JP6815544B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関する。また、本発明は、半導体装置を用いた電子機器に関する
近年、トランジスタを用いた半導体装置の開発が進められている。
上記半導体装置において、トランジスタのしきい値電圧の制御は重要である。例えば、ト
ランジスタがノーマリオン型になってしまうと、動作時に動作不良が発生しやすくなる又
は非動作時の消費電力が高くなるなど、様々な問題が生じる。
トランジスタのしきい値電圧の制御方法例としては、トランジスタのバックゲートに電源
電位を供給することにより、該トランジスタのしきい値電圧をシフトさせる方法が知られ
ている(例えば特許文献1)。
特開2006−165808号公報
しかしながら、従来のトランジスタのしきい値電圧の制御方法では、消費電力が高いとい
った問題があった。
例えば、特許文献1に示す半導体装置では、動作時にトランジスタのバックゲートに電源
電位を常に供給し続ける必要があるため、例えば該電源電位を生成する電源回路を動作さ
せ続けなければならず、消費電力の低減が困難であった。
上記問題に鑑み、本発明の一態様では、消費電力の低減を課題の一つとする。
本発明の一態様では、電源供給制御スイッチを用いて、電源回路からトランジスタのバッ
クゲートに電源電位を間欠的に供給する。このとき、電源供給制御スイッチは、例えばオ
フ電流の低い制御トランジスタを用いて構成される。
電源供給制御スイッチを設けることにより、該電源供給制御スイッチがオフ状態のとき、
即ちトランジスタのバックゲートが浮遊状態のときに、該バックゲートの電位を一定期間
保持できる。よって、常に電源回路からトランジスタのバックゲートに電源電位を供給す
る必要がなくなるため、不要なときに電源回路に対する電源電圧の供給を停止できる。
このように、本発明の一態様では、電源回路からトランジスタのバックゲートに対する電
源電位の供給を間欠的に停止させて消費電力の低減を図る。
本発明の一態様は、電源電位を生成する電源回路と、電源回路からトランジスタのバック
ゲートに対する電源電位の供給を制御する電源供給制御スイッチと、を備え、電源供給制
御スイッチは、制御端子に入力されるパルス信号に従ってオン状態又はオフ状態になるこ
とにより、電源回路とトランジスタのバックゲートとの導通を制御する制御トランジスタ
を有する半導体装置である。
さらに、本発明の一態様では、トランジスタのバックゲートに供給する電源電位を、例え
ば負電源電位又は正電源電位の2値で切り換えることにより、該トランジスタがオフ状態
のときには、オフ電流を低減し、オン状態のときには、オン電流を高くする。なお、2値
に限定されず、3値以上の電源電位を切り換えてトランジスタのバックゲートに供給して
もよい。
本発明の一態様は、第1の電源電位を生成する第1の電源回路と、第1の電源回路からト
ランジスタのバックゲートに対する第1の電源電位の供給を制御する第1の電源供給制御
スイッチと、第1の電源回路に対する第1の電源電圧の供給を制御する第1の電源スイッ
チと、第2の電源電位を生成する第2の電源回路と、第2の電源回路からトランジスタの
バックゲートに対する第2の電源電位の供給を制御する第2の電源供給制御スイッチと、
第2の電源回路に対する第2の電源電圧の供給を制御する第2の電源スイッチと、を有し
、第1の電源供給制御スイッチは、制御端子に入力される第1のパルス信号に従ってオン
状態又はオフ状態になることにより、第1の電源回路とトランジスタのバックゲートとの
導通を制御する第1の制御トランジスタを有し、第2の電源供給制御スイッチは、制御端
子に入力される第2のパルス信号に従ってオン状態又はオフ状態になることにより、第2
の電源回路とトランジスタのバックゲートとの導通を制御する第2の制御トランジスタを
有し、第1及び第2の制御トランジスタのチャネル幅1μmあたりのオフ電流は、100
zA以下であり、第1及び第2のパルス信号の一方がハイレベルのとき、他方はローレベ
ルであり、第1の電源スイッチがオフ状態のとき、第1の制御トランジスタはオフ状態で
あり、第2の電源スイッチがオフ状態のとき、第2の制御トランジスタはオフ状態である
半導体装置である。
本発明の一態様は、半導体装置を用いた電子機器である。
本発明の一態様により、トランジスタのしきい値電圧を制御する場合であっても、トラン
ジスタのバックゲートに対する電源電位の供給を間欠的に停止できるため、消費電力を低
減できる。
半導体装置の例を説明するための図。 トランジスタのオフ電流を説明するための図。 半導体装置の駆動方法例を説明するための図。 半導体装置の例を説明するための図。 機能回路の例を説明するための図。 半導体装置の例を説明するための図。 半導体装置の例を説明するための図。 半導体装置の駆動方法例を説明するための図。 半導体装置の駆動方法例を説明するための図。 半導体装置の駆動方法例を説明するための図。 機能回路の例を説明するための図。 電源回路の例を説明するための図。 電源回路の例を説明するための図。 電源回路の例を説明するための図。 電源回路の例を説明するための図。 電源回路の例を説明するための図。 半導体装置の例を説明するための図。 ゲートドライバの例を説明するための図。 フリップフロップの例を説明するための図。 インバータの例を説明するための図。 半導体装置の駆動方法例を説明するためのタイミングチャート。 画素回路の例を説明するための図。 半導体装置の構造例を説明するための図。 半導体装置の例を説明するための図。 メモリセルの例を説明するための図。 メモリセルの例を説明するための図。 半導体装置の例を説明するための図。 半導体装置の構造例を説明するための図。 電子機器の例を説明するための図。
本発明に係る実施の形態の例について説明する。なお、本発明の趣旨及び範囲から逸脱す
ることなく実施の形態の内容を変更することは、当業者であれば容易である。よって、例
えば本発明は、下記実施の形態の記載内容に限定されない。
なお、各実施の形態の内容を互いに適宜組み合わせることができる。また、各実施の形態
の内容を互いに適宜置き換えることができる。
また、第1、第2などの序数詞は、構成要素の混同を避けるために付しており、各構成要
素の数は、序数に限定されない。
(実施の形態1)
本実施の形態では、本発明の一態様である半導体装置の例について説明する。
なお、本明細書中において半導体装置とは、半導体特性を利用することで機能しうる装置
全般を指し、例えば、センサ、LSI(Large Scale Integratio
n)などの集積回路、又は表示装置などは全て半導体装置に含まれる。
本実施の形態に係る半導体装置の構成例について、図1を参照して説明する。
図1に示す半導体装置は、電源回路101と、電源供給制御スイッチ(PSWともいう)
102と、を備える。
さらに、図1に示すトランジスタ110は、バックゲートの電位(VBGともいう)の制
御が可能なトランジスタである。トランジスタ110は、例えば半導体装置を構成する機
能回路100に設けられる。
機能回路100としては、特定の機能を有する様々な回路を適用できる。例えば、機能回
路100としては、例えばゲートドライバ、ソースドライバ、LSI、センサ、又は画素
部を含む半導体装置なども含む。
図1に示す電源回路101は、入力される電源電圧を元に電源電位Vxを生成する機能を
有する。なお、電源電圧は、電源電位VDDと電源電位VSSの電位差に等しい。さらに
、スイッチ104をオフ状態にすることにより、電源回路101に対する電源電圧の供給
を停止させることができる。なお、図1に示す構成に限定されず、スイッチ104により
、電源回路101に対する電源電位VSSの供給を制御してもよい。
電源回路101は、例えばチャージポンプ又は反転型コンバータなどを用いて構成される
。また、Cuk型コンバータを用いて電源回路101を構成してもよい。
電源供給制御スイッチ102は、電源回路101からトランジスタ110のバックゲート
に対する電源電位の供給を制御する機能を有する。
電源供給制御スイッチ102は、制御トランジスタ120を有する。制御トランジスタ1
20は、制御端子に入力されるパルス信号に従ってオン状態又はオフ状態になることによ
り、電源回路101とトランジスタ110のバックゲートとの導通を制御する機能を有す
る。図1では、一例として制御端子が制御トランジスタ120のゲートとして説明する。
また、図1に限定されず、例えば制御トランジスタ120を含むアナログスイッチなどを
用いて電源供給制御スイッチ102を構成してもよい。
このとき、制御トランジスタ120のゲートに入力されるパルス信号は、例えばパルス出
力回路105から入力される。パルス信号のパルス間隔は、1秒以上、好ましくは30秒
以上、さらに好ましくは1分以上であることが好ましい。例えば、制御信号などによりパ
ルス出力回路105から出力されるパルスの間隔を制御できる。なお、パルスの間隔は一
定でなくてもよい。また、パルス出力回路105を半導体装置に設けてもよい。
制御トランジスタ120としては、オフ電流の低いトランジスタを用いることができる。
なお、制御トランジスタ120のカットオフ電流の値は、トランジスタ110のカットオ
フ電流の値よりも小さいことが好ましい。例えば、制御トランジスタ120のチャネル長
(L)とチャネル幅(W)の比(L/W比ともいう)をトランジスタ110のL/W比よ
りも大きくすることにより、制御トランジスタ120のカットオフ電流の値を、トランジ
スタ110のカットオフ電流の値よりも小さくできる。
上記オフ電流の低いトランジスタとしては、例えばシリコンよりもバンドギャップの広い
酸化物半導体を含むチャネル形成領域を有し、該チャネル形成領域が実質的にi型である
トランジスタを適用できる。このとき、上記酸化物半導体のキャリア密度は、1×10
atoms/cm未満、好ましくは1×1012atoms/cm未満、さらに好
ましくは1×1011atoms/cm未満とすることが好ましい。例えば、水素又は
水などの不純物を可能な限り除去し、酸素を供給して酸素欠損を可能な限り減らすことに
より、上記酸化物半導体を含むトランジスタを作製できる。このとき、チャネル形成領域
において、ドナー不純物といわれる水素の量を1×1019atoms/cm以下、好
ましくは1×1018atoms/cm以下に低減することが好ましい。
上記酸化物半導体としては、例えばIn系金属酸化物、Zn系金属酸化物、In−Zn系
金属酸化物、又はIn−Ga−Zn系金属酸化物などを適用できる。また、上記In−G
a−Zn系金属酸化物に含まれるGaの一部若しくは全部の代わりに他の金属元素を含む
金属酸化物を用いてもよい。
上記他の金属元素としては、例えばチタン、ジルコニウム、ハフニウム、ゲルマニウム、
錫、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、サマリウム、ユウロピウム、ガドリ
ニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビ
ウム、及びルテチウムのいずれか一つ又は複数の元素を用いればよい。これらの金属元素
は、スタビライザーとしての機能を有する。なお、これらの金属元素の添加量は、金属酸
化物が半導体として機能することが可能な量である。
以下では、酸化物半導体層の構造について説明する。
酸化物半導体層は、単結晶酸化物半導体層と非単結晶酸化物半導体層とに大別される。非
単結晶酸化物半導体層とは、非晶質酸化物半導体層、微結晶酸化物半導体層、多結晶酸化
物半導体層、CAAC−OS(C Axis Aligned Crystalline
Oxide Semiconductor)層などをいう。
非晶質酸化物半導体層は、層中における原子配列が不規則であり、結晶成分を有さない酸
化物半導体層である。微小領域においても結晶部を有さず、層全体が完全な非晶質構造の
酸化物半導体層が典型である。
微結晶酸化物半導体層は、例えば、1nm以上10nm未満の大きさの微結晶(ナノ結晶
ともいう。)を含む。従って、微結晶酸化物半導体層は、非晶質酸化物半導体層よりも原
子配列の規則性が高い。そのため、微結晶酸化物半導体層は、非晶質酸化物半導体層より
も欠陥準位密度が低いという特徴がある。
CAAC−OS層は、複数の結晶部を有する酸化物半導体層の一つであり、ほとんどの結
晶部は、一辺が100nm未満の立方体内に収まる大きさである。従って、CAAC−O
S層に含まれる結晶部は、一辺が10nm未満、5nm未満または3nm未満の立方体内
に収まる大きさの場合も含まれる。CAAC−OS層は、微結晶酸化物半導体層よりも欠
陥準位密度が低いという特徴がある。以下、CAAC−OS層について詳細な説明を行う
CAAC−OS層を透過型電子顕微鏡(TEM:Transmission Elect
ron Microscope)によって観察すると、結晶部同士の明確な境界、即ち結
晶粒界(グレインバウンダリーともいう。)を確認することができない。そのため、CA
AC−OS層は、結晶粒界に起因する電子移動度の低下が起こりにくいといえる。
CAAC−OS層を、試料面と概略平行な方向からTEMによって観察(断面TEM観察
)すると、結晶部において、金属原子が層状に配列していることを確認できる。金属原子
の各層は、CAAC−OS層の層を形成する面(被形成面ともいう。)または上面の凹凸
を反映した形状であり、CAAC−OS層の被形成面または上面と平行に配列する。
一方、CAAC−OS層を、試料面と概略垂直な方向からTEMによって観察(平面TE
M観察)すると、結晶部において、金属原子が三角形状または六角形状に配列しているこ
とを確認できる。しかしながら、異なる結晶部間で、金属原子の配列に規則性は見られな
い。
断面TEM観察および平面TEM観察より、CAAC−OS層の結晶部は配向性を有して
いることがわかる。
なお、本明細書において、「平行」とは、二つの直線が−10°以上10°以下の角度で
配置されている状態をいう。従って、−5°以上5°以下の場合も含まれる。また、「垂
直」とは、二つの直線が80°以上100°以下の角度で配置されている状態をいう。従
って、85°以上95°以下の場合も含まれる。
また、本明細書において、結晶が三方晶または菱面体晶である場合、六方晶系として表す
CAAC−OS層に対し、X線回折(XRD:X−Ray Diffraction)装
置を用いて構造解析を行うと、例えばInGaZnOの結晶を有するCAAC−OS層
のout−of−plane法による解析では、回折角(2θ)が31°近傍にピークが
現れる場合がある。このピークは、InGaZnOの結晶の(009)面に帰属される
ことから、CAAC−OS層の結晶がc軸配向性を有し、c軸が被形成面または上面に概
略垂直な方向を向いていることが確認できる。
一方、CAAC−OS層に対し、c軸に概略垂直な方向からX線を入射させるin−pl
ane法による解析では、2θが56°近傍にピークが現れる場合がある。このピークは
、InGaZnOの結晶の(110)面に帰属される。InGaZnOの単結晶酸化
物半導体層であれば、2θを56°近傍に固定し、試料面の法線ベクトルを軸(φ軸)と
して試料を回転させながら分析(φスキャン)を行うと、(110)面と等価な結晶面に
帰属されるピークが6本観察される。これに対し、CAAC−OS層の場合は、2θを5
6°近傍に固定してφスキャンした場合でも、明瞭なピークが現れない。
以上のことから、CAAC−OS層では、異なる結晶部間ではa軸およびb軸の配向は不
規則であるが、c軸配向性を有し、かつc軸が被形成面または上面の法線ベクトルに平行
な方向を向いていることがわかる。従って、前述の断面TEM観察で確認された層状に配
列した金属原子の各層は、結晶のab面に平行な面である。
なお、結晶部は、CAAC−OS層を成膜した際、または加熱処理などの結晶化処理を行
った際に形成される。上述したように、結晶のc軸は、CAAC−OS膜の被形成面また
は上面の法線ベクトルに平行な方向に配向する。従って、例えば、CAAC−OS層の形
状をエッチングなどによって変化させた場合、結晶のc軸がCAAC−OS層の被形成面
または上面の法線ベクトルと平行にならないこともある。
また、CAAC−OS層中の結晶化度が均一でなくてもよい。例えば、CAAC−OS層
の結晶部が、CAAC−OS層の上面近傍からの結晶成長によって形成される場合、上面
近傍の領域は、被形成面近傍の領域よりも結晶化度が高くなることがある。また、CAA
C−OS層に不純物を添加する場合、不純物が添加された領域の結晶化度が変化し、部分
的に結晶化度の異なる領域が形成されることもある。
なお、InGaZnOの結晶を有するCAAC−OS層のout−of−plane法
による解析では、2θが31°近傍のピークの他に、2θが36°近傍にもピークが現れ
る場合がある。2θが36°近傍のピークは、ZnGaの結晶の(311)面に帰
属されることから、InGaZnOの結晶を有するCAAC−OS層中の一部に、Zn
Gaの結晶が含まれることを示している。CAAC−OS層は、2θが31°近傍
にピークを示し、2θが36°近傍にピークを示さないことが好ましい。
CAAC−OS層を用いたトランジスタは、可視光や紫外光の照射による電気特性の変動
が小さい。よって、当該トランジスタは、信頼性が高い。
なお、酸化物半導体層は、例えば、非晶質酸化物半導体層、微結晶酸化物半導体層、CA
AC−OS層のうち、二種以上を有する積層であってもよい。
上記酸化物半導体を含むトランジスタは、バンドギャップが広いため熱励起によるリーク
電流が少ない。さらに、半導体層中のキャリアが極めて少ない。よって、オフ電流を低く
できる。例えば、室温(25℃)でチャネル幅1μmあたり1×10−19A(100z
A)以下である。より好ましくは1×10−22A(100yA)以下である。トランジ
スタのオフ電流は、低ければ低いほどよいが、トランジスタのオフ電流の下限値は、約1
×10−30A/μmであると見積もられる。
ここで、上記オフ電流の低いトランジスタとしてインジウム、亜鉛、及びガリウムを含む
酸化物半導体でチャネル形成領域を形成したトランジスタのオフ電流の値について説明す
る。
トランジスタのオフ電流の値は極めて微小であるので、該オフ電流を測定するためには、
比較的サイズの大きいトランジスタを作製し、実際に流れるオフ電流を見積もる必要があ
る。
一例として、トランジスタのチャネル幅Wを1m(1000000μm)、チャネル長L
を3μmとし、温度を150℃、125℃、85℃と変化させた際のチャネル幅Wが1μ
mあたりのオフ電流値から見積もったアレニウスプロットを図2に示す。
図2に示すように、例えば27℃のとき、チャネル幅Wが1μmあたりのトランジスタの
オフ電流は1×10−25A以下である。図2により、インジウム、亜鉛、及びガリウム
を含む酸化物半導体のチャネル形成領域を有するトランジスタのオフ電流は、極めて小さ
いことがわかる。
以上が電源供給制御スイッチ102の説明である。
次に、図1に示す半導体装置の駆動方法例について、図3(A)及び図3(B)を参照し
て説明する。ここでは、一例として、制御トランジスタ120及びトランジスタ110を
Nチャネル型トランジスタとし、トランジスタ110のバックゲートに供給される電位が
負電源電位−Vxであるとして説明する。
まず、図3(A)に示すように、制御トランジスタ120をオン状態にする。例えば、パ
ルス出力回路105からパルス信号のパルスを入力することにより、制御トランジスタ1
20のゲートの電位がハイレベルの電位(H)になり、制御トランジスタ120がオン状
態になる。なお、制御トランジスタ120をオン状態にする前にスイッチ104をオン状
態にすることにより、電源回路101に電源電圧を供給し、電源回路101をオン状態に
しておく。
制御トランジスタ120がオン状態のとき、例えば図3(A)の矢印に示すように電流が
流れ、電源回路101からトランジスタ110のバックゲートに負電源電位−Vxが供給
され、該バックゲートの電位(VBG)が負電源電位−Vxと同等の値になる。
このとき、トランジスタ110のしきい値電圧が正の方向にシフトする。
ここで、バックゲートの電位によるトランジスタ110のしきい値電圧の変化について図
4を用いて説明する。
図4(A−1)は、トランジスタ110のバックゲートの電位が基準電位V0のときを示
す図であり、図4(A−2)は、バックゲートの電位が基準電位V0のときのトランジス
タ110のしきい値電圧を示す図である。基準電位V0を、例えば0V、ソース電位、又
は接地電位としてもよい。
図4(B−1)は、トランジスタ110のバックゲートの電位が負電源電位−Vgのとき
を示す図であり、図4(B−2)は、バックゲートの電位が負電源電位−Vgのときのト
ランジスタ110のしきい値電圧を示す図である。
例えば、チャネル形成領域に酸化物半導体を含むNチャネル型のトランジスタは、バック
ゲートの電位を負の値にすると空乏層幅が広がり、ボディ電流が流れにくくなるため、ト
ランジスタのしきい値電圧が正の方向にシフトする。トランジスタ110のバックゲート
の電位が基準電位V0のときは図4(A−2)に示すしきい値電圧であるのに対し、負電
源電位−Vgのときは、図4(B−2)に示すように、正の方向にシフトする。このよう
に、トランジスタ110のバックゲートの電位を制御することにより、例えばノーマリオ
ン型のトランジスタをノーマリオフ型のトランジスタに変化させることもできる。
さらに、図3(B)に示すように、制御トランジスタ120をオフ状態にする。例えば、
パルス出力回路105から制御トランジスタ120に対するパルス信号の入力を停止させ
ることにより、制御トランジスタ120のゲートの電位がローレベルの電位(L)になり
、制御トランジスタ120がオフ状態になる。なお、制御トランジスタ120をオフ状態
にした後にスイッチ104をオフ状態にすることにより、電源回路101に対する電源電
圧の供給を停止させ、電源回路101をオフ状態にしておく。
制御トランジスタ120がオフ状態のとき、電源回路101がオフ状態になり、電源回路
101からトランジスタ110のバックゲートに対する電源電位の供給が停止する。さら
に、トランジスタ110のバックゲートが浮遊状態になり、該バックゲートの電位(VB
G)が保持される。
さらに、図3(A)と同様に、電源回路101がオン状態のときに、制御トランジスタ1
20をオン状態にすることにより、トランジスタ110のバックゲートに電源電位の再供
給(リチャージともいう)を行ってもよい。図1に示す半導体装置では、パルス出力回路
105からパルス信号のパルスが入力される毎に、制御トランジスタ120がオン状態に
なる。このため、制御トランジスタ120がオン状態になるたびにトランジスタ110の
バックゲートをリチャージさせることができる。
トランジスタ110のバックゲートをリチャージする場合の電位の変化について図5のタ
イミングチャートに示す。
図5では、期間T1において、制御トランジスタ120のゲートの電位(VG120とも
いう)がハイレベル(H)になる。このとき、制御トランジスタ120がオン状態になり
、トランジスタ110のバックゲートの電位(VBG110ともいう)が−Vxになる。
期間T2では、VG120がローレベル(L)になり、制御トランジスタ120がオフ状
態になる。トランジスタ110のバックゲートは浮遊状態になるが、このとき、トランジ
スタのバックゲートの電位が−Vxよりも徐々に高くなっていく場合がある。
しかしながら、期間T3において、制御トランジスタ120のゲートの電位(VG120
ともいう)が再びハイレベル(H)になることにより、制御トランジスタ120がオン状
態になり、トランジスタ110のバックゲートの電位(VBG110ともいう)が−Vx
に戻す(リチャージ)ことができる。
図5に示すように、トランジスタ110のバックゲートをリチャージすることにより、ト
ランジスタ110のバックゲートの電位を例えば負電源電位に維持することができる。ま
た、間欠的にトランジスタ110のバックゲートをリチャージするため、常に電源回路1
01を動作させる必要がなくなるため、消費電力を低減することができる。
以上が図1に示す半導体装置の駆動方法例の説明である。
図1乃至図5を参照して説明したように、本実施の形態に係る半導体装置の一例では、電
源供給制御スイッチにより、電源回路からトランジスタのバックゲートに対する電源電位
の供給を制御する。上記構成にすることにより、電源供給制御スイッチがオフ状態のとき
にバックゲートの電位を保持することができ、電源回路に対する電源電圧の供給を間欠的
に停止させることができるため、消費電力を低減できる。
なお、本実施の形態に係る半導体装置では、トランジスタ110のバックゲートに異なる
複数の電位を切り換えて供給してもよい。トランジスタ110のバックゲートの電位を切
り換えて供給する場合の構成例について図6を用いて説明する。
図6に示す半導体装置は、電源回路101_1及び101_2と、電源供給制御スイッチ
(PSWともいう)102_1及び102_2と、電源スイッチ104_1及び104_
2と、を有する。なお、電源回路の数は図6に限定されず、電源回路の数に応じて電源供
給制御スイッチ及び電源スイッチを設けてもよい。
さらに、図6において、トランジスタ110は、バックゲートの電位(VBGともいう)
の制御が可能なトランジスタである。トランジスタ110は、例えば半導体装置を構成す
る機能回路100に設けられる。
電源回路101_1は、入力される第1の電源電圧を元に電源電位Vx1を生成する機能
を有する。なお、第1の電源電圧は、電源電位VDD1と電源電位VSSの電位差に等し
い。さらに、電源スイッチ104_1をオフ状態にすることにより、電源回路101_1
に対する電源電位VDD1の供給を停止させ、第1の電源電圧の供給を停止させることが
できる。電源スイッチ104_1は、電源回路101_1に対する第1の電源電圧の供給
を制御する機能を有する。なお、図6に示す構成に限定されず、電源スイッチ104_1
により、電源回路101_1に対する電源電位VSSの供給を制御してもよい。
電源回路101_2は、入力される第2の電源電圧を元に電源電位Vx2を生成する機能
を有する。なお、第2の電源電圧は、電源電位VDD2と電源電位VSSの電位差に等し
い。さらに、電源スイッチ104_2をオフ状態にすることにより、電源回路101_2
に対する電源電位VDD2の供給を停止させ、第2の電源電圧の供給を停止させることが
できる。電源スイッチ104_2は、電源回路101_2に対する第2の電源電圧の供給
を制御する機能を有する。なお、図6に示す構成に限定されず、電源スイッチ104_2
により、電源回路101_2に対する電源電位VSSの供給を制御してもよい。また、第
1の電源電圧と第2の電源電圧は、異なる値であってもよい。
なお、電源回路101にクロック信号C_CLKを用いる場合、電源回路101に対する
クロック信号C_CLKの供給を制御するクロック供給制御スイッチ106を設け、クロ
ック信号C_CLKの供給を停止させることにより電源回路101をオフ状態にしてもよ
い。例えば、電源回路101_1、101_2にクロック信号C_CLKを用いる場合、
図7に示すように、電源回路101_1に対するクロック信号C_CLKの供給を制御す
るクロック供給制御スイッチ106_1及び電源回路101_2に対するクロック信号C
_CLKの供給を制御するクロック供給制御スイッチ106_2を設け、クロック信号C
_CLKの供給を停止させることにより電源回路101_1または電源回路101_2を
オフ状態にしてもよい。
図6に示す電源供給制御スイッチ102_1は、電源回路101_1からトランジスタ1
10のバックゲートに対する電源電位の供給を制御する機能を有し、電源供給制御スイッ
チ102_2は、電源回路101_2からトランジスタ110のバックゲートに対する電
源電位の供給を制御する機能を有する。
電源供給制御スイッチ102_1は、制御トランジスタ120_1を有し、電源供給制御
スイッチ102_2は、制御トランジスタ120_2を有する。制御トランジスタ120
_1は、制御端子に入力される第1のパルス信号に従ってオン状態又はオフ状態になるこ
とにより、電源回路101_1とトランジスタ110のバックゲートとの導通を制御する
機能を有し、制御トランジスタ120_2は、制御端子に入力される第2のパルス信号に
従ってオン状態又はオフ状態になることにより、電源回路101_2とトランジスタ11
0のバックゲートとの導通を制御する機能を有する。図6では、一例として制御端子が制
御トランジスタ120_1及び120_2のゲートとして説明する。また、図6に限定さ
れず、例えば制御トランジスタ120_1を含むアナログスイッチなどを用いて電源供給
制御スイッチ102_1を構成してもよく、制御トランジスタ120_2を含むアナログ
スイッチなどを用いて電源供給制御スイッチ102_2を構成してもよい。
このとき、第1のパルス信号は、パルス出力回路105_1から制御トランジスタ120
_1に入力され、第2のパルス信号は、パルス出力回路105_2から制御トランジスタ
120_2に入力される。なお、第1及び第2のパルス信号のパルスは互いに重ならない
ことが好ましく、例えば第1及び第2のパルス信号の一方がハイレベルのとき、他方がロ
ーレベルであることが好ましい。さらに、第1及び第2のパルス信号のパルス間隔のそれ
ぞれを、1秒以上、好ましくは30秒以上、さらに好ましくは1分以上にすることができ
る。該パルスの間隔を、例えば制御信号などにより制御できる。なお、パルスの間隔は一
定でなくてもよい。また、パルス出力回路105_1及び105_2を半導体装置に設け
てもよい。
制御トランジスタ120_1及び120_2としては、上記オフ電流の低いトランジスタ
を用いることができる。
以上が電源供給制御スイッチ102_1及び102_2の説明である。
次に、図6に示す半導体装置の駆動方法例について、図8乃至図10の模式図を参照して
説明する。ここでは、一例として、制御トランジスタ120_1及び120_2をNチャ
ネル型トランジスタとし、トランジスタ110をNチャネル型トランジスタとして説明す
る。
例えば、トランジスタ110がオフ状態のとき、図8に示すように制御トランジスタ12
0_1をオン状態にし、制御トランジスタ120_2をオフ状態にする。例えば、パルス
出力回路105_1により、制御トランジスタ120_1のゲートの電位をハイレベルの
電位(H)にすることにより、制御トランジスタ120_1をオン状態にできる。また、
制御トランジスタ120_2のゲートの電位をローレベルの電位(L)にすることにより
、制御トランジスタ120_2をオフ状態にできる。なお、制御トランジスタ120_1
をオン状態にする前に電源スイッチ104_1をオン状態にすることにより、電源回路1
01_1に第1の電源電圧を供給し、電源回路101_1をオン状態にしておく。さらに
、電源スイッチ104_2をオフ状態にすることにより、電源回路101_2に対する第
2の電源電圧の供給を停止させ、電源回路101_2をオフ状態にしておく。
このとき、電源回路101_1からトランジスタ110のバックゲートに負電源電位−V
xが供給され、該バックゲートの電位(VBG)が負電源電位−Vxと同等の値になる。
さらに、トランジスタ110のしきい値電圧が正の方向にシフトする。これにより、例え
ばノーマリオン型のトランジスタをノーマリオフ型のトランジスタに変化させることがで
きる。
また、トランジスタ110がオン状態のとき、図9に示すように制御トランジスタ120
_2をオン状態にし、制御トランジスタ120_1をオフ状態にする。例えば、パルス出
力回路105_1により、制御トランジスタ120_1のゲートの電位をローレベルの電
位(L)にすることにより、制御トランジスタ120_1をオフ状態にできる。また、制
御トランジスタ120_2のゲートの電位をハイレベルの電位(H)にすることにより、
制御トランジスタ120_2をオン状態にできる。なお、制御トランジスタ120_2を
オン状態にする前に電源スイッチ104_2をオン状態にすることにより、電源回路10
1_2に第2の電源電圧を供給し、電源回路101_2をオン状態にしておく。さらに、
電源スイッチ104_1をオフ状態にすることにより、電源回路101_1に対する第1
の電源電圧の供給を停止させ、電源回路101_1をオフ状態にしておく。
このとき、電源回路101_2からトランジスタ110のバックゲートに正電源電位+V
xが供給され、該バックゲートの電位(VBG)が正電源電位+Vxと同等の値になる。
さらに、トランジスタ110のしきい値電圧が負の方向にシフトする。これにより、例え
ばトランジスタのオン電流を向上させることができる。
さらに、トランジスタ110のバックゲートに負電源電位−Vx又は正電源電位+Vxを
供給した後、図10に示すように、制御トランジスタ120_1及び120_2をオフ状
態にする。また、電源スイッチ104_1及び104_2をオフ状態にすることにより、
電源回路101_1に対する第1の電源電圧の供給と電源回路101_2に対する第2の
電源電圧を停止させ、電源回路101_1及び101_2をオフ状態にする。
このとき、トランジスタ110のバックゲートが浮遊状態になり、該バックゲートの電位
(VBG)が保持される。
その後、トランジスタ110がオフ状態のときに制御トランジスタ120_1をオン状態
にし、制御トランジスタ120_2をオフ状態にしてトランジスタ110のバックゲート
に電源電位の再供給(リチャージともいう)を行ってもよい。また、トランジスタ110
がオン状態のときに制御トランジスタ120_2をオン状態にし、制御トランジスタ12
0_1をオフ状態にしてトランジスタ110のバックゲートに電源電位の再供給(リチャ
ージともいう)を行ってもよい。
以上が図6に示す半導体装置の駆動方法例の説明である。
図1乃至図10を参照して説明したように、本実施の形態に係る半導体装置の一例では、
電源供給制御スイッチにより、電源回路からトランジスタのバックゲートに対する電源電
位の供給を制御する。上記構成にすることにより、電源供給制御スイッチがオフ状態のと
きにバックゲートの電位を保持することができ、電源回路に対する電源電圧の供給を間欠
的に停止させることができるため、消費電力を低減できる。
さらに、本実施の形態に係る半導体装置の一例では、複数の電源電位を切り換えてトラン
ジスタのバックゲートに供給することにより、例えばトランジスタがオフ状態のときには
、トランジスタのオフ電流を低くし、オン状態のときにはオン電流を高くする。これによ
り、トランジスタの状態を最適化できる。
ここで、図1又は図6に示す機能回路100の例について図11を用いて説明する。
図11(A)は、機能回路100がゲートドライバである場合について示している。
図11(A)に示すように、半導体装置は、ゲートドライバを有し、ゲートドライバは、
シフトレジスタ200を有し、シフトレジスタ200は、フリップフロップ(FFともい
う)201_1乃至201_n(nは自然数)を有する。なお、図11(A)ではnが3
以上の場合を示している。
フリップフロップ201_1乃至201_nのそれぞれは、トランジスタ211と、トラ
ンジスタ212と、を有する。トランジスタ211及び212のそれぞれは、フリップフ
ロップの出力信号の電位を制御する。このとき、トランジスタ211及び212のそれぞ
れのバックゲートは、例えば電源供給制御スイッチに接続される。電源供給制御スイッチ
は、パルス信号に従ってオン状態又はオフ状態になることにより、電源回路とトランジス
タ211及び212のバックゲートとの導通を制御する。つまり、トランジスタ211及
び212が例えば図1に示すトランジスタ110に相当する。
シフトレジスタ200は、フリップフロップ201_1乃至201_nの出力信号である
信号OUT_1乃至OUT_nのパルスを順次出力する。
なお、図11(A)に示す構成は、ゲートドライバに限定されず、ソースドライバなどの
他の回路にも適用できる。
図11(B)は、機能回路100がLSI(集積回路)の場合について示している。
図11(B)に示すように、半導体装置は、論理回路220を有する。
論理回路220は、トランジスタ231及び232で構成される。トランジスタ231の
ソース及びドレインの一方には、電源電位VDDが供給され、他方の電位が出力信号OU
Tの電位となる。さらに、トランジスタ231のゲートには、電位Vyが供給され、電位
Vyにより、トランジスタ231のチャネル抵抗が設定される。また、トランジスタ23
2のソース及びドレインの一方は、電源電位VSSが供給され、他方はトランジスタ23
1のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。さらに、トランジスタ232のゲ
ートの電位が入力信号INの電位となる。なお、電源電位VDD及び電源電位VSSのう
ち、電源電位VDDは、相対的に高い高電源電位であり、電源電位VSSは相対的に低い
低電源電位である。トランジスタ231は、出力信号OUTの電位を第1の電位に設定す
るか否かを制御し、トランジスタ232は、出力信号OUTの電位を第2の電位に設定す
るか否かを制御する。さらに、トランジスタ231及び232のバックゲートのそれぞれ
は、電源供給制御スイッチに電気的に接続される。電源供給制御スイッチは、パルス信号
に従ってオン状態又はオフ状態になることにより、電源回路とトランジスタ231及び2
32のバックゲートとの導通を制御する。トランジスタ231及び232のそれぞれが有
するバックゲートの電位を制御することにより、例えば、トランジスタ231及び232
のそれぞれがノーマリオン型のトランジスタであってもノーマリオフ型のトランジスタと
して駆動させることができる。なお、図11(B)では、論理回路220がインバータで
ある例を示したが、これに限定されず、他の論理回路を用いてもよい。
図11(C)は、機能回路100がセンサである場合について示している。
図11(C)に示すように、半導体装置は、センサ素子240と、増幅トランジスタ24
1と、選択トランジスタ242と、を有する。
センサ素子240としては、例えば光センサ素子又は温度センサ素子などを用いることが
できる。
増幅トランジスタ241のソース又はドレインの電位が出力信号の電位となる。
選択トランジスタ242のバックゲートは、電源供給制御スイッチに電気的に接続される
。このとき、電源供給制御スイッチは、パルス信号に従ってオン状態又はオフ状態になる
ことにより、電源回路と選択トランジスタ242のバックゲートとの導通を制御する。選
択トランジスタ242が有するバックゲートの電位を制御することにより、例えば、選択
トランジスタ242のそれぞれがノーマリオン型のトランジスタであってもノーマリオフ
型のトランジスタとして駆動させることができる。選択トランジスタ242は、オン状態
又はオフ状態になることにより、センサ素子240と増幅トランジスタ241のゲートと
の導通を制御する機能を有する。
図11(D)は、画素部を含む半導体装置の場合について示している。
図11(D)に示すように、半導体装置は、発光素子260と、駆動トランジスタ261
と、選択トランジスタ262と、保持容量263と、を有する。
発光素子260は、画素に入力されるデータ信号に応じて表示状態が設定される。
駆動トランジスタ261のバックゲートは、例えば電源供給制御スイッチに電気的に接続
される。駆動トランジスタ261は、データ信号に応じて発光素子260に流れる電流量
を設定する機能を有する。電源供給制御スイッチは、パルス信号に従ってオン状態又はオ
フ状態になることにより、電源回路と駆動トランジスタ261のバックゲートとの導通を
制御する。駆動トランジスタ261のバックゲートの電位を制御することにより、例えば
駆動トランジスタ261がノーマリオン型のトランジスタの場合であっても、ノーマリオ
フ型のトランジスタとして駆動させることができる。
選択トランジスタ262は、オン状態又はオフ状態になることにより、画素に対するデー
タ信号の入力が制御される。なお、選択トランジスタ262のバックゲートの電位を制御
してもよい。
保持容量263は、画素に入力されるデータ信号に応じた電位を保持する機能を有する。
なお、保持容量263を必ずしも設けなくてもよい。
図11(D)に示すように、画素には、表示素子と、トランジスタが少なくとも設けられ
る。
図11に示すように、様々な機能回路を用いて半導体装置を構成できる。さらに、これに
限定されず、記憶装置やプロセッサなどを用いて半導体装置を構成してもよい。
次に、図6に示す電源回路101_1の例を図12乃至図14に示す。なお、電源回路1
01_1に適用可能な構成は、電源回路101にも適用できる。
図12(A)に示す電源回路101_1は、ダイオード311a_1乃至311a_n(
nは自然数)と、容量素子312a_1乃至312a_nと、容量素子313aと、を有
する。なお、図12(A)では、一例としてnが4以上の場合を示している。
ダイオード311a_1のカソードには、電源電位VDD1(図1では電源電位VDD)
が供給される。
ダイオード311a_k(kは2以上の自然数)のカソードは、ダイオード311a_k
−1のアノードに電気的に接続される。
容量素子312a_m(mはn以下の自然数)のうち、mが奇数の容量素子の一対の電極
の一方には、クロック信号C_CLKが入力される。
容量素子312a_mのうち、mが偶数の容量素子の一対の電極の一方には、クロック信
号C_CLKの反転信号である反転クロック信号/C_CLKが入力される。
さらに、容量素子312a_mの一対の電極の他方は、ダイオード311a_mのアノー
ドに電気的に接続される。
容量素子313aの一対の電極の一方には、電源電位VSSが与えられ、他方は、ダイオ
ード311a_nのアノードに電気的に接続される。
図12(A)に示す電源回路101_1では、クロック信号C_CLKと反転クロック信
号/C_CLKのそれぞれがハイレベルとローレベルに交互に変化することにより、容量
素子312a_1乃至312a_nの電圧が降圧される。さらに、容量素子312a_k
の電圧は、容量素子312a_k−1の電圧よりも低くなる。これにより、信号OUTと
して負電源電位−Vxを出力できる。
図12(B)に示す電源回路101_1は、トランジスタ321a_1乃至321a_3
と、容量素子322a_1乃至322a_3と、トランジスタ323a_1乃至323a
_3と、トランジスタ324a_1乃至324a_3と、トランジスタ325aと、容量
素子326aと、を有する。なお、図12(B)に示す電源回路101_1では、入力さ
れる電源電位VDD1の3倍の電源電位を生成する場合について説明するが、これに限定
されない。
トランジスタ321a_i(iは3以下の自然数)のソース及びドレインの一方には、電
源電位VDD1が供給される。さらに、トランジスタ321a_iのゲートには、クロッ
ク信号C_CLKが入力される。
容量素子322a_iの一対の電極の一方は、トランジスタ321a_iのソース及びド
レインの他方に電気的に接続される。
トランジスタ323a_1のソース及びドレインの一方には、電源電位VSSが供給され
、他方は、容量素子322a_1の一対の電極の一方に電気的に接続される。さらに、ト
ランジスタ323a_1のゲートには、反転クロック信号/C_CLKが入力される。
トランジスタ323a_j(jは2以上3以下の自然数)のソース及びドレインの一方は
、容量素子322a_j−1の一対の電極の他方に電気的に接続され、他方は、容量素子
322a_jの一対の電極の一方に電気的に接続される。さらに、トランジスタ323a
_jのゲートには、反転クロック信号/C_CLKが入力される。
トランジスタ324a_iのソース及びドレインの一方には、電源電位VSSが供給され
、他方は、容量素子322a_iの一対の電極の他方に電気的に接続される。
トランジスタ325aのソース及びドレインの一方は、容量素子322a_3の一対の電
極の他方に電気的に接続される。さらに、トランジスタ325aのゲートには、反転クロ
ック信号/C_CLKが入力される。
容量素子326aの一対の電極の一方には、電源電位VDD1が供給され、他方はトラン
ジスタ325aのソース及びドレインの他方に電気的に接続される。
図12(B)に示す電源回路では、クロック信号C_CLKと反転クロック信号/C_C
LKのそれぞれがハイレベルとローレベルに交互に変化することにより、容量素子322
a_1乃至322a_3の電圧が降圧される。これにより、信号OUTとして負電源電位
−Vxを出力できる。
図13(A)に示す電源回路101_1は、トランジスタ331a乃至334aと、容量
素子335a及び336aと、を有する。
トランジスタ331aのソース及びドレインの一方には、電源電位VDD1が供給される
。さらに、トランジスタ331aのゲートには、クロック信号C_CLKが入力される。
トランジスタ332aのソース及びドレインの一方には、電源電位VSSが供給される。
さらに、トランジスタ332aのゲートには、クロック信号C_CLKが入力される。
トランジスタ333aのソース及びドレインの一方は、トランジスタ331aのソース及
びドレインの他方に電気的に接続され、他方には電源電位VSSが供給される。さらにト
ランジスタ333aのゲートには、クロック信号C_CLKの反転信号である反転クロッ
ク信号/C_CLKが入力される。
トランジスタ334aのソース及びドレインの一方は、トランジスタ332aのソース及
びドレインの他方に電気的に接続され、他方の電位が出力信号OUTの電位、即ちトラン
ジスタ110のバックゲートに出力するための電源電位となる。トランジスタ334aの
ゲートには、反転クロック信号/C_CLKが入力される。
容量素子335aの一対の電極の一方は、トランジスタ331aのソース及びドレインの
他方に電気的に接続され、他方は、トランジスタ332aのソース及びドレインの他方に
電気的に接続される。
容量素子336aの一対の電極の一方には、電源電位VSSが供給され、他方は、トラン
ジスタ334aのソース及びドレインの他方に電気的に接続される。
図13(A)に示す電源回路101_1では、クロック信号C_CLK及び反転クロック
信号/C_CLKに従って、トランジスタ331a及び332aと、トランジスタ333
a及び334aが交互にオン状態又はオフ状態になり、入力される第1の電源電圧を降圧
することにより、トランジスタ110のバックゲートに入力するための電源電位を生成で
きる。
図13(B)に示す電源回路101_1は、トランジスタ341aと、ダイオード342
aと、誘導素子343aと、容量素子344aと、を有する。
トランジスタ341aのソース及びドレインの一方には、電源電位VDD1が供給される
。トランジスタ341aのゲートには、パルス信号が入力される。
ダイオード342aのアノードの電位は、信号OUTの電位、即ちトランジスタ110の
バックゲートに入力される電源電位となり、カソードは、トランジスタ341aのソース
及びドレインの他方に電気的に接続される。
誘導素子343aの一方の端子は、トランジスタ341aのソース及びドレインの他方に
電気的に接続され、他方の端子には電源電位VSSが供給される。
容量素子344aの一対の電極の一方は、ダイオード342aのアノードに電気的に接続
され、他方には電源電位VSSが供給される。
図13(B)に示す電源回路101_1では、トランジスタ341aをオン状態にするこ
とにより、ダイオード342aが非導通状態になり、誘導素子343aに電流が流れる。
このとき、誘導素子343aに起電力V1が印加される。このとき、容量素子344aに
印加される電圧は変化しない。さらに、トランジスタ341aをオフ状態にすることによ
り、誘導素子343aでは、自身の磁界の変化を抑制するために起電力V1とは逆の方向
の起電力V2が発生し、ダイオード342aが導通状態になる。このとき、誘導素子34
3a及びダイオード342aを介して電流が流れ、容量素子344aに印加される電圧が
変化することにより、トランジスタ110のバックゲートに入力するための電源電位を生
成できる。
図14に示す電源回路101_1は、トランジスタ361_1乃至361_3と、容量素
子362_1乃至362_3と、トランジスタ363_1乃至363_3と、トランジス
タ364_1乃至364_3と、トランジスタ365乃至368と、容量素子369及び
370と、を有する。なお、図14に示す電源回路101_1では、入力される電源電位
VDD1の−3倍の電源電位を生成する場合に説明するが、これに限定されない。
トランジスタ361_i(iは3以下の自然数)のソース及びドレインの一方には、電源
電位VSSが供給される。さらに、トランジスタ361_iのゲートには、クロック信号
C_CLKが入力される。
容量素子362_iの一対の電極の一方は、トランジスタ361_iのソース及びドレイ
ンの他方に電気的に接続される。
トランジスタ363_1のソース及びドレインの一方には、電源電位VDD1が供給され
、他方は、容量素子362_1の一対の電極の一方に電気的に接続される。さらに、トラ
ンジスタ363_1のゲートには、反転クロック信号/C_CLKが入力される。
トランジスタ363_j(jは2以上3以下の自然数)のソース及びドレインの一方は、
容量素子362_j−1の一対の電極の他方に電気的に接続され、他方は、容量素子36
2_jの一対の電極の一方に電気的に接続される。さらに、トランジスタ363_jのゲ
ートには、反転クロック信号/C_CLKが入力される。
トランジスタ364_iのソース及びドレインの一方には、電源電位VDD1が供給され
、他方は、容量素子362_iの一対の電極の他方に電気的に接続される。
トランジスタ365のソース及びドレインの一方は、容量素子362a_3の一対の電極
の他方に電気的に接続される。さらに、トランジスタ365のゲートには、反転クロック
信号/C_CLKが入力される。
トランジスタ366のソース及びドレインの一方には、電源電位VSSが供給される。さ
らに、トランジスタ366のゲートには、反転クロック信号/C_CLKが入力される。
トランジスタ367のソース及びドレインの一方は、トランジスタ365のソース及びド
レインの他方に電気的に接続され、他方には電源電位VSSが供給される。さらに、トラ
ンジスタ367のゲートには、クロック信号C_CLKが入力される。
トランジスタ368のソース及びドレインの一方は、トランジスタ366のソース及びド
レインの他方に電気的に接続され、他方の電位が出力信号OUTの電位、即ちトランジス
タ110のバックゲートに出力するための電源電位となる。トランジスタ368のゲート
には、クロック信号C_CLKが入力される。
容量素子369の一対の電極の一方は、トランジスタ365のソース及びドレインの他方
に電気的に接続され、他方は、トランジスタ366のソース及びドレインの他方に電気的
に接続される。
容量素子370の一対の電極の一方には、電源電位VSSが供給され、他方は、トランジ
スタ368のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。
図14に示す電源回路101_1では、クロック信号C_CLK及び反転クロック信号/
C_CLKに従って、容量素子362_1乃至362_3の電圧が昇圧される。さらに、
トランジスタ365及び366と、トランジスタ367及び368が交互にオン状態又は
オフ状態になり、容量素子362_3の電圧を負電圧に降圧することにより、トランジス
タ110のバックゲートに入力するための電源電位を生成できる。
さらに、電源回路101_2の例を図15及び図16に示す。
図15(A)に示す電源回路101_2は、ダイオード311b_1乃至311b_n(
nは自然数)と、容量素子312b_1乃至312b_nと、容量素子313bと、を有
する。なお、図15(A)では、一例としてnが4以上の場合を示している。
ダイオード311b_1のアノードには、電源電位VDD2が供給される。
ダイオード311b_k(kは2以上の自然数)のアノードは、ダイオード311b_k
−1のカソードに電気的に接続される。
容量素子312b_m(mはn以下の自然数)のうち、mが奇数の容量素子の一対の電極
の一方には、クロック信号C_CLKが入力される。
容量素子312b_mのうち、mが偶数の容量素子の一対の電極の一方には、クロック信
号C_CLKの反転信号である反転クロック信号/C_CLKが入力される。
さらに、容量素子312b_mの一対の電極の他方は、ダイオード311b_mのカソー
ドに電気的に接続される。
容量素子313bの一対の電極の一方には、電源電位VSSが与えられ、他方は、ダイオ
ード311b_nのカソードに電気的に接続される。
図15(A)に示す電源回路101_2では、クロック信号C_CLKと反転クロック信
号/C_CLKのそれぞれがハイレベルとローレベルに交互に変化することにより、容量
素子312b_1乃至312b_nの電圧が昇圧される。さらに、容量素子312b_k
の電圧は、容量素子312b_k−1の電圧よりも高くなる。これにより、信号OUTと
して正電源電位Vxを出力できる。
図15(B)に示す電源回路101_2は、トランジスタ321b_1乃至321b_3
と、容量素子322b_1乃至322b_3と、トランジスタ323b_1乃至323b
_3と、トランジスタ324b_1乃至324b_3と、トランジスタ325bと、容量
素子326bと、を有する。なお、図15(B)に示す電源回路101_2では、入力さ
れる電源電位VDD2の3倍の電源電位を生成する場合に説明するが、これに限定されな
い。
トランジスタ321b_i(iは3以下の自然数)のソース及びドレインの一方には、電
源電位VSSが供給される。さらに、トランジスタ321b_iのゲートには、クロック
信号C_CLKが入力される。
容量素子322b_iの一対の電極の一方は、トランジスタ321b_iのソース及びド
レインの他方に電気的に接続される。
トランジスタ323b_1のソース及びドレインの一方には、電源電位VDD2が供給さ
れ、他方は、容量素子322b_1の一対の電極の一方に電気的に接続される。さらに、
トランジスタ323b_1のゲートには、反転クロック信号/C_CLKが入力される。
トランジスタ323b_j(jは2以上3以下の自然数)のソース及びドレインの一方は
、容量素子322b_j−1の一対の電極の他方に電気的に接続され、他方は、容量素子
322b_jの一対の電極の一方に電気的に接続される。さらに、トランジスタ323b
_jのゲートには、反転クロック信号/C_CLKが入力される。
トランジスタ324b_iのソース及びドレインの一方には、電源電位VDD2が供給さ
れ、他方は、容量素子322b_iの一対の電極の他方に電気的に接続される。
トランジスタ325bのソース及びドレインの一方は、容量素子322b_3の一対の電
極の他方に電気的に接続される。さらに、トランジスタ325bのゲートには、反転クロ
ック信号/C_CLKが入力される。
容量素子326bの一対の電極の一方は、電源電位VSSが供給され、他方は、トランジ
スタ325bのソース及びドレインの他方に電気的に接続される。
図15(B)に示す電源回路101_2では、クロック信号C_CLKと反転クロック信
号/C_CLKのそれぞれがハイレベルとローレベルに交互に変化することにより、容量
素子322b_1乃至322b_3の電圧が昇圧される。これにより、信号OUTとして
正電源電位+Vxを出力できる。
図16(A)に示す電源回路101_2は、トランジスタ331b乃至334bと、容量
素子335b及び336bと、を有する。
トランジスタ331bのソース及びドレインの一方には、電源電位VSSが供給される。
さらに、トランジスタ331bのゲートには、クロック信号C_CLKが入力される。
トランジスタ332bのソース及びドレインの一方には、電源電位VDD2が供給される
。さらに、トランジスタ332bのゲートには、クロック信号C_CLKが入力される。
トランジスタ333bのソース及びドレインの一方は、トランジスタ331bのソース及
びドレインの他方に電気的に接続され、他方には電源電位VDD2が供給される。さらに
トランジスタ333bのゲートには、クロック信号C_CLKの反転信号である反転クロ
ック信号/C_CLKが入力される。
トランジスタ334bのソース及びドレインの一方は、トランジスタ332bのソース及
びドレインの他方に電気的に接続され、他方の電位が出力信号OUTの電位、即ちトラン
ジスタ110のバックゲートに出力するための電源電位となる。トランジスタ334bの
ゲートには、反転クロック信号/C_CLKが入力される。
容量素子335bの一対の電極の一方は、トランジスタ331bのソース及びドレインの
他方に電気的に接続され、他方は、トランジスタ332bのソース及びドレインの他方に
電気的に接続される。
容量素子336bの一対の電極の一方には、電源電位VSSが供給され、他方は、トラン
ジスタ334bのソース及びドレインの他方に電気的に接続される。
図16(A)に示す電源回路101_2では、クロック信号C_CLK及び反転クロック
信号/C_CLKに従って、トランジスタ331b及び332bと、トランジスタ333
b及び334bが交互にオン状態又はオフ状態になり、入力される第2の電源電圧を昇圧
することにより、トランジスタ110のバックゲートに入力するための電源電位を生成で
きる。
図16(B)に示す電源回路101_2は、トランジスタ341bと、ダイオード342
bと、誘導素子343bと、容量素子344bと、を有する。
トランジスタ341bのソース及びドレインの一方には、電源電位VSSが供給される。
トランジスタ341bのゲートには、パルス信号が入力される。
ダイオード342bのアノードは、トランジスタ341bのソース及びドレインの他方に
電気的に接続され、カソードの電位は、信号OUTの電位、即ちトランジスタ110のバ
ックゲートに入力される電源電位Vx2となる。
誘導素子343bの一方の端子には、電源電位VDD2が供給され、他方の端子はトラン
ジスタ341bのソース及びドレインの他方に電気的に接続される。
容量素子344bの一対の電極の一方には、電源電位VSSが供給され、他方は、ダイオ
ード342bのカソードに電気的に接続される。
図16(B)に示す電源回路101_2では、トランジスタ341bをオン状態にするこ
とにより、ダイオード342bが非導通状態になり、誘導素子343bに電流が流れる。
このとき、誘導素子343bに起電力V1が印加される。このとき、容量素子344bに
印加される電圧は変化しない。さらに、トランジスタ341bをオフ状態にすることによ
り、誘導素子343bでは、自身の磁界の変化を抑制するために起電力V1とは逆の方向
の起電力V2が発生し、ダイオード342bが導通状態になる。このとき、誘導素子34
3b及びダイオード342bを介して電流が流れ、容量素子344bに印加される電圧が
変化することにより、トランジスタ110のバックゲートに入力するための電源電位を生
成できる。
以上が電源回路101_2の例の説明である。
(実施の形態2)
本実施の形態では、画像の表示が可能な半導体装置の例について説明する。
まず、本実施の形態に係る半導体装置の構成例について、図17を参照して説明する。
図17に示す半導体装置は、X行Y列(X及びYは2以上の自然数)に配置された複数の
画素回路910と、ソースドライバ901と、データ信号線DL_1乃至DL_Yと、ゲ
ートドライバ902と、ゲート信号線GL_1乃至GL_Xと、電源回路903と、電源
供給制御スイッチ921と、電源供給制御スイッチ922と、を備える。なお、ゲート信
号線GL_1乃至GL_Xのそれぞれは、ゲート信号毎に複数設けてもよい。
例えば、赤(R)表示用、緑(G)表示用、及び青(B)表示用の3種の画素回路910
により1つの画素を構成できる。
データ信号線DL_1乃至DL_Yの電位は、ソースドライバ901により制御される。
ソースドライバ901は、例えばアナログスイッチ、ラッチ回路、及びオペアンプなどを
用いて構成される。図17に示す半導体装置では、データ信号線DL_1乃至DL_Yを
介して複数の画素回路910にデータが入力される。
ゲート信号線GL_1乃至GL_Xの電位は、ゲートドライバ902により制御される。
なお、ゲートドライバ902は、画素回路910と同一工程により、同一基板上に形成し
てもよい。ゲートドライバ902は、例えばシフトレジスタを用いて構成される。ゲート
信号線GL_1乃至GL_Xは、データを入力する画素回路910を選択するゲート信号
が入力される配線である。
さらに、画素回路910、ソースドライバ901、及びゲートドライバ902には、電源
回路903により電源電位又は電源電圧が供給される。なお、電源回路903は、画素回
路910と別の基板に形成し、配線などにより接続してもよい。
さらに、ゲートドライバ902内のトランジスタのバックゲートには、電源供給制御スイ
ッチ921を介して電位BG1が与えられ、電源供給制御スイッチ922を介して電位B
G2が供給される。電位BG1及びBG2は、トランジスタのバックゲートに供給される
電位である。電源供給制御スイッチ921及び電源供給制御スイッチ922の構成として
は、電源供給制御スイッチ102の構成を適用できる。
さらに、ゲートドライバ902の例について図18に示す。
図18に示すゲートドライバ902は、シフトレジスタ30と、インバータ42_1乃至
42_N+1と、インバータ53_1乃至53_N+1と、を有する。さらに、シフトレ
ジスタ30は、フリップフロップ(FF)31_1乃至31_N+1を有する。
さらに、図18に示すゲートドライバの各構成要素について図19乃至図21を用いて説
明する。
図19(A)に示すように、図18に示すフリップフロップ31_1乃至31_Nのそれ
ぞれには、セット信号LIN、リセット信号RIN、クロック信号CLK1及びCLK2
、パルス幅制御信号PWC1及びPWC2、及び初期化信号INIRESが入力される。
なお、図18では、便宜のため、電源電位及び電位BG1、BG2が入力される端子を省
略している。また、図19(A)に示すフリップフロップは、信号FFOUT、信号GO
UT1、及び信号GOUT2を出力する。なお、初期化信号INIRESは、例えばフリ
ップフロップを初期化したい場合などに用いる信号であり、初期化信号INIRESのパ
ルスをフリップフロップに入力することにより、フリップフロップは初期化される。また
、必ずしも初期化信号INIRESをフリップフロップに入力しなくてもよい。
なお、フリップフロップ31_N+1の構成は、リセット信号RINが入力されないこと
を除き、他のフリップフロップと同じ構成である。
さらに、図19(A)に示すフリップフロップは、図19(B)に示すように、トランジ
スタ61乃至75と、容量素子76と、を備える。
トランジスタ61のソース及びドレインの一方には、電源電位G_VDDが供給される。
さらに、トランジスタ61のゲートには、セット信号LINが入力され、バックゲートに
は、電位BG1が供給される。
トランジスタ62のソース及びドレインの一方には、電源電位G_VSSが供給される。
さらに、トランジスタ62のゲートには、セット信号LINが入力され、バックゲートに
は、電位BG2が供給される。このとき、電位BG2の値は、電位BG1よりも低いこと
が好ましい。電位BG1が供給されるトランジスタのしきい値電圧が高すぎると、半導体
装置の動作不良が起こりやすいためである。なお、電源電位G_VDD及び電源電位G_
VSSのうち、電源電位G_VDDは、相対的に高電源電位であり、電源電位G_VSS
は、相対的に低電源電位である。電源電位G_VDDと電源電位G_VSSの電位差が電
源電圧となる。
トランジスタ63のソース及びドレインの一方には、電源電位G_VDDが供給される。
さらに、トランジスタ63のゲートには、リセット信号RINが入力され、バックゲート
には、電位BG2が供給される。
トランジスタ64のソース及びドレインの一方には、電源電位G_VDDが供給される。
さらに、トランジスタ64のゲートには、クロック信号CLK2が入力され、バックゲー
トには、電位BG2が供給される。
トランジスタ65のソース及びドレインの一方には、クロック信号CLK1が入力され、
他方の電位が信号FFOUTの電位となる。さらに、トランジスタ65のバックゲートに
は、電位BG2が供給される。
トランジスタ66のソース及びドレインの一方には、電源電位G_VSSが与えられ、他
方は、トランジスタ65のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。さらに、ト
ランジスタ66のゲートは、トランジスタ63のソース及びドレインの他方に電気的に接
続され、バックゲートには、電位BG2が供給される。
トランジスタ67のソース及びドレインの一方には、電源電位G_VSSが与えられ、他
方は、トランジスタ61のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。さらに、ト
ランジスタ67のゲートは、トランジスタ63のソース及びドレインの他方に電気的に接
続され、バックゲートには、電位BG2が供給される。
トランジスタ68のソース及びドレインの一方は、トランジスタ61のソース及びドレイ
ンの他方に接続され、他方は、トランジスタ65のゲートに電気的に接続される。さらに
、トランジスタ68のゲートには、電源電位G_VDDが与えられ、バックゲートには、
電位BG1が供給される。
トランジスタ69のソース及びドレインの一方には、パルス幅制御信号PWC1が入力さ
れ、他方の電位が信号GOUT1の電位となる。さらに、トランジスタ69のバックゲー
トには、電位BG2が供給される。
トランジスタ70のソース及びドレインの一方には、電位G_VEE1が与えられ、他方
は、トランジスタ69のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。電位G_VE
E1は、任意の値の電位である。さらに、トランジスタ70のゲートは、トランジスタ6
3のソース及びドレインの他方に電気的に接続され、バックゲートには、電位BG2が供
給される。
トランジスタ71のソース及びドレインの一方は、トランジスタ61のソース及びドレイ
ンの他方に電気的に接続され、他方は、トランジスタ69のゲートに電気的に接続される
。さらに、トランジスタ71のゲートには、電源電位G_VDDが与えられ、バックゲー
トには、電位BG1が供給される。
トランジスタ72のソース及びドレインの一方には、パルス幅制御信号PWC2が入力さ
れ、他方の電位は信号GOUT2の電位となる。さらに、トランジスタ72のバックゲー
トには、電位BG2が供給される。
トランジスタ73のソース及びドレインの一方には、電源電位G_VSSが与えられ、他
方はトランジスタ72のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。さらに、トラ
ンジスタ73のゲートは、トランジスタ63のソース及びドレインの他方に電気的に接続
され、バックゲートには、電位BG2が供給される。
トランジスタ74のソース及びドレインの一方は、トランジスタ61のソース及びドレイ
ンの他方に電気的に接続され、他方は、トランジスタ72のゲートに電気的に接続される
。さらに、トランジスタ74のゲートには、電源電位G_VDDが与えられ、バックゲー
トには、電位BG1が供給される。
トランジスタ75のソース及びドレインの一方には、電源電位G_VDDが与えられ、他
方はトランジスタ63のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。さらに、トラ
ンジスタ75のゲートには、初期化信号INIRESが入力され、バックゲートには、電
位BG2が供給される。
容量素子76の一対の電極の一方には、電源電位G_VSSが与えられ、他方は、トラン
ジスタ63のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。なお、必ずしも容量素子
76を設けなくてもよい。
図19(B)に示すフリップフロップでは、セット信号LINのパルスが入力されると、
トランジスタ61がオン状態になり、トランジスタ65、69、72がオン状態になるこ
とにより、信号FFOUTの電位がクロック信号CLK1の電位と同等の値になり、信号
GOUT1の電位がパルス幅制御信号PWC1の電位と同等の値になり、信号GOUT2
の電位がパルス幅制御信号PWC2の電位と同等の値になる。このとき、トランジスタ6
6、70、73はオフ状態である。また、図19(B)に示すフリップフロップでは、リ
セット信号RINに従って、トランジスタ63がオン状態になることにより、トランジス
タ66、70、73がオン状態になり、信号FFOUTの電位が電源電位G_VSSと同
等の値になり、信号GOUT1の電位が電源電位G_VSSと同等の値になり、信号GO
UT2の電位が電源電位G_VSSと同等の値になる。このとき、トランジスタ65、6
9、72はオフ状態である。これにより、フリップフロップは、パルス信号を出力する。
図18に示すシフトレジスタ30において、フリップフロップ31_1のセット信号LI
Nとしてスタートパルス信号SPが入力される。
なお、スタートパルス信号SPをゲートドライバ902に入力するための配線に保護回路
を電気的に接続してもよい。
また、シフトレジスタ30において、フリップフロップ31_K(Kは2以上X以下の自
然数)のセット信号LINとして、フリップフロップ31_K−1の信号FFOUTが入
力される。
また、シフトレジスタ30において、フリップフロップ31_M(MはN以下の自然数)
のリセット信号RINとしてフリップフロップ31_M+1の信号FFOUTが入力され
る。
また、シフトレジスタ30において、フリップフロップ31_1のクロック信号CLK1
としてクロック信号G_CLK1が入力され、クロック信号CLK2としてクロック信号
G_CLK2が入力される。さらに、フリップフロップ31_1を基準として、3つおき
のフリップフロップ毎にクロック信号CLK1としてクロック信号G_CLK1が入力さ
れ、クロック信号CLK2としてクロック信号G_CLK2が入力される。
また、シフトレジスタ30において、フリップフロップ31_2のクロック信号CLK1
としてクロック信号G_CLK2が入力され、クロック信号CLK2としてクロック信号
G_CLK3が入力される。さらに、フリップフロップ31_2を基準として、3つおき
のフリップフロップ毎にクロック信号CLK1としてクロック信号G_CLK2が入力さ
れ、クロック信号CLK2としてクロック信号G_CLK3が入力される。
また、シフトレジスタ30において、フリップフロップ31_3のクロック信号CLK1
としてクロック信号G_CLK3が入力され、クロック信号CLK2としてクロック信号
G_CLK4が入力される。さらに、フリップフロップ31_3を基準として、3つおき
のフリップフロップ毎にクロック信号CLK1としてクロック信号G_CLK3が入力さ
れ、クロック信号CLK2としてクロック信号G_CLK4が入力される。
また、シフトレジスタ30において、フリップフロップ31_4のクロック信号CLK1
としてクロック信号G_CLK4が入力され、クロック信号CLK2としてクロック信号
G_CLK1が入力される。さらに、フリップフロップ31_3を基準として、3つおき
のフリップフロップ毎にクロック信号CLK1としてクロック信号G_CLK4が入力さ
れ、クロック信号CLK2としてクロック信号G_CLK1が入力される。
なお、クロック信号G_CLK1乃至G_CLK4を入力するための配線に保護回路を電
気的に接続してもよい。
また、シフトレジスタ30において、フリップフロップ31_1のパルス幅制御信号PW
C1としてパルス幅制御信号G_PWC1が入力され、パルス幅制御信号PWC2として
パルス幅制御信号G_PWCAが入力される。さらに、フリップフロップ31_1を基準
として、3つおきのフリップフロップ毎にパルス幅制御信号PWC1としてパルス幅制御
信号G_PWC1が入力され、パルス幅制御信号PWC2としてパルス幅制御信号G_P
WCAが入力される。
また、シフトレジスタ30において、フリップフロップ31_2のパルス幅制御信号PW
C1としてパルス幅制御信号G_PWC2が入力され、パルス幅制御信号PWC2として
パルス幅制御信号G_PWCBが入力される。さらに、フリップフロップ31_2を基準
として、3つおきのフリップフロップ毎にパルス幅制御信号PWC1としてパルス幅制御
信号G_PWC2が入力され、パルス幅制御信号PWC2としてパルス幅制御信号G_P
WCBが入力される。
また、シフトレジスタ30において、フリップフロップ31_3のパルス幅制御信号PW
C1としてパルス幅制御信号G_PWC3が入力され、パルス幅制御信号PWC2として
パルス幅制御信号G_PWCCが入力される。さらに、フリップフロップ31_3を基準
として、3つおきのフリップフロップ毎にパルス幅制御信号PWC1としてパルス幅制御
信号G_PWC3が入力され、パルス幅制御信号PWC2としてパルス幅制御信号G_P
WCCが入力される。
また、シフトレジスタ30において、フリップフロップ31_4のパルス幅制御信号PW
C1としてパルス幅制御信号G_PWC4が入力され、パルス幅制御信号PWC2として
パルス幅制御信号G_PWCDが入力される。さらに、フリップフロップ31_4を基準
として、3つおきのフリップフロップ毎にパルス幅制御信号PWC1としてパルス幅制御
信号G_PWC4が入力され、パルス幅制御信号PWC2としてパルス幅制御信号G_P
WCDが入力される。
また、シフトレジスタ30において、フリップフロップ31_Mの信号GOUT1がゲー
ト信号G1_Mとなる。
以上がフリップフロップの説明である。
さらに、図20は、インバータの構成例を説明するための図である。
図20(A−1)に示すように、図18に示すインバータ42_1乃至42_N+1のそ
れぞれには、パルス信号IN1、リセット信号INV_RINが入力される。また、図1
8に示すインバータ42_1乃至42_N+1のそれぞれは、信号INVOUT1を出力
する。
また、図20(A−1)に示すインバータ42_1乃至42_N+1のそれぞれは、図2
0(A−2)に示すようにトランジスタ81乃至85と、容量素子86と、を備える。
トランジスタ81のソース及びドレインの一方には、電源電位G_VDDが供給される。
さらに、トランジスタ81のゲートには、リセット信号INV_RINが入力され、バッ
クゲートには、電位BG2が供給される。
トランジスタ82のソース及びドレインの一方には、電源電位G_VSS1が与えられ、
他方は、トランジスタ81のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。さらに、
トランジスタ82のゲートには、パルス信号IN1が入力され、バックゲートには、電位
BG2が供給される。
トランジスタ83のソース及びドレインの一方には、電源電位G_VCC1が与えられ、
他方の電位が信号INVOUT1の電位となる。信号INVOUT1は、図18に示す信
号G2_1乃至G2_N+1のいずれかに相当する。電源電位G_VCC1は、任意の値
の電位である。さらに、トランジスタ83のバックゲートには、電位BG2が供給される
トランジスタ84のソース及びドレインの一方には、電位G_VEE2が与えられ、他方
は、トランジスタ83のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。電位G_VE
E2は、任意の値の電位である。さらに、トランジスタ84のゲートには、パルス信号I
N1が入力され、バックゲートには、電位BG2が供給される。
トランジスタ85のソース及びドレインの一方は、トランジスタ81のソース及びドレイ
ンの他方に電気的に接続され、他方は、トランジスタ83のゲートに電気的に接続される
。さらに、トランジスタ85のゲートには、電源電位G_VDDが与えられ、バックゲー
トには、電位BG1が供給される。
容量素子86の一対の電極の一方は、トランジスタ83のゲートに電気的に接続され、他
方は、トランジスタ83のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。
さらに、図20(B−1)に示すように、図18に示すインバータ53_1乃至53_N
+1のそれぞれには、パルス信号IN2、リセット信号INV_RINが入力される。ま
た、図18に示すインバータ53_1乃至53_N+1のそれぞれは、信号INVOUT
2を出力する。
また、図20(B−1)に示すインバータ53_1乃至53_N+1のそれぞれは、図2
0(B−2)に示すようにトランジスタ91乃至95と、容量素子96と、を備える。
トランジスタ91のソース及びドレインの一方には、電源電位G_VDDが供給される。
さらに、トランジスタ91のゲートには、リセット信号INV_RINが入力され、バッ
クゲートには、電位BG2が供給される。
トランジスタ92のソース及びドレインの一方には、電源電位G_VSS1が与えられ、
他方は、トランジスタ91のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。さらに、
トランジスタ92のゲートには、パルス信号IN2が入力され、バックゲートには、電位
BG2が供給される。
トランジスタ93のソース及びドレインの一方には、電源電位G_VCC2が与えられ、
他方の電位が信号INVOUT2の電位となる。信号INVOUT2は、図18に示す信
号G3_1乃至G3_N+1のいずれかに相当する。さらに、トランジスタ93のバック
ゲートには、電位BG2が供給される。
トランジスタ94のソース及びドレインの一方には、電位G_VEE3が与えられ、他方
は、トランジスタ93のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。電位G_VE
E3は、任意の値の電位である。さらに、トランジスタ94のゲートには、パルス信号I
N2が入力され、バックゲートには、電位BG2が供給される。
トランジスタ95のソース及びドレインの一方は、トランジスタ91のソース及びドレイ
ンの他方に電気的に接続され、他方は、トランジスタ93のゲートに電気的に接続される
。さらに、トランジスタ95のゲートには、電源電位G_VDDが与えられ、バックゲー
トには、電位BG1が供給される。
容量素子96の一対の電極の一方は、トランジスタ93のゲートに電気的に接続され、他
方は、トランジスタ93のソース及びドレインの他方に電気的に接続される。
また、インバータ42_Mのパルス信号IN1としてフリップフロップ31_Mの信号F
FOUTが入力され、インバータ53_Mのパルス信号IN2としてフリップフロップ3
1_Mの信号GOUT2が入力される。さらに、インバータ42_Mの信号INVOUT
1がゲート信号G2_Mとなる。また、インバータ53_Mの信号INVOUT2がゲー
ト信号G3_Mとなる。
また、インバータ42_1及び53_1のリセット信号INV_RINとしてクロック信
号G_CLK2が入力される。さらに、インバータ42_1を基準として、3つおきのイ
ンバータ毎にリセット信号INV_RINとしてとしてクロック信号G_CLK2が入力
される。
また、インバータ42_2及び53_2のリセット信号INV_RINとしてクロック信
号G_CLK3が入力される。さらに、インバータ42_2を基準として、3つおきのイ
ンバータ毎にリセット信号INV_RINとしてとしてクロック信号G_CLK3が入力
される。
また、インバータ42_3及び53_3のリセット信号INV_RINとしてクロック信
号G_CLK3が入力される。さらに、インバータ42_3を基準として、3つおきのイ
ンバータ毎にリセット信号INV_RINとしてとしてクロック信号G_CLK3が入力
される。
また、インバータ42_4及び53_4のリセット信号INV_RINとしてクロック信
号G_CLK4が入力される。さらに、インバータ42_4を基準として、3つおきのイ
ンバータ毎にリセット信号INV_RINとしてとしてクロック信号G_CLK4が入力
される。
以上がインバータの例の説明である。
次に、図18に示すゲートドライバの駆動方法例について、図21のタイミングチャート
を参照して説明する。
図21に示すように、図18に示すゲートドライバの駆動方法例では、スタートパルス信
号SPのパルスが入力されることにより、ゲート信号G1_1乃至G1_Nで順次パルス
が出力され、ゲート信号G2_1乃至G2_Nで順次パルスが出力され、ゲート信号G3
_1乃至G3_Nで順次パルスが出力される。例えば、時刻T1にスタートパルス信号S
Pがハイレベルになると、時刻T2にゲート信号G2_1がローレベルになり、時刻T3
にゲート信号G1_1がハイレベルになり、時刻T4にゲート信号G3_1がローレベル
になる。さらに、時刻T5にゲート信号G1_1がローレベルになり、時刻T6にゲート
信号G2_1及びG3_1がハイレベルになる。
以上が図18に示すゲートドライバの駆動方法例である。
次に、画素回路910の構成例について図22に示す。
図22(A)に示す画素回路は、発光素子950と、トランジスタ951乃至955と、
容量素子956と、を有する。なお、発光素子950の容量成分を容量957として示す
発光素子950は、アノードとカソードの間に流れる電流量に応じて発光する機能を有す
る。発光素子950のカソードには、カソード電位(CATHODEともいう)が供給さ
れる。
トランジスタ951のドレインには、アノード電位(ANODEともいう)が供給される
。トランジスタ951は、駆動トランジスタとしての機能を有する。
トランジスタ952のソース及びドレインの一方には、データ信号dataが入力され、
ゲートには、ゲート信号G1が入力される。ゲート信号G1は、図18に示すゲート信号
G1_Mに相当する。
トランジスタ953のソース及びドレインの一方には、電位V0が与えられ、他方はトラ
ンジスタ951のゲートに電気的に接続される。さらに、トランジスタ953のゲートに
は、ゲート信号G1が入力される。
トランジスタ954のソース及びドレインの一方は、トランジスタ951のゲートに電気
的に接続され、トランジスタ954のゲートには、ゲート信号G2が入力される。ゲート
信号G2は、図18に示すゲート信号G2_Mに相当する。
トランジスタ955のソース及びドレインの一方は、トランジスタ951のソースに電気
的に接続され、他方は発光素子950のアノードに電気的に接続される。さらに、トラン
ジスタ955のゲートには、ゲート信号G3が入力される。ゲート信号G3は、図18に
示すゲート信号G3_Mに相当する。
容量素子956の一対の電極の一方は、トランジスタ952のソース及びドレインの他方
、トランジスタ954のソース及びドレインの他方に接続され、他方は、トランジスタ9
51のソースに電気的に接続される。
次に、図22(A)に示す画素回路の駆動方法例について、図22(B)のタイミングチ
ャートを参照して説明する。
図22(B)の期間T1は、初期化期間である。期間T1では、トランジスタ955がオ
ン状態になり、トランジスタ952、953、954がオフ状態になる。
このとき、トランジスタ951のソースの電位は、電位V0よりも低い値になる。
期間T2は、しきい値取得期間である。期間T2では、トランジスタ952、953がオ
ン状態になり、トランジスタ954、955がオフ状態になる。
このとき、トランジスタ951のゲートの電位が電位V0になり、トランジスタ951の
ゲートとソースの間の電圧(Vgs951ともいう)がトランジスタ951のしきい値電
圧(Vth951)と同じ値になると、トランジスタ951がオフ状態になる。このとき
、トランジスタ951のソースの電位は、V0−Vth951となる。また、容量素子9
56の一対の電極の一方の電位がデータ信号dataの電位Vdataと同等の値になる
期間T3は、発光期間である。期間T3では、トランジスタ954、955がオン状態に
なり、トランジスタ952、953がオフ状態になる。
このとき、トランジスタ951のゲートの電位がVdataと同等の値になり、Vgs9
51がVdata−Vth951+V0となる。これにより、飽和領域のときのトランジ
スタ951のソースとドレインの間に流れる電流(Ids951ともいう)の値は、Vt
h951に依存せず、Vdataによって決まるため、Vth951のばらつきの影響を
抑制できる。
さらに、Ids951に応じて発光素子950が発光する。
以上が画素回路の駆動方法例の説明である。
次に、本実施の形態に係る半導体装置の構造例を図23に示す。なお、本実施の形態では
、半導体装置の発光素子が上面方向に光を射出される構造であるが、これに限定されず、
下面方向に光を射出する構造又は上面及び下面方向に光を射出する構造でもよい。
図23に示す半導体装置は、ゲートドライバなどの駆動回路、電源回路が設けられる周辺
回路部981と、画素回路が設けられる画素部982と、を含む。
図23に示す半導体装置は、導電層962a及び962bと、絶縁層963と、半導体層
964a及び964bと、導電層965a乃至965dと、絶縁層966と、絶縁層96
7と、導電層968a及び968bと、絶縁層969と、発光層970と、導電層971
と、着色層973と、絶縁層974、975、976と、を有する。
導電層962a及び962bは、下地層961を挟んで基板960の上に設けられる。
さらに、導電層962aは、周辺回路部981に設けられる。導電層962aは、例えば
ゲートドライバのトランジスタのゲート電極としての機能を有する。
導電層962bは、画素部982に設けられる。導電層962bは、画素回路のトランジ
スタのゲート電極としての機能を有する。上記画素回路のトランジスタは、例えば図22
(A)に示す画素回路のトランジスタ955に相当する。
導電層962a、962bは、例えば同一の導電膜の一部をエッチングすることにより設
けられる。
絶縁層963は、導電層962a、962bを挟んで下地層961の上に設けられる。絶
縁層963は、周辺回路部981のトランジスタのゲート絶縁層、及び画素部982のト
ランジスタのゲート絶縁層としての機能を有する。
半導体層964aは、絶縁層963を挟んで導電層962aに重畳する領域を有する。半
導体層964aは、周辺回路部981のトランジスタのチャネル形成層としての機能を有
する。
半導体層964bは、絶縁層963を挟んで導電層962bに重畳する領域を有する。半
導体層964bは、画素部982のトランジスタのチャネル形成層としての機能を有する
導電層965a、965bのそれぞれは、半導体層964aに電気的に接続される。導電
層965aは、周辺回路部981のトランジスタのソース電極及びドレイン電極の一方と
しての機能を有し、導電層965bは、周辺回路部981のトランジスタのソース電極及
びドレイン電極の他方としての機能を有する。
導電層965c、965dのそれぞれは、半導体層964bに電気的に接続される。導電
層965cは、画素部982のトランジスタのソース電極及びドレイン電極の一方として
の機能を有し、導電層965dは、画素部982のトランジスタのソース電極及びドレイ
ン電極の他方としての機能を有する。
絶縁層966は、導電層965a乃至965dを挟んで半導体層964a、964bの上
に設けられる。絶縁層966は、保護層としての機能を有する。
絶縁層967は、絶縁層966の上に設けられる。絶縁層967は、平坦化層としての機
能を有する。
導電層968aは、絶縁層966、967を挟んで半導体層964aに重畳する。導電層
968aは、周辺回路部981のトランジスタのバックゲート電極としての機能を有する
導電層968bは、絶縁層966、967を貫通して設けられた開口部で導電層965d
に電気的に接続される。導電層968bは、画素部982の発光素子のアノード電極とし
ての機能を有する。
導電層968a、968bは、例えば同一の導電膜の一部をエッチングすることにより設
けられる。
絶縁層969は、導電層968aを挟んで絶縁層967の上に設けられる。
発光層970は、絶縁層969を貫通して設けられた開口部で導電層968bに電気的に
接続される。
導電層971は、発光層970に電気的に接続される。導電層971は、画素部982の
発光素子のカソード電極としての機能を有する。
着色層973は、画素部982の基板972の一部に設けられる。
絶縁層974は、着色層973を挟んで基板972の一平面に設けられる。絶縁層974
は、平坦化層としての機能を有する。
絶縁層975は、絶縁層974の一平面に設けられる。絶縁層975は、保護層としての
機能を有する。
絶縁層976は、素子が設けられた基板960と基板972を貼り合わせるための層であ
る。
さらに、図23に示す半導体装置の各構成要素について説明する。なお、各層を複数の材
料の積層により構成してもよい。
基板960、972としては、例えばガラス基板又はプラスチック基板を用いることがで
きる。なお、必ずしも基板960、972を設けなくてもよい。
下地層961としては、例えば酸化シリコン層、窒化シリコン層、酸化窒化シリコン層、
窒化酸化シリコン層、酸化アルミニウム層、窒化アルミニウム層、酸化窒化アルミニウム
層、窒化酸化アルミニウム層、酸化ハフニウム層、酸化ガリウム層などを用いることがで
きる。例えば、下地層961としては、酸化シリコン層又は酸化窒化シリコン層などを用
いることができる。上記絶縁層がハロゲンを含んでいてもよい。なお、必ずしも下地層9
61を設けなくてもよい。
導電層962a、962bとしては、例えばモリブデン、チタン、クロム、タンタル、マ
グネシウム、銀、タングステン、アルミニウム、銅、ネオジム、ルテニウム、又はスカン
ジウムなどの金属材料を含む層を用いることができる。また、導電層962a、962b
としてグラフェンなどを用いてもよい。
絶縁層963としては、上記下地層961として適用可能な材料の層の他、酸化ガリウム
、Ga−Zn系酸化物、In:Ga:Zn=1:3:2の原子数比であるIn−Ga−Z
n系酸化物などの酸化物層を用いることができる。
半導体層964a、964bとしては、例えば図1に示す制御トランジスタ120のチャ
ネル形成領域に適用可能な酸化物半導体の層を用いることができる。
半導体層964a、964bとして酸化物半導体層を用いる場合、例えば脱水化・脱水素
化を行い、酸化物半導体層中の水素、水、水酸基、又は水素化物(水素化合物ともいう)
などの不純物を排除し、且つ酸化物半導体層に酸素を供給すると、酸化物半導体層を高純
度化させることができる。例えば、酸化物半導体層に接する層として酸素を含む層を用い
、また、加熱処理を行うことにより、酸化物半導体層を高純度化させることができる。
また、形成直後の酸化物半導体層は、化学量論的組成より酸素が多い過飽和の状態である
ことが好ましい。例えば、スパッタリング法を用いて酸化物半導体層を形成する場合、成
膜ガスの酸素の占める割合が多い条件で形成することが好ましく、特に酸素雰囲気(例え
ば酸素ガス100%)で成膜を行うことが好ましい。
また、スパッタリング法を用いて酸化物半導体層を成膜する際に、基板温度を100℃以
上500℃以下、好ましくは200℃以上350℃以下にして酸化物半導体層を成膜して
もよい。
また、酸化物半導体層に十分な酸素が供給されて酸素を過飽和の状態とするために、酸化
物半導体層に接する絶縁層(絶縁層963、966)として過剰酸素を含む絶縁層を形成
してもよい。
例えば、スパッタリング法を用いて膜中に酸素が多く含まれる成膜条件で絶縁膜を成膜す
ることにより、過剰酸素を含む絶縁層を形成できる。また、より多くの過剰酸素を絶縁層
に含ませたい場合には、イオン注入法やイオンドーピング法やプラズマ処理によって酸素
を添加すればよい。また、酸化物半導体層に酸素を添加してもよい。
また、スパッタリング装置において、成膜室内の残留水分は、少ないことが好ましい。こ
のため、スパッタリング装置に吸着型の真空ポンプを用いることが好ましい。また、コー
ルドトラップを用いてもよい。
また、トランジスタの作製において、加熱処理を行うことが好ましい。このときの加熱処
理の温度は、350℃以上基板の歪み点未満の温度、さらには、350℃以上450℃以
下であることが好ましい。なお、加熱処理を複数回行ってもよい。
上記加熱処理に用いられる加熱処理装置としては、GRTA(Gas Rapid Th
ermal Annealing)装置又はLRTA(Lamp Rapid Ther
mal Annealing)装置などのRTA(Rapid Thermal Ann
ealing)装置を用いてもよい。なお、これに限定されず、電気炉など、別の加熱処
理装置を用いてもよい。
また、上記加熱処理を行った後、その加熱温度を維持しつつ、又はその加熱温度から降温
する過程で該加熱処理を行った炉と同じ炉に高純度の酸素ガス、高純度のNOガス、又
は超乾燥エア(露点が−40℃以下、好ましくは−60℃以下の雰囲気)を導入するとよ
い。このとき、酸素ガス又はNOガスは、水及び水素などを含まないことが好ましい。
また、加熱処理装置に導入する酸素ガス又はNOガスの純度は、6N以上、好ましくは
7N以上であると良い。すなわち、酸素ガス又はNOガス中の不純物濃度は、1ppm
以下、好ましくは0.1ppm以下であることが好ましい。この工程により、酸化物半導
体層に酸素が供給され、酸化物半導体層中の酸素欠乏に起因する欠陥を低減できる。なお
、上記高純度の酸素ガス、高純度のNOガス、又は超乾燥エアの導入は、上記加熱処理
時に行ってもよい。
高純度化させた半導体層の水素濃度は、二次イオン質量分析法(SIMSともいう)の測
定値において、5×1019atoms/cm以下、さらには5×1018atoms
/cm以下、さらには5×1017atoms/cm以下であることが好ましい。
導電層965a乃至965dとしては、例えばモリブデン、チタン、クロム、タンタル、
マグネシウム、銀、タングステン、アルミニウム、銅、ネオジム、ルテニウム、又はスカ
ンジウムなどの金属材料を含む層を用いることができる。また、導電層965a乃至96
5dとしてグラフェンなどを用いてもよい。
絶縁層966としては、例えば絶縁層963として適用可能な材料の層を用いることがで
きる。
絶縁層967としては、例えば絶縁層963として適用可能な材料の層を用いることがで
きる。
導電層968a、968bとしては、例えばモリブデン、チタン、クロム、タンタル、マ
グネシウム、銀、タングステン、アルミニウム、銅、ネオジム、ルテニウム、又はスカン
ジウムなどの金属材料を含む層を用いることができる。また、導電層968a、968b
としては、導電性の金属酸化物を含む層を用いることもできる。導電性の金属酸化物とし
ては、例えば酸化インジウム(In)、酸化スズ(SnO)、酸化亜鉛(ZnO
)、インジウム−スズ酸化物(In―SnO、ITOと略記する場合がある)、
インジウム−亜鉛酸化物(In―ZnO)などの金属酸化物、又はシリコン、酸化
シリコン、窒素を含む該金属酸化物を用いることができる。
絶縁層969としては、例えば有機絶縁層又は無機絶縁層を用いることができる。なお、
絶縁層969は、隔壁ともいう。
発光層970は、特定の色の光を呈する光を射出する層である。発光層970としては、
例えば特定の色を呈する光を射出する発光材料を用いた発光層を用いることができる。な
お、互いに異なる特性の色を呈する光を射出する発光層の積層を用いて発光層970を構
成してもよい。発光材料としては、蛍光材料又は燐光材料などのエレクトロルミネセンス
材料を用いることができる。複数のエレクトロルミネセンス材料を含む材料を用いて発光
材料を構成してもよい。例えば青色を呈する光を射出する蛍光材料の層、橙色を呈する光
を射出する第1の燐光材料の層、及び橙色を呈する光を射出する第2の燐光材料の層の積
層により、白色を呈する光を射出する発光層を構成してもよい。エレクトロルミネセンス
材料としては、有機エレクトロルミネセンス材料又は無機エレクトロルミネセンス材料を
用いることができる。上記発光層に加え、例えばホール注入層、ホール輸送層、電子輸送
層、及び電子注入層の一つ又は複数を設けて電界発光層を構成してもよい。
導電層971としては、導電層968bに適用可能な材料の層のうち、光を透過する材料
の層を用いることができる。
着色層973としては、例えば染料又は顔料を含み、赤色を呈する波長の光、緑色を呈す
る波長の光、又は青色を呈する波長の光を透過する層を用いることができる。また、着色
層973として、染料又は顔料を含み、シアン、マゼンタ、又はイエローの色を呈する光
を透過する層を用いてもよい。着色層973は、例えばフォトリソグラフィ法、印刷法、
又はインクジェット法、電着法、又は電子写真法などを用いて形成される。インクジェッ
ト法を用いることにより、室温で製造、低真空度で製造、又は大型基板上に製造できる。
また、レジストマスクを用いなくても製造できるため、製造コスト及び製造工程数を低減
できる。
絶縁層974としては、例えば下地層961に適用可能な材料の層を用いることができる
絶縁層975としては、例えば下地層961に適用可能な材料の層を用いることができる
絶縁層976としては、例えば下地層961に適用可能な材料の層又は樹脂材料の層を用
いることができる。
図23を用いて説明したように、本実施の形態に係る半導体装置の一例は、発光素子とし
て特定の色の光を呈する光を射出する発光素子と、発光素子が射出する光のうち、特定の
波長を有する光を透過する着色層を含む構造である。上記構造にすることにより、作製工
程を容易にし、歩留まりを向上させることができる。例えば、メタルマスクを用いなくて
も表示素子を作製できるため、作製工程が容易になる。
以上が本実施の形態に係る半導体装置の例の説明である。
図17乃至図23を用いて説明したように、本実施の形態に係る半導体装置の一例では、
画素回路と同一基板上に駆動回路を設けてもよい。このとき、駆動回路などの回路のトラ
ンジスタの構造を、画素回路のトランジスタの構造と同じにしてもよい。単位回路と同一
基板上に駆動回路などの回路を設けることにより、単位回路及び駆動回路の接続配線の数
を低減できる。
また、本実施の形態に係る半導体装置の一例では、トランジスタのバックゲートに間欠的
に電源電位を供給することにより、消費電力を低減しつつ、トランジスタのしきい値電圧
を制御できる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、実施の形態2とは異なる半導体装置の例について説明する。
本実施の形態に係る半導体装置の構成例について、図24を用いて説明する。図24は、
本実施の形態における半導体装置の構成例を示すブロック図である。
図24に示す半導体装置は、制御回路2011と、ビット線駆動回路2012と、ワード
線駆動回路2013と、電源回路2014と、複数のメモリセル(MCともいう)205
1を備えるメモリセルアレイ2015と、電源供給制御スイッチ2016と、を有する。
制御回路2011には、書き込み制御信号、読み出し制御信号、及びアドレス信号が入力
される。制御回路2011は、入力される書き込み制御信号、読み出し制御信号、及びア
ドレス信号に応じて、複数の制御信号を生成して出力する機能を有する。例えば、制御回
路2011は、入力されるアドレス信号に応じて行アドレス信号及び列アドレス信号を出
力する機能を有する。
ビット線駆動回路2012には、データ信号及び列アドレス信号が入力される。ビット線
駆動回路2012は、列方向に配列された配線(例えばデータ線を含む)の電圧を設定す
る機能を有する。ビット線駆動回路2012は、例えばデコーダ及び複数のアナログスイ
ッチを備える。デコーダは、列方向に配列された配線を選択する機能を有し、複数のアナ
ログスイッチは、デコーダから入力される信号に応じてデータ信号を出力するか否かを制
御する機能を有する。なお、ビット線駆動回路2012に読み出し信号出力回路及び読み
出し回路を設けてもよい。読み出し信号出力回路は、読み出し選択線としての機能を有す
る配線に読み出し信号を出力する機能を有し、読み出し回路は、読み出し信号により選択
した配線に電気的に接続されたメモリセル2051に記憶されたデータを読み出す機能を
有する。
ワード線駆動回路2013には、行アドレス信号が入力される。ワード線駆動回路201
3は、入力された行アドレス信号に従って行方向に配列された配線(例えばワード線を含
む)を選択し、選択した配線の電圧を設定する機能を有する。ワード線駆動回路2013
は、例えばデコーダを備える。デコーダは、入力された行アドレス信号に従って行方向に
配列された配線を選択する機能を有する。
さらに、制御回路2011、ビット線駆動回路2012、ワード線駆動回路2013、及
び複数のメモリセル(MCともいう)2051には、電源回路2014により電源電位又
は電源電圧が供給される。なお、電源回路2014は、メモリセル2051と別の基板に
形成し、配線などにより接続してもよい。
さらに、メモリセル2051内のトランジスタのバックゲートには、電源供給制御スイッ
チ2016を介して電源電位が供給される。電源供給制御スイッチ2016の構成として
は、図1に示す電源供給制御スイッチ102の構成を適用できる。
メモリセル2051は、ワード線駆動回路2013及びビット線駆動回路2012により
選択され、選択されたメモリセル2051では、データの書き込み又はデータの読み出し
が行われる。
図24に示す半導体装置は、制御回路に入力される信号に従って駆動回路によりメモリセ
ルを選択し、書き込み動作又は読み出し動作を行う。
さらに、メモリセルアレイ2015の例について説明する。
図25に示すメモリセルアレイは、I行J列に配置された複数のメモリセル(記憶回路)
400と、ビット線BL_1乃至BL_Jと、ワード線WL_1乃至WL_Iと、容量線
CL_1乃至CL_Iと、所定の値の電位が供給されるソース線SLと、バックゲート線
BGL_1乃至BGL_Iと、を有する。
図25に示すメモリセルアレイにおいて、M(Mは1以上I以下の自然数)行N(Nは1
以上J以下の自然数)列目のメモリセル400(メモリセル400(M,N))は、トラ
ンジスタ411(M,N)と、トランジスタ412(M,N)と、容量素子413(M,
N)と、を備える。
また、トランジスタ411(M,N)のソース及びドレインの一方は、ビット線BL_N
に電気的に接続される。さらに、トランジスタ411(M,N)のゲートは、ワード線W
L_Mに電気的に接続され、バックゲートは、バックゲート線BGL_Mに電気的に接続
される。
そして、トランジスタ411(M,N)は、nチャネル型トランジスタであり、データの
書き込み及び保持を制御する選択トランジスタである。
また、トランジスタ411(M,N)としては、実施の形態1に記載のオフ電流の低いト
ランジスタを用いることができる。
トランジスタ412は、pチャネル型トランジスタである。トランジスタ412(M,N
)のソース及びドレインの一方はビット線BL_Nに電気的に接続され、ソース及びドレ
インの他方はソース線SLに電気的に接続されている。また、トランジスタ412(M,
N)のゲートは、トランジスタ411(M,N)のソース及びドレインの他方に電気的に
接続されている。
トランジスタ412(M,N)は、出力するデータの電位を設定する出力トランジスタと
しての機能を有する。
容量素子413(M,N)の一対の電極の一方は、トランジスタ411(M,N)のソー
ス及びドレインの他方に電気的に接続され、他方は、容量線CL_Mに電気的に接続され
ている。
容量素子413(M,N)は、データを保持する保持容量としての機能を有する。
以上が図25に示すメモリセルアレイの構成例の説明である。
なお、メモリセルにトランジスタ412は設けられていなくてもよい。例えばメモリセル
を図26に示す構成にしてもよい。このとき、容量線CLを一つにまとめてソース線SL
の代わりとすることができる。
次に、図25のメモリセルアレイを有する図24に示す半導体装置の駆動方法例について
説明する。ここでは、一例としてM行目のメモリセル400に順次データを書き込み、そ
の後書き込まれたデータを読み出す場合について説明するが、これに限定されない。
まず、M行目のメモリセル400にデータを書き込む場合、ワード線WL_Mの電位をV
Hにし、それ以外の全てのワード線WL_otherの電位をVLにする。
なお、VHは、例えば基準電位(例えば電源電位VSS)より大きい値の電位(例えば
電源電位VDD)であり、VLは基準電位以下の電位である。
このとき、M行目のメモリセル400のそれぞれにおいて、トランジスタ411がオン状
態になり、容量素子413の一対の電極の一方の電位が各ビット線BLの電位と同等の値
になる。
その後、トランジスタ411がオフ状態となり、トランジスタ412のゲートは、浮遊状
態になり、トランジスタ412のゲートの電位は、保持される。このとき、バックゲート
線BGL_1乃至BGL_Iのそれぞれには、負電源電位−Vxが供給される。これによ
り、トランジスタ411のしきい値電圧が制御される。
上記動作を行毎に行うことにより、全てのメモリセル400にデータを書き込むことがで
きる。
また、M行目のメモリセル400からデータを読み出す場合、全てのワード線WLの電位
をVLにし、容量線CL_MをVLにし、それ以外の全ての容量線CL_otherの電
位をVHにする。
なお、M行目のメモリセル400において、トランジスタ412のソースとドレインの間
の抵抗値は、トランジスタ412のゲートの電圧に応じて決まる。また、トランジスタ4
12のソースとドレインの間に流れる電流に応じた値の電位をデータとしてメモリセル4
00から読み出すことができる。
さらに、上記動作を行毎に繰り返し行うことにより、全てのメモリセル400においてデ
ータを読み出すことができる。以上が図24に示す半導体装置の駆動方法例の説明である
さらに、演算処理部を備える半導体装置の例について説明する。
図27は、本実施の形態の半導体装置の構成例を示す図である。図27(A)に示す半導
体装置は、演算処理部601と、電源部602と、を有する。演算処理部601は、デー
タラッチ及びセレクタとしての機能を有する回路611と、内部クロック生成及びリセッ
ト制御の機能を有する回路612と、デコード部614と、演算制御部616と、レジス
タセット620と、演算部622と、アドレスバッファ624と、を有する。電源部60
2は、電源回路626を有する。
さらに、演算処理部601の各構成要素には電源部602により電源電位又は電源電圧が
供給される。例えば、演算処理部601内のトランジスタのバックゲートには、電源供給
制御スイッチ627を介して電源回路626から電源電位が供給される。なお、電源供給
制御スイッチ627は、パワーコントーラなどを用いて制御してもよい。電源供給制御ス
イッチ627の構成としては、図1に示す電源供給制御スイッチ102の構成を適用でき
る。なお、電源回路626は、演算処理部601と別の基板に形成し、配線などにより接
続してもよい。
さらに、演算処理部601の各構成要素について説明する。
回路611では、入力データのラッチ及び入力データの出力を制御する。
回路612では、クロック信号の生成及びリセットのタイミングの制御を行う。
デコード部614には、命令レジスタであるレジスタ615及び命令デコーダが設けられ
る。デコード部614は、入力された命令データのデコードを行い、命令内容を解析する
機能を有する。
演算制御部616は、ステート生成部618及びレジスタ617を有する。さらに、ステ
ート生成部618には、レジスタ619が設けられる。ステート生成部618では、半導
体装置の状態を設定するための信号を生成する。
レジスタセット620は、複数のレジスタ621を有する。複数のレジスタ621には、
プログラムカウンタ、汎用レジスタ、及び演算レジスタとして機能するレジスタが含まれ
る。レジスタセット620は、演算処理に必要なデータを格納する機能を有する。
演算部622は、ALU(Arithmetic Logic Unit)623を有す
る。演算部622は、ALU623により入力されるデータの演算処理を行う機能を有す
る。なお、演算部622にもレジスタを設けてもよい。
アドレスバッファ624は、レジスタ625を有する。アドレスバッファ624は、アド
レスデータのためのバッファゲートである。
さらに、演算処理部601には、書き込み制御信号WE、読み出し制御信号RDが入力さ
れる。また演算処理部601には、データバスを介して8ビットのデータが入力される。
また演算処理部601には、演算制御信号が入力される。
演算処理部601からは、16ビットアドレスデータが出力される。また演算処理部60
1からは、バス制御信号が出力される。
書き込み制御信号WE及び読み出し制御信号RDは、回路612、演算制御部616、レ
ジスタセット620、及びアドレスバッファ624に入力される。8ビットのデータは、
データバスを介して、回路612、レジスタセット620及び演算部622に入力される
。演算制御信号は、回路612、及び演算制御部616に入力される。
16ビットアドレスデータは、アドレスバッファ624から出力される。またバス制御信
号は、演算制御部616から出力される。
演算処理部601の各回路は、データバスの他、アドレスバス、コントロールバスを介し
て、データ、アドレス、演算制御信号の入出力を行うことができる。
演算処理部601に設けられた各レジスタは、データ処理の際にデータを一定期間保持す
る機能を有する。
さらに、1ビットのデータを保持可能なレジスタの回路構成の一例を図27(B)に示す
。図27(B)に示すレジスタは、フリップフロップ651と、不揮発性記憶回路652
と、セレクタ653と、を有する。
フリップフロップ651には、リセット信号RST、クロック信号CLK、及びデータ信
号Dが入力される。フリップフロップ651は、クロック信号CLKに従って入力される
データ信号Dのデータを保持し、データ信号Qとして出力する機能を有する。
不揮発性記憶回路652には、書き込み制御信号WE、読み出し制御信号RD、及びデー
タ信号が入力される。
不揮発性記憶回路652は、書き込み制御信号WEに従って、入力されるデータ信号のデ
ータを記憶し、読み出し制御信号RDに従って、記憶されたデータをデータ信号として出
力する機能を有する。
セレクタ653には、読み出し制御信号RDに従って、データ信号D又は不揮発性記憶回
路652から出力されるデータ信号を選択して、フリップフロップ651に入力する。
不揮発性記憶回路652には、トランジスタ631及び容量素子632が設けられている
トランジスタ631は、nチャネル型トランジスタであり、選択トランジスタとしての機
能を有する。トランジスタ631のソース及びドレインの一方は、フリップフロップ65
1の出力端子に電気的に接続されている。さらに、トランジスタ631のバックゲートは
、図27(A)に示す電源供給制御スイッチ627に電気的に接続される。トランジスタ
631は、書き込み制御信号WEに従ってフリップフロップ651から出力されるデータ
信号の保持を制御する機能を有する。
トランジスタ631としては、実施の形態1に示すオフ電流の低いトランジスタを用いる
ことができる。
容量素子632の一対の電極の一方はトランジスタ631のソース及びドレインの他方に
電気的に接続され、他方には電源電位VSSが供給される。容量素子632は、記憶する
データ信号のデータに基づく電荷を保持する機能を有する。トランジスタ631のオフ電
流が非常に低いため、電源電圧の供給が停止しても容量素子632の電荷は保持され、デ
ータが保持される。
トランジスタ633は、pチャネル型トランジスタである。トランジスタ633のソース
及びドレインの一方には電源電位VDDが供給され、ゲートには、読み出し制御信号RD
が入力される。
トランジスタ634は、nチャネル型トランジスタである。トランジスタ634のソース
及びドレインの一方は、トランジスタ633のソース及びドレインの他方に電気的に接続
されており、ゲートには、読み出し制御信号RDが入力される。
トランジスタ635は、nチャネル型トランジスタである。トランジスタ635のソース
及びドレインの一方は、トランジスタ634のソース及びドレインの他方に電気的に接続
されており、ソース及びドレインの他方には、電源電位VSSが供給される。
インバータ636の入力端子は、トランジスタ633のソース及びドレインの他方に電気
的に接続されている。また、インバータ636の出力端子は、セレクタ653の入力端子
に電気的に接続される。
容量素子637の一対の電極の一方はインバータ636の入力端子に電気的に接続され、
他方には電源電位VSSが供給される。容量素子632は、インバータ636に入力され
るデータ信号のデータに基づく電荷を保持する機能を有する。
なお、上記に限定されず、例えば相変化型メモリ(PRAMともいう)、抵抗変化型メモ
リ(ReRAMともいう)、磁気抵抗型メモリ(MRAMともいう)などを用いて不揮発
性記憶回路652を構成してもよい。例えば、MRAMとしては磁気トンネル接合素子(
MTJ素子ともいう)を用いたMRAMを適用できる。
次に、図27(B)に示すレジスタの駆動方法の一例について説明する。
まず、通常動作期間において、電源電圧、リセット信号RST、クロック信号CLKは、
レジスタに供給された状態である。このとき、セレクタ653は、データ信号Dのデータ
をフリップフロップ651に出力する。フリップフロップ651は、クロック信号CLK
に従って入力されたデータ信号Dのデータを保持する。
次に、電源電圧を停止する直前のバックアップ期間である期間において、書き込み制御信
号WEのパルスに従って、不揮発性記憶回路652にデータ信号Dのデータを記憶させ、
データD_HLDとして保持する。その後レジスタに対するクロック信号CLKの供給を
停止し、さらにその後レジスタに対するリセット信号RSTの供給を停止する。
次に、電源停止期間において、レジスタに対する電源電圧の供給を停止する。このとき、
不揮発性記憶回路652において、トランジスタ631のオフ電流が低いため、データD
_HLDの値が保持される。なお、電源電位VDDの代わりに接地電位GNDを供給する
ことにより、電源電圧の供給を停止するとみなすこともできる。
このとき、電源供給制御スイッチ627を間欠的にオン状態にすることにより、トランジ
スタ631のバックゲートに電源電位を供給してもよい。例えば負電源電位を供給してト
ランジスタ631のしきい値電圧をシフトさせてトランジスタのオフ状態を維持してもよ
い。さらに、電源供給制御スイッチ627がオフ状態のときには、実施の形態1に示す電
源回路101と同様に、電源回路626に対する電源電圧の供給を停止させてもよい。
次に、通常動作期間に戻る直前のリカバリー期間において、レジスタに対する電源電圧の
供給を再開し、その後クロック信号CLKの供給を再開し、さらにその後リセット信号R
STの供給を再開する。このとき、クロック信号CLKが供給される配線を電源電位VD
Dにしておき、その後クロック信号CLKの供給を再開する。さらに、読み出し制御信号
RDのパルスに従って不揮発性記憶回路652によりデータD_HLDに応じた値のデー
タ信号がセレクタ653に出力される。セレクタ653は、読み出し制御信号RDのパル
スに従って上記データ信号をフリップフロップ651に出力する。これにより、電源停止
期間の直前の状態にフリップフロップ651を復帰させることができる。
その後、通常動作期間において、再びフリップフロップ651の通常動作を行う。
以上がレジスタの駆動方法例である。
次に、本実施の形態の半導体装置の構造例について図28に示す。
図28(A)に示す半導体装置は、チャネル形成領域にシリコンを含むトランジスタ80
1と、チャネル形成領域に酸化物半導体を含むトランジスタ802を積層し、さらに、ト
ランジスタ802の上に複数の配線層を積層した構造である。
トランジスタ801は、埋め込み絶縁層を有する半導体基板に設けられる。トランジスタ
801は、例えば図27(B)に示すトランジスタ635に相当する。
トランジスタ802は、絶縁層に埋め込まれた導電層811aと、導電層811aの上に
設けられた絶縁層814と、絶縁層814を挟んで導電層811aに重畳する半導体層8
13と、半導体層813に電気的に接続する導電層815a、815bと、半導体層81
3、導電層815a、815bの上に設けられた絶縁層816と、絶縁層816を挟んで
半導体層813に重畳する導電層818により構成される。このとき、導電層811aは
、バックゲート電極としての機能を有する。絶縁層814は、ゲート絶縁層としての機能
を有する。半導体層813は、チャネル形成層としての機能を有する。導電層815a、
815bは、ソース電極又はドレイン電極としての機能を有する。絶縁層816は、ゲー
ト絶縁層としての機能を有する。導電層818は、ゲート電極としての機能を有する。
トランジスタ802は、例えば図27(B)に示すトランジスタ631に相当する。
絶縁層814は、水素などの不純物をブロックする機能を有することが好ましい。例えば
、酸化アルミニウム層、窒化シリコン層などは、水素をブロックする機能を有する。図2
8(A)に示す半導体装置では、半導体層813が絶縁層814、816に囲まれている
ため、トランジスタ802に対する、外部(例えばトランジスタ801)から水素などの
不純物の拡散が抑制される。
さらに、導電層815aは、絶縁層814を貫通して設けられた開口部で、導電層811
aと同一の導電膜により形成される導電層811bに電気的に接続され、導電層811b
は、トランジスタ801のゲート電極に電気的に接続される。
さらに、トランジスタ802の上層には、配線層822、824、826が順に積層して
設けられる。配線層822は、絶縁層に埋め込まれた配線層821により導電層815b
に電気的に接続される。配線層824は、絶縁層に埋め込まれた配線層823により配線
層822に電気的に接続される。配線層826は、絶縁層に埋め込まれた配線層825に
より配線層824に電気的に接続される。例えば、配線層826を外部接続端子として用
いてもよい。
さらに、図28(B)に示す半導体装置は、トランジスタ801と、トランジスタ802
を積層し、さらに、トランジスタ801とトランジスタ802の間に積層された複数の配
線層を設けた構造である。さらに、図28(B)では、端子部803も示す。
トランジスタ801の上層には、配線層831a、833a、835aが順に積層して設
けられる。配線層831aは、トランジスタ801のゲート電極に電気的に接続される。
配線層833aは、絶縁層に埋め込まれた配線層832aにより配線層831aに電気的
に接続される。配線層835aは、絶縁層に埋め込まれた配線層834aにより配線層8
33aに電気的に接続される。
さらに、導電層815aは、絶縁層814を貫通して設けられた開口部で、導電層811
aと同一の導電膜により形成される導電層811bに電気的に接続され、導電層811b
は、絶縁層に埋め込まれた配線層836aにより配線層835aに電気的に接続される。
さらに、トランジスタ802の上層には、配線層838aが積層して設けられる。配線層
838aは、絶縁層に埋め込まれた配線層837aにより導電層815bに電気的に接続
される。
また、端子部803には、配線層831aと同一の導電膜により形成される配線層831
b、配線層833aと同一の導電膜により形成される配線層833b、配線層835aと
同一の導電膜により形成される配線層835b、導電層811aと同一の導電膜により形
成される導電層811c、導電層815aと同一の導電膜により形成される導電層815
c、配線層837aと同一の導電膜により形成される配線層837b、配線層838aと
同一の導電膜により形成される配線層838bが順に積層して設けられる。配線層833
bは、絶縁層に埋め込まれ、配線層832aと同一の導電膜により形成される配線層83
2bにより配線層831bに電気的に接続される。配線層835bは、絶縁層に埋め込ま
れ、配線層834aと同一の導電膜により形成される配線層834bにより配線層833
bに電気的に接続される。導電層811cは、絶縁層に埋め込まれ、配線層836aと同
一の導電膜により形成される配線層836bにより配線層835bに電気的に接続される
。導電層815cは、絶縁層816を貫通して設けられた開口部で導電層811cに電気
的に接続される。配線層838bは、絶縁層に埋め込まれ、配線層837aと同一の導電
膜により形成される配線層837bにより導電層815cに電気的に接続される。例えば
、配線層838bを外部接続端子として用いてもよい。
さらに、各構成要素について説明する。
導電層811a乃至811c、818、配線層831a乃至838a、831b乃至83
8bとしては、例えば図23に示す導電層962a、962bに適用可能な材料の層を用
いることができる。
絶縁層814、絶縁層816を含む各絶縁層としては、例えば図23に示す下地層961
に適用可能な材料の層を用いることができる。
半導体層813としては、例えば図23に示す半導体層964a、964bに適用可能な
材料の層を用いることができる。
図28に示すように、本実施の形態に係る半導体装置の一例では、異なるトランジスタを
積層させて構成することにより、回路面積を小さくできる。また、例えばMTJ素子など
を用いた半導体装置では、MTJ素子を最上層に形成し、貫通配線により下層のトランジ
スタと接続しなければならないため、作製が困難であった。しかしながら、本実施の形態
に係る半導体装置の一例では、例えばあるトランジスタの直上に別のトランジスタを積層
することも可能であるため、作製が容易になる。
以上が半導体装置の構造例の説明である。
図24乃至図28を参照して説明したように、本実施の形態の半導体装置の一例では、オ
フ電流の低いトランジスタを用いて記憶回路の選択トランジスタを構成することにより、
データの保持期間を長くできる。よって、例えば電源電圧の供給を停止させた場合であっ
てもデータを保持できる。
さらに、本実施の形態に係る半導体装置の一例では、電源供給制御スイッチにより、電源
回路と、選択トランジスタのバックゲートとの導通を制御し、該バックゲートに電源電位
を間欠的に供給することにより、消費電力を低減しつつ、該トランジスタのしきい値電圧
を制御できる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、本発明の一態様である半導体装置を用いた電子機器の例について、図
29を参照して説明する。
図29(A)に示す電子機器は、携帯型情報端末の一例である。
図29(A)に示す電子機器は、筐体1011と、筐体1011に設けられたパネル10
12と、ボタン1013と、スピーカー1014と、を具備する。
なお、筐体1011に、外部機器に接続するための接続端子及び操作ボタンが設けられて
いてもよい。
パネル1012は、表示パネル(ディスプレイ)である。パネル1012は、タッチパネ
ルの機能を有することが好ましい。
ボタン1013は、筐体1011に設けられる。例えば、ボタン1013が電源ボタンで
あれば、ボタン1013を押すことにより、電子機器をオン状態にするか否かを制御する
ことができる。
スピーカー1014は、筐体1011に設けられる。スピーカー1014は音声を出力す
る。
なお、筐体1011にマイクが設けられていてもよい。筐体1011にマイクを設けられ
ることにより、例えば図29(A)に示す電子機器を電話機として機能させることができ
る。
図29(A)に示す電子機器は、筐体1011の内部に本発明の一態様である半導体装置
を有する。
図29(A)に示す電子機器は、例えば電話機、電子書籍、パーソナルコンピュータ、及
び遊技機の一つ又は複数としての機能を有する。
図29(B)に示す電子機器は、折り畳み式の情報端末の一例である。
図29(B)に示す電子機器は、筐体1021aと、筐体1021bと、筐体1021a
に設けられたパネル1022aと、筐体1021bに設けられたパネル1022bと、軸
部1023と、ボタン1024と、接続端子1025と、記録媒体挿入部1026と、ス
ピーカー1027と、を備える。
筐体1021aと筐体1021bは、軸部1023により接続される。
パネル1022a及びパネル1022bは、表示パネル(ディスプレイ)である。パネル
1022a及びパネル1022bは、タッチパネルとしての機能を有することが好ましい
図29(B)に示す電子機器は、軸部1023を有するため、パネル1022aとパネル
1022bを対向させて折り畳むことができる。
ボタン1024は、筐体1021bに設けられる。なお、筐体1021aにボタン102
4を設けてもよい。例えば、電源ボタンとしての機能を有するボタン1024を設けるこ
とより、ボタン1024を押すことで電子機器に対する電源電圧の供給を制御できる。
接続端子1025は、筐体1021aに設けられる。なお、筐体1021bに接続端子1
025が設けられていてもよい。また、接続端子1025が筐体1021a及び筐体10
21bの一方又は両方に複数設けられていてもよい。接続端子1025は、図29(B)
に示す電子機器と他の機器を接続するための端子である。
記録媒体挿入部1026は、筐体1021aに設けられる。筐体1021bに記録媒体挿
入部1026が設けられていてもよい。また、記録媒体挿入部1026が筐体1021a
及び筐体1021bの一方又は両方に複数設けられていてもよい。例えば、記録媒体挿入
部にカード型記録媒体を挿入することにより、カード型記録媒体のデータを電子機器に読
み出し、又は電子機器内のデータをカード型記録媒体に書き込むことができる。
スピーカー1027は、筐体1021bに設けられる。スピーカー1027は、音声を出
力する。なお、筐体1021aにスピーカー1027を設けてもよい。
なお、筐体1021a又は筐体1021bにマイクを設けてもよい。筐体1021a又は
筐体1021bにマイクが設けられることにより、例えば図29(B)に示す電子機器を
電話機として機能させることができる。
図29(B)に示す電子機器は、筐体1021a又は筐体1021bの内部に本発明の一
態様である半導体装置を有する。
図29(B)に示す電子機器は、例えば電話機、電子書籍、パーソナルコンピュータ、及
び遊技機の一つ又は複数としての機能を有する。
図29(C)に示す電子機器は、据え置き型情報端末の一例である。図29(C)に示す
据え置き型情報端末は、筐体1031と、筐体1031に設けられたパネル1032と、
ボタン1033と、スピーカー1034と、を具備する。
パネル1032は、表示パネル(ディスプレイ)である。パネル1032は、タッチパネ
ルとしての機能を有することが好ましい。
なお、筐体1031の甲板部1035にパネル1032と同様のパネルを設けてもよい。
上記パネルは、タッチパネルとしての機能を有することが好ましい。
さらに、筐体1031に券などを出力する券出力部、硬貨投入部、及び紙幣挿入部などを
設けてもよい。
ボタン1033は、筐体1031に設けられる。例えば、ボタン1033が電源ボタンで
あれば、ボタン1033を押すことで電子機器に対する電源電圧の供給を制御できる。
スピーカー1034は、筐体1031に設けられる。スピーカー1034は、音声を出力
する。
図29(C)に示す電子機器は、筐体1031の内部に本発明の一態様である半導体装置
を有する。
図29(C)に示す電子機器は、例えば現金自動預け払い機、チケットなどの注文をする
ための情報通信端末(マルチメディアステーションともいう)、又は遊技機としての機能
を有する。
図29(D)は、据え置き型情報端末の一例である。図29(D)に示す電子機器は、筐
体1041と、筐体1041に設けられたパネル1042と、筐体1041を支持する支
持台1043と、ボタン1044と、接続端子1045と、スピーカー1046と、を備
える。
なお、筐体1041に外部機器に接続させるための接続端子を設けてもよい。
パネル1042は、表示パネル(ディスプレイ)としての機能を有する。
ボタン1044は、筐体1041に設けられる。例えば、ボタン1044が電源ボタンで
あれば、ボタン1044を押すことで電子機器に対する電源電圧の供給を制御できる。
接続端子1045は、筐体1041に設けられる。接続端子1045は、図29(D)に
示す電子機器と他の機器を接続するための端子である。例えば、接続端子1045により
図29(D)に示す電子機器とパーソナルコンピュータを接続すると、パーソナルコンピ
ュータから入力されるデータ信号に応じた画像をパネル1042に表示させることができ
る。例えば、図29(D)に示す電子機器のパネル1042が接続する他の電子機器のパ
ネルより大きければ、当該他の電子機器の表示画像を拡大することができ、複数の人が同
時に視認しやすくなる。
スピーカー1046は、筐体1041に設けられる。スピーカー1046は、音声を出力
する。
図29(D)に示す電子機器は、筐体1041の内部に本発明の一態様である半導体装置
を有する。
図29(D)に示す電子機器は、例えば出力モニタ、パーソナルコンピュータ、及びテレ
ビジョン装置の一つ又は複数としての機能を有する。
図29(E)は、電気冷凍冷蔵庫の一例である。図29(E)に示す電子機器は、筐体1
051と、冷蔵室用扉1052と、冷凍室用扉1053と、を備える。
図29(E)に示す電子機器は、筐体1051の内部に本発明の一態様である半導体装置
を有する。上記構成にすることにより、例えば、冷蔵室用扉1052及び冷凍室用扉10
53の開閉に従って、筐体1051内の半導体装置に対する電源電圧の供給を制御できる
図29(F)は、エアコンディショナーの一例である。図29(F)に示す電子機器は、
室内機1060及び室外機1064により構成される。
室内機1060は、筐体1061と、送風口1062と、を備える。
図29(F)に示す電子機器は、筐体1061の内部に本発明の一態様である半導体装置
を有する。上記構成にすることにより、例えば、リモートコントローラからの信号に従っ
て、筐体1061内の半導体装置に対する電源電圧の供給を制御できる。
なお、図29(F)では、室内機と室外機で構成されるセパレート型のエアコンディショ
ナーを例示しているが、室内機の機能と室外機の機能とを1つの筐体に有するエアコンデ
ィショナーであってもよい。
なお、これに限定されず、電子レンジなどの高周波加熱装置、又は電気炊飯器などにも本
発明の一態様である半導体装置を適用できる。
以上が図29に示す電子機器の例の説明である。
図29を参照して説明したように、本実施の形態に係る電子機器では、本発明の一態様で
ある半導体装置を用いることにより、消費電力を低くできる。
30 シフトレジスタ
31 フリップフロップ
42 インバータ
53 インバータ
61 トランジスタ
62 トランジスタ
63 トランジスタ
64 トランジスタ
65 トランジスタ
66 トランジスタ
67 トランジスタ
68 トランジスタ
69 トランジスタ
70 トランジスタ
71 トランジスタ
72 トランジスタ
73 トランジスタ
74 トランジスタ
75 トランジスタ
76 容量素子
81 トランジスタ
82 トランジスタ
83 トランジスタ
84 トランジスタ
85 トランジスタ
86 容量素子
91 トランジスタ
92 トランジスタ
93 トランジスタ
94 トランジスタ
95 トランジスタ
96 容量素子
100 機能回路
101 電源回路
102 電源供給制御スイッチ
104 スイッチ
105 パルス出力回路
106 クロック供給制御スイッチ
110 トランジスタ
120 制御トランジスタ
200 シフトレジスタ
201 フリップフロップ
211 トランジスタ
212 トランジスタ
220 論理回路
231 トランジスタ
232 トランジスタ
240 センサ素子
241 増幅トランジスタ
242 選択トランジスタ
260 発光素子
261 駆動トランジスタ
262 選択トランジスタ
263 保持容量
311a ダイオード
311b ダイオード
312a 容量素子
312b 容量素子
313a 容量素子
313b 容量素子
321a トランジスタ
321b トランジスタ
322a 容量素子
322b 容量素子
323a トランジスタ
323b トランジスタ
324a トランジスタ
324b トランジスタ
325a トランジスタ
325b トランジスタ
326a 容量素子
326b 容量素子
331a トランジスタ
331b トランジスタ
332a トランジスタ
332b トランジスタ
333a トランジスタ
333b トランジスタ
334a トランジスタ
334b トランジスタ
335a 容量素子
335b 容量素子
336a 容量素子
336b 容量素子
341a トランジスタ
341b トランジスタ
342a ダイオード
342b ダイオード
343a 誘導素子
343b 誘導素子
344a 容量素子
344b 容量素子
361 トランジスタ
362 容量素子
363 トランジスタ
364 トランジスタ
365 トランジスタ
366 トランジスタ
367 トランジスタ
368 トランジスタ
369 容量素子
370 容量素子
400 メモリセル
411 トランジスタ
412 トランジスタ
413 容量素子
601 演算処理部
602 電源部
611 回路
612 回路
614 デコード部
615 レジスタ
616 演算制御部
617 レジスタ
618 ステート生成部
619 レジスタ
620 レジスタセット
621 レジスタ
622 演算部
623 ALU
624 アドレスバッファ
625 レジスタ
626 電源回路
627 電源供給制御スイッチ
631 トランジスタ
632 容量素子
633 トランジスタ
634 トランジスタ
635 トランジスタ
636 インバータ
637 容量素子
651 フリップフロップ
652 不揮発性記憶回路
653 セレクタ
801 トランジスタ
802 トランジスタ
803 端子部
811a 導電層
811b 導電層
811c 導電層
813 半導体層
814 絶縁層
815a 導電層
815b 導電層
815c 導電層
816 絶縁層
818 導電層
821 配線層
822 配線層
823 配線層
824 配線層
825 配線層
826 配線層
831a 配線層
831b 配線層
832a 配線層
832b 配線層
833a 配線層
833b 配線層
834a 配線層
834b 配線層
835a 配線層
835b 配線層
836a 配線層
836b 配線層
837a 配線層
837b 配線層
838a 配線層
838b 配線層
901 ソースドライバ
902 ゲートドライバ
903 電源回路
910 画素回路
921 電源供給制御スイッチ
922 電源供給制御スイッチ
950 発光素子
951 トランジスタ
952 トランジスタ
953 トランジスタ
954 トランジスタ
955 トランジスタ
956 容量素子
957 容量
960 基板
961 下地層
962a 導電層
962b 導電層
963 絶縁層
964a 半導体層
964b 半導体層
965a 導電層
965b 導電層
965c 導電層
965d 導電層
966 絶縁層
967 絶縁層
968a 導電層
968b 導電層
969 絶縁層
970 発光層
971 導電層
972 基板
973 着色層
974 絶縁層
975 絶縁層
976 絶縁層
981 周辺回路部
982 画素部
1011 筐体
1012 パネル
1013 ボタン
1014 スピーカー
1021a 筐体
1021b 筐体
1022a パネル
1022b パネル
1023 軸部
1024 ボタン
1025 接続端子
1026 記録媒体挿入部
1027 スピーカー
1031 筐体
1032 パネル
1033 ボタン
1034 スピーカー
1035 甲板部
1041 筐体
1042 パネル
1043 支持台
1044 ボタン
1045 接続端子
1046 スピーカー
1051 筐体
1052 冷蔵室用扉
1053 冷凍室用扉
1060 室内機
1061 筐体
1062 送風口
1064 室外機
2011 制御回路
2012 ビット線駆動回路
2013 ワード線駆動回路
2014 電源回路
2015 メモリセルアレイ
2016 電源供給制御スイッチ
2051 メモリセル

Claims (5)

  1. 第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、及び容量素子を有する第1の回路と、
    第3のトランジスタと、
    第4のトランジスタと、
    第1の電位を生成する機能を有する第2の回路と、
    第2の電位を生成する機能を有する第3の回路と、を有する半導体装置であって、
    前記第1のトランジスタは、前記第2のトランジスタのゲートへのデータの入力を制御する機能を有し、
    前記第1のトランジスタのチャネル形成領域は、金属酸化物を含み、
    前記容量素子は、前記第2のトランジスタのゲートに電気的に接続されており、
    前記第1の電位が前記第3のトランジスタを介して前記第1のトランジスタのバックゲートに供給された後に、前記第3のトランジスタをオフ状態にすることにより前記第1のトランジスタのバックゲートを浮遊状態にする機能と、
    前記第2の電位が前記第4のトランジスタを介して前記第1のトランジスタのバックゲートに供給された後に、前記第4のトランジスタをオフ状態にすることにより前記第1のトランジスタのバックゲートを浮遊状態にする機能と、を有する半導体装置。
  2. 第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、及び容量素子を有する第1の回路と、
    第3のトランジスタと、
    第4のトランジスタと、
    負電位である第1の電位を生成する機能を有する第2の回路と、
    正電位である第2の電位を生成する機能を有する第3の回路と、を有する半導体装置であって、
    前記第1のトランジスタは、前記第2のトランジスタのゲートへのデータの入力を制御する機能を有し、
    前記第1のトランジスタのチャネル形成領域は、金属酸化物を含み、
    前記容量素子は、前記第2のトランジスタのゲートに電気的に接続されており、
    前記第1の電位が前記第3のトランジスタを介して前記第1のトランジスタのバックゲートに供給された後に、前記第3のトランジスタをオフ状態にすることにより前記第1のトランジスタのバックゲートを浮遊状態にする機能と、
    前記第2の電位が前記第4のトランジスタを介して前記第1のトランジスタのバックゲートに供給された後に、前記第4のトランジスタをオフ状態にすることにより前記第1のトランジスタのバックゲートを浮遊状態にする機能と、を有する半導体装置。
  3. 第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、及び容量素子を有する第1の回路と、
    第3のトランジスタと、
    第4のトランジスタと、
    第1の電位を生成する機能を有する第2の回路と、
    第2の電位を生成する機能を有する第3の回路と、を有する半導体装置であって、
    前記第1のトランジスタは、前記第2のトランジスタのゲートへのデータの入力を制御する機能を有し、
    前記第1のトランジスタのチャネル形成領域は、金属酸化物を含み、
    前記容量素子は、前記第2のトランジスタのゲートに電気的に接続されており、
    前記第1の電位が前記第3のトランジスタを介して前記第1のトランジスタのバックゲートに供給された後に、前記第3のトランジスタをオフ状態にすることにより前記第1のトランジスタのバックゲートを浮遊状態にする機能と、
    前記第2の電位が前記第4のトランジスタを介して前記第1のトランジスタのバックゲートに供給された後に、前記第4のトランジスタをオフ状態にすることにより前記第1のトランジスタのバックゲートを浮遊状態にする機能と、
    前記第3のトランジスタがオフ状態になった後に、前記第2の回路への信号の供給を停止する機能と、
    前記第4のトランジスタがオフ状態になった後に、前記第3の回路への信号の供給を停止する機能と、を有する半導体装置。
  4. 第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、及び容量素子を有する第1の回路と、
    第3のトランジスタと、
    第4のトランジスタと、
    第1の電位を生成する機能を有する第2の回路と、
    第2の電位を生成する機能を有する第3の回路と、を有する半導体装置であって、
    前記第1のトランジスタは、前記第2のトランジスタのゲートへのデータの入力を制御する機能を有し、
    前記第1のトランジスタのチャネル形成領域は、金属酸化物を含み、
    前記容量素子は、前記第2のトランジスタのゲートに電気的に接続されており、
    前記第1の電位が前記第3のトランジスタを介して前記第1のトランジスタのバックゲートに供給された後に、前記第3のトランジスタをオフ状態にすることにより前記第1のトランジスタのバックゲートを浮遊状態にする機能と、
    前記第2の電位が前記第4のトランジスタを介して前記第1のトランジスタのバックゲートに供給された後に、前記第4のトランジスタをオフ状態にすることにより前記第1のトランジスタのバックゲートを浮遊状態にする機能と、
    前記第3のトランジスタがオフ状態になった後に、前記第2の回路への電源電圧の供給を停止する機能と、
    前記第4のトランジスタがオフ状態になった後に、前記第3の回路への前記電源電圧の供給を停止する機能と、を有する半導体装置。
  5. 第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、及び容量素子を有する第1の回路と、
    第1の電位を生成する機能を有する第2の回路と、
    第2の電位を生成する機能を有する第3の回路と、を有する半導体装置であって、
    前記第1のトランジスタは、前記第2のトランジスタのゲートへのデータの入力を制御する機能を有し、
    前記第1のトランジスタのチャネル形成領域は、金属酸化物を含み、
    前記容量素子は、前記第2のトランジスタのゲートに電気的に接続されており、
    前記第1の電位が前記第1のトランジスタのバックゲートに供給された後に、前記第1のトランジスタのバックゲートを浮遊状態にする機能と、
    前記第2の電位が前記第1のトランジスタのバックゲートに供給された後に、前記第1のトランジスタのバックゲートを浮遊状態にする機能と、を有する半導体装置。
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