JP2016141099A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】APCパターンを効率良く格納して記憶領域の消費を抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置(100)は、回転駆動される像担持体にレーザ光を照射する複数の光源302、光源それぞれから出射されるレーザ光を受光して電気情報に変換するPD211を有する。画像形成装置は、また、電気情報と基準光量とに基づき光源それぞれに印加する駆動電流量を調整する場合に、予め設定された所定時間においてフィードバック制御が収束するように調整するレーザドライバ403を有する。さらに、レーザドライバが行う調整の調整パターンを格納するRAM410を有し、このRAMには調整パターンとして調整対象とする光源、光源の発光パターン、調整の実行時間それぞれが規定されたテーブルが各々関連付けられて格納されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、感光体に照射されるマルチレーザ光を走査して像担持体表面に画像を形成する技術に関する。
近年、レーザ走査型のプリンタの高性能化が進み、印刷速度及び画質の向上と、低コスト化とを並立させる技術が開発されている。また、印刷速度の向上を図るために、一度に走査する光ビーム数を2本、4本などと増加させる傾向にある。さらに、画質の向上を図るために、個々のレーザスポットを小さくして走査線間隔を1200dpi、2400dpi等に狭くする傾向がある。
例えば、特許文献1に開示された光走査装置では、マルチビーム数が8〜32ビーム以上になるレーザ発光素子が利用される。また、レーザ発光素子はフォトダイオードを利用した光量調整(以下、APC:Auto Power Control)制御によって複数のレーザ光の光量を一様に揃える技術が開示されている。
また、マルチビーム数が非常に多い高速プリンタでは、APC制御の回数も非常に多くなる。そのため、複数の主走査線の非画像領域で、複数の発光源に対して順番かつ巡回するようにAPC制御するサイクルAPCが提案されている。これにより、レーザ素子やドライバICの温度変化に伴う光量バラツキの発生を定期的に抑制する、というものである。
さらに、特許文献1では、複数の発光レベルにおける光量検知結果を用いたバイアス電流制御(バイアスAPC)との組み合わせによって高精度な光量調整を行う方法が開示されている。
特開2012−150397号公報
ここで、レーザ数が1レーザである場合のI−L特性(駆動電流対光出力特性)を図15を用いて説明する。例えば、面発光レーザ素子(VCSEL素子)を使用する場合、図15に示すようにAPC−H、APC−M、APC−Lの3段階の異なる発光パターンでAPCが実施される。
このように、異なる光量において実施するAPCをさらにマルチビームの各ビームに対して行う場合、例えばAPC制御を行うASIC(Application Specific Integrated Circuit)により調整パターン(APCパターン)を指定する必要がある。例えば、1つ目のレーザをレーザLD1とした場合、レーザLD1に対するAPC−H、レーザLD1に対するAPC−M、レーザLD1に対するAPC−Lなどと順に遷移するAPCパターンである。なお、これらのAPCパターン及び各APCパターンの実行時間などを規定したテーブル(表)は、例えばASICのレジスタに格納される。
しかしながら、マルチビームにおいては、APC実施の回数はビーム数が増加した分その回数も増加することになる。また、1つのビームに対して複数の異なる光量でAPCを実施してバイアス電流を決定する場合、APC実施の回数はさらに膨大なものとなる。そのため、APCパターンを格納するためのレジスタ設定数も増加してしまい、例えばこれを記憶するためのRAM(Random Access Memory)領域も増加することになる。その結果、装置の製造コストが上昇してしまう、という課題が残る。
本発明は、APCパターンを効率良く格納して記憶領域の消費を抑制することができる画像形成装置を提供することを、主たる目的とする。
本発明の画像形成装置は、回転駆動される像担持体にレーザ光を照射する複数の光源と、前記光源それぞれから出射されるレーザ光を受光して電気情報に変換する受光手段と、前記電気情報と基準光量とに基づき前記光源それぞれに印加する駆動電流量を調整する場合に、予め設定された所定時間においてフィードバック制御が収束するように調整する調整手段と、前記調整手段が行う調整の調整パターンを格納する記憶手段と、を有し、前記記憶手段には、前記調整パターンとして調整対象とする光源、当該光源の発光パターン、調整の実行時間それぞれが規定されたテーブルが各々関連付けられて格納されていることを特徴とする。
本発明によれば、APCパターンを効率良く格納して記憶領域の消費を抑制することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成の一例を示す縦断面図。 光走査装置の構成の一例を説明するための斜視図。 光学ユニットから出射されたレーザ光が回転多面鏡により偏向される様子を説明するための図。 光走査装置の機能構成の一例を説明するためのブロック図。 レーザドライバの機能構成を説明するためのブロック図。 印刷ジョブを受け付けたCPUが行う制御の一例を説明するためのフローチャート。 画像形成装置の動作モードの切り替えを説明するための図。 ビーム数が16ビームである場合のAPCパターンの一例を説明するための図。 APCパターンの実行時間を規定した表(時間テーブル)の一例を示す図。 VCSEL素子に印加される電流IとPDセンサ光量Pとの相関関係を説明するための図。 APCパターンの実行例を説明するための図。 APCパターンを格納するテーブル(表)を説明するための図。 図12に示すAPCパターンの実行時間を規定したテーブル(表)の一例。 図12、図13に示すAPCパターンでライン間APCを実行するときのCPUの動作シーケンスの一例を示すフローチャート。 1レーザのI−L特性(駆動電流対光出力特性)を説明するための図。
以下、図面を参照しながら実施形態例を説明する。なお、本発明を電子写真方式のフルカラープリンタに適用した場合を例に挙げて説明する。そのほか、単色のトナー(例えば、ブラック)で画像形成するモノクロプリンターであってもよい。
[画像形成装置の全体構成]
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成の一例を示す縦断面図である。
図1に示す画像形成装置100は、各色毎に画像を形成する画像形成部(画像形成手段)101Y、101M、101C、101Bkを有する。ここでは、画像形成部101Y、101M、101C、および101Bkはそれぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、およびブラック(Bk)のトナーを用いて画像形成を行う。
各画像形成部(101Y〜101Bk)には、それぞれ像担持体である感光ドラム102Y、102M、102C、102Bkが配備される。各感光ドラム(102Y〜102Bk)の周囲には、それぞれ帯電装置(103Y〜103Bk)、光走査装置(104Y〜104Bk)、現像装置(105Y〜105Bk)が配備される。さらに、各感光ドラム(102Y〜102Bk)の周囲には、それぞれドラムクリーニング装置106Y、106M、106C、106Bkが配備される。
また、図1に示すように、各感光ドラム(102Y〜102Bk)の下側には、無端ベルト状の中間転写ベルト107が配置される。中間転写ベルト107は、駆動ローラ108と従動ローラ109および110とによって張架され、画像形成中において図中矢印Bの方向に回転駆動される。また、中間転写ベルト107(中間転写体)を介して、各感光ドラム(102Y〜102Bk)に対向する位置には、それぞれ一次転写装置111Y、111M、111C、および111Bkが配備される。
また、画像形成装置100には、中間転写ベルト107上のトナー像を記録媒体Sに転写するための2次転写装置112を有する。画像形成装置100は、さらに、記録媒体S上のトナー像を定着するための定着装置113を有する。
ここで、画像形成装置100における帯電工程から現像工程までの画像形成プロセスの一例について説明する。なお、画像形成部101Y、101M、101C、および101Bkの各々における画像形成プロセスは同一である。ここでは、画像形成部101Yを例に挙げて説明し、画像形成部101M、101C、および101Bkにおける画像形成プロセスについてはその説明を省略する。
初めに、帯電装置103Yによって図中実線矢印で示す回転方向に回転駆動する感光ドラム102Yの表面が均一に帯電される。そして、帯電された感光ドラム102Yは、光走査装置104Yから出射されるレーザ光によって露光される。これによって、感光ドラム102Y上に静電潜像が形成される。その後、当該静電潜像は現像装置105Yによって現像されてイエロートナー像とされる。
同様にして、感光ドラム102M、102C、102Bk上にはそれぞれマゼンタトナー像、シアントナー像、ブラックトナー像が形成される。その後、一次転写装置111Y、111M、111C、111Bkによって中間転写ベルト107に転写バイアスが印加される。これによって、感光ドラム102Y、102M、102C、および102Bk上のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックトナー像が順次中間転写ベルト107に転写されて、中間転写ベルト107に各色のトナー像が重ね合わされる。この結果、中間転写ベルト107にはカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト107上のカラートナー像は2次転写装置112によって、手差し給送カセット114又は給紙カセット115から2次転写部T2に搬送された記録媒体Sに転写(2次転写)される。そして、記録媒体S上のカラートナー像は定着装置113で加熱定着されて、記録媒体Sは排紙部116に排紙される。
なお、1次転写が終了した後、各感光ドラム(102Y〜102Bk)に残留する残留トナーは、それぞれドラムクリーニング装置106Y、106M、106C、106Bkによって除去される。その後、上記の画像形成プロセスが行われる。
[光走査装置の構成]
図2は、画像形成装置100が有する光走査装置の構成の一例を説明するための斜視図である。また、図3は、光走査装置の光学ユニットから出射されたレーザ光が回転多面鏡(ポリゴンミラー)202により偏向される様子を説明するための図である。なお、光走査装置104Y、104M、104C、104Bkの構成は同一であるため、以下の説明においては添え字Y、M、C、Bkを省略する。
図2に示す光走査装置104は、筺体である光学箱201を有し、その内部に各種光学部品が収納されて構成される。また、光学箱201には後述する光学ユニット200が所定箇所に取り付けられている。
光学箱201の内部空間に配備された回転多面鏡202は、感光ドラム表面を光学ユニット200のレーザ発光素子302から出射されたレーザ光が所定方向に走査するように当該レーザ光を偏向する。この回転多面鏡202は、図示しないモータ(ポリゴンモータ)により回転駆動される。
図3に示すように、回転多面鏡202によって偏向されたレーザ光は、第1のf‐θレンズ204に入射する。第1のf‐θレンズ204は、レーザ光が入射する入射面側に設けられた位置決め部219によって位置決めされる。第1のf‐θレンズ204を通過したレーザ光は、反射ミラー205および反射ミラー206によって反射され、第2のf‐θレンズ207に入射する。第2のf‐θレンズ207を通過したレーザ光は反射ミラー208によって反射され、感光ドラムに導かれる。
このようにして、回転多面鏡202によって等角速度で走査されるレーザ光が第1のf‐θレンズ204と第2のf‐θレンズ207とによって感光ドラムに結像し、かつ感光ドラムを等速度で走査する。
また、光走査装置104は、光ビーム分離手段であるビームスプリッタ210を有する。ビームスプリッタ210は、光学ユニット200から出射されて回転多面鏡202に向かうレーザ光の光路上に配置される。例えば、図3においては、ビームスプリッタ210は光学ユニット200と回転多面鏡202との間に配備されていることが見て取れる。ビームスプリッタ210に入射したレーザ光は、透過光である第1のレーザ光(第1の光ビーム)と反射光である第2のレーザ光(第2の光ビーム)とに分離される。
また、ビームスプリッタ210は、入射面および出射面を有しており、入射面には一定の反射率(透過率)となるようコーティング(膜)層が形成される。また、出射面は、内面反射が発生しても内面反射されたレーザ光が入射面で反射された第2のレーザ光とは異なる方向に導かれるように入射面に対しわずかな角度差を有している。つまり、ビームスプリッタ210の入射面と出射面とは平行にならないように構成される。
また、ビームスプリッタ210の入射面で反射された第2のレーザ光は、光学ユニット200から出射されて回転多面鏡202に向かうレーザ光の進行方向に対して第1のf−θレンズ204とは反対側へと導かれる。
第1のレーザ光は、回転多面鏡202によって偏向され、上述したように感光ドラム102へと導かれる。第2のレーザ光は、図2に示す集光レンズ215を通過した後、光学センサであるフォトダイオード(以下、PDと称す)211に入射する。
光学箱201の側壁には開口部が設けられており、集光レンズ215は、PD211とビームスプリッタ210とを結ぶ線分上に配備される。PD211は、この開口部に光学箱201の外側から取り付けられる。集光レンズ215を通過した第2のレーザ光は、開口部に入射し、かつPD211に入射する。
PD211は、レーザ光を受講して電気情報に変換し、受光光量に応じた光量検知信号を出力する受光手段として機能する。PD211から出力された光量検知信号に基づいて後述する自動光量制御(APC)が行われる。なお、PD211を、光学箱201の内部空間に配備してもよい。なお、ここでは、光走査装置104を小型化するとともにその製造コストを抑制するため、第2のレーザ光の光路上には反射ミラーが配備されていない。
また、光走査装置104は、画像データに基づくレーザ光の出射タイミングを決定するための同期信号を生成するビーム検出器(以下、BDセンサと称す)212を有する。図3に示すように、回転多面鏡202によって偏向されたレーザ光(第1のレーザ光)は、第1のf‐θレンズ204を通過し、反射ミラー205および反射ミラー214によって反射され、BDセンサ212に入射する。
図4は、光走査装置104の機能構成の一例を説明するためのブロック図である。
光走査装置104は、CPU(Central Processing Unit)402、プリンタ画像コントローラ(以下、コントローラと称す)401と電気的に接続される。また、光走査装置104は、レーザドライバ403、光源である発光源501〜532を有するレーザ発光素子302を含んで構成される。なお、CPU402が光走査装置104に含まれるように構成することもできる。
CPU402は、光走査装置104を含む画像形成装置100全体を制御する。また、CPU402は、コントローラ401と協調同期して画像形成を行う。
コントローラ401は、例えば画像形成装置100の外部から受け付けた画像形成対象のカラー画像データをY、M、C、Bkの4色に分離する。そして、各色に分離された画像データをレーザスポット解像度の256階調のビットマップデータに変換する。変換された画像データは、CPU402のメモリ(例えば、RAM410)へ送信される。コントローラ401は、また、BD信号に同期して、画像データを画素単位でレーザPWM変調(パルス幅変調)し、変調後の画像データをレーザドライバ403に送信する。
なお、光走査装置104の具体的な動作例については、後述詳細に説明する。
図5は、光走査装置104が有するレーザドライバ403の機能構成を説明するためのブロック図である。
レーザドライバ403は、レーザ発光素子302の発光源を発光駆動し、画像を印刷する際には差動信号に従ってPWM駆動するように機能する。
ここで、CPU402とレーザドライバ403の接続形態について説明する。CPU402とレーザドライバ403の接続形態は以下の3種類に分類される。
1種類目は、「ビデオ接続」(906)と称す接続形態である。
この形態では、レーザドライバ403は、LVDSレシーバ(602等)を介して各チャンネル(CH)に対応する駆動部(601等)にそれぞれに接続され、PWM駆動して画像描画する画像データ信号906のインターフェイスとして機能する。この場合、レーザドライバ403は、発光源501〜532用の16ペアを制御する。
2種類目は、「通信接続」と称す接続形態である。この形態では、レーザドライバ403は、主にレーザ点灯制御を行う前の準備段階での汎用レジスタ通信インターフェイスとして機能する。
3種類目は、「APC接続」(910、911、912)と称す接続形態である。この形態では、レーザドライバ403は、主にポリゴンモータおよびBD信号に連動した点灯およびAPC制御のタイミングを指示するインターフェイスとして機能する。モードチャンネルデコーダ625には、モード信号(911、912)と、個別に接続されるPD信号(910)が入力される。
また、PD211もレーザドライバ403に接続されている。図4に示すように、PD211の素子540が出力する電流は、増幅回路404で増幅され電圧変換が行なわれ、電圧出力信号544として出力される。レーザドライバ403は、電圧出力信号544に基づき印加する駆動電流量を調整して光量調整を行う。なお、光走査装置104が実施するAPCを3点APCと称する。また、レーザドライバ403の具体的な動作例については、後述詳細に説明する。
図6は、印刷ジョブを受け付けたCPU402が行う制御の一例を説明するためのフローチャートである。
CPU402は、図示しない操作部、コントローラ401を介して作像開始の指示(印刷ジョブ)を受け付けたことを契機に、準備動作を開始する(S202)。CPU402は、コントローラ401に作像のための画像ビットマップデータの準備を指示する。また、CPU402は、APC実施の準備を行う。
CPU402は、目標とする調整量(APC光量)のレジスタ設定をCPU通信信号としてレーザドライバ403に送信する。なお、APC光量の指示は、レーザドライバの各レーザについて1レジスタ8ビットずつ行なわれる。
CPU402は、DCモータであるポリゴンモータ459の駆動を開始する。CPU402は、ポリゴンモータ459に内蔵されたモータドライバIC(不図示)を介してFGセンサ458から回転位置信号(FG信号)を受け付ける。これにより、回転多面鏡202の複数反射面(ここでは5面)のうちある一つのミラー面を特定することができる。CPU402は、FG信号の出力間隔に応じて、モータドライバICに対し回転指示信号を送信する。モータドライバICは、受け付けた回転指示信号に応じてポリゴンモータ459をフィードバック制御する。これにより、回転多面鏡202が所定の回転速度となるように制御される。
CPU402は、回転多面鏡202が所定の回転速度になったことを契機に、レーザドライバ403に対し初期APCの開始を指示する(S203)。なお、初期APCでは、マルチビームレーザのうち1つの発光源(例えば、発光源501)に対しAPCを開始し、BDセンサ212にレーザ光が照射される状態にする。点灯開始した発光源501のAPCフィードバック制御が安定(収束)すると、BDセンサ212に十分な強度のレーザ光が照射されることになる。
CPU402は、BDセンサ212が出力するBD信号を検知した後、このBD信号に応じてAPCを実施するライン間APC(シーケンス発光制御)を開始する(S204)。また、CPU402は、回転多面鏡202の回転制御をFG信号に応じた制御からBD信号に応じた制御へ移行し、BD信号の出力間隔がほぼ一定周期となるようにフィードバック制御を行う。CPU402は、予め設定された所定時間において発光源501の他、発光源502〜532のAPCのフィードバック制御が安定したこと契機に作像準備を完了する。
CPU402は、BD信号に基づき回転多面鏡202の回転速度が所定の速度で安定したか否かを判別する(S205)。回転速度が安定したと判別した場合(S205:Yes)、CPU402は、コントローラ401に対して印刷開始を指示する(S206)。コントローラ401は、1面目の画像データに応じたPWM発光信号に基づく発光制御を行い、画像描画を行う。CPU402は、作像終了(印刷ジョブ終了)を契機にモータ類の動作を停止させるとともに発光源(501〜532)を消灯する。
なお、ライン間APCに関する動作は、CPU402によってBD割込みサブルーチンとして動作する。ここで、1ビームレーザのライン間APC制御について図7を用いて説明する。
図7は、画像形成装置100の動作モードの切り替えを説明するための図である。
例えば、ビーム数が1ビームの場合のレーザ制御では、CTL0〜1の制御信号によってモードの切り替えを行う。ライン間APCでは、BD信号に同期しながら1走査内におけるCTL信号(CTL0〜1)の変化に基づきモードの切り替えが行われる。CTL信号は、CPU402により出力される制御信号であり、このCTL信号のレベル「H(Hi)」と「L(Lo)」の組み合わせによりモードを制御する。例えば、CTL信号がCTL0:L、CTL1:Hであれば、APCモードになる。
また、CTL0:H、CTL1:Hであれば、レーザ光の照射をOFFするOFFモードになる。OFFモードは、APCにおける光量値を保存しながらもレーザ光を照射しないという状態である。また、CTL0:H、CTL1:Lであれば、画像モードになる。画像モードでは、APCの調整結果に基づき発光源に駆動電流が印加される。
なお、上記のような1ビームレーザを採用する構成の場合、APCの対象となるレーザが1本であるため調整パターン(APCパターン)は1つになる。しかし、マルチビームレーザの場合、そのビーム数分だけAPCパターンも増加することになる。また、後述するバイアス電流制御(バイアスAPC)を行う場合、基準光量に応じたさらに多くのパターンが必要となる。この点について、図8、図9を用いて説明する。
図8は、ビーム数が16ビームである場合のAPCパターンの一例を説明するための図である。また、図9は、図8に示すそれぞれのAPCパターンの実行時間を規定したテーブル(時間テーブル)の一例を示す図である。なお、時間テーブルとは、APCパターンの実行時間を指示する情報が格納されたテーブルである。なお、テーブルは、例えばRAM410に記憶される。
図8に示すAPCパターンでは、パターン中の「0」はCTL信号の「Lo」を表しており、「1」はCTL信号の「Hi」を表している。また、1アドレスあたり8[bit]のデータとして構成されている。
図9に示す時間テーブルでは、BD信号の立下りエッジから開始されるAPCパターンの実行時間をアドレス0x0100に格納する。また、その後開始されるAPCパターンの実行時間をアドレス0x0101に格納し、さらにその後開始されるAPCパターンの実行時間をアドレス0x0102に格納する、というように構成される。
図9に示す時間テーブルでは、例えばアドレス0x0100には、図8に示すアドレス0x0000で特定されるAPCパターンの実行時間が格納されている。ここでは、アドレス0x0100の格納値が「0001」あたり50[ns]であると定義する。この場合、格納値が「0080」であれば6.4[μs]となる。この場合、図8、図9から見てとれるように、最初にモードCH1_APC−Hを6.4[μs]実施することになる。また、画像モード(VIDEO:アドレス0x0031)は、時間テーブルのアドレス0x0049を参照しその値が「2000」となっているため409.6[μs]となる。
なお、ここでは50[ns]単位を一例に挙げたが、これはCPU402に内蔵しているカウンタが20[MHz]の周波数で動作していると仮定しているためであり、カウンタの周波数は20[MHz]以外であってもよい。
[バイアスAPC]
図10は、例えばVCSEL素子に印加される電流IとPDセンサ光量Lとの相関関係を説明するための図である。図中の光量Phは、感光ドラム102の露光量に対応するセンサ受光量である。光量Pm、PLは、光量Phの2分の1と、4分の1に対応する光量である。電流値Ih,Im、ILは、それぞれ光量Ph、Pm、PLにおいて発光源に印加される電流値に相当する。ここで、図中に示す電流値Ithをバイアス電流(Ith)と定義する。また、Isw=Ih−Ithの値をスイッチング電流(Isw)と定義する。
なお、バイアスAPCとは、図10に示すような特性を有する発光源を高速点滅するために、閾値レベルまで常時通電する制御手法である。このバイアス電流を決定するために、特にその発光源、ドライバ状態などに応じた電流Ithを逐次測定して決定するために光量Phから離れた光量Pm、PLなどの所定光量においてAPCを行う。バイアス電流Ithは、光量PmとPLおよび電流値ImとILの2点の傾き関係から演算回路によって算出される。作像用APC(スイッチングAPC)は、PhのうちIthを除いた残りの部分のIswを調整するように機能する。バイアスAPCとスイッチングAPCは交互に調整されて続けることで安定するように設計されている。
以下、図5を用いて光走査装置104のレーザドライバ403の具体的な動作例について説明する。
画像モードにおいては、受け付けた画像データ信号906は、例えば差動レシーバ(LVDSレシーバ)602を介してトランジスタスイッチ603をONし、スイッチング電流制御回路604の指示する電流量で発光源501を駆動して画像を描画する。この時のバイアス電流制御回路605の指示する電流量により発光源501はバイアス駆動されている。APC制御においては、受け付けたAPC信号群(910、911、912)の組み合わせによって指示された制御状態とタイミングを起点に動作が決定される。
まず、モードチャンネルデコーダ625は、APC信号群(910、911、912)の組み合わせによって指示された制御状態をデコードする。そして、3点APCの個別実行に対応するapcH_on32〜1(627)、apcM_on32〜1(628)、apcL_on32〜1(629)の48本の個々の制御実行信号を生成する。個々の制御実行信号は、48chセレクタ620とレーザ点灯セレクタ(611、606)を選択制御する。そして、3点APCの個別電流に対応する3つの電圧を保持するホールドコンデンサ(607、608、609)の電圧に応じて3点光量のいずれかをターゲットに制御する。なお、モードチャンネルデコーダ625のデコード内容の詳細については後述する。
モードチャンネルデコーダ625が生成する個々の制御実行信号(627、628、629)の生成には、信号群の状態遷移点の切替え時にずれて制御されるようにタイミング遅延回路(不図示)が構成されている。具体的には、切り替え直前の「対応レーザのAPC調整の終了」および「対応レーザの消灯」、切り替え直後の「対応レーザの発光」および「対応レーザの調整開始」の時間間隔が各々50[ns]ずれて制御される。
APCの光量情報のフィードバック経路では、PD211からの電圧がドライバ内部の光量調整テーブル(EVR)635に入力される。
EVR635には、工場にて予め測定され、APC準備段階においてレジスタ626に設定されたPDセンサと各レーザ素子との光学的集光効率に応じた倍率調整係数がデータとして格納されている。EVR処理では、制御実行信号(627、628、629)に応じで倍率調整係数が選択される。また、EVR処理後のデータは、オペアンプ630に入力される。オペアンプ630は、比較差分増幅回路である。
オペアンプ630では、3点APCの個別目標光量(基準光量)に対応する3つの電圧保持部(632、633、634)と制御実行信号(627、628、629)に応じてセレクタ631で選択された目標光量とを比較する。比較結果の差分に基づき後続するホールドコンデンサ群を個別に充放電する。
48chセレクタ620は、48個のホールドコンデンサ(607、608、609、他45個)から、制御実行信号(627、628、629)に応じで接続すべき1つを選択して接続するアナログスイッチから構成されるセレクタである。Ith演算回路610は、APCM電圧レベル608と、APCL電圧レベル609からバイアス電流相当の電圧を演算する回路である。
例えば、発光源501の光量Phを調整する場合、APC信号群(910、911、912)に応じでapcH_on1(627)がONする。しして、セレクタ回路611によるHホールドコンデンサ607の電圧に従ったスイッチング電流と、セレクタ回路606によるIth電圧に従ったバイアス電流を合計した駆動電流量でレーザ点灯が行われる。
PD211で受光された電流情報は、増幅されて電圧変換され、EVR635の発光源501に対応する係数と、APCHターゲット電圧632と、Hホールドコンデンサ607の選択とに従って調整が実行される。
このような構成において、例えば発光源501の光量Pmを調整する場合、APC信号群(910、911、912)に応じでapcM_on1(628)がONされる。
そして、セレクタ回路606によるMコンデンサ608の電圧に従った電流量でレーザ点灯し、EVR635の発光源501に対応する係数と、APCMターゲット電圧633と、48chセレクタのコンデンサ608の選択結果とに従って調整が実行される。
また、例えば発光源501の光量PLを調整する場合、APC信号群(910、911、912)に応じでapcL_on1(629)がONされる。
そして、セレクタ回路606によるLコンデンサ609の電圧に従った電流量でレーザ点灯し、EVR635の発光源501に対応する係数と、APCLターゲット電圧634と、48chセレクタのコンデンサ609の選択結果とに従って調整が実行される。このように、レーザドライバ403では、48種類のAPCが順次実行される回路が構成される。
図11は、APCパターンの実行例を説明するための図である。
例えば、図9に示すAPCパターンでは、1レーザ毎にAPC−H、APC−M、APC−Lそれぞれの光量で実行されるAPCパターンである。これを図11に示すように、初めにAPC−Hを16レーザ分だけ順次行い、次にAPC−Mを16レーザ分行い、その後APC−Lを16レーザ分行うようなAPCパターンにする。この場合におけるレーザ制御は、縦軸に光量、横軸に時間を表した場合に図15に示すようなパターンとなる。具体的には、1走査内の初めにAPC−H(光量Ph)、APC−M(光量Pm)、APC−L(光量PL)それぞれの発光パターンで発光し、その後、画像領域における発光となる。
この場合、図11に示すAPCパターンでは、MODE_SEL0、MODE_SEL1、MODE_SEL2において「0」と「1」がまとまっている(連続している)ことが見て取れる。そこで、16レーザにおける調整対象とする光源(チャンネル:CH)と発光パターン(MODE)とを整理すると、図12に示す(a)、(b)、(c)の各テーブルのように規定することができる。つまり、チャンネルCHのアドレスは0x0000〜0x000Fまでの16個となり、さらに1アドレスの空間は4[bit]となる。そして、発光パターンは、MODE1及びMODE2に整理でき、それぞれ図12のようにAPC−H、APC−M、APC−LのセットとOFF、VIDEO、OFFのセットに分けることができる。なお、ここでは、APC−H、APC−M、APC−LそれぞれをチャンネルCH1〜16まで繰り返し実行する部分(MODE1:図12(b))と、その後1回のみ実行するOFF、VIDEO、OFF(MODE2:図12(c))とに分けている。なお、図12に示す各テーブル(表)は、各々関連付けられて例えばRAM410に記憶される。
図13は、図12に示すAPCパターンの実行時間を規定したテーブルの一例である。
図13に示す時間テーブルでは、図12のアドレス0x0000〜0x000Fのパターンのそれぞれの実行時間がアドレス0x0100〜0x010Fに格納されている。
ここで、図13中のアドレス0x0100には、BD信号の立下りエッジからの実行時間が格納される。アドレス0x0100〜0x010Fにはそれぞれ16レーザの各CHを切り替える時間が格納され、ここでは値0080(6.4[μs])である。
例えば、図12に示すAPCパターンにおいて、アドレス0x0000に対応するCH1、MODEがアドレス0x0010に対応するAPC−Hのパターンであれば、実行時間はBD信号からアドレス0x0100に対応する値0080となる。
また、アドレス0x0110〜0x0112がMODE2における実行時間を示しており、OFF、VIDEO、OFFそれぞれは6.4[μs]、409.6[μs]、6.4[μs]の各実行時間となる。
図14は、図12、図13に示すAPCパターンでライン間APCを実行するときのCPUの動作シーケンスの一例を示すフローチャートである。
CPU402は、ライン間APCを開始する。このタイミングは、図6に示すステップS204に相当する。CPU402は、APC制御における参照先を初期化(テーブルを初期化)する(S1502)。CPU402は、チャンネルCHには先頭アドレス0x0000、MODE1には先頭アドレス0x0010の値を設定し、MODE1を開始する。
CPU402は、ライン間APCの停止命令(APC終了)を受け付けたか否かを判別する(S1503)。受け付けていなければ(S1503:Yes)、APC信号出力を開始する。APC信号出力は、アドレス0x0000のCH、MODE1のAPCパターン(図12ではAPC−H)、時間テーブル(図13)のアドレス0x0100の各データにしたがって出力される。また、そうでない場合(S1503:No)、APCを終了する。
CPU402は、アドレス0x0100に格納された時間データ分だけ信号出力を行う(S1504)。CPU402は、APCパターンを図12に示すアドレス0x0001に移行する(S1505)。これにより、調整対象とする光源が遷移することになる。なお、1つ目の光源から16個目の光源までの間同一のAPCパターンで調整が行われる。
CPU402は、遷移後のチャンネルCHがアドレス0x000F、つまり16個目(最後の光源)に達したか否かを判別する(S1506)。達していないと判別した場合(S1506:No)、ステップS1503に戻る。また、そうでない場合(S1506:Yes)、MODE1のAPCパターンを次のAPCパターンに切り替え、再びチャンネルCHをアドレス0x0000(最初の光源)に初期化する。(S1507)。この場合、アドレス0x0011のAPCパターンであるAPC−Mになる。
CPU402は、MODE1の参照アドレスがアドレス0x0012を超えているか否かを判別する(S1508)。超えていないと判別した場合(S1508:No)、ステップS1503の処理へ戻る。また、そうでない場合(S1508:Yes)、つまりアドレス0x0012のモード実行が終了した場合、CPU402は、CHの参照先をアドレス0x0000に戻し、MODE2に切り替える(S1509)。
CPU402は、MODE2ではCH0〜16を順次切り替える動作はせず、アドレス0x0020から順次、時間テーブルのアドレス0x0110に従い実行する(S1510)。この場合、まず、アドレス0x0020のパターンOFFをアドレス0x0110の時間(値0080)だけ実行し、アドレス0x0021のパターンVIDOをアドレス0x0111の時間(値2000)だけ実行する。その後、アドレス0x0022のパターンOFFをアドレス0x0112の時(値0080)だけ実行する。そして、CH=0x0000となっているため、CH0のAPC−Hが行われることになる。なお、CH0のAPC−Hを実行中にBDセンサにレーザが走査されBD信号が検出される。
CPU402は、MODE2の参照アドレスがアドレス0x0023を超えているか否かを判別する(S1511)。超えていると判別した場合(S1511:Yes)、つまりMODE2におけるアドレス0x0023の実行が終了した場合、ステップS1502の処理に戻りテーブルを初期化する。また、そうでない場合(S1511:No)、ステップS1509の処理に戻る。
一般的なAPCパターンを格納する場合、従来の方法では最小で1224[bit]の記憶容量が必要となる。しかしながら、本実施形態に係る画像形成装置100では、図12、図13で示すようなAPCパターンとすることにより必要な記憶容量を最小192[bit]にまで削減することができる。
このように、本実施形態に係る画像形成装置では、格納するAPCパターンを調整対象とする光源(CH)、発光パターン(MODE)、調整の実行時間それぞれを分けることで、APCパターンを特定するためのテーブルのサイズを最小に構成することができる。これにより、APCパターンを効率良く格納して記憶領域の消費を抑制することができる。
また、サイクルAPCの全体周期を短く構成できるため、レーザ素子およびレーザドライバの自己発熱による温度上昇に伴う光量変動特性を有する場合であってもレーザ素子毎の濃度ムラは1[%]未満に維持される。これにより、APC精度による画像濃度ムラが抑制される。
また、例えば1[μW]程度で発生する電気信号を増幅して応答する増幅回路404を含むPD211を時分割で共用し、複数のレーザを1%以下の誤差に逐次補正して維持するとする。この場合、同一光量をターゲットとするAPCを連続して行う場合、消灯時間が1[μs]以下となり、1回のAPC所要時間において数[μs]の時間短縮は図られる。そのため、累計では大きな時間短縮の効果が生じる。
上記説明した実施形態は、本発明をより具体的に説明するためのものであり、本発明の範囲が、これらの例に限定されるものではない。
100・・・画像形成装置、101Y〜101Bk・・・画像形成部、102Y〜102BK・・・感光ドラム、103Y〜103Bk・・・帯電装置、104Y〜104Bk・・・光走査装置、105Y〜105Bk・・・現像装置、106Y〜106Bk・・・ドラムクリーニング装置、107・・・中間転写ベルト、108・・・駆動ローラ、109、110・・・従動ローラ、111Y〜111Bk・・・一次転写装置、112・・・2次転写装置、113・・・定着装置、114・・・手差し給送カセット、115・・・給紙カセット、S・・・記録媒体。

Claims (5)

  1. 回転駆動される像担持体にレーザ光を照射する複数の光源と、
    前記光源それぞれから出射されるレーザ光を受光して電気情報に変換する受光手段と、
    前記電気情報と基準光量とに基づき前記光源それぞれに印加する駆動電流量を調整する場合に、予め設定された所定時間においてフィードバック制御が収束するように調整する調整手段と、
    前記調整手段が行う調整の調整パターンを格納する記憶手段と、を有し、
    前記記憶手段には、前記調整パターンとして調整対象とする光源、当該光源の発光パターン、調整の実行時間それぞれが規定されたテーブルが各々関連付けられて格納されていることを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記調整手段は、前記受光手段を時分割で共用して前記光源それぞれの調整を実施することを特徴とする、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記調整手段は、前記複数の光源のうち、前記調整パターンに応じた光源の遷移が最後の光源となるまでの間同一の発光パターンにより調整を行うことを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記調整手段は、前記複数の光源のうち、前記調整パターンに応じた光源の遷移が最後の光源である場合に、前記発光パターンを切り替えて再び最初の光源に遷移して調整を行うことを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置が有する光走査装置であって、
    回転駆動される像担持体にレーザ光を照射する複数の光源と、
    前記光源それぞれから出射されるレーザ光を受光して電気情報に変換する受光手段と、
    前記電気情報と基準光量とに基づき前記光源それぞれに印加する駆動電流量を調整する場合に、予め設定された所定時間においてフィードバック制御が収束するように調整する調整手段と、
    前記調整手段が行う調整の調整パターンを格納する記憶手段と、を有し、
    前記記憶手段には、前記調整パターンとして調整対象とする光源、当該光源の発光パターン、調整の実行時間それぞれが規定されたテーブルが各々関連付けられて格納されていることを特徴とする、
    光走査装置。
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