JP2003127455A - 光走査装置 - Google Patents
光走査装置Info
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Abstract
や、ドット径変動の少ない光走査光学系を実現し、ジタ
ー、ざらつき(粒状性の劣化)、濃度むらが少なく、色
ずれの発生を抑えた画像を得ることができる光走査装置
を得る。 【解決手段】 レーザ光源1に画像データをパルス変調
データとして印加するパルス変調手段と、レーザ光源1
からのレーザビームを偏向走査する偏向器5と、偏向走
査されたレーザビームを被走査面8上に光スポットとし
て集光する走査結像素子6、7よりなる光走査装置にお
いて、レーザ光源1の1パルス内の波長変動を2.0n
m以下とした。Δλ:レーザ光源の1パルス内の波長変
動、dH/dλ:走査結像素子の倍率色収差(1nmの
波長変動当たりの像高変化[μm])としたとき、│Δ
λ×dH/dλ│<5[μm]の条件を満足する。
Description
として用いることができる光走査装置に関するもので、
レーザプリンタ、ファクシミリ、デジタル複写機などの
光走査装置として使用可能なものである。
ル複写機などに用いられる光走査装置では、レーザ光源
から射出されるレーザビームの波長が変動すると光学素
子の屈折率が変動して、被走査面上でのレーザビームの
結像位置が変動し、被走査面上に書き込まれる画像ない
しは形成される画像の品質が劣化する。そこで、特開平
9−21944号公報に記載されているように、ガラス
レンズの分散を利用して、波長変動の影響を受けないよ
うにし、これによって描画精度を向上させるようにした
技術が知られている。
速化の要求に応えるために、複数のレーザ光源を用いて
複数のレーザビームにより走査するようにしたマルチビ
ーム方式の光走査装置が用いられるようになってきた。
マルチビーム方式の場合、複数のビーム相互の間隔がず
れたりばらつきがあったりすると、やはり被走査面上に
書き込まれる画像ないしは形成される画像の品質が劣化
することになる。複数のビーム相互の間隔がずれたりば
らついたりする原因は、レーザビームの波長の変動によ
るものが多い。そこで、特開平9−76562号公報に
記載されているように、マルチビーム間の波長差を12
nm以下に抑えるための走査レンズに関する技術が提案
されている。
像ないしは形成画像の高密度化、書き込み速度ないしは
形成速度の高速化、画像のカラー化がいっそう加速し、
これを実現するために、画像上のドット径の小径化およ
びドット位置ずれの低減要求が益々高まってきている。
一方、レーザ光源の温度変動等に基づく波長変動によ
り、走査結像素子の屈折率が変わり、結果として被走査
面上の書き込み位置(倍率)が変動し、ドット位置が変
動して画像品質が劣化するという問題がある。
記特開平9−21944号公報などには、走査結像素子
の色収差を低減し、描画精度の劣化を防止する走査レン
ズの構成が提案されている。しかしながら、この方式は
ガラス硝材の分散を利用するものであるため、プラスチ
ックレンズでは目的を達成することが難しく、かつ、レ
ンズ系の構成が特殊な構成になる難点がある。
解消するためになされたもので、1パルス内の波長変動
に伴うドット位置ずれや、ドット径変動の少ない光走査
光学系を実現し、これにより、ジター、ざらつきすなわ
ち粒状性の劣化、濃度むらが少なく、色ずれの発生を抑
えた画像を得ることができる光走査装置を提供すること
を目的とする。
レーザ光源に画像データをパルス変調データとして印加
するパルス変調手段と、レーザ光源からのレーザビーム
を偏向走査する偏向器と、偏向走査されたレーザビーム
を被走査面上に光スポットとして集光する走査結像素子
よりなる光走査装置において、上記レーザ光源の1パル
ス内の波長変動が2.0nm以下であることを特徴とす
る。
タとして印加するパルス変調手段と、レーザ光源からの
ビーム光束を偏向走査する偏向器と、偏向走査されたレ
ーザビームを被走査面上に光スポットとして集光する走
査結像素子とを有してなる光走査装置において、1パル
ス内のレーザビームの波長変動が3nm程度発生する
と、図5に示す比較例のように、被走査面上のドット位
置が像高間で大きく変動する。そのため、縦線画像のジ
ターが発生し、粒状性が劣化して画像がざらついたよう
になり、またはカラー画像の場合は色ずれを発生すると
いう不具合が発生する。さらに、図6に示す比較例のよ
うに、ドット径も像高間で大きく変動するため、出力画
像に濃度むらを発生するといった不具合が発生する。
に、レーザ光源の1パルス内の波長変動を2.0nm以
下にすると、ドット径変動とドット位置ずれを低減する
ことができ、これによって良好な画像を得ることができ
る。図3は波長変動が0.65nmのレーザ光源を採用
した場合、図4は波長変動が0.3nmのレーザ光源を
採用した場合を示しており、図6は、波長変動が0.6
5nmの場合と0.3nmの場合のドット径変動を、波
長変動3nmの場合と比較して示している。また、図7
は、波長変動が0.65nmの場合と0.3nmの場合
のドット位置ずれを、波長変動3nmの場合と比較して
示している。図6、図7からわかるように、波長変動が
0.65nmおよび0.3nmの場合は、ドット径変
動、ドット位置ずれが大幅に低減され、良好な画像を得
ることができる。ここで、ドット位置ずれ、ドット径変
動が問題とならないレベルに抑えるためには、請求項1
記載の発明のように、1パルス内の波長変動を2nm以
下に抑えることが有効である。
て、走査結像素子が以下の条件を満足することを特徴と
する。 │Δλ×dH/dλ│<5[μm] ここで、Δλ:レーザ光源の1パルス内の波長変動 dH/dλ:走査結像素子の倍率色収差
の波長変動と走査結像素子の倍率色収差を最適に設定す
ることにより、ドット位置ずれ、ドット径変動を効果的
に低減することができる。ドット位置ずれが5μm以下
であれば、目視では殆ど位置ずれを認識することはでき
ない。ちなみに、あとで詳細に説明する本発明の実施例
では Δλ×dH/dλ=(0.65nm)×(3.8μm/
nm)=2.5[μm] Δλ×dH/dλ=(0.30nm)×(3.8μm/
nm)=1.1[μm] に設定した。
明において、走査結像素子が以下の条件を満足すること
を特徴とする。 W0/Wb×Duty<0.8 ここで、W0:画素密度に対応する画素サイズ Wb:主走査対応方向のビームスポット径(1/e^2
径) Duty:1パルスのデューティ比
ームスポット径およびデューティ比すなわち1画素点灯
時間に対し実際に点灯する時間の比率の設定によって目
立ち方が異なる。すなわち、ビームスポット径が大きい
ほど、或いはデューティ比が小さいほど、ドット位置ず
れ、ドット径変動は目立たなくなる。上式を満足するこ
とにより、ドット位置ずれを目視で殆ど視認することが
できない良好な画像を得ることができる。
2μm ビームスポット径=30μm W0/Wb×Duty=(21.2/30)×(0.
9)=0.636 とした。ここで、ビームスポット径とは、任意像高の静
止ビームスポット形状をラインスプレッドファンクショ
ンで表現したときに、ピーク強度を1に正規化し、1/
e^2をスレッシュホールドレベルとしたときの直径を
表す。
明において、レーザ光源はマルチビーム光源であり、各
ビーム間の中心波長差が10nm以下であることを特徴
とする。マルチビームを採用する場合、1ビーム内のみ
ならず、各ビーム間のドット位置ずれを補正する必要が
ある。各ビーム間のドット位置ずれは、それぞれのビー
ムに対して同期をとることにより、走査開始位置(画像
書き出し位置)では殆ど発生しない。しかし、各ビーム
間の中心波長が異なっていると、走査レンズの倍率色収
差のために、走査終端側で次第にドット位置ずれが発生
してしまう。そこで、マルチビーム間の波長差を10n
m以下とすることにより、走査終端位置でもドット位置
ずれが少ない画像を得ることができるようにした。
データをパルス変調データとして印加するパルス変調手
段と、レーザ光源からのビーム光束を偏向走査する偏向
器と、偏向走査されたレーザビームを被走査面上に光ス
ポットとして集光する走査結像素子よりなる光走査装置
において、レーザ光源の1パルス内の波長変動が0.5
nm以上であり、波長変動によって生ずるドット位置ず
れ、またはドット径の変動を補正するように、レーザ光
源に印加するデータを制御する手段を有することを特徴
とする。
え、かつ走査レンズの倍率色収差が大きい場合は、ドッ
ト位置ずれ、ドット径変動を無視することができない。
そこで請求項7記載の発明は、波長変動によるドット位
置ずれまたはドット径変動を補正するように、レーザ光
源に印加する画像データを制御することを特徴とする。
データをパルス変調データとして印加するパルス変調手
段と、レーザ光源からのレーザビームを偏向走査する偏
向器と、偏向走査されたレーザビームを被走査面上に光
スポットとして集光する走査結像素子よりなる光走査装
置において、レーザ光源の1パルス内の波長変動が2n
m以下であり、波長スペクトルが5本以上であることを
特徴とする。
スペクトルが1本の場合、波長変動が起きると、大きな
ドット位置ずれ、およびドット径変動を生じる。そこで
請求項10記載の発明は、マルチモード化されたレーザ
光源を用いることにより、波長変動が生じた場合でも各
スペクトルに分散されるようにし、ドット位置ずれおよ
びドット径変動を問題ないレベルに抑えることができる
ようにした。
の実施形態について説明する。図1は本発明を実施する
光学系のレイアウトを示す。光源1から射出した光束
は、カップリングレンズ2によって所望の光束状態にカ
ップリングされる。ここでは、略平行光束にカップリン
グしている。光源1としては、半導体レーザ(LD)や
複数の発光点を持つ半導体レーザアレイ(LDA)、ま
たは、LDをプリズム等で合成したマルチビーム光源等
を使用することができる。複数光源を用いることで、光
偏向器等の回転数を下げても高速化を図ることができ、
光偏向器の寿命を延ばすことができると同時に、消費電
力を低減することができる。
ームは、さらにシリンダレンズ3を透過することによっ
て、光偏向器としての回転多面鏡5の偏向反射面に入射
し、偏向反射面近傍に長い線状の像を形成する。回転多
面鏡5が回転駆動されることにより、レーザビームは偏
向反射面によって偏向され、樹脂製結像素子を含む走査
結像素子6、7によって、主走査方向、副走査方向それ
ぞれの像面湾曲、およびfθ特性等の光学特性を補正し
つつ、被走査面8上に光スポットとして集光するととも
に、被走査面8上を走査する。光源1には図示されない
パルス変調手段から画像データがパルス変調データとし
て印加され、このパルス変調データに基づきレーザビー
ムがオン・オフされながら被走査面8を走査することに
より、被走査面8には上記画像データに対応した画像が
書き込まれる。
有効な走査範囲内の形状式について説明すると、次のよ
うになる。有効範囲内の形状式X(Y、Z)は、下式の
ように表される。
る形状を表しており、光軸における主走査面内の近軸曲
率をCm、円錐常数をK、高次の係数をa1、a2、a
3、a4・・とするときの光軸方向のデプスを表してい
る。また、第3項と第4項は、副走査断面の形状を表し
ており、Yにおける副走査面内の近軸曲率をCs
(Y)、円錐常数をKz(Y)、高次の係数をdijと
するときの光軸方向のデプスを表している。
軸曲率 Cs(0)あるいは1/Rs(0):光軸近傍の副走査
対応方向の近軸曲率 Cs(Y):主走査対応方向位置Yにおける副走査対応
方向の近軸曲率 Kz(Y):主走査対応方向位置Yにおける副走査対応
方向の二次曲面を表す円錐定数 fSAG(Y,Z):非球面高次補正量 Cs(Y)=1/Rs0+B1・Y+B2・Y^2+B
3・Y^3+B4・Y^4+B5・Y^5+・・ Kz(Y)=C0+C1・Y+C2・Y^2+C3・Y
^3+C4・Y^4+C5・Y^5+・・
す角:60度 書き込み幅:±161.5mm 画角:±40.6度
副 23.69mm シリンダレンズ3の第2面3b:平面 シリンダレンズ3の屈折率:1.733278(λ=6
55nm、25℃時) d3=70.662mm、d4=30mm、d5=6
6.622mm、d6=8.5mm、d7=161.2
16mm、h1=0.27mm、h2=0.27mm 樹脂製走査結像素子6、7の屈折率:1.527238
(λ=780nm)
18927 K:−4.041619E+02 A4:6.005017E−08 A6:−7.538155E−13 A8:−4.036824E−16 A10:4.592164E−20 A12:−2.396524E−24 B1:−9.317851E−06 B2:3.269905E−06 B3:4.132497E−09 B4:−4.207716E−10 B5:−1.170114E−12 B6:4.370640E−14 B7:2.347965E−16 B8:−6.212795E−18 B9:−3.967994E−20 B10:−3.873869E−21 B11:3.816823E−24 B12:4.535843E−25
81332 K:−5.427642E−01 A4:9.539024E−08 A6:4.882194E−13 A8:−1.198993E−16 A10:5.029989E−20 A12:−5.654269E−24 B2:−3.652575E−07 B4:2.336762E−11 B6:8.426224E−14 B8:−1.026127E−17 B10:−2.202344E−21 B12:1.224555E−26
2432 K:5.479389E+01 A4:−7.606757E−09 A6:−6.311203E−13 A8:6.133813E−17 A10:−1.482144E−21 A12:2.429275E−26 A14:−1.688771E−30 B2:−8.701573E−08 B4:2.829315E−11 B6:−1.930080E−15 B8:2.766862E−20 B10:2.176995E−24 B12:−6.107799E−29
円弧面) Rm=1748.583900、Rs0=−28.03
4612 K:−5.488740E+02 A4:−4.978348E−08 A6:2.325104E−12 A8:−7.619465E−17 A10:3.322730E−21 A12:−3.571328E−26 A14:−2.198782E−30 B1:−1.440188E−06 B2:4.696142E−07 B3:1.853999E−11 B4:−4.153092E−11 B5:−8.494278E−16 B6:2.193172E−15 B7:9.003631E−19 B8:−9.271637E−21 B9:−1.328111E−22 B10:−1.409647E−24 B11:5.520183E−27 B12:4.513104E−30 C0:−9.999999E−01 d4、0:−1.320849E−07 d4、2:−1.087674E−11 d4、4:−9.022577E−16 d4、6:−7.344134E−20 d6、0:9.396622E−09 d6、2:1.148840E−12 d6、4:8.063518E−17 d6、6:−1.473844E−20
における最大の倍率色収差(dH/dλ)maxは3.
8[μm/nm]である。図2(a)は上記実施形態の
主走査方向像面湾曲と副走査方向像面湾曲を示してお
り、図2(b)は上記実施形態のリニアリティとfθ特
性を示す。いずれも良好な特性を得ることができる。
タとして印加するパルス変調手段が、レーザビームの波
長変動に応じてパルス幅を制御するように構成するとよ
い。図6の比較例に示すように、レーザビームの波長が
変動すると、その影響を受けて被走査面上でのドット径
が像高毎に変動する。そこで、像高に応じてパルス幅を
変化させてドット径変動を補正し、ドット径変動を抑え
るようにする。こうすることにより、ドット径変動は理
論上0に抑えることができる。
ムの波長変動に応じてパルス開始位置を制御するように
構成するとよい。図7の比較例に示すように、レーザビ
ームの波長が変動すると、その影響を受けてドット位置
が像高毎に変動する。そこで、像高に応じてパルス発生
の開始位置を変化させることにより、ドット位置を補正
するようにし、ドット位置変動を抑えるようにする。こ
うすることにより、ドット位置変動は理論上0に抑える
ことができる。
複数の光ビームで走査することができるので、回転多面
鏡筒の光偏向器による偏向速度を遅くしても、書き込み
の高密度化、高速化を図ることができ、光偏向器の寿命
を長くすることができる利点がある。ここで、マルチビ
ーム光源は半導体レーザ(LD)アレイ光源を用いると
よい。
ルチビーム光源からの複数のビームを合成して用いると
よい。以下に、光源としてマルチビーム光源を用い、複
数のレーザビームを合成する各種手段の具体例について
説明する。図8に示す例は、ホルダ10に複数の貫通孔
10a、10bを双方の仮想中心線が交叉するように、
所定の角度αをもって形成し、これらの貫通孔の一端側
にそれぞれ光源1a、1bを埋め込むことにより、光源
1a、1bから射出されるレーザビームが所定の位置、
例えば前記偏向反射面近傍で交差し、合成されるように
したものである。ホルダ10の光源1a、1bとは反対
側には、カップリングレンズ2a、2bが適宜の保持部
材によりホルダ10と一体に保持されている。カップリ
ングレンズ2a、2bは、光源1a、1bから射出され
るレーザビームの通路上に配置されている。
数のレーザビームを合成するようにしたものである。プ
リズム50は長さ方向両端部に入射面を有するととも
に、一方の入射面に対して斜設された全反射面と、他方
の入射面に斜設されたハーフミラー面52とを有し、上
記両端部の入射面にそれぞれ第1光源11、第2光源1
2から、第1カップリングレンズ13、第2カップリン
グレンズ14を介してレーザビームを導入し、上記全反
射面で反射された光源12からのレーザビームと、光源
11からのレーザビームとをハーフミラー面52で合成
して出射させるようにしたものである。
伴うドット位置ずれ、ドット径変動の少ない光走査装置
を実現することができ、これにより、ジターや、ざらつ
き(粒状性)、濃度むらが少なく、色ずれの発生を抑え
た画像を得ることができる。また、マルチビームの採用
により、高速ポリゴンを用いる必要が無くなるため、低
騒音および低消費電力を実現することができる。
(a)は主走査対応方向の、(b)は副走査対応方向の
光学配置図である。
る。
被走査面上のドット位置の例を示す特性線図である。
走査面上のドット位置の例を示す特性線図である。
面上のドット位置の例を示す特性線図である。
のとき、像高に対するドット径の変動の差異を示す特性
線図である。
のとき、像高に対するドット位置ずれの差異を示す特性
線図である。
面断面図、(b)は分解斜視図である。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 レーザ光源に画像データをパルス変調デ
ータとして印加するパルス変調手段と、上記レーザ光源
からのレーザビームを偏向走査する偏向器と、偏向走査
されたレーザビームを被走査面上に光スポットとして集
光する走査結像素子とを有してなる光走査装置におい
て、 上記レーザ光源の1パルス内の波長変動が2.0nm以
下であることを特徴とする光走査装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の光走査装置において、走
査結像素子が以下の条件を満足することを特徴とする光
走査装置。 │Δλ×dH/dλ│<5[μm] ここで、Δλ:レーザ光源の1パルス内の波長変動 dH/dλ:走査結像素子の倍率色収差(1nmの波長
変動当たりの像高変化[μm]) - 【請求項3】 請求項1記載の光走査装置において、走
査結像素子が以下の条件を満足することを特徴とする光
走査装置。 W0/Wb×Duty<0.8 ここで、W0:画素密度に対応する画素サイズ Wb:主走査対応方向のビームスポット径(1/e^2
径) Duty:1パルスのデューティ比 - 【請求項4】 請求項1記載の光走査装置において、レ
ーザ光源はマルチビーム光源であり、各ビーム間の中心
波長差が10nm以下であることを特徴とする光走査装
置。 - 【請求項5】 レーザ光源に画像データをパルス変調デ
ータとして印加するパルス変調手段と、上記レーザ光源
からのレーザビームを偏向走査する偏向器と、偏向走査
されたレーザビームを被走査面上に光スポットとして集
光する走査結像素子とを有してなる光走査装置におい
て、 上記レーザ光源の1パルス内の波長変動が0.5nm以
上であり、波長変動によって生ずるドット位置ずれ、ま
たはドット径の変動を補正するように、レーザ光源に印
加するデータを制御する手段を有することを特徴とする
光走査装置。 - 【請求項6】 レーザ光源に画像データをパルス変調デ
ータとして印加するパルス変調手段と、上記レーザ光源
からのレーザビームを偏向走査する偏向器と、偏向走査
されたレーザビームを被走査面上に光スポットとして集
光する走査結像素子とを有してなる光走査装置におい
て、 上記レーザ光源の1パルス内の波長変動が2nm以下で
あり、 波長スペクトルが5本以上であることを特徴とする光走
査装置。
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JP2001326226A JP2003127455A (ja) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | 光走査装置 |
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