JP7278835B2 - 記録システム、読取装置、読取装置の保持装置 - Google Patents

記録システム、読取装置、読取装置の保持装置 Download PDF

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Description

本発明は、記録装置と読取装置を有する記録システム、読取装置、読取装置の保持装置に関する。
現在、大判サイズのシートへのプリントを行うプリント機能に特化した単機能のプリント装置や複数の処理機能を備えた複合機が知られている。特許文献1には、プリント装置に対して、プリント装置とは別体の可搬型スタンドで原稿を読み取る読取装置を独立して保持しプリント装置と隣接して配置する記録システムが開示されている。当該記録システムにより、ユーザはプリント装置と読取装置とを選択的に使用することが可能となる。
特開2016-005895号公報
ところで、特許文献1に示すように、別体の可搬型スタンドを用いてプリント装置と読取装置とを隣接して配置した場合、記録システム全体の設置面積が大きくなるという課題がある。このため、設置面積を小さくするために、プリント装置に対して読取装置を直接または間接的に固定して保持する構成が望ましい。しかしながら、特許文献1では、プリント装置に対して読取装置を固定して保持するための保持機構については何ら検討されていなかった。このため、保持機構によっては、プリント装置に対し読取装置を安定して保持できないおそれがあった。
そこで、本発明は、プリント装置に対して読取装置を安定して保持するために有利な技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、記録装置と読取装置とを有する記録システムであって、前記記録装置は、記録媒体にプリントを行うプリント部が内部に配置された筐体を有し、前記筐体は、前記プリントが行われた記録媒体を排出する排出口を備える前面部と、前記前面部と対向する背面部と、前記前面部と前記背面部とつなぐ側面部を備え、前記記録システムは、前記筐体と少なくとも一端で接続し、前記筐体の上方で前記読取装置を保持する保持部を有し、前記保持部は、前記背面部に固定する第一の固定部材と、前記側面部に固定する第二の固定部材とを有することを特徴とする。
本発明により、記録装置に対して読取装置を安定して保持するために有利な技術を提供することが可能となる。
第一の実施形態における記録システムを示す斜視図。 記録装置の断面図。 読取装置の断面図。 記録システムのハードウェア構成を示すブロック図。 保持部を示す斜視図。 第一の固定部材を示す斜視図および側面図。 回動アームと中継部材の連結状態を示す斜視図。 保持部材とモニタアームの連結状態を示す斜視図。 保持部の記録装置への連結状態を示す斜視図。 表示操作部の配置を示す上面図。 カバーが開いた状態での表示操作部の配置を示す斜視図および上面図。 保持部における電気ケーブルの配線状態を示す斜視図。 第二の実施形態における保持部を示す斜視図。 第三の実施形態における保持部を示す斜視図。 第三の実施形態における保持部を示す斜視図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面を通して同一または対応部分には同一符号を付す。また、図中、XとYは水平面において互いに直交する2つの軸線方向を示し、Zは鉛直方向を示している。さらに、Y1、Y2はY軸線方向と平行する方向であって、Y1は後述の読取装置3における原稿の搬送方向を、Y2はY1に対する逆方向をそれぞれ示している。また、Z1は鉛直方向下方を、Z2は鉛直方向上方を示している。
<用語の説明>
この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。さらに人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かも問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。なお、以下の実施形態では記録媒体がロールシート(または単に「シート」といという場合もある)である場合について説明するがこれに限定されるものではない。
(第一の実施形態)
第一の実施形態における記録システムを示す斜視図である。図1において、記録システム1は、記録装置2と、読取装置3と保持部99とを有する。
記録装置2は、シートへのプリントを行う機能を備える。記録装置2は、各機構を保持する本体部4と、本体部4をZ方向における所定の位置に保持する脚部5とを有する。本体部4は、略直方体形状の筐体部41の内部に各機構を保持しており、筐体部41の外装には、操作パネル6と、排出口70と、インクタンクカバー80とが設けられている。操作パネル6は、種々の設定操作やコマンドの入力、及び記録装置2に関する情報の確認等を行うための機能を備える。排出口70は、画像がプリントされたシートを排出する開口およびその周辺部分を含む。なお、以下の実施形態において、筐体部41における排出口70が設けられた面を「筐体部41の前面」とし、前面と対向する面を「筐体部41の背面」とする。また、排出口70側から見て筐体部41の前面と背面とをつなぐ面は、それぞれ筐体部41の上面、下面、側面(もしくは右側面、左側面)とする。インクタンクカバー80は、開状態においてインクタンクにアクセス可能となり、ユーザによりインクタンクを交換することができる。なお、図1では、インクタンクカバー80は、閉状態である。なお、記録装置2の具体的な構成については、図2を用いて詳細に説明する。
読取装置(原稿読取装置)3は、原稿に記載された画像などを読み取る機能を備える。なお、読取装置3の具体的な構成については、図3を用いて詳細に説明する。
保持部99は、筐体部41と少なくとも一端で接続され、記録装置2の上方で読取装置3を保持する機能を備える。保持部99は、排出口70をY1方向から見て筐体部41の背面に固定する第一の固定部材100と、排出口70をY1方向から見て筐体部41の側面に固定する第二の固定部材180を備えている。第二の固定部材180は、中継部材130と側面固定部材140から構成される。具体的な構成については、図5において詳細に説明する。つまり、保持部99は、単独で読取装置3を保持する保持装置として機能すると言える。
表示操作部160は、読取装置3に対する読取動作等の入力指示を行うためのボタン等の操作部と、読取装置3の状態や画像などを表示するための表示部とを有している。なお、表示操作部160は、表示部あるいは操作部の一方の機能のみを有していてもよい。
次に、図2を参照して、記録装置2の概略構成について説明する。図2は本実施形態における記録装置2の断面図である。記録装置2は、ロールシート201から供給されたシートに画像をプリントすることが可能である。以下、記録装置2の内部構成を説明しつつ、シートに画像をプリントするプリント動作を説明する。
ロールシート201に画像をプリントする場合、ユーザは、まずロールシート201の中心孔にロールホルダ7を装着し、そのロールホルダ7を記録装置2に設けられたロール保持部71に回動自在に保持させる。ロールホルダ7をロール保持部71に保持させた後、ユーザは、ロールシート201から引き出したシートを、下ガイド8に沿って下流側へと送る。ここでロールシート201の先端がローラ対72に達すると、不図示のモータによりローラ対72が回転する。これによりシートは給紙パス内を搬送され、搬送ローラ9と従動ローラ10とのニップ部に達すると、搬送ローラ9が搬送モータ51(図4にて図示)によって回転する。これによりシートは搬送ローラ9と従動ローラ10の間に挟持される。この後、シートは、搬送ローラ9の回転によってプラテン11へと搬送される。
プラテン11は、シートを裏面から保持してシートを平坦に状態に保ち、記録ヘッド13とシートとの間にプリントに適した間隙を保つ。プラテン11でのシートの浮上、撓みなどを防ぐため、プラテン11には、シートを吸引するための複数の吸気孔が形成されている。吸引孔はダクト15を介して吸引ファン52に連通している。吸引ファン52を駆動することにより、プラテン11の吸気孔には負圧が発生し、プラテン11上を通過するシートは吸引孔にて吸引されながら、プラテン11上を移動する。
プリント部90は、キャリッジ12と記録ヘッド13を有し、記録媒体にプリントを行う。キャリッジ12は、キャリッジシャフト14に沿ってX方向(主走査方向)に往復移動する。キャリッジ12には記録ヘッド13が搭載されている。記録ヘッド13は、インクを吐出する吐出口が、X方向と交差する方向(本実施形態では直交する方向(Y方向))に沿って複数配列されている。なお、本実施形態における記録ヘッド13は、X方向へ移動しながらシートへのプリントを行う、所謂シリアル型のプリンタを構成しているがこれに限定されるものではない。例えば、記録ヘッド13はラインヘッドであってもよい。
キャリッジ12と共にX方向へと移動する間に、記録ヘッド13の吐出口からは記録データに従ってインクが吐出される。その結果、シートには、吐出口の配列数に相当する幅の画像(1バンド分の画像)がプリントされる。1バンド分の画像がプリントされると、シートは搬送ローラ9の回転によってY方向へと所定の距離だけ搬送される。この後、再びキャリッジ12の移動と記録ヘッド13によるインクの吐出が行われ、次のバンド分の画像がプリントされる。このシートへの記録動作とシートの搬送動作とを繰り返すことにより、シートには所定の画像(例えば、1ページ分の画像)がプリントされる。
排出口70は、記録ヘッド13によりプリントが行われたシートを排出する。排出口70は、記録ヘッド13より搬送方向(Y方向)下流側に設けられている。また、排出口70は、ユーザがアクセスしやすい位置であることが好ましく、筐体部41の前面側に設けられている。
記録ヘッド13へのインクの供給はインクが貯蔵されたインクタンクからチューブを使い記録ヘッド13へと供給される。インクタンクカバー80を開放するとインクタンク81(図11で図示)にアクセス可能となり、ユーザはインクタンクを交換することができる。
以上のように、記録装置2内には、記録ヘッド13より搬送方向(Y方向)下流側にカッタ16が設けられ、ロールシート201から引き出されたシートを所定長さに切断することが可能になっている。
記録装置2の筐体部41の前面側の上方部には、記録ヘッド13の上方を覆う上部カバー24が、回転中心24bを中心に回転可能に設けられている。このため、上部カバー24は、図2に示すように記録ヘッド13の上方を覆う閉塞位置と、記録ヘッド13を外部に開放する開放位置とに回転移動することができる。
さらに、記録装置2の筐体部41の背面には、各機構を制御するための電源や制御回路を内部に収納するための基板収納部材95が設けられている。基板収納部材95は、内部に空間が設けられ、断面が略ロの字形状の板金であり、記録装置2のX方向に延在する略直方体形状の部材である。基板収納部材95は、記録装置2の他の部材と比較して高い剛性を有している。そのため、保持部99を固定するのに好適である。また、記録装置2の上面の後方には、本体部4の外殻をなす外装部品を取り付けるための固定板金91がある。固定板金91は、コの字型の断面形状を持つ板金で、記録装置2のX方向に延在する略直方体形状の部材である。固定板金91は、記録装置2の他の部材と比較して高い剛性を有している。そのため、保持部99を固定するのに好適である。
次に、図3を参照して、本実施形態における読取装置3の概略構成を説明する。なお、図3は図1に示す読取装置3の断面図である。図3において、読取装置3は、原稿202を搬送しながら、読取手段38によって画像の読み取りを行う。この読取装置3には、原稿を挿入する挿入口3Aから原稿を排出する排出口3Bに至る搬送経路3Pが設けられている。挿入口3Aから挿入された原稿は、この搬送経路3Pに沿って搬送される。読取装置3には、挿入口3Aの下縁部から前方(図3において左方)に突出する平板状の原稿セット部31が設けられている。原稿セット部31は挿入口3Aと略同一の幅(X方向の長さ)を有しており、原稿の読取面とは反対側の面である非読取面側から原稿を保持し、挿入口3Aへの原稿の挿入を案内する。また読取装置3の背面側(図3において右側)には、原稿排出口から排出された原稿を、読取装置3の上面に案内する湾曲した原稿排出部39が設けられている。搬送経路3Pにおける上流側には上流側搬送手段34が設けられ、下流側には下流側搬送手段37が設けられている。これらの上流側搬送手段34、下流側搬送手段37により搬送経路3Pに沿って原稿が搬送される。上流側搬送手段34は上流側搬送ローラ32とこれに対向して設けられた上流側従動ローラ33とにより構成される。下流側搬送手段は、下流側搬送ローラ35と、これに対向して設けられた下流側従動ローラ36とにより構成される。
上流側搬送手段34と下流側搬送手段37との間には原稿の読取を行う読取手段38が設けられている。読取手段38は使用される大判の原稿に対応する幅に受光素子を配列したCIS(Contact Image Sensor)によって構成されている。但し、CCD等を用いた他のリニアセンサを用いることも可能である。
読取装置3によって原稿の読取を行う場合、ユーザは、原稿202の前方部分を原稿セット部31に載せ、原稿セット部31の案内面(上面)31aに沿って挿入口3Aに挿入する。原稿202の先端が挿入口3Aから搬送経路3P内に挿入されると、挿入口3Aの近傍に設けられた上流原稿センサ61が原稿を検出し、原稿202が挿入口3Aに挿入されたことを検出する。原稿202の先端が上流側搬送ローラ32と上流側従動ローラ33とからなる上流側搬送手段34のニップ部に達すると、図4に示す原稿搬送モータ53によって上流側搬送ローラ32が正方向に回転する。これにより、原稿202は、上流側搬送ローラ32と上流側従動ローラ33との間に侵入し、挟持される。
なお、本実施形態では上流原稿センサ61が原稿202の先端を検出してから、上流側搬送ローラ32を回転駆動するまでに遅延時間を設けている。この遅延時間は、原稿202の先端の幅方向全域が、上流側搬送手段34のニップ部に突き当たるまでの待機時間に相当する。原稿202の先端全域がニップに突き当たった状態で上流側搬送ローラ32を回転することにより、上流側搬送ローラ32に対して原稿202の先端が斜めにセットされた状態で搬送されることを抑制することができる。遅延時間については、0.5~2秒程度が適している。但し、上流原稿センサ61と上流側搬送手段34との間の距離によって遅延時間の最適値は変化する。
上流側搬送ローラ32が回転駆動されることにより、原稿202は読取手段38へと搬送される。その後、原稿202は、上流側搬送ローラ32と同様に原稿搬送モータ53によって正方向に回転する下流側搬送ローラ35と下流側従動ローラ36とに挟持され、下流原稿センサ62が原稿202を検出するまで搬送される。その間、読取手段38は、プレ検出動作として読取手段38の読取領域を通過する原稿202の読取動作を実行する。この読取動作によって原稿202の幅や傾きに関する情報が取得される。プレ検出動作が終了すると、原稿搬送モータ53により上流側搬送ローラ32と下流側搬送ローラ35を逆方向に回転させて原稿202を上流側へと戻し、スタンバイ状態とする。なお、この原稿の戻し動作では、スタンバイ状態での原稿202の先端位置が、搬送方向(Y1方向)において、上流側搬送手段34のニップ部より下流側であり、且つ、読取手段38の読取領域より上流側となるように制御を行う。
プレ検出動作が終了した後、表示操作部160等によって読取動作開始指令が入力されると、読取手段38による原稿読取動作を実行しながら上流側搬送手段34と下流側搬送手段37とによって原稿202は原稿搬送方向Y1へ搬送される。上流原稿センサ61が原稿202の後端を検出したとき、原稿202の後端は、搬送方向(Y1方向)において、読取手段38による読取領域より下流側であり、且つ、下流側搬送手段37のニップ部より上流側となる位置まで搬送される。この状態で原稿読取動作は終了する。その後、表示操作部160等から排出動作開始指令が入力されると、原稿202は下流側搬送手段37によって再び搬送され、下流側搬送手段37の挟持から解放される。これにより、原稿202を取り出すことが可能になる。なお、原稿排出部39を通過した原稿202は、搬送方向(Y1方向)とは逆方向である搬送方向Y2へと反転搬送され、読取装置3の上面側に排出される。このためユーザは、挿入口3Aに原稿202を挿入する操作と読取済みの原稿202を取り出す操作とを同一方向(前面側)から行うことが可能になり、良好な操作性が得られる。本実施形態では、原稿読取動作終了後に、下流側搬送手段37によって原稿202を挟持した状態で、原稿202の搬送動作を一旦停止する。しかし、原稿読取動作終了後に原稿202の搬送動作を停止させず、下流側搬送手段37の挟持から解放されるまで搬送動作を行っても良い。
次に、図4に示すブロック図を参照して、本実施形態に係る制御系の概略構成を説明する。図4は、記録システム1のハードウェア構成を示すブロック図である。記録システム1には、ホスト装置401が接続されており、ホスト装置401で生成した記録データや種々の制御コマンドが制御部402に送信される。制御部402は、主に、主制御部403、記録制御部404を有している。主制御部403は、CPU406、ROM407及びRAM408を備えている。CPU406は、ROM407に記憶された各種プログラムやパラメータに従って、RAM408をワークエリアとして用いながら、種々の演算を行ない、記録システム1を統括的に制御する。記録制御部404は、主制御部403の指示に基づき、搬送モータ51、吸引ファン52、キャリッジモータ54、記録ヘッド13及びカッタ16などの制御を行う。
原稿読取制御部405は、表示操作部160への入力に基づき原稿搬送モータ53及び読取手段38等の制御を行う。
次に、図5を参照して、読取装置3を記録装置2に対して保持する保持部99について説明する。図5は、読取装置3と表示操作部160と保持部99を後方から見た斜視図である。なお、図5では、記録装置2は簡略化のため省略している。保持部99は、第一の固定部材100と、第二の固定部材180とを少なくとも含んで構成されている。ここで第二の固定部材180は、中継部材130、側面固定部材140と、を少なくとも含んで構成されている。保持部99は、さらに、ベースカバー110、回動アーム120、モニタ保持部150を有する。
第一の固定部材100は、保持部99を背面から見た場合に、略T字の形状を有している。また、第一の固定部材100は、X方向に延在し、本体部4と固定されるベース上部111(図6にて図示)と、Y方向に延在し、脚部5に固定されるベース下部112(図6にて図示)とを備える。第一の固定部材100は、回動アーム120を介して読取装置3を保持している。つまり、第一の固定部材100は、少なくともその一端が記録装置2の筐体部41の背面に固定されるとともに、読取装置3を保持する機能を備える。第一の固定部材100と記録装置2および回動アーム120との連結方法については図6を用いて詳細に説明する。ベースカバー110は、第一の固定部材100の背面を覆う機能を備える。
回動アーム120は、回転軸A1を持ち、読取装置3をR1方向に回動可能に保持する機能を備える。回動アーム120は、先端に読取装置3を保持する。つまり、ユーザは、回動アーム120に読取装置3を固定した状態において、回動アーム120を操作することにより読取装置3をA1軸で規定される複数の位置に保持することができる。
中継部材130は、一端で第一の固定部材100と接続され、他の一端で側面固定部材140と接続される。側面固定部材140は、記録装置2の筐体部41の側面で固定される。また、中継部材130は、モニタ保持部150および表示操作部160を保持する機能を更に備える。
モニタ保持部150は、回転軸A2を持ち、中継部材130に対しR2方向に回動可能に保持する機能を備える。モニタ保持部150には、表示操作部160が取り付けられる。表示操作部160は、モニタ保持部150に対して、回転軸A3と回転軸A4を持ち、R3方向およびR4方向に回動可能に保持されている。なお、第二の固定部材180における中継部材130と側面固定部材140は、それぞれ別の部材としているが、これに限られるものではなく、一体構成の部材であってもよい。
図6は、第一の固定部材100の斜視図および断面図である。図6(a)は、記録装置2の排出口70側(筐体部41の前面側)から見た第一の固定部材100の斜視図である。図6(b)は、X方向から垂直視した場合における第一の固定部材100の側面図である。
第一の固定部材100は、記録装置2の筐体部41と固定するための開口が設けられた連結部101、102を有する。更に、第一の固定部材100は、記録装置2の脚部5と固定するための開口が設けられた連結部103を有する。そして、第一の固定部材100は、回動アーム120と連結する連結部104と、中継部材130と連結する連結部105を有する。
第一の固定部材100は、略T字型の形状からなり、X方向に延在する略直方体形状のベース上部111と、Y方向に延在する略直方体形状のベース下部112からなる。連結部104はX方向に長辺を持つ略直方体形状であり、ベース上部111とY方向に隣接して配置されている。
連結部104は、回動アーム120を回動可能に保持するために回転軸部125(図7にて図示)を通すための開口部が設けられている。連結部105は、後述するケーブルを通すための開口部106と、中継部材130と連結するための開口部107,108,109が設けられている。中継部材130は、開口部107、108、109をビス止めすることより第一の固定部材100に取り付けられる。第一の固定部材100の内部には、空洞が設けられ、ベースカバー110によりY1方向側から覆うことができる。
次に、図7を用いて、第一の固定部材100と、回動アーム120および中継部材130との連結状態について説明する。図7は、回動アーム120と中継部材130の連結状態を示す斜視図である。
回動アーム120の第一の固定部材100側(Y1側)の端部には、回転軸部125を通すための開口が設けられている。第一の固定部材100の連結部104の開口と、回動アーム120の開口に回転軸部125を通すことにより、回動アーム120は第一の固定部材100にR1方向に回動可能に保持される。回動アーム120の第一の固定部材100側と反対側(Y2側)の端部には読取装置3(図7で不図示)が取り付けられる。読取装置3は、回動アーム120が回動することにより原稿を読み取ることが可能な読取位置と、記録装置2から上方(Z2方向)に退避した退避位置に移動可能である。なお、読取装置3を回動可能に固定しているため、回動アーム120は剛性が比較的高く、またユーザの操作性の向上のため軽量の材料が好適である。そのため、回動アーム120の形状は下面側(Z1方向)が開口になったコの字形状とし、軽量かつ剛性の高い構造としている。また、回動アーム120の材質は、鋼板やアルミを用いられる。
中継部材130は、上側(Z2方向)が開口になったコの字の断面形状を有する。具体的には、中継部材130は、筐体部41の上面において互いに対向する2つの側面部とこれらの側面部材同士をつなぐ底面部材を含んで構成されている。また中継部材130は、Z2方向から見た場合に、略L字側の形状を有する。中継部材130の一方の端部には第一の固定部材100に連結するための開口部が設けられている。中継部材130は、第一の固定部材100の連結部105で一端が固定され、連結部105からY2方向に延在する短辺部分を有する。更に、中継部材130は、長辺部分と交差する方向(記録装置2のX1方向)に延在する長辺部分を有する。
次に、図8を用いて、中継部材130と、側面固定部材140およびモニタ保持部150との連結状態について説明する。図8は、中継部材130と、側面固定部材140およびモニタ保持部150との連結状態を示す斜視図である。
中継部材130の長辺部分の端部には、側面固定部材140と連結するための開口部131,132が設けられている。また、中継部材130には、モニタ保持部150の回動中心となる回転軸部151と連結するための開口部133が設けられている。
側面固定部材140は、記録装置2の筐体部41の側面における奥行方向(Y1方向)に延在している。側面固定部材140は、中継部材130と連結部143で連結し、記録装置2と連結部141、142で連結して固定する。つまり、側面固定部材140は、筐体部41の上面を中継部材130が介在することで第一の固定部材100と接続される。具体的には、側面固定部材140(すなわち第二の固定部材180の一部)は、記録装置2の筐体部41の側面の奥行方向に沿った複数の部分と連結している。側面固定部材140は、記録装置2と複数の連結部(141,142)で連結することにより、安定して記録装置2に固定される。特に、側面固定部材140は、筐体部41の側面の奥行方向に沿った複数の部分で固定されているため、ユーザが読取装置3を奥行方向に前後させる場合や、A1を軸に回動させる際に、記録装置2に過剰な負荷がかからないように固定できる。また、側面固定部材140は記録装置2の側面で固定されているが、さらに、筐体部41の右端部近傍の上面部分で固定してもよい。このように、筐体部41の上面の端部と筐体部41の側面の両方を固定することにより、記録装置2の端部を挟み込むように固定される。そのため、読取装置3の振動等に対しても安定した保持を行うことができる。
モニタ保持部150は、回転軸部151と、モニタ連結部152と、アーム部153と、を備える。回転軸部151は、中継部材130およびアーム部153と連結している。アーム部153は、X方向に延在する略直方体形状の部材である。モニタ連結部152は、表示操作部160およびアーム部153と連結する。モニタ連結部152は、回転軸A3および回転軸A4を回動中心としてR3およびR4の方向に回転可能である。
次に、図9を用いて、保持部99の記録装置2への連結状態について説明する。図9は記録装置2を背面から見た斜視図である。また図9において、保持部99のうち第一の固定部材100と側面固定部材140のみを示し、それ以外の部品は省略している。
保持部99は、第一の固定部材100と側面固定部材140により記録装置2に対して固定される。図6で述べた通り、第一の固定部材100は、記録装置2との連結部101、102、103が設けられている。また、側面固定部材140にも、記録装置2との連結部141、142が設けられている。第一の固定部材100の連結部101は、記録装置2の筐体部41の背面の略中央の2ヶ所にビス止めされる。第一の固定部材100の連結部102、103は記録装置2の筐体部41の上面における後方部の2ヶ所にビス止めされる。側面固定部材140の連結部141、142は、記録装置2の筐体部41の右側面の上部中央近傍と上部後方近傍の2ヶ所にビス止めされる。ここで、各連結部が連結される位置の記録装置2側の構成について説明する。各連結部が連結される記録装置2の構成は、筐体部41自体に存在する窪み部分である。当該窪み部分に対して第一の固定部材100と筐体部41、並びに側面固定部材140と筐体部41が共締めされている。ここで、窪み部分は、例えば、筐体部41部自体を組み立てるために加工された穴、凹み等である。これにより、記録装置2側に新たなに加工を加えずに保持部99と記録装置2とを固定することが可能となる。また、連結部101は、記録装置2側の基板収納部材95にビス止めされる。さらに、連結部102、103は、固定板金91にビス止めされる。そして、連結部141は、固定板金91にビス止めされる。なお、本実施形態では、保持部99の記録装置2へのビス止め固定の個所をそれぞれ2ヶ所としているが、1カ所ないし2ヶ所よりも多くてもよい。各連結部は、記録装置2の外装において比較的高い剛性を有する部材に固定されているため、読取装置3を安定して支持することができる。なお、第一の固定部材100は、それぞれの部材の連結方法に関して、ビス止めだけでなく、フックによる引掛け形状等の他の方法でもよい。
次に、図10と図11を用いて、表示操作部160の配置について説明する。図10は、記録システム1における表示操作部160の近傍を示す上面図であり、ユーザが表示操作部160を操作する際の位置を示した図である。図10(a)は、表示操作部160の基準位置を示す図である。図10(b)は、図10(a)より表示操作部160をY2方向へ移動させた位置を示す図である。図10は、記録システム1を上面から見た図である。
表示操作部160は、モニタ連結部152によりモニタ保持部150に取り付けられている。前述したように、モニタ連結部152は、矢印R3の方向に回動可能に保持されている。また、モニタ保持部150は、中継部材130に回動可能に保持されている。このため、ユーザは記録装置2の前面から操作しやすい位置及び角度に表示操作部160を移動して操作することができる。一方、図10に示す表示操作部160の配置では、記録装置2の前面から排出口70側からインクタンクカバー80へのアクセスが困難である。
次に、図11を用いて、インクタンクを交換する際に好適な表示操作部160の配置について説明する。図11(a)は、インクタンクカバー80が開いた状態の表示操作部160の近傍を示す上面図である。図11(b)は、インクタンクカバー80が開いた状態の表示操作部160の近傍を示す斜視図である。図11(a)、(b)において、記録装置2は、インクタンクカバー80が開いた状態であり、インクタンク81にアクセス可能な状態である。図11(a)に示すように、モニタ保持部150の回転軸部151がインクタンクカバー80の正面よりも外側(X1側)に可動する。従って、ユーザは、表示操作部160を移動させることにより、記録装置2の前面からインクタンク81にアクセスすることができる。
上述のように、表示操作部160は、移動可能であるので、その移動時の力は中継部材130と、側面固定部材140と、モニタ保持部150で受けることになる。一方で、側面固定部材140を記録装置2の後方(Y1方向)まで延在して固定している。そのため、モニタ保持部150の回転軸A2およびA3から連結部142までの距離を長くすることができ、記録装置2の1点に加わる力を抑制することができる。
次に、図12を用いて、読取装置3と表示操作部160とを接続するケーブルの配線について説明する。図12は保持部99を背面側から見た図であり、保持部における電気ケーブルの配線状態を示す斜視図である。ここで、電気ケーブルとは、各装置を電気的に接続するケーブルを含む。
読取装置3には、電源ケーブル163と信号ケーブル165が接続される。電源ケーブル163は、第一の固定部材100の内部に設置されている配線中継部166を介して外部電源と読取装置3とを接続する。当該配線により、外部電源から読取装置3に対して電力が供給される。信号ケーブル165は、読取装置3と表示操作部160とを接続する。信号ケーブル165は、表示操作部160から入力された読取装置3に関する種々の設定操作やコマンドの入力信号や、読取装置3が読み取ったデータ信号等をやりとりする。
次に、各電気ケーブルの配線経路について説明する。電源ケーブル163と信号ケーブル165は、回動アーム120の側面の開口から回動アーム120の内部を通って、第一の固定部材100へと到達する。電源ケーブル163と信号ケーブル165は、第一の固定部材100の開口部106を通って、第一の固定部材100の内部に入る。次に、電源ケーブル163は、配線中継部166に接続される。一方、信号ケーブル165は、第一の固定部材100の開口部106を通過し、中継部材130へと到達する。信号ケーブル165は、中継部材130のコの字の断面形状の内部に配線され、アーム部153を経由して、表示操作部160に接続される。
表示操作部160には、電源ケーブル162と信号ケーブル164が接続される。電源ケーブル162は、配線中継部166と接続されている。信号ケーブル164は、記録装置2と表示操作部160を接続し、表示操作部160から入力された種々の設定操作やコマンドの入力信号や、読取装置3から表示操作部160に送信したデータ信号を記録装置2に送信する。
電源ケーブル162と信号ケーブル164は、モニタ保持部150、アーム部153の内部を経由し、中継部材130へと到達する。中継部材130はコの字の断面形状をしているので、その内側に配線され、第一の固定部材100の連結部105の開口部106より第一の固定部材100の内部に入る。電源ケーブル162は、配線中継部166に接続される。
なお、電源ケーブル162,164とACアダプタとさらに直列接続し、第一の固定部材100に配線中継部166に接続することも可能である。表示操作部160の信号ケーブル164と配線中継部166から外部へ延びる中継ケーブル161は、それぞれ記録装置2、外部電源等に接続される。以上のように、保持部99の内部の空間を利用して、各種ケーブルの配線や配線中継部166等の配置が可能となる。
以上、本実施形態の記録システム1によれば、記録装置2の筐体部41と少なくとも一端で接続し、筐体部41の上方で読取装置を保持する保持部99を有している。そして、当該保持部は、筐体部41の背面部で固定する第一の固定部材100と、筐体部41の側面部で固定する第二の固定部材180とを有している。そのため、記録装置に対して読取装置を安定して保持することができる。記録システム1として、記録装置2と読取装置3とを選択的に用いる場合には、記録装置2の前面、すなわち排出口70の配置された側に固定するための部材が存在しないため、ユーザの利便性を確保しつつ、安定した保持が可能となる。
(第二の実施形態)
次に、図13を用いて、第二の実施形態について説明する。図13は、第二の実施形態における保持部299を示す斜視図である。第二の実施形態は、中継部材130が筐体部41の上面において、両側面に向かって延在し、側面固定部材140により筐体部41の両側面で固定する点で第一の実施形態と異なる。この点、第一の実施形態は、中継部材130が記録装置2の右側面に延在し、側面固定部材140で右側面のみで固定する形態だった。以上、第二の実施形態の構成により、保持部299は、第一の実施形態と比較して強度を向上することができる。
(第三の実施形態)
次に、図14と図15を用いて、第三の実施形態について説明する。図14およびは、第三の実施形態における保持部299を示す斜視図である。第三の実施形態は、読取装置3の駆動機構が他の実施形態と異なる。なお、第一の実施形態と同一もしくは相当する部分には同一符号を付し、重複説明は省く。
図14は、読取装置3と表示操作部160と保持部399(記録装置2は不図示)を後方から見た模式的斜視図である。保持部399は、第一の固定部材100に一対のガイド部220が取り付けられ、そのガイド部220の先端に読取装置3が固定されている。
ガイド部220は、第一の固定部材100の両側面に固定され、中継部材130よりも上側(Z2方向において上)に配置されている。ガイド部220は、例えば、スライドレールのような多段式の案内部材から構成される。ガイド部220は、記録システム1の前後方向(Y方向)に伸縮する部品である。このため、ユーザは、保持部399により読取装置3を記録装置2に対して前後に可動させることができる。このガイド部220により、読取装置3は、図14に示すように前方(Y2方向)に読取位置に配置することができる。一方で、記録装置2を使用する場合には、図15に示すように、後方(Y1方向)に退避した退避位置に移動可能である。
なお、発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。
1 記録システム
2 記録装置
3 読取装置
41 筐体部
99 保持部
100 第一の固定部材
130 中継部材
140 側面固定部材
180 第二の固定部材

Claims (10)

  1. 記録装置と読取装置とを有する記録システムであって、
    前記記録装置は、
    記録媒体にプリントを行うプリント部が内部に配置された筐体を有し、
    前記筐体は、前記プリントが行われた記録媒体を排出する排出口を備える前面部と、前記前面部と対向する背面部と、前記前面部と前記背面部とをつなぐ側面部を備え、
    前記記録システムは、
    前記筐体と少なくとも一端で接続し、前記筐体の上方で前記読取装置を保持する保持部を有し、
    前記保持部は、前記背面部に固定する第一の固定部材と、前記側面部に固定する第二の固定部材とを有することを特徴とする記録システム。
  2. 前記第二の固定部材は、前記側面部における奥行方向に延在し、前記奥行方向に沿った複数の部分に固定することを特徴とする請求項1に記載の記録システム。
  3. 前記第二の固定部材は、前記側面部と共締めされることにより固定する請求項1または2に記載の記録システム。
  4. 前記第二の固定部材は、前記筐体の上面で前記第一の固定部材と接続されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の記録システム。
  5. 前記第二の固定部材は、前記筐体の上面における端部で前記筐体に固定することを特徴とする請求項4に記載の記録システム。
  6. 前記第二の固定部材は、前記筐体の上面において互いに対向する2つの側面部材と該側面部材同士をつなぐ底面部材を含んで構成されている特徴とする請求項4または5に記載の記録システム。
  7. 前記読取装置に対する入力指示を受け付ける操作部と、
    前記操作部と前記読取装置とを電気的に接続するケーブルを更に有し、
    前記二の固定部材を介して前記ケーブルが配線されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の記録システム。
  8. 前記操作部が、前記筐体の側面よりも内側に位置する第1の位置と前記筐体の側面よりも外側に位置する第2の位置との間で、前記第二の固定部材に対して回動可能に保持されていることを特徴とする請求項7に記載の記録システム。
  9. 記録媒体にプリントを行うプリント部が内部に配置された筐体を有し、前記筐体は、前記プリントが行われた記録媒体を排出する排出口を備える前面部と、前記前面部と対向する背面部と、前記前面部と前記背面部とをつなぐ側面部を備える記録装置と読取装置とを有する記録システムで用いられる読取装置であって、
    前記読取装置は、前記筐体と少なくとも一端で接続し、前記記録装置の上方で前記読取装置を保持する保持部を有し、
    前記保持部は、前記背面部に固定する第一の固定部材と、前記側面部に固定する第二の固定部材とを有することを特徴とする読取装置。
  10. 記録媒体にプリントを行うプリント部が内部に配置された筐体を有し、前記筐体は、前記プリントが行われた記録媒体を排出する排出口を備える前面部と、前記前面部と対向する背面部と、前記前面部と前記背面部とをつなぐ側面部を備える記録装置と読取装置とを有する記録システムで用いられる保持装置であって、
    前記筐体と少なくとも一端で接続し、前記記録装置の上方で前記読取装置を保持する保持部を有し、
    前記保持部は、前記背面部に固定する第一の固定部材と、前記側面部に固定する第二の固定部材とを有することを特徴とする保持装置。
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