JP2006165808A - 差動増幅回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低電圧動作が可能である差動増幅回路を提供すること。
【解決手段】 そのソースSO1に第1の電源電圧VDDが供給され、そのゲートGA1に第1の信号S1が入力され、そのドレインDR1が出力ノードND1に接続され、SOI(Silicon−on−Insulator)構造で形成された第1導電型の第1のトランジスタTR1と、そのソースSO2に第2の電源電圧VSSが供給され、そのゲートGA2に第1の信号S1とは位相が異なる第2の信号S2が入力され、そのドレインDR2が出力ノードND1に接続され、SOI構造で形成された第2導電型の第2のトランジスタTR2と、を含み、第1、第2のトランジスタTR1、TR2の下層に形成されたBOX(Buried−OXide−layer)層BOXの下層の基板SUBに対して負又は正の基板電圧が印加されることで、出力ノードND1に第1、第2の信号S1、S2の差動増幅信号を出力する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、差動増幅回路に関する。
近年、LSI製造プロセスの微細化、システムのワンチップ化に伴い、低電圧動作が可能な回路の需要が高まってきている。これに対し、デジタル回路については低電圧動作が可能な回路が多々報告されているが、アナログ回路の低電圧動作はデジタル回路に比べて困難であるため、アナログ回路に関してはその報告が少ない。
例えば、差動増幅回路を考えた場合、カレントミラー部、差動増幅用トランジスタ及び能動負荷で構成された三段縦積み構造の差動増幅回路が知られている。ところが、この回路はある程度の電源電圧を必要とし、低電圧動作には適さない。
そこで、低電圧動作を実現する差動増幅回路に、二段縦積み構造である差動増幅回路が開示されている。この回路は、三段縦積み構造の差動増幅回路に比べて低電圧動作が可能である。一方、三段縦積み構造の差動増幅回路では、能動負荷をなすトランジスタのゲート電圧を調整し、バイアスを制御することができるが、開示された二段縦積み構造の差動増幅回路ではバイアスの設計がなされていない。即ち、二段縦積み構造の差動増幅回路では入力信号の基準電圧を考慮する必要がある。
内田正隆、石川洋平、深井澄夫(佐賀大学)の「縦積み2段構成による増幅器の検討」(平成15年11月14日、電気学会研究会)
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、低電圧動作が可能である差動増幅回路を提供することにある。
本発明は、そのソースに第1の電源電圧が供給され、そのゲートに第1の信号が入力され、そのドレインが出力ノードに接続され、SOI(Silicon−on−Insulator)構造で形成された第1導電型の第1のトランジスタと、そのソースに第2の電源電圧が供給され、そのゲートに前記第1の信号とは位相が異なる第2の信号が入力され、そのドレインが前記出力ノードに接続され、SOI構造で形成された第2導電型の第2のトランジスタと、を含み、前記第1、第2のトランジスタの下層に形成されたBOX層(Buried−OXide−layer)の下層の基板に対して負又は正の基板電圧が印加されることで、前記出力ノードに前記第1、第2の信号の差動増幅信号を出力する差動増幅回路に関する。
これにより、差動増幅回路の低電圧動作が可能となるので、差動増幅回路は、例えば携帯電子機器等に適し、差動増幅回路の応用範囲が広がる。また、基板には基板電圧が供給されるので、様々な種類の第1、第2の信号に対応することができる。
また、本発明は、前記第1のトランジスタには、第1の基準電圧を中心電圧として第1の振幅電圧で振幅する信号が前記第1の信号として入力され、前記第2のトランジスタには、第2の基準電圧を中心電圧として第2の振幅電圧で振幅する信号が前記第2の信号として入力されてもよい。
これにより、各基準電圧VREF1、VREF2を中心電圧として振幅する入力信号に基づいて差動増幅信号を出力することができる。
また、本発明では、前記第1の基準電圧と前記第2の基準電圧は同じ電圧レベルに設定されてもよい。
これにより、第1、第2の入力信号を生成するために必要な電源回路を単純化することができる。
また、本発明では、前記第1の基準電圧と前記第2の基準電圧は同じ電圧レベルに設定され、且つ、前記基板電圧は、負の電圧に設定されても良い。
また、本発明は、前記基板電圧が供給される基板電圧供給線を、前記BOX層を貫通して前記基板と接続するためのコンタクトを含むようにしてもよい。
これにより、基板に対して基板電圧を供給することができる。また、例えば第1のトランジスタに供給される第1の電源電圧と同種の電源によって発生された基板電圧を基板に供給することができる。即ち、基板電圧の生成において、外部の電源を用いた場合には基板電圧はノイズの影響を受けるが、コンタクトを設けることにより第1、第2のトランジスタ等に供給される電圧を発生する電源と同種の電源を基板電圧の生成に用いることができるので、ノイズの影響をあまり受けない安定した基板電圧を基板に供給することができる。
また、本発明では、前記基板電圧供給線は前記第1、第2のトランジスタのボディ領域が形成されている半導体層の上層の配線層に形成され、前記コンタクトを介して前記BOX層の下層の前記基板と接続されるようにしてもよい。
また、本発明は、前記基板電圧の印加のイネーブル/ディセーブルが制御されることで、前記出力ノードからの前記差動増幅信号の出力がオン/オフ制御されるようにしてもよい。
これにより、差動増幅信号の出力のオン/オフ制御を簡単な回路で行うことができる。また、基板電圧の供給を制御して差動増幅信号の出力のオン/オフ制御を行う場合では、差動増幅信号の出力のオン/オフの反応が、第1、第2の入力信号を制御する方法に比べて早い。
また、本発明では、前記第1、第2のトランジスタは、完全空乏層型のSOI構造で形成されてもよい。
これにより、部分空乏層型のSOI構造に比べて、第1、第2のトランジスタのボディはすべて空乏層領域となるため、あまり電荷が蓄積されず、差動増幅回路は、安定した増幅動作が可能である。
また、本発明は、前記第1及び第2の信号を生成し、前記第1のトランジスタのゲートに前記第1の信号を出力し、前記第2のトランジスタのゲートに前記第2の信号を出力する信号生成回路と、負又は正の前記基板電圧を発生し、前記基板電圧を前記基板に供給する基板電圧発生回路と、をさらに含むようにしてもよい。
また、本発明では、前記基板電圧発生回路は、電圧供給イネーブル信号を受け、前記電圧供給イネーブル信号がアクティブである場合には前記基板電圧を前記基板に供給し、前記電圧供給イネーブル信号がノンアクティブである場合には、前記基板に対する前記基板電圧の供給を停止することで、前記出力ノードからの前記差動増幅信号の出力のオン/オフ制御を行うようにしてもよい。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成のすべてが本発明の必須構成要件であるとは限らない。なお、以下の図において同符号のものは同様の意味を表す。
1.差動増幅回路
図1は、本実施形態に係る差動増幅回路10の一部を示す回路図である。差動増幅回路10は、P型(広義には第1導電型)のトランジスタTR1(広義には第1のトランジスタ)と、N型(広義には第2導電型)のトランジスタTR2(広義には第2のトランジスタ)を含む。トランジスタTR1のソースには電圧VDD(広義には第1の電源電圧)が供給され、トランジスタTR1のドレインは差動増幅回路10の出力ノードND1に接続される。また、トランジスタTR2のソースには電圧VSS(広義には第2の電源電圧)が供給され、トランジスタTR2のドレインは出力ノードND1に接続される。なお、電圧VDDは電圧VSSよりも高電圧であり、例えば、電圧VDDは0.5Vに、電圧VSSは0Vにそれぞれ設定されても良い。
差動増幅回路10の入力PINは、トランジスタTR1のゲートに接続され、入力信号S1(広義には第1の信号)が入力される。また、差動増幅回路10の入力NINは、トランジスタTR2のゲートに接続され、入力信号S1とは位相が異なる入力信号S2(広義には第2の信号)が入力される。差動増幅回路10は、入力信号S1、S2を差動増幅し、出力VOUTから差動増幅信号DAS1を出力する。
図2(A)は、本実施形態に係る差動増幅回路10のトランジスタTR1の概略断面図である。トランジスタTR1、TR2は、基板SUB、埋め込み酸化膜BOX、ボディ14、ソースSO1、ドレインDR1、絶縁膜12、ゲート電極GA1を含むSOI構造で形成されている。ゲート電極GA1には入力信号S1が入力される。基板SUBには基板電圧VBGが印加される。
図2(B)は、SOI構造の差動増幅回路に基板電圧VBGを印加する場合の回路図である。なお、図1は回路の構成を説明するために基板電圧VBGについては省略されている。図2(B)に示されるように、各トランジスタTR11、TR21は基板電圧VBGが印加されている。基板電圧VBGが印加されると、図2(A)のボディ14には基板電圧VBGに応じたバイアスがかかり、トランジスタTR11、TR21の閾値が変化する。一般に、SOI構造のトランジスタでは、そのボディが正バイアスされると閾値が低下する。
図3は、図2(B)の基板電圧VBGによる閾値変化を示す図である。図3には、図2(B)の入力NINの電圧は所定の値に固定された場合の、入力PINに入力される電圧と出力VOUTから出力される電圧の関係が、基板電圧VBG=−1.6V、0V、1Vのそれぞれの場合について示されている。図3の曲線A1は基板電圧VBGが電圧1Vに設定されている場合を示し、曲線A2は基板電圧VBGが電圧0Vに設定されている場合を示し、曲線A3は基板電圧VBGが電圧−1.6Vに設定されている場合を示す。
各曲線A1〜A3を比較すると、出力VOUTが例えば電圧0.25Vになる時の入力PINの電圧は、曲線A1においては符号A1−1で示されるように約0.16Vであり、曲線A2においては符号A2−1で示されるように約0.26Vであり、曲線A3においては符号A3−1に示されるように約0.37Vである。なお、符号A1−1、A2−1、A3−1で示される点は、トランジスタのバイアス点と見なすことができ、バイアス点が図3に示されるように基板電圧VBGによって変化しているのは、トランジスタの閾値の変化に起因する。
例えば、曲線A3では、基板電圧VBGが電圧−1.6Vに設定されているので、トランジスタTR1、TR2のボディ12が負バイアスされ、トランジスタTR1、TR2の閾値が基板電圧VBGが電圧0Vである場合に比べて、上昇する。これに伴いバイアス点も変化し、曲線A3は曲線A2に比べて正の方向にシフトした曲線となる。同様にして、曲線A1では、基板電圧VBGが電圧1Vに設定されているので、トランジスタTR1、TR2の閾値が低下する。よって、曲線A1は、曲線A2に比べて負の方向にシフトした曲線となる。
このように、基板電圧VBGを所与の値に設定することで、トランジスタTR11、TR21のバイアス点を調整することができる。なお、図3に示される各曲線A1〜A3は、バイアス点の変化を説明するためにトランジスタTR11、TR21について求めたシミュレーション結果であり、トランジスタTR1、TR2とは特性が異なるが、トランジスタTR1、TR2についても基板電圧VBGの印加によってバイアス点が変化することが言える。
図4は、本実施形態に係る差動増幅回路10を示す回路図である。基板電圧VBGは例えば電圧−1.6V(広義には負の電圧)に設定されている。入力PINには、振幅電圧AM1(広義には第1の振幅電圧)、基準電圧VREF1(広義には第1の基準電圧)の入力信号S1が入力される。また、入力NINには、振幅電圧AM2(広義には第2の振幅電圧)、基準電圧VREF2(広義には第2の基準電圧)の入力信号S2が入力される。振幅電圧AM1、AM2は例えば電圧0.05Vであり、基準電圧VREF1及びVREF2は例えば電圧0.25Vであり、入力信号S2は例えば入力信号S1と位相が逆であるが、これに限定されない。また、電圧VDDは例えば電圧0.5Vに設定され、電圧VSSは例えば電圧0Vに設定されている。
上述のように電圧設定された差動増幅回路10の出力VOUTから出力される差動増幅信号DAS1の波形図を図5に示す。図5によると、基準電圧VREF1及びVREF2が同じ値であることがわかる。また、差動増幅信号DAS1は、基準電圧VREF1(又はVREF2)を中心の電圧として振幅し、その振幅電圧は約1Vであることがわかる。さらに、入力信号S1と差動増幅信号DAS1は同位相の波形であることがわかる。例えば、図4の回路がPチャンネルアンプのソース接地回路と見た場合、入力信号S1と差動増幅信号DAS1は逆位相の関係になる。即ち、出力VOUTから出力される差動増幅信号DAS1は入力信号S1、S2に対して差動増幅された信号であることがわかる。
このように、差動増幅回路10は、例えば電源電圧が1V以下の低電圧で動作が可能であり、小信号の入力に対して差動増幅が可能である。さらに、基板電圧VBGを設定することで、位相の異なる2つの入力信号S1、S2のそれぞれの基準電圧を同じ電圧レベルに設定できるので、周辺回路の回路構成を単純化することができる。
一方、差動増幅回路10に対して基板電圧VBGを電圧0Vに設定した場合の出力VOUTの波形を図6に示す。図6から、出力VOUTは約0.1V付近を振動し、入力信号S1、S2に対して差動増幅されていないことがわかる。これは、各トランジスタTR1、TR2のうち、少なくとも一方のトランジスタのバイアス点が、入力信号S1、S2が振動する範囲である0.2Vから0.3Vの範囲に設定されていないからである。即ち、基板電圧VBGを0Vにする場合(基板電圧VBGを印加しない場合)には、入力信号S1、S2の基準電圧を考慮する必要が生じる。
図7は、本実施形態に係るトランジスタTR1、TR2の概略断面図である。
各トランジスタTR1、TR2は、基板SUBの上層に形成された埋め込み酸化膜BOXの上層に形成されている。各トランジスタTR1、TR2のゲート電極GA1、GA2はボディ14、16が形成されているシリコン層(広義には半導体層)の上層に形成され、各ゲート電極GA1、GA2とシリコン層の間にはゲート絶縁膜12が形成されている。
トランジスタTR1のゲート電極GA1は入力PINに接続され、トランジスタTR2のゲート電極GA2は入力NINに接続される。トランジスタTR1のドレインDR1とトランジスタTR2のドレインDR2はノードND1を介して出力VOUTと接続される。トランジスタTR1のソースSO1には電圧VDDが供給され、トランジスタTR2のソースSO2には電圧VSSが供給される。
符号B1は、ボディ14、16を形成するシリコン層の膜厚を示し、一般にこの膜厚が90nm以下であるものを完全空乏層型(Fully−Depleted)と呼び、膜厚が90nmを以上のものを部分空乏層型(Partially−Depleted)と呼ぶ。部分空乏層型形成されたトランジスタでは、そのボディ領域とソース領域の電位障壁が完全空乏層型に比べて高いため、ボディ領域に電荷が蓄積されやすい。ボディ領域に電荷が蓄積されることでボディにバイアス電圧がかかった状態になり、トランジスタの閾値が変化する。これはキンク現象の原因となり、差動増幅回路には適さない。一方、完全空乏層型ではこのキンク現象が原理的に起きないため、差動増幅回路に適する。そこで本実施形態の差動増幅回路10は符号B1で示される膜厚が例えば70nmで形成され、完全空乏層型のSOI構造で形成されるが、これに限定されない。例えば差動増幅回路10が、部分空乏層型で形成された場合には、ボディ14、16と電気的に接続する配線を設けて各トランジスタTR1、TR2のボディ14、16の電位を調整すればよい。
図8は、差動増幅回路10の基板SUBと基板電圧供給線BGLを接続するコンタクトを示す概略断面図である。符号BGLは基板電圧VBGが供給される基板電圧供給線を示し、符号CNTは基板電圧供給線BGLと基板SUBとを電気的に接続するコンタクトを示す。基板電圧供給線BGLは例えばアルミニウムALやタングステンW等の金属で形成された配線であるが、これに限定されない。基板電圧供給線BGLは導電性を有する物質で形成されていればよい。また、基板電圧供給線BGLはトランジスタTR1、TR2のボディ14、16が形成されるシリコン層の上層の配線として形成されている。
コンタクトCNTは、例えばドライエッチング等で差動増幅回路10の絶縁部分にホールをあけ、ホールにアルミニウムAL等の金属をデポジットすることで形成される。なお、コンタクトCNTと基板電圧供給線BGLは電気的に接続されている。コンタクトCNTの金属と基板SUBとを電気的に導通させるために、例えば熱処理等を用いてアルミニウムAL、タングステンW等を基板SUBの符号C1で示される部分に拡散させる。これにより、基板電圧供給線BGLに供給される基板電圧VBGはコンタクトCNTを介して基板SUBに供給される。コンタクトCNTを用いることで、トランジスタTR1、TR2等に供給される電圧VDDを生成する電源と同系統の電源によって生成された基板電圧VBGを基板SUBに供給することができる。これにより、外部電源によって基板電圧VBGが生成される場合に比べて、ノイズの影響が少ない基板電圧VBGを基板SUBに供給することができる。
なお、本実施形態では、図8に示されるようにコンタクトCNTを介して基板SUBに基板電圧VBGが供給されているが、これに限定されない。例えば、基板SUBの裏側(即ち、埋め込み酸化膜BOXが形成されていない側)に直接基板電圧VBGが印加されてもよい。
2.効果
本実施形態によれば、基板SUBに基板電圧VBGが供給されるので、入力信号S1、S2のそれぞれの基準電圧VREF1、VREF2を同じ電圧レベルに設定できる。例えば、基準電圧VREF1、VREF2がそれぞれ異なる電圧レベルである場合には、複数の電圧を発生させる必要があるため、入力信号S1、S2を生成するために必要な電源回路が複雑になる。即ち、本実施形態に係る差動増幅回路10は、入力信号S1、S2を生成するために必要な電源回路を単純化することができる。
また、各トランジスタTR1、TR2のチャネル濃度を調整することで各トランジスタTR1、TR2の閾値を調整することができるので、基準電圧VREF1、VREF2と基板電圧VBGが同じ電圧レベルになるように設計することも可能である。この場合には、要求される電圧レベルの種類がより少なくなるため、差動増幅回路10に必要な電源回路をさらに単純化することができる。
また、基板電圧VBGを、差動増幅回路10の出力VOUTから差動増幅信号DAS1が出力されない場合の基板電圧VBG(例えば電圧0V)と、出力VOUTから差動増幅信号DAS1が出力される場合の基板電圧VBG(例えば電圧−1.6V)を切り替えることで、差動増幅回路10の差動増幅信号DAS1の出力をオン/オフ制御することができる。これにより、入力信号S1、S2をオン/オフ制御しなくても、差動増幅信号DAS1の出力のオン/オフ制御が可能となり、その制御が簡単に行える。
また、基板電圧VBGを切り替えることで差動増幅信号DAS1の出力のオン/オフ制御を行う場合は、入力信号S1、S2をオン/オフ制御する場合に比べて、出力VOUTに対して差動増幅信号DAS1の出力のオン/オフ制御が素早く反映される。これにより、差動増幅回路10の差動増幅信号DAS1の出力のオン/オフ制御を高速に行うことができる。なお、差動増幅信号DAS1が出力されない場合とは、差動増幅回路10の出力VOUTから出力される信号が差動増幅されていない信号である場合を含む。基板電圧VBGを切り替えることで差動増幅信号DAS1の出力のオン/オフ制御を行う差動増幅回路100を、本実施形態に係る変形例として図9に示す。
図9は、差動増幅回路10の変形例である差動増幅回路100を示す図である。差動増幅回路100は、差動増幅回路10と同様の回路と、入力信号S1、S2を生成する信号生成回路20と、基板電圧VBGを発生する基板電圧発生回路30をさらに含むが、これに限定されない。差動増幅回路100は、信号生成回路20が省略されても良い。
基板電圧発生回路30は、電圧供給イネーブル信号ENを受けて、基板SUBに対する基板電圧VBGの供給を制御する。具体的には、電圧供給イネーブル信号ENがアクティブに設定されている場合には、差動増幅回路10が差動増幅信号DAS1を出力するように設定された基板電圧VBG(例えば電圧−1.6V)を基板SUBに出力する。
一方、電圧供給イネーブル信号ENがノンアクティブに設定されている場合には、差動増幅回路10が差動増幅信号DAS1を出力しない基板電圧VBG(例えば電圧0V)を基板SUBに出力する。なお、基板電圧発生回路30は、基板電圧VBGを例えば基板電圧供給線BGLを介して基板SUBに供給するがこれに限定されない。基板電圧発生回路30は、例えば基板SUBに直接基板電圧VBGを供給するようにしても良い。
電圧供給イネーブル信号ENを制御することで、差動増幅回路100の出力VOUTから出力される差動増幅信号DAS1のオン/オフ制御が可能となる。また、前述のように基板電圧発生VBGの切り替わりは出力VOUTに対して素早く影響を及ぼすため、電圧供給イネーブル信号ENに基づいて高速に差動増幅信号DAS1のオン/オフ制御が行われる。これにより、低電圧動作が可能であり、差動増幅信号DAS1の出力のオン/オフ制御を高速に行うことができる差動増幅回路100を提供することができる。
図10は、基板電圧VBGが供給されない場合の比較例を示す図である。トランジスタTR1のゲートには入力信号S11が入力され、トランジスタTR2のゲートには入力信号S21が入力される。入力信号S11及びS21は、振幅電圧AM3が電圧0.1Vに設定されている。また、入力信号S11の基準電圧VREF11は電圧0.18Vに設定され、入力信号S21の基準電圧VREF21は電圧0.25Vに設定されている。即ち、基準電圧VREF11、VREF21は互いに異なる電圧レベルである。このように基準電圧が設定されることで、比較例(即ち、基板電圧VBGが供給されない差動増幅回路10)では出力VOUTから差動増幅信号DAS11が出力される。
図11は、入力NINに入力される電圧レベルを固定したときの入力PINに入力される電圧レベルと出力VOUTの電圧レベルの関係を示す図である。図11の各曲線D1〜D3は、入力NINに入力される電圧レベルが所与の電圧レベルに固定された状態で、入力PINに入力される電圧レベルが電圧0V〜電圧5Vまで変化された場合の出力VOUTの電圧レベルの変化を示す。具体的には、曲線D1は、入力NINに入力される電圧レベルが電圧0.15Vに固定された状態での出力VOUTの電圧レベルの変化を示し、曲線D2は、入力NINに入力される電圧レベルが電圧0.25Vに固定された状態での出力VOUTの電圧レベルの変化を示し、曲線D3は入力NINに入力される電圧レベルが電圧0.35Vに固定された状態での出力VOUTの電圧レベルの変化を示す。
入力信号S21の基準電圧VREF21を電圧0.25Vに設定した場合、図11によると、曲線D2上の符号D2−1で示される点はトランジスタTR1のバイアス点となる。即ち、この場合には入力信号S11の基準電圧VREF11を、バイアス点D2−1における入力PINに入力される電圧レベルである電圧0.18Vに設定すれば出力VOUTから差動増幅信号DAS1が出力される。この場合、入力信号S21は電圧0.08V〜電圧0.28Vの範囲で振幅するため、出力VOUTから出力される差動増幅信号DAS1は、曲線D1上の点D1−1における出力VOUTの電圧レベルである電圧0.45Vから、曲線D3上の点D3−1における出力VOUTの電圧レベルである電圧0.08Vの範囲で振幅する。
なお、出力VOUTから出力される差動増幅信号DAS11の電圧レベル、入力PINに入力される入力信号S11の電圧レベル及び入力NINに入力される入力信号S21の電圧レベルを示す波形図を図12に示す。図12から、出力VOUTから出力される差動増幅信号DAS11は電圧0.45Vから電圧0.08Vの範囲で振幅していることがわかる。
仮に、入力信号S11の基準電圧VREF11を入力信号S21の基準電圧VREF21と同じ電圧レベルである電圧0.25Vに設定した場合、図11の符号D4で示される範囲で入力信号S11が振幅するため、差動増幅信号DAS11が出力されない。具体的には符号D4−1で示される点における出力VOUTの電圧レベルから、符号D4−2に示される点における出力VOUTの電圧レベルの範囲で振幅する。
即ち、比較例では入力信号S11、S21の基準電圧VREF11、VREF21を同じ電圧レベルに設定することができないため、入力信号S11、S21を生成するために必要な電源回路を単純化することができない。また、差動増幅信号DAS11の出力のオン/オフ制御を行うためには、入力信号S11、S21の供給を制御する必要がある。この制御を行うために入力信号S11、S21を制御する回路が複雑になってしまう。また、入力信号S11、S21の供給を制御して差動増幅信号DAS11の出力のオン/オフ制御する場合、差動増幅信号DAS11の出力のオン/オフに遅延が生じる。
前述されたように、本実施形態に係る差動増幅回路10、100は、上記の比較例の課題を全て解決することができる。
上記のように、本発明の実施例について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。したがって、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書または図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書または図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。
本実施形態に係る差動増幅回路の一部を示す回路図。 図2(A)は、本実施形態に係る差動増幅回路のトランジスタの概略断面図であり、図2(B)は、本実施形態に係る差動増幅回路に基板電圧を印加する場合の回路図。 図2(B)の基板電圧による閾値変化を示す図。 本実施形態に係る差動増幅回路を示す回路図。 差動増幅回路から出力される差動増幅信号の波形図。 本実施形態に係る差動増幅回路に対して基板電圧を電圧0Vに設定した場合の出力の波形図。 本実施形態に係るトランジスタの概略断面図。 差動増幅回路の基板と基板電圧供給線を接続するコンタクトを示す概略断面図。 本実施形態に係る変形例である差動増幅回路を示す図。 本実施形態に係る比較例を示す図。 第2のトランジスタのゲートに入力される電圧レベルを固定したときの、第1のトランジスタのゲートに入力される電圧レベルと差動増幅回路の出力の電圧レベルの関係を示す図。 本実施形態に係る比較例の差動増幅信号と入力信号を示す波形図。
符号の説明
10 差動増幅回路、14、16 ボディ、20 信号生成回路、
30 基板電圧発生回路、100 差動増幅回路、AM1 第1の振幅電圧、
AM2 第2の振幅電圧、BGL 基板電圧供給線、BOX BOX層、
CNT コンタクト、DAS1 差動増幅信号、DR1、DR2 ドレイン、
EN 電圧供給イネーブル信号、GA1、GA2 ゲート、ND1 出力ノード、
S1 第1の信号、S2 第2の信号、SO1、SO2 ソース、SUB 基板、
TR1 第1のトランジスタ、TR2 第2のトランジスタ、VBG 基板電圧、
VDD 第1の電源電圧、VREF1 第1の基準電圧、VREF2 第2の基準電圧、
VSS 第2の電源電圧

Claims (10)

  1. そのソースに第1の電源電圧が供給され、そのゲートに第1の信号が入力され、そのドレインが出力ノードに接続され、SOI(Silicon−on−Insulator)構造で形成された第1導電型の第1のトランジスタと、
    そのソースに第2の電源電圧が供給され、そのゲートに前記第1の信号とは位相が異なる第2の信号が入力され、そのドレインが前記出力ノードに接続され、SOI構造で形成された第2導電型の第2のトランジスタと、
    を含み、
    前記第1、第2のトランジスタの下層に形成されたBOX層(Buried−OXide−layer)の下層の基板に対して負又は正の基板電圧が印加されることで、前記出力ノードに前記第1、第2の信号の差動増幅信号を出力することを特徴とする差動増幅回路。
  2. 請求項1において、
    前記第1のトランジスタには、第1の基準電圧を中心電圧として第1の振幅電圧で振幅する信号が前記第1の信号として入力され、
    前記第2のトランジスタには、第2の基準電圧を中心電圧として第2の振幅電圧で振幅する信号が前記第2の信号として入力されることを特徴とする差動増幅回路。
  3. 請求項2において、
    前記第1の基準電圧と前記第2の基準電圧は同じ電圧レベルに設定されていることを特徴とする差動増幅回路。
  4. 請求項2において、
    前記第1の基準電圧と前記第2の基準電圧は同じ電圧レベルに設定され、且つ、前記基板電圧は、負の電圧に設定されていることを特徴とする差動増幅回路。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記基板電圧が供給される基板電圧供給線を、前記BOX層を貫通して前記基板と接続するためのコンタクトを含むことを特徴とする差動増幅回路。
  6. 請求項5において、
    前記基板電圧供給線は前記第1、第2のトランジスタのボディ領域が形成されている半導体層の上層の配線層に形成され、前記コンタクトを介して前記BOX層の下層の前記基板と接続されることを特徴とする差動増幅回路。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記基板電圧の印加のイネーブル/ディセーブルが制御されることで、前記出力ノードからの前記差動増幅信号の出力がオン/オフ制御されることを特徴とする差動増幅回路。
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
    前記第1、第2のトランジスタは、完全空乏層型のSOI構造で形成されていることを特徴とする差動増幅回路。
  9. 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
    前記第1及び第2の信号を生成し、前記第1のトランジスタのゲートに前記第1の信号を出力し、前記第2のトランジスタのゲートに前記第2の信号を出力する信号生成回路と、
    負又は正の前記基板電圧を発生し、前記基板電圧を前記基板に供給する基板電圧発生回路と、
    をさらに含むことを特徴とする差動増幅回路。
  10. 請求項9において、
    前記基板電圧発生回路は、電圧供給イネーブル信号を受け、
    前記電圧供給イネーブル信号がアクティブである場合には前記基板電圧を前記基板に供給し、
    前記電圧供給イネーブル信号がノンアクティブである場合には、前記基板に対する前記基板電圧の供給を停止することで、前記出力ノードからの前記差動増幅信号の出力のオン/オフ制御を行うことを特徴とする差動増幅回路。
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