JPH01140520A - 複合酸化物セラミック系超電導線の製造方法 - Google Patents

複合酸化物セラミック系超電導線の製造方法

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JPH01140520A
JPH01140520A JP63025108A JP2510888A JPH01140520A JP H01140520 A JPH01140520 A JP H01140520A JP 63025108 A JP63025108 A JP 63025108A JP 2510888 A JP2510888 A JP 2510888A JP H01140520 A JPH01140520 A JP H01140520A
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糸崎 秀夫
Nobuhiko Fujita
藤田 順彦
Kazuo Sawada
澤田 和夫
Kazuhiko Hayashi
和彦 林
Kenichiro Shibata
柴田 憲一郎
Nobuyuki Sasaki
伸行 佐々木
Shigeki Isojima
茂樹 礒嶋
Shuji Yatsu
矢津 修示
Tetsuji Jodai
哲司 上代
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は超電導特性を有する焼結セラミックスからなる
長尺体の製造方法に関するものである。
本発明は、特に、超電導コイル等を製造するのに用いら
れる複合酸化物系焼結セラミックス製の超電導ワイヤの
製造方法に関するものである。
さらに詳細には、本発明は、高い臨界電流密度と臨界温
度とを有する複合酸化物系焼結セラミックス製の超電導
ワイヤの製造方法に関するものである。
従来の技術 超電導現象下で物質は完全な反磁性を示し、内部で有限
な定常電流が流れているにも関わらず電位差が現れなく
なるすなわち電気抵抗がゼロになる。そこで、電力損失
の全くない伝送媒体、素子あるいは装置として超電導体
の各種応用が提案されている。
すなわち、超電導材料の応用分野としては、MHD発電
、送電、電力貯蔵等の電力分野;磁気浮上列車、電磁気
推進船舶等の動力分野;さらには、NMR,π中間子治
療装置、高エネルギー物理実験装置などの計測の分野で
用いられる磁場、マイクロ波、放射線等の検出用超高感
度センサ等の極めて多くの利用分野を挙げることができ
る。また、エレクトロニクスの分野でも、ジョセフソン
素子に代表される低消費電力の超高速動作素子を実現し
得る技術として期待されている。
しかし、現在のところ超電導現象は超低温でしか現われ
ない。例えば、従来からよく知られた金属系の超電導材
料の中ではA−15構造をもつ一群の物質は比較的高い
T。(超電導臨界温度)を示すが、最も高いT。を有す
る物質であるNb3GeでもそのT。
は23.2 Kである。従って、このT。以下の温度に
冷却するには液体ヘリウム(沸点4.2K)を用いる以
外方法がなかった。ところでヘリウムは全量輸入に頼っ
ているため、コストの点で大きな問題がある。さらに、
21世紀には世界的にもヘリウム資源が枯渇するとの予
測もある。その他にも、冷却に大がかりな装置が必要に
なるという欠点がある。
以上のような背景から、高いT。をもつ超電導材料の出
現が強く望まれていた。しかし、様々な努力にもかかわ
らすここ10年はどの間は上記のT。
を越える超電導材料の発見が途絶えていた。
これまでにも、複合酸化物系のセラミック材料が超電導
特性を示すということ自体は既に公知であり、例えば、
米国特許第3.932.315号には、Ba−Pb−B
1系の複合酸化物が超電導特性を示すということが記載
されており、さらに、特開昭60−173、885号公
報にはBa−B1系の複合酸化物が超電導特性を示すと
いうことが記載されている。しかし、これまでに知られ
ていた上記の系の複合酸化物のTcはIOK以下である
ので超電導現象を起こさせるには液体ヘリウム(沸点4
.2K)を用いる以外なかった。
ところが、1986年にベドノーツ右よびミューラー達
によって従来の金属系超電導材料よりも遥かに高いT。
をもつ超電導酸化物が発見されるにいたって、高温超電
導の可能性が大きく開けてきた(Z、 Phys、  
B64. 1986. 9月、p189−193)  
、ベドノーツおよびミニーラー達によって発見された酸
化物超電導体は、(LaSBa)、CuO4または(L
aSSr)zcuo4で、この酸化物超電導体は、K2
NIFA型酸化物と呼ばれるもので、これらの物質は従
来から知られていたペロブスカイト型超電導酸化物と結
晶構造が似ているが、そのToは従来の超電導材料に比
べて飛躍的に高い30〜50にという値である。
上記のIIa族元素およびIIIa族元素の酸化物を含
む焼結体にはペロブスカイト型酸化物と類似した擬似ペ
ロブスカイト型とも称すべき結晶構造を有すると考えら
れる(LaSBa) 2Cub、あるいは[:La、 
Sr〕2cucL等のKJiF4型酸化物型性化物Ba
2YCU30系のオルソロンビック型酸化物が挙げられ
る。これらの物質では30から50にという従来に比べ
て飛躍的に高いT。が観測され、さらにBa−Y系の材
料では75に以上のT。も1.報告されている。従って
、超電導を起こさせるための冷媒として液体水素(沸点
20.4 K)または液体ネオン(沸点27、3 K 
)が使えるようになる。特に水素の場合は、危険性はあ
るもののヘリウムと違って資源の枯渇の心配がない。
しかし、上記の新超電導酸化物は発見されてから日が浅
いこともあって未だ粉末の焼結体のみしか製造されてい
ない。その理由は、上記のようなセラミック系の超電導
材料は従来公知の金属系超電導材料、例えば、Nb−T
i系の金属系超電導材料のような優れた塑性加工特性を
有しておらず、従って、金属系超電導材料で用いられて
いる従来の線材化技術、例えば、金属系超電導材料を直
接または銅のような被覆材中に埋設した状態で伸線加工
等の塑性加工を行うことができないためである。
また、脆くて酸化され易い金属系超電導材料、例えばP
bMo。−353@等のいわゆるシェブレル化合物の場
合には、その原料粉末を金属のシェルに入れた状態のも
のを1.000℃以上の温度で押出し成形し、さらに引
抜き加工して線材にしようとする試みが提案されている
(例、特開昭61−131.307号公報参照)。しか
し、この特許公報に記載の方法を金属系でない複合酸化
物系のセラミック材料に応用することはできない。すな
わち、複合酸化物系超電導材料は特定の結晶構造をとら
ないと超電導現象を示さず、そのためには操作条件、処
理条件および使用材料等の選択が難しく、特定の条件以
外では超電導体にならず、万一なったとしても実用的な
臨界電流密度および臨界温度を有する線材は得られない
。特に、金属シェル(外皮)の材料の選択が不適当であ
ると、焼結時に原料の複合酸化物がシェルを構成する金
属によって還元されてしまい、優れた特性の超電導線材
にはならない。
従って、セラミックス材料からワイヤー形状のものを製
造する場合には、一般に、セラミックス原料粉末に適当
な有機系粘着剤を混合し、細棒状に押出成形するか、ま
たは角材に型押しした後に切削加工して細棒に成形し、
その後これらの成形体を中間焼結して含有される有機系
粘着剤を除去し、次いで更に焼結する方法が従来から試
みられている唯一の方法である。
発明が解決しようとする課題 しかし、角材に型押しした後に切削加工して細棒に成形
し焼結する方法では、高価なセラミックス原料粉末の利
用効率が悪いこと、切削加工を行う関係で細棒の長手方
向の寸法を断面方向の寸法に対して十分に長くとれない
こと、切削加工を要するため生産性に劣ること、などの
欠点があった。
一方、細棒に押出成形して焼結する方法は、セラミック
ス原料粉末の利用効率が良く、生産性もよいなどの利点
はあるが、押出成形のために原料粉末中に極めて多量の
有機系粘着剤を混合しなければならず、このため粘着剤
を中間焼結時に完全に除去することが困難となり、焼結
時まで残留する粘着剤が欠陥の原因となって、得られた
セラミックス焼結体の強度および靭性を低下させるとい
う欠点があった。また、この方法によっても細棒の長手
方向の寸法を断面方向の寸法に対して十分に長く形成す
ることは困難であった。
超電導を有する構造体としての信頼性を得るためには、
使用中に折損等が生じないように十分な強度と靭性を有
すると同時に、できるだけ細い直径で、しかも臨界電流
密度および臨界温度が十分高いことが必要である。
従って、本発明の目的は、強度や靭性低下の原因となる
有機系粘着剤を使用せずに、しかも断面方向の寸法に対
する長手方向の寸法を実用的に十分使用できる程度の大
きさにすることができる焼結セラミックス製の超電導線
材の製造方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、加工率すなわち断面積の縮小
率が大きく、従って直径が細く、しかも断線が生じない
強度が大きい複合酸化物系焼結セラミックス線材の製造
方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、高い゛臨界電流密度および
臨界温度を有する焼結セラミックス製の超電導線材の製
造方法を提供することにある。
課題を解決するための手段 そこで、本発明に従い、超電導特性を有する複合酸化物
よりなるセラミック原料粉末を金属製のパイプ中に充填
し、セラミック原料粉末を充填した状態で上記金属製パ
イプの断面積を縮小させる塑性変形加工を実施し、次い
で、塑性変形後の上記金属製パイプを加熱処理すること
によって上記金属製パイプ中に充填された上記セラミッ
ク原料粉末を焼結することを特徴とする超電導長尺体の
製造方法が提供される。
ここで、本発明の好ましい態様に従うと、上記セラミッ
ク原料粉末はに、NiF、型結晶構造を有する超電導特
性を有する複合酸化物を含んでおり、具体的には(La
SBa) 、(:u O4または化aSSr)2cUO
4等を例示することができる。
本発明の好ましい態様に従えば、上記セラミック原料粉
末は、 一般式= (α1−)I、βx)?”yO□(ここで、
αは周期律表のIIa族元素の中から選択される元素で
あり、βは周期律表のIIIa族元素の中から選択され
る元素であり、γは周期律表のIb、IIb、llIb
、IVaおよび■a族元素の中から選択される元素であ
り、XS’lおよび2はそれぞれ0.1 ≦X≦0.9
.0.4≦y≦4.0.1≦2≦5を満たす数である) で表されるペロブスカイト型結晶構造を有する超電導特
性を有する複合酸化物を含んでおり、具体的には上記α
がBa、上記βがY1上記TがCuである組合せを例示
することができる。
上述の原料粉末は、81203粉末と、5rC03粉末
と、CaCO5粉末と、CuO粉末とを混合し、乾燥し
た後、混合粉末を成形し、焼成した後、これを粉砕する
ことによって得ることができる。
また、上記金属製パイプとしては、Ag 、 AU。
ptSpd、 Rh5bSRu、 0sSCDSAI、
Fe、 Ni5Cr。
Ti、Mo、WSTaの中から選択される金属またはそ
れをベースとした合金を例示することができる。
本発明の好ましい態様に従えば、上記の加熱処理は70
0°から1.000℃の範囲内の温度で実施することが
できる。また、上記金属製パイプの断面積を縮小させる
塑性変形加工が金属製パイプの断面積を16から92%
の範囲内の加工率で縮小する加工を含んでおり、伸線加
工でりる得る。このような塑性変形加工は、ダイス伸線
、ローラダイス伸線または押出し伸線のいずれか一つに
よって行うことができる。また、上記塑性変形加工は鍛
造加工であり得る。この場合、上記鍛造加工はスウエイ
ジング加工、ロール圧延加工によって実施することがで
きる。
また、本発明の他の態様として、上記超電導特性を有す
る複合酸化物よりなるセラミック原料粉末が予め造粒さ
れていることが挙げられる。更に、上記の加熱処理後に
、焼結されたセラミック原料粉末焼結体を内部に収容し
た金属製パイプを50℃/分以下の冷却速度で徐冷する
ことも好ましい。
本発明により提供される他の方法として、超電導特性を
有する複合酸化物よりなるセラミック原料粉末をAg、
 Au、 Pt、 Pd、 Rh、 Ir、%Ru、 
Os、 Cu。
Al5FeSNi、 Cr、 Ti、 Mo、 W、 
Taの中から選択される金属またはこれらの金属をベー
スとした合金によって作られている金属製のパイプ中に
充填し、セラミック原料粉末を充填した状態で上記金属
製パイプの断面積を16から92%の範囲内の加工率で
縮小させる塑性変形加工を実施し、次いで、塑性変形後
の上記金属製パイプを700から1.000℃の範囲内
の温度で加熱処理することによって上記金属製パイプ中
に充填された上記セラミック原料粉末を焼結することを
特徴とする超電導長尺体の製造方法が提供される。
この方法は、上記金属製パイプの断面積を縮小させる塑
性変形加工が金属製パイプの断面積を16から92%の
範囲内の加工率で縮小させる加工が含まれ、上記塑性変
形加工は伸線加工であり得る。
この場合、上記伸線加工はダイス伸線、ローラダイス伸
線または押出し伸線のいずれか一つによって行うことが
できる。
また、上記塑性変形加工は鍛造加工またはロール圧延加
工であり得、この場合、上記鍛造加工はスウエイジング
加工により実施することができる。
本発明の一態様に従えば、上記セラミック原料粉末はに
2NiF4型結晶構造を有する超電導特性を有する複合
酸化物を含んでおり、具体的には、(La 、 Ba)
 2cu O4または(La、 5r)2CuO<等を
例示することができる。上記セラミック原料粉末は一般
式: (α1−8、βx)?”yOz(ここで、αは周
期律表のIIa族元素の中から選択される元素であり、
βは周期律表の■a族元素の中から選択される元素であ
り、rは周期律表のIb、II b、 I[[b、 I
Vaおよび■a族元素の中から選択される元素であり、
XS3’および2はそれぞれ0.1≦X≦0.9.0.
4≦y≦4.0.1≦Z≦5を満たす数である) で表されるペロブスカイト型結晶構造を有する超電導特
性を有する複合酸化物を含んでいると思われ、具体的に
は、上記αがBaであり、上記βがYであり、上記Tが
Cuである組合せを例示することができる。
また、本発明の他の態様に従えば、上記超電導特性を有
する複合酸化物よりなるセラミック原料粉末が予め造粒
されていることが挙げられる。更に、上記加熱処理後に
、焼結されたセラミック原料粉末焼結体を内部に収容し
た金属製パイプを50℃/分以下の冷却速度で徐冷する
ことが挙げられる。
次に本発明により提供される方法として、超電導特性を
有する複合酸化物よりなるセラミック原料粉末を金属製
のパイプ中に充填し、セラミック原料粉末を充填した状
態で加熱しながら上記金属製パイプの断面積を縮小させ
る熱間塑性変形加工を実施することによって上記金属製
パイプ中に充填された上記セラミック原料粉末を焼結す
ることを特徴とする超電導長尺体の製造方法がある。
ここで、上記金属製パイプとしてAg 5AuSPt、
Pd5RhSIrSRu、 Os、 Cu、 AI、 
Fe、 Ni、 Cr5Ti、MOlWSTaの中から
選択される金属またはこれらの金属をベースとした合金
によって作られているパイプを好ましいものとして挙げ
ることができる。
また、本発明の好ましい態様に従えば、上記の加熱処理
は700から1.000℃の範囲内の温度で実施するこ
とが有利である。
上記金属製パイプの断面積を縮小させる塑性変形加工は
、金属製パイプの断面積を16から92%の範囲内の加
工率で縮小させる加工であり得る。
ここで、上記熱間塑性変形加工は伸線加工であり得、ダ
イス伸線、ローラダイス伸線または押出し伸線のいずれ
か一つによって実施することができる。
また、上記熱間塑性変形加工は鍛造加工であり得、スウ
ェイジング加工またはロール圧延加工によって実施する
ことができる。 更に、本発明の好ましい態様に従えば
、上記超電導特性を有する複合酸化物よりなるセラミッ
ク原料粉末は予め造粒されていることが好ましい。また
、上記の加熱処理後に、焼結されたセラミック原料粉末
焼結体を内部に収容した金属製パイプを50℃/分以下
の冷却速度で徐冷することが好ましい。また更に、上記
熱間塑性変形加工の前および/または後に冷間塑性変形
加工する工程をさらに含むこともでき、上記の熱間塑性
変形加工および上記焼結工程とを含む一連の工程を複数
回繰り返すことが有利である。
更に本発明により提供される方法として、超電導特性を
有する複合酸化物よりなるセラミック原料粉末をAg、
 Au5Pt、 Pd、 Rh、 Ir5Ru、[ls
S[:u。
AI、Fe5Ni、CrSTiSMo5W、 Taの中
から選択される金属またはこれらの金属をベースとした
合金によって作られている金属製のパイプ中に充填し、
セラミック原料粉末を充填した状態で700〜L 00
0℃の範囲内の温度で加熱しながら上記金属製パイプの
断面積を16から92%の範囲内の加工率で縮小させる
塑性変形加工を熱間塑性変形加工を実施することによっ
て上記金属製パイプ中に充填された上記セラミック原料
粉末を焼結することを特徴とする超電導長尺体の製造方
法がある。
ここで、上記塑性変形加工は伸線加工であり得、上記伸
線加工はダイス伸線、ローラダイス伸線または押出し伸
線のいずれかによって実施することができる。また、上
記塑性変形加工は鍛造加工またはロール圧延加工であり
得、上記鍛造加工はスウェイジング加工により実施する
ことができる。
本発明の好ましい態様に従えば、上記セラミック原料粉
末かに、NiF、型結晶構造を有する超電導特性を有す
る複合酸化物を含むことが好ましく、具体的には、上記
複合酸化物として(La、 Ba)2CuO4または(
LaSSr) 2cu 04を例示することができる。
ここで、上記セラミック原料粉末は、 一般式: (α、−や、βx)TyOz(ここで、αは
周期律表のIIa族元素の中から選択される元素であり
、βは周期律表の■a族元素の中から選択される元素で
あり、Tは周期律表のI bs II bz I[I 
b、 rVaおよび■a族元素の中から選択される元素
であり、XSYおよび2はそれぞれ0.1 ≦X≦0.
9.0.4≦y≦4.011≦2≦5を満たす数である
) で表されるペロブスカイト型結晶構造を有する超電導特
性を有する複合酸化物を含むことができ、具体的には上
記αがBaであり、上記βがYであり、上記TがCuで
ある組合せを挙げることができる。
ここで、本発明の好ましい態様に従えば、上記超電導特
性を有する複合酸化物よりなるセラミック原料粉末は予
め造粒されていることが好ましい。
また、上記の加熱処理後に、焼結されたセラミック原料
粉末焼結体を内部に収容した金属製パイプを50℃/分
以下の冷却速度で徐冷することも有利である。
また、上記セラミック原料粉末が焼結された後に、上記
金属製パイプを上記のセラミック原料粉末の焼結体から
除去する工程をさらに含むことも本発明の技術的範囲に
含まれるものと解すべきである。
次に、本発明により、超電導特性を有する複合酸化物よ
りなるセラミック原料粉末を金属製のパイプ中に充填し
、セラミック原料粉末を充填した状態で上記金属製パイ
プの断面積を縮小させる塑性変形加工を実施し、次いで
、金属筒体が焼鈍される温度範囲で中間焼鈍を施し、さ
らに塑性変形加工を実施し、次いで、塑性変形後の上記
金属製パイプを加熱処理することによって上記金属製パ
イプ中に充填された上記セラミック原料粉末を焼結する
ことを特徴とする超電導長尺体の製造方法が提供される
ここで、本発明の好ましい態様に従えば、上記セラミッ
ク原料粉末はに2NiF4型結晶構造を有する超電導特
性を有する複合酸化物を含むことが好ましく、具体的に
は、(La 5Ba) 2cu Oaまたは(La、 
5r)2Cu04等を例示することができる。
ここで、上記セラミック原料粉末は、 一般式:  (aI−、,8m)?”yOz(ここで、
αは周期律表の■a族元素の中から選択される元素であ
り、βは周期律表のla族元素の中から選択される元素
であり、rは周期律表のI b 11I b N II
I b s I’V aおよび■a族元素の中から選択
される元素であり、X、yおよび2はそれぞれ0.1 
≦X≦0.9.0.4≦y≦4.011≦Z≦5を満た
す数である) で表されるペロブスカイト型結晶構造を有する超電導特
性を有する複合酸化物を含むことができる。
具体的には、上記αがBa、上記βがY、上記γがCu
である組合せを例示することができる。
また、上記金属製パイプとしては、Ag 、 Au。
Pt、 Pd、 Rh5IrSRu、 0sSCuSA
l、Fe、 Ni、Cr。
T1、MOlW、Taの中から選択される金属またはこ
れらの金属をベースとした合金によって作られているも
のを挙げることができる。
本発明の好ましい態様に従えば、上記の加熱処理は70
0から1.000℃の範囲内の温度で実施される。
また、上記金属製パイプの断面積を縮小させる塑性変形
加工は、金属製パイプの断面積を16から92%の範囲
内の加工率で縮小させる加工である。
ここで、上記塑性変形加工は伸線加工であり得、ダイス
伸線、ローラダイス伸線または押出し伸線のいずれか一
つによって実施することができる。
また、上記塑性変形加工は鍛造加工であり得、スウェイ
ジング加工、ロール圧延加工により実施することができ
る。
更に、本発明の好ましい態様に従えば、上記超電導特性
を有する複合酸化物よりなるセラミック原料粉末が予め
造粒されていることが好ましい。
また、上記の加熱処理後に、焼結されたセラミック原料
粉末焼結体を内部に収容した金属製パイプを50℃/分
以下の冷却速度で徐冷することも有利である。
本発明により、更に、超電導特性を有する複合酸化物よ
りなるセラミック原料粉末をAg、 Au、 Pt、P
d、 Rh5IrSRu、 0sSCuSA3 Fe、
 Ni、Cr5Ti、Mo、 W、 Taの中から選択
される金属またはこれらの金属をベースとした合金によ
って作られている金属製のパイプ中に充填し、次いで、
金属筒体が焼鈍される温度範囲で中間焼鈍を施し、さら
に塑性変形加工を実施することによって上記金属製パイ
プの断面積を最終的に16から92%の範囲内の加工率
で縮小させ、次いで、セラミック原料粉末を充填した状
態で700℃から1.000℃の範囲内の温度で加熱す
ることによって上記金属製パイプ中に充填された上記セ
ラミック原料粉末を焼結することを特徴とする超電導長
尺体の製造方法が提供される。
ここで、上記塑性変形加工は伸線加工であり得、ダイス
伸線、ローラダイス伸線または押出し伸線のいずれか一
つによって実施することができる。
また、上記塑性変形加工は鍛造加工またはロール圧延加
工であり得、特に上記鍛造加工はスウェイジング加工に
より実施することができる。
ここで、本発明の好ましい態様に従えば、上記セラミッ
ク原料粉末かに、NiF、型結晶構造を有する超電導特
性を有する複合酸化物を含み、具体的には(La、 B
a)acLIo<または(La% 5r)2Cu04を
例示することができる。
上記セラミック原料粉末は、 一般式:  (cr+−8、βx)ryOg(ここで、
αは周期律表のIIa族元素の中から選択される元素で
あり、βは周期律表の]]Ja族元素の中から選択され
る元素であり、Tは周期律表のIb、IIb、llIb
、IVaおよび■a族元素の中から選択される元素であ
り、xSVおよび2はそれぞれ0.1 ≦X≦0.9.
0.4≦y≦4.0、■≦2≦5を満たす数である) で表されるペロブスカイト型結晶構造を有する超電導特
性を有する複合酸化物を含むものと考えられ、具体的に
は、上記αがBaであり、上記βがYであり、上記Tが
Cuである組合せを挙げることができる。
ここで、本発明の好ましい態様に従えば、上記超電導特
性を有する複合酸化物よりなるセラミック原料粉末が予
め造粒されていることが好ましく、また、上記の加熱処
理後に、焼結されたセラミック原料粉末焼結体を内部に
収容した金属製パイプを50℃/分以下の冷却速度で徐
冷することか有利である。
最後に本発明により、超電導特性を有する複合酸化物よ
りなるセラミック原料粉末を金属製のパイプ中に充填し
、セラミック原料粉末を充填した状態で上記金属製パイ
プの断面積を16から92%の範囲内の加工率で縮小さ
せる塑性変形加工を実施し、次いで、上記金属製パイプ
の内部と外部とを連通ずる貫通部を金属製パイプ壁に穿
孔した後、セラミック原料粉末が充填された状態で上記
金属製パイプを加熱処理することによって上記金属製パ
イプ中に充填された上記セラミック原料粉末を焼結する
ことを特徴とする超電導長尺体の製造方法が提供される
ここで、本発明の好ましい態様に従えば、上記セラミッ
ク原料粉末はに2NiF、型結晶構造を有する超電導特
性を有する複合酸化物を含むことが好ましく、具体的に
は、(La、 Ba)2CuOLまたは(La 、 S
r) 2[:u O4を例示することができる。
また、本発明の一態様に従えば、上記セラミック原料粉
末が、 一般式= (α1−8、βx)ryoz(ここで、αは
周期律表の、[a族元素の中から選択される元素であり
、βは周期律表のlI[a族元素の中から選択される元
素であり、γは周期律表のI bs II b、 II
I b、 I’Vaおよび■a族元素の中から選択され
る元素であり、x、yおよび2はそれぞれ0.1≦X≦
0.9.0.4≦y≦4.0、■≦2≦5を満たす数で
ある) で表されるペロブスカイト型結晶構造を有する超電導特
性を有する複合酸化物を含む。ここで、上記αがBaで
あり、上記βがYであり、上記γがCuである組合せを
具体的に例示することができる。
また、上記金属製パイプがAg SAu、 Pt5Pd
、 Rh、Ir、 Ru、 0sSCu、 Al5Fe
、 Ni5Cr、 TiSMo、WlTaの中から選択
される金属またはこれらの金属をベースとした合金によ
って作られていることを例示できる。
更に本発明の好ましい態様に従えば、上記の加熱処理が
700から1.000℃の範囲内の温度で実施されるこ
とが挙げられる。
上記塑性変形加工は伸線加工であり得、ダイス伸線、ロ
ーラダイス伸線または押出し伸線のいずれか一つによっ
て実施することができる。また、上記塑性変形加工は鍛
造加工でり得、スウ主イジング加工、ロール圧延加工に
より実施することができる。
更に、本発明の好ましい態様に従えば、上記超電導特性
を有する複合酸化物よりなるセラミック原料粉末が予め
造粒されていることが好ましく、上記の加熱処理後に、
焼結されたセラミック原料粉末焼結体を内部に収容した
金属製パイプを10℃/分以下の冷却速度で徐冷するこ
とも有利である。
尚、上記セラミック原料粉末が焼結された後に、上記金
属製パイプを上記のセラミック原料粉末の焼結体から除
去する工程をさらに含むことも本発明の技術的範囲に含
まれるものと解すべきである。
作用 本発明による超電導長尺体の製造方法は、超電導特性を
有する複合酸化物よりなるセラミック原料粉末を金属製
のパイプ中に充填し、セラミック原料粉末を充填した状
態で上記金属製パイプの断面積を縮小させる塑性変形加
工を実施し、次いで、塑性変形後の上記金属製パイプを
加熱処理することによって上記金属製パイプ中に充填さ
れた上記セラミック原料粉末を焼結することを特徴とし
ている。
上記の長尺体とは断面寸法に対する長さ方向寸法の比が
30以上のロッド、ワイヤ、ストランド、テープ、バン
ド等をいい、その断面形状は円形のみに限定されず、角
形等の任意の形にすることができる。
上記の超電導特性を有する複合酸化物よりなるセラミッ
ク原料粉末とはバルクの状態、例えば焼結した状態で超
電導特性を有する材料から粉砕して作られた複合酸化物
よりなるセラミック粉末であるのが好ましいが、超電導
特性を有する焼結体の原料粉末をそのまま使用すること
も可能である。
本発明に用いられるセラミックス原料粉末としては、一
般に、一般式AaBbCcで表される超電導材料〔Aは
周期律表■a、llaおよびIIIa族元素からなる群
より選択した少なくとも1種の元素、Bは周期律表rb
、nbおよびmb族元素からなる群より選択した少なく
とも1種の元素、Cは酸素、炭素、窒素、フッ素および
イオウからなる群より選択した少なくとも1種の元素を
示し、一般式中のa、bおよびCは、それぞれ、A、 
BおよびCの組成比を示す数であり、ax(Aの平均原
子価)+bx(Bの平均原子価)=CX(Cの平均原子
価)を満たすものが好ましい〕を挙げることができる。
上記の周期律表Ia族元素としては、HSLi。
Na、 K、 Rb、 Cs、 Frが挙げられる。周
期律表flaIa族元素ては、Be、 Mg5Ca、 
5rSBa、 Raが挙げられる。周期律表I[a族元
素としては、Sc、 Y、しaS CeS PrS N
d、Pm、  Sm、  巳uS GdS TbS D
y、  Mo、B5  TmS Yb、Lu、  八c
1 Th、PaS US NpS Puz  ^mlC
m5BK、 Cf5Bs、 FmSMd、 Mo、Lr
が挙げられる。
また、周期律表Ib族元素としては、Cu、Ag。
Auが挙げられる。周期律表mb族元素としては、Zn
、 Cd5Hgが挙げられる。周期律表mb族元素とし
ては、B、 At5Ga、 in、 TIが挙げられる
また、上記の原料粉末は常温以上で酸化物生成の酸素ポ
テンシャルが銅と同じかまたは銅より高い金属の酸化物
粉末を含む混合粉体であることが好ましい。
上記の一役式で表される本発明で使用可能な超電導性セ
ラミックス材料としては、上記一般式においてAとして
周期律表1a、IIaおよびIIIa族元素からなる群
より選ばれた少なくとも2種の元素を含み、Bとして少
なくとも銅を含み、Cとして少なくとも酸素を含む系、
例えば、Y −Ba−Cu−0系セラミツクス、Y−3
r−Cu−0系セラミツクス、La−3r −Cu −
0系セラミツクスおよびLa −Ba−Cu−○系セラ
ミックスを挙げることができる。
具体的には、上記セラミック原料粉末はに、N1F4型
結晶構造を有する超電導特性を有する複合酸化物、例え
ば、(LaSBa)2CuO,または(La 、 Sr
) 2Cu 04にすることができる。
さらに、上記セラミック原料粉末は 一般式: (α、−4、βX)γ、0゜(ここで、αは
周期律表の[a族元素の中から選択される元素であり、
βは周期律表の]Ia族元素の中から選択される元素で
あり、Tは周期律表のIb、IIb、llIb、rVa
および■a族元素の中から選択される元素であり、xS
’?およびZはそれぞれ0,1≦X≦0..9.0.4
≦y≦4.0、■≦2≦5を満たす数である) で表されるペロブスカイト型結晶構造を有する超電導特
性を有する複合酸化物にすることができる。
特に、上記αがBaであり、上記βがYであり、上記r
がCuであるものが好ましい。
さらに、Sr −Ca−Bi−Cu系の複合酸化物も好
ましい。この複合酸化物は、B1□03粉末と、5rC
Os粉末と、CaCO5粉末と、およびCuO粉末とを
混合し、乾燥した後、混合粉末を成形し、焼成した後、
これを粉砕して製造することができる。尚、超電導特性
を有す″る複合酸化物よりなるセラミック原料粉末は予
め造粒されていることが好ましい。
上記金属製パイプはAg 、 Au5Pt、 Pd5R
h、 rr。
RuN O5s Cu、^1. FeS’Ni、 Cr
STiSMo、W、Taの中から選択される金属または
これらの金属をベースとした合金によって作ることがで
きる。
上記の加熱処理は700から1.000℃の範囲内の温
度で実施するのが好ましい。
上記金属製パイプの断面積を縮小させる塑性変、彫加工
は金属製パイプの断面積を16から92%の範凹円の加
工率で縮小させる加工で行うことができ、さらに、この
塑性変形加工は伸線加工、例えば、ダイス伸線、ローラ
ダイス伸線または押出し伸線のいずれか一つによって行
うのが好ましい。
上記塑性変形加工は鍛造加工で行うこともでき、さらに
具体的にはスウェイジング加工、ロール圧延加工で行う
のが好ましい。また、上記の加熱処理後に、焼結された
セラミック原料粉末焼結体を内部に収容した金属製パイ
プを50℃/分以下の冷却速度で徐冷することか好まし
い。
本発明で用いることができるセラミック原料粉末として
は以下のものを例示することができる。
(1)  K2NiF、型結晶構造を有する超電導特性
を有する複合酸化物を含むセラミック粉末、特に、(L
a、 Ba)2CuOaまたは(LaSSr)zcuo
<の粉末。
(2)一般式: (α1−X1β、l)TyOg(ここ
で、αは周期律表のla族元素の中から選択される元素
であり、βは周期律表のff1a族元素の中から選択さ
れる元素であり、γは周期律表のI b、 II b、
 I[b、 IVa$よび■a族元素の中から選択され
る元素であり、xlyおよび2はそれぞれ0.1≦X≦
0.9.0.4≦y≦4.0.1≦2≦5を満たす数で
ある)で表されるペロブスカイト型結晶構造を有する複
合酸化物を含む粉末、 特に、上記αがBaであり、上記βがYであり、上記T
がCuであるBa−Y−Cu系のペロブスカイト型結晶
構造を有する複合酸化物を含む粉末。
さらに、本発明では上記以外の超電導特性を有する他の
複合酸化物も使用でき、−例としては、周期律表Ua族
元素から選ばれた少なくとも2種の元素と、周期律表V
a族元素から選ばれた少なくとも1種の元素と、銅およ
び酸素を含む複合酸化物、例えばSr −Ca−Bi 
−Cu系の複合酸化物を使用することができる。
しかし、本発明の原料粉末は、これらの超電導性セラミ
ックスに限定されるものではない。
これらの超電導特性を有する複合酸化物よりなるセラミ
ック原料粉末は予め造粒されていてもよく、特に、粉末
の嵩密度が低く金属パイプ中への充填が困難な場合には
、予め造粒して粒塊状としておくことによって原料粉末
の充填が容易になり且つ高い充填密度にすることができ
る。
本発明の好ましい一実施態様では、上記セラミック原料
粉末は粒径を9.1mm以下の状態にして熱処理した後
に、金属パイプ中へ充填される。この場合の上記熱処理
は、従来の最終焼結に相当するものであるが、必要な場
合には金属パイプ内に粉末を充填した後に再度焼成して
もよい。また、熱処理後の粉末が、粉末同士の凝集など
によって、0.1止より大きな粒径になる場合には、熱
処理後の粉末を0.1+n+n以下の粒径になるまで粉
砕した後、金属パイプに充填してもよい。すなわち、こ
の実施態様の場合には、従来の最終焼結に相当する熱処
理を0.1mm以下の粒径の粉末の状態で行う。従って
、熱処理後の粉末は全体が超電導結晶構造となっており
、従来のような絶縁体構造の部分が存在せず、また、金
属パイプ内部の粉末のバッキングファクタが良好となり
、また伸線性も良好なものになる。そのため、この実施
態様に従って得られた超電導線材は、長平方向に連続し
た超電導体となっており、高い臨界電流密度を示す。
実際に、本発明の方法によりに、NiF、型の(La、
 Ba)2CuO4または(LaSSr)2Cuba型
の複合酸化物を線材化する場合には、これら複合酸化物
の構成元素の酸化物、炭酸塩、硝酸塩または硫酸塩等の
粉末を原料粉末とした混合粉末、例えば、しa203と
、Bad、または3rOzと、CuOとの混合粉末を焼
結して得られる[La、 Ba]、CuO,または[L
a、 Sr] 2cuo4の粉末を用いることが好まし
い。
上記金属製パイプはAg 5AuSPt、 Pd5Rh
、 Ir。
Ru、 Os、 CuSAl、Fe、 Ni、Cr、 
TiSMo、 W、 Taの中から選択される金属また
はこれらの金属をベースとした合金によって作ることが
できる。
特に、Ag SAuおよび白金族元素のPt、 Pd、
 Rh。
Ir、 Ru、 Osおよびこれら金属の合金の中から
選択するのが好ましい。Ag SAuおよび白金族元素
は、超電導セラミックスと一緒に加熱してもほとんど反
応を起こさない。したがって、線材を十分に熱処理する
ことができ、内部に存在する超電導性セラミックス粒子
同士の焼結や固相反応等を十分に進行させて、均一の連
続体を形成させることができる。逆に、白金族元素のパ
イプに代えて、銅パイプを用い、この銅パイプ内に超電
導性セラミックスの粉末等を充填した場合には、熱処理
の際に内部の超電導性セラミックスとパイプの銅とが反
応して、組成の変動を生じるおそれがある。さらに、銅
パイプは酸化されやすいため、大気中で十分な熱処理を
施すのが困難である。これに対し、白金族元素のパイプ
を用いた場合には、内部のセラミックスとパイプとの反
応が生じないため、長平方向に沿って均一な組成を有し
た超電導線材を得ることができる。したがって、白金族
元素のパイプを用いた場合には、原料粉末をプレス成形
したものを焼結して得られるバルクの超電導セラミック
スとほぼ同じ超電導臨界温度を示し、また銅パイプ等に
充填して塑性加工した超電導線材に比べると、より高い
臨界電流密度を示す。
また、本発明においては、焼結後に、上記の金属製パイ
プの外周に銅、銅合金またはステンレス銅を配すること
もできる。このように、銅などによってさらに被覆する
ことにより、塑性加工で得られる線材をより加撓性に優
れたものにすることができる。
上記金属製パイプの断面積を縮小させる塑性変形加工は
金属製パイプの断面積を16から92%の範囲、好まし
くは20から90%の範囲内の加工率すなわち断面縮小
率で縮小させる加工であるのが好ましい。この断面縮小
率が92%を超えると、原料粉末が塑性変形される金属
製パイプの内面の運動に追随しなくなり、最終的には金
属製パイプの内部で焼結されたセラミック線が各所で破
断してしまう。一方、断面縮小率が16%未満では金属
製パイプの内部への粉末原料の充填密度が不足するため
十分な焼結ができない。この塑性変形加工は伸線加工、
特に、ダイス伸線、ローラダイス伸線または押出し伸線
のいずれか一つによって行うのが好ましい。また、上記
塑性変形加工は鍛造加工によって行うこともでき、この
鍛造加工としては、スウェイジング加工またはロール圧
延加工を用いるののが好ましい。
本発明において行われる塑性加工、たとえば、押出、圧
延、スウェイジおよび伸線加工は2種以上を組み合わせ
て行うこともできる。また、塑性加工された線材を、た
とえば超電導マグネット等に使用するコイルなどの所望
の形状に成形した後に、熱処理を施すこともできる。
塑性変形後の金属製パイプ中に充填されたセラミック原
料粉末を焼結する加熱処理は700からi、oo。
℃の範囲内の温度で実施するのが好ましい。この温度は
セラミックスの成分系に応じた温度で焼結を行なう。す
なわち、塑性加工後の線材の内部は、超電導セラミック
ス粉末等が互いに接触し合った状態で存在しているのみ
で、その連続性は十分ではない。このような状態の超電
導性セラミックスの粉末等に熱処理を施すことにより、
粒子同士の焼結や面相反応が進行し、均一な連続体とな
る。
一般には、複合酸化物粒子の焼結時の焼結温度は、焼成
体の溶融温度を上限とし、溶融温度との差が100℃以
内の温度であることが好ましい。焼結温度が上記範囲よ
り低いと、焼結体粉末の焼結反応が進行せず、得られた
焼結体の強度が極端に低くなる。一方、゛焼結温度が上
記範囲を越えると、焼結中に液相が生じ、焼成体の溶融
あるいは分解が発生する。このような反応を経た焼結体
のT。
は大きく低下する。
本発明の一実施態様では、原料粉末を充填した金属筒体
を目的形状に伸線加工した後に、該酸化物超電導体が生
成する反応温度以下かつ絶対温度で反応温度の172以
上の温度において、該原料粉末の粒界が拡散するまで焼
結し、また好ましくは伸線加工後に中間焼鈍を行い、さ
らに伸線加工する工程を必要に応じて繰返し行ない、焼
結後50℃/分以下の徐冷過程、50℃/分以上の急冷
過程を含む熱処理を行って超電導線材にする。このよう
にする理由は、Y−Ba−Cu−0系の酸化物超電導体
セラミックスは900℃以上で焼結しないと超電導特性
を示さず、しかも、このような高温で焼結を行うと、該
セラミックス中のCuが筒体の金属等で還元されてしま
い、超電導特性が悪化してしまうためである。この問題
を解決するためは、原料粉末として、予め焼結等によっ
て作製した超電導特性を持つセラミックスを粉砕して得
た超電導体粉末を用い、伸線後は上記の還元反応が起こ
らない温度で焼結するのが好ましい。
この加熱焼結処理後には、焼結されたセラミックス焼結
体を内部に収容した状態で、上記金属製パイプを50℃
/分以下の冷却速度で徐冷するのが好ましい。8a−Y
−Cu−0系等の酸化物超電導焼結セラミックス線に本
発明の方法を適用する場合は、焼結後50℃/分以下の
徐冷過程、50℃/分以上の急冷過程を含む熱処理を施
すと優れた超電導特性が得られる。
上記金属製パイプは焼結後も焼結体上にそのままにのこ
しておくのが好ましいが、場合によっては、上記セラミ
ック原料粉末が焼結された後に、金属製パイプを上記セ
ラミック原料粉末の焼結体から除去することもできる。
金属製パイプを残したままにすることによって、磁気に
対する安定性および超電導状態が破れた場合に対する安
全性および放熱路を確保することができる。一方、例え
ば、耐食性、耐摩耗性等のセラミックス本来の特性を必
要とする場合には焼結後に金属パイプを除去するのが好
ましい。金属パイプの除去は研磨等により機械的に除去
するか、硝酸等の腐食液によって化学的に除去すること
ができる。
また、本発明の他の態様に従うと、金属パイプとして用
いる金属の大部分を、焼結時に原料粉末の焼結と同時に
除去し、焼結体の表面に残留した金属被覆を導電時の保
護導体として用いることができる。この金属層の被覆厚
さは500μm以下、好ましくは200μm以下であり
、この金属被覆層があまり厚いと焼結時に溶は落ちる恐
れがあり、上記の厚みであれば、溶は落ちないまでも表
面張力等で形状を保つからである。
上記の上記金属製パイプの断面積を縮小させる塑性変形
加工を上記の加熱処理と同時に実施することによって、
上記金属製パイプ中に充填された上記セラミック原料粉
末の焼結と上記塑性変形加工とを熱間で同時に行うこと
もできる。この場合の加工率すなわち断面縮小率は40
から95%の範囲内であるのが好ましい。
上記の熱間加工とは、金属製パイプの再結晶化温度以上
で加工することを意味する。すなわち、この金属製パイ
プの再結晶化温度以上では金属の変形抵抗が著しく低下
して極めて大きな展性を示し、降温後に再結晶が生じて
も加工硬化が残らない。この熱間加工は当然ながら、金
属の融点以下、好ましくは融点よりも10℃程度低い温
度で行うのが好ましい。
また、この場合の塑性変形加工は被加工物に圧縮応力が
作用する加工、例えば伸線加工および鍛造加工が好まし
く、それにより金属製パイプ中に収容された原料粉末を
緻密化することができる。
上記金属製パイプの断面積を縮小させる伸線加工等の塑
性変形加工を実施した後に、金属筒体が焼鈍される温度
範囲で中間焼鈍を施し、さらに伸線加工等の塑性変形加
工を実施した後に、塑性変形後の上記金属製パイプを加
熱焼結処理することによって上記金属製パイプ中に充填
された上記セラミック原料粉末を焼結することもできる
。この場合には、中間焼鈍および伸線加工した後に、金
属筒体を除去してからセラミックス原料粉末を焼結して
もよい。これはセラミックス粉末の焼結温度が高いため
に金属製パイプの金属との反応が生じるのを防止するた
めである。さらに上記した中間焼鈍く伸線加工後に、中
間燻焼を行ってから金属筒体を除去し、次いでセラミッ
クス原料粉末の焼結を行ってもよい。この場合、中間焼
鈍と伸線加工を行った後に中間焼結を行うのは、その後
に金属筒体を除去してセラミックス原料粉末を焼結する
際に、中間焼結を行うことによって、焼結炉へ入れるこ
とができるような所望の強度と形状を有する成形体とす
るためである。また、上記の伸線加工から中間焼鈍の工
程は必要に応じて繰返し実施すること中間焼鈍ふよび伸
線加工を繰り返すことによって伸線加工度が大となり、
細径で強度が大きく断線のないセラミックス線にするこ
とができる。
上記の焼鈍は(1)金属筒体は焼鈍されるがセラミノク
ス原料粉末は焼結されない温度範囲の中で行う場合と、
(2)金属筒体が焼鈍され且つセラミックス原料粉末も
焼結される温度範囲の中で行う場合との2つの場合があ
る。
伸線加工後に行う上記(1)の金属筒体は焼鈍され且つ
セラミックス粉末は焼結されない温度範囲で中間焼鈍を
行う場合には、伸線加工度を大きくすることができ、従
って、細径で強度のある断線のないセラミック線材を製
造することができる。この場合には、金属製パイプを構
成する金属または合金の種類およびセラミックス原料粉
末の成分組成に応じて適宜温度範囲を選択して中間焼鈍
を実施すればよい。また、焼鈍温度の高い金属製パイプ
と焼結温度の低いセラミックス原料粉末との組合せの場
合には、上記(2)の金属筒体が焼鈍され且つセラミッ
クス原料粉末も焼結される温度範囲の中で行うのが好ま
しい。
上記の熱間塑性変形加工の前および/または後に冷間塑
性変形加工する工程をさらに追加することもできる。ま
た、上記の熱間塑性変形加工および上記焼結工程とを含
む一連の工程を複数回繰り返すこともできる。
本発明の特殊な一実施例では、上記塑性変形加工を実施
した後に、金属製パイプ壁に金属製パイプの内部と外部
とを連通ずる貫通部を穿孔してから、セラミック原料粉
末が充填された状態で金属製パイプ中に充填された上記
セラミック原料粉末を焼結する。
すなわち、この場合には、伸線加工後にレーザー、電子
ビーム又はマイクロドリル等により線材の表面の金属層
にガス、特に酸素を含むガスの流通を可能とする穴を明
ける。穴を明けない場合は、焼結工程において、線材内
部の複合酸化物が、外周の金属層により密閉された状態
のまま焼結されるため、金属層内面の酸化とともに、複
合酸化物の酸素欠陥量が過大となり超電導特性が低下す
る問題があった。穴を明け、酸素を含む雰囲気で焼結を
行うことにより、線材中の複合酸化物にも適正な酸素が
供給され、良好な超電導性が得られる。
一般に酸化物超電導材料は、酸素欠陥が超電導特性に大
きく影響する。これは、結晶構造と共に超電導特性を決
定する大きな要因となっている。
そのため、原料の混合比並びに酸素量を上記の一般式:
(αl−,IsβX)’ryOzを満たすように制御す
ることが必要である。即ち、各組成比がこの範囲を越え
ると、結晶構造、酸素欠陥等が適正でなくなりT。値が
悪化する。
本発明のこの実施例に従えば、表面金属層に設けた穴、
スリット等から、十分な酸素が供給されることにより、
これら複合酸化物焼結体は、クーパーペアの発生する確
率の高いオルソロンビック構造等のいわば擬似ペロブス
カイト型の結晶構造を有するものになる。
上記の穴は最終的には、穴に充填物を詰めるかあるいは
線材全体をもう一度金属シースで被覆する、等の方法で
詰めた方が望ましい。これは湿気等の内部への侵入によ
る複合酸化物の変質を防止するために有効である。また
、穴からの酸素の供給を促進するため、焼結時の酸素分
圧を高めることが望ましい。
次に、添付の図面を参照して本発明をより具体的に説明
するが、以下に開示したものは本発明の一実施例に過ぎ
ず、本発明の技術的範囲を何ら限定するものではない。
実施例 まず、第1図を参照すると、第1a図から第1j図は本
発明による長尺焼結体製品の製造方法を工程を追って説
明する図である。
先ず、第1a図に示すように、所定の断面形状および寸
法(外径しい内径1)を有する金属管1の内部に、第1
b図に示すようにセラミック原料粉末2を充填する。続
いて、この原料粉末2を充填した金属管1を伸線加工す
る。伸線加工は、第1C図に示すようにローラダイス3
を用いて行うことができる。また、第1d図の断面図に
示すようにダイス4を単数あるいは複数用いてもよい。
更に、第1e図に示すようにスウェージング5により、
あるいは、第1f図の断面図に示すように押出伸線機6
を用いてもよい。また、金属管が矩形の断面を有する材
料である場合は、第1g図に示すように、ローラ7によ
り圧延を行ってもよい。
また、この伸線加工にあたって、金属管を一旦焼鈍する
ことによって、伸線加工をより円滑に行うことも可能で
ある。また、伸線加工に先立って、第1h図の断面図に
その一端を示すように、金属管の一端あるいは両端を封
止することによって、原料粉末の漏洩を防止することも
好ましい。
こうして伸線工程を経た管の内部の原料粉末2は、第1
1図に示すように、その形状を直径β′の細線状あるい
はテープ状に成形されている。従って、この状態で焼成
を行うことによって線状あるいはテープ状の焼成体が得
られる。
ここで、本発明の一つの態様では、第1j図に示すよう
に、焼成体の表面に付着している管部材を除去して、焼
成体を更に焼結する。
第2図はセラミック原料粉末12が充填された金属パイ
プに貫通孔を形成した場合の実施例を示しており、第2
A図はバイブ11の全面にCO2レーザー等を用いて細
かい孔13を穿った例の斜視図であり、第2B図はその
断面図である。上記の孔13の代りに第2C図に示すよ
うなスリブ)13aを形成することもできる。このスリ
ットの巾は約200μ工程度の寸法にすることができる
。また、製品となった超電導線を、空気等の酸素含有雰
囲気の下で特性が劣化することが知られている。そこで
、金属筒体lに穿孔した給気孔は、製品の使用時には封
止しておくことが好ましい。具体的には、第3A図に示
すように、給気孔13の各々に封止材14を充填して、
超電導焼結体と周囲雰囲気とを遮断する。ただし、この
方法は生産性が低いので、実際には、第3B図の断面図
に示すように金属筒体11の周囲を更に他の気密な筒体
で被覆することが好ましい。これは、例えば超電導材料
に対して化学的に安定な材料の熱収縮チューブ等を用い
てもよいし、蒸着等によって超電導線の表面全体に金属
層を形成してもよい。また、厳密な気体の遮断という観
点からは、低融点ガラスによる被覆等も好ましい。
第4A図は、超電導焼結体21の断面が矩形で、テープ
状に成形されている場合の断面図であり、第4B図はそ
の平面図である。これは後述するような製造過程で、超
電導材料21を矩形断面に成形し、これに金属鞘体22
を被覆することによって実現できる。
更に第5図は、第1j図と同じような円形の断面を有す
る超電導焼結体21に対して、網状の鞘体24を付加し
た超電導材の実施例を示し、第5A図は断面図、第5B
図はその斜視図である。とれら本発明の各種態様はその
用途等によって適宜選択される。ここで、上記鞘体は2
つの特徴を有している。まず、第1に、鞘体24の表面
は共に酸化処理により酸化銅とされており、鞘体24の
酸化が超電導焼結体21の酸素含有量に影響を与えるこ
とを防止している。また、第4図に示す超電導材では、
鞘体22の全面に亘って複数の貫通孔が分散されており
、超電導焼結体表面と雰囲気との通気が可能となってい
る。また、第5図に示した超電導材では、鞘体24が網
状なので、超電導焼結体21と雰囲気との接触面積は更
に拡がっている。
第6図は本発明に従って連続処理を行う装置の構成を示
す概略図である。この連続処理装置は、脱バインダゾー
ン112と焼結ゾーン113との2つの加熱手段を備え
た連続焼結炉を備えている。脱バインダゾーン112の
入側にはテープ状または線材状の長尺成形体114を巻
きつけ保持するコイラ115が配置されている。
コイラ115からは長尺成形体114が引き出され、脱
バインダゾーン112に連続的に装入される。引き出さ
れた長尺成形体114は脱バインダゾーン112で40
0〜700℃の範囲の温度に加熱され、成形体114中
の溶剤およびバインダが除去される。
脱バインダゾーン112を通過した長尺成形体114は
、脱バインダゾーン112の出側に配置された連続被覆
機116に送られる。連続被覆機116は、金属または
合金のシー) 117を巻つけ保持したドラム118と
、シート117を成形体114の周りに案内するガイド
119と、シート117を溶接するレーザ溶接機120
とを備えている。成形体114を包囲するようにテープ
状の成形体1140周りにシート117が案内され、包
囲した状態でレーザ溶接機120により溶接して鞘体と
してのシート117を具備したテープ状成形体114を
形成する。
こうして、シート117を鞘体として被覆されたテープ
状成形体は、焼結ゾーン113に進入し、ここで850
〜950℃の範囲の温度に加熱され、連続焼結される。
焼結ゾーン113の長さと長尺成形体114の進行速度
は、焼結が十分に完了するような長さおよび速度に調整
されている。
このように形成された複合体121は、ドラム122に
連続的に巻き取られる。尚、長尺成形体114はバイン
ダおよび可塑剤を添加して成形されているので可撓性お
よび自己保形性を有する。従って第6図に示す如き連続
処理装置によって高い能率で焼結処理できる。
尚、本発明の長尺成形体、すなわち、テープ状または線
材状の成形体は可撓性および自己保形性を有するので上
記した用途以外にも、任意の形状、配置のコイノペ導線
路に保持し−た状態で焼結して超電導材料とすることが
できる。また、金属または合金のシートで被覆するので
曲げ強度も大きくなる。
作成例1 焼結原料としてLa2O3を85重量%、BaC0aを
4重量%およびCuOを11重量%それぞれ含有する混
合粉末を用い成形後、焼結した。焼結条件は900℃、
24時間であった。この焼結体はそれ自体超電導性を示
した。
この焼結体を粉末にして内径5II111肉厚0.3m
mのCu製パイプの中に充填し、850℃で10時間焼
結し、冷却することなく、このCu製パイプをかしめた
このようにして得られた超電導ワイヤはTcが30にで
、曲率半径300mmまでの曲げ加工が可能である特性
を示した。
作成例2 焼結原料として1a2c)1を85重量%、SrOを2
重量%およびCuOを13重量%それぞれ含有する混合
粉末を、内径10 mm 、肉厚l +nmのCu製パ
イプの中に充填した。これを850℃で24時間焼結し
、冷却することなく、Cu製パイプの直径が2nonに
なるまで高温伸線した。
このようにして得られた超電導ワイヤはT。が35にで
、曲率半径100mmまで曲げ加工ができるという特性
を示した。
作成例3 市販のしa203粉末85.5重量%、5rCCh粉末
3.1重量%及びCuO粉末11.4重量%をアトライ
ターで湿式混合したのち乾燥し、混合粉末を100 k
g/cafの圧力でプレス成形し、大気中900℃で2
0時間焼成した後、これを粉砕して100メツシニアン
ダーに篩分けした。
この造粒処理した原料粉末を外径5mm、内径4+nm
及び長さ1mの銅製筒体に充填したのち両端を封じた。
原料粉末を充填した筒体を外径1.8m迄伸線加工し、
続いて真空中にて1050℃で2時間の焼結を実施した
。その結果、厚さ0.2mmの銅で被覆された長さ7.
7mの焼結セラミックス線が得られた。
この焼結セラミックス線が超電導になる臨界温度(Tc
)を測定したところ、35.5 Kであり、抗折強度及
び破壊靭性(Klc)は夫々24.7kg/cnf及び
2.2MN/m3/2であった。
作成例4 作成例3と同じ原料粉末を外径6III111内径5 
mm及び長さ508Iの鉄製筒体に充填し、筒体の両端
を封じた。この筒体5個を伸線加工率95%、88%、
56%、37%及び14%にて夫々伸線加工し、次に真
空中1100℃で2時間の焼結を実施した。
その後、外周の鉄の被覆を酸洗により溶解除去したとこ
ろ、内部の焼結セラミックス線が伸線加工率95%のも
のは9本に破断しており、伸線加工率14%のものは十
分に焼結されず形状を維持できなかった。これに対し他
の伸線加工率のものは全く破断せず完全な形状に焼結す
ることができた。
作成例5 作成例3と同じ原料粉末を外径6mm、内径5 +++
+n及び長さ1mのニッケル製筒体に充填し、筒体の両
端を封じた。原料粉末を充填した筒体を外径2.0mm
まで伸線加工し、続いて1150℃で2時間の焼結を実
施した。その後、外周のニッケル被覆を研削により除去
し、直径1.6mmで長さ9mの焼結セミックス線を製
造した。
この焼結セラミックス線が超電導になる臨界温度(Tc
)を測定したところ、 37. OKであり、抗折強度
及び破壊靭性(Klc)は夫々24.4kg/ cLI
!及び2、1 M N / m” テアツタ。
作成例6 作成例3と同じ原料粉末を外径(3mm、内径5mm及
び長さ1mの銀製筒体に充填し、筒体の両端を封じた。
原料粉末を充填した筒体を外径2.0mmまで伸線加工
し、続いて950℃で2時間の焼結を実施した。その後
、外側の銀の被覆を研削により除去し、直径1.5mm
、長さ6.3mの焼結セラミック線を製造した。
この焼結セラミックス線が超電導になる臨界温度(Tc
)を測定したところ、37. OKであった。
作成例7 市販のしa203粉末85.5重量%、5rC03粉末
3.1重量%及びCu○粉末11.4重量%をアトライ
ターで湿式混合したのち乾燥し、混合粉末を10() 
kg/cdの圧力でプレス成形し、大気中900℃で2
0時間焼成した後、これを粉砕して100メツシユアン
ダーに篩分けした。
この造粒処理した原料粉末を外径5++un、内径4n
tm及び長さ1mの鉄製筒体に充填したのち両端を封じ
た。原料粉末を充填した筒体を外径1.8mm迄伸線加
工し、続いて真空中にて1050℃で2時間の焼結を実
施した。その結果、厚さ0.2mmの鉄で被覆された長
さ7.7mの焼結セラミックス線が得られた。
この焼結セラミックス線が超電導になる臨界温度(Tc
)を測定したところ、35.1にであり、抗折強度及び
破壊靭性(Klc)は夫々25.1 kg/ cnf及
び2.1MN/m”であった。
作成例8 作成例7と同じ原料粉末を外径6u、内径5鮒及び長さ
50cmの鉄製筒体に充填し、筒体の両端を封じた。こ
の筒体7個を伸線加工率95%、90%、83%、56
%、37%、20%及び14%にて夫々伸線加工し次に
真空中1100℃で2時間の焼結を実施した。
その後、外周の鉄の被覆を酸洗により溶解除去したとこ
ろ、内部の焼結セラミックス線が伸線加工率95%のも
のは10本に破断しており、伸線加工率14%のものは
十分に焼結されず形状を維持できなかった。これに対し
他の伸線加工率のものは全く破断せず完全な形状に焼結
することができた。
作成例9 作成例7と同じ原料粉末を外径6IIlfl11内径5
fflffi及び長さ1mのニッケル製筒体に充填し、
筒体の両端を封じた。原料粉末を充填した筒体を外径2
.0mmまで伸線加工し、続いて窒素雰囲気中にて11
50℃で2時間の焼結を実施した。その後、外周のニッ
ケル被覆を研削により除去し、直径l、 6mmで長さ
9mの焼結セラミックス線を製造した。
この焼結セラミックス線が超電導になる臨界温度(Tc
)を測定したところ、35.8 Kであり、抗折強度及
び破壊靭性(Klc)は夫々24.9 kg/ crd
及び2.2M N / m3 / 2であった。
作成例10 Yo、asro、 zcuOtの組成を有する粒径3.
umの超電導性セラミックス粉末を、白金パイプに充填
し、この白金パイプのまわりにさらに無酸素銅パイプを
被せた。これを押出および伸線加工して、直径0.8m
n+の線材にした。得られた線材の断面における体積率
は、Cu : Pt :セラミックス=10:1:2で
あった。
この線材を900℃X12時間熱処理して、線材内部の
セラミックス粉末を焼結させた。
得られた超電導線材の超電導臨界温度は100にであり
、同じ粉末をプレス形成して焼結したペレットの場合に
得られた超電導臨界温度105にとほぼ同等の超電導特
性が認められた。
なお、伸線加工したのみで熱処理を施していない線材に
ついて超電導特性を調べたところ、この線材は液体ヘリ
ウム(4,2K )中においても超電導性を示さなかっ
た。
作成例II 市販のY 203粉末20.8重量%、BaCO3粉末
54.7重量%およびCuO粉末24.5重量%を外径
6IIlffl、内径5mm及び長さ1mの銀製筒体に
充填し、その両端を封じた。原料粉末を充填した筒体を
外径2.0mmまで伸線加工し、続いて950℃で2時
間の焼結を実施した。その後、外側の銀の被覆を研削に
より除去し、直径1.5mm、長さ6.3mの焼結セラ
ミックス線を製造した。
この焼結セラミックス線が超電導になる臨界温度(Tc
)を測定したところ、87.OKであった。
作成例12 最終焼成でYBa2Cu307の組成となるように予備
焼成された粒径0.1mmの粉末に、920℃20時間
の熱処理を施した。熱処理後の粉末を粉砕して0.1m
mの粒径とした後、内径5mm、外径9mmのステンレ
スパイプに充填した。これを、外径2+nmとなるまで
伸線して線材化した。得られた超電導線材の超電導臨界
温度(Tc)は92にであり、臨界電流密度(J c)
は103A/cfflであった。比較のため、作成例1
2と同じ予備焼成状態の粉末を一旦ペレットに成形し、
ペレットの状態で作成例12と同様の熱処理を施し、そ
の後粉砕して作成例と同様にステンレスパイプ内に充填
し伸線して線材化させた。この比較の超電導線材は、T
cが92にであり、Jcが12A / catであった
。このことから、この作成例12に従って製造された超
電導線材が高い臨界電流密度を示すことが確認された。
作成例13 市販のY2O3粉末20.8重量%、BaCO3粉末5
4.7重量%およびCuO粉末24.5重量%をアトラ
イターで湿式混合したのち乾燥した混合粉末を大気中8
80℃で24時間焼成した後、これを粉砕して100メ
ツシユアンダーに篩分けした。この焼成から粉砕、篩分
けまでの工程を3回繰返した。
この造粒処理した原料粉末を外径5ae、内径4mmお
よび長さ1mの鉄製筒体に充填したのち両端を封じた。
原料粉末を充填した筒体を1回の伸線あたりの平均減面
率19%で伸線したところ、外径1.2mmφで断線し
た。続いて同様の方法で1.5mmφまで伸線し、75
0℃X25分の中間焼鈍を実施し、さらに1回当りの平
均減面率18%で0.6sφまで伸線し、930℃×3
時間の焼結を施した。
得られた焼結セラミ、ツクス線の臨界温度(Tc)は3
8にであった。
作成例14 市販のY 203粉末20.8重量%、BaCO5粉末
54.7重量%およびCuO粉末24.5重量%をアト
ライターで湿式混合したのち乾燥し、大気中950℃で
3時間焼成したのち、これを粉砕して100メツシユア
ンダーに篩分けした。この焼成、粉砕、篩分けまでの工
程を3回繰り返して行なった。
このようにして得た原料粉末を外径5m、内径4 mm
および長さ1mのステンレス製筒体に充填したのち両端
を封じた。
かくして原料粉末を充填した筒体を外径3.6n+a+
φまで伸線加工し、続いて大気中にて、■950℃×3
時間、 ■850℃×3時間、 ■700℃×3時間、 ■500℃×3時間、 ■850℃X30850 ℃X30t’X30時間、 ■500℃×30時間、 の焼結をそれぞれ行った。その結果、厚さ0.4+nm
のステンレスで被覆された長さ1.6mの焼結セラミッ
クス線が得られた。
続いてこのセラミックス線の超電導特性を調べるべく抵
抗を測定した。尚、以下では超電導臨界温度をTc 、
電気抵抗が完全に0になる温度をTcfで示した。
■のセラミックス線は、超電導性を全く示さず、切断し
て断面を観察したところ、セラミックスの成分のCuO
が還元されてCuになっており、赤色を呈していた。
■のセラミックス線は、TCが58にでTcfが7にで
あった。切断し、断面を観察したところ明確にCuOが
還元されてはいなかったが、原料粉末のちととなったセ
ラミックスと比較すると、ややポーラスであった。
■のセラミックス線は、■同様超電導特性を全く示さず
、切断したところセラミックスが完全に焼結されておら
ず、粒状であった。■のセラミックス線も、■、■同様
超電導性を全く示さず、切断したところ原料粉末とほと
んど変わらない粉末状であった。
■のセラミックス線は、Tcが84にでTcfが75に
であった。切断したところ断面は暗緑色で原料粉末のも
ととなったセラミックスと性状、色彩ともによく似てい
た。
■のセラミックス線は、Tcが68にでTcfが47に
であった。切断したところ■のセラミックスと似ていた
が、ややポーラスであった。■のセラミックス線は、や
はり超電導特性を全く示さず、切断したところセラミッ
クスは粒状であった。
作成例15 純度99.9%以上のBaCO3、Y2O3およびCu
Oの各々の粉末を用意し、Y2O3粉末が20.8重量
%、BaCO3粉末が54,7重量%、CuO粉末が2
4.5重量%となるように秤量し、アトライターで湿式
混合した後、110℃で1時間乾燥した。この混合粉末
を、100Kg/catの圧力でプレス成形して940
℃で15時間焼成した後、100メツシユ以下まで粉砕
した。
以下、成形→焼成→粉砕の工程を3回繰り返した後に、
得られた焼成体粉末を、各々第1表に示す工程に従って
加工し、試料番号■乃至■までの試料を作成した。更に
、各試料の密度を測定した上で、超電導臨界電流密度を
測定した各試料を評価した。尚、本作成例15では、超
電導材料である複合酸化物焼結体の結晶構造を好ましく
形成するために、酸素を透過し易い八gを筒体の材料と
した。
密度の測定は、溶液置換法によって得た焼結体の体積で
、試料の重量を割ることによって求めた。
また、顕微鏡による点算法も併用して確認した。
また、臨界電流密度の測定は、4端子法を利用して、試
料に電気抵抗が生じる直前の電流値を、電流路の面積で
割って求めた。
第1表からも判るように、本発明の方法に従って熱間加
工を施した試料■乃至■では、焼結体線材の密度と共に
臨界電流密度が著しく向上している。また、塑性加工→
焼結の工程を反復した試料では、更に特性が向上してい
ることが判る。
作成例16 作成例15と同じ原料粉末を用い、第2表に示すように
、AI、 Cu、 Niのパイプを用いて本発明の方法
を実施した。また、評価も同様の方法によって行った。
第2表に示すように、何れの金属筒体を用いた場合でも
、塑性加工時の温度条件を適切に設定することによって
、熱間加工を経た試料は焼結体の密度と共に、臨界電流
密度が顕著に向上している。
作成例17 純度99.9%、平均粒径1μmのBaCO5、Y2O
3、CaOの各々の粉末を、焼成後の組成比がBao−
i Yo、 33C11103−δ(Ba2Y+Cu3
0t−δ)となるように乳鉢で3時間、乾式混合した原
料粉末を用意した(重量比BaC0a :52.9%、
Y2O3:15、13%、CaO: 31.98%)。
この混合粉末を200℃で7時間、真空中で水分を除去
した後、大気中で930℃、24時間焼成した。ケーキ
状に固化した粉末を乳鉢で粗粉砕した後、ボールミルに
より粉砕して平均粒径30μm以下とした。この原料粉
末を外径6m111、内径4mm、長さ4mのステンレ
スa  、’   (SO3310S)製パイプに充填
した後、両端を封“      じた。
原料粉末を充填したパイプを加工率25%で伸線をくり
返し、外径を1.8mmまで仕上げた。この線材に、C
Oaレーデ−を用いて直径的200μmの穴を20++
++nピツチであけた。
続いて酸素気流中で1000℃、16時間の焼結を行な
い、lO℃/分の速度で徐冷した。更に、酸素気流中で
700℃、10時間の熱処理を行ない、10℃/分で徐
冷した。
更に、第3表に示す組成及びパイプ材質につき、上記と
同様の方法で実施し、試料の電気抵抗が完全に検出でき
なくなる臨界温度Tel及び77にでのJcを測定した
結果を第3表に示す。なお、焼結温度は、各々のパイプ
材が溶融しない範囲におさえた。
また、第3表に示した元素αおよびβ、並びに組成比X
、Yは、パイプに充填した焼成体の組成を式:(α、−
8βx)CLIyCh−δとした場合のそれぞれの元素
並びに組成比に対応している。
】ユ1 作成例18 市販の3i203粉末36.42重量%、5rCCh粉
末23、07重量%、CaCO3粉末23.07重量%
及びCuO粉末24.87重量%をアトライターで湿式
混合したのち乾燥し、混合粉末を1,000kg/c[
Ilの圧力でプレス成形し、大気中800℃で8時間焼
成した後、これを粉砕して100メツシユアンダーに篩
分けした。
この造粒処理した原料粉末を外径5n+m、内径4m[
D及び長さ1mの銀製筒体に充填したのち両端を封じた
。原料粉末を充填した筒体を外径1.8mm迄伸線加工
し、続いて真空中にて800℃で2時間の焼結を実施し
た。その結果、厚さ0.3++unの銀で被覆された長
さ5.0mの焼結セラミックス線が得られた。
この焼結セラミックス線が超電導になる臨界温度(Tc
)を測定したところ、100にであった。
発明の効果 前述のように、従来の製造方法では、高価なセラミック
ス原料粉末の利用効率が悪いこと、切削加工を行う関係
で細棒の長手方向の寸法を断面方向の寸法に対して十分
に長くとれないこと、切削加工を要するため生産性に劣
ること、原料粉末中に極めて多量の有機系粘着剤を混合
しなければならず残留する粘着剤が欠陥の原因となって
、得られたセラミックス焼結体の強度および靭性を低下
させる等の欠点があった。
しかしながら、本発明の方法によれば、使用中に折損等
が生じないような十分な強度と靭性を有すると共に、細
い直径でしかも臨界電流密度および臨界温度が十分高い
超電導線を製造することが可能になる。
また、本発明の方法によれば、強度あるいは靭性低下の
原因となる有機系粘着剤を使用せずに、しかも断面方向
の寸法に対する長手方向の寸法を実用的に十分使用でき
る程度の大きさに製造することができる。更に、本発明
によれば、加工率すなわち断面積の縮小率が大きく従っ
て十分に直径が細く、しかも断線が生じない強度を確保
することができる。
このように、本発明の方法によって得られた超電導線は
、高い臨界電流密度並びに臨界温度を有する焼結セラミ
ックス製の超電導線材である。
【図面の簡単な説明】
第1a図から第1j図は、本発明の方法の一実施方法の
一連の工程を示す概念図であり、第2A図から第2C図
は、本発明の他の一実施例を示す概念図であり、 第3A図と第3B図は、第2図の実施例の変形例を示す
概念図であり、 第4図は、本発明を矩形断面の長尺体の製造方法に適用
した場合の変形実施例の概念図であり、第5図は、本発
明のさらに他の変形実施例を示す概念図であり、 第6図は、本発明をテープ状の焼結体とシートとの複合
体として製造する場合に用いられる連続装置の概念的説
明図である。 〔主な参照番号〕 1・・・・金属管、 2・・・・セラミック原料粉末、 3・・・・ローラダイス、 4・・・・ダイス、 5・・・・スウェージ、 6・・・・押出伸線機、 7・ ・ ・・ローラ、 11・・・・パイプ、 12・・・・セラミック原料粉末、 13・・・・孔、 13a  ・・・スリット、 21・・・・超電導材料、 22・・・・金属鞘体、 24・・・・網状鞘体、 112  ・・・脱バインダゾーン、 113  ・・・焼結ゾーン、 114  ・・・テープ状または線材状の長尺成形体、
115  ・・・コイラ、 116  ・・・連続被覆機、 117  ・・・金属または合金のシート、118  
・・・ドラム、 119  ・ ・ ・ガイド、 120  ・・・レーザ溶接機、 121  ・・・複合体、 122  ・・・ドラム 特許出願人  住友電気工業株式会社

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超電導特性を有する複合酸化物よりなるセラミッ
    ク原料粉末を金属製のパイプ中に充填し、セラミック原
    料粉末を充填した状態で上記金属製パイプの断面積を縮
    小させる塑性変形加工を実施し、次いで、塑性変形後の
    上記金属製パイプを加熱処理することによって上記金属
    製パイプ中に充填された上記セラミック原料粉末を焼結
    することを特徴とする超電導長尺体の製造方法。
  2. (2)超電導特性を有する複合酸化物よりなるセラミッ
    ク原料粉末をAg、Au、Pt、Pd、Rh、Ir、R
    u、Os、Cu、Al、Fe、Ni、Cr、Ti、Mo
    、W、Taの中から選択される金属またはこれらの金属
    をベースとした合金によって作られている金属製のパイ
    プ中に充填し、セラミック原料粉末を充填した状態で上
    記金属製パイプの断面積を16から92%の範囲内の加
    工率で縮小させる塑性変形加工を実施し、次いで、塑性
    変形後の上記金属製パイプを700から1,000℃の
    範囲内の温度で加熱処理することによって上記金属製パ
    イプ中に充填された上記セラミック原料粉末を焼結する
    ことを特徴とする超電導長尺体の製造方法。
  3. (3)超電導特性を有する複合酸化物よりなるセラミッ
    ク原料粉末を金属製のパイプ中に充填し、セラミック原
    料粉末を充填した状態で加熱しながら上記金属製パイプ
    の断面積を縮小させる熱間塑性変形加工を実施すること
    によって上記金属製パイプ中に充填された上記セラミッ
    ク原料粉末を焼結することを特徴とする超電導長尺体の
    製造方法。
  4. (4)超電導特性を有する複合酸化物よりなるセラミッ
    ク原料粉末をAg、Au、Pt、Pd、Rh、Ir、R
    u、Os、Cu、Al、Fe、Ni、Cr、Ti、Mo
    、W、Taの中から選択される金属またはこれらの金属
    をベースとした合金によって作られている金属製のパイ
    プ中に充填し、セラミック原料粉末を充填した状態で7
    00から1,000℃の範囲内の温度で加熱しながら上
    記金属製パイプの断面積を16から92%の範囲内の加
    工率で縮小させる塑性変形加工を熱間塑性変形加工を実
    施することによって上記金属製パイプ中に充填された上
    記セラミック原料粉末を焼結することを特徴とする超電
    導長尺体の製造方法。
  5. (5)超電導特性を有する複合酸化物よりなるセラミッ
    ク原料粉末を金属製のパイプ中に充填し、セラミック原
    料粉末を充填した状態で上記金属製パイプの断面積を縮
    小させる塑性変形加工を実施し、次いで、金属筒体が焼
    鈍される温度範囲で中間焼鈍を施し、さらに塑性変形加
    工を実施し、次いで、塑性変形後の上記金属製パイプを
    加熱処理することによって上記金属製パイプ中に充填さ
    れた上記セラミック原料粉末を焼結することを特徴とす
    る超電導長尺体の製造方法。
  6. (6)超電導特性を有する複合酸化物よりなるセラミッ
    ク原料粉末をAg、Au、Pt、Pd、Rh、Ir、R
    u、Os、Cu、Al、Fe、Ni、Cr、Ti、Mo
    、W、Taの中から選択される金属またはこれらの金属
    をベースとした合金によって作られている金属製のパイ
    プ中に充填し、次いで、金属筒体が焼鈍される温度範囲
    で中間焼鈍を施し、さらに塑性変形加工を実施すること
    によって上記金属製パイプの断面積を最終的に16から
    92%の範囲内の加工率で縮小させ、次いで、セラミッ
    ク原料粉末を充填した状態で700から1,000℃の
    範囲内の温度で加熱することによって上記金属製パイプ
    中に充填された上記セラミック原料粉末を焼結すること
    を特徴とする超電導長尺体の製造方法。
  7. (7)超電導特性を有する複合酸化物よりなるセラミッ
    ク原料粉末を金属製のパイプ中に充填し、セラミック原
    料粉末を充填した状態で上記金属製パイプの断面積を1
    6から92%の範囲内の加工率で縮小させる塑性変形加
    工を実施し、次いで、上記金属製パイプの内部と外部と
    を連通する貫通部を金属製パイプ壁に穿孔した後、セラ
    ミック原料粉末が充填された状態で上記金属製パイプを
    加熱処理することによって上記金属製パイプ中に充填さ
    れた上記セラミック原料粉末を焼結することを特徴とす
    る超電導長尺体の製造方法。
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