JP2008275711A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源の熱的な劣化を抑制することを可能とする。
【解決手段】書込み領域201aに隣接して順番に形成される走査線のうち、第2発光群10bからの光ビームにより1本おきに走査線を形成し、その後の第1発光群10aからの光ビームにより、第2発光群10bからの光ビームによって形成された走査線に隣接する走査線を形成する。この場合には、1回の走査で形成される走査線の間隔は、最終的に書込み領域201aに形成される走査線の間隔の2倍又はそれ以上になっているため、光源10に形成されたVCSELの副走査方向の配置間隔を2倍又はそれ以上にすることができ、結果的に光源10の熱的な劣化を抑制することが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、光走査装置及び画像形成装置に係り、更に詳しくは、複数の光ビームを走査する光走査装置、及び該光走査装置を備える画像形成装置に関する。
従来カールソンプロセスを用いて画像を形成する画像形成装置としては、例えば、回転する感光ドラムの表面を、光ビームで走査することにより、感光ドラム表面に潜像を形成し、この潜像を可視化して得られたトナー像を、記録媒体としての用紙上に定着させることにより、画像を形成する画像形成装置が知られている。近年、この種の画像形成装置は、オンデマンドプリンティングシステムとして簡易印刷によく用いられるようになり、画像の高密度化及び画像出力の高速化への要求が一層高まっている。
一般に、画像出力の高速化を図る方法としては、光ビームを偏向させるポリゴンミラーの回転数と感光ドラムの回転数を高くして、プリント速度を増加させることが考えられる。しかしなら、ポリゴンミラーの回転数を高くすると、その駆動系からの騒音や振動が増加するとともに消費電力も増大し、装置の耐久性が低下してしまう。また、画像出力の高速化は、画像の高密度化に対しトレードオフの関係になっているため、ポリゴンミラーの回転数を高くしていくと、それにともなって画質が低下するという不都合もある。
そこで、画像の高密度化及び画像出力の高速化を同時に両立する方法として、光源をマルチビーム化し、一度に複数本の光ビームにより感光ドラムを走査する方法が提案されている(例えば、特許文献1、及び特許文献2参照)。特許文献1及び特許文献2に記載の方法は、複数の発光部を有する面発光型のレーザから射出される光ビームを、一括して偏向させることにより、感光ドラム上を一度に複数本の光ビームで走査することが可能な方法である。
ここで用いられる例えばVCSEL(vertical cavity surface emitting laser)などに代表される面発光型のレーザは、1つの素子に発光部を2次元配列することが容易であるため、端面発光型のレーザに比べて、1度の走査に用いる光ビームの数を増やすことが容易である。しかしながら、この種の面発光型レーザは高出力化が困難であるとともに、発光部の配列間隔が狭すぎると、発光部同士の熱干渉により素子の寿命が著しく劣化するという不都合がある。
特開2005−250319号公報 特開2004−287292号公報
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、光源の熱的な劣化を抑制することが可能な光走査装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、ランニングコストの低減を図ることが可能な光走査装置を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、複数の光ビームを走査して、被走査面上に複数の走査線を形成する光走査装置であって、前記光ビームを射出する複数の発光部が2次元的に配置された光源と;前記発光部からそれぞれ射出された光ビームを主走査方向へ走査する偏向器と;を備え、前記偏向器による1回の走査で、前記被走査面上に形成される隣り合う前記走査線の間隔の少なくとも1つは、複数回の走査によって前記被走査面上に形成される隣り合う走査線の間隔よりも大きいことを特徴とする光走査装置である。
これによれば、1回の走査で被走査面上に形成される隣り合う走査線の間隔の少なくとも1つは、複数回の走査によって被走査面上に形成される隣り合う走査線の間隔よりも大きくなっているため、光源に形成される発光部の副走査方向に関する間隔を、最終的に被走査面上に形成される走査線の間隔に依存することなく設定することができる。したがって、複数の発光部を配置する場合に、発光部を副走査方向にある程度間隔をあけて配置することで、光源の熱的な劣化を抑制することが可能となる。
本発明は、第2の観点からすると、画像に関する情報から得られる潜像に基づいて形成されたトナー像を、記録媒体に定着させることにより、画像を形成する画像形成装置であって、本発明の光走査装置と;前記光走査装置により潜像が形成される感光体と;前記感光体の被走査面に形成された潜像を顕像化する現像手段と;前記現像手段により顕像化されたトナー像を前記記録媒体に定着させる転写手段と;を備える画像形成装置である。
これによれば、画像形成装置は、本発明の光走査装置を備えている。したがって、光走査装置の光源の劣化が効果的に抑制され、結果的に装置の寿命及びランニングコストを低減することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1には、本実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ200の概略構成が示されている。
プリンタ200は、カールソンプロセスを用いて、トナー像を普通紙(用紙)上に転写することにより、画像を印刷するカラープリンタである。このプリンタ200は、図1に示されるように、光走査装置100、感光ドラム201、帯電チャージャ202、トナーカートリッジ204、クリーニングケース205、給紙トレイ206、給紙コロ207、レジストローラ対208、転写チャージャ211、定着ローラ209、排紙ローラ212、排紙トレイ210、及びこれらを収容するハウジング220などを備えている。
前記ハウジング220は略直方体状で、+X側及び−X側の側壁に、内部空間と連通する開口が形成されている。
前記光走査装置100は、ハウジング220の内部上方に配置され、画像情報に基づいて変調した光ビームを主走査方向(図1におけるY軸方向)へ偏向することにより、感光ドラム201の表面を走査する。なお、光走査装置100の構成については後述する。
前記感光ドラム201は、その表面に、光ビームが照射されると、その部分が導電性となる性質をもつ感光層が形成された円柱状の部材であり、光走査装置100の下方にY軸方向を長手方向として配置され、不図示の回転機構により図1における時計回り(図1の矢印に示される方向)に回転されている。そして、その周囲には、図1における12時(上側)の位置に帯電チャージャ202が配置され、2時の位置にトナーカートリッジ204が配置され、6時の位置に転写チャージャ211が配置され、10時の位置にクリーニングケース205が配置されている。
前記帯電チャージャ202は、感光ドラム201の表面に対し所定のクリアランスを介して配置され、感光ドラム201の表面を所定の電圧で帯電させる。
前記トナーカートリッジ204は、黒色画像成分のトナーが充填されたカートリッジ本体と、感光ドラム201とは逆極性の電圧によって帯電された現像ローラなどを備え、カートリッジ本体に充填されたトナーを現像ローラを介して感光ドラム201の表面に供給する。
前記クリーニングケース205は、Y軸方向を長手方向とする長方形状のクリーニングブレードを備え、該クリーニングブレードの一端が感光ドラム201の表面に接するように配置されている。感光ドラム201の表面に吸着されたトナーは、感光ドラム201の回転に伴いクリーニングブレードにより剥離され、クリーニングケース205の内部に回収される。
前記転写チャージャ211は、感光ドラム201の表面に対し所定のクリアランスを介して配置され、帯電チャージャ202とは逆極性の電圧が印加されている。
前記給紙トレイ206は、ハウジング220の+X側の側壁に形成された開口から+X側端が突出した状態で配置され、外部から供給される用紙213を複数枚収容することが可能となっている。
前記給紙コロ207は、給紙トレイ206から用紙213を1枚ずつ取り出し、1対の回転ローラから構成されるレジストローラ対208を介して、感光ドラム201と転写チャージャ211によって形成される隙間に導出する。
前記定着ローラ209は、1対の回転ローラから構成され、用紙61を過熱するとともに加圧し、排紙ローラ212へ導出する。
前記排紙ローラ212は、1対の回転ローラなどから構成され、ハウジング220の−X側の側壁に形成された開口から−X側端が突出した状態で配置された排紙トレイ210に対し、定着ローラ209から送られる用紙213を順次スタックする。
次に、光走査装置100の構成について、光走査装置100の概略構成を示す図2を参照しつつ説明する。光走査装置100は、画像データに基づいて変調された複数のレーザ光で、感光ドラム201表面の書込み領域を走査することにより、書込み領域上に画素に対応した点を主走査方向に連続して形成することで、複数の走査線を形成する装置である。この光走査装置100は、図2に示されるように、光源10、光源10の+X側に順次配置されたカップリングレンズ11、アパーチャ部材12、線像形成レンズ13、及び反射ミラー14、該反射ミラー14の−Y側に配置されたポリゴンミラー15、該ポリゴンミラー15の+X側に順次配置された第1走査レンズ16、及び第2走査レンズ17を備えている。
図3は、光源10に形成された複数のVCSELを、マトリクスMm、nとともに示す図である。このマトリクスMm、nは、64行15列(m=1,2,3…64、n=1,2,3…15)のマトリクスであり、1つのマトリクスが感光ドラム201の書込み領域に形成される走査線を構成する1つの点に対応するものである。そして、光源10には、マトリクスM1,9、M3,11、M5,13、M7,15に対応する位置に配置された4つのVCSEL〜VCSELと、マトリクスM9,1、M11,3、M13,5、M15,7、17,9、M19,11、M21,13、M23,15に対応する位置に配置された8つのVCSEL〜VCSEL12と、マトリクスM25,1、M27,3、M29,5、M31,7に対応する位置に配置された4つのVCSEL13〜VCSEL16と、マトリクスM34,9、M36,11、M38,13、M40,15に対応する位置に配置された4つのVCSEL17〜VCSEL20と、マトリクスM42,1、M44,3、M46,5、M48,7、50,9、M52,11、M54,13、M56,15に対応する位置に配置された8つのVCSEL21〜VCSEL28と、マトリクスM58,1、M60,3、M62,5、M64,7に対応する位置に配置された4つのVCSEL29〜VCSEL32の合計32個のVCSELが2次元的に形成されている。以下、マトリクスM1,9、M3,11、M5,13、M7,15、M9,1、M11,3、M13,5、M15,7、17,9、M19,11、M21,13、M23,15、M25,1、M27,3、M29,5、M31,7に対応する16のVCSEL〜VCSEL16を第1発光群10aと、マトリクスM34,9、M36,11、M38,13、M40,15、M42,1、M44,3、M46,5、M48,7、50,9、M52,11、M54,13、M56,15、M58,1、M60,3、M62,5、M64,7に対応する16のVCSEL17〜VCSEL32を第2発光群10bと呼ぶものとする。
前記カップリングレンズ11は、屈折率が1.5程度のレンズであり、光源10に形成されたVCSELからそれぞれ射出された光ビームを、略平行光に整形するとともに、射出側の焦点位置に一旦集光させる。
前記アパーチャ部材12は、例えばY軸方向(主走査方向)の幅が5.5mm、Z軸方向(副走査方向)の幅が1.18mmの矩形状の開口を有し、該開口中心がカップリングレンズ11の焦点位置又はその近傍に位置するように配置されている。
前記線像形成レンズ13は、第1面がZ軸方向(副走査方向)に屈折力を有し、第2面がY軸方向(主走査方向)に屈折力を有するアナモルフィックレンズであり、アパーチャ部材12を通過した光ビームを反射ミラー14を介して、ポリゴンミラー15の偏向面へ集光する。
前記ポリゴンミラー15は、上面が半径7mmの円に内接する正方形である4角柱状の部材である。このポリゴンミラー15の4つの側面には偏向面が形成され、不図示の回転機構により、図2に示される矢印の方向に一定の角速度で回転している。これにより、ポリゴンミラー15に入射した光ビームはY軸方向に走査される。
前記第1走査レンズ16は、光ビームの入射角に比例した像高をもち、ポリゴンミラー15により、一定の角速度で偏向される光ビームの像面を、Y軸に対して等速移動させる。
前記第2走査レンズ17は、副走査方向に正の屈折率を有するレンズである。この第2走査レンズ17は、長手方向をY軸方向として配置され、入射する光ビームを感光ドラム201の表面に結像する。
上述のように構成された光走査装置100においては、光源10と感光ドラム205までの光路上に配置された光学素子からなる光学系の、主走査方向の横倍率βmの絶対値は、副走査方向の横倍率βsの絶対値よりも大きくなっている。
次に、上述のように構成されたプリンタ200の動作について説明する。上位装置からの画像情報を受信すると、画像情報に基づく変調データにより光走査装置100が駆動され、光源10からは、画像情報に基づいて変調された32本の光ビームが射出される。この光ビームは、アパーチャ部材12を経由して線像形成レンズ13によりポリゴンミラー15の偏向面に集光されると、ポリゴンミラー15によってY軸方向に走査される。そして、光ビームは、第1走査レンズ16へ入射することにより偏向速度が調整されたのち、第2走査レンズ17を介して感光ドラム201の表面に集光される。
図4は、光源10に形成されたVCSEL及びVCSEL32から射出された光ビームの光路を代表的に示す図である。なお、図4における位置L1はカップリングレンズの中心位置を示し、位置L2はアパーチャ部材12の位置を示し、位置L3は線像形成レンズ13の位置を示し、位置L4はポリゴンミラー15の偏向面の位置を示し、位置L5は第1走査レンズ16の中心位置を示し、位置L6は第2走査レンズ17の中心位置を示し、位置L7は感光ドラム201の表面の位置を示している。
本実施形態では、光源10に形成された32個のVCSELからそれぞれ射出された32本の光ビームは、位置L1に配置されたカップリングレンズ11を透過して、アパーチャ部材12が配置された位置L2で一旦交差される。その後、位置L3に配置された線像形成レンズ13を透過した後は、第2走査レンズ17が配置された位置L6まで、相互にほぼ平行となった状態で、又は相互に近接するように進行するようになっている。
一方、感光ドラム201の表面は、帯電チャージャ202によって所定の電圧で帯電されることにより、電荷が一定の電荷密度で分布している。そして、ポリゴンミラー15により走査された光ビームにより、感光ドラム201が走査されると、感光ドラム201の書込み領域には、電荷の分布により規定される複数の走査線が形成される。以下、図5及び図6を参照しつつ詳述する。
図5は、感光ドラム201に形成された書込み領域201aと、1回目の走査で書込み領域201a上を主走査方向へ移動する32のビームスポットBS〜BS32を模式的に示す図である。各ビームスポットBS〜BS32は、光源10に形成されたVCSEL〜VCSEL32からそれぞれ射出される光ビームによって形成され、図5中に示される1つのグリッドは1画素に対応した領域を示すものである。
書込み領域に形成されるべき走査線を、副走査方向に向かって走査線L、L、L、…Lとすると、1回目の走査で、第1発光群10aからの光ビームによって形成された16のビームスポットBS〜BS16が主走査方向へ移動することで、図5に示されるように、走査線Lから走査線L32までの走査線のうちの、奇数番目の走査線(L、L、…L31)が書込み領域201aに形成される。また、第2発光群10bからの光ビームによって形成された16のビームスポットBS17〜BS32が主走査方向へ移動することで、走査線L33から走査線L64までの走査線のうちの、偶数番目の走査線(L34、L36、…L64)が書込み領域201aに形成される。
図6は、書込み領域201aと、2回目の走査で書込み領域201a上を、主走査方向へ移動する32のビームスポットBS〜BS32を模式的に示す図である。2回目の走査では、第1発光群10aからの光ビームによって形成された16のビームスポットBS〜BS16が主走査方向へ移動することで、図6に示されるように、走査線L33から走査線L64までの走査線のうちの、奇数番目の走査線(L33、L35、…L63)が書込み領域201aに形成される。また、第2発光群10bからの光ビームによって形成された16のビームスポットBS17〜BS32が主走査方向へ移動することで、走査線L65から走査線L96までの走査線のうちの、偶数番目の走査線(L66、L68、…L96)が書込み領域201aに形成される。
すなわち、図6を参照するとわかるように、書込み領域201aには、第2発光群10bからの光ビームによる走査が行われた後に、第1発光群10aからの光ビームによる走査が行われることで、走査線L33〜L64が隣接して形成される。以降、3回目の走査、4回目の走査と、複数回の走査を繰り返すことで、書込み領域201aに、走査線L65以降の走査線が隣接して形成され、画像データに基づく静電潜像が形成される。
感光ドラム201の表面に静電潜像が形成されると、トナーカートリッジ203の現像ローラにより、感光ドラム201それぞれの表面にトナーが供給される。このときトナーカートリッジ203の現像ローラは感光ドラム201と逆極性の電圧により帯電しているため、現像ローラに付着したトナーは感光ドラム201と同極性に帯電されている。したがって、感光ドラム201の表面のうち電荷が分布している部分にはトナーが付着せず、走査された部分にのみトナーが付着することにより、感光ドラム201の表面に静電潜像が可視化されたトナー像が形成される。そして、このトナー像は転写チャージャにより用紙213に付着された後、定着ローラ209により定着されることで、用紙上に画像として形成される。このようにして画像が形成された用紙213は、排紙ローラ212により排紙され、順次排紙トレイ210にスタックされる。
以上説明したように、本実施形態に係る光走査装置100では、書込み領域201aに隣接して順番に形成される走査線のうち、第2発光群10bからの光ビームにより1本おきに走査線が形成され、その後の第1発光群10aからの光ビームにより、第2発光群10bからの光ビームによって形成された走査線に隣接する走査線が形成される。この場合には、1回の走査で形成される走査線の間隔は、最終的に書込み領域201aに形成される走査線の間隔の2倍又はそれ以上になっている。これにより、光源10に形成されたVCSELの副走査方向の配置間隔を、書込み領域201a上で隣接する走査線に対応させて配置する場合に比べて、2倍又はそれ以上にすることができる。したがって、VCSEL相互間の熱干渉を低減することができ、結果的に光源10の熱的な劣化を抑制することが可能となる。
さらに、第2発光群10bと第1発光群10aからの光ビームで、副走査方向に連続的に配置される走査線が形成されるため、相反則不軌の対策かでき、最終的に記録媒体上に形成される画像のバンディングを目立たなくすることができる。また、VCSELの副走査方向の配置が2倍又はそれ以上となることで、VCSELへの電気配線を容易することも可能となる。
なお、VCSELの副走査方向の配置間隔を広げるためには、光源10と感光ドラム205までの光路上に配置された光学素子からなる光学系の、副走査方向の横倍率の絶対値を下げるという方法もあるが、副走査方向の横倍率の絶対値を下げると、VCSELから射出される光ビームの利用効率が低下してしまうという新たな問題が生じるため得策ではない。特に、端面発光型のレーザに比べて、出力が低いVCSELを発光源とする場合には、光ビームの利用効率の低下は大きな問題である。
また、書込み領域201aに隣接して形成される走査線の間隔をLsとすると、1回の走査で形成される走査線のうち最も離れた走査線間の距離は63Lsとなる。光源10に形成されたVCSELの個数kは32であるから、次式(1)を満足している。
63Ls>(k−1)×Ls=31Ls…(1)
また、本実施形態では、例えば、画素密度を高密度(例えば1200dpi)とすると、主走査方向の横倍率βmの絶対値を、副走査方向の横倍率βsの絶対値よりも大きくする必要がある。このため、光走査装置100における、光源10と感光ドラム205までの光路上に配置された光学素子からなる光学系の主走査方向の横倍率βmの絶対値は、副走査方向の横倍率βsの絶対値よりも大きくなっている。光源10に形成するVCSELの副走査方向の間隔を小さくする方法も考えられるが、この方法は、VCSEL相互間の熱干渉を抑制する必要性や、VCSELへの電気配線を設けるスペースを確保する必要性から問題がある。
VCSELの特徴は光源のマルチビーム化を安価に、簡単な構成で実現できることである。しかしながら、副走査方向の光ビームの間隔を安定的に保つ必要がある。上述したように、本実施形態では、図4に示されるように、光源10に形成された32個のVCSELからそれぞれ射出された32本の光ビームを、位置L3に配置された線像形成レンズ13を透過した後に、第2走査レンズ17が配置された位置L6まで、相互にほぼ平行となった状態で、又は相互に近接するように進行するようにしている。その理由は、複数の光ビームが感光ドラム201の書込み領域201aに入射するときに、それぞれの光ビーム間で生じる入射角の差を最も小さくなるようにすることで、光学素子間の配置誤差、形状の誤差に起因するビームスポットの副走査方向の変動が抑制されるためである。
ところが、比較例として図7に示されるように、光源10から射出された32本の光ビームが、位置L3に配置された線像形成レンズ13を透過した後に、第2走査レンズ17が配置された位置L6まで、相互に離間するように進行すると、光学素子間の配置誤差等に起因するビームスポットの副走査方向の変動が増大してしまうという不都合がある。また、偏向面に対し、複数の光ビームが斜入射すると、偏向面でのばらつき(各面の内接円半径のばらつき等)により、走査ピッチむらが発生してしまうという不都合もある。
以上から、本実施形態の光走査装置100では、ビームスポットの副走査方向の変動が効果的に抑制されているということができ、さらに、複数の光ビームそれぞれは、副走査方向に関して各素子の光軸近傍を通過するので、その他の光学特性も向上しているといえる。
また、本実施形態においては、書込み領域201aに隣接して形成される走査線の間隔をLsとし、光源10に形成されたVCSELの個数kとしたときに次式(2)を満足することで、光源10の大きさが副走査方向に不必要に大きくなることを回避することが可能となる。
2k・Ls≦63Ls≦3k・Ls…(2)
また、本実施形態では、光源10に形成されたVCSELのうち、VCSEL16とVCSEL17との間隔を、他の隣接するVCSEL間の間隔よりも広くすることで、最も熱的な影響を受ける光源中央部にVCSELを配置しないようにしている。これにより、中央部からの放熱を促進し、光源10の熱的な劣化を抑制することが可能となっている。
従来は、被走査面に入射するビームスポットの主走査方向のビーム径は副走査方向のビーム径よりも小さくなるように設定されていた。ところが、面発光レーザからの光ビームは光軸に垂直な面の断面が円形に近いビームになるので、アパーチャ部材12に形成された開口の主走査方向の幅と副走査方向の幅が異なると光量不足を生じてしまい、画像形成処理の高速化に対応できなくなってしまう。主走査方向のビーム径を副走査方向のビーム径よりも大きくすることにより、開口の主走査方向の幅と副走査方向の幅の差を低減でき、ひいては、カップリング効率(発光点から出射される光パワーに対する開口部出射光パワーの比)を高めることができる。また、光源からの光ビームを更に複数ビームとすることにより、高解像度化が可能になる。このときは、隣接する走査線間隔が短くなるため、副走査方向のビーム径を隣接する走査線間隔より太く設定できる。
また、本実施形態に係る画像形成装置200では、光走査装置100を備えている。したがって、光源の熱的な劣化が抑制されるため、ランニングコストの低減を図ることが可能となる。また、記録媒体(用紙213)上にバンディング等が抑制された高精度な画像を形成することが可能となる。
なお、上記各実施形態では、走査装置100が単色の画像形成装置(プリンタ)に用いられる場合について説明したが、画像形成装置は一例として図8に示されるように、カラー画像に対応し、複数の感光ドラムを備えるタンデムカラー機であっても良い。図8に示されるタンデムカラー機は、ブラック(K)用の感光ドラムK1、帯電器K2、現像器K4、クリーニング手段K5、及び転写用帯電手段K6と、シアン(C)用の感光ドラムC1、帯電器C2、現像器C4、クリーニング手段C5、及び転写用帯電手段C6と、マゼンダ(M)用の感光ドラムM1、帯電器M2、現像器M4、クリーニング手段M5、及び転写用帯電手段M6と、イエロー(Y)用の感光ドラムY1、帯電器Y2、現像器Y4、クリーニング手段Y5、及び転写用帯電手段Y6と、光走査装置900と、転写ベルト901と、定着手段902などを備えている。この場合に、光走査装置900は、色毎に光源10を備えている
各感光ドラムは、図8中の矢印の方向に回転し、回転順にそれぞれ帯電器、現像器、転写用帯電手段、クリーニング手段が配置されている。各帯電器は、対応する感光ドラムの表面を均一に帯電する。この帯電器によって帯電された感光ドラム表面に光走査装置900により光ビームが照射され、上述した走査が行われることにより感光ドラムに静電潜像が形成されるようになっている。そして、対応する現像器により感光ドラム表面にトナー像が形成される。さらに、対応する転写用帯電手段により、記録紙に各色のトナー像が転写され、最終的に定着手段30により記録紙に画像が定着される。
また、上記実施形態では、本発明の光走査装置100がプリンタに用いられる場合について説明したが、プリンタ以外の画像形成装置、例えば、複写機、ファクシミリ、又は、これらが集約された複合機にも好適である。
本発明の一実施形態に係るプリンタ200の概略構成を示す図である。 光走査装置100の概略構成を示す図である。 光源10に形成された複数のVCSELを、マトリクスMm、nとともに示す図である。 光源10に形成されたVCSEL及びVCSEL32から射出された光ビームの光路を代表的に示す図である。 書込み領域201aの走査方法を説明するための図(その1)である。 書込み領域201aの走査方法を説明するための図(その2)である。 光学系の光学特性の一例を示す図である。 カラー画像に対応した画像形成装置の概略構成を示す図である。
符号の説明
10…光源、10a…第1発光群、10b…第2発光群、11…カップリングレンズ、12…アパーチャ部材、13…線像形成レンズ、14…反射ミラー、15…ポリゴンミラー、16…第1走査レンズ、17…第2走査レンズ、100…光走査装置、200…プリンタ、220…ハウジング、201…感光ドラム、201a…書込み領域、202…帯電チャージャ、204…トナーカートリッジ、205…クリーニングケース、206…給紙トレイ、207…給紙コロ、208…レジストローラ対、209…定着ローラ、210…排紙トレイ、211…転写チャージャ、212…排紙ローラ、213…用紙。

Claims (11)

  1. 複数の光ビームを走査して、被走査面上に複数の走査線を形成する光走査装置であって、
    前記光ビームを射出する複数の発光部が2次元的に配置された光源と;
    前記発光部からそれぞれ射出された光ビームを主走査方向へ走査する偏向器と;を備え、
    前記偏向器による1回の走査で、前記被走査面上に形成される隣り合う前記走査線の間隔の少なくとも1つは、複数回の走査によって前記被走査面上に形成される隣り合う走査線の間隔よりも大きいことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記光源に形成された前記発光部の個数をk、前記偏向器による1回の走査によって、前記被走査面上に形成される前記複数の走査線の、前記主走査方向に直交する副走査方向に最も離れた走査線間の距離をL1、前記偏向器による複数回の走査によって前記被走査面上に形成される前記複数の走査線の前記副走査方向の間隔をL2としたときに、条件式、L1>(k−1)・L2、を満足する請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記発光部は、前記主走査方向の配列数が、前記副走査方向の配列数以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
  4. 前記発光部からそれぞれ射出された前記光ビームをカップリングする第1光学系と、前記カップリングされた前記光ビームを、前記偏向器の偏向面近傍で副走査方向に集光する第2光学系と、前記偏向器に走査された光ビームを前記被走査面上に結像させる第3光学系とを有する導光光学系を更に備え、前記導光光学系の、前記主走査方向の横倍率の絶対値は、前記副走査方向の横倍率の絶対値よりも大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光走査装置。
  5. 前記第2光学系及び前記第3光学系は、前記副走査方向に正のパワーを有する、少なくとも1つの光学素子を含み、
    前記副走査方向に最も離れた発光部それぞれから射出される1組の光ビームは、前記第2光学系を通過した後に、相互に平行又は近接するように進み、
    前記第2光学系及び前記第3光学系それぞれに含まれる、前記副走査方向の正のパワーが最も大きい光学素子の間では、前記副走査方向に関して交差しないことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光走査装置。
  6. 前記被走査面上に複数回の走査によって形成される走査線は、互いに隣接する走査線が時間的に異なる走査によって形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の光走査装置。
  7. 条件式、2k・L2≦L1≦3k・L2を満足することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光走査装置。
  8. 前記発光部は、前記副走査方向に関する配置間隔の一部が不均一であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の光走査装置。
  9. 前記配置間隔が不均一な部分は、前記副走査方向の中央部であることを特徴とする請求項8に記載の光走査装置。
  10. 前記光ビームは、前記主走査方向のビーム径が、前記副走査方向のビーム径よりも大きいことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の光走査装置。
  11. 画像に関する情報から得られる潜像に基づいて形成されたトナー像を、記録媒体に定着させることにより、画像を形成する画像形成装置であって、
    請求項1〜10のいずれか一項に記載の光走査装置と;
    前記光走査装置により潜像が形成される感光体と;
    前記感光体の被走査面に形成された潜像を顕像化する現像手段と;
    前記現像手段により顕像化されたトナー像を前記記録媒体に定着させる転写手段と;を備える画像形成装置。
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