JP4544213B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
この場合、特許文献1に記載の発明では、リニアスケールに連結された板バネがリニアスケールに引っ張られて変形してしまう。そして、その板バネの変形量が大きい場合には、板バネに発生する応力が降伏点を超えてしまうので、板バネが塑性変形してしまうという問題があった。
そこで、請求項1に記載の発明では、リニアスケールを引っ張るように作用する付勢力、及び副走査方向に沿って作用する付勢力が揺動部材に付与されているので、揺動部材の主走査方向及び副走査方向のガタつきを防止することができる。
これによれば、揺動部材がリニアスケールの他端側(内側)へ揺動することを、内側制限手段が制限するので、揺動部材がリニアスケールの他端側に揺動(傾倒)することにより、揺動部材が内側へ必要以上に揺動してしまうのを防止することができる。
これによれば、揺動部材がリニアスケールの一端側(外側)へ揺動することを、外側制限手段が制限するので、揺動部材が外側へ必要以上に揺動してしまうのを防止することができる。
また、リニアスケールを引っ張るように作用する付勢力は、請求項4に記載のように、揺動部材の揺動中心軸を中心として、揺動部材の連結部がリニアスケールの他端側からリニアスケールの一端側へ揺動する方向に揺動部材を作用する付勢力である。
このような請求項6に記載の発明によれば、本体部にガイド部が形成されているので、揺動部材をガイド部に位置決めすることができる。これにより、リニアスケールのリニアエンコーダに対する副走査方向位置が安定する。
図1は実施形態の複合機1の外観を表す斜視図であり、図2はその側断面図である。なお、以下の説明においては、複合機1の通常使用状態(図1の状態)を基準として上下方向を表現し、後述する操作パネル部14の設けられている側を手前側(前)として前後方向を表現し、複合機1を手前側(正面)から見て左右方向を表現する。
そして、図2に示すように、画像読取装置12の上面には、原稿カバー体13を上方へ開いた状態で読み取り用の原稿を載置するための載置用ガラス板16が設けられている。また、載置用ガラス板16の下側には、原稿読み取り用の密着型イメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)17が図2の紙面と直交する方向(主走査方向、左右方向)に延びるガイドシャフト44に沿って往復移動可能に設けられている。
この傾斜分離板8は、記録紙Pの幅方向(左右方向)中央部において突出し、記録紙Pの幅方向左右両端部側へ向かうに従って後退するように平面視で凸湾曲状に形成されており、記録紙Pの幅方向中央部には、記録紙Pの先端縁に当接して分離を促進するための鋸歯状の弾性分離パッドが設けられている。
記録部7は、給紙部11に搬送されてきた記録紙Pに対して画像を形成(記録)するためのものであり、この記録部7は、図3に示すように、上向き開放の箱状に形成されたメインフレーム21と、その左右一対の側板(図示せず)によって支持されて左右方向(主走査方向)に延びる横長の板状の第1ガイド部材22及び第2ガイド部材23との間に設けられている。
なお、画像読取装置12によって覆われたハウジング2の前部右端位置には、図示しないインク貯蔵部が設けられている。このインク貯蔵部には、フルカラー記録のための4色(ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y))のインクをそれぞれ収容した4つのインクカートリッジが、画像読取装置12を上方に開いた状態で着脱可能となるように装着されている。そして、各色のインクカートリッジと上述した記録ヘッド4とは、可撓性を有する4本のインク供給管で連結されており、各インクカートリッジに収容されたインクは、各インク供給管を介して記録ヘッド4へ供給される。
リニアエンコーダ30は、リニアスケール31及びリニアセンサ32を備えている。
リニアスケール支持機構の構成について図3〜図5を用いて説明する。なお、図4(a)は、第2ガイド部材23の左側端部を拡大して示した斜視図であり、図4(b)はその平面図である。また、図5(a)は第2ガイド部材23の左側端部を拡大して示した正面図であり、図5(b)はその背面図である。また、図6は図4(b)のA−A断面図である。
この支持腕部41は、図3に示すように、第2ガイド部材23に対して鉛直上方側に延びるアーム状のものであり、その先端側(上部)における第1ガイド部材22側端縁(後端縁)には、リニアスケール31を取り外し可能な状態で支持する第1突起部41bが形成されている。なお、リニアスケール31の左右端部には、図5(a)及び図5(b)に示すように、その長手方向に沿った長方形状の貫通孔31aが形成されている。
ねじりコイルバネ45は、図4(b)に示すように、コイル部分が圧縮された状態で揺動軸43bに組み付けられる。
すなわち、まずねじりコイルバネ45のコイル部分を、揺動部材43の前側の揺動軸43bに挿入し、ねじりコイルバネ45のコイル部分を圧縮しながら揺動軸43bの挿入部43eを滑り軸受23aの切り欠きに上方から嵌め込む。
そして、揺動軸43bが滑り軸受23aに嵌め込まれて位置決め部43dの下方側にガイド溝23cが位置した状態で、揺動部材43を揺動軸43bを中心として内側に揺動させる。
(リニアスケール31の取付方法)
リニアスケール31の取付方法について、図3及び図7を用いて説明する。
次に、図7(a)に示すように、第1ストッパ43fが第2ガイド部材23の上面に接触するまで、揺動部材43を内側方向へ揺動(傾倒)させ、リニアスケールの一端側(右端側)の貫通孔31aに支持腕部41の第1突起部41bを挿入する。これにより、リニアスケール31の右端部が支持腕部41において支持される。
(本実施形態に係る複合機1の特徴)
以上説明したように、本実施形態の複合機1では、バネの大きさが小さくても大きな付勢力を発揮可能なねじりコイルバネ45を用いて、揺動部材43を付勢する構成を採用しているので、揺動部材43の揺動(傾倒)に伴いねじりコイルバネ45の応力がその降伏点を超えてしまうのを防止でき、ねじりコイルバネ45の塑性変形を防止することができる。
また、本複合機1では、リニアスケール31の貫通孔31aと揺動部材43の第2突起部43aとの向きを一致させるように揺動部材43を揺動(傾倒)させた状態でのみ第2突起部43aを貫通孔31aに対して挿抜可能となる。したがって、複合機1の内部のメンテナンスや組み立て作業の際に作業者の手がリニアスケール31に触れて揺動部材43が揺動(傾倒)したとしても、リニアスケール31が揺動部材43から外れてしまうことを防ぐことができる。
本実施形態では、リニアセンサ32が特許請求の範囲に記載されたパターン検出手段に相当し、ねじりコイルバネ45が特許請求の範囲に記載された付勢手段に相当し、第2ガイド部材23が本体部に相当し、ガイド溝23cが特許請求の範囲に記載されたガイド部に相当する。また、第1ストッパ43fが特許請求の範囲に記載された内側制限手段に相当し、第2ストッパ43gが特許請求の範囲に記載された外側制限手段に相当する。
例えば、リニアスケール31の貫通孔31aの形状及び揺動部材43の第2突起部43aの先端形状は長方形に限定される訳ではない。具体的には、楕円形のように上下の長さと左右の長さとが異なる種々の形状や、上下や左右が非対称な種々の形状を採用することができる。
また、リニアスケール31の両端部をそれぞれ揺動可能な状態で支持するように構成することも可能である。
Claims (8)
- あらかじめ設定された間隔で検出用パターンが形成されたリニアスケール、及び主走査方向に移動しつつ前記検出用パターンを検出するパターン検出手段を有するリニアエンコーダと、
前記リニアスケールの一端側に連結された連結部が前記主走査方向に揺動可能となるように本体部に取り付けられた揺動部材と、
前記リニアスケールを引っ張るように作用する付勢力、及び副走査方向に沿って作用する付勢力を、前記揺動部材に対して付与する付勢手段と
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記揺動部材が前記リニアスケールの他端側へ揺動することを制限する内側制限手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記揺動部材が前記リニアスケールの一端側へ揺動することを制限する外側制限手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記付勢手段は、前記揺動部材の揺動中心軸を中心として、前記揺動部材の連結部が前記リニアスケールの他端側から前記リニアスケールの一端側へ揺動する方向に前記揺動部材を付勢することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記付勢手段は、ねじりコイルバネであるとともに、そのコイル部分の中心軸と前記揺動部材の揺動中心軸とが略一致するように配置されており、
さらに、前記揺動部材は、前記ねじりコイルバネのコイル部分により、前記副走査方向に沿って作用する付勢力が付与されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記本体部には、前記揺動部材の揺動中心軸方向への移動を妨げるガイド部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記リニアスケールの端部のうち前記揺動部材に連結される部位には、貫通孔が形成され、
前記揺動部材には突起が設けられており、
さらに、前記突起は、前記リニアスケールに前記主走査方向の張力が作用している所定角度範囲内では前記貫通孔に対して挿抜不能であり、前記所定角度範囲外で挿抜可能となる先端形状を有することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記突起の先端形状は、前記貫通孔の形状と略同一形状であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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