JPH1070109A - プラズマチャンバ - Google Patents

プラズマチャンバ

Info

Publication number
JPH1070109A
JPH1070109A JP9164458A JP16445897A JPH1070109A JP H1070109 A JPH1070109 A JP H1070109A JP 9164458 A JP9164458 A JP 9164458A JP 16445897 A JP16445897 A JP 16445897A JP H1070109 A JPH1070109 A JP H1070109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
plasma
chamber
shield
dielectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9164458A
Other languages
English (en)
Inventor
Hongching Shan
シャン ホンチン
Evans Yip Lee
イップ リー エヴァンズ
Michael D Welch
ディー. ウェルチ マイケル
Robert W Wu
ダブリュー. ウー ロバート
Bryan Pu
プー ブライアン
Paul Ernest Luscher
アーネスト ラシャー ポール
James David Carducci
デイヴィッド カードゥチ ジェイムズ
Richard Blume
ブルーム リチャード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Applied Materials Inc
Original Assignee
Applied Materials Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Applied Materials Inc filed Critical Applied Materials Inc
Publication of JPH1070109A publication Critical patent/JPH1070109A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32798Further details of plasma apparatus not provided for in groups H01J37/3244 - H01J37/32788; special provisions for cleaning or maintenance of the apparatus
    • H01J37/32816Pressure
    • H01J37/32834Exhausting
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32458Vessel
    • H01J37/32477Vessel characterised by the means for protecting vessels or internal parts, e.g. coatings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32623Mechanical discharge control means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32697Electrostatic control
    • H01J37/32706Polarising the substrate

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方の電極とプラズマとの間に誘電シールド
を挿入することにより、一方のチャンバ電極上の他方の
電極に対するDCバイアスを調整する方法。 【解決手段】 プラズマとシールドで覆われる電極との
間のキャパシタンスを変化させるシールドのあらゆる性
質を調整することにより、DCバイアスを変化させるこ
とが可能である。具体的には、DCバイアスの調整は、
以下の調整手法の何れによりなされる:(1)シールド
の誘電体の厚さを変化させる;(2)誘電材料を誘電定
数が異なるものに取り替える;(3)誘電体のサイズや
形状を変えて、電極のカバーされている表面積を変え
る;(4)シールドとカバーされている電極との間のギ
ャップを変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概説的には、半導
体デバイスの製造に用いるプラズマチャンバに関する。
更に具体的には、本発明は、RF電力が印加される1つ
以上のチャンバ電極上のDCバイアス電圧を調整する方
法及びそのための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造においては、エッ
チング、化学気相堆積(CVD)やスパッタリング等の
様々な製造プロセスを行うためにプラズマチャンバが広
く用いられている。概説的には、真空ポンプによってチ
ャンバ内の圧力を非常に低く維持しつつ、プロセスガス
の混合ガスをチャンバ内に流入させて、電力を供給しガ
スを励起して、プラズマ状態を作り出す。プロセスガス
混合ガスの構成は、所要の製造プロセスの実施に合わせ
て選択される。
【0003】エッチングプロセスやCVDプロセスでは
ほぼ全てのプロセスで、また多くのスパッタリングプロ
セスでは、半導体ウエハその他のワークピースはカソー
ド電極上に配置され、DCブロッキングキャパシタを介
してチャンバのカソード電極とアノード電極の間に高周
波(RF)電源が接続される。最も一般的な態様では、
チャンバ壁はメタルで、RF電源が接続され、アノード
電極として機能する。チャンバ壁がアノードである場合
は、通常は接地される。
【0004】プラズマ自体は、正の電荷を有しているた
め、その平均電圧は、カソード電極やアノード電極に対
して正となる。RF電源がDCブロッキングキャパシタ
を介してカソード電極とアノード電極の間に接続されて
いるため、カソード電極のDC電圧とアノード電極のD
C電圧とは等しくなくてもよい。具体的には、カソード
のプラズマに向いている面の表面積はアノードのプラズ
マに向いている面の表面積よりも大変小さいため、カソ
ードはアノードに比べて負である程度が非常に大きい。
換言すれば、プラズマ自体とカソードの間の電圧降下
は、プラズマ自体とアノードの間の電圧降下に比べてか
なり大きい。この電圧の非対象性は広く知られた現象で
あるが、その物理的な原因は複雑であり、完全には理解
されていない(M.A.Lieberman et.al. "Principles of
Plasma Discharge and Materials Processing", John W
iley & Sons, 1994, pages 368-372 参照)。カソードに
おけるアノードに対する負のDC電圧を、一般に、「カ
ソードDCバイアス」と称している。
【0005】カソードにおける負のDCバイアス電圧
は、プラズマからのイオンを加速して半導体ウエハに衝
突させるが、このときの運動エネルギーは、カソードと
プラズマ自体の間の電圧降下にほぼ等しい。この衝突イ
オンの運動エネルギーは、半導体製造プロセスで望まれ
る化学反応や物理的反応を促進するに有用である。
【0006】しかし、これよりも過剰な運動エネルギー
を有する衝突イオンがあれば、半導体ウエハ上に形成し
ようとしているデバイス構造にダメージを与えることが
ある。従って、カソードDCバイアスを下げることが望
ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】カソードDCバイアス
を低下させる既知の方法の1つは、カソード電極に印加
するRF電力のレベルを下げることである。しかし、R
F電力を下げれば、プラズマ中の分子の分解速度も下げ
るという不利益があり、そのため、製造プロセスの速度
を下げてしまうという不利益が生じる(即ち、半導体デ
バイス1つの製造に要する時間を増加させる)。従っ
て、カソードへのRF電力の供給を減らす以外でカソー
ドDCバイアスを下げるための装置及び方法が要求され
る。
【0008】半導体製造プロセスによっては、他のプロ
セスよりも高いエネルギーでのイオン衝突が必要なプロ
セスがある。1つのチャンバで、このように様々なプロ
セスに対応可能となることが望ましい。従って、カソー
ドにRF電力を供給する以外の手法で、所与のチャンバ
に対してカソードDCバイアスを調整する方法が要求さ
れる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、1つの特徴に
おいては、一方の電極とプラズマとの間に誘電シールド
を挿入することにより、一方のチャンバ電極上の他方の
電極に対するDCバイアスを調整する方法である。プラ
ズマとシールドで覆われる電極との間のキャパシタンス
を変化させるシールドのあらゆる性質を調整することに
より、DCバイアスを変化させることが可能である。具
体的には、DCバイアスの調整は、以下の調整手法の何
れによりなされる:(1)シールドの誘電体の厚さを変
化させる;(2)誘電材料を誘電定数が異なるものに取
り替える;(3)誘電体のサイズや形状を変えて、電極
のカバーされている表面積を変える;(4)シールドと
カバーされている電極との間のギャップを変える。
【0010】特に、電気的に接地された(アースされ
た)チャンバ壁がアノード電極に含まれるプラズマチャ
ンバにおいて、カソード電極におけるDCバイアス電圧
を調整又は低減するためには、本方法は有用である。プ
ラズマと、チャンバのアースされた部品(チャンバ壁
等)の選択された部分との間に、誘電シールドが配置さ
れる。本方法では、カソードにRF電力を印加しない
で、カソードの(アノードに対する)負DCバイアス電
圧の程度を低減することが可能となる。
【0011】別の特徴としては、本発明は、排気バッフ
ルを有する半導体デバイス製造用プラズマチャンバであ
って、この排気バッフルは、RF電力をプラズマに結合
するアースされたチャンバ壁の有効表面積を小さくする
ことにより、カソードDCバイアスを低減する。具体的
には、この排気バッフルは曲線通路を多数有し、また、
プラズマチャンバの排気ポートをバッフルの上に配置し
て、この曲線通路を介して真空ポンプによりチャンバガ
スがチャンバから排気できるようにしている。チャンバ
内のプラズマが通路の出口を超えて一切出ていかないよ
う、各通路は十分な長さを有し且つ十分な曲がりを有し
ている。
【0012】本発明の排気バッフルにより、チャンバ壁
のうちバッフルの背後にある部分をプラズマから絶縁す
ることにより、RF電力をプラズマに結合するアースさ
れたチャンバ壁の有効表面積を小さくする。これによ
り、プラズマに面する有効チャンバ壁表面積と、プラズ
マに面するカソード表面積との比が低減し、その結果、
カソードの負DCバイアスの程度を小さくする利点があ
る。
【0013】カソードDCバイアスを更に小さくするた
め、排気バッフルには、誘電材料が具備されてもよい。
この誘電体が排気バッフルのあらゆる導電性の要素をア
ースされたチャンバ壁から絶縁していることが好まし
い。この誘電体は、プラズマシースの幅よりも実質的に
厚くなっているべきであり、又は、チャンバ壁から排気
バッフルを介しプラズマに結合するRF電力にインピー
ダンスを与えてこれを実質的に妨げるような十分な厚さ
を有しているべきである。
【0014】
【発明の実施の形態】
(1.好ましい具体例の機構に関する説明)本発明の実
施例の説明を行う前に、本発明の内容を含んでいる真空
チャンバの構造に関する詳細を説明する。
【0015】図1は、シリコンウエハ上のシリコン酸化
物誘電層をプラズマエッチングするために用いる真空チ
ャンバにおいて実現した本発明の好ましい具体例の1つ
を示している。本発明の基本的な部品は、誘電アノード
シールド10と、陽極酸化アルミニウムカソードシール
ド12である。2つのシールドのそれぞれは、略円筒形
状であり、更に具体的には、いずれも、チャンバカソー
ド30の縦軸の周りに対称である。
【0016】アノードシールド10は環状突起部14
を、カソードシールド12は環状突起部16を、それぞ
れ有し、これらの突起部はオーバーラップしており、協
働して排気バッフルとして機能する。
【0017】真空チャンバの側部及び底部は、アルミニ
ウム壁18により画成される。チャンバ壁18の側部
は、必然的に円筒状である。チャンバ壁の底部22は環
状であり、中央には中央開口を有して、以下に述べるよ
うに、カソードペデスタルに適合させる。真空チャンバ
の頂部は、円形のアルミニウムリッド24により画成さ
れる。チャンバ壁20の一方の側には、環状アパーチャ
ないしスリット26があり、これによって、ワークピー
ス(シリコンウエハ等)がチャンバに出し入れできるよ
うになる。また、アノードシールド10も、スリット2
6に一致するアパーチャ23を有している。スリットバ
ルブとしての真空バルブ(図示せず)により、チャンバ
作動中にウエハのエッチングを行っている間、ウエハ移
送スリット26に対する真空シールが維持される。
【0018】チャンバ底壁23には、環状のアルミニウ
ムスペーサー25がボルト止めされ(ボルトは図示せ
ず)、また、スペーサーと壁との間にOリングが具備さ
れる。環状でL字形の断面を有するクオーツ誘電体スペ
ーサー28が、アルミニウムスペーサーの頂部に置かれ
る。これら2つのスペーサーの間には、Oリングにより
真空シールが与えられる。
【0019】ディスク状のアルミニウムカソード電極3
0は、平坦円形の上面を有しており、ウエハがロボット
(図示せず)によりこの上面の上に配置される。カソー
ド30は、L字形誘電スペーサー28の下側にある内向
きに伸長する部分の上に置かれる。カソードと誘電スペ
ーサーの間のシールは、Oリング31により与えられ
る。Oリング27,29,31により、真空チャンバの
内部を真空下で動作させつつカソードの下の領域を大気
圧に維持することが可能となる。
【0020】RF伝送ライン(図示せず)が、カソード
をRF電源60(図3のみに図示)の非接地出力端子に
接続し、電源の他方の出力端子は、アースされたチャン
バ壁18に接続する。L字形誘電スペーサー28の下側
にある内向き伸長部分は、チャンバ底壁18へのアタッ
チメントを介してアースされているメタルスペーサー2
5から、カソードを絶縁する。L字形誘電スペーサーの
側部は、カソードを包囲して、カソードとチャンバ側壁
の隣接部分との間の放電を防止する。
【0021】カソードの頂部には、クオーツ誘電リング
38が配置され、カソードの周縁の上部をプラズマへの
曝露から保護する。カソードの上面32の残りの部分
は、チャンバの稼働中はウエハによって覆われている。
【0022】アノードシールド10の上側周縁は、外向
きに突き出る環状リップを有している。このリップは、
チャンバ側壁の上エッジに配置され、アノードシールド
の重量を支える。アノードシールド10の上リップとチ
ャンバ側壁20の上エッジの間の真空シールは、Oリン
グ37によって与えられる。もう1つのOリング39
は、アノードシールド10の上リップとチャンバリッド
24の間の真空シールを与える。
【0023】カソードシールド12の下端は、水平な環
状のフランジ13となっており、これはチャンバ底壁2
2の上に配置されている。フランジ13は、メタルスペ
ーサー25とアノードシールド10の間の下側チャンバ
壁の露出面全体を覆っている。カソードシールド12
は、アノードシールド10の重量によって適所に保持さ
れる。具体的には、アノードシールド10の軸の長さ
は、カソードシールド12の下側フランジ13上にOリ
ング15を押し付けるに十分な長さである。アノードシ
ールド10の重量によってカソードシールドのフランジ
13を下向きにチャンバ底壁22に対して押し付けるこ
とが、このOリング15により可能となり、そのため、
以下に説明する理由から、フランジ13と底壁22の間
の熱移動が向上する。
【0024】好ましい具体例では、フランジ13の底面
は裸アルミニウムであり、カソードシールド12のその
他の面は陽極酸化処理されている。裸アルミニウムとす
ることにより、カソードシールド12とアースチャンバ
底壁22の間に堅固で良好な電気的接触を与え、そのた
め、陽極酸化処理の底面とした場合に堅固でない電気的
接触を与える可能性があるのに比べて、チャンバ内で行
われる半導体製造プロセスの性能をより良好に与える。
しかし、以下に説明するように、カソードシールドを誘
電体で作ることが望ましい場合もある。その場合には、
カソードシールドとあらゆる電極の間に堅固でない電気
的接触をつくるリスクはないだろう。
【0025】Oリング15が、2つのシールド10及び
12に接着する傾向があり、これが、シールドを交換す
る際にこれらシールドを分離することを困難にしている
ことを見出した。従って、Oリング15とアノードシー
ルド10の底部との間に配置される薄いアルミニウムリ
ング(図示せず)をチャンバが有していることが好まし
い。
【0026】更に、2つの小さい誘電体シールド40及
び42について、シールド40がウエハ移送スリット2
6の上面を、シールド42がスリット26の下面をそれ
ぞれ覆っており、このスリット26を介してワークピー
スがチャンバへ出し入れされる。スリットシールド40
と42のそれぞれは、数本のボルト44によりチャンバ
側部に取り付けられている。アノードシールド10がこ
れらボルトを覆い、チャンバ内のプラズマに曝露されな
いようにしている。
【0027】穴が多数開いた円形のガス散布板44(こ
れは通常シャワーヘッドと称されている)がチャンバリ
ッド24の下側に設置され、カソード30と共軸となる
ように配置される。ガス散布板は、クオーツ等の誘電材
料製である。アノードシールド10がガス散布板の周縁
を包囲して、チャンバリッド24の露出している領域を
カバーしている。チャンバリッドの継手には1つ以上の
ガスラインが接続し、ガス散布板の上方の流入マニホー
ルド領域にプロセスガスを供給する。そして、このプロ
セスガスはガス散布板を通ってチャンバの内部に流入す
る。
【0028】プロセスガスは、チャンバ底壁22の円形
の排気ポート50を通ってチャンバを出ていく。排気ポ
ートポンプに結合した真空ポンプ(図示せず)により、
プロセスガスをチャンバの外にポンプ輸送し、チャンバ
内を所要のレベルの真空度に保つ。排気ポート50と真
空ポンプとの間に設置されたスロットルバルブ52によ
り、排気ポート50から真空ポンプへのガス流れの抵抗
を調整して、チャンバ内のガス圧力を調整する。カソー
ドシールド12の底部にある環状のフランジ13は、円
形排気ポート50に一致する弓形のアパーチャ51を有
しているため、ガスがフランジアパーチャ51と排気ポ
ート50を通ってチャンバのそとに出ていくことができ
る。
【0029】高周波(RF)電源60(図1には図示さ
れず)は、2つの出力ターミナル(一方は接地、他方は
非接地)の間にRF電圧を発生させる。非接地出力端
は、DCブロッキングキャパシタ62を介してカソード
ディストリビュータ30に接続される(RF電源及びキ
ャパシタは図3に図示され、この図では排気バッフルの
別の具体例が示される)。RF電源の接地出力端は、チ
ャンバ壁18、チャンバリッド24やスロットルバルブ
52をはじめとする電気的に接地された全てのチャンバ
部品に接続される。RF電源はカソード電極と接地され
たチャンバ部品との間に接続されているため、これら接
地部品は共同してアノード電極として機能する。
【0030】カソード電極30と接地チャンバ壁18の
間に印加されるRF電力は、プロセスガスを励起してプ
ラズマ状態とする。このプラズマ中にあるガス分子の多
くは分解して、その構成原子やイオン、自由電子にな
る。これら粒子は相互に作用し、また、半導体ワークピ
ースの表面材料と作用を生じ、所要の半導体デバイス製
造プロセスを実現する。
【0031】(2.カソードDCバイアスの低減又は調
整) (a.カソードDCバイアスの概要)本願明細書の〔従
来の技術〕で述べたように、プラズマの本体は正の電荷
を有しているため、その平均DC電圧は、カソード電極
とアノード電極に対して正となっている。RF電源60
はDCブロッキングキャパシタ62と直列に接続されて
いるため、DC電圧はカソードとアノードとで等しくな
くてもよい。具体的には、カソードのプラズマに面して
いる表面積はアノードのプラズマに面している表面積よ
りもかなり小さいため、カソードの方がアノードよりも
かなり負の程度が大きくなっている。換言すれば、プラ
ズマ本体とカソードとの間の電圧降下は、プラズマ本体
とアノードとの間の電圧降下よりもかなり大きい。カソ
ード電極におけるアノード電極(これは代表的には接地
されている)に対する平均負DC電圧Vbias は、「カ
ソードDCバイアス」と通常呼ばれている。
【0032】カソードにおける負DCバイアスは、プラ
ズマからのイオンを加速し、これを、カソードとプラズ
マ本体の間の電圧降下とほぼ等しい運動エネルギーで、
半導体ウエハへと衝突させる。この衝突イオンの運動エ
ネルギーは、半導体製造プロセスに対して所望の化学反
応や物理反応を促進するに役立つことがある。
【0033】しかし、過剰な運動エネルギーを有するイ
オンの衝突は、半導体ウエハ上に作るデバイス構造体に
損傷を与えることがある。従って、カソードDCバイア
スを低減することが望ましい場合がしばしばある。
【0034】本発明では、プラズマとアノード電極のプ
ラズマに面する部分との間に誘電シールドを介在させる
ことにより、カソードにおける(アノードに対する)負
DCバイアス電圧の大きさを低減し、RF電源60から
プラズマに容量結合する電力を介させるアノード電極の
有効表面積を低減する。ここに説明する好ましい具体例
では、アノードシールド10は、アースされたチャンバ
壁18の露出面ほぼ全部を覆っており、このように覆わ
れていないときは、チャンバ壁の係る部分はチャンバ内
のプラズマにRF電力を容量結合させる。カソードDC
バイアスにおいて結果として生じた低下の程度が所望の
程度よりも大きい場合は、アノード表面の誘電体で覆わ
れる部分を小さくするために誘電シールドのサイズを小
さくすることにより、カソードDCバイアスを増加させ
るだろう。
【0035】(b.従来型のプラズマチャンバにおける
DCバイアスのモデリング)RF電力のプラズマへの結
合のし方に関する物理は複雑であり、完全にわかってい
るわけではない(前出の Lieberman の著書、pp.368-37
2 を参照)。本発明の動作は、図2(a)及び図2
(b)に示されている電気的モデルを参照して理解する
ことができる。図2(a)は、本発明の誘電シールドを
有していない従来技術のプラズマチャンバを表し、図2
(b)は、これと同じチャンバに誘電シールドを付加し
たものを表している。図2に示されるように、抵抗器と
キャパシタによる物理要素のモデリングは、ラフな近似
でしかなく、何故なら、これら要素の実際の挙動は非線
形だからである。
【0036】図2(a)では、プラズマ本体は、抵抗成
分と誘導成分とを有するインピーダンス Zplasma とし
てモデリングされる。プラズマはシースないしダークス
ペースで包囲されており、これは、自由電子がほとんど
存在しない領域でありまた、真空としてのモデリング、
即ち単位誘電定数を有する誘電体としてのモデリングが
可能である(前出の Lieberman の著書、pp.95, equati
on 4.2.25a を参照)。キャパシタCCathodeSh は、カ
ソード30とプラズマ本体の間のキャパシタンス、即ち
カソードに隣接するプラズマシースの端から端までのキ
ャパシタンスをモデリングしたものである。ここで、添
字「CathodeSh」は、「カソードシース(Ca
thode Sheath)」の省略であり、即ち、
「プラズマに隣接するカソードシース」のことである。
チャンバの幾何的関係は平坦的ではないが、C
CathodeSh とする第1の近似は、カソード電極30とプ
ラズマ本体が2枚の板である平行板キャパシタのようで
あり、プラズマシースはこれら2枚の板の間の誘電体で
ある。
【0037】プラズマ本体とカソード30の間のキャパ
シタンスCCathodeSh は、カソード30の表面のうちプ
ラズマシースに面し且つ接触する部分の面積Acathode
に比例する。(一般には、Acathode はカソードの上面
32の面積に等しく、プラズマがカソードの側方にどの
程度伸び下がっているかに応じて、カソード側壁の上側
部分の一部がプラスされる。しかし、好ましい具体例で
は、L字形の誘電スペーサー28がカソードの側部に対
してプラズマへの結合を解くため、Acathodeはカソー
ド上面32の面積と等しくなる。)更に、キャパシタン
スCCathodeShは、カソードに隣接するプラズマシース
ないしダークスペースの幅WCathodeShに反比例する。
よって、
【数1】 となり、ここで、記号
【数2】 は、「比例する」との意である。
【0038】同様に、キャパシタCAnodeSh は、アノー
ド電極とプラズマ本体の間のキャパシタンス、即ちアノ
ードに隣接するプラズマシースの端から端までのキャパ
シタンスをモデリングしたものである。CAnodeSh のキ
ャパシタンスはAanodeをWA nodeShで除したものに比例
し、Aanode はアノード電極の表面のうちプラズマシー
スに面し且つ接触する面積であり、WAnodeSh はアノー
ド電極に隣接するプラズマシースないしダークスペース
の幅である。表面積Aanode は、チャンバ側壁20の内
面と、チャンバリッド24のクオーツガス散布板44周
縁の側側の部分とを含んでいる。表面積Aanode は更
に、チャンバ底壁22及びアースされた排気スロットル
バルブ52の上向きに向いている面を、プラズマシース
がこれら面に接触するまで伸長する程度に、含んでいて
もよい。
【0039】本発明を定性的に理解することはさほど重
要ではないが、更に考察を進めることにより本発明の定
量解析を複雑なものにする。電極の表面積と、電極とプ
ラズマ本体の間のキャパシタンスとの間の比例関係は、
非線形的であり、何故なら、キャパシタンスと電極に隣
接するプラズマシースの幅とは、相互に依存し合ってい
るからである。具体的には、DCシース電圧の降下V
AnodeSh の低減に応答してプラズマシース幅WAnodeSh
が低減し、また、以下に述べる理由により、キャパシタ
ンスCAnodeSh の増加に応答してDCシース電圧の降下
AnodeSh が低下する。従って、アノード表面積A
anode が増加すれば、キャパシタンスCAnodeS h が増加
し、これにより、アノードに隣接するプラズマシースの
端と端の間の電圧降下VAnodeSh が低減し、これにより
アノードに隣接するプラズマシースの幅WAnodeSh gは
減少し、これがキャパシタンスCCathodeSh を更に増加
させる。
【0040】従って、アノードとプラズマ本体との間の
キャパシタンスCAnodeSh は、アノード表面積Aanode
の「q」乗におよそ比例し、ここで「q」は、カソード
電極とアノード電極の幾何的関係、チャンバ内のガス圧
力、その他の因子の関数である(前出の Lieberman , p
p.368-372 参照)。同様に、プラズマ本体対カソードの
キャパシタンスCCathodeSh は、全カソード表面積の
「q」乗におよそ比例する。
【0041】RF電源60は、DC電圧をブロックする
直列接続キャパシタC0 を介して、カソード電極とアノ
ード電極の間に接続される。一般的には、回路において
どの点でアースに接続するかは問題とはならず、また、
DCブロックキャパシタC0がカソードとアノードのど
ちらに接続されるかは問題とはならない。実際は、アノ
ード電極がチャンバ壁18を含んでいるときは、図2に
示されるように、アノード電極と、2つのRF電源出力
端子の一方とをアースに接続し、DCブロックキャパシ
タC0 をカソードとRF電源の非接地出力端子の間に接
続することが、最も好ましい。
【0042】従来技術では、DCブロックキャパシタC
0 に対して選択されたキャパシタンスは、CAnodeSh
CathodeSh よりもかなり大きく、そのため、DCブロ
ックキャパシタの前後のRF電圧降下は無視できる。プ
ラズマインピーダンス Zpla sma は、CAnodeSh とC
CathodeSh のインピーダンスよりもかなり大きいため、
プラズマ本体の前後の電圧降下も無視できる(前出の L
ieberman , p.96 equation 4.2.25b を示すグラフ参
照)。従って、RF電源で発生したRF電圧は、プラズ
マ本体対カソードのキャパシタンスCCathodeSh とプラ
ズマ本体対アノードのキャパシタンスCAnodeSh の間
で、このそれぞれのキャパシタンスに反比例するように
分割される。
【0043】更に、プラズマシースの前後のDC電圧降
下が存在し、これは、シースの前後のRF電圧降下の約
0.83倍に等しい(前出の Lieberman , equation 1
1.2.22, pp342-344, p368 を参照)。従って、カソード
に隣接するプラズマシースの前後の電圧降下V
CathodeSh と、アノードに隣接するプラズマシースの前
後の電圧降下VAnodeSh との比は、プラズマ本体対アノ
ードのキャパシタンスCAnodeS h とプラズマ本体対カソ
ードのキャパシタンスCCathodeSh との比と等しい。即
ち、
【数3】 従って、カソード電極における接地アノード電極に対す
るDCバイアス電圧vbias は、
【数4】 このカソードDCバイアスは負であり、アノードのプラ
ズマに面している表面積は、カソードのプラズマに面し
ている表面積よりも非常に大きく、即ち、
【数5】 (c.本発明に従ったDCバイアスの低減又は調整)本
発明では、誘電シールドは、カソード電極とアノード電
極のいずれかの選択された部分とプラズマとの間に配置
され、それは、係る電極へのDCバイアスを更に負にす
るためであり、あるいは、これと同等の意味であるが、
係る電極ではない方の電極へのDCバイアスを更に正に
するためである。アースされたチャンバ壁等の接地部品
を有する典型的なプラズマチャンバでは、選択しない方
の非接地電極を更に正にするため(即ち負を小さくする
ため)、誘電シールドをプラズマと接地部品の選択され
た部分との間に配置することが好ましい。
【0044】図1に示される好ましい具体例では、接地
されたチャンバ壁18はアノード電極であり、RF電源
60の非接地出力端子に接続されたカソード電極30の
上に半導体ワークピースが載置される。この具体例で
は、誘電シールド10がカソードにおける接地アノード
に対する負DCバイアス電圧を低減する。
【0045】以下に説明するように、カソードにおける
接地アノードに対するDCバイアス電圧Vbias の調整
は、次のパラメータの1つ以上により行うことが可能で
ある:(1)チャンバ壁や、誘電シールドによりブロッ
クされるその他の接地部品の表面積;(2)シールドの
厚さ;(3)シールドとチャンバ壁の間のギャップ;
(4)シールド材料の誘電定数。
【0046】図2(b)は、図1に示される好ましいプ
ラズマチャンバの電気的モデルを示すものであり、これ
は、アノード表面のほとんどを覆う誘電シールド10を
有している(説明を簡単とするため、スリット26の上
の小さな誘電シールド40,42はここでは説明しない
が、誘電アノードシールド10と同じ機能を有してい
る)。誘電シールド10は、チャンバ壁20とプラズマ
シースの周縁との間にキャパシタCShield を介在させ
る効果を有している。このキャパシタCShield は、誘
電シールド10の前後の間のキャパシタンスを表してい
る。プラズマシースとプラズマ本体の間のキャパシタン
スCAnodeSh (即ち、アノードに隣接するプラズマシー
スの前後の間のキャパシタンス)は、図2(a)とほぼ
同じのままである(更に正確には、前述の如く、プラズ
マシースの前後に間のキャパシタンスCAnodeSh は、図
2(a)の方が図2(b)よりも幾分か大きく、それ
は、シース電圧降下VAnodeSh の低下に応答してシース
幅WAnodeSh が低下することによる)。
【0047】図2(b)のキャパシタンスCX は、プラ
ズマ本体と、誘電シールドで覆われないまま(プラズマ
に露出した)の全ての部分との間のキャパシタンスを表
している。これは、このようなプラズマに面している覆
われない部分の表面積に比例している。先ず、誘電シー
ルド10がアノード電極を完全に覆っていると仮定する
ことにより、このキャパシタCX を無視することができ
る。
【0048】平行板キャパシタのキャパシタンスCは、
2枚の板に分かれている誘電体の誘電定数εに、この2
枚の板の対向している表面積Aを乗じ、これを、2枚の
板に分かれている誘電体の幅で除したものである。
【0049】
【数6】 誘電シールドの前後の間のキャパシタンスC
Shield は、プラズマシースの対応する部分の端と端の
間のキャパシタンスCAnodeSh と同じである表面積A
anod eを有している。前述の如く、プラズマシースの誘
電定数εsheath が基本単位である。従って、シールド
キャパシタンスとプラズマシースのキャパシタンスの比
は、
【数7】 これら2つのキャパシタンスは、アノードとプラズマ本
体の間で有効に直列となっており、アノードとプラズマ
本体の間の有効キャパシタンス(ないし結果的に生じた
キャパシタンス)は、
【数8】 シリコンカーバイド、セラミックやクオーツ等の誘電シ
ールドを作ることができる材料の誘電定数ε
shield は、2〜5の範囲にある。プラズマシースの幅
A nodeSh は、典型的には2mm以下であり、好ましい
具体例の誘電シールドの幅Wshield は、約5〜20m
mである。
【0050】誘電体の幅Wが、これら誘電定数εの間の
比よりもかなり大きくなることがあるため、誘電シール
ドの前後の間のキャパシタンスCShield は、プラズマ
シースの端と端の間のキャパシタンスCAnodeSh よりも
かなり小さくなることがあり得る。例えば、誘電シール
ドのWShield の幅が15mm、誘電定数が3である場
合を想定し、プラズマシース幅WAnodeSh が0.8mm
(誘電定数は1)である場合を想定する。すると、誘電
シールドの前後の間のキャパシタンスCShield は、プラ
ズマシースの端と端の間のキャパシタンスCAnodeSh
の、3x(0.8mm/15mm)=0.16倍であ
る。従って、アノード電極とプラズマ本体の間の有効キ
ャパシタンス(ないし結果的に生じたキャパシタンス)
AnodeEff は、プラズマシースの前後の間のキャパシタ
ンスCAnodeSh の0.16/(1+0.16)=0.1
4倍である。
【0051】
【数9】 換言すれば、誘電シールドによって、アノードのシール
ドで覆われた部分とプラズマ本体との間の容量結合が低
減されるのは、誘電シールドがない場合の容量結合のほ
んの14%に過ぎない。これは、アノード電極のシール
導入された部分の有効表面積を、その実際の表面積から
14%しか下げないと等価である。
【0052】ここまで、誘電シールド10で覆われてお
らず即ちプラズマの露出したアノード電極(あらゆる接
地チャンバ部品を含む)と、プラズマ本体との間のキャ
パシタンスを表すキャパシタCX を無視してきた。キャ
パシタンスCX は、アノードの露出部分の表面積に比例
する。アノードとプラズマ本体の間の全キャパシタンス
AnodeEff は、このキャパシタンスCX と、CShield
とCAnodeSh の直列関係からEqn.3bで予め算出し
たキャパシタンスとの総和であり、
【数10】 本発明では、カソードDCバイアスを、プラズマ本体対
カソードのキャパシタンスとプラズマ本体対アノードの
キャパシタンスとの関数で表現する前出のEqn.1
は、
【数11】 広く論じれば、本発明は、一方の電極における他方の電
極に対するDCバイアスを、この一方の電極とプラズマ
の間に誘電シールドを介在させて、調整する方法であ
る。ここまでの式によれば、シールドに覆われた電極と
プラズマとの間のキャパシタンスを変化させるシールド
のあらゆる性質を調整することを用いて、DCバイアス
を調整することができる。具体的には、このキャパシタ
ンスを低減しようとするときは、(1)シールドの誘電
体の厚さを増加させるか、(2)誘電定数の高い誘電材
料で置き換えるか、(3)覆われる電極の表面積を大き
くするように誘電体のサイズや形状を変えるか、あるい
は(4)シールドと覆われる電極との間のギャップを大
きくするかにより行われる。一方の電極とプラズマの間
のキャパシタンスを低減することにより、この電極への
DCバイアス電圧が、他方の電極と比較して正が低くな
り(負が増大し)、あるいは、同じことであるが、誘電
シールドに覆われている電極と比較して、これ以外の電
極へのバイアス電圧が、負が低く(正が増大)する。
【0053】更に具体的には、カソードDCバイアス
bias を低減するために接地アノード電極が誘電シー
ルド10で覆われている好ましい具体例を参照すれば、
カソードバイアスを上下させる調整は、バイアスを下げ
るためにはキャパシタンスCAn odeEff を下げ、バイア
スを上げるためにはキャパシタンスCAnodeEff を上げ
ればよい。特に、Eqn.5によれば、チャンバ壁の誘
電シールド10で覆われている部分を大きくすれば、C
X が小さくなり、負カソードバイアスVbias の程度が
小さくなることがわかる。Eqn.2によれば、誘電定
数が低くなるようにシールドの材料を選択することによ
り、あるいは、シールドの厚さを大きくすることによ
り、Cshield が小さくなり、負カソードバイアス電圧
の程度が小さくなる。
【0054】真空の誘電定数は、他のいかなる固体誘電
材料の誘電定数よりも低いため(即ち、真空の誘電定数
が単位定数である)、負カソードバイアスの程度を低減
するためのもう1つの方法は、誘電シールド10にチャ
ンバ壁20から小さな距離の空間を与えることにより、
この間に小さな真空ギャップを作りだしこれを誘電体と
して機能させることである。ギャップを大きくすること
により、キャパシタンスCshield を低減し、負カソー
ドバイアスVbias の大きさを小さくすることになる。
この方法では、誘電体シールドのエッジとチャンバ壁と
の間にシールを与えて、プラズマがこのギャップに進入
しないようにすることが好ましい。あるいは、シールド
と壁の間のこのギャップを十分小さくして、このギャッ
プにプラズマが進入しないようにしてもよい。
【0055】本発明は、カソードに与えるRF電力を下
げなくとも、カソードDCバイアスを低下させることが
できる。従って、所望のプロセス反応速度やスループッ
トを得るために望ましいレベルにRF電力を設定するこ
とができ、他方で、上述の誘電シールドのパラメータの
いずれかを調整して、カソードDCバイアスを所望の電
圧に設定することができる。
【0056】誘電シールド10が交換容易である場合
は、本発明は、1つのプロセスチャンバに対して、要求
されるカソードDCバイアス電圧の最適値が異なってい
る様々な半導体製造プロセスを行えるような構成を与え
ることが可能となる。プラズマチャンバには、(1)厚
さが異なるか、(2)材料組成の変更により誘電定数が
異なるか、あるいは、(3)チャンバ壁を覆う表面積を
変えるために軸長さその他の寸法異なっているかの、多
数の相互交換可能な誘電シールドを具備してもよい。
【0057】例えば、プラズマエッチングチャンバで
は、半導体基板上のメタルやシリコンの表面形状をエッ
チングするためには、カソードDCバイアスが低い方が
通常は好ましく、誘電体の表面形状をエッチングする場
合は、カソードDCバイアスは高い方が通常は望まし
い。本発明では、誘電体エッチングプロセス用に同じチ
ャンバで用いる誘電体シールドよりも、厚さが厚く、誘
電定数が低く、又は表面積が大きな誘電シールドを挿入
することにより、メタルエッチングプロセスやシリコン
エッチングプロセスを最適化することが可能となる。あ
るいは、誘電体エッチングに対しては、誘電体シールド
を排除し、又は、陽極酸化アルミニウム等の導電性材料
で主に形成されるシールドに置き換えてもよい。
【0058】図1に示される誘電シールド10の好まし
い実施例は、直前のパラグラフで述べた、交換容易なシ
ールドに対する要求を満たす。円筒シールド10を設置
するには、これをチャンバの中に下ろし、次いでチャン
バリッド24を閉めてシールドを適所に固定するだけで
よい。シールドの除去は、これとは逆に、チャンバリッ
ドを開け、次いでシールドを持ち上げて取り去れるだけ
でよい。このシールドはボルト等で固定しない。シール
ドのスリット27がチャンバ壁のスリット26と合うよ
うに調心されるべきであるため、シールドは調心ピン
(図示せず)を有していることが好ましく、このピン
は、チャンバ壁の上エッジに嵌合して、一定の角度の方
向を確保する。
【0059】チャンバ壁が誘電シールドで覆われる面積
を調整するためのもう1つのオプションとしては、シー
ルドを別々のセグメントで構成して、チャンバ壁の選択
された部分を覆うようにセグメントをいくつか選択して
チャンバに設置する方法である。シールドのセグメント
を多くしてチャンバ壁を更に覆うことにより、これに応
じてカソードDCバイアスを低減する。
【0060】プラズマが誘電アノードシールド10とチ
ャンバ壁18の間のギャップに進入すれば、シールドさ
れているべきチャンバ壁に電気的接触をすることにより
シールドをうまくバイパスしてしまい、あるいは短絡さ
せてしまう。図1に示される好ましい具体例では、誘電
シールドとチャンバ壁の間のギャップにプラズマが進入
するための経路は存在しない。アノードシールドとカソ
ードシールドの間のOリング15は、真空シールを与え
るためのものではないが、以下の理由からこのOリング
の規格にプラズマが存在することはなく、何故なら、排
気バッフル14,16が、バッフルの下流に浸透するプ
ラズマをブロックするからである。アノードシールド1
0とスリットシールド40,42の間にはOリングがな
いが、アノードシールドとスリットシールドの間にギャ
ップが生じても、全てプラズマシースの幅よりも随分と
小さく、従ってプラズマが進入できるには小さすぎる。
【0061】ここまで本発明を、プラズマを容量的に励
起するための2枚の電極を有するプラズマチャンバに沿
って説明してきた。本発明は、電極を3つ以上有するチ
ャンバにも等しく適用可能である。その場合、一方の電
極の一部を誘電シールド10で覆うことにより、その電
極におけるDCバイアス電圧が他方の電極に比べてより
正が小さくなり(又はより負になり)、あるいは、同じ
意味であるが、他方の電極におけるDCバイアス電圧が
一方の電極に比べてより負が小さくなる(又はより正に
なる)。前述の如く、誘電シールドの誘電定数、厚さ、
表面積、あるいは間隔を調節することにより、DCバイ
アスの変化を調節することが可能である。
【0062】また、本発明は、RF電源がチャンバ内の
2つの電極に接続されてプラズマにRF電力を一部容量
結合するのであれば、プラズマを誘導的あるいは遠隔的
に励起させるチャンバにも適用可能である。
【0063】(3.チャンバクリーニング)誘導結合シ
ールド10の交換が容易であるため、カソードDCバイ
アスに関係ない別の利点、即ちチャンバクリーニングに
対する利点をもたらす。半導体製造プロセスの多くで用
いられるプロセスガスは、プラズマ中で分解して反応性
種となり、これがチャンバのあらゆる露出した表面と反
応してこの表面に堆積物を形成する。時間の経過と共
に、この堆積物チャンバ内のプロセス条件を変化させる
程度まで蓄積し、あるいは、半導体ワークピースに付着
してこれを汚染する微小粒子の形態として、チャンバ壁
に剥がれ落ちる。従って、半導体プロセスの多くでは、
チャンバ内のプロセスガスに曝露される全ての表面に対
して定期的に堆積物をクリーニングする必要がある。
【0064】本発明の着脱可能なアノードシールド10
はチャンバ壁18の本質的に全ての露出面を覆うため、
放っておけばチャンバ壁に蓄積することになる堆積物
は、そこではなくシールドに蓄積することになる。シー
ルドへの堆積物の蓄積が過剰となったとき、シールドを
容易に取り出すことができ、また、従来技術のチャンバ
をクリーニングするよりも迅速に交換することができる
ため、プラズマチャンバの生産性が向上する。
【0065】好ましいプラズマチャンバ内に陽極アルミ
ニウムカソードシールド12を含める理由は、アノード
シールド10に対して上述したように、クリーニングを
容易にすることにある。具体的には、放っておけば誘電
体スペーサー28やメタルスペーサー25に蓄積される
ことになる堆積物は、それらではなくカソードシールド
に蓄積される。堆積物が望ましくないレベルまで蓄積し
たときは、カソード側壁から堆積物をクリーニングする
場合に要する時間よりも短い時間でカソードシールドを
交換することができる。上述のようにアノードシールド
10を取り除いた後、クオーツリング38とカソードシ
ールド12も、持ち上げてチャンバ頂部から同様に取り
出すことができる。
【0066】チャンバ内の粒子汚染のレベルを低く抑え
るためには、アノードシールドとカソードシールドを低
温に維持することが重要であることを見出した。これら
シールドを高温と低温の間でサイクルさせることが、こ
れらシールド上の堆積物を剥離させて半導体ワークピー
スを汚染させると考えられる。これらシールドを低温に
維持するためには、本発明の好ましい具体例では、チャ
ンバ側壁20を包囲するチャンネル(図示せず)を有
し、この中に冷却水をポンプ輸送して、チャンバ壁を約
65℃に維持できるようにしている。アノードシールド
10の外向きに突き出るリップにより、チャンバリッド
24とチャンバ側壁20の良好な熱接触を形成し、その
ため、アノードシールドからチャンバ壁へ熱を伝導させ
る。フランジ13の底部はチャンバ底壁22と良好な熱
接触を形成するため、カソードシールドからチャンバ壁
へ熱を伝導させる。
【0067】カソードシールド12は、陽極酸化アルミ
ニウムで形成することが好ましく、何故なら、アルミニ
ウムは優れた熱伝導体であるため、カソードシールドを
低温に保つことができる。アノードシールドは誘電体で
あるため、これを低温に維持することは困難である。誘
電シールド10のための誘電材料には、シリコンカーバ
イド、酸化アルミニウム(アルミナ)、窒化アルミニウ
ム、クオーツ(二酸化珪素)や種々の樹脂が含まれる。
シリコンカーバイドの利点の1つは、それが他の多くの
誘電体よりもはるかに良好な熱伝導体であるため、低温
に維持することができるからである。また、窒化アルミ
ニウムも良好な熱伝導体であるが、2つの不利益を有し
ている:半導体製造プロセスを汚染しない程度に十分低
い不純物濃度を得ることが困難である点と、エッチング
プロセスに用いる弗素がアルミニウムと反応を生じやす
いためアルミニウム化合物はエッチングプロセスに望ま
しくない点である。
【0068】あるいは、誘電体をアルミニウム等の良好
な熱伝導体でサンドイッチすれば、誘電シールド10は
クオーツ等の熱伝導の悪い物を用いて作ることができ
る。例えば、誘電シールドは、アルミニウムのシートに
固定したクオーツシートであってもよい。
【0069】(4.曲線通路を有する排気バッフル)図
1に示されるプラズマチャンバは、更なる発明の特徴を
有しており、即ち、排気バッフル14,16を有してい
ることであり、これらは、プラズマと接地排気部品の間
の容量結合を低減することにより、カソードにおける
(電気的グラウンドに対する)負DCバイアスの程度を
小さくする。
【0070】概説的には、本発明に従った排気バッフル
は、多数の曲線通路(曲がりくねって入り組んだ通路、
ジグザグの通路)を有しており、このバッフルはプラズ
マチャンバの排気ポートの上にあり、真空ポンプによっ
て曲線通路を介してチャンバからチャンバガスを排気す
る。各通路は、チャンバ内のプラズマが通路の出口を超
えて進行しない程度に十分な長さ及び入り組み具合を有
している。従って、プラズマは排気バッフルの下流のア
ースされた部品、例えば真空ポンプ(図示せず)やスロ
ットルバルブ52等から、電気底に絶縁されている。
【0071】カソードDCバイアスを低減する事に加え
て、本発明の排気バッフルは、スロットルバルブ52、
真空ポンプやその他のバッフル下流の部品へのポリマー
やその他の不要な反応生成物の堆積を低減し又は排除す
る。半導体プロセスチャンバから排気されるガスは、典
型的には、反応性化学種(反応性分子、原子やイオン)
を含んでおり、これらは接触した表面と反応して堆積物
を形成する。共通の問題点は、膜堆積物がスロットルバ
ルブ52や真空ポンプに蓄積した場合に、これらの部品
のクリーニングや交換のためにプラズマチャンバを操業
停止させる必要が生じてしまうことである。
【0072】本発明では、排気バッフルの曲線通路で
は、ガス原子と通路の壁の間の衝突の度合いを著しく上
昇させる。この衝突により、不要の膜を堆積させる反応
を促進するため、排気バッフル通路には更に多くの膜が
堆積する。これにより、排気バッフルを通過した排気ガ
ス中の反応性種の濃度が乏しくなり、スロットルバルブ
52、真空ポンプやその他の下流部品への不要な膜の堆
積を低減し又は排除する。
【0073】図1は、排気バッフル14,16の好まし
い実施例を示す。前述の如く、プロセスガスは、チャン
バ底壁22にある円形の排気ポート50を通ってチャン
バから出ていく。排気ポートに接続した真空ポンプ(図
示せず)がプロセスガスをチャンバの外へとポンプ輸送
し、チャンバ内部を所要の真空のレベルに維持する。排
気ポート50と真空ポンプの間に設置されたスロットル
バルブ52と、真空ポンプとにより、排気ポート50か
ら真空ポンプへのガス流れの抵抗を調整して、チャンバ
内のガス圧力を調整する。
【0074】チャンバから排気される全てのガスは、環
状のギャップないしキャビティ54の中を通過する必要
があるが、このキャビティ54の外側の境界はチャンバ
側壁20であり、内側の境界はカソード30を包囲する
メタルスペーサー25と誘電体スペーサー31である。
このギャップ54は排気マニホールドとして機能し、内
側の境界は環状カソードシールド12で与えられ、外側
の境界はアノードシールド10で与えられる。ギャップ
54は環状でありカソード30を完全に取り囲んでいる
が、チャンバから出る排気ガスが通るアパーチャはカソ
ードを完全に取り囲んではいない。その代わり、排気マ
ニホールドの底部の境界が、カソードシールド12の底
部フランジで与えられている。排気ガスは、チャンバ底
壁22の排気ポート50の上にあるフランジ13の一部
の弓形アパーチャ51を通って、チャンバから外へ出て
いく。
【0075】本発明の曲線排気通路は、環状の突起部1
4及び16により画され、この突起部14はアノードシ
ールド10から、16はカソードシールド12からそれ
ぞれ、マニホールドキャビティ54の中へと伸びてい
る。これら突起部が半径方向に相互にオーバーラップし
ているため、チャンバガスは排気マニホールドキャビテ
ィ54の中で直線の通路を進行することができない。そ
の代わり、上側の突起部14によって、下向きに流れる
排気ガスをカソードシールド12の方へ放射方向内向き
に曲げ、そして、下側突起部16は排気ガスの方向と流
れをアノードシールド10の方へ半径方向外向きへ反転
させる。この曲線通路は排気ガスの分子、原子やイオン
の多くの部分に向きを与えて、排気マニホールドの境界
壁(即ちアノードシールド10の表面とカソードシール
ド12の表面)と衝突させるようにしている。この境界
壁との衝突の度合いが高くなることにより、排気ガス中
の反応性種が安定した分子(外接的には、境界壁上に膜
として堆積する分子を含む)を形成するための反応の速
度を促進する。
【0076】曲線通路の中で反応性種の反応速度が高く
なることにより、2つの利点が生じる。
【0077】第1の利点は、そのまま放っておくと反応
性種はスロットルバルブ52や真空ポンプに不要な堆積
物を生成するが、そこではなく、曲線排気通路の境界壁
上、即ち突起部14,16に隣接するアノードシールド
10とシールド12表面上に、このような堆積物を生成
することである。従って、排気ガス14,16の下流の
排気ガスから反応性種が著しく低減されることになる。
上述の好ましい具体例のようにシールド10及び12が
クリーニングや交換のために容易に取り外しできる場合
は、クリーニング及び保守が非常に困難なスロットルバ
ルブやポンプよりもこれらシールドの方にこの堆積物を
促進する好ましいが非常に望ましい。排気通路が十分に
長く且つ曲がりくねっている場合は、排気バッフルの下
流で反応性種をほぼ完全になくすことが可能である。
【0078】第2の利点はカソードDCバイアスが低減
することである。具体的には、バッフル14,16の中
の排気通路が十分長く且つ曲がりくねっている場合は、
排気バッフル下流の排気ガス中のイオンの濃度は、プラ
ズマを維持するに必要なレベルよりも低くなるだろう。
そして、排気バッフル14,16は、プラズマをブロッ
クし又は消失させてしまうことがある。従って、排気バ
ッフル下流の電気的に接地された部品(チャンバ底壁2
2やスロットルバルブ52等)は、プラズマから絶縁さ
れ又は非結合となり、カソード30における負DCバイ
アスの程度を小さくする。
【0079】ここに説明した2つの曲線排気通路14,
16の利点は、排気バッフルがメタルである場合でも誘
電体の場合でも実現される。更に、プラズマは排気バッ
フル14,16の少なくとも上部に接触すると思われる
ため、排気バッフルのプラズマに面する表面と電気的グ
ラウンドとの間の容量結合を最小にすることにより、カ
ソードDCバイアスを更に小さくすることができる。こ
れは、誘電体材料を、排気バッフルに隣接する接地チャ
ンバ部品とプラズマとの間に配置して排気バッフルに含
ませることにより、実現することができる。
【0080】例えば、図1に示される好ましい具体例で
は、排気バッフルの上側部分14は、接地チャンバ側壁
20に隣接する。従って、カソードDCバイアスを低減
するには、アノードシールド10全体を誘電体で構成す
ることにより(図1参照)、あるいは、誘電材料を、突
起部14のプラズマに露出している面とチャンバ壁20
との間に介在させてシールド10に含めることにより、
行われる。
【0081】排気バッフルに隣接する接地チャンバ部品
とプラズマとの間の容量結合を実質的に低減するため、
誘電体がプラズマシースの幅よりも厚いことが好まし
く、あるいは、プラズマから排気バッフルを介してあら
ゆる接地部品へ結合するRF電力の結合に対して実質的
な抵抗を与えるように十分な厚さを有していることが好
ましい。
【0082】対称的に、排気バッフルの下側部分16
は、接地部品に隣接しておらず、誘電スペーサー28に
隣接している(カソードシールド12とカソード30の
間の誘電スペーサー28を抜いている比較例的な具体例
であっても、カソードは電気的グラウンドから絶縁され
ており、排気バッフルの下側部分16は、この比較例的
において具体例の接地部品には隣接していない)。従っ
て、下側突起部16に誘電材料を含ませても、カソード
DCバイアスが更に下がることはない。従って、下側突
起部16は、カソードシールド12全体と同様に陽極酸
化アルミニウムで作ることが好ましく、何故なら、「チ
ャンバクリーニング」の項で説明した理由で熱の伝導性
が優れているからである。
【0083】カソードシールド12の排気バッフル1
4,16の下にある部分は接地されている部品−−即
ち、メタルスペーサー25−−に隣接しているが、カソ
ードシールドのこの下側部分にプラズマが到達しないよ
う、排気バッフルによりプラズマは消失する。従って、
カソードシールドの排気バッフル14,16の下側の部
分に誘電材料を包含させても、カソードDCバイアスは
低減することがない。
【0084】当初は、排気バッフルは「多数の」曲線排
気通路を有していると説明した。しかし、ここに説明し
た好ましい具体例では、排気通路1本のみ有し、この環
状の通路はカソードを取り囲んでいる。図3は、複数の
曲線通路72,73を有する別の排気バッフルの具体例
70を具備するプラズマチャンバを示す。排気バッフル
70は、環状の組立体であり、カソード30を取り囲む
環状誘電リング28とチャンバ側壁20との間のギャッ
プを占めている。図1の具体例に示されるように、チャ
ンバ底壁22は環状の排気ポートないしアパーチャを有
し、これを介して真空ポンプ(図示せず)によりガスが
チャンバから排気される。
【0085】図4に示されるように、排気バッフル70
は、共軸の関係で積み重ねられている3つのリング7
4,76,78によって構成されている。図5に示され
るように、上リング74と下リング78とは同一であ
る。上リングと下リングとはそれぞれ、リングの円周方
向に間隔をおいて配置される複数の軸配向の円筒状のホ
ール(穴)72を有している。隣接し合うホール同士の
間の角度を 2Δ で定義し、Nがホール72の数を表す
とすれば、 2Δ=360゜/N である。ホール72の
それぞれの直径は、 Δ/2 よりも小さい。図6に示さ
れるように、中リング76も、軸方向に上面と下面を突
き抜ける同様のN個のホール群を、円周方向にに間隔を
おいて有しているが、これらN個のホール73は、細長
い断面を有しており且つ円周方向の角度がΔである点が
異なっている。
【0086】3つのリング74,76,78が図4に示
されるように積み上げられたとき、ホール72とホール
73によってジグザグ状の排気通路が形成される。具体
的には、中リング76の各長細ホール73の反時計方向
の端部が上リング74のホール72に位置合わせされ、
各長細ホール73の時計方向の端部が下リング78のホ
ール72に位置合わせされる。従って、上リング74の
ホールを通って下向きに(即ち軸方向に)移動する排気
ガスは、90゜曲げられて、中リング76の長細ホール
73の中を水平方向に(即ち円周方向に)移動し、また
90゜曲げられて下リング78のホール72を下向きに
移動する。
【0087】このジグザグないし曲線の排気通路72,
73を有する排気バッフル70は、図1の具体例の曲線
通路のそれと同様の利点を与える。具体的には、排気ガ
ス中の反応性種に対して、下流ではなく排気バッフル内
で反応して堆積物を形成するように促進することによ
り、スロットルバルブと真空ポンプから堆積物をクリー
ニングする必要性を最低限にする。更に、プラズマとチ
ャンバ底壁22の間の容量結合を防止するよう、プラズ
マを消失させ、カソードDCバイアスを低減する。
【0088】排気バッフル70を誘電材料で構成するこ
とにより、チャンバ側壁20の排気バッフルに隣接する
部分とプラズマとの間の容量結合を更に低減することが
可能である。例えば、プラスチック樹脂は良好な誘電体
であり、とりわけ、ホール72,73を容易に開けるこ
とができる材料である。プラズマ樹脂によっては、プラ
ズマチャンバの動作中に排気バッフルに蓄積する堆積物
と目視上類似していることがあるため、バッフルが汚染
されて交換が必要なときを目視で認識しにくいことであ
る。
【0089】図3〜6のスタックリングの具体例は特
に、ジグザグ排気通路を変えてその有効性を試験するた
めのプロトタイプを簡便に構成できる点で有用であるこ
とが見出された。例えば、特定のチャンバ及びプロセス
条件に対して、ここに例示した3リングのデザインでは
プラズマ消失に不充分である場合は、更にリングを積み
重ね、90゜の曲げを加えて排気通路を形成することが
できる。また、図5及び6に示される2つのリングはそ
れぞれ、このスタックにおいて別のポジションにあって
もよい。更に、これらリングを相互に回転させて、中リ
ングの水平通路73の長さを変化させた場合の効果を試
験することができる。
【0090】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、カソードに
RF電力を供給する以外の手法で、所与のチャンバに対
してカソードDCバイアスを調整する方法が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい具体例に従って、排気バッフ
ルと誘電体を有するプラズマエッチングチャンバであ
る。
【図2】(a)及び(b)とも、本発明に従ってRF電
力のプラズマへの容量結合を表す回路図であり、(a)
は誘電体がない場合、(b)は誘電がある場合を表す回
路図である。
【図3】複数のジグザグ状通路を有する環状誘電体排気
バッフルを備えたプラズマエッチングチャンバの平面図
である。
【図4】図3の環状誘電体排気バッフルの斜視図であ
る。
【図5】図4の環状排気バッフルの上リングと下リング
の斜視図である。
【図6】図4の環状排気バッフルの中リングの斜視図で
ある。
【符号の説明】
10…誘電体アノードシールド、12…陽極酸化アルミ
ニウムカソードシールド、13…フランジ、14,16
…環状突起部、15…Oリング、18…チャンバ壁、2
0…側部、22…底部、23…アパーチャ、24…アル
ミニウムリッド、25…アルミニウムスペーサー、26
…スリット、28…誘電体スペーサー、27,29,3
1…Oリング、30…チャンバカソード、32…カソー
ド上面、37…Oリング、38…クオーツリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エヴァンズ イップ リー アメリカ合衆国, カリフォルニア州, ミルピタス, ファームクレスト 2327 (72)発明者 マイケル ディー. ウェルチ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, リヴァーモア, ローマ ストリート 940 (72)発明者 ロバート ダブリュー. ウー アメリカ合衆国, カリフォルニア州, プレザントン, パセオ グランデ 3112 (72)発明者 ブライアン プー アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サン ノゼ, ロサト コート 3064 (72)発明者 ポール アーネスト ラシャー アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サニーヴェイル, フリッカー ウェイ 1364 (72)発明者 ジェイムズ デイヴィッド カードゥチ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サニーヴェイル, ゲイル アヴェニュー 731 (72)発明者 リチャード ブルーム アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サン ノゼ, リーランド パーク ドラ イヴ 6578

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体デバイス製造のためのプラズマチ
    ャンバであって、 真空チャンバと、 真空チャンバへのガスを受容するガス流入部と、 ガスを励起してプラズマ状態とするためのプラズマ励起
    手段と、 真空チャンバからガスを排気するための排気ポートと、 排気ポートに接続され、チャンバからガスを排気するた
    めの、真空ポンプと、 1つ以上の曲線通路ないしジグザグ通路を有する排気バ
    ッフルとを備え、 排気バッフルは排気ポートの上に配置されてチャンバか
    ら排気されるガスが曲線通路ないしジグザグ通路を通過
    し、且つ、 該曲線通路ないしジグザグ通路のそれぞれは、該真空チ
    ャンバ内のプラズマが該通路を完全に越えることがない
    程度に十分な長さを有し且つ十分なジグザグを有するプ
    ラズマチャンバ。
  2. 【請求項2】 該排気バッフルが誘電材料を備える請求
    項1に記載のプラズマチャンバ。
  3. 【請求項3】 該排気バッフルが、 (a)第1のバッフル部材であって、(i)第1の円筒
    状の壁と、(ii)該第1の円筒状の壁から半径方向外
    向きに伸びる環状の第1の突起部とを備える該第1のバ
    ッフル部材と、 (b)該第1のバッフルと共軸で且つこれを囲むように
    配置される第2のバッフル部材であって、(i)第2の
    円筒状の壁と、(ii)該第2の円筒状の壁から半径方
    向内向きに伸びる環状の第2の突起部とを備える第2の
    バッフル部材と、を備え、 (c)該第1のバッフル部材の該第1の突起部と、該第
    2のバッフル部材の該第2の突起部とが、相互に、軸方
    向に間隔を有し且つ半径方向に少なくとも一部がオーバ
    ーラップする請求項1に記載のプラズマチャンバ。
  4. 【請求項4】 該真空チャンバが更に、 導電性のチャンバ壁と、 該真空チャンバの内側に配置され該導電性のチャンバ壁
    から電気的に絶縁される、第1の電極とを備え、該第1
    のバッフル部材が該第1の電極を囲み、該第2のバッフ
    ル部材が該チャンバ壁に隣接して配置される請求項3に
    記載のプラズマチャンバ。
  5. 【請求項5】 該第2のバッフル部材と該チャンバ壁と
    の間にプラズマが形成されることを防止するよう、該第
    2のバッフル部材が該チャンバ壁に十分近く配置される
    請求項3に記載のプラズマチャンバ。
  6. 【請求項6】 半導体処理プラズマチャンバを用いる際
    に排気ポンプの部材への堆積物を低減するための方法で
    あって、 真空チャンバを与えるステップと、 該真空チャンバ内にプラズマを生成するステップと、 排気ポートを介して該チャンバ内のガスを排気するステ
    ップと、 1つ以上の曲線通路ないしジグザグ通路を有する排気バ
    ッフルを、該排気ポートの上に配置し、該真空チャンバ
    から排気されるガスを該排気バッフルの該通路の中に通
    過させるステップとを有し、該通路のそれぞれが、該真
    空チャンバ内のプラズマが該通路を完全に越えることが
    ない程度に十分な長さを有し且つ十分なジグザグを有す
    る方法。
  7. 【請求項7】 半導体処理プラズマチャンバを用いる際
    に、第1の電極におけるDCバイアス電圧の負を低減し
    ないし正を増大する方法であって、 (1)チャンバ部品を有する真空チャンバを与えるステ
    ップと、 (2)該チャンバ部品の少なくとも1つを電気的グラウ
    ンドに接続させるステップと、 (3)電気的グラウンドから電気的に絶縁された第1の
    電極を該真空チャンバ内に与えるステップと、 (4)該真空チャンバ内にプラズマ生成するステップ
    と、 (5)該第1の電極と電気的グラウンドの間にRF電力
    を印加して、該第1の電極に、電気的グラウンドに対す
    るDCバイアスを発生させるステップと、 (6)排気ポートを介して該真空チャンバからガスを排
    気させるステップと、 (7)1つ以上の曲線通路ないしジグザグ通路を有する
    排気バッフルを、該排気ポートの上に配置し、該真空チ
    ャンバから排気されるガスを該排気バッフルの該通路の
    中に通過させるステップとを有し、該通路のそれぞれ
    が、該真空チャンバ内のプラズマが該通路を完全に越え
    ることがない程度に十分な長さを有し且つ十分なジグザ
    グを有する方法。
  8. 【請求項8】 前記ステップ(2)において、電気的グ
    ラウンドに接続されている少なくとも1つの該チャンバ
    部品が、該真空チャンバの導電性壁を有している請求項
    7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ステップ(7)が、電気的グラウン
    ドから排気バッフルを絶縁する操作を更に有する請求項
    7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記ステップ(7)において、プラズ
    マと電気的グラウンドの間に配置された誘電体材料を該
    排気バッフルが含んでいる請求項7に記載の方法。
  11. 【請求項11】 半導体デバイスのプロセスのためのプ
    ラズマチャンバであって、 相互に電気的に絶縁された第1の電極と第2の電極とを
    有する真空チャンバと、 該真空チャンバ内にプラズマを生成するための手段と、 該第1の電極と該第2の電極の間に接続され、第1の電
    極において、該第2の電極に対するDCバイアス電圧を
    発生させる、RF電源と、 プラズマと該第2の電極の選択された部分との間に、該
    第2の電極と間隔をあけて配置され、プラズマと該第2
    の電極の該選択された部分の間の直接の接触をブロック
    する、誘電シールドとを備えるプラズマチャンバ。
  12. 【請求項12】 該誘電シールドと該第2の電極の間の
    ギャップにプラズマが進入することを防止するための、
    該第2の電極と該誘電シールドの周縁との間のシールを
    更に備える請求項11に記載のプラズマチャンバ。
  13. 【請求項13】 該誘電シールドと該第2の電極の間の
    距離が、該誘電シールドと該第2の電極の間にプラズマ
    が生成することを防止するに十分小さい請求項11に記
    載のプラズマチャンバ。
  14. 【請求項14】 該誘電シールドと該第2の電極の間の
    距離と、該第2の電極の前記選択された部分の面積の双
    方が、DCバイアス電圧の負を更に小さくするに十分大
    きい請求項11に記載のプラズマチャンバ。
  15. 【請求項15】 該第2の電極が、該真空チャンバの導
    電性の壁を含む請求項11に記載のプラズマチャンバ。
  16. 【請求項16】 該導電性の壁が、電気的グラウンドに
    接続し、且つ、該第1の電極と電気的グラウンドとの間
    にRF電源が接続される請求項15に記載のプラズマチ
    ャンバ。
  17. 【請求項17】 半導体処理プラズマチャンバを用いる
    際に、第1の電極におけるDCバイアス電圧の負を低減
    しないし正を増大する方法であって、 (1)相互に電気的に絶縁された第1の電極と第2の電
    極とを有する真空チャンバを与えるステップと、 (2)該真空チャンバ内にプラズマ生成するステップ
    と、 (3)該第1の電極と該第2の電極の間にRF電力を印
    加して、該第1の電極に、該第2の電極に対するDCバ
    イアスを発生させるステップと、 (4)プラズマと該第2の電極の選択された部分との間
    に誘電シールドを配置して、プラズマと該第2の電極の
    該選択された部分の間の直接の接触をブロックするステ
    ップとを有する方法。
  18. 【請求項18】 前記ステップ(4)が、該第2の電極
    の該誘電シールドにブロックされる面積と、該誘電シー
    ルドの厚さとについて、該DCバイアス電圧の負が減少
    するに十分な大きさの該面積と該厚さを決める操作を有
    する請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記ステップ(4)が、該第2の電極
    の該誘電シールドにブロックされる前記選択された部分
    の面積と、該誘電シールドの厚さとについて、該DCバ
    イアス電圧の負が減少するに十分な大きさの該面積と該
    厚さを決める操作を有する請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記ステップ(1)が更に、該真空チ
    ャンバに導電性の壁を与える操作を有し、該第2の電極
    が該壁を含み、 前記ステップ(3)が、該第1の電極と該壁との間にR
    F電力を印加する操作を有し、 前記ステップ(4)が、該壁の選択された部分とプラズ
    マの間に該誘電シールドを配置する操作を有する請求項
    17に記載の方法。
  21. 【請求項21】 更に、 該導電性壁を電気的グラウンドに接続するステップを有
    し、 前記ステップ(3)が、該第1の電極と電気的グラウン
    ドの間に前記RF電力与える操作を有する請求項20に
    記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記ステップ(4)が、該誘電シール
    ドを該第2の電極からある距離のところに配置する操作
    を更に有する請求項17に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記ステップ(4)が、 該第2の電極の該誘電シールドでブロックされる前記部
    分の面積と、該誘電シールドと該第2の電極の間の距離
    とについて、該DCバイアス電圧の負が減少するに十分
    な大きさの該面積と該距離を決める操作を有する請求項
    22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 更に、 該誘電シールドと該第2の電極の間のギャップにプラズ
    マが進入することを防止するため、該第2の電極と該誘
    電シールドの周縁との間にシールを与えるステップを有
    する請求項22に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記ステップ(4)が、 該誘電シールドと該第2の電極の間のギャップにプラズ
    マが進入することを防止するに十分該第2の電極に近づ
    けて該誘電シールドを配置する操作を更に有する請求項
    22に記載の方法。
  26. 【請求項26】 更に、 該第1の電極の上に半導体基板を載置するステップを有
    する請求項17に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記ステップ(4)において、該誘電
    シールドが、熱伝導度がクオーツよりも実質的に高い誘
    電材料を有する請求項17に記載の方法。
  28. 【請求項28】 半導体プロセスプラズマチャンバにお
    いて第1の電極におけるDCバイアス電圧を調整する方
    法であって、 (1)相互に電気的に絶縁された第1の電極と第2の電
    極とを有する真空チャンバを与えるステップと、 (2)該真空チャンバ内にプラズマ生成するステップ
    と、 (3)該第1の電極と該第2の電極の間にRF電力を印
    加して、該第1の電極に、該第2の電極に対するDCバ
    イアスを発生させるステップと、 (4)プラズマと該第2の電極の第1の選択された部分
    との間に第1の誘電シールドを配置して、プラズマと該
    第2の電極の該第1の選択された部分の間の直接の接触
    をブロックするステップとを有し、前記ステップ(4)
    が、 (i)該第1の誘電シールドによりブロックされる前記
    部分の面積と、 (ii)該第1の誘電シールドの厚さと、 (iii)該第1の誘電シールドと該第2の電極の間の
    間隔と、 (iv)該第1の誘電シールドの誘電定数とから成る群
    から選択される少なくとも1つのパラメータを調整する
    ことにより、該DCバイアス電圧を調整する操作を更に
    有する方法。
  29. 【請求項29】 更に、 該第1の電極の上に半導体基板を載置するステップを有
    する請求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記ステップ(4)が、 該第1の誘電シールドと該第2の電極の間にプラズマが
    生成することを防止するに十分、該第2の電極に近づけ
    て、該第1の誘電シールドを配置する操作を更に有する
    請求項28に記載の方法。
  31. 【請求項31】該第2の電極が、該真空チャンバの導電
    性の壁を含む請求項28に記載の方法。
  32. 【請求項32】 更に、 該真空チャンバの該導電性壁を電気的グラウンドに接続
    させるステップを有し、前記ステップ(3)が、該第1
    の電極と電気的グラウンドの間にRF電力を印加する操
    作を更に有する請求項31に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記ステップ(4)が、 前記間隔がゼロとなるように、該第1の誘電シールドを
    該壁に直接配置する操作を更に有する請求項28に記載
    の方法。
  34. 【請求項34】前記ステップ(4)が、 該第1の誘電シールドと該壁の間にギャップを形成する
    ように、該第1の誘電シールドを該壁から離して配置さ
    せる操作と、 該第1の誘電シールドの周縁と該壁の間にシールを与え
    て、この間のギャップにプラズマが生成することを防止
    する操作とを更に有する請求項28に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記ステップ(4)が、 該第1の誘電シールドと該壁の間の前記間隔が該DCバ
    イアス電圧の負が減少するに十分な大きさとなるよう
    に、該第1の誘電シールドを該壁から離して配置させる
    操作を更に有する請求項28に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記ステップ(4)が、 該第1の誘電シールドを物理的な寸法の異なる第2の誘
    電シールドと交換することにより、DCバイアス電圧を
    調整する操作を更に有する請求項28に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記ステップ(4)が、 該第1の誘電シールドを誘電定数の異なる第2の誘電シ
    ールドと交換することにより、DCバイアス電圧を調整
    する操作を更に有する請求項28に記載の方法。
  38. 【請求項38】 更に、 該第1の誘電シールドを該真空チャンバ内に配置させな
    がら、該真空チャンバ内で第1のプラズマプロセスを行
    うステップと、 該第1の誘電シールドを該真空チャンバ内に配置させず
    に、該真空チャンバ内で第2のプラズマプロセスを行う
    ステップとを更に有する請求項28に記載の方法。
  39. 【請求項39】 該第1のプラズマプロセスが、非誘電
    材料のエッチングのプロセスであり、該第2のプラズマ
    プロセスが、誘電材料のエッチングのプロセスである請
    求項38に記載の方法。
  40. 【請求項40】 更に、 該第1の誘電シールドを該真空チャンバ内に配置させな
    がら、該真空チャンバ内で非誘電材料のエッチングのプ
    ラズマプロセスを行うステップと、 第2の誘電シールドを該真空チャンバ内に配置させなが
    ら、該真空チャンバ内で第2のプラズマプロセスを行う
    ステップとを更に有し、該第1の電極において更に大き
    な負DCバイアス電圧を生じさせるよう、該第2の誘電
    シールドが、該第1の誘電シールドと異なる物理的性質
    を有する請求項28に記載の方法。
  41. 【請求項41】 更に、該第1の誘電シールドと第2の
    誘電シールドの双方を該真空チャンバ内に配置させなが
    ら、該真空チャンバ内で非誘電材料のエッチングのプラ
    ズマプロセスを行うステップであって、該第2の誘電シ
    ールドは、該壁の第2の選択された部分とプラズマとの
    間に配置される、前記ステップと、 該第1の誘電シールドを該真空チャンバ内に配置させ、
    該第2の誘電シールドを該真空チャンバ内に配置させな
    いで、該真空チャンバ内で第2のプラズマプロセスを行
    うステップとを更に有する請求項28に記載の方法。
  42. 【請求項42】 該第1のプラズマプロセスが、非誘電
    材料のエッチングのプロセスであり、該第2のプラズマ
    プロセスが、誘電材料のエッチングのプロセスである請
    求項41に記載の方法。
JP9164458A 1996-06-20 1997-06-20 プラズマチャンバ Withdrawn JPH1070109A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/666981 1996-06-20
US08/666,981 US5891350A (en) 1994-12-15 1996-06-20 Adjusting DC bias voltage in plasma chambers

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1070109A true JPH1070109A (ja) 1998-03-10

Family

ID=24676337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9164458A Withdrawn JPH1070109A (ja) 1996-06-20 1997-06-20 プラズマチャンバ

Country Status (3)

Country Link
US (3) US5891350A (ja)
EP (1) EP0814495A3 (ja)
JP (1) JPH1070109A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002533911A (ja) * 1998-09-25 2002-10-08 ラム リサーチ コーポレーション 低汚染高密度プラズマ・エッチング・チャンバおよびその製造方法
JP2004535056A (ja) * 2000-04-25 2004-11-18 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド チャンバ排気内のプラズマに対する磁気障壁
JP2006501608A (ja) * 2002-09-30 2006-01-12 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理システムにおける改良された堆積シールドのための方法及び装置
JP2006032344A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Nordson Corp 超高速均一プラズマ処理装置
KR100737311B1 (ko) 2005-01-19 2007-07-09 삼성전자주식회사 반도체 제조장치
JP2008182218A (ja) * 2007-12-25 2008-08-07 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置
KR100914075B1 (ko) * 2001-08-09 2009-08-27 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 일체형 쉴드를 가진 받침대
JP2009200410A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Hitachi High-Technologies Corp 真空処理装置
JP2010050479A (ja) * 2009-10-26 2010-03-04 Hitachi High-Technologies Corp 真空処理装置
JP2010251768A (ja) * 1999-03-31 2010-11-04 Lam Res Corp 高周波バイアスの制御を伴うプラズマ処理方法および装置
JP2012186248A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置及び半導体装置の製造方法
JP2013241679A (ja) * 2013-07-09 2013-12-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プラズマ処理装置及び方法
CN103748972A (zh) * 2011-06-30 2014-04-23 先进能源工业公司 投射的等离子体源
US8960124B2 (en) 2009-06-11 2015-02-24 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Plasma processing apparatus and plasma processing method
US9236246B2 (en) 2011-03-04 2016-01-12 Hitachi Kokusai Electric Inc. Substrate processing apparatus and a method of manufacturing a semiconductor device
JP2016038940A (ja) * 2014-08-05 2016-03-22 富士機械製造株式会社 プラズマ発生装置
KR20170004888A (ko) * 2015-07-01 2017-01-11 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 플라즈마 처리 장치 및 이에 이용되는 배기 구조
JP2017501569A (ja) * 2014-01-09 2017-01-12 ユ−ジーン テクノロジー カンパニー.リミテッド 基板処理装置
JP2020017697A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 東京エレクトロン株式会社 成膜装置及び成膜方法

Families Citing this family (151)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6444037B1 (en) * 1996-11-13 2002-09-03 Applied Materials, Inc. Chamber liner for high temperature processing chamber
TW403959B (en) * 1996-11-27 2000-09-01 Hitachi Ltd Plasma treatment device
JP3428865B2 (ja) 1997-07-09 2003-07-22 キヤノン株式会社 堆積膜の形成装置及び堆積膜形成方法
US6120605A (en) * 1998-02-05 2000-09-19 Asm Japan K.K. Semiconductor processing system
JP4217299B2 (ja) * 1998-03-06 2009-01-28 東京エレクトロン株式会社 処理装置
US6273022B1 (en) 1998-03-14 2001-08-14 Applied Materials, Inc. Distributed inductively-coupled plasma source
US6464843B1 (en) * 1998-03-31 2002-10-15 Lam Research Corporation Contamination controlling method and apparatus for a plasma processing chamber
US5998932A (en) * 1998-06-26 1999-12-07 Lam Research Corporation Focus ring arrangement for substantially eliminating unconfined plasma in a plasma processing chamber
JP4151749B2 (ja) * 1998-07-16 2008-09-17 東京エレクトロンAt株式会社 プラズマ処理装置およびその方法
US6228208B1 (en) * 1998-08-12 2001-05-08 Applied Materials, Inc. Plasma density and etch rate enhancing semiconductor processing chamber
US6074953A (en) * 1998-08-28 2000-06-13 Micron Technology, Inc. Dual-source plasma etchers, dual-source plasma etching methods, and methods of forming planar coil dual-source plasma etchers
KR100292410B1 (ko) * 1998-09-23 2001-06-01 윤종용 불순물 오염이 억제된 반도체 제조용 반응 챔버
US6170429B1 (en) * 1998-09-30 2001-01-09 Lam Research Corporation Chamber liner for semiconductor process chambers
KR100408259B1 (ko) * 1998-11-04 2004-01-24 엘지.필립스 엘시디 주식회사 공정챔버_
US6178919B1 (en) * 1998-12-28 2001-01-30 Lam Research Corporation Perforated plasma confinement ring in plasma reactors
US6232236B1 (en) * 1999-08-03 2001-05-15 Applied Materials, Inc. Apparatus and method for controlling plasma uniformity in a semiconductor wafer processing system
KR20010062209A (ko) 1999-12-10 2001-07-07 히가시 데쓰로 고내식성 막이 내부에 형성된 챔버를 구비하는 처리 장치
US6507155B1 (en) 2000-04-06 2003-01-14 Applied Materials Inc. Inductively coupled plasma source with controllable power deposition
CN1233019C (zh) * 2000-05-12 2005-12-21 东京电子株式会社 调整等离子体加工系统中电极厚度的方法
US6656283B1 (en) * 2000-05-31 2003-12-02 Applied Materials, Inc. Channelled chamber surface for a semiconductor substrate processing chamber
US6489249B1 (en) * 2000-06-20 2002-12-03 Infineon Technologies Ag Elimination/reduction of black silicon in DT etch
US7011039B1 (en) * 2000-07-07 2006-03-14 Applied Materials, Inc. Multi-purpose processing chamber with removable chamber liner
AU2001288232A1 (en) * 2000-08-10 2002-02-25 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for tuning a plasma reactor chamber
US6872281B1 (en) 2000-09-28 2005-03-29 Lam Research Corporation Chamber configuration for confining a plasma
TWI290589B (en) * 2000-10-02 2007-12-01 Tokyo Electron Ltd Vacuum processing device
US6656643B2 (en) 2001-02-20 2003-12-02 Chartered Semiconductor Manufacturing Ltd. Method of extreme ultraviolet mask engineering
WO2002068710A1 (de) * 2001-02-26 2002-09-06 Unaxis Balzers Aktiengesellschaft Verfahren zur herstellung von teilen und vakuumbehandlungssystem
US20020160620A1 (en) * 2001-02-26 2002-10-31 Rudolf Wagner Method for producing coated workpieces, uses and installation for the method
US6582861B2 (en) 2001-03-16 2003-06-24 Applied Materials, Inc. Method of reshaping a patterned organic photoresist surface
JP4025030B2 (ja) * 2001-04-17 2007-12-19 東京エレクトロン株式会社 基板の処理装置及び搬送アーム
US6821378B1 (en) * 2001-05-25 2004-11-23 Lam Research Corporation Pump baffle and screen to improve etch uniformity
US6527911B1 (en) * 2001-06-29 2003-03-04 Lam Research Corporation Configurable plasma volume etch chamber
US6889627B1 (en) * 2001-08-08 2005-05-10 Lam Research Corporation Symmetrical semiconductor reactor
KR100810028B1 (ko) * 2001-08-28 2008-03-07 하이닉스 세미컨덕터 매뉴팩쳐링 아메리카 인코포레이티드 플라즈마 챔버용 챔버 실드
KR100434493B1 (ko) * 2001-10-05 2004-06-05 삼성전자주식회사 원자층 증착 장치 및 그 구동 방법
KR100442580B1 (ko) * 2001-10-09 2004-08-02 주성엔지니어링(주) 반도체 제조용 챔버의 배기시스템
US6727655B2 (en) 2001-10-26 2004-04-27 Mcchesney Jon Method and apparatus to monitor electrical states at a workpiece in a semiconductor processing chamber
JP4485737B2 (ja) * 2002-04-16 2010-06-23 日本エー・エス・エム株式会社 プラズマcvd装置
JP3953361B2 (ja) * 2002-05-08 2007-08-08 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置および基板処理方法
US20050121143A1 (en) * 2002-05-23 2005-06-09 Lam Research Corporation Pump baffle and screen to improve etch uniformity
US7166200B2 (en) * 2002-09-30 2007-01-23 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for an improved upper electrode plate in a plasma processing system
US7166166B2 (en) * 2002-09-30 2007-01-23 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for an improved baffle plate in a plasma processing system
US6837966B2 (en) * 2002-09-30 2005-01-04 Tokyo Electron Limeted Method and apparatus for an improved baffle plate in a plasma processing system
US7147749B2 (en) * 2002-09-30 2006-12-12 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for an improved upper electrode plate with deposition shield in a plasma processing system
US6798519B2 (en) * 2002-09-30 2004-09-28 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for an improved optical window deposition shield in a plasma processing system
US7204912B2 (en) * 2002-09-30 2007-04-17 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for an improved bellows shield in a plasma processing system
US20070051471A1 (en) * 2002-10-04 2007-03-08 Applied Materials, Inc. Methods and apparatus for stripping
US20040069223A1 (en) * 2002-10-10 2004-04-15 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Wall liner and slot liner for process chamber
JP4141234B2 (ja) * 2002-11-13 2008-08-27 キヤノンアネルバ株式会社 プラズマ処理装置
CN1249789C (zh) * 2002-11-28 2006-04-05 东京毅力科创株式会社 等离子体处理容器内部件
US7624597B2 (en) * 2002-12-09 2009-12-01 Certainteed Corporation Insulation shielding for glass fiber making equipment
US7021084B2 (en) * 2002-12-09 2006-04-04 Certainteed Corporation Insulation shielding for glass fiber making equipment
US6844260B2 (en) * 2003-01-30 2005-01-18 Micron Technology, Inc. Insitu post atomic layer deposition destruction of active species
US7560376B2 (en) * 2003-03-31 2009-07-14 Tokyo Electron Limited Method for adjoining adjacent coatings on a processing element
US7972467B2 (en) * 2003-04-17 2011-07-05 Applied Materials Inc. Apparatus and method to confine plasma and reduce flow resistance in a plasma reactor
JP4399206B2 (ja) * 2003-08-06 2010-01-13 株式会社アルバック 薄膜製造装置
US7682454B2 (en) * 2003-08-07 2010-03-23 Sundew Technologies, Llc Perimeter partition-valve with protected seals and associated small size process chambers and multiple chamber systems
KR20050034887A (ko) * 2003-10-10 2005-04-15 삼성전자주식회사 전원전압 동기신호 생성 장치 및 방법
JP2005251803A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Canon Inc プラズマ処理装置およびその設計方法
JP4426343B2 (ja) * 2004-03-08 2010-03-03 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマ処理装置
US8236105B2 (en) * 2004-04-08 2012-08-07 Applied Materials, Inc. Apparatus for controlling gas flow in a semiconductor substrate processing chamber
JP2005303099A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
US20060037702A1 (en) * 2004-08-20 2006-02-23 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus
JP2006080347A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置
US7552521B2 (en) * 2004-12-08 2009-06-30 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for improved baffle plate
US7601242B2 (en) * 2005-01-11 2009-10-13 Tokyo Electron Limited Plasma processing system and baffle assembly for use in plasma processing system
US20060225654A1 (en) * 2005-03-29 2006-10-12 Fink Steven T Disposable plasma reactor materials and methods
CN100539029C (zh) 2005-03-30 2009-09-09 松下电器产业株式会社 等离子掺杂方法和等离子处理装置
JP2006303309A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置
US8608851B2 (en) 2005-10-14 2013-12-17 Advanced Micro-Fabrication Equipment, Inc. Asia Plasma confinement apparatus, and method for confining a plasma
US20070095283A1 (en) * 2005-10-31 2007-05-03 Galewski Carl J Pumping System for Atomic Layer Deposition
US7416677B2 (en) * 2006-08-11 2008-08-26 Tokyo Electron Limited Exhaust assembly for plasma processing system and method
US20080110567A1 (en) * 2006-11-15 2008-05-15 Miller Matthew L Plasma confinement baffle and flow equalizer for enhanced magnetic control of plasma radial distribution
US7942112B2 (en) * 2006-12-04 2011-05-17 Advanced Energy Industries, Inc. Method and apparatus for preventing the formation of a plasma-inhibiting substance
US8043430B2 (en) * 2006-12-20 2011-10-25 Lam Research Corporation Methods and apparatuses for controlling gas flow conductance in a capacitively-coupled plasma processing chamber
US20080169183A1 (en) * 2007-01-16 2008-07-17 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Plasma Source with Liner for Reducing Metal Contamination
US8444926B2 (en) 2007-01-30 2013-05-21 Applied Materials, Inc. Processing chamber with heated chamber liner
JP4885000B2 (ja) * 2007-02-13 2012-02-29 株式会社ニューフレアテクノロジー 気相成長装置および気相成長方法
SG10201703432XA (en) * 2007-04-27 2017-06-29 Applied Materials Inc Annular baffle
US7988815B2 (en) * 2007-07-26 2011-08-02 Applied Materials, Inc. Plasma reactor with reduced electrical skew using electrical bypass elements
KR100927375B1 (ko) * 2007-09-04 2009-11-19 주식회사 유진테크 배기 유닛 및 이를 이용하는 배기 조절 방법, 상기 배기 유닛을 포함하는 기판 처리 장치
US20090151872A1 (en) * 2007-12-17 2009-06-18 Tugrul Samir Low cost high conductance chamber
US7987814B2 (en) * 2008-04-07 2011-08-02 Applied Materials, Inc. Lower liner with integrated flow equalizer and improved conductance
JP5102706B2 (ja) * 2008-06-23 2012-12-19 東京エレクトロン株式会社 バッフル板及び基板処理装置
KR101606736B1 (ko) 2008-07-07 2016-03-28 램 리써치 코포레이션 플라즈마 프로세싱 챔버에서 플라즈마 불안정성을 검출하기 위한 패시브 용량성-결합된 정전식 (cce) 프로브 장치
CN102084475B (zh) * 2008-07-07 2013-01-30 朗姆研究公司 用于等离子体处理室中的包括真空间隙的面向等离子体的探针装置
US8540844B2 (en) * 2008-12-19 2013-09-24 Lam Research Corporation Plasma confinement structures in plasma processing systems
US9287092B2 (en) * 2009-05-01 2016-03-15 Advanced Energy Industries, Inc. Method and apparatus for controlling ion energy distribution
US9767988B2 (en) 2010-08-29 2017-09-19 Advanced Energy Industries, Inc. Method of controlling the switched mode ion energy distribution system
US9435029B2 (en) 2010-08-29 2016-09-06 Advanced Energy Industries, Inc. Wafer chucking system for advanced plasma ion energy processing systems
US9287086B2 (en) 2010-04-26 2016-03-15 Advanced Energy Industries, Inc. System, method and apparatus for controlling ion energy distribution
US11615941B2 (en) 2009-05-01 2023-03-28 Advanced Energy Industries, Inc. System, method, and apparatus for controlling ion energy distribution in plasma processing systems
US8617347B2 (en) * 2009-08-06 2013-12-31 Applied Materials, Inc. Vacuum processing chambers incorporating a moveable flow equalizer
JP5323628B2 (ja) * 2009-09-17 2013-10-23 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
US8840725B2 (en) * 2009-11-11 2014-09-23 Applied Materials, Inc. Chamber with uniform flow and plasma distribution
US9309594B2 (en) 2010-04-26 2016-04-12 Advanced Energy Industries, Inc. System, method and apparatus for controlling ion energy distribution of a projected plasma
JP5597463B2 (ja) * 2010-07-05 2014-10-01 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置及び基板処理方法
TWI502617B (zh) * 2010-07-21 2015-10-01 應用材料股份有限公司 用於調整電偏斜的方法、電漿處理裝置與襯管組件
US8869742B2 (en) * 2010-08-04 2014-10-28 Lam Research Corporation Plasma processing chamber with dual axial gas injection and exhaust
US9184028B2 (en) 2010-08-04 2015-11-10 Lam Research Corporation Dual plasma volume processing apparatus for neutral/ion flux control
US9362089B2 (en) 2010-08-29 2016-06-07 Advanced Energy Industries, Inc. Method of controlling the switched mode ion energy distribution system
US20120083129A1 (en) 2010-10-05 2012-04-05 Skyworks Solutions, Inc. Apparatus and methods for focusing plasma
US9478428B2 (en) 2010-10-05 2016-10-25 Skyworks Solutions, Inc. Apparatus and methods for shielding a plasma etcher electrode
US8723423B2 (en) * 2011-01-25 2014-05-13 Advanced Energy Industries, Inc. Electrostatic remote plasma source
US9220162B2 (en) * 2011-03-09 2015-12-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Plasma generating apparatus and plasma generating method
US8884525B2 (en) 2011-03-22 2014-11-11 Advanced Energy Industries, Inc. Remote plasma source generating a disc-shaped plasma
US9418880B2 (en) * 2011-06-30 2016-08-16 Semes Co., Ltd. Apparatuses and methods for treating substrate
US20130105085A1 (en) * 2011-10-28 2013-05-02 Applied Materials, Inc. Plasma reactor with chamber wall temperature control
KR101886740B1 (ko) * 2011-11-01 2018-09-11 삼성디스플레이 주식회사 기상 증착 장치 및 유기 발광 표시 장치 제조 방법
US9234278B2 (en) * 2012-01-20 2016-01-12 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. CVD conformal vacuum/pumping guiding design
KR20130086806A (ko) * 2012-01-26 2013-08-05 삼성전자주식회사 박막 증착 장치
JP5951324B2 (ja) * 2012-04-05 2016-07-13 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
CN103377979B (zh) * 2012-04-30 2016-06-08 细美事有限公司 调节板和具有该调节板的用于处理基板的装置
US10103018B2 (en) * 2012-07-31 2018-10-16 Semes Co., Ltd. Apparatus for treating substrate
KR102025540B1 (ko) 2012-08-28 2019-09-26 에이이에스 글로벌 홀딩스 피티이 리미티드 넓은 다이내믹 레인지 이온 에너지 바이어스 제어; 고속 이온 에너지 스위칭; 이온 에너지 제어와 펄스동작 바이어스 서플라이; 및 가상 전면 패널
US9210790B2 (en) 2012-08-28 2015-12-08 Advanced Energy Industries, Inc. Systems and methods for calibrating a switched mode ion energy distribution system
US9685297B2 (en) 2012-08-28 2017-06-20 Advanced Energy Industries, Inc. Systems and methods for monitoring faults, anomalies, and other characteristics of a switched mode ion energy distribution system
US9852905B2 (en) * 2014-01-16 2017-12-26 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Systems and methods for uniform gas flow in a deposition chamber
WO2015156951A1 (en) * 2014-04-09 2015-10-15 Applied Materials, Inc. Symmetric chamber body design architecture to address variable process volume with improved flow uniformity/gas conductance
JP6305825B2 (ja) * 2014-05-12 2018-04-04 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置およびそれに用いる排気構造
JP6544902B2 (ja) * 2014-09-18 2019-07-17 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
JP6423706B2 (ja) * 2014-12-16 2018-11-14 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
US9963782B2 (en) * 2015-02-12 2018-05-08 Asm Ip Holding B.V. Semiconductor manufacturing apparatus
KR101792941B1 (ko) * 2015-04-30 2017-11-02 어드밴스드 마이크로 패브리케이션 이큅먼트 인코퍼레이티드, 상하이 화학기상증착장치 및 그 세정방법
CN105208761B (zh) * 2015-09-11 2018-04-10 大连民族大学 一种自带均流系统的均匀大气压微等离子放电装置
KR102477302B1 (ko) 2015-10-05 2022-12-13 주성엔지니어링(주) 배기가스 분해기를 가지는 기판처리장치 및 그 배기가스 처리방법
US10358721B2 (en) * 2015-10-22 2019-07-23 Asm Ip Holding B.V. Semiconductor manufacturing system including deposition apparatus
CN106611693B (zh) * 2015-10-27 2019-02-19 北京北方华创微电子装备有限公司 反应腔室及半导体加工设备
CN105895513A (zh) * 2016-05-25 2016-08-24 上海华力微电子有限公司 原子层氧化物薄膜沉积设备
WO2017209802A1 (en) * 2016-06-03 2017-12-07 Applied Materials, Inc. Effective and novel design for lower particle count and better wafer quality by diffusing the flow inside the chamber
US10435784B2 (en) * 2016-08-10 2019-10-08 Applied Materials, Inc. Thermally optimized rings
KR102602639B1 (ko) * 2017-08-02 2023-11-16 오를리콘 서피스 솔루션스 아크티엔게젤샤프트, 페피콘 고효율 저온 코팅을 수행하기 위한 코팅 장치
JP7289313B2 (ja) 2017-11-17 2023-06-09 エーイーエス グローバル ホールディングス, プライベート リミテッド プラズマ処理のためのイオンバイアス電圧の空間的および時間的制御
WO2019099937A1 (en) 2017-11-17 2019-05-23 Advanced Energy Industries, Inc. Improved application of modulating supplies in a plasma processing system
US10607813B2 (en) 2017-11-17 2020-03-31 Advanced Energy Industries, Inc. Synchronized pulsing of plasma processing source and substrate bias
US10879054B2 (en) * 2017-11-20 2020-12-29 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Pump assembly for creating vacuum in wafer processing chamber
JP6575641B1 (ja) * 2018-06-28 2019-09-18 株式会社明電舎 シャワーヘッドおよび処理装置
US10847352B2 (en) 2018-08-02 2020-11-24 Lam Research Corporation Compensating chamber and process effects to improve critical dimension variation for trim process
US20200365375A1 (en) * 2019-05-15 2020-11-19 Applied Materials, Inc. Stray plasma prevention apparatus for substrate process chamber
US11415147B2 (en) * 2019-05-28 2022-08-16 Applied Materials, Inc. Pumping liner for improved flow uniformity
US11032945B2 (en) * 2019-07-12 2021-06-08 Applied Materials, Inc. Heat shield assembly for an epitaxy chamber
WO2021011450A1 (en) 2019-07-12 2021-01-21 Advanced Energy Industries, Inc. Bias supply with a single controlled switch
US20210388495A1 (en) * 2020-06-16 2021-12-16 Applied Materials, Inc. Asymmetric exhaust pumping plate design for a semiconductor processing chamber
CN112233962B (zh) * 2020-09-17 2023-08-18 北京北方华创微电子装备有限公司 套装于基座上的收集组件及半导体腔室
CN112501591B (zh) * 2020-11-12 2022-10-21 北京北方华创微电子装备有限公司 半导体工艺腔室
US11955322B2 (en) 2021-06-25 2024-04-09 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Device for adjusting position of chamber and plasma process chamber including the same for semiconductor manufacturing
US20230020539A1 (en) * 2021-07-13 2023-01-19 Applied Materials, Inc. Symmetric semiconductor processing chamber
US20230030436A1 (en) * 2021-07-30 2023-02-02 Applied Materials, Inc. Plasma treatment process to densify oxide layers
US11670487B1 (en) 2022-01-26 2023-06-06 Advanced Energy Industries, Inc. Bias supply control and data processing
US11942309B2 (en) 2022-01-26 2024-03-26 Advanced Energy Industries, Inc. Bias supply with resonant switching
US11978613B2 (en) 2022-09-01 2024-05-07 Advanced Energy Industries, Inc. Transition control in a bias supply

Family Cites Families (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3904505A (en) * 1970-03-20 1975-09-09 Space Sciences Inc Apparatus for film deposition
US4131533A (en) * 1977-12-30 1978-12-26 International Business Machines Corporation RF sputtering apparatus having floating anode shield
JPS56100422A (en) * 1980-01-17 1981-08-12 Toshiba Corp Plasma etching method
US4367114A (en) * 1981-05-06 1983-01-04 The Perkin-Elmer Corporation High speed plasma etching system
US4512283A (en) * 1982-02-01 1985-04-23 Texas Instruments Incorporated Plasma reactor sidewall shield
FR2538987A1 (fr) * 1983-01-05 1984-07-06 Commissariat Energie Atomique Enceinte pour le traitement et notamment la gravure de substrats par la methode du plasma reactif
JPS59144132A (ja) * 1983-02-07 1984-08-18 Hitachi Ltd 反応装置
US4496448A (en) * 1983-10-13 1985-01-29 At&T Bell Laboratories Method for fabricating devices with DC bias-controlled reactive ion etching
JPS6144119A (ja) * 1984-08-09 1986-03-03 Toshiba Ceramics Co Ltd スキツドボタン
US4590042A (en) * 1984-12-24 1986-05-20 Tegal Corporation Plasma reactor having slotted manifold
JPS6269620A (ja) * 1985-09-24 1987-03-30 Anelva Corp プラズマ処理装置
JPH0830273B2 (ja) * 1986-07-10 1996-03-27 株式会社東芝 薄膜形成方法及び装置
US4902531A (en) * 1986-10-30 1990-02-20 Nihon Shinku Gijutsu Kabushiki Kaisha Vacuum processing method and apparatus
JPS63253628A (ja) * 1987-04-10 1988-10-20 Hitachi Ltd プラズマ処理装置
FR2616030A1 (fr) * 1987-06-01 1988-12-02 Commissariat Energie Atomique Procede de gravure ou de depot par plasma et dispositif pour la mise en oeuvre du procede
JPH01179421A (ja) 1988-01-06 1989-07-17 Tokuda Seisakusho Ltd 放電電極
US4802968A (en) * 1988-01-29 1989-02-07 International Business Machines Corporation RF plasma processing apparatus
JP2859632B2 (ja) * 1988-04-14 1999-02-17 キヤノン株式会社 成膜装置及び成膜方法
JP2644309B2 (ja) * 1988-11-04 1997-08-25 株式会社東芝 半導体製造装置
JP2981749B2 (ja) * 1989-05-30 1999-11-22 日本真空技術株式会社 プラズマ処理装置
US5556501A (en) * 1989-10-03 1996-09-17 Applied Materials, Inc. Silicon scavenger in an inductively coupled RF plasma reactor
US5210466A (en) * 1989-10-03 1993-05-11 Applied Materials, Inc. VHF/UHF reactor system
JPH0423429A (ja) * 1990-05-18 1992-01-27 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置のプラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
US5069938A (en) 1990-06-07 1991-12-03 Applied Materials, Inc. Method of forming a corrosion-resistant protective coating on aluminum substrate
US5304279A (en) * 1990-08-10 1994-04-19 International Business Machines Corporation Radio frequency induction/multipole plasma processing tool
US5137610A (en) * 1991-04-15 1992-08-11 Motorola, Inc. Sputter chamber with extended protection plate and method of use
DE4135033C1 (ja) * 1991-10-23 1993-04-29 Siemens Ag, 8000 Muenchen, De
JPH05125541A (ja) * 1991-11-08 1993-05-21 Kobe Steel Ltd プラズマ処理装置
JPH05160032A (ja) * 1991-12-03 1993-06-25 Kokusai Electric Co Ltd Cvd装置
US5336355A (en) * 1991-12-13 1994-08-09 Hughes Aircraft Company Methods and apparatus for confinement of a plasma etch region for precision shaping of surfaces of substances and films
JPH05175163A (ja) * 1991-12-24 1993-07-13 Mitsubishi Electric Corp プラズマ処理装置
JP2894658B2 (ja) * 1992-01-17 1999-05-24 株式会社東芝 ドライエッチング方法およびその装置
US5273588A (en) * 1992-06-15 1993-12-28 Materials Research Corporation Semiconductor wafer processing CVD reactor apparatus comprising contoured electrode gas directing means
JP3566740B2 (ja) * 1992-09-30 2004-09-15 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 全ウエハデポジション用装置
US5271963A (en) * 1992-11-16 1993-12-21 Materials Research Corporation Elimination of low temperature ammonia salt in TiCl4 NH3 CVD reaction
JP2875945B2 (ja) * 1993-01-28 1999-03-31 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド Cvdにより大面積のガラス基板上に高堆積速度でシリコン窒化薄膜を堆積する方法
US5366585A (en) * 1993-01-28 1994-11-22 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for protection of conductive surfaces in a plasma processing reactor
US5662770A (en) * 1993-04-16 1997-09-02 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for improving etch uniformity in remote source plasma reactors with powered wafer chucks
KR100333237B1 (ko) * 1993-10-29 2002-09-12 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 플라즈마에칭챔버내에서오염물질을감소시키는장치및방법
US5573596A (en) * 1994-01-28 1996-11-12 Applied Materials, Inc. Arc suppression in a plasma processing system
JP3002377B2 (ja) 1994-02-15 2000-01-24 ホシザキ電機株式会社 冷蔵庫等の機械室構造
JPH07230899A (ja) * 1994-02-18 1995-08-29 Kokusai Electric Co Ltd プラズマ処理装置
JP3061346B2 (ja) * 1994-03-07 2000-07-10 東京エレクトロン株式会社 処理装置
US5441568A (en) * 1994-07-15 1995-08-15 Applied Materials, Inc. Exhaust baffle for uniform gas flow pattern
JP2956494B2 (ja) * 1994-10-26 1999-10-04 住友金属工業株式会社 プラズマ処理装置
US5558717A (en) * 1994-11-30 1996-09-24 Applied Materials CVD Processing chamber
US5605637A (en) * 1994-12-15 1997-02-25 Applied Materials Inc. Adjustable dc bias control in a plasma reactor
US5534751A (en) * 1995-07-10 1996-07-09 Lam Research Corporation Plasma etching apparatus utilizing plasma confinement

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002533911A (ja) * 1998-09-25 2002-10-08 ラム リサーチ コーポレーション 低汚染高密度プラズマ・エッチング・チャンバおよびその製造方法
JP2010251768A (ja) * 1999-03-31 2010-11-04 Lam Res Corp 高周波バイアスの制御を伴うプラズマ処理方法および装置
JP2004535056A (ja) * 2000-04-25 2004-11-18 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド チャンバ排気内のプラズマに対する磁気障壁
KR100914075B1 (ko) * 2001-08-09 2009-08-27 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 일체형 쉴드를 가진 받침대
JP2006501608A (ja) * 2002-09-30 2006-01-12 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理システムにおける改良された堆積シールドのための方法及び装置
JP2006032344A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Nordson Corp 超高速均一プラズマ処理装置
KR100737311B1 (ko) 2005-01-19 2007-07-09 삼성전자주식회사 반도체 제조장치
JP2008182218A (ja) * 2007-12-25 2008-08-07 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置
JP2009200410A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Hitachi High-Technologies Corp 真空処理装置
US8960124B2 (en) 2009-06-11 2015-02-24 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Plasma processing apparatus and plasma processing method
JP2010050479A (ja) * 2009-10-26 2010-03-04 Hitachi High-Technologies Corp 真空処理装置
JP2012186248A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置及び半導体装置の製造方法
US9236246B2 (en) 2011-03-04 2016-01-12 Hitachi Kokusai Electric Inc. Substrate processing apparatus and a method of manufacturing a semiconductor device
US9472424B2 (en) 2011-03-04 2016-10-18 Hitachi Kokusai Electric Inc. Substrate processing apparatus and a method of manufacturing a semiconductor device
CN103748972A (zh) * 2011-06-30 2014-04-23 先进能源工业公司 投射的等离子体源
CN103748972B (zh) * 2011-06-30 2018-06-29 先进能源工业公司 投射的等离子体源
JP2013241679A (ja) * 2013-07-09 2013-12-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プラズマ処理装置及び方法
JP2017501569A (ja) * 2014-01-09 2017-01-12 ユ−ジーン テクノロジー カンパニー.リミテッド 基板処理装置
JP2016038940A (ja) * 2014-08-05 2016-03-22 富士機械製造株式会社 プラズマ発生装置
KR20170004888A (ko) * 2015-07-01 2017-01-11 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 플라즈마 처리 장치 및 이에 이용되는 배기 구조
JP2020017697A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 東京エレクトロン株式会社 成膜装置及び成膜方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6513452B2 (en) 2003-02-04
EP0814495A3 (en) 1998-08-12
US5891350A (en) 1999-04-06
US6221782B1 (en) 2001-04-24
US20010014540A1 (en) 2001-08-16
EP0814495A2 (en) 1997-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1070109A (ja) プラズマチャンバ
EP1840937B1 (en) Plasma processing apparatus and plasma processing method
KR102594473B1 (ko) 내장형 rf 차폐부를 갖는 반도체 기판 지지부들
JP3123883U (ja) プラズマ処理チャンバ内で使用されるプロセスキット
US8138445B2 (en) Plasma processing apparatus and plasma processing method
US6239553B1 (en) RF plasma source for material processing
EP0637055B1 (en) Plasma processing apparatus
US7837826B2 (en) Hybrid RF capacitively and inductively coupled plasma source using multifrequency RF powers and methods of use thereof
TWI388242B (zh) 用以增強電槳徑向分佈之磁性控制的電漿限制擋件及流動等化件
JP4217299B2 (ja) 処理装置
JP5548457B2 (ja) 電力が可変であるエッジ電極
US8771423B2 (en) Low sloped edge ring for plasma processing chamber
JP5165993B2 (ja) プラズマ処理装置
EP0658918B1 (en) Plasma processing apparatus
US6344420B1 (en) Plasma processing method and plasma processing apparatus
JP2009529225A (ja) プラズマ処理チャンバの選択的プレコーティングのための方法及び装置
EP1402560A1 (en) Configurable plasma volume etch chamber
JPH0927396A (ja) プラズマ閉じ込めを使用するプラズマエッチング装置
US7374620B2 (en) Substrate processing apparatus
CN112863985A (zh) 等离子体处理装置
EP1401013A1 (en) Plasma processing device
JP7427108B2 (ja) プラズマチャンバ内で使用するための低抵抗閉じ込めライナ
JPH0955299A (ja) プラズマ処理装置
JPH0845858A (ja) プラズマ処理装置
JP4381699B2 (ja) プラズマ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040907