JP6880754B2 - 液滴噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、媒体に液滴を噴射する液滴噴射装置に関する。
液体消費装置の一例である液滴噴射装置(インクジェットプリンター)には、記録ヘッドを搭載したキャリッジが主走査方向に往復動しつつ該記録ヘッドから媒体に液滴(その一例であるインク)を吐出するような構成が知られている。記録ヘッドから媒体に噴射される液滴は、キャリッジ上とは別に設けられたインクタンク(以下、タンクと呼ぶ)に注入された液体を記録ヘッドに向けて供給される。このタンクは、透光性を有する部材で構成されており、このタンクの表面には目盛などが設けられている。そして、外部に露出されたタンクの表面の目盛などにより、ユーザーが液体の残量を視認できるように構成されている(例えば、特許文献1、および特許文献2参照)。
特開2014−54823号公報 特開2016−22725号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載されている液体消費装置では、タンクの表面に目盛などが設けられているため、注入時に漏れ出たインクなどによって目盛が汚れ、ユーザーがインクの残量を視認するときの視認性が低下する虞を有していた。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、注入時にインクの漏れ出しが有っても、目盛などの汚れを生じることが無く、視認性を確保することが可能な液滴噴射装置を提供することを目的とする。
本発明は、以下の形態、または適用例として実現され得る。
[適用例1]本適用例に係る液滴噴射装置は、少なくとも一部が透光性を有する部材で構成されたタンクと、前記タンクを覆うカバー部と、前記カバー部の少なくとも一部に備えられ、前記タンクの内部に収容された液体を視認可能な透光部と、を備え、前記透光部には、目盛、および識別マークの少なくとも一つが設けられていることを特徴とする。
本適用例の構成によれば、カバー部の少なくとも一部に備えられた透光部に目盛および識別マークの少なくとも一つが設けられているため、例えば収容された液体などによってタンクの外面が汚れても、目盛や識別マークが汚れることが無い。したがって、タンクの透光性を有する部材およびカバー部の透光部を介して、ユーザーが液体量(液体残量)を視認する際の視認性を低下させることなく、視認性の良好な状態を維持することができる。
[適用例2]上記適用例に係る液滴噴射装置において、前記目盛は、前記液体の量に対応し、前記識別マークは、前記液体の種別に対応して設けられていることが好ましい。
本適用例の構成によれば、ユーザーは、液体の量に対応する目盛と、液体の種別に対応する識別マークとにより、液体の種類別の液体量(液体残量)を容易に視認することができるとともに、インクの種別や色違いによる誤注入を防止することができる。
[適用例3]上記適用例に係る液滴噴射装置において、前記透光部は、前記カバー部と一体構造で構成されていることが好ましい。
本適用例の構成によれば、カバー部と透光部とを一体構造とすることにより、容易に加工を行うことができるので、生産コストを低減することができる。また、透光部の設けられている部分の厚みが大きくなることを防止できるなど、デザイン性を損ねることなくカバー部を構成することができる。
[適用例4]上記適用例に係る液滴噴射装置において、前記透光部は、前記カバー部の壁面の一部に設けられた貫通孔と、前記貫通孔を覆う透光板と、を備えていることが好ましい。
本適用例の構成によれば、比較的容易な加工によって形成が可能な構成である貫通孔および透光板によって透光部を構成することができる。
[適用例5]上記適用例に係る液滴噴射装置において、前記タンクを保持する筐体を備え、前記カバー部は、前記筐体に開閉可能に支持されていることが好ましい。
本適用例の構成によれば、例えばタンクに液体を補充する場合など、必要に応じてカバーを開けて内部のタンク(注入口)を容易に露出させることができる。
[適用例6]上記適用例に係る液滴噴射装置において、前記タンクは、前記液体を注入可能な注入口を有していることが好ましい。
本適用例の構成によれば、液体が少なくなった場合に、注入口からタンクに液体を注入することができるので、タンクを交換する作業を不要にできる。また、液体が減少したり、無くなったりした際に容易にタンクに液体を補充することができる。
[適用例7]上記適用例に係る液滴噴射装置において、前記透光部の少なくとも一部が、前記カバー部の外面から突出していることが好ましい。
本適用例の構成によれば、例えばインクの種類に対応して透光部を個別に突出させるなどにより、正面以外から液体量(液体残量)を視認する場合におけるユーザーの視認性を向上させることができる。
[適用例8]上記適用例に係る液滴噴射装置において、前記透光部の外周側には、前記透光部の外縁に沿って配設された輪郭線を含む外縁部が設けられていることが好ましい。
本適用例の構成によれば、透光部の外縁に沿って配設された輪郭線を含む外縁部によって、それぞれの透光部を明確に区分することができ、ユーザーの視認性をより高めることができる。
[適用例9]上記適用例に係る液滴噴射装置において、前記外縁部は、着色されていることが好ましい。
本適用例の構成によれば、外縁部の着色によって、それぞれの透光部を色分けによって区分することができ、ユーザーの視認性をより高めることができる。
[適用例10]上記適用例に係る液滴噴射装置において、前記外縁部は、シボ加工されていることが好ましい。
本適用例の構成によれば、外縁部にシボ加工(皺加工)が施されているため、外縁部と透光部との区分をより明確に行うことができ、ユーザーの視認性をより高めることができる。
[適用例11]上記適用例に係る液滴噴射装置において、前記目盛、および識別マークの少なくともいずれかは、透明シートに設けられ、前記透明シートが、前記透光部に貼り付けられていることが好ましい。
本適用例の構成によれば、透明シートを貼りかえることにより、目盛や識別マークを、他の目盛や識別マークに容易に変更することができる。
[適用例12]上記適用例に係る液滴噴射装置において、前記目盛は、点、および線の少なくとも一つを含み構成されていることが好ましい。
本適用例の構成によれば、点、および線の少なくとも一つを含んで目盛を構成することによって、より視認性を高めた目盛を実現することができる。
[適用例13]上記適用例に係る液滴噴射装置において、前記線は、実線および点線の少なくとも一つを含むことが好ましい。
本適用例の構成によれば、種々の線種を用いることにより、より視認性を高めた目盛を実現することができる。
[適用例14]上記適用例に係る液滴噴射装置において、前記点、および前記線の、形状、色、色の濃淡の少なくとも一つを変えることによって前記液体の残量を区分していることが好ましい。
本適用例の構成によれば、液体の残量の区分を、点および線の、形状、色、色の濃淡などによって行うことによって見やすい区分となり、ユーザーの一目による視認性を向上させることができる。
[適用例15]上記適用例に係る液滴噴射装置において、前記目盛は、前記外縁部に配置されていることが好ましい。
本適用例の構成によれば、透光部を通して視認することが可能な液体の量を、外縁部の目盛と対比して視認することができ、液体量(液体残量)を容易に視認することができる。
[適用例16]上記適用例に係る液滴噴射装置において、前記識別マークは、前記外縁部に配置され、前記透光部、前記輪郭線および前記目盛の少なくとも一つと連接されていることが好ましい。
本適用例の構成によれば、外縁部に配置された識別マークが透光部、輪郭線および目盛の少なくとも一つと連接されていることにより、液体の種類と液体量(液体残量)との繋がりが明確になり、ユーザーの視認性を更に向上させることができる。
第1実施形態に係るプリンターの外観を示す斜視図。 第1実施形態に係るプリンターの外観を示す斜視図。 第1実施形態に係るプリンターの可視カバーの構成例を示す正面図。 第1実施形態に係るプリンターの主要構成を示す斜視図。 第2実施形態に係るプリンターの外観を示す斜視図。 第2実施形態に係るプリンターの外観を示す斜視図。 第2実施形態に係るプリンターの可視カバーの構成例を示す正面図。 第3実施形態に係るプリンターの外観を示す斜視図。 第3実施形態に係るプリンターの可視カバーの構成例を示す正面図。 第4実施形態に係るプリンターの外観を示す斜視図。 実施例1に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例2に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例3に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例4に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例5に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例6に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例7に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例8に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例9に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例10に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例11に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例12に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例13に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例14に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例15に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例16に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例17に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例18に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例19に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例20に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例21に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例22に係る透光部、目盛および識別マーク示す正面図。 実施例23に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例24に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例25に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例26に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例27に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例28に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例28に係る透光部、目盛および識別マークにおけるインク残量の視認例を示す正面図。 実施例29に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例30に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例31に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例32に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例33に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例34に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例35に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例36に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例37に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例38に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例39に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例40に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例41に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例42に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例43に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例44に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例45に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例46に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例47に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例48に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例49に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例50に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例51に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例52に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例53に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例54に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例55に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例56に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例57に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例58に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例59に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。 実施例60に係る透光部、目盛および識別マークを示す正面図。
液滴噴射装置の一例であるインクジェットプリンター(以下、プリンターと呼ぶ)を例に、実施形態を説明する。以下の実施形態に係るプリンターは、液体の一例であるインクを噴射することによって、記録用紙などの記録媒体に印刷を行うことができる。第1、第2、第3、および第4実施形態に係るプリンターでは、基本構成が共通であって、タンクを覆うカバー部としてのタンクカバーにおいて、タンクに収容されているインクのインク量(インク残量)を視認するための構成が異なっている。また、各実施形態に係るプリンターにおいて、タンクに収容されているインクのインク量(インク残量)を視認性を向上させるために、タンクカバーに配設されている目盛や識別マークを様々に異ならせた実施例が用意されている。
以下に、各実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図面において、それぞれの構成を認識可能な程度の大きさにするために、構成や部材の縮尺が異なっていることがある。また、説明に必要な構成要素以外を省略することがある。
1.第1実施形態
先ず、図1、図2、および図3を参照して、第1実施形態に係るプリンター1Aの外観における概略構成を説明する。図1および図2は、第1実施形態に係るプリンターの外観を示す斜視図である。詳しくは、図1は第1実施形態に係るプリンター1Aを+X方向側から見た斜視図であり、図2は−X方向側から見た斜視図である。図3は、第1実施形態に係るプリンターの可視カバーの構成例を示す正面図である。図1、図2、および図3には、相互に直交する座標軸であるXYZ軸が付されている。本実施形態では、X軸とY軸とによって規定される水平な平面(XY平面)にプリンター1Aを配置した状態が、プリンター1Aの使用状態である。XY平面にプリンター1Aを配置したときのプリンター1Aの姿勢を、プリンター1Aの使用姿勢と呼ぶ。なお、これ以降の実施形態を示す図についても、必要に応じてXYZ軸が付されている。
Z軸は、水平な平面に直交する軸である。プリンター1Aの使用状態において、Z軸に沿った方向が鉛直方向となる。そして、プリンター1Aの使用状態では、図1および図2において、−Z方向が鉛直下方向である。なお、XYZ軸のそれぞれにおいて、矢印の向きが+(正)の方向を示し、矢印の向きとは反対の向きが−(負)の方向を示している。図1は、プリンター1Aを+X方向側から見た斜視図である。図2は、プリンター1Aを−X方向側から見た斜視図である。
図1および図2に示すように、第1実施形態に係るプリンター1Aは、筐体2と、操作パネル3と、排紙部4と、可視カバー5と、蓋部6と、カバー9と、カバー10と、を有している。なお、可視カバー5および蓋部6によってタンクユニット20(図4参照)を覆うカバー部としてのタンクカバー18が構成される。また、プリンター1Aは、スキャナーユニット(図示しない)を含んでいる。すなわち、プリンター1Aは、スキャナーユニットを含む複合機である。なお、プリンター1Aが複合機ではなく、スキャナーユニットを含まないプリンターであってもよい。
筐体2は、プリンター1Aの外殻を構成している。操作パネル3は、筐体2の外側に配置されている。操作パネル3は、プリンター1Aにおいて、排紙部4が配置された側の面(正面11)に配置されている。操作パネル3は、電源ボタン7や、表示パネル8などを含んでいる。なお、表示パネル8としては、例えば、タッチパネルなどのユーザーによる入力を受け付け可能なパネルを採用することができる。また、操作パネル3の傾斜を調整(チルト調整とも呼ばれる)可能な構造としてもよい。操作パネル3の傾斜を調整することができれば、ユーザーが所望の傾斜で操作パネル3を見たり操作したりすることができるので、利便性が高められる。
排紙部4は、筐体2における操作パネル3と同じ側の面に設けられている。プリンター1Aでは、排紙部4から記録媒体P(図4参照)が排出される。プリンター1Aにおいて、排紙部4が設けられている面が正面11とされている。プリンター1Aの正面11が筐体2の正面11でもある。本実施例では、操作パネル3の外面および排紙部4の外面のY軸方向における位置は、筐体2の正面11の外面のY軸方向における位置と略同一である。
筐体2は、正面11と交差する上面12と、正面11および上面12と交差する側壁13および側壁14とを有している。正面11を正面に見たとき、すなわち正面11を+Y方向側から平面視したとき、側壁13は正面11の+X方向側に位置しており、側壁14は正面11の−X方向側に位置している。筐体2のうち、操作パネル3および排紙部4の+X方向側(正面11と側壁13とのコーナー側)の部分は、操作パネル3および排紙部4が設けられた部分よりも+Y方向側に突出している。
可視カバー5は、筐体2の正面11側に設けられている。可視カバー5は、筐体2のうち、操作パネル3および排紙部4が設けられた部分よりも+Y方向側に突出した部分に配置されている。したがって、可視カバー5は、X軸方向において操作パネル3および排紙部4よりも側壁13側(+X方向側)、かつ、Y軸方向において操作パネル3および排紙部4よりも手前側(+Y方向側)に配置されている。
可視カバー5は、正面11(XZ平面)に沿った面を有している。詳細な図示は省略するが、筐体2の可視カバー5が配置される部分には開口部が設けられており、その開口部を塞ぐように、可視カバー5が設けられる。可視カバー5は、後述する蓋部6に接続され、タンクカバー18を構成する。なお、可視カバー5は、プリンター1Aの正面11を+Y方向側から平面視したとき、図4を参照して後述するタンクユニット20(五つのタンク21)の透光性を有する部材の配置側と重なる位置に設けられる。
可視カバー5は、可視カバー5の内側(−Y側)、即ちタンクユニット20(図4参照)の視認が可能な透光部19、透光部19の外周側に配置された外縁部30、透光部19に設けられた目盛31、および外縁部30に設けられた識別マーク32を備えている。ここで、図3も併せて参照し、以下にて可視カバー5の構成について詳細に説明する。
図3に示すように、可視カバー5は、可視カバー5の内側(−Y側)を視認することが可能な程度の透光性を有する樹脂材料で形成されている。可視カバー5を樹脂材料で形成することで、ガラス等で形成する場合と比べて、容易に加工を行うことができるので、生産コストを低減することができる。
透光部19は、図4を参照して後述するタンクユニット20の五つのタンク21のそれぞれに対応して、四隅を円弧状に丸めたZ方向に縦長の概ね長方形をなした五つ(透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PB)を含んでいる。そして、透光部19としての透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PBのXZ平面外側に配置された外縁部30は、この樹脂材料の表面に着色塗料を塗布したり、着色フィルムを貼付したり、或いは、シボ(皺)加工を施したりすることによって形成される。なお、シボ加工によって形成される模様には、皮革(ウロコ)、梨地、木目、岩目、砂目、布地模様、幾何学模様などがある。また、シボ加工には、筋目もしくはシルクラインと呼ばれるヘアライン仕上げやつや消し仕上げを含むことができる。このように外縁部30を設けることにより、透光部19としての透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PBと外縁部30との区分を明確にすることができ、ユーザーの視認性をより高めることができる。なお、透光部19としての透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PBの外縁には、それぞれの透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PBの外縁に沿って配設された輪郭線34を設けてもよい。なお、輪郭線34は、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き線など、どのような色調であってもよい。また、輪郭線34は、外縁部30に含まれることができる。
ユーザーは、プリンター1Aの正面11を+Y方向側から平面視したとき、この透光部19において、タンクユニット20(五つのタンク21)を視認することができ、加えてタンクユニット20(五つのタンク21)の透光性を有する部材を透してタンクユニット20(五つのタンク21)内に収容されているインク(インクの残量)を視認することができる。なお、本実施形態では、最も−X側に位置するタンク21にブラックインクが収容され、以降+X軸に向かう順に、それぞれのタンク21に、シアンインク、イエローインク、マゼンタインク、および顔料系のブラックインクが収容されている例を示している。
透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PBのそれぞれには、目盛31として、例えば横線の上限目盛31Uや横線と黒三角記号で構成された下限目盛31L、上限目盛31Uの横線よりも若干短い横線の上部目盛31Fや中間目盛31Cや下部目盛31K、それぞれの横線間に複数の点によって設けられた細分目盛31Bなどが配設されている。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、下限目盛31L、上部目盛31F、中間目盛31C、下部目盛31K、および細分目盛31Bは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
そして、ユーザーは、透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PBのそれぞれに設けられている目盛31、および外縁部30に設けられている、例えばインク種別を示す識別マーク32(詳細は後述する)などと対比することによって、プリンター1Aの正面11を+Y方向側から可視カバー5を介してタンクユニット20(五つのタンク21)に収容されているインク35IBK,35IC,35IY,35IM,35IPBの量(インク残量)を視認し、把握することができるとともに、インクの種別や色違いによる誤注入を防止することができる。
また、目盛31が、点、および線の少なくとも一つを含んで構成されていること、もしくは実線や点線などの少なくとも一つを含む種々の線種を用いることによって、より視認性を高めた目盛を実現することができる。また、インクの残量の区分を、点および線の、形状、色、色の濃淡などによって行うことによって見やすい区分となり、ユーザーの一目による視認性を向上させることができる。
本実施形態の識別マーク32は、五つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、例えばブラックインクを表す「白抜き○中にBK」のマーク32BK、シアンインクを表す「角丸の白抜き□中にC」のマーク32C、イエローインクを表す「角丸の白抜き□中にY」のマーク32Y、マゼンタインクを表す「角丸の白抜き□中にM」のマーク32M、および顔料系のブラックインクを表す「角丸の白抜き□中にPB」のマーク32PBを含んでいる。なお、マーク32BK,32C,32Y,32M,32PBは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
また、それぞれのマーク32BK,32C,32Y,32M,32PBの上部(+Z方向側)には、それらのマーク32BK,32C,32Y,32M,32PBに対応すると共に、インクの色を識別し易くするために各インク色(インクの種別)に対応した色の縦線のマーク33BK,33C,33Y,33M,33PBが配置されている。具体的には、ブラックインクを表すマーク32BKには、黒系色のマーク33BKが対応して配置され、シアンインクを表すマーク32Cには、青系色のマーク33Cが対応して配置され、マゼンタインクを表すマーク32Mには、赤系色のマーク33Mが対応して配置され、イエローインクを表すマーク32Yには、黄系色のマーク33Yが対応して配置されている。さらに、顔料系インクのブラックインクを表すマーク32PBには、黒系色のマーク33PBが対応して配置されている。
また、目盛31、および識別マーク32は、本実施形態のように、目盛31、および識別マーク32の両方が設けられている構成でもよいし、目盛31、および識別マーク32の少なくとも一つが設けられている構成でもよい。このように、目盛31、および識別マーク32が設けられていることにより、いずれの場合もタンクユニット20(五つのタンク21)に収容されているインク35IBK,35IC,35IY,35IM,35IPBの量(インク残量)を視認し、把握することができる。
また、透光部19、透光部19の外周側に配置された外縁部30、透光部19に設けられた目盛31、および外縁部30に設けられた識別マーク32の、種々の異なる配置例については、後述の各実施例において詳細に説明する。
蓋部6は、筐体2の正面11側に設けられている。蓋部6は、筐体2のうち操作パネル3および排紙部4が設けられた部分よりも+Y方向側に突出した部分における、可視カバー5の上方側(+Z方向側)に配置されている。蓋部6は、透光部19を有する可視カバー5と一体構造とすることができる。このように、透光部19を有する可視カバー5と蓋部6とを一体構造とすることにより、容易に加工を行うことができるので、生産コストを低減することができる。また、透光部19の設けられている部分の厚みが大きくなることを防止できるなど、デザイン性を損ねることなくタンクカバー18を構成することができる。なお、蓋部6と透光部19とは、別体構造とすることができる。
蓋部6は、筐体2に対して開閉可能に支持されている。より具体的には、蓋部6は、図1に矢印で示すR1方向に回動可能に構成されている。R1方向は、X軸に沿った軸を回転軸として、+X方向側からYZ平面を平面視したときに時計回りの方向に相当する。蓋部6を筐体2に対してR1方向に回動させることによって、蓋部6を筐体2に対して開くことができる。換言すれば、蓋部6と可視カバー5とによって構成されるタンクカバー18を筐体2に対して開くことができる。蓋部6が開いた状態から、蓋部6をR1方向とは反対方向に回動させることによって、蓋部6を筐体2に対して閉じることができる。換言すれば、タンクカバー18をR1方向とは反対方向に回動させることによって、タンクカバー18を筐体2に対して閉じることができる。
カバー9とカバー10とは、それぞれ、筐体2の一部を構成している。カバー9とカバー10とは、筐体2の上面12に設けられている。カバー9は、上面12のうち−Y方向側の一端に設けられている。カバー10は、カバー9の+Y方向側に位置している。
カバー9は、蓋部6と同様のR1方向に回動可能に構成されている。カバー9を筐体2に対してR1方向に回動させることによって、カバー9を筐体2に対して開くことができる。カバー9を開いた状態からカバー9をR1方向とは反対方向に回動させることによって、カバー9を筐体2に対して閉じることができる。このように、カバー9は、筐体2に対して開閉可能に構成されている。
カバー9を筐体2に対して開くと、給紙部(図示しない)が露呈する。給紙部から記録媒体Pをプリンター1Aに供給することができる。給紙部から記録媒体Pをプリンター1Aに供給するとき、カバー9で記録媒体Pを支えることができる。つまり、カバー9はペーパーサポートの機能を含んでいる。
カバー10は、スキャナーユニット(図示しない)を覆っている。カバー10は、蓋部6と同様のR1方向に回動可能に構成されている。カバー10を筐体2に対してR1方向に回動させることによって、カバー10を筐体2に対して開くことができる。カバー10を開いた状態からカバー10をR1方向とは反対方向に回動させることによって、カバー10を筐体2に対して閉じることができる。このように、カバー10は、筐体2に対して開閉可能に構成されている。
カバー10を筐体2に対して開くと、スキャナーユニットが露呈する。スキャナーユニットは、フラットベッドタイプであり、イメージセンサーなどの撮像素子(図示せず)を有している。スキャナーユニットは、用紙などの媒体に記録された画像などを、撮像素子を介して画像データとして読み取ることができる。このため、スキャナーユニットは、画像などの読み取り装置として機能する。
X軸方向においては、筐体2の長さとカバー10の長さとは略同一である。Y軸方向においては、筐体2の操作パネル3が設けられた位置における長さはカバー10の長さと略同一であるが、筐体2の可視カバー5および蓋部6が設けられた位置における長さはカバー10の長さよりも長い。
したがって、プリンター1Aの上面12を+X方向側から平面視したとき、カバー10は筐体2のうち+Y方向側に突出している部分以外と重なる。すなわち、プリンター1Aの上面12を+X方向側から平面視したとき、筐体2のうち+Y方向側に突出している部分に設けられた可視カバー5および蓋部6は、カバー10と重ならないように配置されている。これにより、蓋部6を筐体2に対してR1方向に回動させる際、カバー10に阻害されることなく蓋部6を回動させることができる。
次に、図4を参照して、第1実施形態に係るプリンター1Aの筐体2内部の主要構成を説明する。図4は、第1実施形態に係るプリンターの主要構成を示す斜視図である。図4に示すように、プリンター1Aは、記録部としての記録ヘッド15と、制御部16と、タンクユニット20と、を有している。記録ヘッド15と、制御部16と、タンクユニット20とは、筐体2に収容されている。
記録ヘッド15は、インクをインク滴として吐出(噴射)して、記録媒体Pに記録を行う。記録ヘッド15は、搬送装置(図示しない)で+Y方向に搬送される記録媒体Pに、インクで記録を行う。なお、搬送装置は、記録用紙などの記録媒体Pを、+Y方向に間欠的に搬送する。記録ヘッド15は、移動装置(図示しない)によって、X軸に沿って往復移動可能に構成されている。制御部16は、上記の各構成の駆動を制御する。
タンクユニット20は、筐体2のうち操作パネル3および排紙部4よりも+Y方向側に突出した部分(図1および図2参照)の内側に配置されて保持されている。したがって、タンクユニット20は、X軸方向において操作パネル3および排紙部4と側壁13との間に位置している。他の観点では、プリンター1Aを正面に見たとき、すなわちプリンター1Aを+Y方向側から見たとき、タンクユニット20は、可視カバー5および蓋部6で構成されるタンクカバー18(図1および図2参照)の内側(−Y方向側)に配置されている。
本実施形態では、タンクユニット20が五つのタンク21を含んでいる。なお、タンクユニット20におけるタンク21の個数は、五つに限定されず、四つを下回る個数や、五つを超える個数としてもよい。本実施形態では、五つのタンク21がX軸に沿って並んで配置されている。本実施形態では、異なる色のインクがそれぞれのタンク21に収容されている。本実施形態で示す具体例では、最も−X側に位置するタンク21にブラックインクが収容され、ブラックインクが収容されたタンク21の+X側に位置するタンク21にシアンインクが収容されている。以降+X側に向かう順に、それぞれのタンク21に、イエローインク、マゼンタインク、および顔料系のブラックインクが収容されている構成を例示している。
また、本実施形態では、複数のタンク21が互いに別体で構成されている。しかしながら、タンク21の構成は、これに限定されない。複数のタンク21を一体にしてタンクユニット20を1つの液体収容体とする構成としてもよい。このような構成の場合、タンクユニット20は、互いに個別のタンク21に仕切られ、異なる種類の液体を収容可能に構成される。この場合、例えば、複数のタンク21に、異なる色のインクを個別に収容することができる。
タンク21には、インクの注入口として、インクを注入可能な液体注入口22が形成されている。タンク21では、液体注入口22を介してタンク21の外部からタンク21の内部にインクを注入することができる。なお、液体注入口22をキャップ(図示しない)で封止する構成としてもよい。このような構成の場合、ユーザーは、タンク21にインクを注入するときにキャップを開けて液体注入口22を開放してからインクを注入することができる。
本実施形態では、液体注入口22は、タンク21の+Z方向側に位置する注入面23に形成された開口として構成されている。そして、本実施形態では、プリンター1Aの使用姿勢において、注入面23が傾斜している。注入面23は、+Y方向側から−Y方向側に向かうにつれて+Z方向側に向かう向きに傾斜している。このため、注入面23は、鉛直方向と交差する方向に向いている。
注入面23が鉛直方向と交差する方向に向いていれば、注入面23に埃などの異物が堆積しにくい。このため、注入面23に埃などの異物が付着しにくい。これにより、液体注入口22に埃などの異物が侵入することを避けやすい。なお、タンク21の構成は、上記に限定されない。タンク21の構成としては、例えば、タンク21の外形面から突出する管状の液体注入部を設けた構成としてもよい。
タンク21は、少なくとも一部が透光性を有する部材で構成されている。タンク21の+Y方向に位置する視認面24は透光性を有し、視認面24からタンク21内に収容されているインクの量(インク残量)を視認することが可能である。なお、タンク21の視認面24には、目盛やマークなどを設けてもよい。
タンク21は、注入面23および視認面24と交差する側面27と側面28とを有している。タンク21の視認面24を+Y方向側から見たとき、側面27は筐体2の側壁13側(+X方向側)に位置しており、側面28は筐体2の側壁14側(−X方向側)に位置している。
各タンク21には、インク供給チューブ17が接続される。タンク21内のインクは、インク供給チューブ17を介して記録ヘッド15に供給される。そして、記録ヘッド15に供給されたインクが、記録媒体P側に向けられたノズル(図示しない)からインク滴として吐出される。
インクは、水性インクと油性インクとのいずれか一方に限定されるものではない。また、水性インクとしては、水性溶媒に染料などの溶質が溶解した構成を有するもの、水性分散媒に顔料などの分散質が分散した構成を有するもののいずれでもよい。また、油性インクとしては、油性溶媒に染料などの溶質が溶解した構成を有するもの、油性分散媒に顔料などの分散質が分散した構成を有するもののいずれでもよい。
タンクユニット20(五つのタンク21)は、プリンター1Aの正面11を+Y方向側から平面視したとき、図1および図2に示すタンク21を含むタンクユニット20を覆うカバー部としてのタンクカバー18を構成する可視カバー5と、少なくとも一部が重なる位置に配置されている。したがって、タンク21の表面が外部に露出していなくても、ユーザーは、プリンター1Aの外部から可視カバー5の透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PB(透光部19)を透してタンク21を視認することができる。そして、ユーザーは、プリンター1Aの外部から、可視カバー5に設けられている目盛31や識別マーク32を目印にしてタンク21に収容されているインクの量(インク残量)を把握することができる。
タンク21にインクを補充する場合は、図1および図2に示すタンクカバー18を筐体2に対してR1方向に回動させて、タンクカバー18を筐体2に対して開く。これにより、タンクカバー18が開いた部分から各タンク21の一部(注入面23)が露呈する。ユーザーは、タンクカバー18を筐体2に対して開いた状態で、液体注入口22を介して、プリンター1Aの外部からタンク21の内部にインクを注入することができる。インクを補充した後、タンクカバー18を閉じると、液体注入口22はタンクカバー18で覆われる。
このように液体注入口22からタンク21にインクを注入する場合には、注入されるインクが液体注入口22からこぼれたり、タンク21の、例えば視認面24などの外面にインクが付着してしまったりすることによって、タンク21の外面が汚れてしまうことが有る。
しかしながら、第1実施形態に係るプリンター1Aの構成では、収容されるインクなどによってタンク21の外面が汚れても、タンクカバー18を構成する可視カバー5、もしくは可視カバー5に備えられた透光部19(透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PB)に設けられている目盛31や識別マーク32は汚れることが無い。したがって、タンク21の透光性を有する部材およびタンクカバー18の透光部(不図示)を介して、ユーザーがインクの量(インク残量)を視認する際の視認性を低下させることなく、視認性の良好な状態を維持することができる。これにより、ユーザーは、インクの種別や色違いによる誤注入を防止することができる。
また、タンクカバー18により、プリンター1A(筐体2)の外部からタンク21への塵埃の侵入や、外部からの接触等によるタンクユニット20の損傷を防止できる。したがって、タンク21の表面が外部に露出している場合と比べて、外部からの塵埃や損傷などによる視認性への悪影響を抑止できる。なお、タンク21が筐体2の突出する部分の内部に配置されているので、筐体2の幅(X軸方向の長さ)を抑えてタンク21の容量を大きくできる。
2.第2実施形態
次に、図5、図6、および図7を参照して、第2実施形態に係るプリンター1Bの外観における概略構成を説明する。図5および図6は、第2実施形態に係るプリンターの外観を示す斜視図である。詳しくは、図5は第2実施形態に係るプリンター1Aを+X方向側から見た斜視図であり、図6は−X方向側から見た斜視図である。図7は、第2実施形態に係るプリンターの可視カバーの構成例を示す正面図である。
図5および図6に示すように、実施形態2に係るプリンター1Bは、筐体2と、操作パネル3と、排紙部4と、可視カバー5Bと、蓋部6と、カバー9と、カバー10と、を有している。第2実施形態に係るプリンター1Bは、第1実施形態に係るプリンター1Aと比べて、タンクユニット20(図4参照)を覆うカバー部としてのタンクカバー18Bの構成が異なる。タンクカバー18Bは、可視カバー5Bおよび蓋部6によって構成される。なお、以下の説明では、第1実施形態に係るプリンター1Aと同様な構成については、同符号を付してその説明を省略する。
第2実施形態に係るプリンター1Bは、第1実施形態に係るプリンター1Aと比べて、タンクユニット20(図4参照)を覆うカバー部としてのタンクカバー18Bの構成が異なる。より詳細には、タンクカバー18Bを構成する可視カバー5Bに設けられる透光部59の構成、および目盛61や識別マーク63が異なる。以下、相違点を中心に説明し、第2実施形態に係るプリンター1Bにおける可視カバー5Bの配置や基本的な構成などの第1実施形態に係るプリンター1Aと同様な構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。なお、以降の各実施形態についても、前出の実施形態との相違点を説明し、同じ構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。
可視カバー5Bは、可視カバー5Bの内側(−Y側)、即ちタンクユニット20(図4参照)の視認が可能な透光部59(透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBK)、透光部59の外周側に配置された外縁部30、透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKのそれぞれに設けられた実線の横線61aや点線の横線61bで構成される目盛61を備えている。なお、目盛61を構成する実線の横線61aや点線の横線61bは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
なお、透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKの外縁には、それぞれの透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKの外縁に沿って配設された輪郭線64を設けてもよい。このときの、輪郭線64は、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き線など、どのような色調であってもよい。
透光部59を構成する五つの透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKのそれぞれは、タンクユニット20の五つのタンク21のそれぞれに対応して配置され、上部(+Z方向)端から縦長の帯状で延伸し、下部(−Z方向)の端部が円弧状に丸められた形状になっている。換言すれば、+Y軸方向からの平面視形状が所謂試験管形状を模した形状となっている。そして、透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKのそれぞれは、縦長の帯状部分が可視カバー5Bの正面11(XZ平面)に沿った外面から半円形状に突出し、そして下部(−Z方向)の円弧状に丸められた部分は半球状に突出している。言い換えれば、試験管の一部が可視カバー5Bの正面11(XZ平面)に沿った外面から突出しているような形状を成している。
このように、透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKのそれぞれが、可視カバー5Bの正面11(XZ平面)に沿った外面から、断面を半円状に突出させることにより、正面11(XZ平面)以外の方向からインクの量(インク残量)を視認する場合におけるユーザーの視認性を向上させることができる。
可視カバー5Bは、可視カバー5Bの内側(−Y側)を視認することが可能な程度の透光性を有する樹脂材料で、透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKが突出した形状で形成されている。そして、透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKのXZ平面外側に配置された外縁部30は、この樹脂材料の表面に着色塗料を塗布したり、着色フィルムを貼付したり、或いは、シボ(皺)加工を施したりすることによって、透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKと異なる光透過率としたり、不透光性としたりすることができる。このように外縁部30を設けることにより、透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKと外縁部30との区分を明確にすることができ、ユーザーの視認性をより高めることができる。
蓋部6は、筐体2の正面11側に設けられている。蓋部6は、筐体2のうち操作パネル3および排紙部4が設けられた部分よりも+Y方向側に突出した部分における、可視カバー5Bの上方側(+Z方向側)に配置されている。
蓋部6は、筐体2に対して開閉可能に構成されている。より具体的には、蓋部6は、図中矢印で示すR1方向に回動可能に構成されている。R1方向は、X軸に沿った軸を回転軸として、+X方向側からYZ平面を平面視したときに時計回りの方向に相当する。蓋部6を筐体2に対してR1方向に回動させることによって、蓋部6を筐体2に対して開くことができる。換言すれば、蓋部6と可視カバー5Bとによって構成されるタンクカバー18Bを筐体2に対して開くことができる。蓋部6が開いた状態から、蓋部6をR1方向とは反対方向に回動させることによって、蓋部6を筐体2に対して閉じることができる。換言すれば、タンクカバー18BをR1方向とは反対方向に回動させることによって、タンクカバー18Bを筐体2に対して閉じることができる。
また、蓋部6の筐体2の正面11側に位置する面には、識別マーク63が設けられている。識別マーク63は、可視カバー5Bに設けられている透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKのそれぞれと対応する+Z側(上側)に配置されている。具体的には、透光窓部59BKに対応して設けられたブラックインクを表す「BK」のマーク63BKと、透光窓部59Cに対応して設けられたシアンインクを表す「C」のマーク63Cと、透光窓部59Mに対応して設けられたマゼンタインクを表す「M」のマーク63Mと、透光窓部59Yに対応して設けられたイエローインクを表す「Y」のマーク63Yと、透光窓部59PBKに対応して設けられた顔料系のブラックインクを表す「PBK」のマーク63PBKと、を含んでいる。なお、マーク63BK,63C,63M,63Y,63PBKは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
ユーザーは、プリンター1Aの正面11を+Y方向側から平面視したとき、この透光部59において、五つのタンク21(図4参照)を視認することができ、加えて五つのタンク21の透光性を有する部材を透して五つのタンク21内に収容されているインク(インクの残量)を視認することができる。なお、本実施形態では、最も−X側に位置するタンク21にブラックインクが収容され、以降+X側に向かう順のそれぞれのタンク21に、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、および顔料系のブラックインクが収容されている例を示している。
そして、ユーザーは、透光部59を構成する透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKのそれぞれに設けられている目盛61、および蓋部6に設けられている、例えばインク種別を示す識別マーク63などと対比することによって、プリンター1Bの正面11を+Y方向側から可視カバー5Bを介してタンクユニット20(五つのタンク21)に収容されているインクの量(インク残量)を視認し、把握することができる。
第2実施形態に係るプリンター1Bの構成では、第1実施形態の効果に加えて、透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKのそれぞれが、可視カバー5Bの正面11(XZ平面)に沿った外面から半円状の断面形状に突出していることにより、正面11(XZ平面)以外の方向からインクの量(インク残量)を視認する場合におけるユーザーの視認性を向上させることができる。
3.第3実施形態
次に、図8、および図9を参照して、第3実施形態に係るプリンター1Cの外観における概略構成を説明する。図8は、第3実施形態に係るプリンターの外観を示す斜視図であり、第3実施形態に係るプリンター1Cを+X方向側から見た斜視図である。図9は、第3実施形態に係るプリンターの可視カバーの構成例を示す正面図である。
図8および図9に示すように、実施形態3に係るプリンター1Cは、筐体2と、操作パネル3と、排紙部4と、可視カバー5Cと、蓋部6と、カバー9と、カバー10と、を有している。第2実施形態に係るプリンター1Cは、第1実施形態に係るプリンター1Aと比べて、タンクユニット20(図4参照)を覆うカバー部としてのタンクカバー18Cの構成が異なる。タンクカバー18Cは、可視カバー5Cおよび蓋部6によって構成され、プリンター1Cの正面11を+Y方向側から平面視したとき、+X方向側に位置する側壁13側の可視カバー5Cの側面に透光部79が配置されている。即ち、プリンター1Cにおいて、可視カバー5Cの内側に位置するタンクユニット20は、透光性を有する部分を少なくとも+X方向に向け、Y方向に沿って複数のタンク21(本例では五つのタンク21)が配列されている。なお、以下の説明では、第1実施形態に係るプリンター1Aと同様な構成については、同符号を付してその説明を省略する。
第3実施形態に係るプリンター1Cは、第1実施形態に係るプリンター1Aと比べて、タンクユニット20(図4参照)を覆うカバー部としてのタンクカバー18Cの構成が異なる。より詳細には、タンクカバー18Cを構成する可視カバー5Cの設けられている位置(面)、および目盛81や識別マーク83の構成や配置が異なる。
可視カバー5Cは、プリンター1Cの正面11を+Y方向側から平面視したとき、+X方向側に位置する側壁13側に面した可視カバー5Cの側面に透光部79が配置されている。透光部79は、五つの透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKを有しており、可視カバー5Cの内側に配置されているタンクユニット20(図4参照)を、+X側から見て視認することが可能な透光性を有している。透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKは、タンクユニット20の五つのタンクのそれぞれに対応して配置され、四隅を円弧状に丸めた縦長帯状の概ね長方形をなしている。そして、それぞれの透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKの外周側には、外縁部30が配置されている。
透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKは、実線の横線81aや点線の横線81bで構成される目盛81、およびマーク83BK,83C,83M,83Y,83PBKを含む識別マーク83、を備えている。なお、目盛81を構成する実線の横線81aや点線の横線81bは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
また、透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKの外縁には、それぞれの透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKの外縁に沿って配設された輪郭線84を設けてもよい。このときの、輪郭線84は、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き線など、どのような色調であってもよい。
マーク83BK,83C,83M,83Y,83PBKを含む識別マーク83は、透光窓部79BKに設けられたブラックインクを表す「BK」のマーク83BKと、透光窓部79Cに設けられたシアンインクを表す「C」のマーク83Cと、透光窓部79Mに設けられたマゼンタインクを表す「M」のマーク83Mと、透光窓部79Yに設けられたイエローインクを表す「Y」のマーク83Yと、透光窓部79PBKに設けられた顔料系のブラックインクを表す「PBK」のマーク83PBKと、を含んでいる。なお、マーク83BK,83C,83M,83Y,83PBKは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
可視カバー5Cは、可視カバー5Cの内側(−Y側)を視認することが可能な程度の透光性を有する樹脂材料で形成されている。そして、透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKのXZ平面外側に配置された外縁部30は、この樹脂材料の表面に着色塗料を塗布したり、着色フィルムを貼付したり、或いは、シボ(皺)加工を施したりすることによって、透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKと異なる光透過率としたり、不透光性としたりすることができる。このように外縁部30を設けることにより、透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKと外縁部30との区分を明確にすることができ、ユーザーの視認性をより高めることができる。
蓋部6は、筐体2の正面11側に設けられている。蓋部6は、筐体2のうち操作パネル3および排紙部4が設けられた部分よりも+Y方向側に突出した部分における、可視カバー5Cの上方側(+Z方向側)に配置されている。
蓋部6は、筐体2に対して開閉可能に構成されている。より具体的には、蓋部6は、図中矢印で示すR1方向に回動可能に構成されている。R1方向は、X軸に沿った軸を回転軸として、+X方向側からYZ平面を平面視したときに時計回りの方向に相当する。蓋部6を筐体2に対してR1方向に回動させることによって、蓋部6を筐体2に対して開くことができる。換言すれば、蓋部6と可視カバー5Cとによって構成されるタンクカバー18Cを筐体2に対して開くことができる。蓋部6が開いた状態から、蓋部6をR1方向とは反対方向に回動させることによって、蓋部6を筐体2に対して閉じることができる。換言すれば、タンクカバー18CをR1方向とは反対方向に回動させることによって、タンクカバー18Cを筐体2に対して閉じることができる。
ユーザーは、プリンター1Cの側壁13を+X方向側から平面視したとき、この透光部79において、五つのタンク21(図4参照)を視認することができ、加えて五つのタンク21の透光性を有する部材を透してタンク五つのタンク21内に収容されているインク(インクの残量)を視認することができる。なお、本実施形態では、最も+Y側に位置するタンク21にブラックインクが収容され、以降−Y側に向かう順のそれぞれのタンク21に、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、および顔料系のブラックインクが収容されている例を示している。
そして、ユーザーは、透光部79を構成する透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKのそれぞれに設けられている目盛81、および、例えばインク種別を示す識別マーク83などと対比することによって、プリンター1Cの側壁13側から可視カバー5Cを介してタンクユニット20(五つのタンク21)に収容されているインクの量(インク残量)を視認し、把握することができる。
第3実施形態に係るプリンター1Cの構成によれば、プリンター1Cの側壁13側(+X方向側)から、タンクユニット20(五つのタンク21)に収容されているインクの量(インク残量)を視認し、把握することができる。
4.第4実施形態
次に、図10を参照して、第4実施形態に係るプリンター1Dの外観における概略構成を説明する。図10は、第4実施形態に係るプリンターの外観を示す斜視図であり、第4実施形態に係るプリンター1Cを+X方向側から見た斜視図である。
図10に示すように、第4実施形態に係るプリンター1Dは、筐体2と、操作パネル3と、排紙部4と、カバー9と、カバー10と、タンクカバー18Dと、を有している。第4実施形態に係るプリンター1Dは、第1実施形態に係るプリンター1Aと比べて、タンクユニット20(図4参照)を覆うカバー部としてのタンクカバー18Dの構成が異なる。以下、相違点を中心に説明し、第4実施形態に係るプリンター1Dの基本的な構成などの第1実施形態に係るプリンター1Aと同様な構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
第1実施形態に係るプリンター1Aのタンクカバー18は、可視カバー5と蓋部6とを含む構成であったが、第4実施形態に係るタンクカバー18Dは、第1実施形態に係るプリンター1Aの可視カバー5と蓋部6とが連設された構成となっている。換言すれば、第4実施形態に係るタンクカバー18Dでは、+Z方向に面した蓋部に相当する部分と、+Y方向に面した可視カバーに相当する部分とが、例えば折り曲げ形状などによって連続的に成形された一体構造をなしている。
プリンター1Dにおいては、第1実施形態と同様に、最も−X側に位置するタンク21(図4参照)にブラックインクが収容され、以降+X側に向かう順のそれぞれのタンク21に、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、および顔料系のブラックインクが収容されている例を示している。タンクカバー18Dの内側に位置するタンクユニット20は、透光性を有する部分を少なくとも+X方向に向け、Y方向に沿って複数のタンク21が配列されている。
タンクカバー18Dは、プリンター1Dの正面11を+Y方向側から平面視したとき、+X方向側に位置し、正面11に沿ったタンクカバー18Dの正面に透光部19が配置されている。透光部19(透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PB)のXZ平面外側には、配置された外縁部30が設けられている。透光部19および外縁部30は、第1実施形態と同様であるので、以下では概要について説明し、詳細な説明を省略する。
透光部19は、四隅を円弧状に丸めた縦長の概ね長方形をなした五つの透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PB(図3参照)を含んでいる。透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PBのそれぞれには、第1実施形態と同様な構成の目盛31が設けられている。また、外縁部30には、例えばインク種別を示す識別マーク32が、透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PBのそれぞれに対応して設けられている。
タンクカバー18Dは、筐体2の正面11側に設けられている。タンクカバー18Dは、筐体2のうち操作パネル3および排紙部4が設けられた部分よりも+Y方向側に突出した部分に配置されている。
タンクカバー18Dは、筐体2に対して開閉可能に構成されている。より具体的には、タンクカバー18Dは、図10に矢印で示すR2方向に回動可能に構成されている。R2方向は、X軸に沿った軸を回転軸として、+X方向側からYZ平面を平面視したときに時計回りの方向に相当する。タンクカバー18Dを筐体2に対してR2方向に回動させることによって、タンクカバー18Dを筐体2に対して開くことができる。タンクカバー18Dを開いた状態からタンクカバー18DをR2方向とは反対方向に回動させることによって、タンクカバー18Dを筐体2に対して閉じることができる。
タンク21にインクを補充する場合は、タンクカバー18Dを筐体2に対してR2方向に回動させて、タンクカバー18Dを筐体2に対して開く。これにより、タンクカバー18Dが開いた部分から各タンク21の一部(注入面23)が露呈する。ユーザーは、タンクカバー18Dを筐体2に対して開いた状態で、液体注入口22を介して、プリンター1Dの外部からタンク21の内部にインクを注入することができる。インクを補充した後、タンクカバー18Dを閉じると、液体注入口22はタンクカバー18Dで覆われる。
このような構成の第4実施形態に係るプリンター1Dでは、収容されるインクなどによってタンク21の外面が汚れても、タンクカバー18Dに備えられた透光部19(透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PB)に設けられている目盛31や識別マーク32は汚れることが無い。したがって、タンク21の透光性を有する部材およびカバー部の透光部(不図示)を介して、ユーザーがインクの量(インク残量)を視認する際の視認性を低下させることなく、視認性の良好な状態を維持することができる。
以上説明した各実施形態に係るプリンター1A,1B,1C,1Dによれば、カバー部としてのタンクカバー18,18B,18C,18Dの少なくとも一部に備えられた透光部19,59,79に目盛31,61,81および識別マーク32,63,83の少なくとも一つが設けられているため、例えば収容されたインクなどによってタンク21の外面が汚れても、目盛31,61,81や識別マーク32,63,83が汚れることが無い。したがって、透光性を有する部材のタンク21およびタンクカバー18,18B,18C,18Dの透光部19,59,79を介して、ユーザーがインク量(インク残量)を視認する際の視認性を低下させることなく、視認性の良好な状態を維持することができる。
また、ユーザーは、インクの量に対応する目盛31,61,81と、インクの種別に対応する識別マーク32,63,83とにより、インクの種類別の量(インク残量)を容易に視認することができる。
なお、上述した各実施形態において目盛31,61,81、および識別マーク32,63,83の少なくともいずれかを透明シートに設け、目盛31,61,81、および識別マーク32,63,83の少なくともいずれかが設けられた透明シートを透光部19,59,79に貼り付ける構成とすることができる。このような構成とすれば、透明シートを貼りかえることにより、種々のデザインの目盛31,61,81や識別マーク32,63,83を容易に用いたり変更したりすることができる。
また、上述した各実施形態においては、可視カバー5,5B,5Cを透光性を有する樹脂材料で形成し、透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PBの外縁部30を着色塗料を塗布したり、着色フィルムを貼付したり、或いは、シボ(皺)加工を施したりする一体構成の可視カバー5,5B,5Cについて説明したがこれに限らない。他の構成の可視カバーとしては、透光部を構成する透光窓部19BK,19C,19Y,19M,19PBに相当する部分のカバー壁面に貫通孔を設け、該貫通孔を覆うように、例えば透明ガラス、透明フィルムなどの透光板を備える構成でもよい。この場合、透光板に、目盛や識別マークを形成することができる。このような構成の可視カバーであっても、比較的容易な加工である貫通孔および透光板によって透光部を構成することができる。また、透光板に目盛や識別マークを形成することができることから、種々のデザインの目盛や識別マークを容易に形成することが可能となる。
また、上述した各実施形態において目盛31,61,81、および識別マーク32,63,83の少なくともいずれかを可視カバー5,5B,5Cに設けるため、例えば目盛31,61,81、および識別マーク32,63,83の少なくともいずれかを可視カバー5,5B,5Cから突出させる構成とし、ユニバーサルデザイン(Universal Design)に対応する目盛や識別マークとすることができる。
また、上述した各実施形態においては、目盛31,61,81、および識別マーク32,63,83の少なくともいずれかを、可視カバー5,5B,5Cに配置した、例えば液晶表示装置などを用いたデジタルによって行うことができる。
5.可視カバー(透光部、目盛、および識別マーク)の実施例
以上説明した各実施形態においては、透光部19,59,79、透光部19,59,79の外周側に配置された外縁部30、透光部19,59,79、もしくは外縁部30に設けられた目盛31、および識別マーク32を備えた可視カバー5の構成例を例示して説明したが、可視カバー5(目盛31、および識別マーク32)の構成はこれに限らない。以下、可視カバー5に配置された目盛31、および識別マーク32の構成の種々の実施例を、図11〜図70を参照しながら順次説明する。図11〜図70は、それぞれの実施例に係る可視カバーに配置された目盛、および識別マークを示す正面図である。なお、以下では、上述した各実施形態に係るプリンター1A,1B,1C,1Dの説明において用いた符号を適用して説明することがある。また、上述した各実施形態に係るプリンター1A,1B,1C,1Dの図示+Z方向を上側、その反対方向である−Z方向を下側として説明する。
5.1.実施例1
図11を参照して、実施例1に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例1に係る目盛は、所謂インジケーターランプ風の配置デザインであり、それに併せて識別マークが配置されているデザインである。
図11に示すように、実施例1に係る透光窓部19BK,19C,19M,19Y,19PBKは、透光性を有する横長丸形状の複数のスリット窓89a,89b,…,89mが、上側から下側に亘って帯状に配列されて構成されている。スリット窓89a,89b,…,89mの外縁より外側には、着色塗料の塗布や着色フィルムの貼付、もしくはシボ(皺)加工などにより、スリット窓89a,89b,…,89mと区分された外縁部30が設けられている。そして、目盛31として、例えばスリット窓89aを、例えばインク量の上限を示す目盛として用い、またスリット窓89mをインク量の下限を示す目盛として用いることができる。
透光窓部19BK,19C,19M,19Y,19PBKのそれぞれのスリット窓89a側の近傍には、識別マーク32が設けられている。識別マーク32は、具体的に、透光窓部19BKに対応して設けられたブラックインクを表す「BK」のマーク63BKと、透光窓部19Cに対応して設けられたシアンインクを表す「C」のマーク63Cと、透光窓部19Mに対応して設けられたマゼンタインクを表す「M」のマーク63Mと、透光窓部19Yに対応して設けられたイエローインクを表す「Y」のマーク63Yと、透光窓部19PBKに対応して設けられた顔料系のブラックインクを表す「PBK」のマーク63PBKと、を含んでいる。なお、マーク63BK,63C,63M,63Y,63PBKは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.2.実施例2
図12を参照して、実施例2に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例2は、図12に示すように、カラーライン枠(以下、輪郭線90BK,90C,90M,90Y,90PBKという)が設けられた透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKを有している。なお、本実施例では、透光窓部79BKがブラックインク、透光窓部79Cがシアンインク、透光窓部79Mがマゼンタインク、透光窓部79Yがイエローインク、および透光窓部79PBKが顔料系のブラックインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例2に係る透光部19を構成する透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKの四隅は円弧状に丸められている。そして、透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKのそれぞれの外縁には、該外縁に沿って配設された輪郭線90BK,90C,90M,90Y,90PBKが設けられている。
輪郭線90BK,90C,90M,90Y,90PBKは、それぞれ対応するインクの色と同系色に着色されている。詳細には、ブラックインクに対応する透光窓部79BKに配設された輪郭線90BKには黒系色、シアンインクに対応する透光窓部79Cに配設された輪郭線90Cには青系色、マゼンタインクに対応する透光窓部79Mに配設された輪郭線90Mには赤系色、イエローインクに対応する透光窓部79Yに配設された輪郭線90Yには黄系色、顔料系のブラックインクに対応する透光窓部79PBKに配設された輪郭線90PBKには黒系色、がそれぞれ用いられている。
透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKには、実線の横線81aや点線の横線81bで構成される目盛31、およびマーク83BK,83C,83M,83Y,83PBKを含む識別マーク32、を備えている。
マーク83BK,83C,83M,83Y,83PBKを含む識別マーク83は、透光窓部79BKに設けられたブラックインクを表す「BK」のマーク83BKと、透光窓部79Cに設けられたシアンインクを表す「C」のマーク83Cと、透光窓部79Mに設けられたマゼンタインクを表す「M」のマーク83Mと、透光窓部79Yに設けられたイエローインクを表す「Y」のマーク83Yと、透光窓部79PBKに設けられた顔料系のブラックインクを表す「PBK」のマーク83PBKと、を含んでいる。
なお、目盛31を構成する実線の横線81aや点線の横線81b、およびマーク83BK,83C,83M,83Y,83PBKは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.3.実施例3
図13を参照して、実施例3に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例3は、図13に示すように、透光部19を構成する透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKが、試験管をモチーフにした外形形状となっている。なお、本実施例では、透光窓部59BKがブラックインク、透光窓部59Cがシアンインク、透光窓部59Mがマゼンタインク、透光窓部59Yがイエローインク、および透光窓部59PBKが顔料系のブラックインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKの外側には、外縁部30が設けられている。
透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKのそれぞれには、実線の横線81aや点線の横線81bで構成される目盛31、およびマーク83BK,83C,83M,83Y,83PBKを含む識別マーク32、を備えている。
マーク83BK,83C,83M,83Y,83PBKを含む識別マーク32は、透光窓部59BKに設けられたブラックインクを表す「BK」のマーク83BKと、透光窓部59Cに設けられたシアンインクを表す「C」のマーク83Cと、透光窓部59Mに設けられたマゼンタインクを表す「M」のマーク83Mと、透光窓部59Yに設けられたイエローインクを表す「Y」のマーク83Yと、透光窓部59PBKに設けられた顔料系のブラックインクを表す「PBK」のマーク83PBKと、を含んでいる。
なお、目盛31を構成する実線の横線81aや点線の横線81b、およびマーク83BK,83C,83M,83Y,83PBKは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光部19を構成する五つの透光窓部59BK,59C,59M,59Y,59PBKのそれぞれは、タンクユニット20の五つのタンク21のそれぞれに対応して配置され、上部端(識別マーク32の配置側)から縦長の帯状で延伸し、下部(点線の横線81bの配置側)の端部が円弧状に丸められた、所謂試験管形状を模した形状となっている。
5.4.実施例4
図14を参照して、実施例4に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例4は、図14に示すように、顔料系のブラックインクに対向した透光窓部79PBKには、単独の輪郭線91Bが配設され、他の4色のインクに対応した透光窓部79BK,79C,79M,79Yには、透光窓部79BK,79C,79M,79Yを括った枠線91Aが配設されている。なお、本実施例では、透光窓部79BKがブラックインク、透光窓部79Cがシアンインク、透光窓部79Mがマゼンタインク、透光窓部79Yがイエローインク、および透光窓部79PBKが顔料系のブラックインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例4に係る透光部19を構成する透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKは、透光性を有している。透光窓部79BKおよび透光窓部79Yは、三隅を円弧状に丸めた縦長の概ね長方形をなし、透光窓部79Cおよび透光窓部79Mは、点線の横線81b側の二隅を円弧状に丸めた縦長の概ね長方形をなしている。透光窓部79PBKは、四隅を円弧状に丸めた縦長の概ね長方形をなしている。透光窓部79PBKには、該外縁に沿って配設された輪郭線91Bが設けられている。また、他の透光窓部79BK,79C,79M,79Yには、四つの透光窓部79BK,79C,79M,79Yの外縁部分を括った枠線91Aが設けられている。
透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKには、実線の横線81aや点線の横線81bで構成される目盛31、およびマーク83BK,83C,83M,83Y,83PBKを含む識別マーク32、を備えている。
マーク83BK,83C,83M,83Y,83PBKを含む識別マーク32は、透光窓部79BKに設けられたブラックインクを表す「BK」のマーク83BKと、透光窓部79Cに設けられたシアンインクを表す「C」のマーク83Cと、透光窓部79Mに設けられたマゼンタインクを表す「M」のマーク83Mと、透光窓部79Yに設けられたイエローインクを表す「Y」のマーク83Yと、透光窓部79PBKに設けられた顔料系のブラックインクを表す「PBK」のマーク83PBKと、を含んでいる。また、識別マーク32は、枠線91Aの上側に設けられた「Photo」や、輪郭線91Bの上側に設けられた「Text」含んでいる。
なお、枠線91Aや輪郭線91B、目盛31を構成する実線の横線81aや点線の横線81b、およびマーク83BK,83C,83M,83Y,83PBKは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.5.実施例5
図15を参照して、実施例5に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例5は、図15に示すように、透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKの下側の外縁部30にインクの色に対応して着色された識別マーク32(アプリアイコンともいう)が設けられている。外縁部30は、透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKの外側に設けられている領域である。なお、本実施例では、透光窓部79BKがブラックインク、透光窓部79Cがシアンインク、透光窓部79Mがマゼンタインク、透光窓部79Yがイエローインク、および透光窓部79PBKが顔料系のブラックインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。
実施例5に係る透光部19を構成する透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKの下側の二隅は円弧状に丸められている。
透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKのそれぞれには、透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKを横切る実線の横線82aや点線の横線82bで構成される目盛31が設けられている。なお、目盛31を構成する実線の横線82aや点線の横線82bは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部79BK,79C,79M,79Y,79PBKの下側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、マーク42BK,42C,42M,42Y,42PBKを含む。透光窓部79BKの下側に設けられたマーク42BKは、黒系色の概四角枠の中にブラックインクを表す「BK」が設けられている。透光窓部79Cの下側に設けられたマーク42Cは、青系色の概四角枠の中にシアンインクを表す「C」が設けられている。透光窓部79Mの下側に設けられたマーク42Mは、赤系色の概四角枠の中にマゼンタインクを表す「M」が設けられている。透光窓部79Yの下側に設けられたマーク42Yは、黄系色の概四角枠の中にイエローインクを表す「Y」が設けられている。透光窓部79PBKの下側に設けられたマーク42PBKは、黒系色の概四角枠の中に顔料系のブラックインクを表す「PBK」が設けられている。なお、それぞれの概四角枠には、その外縁に枠線が設けられてもよい。
5.6.実施例6
図16を参照して、実施例6に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例6は、図16に示すように、透光窓部19PBK,19C,19M,19Y,19BKに、各タンク21(図4参照)のタンク容量を示す数字目盛が設けられ、透光窓部19PBK,19C,19M,19Y,19BKの上側の外縁部30に識別マーク32が設けられている。外縁部30は、透光窓部19PBK,19C,19M,19Y,19BKの外側に設けられている領域である。なお、本実施例では、透光窓部19PBKが顔料系のブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、透光窓部19Yがイエローインク、および透光窓部19BKがブラックインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。
実施例6に係る透光部19を構成する透光窓部19PBK,19C,19M,19Y,19BKは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19PBK,19C,19M,19Y,19BKの四隅は円弧状に丸められている。なお、透光窓部19PBK,19C,19M,19Y,19BKは、その外縁を囲む輪郭線34PBK,34C,34M,34Y,34BKを設けることができる。
透光窓部19PBKには、顔料系のブラックインクを収容するタンク21(図4参照)のタンク容量を示す数字目盛35と、目盛線35F,35L,35C,35Bとが設けられている。なお、数字目盛35は、顔料系のブラックインクを収容するタンク21の最大値として「100」の数値で示している。
透光窓部19C,19M,19Y,19BKのそれぞれには、対応するインクを収容するタンク21のタンク容量を示す数字目盛36と、目盛線36F,36L,36C,36Bとが設けられている。なお、数字目盛36は、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、およびブラックインクをそれぞれ収容するタンク21の最大値として「70」の数値で示している。
なお、目盛31を構成する数字目盛35,36、および目盛線35F,35L,35C,35B,36F,36L,36C,36Bは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
本実施例の識別マーク32は、五つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、透光窓部19PBK,19C,19M,19Y,19BKの上側にマーク63PBK,63C,63M,63Y,63BKが配置され、その上側に横線のマーク33PBK,33C,33M,33Y,33BKが配置されている。具体的には、例えば顔料系のブラックインクを表す「PBK」のマーク63PBKとマーク33PBK、シアンインクを表す「C」のマーク63Cとマーク33C、マゼンタインクを表す「M」のマーク63Mとマーク33M、イエローインクを表す「Y」のマーク63Yとマーク33Y、およびブラックインクを表す「BK」のマーク63BKとマーク33BKを含んでいる。なお、マーク33PBKは黒系色、マーク33Cは青系色、マーク33Mは赤系色、マーク33Yは黄系色、マーク33BKは黒系色のように、インクの色に対応した着色がなされている。また、マーク63PBK,63C,63Y,63M,63BKは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字などに着色されてもよい。
5.7.実施例7
図17を参照して、実施例7に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例7は、図17に示すように、透光窓部79C,79M,79Y,79PBKの下側の外縁部30にインクの色に対応して着色された識別マーク32が設けられている。外縁部30は、透光窓部79C,79M,79Y,79PBKの外側に設けられている領域である。なお、本実施例では、透光窓部79Cがシアンインク、透光窓部79Mがマゼンタインク、透光窓部79Yがイエローインク、および透光窓部79PBKが顔料系のブラックインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。
実施例7に係る透光部19を構成する透光窓部79C,79M,79Y,79PBKは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部79C,79M,79Y,79PBKの下側の二隅は円弧状に丸められている。
透光窓部79C,79M,79Y,79PBKのそれぞれには、透光窓部79C,79M,79Y,79PBKを横切る実線の横線82aや点線の横線82bで構成される目盛31が設けられている。なお、目盛31を構成する実線の横線82aや点線の横線82bは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部79C,79M,79Y,79PBKの下側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、マーク42C,42M,42Y,42PBKを含む。透光窓部79Cの下側に設けられたマーク42Cは、青系色の概四角枠の中にシアンインクを表す「C」が設けられている。透光窓部79Mの下側に設けられたマーク42Mは、赤系色の概四角枠の中にマゼンタインクを表す「M」が設けられている。透光窓部79Yの下側に設けられたマーク42Yは、黄系色の概四角枠の中にイエローインクを表す「Y」が設けられている。透光窓部79PBKの下側に設けられたマーク42PBKは、黒系色の概四角枠の中に顔料系のブラックインクを表す「PBK」が設けられている。なお、それぞれの概四角枠には、その外縁に枠線が設けられてもよい。
5.8.実施例8
図18を参照して、実施例8に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例8は、図18に示すように、カラーライン枠(以下、輪郭線90C,90M,90Y,90PBKという)が設けられた透光窓部79C,79M,79Y,79PBKを有している。なお、本実施例では、透光窓部79Cがシアンインク、透光窓部79Mがマゼンタインク、透光窓部79Yがイエローインク、および透光窓部79PBKが顔料系のブラックインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部79C,79M,79Y,79PBKの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例8に係る透光部19を構成する透光窓部79C,79M,79Y,79PBKは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部79C,79M,79Y,79PBKの四隅は円弧状に丸められている。そして、透光窓部79C,79M,79Y,79PBKのそれぞれの外縁には、該外縁に沿って配設された輪郭線90C,90M,90Y,90PBKが設けられている。
輪郭線90C,90M,90Y,90PBKは、それぞれ対応するインクの色と同系色に着色されている。詳細には、シアンインクに対応する透光窓部79Cに配設された輪郭線90Cには青系色、マゼンタインクに対応する透光窓部79Mに配設された輪郭線90Mには赤系色、イエローインクに対応する透光窓部79Yに配設された輪郭線90Yには黄系色、顔料系のブラックインクに対応する透光窓部79PBKに配設された輪郭線90PBKには黒系色、がそれぞれ用いられている。
透光窓部79C,79M,79Y,79PBKには、実線の横線81aや点線の横線81bで構成される目盛31、およびマーク83C,83M,83Y,83PBKを含む識別マーク32、を備えている。
マーク83C,83M,83Y,83PBKを含む識別マーク32は、透光窓部79Cに設けられたシアンインクを表す「C」のマーク83Cと、透光窓部79Mに設けられたマゼンタインクを表す「M」のマーク83Mと、透光窓部79Yに設けられたイエローインクを表す「Y」のマーク83Yと、透光窓部79PBKに設けられた顔料系のブラックインクを表す「PBK」のマーク83PBKと、を含んでいる。
なお、目盛31を構成する実線の横線81aや点線の横線81b、およびマーク83C,83M,83Y,83PBKは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.9.実施例9
図19を参照して、実施例9に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例9は、図19に示すように、透光窓部19C,19M,19Y,19Kの上側の端部に識別マーク32が設けられている。なお、本実施例では、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、透光窓部19Yがイエローインク、および透光窓部19Kがブラックインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19C,19M,19Y,19Kの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例9に係る透光部19を構成する透光窓部19C,19M,19Y,19Kは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19C,19M,19Y,19Kの四隅は円弧状に丸められている。
透光窓部19C,19M,19Y,19Kのそれぞれには、目盛31として、例えば横線の上限目盛37U、横線の上部目盛37F、中間目盛37C、および横線の下限目盛37L、上限目盛37U、上部目盛37F、中間目盛37C、および下限目盛37のそれぞれの間に設けられた細分目盛37Bなどが配設されている。なお、中間目盛37Cは、上部目盛37F、および横線の下限目盛37Lよりも僅かに短い横線で構成されている。また、目盛31を構成する上限目盛37U、上部目盛37F、中間目盛37C、下限目盛37L、および細分目盛37Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19C,19M,19Y,19Kの上側の端部に設けられている識別マーク32は、マーク42C,42M,42Y,42Kを含む。透光窓部19Cの上側に設けられたマーク42Cは、青系色の背景にシアンインクを表す「C」が設けられている。透光窓部19Mの上側に設けられたマーク42Mは、赤系色の背景の中にマゼンタインクを表す「M」が設けられている。透光窓部19Yの上側に設けられたマーク42Yは、黄系色の背景の中にイエローインクを表す「Y」が設けられている。透光窓部19Kの上側に設けられたマーク42Kは、黒系色の背景の中にブラックインクを表す「K」が設けられている。なお、それぞれの概四角枠には、その外縁に枠線が設けられてもよい。
5.10.実施例10
図20を参照して、実施例10に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例10は、図20に示すように、透光窓部19C,19M,19Y,19Kの外側には、外縁部30が設けられている。そして、透光窓部19C,19M,19Y,19Kの上側の外縁部30が、第1の区分線47aと第2の区分線47bとによって三つの領域に区分けされている。そして、第1の区分線47aの上側に区分された領域301にカラーライン33Aを含む識別マーク32が設けられている。なお、本実施例では、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、透光窓部19Yがイエローインク、および透光窓部19Kがブラックインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。
実施例10に係る透光部19を構成する透光窓部19C,19M,19Y,19Kは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19C,19M,19Y,19Kの四隅は円弧状に丸められている。
透光窓部19C,19M,19Y,19Kのそれぞれには、目盛31として、例えば三角マークの上限目盛38Fや下限目盛38L、小さめの三角マークの中間目盛38Cなどが配設されている。なお、目盛31を構成する上限目盛38F、下限目盛38L、および中間目盛38Cは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
領域301に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、各透光窓部19C,19M,19Y,19Kに対応したマーク63C,63M,63Y,63Kと、マーク63C,63M,63Y,63Kの下側に配置されたトラック状の横線マーク53C,53M,53Y,53Kと、63C,63M,63Y,63Kの上側に配置されたカラーライン33Aとを含んでいる。
具体的には、シアンインクを表す「C」のマーク63Cと横線マーク53C、マゼンタインクを表す「M」マーク63Mと横線マーク53M、イエローインクを表す「Y」のマーク63Yと横線マーク53Y、およびブラックインクを表す「K」のマーク63Kと横線マーク53Kが配置されている。なお、マーク63Cと横線マーク53Cは青系色、マーク63Mと横線マーク53Mは赤系色、マーク63Yと横線マーク53Yは黄系色、マーク63Kと横線マーク53Kは黒系色のように、インクの色に対応した着色がなされている。
カラーライン33Aは、マーク63C、マーク63M、マーク63Y、およびマーク63Kに対応し、それぞれの色と同系色に色分けされている。本例では、マーク63Cに対応した青系色、マーク63Mに対応した赤系色、マーク63Yに対応した黄系色、およびマーク63Kに対応した黒系色の順に配色されている。
5.11.実施例11
図21を参照して、実施例11に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例11は、図21に示すように、透光窓部19K,19C,19M,19Yに、インク残量の目安となる透光窓部19K,19C,19M,19Yを横切る横長線の目盛31が設けられている。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例11に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。透光窓部19K,19C,19M,19Yは、それぞれの上側の外縁を括る第1の区分線48aと、それぞれの下側の外縁を括る第2の区分線48bと、例えば透光窓部19Kおよび透光窓部19Cのように隣り合う透光窓部間で第1の区分線48aと第2の区分線48bとを繋ぐ第3の区分線48cと、によって区切られている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、例えば透光窓部19K,19C,19M,19Yを横切る横長の一点鎖線で示された上限目盛182Fや横長の三点鎖線で示された下限目盛182L、横長の二点鎖線で示された中間目盛182C、中間目盛182Cと上限目盛182Fおよび下限目盛182Lとの間に設けられた細分目盛182Bなどが配設されている。なお、目盛31を構成する上限目盛182F、下限目盛182L、中間目盛182C、および細分目盛182Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
第1の区分線48aの上側に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、各透光窓部19K,19C,19M,19Yに対応したマーク63K,63C,63M,63Yを含んでいる。具体的には、ブラックインクを表す「K」のマーク63K、シアンインクを表す「C」のマーク63C、マゼンタインクを表す「M」のマーク63M、およびイエローインクを表す「Y」のマーク63Yが配置されている。なお、マーク63K,63C,63M,63Yは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.12.実施例12
図22を参照して、実施例12に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例12は、図22に示すように、透光窓部19K,19C,19M,19Yにインク残量の目安となる短めの横長線の目盛31が設けられている。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例12に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。透光窓部19K,19C,19M,19Yは、それぞれの上側の外縁を括る第1の区分線48aと、それぞれの下側の外縁を括る第2の区分線48bと、例えば透光窓部19Kおよび透光窓部19Cのように隣り合う透光窓部間で第1の区分線48aと第2の区分線48bとを繋ぐ第3の区分線48cと、によって区切られている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、例えば横長の一点で示された上限目盛84Fや横長の三点で示された下限目盛84L、横長の二点で示された中間目盛84C、および中間目盛84Cと上限目盛84Fおよび下限目盛84Lとの間に設けられた細分目盛84Bなどが配設されている。なお、目盛31を構成する上限目盛84F、下限目盛84L、中間目盛84C、および細分目盛84Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
第1の区分線48aの上側に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、各透光窓部19K,19C,19M,19Yに対応したマーク63K,63C,63M,63Yを含んでいる。具体的には、ブラックインクを表す「K」のマーク63K、シアンインクを表す「C」のマーク63C、マゼンタインクを表す「M」のマーク63M、およびイエローインクを表す「Y」のマーク63Yが配置されている。なお、マーク63K,63C,63M,63Yは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.13.実施例13
図23を参照して、実施例13に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例13は、図23に示すように、横長帯状の枠67が四つに区切られたそれぞれの領域の中に、各透光窓部19K,19C,19M,19Yに対応したマーク63K,63C,63M,63Yが設けられた識別マーク32を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例13に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。透光窓部19K,19C,19M,19Yは、それぞれの上側の外縁を括る第1の区分線48aと、それぞれの下側の外縁を括る第2の区分線48bと、例えば透光窓部19Kおよび透光窓部19Cのように隣り合う透光窓部間で第1の区分線48aと第2の区分線48bとを繋ぐ第3の区分線48cと、によって区切られている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、例えば横長の一点で示された上限目盛84Fや横長の三点で示された下限目盛84L、横長の二点で示された中間目盛84Cなどが配設されている。また、透光窓部19K,19C,19M,19Yの一方の縦枠に沿って細分目盛84Sが配設されている。なお、目盛31を構成する上限目盛84F、下限目盛84L、中間目盛84C、および細分目盛84Sは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
第1の区分線48aの上側に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、横長帯状(本例では長方形の四隅が丸められた形状)枠67が四つに区切られたそれぞれの領域の中に、各透光窓部19K,19C,19M,19Yに対応したマーク63K,63C,63M,63Yが設けられている。具体的には、ブラックインクを表す「K」のマーク63K、シアンインクを表す「C」のマーク63C、マゼンタインクを表す「M」のマーク63M、およびイエローインクを表す「Y」のマーク63Yが配置されている。なお、マーク63K,63C,63M,63Yは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.14.実施例14
図24を参照して、実施例14に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例14は、図24に示すように、波紋風の枠線68a,68bによって四つに区切られたそれぞれの枠中に、各透光窓部19K,19C,19M,19Yに対応したマーク63K,63C,63M,63Yが設けられた識別マーク32を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例14に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。透光窓部19K,19C,19M,19Yは、それぞれの上側の外縁を括る第1の区分線48aと、それぞれの下側の外縁を括る第2の区分線48bと、例えば透光窓部19Kおよび透光窓部19Cのように隣り合う透光窓部間で第1の区分線48aと第2の区分線48bとを繋ぐ第3の区分線48cと、によって区切られている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、例えば横長の実線で示された上限目盛85Fや下限目盛85L、上限目盛85Fよりも僅かに短い実線で示された中間目盛85C、および中間目盛85Cと上限目盛85Fおよび下限目盛85Lとの間にドット状に設けられた細分目盛85Bなどが配設されている。なお、上限目盛85F、下限目盛85L、および中間目盛85Cは、透光窓部19K,19C,19M,19Yの幅方向の中央からずれて、本例では右側にずれて配置されている。また、目盛31を構成する上限目盛85F、下限目盛85L、中間目盛85C、および細分目盛85Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
第1の区分線48aの上側に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、枠線68aで区切られた大きめの枠内に透光窓部19Kに対応したマーク63Kが配置され、枠線68bで区切られた比較的小さめの三つの枠内にそれぞれ透光窓部19C,19M,19Yに対応したマーク63C,63M,63Yが配置されている。具体的には、ブラックインクを表す「K」のマーク63K、シアンインクを表す「C」のマーク63C、マゼンタインクを表す「M」のマーク63M、およびイエローインクを表す「Y」のマーク63Yが配置されている。なお、マーク63K,63C,63M,63Yは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.15.実施例15
図25を参照して、実施例15に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例15は、図25に示すように、例えば角丸の白抜き□中に「K」が設けられたマーク32Kなどを含む識別マーク32を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例15に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。透光窓部19K,19C,19M,19Yは、それぞれの上側の外縁を括る第1の区分線48aと、それぞれの下側の外縁を括る第2の区分線48bと、例えば透光窓部19Kおよび透光窓部19Cのように隣り合う透光窓部間で第1の区分線48aと第2の区分線48bとを繋ぐ第3の区分線48cと、によって区切られている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、例えば横長の実線で示された上部目盛31Fや下限目盛31L、上部目盛31Fよりも僅かに短い実線で示された中間目盛31C、および中間目盛31Cと上部目盛31Fおよび下限目盛31Lとの間にドット状に設けられた細分目盛31Bなどが配設されている。なお、目盛31を構成する上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、および細分目盛31Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
第1の区分線48aの上側に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、例えばブラックインクを表す「角丸の白抜き□中にK」のマーク32K、シアンインクを表す「角丸の白抜き□中にC」のマーク32C、マゼンタインクを表す「角丸の白抜き□中にM」のマーク32M、およびイエローインクを表す「角丸の白抜き□中にY」のマーク32Yを含んでいる。なお、マーク32K,32C,32M,32Yは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.16.実施例16
図26を参照して、実施例16に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例16は、図26に示すように、例えば白抜きの○中に「K」が設けられたマーク33Kなどを含む識別マーク32を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例16に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。透光窓部19K,19C,19M,19Yは、それぞれの上側の外縁を括る第1の区分線48aと、それぞれの下側の外縁を括る第2の区分線48bと、例えば透光窓部19Kおよび透光窓部19Cのように隣り合う透光窓部間で第1の区分線48aと第2の区分線48bとを繋ぐ第3の区分線48cと、によって区切られている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、例えば横並びの三点で示された上限目盛311Fや下限目盛311L、および上限目盛311Fと下限目盛311Lとの間にドット状に配置された細分目盛311Bなどが配設されている。なお、目盛31を構成する上限目盛311F、下限目盛311L、および細分目盛311Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
第1の区分線48aの上側に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、例えばブラックインクを表す「白抜きの○中にK」のマーク33K、シアンインクを表す「白抜きの○中にC」のマーク33C、マゼンタインクを表す「白抜きの○中にM」のマーク33M、およびイエローインクを表す「白抜きの○中にY」のマーク33Yを含んでいる。なお、マーク33K,33C,33M,33Yは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.17.実施例17
図27を参照して、実施例17に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例17は、図27に示すように、例えば白抜きの○中に「K」が設けられたマーク33Kなどを含む識別マーク32と、透光窓部19K,19C,19M,19Yに設けられた横並びのドットマークを実線で結んだ、例えば上限目盛312Fなどを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例17に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。透光窓部19K,19C,19M,19Yは、それぞれの上側の外縁を括る第1の区分線48aと、それぞれの下側の外縁を括る第2の区分線48bと、例えば透光窓部19Kおよび透光窓部19Cのように隣り合う透光窓部間で第1の区分線48aと第2の区分線48bとを繋ぐ第3の区分線48cと、によって区切られている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、例えば横並びのドットマークを実線で結んだ上限目盛312F、下限目盛312L、および中間目盛312Cや中間目盛312Cと上限目盛312Fおよび下限目盛312Lとのそれぞれの間に配置された細分目盛312Bなどが配設されている。なお、目盛31を構成する上限目盛312F、下限目盛312L、および中間目盛312Cや細分目盛312Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
第1の区分線48aの上側に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、例えばブラックインクを表す「白抜きの○中にK」のマーク33K、シアンインクを表す「白抜きの○中にC」のマーク33C、マゼンタインクを表す「白抜きの○中にM」のマーク33M、およびイエローインクを表す「白抜きの○中にY」のマーク33Yを含んでいる。なお、マーク33K,33C,33M,33Yは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.18.実施例18
図28を参照して、実施例18に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例18は、図28に示すように、例えば白抜きの○中に「K」が設けられたマーク33Kなどを含む識別マーク32と、透光窓部19K,19C,19M,19Yに設けられた目盛31に並設されたカラー柱45K,45C,45M,45Yと、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例18に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、上限目盛313F、下限目盛313L、中間目盛313C、および中間目盛313Cと上限目盛313Fおよび下限目盛313Lとのそれぞれの間に配置された細分目盛313Bなどが、目盛31として配設されている。なお、目盛31を構成する上限目盛313F、下限目盛313L、中間目盛313C、および細分目盛313Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19K,19C,19M,19Yには、それぞれに設けられている目盛31の横に並ぶ縦長のカラー柱45K,45C,45M,45Yが設けられている。カラー柱45K,45C,45M,45Yは、インクの種別に対応した色で構成され、例えば透光窓部19Kのカラー柱45Kは黒系色、透光窓部19Cのカラー柱45Cは青系色、透光窓部19Mのカラー柱45Mは赤系色、透光窓部19Yのカラー柱45Yは黄系色、で構成されている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yの上側に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、例えばブラックインクを表す「白抜きの○中にK」のマーク33K、シアンインクを表す「白抜きの○中にC」のマーク33C、マゼンタインクを表す「白抜きの○中にM」のマーク33M、およびイエローインクを表す「白抜きの○中にY」のマーク33Yを含んでいる。なお、マーク33K,33C,33M,33Yは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.19.実施例19
図29を参照して、実施例19に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例19は、図29に示すように、例えば白抜きの○中に「K」が設けられたマーク33Kなどを含む識別マーク32と、透光窓部19K,19C,19M,19Yに設けられた鉤括弧状の上限目盛314F、下限目盛314L、および細分目盛314Bを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例19に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、鉤括弧の一方を下側に向けて配置した形状の上限目盛314F、鉤括弧の一方を上側に向けて配置した形状の下限目盛314L、上限目盛314Fと下限目盛314Lとの間に配置され、横長の実線で示す細分目盛314Bなどが、目盛31として配設されている。なお、目盛31を構成する上限目盛314F、下限目盛314L、および細分目盛314Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19K,19C,19M,19Yの上側に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、例えばブラックインクを表す「白抜きの○中にK」のマーク33K、シアンインクを表す「白抜きの○中にC」のマーク33C、マゼンタインクを表す「白抜きの○中にM」のマーク33M、およびイエローインクを表す「白抜きの○中にY」のマーク33Yを含んでいる。なお、マーク33K,33C,33M,33Yは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.20.実施例20
図30を参照して、実施例20に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例20は、図30に示すように、例えば白抜きの○中に「K」が設けられたマーク33Kなどを含む識別マーク32と、透光窓部19K,19C,19M,19Yに設けられた上限目盛315F、中間目盛315C、下限目盛315L、例えば透光窓部19Kおよび透光窓部19Cのように隣り合う透光窓部間の外縁部30に設けられた丸型アイコン46F,46L,46Cなどを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例20に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。
透光窓部19Kには、隣の透光窓部19C側の外縁に沿って、上限目盛315F、中間目盛315C、下限目盛315Lが設けられている。透光窓部19Cおよび透光窓部19Mには、幅方向の外縁に沿った両側に、上限目盛315F、中間目盛315C、下限目盛315Lが設けられている。透光窓部19Yには、隣の透光窓部19M側の外縁に沿って、上限目盛315F、中間目盛315C、下限目盛315Lが設けられている。そして、中間目盛315Cと上限目盛315Fおよび下限目盛315Lとのそれぞれの間に配置された細分目盛315Bが設けられている。
上限目盛315F、中間目盛315C、下限目盛315Lと、隣の上限目盛315F、中間目盛315C、下限目盛315Lとの間の三か所の外縁部30には、丸型アイコン46F,46L,46Cが設けられている。丸型アイコン46Fは、上限目盛315Fの横に並ぶ位置に配置され、タンク21内のインクがフル注入されている状態を表す着色の丸マークで構成される。丸型アイコン46Lは、下限目盛315Lの横に並ぶ位置に配置され、タンク21内のインクが略空の状態を表す無着色の丸マークで構成される。丸型アイコン46Cは、中間目盛315Cの横に並ぶ位置に配置され、タンク21内のインクが略半分の状態を表す半着色の丸マークで構成される。
なお、目盛31を構成する上限目盛315F、中間目盛315C、下限目盛315L、細分目盛315B、および丸型アイコン46F,46L,46Cは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19K,19C,19M,19Yの上側に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、例えばブラックインクを表す「白抜きの○中にK」のマーク33K、シアンインクを表す「白抜きの○中にC」のマーク33C、マゼンタインクを表す「白抜きの○中にM」のマーク33M、およびイエローインクを表す「白抜きの○中にY」のマーク33Yを含んでいる。なお、マーク33K,33C,33M,33Yは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.21.実施例21
図31を参照して、実施例21に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例21は、図31に示すように、例えば上側に円弧を有し下側に該円弧から延伸して交わる角部を有する、所謂風船様の枠内に、インクの種別を表す、例えば「K」の文字が設けられたマーク47Kなどを含む識別マーク32と、透光窓部19K,19C,19M,19Yを横断する上限目盛316Fなどを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例21に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。透光窓部19K,19C,19M,19Yは、それぞれの上側の外縁を括る第1の区分線48aと、それぞれの下側の外縁を括る第2の区分線48bと、例えば透光窓部19Kおよび透光窓部19Cのように隣り合う透光窓部間で第1の区分線48aと第2の区分線48bとを繋ぐ第3の区分線48cと、によって区切られている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、透光窓部19K,19C,19M,19Yを横長に横断する実線の上限目盛316F、同様に横長に横断する点線の下限目盛316L、および同様に横長に横断する実線の中間目盛316Cなどが配設されている。なお、目盛31を構成する上限目盛316F、下限目盛316L、および中間目盛316Cは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
第1の区分線48aの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、上側に円弧を有し下側に該円弧から延伸して交わる角部を有する、所謂風船様の枠内に、インクの種別を表す文字が設けられた構成のマーク47K,47C,47M、47Yを有している。具体的には、ブラックインクを表す黒系色の風船様の枠内に、「K」の文字が記されたマーク47K、シアンインクを表す青系色の風船様の枠内に、「C」の文字が記されたマーク47C、マゼンタインクを表す赤系色の風船様の枠内に、「M」の文字が記されたマーク47M、イエローインクを表す黄系色の風船様の枠内に、「Y」の文字が記されたマーク47Yが設けられている。なお、マーク47K,47C,47M,47Yに用いられている文字色は、例えば統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.22.実施例22
図32を参照して、実施例22に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例22は、図32に示すように、各透光窓部19K,19C,19M,19Yに対応してインクに種別を示すマーク63K,63C,63M,63Yと、その下側に配置されたカラーライン33Bと、カラーライン33Bから下側に向かって延伸し、湾曲しながら透光窓部19K,19C,19M,19Yに架かる縦長ライン125K,125C,125M,125Yとを含む識別マーク32を有している。さらに、実施例22は、透光窓部19K,19C,19M,19Yを横断する上限目盛316Fなどを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例22に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。透光窓部19K,19C,19M,19Yは、それぞれの上側の外縁を括る第1の区分線48aと、それぞれの下側の外縁を括る第2の区分線48bと、例えば透光窓部19Kおよび透光窓部19Cのように隣り合う透光窓部間で第1の区分線48aと第2の区分線48bとを繋ぐ第3の区分線48cと、によって区切られている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、透光窓部19K,19C,19M,19Yを横長に横断する実線の上限目盛316F、同様に横長に横断する点線の下限目盛316L、および同様に横長に横断する実線の中間目盛316Cなどが配設されている。なお、目盛31を構成する上限目盛316F、下限目盛316L、および中間目盛316Cは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
第1の区分線48aの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、各透光窓部19K,19C,19M,19Yに対応して横並びに配置されたマーク63K,63C,63M,63Yと、カラーライン33Bと、縦長ライン125K,125C,125M,125Yと、を含んでいる。以下、具体的に説明する。
マーク63Kは、ブラックインクを表す「K」が配置され、マーク63Cは、シアンインクを表す「C」が配置され、マーク63Mは、マゼンタインクを表す「M」が配置され、マーク63Yは、イエローインクを表す「Y」が配置されている。なお、マーク63K,63C,63M,63Yは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
カラーライン33Bは、マーク63K,63C,63M,63Yの下側に横長に配置されている。カラーライン33Bは、マーク63K、マーク63C、マーク63M、およびマーク63Yに対応した領域に区分され、それぞれの領域が対応するインクの色と同系色に色分けされている。本例では、マーク63Kに対応した黒系色、マーク63Cに対応した青系色、マーク63Mに対応した赤系色、およびマーク63Yに対応した黄系色の順に配色されている。
縦長ライン125K,125C,125M,125Yは、カラーライン33Bにおいて色分けされている領域ごとに、透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれに向かって延伸されている。延伸された縦長ライン125K,125C,125M,125Yは、その開放端部において湾曲しながら透光窓部19K,19C,19M,19Yに架かっている。縦長ライン125K,125C,125M,125Yは、カラーライン33Bにおいて色分けされている領域の色と同系色に着色されている。具体的には、縦長ライン125Kは黒系色、縦長ライン125Cは青系色、縦長ライン125Mは赤系色、縦長ライン125Yは黄系色に着色されている。
このような縦長ライン125K,125C,125M,125Yを設けることにより、識別マーク32が透光窓部19K,19C,19M,19Yと連接されるため、インクの種類とインク量(インク残量)との繋がりが明確になり、ユーザーの視認性を向上させることができる。
5.23.実施例23
図33を参照して、実施例23に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例23は、図33に示すように、例えば円形のカラー枠の中に「K」が設けられたマーク142Kなどを含む識別マーク32と、透光窓部19K,19C,19M,19Yに設けられたドットによる上限目盛146Fや下限目盛146Lなどを含む目盛31と、円形のカラー枠から延伸し、ドットによる上限目盛146Fや下限目盛146Lなどと連接する縦長ライン135K,135C,135M,135Yと、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例23に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。透光窓部19K,19C,19M,19Yは、それぞれの上側の外縁を括る第1の区分線48aと、それぞれの下側の外縁を括る第2の区分線48bと、例えば透光窓部19Kおよび透光窓部19Cのように隣り合う透光窓部間で第1の区分線48aと第2の区分線48bとを繋ぐ第3の区分線48cと、によって区切られている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、ドットで示す上限目盛146F、同様にドットで示す下限目盛146L、および同様にドットで示す中間目盛146Cなどが配設されている。なお、目盛31を構成する上限目盛146F、下限目盛146L、および中間目盛146Cは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
第1の区分線48aの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、円形のカラー枠の中にインクの種別を示す記号が設けられている。具体的には、ブラックインクを表す黒系色の円形のカラー枠の枠内に、「K」の文字が記されたマーク142K、シアンインクを表す青系色の円形のカラー枠の枠内に、「C」の文字が記されたマーク142C、マゼンタインクを表す赤系色の円形のカラー枠の枠内に、「M」の文字が記されたマーク142M、イエローインクを表す黄系色の円形のカラー枠の枠内に、「Y」の文字が記されたマーク142Yが設けられている。なお、マーク142K,142C,142M,142Yに用いられている文字色は、例えば統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
縦長ライン135K,135C,135M,135Yは、マーク142K,142C,142M,142Yのそれぞれから透光窓部19K,19C,19M,19Yに向かって延伸されている。延伸された縦長ライン135K,135C,135M,135Yは、上限目盛146F、下限目盛146L、および中間目盛146Cと連接されている。縦長ライン135K,135C,135M,135Yは、延伸元となるマーク142K,142C,142M,142Yの色と同系色に着色されている。具体的には、縦長ライン135Kは黒系色、縦長ライン135Cは青系色、縦長ライン135Mは赤系色、縦長ライン135Yは黄系色に着色されている。
このような縦長ライン135K,135C,135M,135Yを設けることにより、識別マーク32が透光窓部19K,19C,19M,19Yの上限目盛146F、下限目盛146L、および中間目盛146Cと連接されているため、インクの種類とインク量(インク残量)との繋がりが明確になり、ユーザーの視認性を向上させることができる。
5.24.実施例24
図34を参照して、実施例24に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例24は、図34に示すように、例えば円形のカラー枠の中に「K」が設けられたマーク142Kなどを含む識別マーク32と、透光窓部19K,19C,19M,19Yに設けられたドットによる上限目盛146Fや下限目盛146Lなどを含む目盛31と、円形のカラー枠から延伸し、ドットによる上限目盛146Fや下限目盛146Lなどと連接する縦長ライン135K,135C,135M,135Yと、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例24に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。透光窓部19K,19C,19M,19Yの上側の端は、半円形状RL1に丸められている。透光窓部19Kは、対向する長辺SL1,SL2を有している。長辺SL1の下側の端は、内側に曲がる曲線部RL2を有し、長辺SL2の下側の端は、外側に曲がる曲線部RL3を有している。透光窓部19C、および透光窓部19Mは、対向する長辺SL5,SL6を有している。長辺SL5,SL6の下側の端は、それぞれ外側に曲がる曲線部RL4を有している。透光窓部19Yは、対向する長辺SL3,SL4を有している。長辺SL3の下側の端は、内側に曲がる曲線部RL2を有し、長辺SL4の下側の端は、外側に曲がる曲線部RL3を有している。
透光窓部19K,19C,19M,19Yは、それぞれの上側の外縁を括る第1の区分線48aと、それぞれの下側の外縁を括る第2の区分線48bと、例えば透光窓部19Kおよび透光窓部19Cのように隣り合う透光窓部間で第1の区分線48aと第2の区分線48bとを繋ぐ第3の区分線48cと、によって区切られている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、ドットで示す上限目盛146F、同様にドットで示す下限目盛146L、および同様にドットで示す中間目盛146Cなどが配設されている。なお、目盛31を構成する上限目盛146F、下限目盛146L、および中間目盛146Cは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
第1の区分線48aの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、円形のカラー枠の中にインクの種別を示す記号が設けられている。具体的には、ブラックインクを表す黒系色の円形のカラー枠の枠内に、「K」の文字が記されたマーク142K、シアンインクを表す青系色の円形のカラー枠の枠内に、「C」の文字が記されたマーク142C、マゼンタインクを表す赤系色の円形のカラー枠の枠内に、「M」の文字が記されたマーク142M、イエローインクを表す黄系色の円形のカラー枠の枠内に、「Y」の文字が記されたマーク142Yが設けられている。なお、マーク142K,142C,142M,142Yに用いられている文字色は、例えば統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
縦長ライン135K,135C,135M,135Yは、マーク142K,142C,142M,142Yのそれぞれから透光窓部19K,19C,19M,19Yに向かって延伸されている。延伸された縦長ライン135K,135C,135M,135Yは、上限目盛146F、下限目盛146L、および中間目盛146Cと連接されている。縦長ライン135K,135C,135M,135Yは、延伸元となるマーク142K,142C,142M,142Yの色と同系色に着色されている。具体的には、縦長ライン135Kは黒系色、縦長ライン135Cは青系色、縦長ライン135Mは赤系色、縦長ライン135Yは黄系色に着色されている。
5.25.実施例25
図35を参照して、実施例25に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例25は、図35に示すように、外縁部30に設けられた識別マーク32と、透光窓部19K,19C,19M,19Yに設けられたインク残量の目安となる水滴マーク風のアイコン49Fと横線49FLで構成された上限目盛320Fをなど含む目盛31とを有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例25に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。透光窓部19K,19C,19M,19Yは、それぞれの上側の外縁を括る第1の区分線48aと、それぞれの下側の外縁を括る第2の区分線48bと、例えば透光窓部19Kおよび透光窓部19Cのように隣り合う透光窓部間で第1の区分線48aと第2の区分線48bとを繋ぐ第3の区分線48cと、によって区切られている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、水滴マーク風のアイコン49Fと、アイコン49Fの両側に配置された横線49FLとで構成される上限目盛320F、水滴マーク風のアイコン49Lと、アイコン49Lの両側に配置された横線49LLとで構成される下限目盛320L、および水滴マーク風のアイコン49Cと、アイコン49Cの両側に配置された横線49CLとで構成される中間目盛320Cが配設されている。水滴マーク風のアイコン49Fは、タンク21内のインクがフル注入されている状態を表すように全着色で構成される。アイコン49Lは、タンク21内のインクが略空の状態を表すように無着色で構成される。アイコン49Cは、タンク21内のインクが略半分の状態を表すように半着色で構成される。なお、目盛31を構成する上限目盛320F、下限目盛320L、および中間目盛320Cは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
第1の区分線48aの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、各透光窓部19K,19C,19M,19Yに対応したマーク63K,63C,63M,63Yを含んでいる。具体的には、ブラックインクを表す「K」のマーク63K、シアンインクを表す「C」のマーク63C、マゼンタインクを表す「M」のマーク63M、およびイエローインクを表す「Y」のマーク63Yが配置されている。なお、マーク63K,63C,63M,63Yは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.26.実施例26
図36を参照して、実施例26に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例26は、図36に示すように、外縁部30に設けられた識別マーク32と、透光窓部19K,19C,19M,19Yに設けられたインク残量の目安となる四角のアイコンで構成された上限目盛184Fを含む目盛31とを有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例26に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。透光窓部19K,19C,19M,19Yは、それぞれの上側の外縁を括る第1の区分線48aと、それぞれの下側の外縁を括る第2の区分線48bと、例えば透光窓部19Kおよび透光窓部19Cのように隣り合う透光窓部間で第1の区分線48aと第2の区分線48bとを繋ぐ第3の区分線48cと、によって区切られている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、着色された四角のアイコンで構成された上限目盛184F、中間目盛184G、および中間目盛184Hと、横並びのドットで構成された下限目盛184Lとが設けられている。なお、ここで用いられている四角のアイコンは、上限目盛184F、中間目盛184G、中間目盛184Hの順に、少しずつ小さくなるように表現されている。なお、目盛31を構成する上限目盛184F、下限目盛184L、および中間目盛184G,184Hは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
第1の区分線48aの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、各透光窓部19K,19C,19M,19Yに対応したマーク63K,63C,63M,63Yを含んでいる。具体的には、ブラックインクを表す「K」のマーク63K、シアンインクを表す「C」のマーク63C、マゼンタインクを表す「M」のマーク63M、およびイエローインクを表す「Y」のマーク63Yが配置されている。なお、マーク63K,63C,63M,63Yは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.27.実施例27
図37を参照して、実施例27に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例27に係る目盛は、所謂インジケーターランプ風の配置デザインであり、インク残量を多数のトラック形状によって視認可能である。
図37に示すように、実施例27に係る透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有する横長丸形状(トラック形状)の複数のスリット窓89a,89b,…,89mが、上側から下側に亘って帯状に配列されて構成されている。スリット窓89a,89b,…,89mの外縁より外側には、着色塗料の塗布や着色フィルムの貼付、もしくはシボ(皺)加工などにより、スリット窓89a,89b,…,89mと区分された外縁部30が設けられている。そして、透光窓部19Kと透光窓部19Cとの間、透光窓部19Cと透光窓部19Mとの間、および透光窓部19Mと透光窓部19Yとの間の外縁部30には、黒点で示す目盛マーク146FD,146CD,146LDが設けられている。目盛マーク146FD,146CD,146LDは、例えばインク量の上限を示すマークとして用いることができる。
透光窓部19K,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、各透光窓部19K,19C,19M,19Yに対応したマーク63K,63C,63M,63Yを含んでいる。具体的には、ブラックインクを表す「K」のマーク63K、シアンインクを表す「C」のマーク63C、マゼンタインクを表す「M」のマーク63M、およびイエローインクを表す「Y」のマーク63Yが配置されている。なお、マーク63K,63C,63M,63Yは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.28.実施例28
図38Aおよび図38Bを参照して、実施例28に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例28に係る目盛は、マトリックス状に小窓を配列した配置デザインであり、インク残量を多数の小窓によって視認可能である。
図38Aに示すように、実施例28に係る透光窓部19K,19C,19M,19Yは、小丸形状もしくは小四辺形状の複数のスリット窓189a,189b,…,189mが、横4列のマトリックス状に配列されている。この内の一列(本例では、最右翼の一列)は不透光窓であり、他の3列は透光性を有している。スリット窓189a,189b,…,189mの外縁より外側には、着色塗料の塗布や着色フィルムの貼付、もしくはシボ(皺)加工などにより、スリット窓189a,189b,…,189mと区分された外縁部30が設けられている。そして、最右翼の一列の所定の位置には、目盛31として、インク色に対応した色を着色した目盛マーク284G,284H,284Lが設けられている。目盛マーク284G,284H,284Lは、下側に位置する程淡い色で表示される。目盛マーク284G,284H,284Lは、インクの残量を示すマークとして用いることができる。
透光窓部19K,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に配置された識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、例えばブラックインクを表す「角丸の白抜き□中にK」のマーク32K、シアンインクを表す「角丸の白抜き□中にC」のマーク32C、マゼンタインクを表す「角丸の白抜き□中にM」のマーク32M、およびイエローインクを表す「角丸の白抜き□中にY」のマーク32Yを含んでいる。なお、マーク32K,32C,32M,32Yは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
ここで図38Bを参照して、実施例28にかかる透光部、目盛および識別マークを用いた場合の、インク残量の視認例を例示する。図38Bに示すように、目盛マーク284G,284H,284Lが設けられていないマトリックス状のスリット窓189a,189b,…,189mで構成される透光窓部19K,19C,19M,19Yにタンク21(図4参照)に収容されているインクを透視することができる。透光窓部19Kにはブラックインクの残量KL、透光窓部19Cにはシアンインクの残量CL、透光窓部19Mにはマゼンタインクの残量ML、透光窓部19Yにはイエローインクの残量YLを、それぞれ視認することができる。
5.29.実施例29
図39を参照して、実施例29に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例29は、図39に示すように、例えば白抜きの○中に「K」が設けられたマーク33Kなどを含む識別マーク32と、透光窓部19K,19C,19M,19Yに設けられた上限目盛416F、中間目盛416C、下限目盛416L、透光窓部19Kに対して透光窓部19Cと反対側の外縁部30に設けられた丸型アイコン46F,46L,46Cなどを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例29に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19Kは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、透光窓部19K,19C,19M,19Yを横長に横断する実線の上限目盛416F、横長に横断する点線の下限目盛416L、横長に横断する実線の中間目盛416C、および上限目盛416F、下限目盛416L、中間目盛416Cのそれぞれの間に有って横長の細分目盛416Bが配設されている。なお、目盛31を構成する上限目盛416F、下限目盛416L、中間目盛416Cや細分目盛416Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19Kに対して透光窓部19Cと反対側に位置する外縁部30には、丸型アイコン46F,46L,46Cが設けられている。丸型アイコン46Fは、上限目盛416Fの横に並ぶ位置に配置され、タンク21内のインクがフル注入されている状態を表す着色の丸マークで構成される。丸型アイコン46Lは、下限目盛416Lの横に並ぶ位置に配置され、タンク21内のインクが略空の状態を表す無着色の丸マークで構成される。丸型アイコン46Cは、中間目盛416Cの横に並ぶ位置に配置され、タンク21内のインクが略半分の状態を表す半着色の丸マークで構成される。
なお、目盛31を構成する上限目盛416F、中間目盛416C、下限目盛416L、細分目盛416B、および丸型アイコン46F,46L,46Cは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19K,19C,19M,19Yの上側に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、例えばブラックインクを表す「白抜きの○中にK」のマーク33K、シアンインクを表す「白抜きの○中にC」のマーク33C、マゼンタインクを表す「白抜きの○中にM」のマーク33M、およびイエローインクを表す「白抜きの○中にY」のマーク33Yを含んでいる。なお、マーク33K,33C,33M,33Yは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.30.実施例30
図40を参照して、実施例30に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例30は、図40に示すように、横長の帯状の枠内を4分割した各領域内にインクの種別を示す、例えば「K」の文字が配置されたマーク143Kを含む識別マーク32と、透光窓部19K,19C,19M,19Yに設けられた鉤括弧状の上限目盛314F、下限目盛314L、および細分目盛314Bを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。そして、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側には、外縁部30が設けられている。
実施例30に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19Kは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、鉤括弧の一方を下側に向けて配置した形状の上限目盛314F、鉤括弧の一方を上側に向けて配置した形状の下限目盛314L、上限目盛314Fと下限目盛314Lとの間に配置され、横長の実線で示す細分目盛314Bなどが、目盛31として配設されている。なお、目盛31を構成する上限目盛314F、下限目盛314L、および細分目盛314Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19K,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、各透光窓部19K,19C,19M,19Yに対応したカラーマーク143K,143C,143M,143Yを含んでいる。識別マーク32は、横長の帯状(本例では横長の長方形)の枠内を4分割した四つの領域を有し、各領域はインクの種別に対応した色に着色され、その中にインクの種類を示す記号(アルファベット)が記載されている。具体的には、透光窓部19Kに対応し、黒系色の背景にブラックインクを表す「K」のマークが示されたカラーマーク143K、透光窓部19Cに対応し、青系色の背景にシアンインクを表す「C」のマークが示されたカラーマーク143C、透光窓部19Mに対応し、赤系色の背景にマゼンタインクを表す「M」のマークが示されたカラーマーク143M、および透光窓部19Yに対応し、黄系色の背景にイエローインクを表す「Y」のマークが示されたカラーマーク143Yが配置されている。
5.31.実施例31
図41を参照して、実施例31に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例31は、図41に示すように、横長実線151上に各透光窓部19K,19C,19M,19Yに対応した区切り線51K,51C,51M,51Yが設けられ、区切り線51K,51C,51M,51Yの上側に、マーク63K,63C,63M,63Yが設けられた識別マーク32を有している。また、透光窓部19K,19C,19M,19Yに設けられた横長実線で示す上限目盛84F、三点で示す下限目盛84L、および二点で示す中間目盛84Cを含む目盛31を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例31に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19Kは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、例えば横長の実線で示された上限目盛84Fや横長の三点で示された下限目盛84L、横長の二点で示された中間目盛84Cなどが配設されている。なお、上限目盛84Fには、下側に向けたポイントQ1が設けられ、下限目盛84Lには、上側に向けたポイントQ2が設けられている。なお、目盛31を構成する上限目盛84F、下限目盛84L、および中間目盛84Cは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19K,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、透光窓部19K,19C,19M,19Yの上側に配置された横長実線151と、横長実線151の上側に設けられたマーク63K,63C,63M,63Yとを有している。横長実線151上には、各透光窓部19K,19C,19M,19Yに対応した区切り線51K,51C,51M,51Yが設けられている。そして、各区切り線51K,51C,51M,51Yの上側に、マーク63K,63C,63M,63Yが設けられている。マーク63K,63C,63M,63Yは、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。具体的には、ブラックインクを表す「K」のマーク63K、シアンインクを表す「C」のマーク63C、マゼンタインクを表す「M」のマーク63M、およびイエローインクを表す「Y」のマーク63Yが配置されている。なお、マーク63K,63C,63M,63Yは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.32.実施例32
図42を参照して、実施例32に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例32は、図42に示すように、外縁部30の上部に配置され、比較的大きな白抜き□中に「K」が設けられたマーク32Kなどを含む識別マーク32と、透光窓部19K,19C,19M,19Yに設けられた横長実線で示す上限目盛84F、三点で示す下限目盛84L、および二点で示す中間目盛84Cを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19Kがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19K,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例32に係る透光部19を構成する透光窓部19K,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19K,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19Kは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19K,19C,19M,19Yのそれぞれには、目盛31として、例えば横長の実線で示された上限目盛84F、横長の三点で示された下限目盛84L、横長の二点で示された中間目盛84Cなどが配設されている。なお、上限目盛84F、下限目盛84L、および中間目盛84Cには、それぞれ透光窓部19K,19C,19M,19Yの幅方向に向かう横長の実線83F,83L,83Cが設けられている。なお、目盛31を構成する上限目盛84F、下限目盛84L、および中間目盛84Cや実線83F,83L,83Cは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19K,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、例えばブラックインクを表す「白抜き□中にK」のマーク32K、シアンインクを表す「白抜き□中にC」のマーク32C、マゼンタインクを表す「白抜き□中にM」のマーク32M、およびイエローインクを表す「白抜き□中にY」のマーク32Yを含んでいる。なお、マーク32K,32C,32M,32Yは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.33.実施例33
図43を参照して、実施例33に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例33は、図43に示すように、外縁部30に配置され、白抜き丸枠中に「BK」が設けられたマーク33BK、および白抜き□中に「C」が設けられたマーク32Cなどを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長実線で示す上限目盛31U、上部目盛31F、などを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例33に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19BK,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば横長の実線で示された上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31Lと、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間に位置し、上部目盛31Fよりも僅かに短い横長の実線で示された中間目盛31Cと、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間にドットで示された細分目盛31Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、および細分目盛31Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、例えばブラックインクを表す「白抜きの丸枠の中にBK」のマーク33BK、シアンインクを表す「白抜き□中にC」のマーク32C、マゼンタインクを表す「白抜き□中にM」のマーク32M、およびイエローインクを表す「白抜き□中にY」のマーク32Yを含んでいる。なお、マーク33BK,32C,32M,32Yは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.34.実施例34
図44を参照して、実施例34に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例34は、図44に示すように、図43を参照して説明した実施例33の識別マーク32を構成する、例えばマーク33BKなどの枠線をより太くした、マーク133BKを有するデザインである。したがって、透光窓部19BK,19C,19M,19Yや目盛31は、実施例33と同様であるので、ここでの説明は省略する。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、例えばブラックインクを表す「太い実線で囲まれた白抜きの丸枠の中にBK」のマーク133BK、シアンインクを表す「太い実線で囲まれた白抜き□中にC」のマーク132C、マゼンタインクを表す「太い実線で囲まれた白抜き□中にM」のマーク132M、およびイエローインクを表す「太い実線で囲まれた白抜き□中にY」のマーク132Yを含んでいる。なお、マーク133BK,132C,132M,132Yは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.35.実施例35
図45を参照して、実施例35に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例35は、図45に示すように、図43を参照して説明した実施例33の識別マーク32を構成する、例えばマーク33BKなどの枠線をインクの種類に対応した色で着色したマーク233BKを有するデザインである。したがって、透光窓部19BK,19C,19M,19Yや目盛31において、実施例33と同様の構成は、ここでの説明は省略する。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、例えばブラックインクを表す「黒系色の実線で囲まれた白抜きの丸枠の中にBK」のマーク233BK、シアンインクを表す「青系色の実線で囲まれた白抜き□中にC」のマーク232C、マゼンタインクを表す「赤系色の実線で囲まれた白抜き□中にM」のマーク232M、およびイエローインクを表す「黄系色の実線で囲まれた白抜き□中にY」のマーク232Yを含んでいる。なお、マーク233BK,232C,232M,232Yの記号(アルファベット)は、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、中間目盛312Cが、実施例33の中間目盛31Cと異なる。中間目盛312Cは、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間に位置し、上部目盛31Fよりも僅かに短い横長の二点ドットで構成されている。
5.36.実施例36
図46を参照して、実施例36に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例36は、図46に示すように、外縁部30に設けられ、丸枠の中がインクの種類に対応した色で着色されたマーク333BK,333C,333M,333Yを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長実線で示す上限目盛31U、上部目盛31F、などを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例36に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19BK,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば横長の実線で示された上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31Lと、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間に位置し、上部目盛31Fよりも僅かに短い横長の実線で示された中間目盛31Cと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、および中間目盛31Cは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、例えばブラックインクを表す丸枠の中が黒系色で着色されたマーク333BK、シアンインクを表す丸枠の中が青系色で着色されたマーク333C、マゼンタインクを表す丸枠の中が赤系色で着色されたマーク333M、およびイエローインクを表す丸枠の中が黄系色で着色されたマーク333Yを含んでいる。なお、マーク333BK,333C,333M,333Yは、横並びに配列されている。
5.37.実施例37
図47を参照して、実施例37に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例37は、図47に示すように、外縁部30に設けられ、丸枠がインクの種類に対応した色で着色されたマーク334BK,334C,334M,334Yを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長実線で示す上限目盛31U、上部目盛31F、などを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例37に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19BK,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば横長の実線で示された上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31Lと、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間に位置し、上部目盛31Fよりも僅かに短い横長の実線で示された中間目盛31Cと、中間目盛31Cと上部目盛31Fおよび下限目盛31Lとのそれぞれの間にドットで示された細分目盛31Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、および細分目盛31Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、例えばブラックインクを表す丸枠が黒系色で着色されたマーク334BK、シアンインクを表す丸枠が青系色で着色されたマーク334C、マゼンタインクを表す丸枠が赤系色で着色されたマーク334M、およびイエローインクを表す丸枠が黄系色で着色されたマーク334Yを含んでいる。なお、マーク334BK,334C,334M,334Yは、横並びに配列されている。
5.38.実施例38
図48を参照して、実施例38に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例38は、図48に示すように、外縁部30に設けられ、前述の実施例37よりもやや小さく且つ太い丸枠がインクの種類に対応した色で着色されたマーク335BK,335C,335M,335Yを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長実線で示す上限目盛31U、上部目盛31F、などを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例38に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19BK,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば横長の実線で示された上限目盛31U、上限目盛31Uよりもやや長い横長の実線で示された上部目盛31Fおよび下限目盛31Lと、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間に位置し、上限目盛31Uとほぼ同じ長さの横長の実線で示された中間目盛31Cと、中間目盛31Cと上部目盛31Fおよび下限目盛31Lとのそれぞれの間にドット状の実線で示された細分目盛31Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、および細分目盛31Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、前述の実施例37よりもやや小さく且つ太い丸枠がインクの種類に対応した色で着色されている。識別マーク32は、例えばブラックインクを表す丸枠が黒系色で着色されたマーク335BK、シアンインクを表す丸枠が青系色で着色されたマーク335C、マゼンタインクを表す丸枠が赤系色で着色されたマーク335M、およびイエローインクを表す丸枠が黄系色で着色されたマーク335Yを含んでいる。なお、マーク335BK,335C,335M,335Yは、横並びに配列されている。
5.39.実施例39
図49を参照して、実施例39に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例39は、図49に示すように、外縁部30に設けられ、インクの種類に対応した色で着色されたトラック状の横線マーク336BK,336C,336M,336Yを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長二重線で示す上限目盛319U、上部目盛319F、などを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例39に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19BK,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば横長の二重線で示された上限目盛319U、上部目盛319F、および下限目盛319Lと、上部目盛319Fと下限目盛319Lとの間に位置し、上部目盛319Fよりも僅かに短い二重線で示された中間目盛319Cと、中間目盛319Cと上部目盛319Fおよび下限目盛319Lとのそれぞれの間にドット状の実線で示された細分目盛319Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛319U、上部目盛319F、下限目盛319L、中間目盛319C、および細分目盛319Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、インクの種類に対応した色で着色された横長のトラック状をなした横線マーク336BK,336C,336M,336Yを含んでいる。具体的に識別マーク32は、例えばブラックインクを表すように黒系色で着色された横線マーク336BK、シアンインクを表すように青系色で着色された横線マーク336C、マゼンタインクを表すように赤系色で着色された横線マーク336M、およびイエローインクを表すように黄系色で着色された横線マーク336Yを含んでいる。なお、横線マーク336BK,336C,336M,336Yは、横並びに配列されている。
5.40.実施例40
図50を参照して、実施例40に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例40は、図50に示すように、外縁部30に設けられ、インクの種類に対応した色で着色された縦長ラインの縦線マーク337BK,337C,337M,337Yを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長実線で示す上限目盛31U、上部目盛31F、などを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例40に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19BK,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば横長の実線で示された上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31Lと、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間に位置し、上部目盛31Fよりも僅かに短い横長の実線で示された中間目盛31Cと、中間目盛31Cと上部目盛31Fおよび下限目盛31Lとのそれぞれの間にドットで示された細分目盛31Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、および細分目盛31Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、外縁部30の上端から透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の端に亘って設けられている、インクの種類に対応した色で着色された縦長ライン状の縦線マーク337BK,337C,337M,337Yを含んでいる。具体的に識別マーク32は、例えばブラックインクを表すように黒系色で着色された縦線マーク337BK、シアンインクを表すように青系色で着色された縦線マーク337C、マゼンタインクを表すように赤系色で着色された縦線マーク337M、およびイエローインクを表すように黄系色で着色された縦線マーク337Yを含んでいる。なお、縦線マーク337BK,337C,337M,337Yは、横並びに配列されている。
5.41.実施例41
図51を参照して、実施例41に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例41は、図51に示すように、外縁部30に設けられ、インクの種類に対応した色で着色された縦長ラインの縦線マーク337BK,337C,337M,337Yを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長実線の上限目盛432U、上部目盛432F、下限目盛432Lなどが枠線432によって囲まれた構成の目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例41に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19BK,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれの中央部には、縦長の長方形の枠線432が設けられている。そして、枠線432の内には、目盛31が設けられている。目盛31は、枠線432の上側の辺に重なるように横長の実線で示された上限目盛432Uと、枠線432の下側の辺に重なるように横長の実線で示された下限目盛432Lと、上限目盛432Uの下側にあって横長の実線で示された上部目盛432Fと、上部目盛432Fと下限目盛432Lとの間にあって上部目盛432Fよりも僅かに短い横長の実線で示された中間目盛432Cと、中間目盛432Cと上部目盛432Fおよび下限目盛432Lとのそれぞれの間にドットで示された細分目盛432Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する枠線432、上限目盛432U、上部目盛432F、下限目盛432L、中間目盛432C、および細分目盛432Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれの上側に位置し、インクの種類に対応した色で着色された縦長ライン状の縦線マーク337BK,337C,337M,337Yを含んでいる。具体的に識別マーク32は、例えばブラックインクを表すように黒系色で着色された縦線マーク337BK、シアンインクを表すように青系色で着色された縦線マーク337C、マゼンタインクを表すように赤系色で着色された縦線マーク337M、およびイエローインクを表すように黄系色で着色された縦線マーク337Yを含んでいる。なお、縦線マーク337BK,337C,337M,337Yは、横並びに配列されている。
5.42.実施例42
図52を参照して、実施例42に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例42は、図52に示すように、外縁部30に設けられ、略正方形の枠線がインクの種類に対応した色で着色されたマーク338BK,338C,338M,338Yを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長実線で示す上限目盛31U、上部目盛31F、および縦長線31Jなどを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例42に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19BK,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば横長の実線で示された上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31Lと、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間に位置し、上部目盛31Fよりも僅かに短い横長の実線で示された中間目盛31Cと、中間目盛31Cと上部目盛31Fおよび下限目盛31Lとのそれぞれの間に設けられた中央部が幅広の縦長線31Jと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、および縦長線31Jは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、例えばブラックインクを表す略正方形の枠線が黒系色で着色されたマーク338BK、シアンインクを表す略正方形の枠線が青系色着色されたマーク338C、マゼンタインクを表す略正方形の枠線が赤系色で着色されたマーク338M、およびイエローインクを表す略正方形の枠線が黄系色で着色されたマーク338Yを含んでいる。なお、マーク338BK,338C,338M,338Yは、横並びに配列されている。
5.43.実施例43
図53を参照して、実施例43に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例43は、図53に示すように、外縁部30に配置され、角丸の略正方形の枠線がインクの種類に対応した色で着色されたマーク339BK,339C,339M,339Yを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた長めの横長実線で示す上限目盛31U、上部目盛31F、および細分目盛31Bなどを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例43に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば長めの横長の実線で示された上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31Lと、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間に位置し、上部目盛31Fの半分程度の長さの横長の実線で示された中間目盛31Cと、中間目盛31Cと上部目盛31Fおよび下限目盛31Lとのそれぞれの間に複数のドットで示された細分目盛31Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、および細分目盛31Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、例えばブラックインクを表す角丸の略正方形の枠線が黒系色で着色されたマーク339BK、シアンインクを表す角丸の略正方形の枠線が青系色着色されたマーク339C、マゼンタインクを表す角丸の略正方形の枠線が赤系色で着色されたマーク339M、およびイエローインクを表す角丸の略正方形の枠線が黄系色で着色されたマーク339Yを含んでいる。なお、マーク339BK,339C,339M,339Yは、横並びに配列されている。
5.44.実施例44
図54を参照して、実施例44に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例44は、図54に示すように、外縁部30に設けられ、角丸の略正方形の枠線の中がインクの種類に対応した色で着色されたマーク340BK,340C,340M,340Yを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長実線で示す上限目盛31U、上部目盛31F、などを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例44に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19BK,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば横長の実線で示された上限目盛31Uおよび上部目盛31Fと、横並びの三点ドットで示された下限目盛312Lと、上部目盛31Fと下限目盛312Lとの間にあって横並びの二点ドットで示された中間目盛312Cと、中間目盛312Cと上部目盛31Fおよび下限目盛312Lとのそれぞれの間に複数のドットで示された細分目盛31Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛312L、中間目盛312C、および細分目盛31Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、例えばブラックインクを表す角丸の略正方形の枠線の中が黒系色で着色されたマーク340BK、シアンインクを表す角丸の略正方形の枠線の中が青系色で着色されたマーク340C、マゼンタインクを表す角丸の略正方形の枠線の中が赤系色で着色されたマーク340M、およびイエローインクを表す角丸の略正方形の枠線の中が黄系色で着色されたマーク340Yを含んでいる。なお、マーク340BK,340C,340M,340Yは、横並びに配列されている。
5.45.実施例45
図55を参照して、実施例45に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例45は、図55に示すように、外縁部30に配置され、やや小さめの略正方形の枠線の中がインクの種類に対応した色で着色され、横並びに配置されたマーク341BK,341C,341M,341Yを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長実線で示す上限目盛31U、上部目盛31F、上限目盛31Uの上側の三角マーク318などを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例45に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19BK,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば横長の実線で示された上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31Lと、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間に位置し、上部目盛31Fよりも僅かに短い横長の実線で示された中間目盛31Cと、中間目盛31Cと上部目盛31Fおよび下限目盛31Lとの間のそれぞれに複数のドットで示された細分目盛31Bと、を含んでいる。さらに、目盛31は、上限目盛31Uの上側にあって、下側に一頂点を向けた三角マーク318を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、細分目盛31B、および三角マーク318は、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、例えばブラックインクを表す略正方形の枠線の中が黒系色で着色されたマーク341BK、シアンインクを表す略正方形の枠線の中が青系色で着色されたマーク341C、マゼンタインクを表す略正方形の枠線の中が赤系色で着色されたマーク341M、およびイエローインクを表す略正方形の枠線の中が黄系色で着色されたマーク341Yを含んでいる。なお、マーク341BK,341C,341M,341Yは、横並びに配列されている。
5.46.実施例46
図56を参照して、実施例46に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例46は、図56に示すように、外縁部30に配置され、横長の長方形の枠線の中がインクの種類に対応した色で着色され、横並びに配置されたマーク342BK,342C,342M,342Yを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長実線で示す上限目盛31U、上部目盛31Fなどを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例46に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば横長の実線で示された上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31Lと、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間に位置し、上部目盛31Fの半分程度の長さの横長の実線で示された中間目盛31Cと、中間目盛31Cと上部目盛31Fおよび下限目盛31Lとのそれぞれの間にドットで示された細分目盛31Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、および細分目盛31Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、例えばブラックインクを表す横長の長方形の枠線の中が黒系色で着色されたマーク342BK、シアンインクを表す横長の長方形の枠線の中が青系色で着色されたマーク342C、マゼンタインクを表す横長の長方形の枠線の中が赤系色で着色されたマーク342M、およびイエローインクを表す横長の長方形の枠線の中が黄系色で着色されたマーク342Yを含んでいる。なお、マーク342BK,342C,342M,342Yは、横並びに配列されている。
5.47.実施例47
図57を参照して、実施例47に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例47は、図57に示すように、横長の細帯状のカラーライン33Aの枠内を4分割した各領域内が、インクの種別を示す色で着色されたカラーマーク343BK,343C,343M,343Yを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた中抜き線の上限目盛317U、上部目盛317F、下限目盛317L、中間目盛317Cおよび細分目盛317Bを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例47に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば長めの横長の中抜き線で示された上限目盛317U、上部目盛317F、下限目盛317Lと、上部目盛317Fと下限目盛317Lとの間に位置し、上部目盛317Fの半分程度の長さの横長の中抜き線で示された中間目盛317Cと、中間目盛317Cと上部目盛317Fおよび下限目盛317Lとのそれぞれの間に複数の中抜きドットで示された細分目盛317Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛317U、上部目盛317F、下限目盛317L、中間目盛317C、および細分目盛317Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19K,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、各透光窓部19K,19C,19M,19Yに対応したカラーマーク343BK,343C,343M,343Yを含んでいる。識別マーク32は、横長の細帯状のカラーライン33Aの枠内を4分割した横長の帯状(本例では横長の長方形)領域を有し、各領域はインクの種別に対応した色に着色されている。具体的には、透光窓部19Kに対応し、黒系色に着色されてブックインクを表すカラーマーク343BK、透光窓部19Cに対応し、青系色に着色されてシアンインクを表すカラーマーク343C、透光窓部19Mに対応し、赤系色に着色されてマゼンタインクを表すカラーマーク343M、および透光窓部19Yに対応し、黄系色に着色されてイエローインクを表すカラーマーク343Yが配列されている。
5.48.実施例48
図58を参照して、実施例48に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例48は、図58に示すように、略正方形の枠線の中がインクの種類に対応した色で着色されたマーク344BK,344C,344M,344Yが、2列×2行のマトリックス状に配置された識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長の実線の上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、マトリックス状にドットが配置された細分目盛31BTを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例48に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば長めの横長の実線で示された上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31Lと、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間に位置し、上部目盛31Fよりも短い横長の実線で示された中間目盛31Cと、中間目盛31Cと上部目盛31Fおよび下限目盛31Lとのそれぞれの間にあって、複数のドットがマトリックス状に配置された細分目盛31BTと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、および細分目盛31BTは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、例えばブラックインクを表す略正方形の枠線の中が黒系色で着色されたマーク344BK、シアンインクを表す略正方形の枠線の中が青系色で着色されたマーク344C、マゼンタインクを表す略正方形の枠線の中が赤系色で着色されたマーク344M、およびイエローインクを表す略正方形の枠線の中が黄系色で着色されたマーク344Yを含んでいる。そして、マーク344BKとマーク344Yとが上段の行に並び、マーク344Cとマーク344Mとが下段の行に並んでいる。換言すれば、4つのマーク344BK,344C,344M,344Yが、2列×2行のマトリックス状に配置された四角形をなして配置されている。
5.49.実施例49
図59を参照して、実施例49に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例49は、図59に示すように、略正方形の枠線の中がインクの種類に対応した色で着色されたマーク345BK,345C,345M,345Yを、それぞれ45度傾け、マーク345BKを上側の頂部、マーク345Mを下側の頂部、マーク345Cを左側の頂部、マーク345Yを右側の頂部に配置した、所謂菱形状をなした識別マーク32を有している。透光窓部19BK,19C,19M,19Y、および透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、細分目盛31BWを含む目盛31の構成は、前述の実施例48と同様であるので説明を省略する。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、例えばブラックインクを表す略正方形の枠線の中が黒系色で着色されたマーク345BK、シアンインクを表す略正方形の枠線の中が青系色で着色されたマーク345C、マゼンタインクを表す略正方形の枠線の中が赤系色で着色されたマーク345M、およびイエローインクを表す略正方形の枠線の中が黄系色で着色されたマーク345Yを含んでいる。そして、マーク345BKを上側の頂部、マーク345Mを下側の頂部、マーク345Cを左側の頂部、マーク345Yを右側の頂部とした、所謂菱形状をなして配置されている。
5.50.実施例50
図60を参照して、実施例50に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例50は、図60に示すように、略正方形の枠線の中がインクの種類に対応した色で着色された小マークを2列×2行のマトリックス状に配置した4個のマーク346BK,346C,346M,346Yが横並びに配列された識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長の実線の上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31Lなどを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例50に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19BK,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば横長の実線で示された上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31Lと、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間に位置し、上部目盛31Fよりも僅かに短い横長の実線で示された中間目盛31Cと、中間目盛31Cと上部目盛31Fおよび下限目盛31Lとの間のそれぞれに複数のドットで示された細分目盛31Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、および細分目盛31Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、ブラックインクを表す略正方形の枠線の中が黒系色で着色された小マークを正方形にマトリックス状に四つ並べたマーク346BK、シアンインクを表す略正方形の枠線の中が青系色で着色された小マークを正方形にマトリックス状に四つ並べたマーク346C、マゼンタインクを表す略正方形の枠線の中が赤系色で着色された小マークを正方形にマトリックス状に四つ並べたマーク346M、およびイエローインクを表す略正方形の枠線の中が黄系色で着色された小マークを正方形にマトリックス状に四つ並べたマーク346Y、を含んでいる。そして、4個のマーク346BK,346C,346M,346Yが横並びに配列されて識別マーク32を構成している。
5.51.実施例51
図61を参照して、実施例51に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例51は、図61に示すように、丸枠線の中がインクの種類に対応した色で着色された三つの小マークをそれぞれ横並びに配置したマーク347BK,347C,347M,347Yが横並びに配列された識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長の実線の上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31Lなどを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例51に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば横長の実線で示された上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31Lと、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間に位置し、上部目盛31Fの半分程度の長さの横長の実線で示された中間目盛31Cと、中間目盛31Cと上部目盛31Fおよび下限目盛31Lとの間のそれぞれに複数のドットで示された細分目盛31Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、および細分目盛31Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、ブラックインクを表す丸枠線の中が黒系色で着色された三つの小マークを横並びに配置したマーク347BK、シアンインクを表す丸枠線の中が青系色で着色された三つの小マークを横並びに配置したマーク347C、マゼンタインクを表す丸枠線の中が赤系色で着色された三つの小マークを横並びに配置したマーク347M、およびイエローインクを表す丸枠線の中が黄系色で着色された三つの小マークを横並びに配置したマーク347Y、を含んでいる。そして、4個のマーク347BK,347C,347M,347Yが横並びに配列されて識別マーク32を構成している。
5.52.実施例52
図62を参照して、実施例52に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例52は、図62に示すように、四角の枠線の中がインクの種類に対応した色で着色された七つの小マークを、それぞれ縦並びに配置したマーク348BK,348C,348M,348Yが横並びに配列された識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長の枠付き線の上限目盛317U、上部目盛317F、下限目盛317Lなどを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例52に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば横長の中抜き線で示された上限目盛317U、上部目盛317F、下限目盛317Lと、上部目盛317Fと下限目盛317Lとの間に位置し、上部目盛317Fの半分程度の長さの横長の中抜き線で示された中間目盛317Cと、中間目盛317Cと上部目盛317Fおよび下限目盛317Lとの間のそれぞれに複数の枠付きドットで示された細分目盛317Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛317U、上部目盛317F、下限目盛317L、中間目盛317C、および細分目盛317Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、四角の枠線の中がブラックインクを表す黒系色で着色された七つの小マークを、それぞれ縦並びに配置したマーク348BK、四角の枠線の中がシアンインクを表す青系色で着色された七つの小マークを、それぞれ縦並びに配置したマーク348C、四角の枠線の中がマゼンタインクを表す赤系色で着色された七つの小マークを、それぞれ縦並びに配置したマーク348M、および四角の枠線の中がイエローインクを表す黄系色で着色された七つの小マークを、それぞれ縦並びに配置したマーク348Yを含んでいる。なお、マーク348BK,348C,348M,348Yを構成するそれぞれの小マークは、中央部の小マークの高さが最も大きく、両端に近づくほど小マークの高さが小さくなるように形成されている。そして、4個のマーク348BK,348C,348M,348Yが横並びに配列されて識別マーク32を構成している。
5.53.実施例53
図63を参照して、実施例53に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例53は、図63に示すように、外縁部30に設けられ、インクの種類に対応した色で着色された複数の縦長ラインが横並びに配置された縦線マーク349BK,349C,349M,349Yを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長実線で示す上限目盛31U、上部目盛31F、などを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例53に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19BK,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば横長の実線で示された上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31Lと、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間に位置し、上部目盛31Fよりも僅かに短い横長の実線で示された中間目盛31Cと、中間目盛31Cと上部目盛31Fおよび下限目盛31Lとの間のそれぞれに複数のドットで示された細分目盛31Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、および細分目盛31Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、外縁部30の上端から透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の端に亘って設けられている、インクの種類に対応した色で着色された複数の縦長ラインが横並びに配置された縦線マーク349BK,349C,349M,349Yを含んでいる。具体的に識別マーク32は、例えばブラックインクを表すように黒系色で着色された複数の縦長ラインが横並びに配置された縦線マーク349BK、シアンインクを表すように青系色で着色された複数の縦長ラインが横並びに配置された縦線マーク349C、マゼンタインクを表すように赤系色で着色された複数の縦長ラインが横並びに配置された縦線マーク349M、およびイエローインクを表すように黄系色で着色された複数の縦長ラインが横並びに配置された縦線マーク349Yを含んでいる。なお、縦線マーク349BK,349C,349M,349Yは、横並びに配列されている。
5.54.実施例54
図64を参照して、実施例54に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例54は、図64に示すように、外縁部30に設けられ、インクの種類に対応した色で着色された縦長ラインの縦線マーク350BK,350C,350M,350Yを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに設けられた横長実線で示す上限目盛31U、上部目盛31F、などを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。なお、外縁部30には、縦ストライプ状の縞模様が設けられている。
実施例54に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19BK,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、例えば横長の実線で示された上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31Lと、上部目盛31Fと下限目盛31Lとの間に位置し、上部目盛31Fよりも僅かに短い横長の実線で示された中間目盛31Cと、中間目盛31Cと上部目盛31Fおよび下限目盛31Lとの間のそれぞれに複数のドットで示された細分目盛31Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛31U、上部目盛31F、下限目盛31L、中間目盛31C、および細分目盛31Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれの上側に位置し、インクの種類に対応した色で着色された縦長ライン状の縦線マーク350BK,350C,350M,350Yを含んでいる。具体的に識別マーク32は、例えばブラックインクを表すように黒系色で着色された縦線マーク350BK、シアンインクを表すように青系色で着色された縦線マーク350C、マゼンタインクを表すように赤系色で着色された縦線マーク350M、およびイエローインクを表すように黄系色で着色された縦線マーク350Yを含んでいる。なお、縦線マーク350BK,350C,350M,350Yは、横並びに配列されている。
5.55.実施例55
図65を参照して、実施例55に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例55は、図65に示すように、外縁部30に配置され、白抜き丸枠中に「BK」が設けられたマーク133BK、および白抜き□中に「C」が設けられたマーク132Cなどを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの一方の横枠19Rに沿って設けられた横長実線で示す上限目盛434U、上部目盛434F、などを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられている。
実施例55に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19BK,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれの一方の横枠19Rに沿って設けられている。目盛31は、一端が横枠19Rに連接された横長の実線で示された上限目盛434U、上部目盛434F、下限目盛434Lと、上部目盛434Fと下限目盛434Lとの間にあって、一端が横枠19Rに連接された上部目盛434Fよりも僅かに短い横長の実線で示された中間目盛434Cと、上部目盛434Fと下限目盛434Lとの間にあって、一端が横枠19Rに連接された、中間目盛434Cよりも僅かに短い横長の実線で示された細分目盛434Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛434U、上部目盛434F、下限目盛434L、中間目盛434C、および細分目盛434Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、例えばブラックインクを表す「白抜きの丸枠の中にBK」のマーク132BK、シアンインクを表す「白抜き□中にC」のマーク132C、マゼンタインクを表す「白抜き□中にM」のマーク132M、およびイエローインクを表す「白抜き□中にY」のマーク132Yを含んでいる。なお、マーク132BK,132C,132M,132Yは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.56.実施例56
図66を参照して、実施例56に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例56は、図66に示すように、前述の実施例55と同様に外縁部30に配置された識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの他方の横枠19Lに沿って設けられた横長実線で示す上限目盛435U、上部目盛435F、などを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例の透光窓部19BK,19C,19M,19Y、および識別マーク32は、実施例55と同様であるので説明を省略する。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれの他方の横枠19Lに沿って設けられている。目盛31は、一端が横枠19Lに連接された横長の実線で示された上限目盛435U、上部目盛435F、下限目盛435Lと、上部目盛435Fと下限目盛435Lとの間にあって、一端が横枠19Lに連接された上部目盛435Fよりも僅かに短い横長の実線で示された中間目盛435Cと、上部目盛435Fと下限目盛435Lとの間にあって、一端が横枠19Lに連接された、中間目盛435Cよりも僅かに短い横長の実線で示された細分目盛435Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛435U、上部目盛435F、下限目盛435L、中間目盛435C、および細分目盛435Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
5.57.実施例57
図67を参照して、実施例57に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例57は、図66を参照して説明した実施例56の白黒反転のデザイン例である。図67に示すように、外縁部30に配置され、白丸枠中の黒背景に「白抜きの文字BK」が設けられたマーク351BK、および白四角枠中の黒背景に「白抜きの文字C」が設けられたマーク351Cなどを含む識別マーク32と、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの他方の横枠19Lに沿って設けられた横長実線で示す上限目盛435U、上部目盛435F、などを含む目盛31と、を有している。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。なお、外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられており、黒系色に着色されている。
実施例57に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。なお、概ね長方形の透光窓部19BK,19C,19M,19Yの四隅は円弧状に丸められている。また、透光窓部19BKは、他の透光窓部19C,19M,19Yよりも横幅が広く構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれに設けられた目盛31は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれの他方の横枠19Lに沿って設けられている。目盛31は、一端が横枠19Lに連接された横長の実線で示された上限目盛435U、上部目盛435F、下限目盛435Lと、上部目盛435Fと下限目盛435Lとの間にあって、一端が横枠19Lに連接された上部目盛435Fよりも僅かに短い横長の実線で示された中間目盛435Cと、上部目盛435Fと下限目盛435Lとの間にあって、一端が横枠19Lに連接された、中間目盛435Cよりも僅かに短い横長の実線で示された細分目盛435Bと、を含んでいる。なお、目盛31を構成する上限目盛435U、上部目盛435F、下限目盛435L、中間目盛435C、および細分目盛435Bは、それぞれのインク色に対応した個別色、統一された黒色、白抜き文字など、どのような色調であってもよい。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示しており、例えばブラックインクを表すように、白丸枠中の黒背景に「白抜きの文字BK」が設けられたマーク351BK、シアンインクを表すように、白四角枠中の黒背景に「白抜きの文字C」が設けられたマーク351C、マゼンタインクを表すように、白四角枠中の黒背景に「白抜きの文字M」が設けられたマーク351M、およびイエローインクを表すように、白四角枠中の黒背景に「白抜きの文字Y」が設けられたマーク351Y、を含んでいる。なお、マーク351BK,351C,351M,351Yは、例えばそれぞれのインク色に対応した個別色などであってもよい。
なお、実施例57で説明したような白黒反転のデザインは、他の実施例や実施形態で説明したデザインにも適用することができる。
5.58.実施例58
図68を参照して、実施例58に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例58に係る透光部、目盛、および識別マークは、図68に示すように、外縁部30の上側の端部にカラーライン33Aを含む識別マーク32が設けられ、透光窓部19BK,19C,19M,19Y、およびカラーライン33Aの配置部以外の外縁部30を貫く縦線HL1,HL2,HL3,…,HL12、および横線VL1,VL2,VL3,…,VL8によって格子状に区切られた小窓が設けられている。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。
実施例58では、図68に示すように、図示左側から第1列RO1、第2列RO2、第3列RO3と並ぶ3列によって一つの透光窓部領域を構成し、第2列RO2および第3列RO3の図示白抜き部19Vが透光窓部19BKに相当し、第1列RO1が当該透光窓部19BKの目盛記載部に相当する。同様に、第4列以降において透光窓部19C、透光窓部19M、透光窓部19Yが構成されている。
実施例58に係る透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、縦線HL1,HL2,HL3,…,HL12、および横線VL1,VL2,VL3,…,VL8によって格子状に区切られている。透光窓部19BK,19C,19M,19Yに隣り合うそれぞれの目盛記載部には、インク残量の目安となる、例えば「50」、「0」のような数字が記載されている。
外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられており、図68ではハッチングによって示されている領域である。また、外縁部30の外周縁には外周枠OLが設けられている。外縁部30は、着色塗料の塗布や着色フィルムの貼付、もしくはシボ(皺)加工などによって、非透光もしくは低透光率の領域として構成されている。
識別マーク32は、外縁部30の上側の端部に設けられたカラーライン33Aを含んでいる。カラーライン33Aは、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの列に対応した上側に位置し、外縁部30を横断する横長の長方形を分割したカラーマーク343BK、カラーマーク343C、カラーマーク343M、およびカラーマーク343Yを有している。カラーマーク343BK,343C,343M,343Yは、透光窓部19BK,19C,19M,19Yに対応した色に着色されている。具体的に、カラーマーク343BKは、透光窓部19BKに対応し、ブラックインクを示す黒系色に着色されている。カラーマーク343Cは、透光窓部19Cに対応し、シアンインクを示す青系色に着色されている。カラーマーク343Mは、透光窓部19Mに対応し、マゼンタインクを示す赤系色に着色されている。カラーマーク343Yは、透光窓部19Yに対応し、イエローインクを示す黄系色に着色されている。
5.59.実施例59
図69を参照して、実施例59に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例59に係る透光部、目盛、および識別マークは、図69に示すように、外縁部30の上側の端の内側にあって、丸枠線の中がインクの種類に対応した色で着色されたマーク351BK,351C,351M,351Yが横並びに配列された識別マーク32と、マーク351BK,351C,351M,351Yのそれぞれから、透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yを超える位置まで断続的に配置されたドットP1〜Pnと、が設けられている。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。
実施例59に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられており、図69ではハッチングによって示されている領域である。外縁部30は、着色塗料の塗布や着色フィルムの貼付、もしくはシボ(皺)加工などによって、非透光もしくは低透光率の領域として構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、ブラックインクを表す丸枠線の中が黒系色で着色されたマーク351BK、シアンインクを表す丸枠線の中が青系色で着色されたマーク351C、マゼンタインクを表す丸枠線の中が赤系色で着色されたマーク351M、およびイエローインクを表す丸枠線の中が黄系色で着色されたマーク351Y、を含んでいる。そして、4個のマーク351BK,351C,351M,351Yが横並びに配列されて識別マーク32を構成している。
マーク351BK,351C,351M,351Yのそれぞれの下側には、透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれを超える位置まで断続的に配置されたドットP1〜Pnが設けられている。即ち、マーク351BK,351C,351M,351Yと、それぞれに対応する透光窓部19BK,19C,19M,19Yとが、ドットP1〜Pnによって連接されている。なお、ドットP1〜Pnの色は問わない。
5.60.実施例60
図70を参照して、実施例60に係る透光部、目盛、および識別マークについて説明する。実施例60に係る透光部、目盛、および識別マークは、図70に示すように、外縁部30の上側の端の内側にあって、横長の帯状枠(長方形)の中がインクの種類に対応した色で着色されたマーク352BK,352C,352M,352Yが横並びに配列された識別マーク32と、マーク352BK,352C,352M,352Yのそれぞれの下側から、透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yを超える位置まで断続的に配置された横バーL1〜Lnと、が設けられている。なお、本実施例では、透光窓部19BKがブラックインク、透光窓部19Cがシアンインク、透光窓部19Mがマゼンタインク、および透光窓部19Yがイエローインクを、それぞれ収容したタンク21(図4参照)に対向している。
実施例60に係る透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yは、透光性を有し、上側から下側に沿って縦長の概ね長方形をなしている。外縁部30は、透光窓部19BK,19C,19M,19Yの外側に設けられており、図70ではハッチングによって示されている領域である。外縁部30は、着色塗料の塗布や着色フィルムの貼付、もしくはシボ(皺)加工などによって、非透光もしくは低透光率の領域として構成されている。
透光窓部19BK,19C,19M,19Yの上側の外縁部30に設けられている識別マーク32は、四つのタンク21のそれぞれに収容されているインクの種別を示している。識別マーク32は、ブラックインクを表す横長の帯状枠(長方形)の中が黒系色で着色されたマーク352BK、シアンインクを表す横長の帯状枠(長方形)の中が青系色で着色されたマーク352C、マゼンタインクを表す横長の帯状枠(長方形)の中が赤系色で着色されたマーク352M、およびイエローインクを表す横長の帯状枠(長方形)の中が黄系色で着色されたマーク352Y、を含んでいる。そして、4個のマーク352BK,352C,352M,352Yが横並びに配列されて識別マーク32を構成している。
マーク352BK,352C,352M,352Yのそれぞれの下側には、透光部19を構成する透光窓部19BK,19C,19M,19Yのそれぞれを超える位置まで断続的に配置された横バーL1〜Lnが設けられている。即ち、マーク352BK,352C,352M,352Yと、それぞれに対応する透光窓部19BK,19C,19M,19Yとが、横バーL1〜Lnによって連接されている。なお、横バーL1〜Lnの色は問わない。
実施例59および実施例60のように、外縁部30に配置された識別マーク32が、ドットP1〜Pnや横バーL1〜Lnによって透光部19と連接されていることにより、インクの種類とインク量との繋がりが明確になり、ユーザーの視認性を向上させることができる。
以上、本発明に係る各実施形態および各実施例について説明したが、インクの種類や色の順番、位置は変わってもよい。また、目盛りおよび識別マークは、印刷、刻印などの方法を用いて形成してもよい。
また、本発明は、上述の実施形態および実施例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1A,1B,1C,1D…液滴噴射装置としてのプリンター、2…筐体、3…操作パネル、4…排紙部、5…可視カバー、6…蓋部、7…電源ボタン、8…表示パネル、9…カバー、10…カバー、11…正面、12…上面、13…側壁、14…側壁、15…記録ヘッド、16…制御部、17…インク供給チューブ、18…カバー部としてのタンクカバー、19…透光部、20…タンクユニット、21…タンク、30…外縁部、31…目盛、32…識別マーク、34…輪郭線、P…記録媒体。

Claims (14)

  1. 少なくとも一部が透光性を有する部材で構成されたタンクと、
    前記タンクを覆うカバー部と、
    前記カバー部の少なくとも一部に備えられ、前記タンクの内部に収容された液体を視認
    可能な透光部と、を備え、
    前記透光部には、目盛、および識別マークの少なくとも一つが設けられ、
    前記透光部の外周側には、前記透光部の外縁に沿って配設された輪郭線を含む外縁部が
    設けられ、
    前記識別マークは、前記外縁部に配置され、前記透光部、前記輪郭線および前記目盛の
    少なくとも一つと連接されていることを特徴とする液滴噴射装置。
  2. 請求項1に記載の液滴噴射装置において、
    前記目盛は、前記液体の量に対応し、
    前記識別マークは、前記液体の種別に対応して設けられていることを特徴とする液滴噴
    射装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の液滴噴射装置において、
    前記透光部は、前記カバー部と一体構造で構成されていることを特徴とする液滴噴射装
    置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の液滴噴射装置において、
    前記透光部は、
    前記カバー部の壁面の一部に設けられた貫通孔と、
    前記貫通孔を覆う透光板と、を備えていることを特徴とする液滴噴射装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の液滴噴射装置において、
    前記タンクを保持する筐体を備え、
    前記カバー部は、前記筐体に開閉可能に支持されていることを特徴とする液滴噴射装置
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の液滴噴射装置であって、
    前記タンクは、前記液体を注入可能な注入口を有していることを特徴とする液滴噴射装
    置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の液滴噴射装置において、
    前記透光部の少なくとも一部が、前記カバー部の外面から突出していることを特徴とす
    る液滴噴射装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の液滴噴射装置において、
    前記外縁部は、着色されていることを特徴とする液滴噴射装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の液滴噴射装置において、
    前記外縁部は、シボ加工されていることを特徴とする液滴噴射装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の液滴噴射装置において、
    前記目盛、および識別マークの少なくともいずれかは、透明シートに設けられ、
    前記透明シートが、前記透光部に貼り付けられていることを特徴とする液滴噴射装置。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載の液滴噴射装置であって、
    前記目盛は、点、および線の少なくとも一つを含み構成されていることを特徴とする液
    滴噴射装置。
  12. 請求項11に記載の液滴噴射装置であって、
    前記線は、実線および点線の少なくとも一つを含むことを特徴とする液滴噴射装置。
  13. 請求項11または請求項12に記載の液滴噴射装置であって、
    前記点、および前記線の、形状、色、色の濃淡の少なくとも一つを変えることによって
    前記液体の残量を区分していることを特徴とする液滴噴射装置。
  14. 請求項1ないし請求項13のいずれか一項に記載の液滴噴射装置であって、
    前記目盛は、前記外縁部に配置されていることを特徴とする液滴噴射装置。
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