JP2000029300A - 現像装置およびこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

現像装置およびこれを用いた画像形成装置

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JP2000029300A JP10349526A JP34952698A JP2000029300A JP 2000029300 A JP2000029300 A JP 2000029300A JP 10349526 A JP10349526 A JP 10349526A JP 34952698 A JP34952698 A JP 34952698A JP 2000029300 A JP2000029300 A JP 2000029300A
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developing device
toner hopper
vibration
image forming
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Masanori Saito
政範 斉藤
Nobuyuki Yanagawa
信之 柳川
Hideaki Kibune
英明 木船
Masahiko Kato
昌彦 加藤
Akira Imai
明 今井
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収容されているトナーの残留を殆ど完全に防
止すると共に、このための構成を間単なものとすること
ができるトナー補給構造を備えた現像装置を得る。 【解決手段】 潜像担持体上の潜像に対してトナーを供
給して可視像処理する現像装置において、内部に未使用
トナーを収容しているトナーホッパー3と、上記現像装
置1本体と上記トナーホッパー3との連通位置に設けら
れていて、上記トナーホッパー3を設置可能なトナーホ
ッパーセッティング部4とを備え、上記トナーホッパー
セッティング部4には振動装置5が設けられていること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電潜像の可視像
処理に用いられる現像装置およびこれを用いた画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写方式を適用可能な複写機、
ファクシミリ装置あるいはプリンタなどの画像形成装置
においては、感光体などの像担持体上に形成された静電
潜像に対し、現像剤として用いられるトナー(以下、ト
ナーという)を供給して静電潜像を可視像処理する現像
工程が実行されている。現像工程に用いられる現像装置
の構成としては、例えば、現像槽内で像担持体に対峙
し、表面に担持したトナーを像担持体に供給する現像ス
リーブと、現像槽の適所に設置されて内部に未使用トナ
ーを収容しているトナー補給部とを主要部として備えた
構成がある。現像装置では、像担持体上の静電潜像の静
電引力によって現像スリーブに担持されているトナーを
静電吸着させることで静電潜像の可視像処理、いわゆ
る、現像が行われるようになっているが、現像槽内での
トナーの量が不足してくると、トナー補給部からトナー
を補給するようになっている。
【0003】トナー補給部は、例えば、内部に未使用ト
ナーを収容し、開口を下向きにして設置されているボト
ルあるいはホッパー等の容器を備え、その開口部に設け
られている補給部材の駆動によって必要量が現像槽内に
補給されるようになった構造が用いられることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トナー補給
部に収容されているトナーは、粒子間の付着力が比較的
強く、ボトルやホッパーなどの容器内で凝固しやすいも
のであり、凝固した場合には、ボトルやホッパー内で一
部が剥落するだけでその他のものがブリッジ状に残って
しまい、全てのトナーを補給できなくなることがある。
また、仮にボトルやホッパー内で滑落した場合でも、凝
固したトナーが現像槽内に導入されてしまったり、ある
いは、排出開口で詰まってしまうこともある。
【0005】そこで、このような不具合を解消するため
に、ボトルやホッパーから排出されたトナーを加振して
突き崩すことにより一様分散させて現像槽内に供給する
構成(例えば、特開平6−222672号公報)、ある
いは、ボトルを脈動回転させて内部に配置した攪拌部材
によって収容されているトナーを崩すようにした構成
(例えば、実開平6−69961号公報)が提案されて
いる。
【0006】しかし、前者の構成ではボトルやホッパー
内に収容されているトナーの凝固をなくすことができ
ず、また、後者の構成では、ボトル内への攪拌部材の設
置や回転制御などの特別な構成が必要となるという新た
な問題があった。
【0007】本発明の目的は、上記従来の現像装置、特
にトナー補給構造における問題に鑑み、収容されている
トナーが残留してしまうのを防止すると共に、このため
の構成を簡単なものとすることができるとともにメンテ
ナンスコストを低減できるトナー補給構造を備えた現像
装置およびこれを用いた画像形成装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、潜像担持体上の潜像に対し
てトナーを供給して可視像処理する現像装置において、
内部に未使用トナーを収容しているトナーホッパーと、
上記現像装置に装備されている現像槽と上記トナーホッ
パーとの連通位置に設けられていて、上記トナーホッパ
ーを設置可能なトナーホッパーセッティング部とを備
え、上記トナーホッパーセッティング部には振動装置が
設けられていることを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の現
像装置において、上記振動装置は、モータとそのモータ
の回転軸に有する偏心部とで構成されていることを特徴
としている。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の現
像装置において、上記モータは、トナーホッパーセッテ
ィング部壁面に固定され、上記偏心部は、上記モータの
外形部よりも小さい形状とされていることを特徴として
いる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の現
像装置において、上記振動装置は、上記トナーホッパー
セッティング部の壁部に設けられている圧電素子で構成
されていることを特徴としている。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1記載の現
像装置において、上記振動装置は、上記トナーホッパー
セッティング部の壁部に複数設けられていることを特徴
としている。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1、2、4
および5のうちの一つに記載の現像装置において、上記
振動装置による加振周波数をfmとし、トナーホッパー
セッティング部の固有振動数をfsとした場合、 (fm/√2)<fs<√2・fm の関係に設定されていることを特徴としている。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項1、2、4
および5のうちの一つに記載の現像装置において、上記
振動装置による加振周波数をfmとし、トナーホッパー
の固有振動数をfhとした場合、 (fm/√2)<fh<√2・fm の関係に設定されていることを特徴としている。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項7記載の現
像装置において、上記加振周波数fmは、変更可能であ
ることを特徴としている。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項1乃至8の
うちの一つに記載の現像装置を用いる画像形成装置であ
って、上記潜像担持体上に形成されている基準濃度パタ
ーン画像の濃度が所定濃度以下に達したときに、トナー
ホッパーが挿脱可能に支持されているトナーホッパーセ
ッティング部に設けられている振動装置を駆動して上記
トナーホッパを共振させ、トナーホッパー内のトナーを
流動させて上記潜像担持体に向け供給可能にすることを
特徴としている。
【0017】請求項10記載の発明は、請求項1乃至8
のうちの一つに記載の現像装置を用いる画像形成装置で
あって、上記現像装置は、上記潜像担持体上に形成され
る色毎の静電潜像に対応して複数設けられていることを
特徴としている。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項1乃至8
のうちの一つに記載の現像装置を用いる画像形成装置で
あって、上記現像装置は、画像形成装置本体の上部に設
けられた蓋によって開閉可能な開口部内に配置され、そ
の開口部には上記現像装置に対して着脱可能なトナー補
給用供給手段が挿脱されることを特徴としている。
【0019】請求項12記載の発明は、請求項1乃至8
のうちの一つに記載の現像装置を用いる画像形成装置に
おいて、上記振動装置は縦振動を起振可能であることを
特徴としている。
【0020】請求項13記載の発明は、請求項1乃至8
のうちの一つに記載の現像装置を用いる画像形成装置に
おいて、上記振動装置は、画像形成時以外の時に起振可
能であることを特徴としている。
【0021】請求項14記載の発明は、請求項10記載
の画像形成装置において、上記現像装置は、各色同士で
上記振動装置の振動が伝搬しない構成とされていること
を特徴としている。
【0022】請求項15記載の発明は、請求項10記載
の画像形成装置において、上記現像装置は、上記振動装
置の加振強度が色毎に変更可能であることを特徴として
いる。
【0023】請求項16記載の発明は、請求項11記載
の画像形成装置において、上記ホッパーは、各現像装置
同士で略角形状で一端が錘部とされ手その先端部に開口
部が形成された同一形状とされ、開口部には収容されて
いるトナーの供給量を制御するトナー供給制御手段が設
けられていることを特徴としている。
【0024】請求項17記載の発明は、請求項16記載
の画像形成装置において、上記トナー供給制御手段は、
50〜500(μ)のメッシュサイズを有するメッシュ
材で構成されていることを特徴としている。
【0025】請求項18記載の発明は、請求項1乃至8
のうちの一つに記載の現像装置を用いる画像形成装置に
おいて、上記ホッパーは、収容されているトナーを外部
から視認可能な構成とされていることを特徴としてい
る。
【0026】請求項19記載の発明は、請求項11記載
の画像形成装置において、上記ホッパーは、上記開口部
を開閉可能なキャップが設けられ、キャップを取り除く
ことでトナーの再充填を許容することを特徴としてい
る。
【0027】
【実施例】以下、図示実施例により本発明の詳細を説明
する。
【0028】図1は、本発明実施例による現像装置の原
理構成を説明するための模式図である。図1において現
像装置1は、現像スリーブや攪拌羽根を内装している現
像槽2とトナーホッパー3とを備えている。現像槽2内
の現像スリーブは詳細を図示しないが、磁気ブラシを形
成可能な回転スリーブで構成され、また攪拌羽根は現像
槽内のトナーを攪拌して摩擦帯電させる構成を備えた周
知構造のものが用いられている。
【0029】トナーホッパー3は、現像槽2の適所に設
けられているトナーホッパーセッティング部4に対して
挿脱可能に設けられており、交換できるようになってい
る。トナーホッパーセッティング部4は、現像槽2とト
ナーホッパ3との連通位置に設けられており、その位置
でトナーホッパー3を挿脱可能に設置できるようになっ
ている。
【0030】トナーホッパーセッティング部4には、そ
の外壁面に振動装置5が設けられている。振動装置5
は、図示しない濃度センサからの信号により振動開始時
期および振動持続時間を制御されるようになっており、
振動した場合には、トナーホッパーセッティング部4の
外壁を振動させることでその振動をトナーホッパー3に
伝播させるようになっている。本実施例では、濃度セン
サにより感光体上に形成される基準濃度パターンの濃度
が基準値以下に達したことが検出された場合にその濃度
が基準値に達するまでの間、振動装置5が作動される。
【0031】本実施例は以上のような構成であるから、
トナーホッパーセッティング部4に未使用トナーを収容
したトナーホッパ3が挿嵌される。濃度センサによって
感光体上に形成されている基準濃度パターンの濃度が低
下したことが検出されると振動装置5が作動を開始さ
れ、トナーホッパーセッティング部4の外壁が振動す
る。トナーホッパーセッティング部4の外壁が振動する
と、その振動がトナーホッパー3に伝播される。トナー
ホッパ3に振動が伝播されると、トナーホッパー3自体
も振動し、内部に収容されているトナーが加振されて突
き崩され、トナー粒子同士の付着力の影響が及ばない間
隔に広げられるので、トナーはトナーホッパー3の排出
開口に向け流動することができる。
【0032】図2および図3は、上述した振動装置5の
非作動時および作動時でのトナーの状態を説明するため
の模式図であり、図2に示すように、トナーホッパーセ
ッティング部4に対して振動装置5からの振動が伝えら
れない場合には、トナーホッパー3の内部に収容されて
いるトナーTは、粒子間の付着力の影響で凝固した状態
にあり、トナー排出口に向け滑落しにくい状態にある。
しかし、図3に示すように、振動装置5が作動すると、
トナーホッパーセッティング部4を介したトナーホッパ
ー3の振動(便宜上、振動波を表示する)により、トナ
ーTの粒子同士が振動し、粒子間隔が広がることにより
粒子相互の位置が変化することになり、これによって、
いわゆる、滑落できる状態となり流動性が生起される。
また、振動により粒子同士がふるい落とされる状態とな
るので、トナーは、トナー排出口において目詰まりする
ことなくトナー排出口から流れ出る。
【0033】以上のような実施例によれば、トナー排出
口を対象としてではなく、トナーホッパー3全体に対し
て振動を与えるようにしてトナーホッパー3内に収容さ
れているトナー同士を振動させるようにしているので、
トナーホッパー3の内部全域に亘ってトナーの流動性を
得ることができ、これにより、トナーホッパー3内にお
いてトナー排出口以外の箇所で凝固しているトナーがブ
リッジ状に残ってしまうようなことを完全に防止するこ
とができる。
【0034】トナーホッパー3内全域での振動を促すた
めには、トナーホッパー3内にモータなどの振動装置を
配置することも考えられるが、このような構成とした場
合には、モータがトナーによって目詰まりを起こし易く
なり、最悪の場合には振動させることができなくなる。
これに対して本実施例では、トナーホッパーセッティン
グ部4の外壁面に振動装置を設けているので、かような
問題が一切生じない。しかも、トナーホッパー3に対し
てではなくトナーホッパーセッティング部4に対して振
動装置5を設けているので、トナーホッパー3を交換す
る際にも容易に交換することができ、さらには、交換さ
れたトナーホッパー3に対して一々振動装置を設置する
ような面倒な作業が必要なくなる。
【0035】また、振動装置5が感光体上に形成されて
いる基準濃度パターンの濃度変化、特に濃度低下に応じ
て駆動されると、トナー粒子同士の付着を解消した状態
が得られるので、いわゆる、ブロック化したトナーがそ
のまま補給されるような事態がなくされ、感光体に対し
て均一分散した状態で新たなトナーを供給することが可
能になり、感光体上での濃度ムラをなくすことが可能に
なる。
【0036】次に、上記振動装置の構成について説明す
る。図4は振動装置5として、モータ5Aを用いた場合
を示しており、同図においてモータ5Aは、携帯電話な
どに用いられるような小型のモータで構成され、回転軸
5A1の円周方向片側に相当する範囲に偏心部をなす錘
5A2が固定されている。錘5A2の外径寸法は、モー
タ5Aのそれよりも小径とされており、回転した際にト
ナーホッパーセッティング部4の外壁面に当接しないよ
うになっている。
【0037】本実施例は以上のような構成であるから、
トナーホッパーセッティング部4の外壁面に振動装置5
をなすモータ5Aが固定される。図1に示した実施例と
同様に振動装置5としてのモータ5Aは、濃度センサか
らの信号により回転する。モータ5Aが回転すると、錘
5A2の重心位置が回転軸5A1の中心とずれているこ
とにより発生する遠心力によってモータ5A自体が振動
する。モータ5Aの振動は、図5に示すように、錘5A
2が直接トナーホッパーセッティング部4の外壁面を殴
打するのでなく遠心力によって発生する振動であるの
で、加振周波数が比較的低くでき、これによって、トナ
ーに作用する衝撃力を小さくして衝撃によってトナーが
突き固められてしまうのを防止でき、これにより流動性
を確保することが可能になる。
【0038】図6は振動装置5として圧電素子5Bを用
いた場合を示しており、同図において圧電素子5Bは、
積層型構造のものがその積層方向をトナーホッパーセッ
ティング部4の外壁面と直角な方向とされて該外壁面に
固定されている。圧電素子5Bは、図7に示すように複
数の圧電板5B1を積み重ねて構成されており、隣り合
った圧電板5B1の分極の方向が互いに180゜向きを
異にしている。各圧電板5B1は、図示しない電源部に
より電気的に並列駆動されるようになっており、積層方
向に変位を生じることができる。また、このような形状
を有する圧電素子5Bの発生変位xは、圧電板5B1の
積層数をN、印加電圧をV、縦効果電圧歪乗数をd33
すると、 x=N・d33・V で示される。
【0039】本実施例は以上のような構成であるから、
複数の圧電板5B1が積層されて構成された圧電素子5
Bはその積層方向をトナーホッパーセッティング部4の
外壁面と直角な方向に設定されてその外壁面に固定され
て取り付けられる。圧電板5B1への電圧印加により各
圧電板5B1が変位を生じる。1層分での圧電板5B1
の変位量は僅かであるが、積層数Nを調整することによ
りその積層数に比例して圧電素子5Bの変位量が増大さ
れる。
【0040】特に、積層された圧電板5B1に対して電
圧をパルス状に入力することにより、パルスの周波数に
応じた振動が得られることになる。
【0041】本実施例によれば、圧電板5B1の積層数
を変更するだけでトナーの流動性を良好なものとするこ
とができ、しかも、そのために必要とされる振動装置5
の設置スペースも小スペースとすることが可能になる。
【0042】図8は、図1に示した振動装置5を複数設
置した場合を示す模式図であり、同図において振動装置
5は、トナーホッパーセッティング部4の外壁面全域に
亘って均一な振動を発生させることができる状態で設置
されている。つまり、振動装置5を一部にのみ設置した
場合には、一部での振動がトナーホッパー3に伝播され
てトナーホッパー3では局部的な振動が生起されるに過
ぎないのに対して外壁面の複数箇所に振動装置5を設置
することにより、外壁面全域を振動させるようになって
いる。
【0043】本実施例は以上のような構成であるから、
元来、流動性を持たない固体粒子群の集合体であるトナ
ーの粒子群相互に均一な振動による外力を作用させるこ
とができ、これにより、外力が作用しても応力がある値
に達するまでは静止したままであったトナー粒子の応力
の限界を越えさせて流動させることができる。さらに、
トナー粒子の振動によってトナー粒子間の間隔を広げて
粒子相互の位置を変えることができるので、いわゆる、
粒子同士の密着力が作用しない間隔に広げられることに
なり、これによってもトナー粒子が流動できるようにな
る。特に、トナーが収容されているトナーホッパー3の
全域に振動を伝播できるようにトナーホッパーセッティ
ング部4の全域に亘って複数の振動装置5を設置するこ
とにより、トナーホッパー3内のトナー収容部全域で上
述したトナーの流動性を得ることができる。
【0044】ところで、図1乃至図8において符号5、
5A、5Bで示した振動装置は、自らの加振周波数(f
m)と、トナーホッパーセッティング部4の固有振動数
(fs)との関係が次の関係となるように設定されてい
る。 (fm/√2)<fs<(√2・fm) このような関係が設定されることにより、トナーホッパ
ーセッティング部4が共振するために振動装置5、5
A、5Bにおいて僅かな加振力が生起されたとしても、
効果的にトナーホッパー3に対して振動を伝播させるこ
とができるので、省エネルギー化を可能にしてトナーホ
ッパー3内のトナーの流動性を確保することができる。
【0045】図9は、振動伝達率を示す線図であり、同
図において加振周波数(fm)と固有振動数(fs)との
比が1になるとき、すなわち、両者が一致するときに振
動の振幅が最大となり、減衰比によっては加振の数百倍
の振幅を得ることが可能となる。
【0046】さらに、上記振動装置による加振周波数
(fm)とトナーホッパー3の固有振動数(fh)との関
係が次の関係とされている。 (fm/√2)<fh<(√2・fm) このような関係が設定されることによっても、トナーホ
ッパーセッティング部4を介してトナーホッパー3が共
振するようになり、これにより、僅かな加振力であって
も効果的にトナーホッパー3を振動させることができる
ので、トナーホッパー3内でのトナーの残留を防止し、
かつ、トナー排出開口での目詰まりを起こさないトナー
の流動性を省エネルギーによって確保することができ
る。
【0047】このような振動装置(5、5A、5B)で
の加振周波数(fm)とトナーホッパーセッティング部
4あるいはトナーホッパー3での固有振動数(fh)と
の関係は、図10に示す構成の制御回路によって設定さ
れるようになっている。図10は、上記振動装置の加振
周波数を設定する制御回路の構成を説明するためのブロ
ック図であり、同図において、振動装置(便宜上、符号
5を用いる)は、加振周波数制御装置6からの信号によ
って加振周波数を設定されるようになっており、加振周
波数制御装置6は、トナーホッパー3内のトナーの量を
検出する量検知センサ7からの信号に基づき、加振周波
数を設定するようになっている。加振周波数制御装置6
は、トナーホッパー3内に収容されているトナーの量に
応じたトナーホッパー3の質量変化に基づき、トナーホ
ッパー3を最大限に共振させるための加振周波数を変更
し、新たに設定された加振周波数を振動装置5に対して
出力するようになっている。
【0048】なお上記量検知センサ7は、これに代え
て、トナーホッパー3の振動時での加速度を検知できる
加速度ピックアップを用いることも可能である。
【0049】以下、上記振動装置を備えた現像装置を有
する画像形成装置について説明する。以下に説明する画
像形成装置は、フルカラーを含めた多色画像を形成可能
なカラープリンタである。なお、本発明の画像形成装置
はプリンタのみでなく、複写機あるいはファクシミリ装
置など、電子写真複写方式を用いる装置を対象とするこ
ともちろん可能である。
【0050】図11は、カラープリンタの内部構成を説
明するための模式図であり、同図においてカラープリン
タ100は、内部に中間転写ベルト101を備えてい
る。中間転写ベルト101は、後述する画像ステーショ
ンに装備されている感光体ドラムに形成された色毎の可
視像が重畳転写され、転写紙(符号Pで示す)に対して
一括転写するようになっており、転写紙Pの最大サイズ
の移動方向長さよりも後述する各ロ−ラでの迂回長さを
含む非画像領域分だけ長いベルト長を有している。中間
転写ベルト101は、展張方向両端に位置する駆動ロー
ラ102および従動ローラ103にそれぞれ掛け回され
ており、図示矢印方向に移動する。図11中、符号10
4は中間転写ベルト101のテンションローラを、ま
た、符号101Aはクリーニング装置をそれぞれ示して
いる。
【0051】図11において中間転写ベルト101の下
側展張面には、展張方向に沿って所定間隔で第1の画像
ステーション105、第2の画像ステーション106が
それぞれ配置されている。図11に示す第1、第2の画
像ステーション105、106は、それぞれに感光体ド
ラム107、107’を備え、この感光体ドラムに対し
て色分解された色と補色関係にある色の現像剤を供給す
るが、現像剤を供給する現像手段が、各画像ステーショ
ン毎に分割され、色分解数の半分である2色毎に纏めて
設けられている。
【0052】第1および第2の画像ステーション10
5、106は、感光体ドラムに対して供給する現像剤を
色がことなるだけで共に同じ構成であるので、第1の画
像形成ステーション105の構成について以下に説明す
る。第1の画像ステーション105には、図示矢印方向
に回転する感光体ドラム107の周囲に感光体ドラム1
07の回転方向に沿って電子写真プロセスを実行する帯
電装置108、書き込み装置109、現像装置110、
110’、クリーニング装置111および中間転写ベル
ト101を挟んで感光体ドラム107と対向する転写装
置112とが設けられている。
【0053】現像装置110、110’は、色分解され
た色の補色に相当する色の現像剤を供給するために各色
毎に対応して設けられており、図11に示す構成では、
キャリアにトナーを担持させる二成分系現像剤が用いら
れる。現像装置110は、ケーシング内に配置されて感
光体ドラム107と対向する現像スリーブ110Aと、
攪拌用パドル110Bとを備えた現像部と、攪拌パドル
110Bの近傍に位置する搬送スクリュー110Cおよ
び搬送スクリューの上方でケーシングに設けられて、図
1に示したトナーホッパー3を装着可能なトナーホッパ
セッティング部を有したトナー補給部とで構成されてい
る。トナー補給部に関しては後で詳しく説明する。
【0054】攪拌用パドル110Bは、現像剤の攪拌と
搬送機能を持たせるために螺旋状の羽根と複数枚の放射
状に設けられた板を備えている。搬送スクリュー110
Cは、羽根を螺旋状に巻いた構造を備えており、攪拌用
パドル110Bに対して逆方向に回転し、現像剤を逆向
きに移送して現像スリーブ110Aの軸方向で均等に現
像剤を分布できるようにされている。
【0055】中間転写ベルト101の移動方向において
第2の画像ステーション106を通過した位置には、従
動ローラ103と対峙するローラ状の転写装置113が
配置されており、レジストローラ114によって給紙タ
イミングを設定されて給紙装置(図示されず)から給送
される転写紙Pに対して中間転写ベルト101上の重畳
画像を一括転写するようになっている。中間転写ベルト
101上に担持された重畳画像を一括転写された転写紙
Pは、転写位置を通過した後、加熱ローラを備えた定着
装置115により加熱定着された後、排紙装置116を
介して排紙トレイ117上に排出される。図11に示し
た画像形成装置100には、排気ファン117Aが設け
られ、排紙トレイ117下方に配置されている電装部品
が定着装置115の熱の影響で加熱されないようになっ
ている。図11において符号115Aは、加熱側のロー
ラに当接してオフセット防止液を塗布するローラを示し
ている。
【0056】上記現像装置におけるトナー補給部には、
搬送スクリュー110Cが位置する空間に連通するトナ
ーホッパーセッティング部(図示されず)が設けられて
おり、このトナーホッパーセッティング部が、図12に
示すように、装置本体をなす筐体の一部に纏められてい
る。図12は、画像形成装置100の筐体の上部に設け
られているカバー100A(図13参照)を取り除いた
状態を示しており、トナーホッパー3に隣り合わせて第
1、第2の画像ステーション105、106を構成する
作像ユニット105P(便宜上、第1の画像ステーショ
ンに関するユニットのみが示されている)が着脱できる
ようになっている。トナーホッパーセッティング部に対
応する画像形成装置100の筐体部には、図12に示す
ように、各現像装置において消費される色のトナーを収
容したトナー補給用供給手段をなすトナーホッパー3が
整列されて配置されている。図13に示されている画像
形成装置100の筐体には、トナーホッパーセッティン
グ部に対応する箇所に、図12および図14に示すよう
に、トナーホッパー3を挿脱するための開口100Bが
形成されており、その開口には、図14に示すように、
開閉可能な蓋部材118が設けられている。
【0057】トナー補給部には、開口100Bから挿脱
可能なトナーホッパー3が設けられているが、トナーホ
ッパー3は、図15に示す構成によって支持されてい
る。図15はトナー補給部の原理構成を説明するための
模式的な斜視図であり、同図おいて、トナーホッパー3
は、図示しないトナーホッパーセッティング部に設けら
れた支持部材201の穿孔部201A内にトナー排出開
口を有する先端が抜き差し可能に挿入されて支持されて
いる。支持部材201は、各現像装置に対応して設けら
れている図示しないトナーホッパーセッティング部にお
いて不動状態で設けられている基板202に対して減衰
材をなすコイルバネ203を介して浮動状態で支持され
た上面開放形状の箱体で構成されている。支持部材20
1の側壁の一部には、図4に示したモータ5Aを備えた
振動装置5が取り付けられている。振動装置5は、各現
像装置毎で加振強度を変更することができるようになっ
ている。これにより、トナー補給速度を速めて同時に複
数の色のトナーを用いる場合でトナーが不足している色
のトナー補給を迅速に行なえるようにして画像の品質が
低下しないようにできる。
【0058】この場合の振動装置5は、回転した際の振
動モードとして、図15中、矢印で示す方向の縦振動を
誘起できる状態、つまり、錘5A1が垂直面内で回転す
るように取り付けられている。これにより、支持部材2
01は縦振動を誘起されてトナーホッパー3を縦方向に
振動させるようになっている。
【0059】トナーホッパー3に振動が誘起された場合
には、支持部材201の振動がコイルバネ203によっ
て緩衝されるので、起振対象にない支持部材201に対
しては振動が伝搬されないようになっている。
【0060】トナーホッパー3は、図15および図16
に示すように、略角形状とされた同一形状のものであ
り、支持部材201の穿孔部201Aに挿入される先端
部を錐状とされてトナーの排出開口3A(図16参照)
が形成されている。しかも、トナーホッパー3は、半透
明あるいは透明の容器で構成されており、内部を透視で
きることで収容されているトナーの量を視認することが
できるようになっているとともに、先端部が錐状とされ
ることで、滑落するトナーを排出開口3Aに集約させる
ことができる。トナーホッパー3の排出開口3Aには、
図16に示すように、トナー供給制御部材として50〜
500μのメッシュサイズを有したメッシュ部材204
が設けられている。トナーホッパー3の先端部と反対側
の底部には充填開口3Bが形成されており、この充填開
口3Bにはキャップ3Cが着脱可能に取り付けられてい
る。トナーホッパー3は、キャップ3Cに一体的に設け
られている把持部3C1を掴んで充填開口3Bからキャ
ップ3Cが取り除かれると、新たなトナーを充填するこ
とができるようになっている。
【0061】トナーホッパー3の内部に収容されたトナ
ーは、振動が発生していない場合に重力によって凝固
し、静止したままでトナー塊となっているが、縦振動を
誘起されることにより、図1に示した振動装置5の起振
時と同様に加振され、粒子同士がそれらの間に影響して
いた付着力が及ばない間隔に広げられて流動することが
できる。特に、振動装置5の振動モードが縦振動である
ので、粒子同士で密着しない状態に分離したトナーは自
重を利用して落下しやすくなる。しかも、落下するトナ
ーは、トナーホッパー3の先端側の錐状形状により排出
開口3Aに集約され、メッシュ部材204を介して粒子
状のもののみが排出開口3Aから排出されやすくなる。
メッシュ部材204は、凝固して塊状をなすトナーを通
過させることなく、分離したトナー粒子のみを通過させ
ることで塊状の場合と粒子の場合とでトナーの供給を制
御するようになっている。
【0062】本実施例は以上のような構成であるから、
フルカラー画像を形成する場合には、第1、第2の画像
ステーション105、106に有する感光体ドラム10
7、107’に対して書き込み装置109から色分解さ
れた色毎の静電潜像が形成され、その静電潜像が各現像
装置により可視像処理される。図11に示した構成の画
像形成装置100では、第1の画像ステーション105
および第2の画像ステーション106にそれぞれ設けら
れている転写位置に達するまでの間、第2の画像ステー
ション106では第1の画像ステーション105で形成
された画像と異なる色の画像を形成し、中間転写ベルト
101に重畳転写するようになっている。つまり、中間
転写ベルト101への転写方式としては次の2形式が採
用されている。 (1)中間転写ベルト101の1回転目に第1、第2の
画像ステーション105、106において形成された第
1番目の色および第2番目の色の可視像を順次重畳転写
し、中間転写ベルト101の2回転目に第1、第2の画
像ステーションで形成された第3番目の色および第4番
目の色の可視像が上記第1、第2番目の色の転写画像に
重畳転写されたうえで転写紙Pに一括転写する。 (2)第1の画像ステーション106において形成され
た第1番目の色の可視像に対して第2の画像ステーショ
ン106において形成された第2番目の色の可視像が重
畳転写されて移動する中間転写ベルト101の新たな面
に、先行して転写された第1番目の色と同じ色の画像、
つまり、第1番目の色に該当する色の画像を再度、第1
の画像ステーション105において転写し、先行して転
写された第1番目の色の画像が第2の画像ステーション
106に達した時点で第2番目の色の画像を重畳転写
し、引き続いて再度転写された第1の色の画像が第2の
画像ステ−ション106に達した時点に第2番目の色の
可視像を重畳転写すると共に、先行して第1および第2
の画像ステーション105、106において重畳転写さ
れた画像が中間転写ベルト101の1回転後に再度第1
の画像ステーション105に到達すると、第3番目の色
の可視像がそして連続して第2の画像ステーションにお
いて第4番目の色の可視像が転写されて転写紙Pに一括
転写される。さらに、この一括転写に引き続いて重畳転
写された第1番目および第2番目の色の画像が中間転写
ベルト101の移動に伴い第1の画像ステーション10
5に達すると第3番目の色の画像が、そして第2の画像
ステーション106に達すると第4番目の色の画像がそ
れぞれ重畳転写されて転写紙Pに対して一括転写され
る。
【0063】(1)および(2)に挙げた形式の違い
は、(1)の場合が中間転写ベルト101の1回転毎に
異なる色の画像を重畳転写するようになっているのに対
し、(2)の場合は、中間転写ベルト101が半回転す
る間に第1、第2の画像ステーション105、106に
おいて先に転写された色の画像を再度転写して、同じ色
の画像を連続的に転写するようにした点で異なってい
る。(1)に挙げた形式では、中間転写ベルト101の
2回転目に重畳転写された可視像が転写紙Pに対して一
括転写され、(2)に挙げた形式では、1枚目の転写紙
Pに対しては、中間転写ベルト101の1.5回転目に
重畳転写された可視像が一括転写され、2枚目の転写紙
Pに対しては、中間転写ベルト101において、一つの
一括転写対象となる画像形成領域が通過するまで遅延し
た状態で重畳転写されるので、第1、第2の画像ステー
ション105、106間での転写位置のずれに対応して
中間転写ベルト101の2.5転目に一括転写される。
(2)の形式は複数枚の転写物(コピ−)等を得る際に
画像形成時間を短縮するのに有効となる。
【0064】各感光体ドラム上でのトナー像濃度の低下
あるいは各現像装置でのトナーの量の低下が発生した場
合には、トナー補給部からトナーが補給される。この場
合には、振動装置5が起振され、トナーホッパーセッテ
イング部に対して縦振動を誘起する。なお、加振時期
は、感光体ドラム107への画像形成時以外の時期に設
定され、不用意に振動が現像装置側に伝搬されないよう
になっている。このような振動の伝搬防止は、支持部材
201と基板202との間に配置されているコイルバネ
203による緩衝によっても行われ、補給対象以外のト
ナー補給部に設けられているトナーホッパー3に対して
振動が伝搬しないようになっている。
【0065】トナーホッパーセッテイング部の支持部材
201に振動装置5からの縦振動が誘起されると、トナ
ーホッパー3が縦方向に振動し、内部に収容されている
トナーも縦方向に振動する。これにより、凝固して塊状
のトナーは、トナー粒子同士が振動により付着状態から
分離されて滑落し、トナーホッパー3の排出開口3Aに
達する。排出開口3Aでは、メッシュ部材204のメッ
シュサイズに対応したサイズのトナー粒のみがメッシュ
部材204を通過して排出される。
【0066】振動装置5によるトナーホッパー3の起振
が停止されると、トナーホッパー3内のトナーは自重に
より排出開口3Aの周辺部に溜まり、凝固して塊状とな
るとトナー粒子のサイズ以上となるので、メッシュ部材
204を通過することができず、トナーホッパー3内に
留まる。トナーホッパー3内のトナーの状態はトナーホ
ッパー3が透明または半透明の容器であるので、外部か
ら視認することができ、所定状態にない場合には、交換
などの対策がとれる。
【0067】以上のような実施例によれば、トナーホッ
パー3が各現像装置のトナー補給部に適用される形状を
同一としているので、リサイクルに用いることが可能と
なる。また、その形状として、略角形状としているの
で、トナーの収容量を最も多くすることができ、トナー
の補充サイクルを長くして保守の煩わしさを解消するこ
とが可能となる。さらに、トナーホッパー3は、排出開
口3Aが形成されている先端部の形状が錐状とされてい
るので、塊状から粒子に分離されたトナーが滑落しやす
くなり、排出開口3Aから連続的に排出させることがで
きる。これにより、迅速なトナーの補給が可能となる。
【0068】上記トナーホッパー3の排出開口3Aは、
メッシュ部材204を設けることにより、トナーの粒子
のみを通過させるようにしてトナーの供給制御を行うよ
うになっているが、本発明では、任意に排出開口を開閉
するようにしてトナーの排出を制御することも可能であ
る。図17は、この場合の原理構成を示しており、図1
7に示す構成は、排出開口にこの開口を開閉可能なシャ
ッター部材210を設けたことを特徴としている。図1
7(A)において、トナーホッパー(便宜上、符号3’
で示す)の排出開口3A’には、上記実施例のメッシュ
部材204とは異なり、図17(B)に示すように、ス
リット状の開口が複数形成されたメッシュ部材(便宜
上、符号204’で示す)が設けられており、このメッ
シュ部材204’の近傍にメッシュ部材204’を横断
する方向に摺動可能なシャッター部材210が設けられ
ている。この場合のスリット状開口のサイズは、上記実
施例に挙げたメッシュ部材204と同様に、トナー粒子
のみを通過させることができるサイズに形成されてい
る。シャッター部材210は、メッシュ部材204’の
開口全域を露出させることが可能な開口210Aが形成
された板部材で構成されて、メッシュ部材204’に形
成された折り曲げ片からなる支持片204A’に挿嵌さ
れて摺動可能に支持されている。シャッター部材210
の摺動方向一方端には、開口で構成された係止孔210
Bが形成されており、この係止孔210Bには、シャッ
ター部材210を摺動させるための駆動部材211の係
止片211Aが嵌合するようになっている。駆動部材2
11は、トナーホッパーセッテイング部の基板202
(図15参照)側にて摺動可能に設けられており、その
一部には外部操作可能な操作片部(図示されず)が形成
されている。操作片部は、例えば、ソレノイドなどの駆
動手段に連結されて摺動できるようになっており、振動
装置5が振動を開始される時期に合わせてソレノイドが
励磁されることにより係止片211Aを牽引あるいは押
圧してシャッター部材210の開口210Aとメッシュ
部材204’のスリット状開口とを連通させる。この場
合の駆動部材であるソレノイドは、非励磁時、シャッタ
ー部材210の開口210Aがメッシュ部材204’の
スリット状開口と連通しない状態に上記駆動部材211
の態位を設定しており、励磁時には、上述したように、
メッシュ部材204’の開口とシャッター部材210の
開口210Aとを連通させる。
【0069】このような構成によれば、振動装置5の起
振が停止された場合でも、慣性力によってトナーホッパ
ー3が振動した場合に不用意にトナー粒子が排出される
のを防止して過剰な補給を防止することができる。これ
により、適正な量のみのトナー補給を可能にして画像濃
度が極端に変化してしまうのを防止することができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、トナーホ
ッパーセッティング部に振動装置を設けることにより、
トナー排出口ではなく、これに支持されるトナーホッパ
ー全体に対して振動を与えるようにしてトナーホッパー
内に収容されているトナー同士を振動させることができ
るので、トナーホッパーの内部全域に亘ってトナーの流
動性を得ることができる。これにより、トナーホッパー
内においてトナー排出口以外の箇所で凝固しているトナ
ーがブリッジ状に残ってしまうようなことを完全に防止
することが可能になる。しかも、トナーホッパーセッテ
ィング部に対して振動装置を設けているので、トナーホ
ッパーを交換する際にも容易に交換することができ、交
換されたトナーホッパーに対して一々振動装置を設置す
るような面倒な作業が必要なくなることで、間単な構成
によりトナーの排出性の向上および目詰まり防止を確実
に行わせることができる。
【0071】請求項2および3記載の発明によれば、振
動装置として、モータの回転軸に設けられた偏心部を用
い、さらに、その偏心部がモータの外形部よりも小形と
されていることにより、偏心部によってトナーホッパー
セッティング部を直接殴打するのでなく、遠心力による
振動を生起させることができるので、低騒音でしかも比
較的低周波数の振動を生起させることによってトナーの
突き固めを防止しながらトナーの流動性を確保すること
が可能になる。
【0072】請求項4記載の発明によれば、振動装置と
して、積層可能な圧電素子を用いることにより、圧電素
子の積層数を適宜選択することで振動装置を小型化する
ことが可能になり、しかも、加振力や変位量は印加電圧
の制御によって設定可能であるので、最も効率のよいト
ナーの流動性が得られる状態を容易に設定することが可
能になる。
【0073】請求項5記載の発明によれば、複数の振動
装置を設けることにより、トナーホッパー全域に亘って
均一な振動を生起させることができるので、トナーホッ
パー内のトナーが殆ど全て振動を受けて流動性を向上さ
れ、残留トナーの発生をなくすことが可能になる。
【0074】請求項6および7記載の発明によれば、ト
ナーホッパーセッティング部あるいはトナーホッパーが
共振するので、振動装置での出力を少なくしても効率よ
くトナーの流動性を確保することができ、省エネルギー
を可能にすることができる。
【0075】請求項8記載の発明によれば、トナーの残
量に応じて変化するトナーホッパーの質量変化に対応し
て振動装置での加振周波数を変更することができるの
で、振動装置での出力を低減してもトナーホッパーを効
率よく共振させることができ、これによって効率よくト
ナーの流動性を確保することが可能になる。
【0076】請求項9記載の発明によれば、像担持体上
の基準濃度パターンの濃度が所定値以下に達した際にト
ナーホッパーセッティング部に設けた振動装置が駆動さ
れてトナーホッパーが共振するので、トナーの流動性が
保証されてトナーの搬送性を向上させるとともに均一分
散を可能にできる。これにより、感光体上で現像される
画像の濃度ムラの発生を防止することができるととも
に、濃度ムラの発生防止を省エネルギーで済ませること
ができ、しかも低騒音が得られるという環境面での悪影
響を排除することが可能になる。
【0077】請求項10、11、16、18および19
記載の発明によれば、複数の現像装置を用いて画像形成
を行う場合に、各現像装置毎でトナー補給を行うことが
でき、しかも、トナー補給に用いられるトナーホッパー
が各現像装置同士で共通して用いることができるととも
に、トナーホッパー毎にトナーの消費量の確認および補
充が可能であるので、トナー補給部に用いられる部材の
リサイクル性を高めて複数の現像装置を用いる場合のメ
ンテナンスコストを低減することができる。
【0078】請求項12記載の発明によれば、振動装置
の振動モードを縦振動とすることにより、塊状となって
いたトナーが粒子状態に分離した際の滑落を容易化して
連続的な排出が可能となるので、迅速なトナー補給がで
きる。
【0079】請求項13および14記載の発明によれ
ば、振動装置の起振が画像形成時以外の時に行われ、し
かも、現像装置同士で振動が伝搬しない構成とされてい
るので、不用意に振動が伝搬した際の画像形成に悪影響
が生じるのを未然に防止することができる。特に、複数
の現像装置を用いるカラー画像形成時には、中間転写体
への重畳転写が感光体から行われる関係上、振動による
転写位置のずれなどが発生しないようにして画像品質を
低下させないようにすることができる。
【0080】請求項15記載の発明によれば、振動装置
の加振強度を色毎に変更できることにより、補給量が多
い色のトナーの補給時間を短くして補給を迅速化するこ
とができる。
【0081】請求項17記載の発明によれば、メッシュ
サイズを規定したトナー供給制御手段を用いることによ
り、塊状のトナーを堰止め、塊状から分離されて相互に
付着していない状態のトナー粒子のみを通過させて排出
させることができるので、排出されて補給されるトナー
が均一分散され易くなり、現像装置から感光体に供給さ
れるトナーの分散濃度を均一化して画像品質の低下を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による現像装置の原理構造を説
明するための模式図である。
【図2】本発明実施例による現像装置の要部構成である
振動装置が作動しない場合のトナーの排出状態を説明す
るための模式図である。
【図3】本発明実施例による現像装置の要部構成である
振動装置が作動した場合のトナーの排出状態を説明する
ための模式図である。
【図4】本発明実施例による現像装置の要部構成である
振動装置としてモータを用いた場合の構成を説明するた
めの模式図である。
【図5】図4に示したモータを用いた場合のトナーの振
動状態を説明するための模式図である。
【図6】本発明実施例による現像装置の要部構成である
振動装置として圧電素子を用いた場合の構成を説明する
ための模式図である。
【図7】図6に示した圧電素子の構成を説明するための
拡大模式図である。
【図8】本発明実施例による現像装置の要部構成である
振動装置を複数設けた場合の構成を説明するための模式
図である。
【図9】本発明実施例による現像装置の要部構成である
振動装置の加振周波数とトナーホッパーの固有振動数と
の関係に基づく振動伝達率を説明するための線図であ
る。
【図10】本発明実施例による現像装置の要部構成であ
る振動装置の加振周波数を変更するための構成を説明す
るためのブロック図である。
【図11】本発明実施例による画像形成装置の構成を説
明するための模式図である。
【図12】図11に示した画像形成装置の上部カバーを
取り除いた状態の外観図である。
【図13】図11に示した画像形成装置の外観図であ
る。
【図14】図11に示した画像形成装置におけるトナー
補給部を示す外観図である。
【図15】図14に示したトナー補給部の原理構成を説
明するための斜視図である。
【図16】図15に示したトナー補給部に用いられるト
ナー供給手段であるトナーホッパーの断面図である。
【図17】図16に示したトナー供給手段であるトナー
ホッパーの構成の一部変形例を示す模式図であり、
(A)は断面図、(B)は要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 現像装置 2 現像槽 3 トナーホッパー 3A トナー滑落用開口 3C キャップ 4 トナーホッパーセッティング部 5 振動装置 5A 振動装置としてのモータ 5A1 偏心部をなす錘 5B 振動装置としての圧電素子 5B1 圧電板 6 加振周波数制御装置 7 量検知センサ 100 画像形成装置 100A カバー 101 中間転写ベルト 107、107’ 感光体ドラム 118 蓋 201 支持部材 201A トナーホッパーが挿入される開口 202 トナーホッパセッティング部の基材 203 減衰材をなすコイルバネ 204 メッシュ部材
フロントページの続き (72)発明者 木船 英明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 加藤 昌彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 今井 明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H077 AA02 AA05 AA09 CA02 DA03 DB25 GA12

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体上の潜像に対してトナーを供給
    して可視像処理する現像装置において、 内部に未使用トナーを収容しているトナーホッパーと、 上記現像装置に装備されている現像槽と上記トナーホッ
    パーとの連通位置に設けられていて、上記トナーホッパ
    ーを設置可能なトナーホッパーセッティング部とを備
    え、 上記トナーホッパーセッティング部には振動装置が設け
    られていることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の現像装置において、 上記振動装置は、モータとそのモータの回転軸に有する
    偏心部とで構成されていることを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の現像装置において、 上記モータは、トナーホッパーセッティング部壁面に固
    定され、上記偏心部は、上記モータの外形部よりも小さ
    い形状とされていることを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の現像装置において、 上記振動装置は、上記トナーホッパーセッティング部の
    壁部に設けられている圧電素子で構成されていることを
    特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の現像装置において、 上記振動装置は、上記トナーホッパーセッティング部の
    壁部に複数設けられていることを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、4および5のうちの一つに
    記載の現像装置において、 上記振動装置による加振周波数をfmとし、トナーホッ
    パーセッティング部の固有振動数をfsとした場合、 (fm/√2)<fs<(√2・fm) の関係に設定されていることを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】請求項1、2、4および5のうちの一つに
    記載の現像装置において、 上記振動装置による加振周波数をfmとし、トナーホッ
    パーの固有振動数をfhとした場合、 (fm/√2)<fh<(√2・fm) の関係に設定されていることを特徴とする現像装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の現像装置において、 上記加振周波数fmは、変更可能であることを特徴とす
    る現像装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8のうちの一つに記載の現像
    装置を用いた画像形成装置であって、 上記潜像担持体上に形成されている基準濃度パターン画
    像の濃度が所定濃度以下に達したときに、トナーホッパ
    ーが挿脱可能に支持されているトナーホッパーセッティ
    ング部に設けられている振動装置を駆動して上記トナー
    ホッパを共振させ、トナーホッパー内のトナーを流動さ
    せて上記潜像担持体に向け供給可能にすることを特徴と
    する画像形成装置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至8のうちの一つに記載の現
    像装置を用いる画像形成装置であって、 上記現像装置は、上記潜像担持体上に形成される色毎の
    静電潜像に対応して複数設けられていることを特徴とす
    る画像形成装置。
  11. 【請求項11】請求項1乃至8のうちの一つに記載の現
    像装置を用いる画像形成装置であって、 上記現像装置は、画像形成装置本体の上部に設けられた
    蓋によって開閉可能な開口部内に配置され、その開口部
    には上記現像装置に対して着脱可能なトナー補給用供給
    手段が挿脱されることを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】請求項1乃至8のうちの一つに記載の現
    像装置を用いる画像形成装置において、 上記振動装置は縦振動を起振可能であることを特徴とす
    る画像形成装置。
  13. 【請求項13】請求項1乃至8のうちの一つに記載の現
    像装置を用いる画像形成装置において、 上記振動装置は、画像形成時以外の時に起振可能である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】請求項10記載の画像形成装置におい
    て、 上記現像装置は、各色同士で上記振動装置の振動が伝搬
    しない構成とされていることを特徴とする画像形成装
    置。
  15. 【請求項15】請求項10記載の画像形成装置におい
    て、 上記現像装置は、上記振動装置の加振強度が色毎に変更
    可能であることを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】請求項11記載の画像形成装置におい
    て、 上記ホッパーは、各現像装置同士で略角形状で一端が錘
    部とされ手その先端部に開口部が形成された同一形状と
    され、開口部には収容されているトナーの供給量を制御
    するトナー供給制御手段が設けられていることを特徴と
    する画像形成装置。
  17. 【請求項17】請求項16記載の画像形成装置におい
    て、 上記トナー供給制御手段は、50〜500(μ)のメッ
    シュサイズを有するメッシュ材で構成されていることを
    特徴とする画像形成装置。
  18. 【請求項18】請求項1乃至8のうちの一つに記載の現
    像装置を用いる画像形成装置において、 上記ホッパーは、収容されているトナーを外部から視認
    可能な構成とされていることを特徴とする画像形成装
    置。
  19. 【請求項19】請求項11記載の画像形成装置におい
    て、 上記ホッパーは、上記開口部を開閉可能なキャップが設
    けられ、キャップを取り除くことでトナーの再充填を許
    容することを特徴とする画像形成装置。
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