JP2005129729A - ケーブル支持シート、及びそれを用いた電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ケーブルを支持させる手間を低減するケーブル支持シート、及びそれを用いた電子機器を提供する。
【解決手段】弾性変形可能なシート本体51と、シート本体51に設けられている切れ込みによって基端部53を残して分離されている支持片52とでケーブルを狭持するケーブル支持シート50であって、支持片52は、基端部53から末端部61側に離間した所定の位置54より末端部61側に所定の位置54の幅より幅が広い部分55を有している。ケーブルを一方向から挟み込ませるだけでよくなるため支持させる手間が低減する。
【選択図】図3
【解決手段】弾性変形可能なシート本体51と、シート本体51に設けられている切れ込みによって基端部53を残して分離されている支持片52とでケーブルを狭持するケーブル支持シート50であって、支持片52は、基端部53から末端部61側に離間した所定の位置54より末端部61側に所定の位置54の幅より幅が広い部分55を有している。ケーブルを一方向から挟み込ませるだけでよくなるため支持させる手間が低減する。
【選択図】図3
Description
本発明は、ケーブル支持シート、及びそれを用いた電子機器に関する。
シート本体とシート本体に切れ込みを設けることによって形成されている支持片とでケーブルを支持して案内するケーブル支持シートが知られている。
図6は、従来のケーブル支持シートの一例を示す模式図である。従来のケーブル支持シート80では、シート本体81に向きの異なる支持片83で一つの組を形成することにより、ケーブル82がケーブル支持シート80の短手方向のどちらにも外れないようにしている。
図6は、従来のケーブル支持シートの一例を示す模式図である。従来のケーブル支持シート80では、シート本体81に向きの異なる支持片83で一つの組を形成することにより、ケーブル82がケーブル支持シート80の短手方向のどちらにも外れないようにしている。
しかしながら、従来のケーブル支持シートによると、ケーブルを支持させるときにケーブルを図6においてX方向とY方向との2方向から挟み込ませる必要があり、ケーブルを支持させるのに手間がかかるという問題がある。
本発明は、かかる問題に鑑みて創作されたものであって、ケーブルを支持させる手間を低減するケーブル支持シート、及びそれを用いた電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、かかる問題に鑑みて創作されたものであって、ケーブルを支持させる手間を低減するケーブル支持シート、及びそれを用いた電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るケーブル支持シートは、弾性変形可能なシート本体と前記シート本体に設けられている切れ込みによって基端部を残して分離されている支持片とでケーブルを狭持するケーブル支持シートであって、前記支持片は、基端部から末端部側に離間した所定の位置より前記末端部側に前記所定の位置の幅より幅が広い部分を有していることを特徴とする。支持片に基端部から離間した所定の位置より末端部側に前記所定の位置の幅より幅が広い部分を設けると、ケーブルを支持させたとき幅の広い部分がシート本体に重なって引っ掛かり、ケーブルが外れ難くなる。このため向きの異なる支持片を一組にして備える必要がなく、ケーブルを一方向から挟み込ませるだけでよくなるため支持させる手間が低減する。よってこのケーブル支持シートによると、ケーブルを支持させる手間を低減できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る電子機器では、筐体と、前記筐体内の互いに離間した2点間に架設され、所定のケーブルを狭持して前記2点間を所定の経路で案内する請求項1に記載のケーブル支持シートと、を備えることを特徴とする。この電子機器によると、請求項1に記載のケーブル支持シートを備えることにより、筐体内の所定のケーブルを所定の経路で案内できる上、ケーブルを支持させる手間が低減する。よってこの電子機器によると、ケーブルを支持させる手間を低減できる。
さらに本発明に係る電子機器では、前記シート本体は、前記シート本体の長手方向の所定の位置で短手方向に延びる仮想線に沿って折れ曲がる折り曲げ部が設けられていることを特徴とする。この電子機器によると、シート本体に折り曲げ部を設けることによってケーブルを案内する経路の自由度が向上する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明する。
図2は、本発明の一実施例に係る電子機器としての複合機1を示す模式図である。複合機1は原稿を読み取るスキャナ部10と、画像を印刷するプリンタ部20とを備えている。
スキャナ部10はスキャナハウジング11に収容され、所謂フラットベッド型のスキャナを構成している。スキャナハウジング11の外部には、原稿台18の盤面を覆う原稿カバー19が揺動可能に装着されている。スキャナハウジング11の内部には、キャリッジ12、光源13、ミラー14、レンズ15、リニアイメージセンサ16及び処理回路17が収容されている。キャリッジ12は、原稿台18の盤面と平行な水平方向に往復移動可能に設けられ、光源13、ミラー14及びレンズ15からなる光学系とリニアイメージセンサ16とを図2のα方向に運搬する。図2に破線で示すように、光学系は光源13により照射された被写体Mの反射光像をミラー14及びレンズ15を介してリニアイメージセンサ16に結像する。処理回路17は、リニアイメージセンサ16からの出力信号に基づいて原稿Mを表す画像データを生成し、その画像データをプリンタ部20に出力する。
図2は、本発明の一実施例に係る電子機器としての複合機1を示す模式図である。複合機1は原稿を読み取るスキャナ部10と、画像を印刷するプリンタ部20とを備えている。
スキャナ部10はスキャナハウジング11に収容され、所謂フラットベッド型のスキャナを構成している。スキャナハウジング11の外部には、原稿台18の盤面を覆う原稿カバー19が揺動可能に装着されている。スキャナハウジング11の内部には、キャリッジ12、光源13、ミラー14、レンズ15、リニアイメージセンサ16及び処理回路17が収容されている。キャリッジ12は、原稿台18の盤面と平行な水平方向に往復移動可能に設けられ、光源13、ミラー14及びレンズ15からなる光学系とリニアイメージセンサ16とを図2のα方向に運搬する。図2に破線で示すように、光学系は光源13により照射された被写体Mの反射光像をミラー14及びレンズ15を介してリニアイメージセンサ16に結像する。処理回路17は、リニアイメージセンサ16からの出力信号に基づいて原稿Mを表す画像データを生成し、その画像データをプリンタ部20に出力する。
プリンタ部20は、樹脂等で形成された箱形のプリンタハウジング21に収容されており、印刷部22(図1参照)、用紙搬送機構23、制御回路24などを備えている。印刷部22は、インク滴を噴射するインクジェット方式により印刷媒体に画像を印刷する。印刷部22のキャリッジ25は水平方向に往復移動可能に設けられ、搭載した複数のカートリッジ26及び記録ヘッド27を図2のβ方向に運搬する。各カートリッジ26は、記録ヘッド27に供給するインクを収容する。各カートリッジ26の収容インクは互いに異なる色のカラーインクである。記録ヘッド27は、各カートリッジ26からの供給インクを滴状に吐出する複数の図示しないノズルを備えている。搬送機構23は原稿を位置決めするプラテン、用紙搬送ローラ32(図1参照)、それらを回転させる紙送りモータなどを有し、給紙口28(図1参照)から供給された印刷媒体を搬送する。制御回路24は処理回路17に電気的に接続され、処理回路17から受け取る画像データに基づいてキャリッジ25及び搬送機構23の作動を制御する。
図1は、プリンタ部20及びケーブル支持シート50を示す斜視図である。印刷部22と給紙口28との間には記録ヘッド27を係止してα方向に案内する壁部29が設けられている。給紙口28から供給された印刷媒体は壁部29の下側に設けられている開口部30から印刷部22に搬送される。プリンタ部20は給紙口28を形成するカバー部材31を有しており、カバー部材31は壁部29に取り付けられている。カバー部材31は印刷媒体を搬送するための用紙搬送ローラ32を軸支するための軸受け部33a及び33b、用紙搬送ローラ32と協働して印刷媒体を搬送する従動ローラを軸支するための複数の軸受け部34、35及び36、用紙台を係止するための係止部37などを有している。壁部29の下側には用紙搬送ローラ32などを回転させるためのギアボックス38が設けられており、その回転が図示しない動力伝達機構によって用紙搬送ローラ32に伝達される。用紙搬送ローラ32は図示するようにカバー部材31に軸支されているとき端部がカバー部材31から突出している。このように複合機1は、図1において壁部29の右側39とカバー部材31の側壁部40とで形成される角部の空間に可動部が多く配置されている。ケーブル支持シート50は、図示するように角部に架設されている。具体的には、カバー部材31の角部と壁部29の右端とを橋渡しするように設けられている。プリンタ部20には印刷部22とプラテンとの間隔を検出するための機械的にオン/オフされる検出スイッチが設けられている。当該スイッチと制御回路24とを接続するケーブル41はカバー部材31に沿って敷設され、ケーブル支持シート50に支持されて壁部29側に案内されて検出スイッチに接続されている。ケーブル41をケーブル支持シート50に支持させるとケーブルを特定の経路で案内することができ、ケーブル41が垂れ下がって動力伝達機構に巻き込まれたり、あるいは軸受け部33a及び33bに軸設する用紙搬送ローラ32に巻き込まれたりすることを防止できる。図示するようにケーブル支持シート50は三箇所で折れ曲がっている。
図3は、折れ曲がった状態のケーブル支持シート50を短手方向から見た模式図である。図中のA、B、C及びDはそれぞれW、X、Y、Z方向から見たケーブル支持シート50を示している。ケーブル支持シート50はプラスチックなどの原料で弾性変形可能に形成されており、シート本体51には切れ込みによって支持片52が形成されている。支持片52は基端部53を残して切れ込みによってシート本体51と分離されている。図示するように支持片52は基端部53から末端部61側に離間した所定の位置54より末端部61側に位置54の幅より幅の広い部分55を有している。本実施例の支持片52は図示するように幅の広い部分55より末端部61側に更に幅の狭い部分を有し、更にそれより末端部61側にもう一つ幅の広い部分を有している。すなわち、基端部53に近い幅の狭い部分とその幅の狭い部分より末端部61側の幅の広い部分とを二組有している。このように幅の狭い部分と広い部分とを複数組設けると、ケーブルをより外れ難くできる。また、シート本体51は長手方向の所定の位置で短手方向に延びる仮想線に沿って折れ曲がる折り曲げ部56、57及び58が設けられている。折り曲げ部56、57及び58は、予めシートを折り曲げておくことにより形成されている。折り曲げ部56、57及び58を設けると、ケーブル支持シート50がケーブル41を案内する経路を規定でき、設計者の意図する経路でケーブル41を案内することができる。このため、障害物が複数合ったとしてもその障害物の間を縫うようにケーブル41を案内することが可能になる。シート本体51には、支持片52の基端部53側の両側に切れ込みによって開口部60が形成されている。開口部60はケーブル41をくぐらせるために形成されている。開口部60を設けると支持片52の基端部53を迂回するようにケーブル41を支持することができ、ケーブル41を安定して支持することができる。
図4(A)は、ケーブル41を支持させた状態のケーブル支持シート50を模式的に示す断面図である。ケーブル支持シート50にケーブル41を支持させる場合、作業者は先ずケーブル支持シート50を2点間に架設した後、支持片52を弾性変形させ、ケーブル41を図4においてX方向からシート本体51と支持片52との間に挟み込ませる。挟み込ませた後、図4に示すように支持片52を逆側に弾性変形させ、裏面側に押し込む。これを各支持片52について行うことによりケーブル41を狭持させる。
図4(B)は、図4(A)に示す支持片52をケーブル支持シート50の表面側から見た模式図である。ケーブル41を支持した状態のとき、支持片52は図4(A)に示すように湾曲するためその幅の広い部分の一部59がシート本体51に重なるようになる。この結果、支持片52がシート本体51から外れ難くなる。
以上説明した本発明の一実施例に係るケーブル支持シート50によると、ケーブル41を支持させたとき幅の広い部分の一部59がシート本体51に重なって引っ掛かり、ケーブル41が外れ難くなる。このため向きの異なる支持片を組にして備える必要がなく、ケーブル41を一方向から挟み込ませるだけでよくなるため支持させる手間が低減する。よってケーブル支持シート50によると、ケーブル41を支持させる手間を低減できる。
次に、支持片の変形例について説明する。
図5(A)に示す支持片71は、幅の狭い部分と広い部分とを一組にした例であり、図5(B)に示す支持片72は支持片52の末広がり部分を逆向きにした支持片の例である。図5(A)に示すように幅の狭い部分と広い部分とは一組だけであってもよい。また、図5(B)に示すように、末広がり部分が逆向きになるように形成してもよい。
図5(A)に示す支持片71は、幅の狭い部分と広い部分とを一組にした例であり、図5(B)に示す支持片72は支持片52の末広がり部分を逆向きにした支持片の例である。図5(A)に示すように幅の狭い部分と広い部分とは一組だけであってもよい。また、図5(B)に示すように、末広がり部分が逆向きになるように形成してもよい。
尚、本実施例では電子機器として複合機1を例に説明したが、プリンタ、イメージスキャナ、ファクシミリ、電子複写機などに本発明を適用してもよい。
1 複合機(電子機器)、41 ケーブル、50 ケーブル支持シート、51 シート本体、52 支持片、53 基端部、56、57、58 折り曲げ部、61 末端部
Claims (3)
- 弾性変形可能なシート本体と前記シート本体に設けられている切れ込みによって基端部を残して分離されている支持片とでケーブルを狭持するケーブル支持シートであって、
前記支持片は、基端部から末端部側に離間した所定の位置より前記末端部側に前記所定の位置の幅より幅が広い部分を有していることを特徴とするケーブル支持シート。 - 筐体と、
前記筐体内の互いに離間した2点間に架設され、所定のケーブルを狭持して前記2点間を所定の経路で案内する請求項1に記載のケーブル支持シートと、
を備えることを特徴とする電子機器。 - 前記シート本体は、前記シート本体の長手方向の所定の位置で短手方向に延びる仮想線に沿って折れ曲がる折り曲げ部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003363736A JP2005129729A (ja) | 2003-10-23 | 2003-10-23 | ケーブル支持シート、及びそれを用いた電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003363736A JP2005129729A (ja) | 2003-10-23 | 2003-10-23 | ケーブル支持シート、及びそれを用いた電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005129729A true JP2005129729A (ja) | 2005-05-19 |
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ID=34642965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003363736A Pending JP2005129729A (ja) | 2003-10-23 | 2003-10-23 | ケーブル支持シート、及びそれを用いた電子機器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005129729A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017045960A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 線材保持構造、及び線材保持構造を備える画像形成装置 |
-
2003
- 2003-10-23 JP JP2003363736A patent/JP2005129729A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20060811 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |