JP2020066134A - 画像形成装置および出力補正プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】熱クロストークの影響度を低減することが可能な画像形成装置および出力補正プログラムを提供する。【解決手段】画像形成装置は、複数の光源を用いて画像を形成する画像形成部と、複数の光源のうち、1つ以上の光源が出力状態となる、複数の出力パターンから選択された選択出力パターンで複数の光源を制御する制御部と、複数の光源の出力値に基づいて、選択出力パターンにおける各光源の出力値の補正量を算出する算出部と、を備え、制御部は、補正量に基づいて、複数の光源の各出力値を補正する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置および出力補正プログラムに関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)は、帯電した感光体ドラム(像担持体)に対して、画像データに基づくレーザー光を照射(露光)することにより静電潜像を形成する。そして、静電潜像が形成された感光体ドラムへ現像装置よりトナーを供給することにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。さらに、このトナー像を直接または間接的に用紙に転写させた後、定着ニップで加熱、加圧して定着させることにより用紙にトナー像を形成する。
画像形成装置においては、画像形成を高速に行うため、複数の光源を同時に出力させて、複数ラインの画像を1回の走査で感光体ドラムに形成する。このような画像形成を副走査方向に繰り返し行うことで、1頁の画像形成が行われる。
ところで、複数の光源を同時に出力させると、近接配置された各光源が発する熱により、複数の光源全体の発光量に影響を与える熱クロストークが発生することが知られている。画像形成装置における高解像度化、高速化の要求に伴い、同時に出力させる光源の数が増加すると、熱クロストークの影響度が増大してしまう。
例えば、特許文献1には、自動光量制御を行った第1光源の次に自動光量制御を行う第2光源を、第1光源から最も近接した光源以外の光源とすることにより、自動光量制御時における熱クロストークの影響度を低減する構成が開示されている。
特開2006−332142号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成の場合、画像形成時において、複数の光源を同時に出力させた場合、やはり熱クロストークが発生するので、熱クロストークの影響度を低減する構成として一定の限界のある構成となっていた。
本発明の目的は、熱クロストークの影響度を低減することが可能な画像形成装置および出力補正プログラムを提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、
複数の光源を用いて画像を形成する画像形成部と、
前記複数の光源のうち、1つ以上の光源が出力状態となる、複数の出力パターンから選択された選択出力パターンで前記複数の光源を制御する制御部と、
前記複数の光源の出力値に基づいて、前記選択出力パターンにおける各光源の出力値の補正量を算出する算出部と、
を備え、
前記制御部は、前記補正量に基づいて、前記複数の光源の各出力値を補正する。
本発明に係る出力補正プログラムは、
複数の光源を用いて画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の出力補正プログラムであって、
コンピューターに、
前記複数の光源のうち、1つ以上の光源が出力状態となる、複数の出力パターンから選択された選択出力パターンで前記複数の光源を制御する制御処理と、
前記複数の光源の出力値に基づいて、前記選択出力パターンにおける各光源の出力値の補正量を算出する算出処理と、
前記補正量に基づいて、前記複数の光源の各出力値を補正する補正処理と、
を実行させる。
本発明によれば、熱クロストークの影響度を低減することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 本実施の形態に係る画像形成装置の制御系の主要部を示す図である。 複数の光源を簡易的に示す図である。 光源における駆動電流と出力電流との関係を示す図である。 出力パターンと、出力状態となる光源との対応関係が記載された表である。 出力パターンと、出力状態となる光源との対応関係が記載された表である。 出力パターンと、出力状態となる光源との対応関係が記載された表である。 出力パターンと、出力状態となる光源との対応関係が記載された表である。 複数の光源の全てを同時に出力状態としたときに形成される画像を示す図である。 各光源の出力状態を示すタイムチャートである。 制御部における複数の光源の出力制御の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。図2は、本実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の主要部を示す図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に一次転写し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、給紙トレイユニット51a〜51cから送出された用紙Sに二次転写することにより、画像を形成する。
また、画像形成装置1には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
図2に示すように、画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60および制御部101を備える。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104等を備える。CPU102は、ROM103から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM104に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロック等の動作を集中制御する。このとき、記憶部72に格納されている各種データが参照される。記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部101は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部101は、例えば、外部の装置から送信された画像データ(入力画像データ)を受信し、この画像データに基づいて用紙Sに画像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
図1に示すように、画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11および原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11により、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることが可能となる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
図2に示すように、操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21及び操作部22として機能する。表示部21は、制御部101から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部101に出力する。
画像処理部30は、初期設定又はユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、制御部101の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部30は、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
図1に示すように、画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット42等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示及び説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、又はKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414、及びドラムクリーニング装置415等を備える。
感光体ドラム413は、例えばドラム状の金属基体の外周面に、有機光導電体を含有させた樹脂よりなる感光層が形成された有機感光体よりなる。
制御部101は、感光体ドラム413を回転させる駆動モーター(図示略)に供給される駆動電流を制御することにより、感光体ドラム413を一定の周速度で回転させる。
帯電装置414は、例えば帯電チャージャーであり、コロナ放電を発生させることにより、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。
露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。具体的には、後述する複数の光源411Aから照射された光が、図示しないポリゴンミラーの回転によって、主走査方向に走査される。その結果、感光体ドラム413の表面のうちレーザー光が照射された画像領域には、背景領域との電位差により各色成分の静電潜像が形成される。
現像装置412は、二成分逆転方式の現像装置であり、感光体ドラム413の表面に各色成分の現像剤を付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。
現像装置412には、例えば帯電装置414の帯電極性と同極性の直流現像バイアス、または交流電圧に帯電装置414の帯電極性と同極性の直流電圧が重畳された現像バイアスが印加される。その結果、露光装置411によって形成された静電潜像にトナーを付着させる反転現像が行われる。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に当接され、弾性体よりなる平板状のドラムクリーニングブレード等を有し、中間転写ベルト421に転写されずに感光体ドラム413の表面に残留するトナーを除去する。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424、及びベルトクリーニング装置426等を備える。
中間転写ベルト421は無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも1つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー422よりもベルト走行方向下流側に配置されるローラー423Aが駆動ローラーであることが好ましい。これにより、一次転写部におけるベルトの走行速度を一定に保持しやすくなる。駆動ローラー423Aが回転することにより、中間転写ベルト421は矢印A方向に一定速度で走行する。
中間転写ベルト421は、導電性および弾性を有するベルトであり、表面に高抵抗層を有する。中間転写ベルト421は、制御部101からの制御信号によって回転駆動される。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光体ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光体ドラム413に圧接されることにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424は、駆動ローラー423Aのベルト走行方向下流側に配置されるバックアップローラー423Bに対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424がバックアップローラー423Bに圧接されることにより、中間転写ベルト421から用紙Sへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光体ドラム413上のトナー像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側、つまり一次転写ローラー422と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、用紙Sが二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像が用紙Sに二次転写される。具体的には、二次転写ローラー424に二次転写バイアスを印加し、用紙Sの裏面側、つまり二次転写ローラー424と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は用紙Sに静電的に転写される。トナー像が転写された用紙Sは定着部60に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置426は、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーを除去する。
定着部60は、用紙Sの定着面、つまりトナー像が形成されている面側に配置される定着面側部材を有する上側定着部60A、用紙Sの裏面つまり定着面の反対の面側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部60B、および加熱源等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙Sを挟持して搬送する定着ニップが形成される。
定着部60は、トナー像が二次転写され、搬送されてきた用紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。定着部60は、定着器F内にユニットとして配置される。
上側定着部60Aは、定着面側部材である無端状の定着ベルト61、加熱ローラー62および定着ローラー63を有する。定着ベルト61は、加熱ローラー62と定着ローラー63とによって張架されている。
下側定着部60Bは、裏面側支持部材である加圧ローラー64を有する。加圧ローラー64は、定着ベルト61との間で用紙Sを挟持して搬送する定着ニップを形成している。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52、及び搬送経路部53等を備える。給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類毎に収容される。
給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。画像形成部40においては、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。画像形成された用紙Sは、排紙ローラー52aを備えた排紙部52により機外に排紙される。
また、本実施の形態では、露光装置411において、複数の光源411Aおよび駆動部411Bが設けられている。図3に示すように、複数の光源411Aは、例えばレーザーダイオードであり、それぞれが並んで配置されている。複数の光源411Aは、駆動部411B(図2参照)からの駆動電流により、光を出力する。図3に示す例では、複数の光源411Aは、4つの光源A1,A2,A3,A4を有している。
制御部101は、複数の出力パターンから選択された選択出力パターンで複数の光源411Aの出力状態を制御する。複数の出力パターンは、複数の光源411Aから選択された1つ以上の光源の組合せによるパターンである。各出力パターンにおける光源の組合せは、図5A、図5B、図5C、図5Dにおけるパターン1からパターン15のように、それぞれが異なる組合せとなっている。
画像形成装置1においては、画像形成を高速に行うため、複数の光源411Aを同時に出力させて複数ラインの画像を1回の走査で感光体ドラム413に形成する。このような画像形成を副走査方向に繰り返し行うことで、1頁の画像形成が行われる。
そのため、本実施の形態では、複数の出力パターンの何れかで複数の光源411Aのそれぞれの出力状態が制御されることで、画像形成装置1における画像形成の高速化を可能にする。
制御部101は、複数の光源411Aの出力値に基づいて、複数の出力パターン毎に各光源A1,A2,A3,A4の出力値の補正量を算出し、算出した補正量に基づいて、選択出力パターンにおける複数の光源411Aの各出力値を補正する。制御部101は、本発明の「算出部」に対応する。
複数の光源411Aを同時に出力させると、近接配置された各光源が発する熱により、複数の光源411A全体の発光量に影響を与える熱クロストークが発生することが知られている。
図4に示すように、複数の光源411Aを駆動させた場合、光源の駆動電流が増加するにつれ、光源の出力値が増加することが確認されている。光源の電流値は、実際の動作電流値であるIoより小さい所定の駆動電流値であるIdまで増加するまでは、緩やかに増加し、所定の駆動電流値以上になると、急激に増加するように変化する。
例えば、複数の光源411Aにおいて、熱クロストークが発生しないとした場合における、複数の光源411Aの出力値(破線参照)と、熱クロストークが発生する場合における、複数の光源411Aの出力値(実線参照)とを比較する。図4における破線は、駆動電流における複数の光源411Aの出力値の理想値を示し、図4における実線は、駆動電流における、熱クロストークによる減少分を考慮した、複数の光源411Aの出力値を示している。
そうすると、熱クロストークが発生しない場合の第1出力値に対して、熱クロストークが発生する場合の第2出力値が小さくなる。特に、実際の動作電流値Ioで比較すると、第2出力値(Im2参照)が、第1出力値(Im1参照)よりも大幅に小さくなる。
このことから、画像形成装置1における高解像度化、高速化の要求に伴い、光を同時に出力させる光源の数を増加させると、熱クロストークの影響度が増大してしまう。
本実施の形態では、制御部101が、複数の出力パターン毎に各光源A1,A2,A3,A4の出力値の補正量を算出する。具体的には、制御部101は、選択出力パターンが、複数の光源411Aのうち、2以上の光源を同時に出力させる出力パターンである場合、2以上の光源の各出力値が、各光源が個別に出力した場合の出力値と等しくなるように、各光源の出力値の補正量を算出する。制御部101は、光源を個別に出力させる場合の駆動電流に加えて、算出した補正量に対応する電流を加えることにより、選択出力パターンに対応する光源A1,A2,A3,A4の出力値を補正する。
このように光源の出力値の補正量を算出して、各光源の出力値を補正することで、熱クロストークによる影響度を低減することができる。
次に、補正量の算出方法について説明する。図5A、図5B、図5Cおよび図5Dは、出力パターンと、出力状態となる光源との対応関係が記載された表を示す図である。
図5Aは、4つの光源のうち、1つの光源が出力状態となる場合を示す図である。図5Bは、4つの光源のうち、2つの光源が出力状態となる場合を示す図である。図5Cは、4つの光源のうち、3つの光源が出力状態となる場合を示す図である。図5Dは、4つの光源全てが出力状態となる場合を示す図である。
図5A、図5B、図5Cおよび図5Dでは、各出力パターンにおいて、I1〜I15の何れかが記載されている欄に対応する光源が出力状態となっていることを示している。また、I1〜I15は、各出力パターンにおける複数の光源411A全体の出力値を示している。
図5Aに示すように、パターン1は、光源A1を出力状態とする出力パターンである。パターン2は、光源A2を出力状態とする出力パターンである。パターン3は、光源A3を出力状態とする出力パターンである。パターン4は、光源A4を出力状態とする出力パターンである。
図5Bに示すように、パターン5は、光源A1,A2を出力状態とする出力パターンである。パターン6は、光源A1,A3を出力状態とする出力パターンである。パターン7は、光源A1,A4を出力状態とする出力パターンである。パターン8は、光源A2,A3を出力状態とする出力パターンである。パターン9は、光源A2,A4を出力状態とする出力パターンである。パターン10は、光源A3,A4を出力状態とする出力パターンである。
図5Cに示すように、パターン11は、光源A1,A2,A3を出力状態とする出力パターンである。パターン12は、光源A1,A2,A4を出力状態とする出力パターンである。パターン13は、光源A1,A3,A4を出力状態とする出力パターンである。パターン14は、光源A2,A3,A4を出力状態とする出力パターンである。図5Dに示すように、パターン15は、光源A1,A2,A3,A4を出力状態とする出力パターンである。
本実施の形態では、まず、補正量を算出する際に、制御部101によって、図5A、図5B、図5Cおよび図5Dにおける各出力パターンにおける各光源の全体の出力値を検出する。当該出力値は、例えば、各光源の出力値を検出可能な電流検出部によって検出される。なお、各光源の出力値は、どのような方法で検出されても良い。
そして、制御部101は、図5A、図5B、図5Cおよび図5Dに示すようなテーブルに、各出力パターンの出力値を各出力パターンに対応付けて記憶部72等に記憶させる。なお、出力値は、予め実験等によって検出された値を用いても良い。また、記憶部72は、画像形成装置1の外部の記憶装置であっても良い。
制御部101は、例えば、出力パターンが、複数の光源411Aのうち、2つの光源が出力状態となる第1出力パターンである場合、2つの光源のそれぞれを個別に出力させたときの各出力値の和から2つの光源の全てを出力させたときの出力値を減算した値を2で除算した値を、第1出力パターンにおける各光源の補正量とする。
第1出力パターンは、図5Bに示すパターン5〜パターン10の何れかの出力パターンである。
まず、2つの光源が出力状態となる場合における補正量の算出例について説明する。例えば、光源A1,A2の2つを出力状態とする場合、出力パターンは、図5Bにおけるパターン5となる。そして、光源A1,A2のそれぞれを個別に出力させる出力パターンは、図5Aにおけるパターン1およびパターン2である。
制御部101は、パターン1における出力値であるI1、パターン2における出力値であるI2、および、パターン5における出力値であるI5を記憶部72より読み出す。そして、制御部101は、(I1+I2−I5)/2の式により、パターン5における光源A1,A2の補正量を算出する。
パターン5における光源全体の出力値の理想値は、光源A1を個別に出力させた出力値であるI1と、光源A2を個別に出力させた出力値であるI2との和である。しかし、パターン5における光源全体の出力値であるI5は、2つの光源A1,A2を同時に出力させていることから、熱クロストークの影響により、I1とI2との和よりも減少した値となる。
そのため、I1とI2との和からI5を減算した値の平均値を、各光源A1,A2の補正量とすることで、各光源A1,A2のそれぞれの出力値を、各光源A1,A2を個別に出力させたときの出力値と等しくすることが可能となる。なお、パターン6〜パターン10の場合における補正量は、パターン5と同様に算出されるため、説明を省略する。なお、これらの補正量の算出は、その他の方法によって算出しても良い。
また、制御部101は、例えば、出力パターンが、複数の光源411Aのうち、所定光源を含み、3つ以上である所定数の光源が出力状態となる第2出力パターンである場合、第1算出値を、第2算出値と第3算出値との和で減算した値を、所定数で除算した値を所定光源の補正量とする。
所定光源は、選択された出力パターンにおける所定数の光源に含まれる任意の光源である。所定数は、本実施の形態では、3または4である。第2出力パターンは、図5Cにおけるパターン11〜パターン14と、図5Dにおけるパターン15である。
第1算出値は、所定数の光源のそれぞれを個別に出力させたときの各出力値の和である。第2算出値は、所定数の光源の全てを出力させたときの全体の出力値である。第3算出値は、所定数の光源のうち、所定光源を含む2つの光源を選択した複数の組合せにおいて、複数の組合せに係る所定光源の各補正量の和である。
次に、3つの光源が出力状態となる場合における補正量の算出例について説明する。例えば、光源A1,A2,A3の3つを出力状態とする場合の光源A1の補正量を算出する例について説明する。この場合の出力パターンは、図5Cにおけるパターン11となり、所定数は3となる。
第1算出値を算出する場合、制御部101は、光源A1,A2,A3のそれぞれを個別に出力させたときの出力値を記憶部72より読み出す。つまり、制御部101は、パターン1における出力値であるI1、パターン2における出力値であるI2、および、パターン3における出力値であるI3を記憶部72より読み出す。制御部101は、I1+I2+I3の式により、第1算出値を算出する。
第2算出値を算出する場合、制御部101は、パターン11における出力値であるI11を記憶部72より読み出して、第2算出値とする。
第3算出値を算出する場合、制御部101は、3つの光源A1,A2,A3のうち、光源A1を含む2つの光源を選択した各組合せに係る光源A1の補正量を算出する。この場合、制御部101は、光源A1,A2、および、光源A1,A3の2つの組合せに係る光源A1の補正量をそれぞれ算出する。
光源A1,A2に係る第1補正量は、上述の通り、(I1+I2−I5)/2の式により算出される。光源A1,A3に係る第2補正量は、上記のI1、I3の他、光源A1,A3の2つによる出力パターンであるパターン6における出力値であるI6を記憶部72より、制御部101が読み出すことにより算出される。つまり、制御部101は、光源A1,A3に係る第2補正量を、(I1+I3−I6)/2の式により、算出する。
制御部101は、第1補正量と第2補正量との和を算出することで第3算出値を算出する。
そして、制御部101は、(第1算出値−(第2算出値+第3算出値))/3の式により、パターン11における光源A1の補正量を算出する。
また、パターン11における光源A2,A3の各補正量は、第3算出値の値をそれぞれにおいて別途算出することで、光源A1の補正量と同様に算出することができる。なお、パターン12〜パターン14の場合における各光源の補正量は、パターン11と同様に算出されるため、説明を省略する。また、これらの補正量の算出は、その他の方法によって算出しても良い。
最後に、4つの光源が出力状態となる場合における補正量の算出例について説明する。例えば、光源A1,A2,A3,A4の4つを出力状態とする場合の光源A1の補正量を算出する例について説明する。この場合の出力パターンは、図5Dにおけるパターン15となり、所定数は4となる。
第1算出値を算出する場合、制御部101は、光源A1,A2,A3,A4のそれぞれを個別に出力させたときの出力値を記憶部72より読み出す。つまり、制御部101は、パターン1における出力値であるI1、パターン2における出力値であるI2、パターン3における出力値であるI3、および、パターン4における出力値であるI4を記憶部72より読み出す。制御部101は、I1+I2+I3+I4の式により、第1算出値を算出する。
第2算出値を算出する場合、制御部101は、パターン15における出力値であるI15を記憶部72より読み出して、第2算出値とする。
第3算出値を算出する場合、制御部101は、4つの光源A1,A2,A3,A4のうち、光源A1を含む2つの光源を選択した各組合せに係る光源A1の補正量を算出する。この場合、制御部101は、光源A1,A2、光源A1,A3、光源A1,A4の3つの組合せに係る光源A1の補正量をそれぞれ算出する。
光源A1,A2に係る第1補正量は、上述の通り、(I1+I2−I5)/2の式により算出される。光源A1,A3に係る第2補正量は、上述の通り、(I1+I3−I6)/2の式により算出される。
光源A1,A4に係る第3補正量は、上記のI1、I4の他、光源A1,A4の2つによる出力パターンであるパターン7における出力値であるI7を記憶部72より、制御部101が読み出すことにより算出される。つまり、制御部101は、光源A1,A4に係る第3補正量を、(I1+I4−I7)/2の式により、算出する。
制御部101は、第1補正量と第2補正量と第3補正量との和を算出することで第3算出値を算出する。
そして、制御部101は、(第1算出値−(第2算出値+第3算出値))/4の式により、パターン15における光源A1の補正量を算出する。
また、パターン15における光源A2,A3,A4の各補正量は、第3算出値の値をそれぞれにおいて別途算出することで、光源A1の補正量と同様に算出することができる。なお、これらの補正量の算出は、その他の方法によって算出しても良い。
また、制御部101は、画像形成部40により画像形成が行われる前のタイミングで予め複数の出力パターンにおける各光源の補正量を算出するようにしても良い。
補正量の算出のタイミングは、例えば、ユーザーより画質調整の指示があった場合、画像形成装置1の周囲の温度が高温状態となった場合や画像形成装置1の連続使用時間が所定時間以上となった場合等とすることができる。また、画像形成が行われる前のタイミングは、実際に入力された画像データに基づく画像が画像形成部40により感光体ドラム413を介して用紙Sに形成される前のタイミング等としても良い。
これにより、これから行われる画像形成に対応した補正量を算出した上で、画像形成を行うことができる。
また、制御部101は、算出した補正量を記憶部72に記憶する。そして、制御部101は、選択出力パターンに対応した補正量を記憶部72から選択する。
このようにすることで、画像形成中において、選択出力パターンが変動するような場合において、その都度、補正量を算出する手間を省くことができる。
また、制御部101は、画像処理部30に入力された画像データに基づいて複数の光源411Aにおける選択出力パターンを選択する。そして、制御部101は、その選択結果に基づいて、複数の光源411Aの出力状態を制御する。制御部101は、本発明の「選択部」に対応する。
画像データにより、どの光源が出力状態となるかが決定されるので、画像データによって、予め選択出力パターンを選択することにより、算出すべき補正量を考慮した光源の制御を適時に行うことができる。
また、制御部101は、選択出力パターンに応じて、複数の光源411A毎の出力タイミングを制御する。複数の光源411Aは、それぞれ配置位置が異なるので、出力状態とする全ての光源A1,A2,A3,A4を同時に出力させると、各光源における画像の位置がずれて、傾いた画像が形成される。例えば、出力パターンが図5Dにおけるパターン15である場合において、図6における横方向の位置P1に、各光源による画像Gを縦方向に並んで形成する際に、4つの光源A1,A2,A3,A4の全てを同時に出力状態とすると、横方向の位置がずれて形成されてしまう。
図6の場合、光源A1に対応する画像Gが位置P1に形成され、光源A2に対応する画像Gが位置P1よりも右にずれた位置P2に形成される。光源A3に対応する画像Gが位置P2よりも右にずれた位置P3に形成される。光源A4に対応する画像Gが位置P3よりも右にずれた位置P4に形成される。
そのため、この場合、図7に示すように、制御部101は、所望の位置からのずれ量が大きい光源ほど、出力タイミングが早くなるように、出力タイミングを制御する。なお、図7における「ON」は、光源が出力していることを示し、「OFF」は、光源が出力していないことを示している。すなわち、制御部101は、光源A4,A3,A2,A1の順で出力されるように制御する。このようにすることで、光源A2,A3,A4の画像Gを図6における位置P1に合わせることができる。
また、図7の場合、選択出力パターンは、光源A4による出力パターン(パターン4)と、光源A3,A4による出力パターン(パターン10)と、光源A2,A3,A4による出力パターン(パターン14)と、光源A1,A2,A3,A4による出力パターン(パターン15)とに変動する。そして、選択出力パターンは、光源A1,A2,A3による出力パターン(パターン11)と、光源A1,A2による出力パターン(パターン5)と、光源Aによる出力パターン(パターン1)とに変動する。図7の場合、パターン4、パターン10、パターン14、パターン15、パターン11、パターン5、パターン1の順で、出力パターン毎に、その都度、複数の光源411Aの出力値の補正量が制御されることとなる。
また、制御部101は、選択出力パターンが1つの光源による出力パターンである場合、当該光源の出力値の補正量を0とする。また、制御部101は、選択出力パターンにおいて、出力状態としない光源の出力値の補正量も0とする。これらのように、制御部101は、光源の出力値の補正量を0とする場合においては、当該光源については、補正量の算出を行わないようにしても良い。このようにすることで、補正量の算出を無駄に行うことを抑制することができる。
次に、制御部101における複数の光源411Aの出力制御を実行するときの動作例について説明する。図8は、制御部101における複数の光源411Aの出力制御の動作例を示すフローチャートである。図8における処理は、例えば、制御部101が印刷ジョブの実行指示を受け付けたときに適宜実行される。
図8に示すように、制御部101は、画質の調整の指示があるか否かについて判定する(ステップS101)。判定の結果、調整の指示がない場合(ステップS101、NO)、処理はステップS104に遷移する。
一方、調整の指示がある場合(ステップS101、YES)、制御部101は、出力パターン毎の各光源A1,A2,A3,A4の補正量を算出する(ステップS102)。制御部101は、算出した補正量を記憶部72に記憶させる(ステップS103)。
次に、制御部101は、画像データに基づいて選択出力パターンを選択する(ステップS104)。制御部101は、選択出力パターンの選択結果に基づいて、選択結果に対応する補正量を記憶部72から選択する(ステップS105)。そして、制御部101は、選択した補正量を適用して複数の光源411Aの出力を制御する(ステップS106)。ステップS106の後、本制御は終了する。
以上のように構成された本実施の形態によれば、複数の光源411Aの出力値に基づいて、選択出力パターンにおける各光源の出力値の補正量を算出するので、熱クロストークによる影響を加味した補正量を算出することができる。そして、当該補正量を用いて選択出力パターンにおける複数の光源411Aを制御するので、熱クロストークによる影響度を低減することができる。
また、記憶部72に算出した補正量を記憶させるので、画像形成中に出力パターンが変動するような場合において、その都度補正量を算出する手間を省くことができる。
また、画像データに基づく選択出力パターンを選択するので、画像データに基づく複数の光源411Aの出力制御を正確に行うことができる。
なお、上記実施の形態では、記憶部72に補正量を記憶させていたが、本発明はこれに限定されず、選択出力パターンが選択される度に補正量を算出しても良い。
また、上記実施の形態では、光源の数は4個であったが、本発明はこれに限定されず、2個以上である限り、光源の数は、何個でも良い。
また、上記実施の形態では、制御部101に、選択部が組み込まれた構成であったが、本発明はこれに限定されず、制御部、選択部が、別々に設けられた構成であっても良い。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 画像形成装置
40 画像形成部
101 制御部
411 露光装置
411A 複数の光源
411B 駆動部
A1 光源
A2 光源
A3 光源
A4 光源

Claims (9)

  1. 複数の光源を用いて画像を形成する画像形成部と、
    前記複数の光源のうち、1つ以上の光源が出力状態となる、複数の出力パターンから選択された選択出力パターンで前記複数の光源を制御する制御部と、
    前記複数の光源の出力値に基づいて、前記選択出力パターンにおける各光源の出力値の補正量を算出する算出部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記補正量に基づいて、前記複数の光源の各出力値を補正する、
    画像形成装置。
  2. 前記算出部により算出された補正量を記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、前記記憶部において、前記選択出力パターンに対応した補正量を選択する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成部における画像データに基づいて前記選択出力パターンを選択する選択部を備え、
    前記制御部は、前記選択部の選択結果に基づいて、前記複数の光源を制御する、
    請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記算出部は、前記選択出力パターンが前記複数の光源のうち、2以上の光源を同時に出力させる出力パターンである場合、前記2以上の光源の各出力値が、各光源が個別に出力した場合の出力値と等しくなるように、前記各光源の補正量を算出する、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記算出部は、前記選択出力パターンが、前記複数の光源のうち、2つの光源が出力状態となる第1出力パターンである場合、前記2つの光源のそれぞれを個別に出力させたときの各出力値の和から前記2つの光源の全てを出力させたときの出力値を減算した値を2で除算した値を、前記第1出力パターンにおける各光源に対応する補正量とする、
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記算出部は、
    前記選択出力パターンが、前記複数の光源のうち、所定光源を含み、3つ以上である所定数の光源が出力状態となる第2出力パターンである場合、前記所定数の光源のそれぞれを個別に出力させたときの各出力値の和である第1算出値と、
    前記所定数の光源の全てを出力させたときの全体の出力値である第2算出値と、
    前記所定数の光源のうち、前記所定光源を含む2つの光源を選択した複数の組合せにおいて、前記複数の組合せに係る前記所定光源の各補正量の和である第3算出値と、
    を算出し、
    前記第1算出値から、前記第2算出値と前記第3算出値との和を減算した値を前記所定数で除算した値を前記所定光源の補正量とする、
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記選択出力パターンに応じて、前記複数の光源毎の出力タイミングを制御する、
    請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記算出部は、前記画像形成部により画像形成が行われる前のタイミングで、前記複数の出力パターンにおける各光源の補正量を算出する、
    請求項1〜7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 複数の光源を用いて画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の出力補正プログラムであって、
    コンピューターに、
    前記複数の光源のうち、1つ以上の光源が出力状態となる、複数の出力パターンから選択された選択出力パターンで前記複数の光源を制御する制御処理と、
    前記複数の光源の出力値に基づいて、前記選択出力パターンにおける各光源の出力値の補正量を算出する算出処理と、
    前記補正量に基づいて、前記複数の光源の各出力値を補正する補正処理と、
    を実行させる出力補正プログラム。
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