JP2005125559A - ケーブルホルダ及びそれを用いたプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ケーブル間の電気的な影響を少ない手間で低減するケーブルホルダ及びそれを用いたプリンタを提供する。
【解決手段】 本発明に係るケーブルホルダは、板状に延びる本体と、前記本体に設けられ、複数のケーブルを分離して平行に支持する支持部と、を備える。電気的な影響が大きいケーブルを互いに分離して平行に支持させることにより、複数のケーブル間の電気的な影響を低減する。また、ケーブルホルダが一部材で形成されているため取り付ける作業が一度で済み、ケーブルホルダの取り付けの手間が少なくて済む。また、支持部が設けられているため作業者は支持部に支持させる作業を行えばよく、作業の手間を低減できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ケーブルホルダ及びそれを用いたプリンタに関する。
一般にプリンタの筐体内には多くのケーブルが引き回されている。具体的には例えば、記録ヘッドと制御回路とを接続するフレキシブルフラットケーブル(FFC)、電源部と制御回路とを接続する電源ケーブル、記録ヘッドを搭載したキャリッジを搬送するキャリッジモータと制御回路とを接続する接続ケーブル、紙送りモータと制御回路とを接続する接続ケーブルなどである。複数のケーブルが引き回されている場合、ケーブル間の電気的な影響によってケーブルを流れる信号にノイズが混入し、信号品質が低下する場合があるという問題がある。例えばFFCと電源ケーブルとを近づけるとFFCを流れる信号に電源ケーブルから漏れる電磁波の影響でノイズが混入し、安定したデータ転送が阻害される。
従来の多くのプリンタでは各部が制御回路の近くに配置され、制御回路と各部とを接続するケーブルは互いに異なる経路を辿るよう配線されている。このためケーブル間の影響は起き難かった。
しかしながら、設計上の都合によっては例えば制御回路がプリンタの前側に配置され、接続される各部が後側に配置される場合もある。この場合、ケーブル毎に配線経路を変えて引き回すよりも、各部から延びるケーブルをまとめて前側に引き回すようにする方が作業性がよい。しかしながら複数のケーブルが同じ経路を辿るようになるとケーブルが他のケーブルからの電気的な影響を受け易くなる。影響の少ないケーブル同士を紐状の部材で束ねて他の影響の大きいケーブルと分離し、両面テープでフレームに貼り付けたりするなどの方法によってその影響を低減することも可能であるが、しかしながら影響の少ないケーブル同士を複数の箇所で束ねたりそれを貼り付けたりする作業には手間がかかるため、コストが増大するという問題がある。
本発明は、かかる問題に鑑みて創作されたものであって、ケーブル間の電気的な影響を少ない手間で低減するケーブルホルダ及びそれを用いたプリンタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るケーブルホルダは、板状に延びる本体と、前記本体に設けられ、複数のケーブルを分離して平行に支持する支持部と、を備えることを特徴とする。このケーブルホルダによると、電気的な影響が大きいケーブルを互いに分離して平行に支持させることにより、複数のケーブル間の電気的な影響を低減できる。また、このケーブルホルダによると、ケーブルホルダが一部材で形成されているため取り付ける作業が一度で済み、ケーブルホルダの取り付けの手間が少なくて済む。また、支持部が設けられているため作業者は支持部に支持させる作業を行えばよく、作業の手間を低減できる。よってこのケーブルホルダによると、ケーブル間の電気的な影響を少ない手間で低減できる。
上記目的を達成するため、本発明に係るプリンタは、請求項1に記載のケーブルホルダと、印刷媒体に画像を形成する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを搭載するキャリッジと、前記キャリッジを摺動可能に支持する摺動軸と、前記摺動軸の軸方向に交差する方向の一方の側に配置される制御回路と、他方の側に配置される電源部と、一端が前記他方の側から前記記録ヘッドに接続され、他端が前記制御回路に接続されている第一のフレキシブルフラットケーブルと、前記電源部と前記制御回路とを接続する電源ケーブルと、を備え、前記ケーブルホルダは、前記第一のフレキシブルフラットケーブルと前記電源ケーブルとを分離して支持することを特徴とする。このプリンタによると、第一のフレキシブルフラットケーブルが電源ケーブルから受ける影響を少ない手間で低減できる。
さらに本発明に係るプリンタでは、前記制御回路は、リムーバブルメモリを読み書きするカード読み書き部が一体に設けられていることを特徴とする。このプリンタによると、制御回路とカード読み書き部とを接続するフレキシブルフラットケーブルが不要になるため、制御回路とカード読み書き部との間を流れる信号品質が他のケーブルの影響によって低下することを防止できる。
さらに本発明に係るプリンタでは、前記他方の側に配置され、前記キャリッジを搬送するキャリッジモータと、前記キャリッジモータと前記制御回路とを接続する第一の接続ケーブルと、を更に備え、前記ケーブルホルダは、前記第一の接続ケーブルを、前記第一のフレキシブルフラットケーブル及び前記電源ケーブルと分離して支持することを特徴とする。このプリンタによると、第一の接続ケーブルが第一のフレキシブルフラットケーブル及び電源ケーブルから受ける影響を少ない手間で低減でき、また第一のフレキシブルフラットケーブルが第一の接続ケーブルから受ける影響を少ない手間で低減できる。
さらに本発明に係るプリンタでは、印刷媒体を搬送するための紙送りローラと、前記他方の側に配置され、前記紙送りローラを回転させる紙送りモータと、前記紙送りモータと前記制御回路とを接続する第二の接続ケーブルと、を更に備え、前記ケーブルホルダは、前記第二の接続ケーブルを、前記第一のフレキシブルフラットケーブル及び前記電源ケーブルと分離して支持することを特徴とする。このプリンタによると、第二の接続ケーブルが第一のフレキシブルフラットケーブル及び電源ケーブルから受ける影響を少ない手間で低減でき、また第一のフレキシブルフラットケーブルが第二の接続ケーブルから受ける影響を少ない手間で低減できる。
さらに本発明に係るプリンタでは、前記紙送りモータによって搬送される印刷媒体の送り量を検出するエンコーダと、前記エンコーダと前記制御回路とを接続する第二のフレキシブルフラットケーブルと、を更に備え、前記ケーブルホルダは、前記第二のフレキシブルフラットケーブルを、他のケーブルと分離して支持することを特徴とする。このプリンタによると、第二のフレキシブルフラットケーブルが他のケーブルから受ける影響を少ない手間で低減でき、また他のケーブルが第二のフレキシブルフラットケーブルから受ける影響を少ない手間で低減できる。
さらに本発明に係るプリンタでは、前記他方の側に配置され、搬送中の印刷媒体の有無を検出する媒体センサと、前記媒体センサと前記制御回路とを接続する第三の接続ケーブルと、を更に備え、前記ケーブルホルダは、前記第三の接続ケーブルを、前記第一のフレキシブルフラットケーブル及び前記電源ケーブルと分離して支持することを特徴とする。このプリンタによると、第三の接続ケーブルが第一のフレキシブルフラットケーブル及び電源ケーブルから受ける影響を少ない手間で低減でき、また第一のフレキシブルフラットケーブルが第三の接続ケーブルから受ける影響を少ない手間で低減できる。
さらに本発明に係るプリンタでは、前記他方の側に配置され、ファンを回転させて筐体内のミストを吸引するファンモータと、前記ファンモータと前記制御回路とを接続する第四の接続ケーブルと、を更に備え、前記ケーブルホルダは、前記第四の接続ケーブルを、前記第一のフレキシブルフラットケーブル及び前記電源ケーブルと分離して支持することを特徴とする。このプリンタによると、第四の接続ケーブルが第一のフレキシブルフラットケーブル及び電源ケーブルから受ける影響を少ない手間で低減でき、また第一のフレキシブルフラットケーブルが第四の接続ケーブルから受ける影響を少ない手間で低減できる。
さらに本発明に係るプリンタでは、印刷媒体を位置決めするためのプラテンであって、前記記録ヘッドとの間隔を変更可能なプラテンと、前記他方の側に配置され、前記プラテンと前記記録ヘッドとの間隔を検出するプラテンギャップセンサと、前記プラテンギャップセンサと前記制御回路とを接続する第五の接続ケーブルと、を更に備え、前記ケーブルホルダは、前記第五の接続ケーブルを、前記第一のフレキシブルフラットケーブル及び前記電源ケーブルと分離して支持することを特徴とする。このプリンタによると、第五の接続ケーブルが第一のフレキシブルフラットケーブル及び電源ケーブルから受ける影響を少ない手間で低減でき、また第一のフレキシブルフラットケーブルが第五の接続ケーブルから受ける影響を少ない手間で低減できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明する。
図2は、本発明の一実施例に係るプリンタ2を示す模式図である。
記録ヘッド11は、キャリッジ12に搭載され、インクを吐出するノズル13、ピエゾ素子14、インク通路15、インクカートリッジ、ヘッド駆動部などを備える。ピエゾ素子14はインクを導くインク通路15の側壁に接する位置に設けられ、ヘッド駆動部から駆動電圧が印加されると急速に伸長してインク通路15の側壁を変形させる。インク通路15の体積はピエゾ素子14の伸張に応じて収縮し、その収縮分に相当するインクがノズル13から高速に吐出される。これにより記録ヘッド11は印刷媒体に画像を印刷する。ヘッド駆動部は、制御回路39から出力された印刷信号に基づいて駆動電圧をピエゾ素子14に印加する回路である。
図3は、プリンタ2の構成を示すブロック図である。
主走査駆動部30は、図2に示すプラテン16の軸と平行に架設されキャリッジ12を摺動可能に保持する摺動軸17、キャリッジモータ18、駆動ベルト19、駆動回路などを備える。キャリッジモータ18がキャリッジ12を駆動ベルト19で牽引することで記録ヘッド11が摺動軸17の軸方向(主走査方向X)に往復移動する。
副走査駆動部31は、図2に示す紙送りモータ20、紙送りモータ20の回転をプラテン16と図示しない紙送りローラとに伝達する歯車列、駆動回路などを備える。紙送りモータ20がプラテン16と図示しない紙送りローラとを回転させることで、主走査方向に交差する図2において紙面に垂直な方向(副走査方向)に印刷媒体が移動する。
ファンモータ32は、筐体内に設けられたファンを回転させて筐体内のミストを吸引する。
媒体センサ33は、印刷媒体の有無を検出するセンサである。媒体センサ33は光センサと印刷媒体の進路上に設けられる可動部材とを備える。印刷媒体を搬送すると当該印刷媒体が可動部材を付勢し、光センサに入射する光が可動部材によって遮られる。光センサの出力信号は制御回路39に出力され、制御回路39は出力信号が小さくなることで搬送中の印刷媒体が有ると判断する。無い場合はその旨をユーザに通知して印刷媒体の補給を促す。
プラテンギャップ(PG)センサ34は、印刷媒体を位置決めするためのプラテン16と記録ヘッド11との間隔を検出するセンサである。プリンタ2は後述するプラテンギャップ(PG)調整レバー51によってその間隔を2段階で調節可能である。PGセンサ34は機械的にオン/オフされるスイッチを備え、PG調整レバー51が一方の側に操作されると接点がオンになり、電気信号が制御回路39に出力される。制御回路39はPGセンサ34のオン/オフに応じて現在選択されている位置をユーザに通知する。
エンコーダ36は、紙送りモータ20によって搬送される印刷媒体の送り量を検出するセンサである。エンコーダ36は紙送りモータ20によって回転する回転板52(図5参照)と光センサとを備える。回転板52には周方向に目盛が振られており、回転する回転板52の目盛が光センサによって読み取られる。光センサの出力信号は制御回路39に出力され、制御回路39はその出力信号に基づいて送り量を判定する。
カード読み書き部37は、リムーバブルメモリ38を挿入するためのカードスロット53(図1参照)、メモリコントローラなどを備える。カード読み書き部37は制御回路39によって制御され、印刷するディジタル画像をリムーバブルメモリ38から読み込む処理などを行う。プリンタ2のカード読み書き部37は制御回路39と一体に設けられている。カード読み書き部37を制御回路39に一体に設けるとカード読み書き部37と制御回路39とを接続するためのフレキシブルフラットケーブル(FFC)を不要にできる。このためFFC分のコストを低減できる上、FFCの引き回しが不要になるため、FFCを流れる信号にノイズが混入して信号品質が低下することを防止できる。
電源部35は、交流電圧を直流電圧に変換するアダプタを介して商用交流電源に接続され、商用交流電源から供給される電力を制御回路39や各部に供給する。
制御回路39は、CPU、ROM及びRAMを備えている。CPUはROMに記憶されたコンピュータプログラムを実行してプリンタ2の各部を制御する。ROMは各種のプログラムやデータを記憶しているメモリであり、RAMは各種のプログラムやデータを一時的に記憶するメモリである。これら各種のプログラムやデータは所定のサーバからネットワークを介してダウンロードして入力してもよいし、リムーバブルメモリ38等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み出して入力してもよい。
次に、各部の配置について説明する。
図4は、上述した各部を収容する筐体を取り外した状態のプリンタ2の上面図である。尚、図4では紙送りモータ20及びファンモータ32を省略して示している。制御回路39にはカード読み書き部37が一体に設けられているため、制御回路39はリムーバブルメモリ38の脱着が容易になるよう前側に配置されることが望ましい。このためプリンタ2では制御回路39は前側に配置されている。ここで前側とは、摺動軸17の軸方向に交差する方向A及び方向Bのうち、方向Aの側のことをいう。記録ヘッド11は方向Bの側から第一のFFC81(図1参照)の一端に接続され、第一のFFC81の他端は制御回路39に接続されている。媒体センサ33を構成する光センサは方向Bの側でASFユニット54と摺動軸17との間に配置されており、第三の接続ケーブル85(図6参照)で制御回路39に接続されている。ASFユニット54には印刷媒体が図4において左側に位置決めして保持されるものとする。媒体センサ33を構成する可動部材は印刷媒体の進路上であってASFユニット54の左側近傍の領域Fに配置されている。可動部材をASFの左側に配置すると、最小サイズの印刷媒体から最大サイズの印刷媒体までを一つの媒体センサ33で検出できる。PG調整レバー51は記録ヘッド11の移動領域の周囲を囲むメインフレーム55の図4において左側に配置されている。PGセンサ34はメインフレーム55で囲まれている領域のうち領域Eで示す位置に配置されており、第五の接続ケーブル87(図6参照)で制御回路39に接続されている。
図5はプリンタ2を図4に示すC方向から示す斜視図であり、図6はD方向から示す斜視図である。電源部35は方向Bの側でオートシートフィーダ(ASF)ユニット54の下方に配置されており、電源ケーブル82によって制御回路39に接続されている。キャリッジモータ18は方向Bの側で摺動軸17の一方の端部近傍に配置されており、第一の接続ケーブル83で制御回路39に接続されている。紙送りモータ20は方向Bの側でキャリッジモータ18の下方に配置されており、第二の接続ケーブル84で制御回路39に接続されている。ファンモータ32はASFユニット54の下方で電源部35の隣に配置されており、第四の接続ケーブル86で制御回路39に接続されている。エンコーダ36を構成する回転板52は紙送りモータ20の回転力をプラテン16と紙送りローラとに伝達する伝達歯車56に設けられており、伝達歯車56と同心回転する。伝達歯車56を挟んで回転板52とは逆側の位置であって回転板52の目盛を読み取り可能な位置にエンコーダ36を構成する光センサが配置されており、光センサは第二のFFC88で制御回路39に接続されている。従ってプリンタ2では、第一のFFC81、第二のFFC88、電源ケーブル82、及び第一の接続ケーブル83〜第五の接続ケーブル87が後側から前側に引き回されている。
次に、ケーブルホルダについて説明する。
図1は、プリンタ2内の複数のケーブルを分離して平行に支持している状態のケーブルホルダ1を示す斜視図である。尚、図1では理解を容易にするため第一の接続ケーブル83〜第五の接続ケーブル87、及び電源ケーブル82については省略して示している。ケーブルホルダ1は、板状に形成されたホルダ本体60と、ホルダ本体60に設けられ、複数のケーブルを分離して平行に支持する支持部とを備える。支持部は形状の異なる複数の支持片としてホルダ本体に設けられている。ホルダ本体60はメインフレーム55の互いに離間した2点間を橋渡しするように架設されている。本実施例のケーブルホルダ1は複数のケーブルを4つに分離して支持するよう構成されており、第一のFFC81は複数の支持片91によって図1において最上段に支持されている。第一の接続ケーブル83〜第五の接続ケーブル87間の影響は無視できる程度であるため、第一の接続ケーブル83〜第五の接続ケーブル87はまとめて、複数の支持片92及び複数の支持片93によって上から2番目の段に第一のFFC81と平行に且つ第一のFFC81に接触することなく支持されている。尚、第一の接続ケーブル83〜第五の接続ケーブル87についても互いに分離して支持するようにしてもよい。電源ケーブル82は、複数の支持片93、複数の支持片94及び複数の支持片96によって上から3番目の段に上述した各ケーブルに平行に且つ接触することなく支持されている。第二のFFC88は、ホルダ本体60から垂直に壁状に延びる複数の支持片94の下側を向く面と2つの支持片95の上側を向く面とで挟まれて支持片94に沿うように支持されている。
尚、各段の間を全て壁で完全に仕切ることによって互いに接触しないよう支持してもよい。また、本実施例では設計上の都合により電源ケーブル82を3番目の段で支持しているが、電源ケーブル82と第一のFFC81とは可能な限り離間していることが望しいため、電源ケーブル82と第二のFFC88との位置を入れ替えるようにしてもよい。また、ホルダ本体60はこれらのケーブルを案内する経路に応じて湾曲していたり折れ曲がっていたりしてもよい。
以上説明した本発明の一実施例に係るケーブルホルダ1は、一部材で形成されているため取り付ける作業が一度で済み、取り付けの手間が少なくて済む。また、ケーブルホルダ1は、支持部が設けられているため作業者は支持部に支持させる作業を行えばよく、影響の少ないケーブル同士を複数の箇所で束ねたりそれを貼り付けたりする場合に比べて作業の手間を低減できる。また、電気的な影響が大きいケーブル、具体的には第一のFFC81、電源ケーブル82、第一の接続ケーブル83〜第五の接続ケーブル87、及び第二のFFC88を互いに分離して平行に支持させることにより、ケーブル間の電気的な影響を低減できる。よってケーブルホルダ1によると、ケーブル間の電気的な影響を少ない手間で低減できる。
尚、本実施例では複数のケーブルを4つに分類するケーブルホルダ1を例に説明したが、ケーブルホルダはケーブルの特性に応じて複数のケーブルを任意の数に分離して支持してよい。また、全てのケーブルを一つづつ分離して支持するようにしてもよい。
本発明の一実施例に係るケーブルホルダを示す斜視図。 本発明の一実施例に係るプリンタの模式図。 本発明の一実施例に係るプリンタのブロック図。 本発明の一実施例に係るプリンタの筐体を外した状態の上面図。 本発明の一実施例に係るプリンタの筐体を外した状態の斜視図。 本発明の一実施例に係るプリンタの筐体を外した状態の斜視図。
符号の説明
1 ケーブルホルダ、2 プリンタ、11 記録ヘッド、12 キャリッジ、16 プラテン、17 摺動軸、18 キャリッジモータ、20 紙送りモータ、32 ファンモータ、33 媒体センサ、34 プラテンギャップセンサ、35 電源部、36 エンコーダ、37 カード読み書き部、38 リムーバブルメモリ、39 制御回路、60 ホルダ本体、81 第一のフレキシブルフラットケーブル、82 電源ケーブル、83 第一の接続ケーブル、84 第二の接続ケーブル、85 第三の接続ケーブル、86 第四の接続ケーブル、87 第五の接続ケーブル、88 第二のフレキシブルフラットケーブル、91、92、93、94、95、96 支持片(支持部)

Claims (9)

  1. 板状に延びる本体と、
    前記本体に設けられ、複数のケーブルを分離して平行に支持する支持部と、
    を備えることを特徴とするケーブルホルダ。
  2. 請求項1に記載のケーブルホルダと、
    印刷媒体に画像を形成する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを搭載するキャリッジと、
    前記キャリッジを摺動可能に支持する摺動軸と、
    前記摺動軸の軸方向に交差する方向の一方の側に配置される制御回路と、
    他方の側に配置される電源部と、
    一端が前記他方の側から前記記録ヘッドに接続され、他端が前記制御回路に接続されている第一のフレキシブルフラットケーブルと、
    前記電源部と前記制御回路とを接続する電源ケーブルと、
    を備え、前記ケーブルホルダは、前記第一のフレキシブルフラットケーブルと前記電源ケーブルとを分離して支持することを特徴とするプリンタ。
  3. 前記制御回路は、リムーバブルメモリを読み書きするカード読み書き部が一体に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
  4. 前記他方の側に配置され、前記キャリッジを搬送するキャリッジモータと、
    前記キャリッジモータと前記制御回路とを接続する第一の接続ケーブルと、
    を更に備え、前記ケーブルホルダは、前記第一の接続ケーブルを、前記第一のフレキシブルフラットケーブル及び前記電源ケーブルと分離して支持することを特徴とする請求項2又は3に記載のプリンタ。
  5. 印刷媒体を搬送するための紙送りローラと、
    前記他方の側に配置され、前記紙送りローラを回転させる紙送りモータと、
    前記紙送りモータと前記制御回路とを接続する第二の接続ケーブルと、
    を更に備え、前記ケーブルホルダは、前記第二の接続ケーブルを、前記第一のフレキシブルフラットケーブル及び前記電源ケーブルと分離して支持することを特徴とする請求項2、3又は4に記載のプリンタ。
  6. 前記紙送りモータによって搬送される印刷媒体の送り量を検出するエンコーダと、
    前記エンコーダと前記制御回路とを接続する第二のフレキシブルフラットケーブルと、
    を更に備え、前記ケーブルホルダは、前記第二のフレキシブルフラットケーブルを、他のケーブルと分離して支持することを特徴とする請求項5に記載のプリンタ。
  7. 前記他方の側に配置され、搬送中の印刷媒体の有無を検出する媒体センサと、
    前記媒体センサと前記制御回路とを接続する第三の接続ケーブルと、
    を更に備え、前記ケーブルホルダは、前記第三の接続ケーブルを、前記第一のフレキシブルフラットケーブル及び前記電源ケーブルと分離して支持することを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載のプリンタ。
  8. 前記他方の側に配置され、ファンを回転させて筐体内のミストを吸引するファンモータと、
    前記ファンモータと前記制御回路とを接続する第四の接続ケーブルと、
    を更に備え、前記ケーブルホルダは、前記第四の接続ケーブルを、前記第一のフレキシブルフラットケーブル及び前記電源ケーブルと分離して支持することを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項に記載のプリンタ。
  9. 印刷媒体を位置決めするためのプラテンであって、前記記録ヘッドとの間隔を変更可能なプラテンと、
    前記他方の側に配置され、前記プラテンと前記記録ヘッドとの間隔を検出するプラテンギャップセンサと、
    前記プラテンギャップセンサと前記制御回路とを接続する第五の接続ケーブルと、
    を更に備え、前記ケーブルホルダは、前記第五の接続ケーブルを、前記第一のフレキシブルフラットケーブル及び前記電源ケーブルと分離して支持することを特徴とする請求項2〜8のいずれか一項に記載のプリンタ。
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