JP6265205B2 - 液体収容容器 - Google Patents

液体収容容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6265205B2
JP6265205B2 JP2015502777A JP2015502777A JP6265205B2 JP 6265205 B2 JP6265205 B2 JP 6265205B2 JP 2015502777 A JP2015502777 A JP 2015502777A JP 2015502777 A JP2015502777 A JP 2015502777A JP 6265205 B2 JP6265205 B2 JP 6265205B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
atmosphere
wall
liquid
storage chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015502777A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014132634A1 (ja
Inventor
聖真 工藤
聖真 工藤
尚己 木村
尚己 木村
日出直 鈴木
日出直 鈴木
金谷 宗秀
宗秀 金谷
保則 小池
保則 小池
奥野 徳次郎
徳次郎 奥野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Publication of JPWO2014132634A1 publication Critical patent/JPWO2014132634A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6265205B2 publication Critical patent/JP6265205B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17553Outer structure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17556Means for regulating the pressure in the cartridge
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17513Inner structure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/02Framework
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/12Guards, shields or dust excluders
    • B41J29/13Cases or covers

Description

本発明は、液体収容容器等に関する。
液体消費装置の一例であるインクジェットプリンターでは、印刷用紙などの印刷媒体に、噴射ヘッドから液体の一例であるインクを吐出させることによって、印刷媒体への印刷が行われる。このようなインクジェットプリンターでは、従来、インクを貯留するインクタンクが備えられ、インクタンクに貯留するインクを噴射ヘッドに供給する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。このインクタンクには、インク注入口が設けられている。利用者は、インク注入口からインクをインクタンクに補充することができる。
特開2012−20495号公報
上記特許文献1に記載されたインクタンクは、インクを収容する液体収容室と、液体収容室に連通する空気収容室と、空気収容室に連通する大気導入口と、を有している。空気収容室は、液体収容室に導入される空気を貯留する。大気導入口は、空気収容室に導入する空気の取り入れ口である。このインクタンクでは、液体収容室と空気収容室との間において、液体収容室内でインクにかかる圧力が、空気収容室内の大気圧よりも低い状態でインクと空気との間の均衡が保たれる。このため、このインクタンクでは、液体収容室と空気収容室との間において、インクと空気との境界位置が保持される。つまり、このインクタンクでは、液体収容室と空気収容室との間において、インクと空気との境界にインクのメニスカスが形成される。
ところが、インクジェットプリンターに振動や衝撃などが加わると、インクのメニスカスが壊れて、液体収容室と空気収容室との間におけるインクと空気との均衡が破れることがある。このような場合、液体収容室内のインクが空気収容室内に流入する。そして、空気収容室内に流入したインクが、大気導入口からインクタンクの外に漏れ出ることがある。つまり、従来の液体収容容器では、内部に収容された液体が外に漏れ出ることがあるという課題がある。このような課題は、インクを内部に収容する液体収容容器に限られず、インク以外の他の液体を収容する液体収容容器にも共通する課題である。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現され得る。
[適用例1]液体を収容する収容室と、前記収容室に連通し、前記収容室内に導入する大気を収容する大気室と、前記大気室と前記収容室との間に設けられ、前記収容室内に前記大気室の大気を導入可能な大気導入路と、を含み、前記収容室と前記大気室とを鉛直方向とは交差する方向に並べ、且つ、前記大気室に大気を導入可能な第1導入口を、前記大気導入路の前記大気室側の開口部である送出口よりも鉛直方向で上方に位置させた第1の姿勢において、前記第1導入口が、前記収容室から前記大気室内に流入した前記液体の前記大気室内における液面よりも鉛直方向で上方に位置している、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例の液体収容容器では、収容室と大気室とを鉛直方向とは交差する方向に並べ、且つ、第1導入口を送出口よりも鉛直方向で上方に位置させた第1の姿勢において、第1導入口が、収容室から大気室内に流入した液体の大気室内における液面よりも鉛直方向で上方に位置する。このため、第1の姿勢において、大気室内の液体が第1導入口から液体収容容器の外に漏れ出ることを避けることができる。
[適用例2]上記の液体収容容器であって、前記大気導入路は、前記第1の姿勢において、鉛直方向で上方に向かって延在する部位を含み、鉛直方向で上方に向かって延在する前記部位に、前記大気導入路の前記収容室側の開口部である第2導入口が設けられている、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、大気導入路は、第1の姿勢において、鉛直方向で上方に向かって延在する部位を含む。そして、鉛直方向で上方に向かって延在する部位に、第2導入口が設けられている。このため、液体が大気導入路から大気室内に流入したときに、第2導入口が収容室内の液体の液面から鉛直上方に突出すると、大気導入路内への液体の流入が止まる。このため、第1の姿勢において、収容室から大気室に流入する液体の量を軽減することができる。これにより、大気室内の液体が導入口から大気導入路に流入することを一層避けやすい。従って、収容室内の液体が大気導入路から液体収容容器の外に漏れ出ることを一層避けやすい。
[適用例3]上記の液体収容容器であって、前記第1の姿勢において、前記送出口が、前記大気室内における前記液面よりも鉛直方向で上方に位置している、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、第1の姿勢において、送出口が、大気室内における液面よりも鉛直方向で上方に位置する。これにより、収容室内の液体が大気導入路から液体収容容器の外に漏れ出ることを一層避けやすい。
[適用例4]上記の液体収容容器であって、前記収容室が、第1のシート部材と主壁との間に形成された空間であり、前記大気室が、前記第1のシート部材と前記主壁との間に形成され、前記収容室と隔壁を介して仕切られる空間であり、前記送出口は、前記大気室の内側から前記大気室の外側に向かって前記主壁を貫通して開口しており、前記第2導入口は、前記収容室の外側から前記収容室の内側に向かって前記主壁を貫通して開口しており、前記収容室と前記大気室とを連通する前記大気導入路は、前記送出口から前記主壁の前記大気室とは反対側の面に通じて、前記主壁の前記大気室とは反対側の面と前記主壁の前記収容室とは反対側の面を経て前記第2導入口に通じている、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、大気導入路は、大気室の外側と収容室の外側とを通る。このため、大気導入路が収容室内に設けられる場合に比較して、収容室内の容積を大きくすることができる。
[適用例5]上記の液体収容容器であって、前記大気導入路は、前記主壁の前記大気室とは反対側の面と前記主壁の前記収容室とは反対側の面に設けられた溝を、第2のシート部材で封止した構成を有している、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、液体収容容器の外殻に設けられた溝を、第2のシート部材で封止した構成を有する大気導入路によって、収容室内に大気室の大気を導入することができる。
[適用例6]上記の液体収容容器であって、前記大気室の内側に、前記送出口を囲む第1土手部が設けられている、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、大気室の内側に、送出口を囲む第1土手部が設けられているので、大気導入路に液体が流入しても、液体が大気導入路から大気室内に流入することを第1土手部で遮りやすい。このため、大気導入路内に流入した液体が、大気室内に流入することを避けやすい。これにより、収容室内の液体が液体収容容器の外に漏れ出ることを一層避けることができる。
[適用例7]上記の液体収容容器であって、前記収容室と前記大気室とを鉛直方向とは交差する方向に並べ、且つ、前記第1のシート部材が前記主壁より鉛直下方に位置する第2の姿勢において、前記第1土手部が、前記収容室内の前記液体の液面よりも突出可能に配置される、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、収容部内の液体が大気導入路を通って、大気室内の第1土手部から溢れ出ることを避けることができる。これにより、収容室内の液体が液体収容容器の外に漏れ出ることを一層避けることができる。
[適用例8]上記の液体収容容器であって、前記収容室の内側に、前記第2導入口を囲む第2土手部が設けられている、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、収容室の内側に、第2導入口を囲む第2土手部が設けられているので、収容室内の液体が第2導入口から大気導入路内に流入することを第2土手部で遮りやすい。このため、収容室内の液体が、大気室内に流入することを避けやすい。
[適用例9]上記の液体収容容器であって、前記収容室と前記大気室とを鉛直方向とは交差する方向に並べ、且つ、前記第1のシート部材が前記主壁より鉛直下方に位置する第3の姿勢において、前記第2土手部が、前記収容室内の前記液体の液面よりも突出する、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、収容室と大気室とを鉛直方向とは交差する方向に並べ、且つ、第1のシート部材が主壁より鉛直下方に位置する第3の姿勢において、第2土手部が、収容室内の液体の液面よりも突出する。このため、第3の姿勢において、収容室内の液体が第2導入口から大気導入路内に流入することを一層遮りやすい。このため、収容室内の液体が、大気室内に流入することを一層避けやすい。
[適用例10]上記の液体収容容器であって、前記収容室が、第1のシート部材と主壁との間に形成された空間であり、前記大気室が、前記第1のシート部材と前記主壁との間に形成され、前記収容室と隔壁を介して仕切られる空間であり、前記大気導入路が前記大気室の外周に沿って形成される第1流路部を含み、前記収容室が前記大気室の鉛直下方に位置する姿勢において、前記第1流路部が前記大気室の鉛直上方に位置するよう形成されている、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、大気導入路の少なくとも一部が、大気室の外周に沿って形成されるため、タンクを第2壁が下方になるよう設置した姿勢と、第3壁が下方になるよう設置した姿勢と、第4壁が下方になるよう設置した姿勢の、いずれにおいても、大気導入路が収容室に対し鉛直上方に位置する。このため、収容室内の液体が、大気室内に流入することを一層避けやすい。
[適用例11]液体を収容する収容室と、前記収容室に連通し、前記収容室内に前記液体を注入可能な注入口と、前記収容室に連通し、前記液体を外部に供給可能な供給口と、前記収容室に連通し、前記収容室内に導入する大気を収容可能な大気室と、前記大気室と前記収容室との間に設けられ、前記収容室内に前記大気室の大気を導入可能な大気導入路と、を備え、前記大気導入路が前記大気室の外周に沿って形成される第1流路部を含み、前記収容室が前記大気室の鉛直下方に位置する姿勢において、前記第1流路部が前記大気室の鉛直上方に位置するよう形成されている、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、大気導入路が大気室の外周に沿って形成される第1流路部を含み、収容室が大気室の鉛直下方に位置する姿勢において、第1流路部が大気室の鉛直上方に位置するよう形成されている。これにより、収容室内の液体が、大気室内に流入することを避けやすい。
[適用例12]上記の液体収容容器であって、前記大気室が、第1のシート部材と主壁との間に形成された空間であり、前記第1流路部が、前記第1のシート部材と、前記大気室の外周に沿って形成された張り出し部とによって構成される、ことを特徴とする液体収容容器。
一般に、大気導入路は、大気の通路であり、かつ液体を容易に通過させない流路断面積を持つことが好ましい。そのような大気導入路は、液体を収容する収容室と比べ、流路断面積が小さくなる。このような大気導入路を簡易に形成するには、収容室内部の空間より、収容室外部の張り出し部を利用したほうがよい。また、大気室外周の張り出し部を利用することが好ましい。これにより、大気導入路を簡易に形成することができる。
[適用例13]上記の液体収容容器であって、前記主壁から前記第1のシート部材への方向における前記張り出し部の厚さが、前記主壁と前記第1のシート部材の間の距離より小さい、ことを特徴とする液体収容容器。
一般に、大気導入路は、大気の通路であり、かつ液体を容易に通過させない流路断面積を持つことが好ましい。そのような大気導入路は、液体を収容する収容室と比べ、流路断面積が小さくなる。このような大気導入路を簡易に形成するにあたり、大気室の外周に、厚さが主壁と第1のシート部材の間の距離より小さい張り出し部を形成する。これにより、大気導入路を簡易な構造で形成できる。
[適用例14]上記の液体収容容器であって、前記大気導入路が前記第1流路部と接続し、前記大気室の外周に沿って形成される第2流路部を含み、前記収容室と前記大気室が鉛直方向と交差する方向に並ぶ姿勢において、前記第2流路部が前記大気室の鉛直上方に位置する、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、収容室と大気室が鉛直方向と交差する方向に並ぶ姿勢において、第2流路部が大気室の鉛直上方に位置する。これにより、収容室内の液体が、大気室内に流入することをより避けやすくなる。
[適用例15]上記の液体収容容器であって、前記大気導入路が前記第1流路部と接続し、前記大気室の外周に沿って形成される第3流路部を含み、前記第3流路部が前記大気室を挟んで前記第2流路部の反対側に位置する、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、大気導入路が第1流路部と接続し、大気室の外周に沿って形成される第3流路部を含み、第3流路部が大気室を挟んで第2流路部の反対側に位置する。これにより、収容室内の液体が、大気室内に流入することをより避けやすくなる。
[適用例16]上記の液体収容容器であって、前記供給口に接続する供給チューブを含む、ことを特徴とする液体収容容器。
この適用例では、供給口に接続するチューブを含む。これにより、収容室内の液体を外部に供給する自由度を上げることができる。
本実施形態における複合機を示す斜視図である。 本実施形態における複合機を示す斜視図である。 本実施形態におけるプリンターを示す斜視図である。 本実施形態におけるプリンターのメカ体を示す斜視図である。 第1実施形態におけるタンクの概略の構成を示す分解斜視図である。 第1実施形態における第1大気導入路をYZ平面で切断したときの断面図である。 第1実施形態における第2大気導入路と供給口とをYZ平面で切断したときの断面図である。 第1実施形態における注入口と大気導入路と供給口とをYZ平面で切断したときの断面図である。 第1実施形態におけるタンクの第1の姿勢を示す断面図である。 第1実施形態におけるタンクの第1の姿勢を示す断面図である。 第1実施形態における大気室の内部構成の他の態様を示す図である。 第1実施形態における大気室の内部構成の他の態様を示す図である。 第2実施形態におけるタンクの第1の姿勢を示す断面図である。 第3実施形態におけるタンクの第1の姿勢を示す断面図である。 第4実施形態におけるタンクのケースを示す斜視図である。 第4実施形態におけるタンクのケースを示す斜視図である。 第5実施形態におけるタンクのケースを示す斜視図である。 第5実施形態におけるタンクの第2の姿勢を示す断面図である。 第6実施形態におけるタンクのケースをXZ平面に平行な第2壁から見た図である。 第6実施形態におけるタンクのケースをYZ平面に平行なシート部材から見た図である。 第7実施形態におけるタンクをYZ平面に平行なシート部材から見た図である。 第7実施形態におけるタンクを示す分解斜視図である。 本実施形態における液体消費装置の一例を示す斜視図である。 本実施形態における液体消費装置の一例を示す斜視図である。 本実施形態における液体消費装置の一例を示す斜視図である。
実施形態について、液体消費装置の一例である複合機を例に、図面を参照しながら説明する。本実施形態における複合機1は、図1に示すように、プリンター3と、スキャナーユニット5と、を有している。複合機1において、プリンター3とスキャナーユニット5とは、互いに重ねられている。プリンター3を使用する状態において、スキャナーユニット5は、プリンター3の鉛直上方に重なっている。なお、図1には、相互に直交する座標軸であるXYZ軸が付されている。これ以降に示す図についても必要に応じてXYZ軸が付されている。図1では、プリンター3は、X軸方向とY軸方向とによって規定される水平な平面(XY平面)に配置されている。Z軸方向は、XY平面に直交する方向であり、−Z軸方向が鉛直下方向となる。
スキャナーユニット5は、イメージセンサーなどの撮像素子(図示せず)と原稿台と蓋とを有しているフラットベッドタイプのものである。スキャナーユニット5は、用紙などの媒体に記録された画像などを、撮像素子を介して画像データとして読み取ることができる。このため、スキャナーユニット5は、画像などの読み取り装置として機能する。スキャナーユニット5は、図2に示すように、プリンター3のケース7に対して回動可能に構成されている。そして、スキャナーユニット5の原稿台のプリンター3側の面は、プリンター3のケース7を覆い、プリンター3の蓋としての機能も有している。
プリンター3は、液体の一例であるインクによって、印刷用紙などの印刷媒体Pに印刷を行うことができる。プリンター3は、図3に示すように、ケース7と、液体収容容器の一例である複数のタンク9と、を有している。ケース7は、プリンター3の外殻を構成している一体成形された部品であり、プリンター3のメカ体11を収容している。複数のタンク9は、ケース7内に収容されており、それぞれ、印刷に供するインクを収容している。本実施形態では、4つのタンク9が設けられている。4つのタンク9は、相互にインクの種類が異なる。本実施形態では、インクの種類として、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの4種類が採用されている。そして、相互にインクの種類が異なる4つのタンク9が、1つずつ設けられている。
また、プリンター3は、操作パネル12を有している。操作パネル12には、電源ボタン13Aや、その他の操作ボタン13Bなどが設けられている。プリンター3を操作する作業者は、操作パネル12に対面した状態で、電源ボタン13Aや操作ボタン13Bを操作することができる。プリンター3では、操作パネル12が設けられている面が正面とされている。プリンター3の正面には、ケース7に窓部14が設けられている。窓部14は、光透過性を有している。そして、窓部14に重なる位置に、上述した4つのタンク9が設けられている。このため、作業者は、窓部14を介して4つのタンク9を視認することができる。
本実施形態では、各タンク9の窓部14に対面する部位が光透過性を有している。各タンク9の光透過性を有する部位から、タンク9内のインクが視認され得る。従って、作業者は、窓部14を介して4つのタンク9を視認することによって、各タンク9におけるインクの量を視認することができる。本実施形態では、窓部14がプリンター3の正面に設けられているので、作業者は、操作パネル12に対面した状態で、窓部14から各タンク9を視認することができる。このため、作業者は、プリンター3を操作しながら、各タンク9におけるインクの残量を把握することができる。
プリンター3は、メカ体11を示す斜視図である図4に示すように、印刷部15と、供給チューブ16と、を有している。印刷部15は、キャリッジ17と、噴射ヘッド19と、4つの中継ユニット21と、を有している。噴射ヘッド19と4つの中継ユニット21とは、キャリッジ17に搭載されている。供給チューブ16は、可撓性を有しており、タンク9と中継ユニット21との間に設けられている。タンク9内のインクは、供給チューブ16を介して中継ユニット21に送られる。中継ユニット21は、タンク9から供給チューブ16を介して供給されたインクを噴射ヘッド19に中継する。噴射ヘッド19は、供給されたインクをインク滴として吐出する。
また、プリンター3は、媒体搬送機構(図示せず)と、ヘッド搬送機構(図示せず)と、を有している。媒体搬送機構は、図示しないモーターからの動力によって搬送ローラー22を駆動することによって、印刷媒体PをY軸方向に沿って搬送する。ヘッド搬送機構は、モーター23からの動力をタイミングベルト25を介してキャリッジ17に伝達することによって、キャリッジ17をX軸方向に沿って搬送する。上述したように、噴射ヘッド19は、キャリッジ17に搭載されている。このため、噴射ヘッド19は、ヘッド搬送機構によって、キャリッジ17を介してX軸方向に搬送され得る。媒体搬送機構及びヘッド搬送機構によって、印刷媒体Pに対する噴射ヘッド19の相対位置を変化させながら、噴射ヘッド19からインクを吐出することによって印刷媒体Pに印刷が施される。
[第1実施形態] タンク9は、図5に示すように、ケース31と、第1のシート部材の一例であるシート部材33と、を有している。ケース31は、例えば、ナイロンやポリプロピレン等の合成樹脂により構成されている。また、シート部材33は、合成樹脂(例えば、ナイロンや、ポリプロピレン等)によりフィルム状に形成され、可撓性を有する。ケース31は、収容部35と、大気室37と、を有している。
収容部35は、第1壁41と、第2壁42と、第3壁43と、第4壁44と、第5壁45と、を有している。第2壁42、第3壁43、第4壁44、及び第5壁45は、それぞれ、第1壁41に交差している。第2壁42と第3壁43とは、第1壁41をY軸方向に挟んで互いに対峙する位置に設けられている。第4壁44と第5壁45とは、第1壁41をZ軸方向に挟んで互いに対峙する位置に設けられている。第2壁42は、第4壁44及び第5壁45のそれぞれに交差している。第3壁43も、第4壁44及び第5壁45のそれぞれに交差している。
第1壁41は、平面視で、第2壁42と、第3壁43と、第4壁44と、第5壁45とによって囲まれている。第2壁42と、第3壁43と、第4壁44と、第5壁45とは、第1壁41から+X軸方向に突出している。このため、収容部35は、第1壁41を主壁として、主壁から垂直に伸びる第2壁42と、第3壁43と、第4壁44と、第5壁45とによって凹状に構成されている。第1壁41と、第2壁42と、第3壁43と、第4壁44と、第5壁45とによって、凹部35Aが構成されている。凹部35Aは、−X軸方向に向かって凹となる向きに構成されている。凹部35Aは、+X軸方向に向かって、すなわちシート部材33側に向かって開口している。凹部35A内にインクが収容される。なお、第1壁41、第2壁42、第3壁43、第4壁44、第5壁45は、いずれも平坦な壁に限られず、凹凸を含むものであってもよい。
大気室37は、第5壁45に設けられている。大気室37は、第5壁45から、第5壁45の第4壁44側とは反対側、すなわち第5壁45の+Z軸方向側に向かって突出している。大気室37は、第1壁41と、第5壁45と、第6壁46と、第7壁47と、第8壁48と、を有している。なお、収容部35の第1壁41と、大気室37の第1壁41とは、互いに同一の壁である。つまり、本実施形態では、収容部35と大気室37とは、互いに第1壁41を共有している。
第6壁46は、第5壁45から、第5壁45の第4壁44側とは反対側、すなわち第5壁45の+Z軸方向側に向かって突出している。第7壁47は、第5壁45から、第5壁45の第4壁44側とは反対側、すなわち第5壁45の+Z軸方向側に向かって突出している。第6壁46と、第7壁47とは、大気室37の第1壁41をY軸方向に挟んで互いに対峙する位置に設けられている。第8壁48は、大気室37の第1壁41をZ軸方向に挟んで第5壁45に対峙する位置に設けられている。第6壁46は、第5壁45及び第8壁48のそれぞれに交差している。第7壁47も、第5壁45及び第8壁48のそれぞれに交差している。
大気室37の第1壁41は、平面視で、第5壁45と、第6壁46と、第7壁47と、第8壁48とによって囲まれている。第5壁45と、第6壁46と、第7壁47と、第8壁48とは、第1壁41から+X軸方向に突出している。このため、大気室37は、第1壁41を主壁として、主壁から垂直に伸びる第5壁45と、第6壁46と、第7壁47と、第8壁48とによって凹状に構成されている。第1壁41と、第5壁45と、第6壁46と、第7壁47と、第8壁48とによって、大気室37の凹部37Aが構成されている。凹部37Aは、−X軸方向に向かって凹となる向きに構成されている。凹部37Aは、+X軸方向に向かって、すなわちシート部材33側に向かって開口している。なお、凹部35Aと凹部37Aとは、互いに第5壁45を隔壁として仕切られている。なお、第2壁42〜第8壁48の第1壁41からの突出量は、相互に同じ突出量に設定されている。
第2壁42と第6壁46とは、Y軸方向に段差を有している。第6壁46は、第2壁42よりも第3壁43側、すなわち第2壁42よりも+Y軸方向側に位置している。また、第3壁43と第7壁47とは、Y軸方向に段差を有している。第7壁47は、第3壁43よりも第2壁42側、すなわち第3壁43よりも−Y軸方向側に位置している。そして、第1壁41を平面視した状態で、第2壁42と第6壁46との間に注入口51が設けられている。また、第1壁41を平面視した状態で、第3壁43と第7壁47との間に供給口53が設けられている。注入口51と供給口53とは、それぞれ、第5壁45に設けられている。注入口51と供給口53とは、それぞれ、ケース31の外側と凹部35Aの内側とを連通させる。
また、第8壁48には、第1大気導入路55が設けられている。第1大気導入路55は、第8壁48から、第8壁48の第5壁45側とは反対側、すなわち第8壁48の+Z軸方向側に突出している。第1大気導入路55は、ケース31の外側と凹部35Aの内側とを連通させる。第1大気導入路55は、ケース31の外側の大気を凹部35Aの内側に導入するための大気の通路である。第1大気導入路55は、第1大気導入路55をYZ平面で切断したときの断面図である図6に示すように、大気連通口57と、第1導入口59と、を有している。大気連通口57は、ケース31の外側に向いて開口する開口部である。第1導入口59は、凹部37Aの内側に向いて開口する開口部である。ケース31の外側の大気は、第1大気導入路55の入り口となる大気連通口57から第1大気導入路55内に入る。第1大気導入路55内に入った大気は、第1大気導入路55によって大気室37側に向かって導かれ、第1大気導入路55の出口となる第1導入口59から大気室37内に向かって出る。
なお、本実施形態では、第1大気導入路55が第8壁48からケース31の外側に向かって突出する形態が採用されている。しかしながら、第1大気導入路55の形態は、これに限定されない。第1大気導入路55としては、第8壁48から突出しない、すなわち第8壁48よりも第5壁45側に収められた形態も採用され得る。この場合、第1大気導入路55が第8壁48の厚み内に抑えられる形態や、第8壁48から凹部37A内に突出する形態などが挙げられる。例えば、第8壁48に、ケース31の外側から凹部37Aに貫通する孔を設けることによって、第1大気導入路55を第8壁48の厚みと同等にすることができる。第1大気導入路55が第8壁48の厚みと同等である形態では、第8壁48の第5壁45側とは反対側の面に大気連通口57が開口し、第8壁48の第5壁45側の面に第1導入口59が開口する。
図5に示すように、ケース31内には、凹部37Aと凹部35Aとを互いに連通させる第2大気導入路61が設けられている。第2大気導入路61は、凹部35A内において、区画壁62Aと、区画壁62Bとによって仕切られている。区画壁62A及び区画壁62Bは、それぞれ、凹部35A内において、第1壁41から+X軸方向側、すなわち第1壁41からシート部材33側に突出している。このため、第2大気導入路61は、第1壁41と、区画壁62Aと、区画壁62Bとによって囲まれた溝状を呈している。なお、第1壁41から突出する区画壁62A及び区画壁62Bの突出量は、第2壁42〜第8壁48の突出量と同等に設定されている。
第2大気導入路61は、第2大気導入路61と供給口53とをYZ平面で切断したときの断面図である図7に示すように、送出口63と、第2導入口65と、を有している。送出口63は、凹部37Aの内側に向かって開口する開口部である。第2導入口65は、凹部35Aの内側に向かって開口する開口部である。凹部37Aの内側の大気は、第2大気導入路61の入り口となる送出口63から第2大気導入路61内に入る。第2大気導入路61内に入った大気は、第2大気導入路61によって凹部35A側に向かって導かれ、第2大気導入路61の出口となる第2導入口65から凹部35A内に向かって出る。
図7に示すように、区画壁62Bと第3壁43との間には、供給路71が設けられている。供給路71は、凹部35Aの内部と供給口53とを連通させる流路である。供給路71は、凹部35A内において、区画壁72Aと、第3壁43とによって仕切られている。区画壁72Aは、図5に示すように、凹部35A内において、第1壁41から+X軸方向側、すなわち第1壁41からシート部材33側に突出している。このため、供給路71は、第1壁41と、区画壁72Aと、第3壁43とによって囲まれた溝状を呈している。なお、第1壁41から突出する区画壁72Aの突出量は、第2壁42〜第8壁48の第1壁41からの突出量と同等に設定されている。
シート部材33は、図5に示すように、第2壁42〜第8壁48をX軸方向に挟んで第1壁41に対面する。シート部材33は、平面視で、凹部35A及び凹部37Aを覆う大きさを有している。シート部材33は、第1壁41との間に隙間を有した状態で、第2壁42〜第8壁48、区画壁62A、区画壁62B、及び区画壁72Aのそれぞれの端部に接合されている。これにより、凹部35A及び凹部37Aは、シート部材33によって封止される。このため、シート部材33は、ケース31に対する蓋であるともみなされ得る。
タンク9では、注入口51と第1大気導入路55と供給口53とをYZ平面で切断したときの断面図である図8に示すように、凹部35Aの内部にインク75が収容される。凹部35A内のインク75は、供給路71を通って供給口53から噴射ヘッド19に供給される。本実施形態では、プリンター3を印刷に使用する状態において、供給口53に供給チューブ16が接続され、注入口51に栓77がされる。凹部35A内のインク75は、区画壁72Aがインク75内に没入している状態で噴射ヘッド19を介して供給路71内を吸引することによって、供給口53から噴射ヘッド19に到達する。
噴射ヘッド19による印刷にともなって凹部35A内のインク75が噴射ヘッド19側に送られる。このため、噴射ヘッド19による印刷にともなって、凹部35A内の圧力が大気圧よりも低くなる。凹部35A内の圧力が大気圧よりも低くなると、凹部37A内の大気79が第2大気導入路61を通って凹部35A内に送られる。これにより、凹部35A内の圧力が大気圧に保たれやすい。
上記により、タンク9内のインク75が噴射ヘッド19に供給される。タンク9における凹部35A内のインク75が消費され、インク75の残量が少なくなると、作業者は、注入口51から新たなインクを凹部35A内に補充することができる。タンク9では、プリンター3を印刷に使用する状態において、注入口51が大気連通口57よりも鉛直下方、すなわち−Z軸方向側に位置している。このため、凹部35A内に満杯にインク75が注入されても、インクが凹部35A内から第1大気導入路55を介して凹部37A内に溢れることが抑えられる。
ところで、プリンター3は、1つの場所に留められずに他の場所に移送されることがある。このとき、プリンター3の姿勢は、不特定である。このような場合、タンク9内にインク75が残っていると、インク75が凹部35Aから凹部37Aに進入し、ひいてはインクが第1大気導入路55からタンク9の外に漏出することが心配される。本実施形態では、例えば、プリンター3の姿勢において、図9に示すように、タンク9が+Y軸方向を鉛直下方とする向きに傾けられることが想定される。この姿勢は、収容部35と大気室37とを鉛直方向とは交差する方向に並べ、且つ、第1大気導入路55の第1導入口59を、第2大気導入路61の送出口63よりも鉛直方向で上方に位置させた姿勢(以下、第1の姿勢と呼ぶ)に相当する。
本実施形態では、上記の第1の姿勢においても、平静な状態であれば、拡大図に示す第2大気導入路61におけるメニスカス91が保持される。このため、タンク9が+Y軸方向を鉛直下方とする第1の姿勢に傾けられても、平静な状態であれば、凹部35A内のインク75が凹部37Aに進入することが抑えられる。
しかしながら、例えば、プリンター3に振動や衝撃が加えられると、第2大気導入路61におけるメニスカス91が破壊することがある。第2大気導入路61におけるメニスカス91が破壊すると、図10に示すように、凹部35A内のインク75が第2大気導入路61を通って凹部37A内に進入する。なお、図10では、凹部35A(収容部35)の内部にインク75が満杯であったときの状態が示されている。本実施形態では、第1の姿勢において、第1導入口59が、凹部37A内におけるインク75の液面75Aよりも鉛直方向で上方に設けられている。このため、本実施形態では、図10に示す状態においても、インク75が第1大気導入路55からタンク9の外に漏出することを避けやすい。
なお、本実施形態において、大気室37の内部構成は図8に示した形状に限定されない。大気室37の内部構成としては、例えば図11に示すように、第2大気導入路61の送出口63に、蛇行して延在する大気流路66が連通している構成であってもよい。これにより、送出口63から大気室37内に侵入したインク75が第1導入口59に容易に到達しないようにすることができる。また、大気室37の内部構成としては、図12に示すように、大気流路66の途中に大気バッファー室67が形成される構成であってもよい。これにより、大気流路66に到達したインク75の動きを途中でトラップすることができ、さらにインク75の第1導入口59への到達の困難性を高めることができる。なお、本明細書中の他の実施形態においても、大気室37の内部構成は第1実施形態と同様の構成を適用することができる。
[第2実施形態] 第2実施形態におけるタンク9について説明する。第2実施形態におけるタンク9は、第1の姿勢において、ケース31における第2大気導入路61が、図13に示すように、第4壁44に沿って第2壁42に向かって延在する部位95を含むことを除いては、第1実施形態におけるタンク9と同様の構成を有している。このため、以下においては、第1実施形態と同一の構成については、第1実施形態と同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
第2実施形態では、区画壁62Bは、第5壁45から第4壁44に向かってZ軸方向に沿って延びてから、第4壁44に至る前に屈曲している。区画壁62Bは、第5壁45から第4壁44に至る前に屈曲してから、第4壁44との間に隙間を有した状態で、第2壁42に向かってY軸方向に沿って、すなわち第1の姿勢で鉛直上方に延びている。また、区画壁62Aは、第5壁45から第4壁44に向かってZ軸方向に沿って延びてから、第4壁44に至る前、且つ区画壁62Bに至る前に屈曲している。区画壁62Aは、第5壁45から区画壁62Bに至る前に屈曲してから、区画壁62Bとの間に隙間を有した状態で、第2壁42に向かってY軸方向に沿って、すなわち第1の姿勢で鉛直上方に延びている。なお、第2大気導入路61の容積は、凹部37A(大気室37)の容積よりも小さい。
第2実施形態によれば、第1の姿勢において、凹部35A内のインク75が第2大気導入路61から凹部37A内に流出したときに、第2導入口65がインク75の液面75Aよりも鉛直上方に突出すると、インク75の凹部37A内への流出が止まる。このため、第1実施形態に比較して、第2大気導入路61から凹部37A内に流出するインク75の量を軽減することができる。この結果、第2実施形態では、インク75が第1大気導入路55からタンク9の外に漏出することを一層避けやすい。なお、第2実施形態では、第1の姿勢において、第2大気導入路61が凹部35A内のインク75の液面75Aよりも鉛直上方に突出していると、凹部37A内に流出するインク75の量を一層軽減することができる。
[第3実施形態] 第3実施形態におけるタンク9について説明する。第3実施形態におけるタンク9は、第1の姿勢において、ケース31における送出口63が、図14に示すように、第2実施形態に比較して鉛直上方に位置していることを除いては、第2実施形態におけるタンク9と同様の構成を有している。このため、以下においては、第2実施形態と同一の構成については、第2実施形態と同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
第3実施形態では、区画壁62Aは、第5壁45から第4壁44に向かってZ軸方向に沿って延びてから、第5壁45との間に隙間を有した状態で屈曲し、第5壁45に沿って第3壁43に向かって延びている。そして、区画壁62Aは、区画壁62Bに至る前に屈曲してから、区画壁62Bとの間に隙間を有した状態で区画壁62Bに沿って延びている。
第3実施形態においても、第2実施形態と同様の効果が得られる。さらに、第3実施形態では、送出口63が第2実施形態に比較して鉛直上方に位置しているので、第1の姿勢において、第2大気導入路61内のインク75を第2大気導入路61内に留めることができる。このため、第2実施形態に比較して凹部37A内に流出するインク75の量を軽減することができる。これにより、送出口63は、凹部37A内のインク75の液面75Aよりも鉛直上方に位置する。この結果、第3実施形態では、インク75が第1大気導入路55からタンク9の外に漏出することを一層避けやすい。
[第4実施形態] 第4実施形態におけるタンク9について説明する。第4実施形態におけるタンク9は、第2大気導入路61が、図15に示すように、ケース31の外側に設けられていることを除いては、第1実施形態におけるタンク9と同様の構成を有している。このため、以下においては、第1実施形態と同一の構成については、第1実施形態と同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
第4実施形態では、送出口63は、図16に示すように、凹部37A内において第1壁41に設けられている。送出口63は、第1壁41の凹部37A内と凹部37A外との間を貫通する貫通孔として設けられている。また、第2導入口65は、凹部35A内において第1壁41に設けられている。第2導入口65は、第1壁41の凹部35A内と凹部35A外との間を貫通する貫通孔として設けられている。
第2大気導入路61は、第1壁41の凹部37A側の面41Aとは反対側(ケース31の外側)の面41B(図15)に設けられている。第2大気導入路61は、図15に示すように、面41Bにおいて、送出口63から第2導入口65に至る溝として設けられている。このため、第4実施形態では、第1実施形態における区画壁62A及び区画壁62Bが省略されている。第2大気導入路61としての溝は、面41B側から面41A側に向かって凹となる向きに設けられている。この第2大気導入路61としての溝は、面41B側から、送出口63及び第2導入口65を含めて第2のシート部材(図示せず)で封止されている。第4実施形態においても、第1実施形態、第2実施形態、及び第3実施形態のそれぞれと同様の効果が得られる。さらに、第4実施形態では、区画壁62A及び区画壁62Bが省略されているので、凹部35Aの容積を大きくすることができる。
上記第1実施形態〜第4実施形態では、それぞれ、プリンター3を印刷に使用する状態において、供給口53が収容部35内のインクの液面よりも高い位置に配置されている。この構成によれば、例えば、供給チューブ16が供給口53から外れてしまっても、タンク9からインクが漏出することを抑えやすい。これにより、供給チューブ16が供給口53から外れてしまったときに、プリンター3がインクで汚損されてしまうことを軽減しやすい。また、第1実施形態〜第4実施形態では、それぞれ、供給口53を+Z軸方向側に向けた構成が採用されている。この構成によれば、タンク9をプリンター3に取り付けた状態で供給チューブ16を供給口53に抜き差ししやすい。このため、プリンター3の組立てを容易にすることができる。
[第5実施形態] 第5実施形態におけるタンク9について説明する。第5実施形態におけるタンク9は、図17に示すように、凹部37A内において第1壁41に、送出口63を囲む土手部101が設けられていることを除いては、第4実施形態におけるタンク9と同様の構成を有している。このため、以下においては、第4実施形態と同一の構成については、第4実施形態と同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
第5実施形態では、土手部101は、第1壁41の面41Aに設けられている。土手部101は、面41Aから+X軸方向側(面41B側とは反対側)に突出している。なお、本実施形態では、第5壁45の一部及び第7壁47の一部が土手部101の一部を構成している。第1壁41から突出する土手部101の突出量は、一部分を除いて、第2壁42〜第8壁48の突出量と同等に設定されている。土手部101の第1壁41側とは反対側の端部には、切欠き部103が設けられている。このため、ケース31にシート部材33が接合されたときに、凹部37A内と土手部101内とが、切欠き部103を介して互いに連通する。これにより、凹部37A内の大気は、切欠き部103を介して土手部101内に流入することができる。
第5実施形態によれば、第2大気導入路61にインク75が流入しても、インク75が第2大気導入路61から凹部37A(大気室37)内に流入することを土手部101で遮りやすい。このため、第2大気導入路61内に流入したインク75が、大気室37内に流入することを避けやすい。この結果、インク75が第1大気導入路55からタンク9の外に漏出することを一層避けやすい。
ところで、例えば、プリンター3の姿勢において、図18に示すように、タンク9が−X軸方向を鉛直下方とする向きに傾けられることが想定される。この姿勢は、収容部35と大気室37とを鉛直方向とは交差する方向に並べ、且つ、シート部材33が第1壁41より鉛直下方に位置する第2の姿勢に相当する。このとき、土手部101の切欠き部103が収容部35内のインク75の液面75Aよりも突出する構成が採用され得る。この構成によれば、第2大気導入路61内に流入したインク75が、土手部101から溢れ出ることを避けることができる。この結果、第2大気導入路61内に流入したインク75が、大気室37内に流入することを一層避けやすい。
なお、第5実施形態では、送出口63に土手部101を設ける構成が採用されているが、第2導入口65に土手部101を設ける構成も採用され得る。第2導入口65に土手部101を設ける構成によれば、収容部35と大気室37とを鉛直方向とは交差する方向に並べ、且つ、シート部材33が第1壁41より鉛直下方に位置する第3の姿勢において、収容部35内のインク75が第2大気導入路61内に流入することを避けやすい。これは、収容部35内のインク75が第2大気導入路61内に流入したときに、土手部101がインク75の液面75Aよりも鉛直上方に突出すると、第2大気導入路61内への流入が止まるためである。これにより、インク75が収容部35から大気室37へ流出することを避けやすい。なお、本実施形態では、第2導入口65は、送出口63と同様に、第1壁41に設けられている。このため、第3の姿勢は、第2の姿勢と同じ姿勢である。
また、第2導入口65に土手部101を設ける構成においても、土手部101の切欠き部103が収容部35内のインク75の液面75Aよりも突出する構成が採用され得る。この構成によれば、収容部35内のインク75が第2大気導入路61内に流入することを一層避けやすい。
さらに、送出口63及び第2導入口65の双方に土手部101を設ける構成も採用され得る。この構成によれば、収容部35内のインク75が大気室37内に流入することを一層避けやすいので、インク75が第1大気導入路55からタンク9の外に漏出することを一層避けやすい。
[第6実施形態] 第6実施形態におけるタンク9について説明する。図19は、第6実施形態におけるタンク9をXZ平面に平行な第2壁42から見た図である。図20は、第6実施形態におけるタンク9を、YZ平面に平行なシート部材33から見た図である。図19および図20において、前述の実施形態と同一の符号の付与されているものは、同一の機能を有するものであるため、詳細な説明を省略する。
図19、図20において、第1大気導入路55は第8壁48を介して大気室37に連通する。タンク9をシート部材33が第1壁41より鉛直下方に位置する第2の姿勢に設置したとき、第1導入口59は、送出口63および第2導入口65に対し、鉛直上方に位置するよう形成されている。また、第1導入口59は、第2の姿勢においてタンク9内の液面より鉛直上方に位置するよう形成されている。これにより、第2の姿勢において、大気連通口57からのインクの漏出を防ぐことができる。なお、第6実施形態では、シート部材33の第1壁41側とは反対側の面を鉛直下方に向けた姿勢が第1の姿勢となる。そして、第6実施形態でも、第1実施形態と同様に、第1の姿勢において、第1導入口59が、凹部37A内におけるインクの液面よりも鉛直方向で上方に設けられている。このため、第1の姿勢においても、大気連通口57からのインクの漏出を防ぐことができる。
また、図19、図20において、注入口51は第5壁45を介して収容部35に連通する。第2大気導入路61の少なくとも一部は、大気室37の外周に沿って形成される張り出し部49とシート部材33との間に形成される。本実施形態の第2大気導入路61は、少なくとも第1流路部81と、第1流路部81に接続する第2流路部82と、第1流路部81に接続する第3流路部83と、第2流路部82に接続する第4流路部84とを含む。第1流路部81は、図20において第8壁48より鉛直上方に張り出して形成される。第4流路部84は、図20において第5壁45より鉛直上方に張り出して形成される。第2流路部82は、図20において第6壁46より鉛直方向と交差する方向に張り出して形成される。第3流路部83は、図20において第7壁47より鉛直方向と交差する方向に張り出して形成される。この構成によれば、収容部35が大気室37の鉛直下方に位置する姿勢において、第1流路部81を大気室37の鉛直上方に位置させることができる。これにより、収容部35から大気室37にインクが入り込む困難性を高めることができる。
また、第3流路部83が大気室37を挟んで第2流路部82の反対側に位置する。そのため、収容部35と大気室37が鉛直方向と交差する方向に並ぶ姿勢において、第3流路部83と第2流路部82のいずれかが大気室37の鉛直上方に位置することができる。これにより、収容部35から大気室37にインクが入り込む困難性を高めることができる。
さらに、第1壁41からシート部材33に向かう方向において、張り出し部49の第1壁41からシート部材33に向かう方向における厚さが、第1壁41からシート部材33との距離よりも小さくなるよう形成されている。これにより、インクが第2大気導入路61を移動する困難性を高めることができる。
また、第3流路部83には、流路の向きが反転する反転部107が設けられている。第1流路部81側から第4壁44側に向かって延在する第3流路部83は、反転部107において、第4壁44側から第8壁48側に向かう向きに反転する。別の観点から、第3流路部83は、反転部107において、鉛直上方から鉛直下方に向かう向きから、鉛直下方から鉛直上方に向かう向きに反転する。本実施形態では、第3流路部83は、U字状を呈している。なお、大気連通口57から収容部35に至る大気の経路において、大気連通口57側を上流側とし、第2導入口65側を下流側とする。
第2導入口65から第3流路部83内にインクが進入した状態でタンク9の姿勢が転じられないと、第3流路部83に進入したインクは、反転部107を越えて第3流路部83の上流側に逆流し得ない。つまり、第2導入口65におけるインクのメニスカスが破れるだけの衝撃が作用するという条件と、その後にプリンター3の姿勢が大きく転じられるという条件とが重なって成立しないと、反転部107よりも上流へのインクの逆流が発生し得ない。これらの条件が重なって成立することは稀なことであるため、収容部35内のインクが第3流路部83を逆流して第1流路部81に達する頻度は極めて低い。このため、収容部35から大気室37にインクが入り込む困難性が高められる。
さらに、本実施形態では、第4流路部84にも反転部109が設けられている。第2流路部82側から第2壁42側に向かって延在する第4流路部84は、反転部109において、第2壁42側から大気室37側に向かう向きに反転する。別の観点から、第3壁43及び第7壁47を第2壁42よりも鉛直上方に位置させた姿勢のときに、第4流路部84は、反転部109において、鉛直上方から鉛直下方に向かう向きから、鉛直下方から鉛直上方に向かう向きに反転する。本実施形態では、第4流路部84は、U字状を呈している。
第2流路部82から第4流路部84内にインクが進入した状態でタンク9の姿勢が転じられないと、第4流路部84に進入したインクは、反転部109を越えて第4流路部84の上流側に逆流し得ない。つまり反転部107よりも上流へのインクの逆流が発生するという条件と、その後にプリンター1の姿勢が大きく転じられるという条件とが重なって成立しないと、反転部109よりも上流へのインクの逆流が発生し得ない。これらの条件が重なって成立することは極めて稀なことであるため、収容部35内のインクが第4流路部84を逆流して大気室37に達する頻度は極めて低い。このため、収容部35から大気室37にインクが入り込む困難性が高められる。
また、本実施形態では、第2導入口65が、第4壁44よりも第5壁45に近い位置に設けられている。これにより、本実施形態では、第2導入口65を、収容部35内のインクの液面よりも高い位置に配置しやすい。なお、本実施形態では、収容部35内のインクの液面が第2導入口65よりも低くなるように収容部35内のインク量の上限が定められている。このため、第2導入口65は、収容部35内のインクの液面よりも鉛直上方に突出する。この構成によれば、噴射ヘッド19による印刷にともなって大気室37内の大気が収容部35内に導入されるときに、収容部35内に導入される大気がインク中を泡の状態で通過することを抑制しやすい。
ここで、インク中を気体の泡が通過する場合、インクの液面が静的に気体に接している場合に比較して、泡を構成する気体がインクに溶け込みやすい。インクに溶けていた気体は、インクの供給経路や噴射ヘッド19内で気泡として現れることがある。噴射ヘッド19内のインクに気泡が混じっていると、気泡によってインクの吐出性能が低下することがある。このように、インクに溶けた気体は、噴射ヘッド19におけるインクの吐出性能を低下させる要因になることがある。なお、吐出性能の低下としては、例えば、インク滴の量が規定範囲から外れたり、インク滴が吐出されなかったり、インク滴の進行方向がずれたりすることなどが挙げられる。
これに対して、本実施形態では、第2導入口65が収容部35内のインクの液面よりも鉛直上方に突出するので、収容部35内に導入される大気がインク中を泡の状態で通過することを抑制しやすい。このため、収容部35内において、インクに大気が溶解することを軽減することができる。これにより、噴射ヘッド19内のインクに大気が混入することを抑制しやすい。この結果、本実施形態では、噴射ヘッド19におけるインクの吐出性能を低下させにくくすることができる。
[第7実施形態] 第7実施形態におけるタンク9について説明する。第7実施形態におけるタンク9は、大気室37の構成が異なることを除いて、第6実施形態のタンク9と同様の構成を有している。このため、以下において、第6実施形態のタンク9と同一の構成については、第6実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第7実施形態におけるタンク9では、図21に示すように、大気室37が、第1大気室121と、第2大気室122と、連通路123と、第3大気室124と、を有している。第1大気室121は、第1大気導入路55に重なる位置に設けられており、第1大気導入路55を介してタンク9の外部に連通している。第2大気室122は、ケース31に設けられた第9壁125を隔てて第1大気室121に重なっている。第3大気室124は、第1大気室121及び第2大気室122よりも第6壁46側に設けられている。第3大気室124は、送出口63を介して第2大気導入路61に通じている。
第2大気室122と第3大気室124との間には、第10壁126と第11壁127とが設けられている。第1大気室121及び第2大気室122と第3大気室124との間は、第10壁126及び第11壁127によってY軸方向に隔てられている。第10壁126は、第7壁47よりも第6壁46側に設けられており、第7壁47に対向している。第11壁127は、第6壁46よりも第7壁47側に設けられており、第6壁46に対向している。なお、第11壁127は、第10壁126よりも第6壁46側に設けられている。
第1大気室121は、第1壁41と、第7壁47と、第8壁48と、第9壁125と、第10壁126と、シート部材33とによって仕切られている。第2大気室122は、第1壁41と、第5壁45と、第7壁47と、第9壁125と、第10壁126と、シート部材33とによって仕切られている。第9壁125には、連通口128が設けられている。連通口128を介して第1大気室121と第2大気室122とが連通している。第3大気室124は、第1壁41と、第5壁45と、第6壁46と、第8壁48と、第11壁127と、シート部材33とによって仕切られている。
連通路123は、第10壁126と第11壁127との間に設けられており、第2大気室122と第3大気室124とを連通させている。連通路123は、蛇行している。第2大気室122は、連通口129Aを介して連通路123に通じている。また、第3大気室124は、連通口129Bを介して連通路123に通じている。上記により、収容部35は、第2大気導入路61、第3大気室124、連通路123、第2大気室122、第1大気室121、及び第1大気導入路55を介してタンク9の外部に通じている。
ケース31には、図22に示すように、凹部141と、凹部142と、溝143と、凹部144と、が設けられている。凹部141、凹部142、溝143、及び凹部144は、それぞれ、シート部材33側とは反対側に向かって、すなわち第1壁41側に向かって凹となる向きに設けられている。凹部141は、第1壁41を、第7壁47と第8壁48と第9壁125と第10壁126とによって囲んだ構成を有している。凹部142は、第1壁41を、第5壁45と第7壁47と第9壁125と第10壁126とによって囲んだ構成を有している。凹部144は、第1壁41を、第5壁45と第6壁46と第8壁48と第11壁127とによって囲んだ構成を有している。
溝143は、第5壁45と第10壁126と第8壁48と第11壁127とによって囲まれた領域内に設けられている。溝143のX軸方向における深さは、凹部142や凹部144のX軸方向における深さよりも浅い。連通口128は、第9壁125に設けられた切欠き部として構成されている。切欠き部として構成された連通口128によって、凹部141と凹部142とが互いに通じている。また、連通口128Aは、第10壁126に設けられた切欠き部として構成されている。同様に、連通口128Bは、第11壁127に設けられた切欠き部として構成されている。
第1大気室121は、ケース31に設けられた凹部141をシート部材33で封止した構成を有している。第2大気室122は、ケース31に設けられた凹部142をシート部材33で封止した構成を有している。第3大気室124は、ケース31に設けられた凹部144をシート部材33で封止した構成を有している。連通路123は、ケース31に設けられた溝143をシート部材33で封止した構成を有している。上記の構成により、第7実施形態においても、第6実施形態と同様の効果が得られる。
さらに、第7実施形態では、第3大気室124よりも第1大気導入路55側に、連通路123が設けられている。前述したように、連通路123は、蛇行している。このため、連通路123内に進入したインクの動きを連通路123の途中でトラップすることができる。これにより、インクを第1導入口59へ一層到達させにくい。
さらに、第7実施形態では、第3大気室124よりも第1大気導入路55側に、第2大気室122が設けられている。このため、送出口63から第3大気室124内に進入したインクを第1導入口59に一層到達させにくい。さらに、第7実施形態では、第3大気室124よりも第1大気導入路55側に、第1大気室121が設けられている。このため、送出口63から第3大気室124内に進入したインクを第1導入口59に一層到達させにくい。
なお、第6実施形態及び第7実施形態では、それぞれ、第1実施形態〜第4実施形態と同様に、プリンター3を印刷に使用する状態において、供給口53を収容部35内のインクの液面よりも高い位置に配置する構成も採用され得る。この構成によれば、例えば、供給チューブ16が供給口53から外れてしまっても、タンク9からインクが漏出することを抑えやすい。これにより、供給チューブ16が供給口53から外れてしまったときに、プリンター3がインクで汚損されてしまうことを軽減しやすい。また、第6実施形態及び第7実施形態のそれぞれにおいて、第1実施形態〜第4実施形態と同様に、供給口53を+Z軸方向側に向けた構成が採用され得る。この構成によれば、タンク9をプリンター3に取り付けた状態で供給チューブ16を供給口53に抜き差ししやすい。このため、プリンター3の組立てを容易にすることができる。
また、上記第1実施形態〜第7実施形態では、それぞれ、タンク9をケース31とシート部材33との2つの部品だけで構成することができる。これにより、タンク9にかかるコストを軽減しやすいので、プリンター3のコストを軽減しやすい。
上記各実施形態において、液体消費装置は、図1または図2に記載した、ケース7にタンク9を内蔵する形態のものに限られない。例えば、図23、図24、図25に記載した、ケース7に容器ユニット8を外付けで取り付ける形態のものであってもよい。
図23は、ケース7に容器ユニット8を取り付けた状態の一例を示すものである。容器ユニット8は、上面カバー部材301と、底面カバー部材303と、底面カバー部材303に配置される複数のタンク9とを含む。上面カバー部材301は、ケース7に対し、第1の固定部材305によって固定されている。第1の固定部材305は例えばネジ構造が適用可能であるが、これに限られず、固定の機能を含むものであればいかなる構造も適用可能である。
複数のタンク9の各々にはひとつの注入口51が設けられている。各々の注入口51には第1大気導入路55が取り付けられている。また、各々の注入口51は、上面カバー部材301に設けられた複数の開口のいずれかひとつから外部に露出し、液体の注入を可能としている。複数のタンク9の各々は上面カバー部材301に設けられた複数の窓部14のいずれかひとつに対応して配置され、外部から視認可能としている。
図24は、容器ユニット8から上面カバー部材301を取り外した状態の一例を示すものである。図24では、説明の便宜上、注入口51に第1大気導入路55が取り付けられている。ここでわかるように、複数のタンク9の各々にはひとつの供給チューブ16が取り付けられる。各々の供給チューブ16は、ケース7の側面に設けられた開口部を通して内部に位置する噴射ヘッド19に連通し、液体を供給可能としている。
図25は、容器ユニット8の底面カバー部材303の一例を示すものである。底面カバー部材303は、ケース7が覆っているメカ体11の一部に対し、第2の固定部材307によって固定されている。第2の固定部材307は例えばネジ構造が適用可能であるが、これに限られず、固定の機能を含むものであればいかなる構造も適用可能である。
図23、図24、図25に示す構成により、容器ユニット8の上面カバー部材301が第1の固定部材305によってケース7に固定され、底面カバー部材303が第2の固定部材307によってメカ体11に固定される。これにより、液体消費装置における容器ユニット8の固定の安定性が向上する。さらに、底面カバー部材303を、ケース7とメカ体11の両方に固定することで、さらに安定性を増すことができる。
上記各実施形態において、液体消費装置は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したり塗布したりして消費する液体消費装置であってもよい。なお、液体消費装置から微小量の液滴となって吐出される液体の状態としては、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体は、液体消費装置で消費させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状体を含むものとする。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含むものとする。液体の代表的な例としては上記各実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体消費装置の具体例としては、例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造等に用いられる電極材や色材等の材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置がある。また、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置であってもよい。また、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置であってもよい。
1…複合機、3…プリンター、5…スキャナー、7…ケース、8…容器ユニット、9…タンク、11…メカ体、12…操作パネル、13A…電源ボタン、13B…操作ボタン、14…窓部、15…印刷部、16…供給チューブ、17…キャリッジ、19…噴射ヘッド、21…中継ユニット、23…モーター、25…タイミングベルト、31…ケース、33…シート部材、35…収容部、35A…凹部、37…大気室、37A…凹部、41…第1壁(主壁)、41A…面、41B…面、42…第2壁、43…第3壁、44…第4壁、45…第5壁(隔壁)、46…第6壁、47…第7壁、48…第8壁、49…張り出し部、51…注入口、53…供給口、55…第1大気導入路、57…大気連通口、59…第1導入口、61…第2大気導入路、62A,62B…区画壁、63…送出口、65…第2導入口、66…大気流路、67…大気バッファー室、71…供給路、72A…区画壁、75…インク、75A…液面、77…栓、79…大気、81…第1流路部、82…第2流路部、83…第3流路部、84…第4流路部、91…メニスカス、95…部位、101…土手部、103…切欠き部、107…反転部、109…反転部、121…第1大気室、122…第2大気室、123…連通路、124…第3大気室、125…第9壁、126…第10壁、127…第11壁、128…連通口、129A,129B…連通口、141…凹部、142…凹部、143…溝、144…凹部、301…上面カバー部材、303…底面カバー部材、305…第1の固定部材、307…第2の固定部材、P…印刷媒体。

Claims (15)

  1. 液体を収容する収容室と、
    前記収容室に連通し、前記収容室内に導入する大気を収容する大気室と、
    前記大気室と前記収容室との間に設けられ、前記収容室内に前記大気室の大気を導入可能な大気導入路と、を含み、
    前記収容室と前記大気室とを鉛直方向とは交差する方向に並べ、且つ、前記大気室に大気を導入可能な第1導入口を、前記大気導入路の前記大気室側の開口部である送出口よりも鉛直方向で上方に位置させた第1の姿勢において、前記第1導入口が、前記収容室から前記大気室内に流入した前記液体の前記大気室内における液面よりも鉛直方向で上方に位置しており
    前記第1の姿勢において、前記送出口が、前記大気室内における前記液面よりも鉛直方向で上方に位置している、
    ことを特徴とする液体収容容器。
  2. 前記大気導入路は、前記第1の姿勢において、鉛直方向で上方に向かって延在する部位を含み、
    鉛直方向で上方に向かって延在する前記部位に、前記大気導入路の前記収容室側の開口部である第2導入口が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。
  3. 前記収容室が、第1のシート部材と主壁との間に形成された空間であり、
    前記大気室が、前記第1のシート部材と前記主壁との間に形成され、前記収容室と隔壁を介して仕切られる空間であり、
    前記送出口は、前記大気室の内側から前記大気室の外側に向かって前記主壁を貫通して開口しており、
    前記第2導入口は、前記収容室の外側から前記収容室の内側に向かって前記主壁を貫通して開口しており、
    前記収容室と前記大気室とを連通する前記大気導入路は、前記送出口から前記主壁の前記大気室とは反対側の面に通じて、前記主壁の前記大気室とは反対側の面と前記主壁の前記収容室とは反対側の面を経て前記第2導入口に通じている、
    ことを特徴とする請求項2記載の液体収容容器。
  4. 前記大気導入路は、前記主壁の前記大気室とは反対側の面と前記主壁の前記収容室とは反対側の面に設けられた溝を、第2のシート部材で封止した構成を有している、
    ことを特徴とする請求項3に記載の液体収容容器。
  5. 前記大気室の内側に、前記送出口を囲む第1土手部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の液体収容容器。
  6. 前記収容室と前記大気室とを鉛直方向とは交差する方向に並べ、且つ、前記第1のシート部材が前記主壁より鉛直下方に位置する第2の姿勢において、前記第1土手部が、前記収容室内の前記液体の液面よりも突出可能に配置される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の液体収容容器。
  7. 前記収容室の内側に、前記第2導入口を囲む第2土手部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一項に記載の液体収容容器。
  8. 前記収容室と前記大気室とを鉛直方向とは交差する方向に並べ、且つ、前記第1のシート部材が前記主壁より鉛直下方に位置する第3の姿勢において、前記第2土手部が、前記収容室内の前記液体の液面よりも突出する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の液体収容容器。
  9. 前記収容室が、第1のシート部材と主壁との間に形成された空間であり、
    前記大気室が、前記第1のシート部材と前記主壁との間に形成され、前記収容室と隔壁を介して仕切られる空間であり、
    前記大気導入路が前記大気室の外周に沿って形成される第1流路部を含み、前記収容室が前記大気室の鉛直下方に位置する姿勢において、前記第1流路部が前記大気室の鉛直上方に位置するよう形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。
  10. 液体を収容する収容室と、
    前記収容室に連通し、前記収容室内に前記液体を注入可能な注入口と、
    前記収容室に連通し、前記液体を外部に供給可能な供給口と、
    前記収容室に連通し、前記収容室内に導入する大気を収容可能な大気室と、
    前記大気室と前記収容室との間に設けられ、前記収容室内に前記大気室の大気を導入可能な大気導入路と、を備え、
    前記大気導入路が前記大気室の外周に沿って形成される第1流路部を含み、前記収容室が前記大気室の鉛直下方に位置する姿勢において、前記第1流路部が前記大気室の鉛直上方に位置するよう形成されている、
    ことを特徴とする液体収容容器。
  11. 前記大気室が、第1のシート部材と主壁との間に形成された空間であり、
    前記第1流路部が、前記第1のシート部材と、前記大気室の外周に沿って形成された張り出し部とによって構成される、
    ことを特徴とする請求項10に記載の液体収容容器。
  12. 前記主壁から前記第1のシート部材への方向における前記張り出し部の厚さが、前記主壁と前記第1のシート部材の間の距離より小さい、
    ことを特徴とする請求項11に記載の液体収容容器。
  13. 前記大気導入路が前記第1流路部と接続し、前記大気室の外周に沿って形成される第2流路部を含み、前記収容室と前記大気室が鉛直方向と交差する方向に並ぶ姿勢において、前記第2流路部が前記大気室の鉛直上方に位置する、
    ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の液体収容容器。
  14. 前記大気導入路が前記第1流路部と接続し、前記大気室の外周に沿って形成される第3流路部を含み、前記第3流路部が前記大気室を挟んで前記第2流路部の反対側に位置する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の液体収容容器。
  15. 前記供給口に接続する供給チューブを含む、
    ことを特徴とする請求項10乃至14のいずれか一項に記載の液体収容容器。
JP2015502777A 2013-03-01 2014-02-26 液体収容容器 Active JP6265205B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013040405 2013-03-01
JP2013040405 2013-03-01
JP2013199382 2013-09-26
JP2013199382 2013-09-26
PCT/JP2014/001014 WO2014132634A1 (ja) 2013-03-01 2014-02-26 液体収容容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2014132634A1 JPWO2014132634A1 (ja) 2017-02-02
JP6265205B2 true JP6265205B2 (ja) 2018-01-24

Family

ID=51427911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015502777A Active JP6265205B2 (ja) 2013-03-01 2014-02-26 液体収容容器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9493010B2 (ja)
JP (1) JP6265205B2 (ja)
CN (3) CN204296205U (ja)
TW (7) TW201733819A (ja)
WO (1) WO2014132634A1 (ja)

Families Citing this family (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9421781B2 (en) 2012-10-15 2016-08-23 Seiko Epson Corporation Recording apparatus
TW201733819A (zh) * 2013-03-01 2017-10-01 Seiko Epson Corp 液體收容容器
JP6409508B2 (ja) 2014-10-31 2018-10-24 ブラザー工業株式会社 液体消費装置
JP6609943B2 (ja) * 2015-03-12 2019-11-27 セイコーエプソン株式会社 タンク、タンクユニットおよび液体噴射システム
JP6631019B2 (ja) * 2015-03-12 2020-01-15 セイコーエプソン株式会社 液体収容体ユニット
JP6497152B2 (ja) * 2015-03-19 2019-04-10 セイコーエプソン株式会社 タンク、タンクユニット、液体噴射システム
JP2016182731A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 セイコーエプソン株式会社 タンク、タンクユニットおよび液体噴射システム
TWI675758B (zh) 2015-03-30 2019-11-01 日商精工愛普生股份有限公司 印刷裝置
JP1543767S (ja) * 2015-04-24 2016-02-15
JP1544004S (ja) * 2015-04-24 2016-02-15
JP1544003S (ja) * 2015-04-24 2016-02-15
JP1544002S (ja) * 2015-04-24 2016-02-15
JP1543768S (ja) * 2015-04-24 2016-02-15
JP2017077652A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 セイコーエプソン株式会社 タンク、タンクユニット、液体噴射システムおよび液体噴射装置
JP2017077680A (ja) * 2015-10-21 2017-04-27 セイコーエプソン株式会社 液体収容体および液体噴射装置
JP2017140734A (ja) * 2016-02-09 2017-08-17 セイコーエプソン株式会社 液体供給装置、液体噴射装置
JP2017140794A (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 セイコーエプソン株式会社 液体収容体、液体噴射装置
US10183495B2 (en) * 2016-02-29 2019-01-22 Seiko Epson Corporation Liquid supply device, printing apparatus and liquid ejection system
WO2017150342A1 (ja) * 2016-02-29 2017-09-08 セイコーエプソン株式会社 液体供給装置、液体噴射システム、および、液体噴射装置
JP2018069490A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 セイコーエプソン株式会社 液体供給装置及び印刷装置
JP6821973B2 (ja) * 2016-06-30 2021-01-27 ブラザー工業株式会社 タンク
JP2017177778A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 ブラザー工業株式会社 タンク
JP6891398B2 (ja) * 2016-03-31 2021-06-18 ブラザー工業株式会社 タンク
WO2018003473A1 (ja) * 2016-06-28 2018-01-04 セイコーエプソン株式会社 液体容器および液体噴射装置
JP2018001446A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP2018001528A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
US10259229B2 (en) * 2016-10-25 2019-04-16 Seiko Epson Corporation Ink container and printer
JP6880754B2 (ja) 2017-01-12 2021-06-02 セイコーエプソン株式会社 液滴噴射装置
JP7000680B2 (ja) * 2017-01-12 2022-01-19 セイコーエプソン株式会社 記録装置
US10442206B2 (en) * 2017-02-28 2019-10-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-recording apparatus including first tank, second tank connectable to first tank, and head for ejecting liquid supplied from second tank
US10960674B2 (en) * 2017-02-28 2021-03-30 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Reservoir and bubble structure
JP6988174B2 (ja) 2017-05-31 2022-01-05 ブラザー工業株式会社 タンク
JP6939152B2 (ja) * 2017-06-30 2021-09-22 ブラザー工業株式会社 タンク及び液体消費装置
CN109318596B (zh) * 2017-07-31 2021-04-30 兄弟工业株式会社 液体消耗装置及液体消耗系统
WO2019032084A1 (en) 2017-08-07 2019-02-14 Hewlett-Packard Development Company, L.P. PRINTING FLUID RESERVOIR
JP7056184B2 (ja) * 2018-01-31 2022-04-19 セイコーエプソン株式会社 液体タンク、液体噴射装置
JP7056329B2 (ja) * 2018-04-03 2022-04-19 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
US11027551B2 (en) 2019-01-17 2021-06-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha System including a reservoir configured to store liquid and a tank to which the reservoir can be connected
JP7164454B2 (ja) 2019-01-31 2022-11-01 理想科学工業株式会社 タンク
JP7278835B2 (ja) * 2019-03-29 2023-05-22 キヤノン株式会社 記録システム、読取装置、読取装置の保持装置
JP2020073339A (ja) * 2020-01-28 2020-05-14 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP7248041B2 (ja) * 2021-01-06 2023-03-29 ブラザー工業株式会社 タンク

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0533345Y2 (ja) 1986-08-13 1993-08-25
US4769658A (en) * 1986-09-16 1988-09-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Ink jet recording apparatus with pressure adjustable mechanisms for discharging a constant ink amount
JP3219609B2 (ja) 1993-11-29 2001-10-15 キヤノン株式会社 インク再充填器及びインク再充填方法
JP3232203B2 (ja) 1994-12-27 2001-11-26 ブラザー工業株式会社 インク噴射装置
US5721576A (en) 1995-12-04 1998-02-24 Hewlett-Packard Company Refill kit and method for refilling an ink supply for an ink-jet printer
JP3363052B2 (ja) 1997-03-12 2003-01-07 コピア株式会社 インク供給装置及びインク充填方法
US6158848A (en) 1997-12-31 2000-12-12 Liu; Win-Yin Refilling device for ink cartridge of a jet printer
JP3551410B2 (ja) * 1999-03-01 2004-08-04 武藤工業株式会社 インクジェットプリンタ
CN2367456Y (zh) 1999-04-05 2000-03-08 刘文荧 喷墨打印机墨盒简易夹固及墨水补充装置
CA2310181C (en) 1999-05-31 2004-06-22 Canon Kabushiki Kaisha Ink tank, ink-jet cartridge, ink-supplying apparatus, ink-jet printing apparatus and method for supplying ink
US6168267B1 (en) 2000-02-23 2001-01-02 Lexmark International, Inc. Pressure controlled ink cartridge
TW541248B (en) * 2001-03-16 2003-07-11 Benq Corp Ink cartridge
KR100387551B1 (en) * 2002-03-12 2003-06-18 Hanlim Ink feeding device for large ink jet printer
JP4532831B2 (ja) * 2003-01-06 2010-08-25 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置
JP4386173B2 (ja) * 2003-12-26 2009-12-16 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
US20050200668A1 (en) * 2004-03-09 2005-09-15 Pao-Hung Ieh Continually ink-supplying device for an inkjet printer
JP2006110959A (ja) 2004-10-18 2006-04-27 Canon Inc インク容器
WO2007122793A1 (ja) * 2006-03-24 2007-11-01 Seiko Epson Corporation 液体収容容器
CN101817261B (zh) 2006-03-24 2013-01-23 精工爱普生株式会社 墨水容器
JP4605394B2 (ja) * 2006-03-31 2011-01-05 ブラザー工業株式会社 インクカートリッジの収納装置に対する保護装置
JP5644279B2 (ja) * 2010-09-03 2014-12-24 セイコーエプソン株式会社 液体収容容器、及び、液体噴射システム
JP5552931B2 (ja) * 2010-07-15 2014-07-16 セイコーエプソン株式会社 液体収容容器、および、液体噴射システム
JP5454398B2 (ja) 2010-07-15 2014-03-26 セイコーエプソン株式会社 液体収容容器、タンクユニット、および、液体噴射システム
RU2533107C2 (ru) 2010-07-15 2014-11-20 Сейко Эпсон Корпорейшн Контейнер для жидкости и система выталкивания жидкости
JP5691307B2 (ja) * 2010-09-03 2015-04-01 セイコーエプソン株式会社 液体収容容器、及び、液体噴射システム
JP2012066563A (ja) 2010-08-24 2012-04-05 Seiko Epson Corp 印刷システム、およびプログラム
JP5327168B2 (ja) * 2010-09-03 2013-10-30 セイコーエプソン株式会社 タンクユニット、タンクユニットを備えた液体噴射システム
JP5633257B2 (ja) * 2010-09-03 2014-12-03 セイコーエプソン株式会社 液体供給システム、および液体供給システムを備える液体消費装置
JP2012144017A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Seiko Epson Corp 液体収容容器、及び、液体噴射システム
JP5565329B2 (ja) * 2011-01-26 2014-08-06 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置に装着される液体収容容器
JP5884307B2 (ja) 2011-06-15 2016-03-15 セイコーエプソン株式会社 液体容器、液体容器複合体、および液体供給システム
TW201733819A (zh) * 2013-03-01 2017-10-01 Seiko Epson Corp 液體收容容器

Also Published As

Publication number Publication date
TW201434670A (zh) 2014-09-16
TW201544351A (zh) 2015-12-01
TW201733819A (zh) 2017-10-01
TW201544352A (zh) 2015-12-01
TW201544354A (zh) 2015-12-01
JPWO2014132634A1 (ja) 2017-02-02
CN104015492B (zh) 2017-09-01
CN107471827A (zh) 2017-12-15
US9493010B2 (en) 2016-11-15
TWI597186B (zh) 2017-09-01
CN204296205U (zh) 2015-04-29
TW201544353A (zh) 2015-12-01
US20160009100A1 (en) 2016-01-14
TW201544355A (zh) 2015-12-01
WO2014132634A1 (ja) 2014-09-04
CN104015492A (zh) 2014-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6265205B2 (ja) 液体収容容器
JP5896070B2 (ja) 液体噴射装置
JP6260196B2 (ja) 液体収容容器および液体噴射装置
WO2014112344A1 (ja) 液体噴射装置、タンク
WO2015059926A1 (ja) 液体収容容器および液体噴射装置
JP6330331B2 (ja) 液体収容容器、液体噴射システム、液体噴射装置
JP6307887B2 (ja) 液体収容容器およびプリンター
WO2015059927A1 (ja) 液体収容容器、液体噴射装置
JP2015174271A (ja) 液体タンク及びプリンター
JP5958601B2 (ja) 液体収容容器、プリンター、および、複合機
WO2014132635A1 (ja) 液体収容容器、液体収容容器ユニット、液体噴射システム、液体噴射装置
JP2015139919A (ja) 液体収容体
JP5896074B2 (ja) 液体噴射装置
JP6287234B2 (ja) 液体収容容器、液体収容容器ユニット、液体噴射システム、液体噴射装置
JP5822046B2 (ja) 液体収容容器および液体噴射装置
JP2014040081A (ja) カートリッジ
JP2014019118A (ja) カートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6265205

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150