JP5407880B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光走査装置及び画像形成装置に係り、更に詳しくは、光により被走査面を走査する光走査装置及び該光走査装置を備える画像形成装置に関する。
電子写真の画像記録では、レーザ光を用いたプリンタやデジタル複写機などの画像形成装置が広く用いられている。この画像形成装置は光走査装置を備え、感光性を有するドラム(以下、「感光体ドラム」ともいう)の軸方向に偏向器(例えば、ポリゴンミラー)を用いてレーザ光を走査しつつ、感光体ドラムを回転させ、感光体ドラムの表面(被走査面)に潜像を形成する方法が一般的である。
一例として図24に示されるように、1画素を複数の光ビームで形成する方式が知られている。図24では12個の発光部(a1〜a4、b1〜b4、c1〜c4)を、副走査対応方向に関して、像面上で4800dpiの間隔で配列している。そして、図25に示されるように、1画素を像面上で1200dpiとし、4つの光ビームで形成している。
1画素を複数の光ビームで形成する画像形成装置では、(1)1画素を1本の光ビームで形成するのに対して、光量的に有利なため、高速書き込みに有利である、(2)1画素を更に分割できるため、斜め線のスムース性確保(ジャギー低減)、文字鮮鋭性の向上、画像処理による曲がり及び傾き補正等の画像の歪補正が可能である、という利点がある。
一方、1画素を形成する光ビームを射出する発光部(以下では、便宜上「画素形成発光部」と略述する)の組み合わせが順次変わるため、像面上でのビームピッチむら、光源間の光量むら、相反則不軌などの影響により、1画素毎の画像濃度が変動し易い。
画素形成発光部の組み合わせが複数ある場合でも、同じ組み合わせが周期的に繰り返されることが多いため、画像濃度変動が周期的に出現し、いわゆる「バンディング」や「テクスチャ」と呼ばれる異常画像を発生しやすい。
特に、マルチビームにおける光ビームの数が多くなると、画像濃度変動の周期が大きくなり、人間の目の知覚感度の高い領域(1本/mm近傍)の周期となりやすくなる。この場合は、バンディングが目立ちやすくなる。
マルチビームを用いて光走査を行う光走査装置におけるバンディングの発生要因としては、(1)ビームピッチずれによる露光幅の変動、(2)光量差による露光分布の変動、(3)相反則不軌、(4)感光体ドラムの回転変動やポリゴンミラーの面倒れなどのメカニカルな変動、などがある。
1.ビームピッチずれについて:
図26(A)には、理想状態にビームピッチが調整されている状態が示されている。例えば、サブ画素が4800dpiのときは、像面上でほぼ5μm間隔に整列している。
図26(B)には、光学系の倍率が理想値からずれている場合が示されている。この場合は、複数の発光部が等間隔に整列していたとしても、各光ビームの間隔は理想(5μm)からずれることとなる。なお、図26(B)では、理想より広がっている。
図26(C)には、光源がその中心軸周りに回転ずれを起こした場合が示されている。この場合は、副走査方向に関して複数の発光部の間隔は不揃いになる。
このように、ビームピッチずれがある複数の光ビームで1画素を形成する場合、1画素の形状が崩れ、濃度が変化する。さらに、画素形成発光部の組み合わせが順次変わり、それが周期的に繰り返されるため、バンディングを発生し易い。
図27(A)〜図27(C)には、2本の光ビーム(bm1、bm2)と2本の光ビーム(bm3、bm4)がポリゴンミラーの異なる偏向反射面で偏向される場合にビームピッチずれによる影響が示されている。図27(A)〜図27(C)には、1画素が4本の光ビームで形成される場合に、ビームピッチずれに伴い、1画素の大きさが変化する様子が示されている。図27(A)には、ビームピッチが理想状態のときの1画素の大きさが示されている。図27(B)には、光ビームbm2と光ビームbm3のビームピッチが理想状態よりも狭いときの1画素の大きさが示されている。図27(C)には、光ビームbm2と光ビームbm3のビームピッチが理想状態よりも広いときの1画素の大きさが示されている。
2.光量差について:
図28(A)には、4本の光ビームの光量が互いに等しい場合が示されている。図28(B)には、光ビームbm1及び光ビームbm4の光量が図28(A)よりも小さく、光ビームbm2及び光ビームbm3の光量が図28(A)よりも大きい場合が示されている。この場合は、副走査方向に関して、4本の光ビームによる露光範囲が、図28(A)の場合に比べて狭くなる。
図28(C)には、光ビームbm1及び光ビームbm4の光量が図28(A)よりも大きく、光ビームbm2及び光ビームbm3の光量が図28(A)よりも小さい場合が示されている。この場合は、副走査方向に関して、4本の光ビームによる露光範囲が、図28(A)の場合に比べて広くなる。
そして、1画素の濃度が周期的に変化するため、ビームピッチずれと同様に、バンディングの発生要因となる。
ところで、光走査装置では、発光部の発光光量をモニタして、該発光光量が所望の一定光量になるように注入電流(あるいは印加電圧)を制御する、いわゆるAPC(Auto Power Control)が行なわれている。しかしながら、光源が複数の発光部を有するマルチビーム光源の場合には、発光部間の発光光量が一様であっても、光ビーム毎に光学系を通過する光路が異なるため、光学部品における透過率のばらつき、光学部品での複屈折などの影響で、感光体ドラム上では光スポット間に光量差を生じるおそれがある。
3.相反則不軌について:
相反則不軌とは、「露光エネルギ(=光量×露光時間)が一定であれば、感光体の感度特性は同じである」という「相反則」が成立しない現象をいう。
露光エネルギが一定のとき、光量が大きいほど、感度(潜像深さ)が低下する。この現象は、光量が大きいとキャリアの再結合量が増大し、表面に到達するキャリア量が減少することが原因である。
ここで、図29に示されるように、感光体ドラムを4本の光ビームで一括露光する場合、同時露光される個所Aと、1走査時間おいて露光される個所Bを比較すると、個所Aでの露光エネルギと個所Bでの露光エネルギは同じある。しかし、個所Aの方が個所Bよりも1回の走査での光量が多いため、図30に示されるように、相反則不軌により感度(潜像深さ)が低下することとなる。
この場合には、各走査のつなぎ目(個所Bに対応する部分)では一般的に高濃度になりやすい。なお、相反則不軌が起こりやすいかどうかは、感光体の特性、走査速度などに依存する。
図31(A)には、4本の光ビーム(bm1〜bm4)がポリゴンミラーの同一偏向反射面で偏向され、同時露光された場合が示されている。図31(B)には、2本の光ビーム(bm1、bm2)と2本の光ビーム(bm3、bm4)がポリゴンミラーの異なる偏向反射面で偏向され、時間差露光された場合が示されている。図31(B)の場合、光ビームbm2と光ビームbm3が重なる領域Sでは、他の重なり領域よりも濃度が高くなりやすい。
従って、副走査方向に関して、4本の光ビームによる露光範囲は、図31(B)の場合のほうが、図31(A)の場合に比べて狭くなる。その結果、1画素の濃度が、走査に伴って周期的に変動し、バンディングの発生要因となる。
そこで、相反則不軌による走査線間の濃度差を低減させることが提案された(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
また、特許文献3〜特許文献6には、バンディングを低減させることが開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されている潜像形成装置及び特許文献2に開示されている走査露光装置では、ビームピッチずれに起因するバンディングに関して何ら考慮されていなかった。
また、特許文献3及び特許文献4に開示されている画像形成装置では、ビームピッチずれに起因するバンディングに関して何ら考慮されていなかった。
また、特許文献5に開示されている画像記録装置では、レーザビームのチャンネル数がパターンディザの単位画素数の公倍数でない場合のバンディングを低減することができなかった。
また、特許文献6に開示されている画像形成装置では、ビームピッチずれに起因するバンディングに関して何ら考慮されていなかった。
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、1画素が少なくとも2本の光ビームで形成される画像形成装置に好適な光走査装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、高品質の画像を高速で形成することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、1画素が少なくとも2本の光ビームで形成される画像形成装置に用いられ、該画像形成装置の被走査面を光ビームにより主走査方向に走査する光走査装置であって、少なくとも副走査方向に関する位置が互いに異なるように同一基板上に2次元配置された複数の発光部を有する面発光レーザアレイと;前記面発光レーザアレイからの光ビームを偏向する偏向器と;前記複数の発光部のうち、1画素を形成する少なくとも2本の光ビームを射出する発光部の組み合わせにおいて、該組み合わせに含まれる少なくとも2つの発光部の副走査方向に関する位置関係に応じて、該組み合わせに含まれる少なくとも1つの発光部の駆動状態を制御する制御装置と;を備え、前記1画素を形成する少なくとも2本の光ビームにより前記被走査面上に形成される少なくとも2つの走査線は、隣接する2つの走査線が形成されるタイミングが異なり、前記制御装置は、前記隣接する2つの走査線の間隔に応じて、前記組み合わせに含まれる一部の発光部の発光光量が設定値よりも大きくなるように前記一部の発光部の駆動条件を補正し、かつ前記組み合わせに含まれる他の一部の発光部の発光光量が設定値よりも小さくなるように前記他の一部の発光部の駆動条件を補正することを特徴とする光走査装置である。
これによれば、1画素が少なくとも2本の光ビームで形成される場合に、ビームピッチずれに起因するバンディングを低減することができる。
本発明は、第2の観点からすると、少なくとも1つの像担持体と;前記少なくとも1つの像担持体を画像情報に応じて変調された光により走査する少なくとも1つの本発明の光走査装置と;を備える画像形成装置である。
これによれば、本発明の光走査装置を備えているため、高品質の画像を高速で形成することができる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンタの概略構成を説明するための図である。 図1における光走査装置を説明するための図である。 偏光器前光学系を説明するための図(その1)である。 偏光器前光学系を説明するための図(その2)である。 走査光学系を説明するための図である。 光源ユニットを説明するための図(その1)である。 光源ユニットを説明するための図(その2)である。 走査制御装置の構成を説明するためのブロック図である。 隣接走査に用いられる光源における複数の発光部の配列状態を説明するための図である。 隣接走査を説明するための図である。 図11(A)及び図11(B)は、図10におけるビームピッチずれを説明するための図である。 図10における画素形成発光部の組み合わせとビームピッチずれの補正の有無との関係を説明するための図である。 図10におけるビームピッチのずれ量と補正データとの関係を説明するための図である。 飛び越し走査に用いられる光源における複数の発光部の配列状態を説明するための図である。 飛び越し走査を説明するための図である。 図16(A)及び図16(B)は、図15におけるビームピッチずれを説明するための図である。 図15における画素形成発光部の組み合わせを説明するための図である。 図15における画素形成発光部の組み合わせとビームピッチずれによる濃度むらの程度との関係を説明するための図である。 図15におけるビームピッチのずれ量と補正データとの関係を説明するための図である。 図15における相反則不軌の影響によるバンディングを低減するための補正データを説明するための図である。 多重露光走査に用いられる光源における複数の発光部の配列状態を説明するための図である。 多重露光走査を説明するための図である。 図23(A)及び図23(B)は、図22におけるビームピッチずれを説明するための図である。 1画素を複数の光ビームで形成する画像形成装置を説明するための図(その1)である。 1画素を複数の光ビームで形成する画像形成装置を説明するための図(その2)である。 図26(A)〜図26(C)は、それぞれビームピッチずれを説明するための図である。 図27(A)〜図27(C)は、それぞれビームピッチずれの影響を説明するための図である。 図28(A)〜図28(C)は、それぞれ画素形成発光部における光量差の影響を説明するための図である。 相反則不軌を説明するための図(その1)である。 相反則不軌を説明するための図(その2)である。 相反則不軌の影響を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図23に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係る画像形成装置としてのカラープリンタ2000の概略構成が示されている。
このカラープリンタ2000は、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタであり、光走査装置2010、4つの感光体ドラム(2030a、2030b、2030c、2030d)、4つのクリーニングユニット(2031a、2031b、2031c、2031d)、4つの帯電チャージャ(2032a、2032b、2032c、2032d)、4つの現像ローラ(2033a、2033b、2033c、2033d)、4つのトナーカートリッジ(2034a、2034b、2034c、2034d)、転写ベルト2040、定着ローラ2050、給紙コロ2054、レジストローラ対2056、排紙ローラ2058、給紙トレイ2060、排紙トレイ2070、通信制御装置2080、及び上記各部を統括的に制御するプリンタ制御装置2090などを備えている。
なお、ここでは、XYZ3次元直交座標系において、各感光体ドラムの長手方向に沿った方向をY軸方向、4つの感光体ドラムの配列方向に沿った方向をX軸方向として説明する。
通信制御装置2080は、ネットワークなどを介した上位装置(例えばパソコン)との双方向の通信を制御する。
各感光体ドラムはいずれも、その表面に感光層が形成されている。すなわち、各感光体ドラムの表面がそれぞれ被走査面である。なお、各感光体ドラムは、不図示の回転機構により、図1における面内で矢印方向に回転するものとする。
感光体ドラム2030aの表面近傍には、感光体ドラム2030aの回転方向に沿って、帯電チャージャ2032a、現像ローラ2033a、クリーニングユニット2031aが配置されている。
感光体ドラム2030a、帯電チャージャ2032a、現像ローラ2033a、トナーカートリッジ2034a、及びクリーニングユニット2031aは、組として使用され、ブラックの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Kステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030bの表面近傍には、感光体ドラム2030bの回転方向に沿って、帯電チャージャ2032b、現像ローラ2033b、クリーニングユニット2031bが配置されている。
感光体ドラム2030b、帯電チャージャ2032b、現像ローラ2033b、トナーカートリッジ2034b、及びクリーニングユニット2031bは、組として使用され、シアンの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Cステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030cの表面近傍には、感光体ドラム2030cの回転方向に沿って、帯電チャージャ2032c、現像ローラ2033c、クリーニングユニット2031cが配置されている。
感光体ドラム2030c、帯電チャージャ2032c、現像ローラ2033c、トナーカートリッジ2034c、及びクリーニングユニット2031cは、組として使用され、マゼンタの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Mステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030dの表面近傍には、感光体ドラム2030dの回転方向に沿って、帯電チャージャ2032d、現像ローラ2033d、クリーニングユニット2031dが配置されている。
感光体ドラム2030d、帯電チャージャ2032d、現像ローラ2033d、トナーカートリッジ2034d、及びクリーニングユニット2031dは、組として使用され、イエローの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Yステーション」ともいう)を構成する。
各帯電チャージャは、対応する感光体ドラムの表面をそれぞれ均一に帯電させる。
光走査装置2010は、上位装置からの多色の画像情報(ブラック画像情報、シアン画像情報、マゼンタ画像情報、イエロー画像情報)に基づいて、各色毎に変調された光束を、対応する帯電された感光体ドラムの表面にそれぞれ照射する。これにより、各感光体ドラムの表面では、光が照射された部分だけ電荷が消失し、画像情報に対応した潜像が各感光体ドラムの表面にそれぞれ形成される。ここで形成された潜像は、感光体ドラムの回転に伴って対応する現像ローラの方向に移動する。なお、この光走査装置2010の構成については後述する。
なお、各感光体ドラムにおいて、画像情報が書き込まれる領域は、有効走査領域あるいは画像形成領域と呼ばれている。
トナーカートリッジ2034aにはブラックトナーが格納されており、該トナーは現像ローラ2033aに供給される。トナーカートリッジ2034bにはシアントナーが格納されており、該トナーは現像ローラ2033bに供給される。トナーカートリッジ2034cにはマゼンタトナーが格納されており、該トナーは現像ローラ2033cに供給される。トナーカートリッジ2034dにはイエロートナーが格納されており、該トナーは現像ローラ2033dに供給される。
各現像ローラは、回転に伴って、対応するトナーカートリッジからのトナーが、その表面に薄く均一に塗布される。そして、各現像ローラの表面のトナーは、対応する感光体ドラムの表面に接すると、該表面における光が照射された部分にだけ移行し、そこに付着する。すなわち、各現像ローラは、対応する感光体ドラムの表面に形成された潜像にトナーを付着させて顕像化させる。ここでトナーが付着した像(以下では、「トナー画像」ともいう)は、感光体ドラムの回転に伴って転写ベルト2040の方向に移動する。
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナー画像は、所定のタイミングで転写ベルト2040上に順次転写され、重ね合わされてカラー画像が形成される。
給紙トレイ2060には記録紙が格納されている。この給紙トレイ2060の近傍には給紙コロ2054が配置されており、該給紙コロ2054は、記録紙を給紙トレイ2060から1枚づつ取り出し、レジストローラ対2056に搬送する。該レジストローラ対2056は、所定のタイミングで記録紙を転写ベルト2040に向けて送り出す。これにより、転写ベルト2040上のカラー画像が記録紙に転写される。ここで転写された記録紙は、定着ローラ2050に送られる。
定着ローラ2050では、熱と圧力とが記録紙に加えられ、これによってトナーが記録紙上に定着される。ここで定着された記録紙は、排紙ローラ2058を介して排紙トレイ2070に送られ、排紙トレイ2070上に順次スタックされる。
各クリーニングユニットは、対応する感光体ドラムの表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。残留トナーが除去された感光体ドラムの表面は、再度対応する帯電チャージャに対向する位置に戻る。
次に、前記光走査装置2010の構成について説明する。
光走査装置2010は、一例として図2〜図5に示されるように、4つの光源(2200a、2200b、2200c、2200d)、4つのカップリングレンズ(2201a、2201b、2201c、2201d)、4つの開口板(2202a、2202b、2202c、2202d)、4つのシリンドリカルレンズ(2204a、2204b、2204c、2204d)、ポリゴンミラー2104、4つの走査レンズ(2105a、2105b、2105c、2105d)、4枚の折り返しミラー(2106a、2106b、2106c、2106d)、及び走査制御装置(図示省略、図8参照)などを備えている。そして、上記光学素子は、光学ハウジング内に収容されている。
また、カップリングレンズ2201a及びカップリングレンズ2201bの光軸に沿った方向を「w1方向」、カップリングレンズ2201c及びカップリングレンズ2201dの光軸に沿った方向を「w2方向」とする。さらに、Z軸方向及びw1方向のいずれにも直交する方向を「m1方向」、Z軸方向及びw2方向のいずれにも直交する方向を「m2方向」とする。
なお、以下では、便宜上、主走査方向に対応する方向を「主走査対応方向」と略述し、副走査方向に対応する方向を「副走査対応方向」と略述する。
ここでは、光源2200a及び光源2200bにおける主走査対応方向は、m1方向であり、光源2200c及び光源2200dにおける主走査対応方向は、「m2方向」である。そして、光源2200a及び光源2200bにおける副走査対応方向、光源2200c及び光源2200dにおける副走査対応方向は、いずれもZ軸方向と同じ方向である。
光源2200bと光源2200cは、X軸方向に関して離れた位置に配置されている。そして、光源2200aは光源2200bの−Z側に配置されている。また、光源2200dは光源2200cの−Z側に配置されている。
カップリングレンズ2201aは、光源2200aから射出された光束の光路上に配置され、該光束を略平行光束とする。
カップリングレンズ2201bは、光源2200bから射出された光束の光路上に配置され、該光束を略平行光束とする。
カップリングレンズ2201cは、光源2200cから射出された光束の光路上に配置され、該光束を略平行光束とする。
カップリングレンズ2201dは、光源2200dから射出された光束の光路上に配置され、該光束を略平行光束とする。
開口板2202aは、開口部を有し、カップリングレンズ2201aを介した光束を整形する。
開口板2202bは、開口部を有し、カップリングレンズ2201bを介した光束を整形する。
開口板2202cは、開口部を有し、カップリングレンズ2201cを介した光束を整形する。
開口板2202dは、開口部を有し、カップリングレンズ2201dを介した光束を整形する。
ここでは、一例として図6及び図7に示されるように、光源2200a、カップリングレンズ2201a、及び開口板2202aは、所定の位置関係でホルダに保持され、ユニット化されている。以下では、このユニット化されたものを「光源ユニット」という。
この光源ユニットは、更に、モニタ光用反射ミラー15、第2開口板16、集光レンズ17、受光素子18、及び光源駆動チップ22を有している。
そして、光源2200a、受光素子18及び光源駆動チップ22は、同一の回路基板19上に実装されている。
なお、開口板2202aは、開口部の周囲で反射された光をモニタ用光として利用するため、カップリングレンズ2201aの光軸に直交する仮想面に対して傾斜して配置されている。
モニタ光用反射ミラー15は、開口板2202aで反射されたモニタ用光を受光素子18に向かう方向に反射する。
第2開口板16は、モニタ光用反射ミラー15で反射されたモニタ用光のビーム径を規定する。第2開口板16の開口部の大きさ及び形状は、開口板2202aの開口部の大きさ及び形状に応じて決定される。
集光レンズ17は、第2開口板16の開口部を通過したモニタ用光を集光する。
受光素子18は、モニタ用光を受光する。この受光素子18は、受光量に応じた信号(光電変換信号)を出力する。
開口板2202aと受光素子18との間のモニタ用光束の光路上に配置される光学系は、モニタ光学系とも呼ばれている。本実施形態では、モニタ光学系は、モニタ光用反射ミラー15と第2開口板16と集光レンズ17とから構成されている。
また、光源2200b、カップリングレンズ2201b、及び開口板2202bも、同様にユニット化されている。
また、光源2200c、カップリングレンズ2201c、及び開口板2202cも、同様にユニット化されている。
また、光源2200d、カップリングレンズ2201d、及び開口板2202dも、同様にユニット化されている。
図3に戻り、シリンドリカルレンズ2204aは、開口板2202aの開口部を通過した光束Laの光路上に配置され、該光束をポリゴンミラー2104の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。
シリンドリカルレンズ2204bは、開口板2202bの開口部を通過した光束Lbの光路上に配置され、該光束をポリゴンミラー2104の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。
図4に示されるように、シリンドリカルレンズ2204cは、開口板2202cの開口部を通過した光束Lcの光路上に配置され、該光束をポリゴンミラー2104の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。
シリンドリカルレンズ2204dは、開口板2202dの開口部を通過した光束Ldの光路上に配置され、該光束をポリゴンミラー2104の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。
ポリゴンミラー2104は、Z軸に平行な軸回りに回転する2段構造の4面鏡を有し、各鏡がそれぞれ偏向反射面となる。そして、1段目(下段)の4面鏡ではシリンドリカルレンズ2204aからの光束及びシリンドリカルレンズ2204dからの光束がそれぞれ偏向され、2段目(上段)の4面鏡ではシリンドリカルレンズ2204bからの光束及びシリンドリカルレンズ2204cからの光束がそれぞれ偏向されるように配置されている。なお、1段目の4面鏡及び2段目の4面鏡は、互いに位相が45°ずれて回転し、書き込み走査は1段目と2段目とで交互に行われる。
ここでは、シリンドリカルレンズ2204a及びシリンドリカルレンズ2204bからの光束はポリゴンミラー2104の−X側に偏向され、シリンドリカルレンズ2204c及びシリンドリカルレンズ2204dからの光束はポリゴンミラー2104の+X側に偏向される。
そこで、ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204aからの光束は、折返しミラー2106a、及び走査レンズ2105aを介して、感光体ドラム2030aに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104の回転に伴って感光体ドラム2030aの長手方向に移動する。すなわち、感光体ドラム2030a上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030aでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030aの回転方向が、感光体ドラム2030aでの「副走査方向」である。
また、ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204bからの光束は、折り返しミラー2106b、及び走査レンズ2105bを介して、感光体ドラム2030bに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104の回転に伴って感光体ドラム2030bの長手方向に移動する。すなわち、感光体ドラム2030b上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030bでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030bの回転方向が、感光体ドラム2030bでの「副走査方向」である。
また、ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204cからの光束は、折り返しミラー2106c、及び走査レンズ2105cを介して、感光体ドラム2030cに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104の回転に伴って感光体ドラム2030cの長手方向に移動する。すなわち、感光体ドラム2030c上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030cでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030cの回転方向が、感光体ドラム2030cでの「副走査方向」である。
また、ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204dからの光束は、折り返しミラー2106d、及び走査レンズ2105dを介して、感光体ドラム2030dに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104の回転に伴って感光体ドラム2030dの長手方向に移動する。すなわち、感光体ドラム2030d上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030dでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030dの回転方向が、感光体ドラム2030dでの「副走査方向」である。
なお、各折り返しミラーは、ポリゴンミラー2104から各感光体ドラムに至る各光路長が互いに一致するとともに、各感光体ドラムにおける光束の入射位置及び入射角がいずれも互いに等しくなるように、それぞれ配置されている。
また、各ステーションでは、シリンドリカルレンズと走査レンズとにより、対応する感光体ドラム表面とポリゴンミラー2104での偏向点とを副走査方向に共役関係とする面倒れ補正光学系が構成されている。
ポリゴンミラー2104と各感光体ドラムとの間の光路上に配置される光学系は、走査光学系とも呼ばれている。本実施形態では、走査レンズ2105aと折り返しミラー2106aとからKステーションの走査光学系が構成されている。また、走査レンズ2105bと折り返しミラー2106bとからCステーションの走査光学系が構成されている。そして、側走査レンズ2105cと折り返しミラー2106cとからMステーションの走査光学系が構成されている。さらに、側走査レンズ2105dと折り返しミラー2106dとからYステーションの走査光学系が構成されている。
ところで、各ステーションの走査光学系には、1回の走査における書き込み開始前の光束が入射する先端同期検知センサ(図示省略)、及び1回の走査における書き込み終了後の光束が入射する後端同期検知センサ(図示省略)がそれぞれ設けられている。
各同期検知センサは、受光素子を有し、受光光量に応じた電気信号を走査制御装置に出力する。なお、先端同期検知センサの出力信号は、先端同期検知信号とも呼ばれている。また、後端同期検知センサの出力信号は、後端同期検知信号とも呼ばれている。
走査制御装置は、一例として図8に示されるように、画素クロック生成回路215、画像処理回路216、書込制御回路219、メモリ220などを有している。なお、図8における矢印は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。
画素クロック生成回路215は、ステーション毎に、画素クロック信号を生成する。なお、画素クロック生成回路215は、ステーション毎に、先端同期検知センサの出力信号と後端同期検知センサの出力信号から、各同期検知センサの間を光束が走査するのに要した時間を求め、その時間に予め設定されている数のパルスが収まるように画素クロック信号の基準周波数を再設定する。また、先端同期検知センサの出力信号は、同期信号として書込制御回路219に出力される。
画像処理回路216は、ステーション毎に、プリンタ制御装置1060を介して上位装置から受信した対応する画像情報をラスター展開するとともに、所定の中間調処理などを行った後、画素クロック信号PCLKを基準とした各画素の階調を表すドットデータを作成する。そして、画像処理回路216は、ステーション毎に、対応する先端同期検知センサの出力信号に基づいて走査開始を検出すると、画素クロック信号PCLKに同期してドットデータを書込制御回路219に出力する。
書込制御回路219は、ステーション毎に、画像処理回路216からの対応するドットデータ、画素クロック生成回路215からの対応する画素クロック信号PCLK及び同期信号に基づいて書込データを作成する。ここで作成された書込データは、対応する光源ユニットに出力される。
また、書込制御回路219は、光源ユニット毎に、所定のタイミングで、受光素子の出力信号に基づいて、該光源ユニットから射出される光の光量が所望の値となるように、各発光部の光量を補正する補正データを作成する。すなわち、APC(Auto Power Control)を行う。
さらに、書込制御回路219は、各ステーションでの走査毎に、画素形成発光部の組み合わせに応じて光量を補正する補正データをメモリ220から読み出す。ここで読み出された補正データは、上記APCでの補正データに重畳され、新たな光量補正データとして、対応する光源ユニットに出力される。
そして、各光源ユニットでは、光源駆動チップが走査制御装置からの書込データ及び光量補正データに基づいて、各発光部の駆動信号を生成する。
各光源は、複数の発光部が1つの基板上に形成されたアレイ発光素子を有している。
そして、複数の発光部は、すべての発光部を副走査対応方向に伸びる仮想線上に正射影したときに、発光部間隔が等間隔となるように配置されている。なお、本明細書では、「発光部間隔」とは2つの発光部の中心間距離をいう。
ここでは、各発光部は、発振波長が780nm帯の垂直共振器型の面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)である。すなわち、アレイ発光素子は、いわゆる面発光レーザアレイである。
そして、カラープリンタ2000では、1画素を複数の光ビームで形成している。
ここで、1画素を複数の光ビームで形成する際のバンディングについて説明する。
1画素が複数の光ビームで形成される場合には、1画素が1つの光ビームで形成される場合に比べて、以下の3つの要因により、意図しない周期的な濃度変化が発生しやすい。
要因1:像面上での各光スポットの副走査方向に関する間隔の理想値からのずれであるビームピッチずれ
要因2:複数の光ビーム間の光量差
要因3:相反則不軌
ところで、感光体ドラムの表面を複数の光ビームで走査する際の走査方法には主に、(1)複数の光ビームが前回走査時の光照射領域と重ならないように書き込む、いわゆる「隣接走査」と、(2)複数の光ビームが前回走査時の光照射領域に部分的に重なるように書き込む、いわゆる「多重露光走査」と、(3)複数の光ビームが前回走査時の複数の走査線の間に書き込む、いわゆる「飛び越し走査(又はインターレース走査)」とがある。
隣接走査は、最も広く採用されている走査方式であり、発光部の数が少ない場合は問題ないが、発光部の数が多くなると、相反則不軌による濃度むらが見えやすくなる。
多重露光走査は、1ビーム当たりの光量が通常の約半分ですむため、面発光レーザアレイを光源とする場合に有利である。
また、バンディングの発生要因のうち、振動、感光体ドラムの回転変動、及びポリゴンミラーの面倒れなどのメカニカルな要因に対しては、濃度変動を2回の走査で分散できるため、バンディングを低減するのに有利である。その反面、1画素を複数の光ビームで形成する場合は、画素形成発光部の組み合わせが順次変わるため、ビームピッチずれや光量差に起因するバンディングが発生しやすい。
飛び越し走査は、1ビーム当たりの光量は隣接走査と同じであるが、光源における発光部間隔を広くとることできるため、発光部間の熱的、電気的クロストークの発生を抑えることができる。また、多重露光走査と同様に、メカニカルな要因によるバンディングの抑制には有利だが、ビームピッチずれや光量差に起因するバンディングはむしろ発生しやすい。
《隣接走査による画像形成》
次に、隣接走査によって画像形成を行う場合について説明する。
ここでは、一例として図9に示されるように、光源は16個の発光部(ch1〜ch16)を有し、それらが主走査対応方向及び副走査対応方向のいずれに対しても傾斜した一の方向に沿って1次元に配列されているものとする。
また、図10に示されるように、1画素は2つの光ビームで形成され、ディザマトリックスは6×6の36階調を表現している。そして、1画素の画素密度を1200dpi(dot per inch)とし、200lpi(Line per inch)で横万線を書き込む場合が示されている。なお、1つの光ビーム当たりの書込密度は2400dpi相当である。
最初の1ドットラインであるL=1の潜像を、ch16からの光ビームとch1からの光ビームの2ビームで感光体ドラム上に形成する場合、1回目の走査でch16を点灯(オン)、2回目の走査でch1を点灯(オン)させ、2回の走査で1ドットラインが形成される。
L=1の場合と同様に、ch16からの光ビームとch1からの光ビームによって形成される1ドットラインは、L=5(5番目のライン)である。すなわち、4ドットライン毎に周期的に画素形成発光部の組み合わせが同じとなる。
複数の発光部が1次元配列されている光源では、光源の回転ずれ、及び光学系の倍率ずれなどにより、ビームピッチずれが生じるおそれがある。
ここで、一例として図11(A)に示されるように、ビームピッチずれにより、ch16からの光ビーム及びch1からの光ビームが理想位置(図11(B)参照)から矢印の方向にずれると、2つの光ビームで形成される1画素の副走査方向に関する幅が変化(ここでは、短くなっている)し、1画素の再現性が低下する。
そして、1画素の再現性が低下すると、特に横万線の画像や、ディザで中間調の画像を形成する場合、画素形成発光部の組み合わせが同じとなる画素が、副走査方向に周期的に現れることになり、特にバンディングといわれる異常画像を発生する。
人間の視覚感度は周期によって異なり、通常1本/mm近傍がピークとなる。そこで、この近傍を周期とする濃度むらが発生すると、顕著なバンディングが現れ、異常画像となる。
発光部の数が16で、1画素を2ビームで形成する場合、発光部のオン/オフを含めると、発光パターンは32種類もある。
しかし、ここでは、(ch16、ch1)以外の画素形成発光部の組み合わせは、(ch1、ch2)、(ch2、ch3)、・・・・・、(ch14、ch15)、(ch15、ch16)と全て隣り合う発光部の組み合わせであるため、ビームピッチずれは(ch16、ch1)に比べて非常に小さく、補正は不要である。
また、(ch16、ch1)の組み合わせにおいても、2つが点灯するときのみ画素が崩れやすい。そこで、ここでは、(ch16、ch1)の組み合わせで、かつ両chともに点灯(オン)のときのみ補正する(図12参照)。
補正データは、合成光ビームの重心位置(強度中心位置)と、副走査方向に関する1画素の線幅(画素幅)が理想値になるよう設定される。しかし、副走査方向に関する画素幅を理想値に一致できたとしても、合成光ビームのトータルエネルギが大きく変化すると、主走査方向に関する画素幅が変化してしまうため、合成光ビームのトータルエネルギの変化量は、補正前の±20%以下が望ましい。
ここで、1光ビーム当たりの副走査方向に関する光量分布f(x)は、LSF(Line Spread Function)で表され、ほぼガウシャン分布であるとすると次の(1)式で示すことができる。
一例として、1つの光スポットのスポット径を1/eで定義し、該スポット径を60μmとし、副走査方向に関してch16による光スポットとch1による光スポットが1200dpi(21μm)はなれた状態を理想状態としたときの、ビームピッチずれの補正データが図13に示されている。
例えば、ch16による光スポットとch1による光スポットの間隔が理想よりも4μm狭くなった場合は、ch16及びch1ともに光量を初期設定値に対して1.08倍する。これにより、ビームピッチずれがない場合とほぼ等価な合成ビームを得ることができる。また、合成光ビームにおけるトータルエネルギの変化量を±20%以下にすることができ、主走査方向に関する影響(画素幅、濃度再現性)を問題ないレベルに抑えることができる。
ここでは、光走査装置2010をカラープリンタ2000に搭載する前に、ビームピッチを計測し、ビームピッチのずれ量と副走査方向に関する潜像幅の変化量との関係、及び潜像幅の変化を補正する光量を、理論計算あるいは実験より求め、ビームピッチずれの補正データとしている。
なお、光走査装置2010がカラープリンタ2000に搭載された後に、出力画像からバンディング濃度を計測し、その計測結果から濃度変化を低減するための光量の補正データを求め、ビームピッチずれの補正データとしても良い。
そして、ビームピッチずれの補正データは、画素形成発光部の組合せ毎にテーブル形式で、走査制御装置のメモリ220に格納されている。
また、各光ビームの光量差を併せて補正しても良い。この場合には、光走査装置2010をカラープリンタ2000に搭載する前に各光ビームの光量を計測し、その計測値に基づいて、画素形成発光部の組合せ毎に光量差の補正データを求める。そして、この光量差の補正データを、画素形成発光部の組合せ毎にテーブル形式で、メモリ220に格納しておく。
さらに、1画素が走査をまたいで形成される場合は、相反則不軌が発生するため、この相反則不軌の影響をあらかじめ出力画像や感光体上の潜像電位から計測しておき、ビームピッチずれと併せて補正しても良い。
光源における発光部の数が多いほど、濃度むらの発生周期が長くなり、相反則不軌による濃度むらが目立ちやすくなる。例えば、発光部の数が2つで、600dpiの場合は、濃度むらの発生周期は0.085mmであり、殆ど視認できない。しかしながら、発光部の数が16で、1200dpiの場合は、濃度むらの発生周期は0.33mとなり、人間の視覚感度の高い領域に近づくため、濃度むらが目立ちやすくなる。
ここでは、画素形成発光部の組み合わせが(ch1、ch16)のときに、濃度が濃くなる。そこで、画素形成発光部の組み合わせが(ch1、ch16)のときに、ch1とch16の光量を下げるような補正データを理論計算等により求め、メモリ220に格納しておく。
具体的には、書込制御回路219は、書込信号を生成する際に、画素形成発光部の組み合わせが(ch1、ch16)のときに、ビームピッチずれの補正データ、光量差の補正データ、及び相反則不軌の補正データをメモリ220から読み出し、APCの補正データに重畳し、光量補正データとして対応する光源ユニットに出力する。これにより、ビームピッチずれによるバンディング、光量差によるバンディング、相反則不軌によるバンディングを低減することができる。
《飛び越し走査による画像形成》
次に、飛び越し走査によって画像形成を行う場合について説明する。
ここでは、一例として図14に示されるように、光源は15個の発光部(ch1〜ch15)を有し、それらが2次元配列されているものとする。
また、図15に示されるように、1画素は4つの光ビームで形成され、ディザマトリックスは3×3の9階調を表現している。そして、1画素の画素密度を600dpiとし、200lpiで横万線を書き込む場合が示されている。なお、1つの光ビーム当たりの書込密度は2400dpi相当である。
最初の1ドットラインであるL=1の潜像を、ch15からの光ビームとch7からの光ビームとch8からの光ビームとch1からの光ビームとの4ビームで感光体ドラム上に形成する場合、1回目の走査でch15を点灯(オン)、2回目の走査でch7及びch8を点灯(オン)、3回目の走査でch1を点灯(オン)させ、3回の走査で1ドットラインが形成される。
L=1の場合と同様に、ch15からの光ビームとch7からの光ビームとch8からの光ビームとch1からの光ビームとによって形成される1ドットラインは、L=6(6番目のライン)である。すなわち、5ドットライン毎に周期的に画素形成発光部の組み合わせが同じとなる。
また、2番目の1ドットラインであるL=2を、ch13、ch14、ch6、及びch7からの4ビームで形成する場合、1回目の走査でch13及びch14を点灯(オン)させ、2回目の走査でch6及びch7を点灯(オン)させ、2回の走査で1ドットラインが形成される。
このように、画素形成発光部の組み合わせによって、1ドットラインが2回の走査で形成される場合と3回の走査で形成される場合とが混在する。
複数の発光部が2次元配列された光源では、複数の発光部が1次元配列されている光源と同様に、光源の回転ずれ、及び光学系の倍率ずれなどにより、ビームピッチずれが生じるおそれがある。
複数の発光部が2次元配列された光源におけるビームピッチずれは、複数の発光部が1次元配列された光源におけるビームピッチずれよりも複雑である。
複数の発光部が図14に示されるように配置されているときに、光源が中心軸まわりに回転すると、副走査対応方向に関する距離の変化は、ch5−ch6間の距離の変化のほうが、ch6−ch7間の距離の変化より大きくなる。
また、ch1及びch15は、副走査対応方向の両端に位置しているため、ch1−ch15間の距離の変化は、光学系の倍率の変化の影響を大きく受ける。
光学系の倍率が変化して大きくなると、図16(A)に示されるように、ch15からの光ビームによる光スポット及びch1からの光ビームによる光スポットは、理想位置(図16(B)参照)に対して矢印の方向にシフトする。なお、ch7からの光ビーム及びch8からの光ビームは、それらが光学系の光軸近傍を通過するため、光学系の倍率変化の影響は少ない。これにより、4つの光ビームで形成される1画素の副走査方向に関する幅が変化(ここでは、狭くなっている)し、1画素の再現性が低下し、バンディングが発生しやすい。
発光部の数が15で、1画素を4つの光ビームで形成する場合、発光部のオン/オフを含めると、発光パターンは225種類もある。
画素形成発光部の組み合わせ毎に補正データをメモリ200に格納することは可能であるが、補正データの作成が煩雑となることと、メモリ容量が大きくなることなどから、できるだけシンプルな補正データとすることが望ましい。
ここでの画素形成発光部の組み合わせが図17に示されている。そして、図18には、顕著なバンディングが発生しやすい組み合わせ(特にch1とch15の組み合わせが存在する場合)を「○」、軽度のバンディングが発生しやすい組み合わせ(8ビーム以上離れたビームピッチが存在する場合)を「△」で示している。
ここでは、顕著なバンディングが発生しやすい4種類の組み合わせのみ補正を行い、他は補正しないこととした。
補正データは、合成ビームの重心位置(強度中心位置)と、副走査方向に関する1画素の線幅(画素幅)が理想値になるよう設定される。しかし、副走査方向に関する画素幅を理想値に一致できたとしても、合成ビームのトータルエネルギが大きく変化すると、主走査方向に関する画素幅が変化してしまうため、合成ビームのトータルエネルギの変化量は、補正前の±20%以下が望ましい。
一例として、1つの光スポットのスポット径を1/eで定義し、該スポット径を78μmとしたときの、ビームピッチずれの補正データが図19に示されている。
例えば、ch15からの光ビームによる光スポットとch1からの光ビームによる光スポットの間隔が理想よりも4μm狭くなった場合は、初期設定値に対してch15の光量を0.89倍,ch7の光量を1.19倍、ch8の光量を0.74倍,ch1の光量を1.19倍する。これにより、ビームピッチずれがない場合とほぼ等価な合成光ビームを得ることができる。また、合成光ビームにおけるトータルエネルギの変化量を±20%以下にすることができ、主走査方向に関する影響(画素幅、濃度再現性)を問題ないレベルに抑えることができる。
特に4つを超える光ビームで1画素を形成する場合は、トータルエネルギを一定に保ちつつ、合成光ビームの重心位置(強度中心)と、副走査方向に関する1画素の線幅を補正する自由度が高い。図19では、トータルエネルギの変化量を±1%以下に抑えており、主走査方向に関する影響(画素幅、濃度再現性)は全く無視できる。なお、主走査方向に関する影響(画素幅、濃度再現性)を全く無視できるトータルエネルギの変化量は±5%以下である。
ここでは、光走査装置2010をカラープリンタ2000に搭載する前に、画素形成発光部の組み合わせ毎にビームピッチを計測し、ビームピッチのずれ量と潜像幅の変化量との関係、及び潜像幅の変化を補正する光量を、理論計算あるいは実験より求め、ビームピッチずれの補正データとしている。
なお、光走査装置2010がカラープリンタ2000に搭載された後に、出力画像からバンディング濃度を計測し、その計測結果から濃度変化を低減するための光量の補正データを求め、ビームピッチずれの補正データとしても良い。
そして、ビームピッチずれの補正データは、画素形成発光部の組合せ毎にテーブル形式で、走査制御装置のメモリ220に格納されている。
また、各光ビームの光量差を併せて補正しても良い。この場合には、光走査装置2010をカラープリンタ2000に搭載する前に各光ビームの光量を計測し、その計測値に基づいて、画素形成発光部の組合せ毎に光量差の補正データを求める。そして、この光量差の補正データを、画素形成発光部の組合せ毎にテーブル形式で、メモリ220に格納しておく。
さらに、1画素が走査をまたいで形成される場合は、相反則不軌が発生するため、この相反則不軌の影響をあらかじめ出力画像や感光体上の潜像電位から計測しておき、ビームピッチずれと併せて補正しても良い。
ここでは、飛び越し走査のため2回以上の走査で1画素を形成するが、特に3回の走査で、かつ光ビームが隣接する場合に相反則不軌の影響を受けやすい。
そこで、図20に示されるように、画素形成発光部の組み合わせが、組合せA及び組合せBの場合のみ、相反則不軌による影響を補正している。例えば、ch15とch7とch8とch1からの光ビームで1画素を形成する場合は、特にch8からの光ビームとch1からの光ビームが隣接走査となり、濃度が高くなりやすい。そこで、ch8及びch1ともに光量を初期設定値に対して0.95倍することで1画素の濃度向上を抑えることが可能となる。
《多重露光走査による画像形成》
次に、多重露光走査によって画像形成を行う場合について説明する。
ここでは、一例として図21に示されるように、光源は16個の発光部(ch1〜ch16)を有し、それらが2次元配列されているものとする。
また、図22に示されるように、1画素は2つの光ビームで形成され、ディザマトリックスは6×6の36階調を表現している。そして、1画素の画素密度を1200dpiとし、200lpiで横万線を書き込む場合が示されている。なお、1つの光ビーム当たりの書込密度は2400dpi相当である。
最初の1ドットラインであるL=1の潜像を、ch16からの光ビームとch8からの光ビームとch9からの光ビームとch1からの光ビームとの4ビームで感光体ドラム上に形成する場合、1回目の走査でch1を点灯(オン)、2回目の走査でch8及びch9を点灯(オン)、3回目の走査でch1を点灯(オン)させ、3回の走査で1ラインが形成される。
L=1の場合と同様に、ch16からの光ビームとch8からの光ビームとch9からの光ビームとch1からの光ビームとによって形成される1ドットラインは、L=3(3番目のライン)である。すなわち、2ドットライン毎に周期的に画素形成発光部の組み合わせが同じとなる。
また、2番目の1ドットラインであるL=2を、ch12、ch13、ch4、及びch5からの4ビームで形成する場合、1回目の走査でch12及びch13を点灯(オン)、2回目の走査でch4及びch5を点灯(オン)させ、2回の走査で1ドットラインが形成される。
このように、画素形成発光部の組み合わせによって、1ドットラインが2回の走査で形成される場合と3回の走査で形成する場合とが混在する。
この場合も、飛び越し走査によって画像形成を行う場合と同様にして、ビームピッチずれ(図23参照)の補正、各光ビームの光量差の補正、相反則不軌による影響の補正を行うことができる。
すなわち、いずれの走査方法で画像が形成されても、ビームピッチずれによるバンディング、各光ビームの光量差によるバンディング、相反則不軌によるバンディングを低減することができる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る光走査装置2010では、走査制御装置によって、本発明の光走査装置における制御装置が構成されている。
以上説明したように、本実施形態に係る光走査装置2010によると、1画素が少なくとも2本の光ビームで形成される画像形成装置に用いられ、4つの光源(2200a、2200b、2200c、2200d)と、各光源からの光束を偏向するポリゴンミラー2104と、ポリゴンミラー2104で偏向された光束を4つの感光体ドラム(2030a〜2030d)の表面に個別に集光する4つの走査光学系、及び走査制御装置などを備えている。
各光源は、少なくとも副走査対応方向に関して互いに異なる位置に配置された複数の発光部を有している。
また、走査制御装置のメモリ220には、ビームピッチずれの補正データ、光量差の補正データ、相反則不軌の影響を低減する補正データが、画素形成発光部の組合せ毎にテーブル形式で格納されている。
そして、走査制御装置の書込制御回路219は、書込信号を生成する際に、画素形成発光部の組み合わせに応じた、ビームピッチずれの補正データ、光量差の補正データ、及び相反則不軌の補正データをメモリ220から読み出し、APCの補正データに重畳し、光量補正データとして対応する光源ユニットに出力する。すなわち、画素形成発光部の組み合わせに応じて、該組み合わせに含まれる発光部の駆動状態を制御している。
そこで、ビームピッチずれによるバンディング、光量差によるバンディング、相反則不軌によるバンディングを低減することができる。
従来、ビームピッチずれを低減しようとする試みは種々なされてきたが、ビームピッチずれの発生を前提としたバンディング低減については、これまでなされていない。
そして、本実施形態に係るカラープリンタ2000によると、光走査装置2010を備えているため、高品質の画像を高速で形成することが可能となる。
なお、上記実施形態では、光走査装置2010に適した補正データがテーブル形式でメモリ220に格納されている場合について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、画素形成発光部の組み合わせ毎に、ビームピッチのずれ量と補正データとの関係がメモリ220に格納されていても良い。この場合には、カラープリンタの操作パネルから光走査装置のビームピッチのずれ量を入力(登録)し、書込制御回路219は、登録されているビームピッチのずれ量に応じた補正データをメモリ220から読み出すこととなる。なお、格納されていないずれ量に対する補正値は、補間によって算出しても良い。
また、ビームピッチのずれ量と補正データとの関係が、演算式の形でメモリ220に格納されていても良い。
また、メモリ220には、補正データに代えて、実際の駆動データが格納されていても良い。
また、上記実施形態では、発光パワーを調整して光量を補正する場合について説明したが、これに限らず、例えば、発光パルスのパルス幅を調整して光量を補正しても良い。
また、上記実施形態では、各発光部の発振波長が780nm帯の場合について説明したが、これに限定されるものではない。感光体の特性に応じて、各発光部の発振波長を変更しても良い。
また、上記実施形態では、画像形成装置としてカラープリンタ2000の場合について説明したが、これに限定されるものではない。要するに、光走査装置2010を備えた画像形成装置であれば良い。
例えば、レーザ光によって発色する媒体(例えば、用紙)に直接、レーザ光を照射する画像形成装置であっても良い。
また、像担持体として銀塩フィルムを用いた画像形成装置であっても良い。この場合には、光走査により銀塩フィルム上に潜像が形成され、この潜像は通常の銀塩写真プロセスにおける現像処理と同等の処理で可視化することができる。そして、通常の銀塩写真プロセスにおける焼付け処理と同等の処理で印画紙に転写することができる。このような画像形成装置は光製版装置や、CTスキャン画像等を描画する光描画装置として実施できる。
また、上記実施形態では、光走査装置2010がプリンタに用いられる場合について説明したが、プリンタ以外の画像形成装置、例えば、複写機、ファクシミリ、又は、これらが集約された複合機にも好適である。
また、上記実施形態では、感光体ドラムが4つある場合について説明したが、これに限定されるものではない。
本発明の光走査装置によれば、1画素が少なくとも2本の光ビームで形成される場合に、ビームピッチずれに起因するバンディングを低減するのに適している。また、本発明の画像形成装置によれば、高品質の画像を高速で形成するのに適している。
2000…カラープリンタ(画像形成装置)、2010…光走査装置、2030a,2030b,2030c,2030d…感光体ドラム(像担持体)、2104…ポリゴンミラー(偏向器)、2105a〜2105d…走査レンズ(走査光学系の一部)、2106a〜2106d…折り返しミラー(走査光学系の一部)、2200a,2200b,2200c,2200d…光源。
特開2002−113903号公報 特開2007−196460号公報 特開2008−170640号公報 特開平10−221903号公報 特開2000−037904号公報 特開2009−029115号公報

Claims (9)

  1. 1画素が少なくとも2本の光ビームで形成される画像形成装置に用いられ、該画像形成装置の被走査面を光ビームにより主走査方向に走査する光走査装置であって、
    少なくとも副走査方向に関する位置が互いに異なるように同一基板上に2次元配置された複数の発光部を有する面発光レーザアレイと;
    前記面発光レーザアレイからの光ビームを偏向する偏向器と;
    前記複数の発光部のうち、1画素を形成する少なくとも2本の光ビームを射出する発光部の組み合わせにおいて、該組み合わせに含まれる少なくとも2つの発光部の副走査方向に関する位置関係に応じて、該組み合わせに含まれる少なくとも1つの発光部の駆動状態を制御する制御装置と;を備え
    前記1画素を形成する少なくとも2本の光ビームにより前記被走査面上に形成される少なくとも2つの走査線は、隣接する2つの走査線が形成されるタイミングが異なり、
    前記制御装置は、前記隣接する2つの走査線の間隔に応じて、前記組み合わせに含まれる一部の発光部の発光光量が設定値よりも大きくなるように前記一部の発光部の駆動条件を補正し、かつ前記組み合わせに含まれる他の一部の発光部の発光光量が設定値よりも小さくなるように前記他の一部の発光部の駆動条件を補正することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記組み合わせは、前記複数の発光部のうち副走査方向に関する両端の発光部以外の発光部を含むことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記制御装置は、前記被走査面上でのビームピッチずれに起因する周期性の濃度むらを補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
  4. 前記制御装置は、前記組み合わせに含まれる発光部の光量差に起因する周期性の濃度むらを更に補正することを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
  5. 前記制御装置は、相反則不軌に起因する周期性の濃度むらを更に補正することを特徴とする請求項3又は4に記載の光走査装置。
  6. 1画素を形成する少なくとも2本の光ビームを射出する発光部の組み合わせとして複数の組み合わせがあり、
    前記複数の組み合わせにおける各組み合わせ毎に、該組み合わせに含まれる発光部の駆動条件の補正データがあらかじめ設定されているテーブルを有し、
    前記制御装置は、走査の際に前記テーブルを参照し、該走査において1画素を形成する少なくとも2本の光ビームを射出する発光部の組み合わせに対応する補正データを取得し、該補正データを用いて前記駆動条件を補正することを特徴とする請求項〜5のいずれか一項に記載の光走査装置。
  7. 1画素を形成する少なくとも2本の光ビームを射出する発光部の組み合わせとして複数の組み合わせがあり、
    前記複数の組み合わせにおける各組み合わせ毎に、該組み合わせに含まれる発光部の駆動条件があらかじめ設定されているテーブルを有し、
    前記制御装置は、走査の際に前記テーブルを参照し、該走査において1画素を形成する少なくとも2本の光ビームを射出する発光部の組み合わせに対応する駆動条件を取得し、該駆動条件を用いて前記組み合わせに含まれる発光部の駆動状態を制御することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  8. 少なくとも1つの像担持体と;
    前記少なくとも1つの像担持体を画像情報に応じて変調された光により走査する少なくとも1つの請求項1〜のいずれか一項に記載の光走査装置と;を備える画像形成装置。
  9. 前記画像情報は、多色の画像情報であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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