を備える。
【0042】請求項10に係る発明は、請求項7または
9の装置における接続手段がヒューズ素子を備える。
【0043】請求項11に係る半導体集積回路装置は、
各々に所定の電圧レベルの内部電圧が伝達される複数の
電圧伝達線と、パッドと、複数の電圧伝達線各々とパッ
ドとの間に設けられ、選択信号に応答してこの選択信号
が指定する電圧伝達線とパッドとを電気的に接続する接
続手段を備える。
【0044】請求項12に係る発明は、各々に所定の電
圧レベルの内部電圧が伝達される複数の電圧伝達線と、
パッドと、複数の電圧伝達線各々と第1の内部ノードと
の間に設けられ、選択信号に応答してこの選択信号が指
定する電圧伝達線とパッドとを電気的に接続する接続手
段と、第1の内部ノードとパッドとの間に設けられ、こ
の接続手段により選択された電圧伝達線上の電圧を受け
て該受けた電圧と実質的に同じレベルの電圧を生成して
パッドへ伝達する駆動手段を備える。
【0045】請求項13に係る発明は、この請求項11
または12の装置の選択信号がテストモード時に活性状
態とされて複数の電圧伝達線のいずれかを指定する。
【0046】電流供給力の極めて小さな基準電圧発生回
路の出力とパッドの間に駆動手段を設けることにより、
パッドのノイズが基準電圧発生回路に影響を及ぼすのを
防止することができる。また、駆動手段によりパッドを
駆動することにより、比較的大きな電流供給力をもって
パッドを駆動することができ、外部で確実にこの基準電
圧レベルをモニタすることができる。
【0047】また、複数の内部電圧伝達線に対し接続手
段を設け、選択的にパッドに接続することにより、複数
の内部電圧を1つのパッドを用いてテストすることがで
きる。これにより、パッド数の増加を低減してチップ占
有面積の増加を抑制しかつテストカードのテストプロー
ブのパッドへの接触を容易に行なうことができ、テスト
操作が簡略化される。
【0048】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、この発明の実施の形態1に従
う半導体記憶装置の要部の構成を示す図である。図1に
おいて、内部電源回路は、従来と同様、基準電圧Vre
fを発生する基準電圧発生回路RFGと、この基準電圧
発生回路RFGからの基準電圧Vrefに従って内部電
源線IVL上に内部電源電圧intVccを発生する内
部降圧回路VDCを含む。この内部降圧回路VDCは、
基準電圧Vrefと内部電源線IVL上の内部電源電圧
intVccを比較する比較器CMPと、比較器CMP
の出力信号に従って外部電源ノードEXから内部電源線
IVLへ電流を供給するドライブトランジスタDRを含
む。
【0049】この基準電圧発生回路RFGは、低消費電
流化のため、その出力ノードへの電流供給力は極めて小
さく、微弱な電流をその出力ノードから供給することが
できるだけである。比較器CMPは、差動増幅回路で構
成されており、その入力インピーダンスは極めて高く、
電圧駆動入力であり、基準電圧発生回路RFGからの基
準電圧Vrefの電流供給力が極めて小さくても、その
基準電圧発生回路RFGの出力に付随する負荷は小さ
く、安定に基準電圧Vrefを生成することができる。
【0050】この半導体記憶装置は、さらに、基準電圧
発生回路RFGとパッド1の間に接続され、基準電圧発
生回路RFGが出力する基準電圧Vrefと実質的に同
じ電圧レベルの基準電圧Vrefを生成してパッド1に
伝達する駆動回路2を含む。この駆動回路2は、テスト
モード指示信号TEの活性化時活性化され、比較的大き
な電流駆動力をもって基準電圧Vrefに対応する電圧
レベルの電圧Vrfoを生成してパッド1に伝達する。
パッド1は、パッケージ実装時他のリードフレームなど
には接続されず、ウエハレベルでのテスト時においてテ
スタからのテストプローブが接触される。
【0051】駆動回路2は、パッド1と電気的に接続さ
れる信号線2a上の電圧と基準電圧Vrefとを比較す
る差動増幅回路で構成される比較器2bと、テストモー
ド指示信号TEの活性化時(Hレベル)導通し、この比
較器(以下、差動増幅回路と称す)2bの出力信号を伝
達するnチャネルMOSトランジスタで形成されるトラ
ンスファゲート2cと、このトランスファゲート2cか
ら与えられる差動増幅回路2bの出力信号に従って外部
電源ノードExから信号線2aに電流を供給するpチャ
ネルMOSトランジスタで構成されるドライブトランジ
スタ2dと、テストモード指示信号TEの活性化時非導
通状態となり、外部電源ノードExとドライブトランジ
スタ2dのゲートとを電気的に切離すpチャネルMOS
トランジスタで構成されるトランスファゲート2eと、
テストモード指示信号TEの活性化時導通して差動増幅
回路2bを活性化するnチャネルMOSトランジスタで
構成される電流源トランジスタ2fとを含む。
【0052】このパッド1の電圧Vrfoをモニタする
テストモード以外の動作モード時テストモード指示信号
TEは非活性状態のLレベルに設定され、トランスファ
ゲート2eは導通状態となる。この場合には、ドライブ
トランジスタ2dのゲート電位が外部電源ノードEXに
与えられる外部電源電圧レベルとなり、ドライブトラン
ジスタ2dはオフ状態となる。
【0053】差動増幅回路2bは、その正入力に信号線
2a上の電圧Vrfoを受け、その負入力に基準電圧発
生回路RFGからの基準電圧Vrefを受ける。テスト
モード時においては、電流源トランジスタ2fおよびト
ランスファゲート2cがオン状態、トランスファゲート
2eがオフ状態にある。信号線2a上の電圧Vrfoが
基準電圧Vrefよりも高い場合には、この差動増幅回
路2bの出力信号がハイレベルとなり、ドライブトラン
ジスタ2dはオフ状態となる。一方、基準電圧Vref
が出力電圧Vrfoよりも高い場合には、差動増幅回路
2bの出力信号はローレベルとなり、ドライブトランジ
スタ2dのコンダクタンスが増加し、外部電源ノードE
Xから信号線2aへ電流を供給し、出力電圧Vrfoの
電圧レベルを上昇させる。したがって、この信号線2a
からパッド1上に伝達される出力電圧Vrfoの電圧レ
ベルは、実質的に、基準電圧発生回路RFGが出力する
基準電圧Vrefの電圧レベルと同じである。
【0054】差動増幅回路2bは、その構成は後に説明
するが、高入力インピーダンスを有しており、したがっ
て基準電圧発生回路RFGとパッド1とは、電気的に切
離されている。したがってパッド1にノイズが生じて
も、このノイズが駆動回路2で遮断され、基準電圧発生
回路RFGの出力部へ伝達されるのを防止することがで
き、基準電圧発生回路RFGからは安定な電圧レベルの
基準電圧Vrefが出力される。また、このドライブト
ランジスタ2dは比較的大きな電流供給力を有している
(基準電圧発生回路RFGの電流供給力に比べて)。し
たがって、このパッド1にノイズが発生して出力電圧V
rfoの電圧レベルが低下しても、差動増幅回路2bお
よびドライブトランジスタ2dのフィードバックループ
によりこのノイズが補償され、出力電圧Vrfoの電圧
レベルは所定の電圧レベル(Vrefレベル)に復帰す
る。したがってパッド1にテストプローブが与えられて
も、この駆動回路2は、比較的大きな電流駆動力をもっ
てテストプローブを介してテスタ内に設けられた電圧測
定器へその出力電圧Vrfoを伝達して、その電圧測定
器において正確に出力電圧Vrfoの電圧レベルを測定
させることができる。またこのとき、仮にテストプロー
ブからノイズが発生し、その出力電圧Vrfoの電圧レ
ベルが変動しても、差動増幅回路2bおよびドライブト
ランジスタ2dのフィードバックループにより吸収さ
れ、その出力電圧Vrfoの電圧レベルを一定の電圧レ
ベルに保持することができ、正確なテストを行なうこと
が可能となる。
【0055】このパッド1の出力電圧Vrfoの電圧レ
ベルは、基準電圧発生回路RFGが発生する基準電圧V
refの電圧レベルと実質的に同じである。したがっ
て、この出力電圧Vrfoの電圧レベルを外部でモニタ
することにより、基準電圧発生回路RFGが正確に所定
の電圧レベルの基準電圧Vrefを発生しているか否か
を識別することができる。この識別結果に従って、基準
電圧発生回路RFGにおいて、所定の電圧レベルの基準
電圧Vrefを設定するように、トリミング処理を行な
って(通常ヒューズ素子によりこの出力電圧レベルは調
整可能なようにされている)、所定の電圧レベルの基準
電圧Vrefを生成することができる。
【0056】また、差動増幅回路2bの電流源トランジ
スタ2fはテストモード指示信号TEの活性化時のみ導
通状態とされて、この差動増幅回路2bの電流経路を形
成しており、差動増幅回路2bの差動増幅動作を活性化
している。したがって、このテストモード時(パッド1
において出力電圧Vrfoの電圧レベルをモニタするモ
ード)においてのみ、この駆動回路2が動作して電流を
消費している(ドライブトランジスタ2dは、テストモ
ード指示信号TEが非活性状態のときオフ状態にあ
る)。したがって、通常動作モード時(パッド1上の出
力電圧Vrfoの電圧レベルをモニタするモード以外の
モード)においては、この駆動回路2は非活性状態にあ
り、電流を消費せず、応じて半導体記憶装置において不
必要に電流が消費されるのを防止することができる。
【0057】[差動増幅回路の構成]図2は、図1に示
す差動増幅回路2bの構成の一例を示す図である。図2
において、差動増幅回路2bは、基準電圧Vrefをゲ
ートに受けるnチャネルMOSトランジスタ2baと、
出力電圧Vrfoをゲートに受けるnチャネルMOSト
ランジスタ2bbと、外部電源ノードEXからnチャネ
ルMOSトランジスタ2bbへ電流を供給するpチャネ
ルMOSトランジスタ2bcと、外部電源ノードEXか
らnチャネルMOSトランジスタ2baへ電流を供給す
るpチャネルMOSトランジスタ2bdを含む。pチャ
ネルMOSトランジスタ2bcのゲートは、そのドレイ
ンノードM10に接続される。したがって、pチャネル
MOSトランジスタ2bcおよび2bdは、カレントミ
ラー回路を構成し、これらのpチャネルMOSトランジ
スタ2bcおよび2bdには同じ大きさの電流が流れ
る。nチャネルMOSトランジスタ2baおよび2bb
のソースノードは共通に、電流源トランジスタ2fのド
レインに接続される。
【0058】基準電圧Vrefが出力電圧Vrfoより
も高い場合には、nチャネルMOSトランジスタ2ba
のコンダクタンスがnチャネルMOSトランジスタ2b
bのコンダクタンスよりも高くなり、nチャネルMOS
トランジスタ2baに流れる電流がnチャネルMOSト
ランジスタ2bbを流れる電流よりも多くなる。nチャ
ネルMOSトランジスタ2bbへは、pチャネルMOS
トランジスタ2bcが電流を供給し、このpチャネルM
OSトランジスタ2bcを流れる電流と同じ大きさの電
流がpチャネルMOSトランジスタ2bdを介してnチ
ャネルMOSトランジスタ2baへ供給される。したが
って、nチャネルMOSトランジスタ2baが、pチャ
ネルMOSトランジスタ2bdから供給される電流をす
べて放電し、このノードM11からの出力信号OUTの
電圧レベルを低下させる。
【0059】逆に、基準電圧Vrefが出力電圧Vrf
oよりも低い場合には、MOSトランジスタ2bbを流
れる電流量が増加し、nチャネルMOSトランジスタ2
baは、pチャネルMOSトランジスタ2bdからの供
給電流をすべて放電することができず、出力ノードM1
1からの信号OUTの電圧レベルが上昇する。このノー
ドM11は、図1に示すトランスファゲート2cの一方
導通ノードに電気的に接続される。
【0060】図2に示すように、差動増幅回路2bは、
基準電圧Vrefおよび出力電圧VrfoをMOSトラ
ンジスタのゲートに受けており、これらは、電気的に切
離されている(MOSトランジスタ2baおよび2bb
のゲート絶縁膜による)。この出力電圧Vrfoにおけ
るノイズが基準電圧Vrefに影響を及ぼすのを防止す
ることができ、確実に基準電圧発生回路RFGは安定に
所定の電圧レベルの基準電圧Vrefを生成することが
でき、また一方、駆動回路2は、ドライブトランジスタ
2dの比較的大きな電流駆動力により、出力電圧Vrf
oを生成することができる。
【0061】[実施の形態2]図3は、この発明の実施
の形態2に従う半導体記憶装置の要部の構成を示す図で
ある。この図3に示す半導体記憶装置は、以下の点で図
1に示す構成と異なっている。すなわち、基準電圧発生
回路RFGの出力とパッド1の間に設けられる駆動回路
2が、ボルテージフォロア構成の差動増幅回路を備え
る。すなわち、駆動回路2は、出力とその負入力とが相
互接続されかつ正入力に基準電圧発生回路RFGからの
基準電圧Vrefを受ける差動増幅回路2gと、テスト
モード指示信号TEの活性化時導通し、この差動増幅回
路2gに電流経路を経由して差動増幅回路2gを活性化
する電流源トランジスタ2hを含む。差動増幅回路2g
の出力する電圧Vrfoがパッド1に伝達される。
【0062】この出力と負入力が相互接続された差動増
幅回路は、そのオープンループ利得Aは極めて大きく設
定される。この場合、入力される基準電圧Vrefと出
力電圧Vrfoの関係は次式で表わされる。
【0063】Vrfo/Vref=A/(1+A)〜1 したがって、この出力電圧Vrfoは入力される基準電
圧Vrefと実質的にその電圧レベルが等しくなる。こ
のボルテージフォロア型差動増幅回路において、実効閉
ループインピーダンスΔV/ΔIは、A・Zに等しく、
極めて大きい。ここで、Zは、負入力または正入力端子
の対地インピーダンスである。また、出力インピーダン
スは極めて小さい。したがって、基準電圧発生回路RF
Gの電流供給量が極めて小さい場合においても、このボ
ルテージフォロア構成の差動増幅回路2gにより、大き
な電流供給力をもって出力電圧Vrfoが生成され、外
部で、正確かつ容易にこの出力電圧Vrfoを通して基
準電圧Vrefの電圧レベルをモニタすることができ
る。図4は、図3に示す差動増幅回路2gの構成を示す
図である。図4において、差動増幅回路2gは、基準電
圧Vrefと出力電圧Vrfoを比較するための差動増
幅段を構成するnチャネルMOSトランジスタ2gaお
よび2gbと、これらのMOSトランジスタ2gbおよ
び2gaへ電流を供給するカレントミラー段を構成する
pチャネルMOSトランジスタ2gcおよび2gdを含
む。MOSトランジスタ2gaおよび2gbのソース
は、共通に電流源トランジスタ2hのドレインに接続さ
れる。MOSトランジスタ2gaのドレインおよびゲー
トが出力ノードM13に相互接続される。MOSトラン
ジスタ2gcは、そのゲートおよびドレインがノードM
12に相互接続されてカレントミラー段のマスタとして
作用する。
【0064】テストモード指示信号TEが非活性状態の
Lレベルのときには、電流源トランジスタ2hがオフ状
態であり、この差動増幅回路2gには、外部電源ノード
EXから接地ノードの間に電流が流れる経路は存在せ
ず、この出力ノードM13の電圧レベルは外部電源電圧
レベルとなる。
【0065】テストモード指示信号TEが活性化される
と、電流源トランジスタ2hがオン状態となり、差動増
幅回路2gが差動増幅動作を行なう。基準電圧Vref
が出力電圧Vrfoよりも高い場合には、MOSトラン
ジスタ2gbに大きな電流が流れ、そのミラー電流がM
OSトランジスタ2gdを介してMOSトランジスタ2
gaへ供給される。これにより、ノードM13の電圧レ
ベルが上昇し、応じて出力電圧Vrfoの電圧レベルが
上昇する。この電圧レベルの上昇に応じてMOSトラン
ジスタ2gaのコンダクタンスが大きくなり、ノードM
13の電圧レベルの上昇を抑制する。
【0066】一方、出力電圧Vrfoが基準電圧Vre
fよりも高い場合には、MOSトランジスタ2gaが大
きな電流を供給し、ノードM13の電圧レベルを低下さ
せる。これにより、出力電圧Vrfoの電圧レベルが低
下し、MOSトランジスタ2gaのコンダクタンスが小
さくなり、ノードM13の電圧レベルの低下を抑制す
る。したがって、基準電圧Vrefと出力電圧Vrfo
の電圧レベルが等しくなる。また、このノードM13に
ノイズが発生した場合においても、このノードM13上
のノイズにより、MOSトランジスタ2gaのコンダク
タンスが変化し、ノードM13上のノイズを打消す方向
にMOSトランジスタ2gaを流れる電流が変化し、ノ
イズが吸収される。
【0067】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、基準電圧発生回路の出力電圧をボルテージフォ
ロア構成の差動増幅回路を介してパッドへ伝達するよう
に構成しているため、基準電圧発生回路とパッドとが電
気的に切離される構成と等価となり、パッドのノイズが
基準電圧発生回路の出力電圧に影響を及ぼすのを防止す
ることができ、正確にこの差動増幅回路の出力電圧の測
定を通して基準電圧発生回路の出力する基準電圧の電圧
レベルを測定することができる。また、1つのボルテー
ジフォロア構成の差動増幅回路が用いられるだけであ
り、回路構成要素数を低減することができ、回路占有面
積を低減することができる。またボルテージフォロア構
成の差動増幅回路を用いているため、基準電圧発生回路
の電流供給力が微弱であっても、差動増幅回路のインピ
ーダンス変換機能および供給電流量変換機能により、比
較的大きな電流供給力をもってパッドを駆動することが
でき、外部で正確に、このパッド上の電圧レベルを測定
することができる。
【0068】[テストモード設定回路]図5(A)は、
テストモード指示信号を発生する部分の構成を概略的に
示す図である。図5において、テストモード設定回路3
は、外部からの制御信号、すなわちロウアドレスストロ
ーブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信号/C
AS、ライトイネーブル信号/WEおよび特定のアドレ
ス信号ビットAddを受けて、これらの信号が所定の状
態の組合せに設定されたときにテストモード指示信号T
Eの活性/非活性化を行なう。このテストモード設定回
路3の動作を以下、図5(B)を参照して説明する。
【0069】テストモードにおいては、テストモードに
入るためのテストモードセットサイクルが行なわれてテ
ストモードが設定された後に、実際のテスト、すなわち
基準電圧Vrefの外部でのモニタが行なわれる。この
テストモードセットサイクルにおいては、ロウアドレス
ストローブ信号/RASが立上がる前に、コラムアドレ
スストローブ信号/CASおよびライトイネーブル信号
/WEがLレベルに設定されかつアドレス信号ビットA
ddが特定の状態に設定される。この条件は、「WCB
R+アドレスキー」条件として知られており、ロウアド
レスストローブ信号/RASの立下がりに応じてテスト
モード指示信号TEが活性状態となる。このテストモー
ドがセットされた後に、実際にテストが行なわれる。
【0070】テストを終了する場合には、テストモード
リセットサイクルが行なわれる。このテストモードリセ
ットサイクルにおいては、コラムアドレスストローブ信
号/CASを、ロウアドレスストローブ信号/RASの
立下がりよりも早いタイミングでLレベルに立下げる。
ライトイネーブル信号/WEは、Hレベルを維持する。
この条件は「CBR条件」として知られており、このC
BR条件が満たされると、ロウアドレスストローブ信号
/RASの立下がりに応じてテストモード指示信号TE
が非活性状態となる。これらのWCBR+アドレスキー
条件およびCBR条件を検出する回路は、メモリ分野に
おいてよく知られており、それらの回路を利用すること
ができる。また、このテストモード設定のためには、特
定のピン端子を、通常与えられる電圧レベルよりもさら
に高い電圧レベルに設定する「スーパーVcc条件」が
組合せて用いられてもよい。
【0071】[実施の形態3]図6は、この発明の実施
の形態3に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的に
示す図である。図6においては、基準電圧発生回路の出
力部とパッド1の間に設けられる駆動回路2の構成を示
す。図6において、駆動回路2は、図示しない基準電圧
発生回路からの基準電圧Vrefとパッド1に電気的に
接続される信号線2a上の電圧を差動増幅する差動増幅
回路2iと、この差動増幅回路2iの出力信号に従って
外部電源ノードEXから信号線2aへ電流を供給するp
チャネルMOSトランジスタで構成されるドライブトラ
ンジスタ2kと、発振器4からの発振信号OSCに従っ
て間欠的にオン状態となり、差動増幅回路2iを活性化
する電流源トランジスタ2jと、ドライブトランジスタ
2kのゲート電位を安定化する容量2lとを含む。
【0072】この発振器4は、たとえば奇数段のインバ
ータで構成されるリングオシレータからなり、その電流
駆動力は十分小さくされており、差動増幅回路2iが常
時活性状態にある場合に消費する電流よりもその消費電
流は十分小さくされる。この発振器4からの発振信号O
SCに従って電流源トランジスタ2jが選択的にオン状
態となり、差動増幅回路2iを活性化する。差動増幅回
路2iの出力部には、安定化容量2lが設けられてお
り、この差動増幅回路2iの非活性化時におけるドライ
ブトランジスタ2kのゲート電位を安定に保持する。パ
ッド1は、パッケージ実装時、外部リード端子には接続
されないため、この半導体記憶装置の実使用時において
は、駆動回路2が間欠的に動作しても何らその動作に悪
影響は及ぼさない。
【0073】特に、この図6に示すように、発振器4を
用いて間欠的に駆動回路2を活性化する場合、図5に示
すようなテストモード設定回路3を用いてテストモード
を設定する必要がなく、容易にテスト動作に入ることが
できる。また、この基準電圧Vrefをモニタするため
のテストモードを設定するための専用のテストモード設
定回路を設ける必要がない。発振器4は、その消費電流
は十分小さくされており、したがって、その回路占有面
積も十分小さくされており、テストモード設定回路を用
いる構成に比べて、その占有面積を小さくすることがで
きる。パッド1へは、ドライブトランジスタ2kを介し
て基準電圧Vrefと実質的に同じレベルの電圧が伝達
される。専用のテストモードを設定する必要がないた
め、他のテストモードが設定され、内部回路動作時にお
いて、この基準電圧Vrefがどのような影響を受ける
かをも同時にテストすることができ、複数のテストを同
時に行なうことが可能となる。
【0074】以上のように、この発明の実施の形態3に
従えば、基準電圧発生回路からの基準電圧と実質的に同
じ大きさの電圧を比較的大きな電流駆動力をもって発生
する駆動回路を間欠的に活性化しているため、専用のテ
ストモード設定回路を用いる必要がなく、回路占有面積
を低減しかつ容易に基準電圧に対するテストを行なうこ
とができる。また、常時差動増幅回路を活性化する必要
がなく、この差動増幅回路における消費電流をも低減す
ることができる。
【0075】[実施の形態4]図7は、この発明の実施
の形態4に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的に
示す図である。図7において、基準電圧発生回路RFG
と内部降圧回路VDCの間に駆動回路2が設けられる。
この駆動回路2は、基準電圧発生回路RFGからの基準
電圧Vrefを受け、この基準電圧Vrefと実質的に
同じ電圧レベルの電圧を生成して内部降圧回路VDCへ
与えかつ信号線2aを介してパッド1へもその出力電圧
を伝達する。
【0076】駆動回路2は、ボルテージフォロア構成の
差動増幅回路2mと、一定の電圧Vnrをそのゲートに
受け、差動増幅回路2mの電流源として機能するnチャ
ネルMOSトランジスタで構成される電流源トランジス
タ2nと、この電流源トランジスタ2nと並列に設けら
れかつそのゲートにテストモード指示信号TEを受ける
nチャネルMOSトランジスタで構成されるテスト用電
流源トランジスタ2oを含む。
【0077】テストモード指示信号TEの非活性状態の
通常動作モード時においては、ボルテージフォロア構成
の差動増幅回路2mは、電流源トランジスタ2nが駆動
する電流によりその動作電流が決定される。この通常動
作モード時(テストモード指示信号TEの非活性化時)
においては、駆動回路2は、大きな電流供給力は必要と
されないため、この電流源トランジスタ2nの電流供給
量は十分小さくされる(一定電圧Vnrの電圧レベルを
低くするかまたは、この電流源トランジスタ2nのゲー
ト幅とゲート長の比を小さくする)。これにより、通常
動作時における駆動回路2の消費電流が低減される。
【0078】一方、テストモード時においては、テスト
モード指示信号TEが活性状態とされ、テスト用電流源
トランジスタ2oがオン状態となる。したがって、この
差動増幅回路2mの動作電流は電流源トランジスタ2n
および2oが供給する電流により決定され、テストモー
ド時この差動増幅回路2mの動作電流が増加する。した
がって、大きな電流駆動力をもって出力電圧Vrfoを
生成してパッド1へ伝達することができる。これによ
り、パッド1を介して出力電圧Vrfoの電圧レベルを
測定し、応じて基準電圧Vrefの電圧レベルを測定す
ることができる。パッド1が、駆動回路2の出力部に信
号線2aを介して接続されているものの、この信号線2
aは、基準電圧発生回路RFGと駆動回路2により電気
的に分離されており、したがって、この信号線2a上の
ノイズの基準電圧発生回路RFGが発生する基準電圧V
refに対する悪影響は生じず、通常動作時に正確に内
部降圧回路VDCからの基準電圧Vrefが規定する電
圧レベルの内部電源電圧intVccを生成することが
できる。また、この駆動回路2は、ボルテージフォロア
構成の差動増幅回路2mを有しており、この差動増幅回
路は基準電圧発生回路RFGよりも大きな電流供給力を
有しているため、通常動作モード時においても、信号線
2aのノイズの影響を受けることなく安定に一定電圧レ
ベルの基準電圧Vrefを内部降圧回路VDCへ伝達す
ることができる。
【0079】[変更例]図8は、この発明の実施の形態
4の変更例1の構成を示す図である。この図8に示す構
成においては、駆動回路2の出力部とパッド1とを接続
する信号線2aにおいて、テストモード指示信号TEを
そのゲートに受けるnチャネルMOSトランジスタで構
成されるスイッチングトランジスタ2pが設けられる。
他の構成は、図7に示す構成と同じであり、対応する部
分には同一参照番号を付す。
【0080】この図8に示す構成においては、テストモ
ード指示信号TEの活性化時のみ、駆動回路2の出力部
がパッド1に電気的に接続される。通常動作モード時に
おいては、スイッチングトランジスタ2pはオフ状態と
なり、駆動回路2の出力部とパッド1とは電気的に切離
される。これにより、通常動作モード時パッド1にノイ
ズが発生しても、このノイズの影響が駆動回路2の出力
部へ伝達されるのを確実に防止することができ、内部降
圧回路VDCに対し安定に一定の電圧レベルの基準電圧
を伝達することができる。
【0081】[実施の形態5]図9は、この発明の実施
の形態5に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的に
示す図である。図9に示す構成においては、基準電圧発
生回路RFGからの基準電圧Vrefをパッド1に伝達
する駆動回路2の出力ノード4aとパッド1の間に、フ
ォーステストイネーブル信号FTEおよび/FTEに応
じて選択的に導通するトランスミッションゲート5aが
設けられる。加えて、パッド1と基準電圧発生回路RF
Gの出力ノード4bの間に、フォーステストイネーブル
信号FTEおよび/FTEの活性化時導通するCMOS
トランスミッションゲート5bが設けられる。CMOS
トランスミッションゲート5aおよび5bは互いに相補
的に導通/非導通状態となる。フォーステストモード
は、外部から内部電圧を強制的に所定の電圧レベルに設
定することにより、内部回路の動作マージンなどをテス
トするモードである。フォーステストイネーブル信号F
TEおよび/FTEの活性化時、CMOSトランスミッ
ションゲート5bが導通し、パッド1は、基準電圧発生
回路RFGの出力ノード4bに電気的に接続される。こ
れにより、パッド1から基準電圧Vrefを変更するこ
とができる。応じて、内部電源電圧intVccの電圧
レベルを調整し、内部回路のこの内部電源電圧intV
ccに対する動作マージンを測定することができる(内
部電源電圧が変動した場合、その動作速度(アクセス時
間)が所定値(仕様値)を満たしているかおよび正確な
データの書込/読出が行なわれるか)を測定する。
【0082】フォーステストモード以外の動作モード時
においては、CMOSトランスミッションゲート5bが
オフ状態にあり、CMOSトランスミッションゲート5
aがオン状態となり、駆動回路2の出力ノード4aがパ
ッド1に電気的に接続される。したがって、この状態に
おいては、パッド1を介して駆動回路2が出力する電圧
を外部でモニタすることができる。駆動回路2の構成と
しては図1、図3および図6のいずれの構成が用いられ
てもよい。
【0083】[変更例]図10は、この発明の実施の形
態5の変更例の構成を示す図である。この図10に示す
構成においては、駆動回路2の出力ノード4aとパッド
1の間に、モニタテストイネーブル信号MTEおよび/
MTEの活性化時導通するCMOSトランスミッション
ゲート5cが設けられる。他の構成は、図9に示す構成
と同じであり、対応する部分には同一参照番号を付す。
【0084】この図10に示す構成においては、基準電
圧発生回路RFGからの基準電圧Vrefの電圧レベル
を外部でモニタする場合には、駆動回路2の出力ノード
4aがパッド1に電気的に接続される。この状態におい
ては、CMOSトランスミッションゲート5bはオフ状
態にある。一方、フォーステストモード時においては、
フォーステストイネーブル信号FTEおよび/FTEが
活性状態となり、CMOSトランスミッションゲート5
bがオン状態、CMOSトランスミッションゲート5c
がオフ状態となる。
【0085】このテストモードに応じて、パッド1を選
択的に駆動回路2の出力ノード4aまたは基準電圧発生
回路RFGの出力ノード4bに電気的に接続することに
より、パッド1に付随する寄生容量を最小として、基準
電圧Vrefに対するテストを行なうことができる。
【0086】このフォーステストモードおよびモニタテ
ストモード以外の場合においては、CMOSトランスミ
ッションゲート5cおよび5bはともにオフ状態にあ
り、パッド1は、駆動回路2の出力ノード4aおよび基
準電圧発生回路RFGの出力ノード4bから電気的に切
離される。これにより、パッド1上のノイズが、基準電
圧発生回路RFGが発生する基準電圧Vrefに対する
影響を防止することができる。
【0087】なお、このフォーステストイネーブル信号
FTEおよびモニタテストイネーブル信号MTEは、先
の図5(A)に示す構成において、アドレスキーの変更
により、それぞれ別々に設定することができる。
【0088】[実施の形態6]図11は、この発明の実
施の形態6に従う半導体記憶装置の要部の構成を示す図
である。この図11に示す構成においては、駆動回路2
の出力ノード4aとパッド1の間に溶断可能なリンク素
子6aが設けられ、また基準電圧発生回路RFGの出力
ノード4bとパッド1の間に溶断可能なリンク素子6b
が設けられる。この図11に示す構成は、図9および図
10に示す構成におけるCMOSトランスミッションゲ
ート5a、5bおよび5cを溶断可能なリンク素子で置
換えたものと等価である。
【0089】基準電圧発生回路RFGの発生する基準電
圧Vrefに対するテストは、ウエハレベルで行なわれ
る。このウエハレベルで、モニタテストおよびフォース
テストが行なわれる。この場合に、駆動回路2の出力ノ
ード4aは、リンク素子6aおよび6bを介して基準電
圧発生回路RFGの出力ノード4b、すなわち駆動回路
2の入力ノードに電気的に接続される。しかしながら、
駆動回路2は、基準電圧発生回路RFGの発生する基準
電圧Vrefと同じ電圧レベルの電圧を生成している。
したがって、この駆動回路2の出力電圧をパッド1を介
して外部でモニタするモードにおいて、駆動回路2の出
力電圧Vrfoと基準電圧発生回路RFGが発生する基
準電圧Vrefは同じ電圧レベルであり、駆動回路2か
らリンク素子6aおよび6bを介して基準電圧発生回路
RFGへ電流が流入することはなく、基準電圧発生回路
RFGが発生する基準電圧Vrefの電圧レベルの変動
は生じない。またこのモニタテストモード時において、
パッド1にノイズが生じた場合、駆動回路2の供給電流
により、そのノイズが吸収され、パッド1のノイズが基
準電圧発生回路RFGが発生する基準電圧Vrefへ悪
影響を及ぼすのは防止される。
【0090】フォースモニタモードにおいては、パッド
1を介して基準電圧発生回路RFGの出力ノード4bの
電圧レベルを所定電圧レベルに設定する。このときに
は、駆動回路2は、非活性状態に駆動されていてもよい
が、駆動回路が動作状態にあっても、この駆動回路2の
出力電圧Vrfoは、パッド1を介して外部から与えら
れる電圧レベルに応じて変化するため、何ら問題は生じ
ず、正確に基準電圧発生回路RFGの出力する基準電圧
Vrefを所定の電圧レベルに設定することができる。
また、フォーステストモードにおいては、外部のテスタ
の電流駆動力は、駆動回路2の出力電流駆動力よりも十
分大きく、駆動回路2の出力電圧のレベルにかかわら
ず、正確に基準電圧発生回路RFGの出力する基準電圧
Vrefを所望の電圧レベルに設定することができる。
【0091】このモニタテストモードおよびフォーステ
ストモード両者を行なった後に、リンク素子6aおよび
6bを溶断し、パッド1と基準電圧発生回路RFGおよ
び駆動回路2を電気的に切離す。これにより、通常動作
モード時におけるパッド1からのノイズの基準電圧発生
回路RFGに対する影響を防止することができる。
【0092】リンク素子6aおよび6bの占有面積は、
十分小さく、回路占有面積を低減することができる。ま
た、単にリンク素子6aおよび6bを用いているだけで
あり、それらの導通/非導通のための制御信号を発生す
る必要がなく、テストを行なうための回路構成を簡略化
することができる。
【0093】なお、これらのリンク素子6aおよび6b
の溶断は、半導体記憶装置において、不良メモリセル救
済などにおいて冗長メモリセルとの置換を行なう工程に
おいて不良セルのアドレスのプログラムを行なう場合に
ヒューズ素子(リンク素子)の溶断が行なわれる。この
溶断工程と同じ工程でこれらのリンク素子6aおよび6
bの溶断を行なうことにより、追加の工程を伴うことな
く、これらのリンク素子6aおよび6bの溶断を行なう
ことができる。
【0094】以上のように、この発明の実施の形態6に
従えば、駆動回路の出力とパッドの間および基準電圧発
生回路の出力ノードとパッドの間に溶断可能なリンク素
子を配置しているため、回路占有面積を増加させること
なく正確に基準電圧に対するテストを行なうことが可能
となる。
【0095】[実施の形態7]図12は、この発明の実
施の形態7に従う半導体記憶装置の要部の構成を示す図
である。この図12に示す構成においては、複数(図1
2においては、3種類)の基準電圧Vref1、Vre
f2およびVref3に対するテストが1つのパッド1
0を介して行なわれる。
【0096】図12において、選択信号SL1および/
SL1の活性化時導通し、基準電圧伝達線12a上に伝
達された基準電圧Vref1をノード16に伝達するC
MOSトランスミッションゲート14aと、選択信号S
L2および/SL2の活性化時導通し、基準電圧伝達線
12b上の基準電圧Vref2をノード16に伝達する
CMOSトランスミッションゲート14bと、選択信号
SL3および/SL3の活性化時導通し、基準電圧伝達
線12c上に伝達された基準電圧Vref3をノード1
6に伝達するCMOSトランスミッションゲート14c
が設けられる。これらのCMOSトランスミッションゲ
ート14a、14bおよび14cは、テストモード時
(モニタテストモード時)この選択信号SL1、SL2
およびSL3に従って択一的に導通状態とされる。
【0097】ノード16とパッド10の間にこのノード
16上に伝達された基準電圧と実質的に同じ電圧レベル
の電圧を生成してパッド10へ伝達する駆動回路20が
設けられる。この駆動回路20の構成は、先の図1、図
3、および図6に示す構成のいずれであってもよい。
【0098】この図12に示す構成において、複数の基
準電圧Vref1、Vref2およびVref3それぞ
れは別々の基準電圧発生回路から発生される。これは、
たとえば、ロウデコーダなどの周辺回路へ与えられる内
部電源電圧を生成するための基準電圧、センスアンプ回
路を介してメモリセルアレイのビット線を充放電するた
めの内部電源電圧を生成するために用いられる基準電
圧、および内部で、ワード線駆動電圧Vppおよび基板
バイアス電圧Vbbを生成する回路の一方動作電源電圧
として用いる内部電源電圧を生成するために用いられる
基準電圧などを含む。これら複数の基準電圧Vref1
〜Vref3をモニタテストモード時選択信号SL1〜
SL3に従って選択的にノード16へ伝達する。駆動回
路20がこのノード16に与えられた基準電圧レベルと
実質的に等しいレベルの電圧を生成してパッド10へ伝
達する。したがって複数の基準電圧を1つのパッドでモ
ニタすることができ、パッドの数を低減することがで
き、チップ占有面積を低減することができる。
【0099】図13(A)は、選択信号発生部の構成を
示す図である。図13(A)において、選択信号発生回
路22は、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラ
ムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル
信号/WEおよびアドレス信号ビットA0およびA1が
所定の状態に設定されたとき、選択信号SL1,/SL
1、SL2,/SL2、およびSL3,/SL3の組を
活性状態へ駆動する。この選択信号発生回路22は、信
号/RAS、/CASおよび/WEがWCBR条件を満
たしているとき、アドレス信号ビットA0およびA1の
組合せに従って選択信号の組を活性状態へ駆動する。
【0100】図13(B)は、この選択信号発生回路2
2に含まれる選択信号SL1および/SL1を発生する
ための回路の構成の一例を示す図である。図13(B)
において、この単位選択信号発生回路は、WCBR条件
が満たされたときに活性状態とされるWCBR検出信号
WCBRとアドレス信号ビットA0およびA1を受ける
NAND回路22aと、NAND回路22aの出力信号
を受けるインバータ回路22bを含む。NAND回路2
2aから選択信号/SL1が出力され、インバータ回路
22bから選択信号SL1が出力される。
【0101】WCBR検出信号WCBRがHレベルであ
り、かつアドレス信号ビットA0およびA1がともにH
レベルのときに、選択信号SL1および/SL1が活性
状態へ駆動される。この図13(B)において、モニタ
テストモードが指定されたときに、図示しないラッチ回
路部において選択信号SL1および/SL1がラッチさ
れる。他の選択信号SL2,/SL2およびSL3,/
SL3の組それぞれについても、アドレス信号ビットA
0およびA1のハイレベルおよびローレベルの組合せに
従ってそれぞれ活性状態へ駆動される。
【0102】この図13(A)および(B)に示すよう
な選択信号発生回路を利用することにより、容易にモニ
タテストモード時、モニタすべき基準電圧に対して選択
信号を生成することができる。
【0103】[変更例]図14は、この発明の実施の形
態7の変更例の構成を示す図である。図14において
は、複数の内部電圧発生回路24a、24bおよび24
cが発生する内部電圧Vin1,Vin2およびVin
3が、1つのパッド10を介して外部でモニタされる。
【0104】図14において、選択信号SEL1および
/SEL1の活性化時導通し、内部電圧発生回路24a
が発生する内部電圧Vin1をノード28へ伝達するC
MOSトランスミッションゲート26aと、選択信号S
EL2および/SEL2の活性化時導通し、内部電圧発
生回路24bの生成する内部電圧Vin2をノード28
へ伝達するCMOSトランスミッションゲート26b
と、選択信号SEL3および/SEL3の活性化時導通
し、内部電圧発生回路24cの発生する内部電圧Vin
3をノード28へ伝達するCMOSトランスミッション
ゲート26cが設けられる。このノード28上に伝達さ
れた内部電圧は、駆動回路20により、インピーダンス
変換が行なわれかつその出力電流駆動量が変更されてパ
ッド10へ伝達される。このパッド10には、内部ノー
ド28に伝達された電圧と同じ電圧レベルの電圧が伝達
される。
【0105】内部電圧発生回路24a〜24cとして
は、半導体記憶装置において、通常用いられる、選択ワ
ード線上に伝達される昇圧電圧Vppを発生する回路、
ビット線をスタンバイサイクル時プリチャージするため
に用いられるビット線プリチャージ電圧VBLを発生す
るためのビット線プリチャージ電圧発生回路、基板領域
へ印加される基板バイアス電圧VBBを発生する基板バ
イアス電圧発生回路、メモリセルキャパシタ(ダイナミ
ック・ランダム・アクセス・メモリの場合)の一方電極
(セルプレート)へ印加されるセルプレート電圧をVC
Pを発生するセルプレート電圧発生回路、および内部電
源電圧intVccを発生する内部電源電圧発生回路な
どがある。これらの内部電圧を外部でモニタすることに
より、半導体記憶装置が正確に動作して所望の電圧レベ
ルの電圧を生成しているかをモニタすることができる。
【0106】この場合においても、複数の内部電圧発生
回路24a〜24cに対し共通に1つのパッド10が設
けられているだけであり、パッド数を増加させることな
く必要な内部電圧レベルを外部でモニタすることができ
る。
【0107】以上のように、この発明の実施の形態7に
従えば、複数の内部電圧発生回路に対し共通に1つのパ
ッドを設け、選択的にテストモード時これらの内部電圧
発生回路の出力電圧をパッドへ伝達するように構成して
いるため、パッド数を増加させることなく必要な内部電
圧を外部で容易にモニタすることができる。
【0108】[実施の形態8]図15は、この発明の実
施の形態8に従う半導体記憶装置の要部の構成を示す図
である。この図15においては、複数の基準電圧(図1
5においては3種類の基準電圧)Vref1、Vref
2、およびVref3は、1つのパッド10を介して外
部からその電圧レベルを変更することができる。すなわ
ち、この図15に示す構成においては、選択信号SL1
および/SL1の活性化時導通し、信号線30aとノー
ド34とを電気的に接続するCMOSトランスミッショ
ンゲート32aと、選択信号SL2および/SL2の活
性化時導通し、内部ノード34と信号線30bを電気的
に接続するCMOSトランスミッションゲート32b
と、選択信号SL3および/SL3の活性化時導通し、
内部ノード34と信号線30cを電気的に接続するCM
OSトランスミッションゲート32cが設けられる。
【0109】ノード34はパッド10に接続される。信
号線30a、30b、および30cの各々は、基準電圧
Vref1、Vref2、およびVref3をそれぞれ
発生する基準電圧発生回路の出力部に接続される。選択
信号SL1〜SL3および/SL1〜/SL3は、フォ
ーステストモード時、選択的に活性状態へ駆動される。
したがって、フォーステストモード時、選択信号SL
1,/SL1、SL2,/SL2およびSL3,/SL
3の組を選択的に活性状態とすることにより、1つのパ
ッド10を用いて複数の基準電圧Vref1〜Vref
3の電圧レベルを所望の電圧レベルに強制的に設定する
ことができる。これにより、パッド数を増加させること
なく複数の基準電圧のフォーステストモードを容易に行
なうことができる。なお、選択信号SL1〜SL3は、
図13(A)に示す選択信号発生回路と同様の構成を用
いて発生することができる。
【0110】[変更例]図16は、この発明の実施の形
態8の変更例の構成を示す図である。図16において
は、複数の内部電圧(図16においては3つの内部電
圧)Vin1、Vin2およびVin3を、パッド10
を介して外部から強制的に所望の電圧レベルに設定す
る。すなわち、1つのパッド10を介して複数の内部電
圧のフォーステストを行なうことができる。
【0111】図16において、このフォーステストを行
なうために、選択信号SEL1および/SEL1の活性
化時導通し、信号線40aをノード44に電気的に接続
するCMOSトランスミッションゲート42aと、選択
信号SEL2および/SEL2の活性化時導通し、内部
信号線40bをノード44に電気的に接続するCMOS
トランスミッションゲート42bと、選択信号SEL3
および/SEL3の活性化時導通し、信号線40cをノ
ード44に電気的に接続するCMOSトランスミッショ
ンゲート42cが設けられる。ノード44がパッド10
に接続される。
【0112】信号線40a、40bおよび40cは、そ
れぞれ内部電圧Vin1、Vin2およびVin3を発
生する内部電圧発生回路の出力部に電気的に接続され
る。選択信号SEL1,/SEL1、SEL2,/SE
L2、SEL3,/SEL3の組は、フォーステストモ
ード時選択的に活性状態へ駆動される。したがって、こ
れらの選択信号SEL1〜SEL3および/SEL1〜
/SEL3に従って、1つの信号線をパッド10に電気
的に接続することができ、1つのパッドを用いて複数の
内部電圧に対するフォーステストを行なうことができ
る。
【0113】以上のように、この発明の実施の形態8に
従えば、複数の内部電圧伝達線に対し共通に1つのパッ
ドを設け、これらのパッドと複数の内部電圧伝達線と
を、フォーステストモード時選択的にかつ択一的に電気
的に接続するように構成したため、1つのパッドを用い
て複数の内部電圧に対するフォーステストを行なうこと
ができ、パッド占有面積を低減することが可能となる。
【0114】[実施の形態9]図17は、この発明の実
施の形態9に従う半導体記憶装置の要部の構成を示す図
である。この図17に示す構成においては、複数の基準
電圧(図17においては3種類)Vref1、Vref
2およびVref3に対し、モニタテストモードおよび
フォーステストモードいずれも行なうことができる。
【0115】この図17において、フォーステストモー
ドを実現するために、選択信号SL1および/SL1の
活性化時導通し、基準電圧伝達線50aをノードノード
53に電気的に接続するCMOSトランスミッションゲ
ート52aと、選択信号SL2および/SL2の活性化
時導通し、基準電圧伝達線50bとノード53とを電気
的に接続するCMOSトランスミッションゲート52b
と、選択信号SL3および/SL3の活性化時導通し、
基準電圧伝達線50cとノード53とを電気的に接続す
るCMOSトランスミッションゲート52cが設けられ
る。基準電圧伝達線50a、50bおよび50cは、そ
れぞれ基準電圧Vref1、Vref2、およびVre
f3を発生する基準電圧発生回路の出力に電気的に接続
される。
【0116】一方、モニタテストモードを行なうため
に、選択信号SL1および/SL1の活性化時導通し、
基準電圧伝達線50aをノード55に電気的に接続する
CMOSトランスミッションゲート54aと、選択信号
SL2および/SL2の活性化時導通し、基準電圧伝達
線50bとノード55とを電気的に接続するCMOSト
ランスミッションゲート54bと、選択信号SL3およ
び/SL3の活性化時導通し、基準電圧伝達線50cと
ノード55とを電気的に接続するCMOSトランスミッ
ションゲート54cが設けられる。ノード55は、駆動
回路20の入力部に接続される。
【0117】さらに、ノード53とパッド10の間に、
フォーステストイネーブル信号FTEおよび/FTEの
活性化時導通し、ノード53とパッド10とを電気的に
接続するCMOSトランスミッションゲート56が設け
られる。駆動回路20の出力部とパッド10の間に、フ
ォーステストイネーブル信号FTEおよび/FTEの非
活性化時導通し、駆動回路20の出力部をパッド10に
電気的に接続するCMOSトランスミッションゲート5
8が設けられる。
【0118】この図17に示す構成は実質的に先の実施
の形態7および8の組合せである。フォーステストモー
ド時においては、CMOSトランスミッションゲート5
6が導通し、基準電圧伝達線50a〜50cのいずれか
が、パッド10に電気的に接続される。選択信号SL
(SL1〜SL3)および/SL(/SL1〜/SL
3)がフォーステストモードおよびモニタテストモード
共通に用いられている。しかしながら、同じ基準電圧伝
達線が、パッド10および駆動回路20の入力ノード5
5に電気的に接続されるだけであり、駆動回路20の出
力電圧の影響を受けることなく、選択された基準電圧レ
ベルを外部から強制的に所望の電圧レベルに設定するこ
とができる。
【0119】モニタテストモード時においては、CMO
Sトランスミッションゲート56がオフ状態、CMOS
トランスミッションゲート58がオン状態となり、駆動
回路20の出力部がパッド10に電気的に接続される。
したがって、この場合においては、基準電圧伝達線50
a〜50cの基準電圧Vref1〜Vref3のいずれ
かが選択信号に従って選択されて、駆動回路20および
CMOSトランスミッションゲート58を介してパッド
10に伝達されて外部でモニタが行なわれる。この場合
においても、CMOSトランスミッションゲート52a
〜52cのいずれかがオン状態となるものの、このフォ
ーステストを行なうための経路の負荷(寄生容量)が十
分小さく、何らこのフォーステストを行なう経路の影響
を受けることなくモニタテストを正確に行なうことがで
きる。
【0120】また、図17に示す構成において、CMO
Sトランスミッションゲート52a〜52cへ与えられ
る選択信号をフォーステストモード時においてのみ選択
的に活性状態とし、一方CMOSトランスミッションゲ
ート54a〜54cが、モニタテストモード時において
のみ選択的に活性状態へ駆動される構成が用いられても
よい。単に選択信号SLおよび/SLとフォーステスト
イネーブル信号FTEの論理積をとることにより、容易
に実現することができる。
【0121】[変更例]図18は、この発明の実施の形
態9の変更例の構成を示す図である。この図18に示す
構成は、信号線60a、60bおよび60c上に伝達さ
れる内部電圧Vin1、Vin2およびVin3に対し
モニタテストモードおよびフォーステストモードいずれ
をも行なうことができる。この図18においては、モニ
タテストモードを行なう経路およびフォーステストモー
ドを行なう経路それぞれにおいて単に図17に示す構成
とは与えられる選択信号の符号が異なるだけであり、し
たがって、CMOSトランスミッションゲートに対して
は、同じ参照番号を付しその詳細説明は省略する。
【0122】選択信号SEL1,/SEL1、SEL
2,/SEL2およびSEL3,/SEL3を選択的に
活性状態とすることにより、内部電圧Vin1、Vin
2およびVin3のうちの選択信号が指定する内部電圧
に対するモニタテストモードまたはフォーステストモー
ドを行なうことができる。
【0123】ここで、図18に示す構成において、信号
線60a、60bおよび60cは、それぞれ内部電圧V
in1、Vin2およびVin3を発生する内部電圧発
生回路の出力部に電気的に接続される。
【0124】以上のように、この発明の実施の形態9に
従えば、複数の内部電圧伝達線に対し選択信号に従って
これらの内部電圧伝達線をパッドに電気的に接続するか
または駆動回路を介して電気的にパッドに接続するよう
に構成しているため、これらの内部電圧に対するモニタ
テストおよびフォーステストいずれをも行なうことが可
能となり、所望の内部電圧を、パッド数を増加させるこ
となく外部から観測可能とすることができる。
【0125】[その他の適用例]上述の説明において
は、半導体集積回路装置の一例として半導体記憶装置、
特に、ダイナミック型半導体記憶装置が一例として示さ
れている。しかしながら、本発明は、複数の内部電圧を
外部で観測するテストモードを有する半導体集積回路装
置であれば適用可能である。
【0126】また、基準電圧発生回路の構成は、図20
に示す構成に限定されず、定電流源と、この定電流源か
らの定電流を電圧に変換する変換素子とが設けられた定
電圧発生回路であればよい。
【0127】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、電流
供給能力の小さな内部電圧発生回路の出力を、インピー
ダンス変換機能を備える比較的大きな電流供給能力を有
する駆動回路を介してパッドに電気的に接続するように
構成しているため、この電流供給能力の小さな内部電圧
発生回路の出力電圧レベルを正確に外部からモニタする
ことが可能となる。
【0128】また、複数の内部電圧に対して、共通のパ
ッドを設け、これらの複数の内部電圧伝達線を共通のパ
ッドに選択的に電気的に接続するように構成しているた
め、複数の内部電圧を、1つのパッドを用いてテストす
ることができ、チップ占有面積を低減することができ
る。すなわち、請求項1に係る発明に従えば、内部電源
電圧を発生するために用いられる基準電圧を発生する基
準電圧発生手段とパッドとの間に、この基準電圧発生手
段からの基準電圧を受けてこの基準電圧と実質的に同じ
電圧レベルの電圧を発生してパッドへ伝達する駆動手段
を設けているため、この基準電圧発生手段の発生する基
準電圧レベルに悪影響を及ぼすことなく正確にパッド
へ、基準電圧レベルの電圧を伝達することができ、外部
で正確に基準電圧レベルをモニタすることが可能とな
る。
【0129】請求項2に係る発明に従えば、この駆動手
段をテストモード指示信号の活性化時活性化するように
構成しているため、テストモード時のみこの駆動手段を
動作させ、消費電流を低減することができる。
【0130】請求項3に係る発明に従えば、この駆動手
段を間欠的に活性化するように構成しているため、常時
駆動手段を活性状態に置く場合に比べて、消費電流を低
減することができる。
【0131】請求項4に係る発明に従えば、この駆動手
段をボルテージフォロア構成の差動増幅回路で構成して
いるため、高入力インピーダンス低出力インピーダンス
の回路を用いて基準電圧発生回路からの基準電圧をパッ
ドへ伝達することができ、基準電圧発生回路の出力する
基準電圧レベルに何ら影響を及ぼすことなくパッドに基
準電圧レベルの電圧を正確に伝達することができる。
【0132】請求項5に係る発明に従えば、この基準電
圧発生手段が複数個設けられており、これら複数の基準
電圧発生手段の出力各々と駆動手段の入力との間に選択
信号に従って対応の基準電圧発生手段の出力を駆動手段
の入力へ電気的に接続するように構成しているため、1
つのパッドを用いて複数の基準電圧に対するモニタのテ
ストを行なうことができ、パッドのチップ上占有面積を
低減することができる。
【0133】請求項6に係る発明に従えば、この駆動手
段は、通常動作時基準電圧発生手段からの基準電圧に従
って生成した電圧を内部電源電圧発生手段へ与えてお
り、テストモード指示信号の活性化時、その電流駆動力
が大きくされており、テストモード時のみその消費電流
が大きくされ、確実に基準電圧をパッドへ伝達すること
ができ、またテストモード時以外の消費電流を低減する
ことができる。
【0134】請求項7に係る発明に従えば、パッドと基
準電圧発生手段の出力の間にテストモード時導通状態と
されかつ通常モード時非導通状態とされる接続手段を設
けているため、このテストモード時パッドを介して基準
電圧発生手段の出力の電圧レベルを所望の電圧レベルに
設定することができ、フォーステストモードを基準電圧
に対して容易に行なうことができる。
【0135】請求項8に係る発明に従えば、複数の基準
電圧発生手段の出力を第2の選択信号に従って選択的に
パッドに電気的に接続するように構成しているため、複
数の基準電圧に対するフォーステストを1つのパッドを
用いて行なうことができ、パッド占有面積の増加を抑制
することができる。
【0136】請求項9に係る発明に従えば、駆動手段の
出力とパッドとの間にテスト動作時導通状態とされかつ
通常モード時非導通状態とされる接続手段を設けている
ため、通常動作モード時、この駆動手段の出力とパッド
とを切離すことができ、パッド上に発生したノイズが駆
動手段の出力に悪影響を及ぼすのを防止することがで
き、またそのパッドを介してのフォーステストモード時
駆動手段の出力に影響を受けることなくフォーステスト
を行なうことができる。
【0137】請求項10に係る発明に従えば、この駆動
手段とパッドの間にヒューズ素子を設けているため、接
続手段の占有面積を増加させることなくモニタテストモ
ードおよびフォーステストモードを行なうための接続手
段を実現することができる。また、テスト完了後このヒ
ューズ素子を溶断することにより、パッド上のノイズが
基準電圧発生手段の出力に悪影響を及ぼすのを防止する
ことができる。
【0138】請求項11に係る発明に従えば、各々に複
数の内部電圧が伝達される複数の電圧伝達線と共通パッ
ドとを選択信号に従って電気的に接続するように構成し
ているため、1つのパッドを用いて複数の内部電圧に対
するフォーステストなどのテストを行なうことができ、
パッド占有面積を増加させることなく正確に必要なテス
トを行なうことができる。
【0139】請求項12に係る発明に従えば、各々に所
定の内部電圧が伝達される複数の電圧伝達線を選択的に
駆動手段へ電気的に接続し、この駆動手段によりパッド
を駆動するように構成しているため、1つのパッドを用
いて複数の内部電圧のモニタテストなどのテストを行な
うことができ、パッド占有面積を増加させることなく複
数の内部電圧のテストを正確に行なうことが可能とな
る。
【0140】請求項13に係る発明に従えば、この選択
信号はテストモード時のみ活性状態とされるため、通常
動作モード時、内部電圧発生手段の発生する内部電圧に
対しこれらのパッドおよび駆動手段が悪影響を及ぼすの
を防止することができ、通常動作モード時におけるこの
半導体集積回路装置の内部動作の信頼性を保証すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従う半導体集積回
路装置の要部の構成を示す図である。
【図2】 図1に示す比較回路の構成の一例を示す図で
ある。
【図3】 この発明の実施の形態2に従う半導体集積回
路装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図4】 図3に示す比較回路の構成の一例を示す図で
ある。
【図5】 (A)は、テストモード指示信号発生部の構
成を概略的に示し、(B)は、(A)に示すテストモー
ド設定回路の動作を示す信号波形図である。
【図6】 この発明の実施の形態3に従う半導体集積回
路装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態4に従う半導体集積回
路装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態4の変更例の構成を概
略的に示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態5に従う半導体集積回
路装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態5の変更例の構成を
概略的に示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態6に従う半導体集積
回路装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態7に従う半導体集積
回路装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図13】 (A)は、図12に示す選択信号発生部の
構成を概略的に示し、(B)は、(A)に示す選択信号
発生回路の内部構成の一例を示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態7の変更例の構成を
概略的に示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態8に従う半導体集積
回路装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態8の変更例の構成を
概略的に示す図である。
【図17】 この発明の実施の形態9に従う半導体集積
回路装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図18】 この発明の実施の形態9の変更例の構成を
概略的に示す図である。
【図19】 従来の内部電源電圧発生回路の構成を概略
的に示す図である。
【図20】 図19に示す基準電圧発生回路の構成の一
例を示す図である。
【図21】 従来の半導体集積回路装置のモニタテスト
配置を概略的に示す図である。
【図22】 従来の半導体集積回路装置の要部の構成を
概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 パッド、2 駆動回路、RFG 基準電圧発生回
路、VDC 内部降圧回路、2g 比較回路(差動増幅
回路)、2h 電流源トランジスタ、2i 差動増幅回
路、2j 電流源トランジスタ、4 発振器、2m 差
動増幅回路、2n,2o 電流源トランジスタ、5a,
5b,5c CMOSトランスミッションゲート、6
a,6b リンク素子、10 パッド、14a,14
b,14c CMOSトランスミッションゲート、20
駆動回路、24a,24b,24c内部電圧発生回
路、26a,26b,26c CMOSトランスミッシ
ョンゲート、32a,32b,32c,42a,42
b,42c,52a,52b,52c,54a,54
b,54c CMOSトランスミッションゲート、5
6,58CMOSトランスミッションゲート、40a,
40b,40c 内部電圧伝達線、50a,50b,5
0c 基準電圧伝達線、60a,60b,60c 内部
電圧伝達線。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定電圧レベルの基準電圧を発生する少
    なくとも1つの基準電圧発生手段、 前記少なくとも1つの基準電圧発生手段からの基準電圧
    に対応する電圧と内部電源線上の電圧とを比較し、該比
    較結果に従って前記内部電源線上の電圧レベルを調整す
    る内部電源電圧発生手段、 パッド、および前記少なくとも1つの基準電圧発生手段
    の出力と前記パッドとの間に設けられ、前記少なくとも
    1つの基準電圧発生手段の出力する基準電圧を受けて前
    記基準電圧と実質的に同じ電圧レベルの電圧を発生して
    前記パッドへ伝達する駆動手段を備える、半導体集積回
    路装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、テストモード指示信号
    に応答して前記電圧発生動作を活性化する手段を含む、
    請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段に結合され、前記駆動手段
    を間欠的に活性化する手段をさらに備える、請求項1記
    載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段は、ボルテージフォロア構
    成の差動増幅回路を含む、請求項1から3のいずれかに
    記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つの基準電圧発生手段
    は複数の別々に設けられる基準電圧発生手段を含み、さ
    らに、 前記複数の基準電圧発生手段の出力各々と前記駆動手段
    の入力との間に設けられ、選択信号に従って対応の基準
    電圧発生手段の出力を前記駆動手段の入力に電気的に接
    続する手段をさらに備える、請求項1から4のいずれか
    に記載の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段は、その出力電圧を前記基
    準電圧に対応する電圧として前記内部電源電圧発生手段
    へ伝達し、かつテストモード指示信号に応答して自身の
    電流駆動力を大きくする手段を含む、請求項1記載の半
    導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記パッドと前記少なくとも1つの基準
    電圧発生手段の出力との間に設けられ、テストモード時
    導通状態とされかつ通常モード時非導通状態とされる接
    続手段をさらに備える、請求項1から4のいずれかに記
    載の半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の基準電圧発生手段の出力各々
    と前記パッドとの間に設けられ、第2の選択信号に応答
    して前記パッドと対応の基準電圧発生手段の出力とを電
    気的に接続する複数の接続手段をさらに備える、請求項
    5記載の半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動手段の出力と前記パッドとの間
    に設けられ、テスト動作時導通状態とされかつ通常モー
    ド時非導通状態とされる接続手段をさらに備える、請求
    項1から6のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 前記接続手段はヒューズ素子を備え
    る、請求項7または9に記載の半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 各々に所定の電圧レベルの内部電圧が
    伝達される複数の電圧伝達線、 パッド、および前記複数の電圧伝達線各々と前記パッド
    との間に設けられ、選択信号に応答して該選択信号が指
    定する電圧伝達線と前記パッドとを電気的に接続する接
    続手段を備える、半導体集積回路装置。
  12. 【請求項12】 各々に所定の電圧レベルの内部電圧が
    伝達される複数の電圧伝達線、 パッド、 前記複数の電圧伝達線各々と前記パッドとの間に設けら
    れ、選択信号に応答して該選択信号が指定する電圧伝達
    線と第1の内部ノードとを電気的に接続する接続手段、
    および前記第1の内部ノードと前記パッドとの間に設け
    られ、前記接続手段により選択された電圧伝達線上の電
    圧を受けて該受けた電圧と実質的に同じレベルの電圧を
    生成して前記パッドへ伝達する駆動手段を備える、半導
    体集積回路装置。
  13. 【請求項13】 前記選択信号はテストモード時活性状
    態とされて、前記複数の電圧伝達線のいずれかを指定す
    る、請求項11または12記載の半導体集積回路装置。
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