JP5716388B2 - 歯磨剤組成物及び歯磨剤組成物におけるアスコルビン酸リン酸エステル又はその塩の安定化方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、組成物のpHをアルカリ側に維持すると、使用中及び使用後の口腔内に刺激が生じたり、歯磨剤表面にしわ・粒が生じ、使用感や外観に優れないことが問題となっていた。
従って、本発明の目的は、アスコルビン酸リン酸エステル又はその塩の経時での安定性をpHが8.0以下の領域で維持し、アスコルビン酸リン酸エステル又はその塩の安定性に優れ、かつ使用中及び使用後の口腔内刺激が低減され使用感が良好な歯磨剤組成物及び歯磨剤組成物におけるアスコルビン酸リン酸エステル又はその塩の安定化方法を提供することにある。
本発明では、アスコルビン酸リン酸エステル又はその塩の中性領域での安定化が可能となったのみならず、これまで困難であった塩基性領域で不安定な成分をアスコルビン酸リン酸エステル又はその塩と併用して配合し、安定性を同時に確保することも可能となった。
〔1〕
(A)アスコルビン酸リン酸エステル又はその塩を含有する歯磨剤組成物に、(B)シリカ系研磨剤を5〜40質量%配合すると共に、(C)塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム及び硫酸カリウムから選ばれる1種又は2種以上のアルカリ金属塩を0.5〜25質量%配合し、25℃におけるpHを6.0〜8.0としたことを特徴とする歯磨剤組成物。
〔2〕
(A)アスコルビン酸リン酸エステル又はその塩の配合量に対する(C)アルカリ金属塩の配合量の比率が、(C)/(A)の質量比として1〜100である〔1〕記載の歯磨剤組成物。
〔3〕
(C)成分のアルカリ金属塩が、塩化ナトリウム及び/又は塩化カリウムである〔1〕又は〔2〕記載の歯磨剤組成物。
〔4〕
(A)成分を0.05〜0.8質量%含有する〔1〕、〔2〕又は〔3〕記載の歯磨剤組成物。
〔5〕
更に、(B)シリカ系研磨剤以外の研磨剤の配合量が0〜5質量%である〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の歯磨剤組成物。
〔6〕
更に、塩基性領域では不安定な有効成分を含有する〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の歯磨剤組成物。
〔7〕
(A)アスコルビン酸リン酸エステル又はその塩を含有する歯磨剤組成物に、(B)シリカ系研磨剤を5〜40質量%配合すると共に、(C)塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム及び硫酸カリウムから選ばれる1種又は2種以上のアルカリ金属塩を0.5〜25質量%配合し、25℃におけるpHを6.0〜8.0とすることを特徴とする、前記歯磨剤組成物におけるアスコルビン酸リン酸エステル又はその塩の安定化方法。
〔8〕
(A)アスコルビン酸リン酸エステル又はその塩の配合量に対する(C)アルカリ金属塩の配合量の比率が、(C)/(A)の質量比として1〜100である〔7〕記載の安定化方法。
〔9〕
(A)成分を0.05〜0.8質量%含有する〔7〕又は〔8〕記載の安定化方法。
〔10〕
更に、(B)シリカ系研磨剤以外の研磨剤の配合量が0〜5質量%である〔7〕、〔8〕又は〔9〕記載の安定化方法。
〔11〕
更に、塩基性領域では不安定な有効成分を配合する〔7〕〜〔10〕のいずれかに記載の安定化方法。
本発明の歯磨剤組成物は、(A)アスコルビン酸リン酸エステル又はその塩、(B)シリカ系研磨剤、(B)塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウムから選ばれる1種又は2種以上のアルカリ金属塩を含有し、25℃におけるpHが6.0〜8.0であることを特徴とする。
なお、組成物のpHは、なりゆきで6.0〜8.0になるときもあるが、必要に応じてpH調整剤を用いて上記範囲内に調整してもよい。pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、塩酸、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ホウ酸又はその塩等のpH調整剤を使用でき、中でも水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、塩酸が好適に用いられる。これらpH調整剤の配合量は、pHを上記範囲に調整できれば良い。
上記した他の研磨剤を配合する場合は、アスコルビン酸リン酸エステル又はその塩の安定性を低下させない範囲が望ましく、その配合量は組成物全体の0〜5%、特に0〜3%が好ましい。なお、シリカ系研磨剤以外の研磨剤は配合しないことが望ましい。
なお、本発明組成物には、塩基性領域では不安定で配合し難い成分を安定に配合でき、例えばトラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸などを好適に配合できる。
表1、2に示す組成の歯磨剤組成物を下記製造法により調製し、下記方法で評価した。結果を表1、2に示す。
〔1〕歯磨剤組成物の製造法:
(1)精製水中に水溶成分(粘結剤、プロピレングリコールを除く)を常温で混合溶解させたA相を調製した。
(2)プロピレングリコール中に粘結剤を常温で分散させたB相を調製した。
(3)撹拌中のA相中にB相を添加混合してC相を調製した。
(4)C相中に香料、研磨剤等の水溶性成分以外の成分を、1.5Lニーダー(石山工作所製)を用いて常温で混合し、減圧(5.3kPa)による脱泡を行い、歯磨剤組成物1.2kgを得た。
なお、アルカリ剤としての水酸化ナトリウムは、20%水溶液を調製し、歯磨剤組成物の25℃におけるpHが5.5〜8.8となるように組成中に加えた。表中の水酸化ナトリウム量は純分換算で示している。
使用したラミネートチューブの層構成における略号と名称は以下の通りであり、略号に続く数字は各層の厚み(μm)を示したものである。
LDPE:低密度ポリエチレン
白LDPE:白色低密度ポリエチレン
LLDPE:直鎖状低密度ポリエチレン
AL:アルミニウム
PET:ポリエチレンテレフタレート
EMAA:エチレン・メタクリル酸の共重合体樹脂
表1、2に示す歯磨剤組成物を40℃にて3ヶ月間保存した後のアスコルビン酸リン酸エステル塩の保存安定性を、下記方法で評価した。なお、比較例のアスコルビン酸ナトリウム配合組成については、アスコルビン酸ナトリウムを下記方法で定量して評価した。−5℃の保存品は分解のない対照品とした。結果を表1、2に示す。
各歯磨剤組成物0.1gを測り取り、10mmol/Lのリン酸緩衝液(1.5mmol/L リン酸二水素カリウム、23.5mmol/L リン酸水素二カリウム、pH8.0)を加え、振とう機で20分間激しく撹拌した後、10mLにメスアップした。この液1mLを取り、前処理用フィルターで濾過した後、高速液体クロマトグラフィー(ポンプ:日本分光 PU1580、オートサンプラー:島津 SIL−10A、UV検出器:島津 SPD−6A、記録装置:島津 C−R4A)を用い、絶対検量線法にて定量を行った。移動相は25mmol/Lリン酸二水素カリウム+5mmol/Lテトラブチルアンモニウム/アセトニトリル=91/9混液(容量比)、カラムは直径約4.6mm、長さ約150mmのステンレス管に5μmの液体クロマトグラフ用オクタデシルシリル化シリカゲルを充填したもの(例:TSK−gel ODS−80Ts(東ソー(株)製))、カラム温度約40℃、検出波長240nm、流速は0.8mL/分としてアスコルビン酸リン酸エステル塩の保持時間を約7分とした。40℃にて3ヶ月保存品中のアスコルビン酸リン酸エステル塩の含有量を算出し、−5℃にて3ヶ月保存品中のアスコルビン酸リン酸エステル塩の含有量を100%とした場合の残存率を求めた。
歯磨剤組成物10gを測り取り、10mmol/Lのリン酸緩衝液(pH7.2)を加え、20分間激しく撹拌した後、50mLにメスアップした。この液10mLを用い、化粧品原料基準のアスコルビン酸ナトリウム定量法に従って歯磨剤組成物中のアスコルビン酸ナトリウムの含有量を測定し、−5℃保存品中のアスコルビン酸ナトリウムの含有量を100%とした場合の残存率を求めた。
○:40℃にて3ヶ月保存した歯磨剤におけるアスコルビン酸リン酸エステル塩の残
存率が90%以上
×:40℃にて3ヶ月保存した歯磨剤におけるアスコルビン酸リン酸エステル塩の残
存率が90%未満
表1、2に示す歯磨剤組成物について、口腔粘膜が過敏な10名の被験者により、約1gを歯刷子にとり、約3分間ブラッシングさせた。歯磨き終了後、各被験者に歯磨き中及び歯磨き後の口腔内の刺激の程度について、以下の基準で官能評価し、平均値を求めた。なお、対照サンプルとしては、下記組成のサンプルを使用し、これを基準として評価を行った。
対照サンプル組成;(pH8.28)
(A)アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム 0.15%
(B)沈降性シリカ 15.0
(C)塩化ナトリウム 5.0
その他成分 実施例1と同様の成分を同量*
合計 100.0%
*;水酸化ナトリウムはpH8.28となるように加えた。
以下の基準で、○及び◎の評価が確保されるものを、刺激の低減された歯磨剤組成物であると判断した。
(口腔内の刺激のなさの評価基準)
3点:全く刺激を感じない
2点:対照サンプルと比較して刺激が弱い
1点:対照サンプルと比較して刺激が同等、又は刺激が強い
(評点)
◎:口腔内の刺激のなさの平均点が2.5点以上
○:口腔内の刺激のなさの平均点が2.0点以上〜2.5点未満
△:口腔内の刺激のなさの平均点が1.3点以上〜2.0点未満
×:口腔内の刺激のなさの平均点が1.3点未満
表1、2に示す歯磨剤組成物について、専門家パネラー10人を用いた味の官能試験を実施した。製剤約1gを市販品歯ブラシにのせて3分間ブラッシングを行い、使用中の味を、以下の評点に従って評価した。10名の評価結果の平均値を求め、以下の基準で○・◎の評価が確保されるものを、良好な味の歯磨剤組成物であると判断した。
(評点)
3点:良好な味である
2点:苦みや塩辛さがあり、やや不快な味である
1点:苦みや塩辛さがあり、不快な味である
(評価基準)
◎:2.5点以上
○:2.0点以上2.5点未満
△:1.3点以上2.0点未満
×:1.3点未満
(1)アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム:和光純薬工業(株)製 生化学用
(2)アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム:和光純薬工業(株)製
(3)アスコルビン酸ナトリウム:和光純薬工業(株)製
(4)塩化ナトリウム:日本海水(株)製
(5)塩化カリウム:大塚化学(株)製
(6)硫酸ナトリウム:馬居化成工業(株)製
(7)硫酸カリウム:大塚化学(株)製
(8)沈降性シリカ:Rhodia社製 商品名 TIXOSIL73 (実施例1〜13、15〜17)
(9)ジルコノシリケート:多木化学社製 (実施例14)
(A)アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム 0.3%
(B)沈降性シリカ 15.0
(C)塩化ナトリウム 5.0
70%ソルビット液 45.0
プロピレングリコール 3.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.8
カラギーナン 0.6
クエン酸 0.1
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.73
トラネキサム酸 0.05
サッカリンナトリウム 0.18
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
香料 1.3
増粘性シリカ 4.0
水酸化ナトリウム 0.25
精製水 バランス
合計 100.0
(A)成分に対する(C)成分の質量比((C)/(A))=16.7
(A)アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム 0.3%
(B)沈降性シリカ 15.0
(C)塩化ナトリウム 2.5
硫酸ナトリウム 2.5
70%ソルビット液 45.0
プロピレングリコール 3.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.8
カラギーナン 0.6
クエン酸 0.1
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.73
トラネキサム酸 0.05
サッカリンナトリウム 0.18
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
香料 1.3
増粘性シリカ 4.0
水酸化ナトリウム 0.25
精製水 バランス
合計 100.0
(A)成分に対する(C)成分の質量比((C)/(A))=16.7
(A)アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム 0.3%
(B)沈降性シリカ 15.0
(C)塩化ナトリウム 5.0
70%ソルビット液 45.0
プロピレングリコール 3.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.8
カラギーナン 0.6
クエン酸 0.1
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.73
イプシロンアミノカプロン酸 0.05
サッカリンナトリウム 0.18
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
香料 1.3
増粘性シリカ 4.0
水酸化ナトリウム 0.25
精製水 バランス
合計 100.0
(A)成分に対する(C)成分の質量比((C)/(A))=16.7
(A)アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム 0.3%
(B)沈降性シリカ 15.0
(C)塩化ナトリウム 2.5
硫酸ナトリウム 2.5
70%ソルビット液 45.0
プロピレングリコール 3.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.8
カラギーナン 0.6
クエン酸 0.1
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.73
イプシロンアミノカプロン酸 0.05
サッカリンナトリウム 0.18
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
香料 1.3
増粘性シリカ 4.0
水酸化ナトリウム 0.2
精製水 バランス
合計 100.0
(A)成分に対する(C)成分の質量比((C)/(A))=16.7
(A)アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム 0.3%
(B)沈降性シリカ 15.0
(C)塩化ナトリウム 2.0
硫酸ナトリウム 2.0
70%ソルビット液 45.0
プロピレングリコール 3.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.8
カラギーナン 0.6
クエン酸 0.1
フッ化ナトリウム 0.21
イプシロンアミノカプロン酸 0.05
サッカリンナトリウム 0.18
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
香料 1.3
増粘性シリカ 4.0
水酸化ナトリウム 0.15
精製水 バランス
合計 100.0
(A)成分に対する(C)成分の質量比((C)/(A))=13.3
(A)アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム 0.3%
(B)沈降性シリカ 15.0
(C)塩化ナトリウム 1.0
硫酸カリウム 5.0
70%ソルビット液 45.0
プロピレングリコール 3.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.8
カラギーナン 0.6
クエン酸 0.1
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.73
トラネキサム酸 0.05
サッカリンナトリウム 0.18
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
香料 1.3
増粘性シリカ 4.0
水酸化ナトリウム 0.2
精製水 バランス
合計 100.0
(A)成分に対する(C)成分の質量比((C)/(A))=20.0
Claims (11)
- (A)アスコルビン酸リン酸エステル又はその塩を含有する歯磨剤組成物に、(B)シリカ系研磨剤を5〜40質量%配合すると共に、(C)塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム及び硫酸カリウムから選ばれる1種又は2種以上のアルカリ金属塩を0.5〜25質量%配合し、25℃におけるpHを6.0〜8.0としたことを特徴とする歯磨剤組成物。
- (A)アスコルビン酸リン酸エステル又はその塩の配合量に対する(C)アルカリ金属塩の配合量の比率が、(C)/(A)の質量比として1〜100である請求項1記載の歯磨剤組成物。
- (C)成分のアルカリ金属塩が、塩化ナトリウム及び/又は塩化カリウムである請求項1又は2記載の歯磨剤組成物。
- (A)成分を0.05〜0.8質量%含有する請求項1、2又は3記載の歯磨剤組成物。
- 更に、(B)シリカ系研磨剤以外の研磨剤の配合量が0〜5質量%である請求項1乃至4のいずれか1項記載の歯磨剤組成物。
- 更に、塩基性領域では不安定な有効成分を含有する請求項1乃至5のいずれか1項記載の歯磨剤組成物。
- (A)アスコルビン酸リン酸エステル又はその塩を含有する歯磨剤組成物に、(B)シリカ系研磨剤を5〜40質量%配合すると共に、(C)塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム及び硫酸カリウムから選ばれる1種又は2種以上のアルカリ金属塩を0.5〜25質量%配合し、25℃におけるpHを6.0〜8.0とすることを特徴とする、前記歯磨剤組成物におけるアスコルビン酸リン酸エステル又はその塩の安定化方法。
- (A)アスコルビン酸リン酸エステル又はその塩の配合量に対する(C)アルカリ金属塩の配合量の比率が、(C)/(A)の質量比として1〜100である請求項7記載の安定化方法。
- (A)成分を0.05〜0.8質量%含有する請求項7又は8記載の安定化方法。
- 更に、(B)シリカ系研磨剤以外の研磨剤の配合量が0〜5質量%である請求項7、8又は9記載の安定化方法。
- 更に、塩基性領域では不安定な有効成分を配合する請求項7乃至10のいずれか1項記載の安定化方法。
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