JP3453737B2 - 走査結像光学系・光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

走査結像光学系・光走査装置および画像形成装置

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JP3453737B2 JP2001009926A JP2001009926A JP3453737B2 JP 3453737 B2 JP3453737 B2 JP 3453737B2 JP 2001009926 A JP2001009926 A JP 2001009926A JP 2001009926 A JP2001009926 A JP 2001009926A JP 3453737 B2 JP3453737 B2 JP 3453737B2
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    • G02B26/125Details of the optical system between the polygonal mirror and the image plane
    • G02B26/126Details of the optical system between the polygonal mirror and the image plane including curved mirrors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、走査結像光学系
・光走査装置および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光走査装置は、デジタル複写機や光プリ
ンタ、光プロッタといった画像形成装置に関連して広く
知られている。光走査装置は一般に、光源側からのカッ
プリングされた光束をポリゴンミラー等の光偏向器によ
り偏向させ、偏向光束を走査結像光学系により被走査面
に向けて集光させて被走査面上に光スポットを形成し、
光スポットにより被走査面の光走査を行うように構成さ
れている。
【0003】光偏向器として、ポリゴンミラーのように
「偏向反射面に平行な回転軸の回りに偏向反射面を回転
させる方式のもの」を用いる場合、光源側からのカップ
リングされた光束を光偏向器に入射させる方式として、
以下の2方式が良く知られている。
【0004】第1は上記回転軸に直交する平面に略平行
な方向から入射させる方式(「通常の入射方式」とい
う)であり、第2は上記回転軸に直交する平面に対して
斜めに傾いた方向から入射させる方式(「斜め入射方
式」という)とが知られている。
【0005】斜め入射方式には、通常の入射方式に対し
て以下の如き利害得失がある。即ち、光偏向器として、
ポリゴンミラーを用いる場合を考えてみると、通常の入
射方式では、光源側からの光束をポリゴンミラーの回転
軸に向けて入射させることが難しく(不可能ではない
が、回転軸に向けて入射させた場合、必要な偏向角を確
保しようとすると、個々の偏向反射面が極端に大きくな
る)、ポリゴンミラーを小型化することができない。ま
た、所謂「サグ」の発生も大きく、発生するサグは像
高:0に対して非対称である。
【0006】ポリゴンミラーが大きいと、その高速回転
に大きなエネルギーを必要とし、高速回転させたときの
「風切り音」も大きく、防音手段も大型化せざるを得な
い。
【0007】これに対し、斜め入射方式では、光源側か
らの光束をポリゴンミラーの回転軸に向けて入射させる
ことが可能であり、ポリゴンミラーを小径化でき、高速
回転させたときの「風切り音」も小さく、従って高速化
に適している。ポリゴンミラーを小径化できるのでサグ
の発生も小さく、発生するサグを像高:0に対して対称
化できるので、補正も容易である。
【0008】しかし反面、斜め入射方式には「走査線曲
がり」が大きいという問題がある。
【0009】斜め入射方式に固有の「大きな走査線曲が
り」を補正する方法として、走査結像光学系に「副走査
断面内におけるレンズ面の固有傾きを、走査線曲がりを
補正するように主走査方向へ変化させたレンズ面を有す
るレンズ」を含める方法(特開平11−14932号公
報)や、走査結像光学系に「副走査断面内における反射
面の固有傾きを、走査線曲がりを補正するように主走査
方向へ変化させた反射面を有する補正反射面」を含める
方法(特開平11−38348号公報)等が提案されて
いる。
【0010】斜め入射方式における今1つの問題は、光
線スキューにより周辺像高(走査線の両端部近傍)で波
面収差の大きな劣化が発生し易いことである。このよう
な波面収差が生じると、周辺像高で光スポットのスポッ
ト径が大径化してしまう。この問題を解決できないと、
近来強く要請されている「高密度の光走査」を実現でき
ない。上記公報記載の光走査装置では、斜め入射方式に
特有の大きな走査線曲がりが極めて良好に補正されてい
るが、上記波面収差の補正は十分といえない。
【0011】斜め入射方式の問題点といえる上記「走査
線曲がりと波面収差の劣化」を良好に補正できる光走査
装置として、走査結像光学系に複数の回転非対称レンズ
を含め、これら回転非対称レンズのレンズ面の子線頂点
を結ぶ母線形状を副走査方向に湾曲させたものが提案さ
れている(特開平10−73778号公報)。
【0012】しかし、上記「子線頂点を結ぶ母線形状を
副走査方向に湾曲させたレンズ面」を有するレンズは母
線が湾曲しているため、副走査方向のレンズ幅を大きく
する必要がある。特に、曲率の大きいレンズ面では、走
査線曲がりを補正するための母線の湾曲量が大きくな
り、レンズ幅を相当に大きくしなければならない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、斜め入射
方式の光走査装置における走査線曲がりと波面収差の劣
化を有効に補正できる新規な走査結像光学系の実現を課
題とする。この発明はまた、上記新規な走査結像光学系
を用いる新規な光走査装置およびこの光走査装置を用い
る新規な画像形成装置の実現を課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の走査結像光学
系は「偏向反射面に平行な回転軸の回りに偏向反射面を
回転させる方式の光偏向器の偏向反射面に向けて、光源
側からのカップリングされた1以上の光束を、上記回転
軸に直交する面に対し傾けて入射させて偏向させ、偏向
光束を走査結像光学系により被走査面へ向けて集光させ
て被走査面上に光スポットを形成し、被走査面の1以上
の走査線を走査する光走査装置における走査結像光学
系」であって、副走査断面形状のチルト量が主走査方向
に変化する特殊チルト面を2面以上含むことを特徴とす
る(請求項1)。
【0015】「光偏向器」は、偏向反射面に平行な回転
軸の回りに偏向反射面を回転させる方式のものであり、
回転単面鏡や回転2面鏡であることができるが、好適に
は3面以上の偏向反射面を有するポリゴンミラーを回転
させる方式のもの(回転多面鏡)である。
【0016】光偏向器へは、光源側から1以上の光束が
入射するので、光源としては1以上の光束を放射できる
ものが用いられる。光源側からの1以上の光束はカップ
リングされている。単一の光束を放射する光源として
は、各種のガスレーザや固体レーザ、LED、半導体レ
ーザ等が可能である。ガスレーザや固体レーザから放射
されるレーザ光束を光偏向器に入射させる場合には、ビ
ームエキスパンダ等を用いて光偏向器に適した光束径や
光束形態(平行光束・弱い発散性の光束・弱い集束性の
光束)を実現する。この場合のビームエキスパンダはカ
ップリングを行う「カップリング手段」である。
【0017】光源として半導体レーザを用いる場合に
は、放射される発散性の光束を周知のカップリングレン
ズを用いてカップリングし、平行光束や弱い発散性の光
束、あるいは弱い集束性の光束に変換する。
【0018】2以上の光束を放射できる光源としては、
2以上の半導体レーザ発光源を持つ半導体レーザアレイ
や、2以上の半導体レーザを適宜に組合せたものや、2
個の半導体レーザとビーム合成プリズムを組合せたもの
等を用いることができる。光源が2以上の光束を放射す
る場合は、各光束が共通のもしくは別個のカップリング
手段によりカップリングされる。
【0019】このように、光偏向器へ光源側から入射す
る1以上の光束はカップリングされている。
【0020】光源側からのカップリングされた1以上の
光束は、光偏向器の「偏向反射面の回転軸に直交する
面」に対し傾けて入射される。即ち、1以上の光束は斜
め入射方式で光偏向器に入射し、偏向される。
【0021】光偏向器により偏向される1以上の偏向光
束は、共通の走査結像光学系により被走査面へ向けて集
光され、被走査面上に光スポットを形成する。光源側か
ら2以上の光束が放射される場合、被走査面上に形成さ
れる2以上のスポットは互いに副走査方向に分離して形
成される。
【0022】「被走査面」は実体的には感光媒体の感光
面であり、例えば「光導電性の感光体の感光面」であ
る。被走査面を光走査する光スポットの「移動軌跡」を
理想化して直線と考えたとき、この直線の方向を「主走
査方向」とよぶ。また、光源から被走査面に至る光路上
の任意の位置において、被走査面上の主走査方向と対応
する方向も主走査方向と呼ぶ。
【0023】また、被走査面上において、主走査方向に
直交する方向を副走査方向と呼ぶが、光源から被走査面
に至る光路上の任意の位置において、被走査面上の副走
査方向と対応する方向も副走査方向と呼ぶ。
【0024】「特殊チルト面」は、上記の如く、副走査
断面形状のチルト量が主走査方向に変化する面である。
この特殊チルト面はレンズ面であることもできるし、反
射鏡の反射面であることもできる。
【0025】「副走査断面」は、走査結像光学系を構成
する光学素子(レンズであることもできるし反射鏡であ
ることもできる)を、主走査方向における任意の位置に
おいて、主走査方向に直交する仮想的な平面で切断した
平断面を言い、この平断面内におけるレンズ面あるいは
反射面の形状が上記「副走査断面形状」である。
【0026】従って、副走査断面は上記光学素子につい
て無数に存在するが、それらの副走査断面のうちで、光
軸(ここに言う光軸は、必ずしも光学上の光軸でなく、
レンズ面や反射面を特定する際の基準となる軸である)
を含むものを考え、この副走査断面を仮に基準副走査断
面と呼ぶ。
【0027】この基準副走査断面における光軸を含み、
主走査方向に平行な仮想的な平断面を主走査断面と呼
ぶ。
【0028】「副走査断面形状のチルト量」は、特殊チ
ルト面に対して主走査断面を考えたとき、主走査断面と
特殊チルト面との仮想的な交線上における、特殊チルト
面の副走査断面形状の「接線の傾き角」を言う。このと
き、チルト量が0であるときは、上記接線は主走査断面
に直交する。
【0029】請求項2記載の走査結像光学系は、請求項
1記載の走査結像光学系において、2面以上の特殊チル
ト面が「被走査面上における走査線曲がりと波面収差を
補正するように形成されている」ことを特徴とする。
【0030】請求項1または2記載の走査結像光学系は
「2以上の光学素子を含み、少なくとも2面の特殊チル
ト面が、互いに異なる光学素子に形成された構成」とす
ることができる(請求項3)。
【0031】この場合、2以上の光学素子を「何れもレ
ンズ」とすることができる(請求項4)。請求項4記載
の走査結像光学系のように、走査結像光学系をレンズの
みで構成する場合「光偏向器側のレンズの一方の面を特
殊チルト面とし、被走査面側のレンズの射出面を特殊チ
ルト面とする」ことができ(請求項5)、この場合、光
偏向器側のレンズの射出面を特殊チルト面とすることが
できる(請求項6)。
【0032】斜め入射方式に特有の「走査線曲がりと波
面収差」を2つながら良好に補正するためには、結像素
子を2つ以上用い、しかも、2以上の特殊チルト面を互
いに離して設定するのが効果的である。即ち、単一の特
殊チルト面で補正しきれない波面収差や走査線曲がり
を、別の特殊チルト面でさらに補正することができる。
この場合、特殊チルト面を互いに距離をおいて設定する
と、特殊チルト面間距離も設計自由度として扱うことが
できるため、補正が容易である。また、特殊チルト面
は、入射面に形成するよりも射出面に形成するほうが、
その設計が容易である。
【0033】上記請求項3記載の走査結像光学系のよう
に「2以上の光学素子を含み、少なくとも2面の特殊チ
ルト面が、互いに異なる光学素子に形成された構成」と
する場合、2以上の光学素子が1枚以上のレンズと1面
以上の反射鏡とを有するようにし、少なくとも1面の特
殊チルト面を反射鏡に形成することができる(請求項
7)。勿論、走査結像光学系を2面以上の反射鏡のみで
構成し、2以上の特殊チルト面が反射面として形成され
るようにすることも可能である。
【0034】上記請求項1〜7の任意の1に記載の走査
結像光学系は「光偏向器の偏向反射面近傍と被走査面位
置とを副走査方向において幾何光学的に共役な関係とす
るアナモルフィックな光学系」として構成することがで
きる(請求項8)。このようにすると、光偏向器におけ
る「面倒れ」を補正することが可能となる。
【0035】請求項8記載の走査結像光学系において
は、1以上のレンズ面の「主走査断面内の形状」を非円
弧形状とすることができる(請求項9)。このように主
走査断面内の形状を非円弧形状とすることにより、主走
査方向の像面湾曲やfθ特性・リニアリティといった特
性を良好に設定することが可能になる。
【0036】請求項8または9記載の走査結像光学系に
おいては、1以上のレンズ面の「副走査断面内の近軸曲
率中心」が主走査方向に曲線を描くようにすることがで
きる(請求項10)。このことは、副走査断面内のレン
ズ面のパワーを主走査方向の位置に応じて適宜に設定で
きることを意味し、これにより、副走査方向の像面湾曲
を良好に補正することが可能になる。
【0037】請求項8〜10の任意の1に記載の走査結
像光学系において、1以上のレンズ面の「副走査断面内
の形状」を非円弧形状とすることができる(請求項1
1)。このようにすると、副走査方向の像面湾曲や波面
収差の良好な補正が可能である。勿論、レンズ面中には
「副走査断面内の形状が円弧形状のもの」が含まれても
良いし、全レンズ面につき、副走査断面内の形状(副走
査断面形状)を円弧形状もしくは非円弧形状としてもよ
い。
【0038】この発明の光走査装置は「偏向反射面に平
行な回転軸の回りに偏向反射面を回転させる方式の光偏
向器の偏向反射面に向けて、光源側からのカップリング
された1以上の光束を、上記回転軸に直交する面に対し
傾けて入射させて偏向させ、偏向光束を走査結像光学系
により被走査面へ向けて集光させて被走査面上に光スポ
ットを形成し、被走査面の1以上の走査線を走査する光
走査装置」であって、それぞれ以下の特徴を有する。
【0039】即ち、請求項12記載の光走査装置は、走
査結像光学系として上記請求項1〜3の任意の1に記載
のものを用いたことを特徴とし、請求項13記載の光走
査装置は、走査結像光学系として上記請求項4〜7の任
意の1に記載のものを用いたことを特徴とする。
【0040】請求項14、15記載の光走査装置は以下
の点を特徴とする。即ち、光源側から偏向反射面に入射
する1以上の光束が、偏向反射面近傍に、主走査方向に
長い線像として結像される。
【0041】請求項14記載の光走査装置は、走査結像
光学系として、請求項8記載のものが用いられる点を特
徴とし、請求項15記載の光走査装置は、走査結像光学
系として、請求項9〜11の任意の1に記載のものを用
いたことを特徴とする。
【0042】上記請求項12または13または14また
は15記載の光走査装置は「光源側から光偏向器の偏向
反射面に1光束が入射」する、シングルビーム方式の光
走査装置とすることもできるし(請求項16)、光源側
から光偏向器の偏向反射面に複数光束が入射し、被走査
面をマルチビーム走査するマルチビーム方式の光走査装
置とすることもできる(請求項17)。
【0043】上記請求項14または15記載の光走査装
置をマルチビーム方式の光走査装置とする場合、光源側
から光偏向器の偏向反射面に複数光束が入射し、被走査
面をマルチビーム走査することになるが、この場合、ア
ナモルフィックな走査結像光学系の、像高:0に対する
副走査方向の横倍率:β0、任意像高:hにおける横倍
率:βhが、条件: (1) 0.9<|βh0|<1.1 を満足することが好ましい(請求項18)。
【0044】一般に、走査結像光学系の主点位置が中央
から周辺像高になるに従って変化する場合、副走査断面
内の近似軸曲率が主走査方向に応じて変化する面を2面
以上用いることにより、前・後側主点位置を任意に変化
させ、像高毎の倍率を略一定に保って安定したスポット
径の光スポットを得ることが行われている。
【0045】上記条件(1)を満足することにより、各
像高間の横倍率がほぼ一定となるため、マルチビームで
光走査される被走査面上の走査線間隔も略一定に保つこ
とができる(例えば、1200dpi・隣接走査の場合
で21.4μm)。従って、画像上での副走査方向にお
ける「ドット位置のずれ」が少なく、濃度むらの少ない
良好な画像を得ることができる。
【0046】上記請求項16または17または18記載
の光走査装置において、光源側から光偏向器の偏向反射
面に入射する光束が「偏向反射面の回転軸を目掛け」て
入射するようにできる(請求項19)。このようにする
と、サグの発生を像高:0に対して対称化でき、また、
光偏向器として偏向反射面を用いる場合、ポリゴンミラ
ーを小径化できる。
【0047】請求項16〜19の任意の1に記載の光走
査装置における光偏向器は「ポリゴンミラーを回転させ
る回転多面鏡」が好適である(請求項20)。この場
合、光偏向器の偏向反射面の「主走査方向の長さ」を、
光源側から入射する光束の主走査方向の光束径より小さ
く設定する」ことができる(請求項21)。即ち、この
場合、光走査装置は、所謂「オーバフィルド光学系」に
なる。
【0048】光走査の高速書込みを実現する方策の一と
して、ポリゴンミラーの多面化がある。書込み速度は偏
向反射面数に比例して大きくなるが、ポリゴンミラーの
多面化は一般には「内接円半径の増大」を招来し、高速
回転が困難となる。
【0049】オーバフィルド光学系方式は、この問題を
改善する方策として知られたものであり、ポリゴンミラ
ーの各偏向反射面よりも主走査方向に幅の広い光束を入
射し、各偏向反射面を主走査方向の実質上のアパーチュ
アとすることにより、内接円半径の小さいポリゴンミラ
ーを実現する。
【0050】ポリゴンミラーが小径化・多面化するため
風損が小さく、高速回転が可能であり、風切り音も小さ
く、消費電力の低減・高耐久性を実現できる。
【0051】この発明の画像形成装置は「感光媒体を光
走査して画像形成を行う画像形成装置」であり、感光媒
体の光走査に、請求項16〜20の任意の1に記載の光
走査装置を用いることを特徴とする(請求項22)。
【0052】「感光媒体」としては公知の種々のものを
用いることができる。例えば、熱により発色する発色性
印画紙を感光媒体とし、これを光走査し、光スポットに
よる「熱エネルギ」で発色させて画像形成を行うことが
できる。
【0053】感光媒体によっては、光走査により感光媒
体に潜像を形成し、この潜像を可視化することにより画
像形成を行うようにすることができる(請求項23)。
この場合、例えば、感光媒体として銀塩フィルムを用い
ることができる。銀塩フィルムに光走査により形成され
た潜像は「通常の銀塩写真のプロセス」に従い、現像・
定着を行うことができる。このような画像形成装置は、
光製版器や光描画装置として実施することができる。
【0054】感光媒体には「光導電性の感光体」を用い
ることもできる。この場合、潜像は静電潜像として形成
され、トナー画像として可視化される(請求項24)。
トナー画像は「シート状の記録媒体に最終的に担持させ
る」ことができる(請求項25)。
【0055】光導電性の感光体として周知の酸化亜鉛感
光紙を用いると、酸化亜鉛感光紙上に形成されたトナー
画像をそのまま「酸化亜鉛感光紙をシート状の記録媒体
として」定着することができる。
【0056】繰り返し使用可能な光導電性の感光体を用
いる場合は、感光体上に形成されたトナー画像を、転写
紙やOHPシート(オーバヘッドプロジェクタ用のプラ
スチックシート)等のシート状の記録媒体に、直接もし
くは中間転写ベルト等の中間転写媒体を介して転写し、
定着することにより所望の画像を得ることができる。
【0057】これらの画像形成装置は、デジタル複写機
や光プリンタ、光プロッタ、ファクシミリ装置等として
実施できる。
【0058】
【発明の実施の形態】図1は、光走査装置の実施の1形
態を説明するための図である。
【0059】先ず、図1(b)を参照すると、符号1で
示す光源としての半導体レーザから放射された発散性の
光束はカップリングレンズ2により以後の光学系に適し
た光束形態に変換される。カップリングレンズ2により
変換された光束形態は、平行光束であることも、弱い発
散性あるいは弱い集束性の光束であることもできる。
【0060】カップリングレンズ2からの光束はシリン
ドリカルレンズ3により副走査方向に集光され、ポリゴ
ンミラー4を回転させる回転多面鏡(光偏向器)の偏向
反射面に入射する。図に示すように、光源側からの光束
は、ポリゴンミラー4の偏向反射面の回転軸Axに直交
する平面SFに対して傾いて入射する。従って、偏向反
射面により反射された光束も、平面SFに対して傾いて
いる。
【0061】偏向反射面により反射された光束は、ポリ
ゴンミラー4の等速回転とともに等角速度的に偏向し、
レンズL1、L2を透過して、被走査面5上に到達す
る。レンズL1、L2は走査結像光学系を構成し、偏向
光束を被走査面5に向けて集光する。これにより、偏向
光束は被走査面5上に光スポットを形成し、被走査面5
の光走査を行う。
【0062】図1(a)は、図1(b)に示す光学配置
を、図1(b)の上方から見たときのレンズL1、L2
と被走査面5との位置関係を示している。符号4Aはポ
リゴンミラー4の偏向反射面を示し、回転に伴なう各位
置と、その位置における偏向光束の主光線の状態を示し
ている。
【0063】光源側からの光束は、ポリゴンミラー4の
回転軸Axを目掛けて偏向反射面4Aに入射しており、
図1(a)の状態から見ると、レンズL1、L2の中心
軸と、偏向反射面4Aへの入射光束の光軸とが重なって
見えることになる。
【0064】レンズL1、L2で構成される走査結像光
学系は「特殊チルト面」を2面以上含む。
【0065】即ち、レンズL1、L2で構成される「走
査結像光学系」は、偏向反射面4Aに平行な回転軸Ax
の回りに偏向反射面を回転させる方式の光偏向器4の偏
向反射面に向けて、光源1側からのカップリングされた
光束を、回転軸Axに直交する面SFに対し傾けて入射
させて偏向させ、偏向光束を走査結像光学系により被走
査面5へ向けて集光させて被走査面5上に光スポットを
形成し、被走査面5の走査線を走査する光走査装置にお
ける走査結像光学系であって、副走査断面形状のチルト
量が主走査方向に変化する特殊チルト面を2面以上含む
(請求項1)。
【0066】走査結像光学系L1、L2の2面以上のレ
ンズ面として形成される特殊チルト面は、被走査面5上
における「走査線曲がりと波面収差」を補正するように
形成される(請求項2)。
【0067】また、走査結像光学系L1、L2における
少なくとも2面の特殊チルト面は、互いに異なる光学素
子(レンズL1、L2)に形成され(請求項3)、走査
結像光学系L1、L2を構成する光学素子は、何れもレ
ンズである(請求項4)。
【0068】特殊チルト面を2面とする場合、光偏向器
側のレンズL1は一方の面を特殊チルト面とし、被走査
面側のレンズL2は射出面を特殊チルト面とすることが
できる(請求項5)。
【0069】図1の実施の形態において、特殊チルト面
を2面とする場合、レンズL1の射出面と、レンズL2
の入射面とを特殊チルト面とすることもできるが、前述
のように、特殊チルト面間の間隔も設計の自由度として
利用する観点からすると、このようにするよりは、レン
ズL1の入射面とレンズL2の射出面に形成するほう
が、特殊チルト面官の間隔が大きくなるので有利である
が、設計の容易という点を鑑みると、光偏向器側のレン
ズL1、被走査面側のレンズL2の射出面を共に特殊チ
ルト面とするのがよい(請求項6)。
【0070】図2は、特殊チルト面において「副走査断
面形状のチルト量が主走査方向に変化する状態」の1例
を示している。図2において、Y方向は主走査方向、Z
方向は副走査方向を示している。
【0071】図1の実施の形態において、例えばレンズ
L1に形成された特殊チルト面を考えることとし、レン
ズL1の光軸(レンズ面を特定する際の基準となる軸)
をX軸とすると、図2におけるXY面はレンズL1にお
ける「主走査断面」になる。図2は、この主走査断面と
特殊チルト面との仮想的な交線上における副走査断面形
状(XZ面に平行な平断面内のレンズ面形状)の接線の
傾き、即ち「チルト量」がY方向(主走査方向)に変化
する状態の1例を示している。このように、特殊チルト
面は「副走査断面形状のチルト量が主走査方向に変化す
る面(説明中の例ではレンズ面)」である。
【0072】図3は、光走査装置の実施の別の形態を示
している。繁雑を避けるため、混同の虞がないと思われ
るものについては、図1におけると同一の符号を付し
た。図1の実施の形態との差異は、図3の実施の形態で
は走査結像光学系が、レンズLと結像機能を持つ反射鏡
MLとで構成されている点である。
【0073】2以上の特殊チルト面の1面は、反射鏡M
Lの鏡面として形成され、他はレンズLのレンズ面とし
て形成される(請求項7)。勿論、これら特殊チルト面
は、走査線曲がりと波面収差を良好に補正するように形
成される。
【0074】図1、図3の実施の形態とも、光源側から
の光束は、シリンドリカルレンズ3により、ポリゴン4
の偏向反射面位置に、主走査方向に長い線像として結像
されている。従って、これら実施の形態における走査結
像光学系は、光偏向器4の偏向反射面近傍と被走査面5
位置とを副走査方向において幾何光学的に共役な関係と
するアナモルフィックな光学系である(請求項8)。
【0075】図1(図3)に実施の形態を示した光走査
装置は、偏向反射面4Aに平行な回転軸Axの回りに偏
向反射面を回転させる方式の光偏向器4の偏向反射面に
向けて、光源1側からのカップリングされた1以上の光
束を、回転軸Axに直交する面SFに対し傾けて入射さ
せて偏向させ、偏向光束を走査結像光学系L1、L2
(L、ML)により被走査面5へ向けて集光させて被走
査面上に光スポットを形成し、被走査面5の1以上の走
査線を走査する光走査装置であって、走査結像光学系と
して、請求項1〜3の何れかに記載のものを用いたもの
である(請求項12)。
【0076】また、これら光走査装置では、光源1側か
ら偏向反射面に入射する1以上の光束が、偏向反射面近
傍に、主走査方向に長い線像として結像され、走査結像
光学系として、請求項8記載のアナモルフィックなもの
が用いられている(請求項14)。なお、図1および図
3において、ポリゴンミラー4により反射された偏向光
束は、その主光線が3本描かれている。これら3本の偏
向光束は、光スポットの像高:0のものと、中間像高の
ものと、最周辺像高のものであり、被走査面位置でこれ
ら光束が1点に絞られているのは、特殊チルト面の作用
で「走査線曲がり」が補正されていることを示す。
【0077】上に実施の形態を説明した図1、図3の光
走査装置は何れも、光源1側から光偏向器の偏向反射面
に1光束が入射するシングルビーム方式の光走査装置で
ある(請求項16)。しかし、図1、図3の実施の形態
で、光源部として2以上の光束を放射するものを用いれ
ば、マルチビーム方式の光走査装置が得られる。
【0078】2以上の光束を放射する光源部としては、
例えば「半導体レーザアレイ」を用いることもできる
し、あるいは複数の半導体レーザからの光束をビーム合
成プリズムを用いて合成する方式のものを用いることも
できる。
【0079】図4は、ビーム合成プリズムを用いる光源
部の1例を示している。図4において、符号10、12
は半導体レーザ、符号11、13はカップリングレン
ズ、符号14はビーム合成プリズム、符号15は1/2
波長板を示す。
【0080】半導体レーザ10から放射された光束はカ
ップリング11によりカップリングされ(カップリング
後の光束形態は実質的な平行光束でもよいし、弱い発散
性もしくは弱い集束性の光束でもよい)、ビーム合成プ
リズム14の偏光分離膜14Aを透過して光ビームBA
として射出する。即ち、半導体レーザ10は、これから
放射される光束の偏光状態が偏光分離膜14Aに対して
P偏光となるように配置状態を調整されている。
【0081】半導体レーザ12からの光ビームも偏光分
離膜14Aに対してP偏光として放射されるが、カップ
リング13により(半導体レーザ10からの光束と同様
に)カップリングされたのち、合成プリズム14に一体
に設けられた1/2波長板15を透過して偏光面を90
度旋回され、偏光分離膜14Aに対してS偏光状態とな
って合成プリズム14に入射し、反射面14Bにより反
射され、さらに偏光分離膜14Aにより反射されて光束
BBとして射出する。
【0082】半導体レーザ12の発光部は、カップリン
グレンズ13の光軸から図面内で、微小距離離れてお
り、このため、ビーム合成プリズム14から射出する光
束BBは、光束BAに対して副走査方向に微小角傾く。
従って、このような2本の光束を光源側から、図1また
は図3の実施の形態のように、ポリゴンミラー4の偏向
反射面に「斜め入射」させれば、被走査面5上に「互い
に副走査方向に分離した2つの光スポット」を得ること
ができ、被走査面5の2走査線を同時にマルチビーム走
査することができる(請求項17)。
【0083】この場合、アナモルフィックな走査結像光
学系の、像高:0に対する副走査方向の横倍率:β0
任意像高:hにおける横倍率:βhが、条件: (1)0.9<|βh0|<1.1 を満足するようにする(請求項18)ことにより、走査
線間隔の変動を有効に軽減して良好なマルチビーム走査
を実現することができる。
【0084】上に説明したシングルビーム方式もしくは
マルチビーム方式の光走査装置では、光偏向器4の偏向
反射面に入射する光束は、偏向反射面の回転軸Axを目
掛けて入射し(請求項19)、光偏向器はポリゴンミラ
ー4を回転させる「回転多面鏡」である(請求項2
0)。
【0085】また、図1、図3に示した実施の形態は、
前述のオーバフィルド光学系として構成することができ
る。即ち、このようにするためには、図5に示すよう
に、偏向反射面4Aの主走査対応方向の長さ:ηを、光
源側から入射する光束の主走査方向の光束径:ζより小
さく設定すればよい(請求項21)。
【0086】このようにすると、各偏向反射面4Aが
「主走査方向の実質上のアパーチュア」となり、内接円
半径の小さいポリゴンミラーを実現でき、風損を小さく
して、高速回転を可能とし、高速光走査とともに、消費
電力の低減・高耐久性を実現できる。
【0087】図6は画像形成装置の実施の1形態を示し
ている。この画像形成装置は光プリンタであり、感光媒
体として円筒状に形成された光導電性の感光体111を
有し、その周囲に帯電手段112(帯電ローラによる接
触式のものを示しているが、コロナチャージャや帯電ブ
ラシを用いることもできる。)、現像装置113、転写
手段114(転写ローラを示しているが、コロナチャー
ジャを用いるものであってもよい。)、クリーニング装
置115を有している。符号116は定着装置を示す。
【0088】また、光走査装置117を有し、帯電手段
112と現像装置113との間で光走査による画像書き
込みを行うようになっている。光走査装置としては、例
えば、図1や図3に実施の形態を示したものを用いるこ
とができる。
【0089】画像形成を行うときには、感光体111が
矢印方向へ等速回転され、その表面が帯電手段112に
より均一帯電され、次いで、光走査装置117による光
走査により画像を書き込まれ、書き込まれた画像に対応
する静電潜像が形成される。形成された静電潜像は所謂
「ネガ潜像」で画像部が露光されている。
【0090】この静電潜像は現像装置113により反転
現像されてトナー画像として可視化される。トナー画像
は、転写紙やOHPシート等のシート状記録媒体S上に
転写手段114により転写され、定着装置116により
定着される。
【0091】トナー画像を定着されたシート状記録媒体
Sは装置外へ排出され、トナー画像転写後の感光体11
1はクリーニング装置115によりクリーニングされて
残留トナーや紙粉を除去される。
【0092】即ち、図6に実施の形態を示す画像形成装
置は、感光媒体111を光走査して画像形成を行う画像
形成装置であって、感光媒体111の光走査に、請求項
16〜20の任意の1に記載の光走査装置を用いるもの
であり(請求項22)、感光媒体111の光走査によ
り、感光媒体に潜像が形成され、この潜像が可視化され
るものであり(請求項23)、感光媒体111が光導電
性の感光体であり、潜像が静電潜像として形成され、ト
ナー画像として可視化されるものである(請求項2
4)。そして、トナー画像はシート状の記録媒体Sに最
終的に担持される(請求項25)。
【0093】
【実施例】以下、図1に示した実施の形態に用いる走査
結像光学系に関する具体的な実施例と比較例を挙げる。
【0094】実施例・比較例とも、光源として用いられ
る半導体レーザ1は発光波長:780nmのもので、放
射される発散性の光束はカップリングレンズ2により
「実質的な平行光束」に変換され、シリンドリカルレン
ズ3の作用により、ポリゴンミラー4の偏向反射面4A
の位置に「主走査方向に長い線像」として結像する。
【0095】ポリゴンミラー4は、偏向反射面数:8で
内接円半径:15mmのものであり、光源側からの光束
は偏向反射面の回転軸Axを目掛けて入射するが、回転
軸Axに直交する平面SFに対する入射角は、図1に示
すように5度である。画角は―38度〜+38度であ
る。
【0096】レンズ面の面形状は、以下の形状式によ
る。ただし、この発明の内容は以下の形状式に限定され
るものではなく、同一の面形状を別の形状式を用いて特
定することも可能である。
【0097】実施例で使用している「特殊トロイダル
面」の形状式:f(Y,Z)は次式(2)で表す。
【0098】 f(Y,Z)=fm(Y)+fs(Y,Z) (2) 右辺第1項:fm(Y)は、主走査断面内の形状を表し、第
2項:fs(Y,Z)は、主走査方向の座標:Yにおける副走
査断面内の形状を表す。これら、fm(Y)、fs(Y,Z)の具体
的表現は以下の如くである。
【0099】主走査断面内の形状:fm(Y) 光軸(X軸)を含み、主走査方向に平行な平断面である
「主走査断面」内の近軸曲率半径をRm、光軸からの主
走査方向の距離をY、円錐定数をKm、高次の係数をA
m1、Am2、Am3、Am4、Am5、Am6、・・・とし、fm
(Y)を「光軸方向のデプス」として次の多項式で表す。
【0100】 fm(Y)=(Y∧2/Rm)/[1+√{1-(1+Km)(Y/Rm)∧2}]+ +Am1・Y+Am2・Y∧2+Am3・Y∧3+Am4・Y∧4+Am5・Y∧5+Am6・Y∧6+・・
(3) (3)式において、例えば表記「Y∧3」は「Yの3乗」
を表す。以下の式においても同様である。
【0101】副走査断面内の形状:fs(Y,Z) 主走査方向の座標:Y、副走査方向の座標:Zを用い、
次式(4)で表す。 fs(Y,Z)=(Y∧2・Cs)/[1+√{1-(1+Ks)(Y・Cs)∧2}]+ +(F0+F1・Y+F2・Y∧2+F3・Y∧3+F4・Y∧4+・・)Z +(G0+G1・Y+G2・Y∧2+G3・Y∧3+G4・Y∧4+・・)Z∧2 +(H0+H1・Y+H2・Y∧2+H3・Y∧3+H4・Y∧4+・・)Z∧3 +(I0+I1・Y+I2・Y∧2+I3・Y∧3+I4・Y∧4+・・)Z∧4 +(J0+J1・Y+J2・Y∧2+J3・Y∧3+J4・Y∧4+・・)Z∧5+・・
(4) (4)式の右辺第1項において、 Cs=(1/Rs0)+B1・Y+B2・Y∧2+B3・Y∧3+B4・Y∧4+B5・y∧5+・・
(5) Ks=Ks0+C1・Y+C2・Y∧2+3・Y∧3+C4・Y∧4+C5・Y∧5+・・
(6) Csは、主走査方向の座標:Yの位置における副走査断
面内の近軸曲率、Ksは同副走査断面内における円錐定
数である。
【0102】右辺第2項:(F0+F1・Y+F2・Y∧2+F3
・Y∧3+F4・Y∧4+・・)Zは、チルト量を表す部分であ
り、チルト量を持たないとき、F0,F1,F2,..は全て0で
ある。
【0103】F1,F2,..が0で無いとき、チルト量は、主
走査方向に変化することになる。
【0104】走査結像光学系のデータ 図1(b)に示すように、ポリゴンミラー4の偏向反射
面から被走査面に至る光路上における面間隔をx0〜x
4とし、これらをxで表す。 面番号 Rm Rs x β 面形状 0(偏向反射面) ∞ ∞ 72.56 5 平面 1(レンズL1入射面) 2398.530 -50.035 35.00 5 ST 2(レンズL2射出面) -141.135 -200.194 61.933 5 STT 3(レンズL1入射面) 441.379 -85.368 14.00 5 ST 4(レンズL2射出面) 986.169 -28.909 160.556 5 STT 上の表記において、「ST」は特殊トロイダル面、「S
TT」は特殊チルト面である。また、「β」は、偏向光
束の主光線が像高:0に向かうとき、この主光線を含む
副走査断面における各レンズ面の、平面SFに対する傾
き角(度)である。特殊チルト面においてもβ=5度で
あることは、上記「偏向光束の主光線が像高:0に向か
うとき、この主光線を含む副走査断面」内において、各
特殊トロイダル面のチルト量が0であることを意味して
いる。
【0105】レンズL1の入射面(特殊トーリック面)
のデータ Rm=2398.530,km=1.8641E+02,Am2=0.0,Am4=8.827
2E-09,Am6=-3.5941E-13,Am8=-7.5925E-17,Am10=
1.0770E-20 Rs0=-50.035,B2=2.2545E-06,B4=-1.5173E-10,B6
=7.3777E-15,B8=-1.3271E-19,B10=-2.2816E-22,B
12=-3.3279E-26 レンズL1の射出面(特殊チルト面)のデータ Rm=-141.135,km=-1.0990E-01,Am2=0.0,Am4=1.87
06E-08,Am6=-5.4069E-13,Am8=-5.7626E-17,Am10=
1.07380E-20,Am12=1.8819E-25 Rs0=-200.194,B2=-2.0672E-06,B4=2.1537E-11,B6
=2.8426E-14,B8=5.3503E-19,B10=-2.8862E-22,B1
2=-4.8526E-26 F2=7.6780E-06,F4=5.5315E-10,F6=-2.3102E-14 レンズL2の入射面(特殊トーリック面)のデータ Rm=441.379,km=-1.2212E+01,Am2=0.0,Am4=-6.24
25E-09,Am6=-2.0105E-13,Am8=7.4999E-18,Am10=
5.0399E-22,Am12=-1.3469E-26,Am14=-1.8627E-31 Rs0=-85.368,B2=-1.1903E-07,B4=2.2521E-11,B6
=-3.8697E-16,B8=5.7988E-20,B10=3.5272E-24,B1
2=-1.7642E-28 レンズL2の射出面(特殊チルト面)のデータ Rm=986.169,km=-8.5521E+01,Am2=0.0,Am4=-1.38
85E-08,Am6=1.1792E-13,Am8=1.9594E-17,Am10=-
3.3709E-22,Am12=4.2114E-27,Am14=-1.9598E-31 Rs0=-28.909,B2=4.9121E-07,B4=-1.2701E-11,B6
=1.7170E-15,B8=-2.9511E-21,B10=-9.4594E-25,B
12=1.2347E-28 F2=-1.5917E-06,F4=-5.1548E-11,F6=-1.0342E-15 上の表記において、例えば「E-11」は「10のー11
乗」を示し、この数値が直前の数値に掛かる。
【0106】なお、実施例におけるレンズL1、L2は
共に樹脂材料(ポリオレフィン系樹脂)で、その屈折率
は1.52398であり、射出成形で製造される。斜め
入射方式で、光源側からの光束はポリゴンミラー4の回
転軸Axを目掛けて入射するので、偏向光束の偏向は像
高:0の両側に対して対象となる。このため、上記各レ
ンズ面はX軸に対して対称形状となっている。
【0107】図7に、実施例1の走査結像光学系を用い
て図1の光走査装置を実施した場合の幾何光学的収差の
うち、像面湾曲(a)、走査線曲がり(b)、およびf
θ特性(c)を示す。この図から明らかなように、これ
らの特性は極めて良好であり、走査線曲がりも実質的に
0に等しい。
【0108】図8には、光スポットの像高:157mm
の位置(最周辺部)における「瞳上の波面収差」を示し
ている。経験上、瞳上の波面収差はPV(ピーク・バレ
ー)値で0.5λ以下に絞る必要があるが、図8の波面
収差はPV値:0.29069λであり、十分に小さ
い。
【0109】波面収差は像高が小さいほど良好であり、
最周辺像高で図8図の如き良好な波面収差が得られるこ
とから分かるように、波面収差は「走査領域全域」で極
めて良好である。
【0110】これら図7、図8から、実施例の走査結像
光学系を用いることにより、図1の光走査装置におい
て、走査線曲がりおよび波面収差が極めて良好に補正さ
れることが分かる。
【0111】また、実施例において、被走査面上に形成
される光スポットの主走査方向および副走査方向のスポ
ット径の変化を図9に示す。図9から明らかなように光
スポットのスポット径(主・副走査方向とも略60μ
m)は、主・副走査方向とも極めて安定している。これ
は、図8に示したように、波面収差が極めて良好に補正
されていることに起因する。
【0112】図10は、条件(1)のパラメータである
副走査方向の倍率比:β/βの像高による変化を示
している。この図10から、上記実施例が条件(1)を
満足することが明らかである。
【0113】図1の実施の形態において、走査結像光学
系として上記実施例のものを用い、光源として、図4に
即して説明したものを用い、マルチビーム走査で、被走
査面上の2走査線を同時走査するように構成した。この
とき、走査線間隔は、像高:0において、20μmと
し、シングルビーム式の場合の像高:0の光スポットの
位置を基準として、その両側に10μm離れて各光スポ
ットが形成されるようにした。
【0114】このとき、2つの光スポットの各々につ
き、像面湾曲・走査線曲がり・fθ特性、波面収差、ス
ポット径変化、倍率比変化は、実質的に上記図7〜図1
0に示すものと同じとなった。即ち、実施例の走査結像
光学系は、マルチビーム走査を行う場合にも、良好に使
用できる。
【0115】比較例 以下に比較例を挙げる。この比較例は、前記実施例と同
じく2枚のレンズ(実施例と同様、レンズL1、L2と
表示する)で形成され、レンズL2の射出面のみに特殊
チルト面を採用し、幾何光学的な収差を補正したもので
ある。レンズL1、L2の材質は実施例1におけるレン
ズL1、L2の材質と同様である。
【0116】比較例の各レンズのデータを実施例1にな
らって記する。 面番号 Rm Rs x β 面形状 0(偏向反射面) ∞ ∞ 72.56 5 平面 1(レンズL1入射面) 2152.624 -50.034 35.00 5 ST 2(レンズL2射出面) -142.908 -200.194 61.933 5 ST 3(レンズL1入射面) 441.379 -75.269 14.00 5 ST 4(レンズL2射出面) 986.169 -27.909 160.556 5 STT レンズL1の入射面(特殊トーリック面)のデータ Rm=2152.624,km=2.8896E+02,Am2=0.0,Am4=1.386
3E-08,Am6=-2.5313E-13,Am8=-8.1329E-17,Am10=
8.1968E-21 Rs0=-50.034,B2=2.2545E-06,B4=-1.5173E-10,B6
=7.3777E-15,B8=-1.3271E-19,B10=-2.2816E-22,B
12=-3.3279E-26 レンズL1の射出面(特殊トーリック面)のデータ Rm=-142.908,km=-1.5888E-01,Am2=0.0,Am4=2.36
17E-08,Am6=7.1842E-14,Am8=-4.0097E-17,Am10=
9.8216E-21,Am12=3.5665E-25 Rs0=-200.194,B2=-2.0672E-06,B4=2.1537E-11,B6
=2.8426E-14,B8=5.3503E-19,B10=-2.8862E-22,B1
2=-4.8526E-26 レンズL2の入射面(特殊トーリック面)のデータ Rm=441.379,km=-1.2212E+01,Am2=0.0,Am4=-6.24
25E-09,Am6=-2.0105E-13,Am8=7.4999E-18,Am10=
5.0399E-22,Am12=-1.3469E-26,Am14=-1.8627E-31 Rs0=-75.269,B2=-1.4391E-07,B4=2.1566E-11,B6
=-7.9946E-16,B8=3.2452E-20,B10=1.4430E-24,B1
2=-8.2145E-29 レンズL2の射出面(特殊チルト面)のデータ Rm=986.169,km=-8.5521E+01,Am2=0.0,Am4=-1.38
85E-08,Am6=1.1792E-13,Am8=1.9594E-17,Am10=-
3.3709E-22,Am12=4.2114E-27,Am14=-1.9598E-31 Rs0=-27.909,B2=4.6797E-07,B4=-2.2358E-11,B6
=1.4001E-15,B8=-1.2894E-21,B10=-9.5047E-25,B
12=3.3258E-29 F2=-4.7351E-08,F4=-1.4413E-11,F6=-7.0375E-16
【0117】比較例の走査結像光学系を用いて、図1の
光走査装置を実施した場合の幾何光学的収差のうち、像
面湾曲(a)、走査線曲がり(b)、およびfθ特性
(c)を、図11に示す。図から明らかなように、これ
らの特性は比較例においても極めて良好で、走査線曲が
りも実質的に0に等しく、実施例に比して遜色が無い。
【0118】しかし、図12に示すように、光スポット
の像高:157mmの位置(最周辺部)における「瞳上
の波面収差」は、実施例の波面収差に比して著しく劣
る。前述の如く、瞳上の波面収差はPV値で0.5λ以
下に絞る必要があるが、図12の波面収差はPV値:
1.83666λであり大きすぎる。
【0119】比較例においても、像高の小さいところで
は「ある程度良好な波面収差」が得られるが、像高が大
きくなるに従い波面収差は急激に劣化する。このため、
被走査面上における光スポットのスポット径は、像高:
0の近傍では主・副走査方向とも60μm程度を達成で
きるが、像高と共に増加し、中間像高で100μm以
上、周辺像高では180μmm以上にも大きくなり、安
定した光スポット径は達成できず、また条件(1)を満
足することもできない。
【0120】実施例と比較例との対比から、この発明の
走査結像光学系におけるように特殊チルト面を2面以上
採用することにより、走査線曲がりのみならず、波面収
差をも良好に補正できることが分かる。
【0121】上に挙げた実施例の走査結像光学系は、こ
れを構成する光学素子が何れもレンズであり(請求項
4)、2枚のレンズL1、L2により構成され、光偏向
器側のレンズL1は一方の面が特殊チルト面で、被走査
面側のレンズL2は射出面が特殊チルト面であり(請求
項5)、さらに、光偏向器側のレンズL1の射出面が特
殊チルト面である(請求項6)。
【0122】また、光偏向器の偏向反射面近傍と被走査
面位置とを副走査方向において幾何光学的に共役な関係
とするアナモルフィックな光学系であり(請求項8)、
1以上のレンズ面(第1〜第4面)の、主走査断面内の
形状が非円弧形状で(請求項9)、1以上のレンズ面
(第1〜第4面)の、副走査断面内の近軸曲率中心が主
走査方向に曲線を描き(請求項10)、1以上のレンズ
面(第1〜第4面)の、副走査断面内の形状が非円弧形
状である(請求項11)。
【0123】従って、実施例の走査結像光学系を図1の
光走査装置に用いたものは、偏向反射面4Aに平行な回
転軸Axの回りに偏向反射面を回転させる方式の光偏向
器4の偏向反射面に向けて、光源側からのカップリング
された1以上の光束を、回転軸に直交する面SFに対し
傾けて入射させて偏向させ、偏向光束を走査結像光学系
L1、L2により被走査面5へ向けて集光させて被走査
面上に光スポットを形成し、被走査面の1以上の走査線
を走査する光走査装置であって、光源側から偏向反射面
に入射する1以上の光束が、偏向反射面近傍に、主走査
方向に長い線像として結像され、走査結像光学系として
請求項8記載のものを用いたもの(請求項14)であ
り、また、走査結像光学系として請求項9〜11の任意
の1に記載のものを用いたもの(請求項15)である。
【0124】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば新規な走査結像光学系・光走査装置および画像形成装
置を実現できる。この発明の走査結像光学系は2面以上
の特殊チルト面を有するので、斜め入射方式の光走査装
置に特有の大きな走査線曲がりを良好に補正できるとと
もに、波面収差の有効な補正が可能である。従って、こ
の走査結像光学系を用いるこの発明の光走査装置は、シ
ングルビーム方式とマルチビーム走査方式とを問わず、
良好な光走査を実現できる。
【0125】この光走査装置を用いるこの発明の画像形
成装置は、良好な光走査により良好な画像形成が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】光走査装置の実施の1形態を示す図である。
【図2】特殊チルト面を説明するための図である。
【図3】光走査装置の実施の別形態を示す図である。
【図4】マルチビーム走査用の光源部の1例を説明する
ための図である。
【図5】オーバフィルド式の光走査を説明するための図
である。
【図6】画像形成装置の実施の1形態を示す図である。
【図7】実施例に関する幾何光学的収差を示す図であ
る。
【図8】実施例に関する波面収差を示す図である。
【図9】実施例に関する光スポットのスポット径の像高
による変化を示す図である。
【図10】実施例に関する走査結像光学系の副走査方向
の倍率比の像高による変化を示す図である。
【図11】比較例に関する幾何光学的収差を示す図であ
る。
【図12】比較例に関する波面収差を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 カップリングレンズ 3 シリンドリカルレンズ 4 ポリゴンミラー 5 被走査面 L1、L2 走査結像光学系を構成するレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G02B 13/08 G02B 13/18 13/18 B41J 3/00 D H04N 1/113 H04N 1/04 104A

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】偏向反射面に平行な回転軸の回りに上記偏
    向反射面を回転させる方式の光偏向器の上記偏向反射面
    に向けて、光源側からのカップリングされた1以上の光
    束を、上記回転軸に直交する面に対し傾けて入射させて
    偏向させ、偏向光束を走査結像光学系により被走査面へ
    向けて集光させて上記被走査面上に光スポットを形成
    し、上記被走査面の1以上の走査線を走査する光走査装
    置における走査結像光学系であって、 副走査断面形状のチルト量が主走査方向に変化する特殊
    チルト面を2面以上含むことを特徴とする走査結像光学
    系。
  2. 【請求項2】請求項1記載の走査結像光学系において、 2面以上の特殊チルト面が、被走査面上における走査線
    曲がりと波面収差を補正するように形成されていること
    を特徴とする走査結像光学系。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の走査結像光学系に
    おいて、 2以上の光学素子を含み、少なくとも2面の特殊チルト
    面が、互いに異なる光学素子に形成されていることを特
    徴とする走査結像光学系。
  4. 【請求項4】請求項3記載の走査結像光学系において、 2以上の光学素子が何れもレンズであることを特徴とす
    る走査結像光学系。
  5. 【請求項5】請求項4記載の走査結像光学系において、 2枚のレンズにより構成され、光偏向器側のレンズは一
    方の面が特殊チルト面であり、被走査面側のレンズは射
    出面が特殊チルト面であることを特徴とする走査結像光
    学系。
  6. 【請求項6】請求項7記載の走査結像光学系において、 光偏向器側のレンズの射出面が特殊チルト面であること
    を特徴とする走査結像光学系。
  7. 【請求項7】請求項3記載の走査結像光学系において、 2以上の光学素子が1枚以上のレンズと1面以上の反射
    鏡とを有し、少なくとも1面の特殊チルト面が、反射鏡
    に形成されていることを特徴とする走査結像光学系。
  8. 【請求項8】請求項1〜7の任意の1に記載の走査結像
    光学系において、 光偏向器の偏向反射面近傍と被走査面位置とを副走査方
    向において幾何光学的に共役な関係とするアナモルフィ
    ックな光学系であることを特徴とする走査結像光学系。
  9. 【請求項9】請求項8記載の走査結像光学系において、 1以上のレンズ面の、主走査断面内の形状が非円弧形状
    であることを特徴とする走査結像光学系。
  10. 【請求項10】請求項8または9記載の走査結像光学系
    において、 1以上のレンズ面の、副走査断面内の近軸曲率中心が主
    走査方向に曲線を描くことを特徴とする走査結像光学
    系。
  11. 【請求項11】請求項8〜10の任意の1に記載の走査
    結像光学系において、 1以上のレンズ面の、副走査断面内の形状が非円弧形状
    であることを特徴とする走査結像光学系。
  12. 【請求項12】偏向反射面に平行な回転軸の回りに上記
    偏向反射面を回転させる方式の光偏向器の上記偏向反射
    面に向けて、光源側からのカップリングされた1以上の
    光束を、上記回転軸に直交する面に対し傾けて入射させ
    て偏向させ、偏向光束を走査結像光学系により被走査面
    へ向けて集光させて上記被走査面上に光スポットを形成
    し、上記被走査面の1以上の走査線を走査する光走査装
    置であって、 走査結像光学系として、請求項1〜3の任意の1に記載
    のものを用いたことを特徴とする光走査装置。
  13. 【請求項13】偏向反射面に平行な回転軸の回りに上記
    偏向反射面を回転させる方式の光偏向器の上記偏向反射
    面に向けて、光源側からのカップリングされた1以上の
    光束を、上記回転軸に直交する面に対し傾けて入射させ
    て偏向させ、偏向光束を走査結像光学系により被走査面
    へ向けて集光させて上記被走査面上に光スポットを形成
    し、上記被走査面の1以上の走査線を走査する光走査装
    置であって、 走査結像光学系として、請求項4〜7の任意の1に記載
    のものを用いたことを特徴とする光走査装置。
  14. 【請求項14】偏向反射面に平行な回転軸の回りに上記
    偏向反射面を回転させる方式の光偏向器の上記偏向反射
    面に向けて、光源側からのカップリングされた1以上の
    光束を、上記回転軸に直交する面に対し傾けて入射させ
    て偏向させ、偏向光束を走査結像光学系により被走査面
    へ向けて集光させて上記被走査面上に光スポットを形成
    し、上記被走査面の1以上の走査線を走査する光走査装
    置であって、 光源側から偏向反射面に入射する1以上の光束が、上記
    偏向反射面近傍に、主走査方向に長い線像として結像さ
    れ、 走査結像光学系として、請求項8記載のものを用いたこ
    とを特徴とする光走査装置。
  15. 【請求項15】偏向反射面に平行な回転軸の回りに上記
    偏向反射面を回転させる方式の光偏向器の上記偏向反射
    面に向けて、光源側からのカップリングされた1以上の
    光束を、上記回転軸に直交する面に対し傾けて入射させ
    て偏向させ、偏向光束を走査結像光学系により被走査面
    へ向けて集光させて上記被走査面上に光スポットを形成
    し、上記被走査面の1以上の走査線を走査する光走査装
    置であって、 光源側から偏向反射面に入射する1以上の光束が、上記
    偏向反射面近傍に、主走査方向に長い線像として結像さ
    れ、 走査結像光学系として、請求項9〜11の任意の1に記
    載のものを用いたことを特徴とする光走査装置。
  16. 【請求項16】請求項12または13または14または
    15記載の光走査装置において、 光源側から光偏向器の偏向反射面に1光束が入射するこ
    とを特徴とする光走査装置。
  17. 【請求項17】請求項12または13または14または
    15記載の光走査装置において、 光源側から光偏向器の偏向反射面に複数光束が入射し、
    被走査面をマルチビーム走査することを特徴とする光走
    査装置。
  18. 【請求項18】請求項14または15記載の光走査装置
    において、 光源側から光偏向器の偏向反射面に複数光束が入射し、
    被走査面をマルチビーム走査し、 アナモルフィックな走査結像光学系の、像高:0に対す
    る副走査方向の横倍率:β0、任意像高:hにおける横
    倍率:βhが、条件: (1)0.9<|βh0|<1.1 を満足することを特徴とする光走査装置。
  19. 【請求項19】請求項16または17または18記載の
    光走査装置において、 光源側から光偏向器の偏向反射面に入射する光束は、偏
    向反射面の回転軸を目掛けて入射することを特徴とする
    光走査装置
  20. 【請求項20】請求項16〜19の任意の11に記載の
    光走査装置において、 光偏向器が回転多面鏡であることを特徴とする光走査装
    置。
  21. 【請求項21】請求項20記載の光走査装置において、 光偏向器の偏向反射面の、主走査方向の長さが、光源側
    から入射する光束の主走査方向の光束径より小さく設定
    されていることを特徴とする光走査装置。
  22. 【請求項22】感光媒体を光走査して画像形成を行う画
    像形成装置において、 感光媒体の光走査に、請求項16〜20の任意の1に記
    載の光走査装置を用いることを特徴とする画像形成装
    置。
  23. 【請求項23】請求項22記載の画像形成装置におい
    て、 感光媒体の光走査により、上記感光媒体に潜像が形成さ
    れ、この潜像が可視化されることを特徴とする画像形成
    装置。
  24. 【請求項24】請求項23記載の画像形成装置におい
    て、 感光媒体が光導電性の感光体であり、潜像が静電潜像と
    して形成され、トナー画像として可視化されることを特
    徴とする画像形成装置。
  25. 【請求項25】請求項24記載の画像形成装置におい
    て、 トナー画像がシート状の記録媒体に最終的に担持される
    ことを特徴とする画像形成装置。
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