JP3483129B2 - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP3483129B2
JP3483129B2 JP24754099A JP24754099A JP3483129B2 JP 3483129 B2 JP3483129 B2 JP 3483129B2 JP 24754099 A JP24754099 A JP 24754099A JP 24754099 A JP24754099 A JP 24754099A JP 3483129 B2 JP3483129 B2 JP 3483129B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザープリン
タ、デジタル複写機、ファクシミリ等の画像形成装置の
書込光学系や、計測器、検査装置等に応用される光走査
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光源からの光束を光偏向器で偏向し、走
査光学系で被走査面上に光スポットとして集光して、被
走査面上を走査する光走査装置は、従来からレーザープ
リンタやデジタル複写機、ファクシミリ等に関連して広
く知られている。このような光走査装置において、レン
ズコストを低減させる目的や、特殊なレンズ面形状を実
現する目的で、樹脂製レンズの使用が意図されている。
殊に偏向光束を被走査面上に結像させる走査結像光学系
を構成するレンズ(走査結像レンズ)は、像面湾曲やリ
ニアリティ等の等速特性の良好な補正を目的として特殊
なレンズ面形状が種々提案されているが、このような特
殊なレンズ面形状を実現するためには樹脂製レンズが適
している。一方、周知の如く樹脂製レンズには、温度変
化に伴う体積変化により、レンズ面の曲率や屈折率が変
化し、レンズ性能、特に被走査面上での光スポットの焦
点位置が変化するという問題がある。この焦点位置の変
化は、被走査面上における光スポットのスポット径を増
大させてビーム太りを生じ、光走査の解像度を低下させ
る原因となる。
【0003】そこで、樹脂製レンズの温度変化に伴う焦
点位置の変化は、正レンズと負レンズとで互いに逆に発
生するので、上記焦点位置の変化を補正するために、光
源から光偏向器に至る光路上に、樹脂製の走査結像レン
ズと逆のパワーを持つ樹脂製レンズを配備して、走査結
像レンズの温度変化による焦点位置の変化を相殺するこ
とが知られている(特開平8−160330号公報、特
開平8−292388号公報)。ここで、特開平8−1
60330号公報記載の光走査装置は、光源、入射光学
系、偏向器、走査光学系、被走査媒体を含む構成であ
り、入射光学系は、光源からの発散光束を平行光束にす
る第一の光学系(コリメートレンズ)と、該第一の光学
系を介した光源からの光を副走査方向において偏向器近
傍で結像させる第二の光学系とからなり、第一の光学
系、あるいは第二の光学系のいずれかに副走査方向に負
のパワーを持つ樹脂製の光学素子(レンズ)を含む構成
としている。また、特開平8−292388号公報記載
の走査光学装置は、偏向器の偏向位置近傍で結像させる
第1結像部において、副走査方向にのみ負の屈折力を有
し、樹脂を材料とする負レンズを備え、温度補償を行う
構成としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術に記載された光走査装置では、光源と光偏向器と
の間に配備される補正用の樹脂製レンズは、副走査方向
にのみ負のパワーを持つレンズであり、主走査方向に関
してはパワーを持たないので、走査結像レンズの温度変
化に伴う主走査方向の焦点位置ずれ(光スポットの結像
位置のずれ)は補正できなかった。また、従来技術にお
ける補正用レンズは、レンズ断面を通常の円弧形状で構
成していたため、補正用レンズによって、かえって波面
収差を劣化させ光スポットの小径化の妨げとなるという
問題があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、偏向光束を被走査面上に結像させる光学系に樹脂
製レンズを用いた場合にも、環境温度の変化に伴う主走
査方向及び副走査方向の焦点位置ずれを光学系の全系で
自己補正し、温度変化に拘わらず被走査面上に小径の光
スポットを形成することができる光走査装置を実現する
ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明に係る光走査装置は、光束を放射
する光源と、該光源からの光束を平行光束もしくは略収
束光束あるいは略発散光束に変換して以後の光学系にカ
ップリングするカップリング光学系と、該カップリング
光学系からの光束を偏向反射面で反射して偏向走査する
光偏向器と、該光偏向器による偏向光束を被走査面上に
光スポットとして集光する走査結像光学系と、環境変動
などに伴う上記被走査面上の光スポットの焦点位置ずれ
を自己補正するための補正光学系を備えている。そして
上記補正光学系は、主走査方向、副走査方向共に負のパ
ワーを持つアナモフィック面を有する樹脂製レンズと、
少なくとも副走査方向に正のパワーを持つアナモフィッ
ク面を有するガラスレンズとを少なくとも1対有し、上
記カップリング光学系と上記偏向反射面の間に設置さ
、且つ、上記アナモフィック面を有する樹脂製レンズ
とアナモフィック面を有するガラスレンズからなる補正
光学系は保持部材で一体に保持されている(請求項
1)。
【0007】 して上記請求項に係る光走査装置に
おいて、保持部材で一体化した補正光学系は、光軸方向
に移動調整可能な構造を有することが好ましい(請求項
)。あるいは上記請求項に係る光走査装置におい
て、保持部材で一体化した補正光学系は、光軸に垂直な
方向に回転調整可能な構造を有することが好ましい(請
求項)。さらに、上記請求項1,2または3に係る光
走査装置において、補正光学系のアナモフィック面の少
なくとも1面は、主・副走査方向共に非球面で構成され
ることが好ましい(請求項)。また、上記請求項1,
2,3または4に係る光走査装置において、アナモフィ
ック面を有する樹脂製レンズとアナモフィック面を有す
るガラスレンズの面間隔をLとし、補正光学系全系の副
走査方向の焦点距離をfsとしたとき、条件 0<L/fs<0.1 を満足することが好ましい(請求項)。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成、動作及び作
用を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一
実施形態を示す図であって、光走査装置を構成する光学
系の配置を主走査平面(光軸と主走査方向に平行な平
面)に展開して示した光学配置説明図である。図1に示
す光学系は、光束を放射する光源1と、この光源1から
の光束を平行光束もしくは略収束光束あるいは略発散光
束に変換して以後の光学系にカップリングするカップリ
ング光学系2と、カップリング光学系2からの光束を偏
向反射面5aで反射して偏向走査する光偏向器5と、光
偏向器5による偏向光束を被走査面7上に光スポットと
して集光する走査結像光学系6と、環境変動などに伴う
上記被走査面上の光スポットの焦点位置ずれを自己補正
するための補正光学系3を備えている。そして補正光学
系3は、主走査方向、副走査方向共に負のパワーを持つ
アナモフィック面を有する樹脂製補正レンズ3aと、少
なくとも副走査方向に正のパワーを持つアナモフィック
面を有するガラス製補正レンズ3bとを少なくとも1対
有し、上記カップリング光学系2と上記偏向反射面5a
の間に設置されている(請求項1)。尚、符号4は光路
折り曲げ用の平面鏡であり、必要に応じて設置される。
【0009】ここで、光源1としては半導体レーザが用
いられるが、発光ダイオード(LED)等を利用するこ
ともできる。カップリング光学系2は単数あるいは複数
のレンズで構成されるカップリングレンズであり、光源
1から放射される発散性の光束を平行光束もしくは略収
束光束あるいは略発散光束に変換して以後の光学系(補
正光学系)に適合させるようにカップリングする。この
カップリングレンズ2はガラスレンズでも樹脂製レンズ
でもよいが、温度等の環境変化に影響されにくいガラス
レンズで構成することが好ましい。また、球面収差を除
くためにレンズ面を非球面形状としてもよい。補正光学
系3は主走査及び副走査の両方向に対して、環境変動
(温度、湿度)に伴う焦点位置ずれを補正するものであ
るが(詳細は後述する)、通常は線像結像光学系として
の機能を有し、図2の(a)主走査方向の平面に展開し
た光路図及び(b)副走査方向の平面に展開した光路図
に示すように、カップリングレンズ2からの光束を副走
査方向(図1では紙面に直交する方向)に収束して、光
偏向器5の偏向反射面5a近傍に主走査方向に長い線像
として結像する。光偏向器5はモータの回転軸5bを中
心軸として等速回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)
であり、偏向反射面5aによる反射光束を、ポリゴンミ
ラー5の等速回転により等角速度的に偏向する。尚、光
偏向器としては、ポリゴンミラーの他に、回転単面鏡や
回転2面鏡等を好適に利用できる。走査結像光学系6
は、図1の例では2枚の走査レンズ6a,6bにより構
成され、走査レンズ6a,6bの作用によりポリゴンミ
ラー5からの偏向光束を被走査面7(レーザープリンタ
やデジタル複写機等の画像形成装置では、光導電性の感
光体の感光面等が被走査面となる)上に微小な光スポッ
トとして集光する。尚、走査結像光学系6は、2枚のレ
ンズの組合せに限らず、1枚のレンズで構成したり、3
枚以上のレンズで構成することもできる。また、1枚以
上のレンズと、結像作用を持つ凹面鏡やfθミラー等と
の組合せで構成することもできる。さらに、図1のよう
に走査結像光学系6を2枚の走査レンズ6a,6bで構
成する場合、主・副走査方向の像面湾曲の補正や、等速
特性(リニアリティ、fθ特性)の改善のために、少な
くとも一方の走査レンズにはレンズ面が非球面形状の樹
脂製レンズが用いられる。
【0010】 次に本発明の特徴である補正光学系3に
ついて説明する。図1,2に示すように、補正光学系3
は、主走査方向、副走査方向で共に負のパワーを持つア
ナモフィック面を有する樹脂製の補正レンズ3aと、少
なくとも副走査方向に正のパワーを持つアナモフィック
面を有するガラス製の補正レンズ3bから構成されてお
り、環境温度の変動に伴う被走査面7上の主走査方向の
結像位置ずれ及び副走査方向の結像位置ずれを良好に補
正すべく、該アナモフィック面の曲率、線膨張係数、屈
折率の温度依存性が最適に定められている。
【0011】ここで、補正光学系3の補正レンズ3a,
3bをアナモフィック面とすることにより次の効果が得
られる。 主走査及び副走査の両方向に対して、環境(温度、湿
度)の変動に伴う焦点位置ずれを補正することができ
る。 アナモフィック面を用いることにより、対向面は平面
とすることができるため、これを取り付け基準面とする
ことができ、光学性能を劣化させる偏心の発生が抑えら
れる。 近年の切削、研磨加工技術の発展により、アナモフィ
ック面は比較的容易に加工できるようになってきた。従
って、これまでのようにシリンダ面、球面等を組み合わ
せること無く実現できる。
【0012】また、本発明は環境(温度、湿度)の変動
に伴う走査結像光学系6(走査レンズ6a,6b)の焦
点位置ずれをポリゴンミラー5の偏向反射面5a以前の
補正光学系3で自己補正するものであり、像面湾曲自体
は基本的には補正しない。従って走査結像光学系6の像
面湾曲(1走査内での焦点ずれの偏差)は予め良好に補
正しておくことが望ましい。そこで、後述する実施例で
は、走査結像光学系6を構成する走査レンズ6a,6b
の面形状をアナモフィック面(例えば、トロイダル面や
特殊トロイダル面)として、図4に示すように像面湾曲
や等速特性(リニアリティ、fθ特性)などの光学性能
を改善している。尚、上記の特殊トロイダル面とは、副
走査断面(主走査方向に直交する仮想的な断面)内の曲
率が、主走査方向において変化するトロイダル面であ
る。
【0013】次に、図1,2に示す構成の光走査装置に
おいて、アナモフィック面を有する樹脂製補正レンズ3
aとアナモフィック面を有するガラス製補正レンズ3b
からなる補正光学系3は保持部材で一体に保持すること
が好ましく、例えば図3に示すように、補正光学系3の
樹脂製補正レンズ3aとガラス製補正レンズ3bを補正
光学系ユニット3cで一体に保持するように構成する。
また、補正光学系ユニット3cの外形を円筒状に構成し
て、V字形状の溝を有する台座3dに設置することによ
り、上記溝に沿って光軸Oの方向に移動調節したり、光
軸方向に垂直な方向に回転可能な構成とすることができ
る。
【0014】 ここで、補正光学系3を構成する補正レ
ンズ3a,3bを図3に示すようにユニット3cで一体
に構成することにより、次のようなメリットがある。 (1)アナモフィック面が複数存在する場合(後述する実
施例では補正光学系の中に2面、走査光学系に4面)、
光軸に直交する面内の回転偏心は大きな波面収差を発生
し、光スポットの太りを発生する。そこで、補正光学系
3の樹脂製補正レンズ3aとガラス製補正レンズ3bを
光学系ユニット3cで一体に保持することにより、補正
光学系3内で発生する波面収差を組み付け調整時に予め
抑えることができる(請求項)。 (2)一体化された補正光学系を図3のように光軸方向に
移動調整可能な構成とすることにより、補正光学系3を
光学系ユニット3c内に組付けるときに、主・副走査方
向の焦点位置ずれを予め調整することができる(請求項
)。 (4)一体化された補正光学系を図3のように光軸方向に
垂直な方向に回転可能な構成にすることにより、補正光
学系内の波面収差を保ちつつ、光学系全系の調整が可能
となる(請求項)。
【0015】 ところで、近年、レーザープリンタやデ
ジタル複写機等の画像形成装置においては書き込みの高
密度化が進み、1200dpi(ドット/インチ)を超
える高密度書き込みが実現化されつつある。このような
高密度化に対応するためには被走査面上の光スポットの
スポット径を小径化する必要があり、そのためには光学
系の高NA化が必要である。高NA化により光学系を透
過する光束が大きくなるため、その際に発生する波面収
差が光スポット径に大きく影響を与え、波面収差が大き
すぎる場合は小径の光スポットに絞り込むことができな
い。そこで本発明では、補正光学系3を構成する2枚の
補正レンズのアナモフィック面の少なくとも1面は、主
・副走査方向共に非球面で構成されるようにしている。
より具体的には、補正光学系3を構成する補正レンズ3
a,3bが、主走査方向または副走査方向に非円弧を有
する特殊トロイダル面を少なくとも1面有するようにす
ることにより、波面収差を良好に補正することが可能と
なる(請求項)。補正光学系の具体的な実施例は後述
するが、実施例においては、補正光学系の樹脂製レンズ
3aの光入射側(カップリングレンズ側)の凹のアナモ
フィック面を特殊トロイダル面とすることにより波面収
差を良好に補正している。尚、図5は、補正光学系3の
樹脂製補正レンズ3aの光入射側の凹のアナモフィック
面に(a)通常の円弧のトロイダル面を用いた場合と、
(b)特殊トロイダル面を用いた場合の波面収差を示し
ており、特殊トロイダル面とすることにより波面収差が
良好に補正されることが判る。
【0016】ここで、上記補正光学系3の補正レンズ3
a,3bや、走査結像光学系6の走査レンズ6a,6b
に適用される特殊トロイダル面のレンズ面形状を特定す
るための表現式を説明しておく。ただし、本発明はこの
表現式に限定されるものではない。レンズ面を表現する
にあたり、レンズ面近傍における主走査方向の座標を
Y、副走査方向の座標をZとし、これらの原点を光軸に
取る。レンズ面の一般式を、 f(Y,Z)=fm(Y)+fs(Y,Z) とする。ここで、特殊トロイダル面の主走査断面(レン
ズ光軸を含み、主走査方向に平行な仮想的な断面)内に
おける面形状は非円弧形状をなしており、上記の式の右
辺第1項のfm(Y)は主走査断面内の形状を表し、第2項
のfs(Y,Z)は、主走査方向における座標:Yの位置にお
ける副走査断面(主走査方向に直交する仮想的な断面)
内における形状を表す。
【0017】以下では、上記主走査断面内の形状をfm
(Y)として、周知の非円弧形状の式、即ち、光軸におけ
る主走査断面内の近軸曲率半径をRm 、光軸からの主走
査方向の距離をY、円錐常数をKm 、高次の係数をAm
1,Am2,Am3,Am4,Am5,・・とするとき、光軸方向
のデプスをXとして次の多項式で表している。 X=f(Y,Z)=fm(Y)+fs(Y,Z) (1) fm(Y)=(Y∧2/Rm)/[1+√{1-(1+Km)(Y/Rm)∧2}] +Am1・Y+Am2・Y∧2+Am3・Y∧3+Am4・Y∧4+Am5・Y∧5+・・ (2) (2)式で、奇数次の係数:Am1,Am3,Am5,・・の何れ
かが0でないとき、非円弧形状は主走査方向に非対称形
状となる。また、偶数次の係数:Am2,Am4,Am6,・・
のみの場合は主走査方向に対称となる。尚、上記の表記
において、例えば「Y∧2」は「Y2」を、「Y∧3」は
「Y3」を表す。また、上記fs(Y,Z)は、以下のように
表す。 fs(Y,Z)=(Z∧2・Cs)/[1+√{1-(1+Ks)(Z・Cs)∧2}] +(F0+F1・Y+F2・Y∧2+F3・Y∧3+F4・Y∧4+・・ )・Z +(G0+G1・Y+G2・Y∧2+G3・Y∧3+G4・Y∧4+・・ )・Z∧2 +(H0+H1・Y+H2・Y∧2+H3・Y∧3+H4・Y∧4+・・ )・Z∧3 +(I0+I1・Y+I2・Y∧2+I3・Y∧3+I4・Y∧4+・・ )・Z∧4 +(J0+J1・Y+J2・Y∧2+J3・Y∧3+J4・Y∧4+・・ )・Z∧5 +(K0+K1・Y+K2・Y∧2+K3・Y∧3+K4・Y∧4+・・ )・Z∧6 +・・ (3) ここで、 Cs=(1/Rs0)+B1・Y+B2・Y∧2+B3・Y∧3+B4・Y∧4+B5・Y∧5+・・ (4) Ks=Ks0+C1・Y+C2・Y∧2+C3・Y∧3+C4・Y∧4+C5・Y∧5+・・ (5) であり、「Rs0」は、光軸を含む副走査断面内における
近軸曲率半径である。また、Yの奇数次の係数B1,B
3,B5,・・ の何れかが0以外のとき、副走査断面内の
曲率が主走査方向に非対称となる。同様に、係数:C
1,C3,C5,・・、F1,F3,F5,・・、G1,G3,G
5,・・等、非円弧量を表すYの奇数次の係数の何れかが
0以外であるとき、副走査の非円弧量が主走査方向に非
対称となる。後述の実施例では、補正光学系3の光源側
の補正レンズ(樹脂製レンズ)3aの入射面側を上記の
式で表記される特殊トロイダル面とし、また、走査結像
光学系6の2つの走査レンズ6a,6bの4つのレンズ
面を上記の式で表記される特殊トロイダル面としてい
る。
【0018】 次に本発明では、図1〜3に示す構成の
光走査装置において、アナモフィック面を有する樹脂製
レンズ3aとアナモフィック面を有するガラスレンズ3
bの面間隔をLとし、補正光学系3全系の副走査方向の
焦点距離をfsとしたとき、以下の条件: 0.005<L/fs<0.1 を満足することを特徴としている(請求項)。ここ
で、上記条件の上限の0.1を超えると、環境変動によ
る焦点ずれを補正するためには、光偏向器5の偏向反射
面5aと補正光学系3の間の距離が長くなりすぎるため
レイアウトの制約を受ける。一方、下限の0.005を
超えると樹脂製レンズ3aの負のパワーが大きくなりす
ぎるため、波面収差の劣化を招き、被走査面7上で小径
の光スポットを得ることが難しくなる。尚、後述の実施
例に示す光学系では、 L/fs=1.0/131=0.0076 である。
【0019】さて、以上に説明した構成の本発明係る光
走査装置において、補正光学系3により温度補正を行っ
た場合(温度キャンセル方式)と、温度補正を行わない
場合(温度キャンセル無し)の、主・副走査方向の像面
変動量(結像位置ずれ)と像面変動幅を比較した結果を
下記の表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【実施例】以下に、図1〜3に示した構成の光走査装置
における光学系の具体的な実施例を示す。本実施例にお
いて、光源1は半導体レーザであり、発光波長:655
nmである。カップリングレンズ2は、アルミニウム製
のセル部材に保持された単玉構成のガラスレンズ(FD
10)であり、焦点距離はf=22.0mm、出射光は
平行光束である。尚、本実施例では、カップリングレン
ズ2の出射側のレンズ面を面番号0として、補正光学系
3の樹脂製補正レンズ3aの入射面側を面番号1、出射
面側を面番号2とし、ガラス製補正レンズ3bの入射面
側を面番号3、出射面側を面番号4とする。また、偏向
反射面5aの面番号を5とし、走査結像光学系6を構成
する2つの走査レンズ6a,6bは、入射面側から順に
面番号を6,7,8,9とする。
【0022】光偏向器5を構成するポリゴンミラーの偏
向反射面5aは平面で自然集光点:∞であり、このポリ
ゴンミラーは、偏向反射面数:6面、内接円半径:25
mmのものであり、回転中心軸5bと反射点(偏向光束
の主光線が、走査レンズ6a,6bの光軸と平行になる
ときの、上記光線と偏向反射面との交点位置)とは、上
記光軸方向に距離:10.7mm離れ、主走査方向に距
離:22.69mm離れている。また、偏向光束の主光
線が走査レンズ6a,6bの光軸と平行になる状態にお
いて、この主光線と、光源側から偏向反射面に入射する
光束の主光線とが成す角度(即ち、ポリゴンミラーへの
入射角)は60度である。また、画角は−38度〜+3
8度である。
【0023】補正光学系3は焦点距離:f=131mm
であり、樹脂製の補正レンズ3aは、屈折率:n=1.
52716であり、面番号で第1面が凹形状の特殊トロ
イダル面、第2面が平面である。また、ガラス製の補正
レンズ3bは、屈折率:n=1.514332(BK
7)であり、面番号で第3面が凸形状のトロイダル面、
第4面が平面である。走査結像光学系6のポリゴンミラ
ー5側の走査レンズ6aは、樹脂製で屈折率:n=1.
52716であり、面番号で第6面が凹形状の特殊トロ
イダル面、第7面が副走査断面の曲率が非対称な凸形状
の特殊トロイダル面である。また、被走査面7側の走査
レンズ6bは、樹脂製で屈折率:n=1.52716で
あり、面番号で第8面が副走査断面の曲率が非対称な凹
形状の特殊トロイダル面、第9面が主・副走査断面共に
非円弧の凸形状の特殊トロイダル面である。ここで、前
述の近軸曲率半径:Rm、Rs0、光軸上の面間隔:xに
対する光学系のレンズデータを以下に示す。
【0024】 面番号 Rm Rs0 x 補正レンズ3a 1 -100.9 -17.76 3.0 2 ∞ ∞ 1.0 補正レンズ3b 3 100.0 15.0 3.0 4 ∞ ∞ 140.64 偏向反射面5a 5 ∞ ∞ 72.560 走査レンズ6a 6 -242.186 242.337 31.572 7 -83.064 138.908 81.808 走査レンズ6b 8 -239.054 -78.986 9.854 9 -218.790 -26.516 145.001
【0025】また、上記樹脂製補正レンズ3aの第1
面、及び走査レンズ6a,6bの第6面〜第9面の特殊
トロイダル面のレンズ面形状を特定するための前述の式
(1)〜(5)における各係数の値を以下に示す。尚、以下
に示す各係数データにおいて、数値の末尾に付けられた
Eとそれに続く数値は10のベキ乗を掛けることを表し
ており、例えば「E-15」は「×10-15」を意味してい
る。
【0026】 第1面: Am1,Am2,Am3,Am4,Am5,・・=0 B2=-2.9712E-05 , B4=-8.5101E-07 , B6=4.1938E-09 C0=1.8861E+00 , C1=4.5792E-02 , C3=-5.6507E-04 I0=-3.0182E-05 , I1=-9.6650E-07 , I3=1.2955E-08 K0=-1.4683E-06 , K1=4.9604E-08 , K3=1.2755E-08
【0027】 第6面: Am2=6.9335E-01 , Am4=-3.7002E-09 , Am6=5.3962E-12 Am8=-2.6877E-14 , Am10=3.2892E-18 B2=-1.0850E-05 , B4=4.4623E-09 , B6=-1.4980E-12 B8=-1.1955E-15 , B10=1.4318E-18 , B12=-3.5225E-22 B14=-2.8072E-25 , B16=1.3039E-28
【0028】 第7面: Am2=-2.3702E-01 , Am4=5.2751E-08 , Am6=-2.0673E-13 Am8=6.1916E-16 , Am10=-2.1272E-18 B1=1.1285E-05 , B3=8.2414E-09 , B5=-8.3701E-12 B7=1.6093E-15 , B9=1.0336E-19
【0029】 第8面: Am2=-9.0813E+00 , Am4=-1.3697E-10 , Am6=-1.0361E-12 Am8=-1.5020E-16 , Am10=-1.2669E-21 , Am12=-4.0301E-25 Am14=5.7340E-30 , Am16=1.6885E-33 B1=1.5474E-06 , B3=2.8010E-10 , B5=-1.2492E-13 B7=2.5220E-17 , B9=-3.6112E-21 , B11=2.9135E-25 B13=-1.6452E-29 , B15=1.7857E-33 , B17=-1.0747E-37
【0030】 第9面: Am2=-7.4453E+00 , Am4=-7.0557E-08 , Am6=1.9461E-13 Am8=-1.3606E-16 , Am10=-5.2312E-21 , Am12=-2.0517E-29 Am14=-2.4196E-34 B2=-1.1619E-08 , B4=-2.2670E-11 , B6=-1.5740E-15 B8=-4.5789E-20 , B10=-3.8438E-24 , B12=-7.4648E-28 B14=-5.8757E-32 , B16=1.1024E-36 , B18=1.5980E-40 C0=-3.1492E-01 I0=3.1657E-06 , I1=-1.3699E-09 , I2=1.2086E-10 I3=4.1379E-12 , I4=3.0682E-13 , I5=-7.2697E-15 I6=-1.1934E-16 , I7=4.3896E-18 , I8=1.3145E-20 I9=-1.2026E-21 , I10=-2.1378E-24 , I11=1.7132E-25 I12=7.8714E-28 , I13=-1.3127E-29 , I14=-1.2411E-31 I15=5.1005E-34 , I16=8.2218E-36 , I17=-7.8048E-39 I18=-1.9700E-40 K0=3.3658E-08 , K1=5.7068E-11 , K2=-1.1867E-11 K3=-1.6517E-13 , K4=-6.3184E-15 , K5=3.0942E-16 K6=-1.4550E-18 , K7=-1.9660E-19 , K8=3.0045E-21 K9=5.6936E-23 , K10=-9.5063E-25 , K11=-8.6717E-27 K12=1.3624E-28 , K13=7.2210E-31 , K14=-1.0155E-32 K15=-3.1157E-35 , K16=3.8226E-37 , K17=5.4542E-40 K18=-5.7217E-42
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る光
走査装置においては、補正光学系は、主走査方向、副走
査方向共に負のパワーを持つアナモフィック面を有する
樹脂製レンズと、少なくとも副走査方向に正のパワーを
持つアナモフィック面を有するガラスレンズとを少なく
とも1対有し、カップリング光学系と偏向反射面の間に
設置されるので、環境温度の変動に伴う被走査面上の主
走査方向の結像位置ずれ及び副走査方向の結像位置ずれ
を良好に補正すべく、上記補正用のレンズのアナモフィ
ック面の曲率、線膨張係数、屈折率の温度依存性を最適
に定めることにより、主走査及び副走査の両方向に対し
て、環境(温度、湿度)の変動に伴う焦点位置ずれを補
正することができる。また、アナモフィック面を用いる
ことにより、対向面は平面とすることができるため、こ
れを取り付け基準面とすることができ、光学性能を劣化
させる偏心の発生が抑えられる。
【0032】 そして、請求項に係る光走査装置にお
いては、上記の構成に加えて、アナモフィック面を有す
る樹脂製レンズとアナモフィック面を有するガラスレン
ズからなる補正光学系は保持部材で一体に保持すること
により、補正光学系内で発生する波面収差を組み付け調
整時に予め抑えることができる。請求項に係る光走査
装置においては、上記請求項の構成に加えて、保持部
材で一体化した補正光学系は、光軸方向に移動調整可能
な構造を有することにより、補正光学系を光学系ユニッ
ト内に組付けるときに、主・副走査方向の焦点位置ずれ
を予め調整することができる。請求項に係る光走査装
置においては、上記請求項の構成に加えて、保持部材
で一体化した補正光学系は、光軸に垂直な方向に回転調
整可能な構造を有することにより、補正光学系内の波面
収差を保ちつつ、光学系全系の調整が可能となる。請求
に係る光走査装置においては、上記請求項1,2ま
たは3の構成に加えて、補正光学系のアナモフィック面
の少なくとも1面は、主・副走査方向共に非球面で構成
されることにより、波面収差を良好に補正することがで
きる。請求項に係る光走査装置においては、上記請求
項1,2,3または4の構成に加えて、アナモフィック
面を有する樹脂製レンズとアナモフィック面を有するガ
ラスレンズの面間隔をLとし、補正光学系全系の副走査
方向の焦点距離をfsとしたとき、条件 0<L/fs<0.1 を満足することにより、波面収差を良好に補正して小径
の光スポットを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す図であって、光走査
装置を構成する光学系の配置を主走査平面に展開して示
した光学配置説明図である。
【図2】図1に示す光走査装置の光源から偏向反射面に
至る光路上の光学系配置の説明図であり、(a)は主走
査方向の平面に展開した光路図、(b)は副走査方向の
平面に展開した光路図である。
【図3】補正光学系のレンズを一体化した構成の一例を
示す斜視図である。
【図4】実施例に示す走査結像光学系を用いた場合の像
面湾曲と等速特性を示す図である。
【図5】補正光学系のアナモフィック面に、トロイダル
面を使用した時と、特殊トロイダル面を使用した時の波
面収差を示す図である。
【符号の説明】
1:光源 2:カップリングレンズ 3:補正光学系 3a:樹脂製補正レンズ 3b:ガラス製補正レンズ 3c:補正光学系ユニット 3d:台座 4:平面鏡 5:光偏向器(ポリゴンミラー) 5a:偏向反射面 6:走査結像光学系 6a,6b:走査レンズ 7:被走査面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 浩司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平5−19202(JP,A) 特開 平11−352431(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光束を放射する光源と、該光源からの光束
    を平行光束もしくは略収束光束あるいは略発散光束に変
    換して以後の光学系にカップリングするカップリング光
    学系と、該カップリング光学系からの光束を偏向反射面
    で反射して偏向走査する光偏向器と、該光偏向器による
    偏向光束を被走査面上に光スポットとして集光する走査
    結像光学系と、環境変動などに伴う上記被走査面上の光
    スポットの焦点位置ずれを自己補正するための補正光学
    系を備えた光走査装置において、 上記補正光学系は、主走査方向、副走査方向共に負のパ
    ワーを持つアナモフィック面を有する樹脂製レンズと、
    少なくとも副走査方向に正のパワーを持つアナモフィッ
    ク面を有するガラスレンズとを少なくとも1対有し、上
    記カップリング光学系と上記偏向反射面の間に設置さ
    、且つ、上記アナモフィック面を有する樹脂製レンズ
    とアナモフィック面を有するガラスレンズからなる補正
    光学系を保持部材で一体に保持したことを特徴とする光
    走査装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光走査装置において、保持
    部材で一体化した補正光学系が光軸方向に移動調整可能
    な構造を有することを特徴とする光走査装置。
  3. 【請求項3】請求項記載の光走査装置において、保持
    部材で一体化した補正光学系が光軸に垂直な方向に回転
    調整可能な構造を有することを特徴とする光走査装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載の光走査装置に
    おいて、補正光学系のアナモフィック面の少なくとも1
    面が主・副走査方向共に非球面で構成されることを特徴
    とする光走査装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4記載の光走査装
    置において、アナモフィック面を有する樹脂製レンズと
    アナモフィック面を有するガラスレンズの面間隔をLと
    し、補正光学系全系の副走査方向の焦点距離をfsとし
    たとき、条件: 0<L/fs<0.1 を満足する ことを特徴とする光走査装置。
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