JP2006240848A - 画像形成装置 - Google Patents

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博昭 並木
Kazushi Nishikata
一志 西方
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Abstract

【課題】 プリンタの設置場所に合わせて、画像読取装置の高さ調節と、シートのフェイスアップ排出とフェイスダウン排出との選択とができるようにする。
【解決手段】 プリンタ1は、画像読取装置30を上部に昇降可能に有する装置本体と、画像形成部36によって画像を形成されたシートをUターン搬送するUターン搬送部37と、Uターン搬送部37によって搬送されてきたシートが画像形成面を下にして装置本体の上部で受ける排紙積載部14と、画像形成面を上側にしてシートを搬送するフェイスアップ搬送部38と、フェイスアップ搬送部によって搬送されてきたシートが上向きのまま積載されるサイドトレイ20と、画像読取装置の下降位置を検知するセンサ50の検知動作に基づいてUターン搬送部とフェイスアップ搬送部との内、フェイスアップ搬送部をフラッパ23によって選択する制御部59とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置を装置本体の上部に昇降自在に備えて、画像読取装置の画像読取情報に基づいてシートに画像を形成し、そのシートを画像読取装置と装置本体との間に排出する画像形成装置に関する。
シートに画像形成する画像形成装置は、情報のデジタル化、IT革命などによりビジネスユースからパーソナル化へ、モノクロからカラー化へと幅広く普及して、発展してきた。これにともない、画像形成装置は機能が複雑になってきた。また、これまで、コピー機能だけ備えていた画像形成装置は、ファクシミリ機能や、パソコンなどの情報端末機器のアウトプット機能などを付加されて複合化され、オフィスの中心機器としても認知されるようになってきた。ハイコストパフォーマンス、省スペースを謳った複合機能を備えた画像形成装置の開発技術基盤が整い、その代表製品群としてマルチファンクション複写機(以下、「MFC」と言う)や、マルチファンクションプリンタ(以下、「MFP」と言う)(特許文献1参照)がある。
図18に示すMFPについて説明する。MFCも、MFPと同様な構造になっているので、MFCの説明は省略する。
MFP200は、装置本体である装置本体201の上部に原稿の画像を読み取る画像読取装置283を備え、装置本体201と画像読取装置283の間にある排紙積載部210に画像を形成したシート(用紙)Pを排出するようになっている。いわゆる、図18に示すMFP200は、機内排出型のMFPである。
すなわち、MFP200は、給紙カセット202内のシートPを給紙ローラ203により給紙カセット202から送り出して、画像形成プロセスユニット207内の感光体ドラム207aに搬送する。感光体ドラム207aには、画像読取装置283からの画像読取信号に基づいたトナー像が形成されている。転写器284は、トナー像を感光体ドラム207aから、感光体ドラム207aに搬送されてきたシートに転写する。定着器208は、シートにトナー像を定着する。シート排出ローラ対285は、トナー像を定着されたシートを排紙積載部210に排出する。シートは、画像形成面を下にして、排紙積載部210に積載される。なお、画像読取装置283は、スキャナ部251と自動原稿供給部(ADF)252とで構成されている。スキャナ部251は、自動原稿供給部252から原稿台ガラス265に送り込まれてきた原稿を読み取るようになっている。また、スキャナ部251は、ユーザによって自動原稿供給部252を開閉されて一旦開放された原稿台ガラス265に置かれた原稿を読み取るようにもなっている。
特開平9−142716号公報
ところで、MFP、MFCは、次の問題点を備えている。図18に示すMFP200は、外観斜視図の図19に示すように、排紙積載部210などが装置本体201の設置スペース内に収まり、装置本体201から突出することが無く、設置面積を小さくすることができる。しかし、MFP200は、排紙積載部210からのシートの取り出しスペースや、装置本体201から画像形成プロセスユニット207を着脱するための開閉蓋211の開閉スペースなどを確保する必要がある。
このため、MFP200は、画像読取装置283を装置本体201から上方に離す必要があり、画像読取装置283の高さ(H3)が高くなって、原稿積載トレイ261や操作パネル286も高くなり、操作しにくかった。
また、図18に示すMFP200は、画像読取装置283の高さ(H3)が高いため、図19に示すように、台の上に置くデスクスタンディングモデルとして使用することができないで、図20に示すMFP220のように、給紙カセット202の段数を増やして床に置くフロアスタンディングモデルとして使用されることが多かった。
また、MFPは、図21に示したMFP230のように、画像読取装置283の位置(高さH1)を低くすると(H1<H3)、デスクスタンディングモデルとして使用することができる。このMFP230は、装置本体201の上部にある排紙積載部210を省略して画像読取装置283を装置本体201の上部に有し、さらに、排紙積載部210の代わりに装置本体210の側部に設けられた積載トレイ273に排紙口274からシートを、画像形成面を上向き(フェイスアップ)にして排出するようになっている。このため、図21に示すMFP230は、積載トレイ273にシートがフェイスアップ状態で排出されるため、シートに形成された画像を容易に確認することができる。しかし、このMFP230は、積載トレイ273が装置本体210の側部に突出しているため、横幅Wが広くなり、設置スペースを広く必要とする問題があった。
図18、図19に示すMFP200は、画像読取装置283の高さH3が非常に高いという問題があった。そこで、図22に示すMFP240は、図18ないし図21に示したMFP200,220,230と異なって、画像読取装置283を後方にずらして装置本体201に設けて、排紙積載部282上のシートを取り出し易くし、さらに、シートのジャム処理や画像形成プロセスユニットの交換などのメンテナンス時のアクセス方向を正面方向として装置本体280の正面を開閉ドア281とし、排紙積載部282の上部スペースの制限条件を緩和してある。
この結果、図22に示すMFP240は、画像読取装置283の高さH2を、図18、図19に示すMFP200と異なって低く抑えることができた(H2<H3)。しかし、装置本体280の正面をメンテナンス時の作業スペースとするため、奥行き方向の寸法Dが増加して設置スペースをやや広く必要としていた。また、画像読取装置283が装置本体280の後方に突出しているため、安定性が悪かった。さらに、画像読取装置283が後方に引っ込んでいるため、操作パネル286も後方に引っ込んで操作性が悪かった。
このように、従来のMFP、あるいはMFCは、設置スペースを考慮すると、高さが高くなり、高さを考慮すると設置スペースに問題が生じて、どのような場所にも対応して設置することができなかった。
本発明は、設置場所に合わせて、画像読取装置の高さ調節と、シートの上部排出と側部排出との選択とができる画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、装置本体上方に、昇降可能に備えられ、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段からの画像読取信号に基づいてシートに画像を形成する画像形成手段と、前記装置本体の上部に設けられ、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートが積載される上部積載手段と、前記上部積載手段へシートを搬送する第1搬送手段と、前記装置本体の側部に設けられ、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートが積載される側部積載手段と、前記側部積載手段へシートを搬送する第2搬送手段と、前記第1搬送手段と前記第2搬送手段のいずれかを選択してシートを案内する搬送方向選択手段と、前記画像読取手段が下降位置にいることを検知する下降位置検知手段と、前記下降位置検知手段の検知結果に基づいて前記搬送方向選択手段を作動制御する制御手段と、を備え、前記下降位置検知手段により前記画像読取手段が前記下降位置にあることを検知されたとき、前記制御手段は前記搬送方向選択手段に前記第2搬送手段を選択させて、前記第2搬送手段を作動制御するようになっている。
本発明の画像形成装置は、画像読取装置が上昇位置にあるときには従来の上部排出積載のMFP的な使い方を、画像読取装置が下降位置にあるときには複写機的な使い方を、各々することができて、設置場所や使用目的などユーザの使用環境に応じた多彩な使い方をすることができる。
すなわち、本発明の画像形成装置は、画像形成装置の設置場所に合わせて画像読取装置の高さを変えても、シートの上部排出と側部排出とを選択することができるので、設置場所を自由に選択することができ、かつユーザの使用し易い状態にすることができる。
以下、本発明の画像形成装置としてのプリンタを図に基づいて説明する。
なお、画像形成装置はシートに画像を形成するようになっており、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等がある。このため、本発明の画像形成装置は、プリンタに限定されるものではない。
図1および図2は、本発明の画像形成装置としてのプリンタの概略正面断面図である。図1は、画像読取手段としての画像読取装置30を上昇させ、かつサイドトレイ20を閉じたときのプリンタの概略正面断面図である。図2は、画像読取装置を下降させ、かつサイドトレイ20を開いたときのプリンタの概略正面断面図である。
プリンタ1のシート搬送方向は、図1において左右方向である。プリンタ1の正面は、図3に示すパネル63を設けた側である。給紙カセット2の矢印Aの挿抜方向に対して交差する方向の手前側が正面になっている。プリンタ1は、パネル63に対向して立ったユーザによって操作されるようになっている。プリンタ1全体は、ユーザの入力情報に基づいて制御手段としての制御部59が制御するようになっている。
断面扇形の給紙ローラ3は、給紙カセット2に積載されているシートPを給紙カセット2から送り出すようになっている。分離搬送ローラ対4は、シートが重送されてきたとき、分離ローラ4aと分離ころ4bとで、シートを1枚ずつに分離して搬送するようになっている。搬送経路5,6,7は、シートを案内するようになっている。
レジストローラ対8は、シートが斜行している場合、真っ直ぐに修正する役目をしている。また、レジストローラ対8は、感光体ドラム10に形成されているトナー像の位置に合わせて感光体ドラム10にシートを送り込むようになっている。画像形成プロセスユニット(以下、「カートリッジ」と言う)9は、レーザスキャナ部29と協働して感光体ドラム10にトナー像を形成するようになっている。転写器35は、感光体ドラム10と転写器35との間に送り込まれたシートに感光体ドラム10上のトナー像を転写するようになっている。定着器11は、シートを加熱加圧してシートにトナー像を定着するようになっている。定着排出ローラ内12は、定着排紙ローラ12aと定着排紙ころ12bとで構成されて、定着器11からシートを排出するようになっている。定着器11内には、定着器11から排出されるシートを検知する定着排紙センサ13が設けられている。なお、カートリッジ9、感光体ドラム10、転写器35、定着器11等は、シートにトナー像(画像)を形成する画像形成手段としての画像形成部36を構成している。
プリンタ1の装置本体としてのプリンタ本体1Aの上部には、シートのトナー像が形成された画像形成面を下側(フェイスダウン)にしてシートが積載される上部積載手段としての排紙積載部14が設けられている。定着器11の下流側から排紙積載部14までには、Uターン搬送路15が設けられている。Uターン搬送路15は、定着器11から画像形成面を上向き(フェイスアップ)にして排出されたシートを排紙積載部14に案内している途中で画像形成面が下向きにするようになっている。Uターン搬送路15の入口には、シートをUターン搬送路15と後述するフェイスアップ搬送路22とに選択的に案内する搬送方向選択手段としてのフラッパ23が配設されている。Uターン搬送路15の中間部にはUターン搬送ローラ対16とシート検知センサ17が設けられている。また、Uターン搬送路15の終端には、内排出ローラ対18が設けられている。この内排出ローラ対18は、内排出ローラ18aところ18bとで排紙積載部14にシートを排出するようになっているとともに、後述する逆搬送路25にシートを逆搬送するようになっている。したがって、内排出ローラ対18は、正逆回転可能なローラ対である。
以上の構成の内、Uターン搬送路15、Uターン搬送ローラ対16、内排出ローラ対18等は、第1搬送手段としてのUターン搬送部37を構成している。なお、本実施形態においては画像形成後のシートをUターンさせてプリンタ本体1Aの上部の排紙積載部14に案内する構成について説明しているが、シート搬送路はこれに限らず、例えば下方から上方へ直線的に延びるシート搬送路中に画像形成手段を配設する構成においても本発明は有効である。さらに、供給シート積載手段として給紙カセット2の代わりに後述するサイドトレイ20の下方に給紙トレイを配置する構成でも良い。
排紙積載部14には、カートリッジ9を交換するときや、ジャムを起こしたシートを取り除くとき、装置本体1Aの上部を開くことができるように開閉蓋19が軸19aを中心に開閉自在に設けられている。
プリンタ1の装置本体1Aの左側部には、装置本体1Aを開閉し、かつ開かれたとき、画像形成面を上向きにしてシートが積載される側部積載手段としてのサイドトレイ20が軸20aを中心に開閉自在に設けられている。サイドトレイ20が閉じられたか否かは、装置本体1Aに設けたサイドトレイ検知センサ21によって検知されるようになっている。閉じられたサイドトレイ20の外側面と装置本体1Aの外側面とは、同一面になるようになっている。このサイドトレイ20は、図2に示すように装置本体1Aを開いたとき、トレイとして必要な傾斜角度に確保できるようになっている。また、サイドトレイ20は、延長部20bを引き出すと長さを延長して、シート積載可能面積を広げることができるようになっている。
転写器11の下流側からサイドトレイ20までには、フェイスアップ搬送路22が設けられている。フェイスアップ搬送路22は、定着器11から画像形成面を上向き(フェイスアップ)にして排出されたシートをそのままサイドトレイ20に案内するようになっている。フェイスアップ搬送路22の入口には、シートをフェイスアップ搬送路22と前述したUターン搬送路15とに選択的に案内するフラッパ23が配設されている。フェイスアップ搬送路22の終端には、サイド排出ローラ対24が設けられている。サイド排出ローラ対24は、サイド排出ローラ24aところ24bとで画像形成面が上向きのシートをそのままサイドトレイ20に排出するようになっている。
以上の構成の内、Uターン搬送路15、Uターン搬送ローラ対16等は、第1搬送手段としてのUターン搬送部37を構成している。フェイスアップ搬送路22、サイド排出ローラ対24等は、第2搬送手段としてのフェイスアップ搬送部38を構成している。
内排出ローラ対18からサイド排出ローラ対24までには、逆搬送路25、逆搬送ローラ対26、及びシート検知センサ27が設けられている。また、逆搬送路25とUターン搬送路15との合流部付近には、内排出ローラ対18の逆転によって逆搬送されてきたシートを逆搬送路25に案内するフラッパ28が設けられている。このフラッパ28は、通常、軽負荷でUターン搬送路15を塞ぐ側に付勢されており、Uターン搬送路15を搬送されてきたシートの通過を許容するようになっている。なお、フラッパ23は、不図示のソレノイドによって所定のタイミングで搬送路15,25を切り替えるようにしてもよい。なお、逆搬送ローラ対26は、逆搬送ローラ26aところ26bとでシートをサイド排出ローラ対24に搬送するようになっている。Uターン搬送路15、Uターン搬送ローラ対16、内排出ローラ対18、逆搬送路25、フラッパ23等は、表裏反転手段としての表裏反転装置39を構成している。
表裏反転装置39の動作を説明する。Uターン搬送路15は、Uターン搬送ローラ対16によって搬送されるシートを内排出ローラ対18に案内する。内排出ローラ対18は、正転してシートを排紙積載部14の方に搬送する。内排出ローラ対18は、シートの後端が、シート検知センサ17に検知されてフラッパ23を通過し、所定量搬送するまで、シートを搬送する。なお、内搬送ローラ対18は、フラッパ23の下流側に設けたセンサ40によってシートの後端が検知されるまで、シートを排紙積載部14の方に搬送してもよい。
内排出ローラ対18は、シートをフラッパ23から所定量搬送すると、逆転して、そのシートを逆搬送する。フラッパ23は、シートを逆搬送路25に案内する位置に傾いており、逆搬送されたシートを逆搬送路25に案内する。逆搬送ローラ対26は、シートをサイド排出ローラ対24に搬送する。このように、表裏反転装置39は、シートをスイッチバック搬送する間に表裏反転して、画像形成面を下向き(フェイスダウン)にしてサイドトレイ20に排出する。
プリンタ1の装置本体1Aの上方には、画像読取装置(以下、「読取スキャナ」と言う)30が配置されている。読取スキャナ30は、スキャナ部56と自動原稿供給部(ADF)57とで構成されている。スキャナ部56は、自動原稿供給部57から原稿台ガラス58に送り込まれてきた原稿を読み取るようになっている。また、スキャナ部56は、ユーザによって自動原稿供給部57を開閉されて一旦開放された原稿台ガラス56に置かれた原稿を読み取ることもできるようになっている。
プリンタ1の装置本体1Aの後部には、読取スキャナ30を昇降自在に支持する支柱31,32が設けられている。読取スキャナ30は、読取スキャナ30の背部に設けられた支持受け部33,34(図3、図4、図7、図8参照)によって支柱31,32に支持されている。ただし、2本の支柱31,32と支持受け部33,34ともに構成が同一であるため、片側の支柱31と支持受け部33を説明する。
図7に示すように、支持受け部33は、読取スキャナ30の取り付けられた台座部41と、台座部41に接続されたスライド部42とで構成されている。角筒状のスライド部42は、角状の支柱31に上下方向にスライド自在に設けられている。台座部41には、軸44を中心に回転自在な回動ロック部材43が設けられている。このロック部材43の中間部には、ロッド49が設けられている。ロッド49の一端は、リンクロッド45の一端に回転自在に連結されている。リンクロッド45の他端は、連結リンク52が接続されている。連結リンク52は、軸53によって読取スキャナ30に回転自在に設けられている。軸53には、把手46が設けてある。連結リンク52、軸53、及び把手46は、一体である。
ロッド49の他端には、もう一方の支柱32に対向する不図示のロック部材43が同様に連結されている。支柱32に対向するロック部材43も不図示のロッド49、リンクロッド45、連結リンク52、軸53及び把手46が同様に連結されている。すなわち、プリンタ1は、読取スキャナ30の両側に把手46を備えているので、支柱31,32に対する読取スキャナ30のロック及び解除を読取スキャナ30の左右いずれの脇からでも行えるようになっている。
一方、支柱31には、読取スキャナ30が上昇位置にあるときと下降位置にあるときにその位置に読取スキャナ30を保持するため、ロック部材43が係合する上昇位置においては係合孔47が、下降位置においては係合孔48が形成されている。ロック部材43と係合孔47等はロック手段としてのロック機構54を構成している。なお、読取スキャナ30が装置本体1Aの上部に載る位置が下降位置である場合、ロック部材43を支柱31,32に必ずしも係合させる必要がないので、下降位置にある係合孔48は、必ずしも必要としない。また、係合孔は、支柱31,32の中間に複数設けて、読取スキャナ30が、上昇位置、下降位置のみにならず、中間位置にも位置決めできるようにしてもよい。また、読取スキャナ30を上下方向にスライドさせるための駆動手段を設け、任意の位置に停止するようにしても良い。
ロック部材43、リンクロッド45、及び把手46には、ロック部材43を支柱31にロックする方向に不図示のばね等の付勢力が加わっている。このため、ロック部材43は、読取スキャナ30の位置に応じて、いずれか一方の係合孔47(又は48)に係合している。ユーザが、図7(a)に示すように把手46を矢印B方向に回動させると、ロック部材43が係合していた係合孔47(又は48)からロック解除方向に回転して、ロックが外れる。
プリンタ1の装置本体1Aの上部には、読取スキャナ30の昇降位置を検知する下降位置検知手段としての読取スキャナ位置検知センサ50が設けられている。読取スキャナ位置検知センサ50は、読取スキャナ30や支柱31に設けても良い。また、読取スキャナ位置検知センサ50は、メカ的にスイッチをON-OFFさせるものでも、光学的に検知するものでもよく、読取スキャナ30の任意の昇降位置に目的、必要に応じ複数設けても良い。図1に示すプリンタ1は、読取スキャナ位置検知センサ50を1つ備えており、読取スキャナ位置検知センサ50が読取スキャナ30を検知したとき、読取スキャナ30が下降位置にあるものとし、検知しない場合は上昇位置にあるものとしている。
図8は、図1ないし図7に示すプリンタ1の読取スキャナ30を上下方向に移動させる操作手順を示した図である。図8(a)は、読取スキャナ30を下降位置に移動させたときのプリンタの右側面図である。図8(b)は、ロック機構54のロックを解除したときのプリンタの右側面図である。図8(c)は、読取スキャナを上方に移動させてロックした状態のプリンタの右側面図である。
図8(a)に示すように、読取スキャナ30が下降位置にいるとき、ロック部材43は係合孔48に嵌合している。また、読取スキャナ30は、図2に示すように、排紙積載部14の上部を塞ぐこととなり、外部からシートを取り出すことが困難である。ただし、内排出ローラ対18(図1、図2参照)からのシートを円滑に排出できるように内部空間Cを確保してある。シート積載空間としての内部空間Cは、排紙積載部14を装置本体1Aの上面61から一段低い位置に設定することにより確保してある。
なお、読取スキャナ30の下降位置が、読取スキャナ30の下面と装置本体1Aの上面61との間に隙間が空くような位置である場合には、上記内部空間Cは必ずしも必要ではない。
次に、図8(b)に示すように、ユーザが把手46を矢印B方向に回転させると、ロック部材43が係合孔48から抜けて、ロック機構54のロックが解除される。そして、ユーザが、図8(c)に示すように、読取スキャナ30を、支柱31,32を案内にして持ち上げると、係合方向に回動付勢されているロック部材43が係合孔47に係合して、ロック機構54がロック状態になる。この結果、読取スキャナ30は、ロック機構54によって、支柱31,32の上部に係合保持される。
また、読取スキャナ30が支柱31,32の上部に係合保持されているとき、読取スキャナ30と装置本体1Aとの間に、図4に示すように排紙積載部14の開閉蓋19を開閉して、カートリッジ9の着脱を行える空間が確保される。したがって、開閉蓋19を開閉して、カートリッジ9の着脱交換や、画像形成部36付近のジャムシートの除去処理を行うことができる。
以上説明したプリンタ1は、読取スキャナ30の位置と、サイドトレイ20の開閉位置とに応じた、シートの搬送を行うようになっている。以下、図3ないし図6、図9ないし図11に基づいてその動作を説明する。
図3、図4は、読取スキャナ30が支柱31,32の上部に係合保持されて、サイドトレイ20が閉じられたプリンタ1の外観斜視図である。図5は、読取スキャナ30が支柱31,32の上部に係合保持されて、サイドトレイ20が開かれたプリンタ1の外観斜視図である。また、図6は、読取スキャナ30が下降させられて、サイドトレイ20が開かれたプリンタ1の外観斜視図である。図9は、読取スキャナ30の位置と、サイドトレイ20の開閉位置とに応じた、排紙積載部14とサイドトレイ20との選択動作説明用のフローチャートである。図10は、排紙積載部14にシートを排出するときのシート搬送状態を示す図である。図11は、サイドトレイ20にシートをフェイスダウン排出する場合のシート搬送状態を示す図である。
制御部59は、読取スキャナ位置検知センサ50が検知状態になっているか否かを確認して、読取スキャナ位置検知センサ50が検知状態になっているときには、読取スキャナ30が下降位置にいるものと判断する(図9、S901)。そして、制御部59は、サイドトレイ検知センサ21が検知状態になっているか否かを確認して、サイドトレイ検知センサ21が検知状態になっているときには、サイドトレイ20が閉じられているものと判断する(S902)。この場合、サイドトレイ20にシートを排出することができないので、制御部59は、図3ないし図6に示す操作部62に設けた報知手段としてのパネル63の表示、あるいは、不図示の人工音声発生器、警告音発生器等による警告によって、ユーザにサイドトレイ20を開くように促す(S903)。
サイドトレイ20が閉じられたままになっていて、シートが特殊紙である場合、制御部59は、プリンタ1のシートの排出動作を中止する(S904,S905)。また、シートが定型カット紙である場合には、制御部59は、定型カット紙を排紙積載部14にフェイスダウン排出させるか、プリンタ1のシート排出動作を中止させる(S904,S906)。
処理S903において、ユーザがサイドトレイ20を開いたときには、制御部59は、ユーザによって操作部62(図3ないし図6参照)に、シートをサイドトレイ20にフェイスアップ排出するかフェイスダウン排出するか、いずれを入力されているかを確認する(S907)。フェイスアップ排出することが入力されているとき、制御部59は、フラッパ23によって、フェイスアップ搬送路22を選択する。フェイスダウン排出することが入力されているとき、制御部59は、フラッパ23によって、Uターン搬送路15を選択し、内排出ローラ対18を正転させた後、逆転させる。これによって、シートは、サイドトレイ20にフェイスアップ排出されるか(S908)、フェイスダウン排出される(S909)。
処理S901において、読取スキャナ位置検知センサ50が検知状態になっていないとき、制御部59は、読取スキャナ30が上昇位置にいるものと判断して、ユーザによって積載選択手段としての操作部62(図3ないし図6参照)に、シートをサイドトレイ20にフェイスアップ排出するか、排紙積載部14にフェイスダウン排出するか、いずれを入力されているかを確認する(S910)。
ユーザの指示が、シートをサイドトレイ20にフェイスアップ排出する指示になっている場合、制御部59は、サイドトレイ検知センサ21が検知状態になっているか否かを確認して、サイドトレイ検知センサ21が検知状態になっているときには、サイドトレイ20が閉じられているものと判断する(S911)。この場合、サイドトレイ20にシートを排出することができないので、制御部59は、図3ないし図6に示す操作部62に設けた報知手段としてのパネル63の表示、あるいは、不図示の人工音声発生器、警告音発生器による警告によって、ユーザにサイドトレイ20を開くように促す(S912)。
サイドトレイ20が閉じられたままになっていて、シートが特殊紙である場合、制御部59は、プリンタ1のシートの排出動作を中止する(S913,S914)。また、シートが定型カット紙である場合には、制御部59は、定型カット紙を排紙積載部14にフェイスダウン排出するか、プリンタ1のシート排出動作を中止させる(S913,S915)。
処理S912において、ユーザがサイドトレイ20を開いたときには、制御部59は、プラッパ23によって、フェイスアップ搬送路22を選択する(S911,S916)。これによって、シートは、サイドトレイ20にフェイスアップ排出される(S916)。
処理S910において、ユーザによって操作部62(図3ないし図6参照)に、シートを排紙積載部14にフェイスダウン排出することが選択されている場合、制御部59は、フラッパ23によって、Uターン搬送路15を選択する。これによって、シートは、排紙積載部14にフェイスダウン排出される(S917)。
なお、図10は、排紙積載部14にシートを排出する場合のシート搬送状態を示す図である。図10は、理解し易いように定着排紙ローラ対12から内排出ローラ対18までのシートの存在エリアにハッチングを施してあり、読取スキャナ30が上昇位置にいて、ユーザによってフェイスダウン排出を選択された場合を示した図である。すなわち、図10は、シートが、一定の距離間隔と、時間間隔とを保って連続して内排出ローラ対18から排紙積載部14にフェイスダウン排出されることを示した図である。
図11は、サイドトレイ20にシートをフェイスダウン排出する場合のシート搬送状態を示した図であり、読取スキャナ30が下降位置にいて、ユーザによってサイドトレイ20にフェイスダウン排出を選択された場合を示した図である。すなわち、図11は、シートが、後端がフラッパ25を過ぎて、シート反転ポイントに達した時点で逆搬送されて、逆搬送路25に進入し、逆搬送ローラ対26とサイド排出ローラ対24とに搬送されて、サイドトレイ20にフェイスダウン排出されることを示した図である。
ところで、以上説明したプリンタ1は、図2、図6に示すように、読取スキャナ30が下降位置で排紙積載部14をほぼ完全に塞いだとき、ユーザが、読取スキャナ30とプリンタ1の装置本体1Aの上面61との間に指先を挟む虞がある。そこで、図12、図13に示すように、上面61の外周縁部61aを一段低くして指先挿入部としての段部64を形成し、読取スキャナ30を下げたとき指が挟まれないスペースを確保してもよい。また、このスペースは、ユーザが読取スキャナ30を持ち上げるとき、読取スキャナ30に指を掛けるのに使用することができる。なお、段部64は、読取スキャナ30の底部に形成してもよい。あるいは、装置本体1Aの上面61と読取スキャナ30の底部との両方に形成してもよい。すなわち、装置本体1Aと読取スキャナ30との間に指先が挟まれない、あるいは指先を挿入できるスペースを設けておくことが好ましい。
また、以上説明したプリンタ1は、読取スキャナ30が下降位置にいる状態で、排紙積載部14にシートを排出すると、シートの積載高さがどの程度の高さになっているか目視によって確認することが困難である。このため、内排出ローラ対18から排出されたシートが、先に積載されているシートに干渉して、詰まったり、先行シートが外部に押し出されたりする虞がある。そこで、シートを積載できる空間が確保されているか否かを検知するため、図14に示すように、読取スキャナ30の裏天面に検出センサ71と、積載されたシートの上面に接触するセンサフラグ72とを設けもよい。制御部59は、センサフラグ72の傾きによって、シート積載高さを検知して、シートを積載できる空間が確保されているか否かを判断する。検出センサ71とセンサフラグ72は、空間検知手段を構成している。
この場合、シートが所定の積載高さになったことが検出センサ71とセンサフラグ72とによって検知されたとき、図3ないし図6に示す操作部62に設けた報知手段としてのパネル63の表示、あるいは、不図示の人工音声発生器、警告音発生器等による警告によって、ユーザにシートの排出を停止させるように促すのが好ましい。検出センサ71、センサフラグ72は、装置本体1Aに設けてもよい。
また、以上説明したプリンタ1のサイドトレイ20は、装置本体1Aに開閉できるように設けられているが、図15、図16に示すプリンタ81の側部積載手段としてのサイドトレイ70のように装置本体1Aに固定されていてもよい。この場合のプリンタ81は、シートの搬送制御の選択肢が、図1、図2に示すプリンタ1と比べて単純化されている。このことを図17に示す、読取スキャナ30の位置に応じた、排紙積載部14とサイドトレイ70との選択動作説明用のフローチャートに基づいて説明する。
なお、図15、図16に示すプリンタ81は、プリンタ1と、サイドトレイが異なっていること以外、構造が同一であるので同一部分に同一符号を付して他の部分の説明は省略する。プリンタ81の動作説明は、図1ないし図7を利用して説明する。また、プリンタ81は、サイドトレイ70が装置本体1Aに固定されているので、サイドトレイ検知センサ21を備えていない。
制御部59は、読取スキャナ位置検知センサ50が検知状態になっているか否かを確認して、読取スキャナ位置検知センサ50が検知状態になっているときには、読取スキャナ30が下降位置にいるものと判断する(図9、S1701)。制御部59は、ユーザによって操作部62(図3ないし図6参照)に、シートをサイドトレイ70にフェイスアップ排出するかフェイスダウン排出するか、いずれを入力されているかを確認する(S1702)。フェイスアップ排出することが入力されているとき、制御部59は、プラッパ23によって、フェイスアップ搬送路22を選択する。フェイスダウン排出することが入力されているとき、制御部59は、フラッパ23によって、Uターン搬送路15を選択し、内排出ローラ対18を正転させた後、逆転させる。これによって、シートは、サイドトレイ70にフェイスアップ排出されるか(S1703)、フェイスダウン排出される(S1704)。
処理S1701において、読取スキャナ位置検知センサ50が検知状態になっていないとき、制御部59は、読取スキャナ30が上昇位置にいるものと判断して、ユーザによって操作部62(図3ないし図6参照)に、シートをフェイスアップ排出するか、フェイスダウン排出するか、いずれを入力されているかを確認する(S1705)。
ユーザの指示が、シートをフェイスアップ排出する指示になっている場合、制御部59は、プラッパ23によって、フェイスアップ搬送路22を選択する。これによって、シートは、サイドトレイ20にフェイスアップ排出される(S1706)。
S1705の処理において、ユーザの指示が、シートをフェイスダウン排出する指示になっている場合、制御部59は、さらに、ユーザの指示が、サイドトレイ70と排紙積載部14とのいずれに排出するようになっているかを確認する(S1707)。サイドトレイ70に指示されているとき、制御部59は、フラッパ23によって、Uターン搬送路15を選択し、内排出ローラ対18を正転させた後、逆転させる。これによって、シートは、サイドトレイ70にフェイスダウン排出される(S1708)。また、排紙積載部14が指示されているとき、制御部59は、フラッパ23によって、Uターン搬送路15を選択する。これによって、シートは、排紙積載部14にフェイスダウン排出される(S1709)。
以上説明したプリンタ81も、図12、図13に示す指先を挿入する段部64、図14に示すシートの積載空間を検知する検知センサ71及びセンサフラグ72を設けてもよい。
ところで、情報がデジタル化されるようになり、コピー機能もデジタル対応が標準となりつつある世の中の変化に合わせて、画像形成装置に対するユーザの製品選択条件として、どのような場所にも設置できること、マルチユースな操作性の良いこと、アフターサービスが良いこと、低価格であることなどを挙げることができる。
これに対して、以上、説明したプリンタ1,81は、読取スキャナ30が上昇位置にあるときには従来の上部排出積載のMFP的な使い方を、読取スキャナ30が下降位置にあるときには複写機的な使い方をすることができ、設置場所や使用目的などユーザの使用環境に応じた多彩な使い方をすることができて、ユーザの製品選択条件をほぼ満足することができる。
また、プリンタ1,81は、プリンタの設置場所の周囲に合わせて画像読取装置30の高さを変えても、シートのフェイスアップ排出とフェイスダウン排出とを選択することができるので、設置場所を自由に選択することができ、かつユーザの使用し易い状態にすることができる。
さらに、プリンタ1は、サイドトレイを開閉できるようにしてあり、プリンタ1を壁際に設置してサイドトレイを閉めた場合でも、排紙積載部14にシートを頁順にフェイスダウン排出することができるようになっているので、設置場所を自由に選択することができ、かつユーザの使用し易い状態にすることができる。
また、プリンタ1,81は、供給シート積載手段としての給紙カセット2の引き出し方向を2方向(図1で左右方向)に引き出し可能な構成と併用することにより、さらに設置場所や操作方向などに融通性、柔軟性を持たせることができる。
本発明の実施形態の画像形成装置におけるプリンタにおいて、画像読取装置を上昇させ、かつサイドトレイを閉じたときの概略正面断面図である。 図1のプリンタにおいて、画像読取装置を下降させ、かつサイドトレイを開いたときの概略正面断面図である。 画像読取装置が支柱の上部に係合保持されて、サイドトレイが閉じられたプリンタを左手前側から見た外観斜視図である。 画像読取装置が支柱の上部に係合保持されて、サイドトレイが閉じられたプリンタを右手前側から見た外観斜視図である。 画像読取装置が支柱の上部に係合保持されて、サイドトレイが開かれたプリンタの外観斜視図である。 画像読取装置が下降させられて、サイドトレイが開かれたプリンタの外観斜視図である。 ロック機構を示す図である。(a)はロック機構の平面図である。(b)はロック機構の正面図である。 図1ないし図7に示すプリンタの読取スキャナを上下方向に移動させる操作手順を示した図である。(a)は、読取スキャナを下降位置に移動させたときのプリンタの右側面図である。(b)は、ロック機構のロックを解除したときのプリンタの右側面図である。(c)は、読取スキャナを上方に移動させてロックした状態のプリンタの右側面図である。 画像読取装置の位置と、サイドトレイの開閉位置とに応じた、排紙積載部とサイドトレイとの選択動作説明用のフローチャートである。 図1のプリンタにおいて、排紙積載部にシートを排出するときのシート搬送状態を示す図である。 サイドトレイにシートをフェイスダウン排出する場合のシート搬送状態を示す図である。 プリンタの装置本体上面の外周縁部を一段低くして指先挿入部を形成した場合のプリンタの外観斜視図である。 図12の状態から画像読取装置を下げたときのプリンタの外観斜視図である。 画像読取装置の裏天面にシート積載高さを検知するセンサを設けた場合のプリンタの正面概略図である。 サイドトレイを固定した場合のプリンタの外観斜視図である。 図15の状態から画像読取装置を下げたときのプリンタの外観斜視図である。 図15に示すプリンタの動作説明用のフローチャートである。 従来のマルチファンクションプリンタの正面概略図である。 従来のデスクトップタイプ型のマルチファンクションプリンタの外観斜視図である。 図19に示す従来のマルチファンクションプリンタをフロアスタンディングタイプに変えたマルチファンクションプリンタの外観斜視図である。 画像読取装置の位置を低くして、デスクスタンディングモデルとして使用することができるようにした従来のマルチファンクションプリンタの外観斜視図である。 図21に示す従来のプリンタにおいて、画像読取装置を後方にずらして装置本体に設けた場合の外観斜視図である。
符号の説明
P シート
C 内部空間(シート積載空間)
1 プリンタ(画像形成装置)
1A プリンタ本体(装置本体)
2 給紙カセット(供給シート積載手段)
9 画像形成プロセスユニット
14 排紙積載部(上部積載手段)
15 Uターン搬送路
18 内排出ローラ対
19 開閉蓋
20 サイドトレイ(側部積載手段)
21 サイドトレイ検知センサ
22 フェイスアップ搬送路
23 フラッパ(搬送方向選択手段)
24 サイド排出ローラ対
25 逆搬送路
26 逆搬送ローラ対
28 フラッパ
30 画像読取装置(別名「読取スキャナ」)(画像読取手段)
31 支柱
32 支柱
33 支柱受け部
34 支柱受け部
36 画像形成部(画像形成手段)
37 Uターン搬送部(第1搬送手段)
38 フェイスアップ搬送部(第2搬送手段)
39 表裏反転装置(表裏反転手段)
43 ロック部材
46 把手
47 係合孔
48 係合孔
50 読取スキャナ位置検知センサ(下降位置検知手段)
54 ロック機構(ロック手段)
56 スキャナ部
57 自動原稿供給部(ADF)
58 原稿台ガラス
59 制御部(制御手段)
62 操作部(積載選択手段)
63 パネル(報知手段)
64 段部(指先挿入部)
70 サイドトレイ(フェイスアップ積載手段)
71 検出センサ(空間検知手段)
72 センサフラグ(空間検知手段)
81 プリンタ(画像形成装置)

Claims (13)

  1. 装置本体上方に、昇降可能に備えられ、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    前記画像読取手段からの画像読取信号に基づいてシートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記装置本体の上部に設けられ、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートが積載される上部積載手段と、
    前記上部積載手段へシートを搬送する第1搬送手段と、
    前記装置本体の側部に設けられ、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートが積載される側部積載手段と、
    前記側部積載手段へシートを搬送する第2搬送手段と、
    前記第1搬送手段と前記第2搬送手段のいずれかを選択してシートを案内する搬送方向選択手段と、
    前記画像読取手段が下降位置にいることを検知する下降位置検知手段と、
    前記下降位置検知手段の検知結果に基づいて前記搬送方向選択手段を作動制御する制御手段と、を備え、
    前記下降位置検知手段により前記画像読取手段が前記下降位置にあることを検知されたとき、前記制御手段は前記搬送方向選択手段に前記第2搬送手段を選択させて、前記第2搬送手段を作動制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記下降位置にいる前記画像読取手段と前記上部積載手段との間に、前記上部積載手段に前記シートが積載されるシート積載空間を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記側部積載手段が前記装置本体に開閉可能に設けられ、
    前記側部積載手段が閉じられ、かつ前記画像読取手段が上昇位置にいるとき、前記制御手段は、前記搬送方向選択手段に前記第1搬送手段を選択させて、前記第1搬送手段を、作動制御をすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記側部積載手段が前記装置本体に開閉可能に設けられ、
    前記側部積載手段が閉じられているとき、前記制御手段は、前記搬送方向選択手段に前記第1搬送手段を選択させて、前記第1搬送手段を、作動制御をすることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1搬送手段によって搬送されてきたシートは、画像形成面を下側にして前記上部積載手段に積載され、前記第2搬送手段によって搬送されてきたシートは、画像形成面を上側にして前記側部積載手段に積載されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1搬送手段は、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートをUターン搬送することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1搬送手段を搬送されてきたシートを、逆搬送して表裏反転させ、前記側部積載手段に排出する表裏反転手段を備え、
    前記制御手段が、前記下降位置検知手段が前記画像読取手段の下降を検知したとき、前記搬送方向選択手段に前記第1搬送手段を選択させて、前記第1搬送手段及び前記表裏反転手段を作動制御することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像読取手段が前記下降位置にいるとき、前記上部積載手段に積載されたシートと前記画像読取手段との間にシートを積載する空間が確保されているか否かを検知する空間検知手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  9. 前記側部積載手段が前記装置本体に開閉可能に設けられ、
    シートの排出位置を前記上部積載手段と前記側部積載手段とのいずれか一方を外部から選択する積載選択手段と、
    前記側部積載手段が閉じられている状態で、前記積載選択手段によって前記側部積載手段が選択されたとき、シート積載不能を報せる報知手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記装置本体の上部に、前記装置本体を開閉する開閉蓋を備えたことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像読取手段が前記下降位置にいるとき、前記画像読取手段と前記装置本体との間に指先を挿入できる指先挿入部を備えたことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記画像読取手段の前記上昇位置、または前記下降位置に位置決めするロック手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記画像読取手段へ供給されるシートが積載される供給シート積載手段を、シートの搬送方向に沿って前記装置本体の左右に引き出し可能に備えていることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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