JP4544213B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リニアエンコーダを備えた画像形成装置に関するもので、記録ヘッドが搭載されたキャリッジを主走査方向に移動させる動作と、用紙等の被記録媒体を副走査方向に移動させる動作とを交互に行いつつ、被記録媒体に画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置に適用して有効である。
インクジェット方式の画像形成装置では、一般に、キャリッジの主走査方向における位置を検出するリニアエンコーダを備えており、このリニアエンコーダは、主走査方向に沿って設けられた帯状のリニアスケール、及びキャリッジに搭載されたセンサを有して構成されている。
また、インクジェット方式の画像形成装置では、リニアスケールの自重によるたるみを防止するために、筐体である本体シャーシの左右側板のうち一方の側板に板バネを固定することで所定の張力を作用させ、その板バネにリニアスケールの一端側を連結して、板バネとは反対側の側板にリニアスケールの他端側を固定している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−160871号公報
ところで、メンテナンスや組立作業の際には、作業者の手がリニアスケールに触れてしまうことが考えられる。
この場合、特許文献1に記載の発明では、リニアスケールに連結された板バネがリニアスケールに引っ張られて変形してしまう。そして、その板バネの変形量が大きい場合には、板バネに発生する応力が降伏点を超えてしまうので、板バネが塑性変形してしまうという問題があった。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、リニアスケールに張力を加える付勢手段の塑性変形を防止し得る画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、あらかじめ設定された間隔で検出用パターンが形成されたリニアスケール、及び主走査方向に移動しつつ検出用パターンを検出するパターン検出手段を有するリニアエンコーダと、リニアスケールの一端側に連結された連結部が主走査方向に揺動可能となるように本体部に取り付けられた揺動部材と、リニアスケールを引っ張るように作用する付勢力、及び副走査方向に沿って作用する付勢力を、揺動部材に対して付与する付勢手段とを備えたことを特徴とする。
このような請求項1に記載の発明によれば、板バネによってリニアスケールを直接連結する特許文献1に記載の発明に比べて、リニアスケール端部位置の移動に伴って付勢手段に発生する応力が降伏点を超えてしまうのを防止し得る。
すなわち、揺動部材の揺動(傾倒)に伴うリニアスケールの移動量は、揺動部材における位置(例えば揺動部材の揺動中心軸からの距離)に応じて異なる。このため、本発明では、揺動部材におけるリニアスケールの連結位置の移動量に対して、付勢手段の移動量を少なくし得るので、この結果、付勢手段の変形量を小さくし得る。
したがって、付勢手段の変形量を小さくし得るので、揺動部材の揺動(傾倒)に伴い付勢手段の応力がその降伏点を超えてしまうのを防止し得ることとなり、付勢手段の塑性変形を防止し得る。
ところで、揺動部材を本体部に取り付ける場合には、揺動部材が揺動可能な構成であるので、構成上揺動部材にガタつきが生じてしまう。
そこで、請求項1に記載の発明では、リニアスケールを引っ張るように作用する付勢力、及び副走査方向に沿って作用する付勢力が揺動部材に付与されているので、揺動部材の主走査方向及び副走査方向のガタつきを防止することができる。
また、請求項1に記載の発明では、主走査方向に揺動する揺動部材に対し副走査方向に沿って作用する付勢力を付与することで、揺動部材の副走査方向のガタつきを防止しているので、揺動部材が動いてしまうことを防止することができ、この結果、画像形成装置に形成される画像が乱れてしまうことを防止することができる。
なお、揺動部材は、少なくともリニアスケールの一端側に連結されていればよいので、請求項1に記載の発明は、揺動部材がリニアスケールの一端側にだけ設けられている場合、及び揺動部材がリニアスケールの両端側に設けられている場合の両方を含む発明であることは言うまでもない。
また、請求項2に記載の発明では、揺動部材がリニアスケールの他端側へ揺動することを制限する内側制限手段を備えたことを特徴とする。
これによれば、揺動部材がリニアスケールの他端側(内側)へ揺動することを、内側制限手段が制限するので、揺動部材がリニアスケールの他端側に揺動(傾倒)することにより、揺動部材が内側へ必要以上に揺動してしまうのを防止することができる。
また、請求項3に記載の発明では、揺動部材がリニアスケールの一端側へ揺動することを制限する外側制限手段を備えたことを特徴とする。
これによれば、揺動部材がリニアスケールの一端側(外側)へ揺動することを、外側制限手段が制限するので、揺動部材が外側へ必要以上に揺動してしまうのを防止することができる。
それにより、リニアスケールを組み付けていなくても揺動部材はリニアスケールを組み付けしやすい姿勢で本体部に保持されているので、作業性が良い。
また、リニアスケールを引っ張るように作用する付勢力は、請求項4に記載のように、揺動部材の揺動中心軸を中心として、揺動部材の連結部がリニアスケールの他端側からリニアスケールの一端側へ揺動する方向に揺動部材を作用する付勢力である。
また、請求項5に記載の発明では、付勢手段は、ねじりコイルバネであるとともに、そのコイル部分の中心軸と揺動部材の揺動中心軸とが略一致するように配置されており、さらに、揺動部材は、ねじりコイルバネのコイル部分により、副走査方向に沿って作用する付勢力が付与されていることを特徴とする。
このような請求項5に記載の発明によれば、ねじりコイルバネ(付勢手段)がそのコイル部分の中心軸と揺動部材の揺動中心軸とが略一致するように装着されているので、ねじりコイルバネの設置スペースを比較的小さくすることができる。
また、ねじりコイルバネは、曲率や巻回数等によってバネ定数を容易に設定可能であるため、リニアスケールに適度な張力を与えることができるとともに、揺動部材に適度な付勢力を与えることができる。
また、請求項6に記載の発明では、本体部には、揺動部材の揺動中心軸方向への移動を妨げるガイド部が形成されていることを特徴とする。
このような請求項6に記載の発明によれば、本体部にガイド部が形成されているので、揺動部材をガイド部に位置決めすることができる。これにより、リニアスケールのリニアエンコーダに対する副走査方向位置が安定する。
次に、請求項7に記載の発明では、リニアスケールの端部のうち揺動部材に連結される部位には、貫通孔が形成され、揺動部材には突起が設けられており、さらに、その突起は、リニアスケールに主走査方向の張力が作用している所定角度範囲内では貫通孔に対して挿抜不能であり、所定角度範囲外で挿抜可能となる先端形状を有することを特徴とする。
このような請求項7に記載の発明によれば、ドライバや接着剤等の道具を用いることなくリニアスケールを揺動部材へ取り付けることができるので、リニアスケールの揺動部材への取付作業及び取外作業が容易なものとなる。
特に、請求項8に記載の画像形成装置のように、揺動部材に設けられた突起の先端形状が、リニアスケールに形成された貫通孔の形状と略同一形状であれば、リニアスケールが揺動部材から外れてしまうことを効果的に防ぐことができる。すなわち、このような構成では、リニアスケールの貫通孔と揺動部材の突起の先端形状とを一致させるように揺動部材を揺動(傾倒)させた場合にのみ突起を貫通孔に対して挿抜可能となる。
したがって、画像形成装置のメンテナンスや組み立て作業の際に作業者の手がリニアスケールに触れて揺動部材が揺動(傾倒)したとしても、リニアスケールが揺動部材から外れてしまうことが防止される。
本実施形態は、プリンタ機能、スキャナ機能、カラーコピー機能及びファクシミリ機能等の複数機能を備えた、いわゆる複合機に、本発明に係る画像形成装置を適用したものであり、以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(複合機1の全体構成)
図1は実施形態の複合機1の外観を表す斜視図であり、図2はその側断面図である。なお、以下の説明においては、複合機1の通常使用状態(図1の状態)を基準として上下方向を表現し、後述する操作パネル部14の設けられている側を手前側(前)として前後方向を表現し、複合機1を手前側(正面)から見て左右方向を表現する。
図1及び図2に示すように、複合機1は、原稿に記載されている画像を読み取る画像読取装置12を備えており、この画像読取装置12は、合成樹脂からなるハウジング2の上部に設けられるとともに、その上面が原稿カバー体13により覆われている。
原稿カバー体13は、その後端部に設けられた枢軸12a(図2参照)を中心に画像読取装置12に対して開閉可能な状態で設けられている。
そして、図2に示すように、画像読取装置12の上面には、原稿カバー体13を上方へ開いた状態で読み取り用の原稿を載置するための載置用ガラス板16が設けられている。また、載置用ガラス板16の下側には、原稿読み取り用の密着型イメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)17が図2の紙面と直交する方向(主走査方向、左右方向)に延びるガイドシャフト44に沿って往復移動可能に設けられている。
さらに、図1及び図2に示すように、画像読取装置12の前方には、入力操作を行うための操作ボタン群14aや各種情報を表示するための液晶表示部(LCD)14bを備えた操作パネル部14が設けられている。
一方、ハウジング2の底部には、被記録媒体としての記録紙Pを給紙するための給紙部11が設けられている。この給紙部11には、記録紙Pを積載(堆積)した状態で収容する給紙カセット3が、ハウジング2の前側に形成された開口部2aを介して、ハウジング2に対し前後方向に着脱可能に設けられている。
給紙カセット3は、A4サイズ、レターサイズ、リーガルサイズ、はがきサイズ等の記録紙Pをその短辺(幅)が給紙方向(副走査方向、前後方向、矢印A方向)と直交する方向(主走査方向、左右方向)に延びる向きで複数枚積載して収容可能に構成されている。
そして、図2に示すように、給紙カセット3の奥側(後端部側)には、記録紙分離用の傾斜分離板8が配置されている。
この傾斜分離板8は、記録紙Pの幅方向(左右方向)中央部において突出し、記録紙Pの幅方向左右両端部側へ向かうに従って後退するように平面視で凸湾曲状に形成されており、記録紙Pの幅方向中央部には、記録紙Pの先端縁に当接して分離を促進するための鋸歯状の弾性分離パッドが設けられている。
また、給紙部11のハウジング2側には、給紙カセット3から記録紙Pを給紙するための給紙アーム6aの基端部が上下方向に回動可能に装着され、この給紙アーム6aの先端部に設けられた給紙ローラ6bには、給紙アーム6a内に設けられた歯車伝達機構6cにより、図示しない搬送モータからの回転駆動力が伝達される。
そして、給紙部11では、給紙ローラ6bと上述した傾斜分離板8の弾性分離パッドとにより、給紙カセット3に積載された記録紙Pを1枚ずつ分離搬送する。こうして給紙方向(矢印A方向)に沿って進むように分離された記録紙Pは、第1搬送路体60と第2搬送路体52との間隙に形成された横向きU字形状のパスを含む搬送路9を介して、給紙カセット3の上方に設けられた記録部7に搬送される。
図3は、記録部7の斜視図である。
記録部7は、給紙部11に搬送されてきた記録紙Pに対して画像を形成(記録)するためのものであり、この記録部7は、図3に示すように、上向き開放の箱状に形成されたメインフレーム21と、その左右一対の側板(図示せず)によって支持されて左右方向(主走査方向)に延びる横長の板状の第1ガイド部材22及び第2ガイド部材23との間に設けられている。
また、記録部7は、下面からインクを吐出することで記録紙Pに画像を記録するインクジェット式の記録ヘッド4(図2参照)と、この記録ヘッド4が搭載されたキャリッジ5とを備えている。
キャリッジ5は、第1ガイド部材22と第2ガイド部材23とにまたがって摺動自在に支持されており、このキャリッジ5は、左右方向(主走査方向)に往復移動可能となっている。
なお、第1ガイド部材22は、キャリッジ5よりも排紙方向(矢印B方向)上流側に配置されており、第2ガイド部材23は、キャリッジ5よりも排紙方向(矢印B方向)下流側に配置されている。
また、第2ガイド部材23の上面には、キャリッジ5を往復移動させるために、主走査方向(左右方向)に延びるようにタイミングベルト24が巻回されており、第2ガイド部材23の下面には、タイミングベルト24を駆動するCR(キャリッジ)モータ(図示せず)が固定されている。
一方、記録ヘッド4の下面には、左右方向に延びる扁平状であって、記録ヘッド4と対向するように記録紙Pを下方から支持するプラテン26が、上記両ガイド部材22,23の間にてメインフレーム21に固定されている。
そして、図2に示すように、プラテン26の排紙方向(矢印B方向)上流側には、記録紙Pをプラテン26の上面(記録ヘッド4の下面)に搬送するための搬送(レジスト)ローラとして、駆動ローラ50と、この駆動ローラ50に下方から対向するニップローラ51とが配置されている。
また、プラテン26の排紙方向(矢印B方向)下流側には、記録部7を経た記録紙Pを排紙方向に沿って排紙部10に搬送するように駆動される排紙ローラ28と、これに対向して排紙ローラ28側に付勢された拍車ローラ(図示せず)とが配置されている。
排紙部10は、記録部7から搬送された記録紙Pを排紙トレイ10bへ排出するためのものであり、この排紙部10は、給紙部11の上方に配置されるとともに、排紙口10aがハウジング2の前面の開口部2aと共通にして開口されている。
そして、排紙部10から排紙方向(矢印B方向)に排出された記録紙Pは、開口部2aの内部側に位置する排紙トレイ10b上に積載収容される。
なお、画像読取装置12によって覆われたハウジング2の前部右端位置には、図示しないインク貯蔵部が設けられている。このインク貯蔵部には、フルカラー記録のための4色(ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y))のインクをそれぞれ収容した4つのインクカートリッジが、画像読取装置12を上方に開いた状態で着脱可能となるように装着されている。そして、各色のインクカートリッジと上述した記録ヘッド4とは、可撓性を有する4本のインク供給管で連結されており、各インクカートリッジに収容されたインクは、各インク供給管を介して記録ヘッド4へ供給される。
また、図3に示すように、複合機1は、キャリッジ5の位置を検出するリニアエンコーダ30を備えている。
リニアエンコーダ30は、リニアスケール31及びリニアセンサ32を備えている。
リニアスケール31は、細長い帯状に形成された樹脂製フィルムであり、長手方向にあらかじめ設定された間隔で検出用パターン(図示せず)が形成されている。このリニアスケール31は、キャリッジ5の上側位置で主走査方向に沿って水平状態となるように配置されており、その両端部がリニアスケール支持機構により支持されている。なお、リニアスケール支持機構の構成については後述する。
リニアセンサ32は、リニアスケール31に形成されている検出用パターンを非接触で検出するためのものであり、キャリッジ5における上部位置に搭載されている。具体的に説明すると、リニアセンサ32は、リニアスケール31をその両面から挟むように発光素子と受光素子とが対向して配置されたフォトインタラプタを備えており、このフォトインタラプタにより検出用パターンが検出される。そして、複合機1は、キャリッジ5の主走査方向への往復移動に伴いリニアスケール31の検出用パターンをリニアセンサ32により検出することで、キャリッジ5の主走査方向の位置を検出する。
(リニアスケール支持機構の構成)
リニアスケール支持機構の構成について図3〜図5を用いて説明する。なお、図4(a)は、第2ガイド部材23の左側端部を拡大して示した斜視図であり、図4(b)はその平面図である。また、図5(a)は第2ガイド部材23の左側端部を拡大して示した正面図であり、図5(b)はその背面図である。また、図6は図4(b)のA−A断面図である。
リニアスケール支持機構は、図3に示すように、リニアスケール31の一方の端部(右端部)を支持する支持腕部41と、他方の端部(左端部)に連結された連結部(先端側)が主走査方向に揺動可能な揺動部材43と、揺動部材43の下端部近傍に形成された揺動軸43bと、揺動軸43bを揺動可能に支持する一対の滑り軸受23aと、揺動部材43を外側(リニアスケール31を引っ張る側)に付勢するねじりコイルバネ45と有している。
支持腕部41は、図3に示すように、第2ガイド部材23の主走査方向両端部のうち揺動部材43とは反対側の端部(右側端部)に形成されている。
この支持腕部41は、図3に示すように、第2ガイド部材23に対して鉛直上方側に延びるアーム状のものであり、その先端側(上部)における第1ガイド部材22側端縁(後端縁)には、リニアスケール31を取り外し可能な状態で支持する第1突起部41bが形成されている。なお、リニアスケール31の左右端部には、図5(a)及び図5(b)に示すように、その長手方向に沿った長方形状の貫通孔31aが形成されている。
第1突起部41bは、図3に示すように、リニアスケール31の貫通孔31aに挿入されている状態でリニアスケール31の他端側(揺動部材43側)を支持する支持部41cと、支持部41cにより支持された状態のリニアスケール31の抜けを防止するための抜け防止部41dとからなる。
支持部41cは、支持腕部41から後側へ向かって延びており、抜け防止部41dは、支持部41cの先端側から右側へ向かって延びている。このため、第1突起部41bは、図3に示すように、上方から見てL字状となるように、先端側(抜け防止部41d)が右側(揺動部材43とは反対側)に屈曲した形状となる。
一方、揺動部材43は、図4(a)に示すように、アーム状に形成されており、この揺動部材43の根本側(下端側)は、先端側(上端側)が揺動可能となるように、揺動軸43b及び滑り軸受23aを介して第2ガイド部材23の左側端部に取り付けられている。
揺動軸43bは、図4(b)に示すように、揺動部材43を挟んで副走査方向(前後方向)に対向配置されており、この揺動軸43bは、副走査方向に平行な軸線を中心線とする略円柱状に形成されている。
一対の滑り軸受23aは、第2ガイド部材23上に配置されるとともに、副走査方向(前後方向)に向かって互いに対向しており、各滑り軸受23aの上方には、図4(a)、図5(a)及び図5(b)に示すように、揺動部材43に形成された揺動軸43bが嵌り込むための凹部23bが形成されている。
この凹部23b上側の主走査方向(左右方向)の幅は、図5(a)及び図5(b)に示すように、揺動軸43bが凹部23b(滑り軸受23a)に嵌り込んだ状態でその揺動軸43bが滑り軸受23aから外れてしまうのを防止するために、揺動軸43bの直径よりも短くなっている。
このため、揺動軸43bには、図4(b)に示すように、滑り軸受23aの凹部23bに上方から挿入することができるように、円形断面の一部が削り取られることで形成された断面略長円状の挿入部43eが形成されている。すなわち、挿入部43eの短径方向の幅は、凹部23b上側の主走査方向(左右方向)の幅と略同一であり、揺動軸43bの直径よりも短くなるようにされている。
また、挿入部43eの長径方向の向きは、揺動部材43が第2ガイド部材23に取り付けられている状態で、揺動軸43bが滑り軸受23aから外れてしまうことを防止するために、揺動部材43の長手方向に対して所定角度内側(支持腕部41側)に傾いている。
また、揺動部材43には、図6に示すように、揺動部材43が内側(支持腕部41側)へ揺動することを制限する第1ストッパ43fと、揺動部材43が外側へ揺動することを制限する第2ストッパ43gとが形成されている。
第1ストッパ43fは、図6に示すように、揺動部材43の内側(支持腕部41側)に形成された突起であり、この第1ストッパ43fは、揺動部材43が所定角度だけ内側に揺動したときに、第2ガイド部材23の上面に接触することで、揺動部材43が内側へ揺動することを制限している。
第2ストッパ43gは、図6に示すように、揺動部材43の下端部に形成された突起であり、この第2ストッパ43g(突起)は、揺動部材43の下方側に向かって突出している。
また、揺動部材43の第2ストッパ43g上側には、図6に示すように、揺動部材43下端部の剛性を落とすことで揺動部材43が第2ガイド部材23に取り付けられる際に揺動部材43下端部を上側に撓み変形させるための切り欠き43hが形成されている。
そして、本実施形態では、揺動部材43が第2ガイド部材23に取り付けられた状態で揺動部材43が所定角度だけ外側に揺動したときに、第2ストッパ43gが第2ガイド部材23の側面に接触することで、揺動部材43が外側へ揺動することを制限している。
また、揺動部材43の上端部であってその第1ガイド部材22側の面(後面)には、図5(a)及び図5(b)に示すように、リニアスケール31を取り外し可能な状態で支持する第2突起部43aが形成されている。
第2突起部43aは断面が略T字状に形成されており、この第2突起部43aは、リニアスケール31の貫通孔31aと略同一形状の長方形薄板状の先端部と、この先端部を支持する軸部とからなる。また、第2突起部43aは、先端部の長手方向が揺動部材43の長手方向に対して略平行となるように構成されている。
また、揺動部材43の下端側には、図4(a)に示すように、揺動部材43の揺動軸43bの軸方向(前後方向)への移動を制限するための位置決め部43dが形成されており、第2ガイド部材23の左側端部であって一対の滑り軸受23aの間には、位置決め部43dが前後方向へ移動してしまうのを妨げるためのガイド溝23cが形成されている。
位置決め部43dは、支持腕部41側(内側)に向かって突出した略平板状に形成され、ガイド溝23cは、位置決め部43dを挟んで揺動軸43bに略垂直な2つの側面を有している。そして、本実施形態では、その2つの側面に位置決め部43dが接触することにより、位置決め部材23c、延いては揺動部材43が前後方向へ移動してしまうのを妨げるようにされている。
また、揺動部材43の第1ガイド部材22とは反対側の面(前面)における長手方向中央部には、図4(a)に示すように、ねじりコイルバネ45の一端側を支持するためのL字状のバネ当接部43cが突出した状態で形成されており、第2ガイド部材23の滑り軸受23aよりも第1ガイド部材22側とは反対側(前側)には、図4(a)及び図4(b)に示すように、ねじりコイルバネ45の他端側を挿入して固定するための貫通孔23dが形成されている。
また、ねじりコイルバネ45のコイル部分は、図4(a)に示すように、揺動部材43の前面に形成された揺動軸43bに挿入されている。
ねじりコイルバネ45は、図4(b)に示すように、コイル部分が圧縮された状態で揺動軸43bに組み付けられる。
以上のことから、ねじりコイルバネ45が揺動部材43に取り付けられた状態では、このねじりコイルバネ45によって、揺動部材43の先端側がリニアスケール31の右端側から左端側へ揺動する方向に作用する付勢力が揺動部材43に付与されるとともに、揺動部材43を後側へ押し付けるように作用する付勢力が揺動部材43に付与されることとなる。
以上のような構成の揺動部材43及びねじりコイルバネ45は、下記の手順で第2ガイド部材23に取り付けられる。
すなわち、まずねじりコイルバネ45のコイル部分を、揺動部材43の前側の揺動軸43bに挿入し、ねじりコイルバネ45のコイル部分を圧縮しながら揺動軸43bの挿入部43eを滑り軸受23aの切り欠きに上方から嵌め込む。
次いで、揺動部材43の位置決め部43dの下方側に第2ガイド部材23のガイド溝23cが位置するように、揺動軸43b(揺動部材43)を後側(第1ガイド部材22側)にずらす。
これにより、滑り軸受23aと接触している揺動軸43bの幅(直径)は、図4(b)に示すように、滑り軸受23aの凹部23b先端部の幅よりも広くなるので、揺動軸43bが滑り軸受23aから外れてしまうのを防止することができる。
次に、ねじりコイルバネ45の他端を第2ガイド部材23の貫通孔23dに挿入するとともに、ねじりコイルバネ45の一端を揺動部材43のバネ当接部43cに取り付ける。
そして、揺動軸43bが滑り軸受23aに嵌め込まれて位置決め部43dの下方側にガイド溝23cが位置した状態で、揺動部材43を揺動軸43bを中心として内側に揺動させる。
すると、第2ストッパ43gが第2ガイド部材23の上面に接触し、ここから更に第2ストッパ43gが第2ガイド部材23の側面に接触するまで、揺動部材43を内側に揺動させる。
すなわち、第2ストッパ43gが第2ガイド部材23の上面に接触した状態から更に揺動部材43内側に揺動させると、揺動部材43の下端部(切り欠き43hよりも下側の部分)が上側に撓み、図6に示すように、第2ストッパ43gが第2ガイド部材23の上面側から側面側へ移動するので、第2ストッパ43gが第2ガイド部材23の側面に接触する。
以上のような手順で揺動部材43及びねじりコイルバネ45を第2ガイド部材23に取り付けることができる。
(リニアスケール31の取付方法)
リニアスケール31の取付方法について、図3及び図7を用いて説明する。
まず、リニアスケール31の他端側(左端側)の貫通孔31aの向き(長手方向の向き)を、第2突起部43aにおける長方形薄板状の先端部の向き(長手方向の向き)と一致させた状態で、第2突起部43aを貫通孔31aに挿入する。
そして、第2突起部43aを貫通孔31aに挿入に挿入したら、リニアスケール31の一端側を、第2突起部43aに挿入された貫通孔31aを中心として支持腕部31側に所定角度だけ回転させる。
これにより、第2突起部43aと貫通孔31aとが一致していない状態となるので、リニアスケール31が揺動部材43から外れてしまうことが防止される。
次に、図7(a)に示すように、第1ストッパ43fが第2ガイド部材23の上面に接触するまで、揺動部材43を内側方向へ揺動(傾倒)させ、リニアスケールの一端側(右端側)の貫通孔31aに支持腕部41の第1突起部41bを挿入する。これにより、リニアスケール31の右端部が支持腕部41において支持される。
ここで、ねじりコイルバネ45は、揺動部材43の内側への揺動(傾倒)に伴い付勢方向に反して弾性変形した状態となっており、揺動方向への力(作業者による押力)を解放すると、揺動部材43が内側へ揺動した状態(図7(a))からリニアスケール31を張設する状態(図7(b))へ揺動移動する。
これにより、リニアスケール31は、図3に示すように、支持腕部41と揺動部材43とによってその両端が支持されることにより主走査方向に張設される。そして、この状態においては、第2突起部43aの先端部の向きと貫通孔31aの向きとが略直交した状態(換言すれば、第2突起部43aと貫通孔31aとが一致していない状態)となるので、リニアスケール31が揺動部材43から外れてしまうことが防止される。
なお、メンテナンス作業等でリニアスケール31を支持腕部41及び揺動部材43から取り外す場合には、上述した取付手順を逆に行えばよい。
(本実施形態に係る複合機1の特徴)
以上説明したように、本実施形態の複合機1では、バネの大きさが小さくても大きな付勢力を発揮可能なねじりコイルバネ45を用いて、揺動部材43を付勢する構成を採用しているので、揺動部材43の揺動(傾倒)に伴いねじりコイルバネ45の応力がその降伏点を超えてしまうのを防止でき、ねじりコイルバネ45の塑性変形を防止することができる。
また、本複合機1では、メンテナンスや組み立て作業の際に作業者の手がリニアスケール31に触れることによりリニアスケール31に対して荷重が加わった場合には、リニアスケール31両端の支持位置間の距離が縮まるように揺動部材43が揺動(傾倒)する。このため、リニアスケール31が破損してしまうことを防ぐことができる。
また、本複合機1では、ねじりコイルバネ45が揺動部材43の揺動軸43bに装着されているため、その設置スペースを比較的小さくすることができる。しかも、ねじりコイルバネ45は、曲率や巻回数等によってバネ定数を容易に設定可能であるため、リニアスケール31に適度な張力を与えることができる。
また、本複合機1では、リニアスケール31を引っ張るように作用する付勢力、すなわち、揺動部材43の揺動軸43bを中心として、揺動部材43の先端側が外側へ揺動する方向に作用する付勢力と、副走査方向(前後方向)に沿って作用する付勢力が揺動部材43に付与されているので、揺動部材43の主走査方向及び副走査方向のガタつきを確実に防止することができる。
したがって、検出用パターンが主走査方向にずれてしまうことを防止することができるので、リニアスケール31の支持位置を安定させてリニアセンサ32による位置検出の精度の低下を抑制することができる。また、リニアスケール31とキャリッジ5との干渉の原因となる揺動部材43のガタつきを防止することができるので、キャリッジ5との干渉によるリニアスケール31の破損を防止することができる。
ところで、揺動部材43を第2ガイド部材23に取り付ける場合には、揺動部材43の揺動軸43bが滑り軸受23aに揺動可能に支持されるので、構造上揺動部材43にガタつきが生じてしまう。
そして、仮に揺動部材43に対して副走査方向に沿って作用する付勢力が付与されていなかった場合には、CRモータ等が振動すると揺動部材43ががたついてしまう、すなわち揺動軸43bが滑り軸受23a上でがたついてしまう。
これに対して、本複合機1では、揺動部材43に対して、副走査方向に沿って作用する付勢力を付与することで、揺動部材43の副走査方向のガタつきを確実に防止しているので、CRモータ等の振動により揺動部材43が副走査方向にがたついてしまうことを防止することができ、この結果、記録部7で記録紙Pに記録される画像が乱れてしまうことを防止することができる。
ところで、第1ガイド部材22及び第2ガイド部材23は、キャリッジ5を摺動自在に支持するためのものであるので、この第1ガイド部材22及び第2ガイド部材23には、通常グリス等の潤滑油が塗布されている。
このため、仮に揺動部材43に第1ストッパ43fが形成されていなかった場合には、揺動部材43が必要以上に内側(リニアスケール31の右端部側)に揺動してしまうので、リニアスケールが第1ガイド部材22又は第2ガイド部材23に接触してしまい、リニアスケール31にグリスが付着してしまう。
これに対して、本複合機1では、揺動部材43が内側へ揺動することを制限する第1ストッパ43fが設けられているので、揺動部材43が内側へ必要以上に揺動してしまうのを防止することができる。
したがって、揺動部材43が内側へ揺動した際に、リニアスケール31が第1ガイド部材22又は第2ガイド部材23に接触してしまうのを防止することができるので、リニアスケール31にグリスが付着してしまうのを防止することができる。
また、本複合機1では、第2ストッパ43gが揺動部材43によるリニアスケール31の左端部側(外側)への揺動を制限するので、揺動部材43が外側へ必要以上に揺動してしまうのを防止することができ、リニアスケール31が必要以上に引っ張られて壊れてしまうことを防止することができる。
これにより、リニアスケール31を組み付けていなくても揺動部材43はリニアスケール31を組み付けやすい姿勢で第2ガイド部材23に保持されるので、作業性が良い。
また、本複合機1では、リニアスケール31の貫通孔31aと揺動部材43の第2突起部43aとの向きを一致させるように揺動部材43を揺動(傾倒)させた状態でのみ第2突起部43aを貫通孔31aに対して挿抜可能となる。したがって、複合機1の内部のメンテナンスや組み立て作業の際に作業者の手がリニアスケール31に触れて揺動部材43が揺動(傾倒)したとしても、リニアスケール31が揺動部材43から外れてしまうことを防ぐことができる。
加えて、本複合機1では、リニアスケール31の端部を板バネで直接支持する構成に比べ、第2ガイド部材23の展開面積を小さくすることができる。すなわち、リニアスケール31の端部を板バネで直接支持する構成においては、板バネを立設固定するために第2ガイド部材23に側壁を形成する必要があり、その結果、展開面積が大きくなってしまう。これに対し、本実施形態の複合機1では、揺動部材43を揺動可能に支持すればよく、こうした側壁を不要とする(又は小さくする)ことができる。この結果、第2ガイド部材23の材料費(延いては本複合機1の製造コスト)を低減することができる。
また、リニアスケール31の端部を板バネで直接支持する構成では、比較的高価な材料である板バネを複雑な形状に加工する必要があり、部品コストが非常に高くなってしまう。これに対し、本実施形態の複合機1では、同じ弾性部材としてねじりコイルバネ45を用いているので、複雑な形状に加工する必要がない。このため、リニアスケール31の端部を板バネで直接支持する構成に比べ、全体的にみて非常に安価に構成することができる。
(発明特定事項と実施形態との対応関係)
本実施形態では、リニアセンサ32が特許請求の範囲に記載されたパターン検出手段に相当し、ねじりコイルバネ45が特許請求の範囲に記載された付勢手段に相当し、第2ガイド部材23が本体部に相当し、ガイド溝23cが特許請求の範囲に記載されたガイド部に相当する。また、第1ストッパ43fが特許請求の範囲に記載された内側制限手段に相当し、第2ストッパ43gが特許請求の範囲に記載された外側制限手段に相当する。
(その他の実施形態)
例えば、リニアスケール31の貫通孔31aの形状及び揺動部材43の第2突起部43aの先端形状は長方形に限定される訳ではない。具体的には、楕円形のように上下の長さと左右の長さとが異なる種々の形状や、上下や左右が非対称な種々の形状を採用することができる。
また、揺動部材43を付勢する付勢手段はねじりコイルバネ45に限定されるものではなく、つるまきバネや板バネを用いて構成してもよい。また、ゴムを用いて構成することも可能である。
さらに、リニアスケール31の両端部を支持する部材は上方へ立設されることに限定されるものではなく、水平方向に(前後方向に沿って)設けられていてもよい。
また、リニアスケール31の両端部をそれぞれ揺動可能な状態で支持するように構成することも可能である。
また、上記実施形態では、揺動軸43bを中心として揺動可能な揺動部材43をリニアスケール31の左端側だけに設けるようにしていたが、これに限らず、リニアスケール31の両端側に揺動部材43を設けるようにしてもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述した実施形態に限定されるものではない。
実施形態の複合機の外観を表す斜視図である。 実施形態の複合機の側断面図である。 記録部の斜視図である。 第2ガイド部材の左側端部を拡大して示した斜視図及び平面図である。 第2ガイド部材の左側端部を拡大して示した正面図及び背面図である。 図4(b)のA−A断面図である。 リニアスケールの取付方法を説明するための説明図(図4(b)のB−B断面図)である。
符号の説明
1…複合機、3…給紙カセット、4…記録ヘッド、5…キャリッジ、6b…給紙ローラ、7…記録部、10…排紙部、10b…排紙トレイ、11…給紙部、12…画像読取装置、13…原稿カバー体、14…操作パネル部、21…メインフレーム、22…第1ガイド部材、23…第2ガイド部材、23a…滑り軸受、23b…凹部、23c…ガイド溝、23d…貫通孔、28…排紙ローラ、30…リニアエンコーダ、31…リニアスケール、31a…貫通孔、32…リニアセンサ、41…支持腕部、41b…第1突起部、43…揺動部材、43a…第2突起部、43b…揺動軸、43c…バネ当接部、43d…位置決め部、43e…挿入部、43f…第1ストッパ、43g…第2ストッパ、43h…切り欠き、45…コイルバネ。

Claims (8)

  1. あらかじめ設定された間隔で検出用パターンが形成されたリニアスケール、及び主走査方向に移動しつつ前記検出用パターンを検出するパターン検出手段を有するリニアエンコーダと、
    前記リニアスケールの一端側に連結された連結部が前記主走査方向に揺動可能となるように本体部に取り付けられた揺動部材と、
    前記リニアスケールを引っ張るように作用する付勢力、及び副走査方向に沿って作用する付勢力を、前記揺動部材に対して付与する付勢手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記揺動部材が前記リニアスケールの他端側へ揺動することを制限する内側制限手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記揺動部材が前記リニアスケールの一端側へ揺動することを制限する外側制限手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記付勢手段は、前記揺動部材の揺動中心軸を中心として、前記揺動部材の連結部が前記リニアスケールの他端側から前記リニアスケールの一端側へ揺動する方向に前記揺動部材を付勢することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記付勢手段は、ねじりコイルバネであるとともに、そのコイル部分の中心軸と前記揺動部材の揺動中心軸とが略一致するように配置されており、
    さらに、前記揺動部材は、前記ねじりコイルバネのコイル部分により、前記副走査方向に沿って作用する付勢力が付与されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記本体部には、前記揺動部材の揺動中心軸方向への移動を妨げるガイド部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記リニアスケールの端部のうち前記揺動部材に連結される部位には、貫通孔が形成され、
    前記揺動部材には突起が設けられており、
    さらに、前記突起は、前記リニアスケールに前記主走査方向の張力が作用している所定角度範囲内では前記貫通孔に対して挿抜不能であり、前記所定角度範囲外で挿抜可能となる先端形状を有することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記突起の先端形状は、前記貫通孔の形状と略同一形状であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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