JP2007078104A - クランプおよびこれを用いたミラー保持機構ならびに画像読み取り装置 - Google Patents

クランプおよびこれを用いたミラー保持機構ならびに画像読み取り装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ミラー部材をキャリッジ本体部に安定的に固定保持すること。
【解決手段】縦断面がコの字状となるように形成されたクランプにおいて、クランプ702は、ミラー701が取り付けられるミラー受け部901と係合する係合片部711と、係合片部711と対向配置され、係合片部711の方向にミラー701を押圧する押圧片部712とを有し、さらに、係合片部711および押圧片部712間を連結するとともに、ミラー701を押圧片部712による押圧方向と略直交する方向へ押圧する舌片状押さえ部907を有する連結部710と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図9

Description

この発明は、所定の部材を挟持固定するクランプおよびこれを用いたミラー保持機構ならびに画像読み取り装置に関し、特に複数の方向に対して同時に挟持固定することができるクランプおよびこれを用いたミラー保持機構ならびに画像読み取り装置に関する。
原稿台上の原稿画像を読み取る画像読み取り装置では、スキャナキャリッジにおけるキャリッジ本体部に固定された細長いミラーを用いて原稿からリニアイメージセンサに至る光路を形成している。そして、たとえばミラーをスキャナキャリッジ本体部に固定するために、このミラーとスキャナキャリッジ本体部とを挟持固定するクランプなどが用いられている。
このようにクランプなどによって挟持固定されたミラーが原稿台の盤面と平行に移動することによって振動すると、原稿からリニアイメージセンサに至る光路が振動してしまい、原稿を鮮明に読み取ることができない場合がある。たとえば、このようなクランプを用いたミラー保持機構として、キャリッジ本体部にL字状のミラー受け部を形成し、その部分にミラーを装着し、クランプでミラーとキャリッジ本体部のミラー受け部とを挟持する方式が知られている。
図13は、従来のミラー保持機構の一例を示す断面図である。図13に示すように、ミラー1305は、キャリッジ本体部1301に形成されたミラー受け部1302に装着されたうえで、クランプ1303によって挟持されることにより、キャリッジ本体部1301に固定されている。
そして、ミラー1305の背面1304をクランプ1303が押さえつけることによって、ミラー1305はミラー受け部1302に対して押圧された状態で固定されている。さらに、たとえばこの固定状態を保持するためにクランプ1303にホットメルト(熱可塑性樹脂)を塗布することによって、ミラー1305とキャリッジ本体部1301とを強固に固定する場合もある(たとえば、下記特許文献1参照。)。
また、ミラーの長手方向の中間部に金属の補強板や制振部材を固定してミラーの振動を低減する方式や、ミラーとスキャナキャリッジとをネジ止めによって固定する機構が知られている(たとえば、下記特許文献2参照。)。
特開平09−230222号公報 特開平10−206617号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された従来技術のミラー保持機構では、図13に示すように、ミラー1305の背面1304をクランプ1303によって押さえつけてはいるが、ミラー1305の背面1304を押さえつける押圧力の方向と略直交する方向に対しては、クランプ1303だけでは十分に押さえつけることができなかった。このため、たとえばミラー1305が振動した場合に、上記略直交する方向の固定精度が著しく低下してしまうという問題がある。
また、たとえば落下等によって画像読み取り装置に衝撃が加わった場合、この衝撃によってキャリッジ本体部1301に固定されたミラー1305の取付位置が大きくずれてしまう場合があり、この場合、原稿からの光の光束がミラー面内に収まらず、原稿を鮮明に読み取ることができなくなってしまう。
さらに、上述した特許文献2に記載された従来技術のミラー保持機構では、ミラーの振動を補強板や制振部材によって低減しようとすると、振動を抑制可能な重量を有する補強板や制振部材等が必要となるため、ミラーを移動させるモータの負荷が増大するという問題が生じる。また、ミラーをスキャナキャリッジにネジ止めによって補強して固定する場合は、部品点数が増えたり、取り付けが困難である等の問題が生じていた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ミラーをスキャナキャリッジに安定的に固定保持することができるクランプおよびこれを用いたミラー保持機構ならびに画像読み取り装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかるクランプは、縦断面がコの字状となるように形成されたクランプであって、ミラー部材が取り付けられる被取付部材と係合する係合片部と、前記係合片部と対向配置され、当該係合片部の方向に前記ミラー部材を押圧する押圧片部と、前記係合片部および前記押圧片部間を連結するとともに、前記ミラー部材を前記押圧片部による押圧方向と略直交する方向へ押圧する舌片部を有する連結部と、を備えることを特徴とする。
この発明のクランプによれば、被取付部材に取り付けられるミラー部材を、押圧片部によって係合片部の方向に押圧することができるとともに、舌片部によって押圧片部による押圧方向と略直交する方向に押圧することができる。これにより、ミラー部材を被取付部材に対して確実かつ安定的に固定保持することが可能となる。
また、この発明にかかるクランプは、上記の発明において、前記係合片部は、前記被取付部材に形成された位置決め凸部と嵌合する嵌合穴を有し、当該嵌合穴と前記位置決め凸部とが完全嵌合することによって前記被取付部材に対して位置決め固定されることを特徴とする。
この発明によれば、クランプに形成された嵌合穴と被取付部材に形成された位置決め凸部とが完全嵌合することによって、クランプを被取付部材に対して所定の位置に位置決めし安定的に固定することができる。
また、この発明にかかるミラー保持機構は、原稿からの散乱光を反射するミラー部材と、前記ミラー部材を取り付ける被取付部材と、前記被取付部材に前記ミラー部材を挟持固定するクランプと、を有し、前記クランプは、縦断面がコの字状となるように形成され、前記被取付部材と係合する係合片部と、前記係合片部と対向配置され、かつ当該係合片部の方向に前記ミラー部材を押圧する押圧片部と、前記係合片部および前記押圧片部間を連結するとともに、前記ミラー部材を前記押圧片部による押圧方向と略直交する方向へ押圧する舌片部を有する連結部と、を備えることを特徴とする。
この発明のミラー保持機構によれば、クランプの押圧片部によってミラー部材を被取付部材と係合する係合片部の方向に押圧し、連結部の舌片部によってミラー部材を押圧片部による押圧方向と略直交する方向に押圧して、ミラー部材を被取付部材に挟持固定することができる。このため、ミラー部材を被取付部材に対して確実かつ安定的に固定することができる。これにより、たとえばミラー部材が振動した場合であってもミラー部材を被取付部材に対して確実に固定し続けることができる。
また、この発明にかかる画像読み取り装置は、原稿からの散乱光を反射するミラー部材と、前記ミラー部材を取り付ける被取付部材と、前記被取付部材に前記ミラー部材を狭持固定するクランプと、前記ミラー部材によって反射された光を縮小投影するためのレンズと、前記レンズを透過した光を受光する受光部と、を有し、前記クランプは、縦断面がコの字状となるように形成され、前記被取付部材と係合する係合片部と、前記係合片部と対向配置され、かつ当該係合片部の方向に前記ミラー部材を押圧する押圧片部と、前記係合片部および前記押圧片部間を連結するとともに、前記ミラー部材を前記押圧片部による押圧方向と略直交する方向へ押圧する舌片部を有する連結部と、を備えることを特徴とする。
この発明の画像読み取り装置によれば、クランプの押圧片部によってミラー部材を被取付部材と係合する係合片部の方向に押圧し、連結部の舌片部によってミラー部材を押圧片部による押圧方向と略直交する方向に押圧して、ミラー部材を被取付部材に挟持固定することができる。このため、ミラー部材を被取付部材に対して確実かつ安定的に固定することができる。これにより、たとえばミラー部材が振動した場合であってもミラー部材を被取付部材に対して確実に固定し続けることができる。そのため、ミラー部材によって原稿からの光を正確に受光部であるリニアイメージセンサに誘導でき、原稿の画像情報を正確に読み取ることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかるクランプおよびこれを用いたミラー保持機構ならびに画像読み取り装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本発明の実施の形態にかかる画像読み取り装置を備えた複合機100の全体構成について図1、図2および図3を用いて説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかる複合機の外観を示す斜視図である。また、図2は、図1に示す複合機の側断面図である。また、図3は、図1に示す複合機に備えられたプリンタケースに収容されるASF(オートシートフィーダ)ユニットおよび印刷機構部の側断面図である。
図1に示すように、複合機100は、上部にスキャナ部110と、下部にプリンタ部120と、正面側に操作パネル150とを備えて構成されている。スキャナ部110は、原稿に記載された図形、テキスト、写真などのデータを読み取り、それぞれのデータに対応する形式の電子データを生成する。図2に示すように、スキャナ部110は、スキャナケース111と、原稿カバー112と、原稿台113と、スキャナキャリッジ114と、キャリッジガイド115とを備えて構成されている。
スキャナケース111は、上部が開口した箱形に形成され、内部に原稿に記載されたデータを読み取るための各部材が格納される。スキャナケース111は、背面側に形成されたヒンジによって開閉可能にプリンタケース121に連結されている。原稿カバー112は、原稿台113に載置された原稿を上方から覆うようにして、原稿台113に対して押さえつける。原稿カバー112には、原稿を押さえつける部分に、原稿台113とほぼ同じ大きさの板状の保護マットが備えられている。原稿カバー112は、背面側に形成されたヒンジによって開閉可能にスキャナケース111に連結されている。
原稿台113は、透明なガラス材などからなる板状部材によって構成されており、スキャナケース111の上部に形成された開口部を閉塞するように固定されている。原稿台113には、ユーザによって、電子データ化するためのデータが記載された原稿が載置される。スキャナキャリッジ114は、画像を読み取るための各部材を内部に格納しており、スキャナケース111の内部に収容されている。スキャナキャリッジ114は、スキャナ部110に設けられたモータによって駆動されるベルトに係合しており、モータの回転に伴って、ベルトを介してキャリッジガイド115に支持されながら副走査方向に往復移動する。
スキャナキャリッジ114の内部には、リニアイメージセンサを実装した走査回路基板と、レンズと、ミラーと、光源とが搭載されている。光源は、蛍光管ランプなどによって構成されており、原稿に対して光を照射する。ミラーおよびレンズは、光源によって照射された光の原稿からの散乱光や透過光を光学像として受光部であるリニアイメージセンサの受光面に結像させる。
リニアイメージセンサは、フォトダイオードなどの受光素子が主走査方向に直線状に並ぶ姿勢で走査回路基板に搭載されている。リニアイメージセンサは、受光面に結像された光学像を光電変換して、受光素子ごとの受光量に応じた電気信号を出力する。キャリッジガイド115は、スキャナケース111に固定された棒状の部材であり、スキャナキャリッジ114を副走査方向に摺動自在に支持する。
プリンタ部120は、複合機100とネットワークを介して接続されたPC(パーソナルコンピュータ)などから送信された電子データに対応するデータを用紙に印刷する。プリンタ部120は、プリンタケース121と、ASFユニット130と、後述する印刷機構部140とによって構成されている。プリンタケース121は、上部が開口した箱形に形成され、データを用紙に印刷するための各部材が内部に格納されている。
プリンタケース121の上方には、背面側に形成されたヒンジによってスキャナケース111が開閉可能に連結されている。プリンタケース121の上部には、開口部121Aが形成されており、スキャナケース111を上方に開放させることによって、開口部121Aを露出させ、スキャナケース111の内部に格納された各部材をメンテナンスすることができる。
ASFユニット130は、給紙口130Aの近傍に設けられ、給紙ローラ131と、紙支持板132と、給紙板133と、給紙口カバー134等によって構成されている。給紙ローラ131は、給紙口130Aの近傍において給紙方向に回転可能にプリンタケース121に軸支されている。給紙ローラ131は、図示しない駆動モータの回転に伴って回転することによって、給紙板133により押し出された用紙を給紙口130Aからプリンタケース121の内部に引き込み、後述する印刷ヘッド144とプラテン145との間に搬送する。
紙支持板132は、給紙板133の上方に形成された板状の部材であり、紙支持板132の下端に形成されたヒンジによって給紙板133の上端に開閉可能に連結されている。紙支持板132は、図2に示すように、給紙するときには、前面が開放された状態で、給紙板133の前面の傾斜角度と紙支持板132の前面の傾斜角度とが一致する位置に係止される。紙支持板132は、前面に平面が形成されており、この平面によって、第一支持部133Bに下端を支持された用紙束122の背面を支持する。
紙支持板132は、給紙しないときには、紙支持板132の下端に形成されたヒンジを軸にして、複合機100の正面側に向かって折り畳むことができる。このように折り畳まれた紙支持板132は、紙支持板132の上方の前面が、原稿カバー112と当接することによって係止され、これによって、給紙口130Aにつながる空間が閉塞される。給紙板133は、用紙束122を給紙口130Aに供給できる位置に設けられた板状の部材であり、用紙束122を保持する。給紙板133は、側壁部133Aと、第一支持部133Bとを備えて構成されている。
給紙板133は、上端に設けられた揺動軸が側壁部133Aに軸受けされている、板状の部材である。側壁部133Aは、給紙板133の両外側に平行に設けられている平面であり、少なくとも一方に対して用紙束122が寄せられる。これによって、待機位置における用紙束122の幅方向の位置決めを行う。第一支持部133Bは、給紙板133の下方に設けられている平面であり、用紙束122の下端を支持する。これによって、待機位置における用紙束122の長さ方向の位置決めを行う。給紙板133は、モータの回転に伴って揺動し、第一支持部133Bおよび側壁部133Aに支持された用紙束122の下端を給紙口130A側に押し出すことによって、給紙口130Aに用紙を滑り落とす。
図3に示すように、印刷機構部140は、プリンタキャリッジ141、インクカートリッジ142、ガイドロッド143、印刷ヘッド144、プラテン145、排紙ローラ146、スタッカ147などによって構成されている。プリンタキャリッジ141は、内部にインクカートリッジ142を脱着自在に格納する。プリンタキャリッジ141は、印刷機構部140に設けられたモータによって駆動されるベルトによって係止されており、モータの回転に伴って、ベルトを介してガイドロッド143に支持されながらガイドロッド143の軸方向に往復移動する。
インクカートリッジ142は、各色のインクが貯蔵された容器であり、プリンタキャリッジ141に脱着自在に格納される。インクカートリッジ142に貯蔵されたインクは、インク通路を通じて、印刷ヘッド144のノズルに供給される。ガイドロッド143は、プリンタケース121に固定された棒状の部材であり、プリンタキャリッジ141を複合機100の横幅方向に摺動自在に支持する。
印刷ヘッド144は、プリンタキャリッジ141の下方に設けられ、インクジェット方式によりインクカートリッジ142から供給されたインクを用紙に定着させる。印刷ヘッド144には、インクを吐出するノズル、インク通路などが備えられている。印刷ヘッド144はプリンタキャリッジ141とともにガイドロッド143の軸方向に往復運動する。なお、本実施の形態においてはインクジェット方式の印刷手段を用いているが、レーザ方式、昇華方式、インパクト方式などを用いてもよい。
プラテン145は、印刷ヘッド144の下方に位置し、上方に平面を有する棒状の部材であり、プリンタケース121に固定されている。プラテン145の上方に形成された平面は、印刷用紙に摺接し、印刷ヘッド144から下方に僅かに離れた位置に印刷用紙を位置決めする。排紙ローラ146は、排紙口140Aの近傍において排紙方向に回転可能に設けられている。排紙ローラ146は、印刷機構部140に設けられたモータなどの駆動により回転することによって、印刷が行われた用紙を引き出し、排紙口140Aからプリンタケース121の外部に排出する。排紙ローラ146によってプリンタケース121の外部に排出された用紙は、プリンタケース121に揺動自在に支持されたスタッカ147の上面に堆積される。
操作パネル150は、プリンタケース121の正面側に設けられており、ユーザによって操作されることによって、複合機100に対する画像読み取り処理、印刷処理などの各種の処理要求を受け付ける。操作パネル150には、液晶パネル151、複数の押しボタン152などが設けられている。液晶パネル151には、設定メニュー、操作メニュー、処理状況などが表示される。ユーザは処理要求に応じた押しボタン152を押すことによって、複合機100に対して処理を要求する。次に、上述した複合機のスキャナ部の構成について説明する。
図4は、上述した複合機100に備えられたスキャナ部の全体構成を示す外観斜視図である。また、図5は、図4に示すスキャナ部から原稿カバーを外した状態を示す外観斜視図である。図4および図5に示すように、スキャナ部110は、上記の通りスキャナケース111と、原稿カバー112と、原稿台113(図2参照、以下同じ)と、スキャナキャリッジ114と、キャリッジガイド115(図2参照、以下同じ)とを備えて構成されている。また、スキャナ部110の原稿カバー112は、スキャナケース111に対してヒンジを介して着脱自在な構造を備えている。
このように構成されたスキャナ部110において、スキャナケース111から原稿カバー112を取り外すと、図5に示すような原稿台113が露出した状態となる。そして、このような状態においては、スキャナケース111の内部に配設されたスキャナキャリッジ114の少なくとも一部を、この原稿台113越しに上方から良好に見ることが可能となる。なお、このスキャナキャリッジ114は、図5中矢印Aで示す副走査方向に往復運動する。また、この副走査方向と垂直な方向を主走査方向とし、図5中矢印Bで示すこととする。ここで、まず、スキャナキャリッジ114の構成について説明する。
図6は、スキャナキャリッジの全体構成を示す外観斜視図である。また、図7は、スキャナキャリッジの内部構成を示す斜視図である。図6に示すように、スキャナキャリッジ114は、キャリッジ本体部601と、図示しないリニアイメージセンサを実装した走査回路基板602と、キャリッジガイド摺動部603と、蛍光灯などからなるランプ604とを備えて構成され、キャリッジ本体部601の開口部側をキャリッジカバー605と、ランプカバー606とによって覆った構造からなる。
このように構成されたスキャナキャリッジ114の内部には、図7に示すように、複数のミラー701と、これらのミラー701をキャリッジ本体部601に対して固定するためのミラー保持部材である複数のクランプ702と、ランプ604(図6参照)を点灯させるためのインバータ703と、原稿の像をリニアイメージセンサ上に縮小投影するためのレンズ704とを備えて構成されている。なお、図7においては、キャリッジ本体部601に対して、たとえばミラー701は4つ備えられ、クランプ702はこれらのミラー701にそれぞれ2つずつ用いられているが、図面上表現できない箇所については省略してある。
複数のミラー701は、たとえばそれぞれ主走査方向(図5中矢印B方向)と平行な方向に細長く延びるように形成され、垂直方向の断面が矩形断面を有する板状あるいは棒状の部材からなる。そして、各ミラー701の主走査方向と平行となるように形成された面のうち、原稿からの散乱光を反射する面には、たとえばメッキや研磨などによって鏡面加工が施され、光誘導面705が形成されている。また、これら複数のミラー701は、主走査方向に沿った長手方向の両端部近傍が、それぞれクランプ702によって挟持固定されることにより、キャリッジ本体部601に係止固定されている。
なお、このスキャナキャリッジ114は、スキャン動作時においては副走査方向(図5中矢印A方向)に往復移動しつつランプ604から出射された光を原稿台113(図2および図5参照)に載置された原稿に対して照射する。照射された光は、原稿において散乱され、この散乱光は、複数のミラー701の光誘導面705によって形成された光路に導かれてレンズ704を介して集光され、リニアイメージセンサに入射される。そして、リニアイメージセンサを介して入射された反射光は、走査回路基板602において光電変換され、原稿をあわらす画像情報が生成される。
次に、本発明の実施の形態にかかるミラー保持機構について説明する。このミラー保持機構は、たとえば上述したクランプ702によってミラー701をキャリッジ本体部601に係止固定することにより実現される。なお、ここでは複数のミラー701のうち、一つのミラー701を例に挙げて説明するが、このミラー保持機構は各ミラー701において同様に適用される。
図8は、ミラーの係止固定部分を説明するためのキャリッジ本体部の一部を拡大して示す部分斜視図である。また、図9は、図8のX−X’断面図である。図8および図9に示すように、ミラー701は、その主走査方向に沿った長手方向の両端部近傍(図8においては一方の端部近傍のみ図示)が被取付部材であるキャリッジ本体部601に取り付けられたうえで、クランプ702によってミラー701とキャリッジ本体部601のミラー受け部901とを挟むことにより固定されている。
キャリッジ本体部601のミラー受け部901は、ミラー701が取り付けられたときに、このミラー701の光誘導面705が所定の角度で傾斜して正確に反射光を導くようなL字状断面を備える形状で形成されている。また、このミラー受け部901には、クランプ702をミラー受け部901に対して正確に位置決めして取り付けるための凸部である、たとえば突条からなる取付部902が設けられている。
クランプ702の一部には、この取付部902と嵌合する嵌合穴905が穿設されており、この嵌合穴905と取付部902とが嵌合することによってクランプ702の少なくとも図の上方向についての位置決めがなされる構造を備えている。なお、ミラー受け部901の取付部902は、上述した突条の他に、突起によって形成されていてもよい。この場合、クランプ702の嵌合穴905は、突起からなる取付部902と嵌合可能な形状で穿設されていればよい。
図9に示すように、このミラー受け部901には、ミラー701の光誘導面705と密接する面903と、ミラー701の側面706と密接する面904とが設けられている。上述したように、ミラー受け部901に設けられた面903と面904とがキャリッジ本体部601に対して所定の角度に傾いているため、ミラー701の光誘導面705が正確に反射光を導くような傾きと位置とで取り付けられている。
また、クランプ702によってミラー701は、キャリッジ本体部601に係止固定されており、クランプ701の係合片部711に形成された嵌合穴905とミラー受け部901の取付部902とが嵌合することによって、ミラー受け部901におけるクランプ702の取付位置が決定される。
このとき、クランプ702の押圧片部712は、ミラー701において光誘導面705と反対側の面である背面707と当接し、この背面707を押圧することによってミラー701をミラー受け部901の面903の方向(図9中矢印C方向)に付勢して固定している。
また、クランプ702の連結部710に形成された舌片状押さえ部907は、ミラー701においてミラー受け部901の面904と接している側面706と反対側の面である側面708と当接し、この側面708を押圧することによってミラー701をミラー受け部901の面904の方向(図9中矢印D方向)に付勢して固定している。次に、クランプ702の詳細な構造について、図10〜図12を用いて説明する。
図10は、本発明の実施の形態にかかるクランプの上面図である。また、図11は、本発明の実施の形態にかかるクランプを図10の矢印E方向から見た背面図である。また、図12は、本発明の実施の形態にかかるクランプの側面図である。
クランプ702は、たとえば金属母材を打ち抜き/折り曲げ加工することで構成されており、ミラー701およびミラー受け部901(図9参照、以下同じ)などの複数の部材を挟み、クランプ702自身が有する弾性力によって複数の部材を一つに固定する。ここで、まず、金属母材を打ち抜き/折り曲げ加工することによってクランプ702を形成する流れを説明する。
はじめに、たとえば略矩形板状に製造された金属母材の所定位置をI字状およびU字状に打ち抜き加工することによって、嵌合穴905(図11参照)および舌片状押さえ部907(図10参照)を形成する。次に、嵌合穴905と舌片状押さえ部907との間の所定位置において、両者が略直角に配置されるように折り曲げる。これにより、嵌合穴905を有し、ミラー受け部901と係合する係合片部711が形成される。
その後、折り曲げた部分と舌片状押さえ部907を介して反対側の所定位置において、残りの部分を嵌合穴905と対向配置され、かつ舌片状押さえ部907が形成された部分に対して略直角よりも鋭角となるように折り曲げる。これにより、ミラー701を係合片部711の方向に押圧する押圧片部712(図12参照)が形成され、これら係合片部711および押圧片部712の間を連結し、舌片状押さえ部907を有する連結部710が形成される。
なお、舌片状押さえ部907は、好ましくはその舌片状基端部が係合片部711側に配置され、かつ舌片状先端部が押圧片部712側に配置されるように形成されている。そして、この舌片状押さえ部907は、図12に示すように、クランプ702の側面から見て、連結部710の板面に対して所定の角度θを有し、その舌片状先端部が係合片部711および押圧片部712の対向側に僅かに露出するように形成されている。
そして、係合片部711と押圧片部712とのそれぞれの端部近傍を、たとえば折り曲げ方向と反対方向へ僅かに反るように形成する。このようにすることによって、クランプ702をミラー受け部901に対して取り付ける際に、係合片部711および押圧片部712のそれぞれの端部が、たとえばミラー701やキャリッジ本体部601(図9参照、以下同じ)に対して引っ掛かってしまうことに起因する不具合等をなくし、取付作業を容易にすることができる。
なお、上述した舌片状押さえ部907が連結部710の板面に対して有している角度θは、次のように設定することができる。たとえば図9に示すように、ミラー701は、クランプ702の舌片状押さえ部907と押圧片部712とによる押圧力によって、上述したようにミラー受け部901に対して複数の方向から押圧され固定されている。
このとき、ミラー701の部品製作時における寸法のばらつき等の精度誤差により、面706と面708との間における両者間の距離に違いが生じてしまうという問題が起こり得る。このような問題を考慮して、面706と面708との面間距離が最も小さくなるようにミラー701が製作された場合においても、舌片状押さえ部907が最低限必要な押圧力を発揮できるように、角度θの値を設定する。ここで、最低限必要な舌片状押さえ部907による押圧力とは、押圧片部712の押圧力によって押圧片部712と面707との間、および受け面903と面705との間でそれぞれ発生する摩擦力と、振動等でミラー701が図9中矢印D方向の反対方向へ動こうとする力との和である。
以上説明したように、本発明の実施の形態にかかるクランプおよびこれを用いたミラー保持機構によれば、ミラー701とキャリッジ本体部601のミラー受け部901とをクランプ702を用いて狭持固定している。このとき、クランプ702によって、ミラー701の背面707から押さえつけるだけではなく、ミラー701の側面708からも押さえつけることができる。ミラー701の背面707から押さえつけるだけでなく側面708から押さえつけることによって、ミラー701をミラー受け部901に対して確実かつ安定的に固定保持することができる。
また、落下等によってスキャナキャリッジ114に衝撃が加わった場合においても、キャリッジ本体部601のミラー受け部901に固定されたミラー701の取付位置が大きくずれてしまうことを防止できる。このため、衝撃によってミラー701のミラー受け部901に対する位置がずれ、原稿からの散乱光がミラー701の光誘導面705内に収まらない等の問題を防止できる。そのため、衝撃によるミラー701のミラー受け部901に対する位置ずれや、スキャナキャリッジ114が移動する際の振動によって生じる問題を防止するため作業が不要となる。これらの作業が不要となることにより、装置の小型化、低コスト化が実現でき、組立性も損なわない。
また、クランプ702の舌片状押さえ部907は、その舌片状基端部が係合片部711側に配置され、かつ舌片状先端部が押圧片部712側に配置されるように形成されているため、クランプ702の開きによって生じる押圧片部712による押圧力の低下を防止することができる。
そして、本発明の実施の形態にかかるミラー保持機構を用いた画像読み取り装置によれば、スキャナキャリッジ114が原稿台113の板面と平行に移動する際に、スキャナキャリッジ114内のミラー701をキャリッジ本体部601のミラー受け部901に安定的に固定保持することができる。これにより、原稿からリニアイメージセンサに至る原稿からの光の光路が正確に形成され、原稿の画像情報を鮮明に読み取ることができる。
なお、上述したミラー保持機構におけるクランプなどのミラー保持部材の形状は、本発明の実施の形態にかかるクランプ702に限らず、本発明の要旨を備えたものであればよい。具体的には、たとえば、図12に示した押圧片部712を次のように形成してもよい。
押圧片部712を形成する場合に、舌片状押さえ部907が形成された部分に対して略直角よりも鋭角となるように折り曲げて形成した部分を、略直角に折り曲げる。そして、略直角に折り曲げた部分には、連結部710に形成されている舌片状押さえ部907と同様の舌片状の部位を形成する。この舌片状の部位の基端部は、連結部710に対して反対側に配置され、かつ舌片状の部位の先端部は、連結部710に配置されるように形成されている。
そして、この舌片状の部位を係合片部711側に所定の角度αを有して傾ける。このとき、所定の角度αの大きさは、図12に示す所定の角度θの大きさよりも大きくなるように形成する。このようにすれば、本発明の実施の形態にかかるミラー保持機構で説明したクランプ702と同様に、ミラー701をミラー受け部901に対して確実かつ安定的に固定保持することができる。
本発明の実施の形態にかかる複合機の外観を示す斜視図。 図1に示す複合機の側断面図。 ASFユニットおよび印刷機構部の側断面図。 スキャナ部の全体構成を示す外観斜視図。 スキャナ部から原稿カバーを外した状態を示す外観斜視図。 スキャナキャリッジの全体構成を示す外観斜視図。 スキャナキャリッジの内部構成を示す斜視図。 キャリッジ本体部の一部を拡大して示す部分斜視図。 図8のX−X’断面図。 クランプの上面図である。 クランプを図10の矢印E方向から見た背面図。 クランプの側面図。 従来のミラー保持機構の一例を示す断面図。
符号の説明
701 ミラー、702 クランプ、710 連結部、711 係合片部、712 押圧片部、901 ミラー受け部、905 嵌合穴、907 舌片状押さえ部

Claims (4)

  1. 縦断面がコの字状となるように形成されたクランプであって、
    ミラー部材が取り付けられる被取付部材と係合する係合片部と、
    前記係合片部と対向配置され、当該係合片部の方向に前記ミラー部材を押圧する押圧片部と、
    前記係合片部および前記押圧片部間を連結するとともに、前記ミラー部材を前記押圧片部による押圧方向と略直交する方向へ押圧する舌片部を有する連結部と、
    を備えることを特徴とするクランプ。
  2. 前記係合片部は、
    前記被取付部材に形成された位置決め凸部と嵌合する嵌合穴を有し、当該嵌合穴と前記位置決め凸部とが完全嵌合することによって前記被取付部材に対して位置決め固定されることを特徴とする請求項1に記載のクランプ。
  3. 原稿からの散乱光を反射するミラー部材と、
    前記ミラー部材を取り付ける被取付部材と、
    前記被取付部材に前記ミラー部材を挟持固定するクランプと、を有し、
    前記クランプは、
    縦断面がコの字状となるように形成され、
    前記被取付部材と係合する係合片部と、前記係合片部と対向配置され、かつ当該係合片部の方向に前記ミラー部材を押圧する押圧片部と、前記係合片部および前記押圧片部間を連結するとともに、前記ミラー部材を前記押圧片部による押圧方向と略直交する方向へ押圧する舌片部を有する連結部と、を備えることを特徴とするミラー保持機構。
  4. 原稿からの散乱光を反射するミラー部材と、
    前記ミラー部材を取り付ける被取付部材と、
    前記被取付部材に前記ミラー部材を狭持固定するクランプと、
    前記ミラー部材によって反射された光を縮小投影するためのレンズと、
    前記レンズを透過した光を受光する受光部と、を有し、
    前記クランプは、
    縦断面がコの字状となるように形成され、
    前記被取付部材と係合する係合片部と、前記係合片部と対向配置され、かつ当該係合片部の方向に前記ミラー部材を押圧する押圧片部と、前記係合片部および前記押圧片部間を連結するとともに、前記ミラー部材を前記押圧片部による押圧方向と略直交する方向へ押圧する舌片部を有する連結部と、を備えることを特徴とする画像読み取り装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010020238A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Kyocera Mita Corp 板状部材、光学部品固定機構、光走査ユニット、および画像形成装置
US8339682B2 (en) 2008-06-20 2012-12-25 Ricoh Company, Ltd. Lighting device for use in an optical scanning unit, of an image reader
JP2013219574A (ja) * 2012-04-10 2013-10-24 Ricoh Co Ltd 照明ユニット、一体型走査ユニット、自動原稿搬送装置、及びこれらを用いた画像読取装置、画像形成装置
JP2015187628A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置

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