JP2022001891A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】レジスト補正を行う際におけるトナーの消費量が増加することを抑制することが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、画像をそれぞれ形成する複数の画像形成ユニットを装着可能な画像形成装置であって、複数の画像形成ユニットのそれぞれにより形成された各画像を担持する像担持体と、像担持体に複数の画像形成ユニットのそれぞれにより形成された各画像の位置調整用の調整画像を形成するように複数の画像形成ユニットを制御する制御部と、複数の画像形成ユニットの装着状況に応じて、調整画像の形成パターンを変更する変更部と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
従来、複数の画像形成ユニットのそれぞれにより形成される画像の位置ずれを調整するための調整画像を形成して、当該位置ずれを補正するレジスト補正を行う画像形成装置が知られている。例えば、特許文献1には、黒色(K)の画像形成ユニットと、他の3色(Y、M、C)の画像形成ユニットのうちの1つとの組み合わせに係る調整画像による第1調整モードと、全色の画像形成ユニットの組み合わせに係る調整画像による第2調整モードとを切り替えてレジスト補正を行う構成が開示されている。
しかしながら、複数の画像形成ユニットを有する構成においては、予め定められた条件に基づいて複数の調整画像を形成するので、画像形成ユニットの使用状況や装着状況によっては調整する必要のない色の画像形成ユニットにおいても、調整画像を形成することになる。そのため、レジスト補整を行う際におけるトナーの消費量が増加してしまう問題が生じる。また、通常の有色トナー(例えば、Y、M、C、K)以外の特色トナーを有する画像形成ユニットが含まれる場合、調整画像の数がさらに増加するため、上記問題がさらに顕著になる。
特許文献1に記載の構成は、画像形成ユニットの使用状況や装着状況を考慮していないため、レジスト補正を行う際におけるトナーの消費量を抑制する構成として一定の限界があった。
本発明の目的は、レジスト補正を行う際におけるトナーの消費量が増加することを抑制することが可能な画像形成装置を提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、
画像をそれぞれ形成する複数の画像形成ユニットを装着可能な画像形成装置であって、
前記複数の画像形成ユニットのそれぞれにより形成された各画像を担持する像担持体と、
前記像担持体に前記複数の画像形成ユニットのそれぞれにより形成された各画像の位置調整用の調整画像を形成するように前記複数の画像形成ユニットを制御する制御部と、
前記複数の画像形成ユニットの装着状況に応じて、前記調整画像の形成パターンを変更する変更部と、
を備える。
画像をそれぞれ形成する複数の画像形成ユニットを装着可能な画像形成装置であって、
前記複数の画像形成ユニットのそれぞれにより形成された各画像を担持する像担持体と、
前記像担持体に前記複数の画像形成ユニットのそれぞれにより形成された各画像の位置調整用の調整画像を形成するように前記複数の画像形成ユニットを制御する制御部と、
前記複数の画像形成ユニットの装着状況に応じて、前記調整画像の形成パターンを変更する変更部と、
を備える。
本発明によれば、レジスト補正を行う際におけるトナーの消費量が増加することを抑制することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。図2は、本実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の主要部を示す図である。
図1および図2に示す画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に一次転写し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙Sに二次転写することにより、画像を形成する。
また、画像形成装置1には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
図2に示すように、画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20,画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60、制御部101および画像検出部200を備える。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104等を備える。CPU102は、ROM103から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM104に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部72に格納されている各種データが参照される。記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部101は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部101は、例えば、外部の装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて用紙Sに画像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
図1に示すように、画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11および原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11により、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることが可能となる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿またはコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
図2に示すように、操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21および操作部22として機能する。表示部21は、制御部101から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部101に出力する。
画像処理部30は、入力画像データに対して、初期設定またはユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、制御部101の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部30は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
図1に示すように、画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット42等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示および説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、CまたはKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414およびドラムクリーニング装置415等を備える。
感光体ドラム413は、例えばドラム状の金属基体の外周面に、有機光導電体を含有させた樹脂よりなる感光層が形成された有機感光体よりなる。
制御部101は、感光体ドラム413を回転させる駆動モーター(図示略)に供給される駆動電流を制御することにより、感光体ドラム413を一定の周速度で回転させる。
帯電装置414は、例えば帯電チャージャーであり、コロナ放電を発生させることにより、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。
露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。その結果、感光体ドラム413の表面のうちレーザー光が照射された画像領域には、背景領域との電位差により各色成分の静電潜像が形成される。
現像装置412は、二成分逆転方式の現像装置であり、感光体ドラム413の表面に各色成分の現像剤を付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。
現像装置412には、例えば帯電装置414の帯電極性と同極性の直流現像バイアス、または交流電圧に帯電装置414の帯電極性と同極性の直流電圧が重畳された現像バイアスが印加される。その結果、露光装置411によって形成された静電潜像にトナーを付着させる反転現像が行われる。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に当接され、弾性体よりなる平板状のドラムクリーニングブレード415A等を有し、中間転写ベルト421に転写されずに感光体ドラム413の表面に残留するトナーを除去する。
また、本実施の形態では、白色トナー等の特色トナー用の画像形成ユニット41Tが設けられている。つまり、複数の画像形成ユニット41は、モノクロ画像およびカラー画像に対応する色(Y、M、C、K)とは異なる特色に係る画像形成ユニット41Tを含む。画像形成ユニット41Tは、その他の画像形成ユニット41と同様の構成となっている。また、本実施の形態における複数の画像形成ユニット41は、画像形成装置1に着脱可能となっている。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424およびベルトクリーニング装置426等を備える。中間転写ベルト421は、本発明の「像担持体」に対応する。
中間転写ユニット42は、無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも一つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー422よりもベルト走行方向の下流側に配置されるローラー423Aが駆動ローラーであることが好ましい。これにより、一次転写ニップにおけるベルトの走行速度を一定に保持しやすくなる。駆動ローラー423Aが回転することにより、中間転写ベルト421は矢印A方向に一定速度で走行する。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光体ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光体ドラム413に圧接されることにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424は、駆動ローラー423Aのベルト走行方向下流側に配置されるバックアップローラー423Bに対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424がバックアップローラー423Bに圧接されることにより、中間転写ベルト421から用紙Sへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光体ドラム413上のトナー像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側、つまり、一次転写ローラー422と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、用紙Sが二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像が用紙Sに二次転写される。具体的には、バックアップローラー423Bに二次転写バイアスを印加し、用紙Sの表面側、つまり、中間転写ベルト421と当接する側にトナーと同極性の電荷を付与することにより、トナー像は用紙Sに静電的に転写され、当該用紙Sは定着部60に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置426は、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーを除去する。なお、二次転写ローラー424に代えて、二次転写ローラーを含む複数の支持ローラーに、二次転写ベルトがループ状に張架された構成いわゆるベルト方式の二次転写ユニットを採用しても良い。
定着部60は、用紙Sの定着面、つまりトナー像が形成されている面側に配置される定着面側部材を有する上側定着部60A、用紙Sの裏面つまり定着面の反対の面側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部60B、および加熱源60C等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙Sを挟持して搬送する定着ニップが形成される。
定着部60は、トナー像が二次転写され、搬送されてきた用紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。定着部60は、定着器F内にユニットとして配置される。また、定着器Fには、エアを吹き付けることにより、定着面側部材または裏面側支持部材から用紙Sを分離させるエア分離ユニットが配置されていても良い。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52および搬送経路部53等を備える。給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類毎に収容される。搬送経路部53は、レジストローラー体53a等の複数の搬送ローラーを有する。
給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。このとき、レジストローラー対53aが配設されたレジストローラー部により、給紙された用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。そして、画像形成部40において、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。
また、画像検出部200は、複数の画像形成ユニット41により形成される画像の位置ずれを調整するための調整画像を検出可能な公知のセンサーである。画像検出部200は、例えば、中間転写ベルト421おける、搬送方向の最下流側に位置する画像形成ユニット41よりも下流側の位置で、中間転写ベルト421と対向して配置されている。
制御部101は、複数の画像形成ユニット41により形成される画像の位置ずれを調整するための調整画像を形成するように画像形成部40を制御する。そして、制御部101は、各画像形成ユニット41により形成された各調整画像における画像検出部200の検出結果に基づいて、各調整画像の位置ずれを補正するレジスト補整を行う。
制御部101は、画像形成装置1に装着された画像形成ユニット41のうち、調整画像の形成パターンにおける基準となる基準画像形成ユニットを決定する。そして、制御部101は、基準画像形成ユニットと、それ以外の画像形成ユニットとの2つの画像形成ユニットにより形成された2つの調整画像を形成して、当該2つの画像形成ユニットにおける各調整画像の位置の情報を画像検出部200から取得する。
制御部101は、画像検出部200から取得した各調整画像の位置の情報に基づいて、上記2つの画像形成ユニットにおける画像の位置のずれを補正する。
また、制御部101は、複数の画像形成ユニット41の装着状況に応じて調整画像の形成パターンを変更する。制御部101は、本発明の「変更部」に対応する。
例えば、特色トナーに係る画像形成ユニット41は、ユーザーの用途によっては用いられない場合があり、その場合、画像形成装置1に装着されないこともある。
そのため、このような場合、調整画像の形成パターンに、例えば、基準画像形成ユニット(例えば、K色の画像形成ユニット)に係る調整画像と、特色の画像形成ユニットに係る調整画像との組み合わせが含まれていると、調整画像を形成する制御に無駄が生じる。
そこで、制御部101は、画像形成装置1に装着された画像形成ユニット41を識別し、識別した画像形成ユニット41に応じて調整画像の形成パターンを変更する。つまり、制御部101は、識別しない画像形成ユニット41による調整画像に係る組み合わせを形成パターンから除外するように形成パターンを変更することで、基準画像形成ユニットに係る調整画像を無駄に形成することがなくなる。その結果、トナーの消費量が増大することを抑制することができる。
また、画像形成装置1への装着を認識しない画像形成ユニット41による調整画像に係る組み合わせを形成パターンから除外するので、制御に無駄が生じることを抑制することができ、レジスト補正に係る制御を時短化することができる。
また、制御部101は、複数の画像形成ユニット41の使用頻度に応じて調整画像の形成パターンを変更する。制御部101は、例えば複数の画像形成ユニット41のうち、使用頻度が所定頻度以上である画像形成ユニットのみの調整画像の組み合わせを、調整画像の形成パターンとする。
所定頻度は、色ずれの目標精度、ユーザーの好み等に応じて適宜設定可能な任意の頻度である。また、所定頻度は、レジスト補正を行うタイミングによって任意に変更されても良い。
例えば、使用頻度が所定頻度以上である画像形成ユニット41が、Y、M、Kの3色だったとする。制御部101は、Y、M、Kの3色のうち、例えば、使用頻度が最大である画像形成ユニットを基準画像形成ユニット(例えば、K色)とする。
そして、制御部101は、K色の基準画像形成ユニットと、M色の画像形成ユニットとの調整画像の組み合わせと、K色の基準画像形成ユニットと、Y色の画像形成ユニットとの調整画像の組み合わせとの、2パターンを調整画像の形成パターンとする。
このようにすることで、基準画像形成ユニットと、それ以外の全ての画像形成ユニットとの調整画像の組み合わせを調整画像の形成パターンとする構成と比較して、形成する調整画像の数を削減することができる。
その結果、画像形成ユニット41におけるトナー消費量を削減することができる。また、レジスト補正を行う際のダウンタイムの発生頻度を削減することができる。また、レジスト補正時のサンプリングデータの増大に起因する記憶データ量の増加を抑制することができる。
なお、制御部101は、画像形成ユニットの配置位置に応じて基準画像形成ユニットを決定しても良い。例えば、制御部101は、他の画像形成ユニットとの距離が短くなるものを基準画像形成ユニットとしても良い。例えば、上記のY、M、K色の画像形成ユニットの場合、Y色の画像形成ユニット41とK色の画像形成ユニット41との間に位置するM色の画像形成ユニットを基準画像形成ユニットとしても良い。
また、使用頻度が低い画像形成ユニットについては、画像形成装置1の設置時や、ユーザーによる任意のタイミングで、調整画像を形成するようにしても良い。
また、制御部101は、複数の画像形成ユニット41の装着状況および使用頻度の両方に基づいて、調整画像の形成パターンを変更するようにしても良い。
以上のように構成された本実施の形態によれば、画像形成装置1における複数の画像形成ユニット41の装着状況に応じて調整画像の形成パターンを変更するので、画像形成装置1に装着されていない画像形成ユニット41に係る調整画像を形成することを抑制することができる。その結果、基準画像形成ユニット等に係る調整画像が無駄に形成されないので、調整画像を形成する量を全体的に削減することができ、ひいてはトナー消費量を削減することができる。
また、複数の画像形成ユニット41の使用頻度に応じて調整画像の形成パターンを変更するので、使用頻度が少ないことにより、画像の位置ずれの調整をする必要性が比較的低い画像形成ユニットの調整画像を形成パターンから除外することができる。その結果、調整画像を形成する量を全体的に削減することができるので、トナー消費量を削減することができる。
また、調整画像を形成する量を全体的に削減できるので、画像の位置ずれ量(補正量)を記憶部に記憶する際の記憶量を全体的に削減することができ、ひいては記憶部の増大を抑制することができる。
また、調整画像を形成する量を全体的に削減できるので、画像形成ユニットにおける画像形成頻度を削減することができる。その結果、画像形成ユニットにおける劣化度合いを低減することができ、ひいては画像形成ユニットのライフを向上することができる。
また、必要な色に係る画像形成ユニットのみ調整画像を形成するため、レジスト補正に伴う画像形成装置1のダウンタイムを全体的に削減することができる。その結果、画像形成装置1の生産性低下を抑制しつつ、画像の位置精度を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置1の画像形成部40を示す図である。
図3に示すように、第2の実施の形態に係る画像形成装置1は、圧着機構210を有する。なお、第2の実施の形態に係る画像形成装置1における、その他の構成は、第1の実施の形態に係る画像形成装置1と同様である。
圧着機構210は、画像形成ユニット41と、中間転写ベルト421とを圧着、離間を切替可能な機構であり、複数の圧着部211を有する。圧着部211は、中間転写ベルト421の内側における一次転写ローラー422を感光体ドラム413に向けて圧着させるものであり、公知の構成を有する。
複数の圧着部211は、Y、M、C色に対応する第1圧着部211Aと、K色に対応する第2圧着部211Bと、T色に対応する第3圧着部211Cとを有する。
第1圧着部211Aは、Y、M、C色に対応する感光体ドラム413と中間転写ベルト421とを同時に圧着させる。第2圧着部211Bは、K色に対応する感光体ドラム413と中間転写ベルトを圧着させる。第3圧着部211Cは、T色に対応する感光体ドラム413と中間転写ベルト421とを圧着させる。
なお、第1の実施の形態では、全ての感光体ドラム413と中間転写ベルト421とを同時に圧着させる圧着機構が設けられている。
制御部101は、複数の画像形成ユニット41の装着状況に応じて、調整画像の形成パターンを変更する。具体的には、制御部101は、圧着機構210における圧着状態に応じて、調整画像の形成パターンを変更する。
画像形成装置1においては、モノクロ画像を印刷する場合と、カラー画像を印刷する場合と、特色トナーを用いた画像を印刷する場合とで、圧着機構210における圧着状態が異なる。
例えば、モノクロ画像を印刷する場合、第2圧着部211Bのみが圧着状態となり、カラー画像を印刷する場合、第1圧着部211Aおよび第2圧着部211Bが圧着状態となる。また、特色トナーを用いた画像を印刷する場合、モノクロ画像だと、第2圧着部211Bおよび第3圧着部211Cが圧着状態となり、カラー画像だと、第1圧着部211A、第2圧着部211Bおよび第3圧着部211Cが圧着状態となる。
このように圧着されてない画像形成ユニットについては、早急に画像の位置ずれを調整する必要がなく、当該画像形成ユニットに係る調整画像については、形成する必要性がない。そのため、本実施の形態では、制御部101は、複数の画像形成ユニット41のうち、中間転写ベルト421と圧着されている画像形成ユニットに係る調整画像の組み合わせを調整画像の形成パターンとする。
例えば、特色トナーを用いたモノクロ画像を印刷する場合、制御部101は、第2圧着部211Bおよび第3圧着部211Cを圧着状態とし、K色の調整画像と、T色の調整画像との組み合わせのみを、調整画像の形成パターンとする。
こうすることで、必要な調整画像のみを形成するので、画像形成ユニット41におけるトナー消費量を削減することができる。また、レジスト補正を行う際のダウンタイムの発生頻度を削減することができる。また、レジスト補正時のサンプリングデータの増大に起因する記憶データ量の増加を抑制することができる。
また、制御部101は、中間転写ベルト421と同時に圧着可能な2以上の画像形成ユニット41に基づく画像を形成する場合、2以上の画像形成ユニット41のうちの少なくとも1つに係る調整画像と、2以上の画像形成ユニット41以外の画像形成ユニットに係る調整画像との組み合わせを、調整画像の形成パターンに含ませるようにしても良い。
例えば、カラー画像を印刷する場合、少なくとも第1圧着部211Aおよび第2圧着部211Bを圧着状態とするが、第1圧着部211Aは、3つの画像形成ユニット41を同時に中間転写ベルトに圧着させるので、第1圧着部211Aに対応する画像形成ユニット41においては、相対的に画像の位置ずれが発生していないものと考えられる。
そのため、この場合、制御部101は、Y色、M色、C色の何れか1つの画像形成ユニットに係る調整画像と、K色の画像形成ユニットに係る調整画像との組み合わせを調整画像の形成パターンとする。
こうすることで、画像の位置ずれの精度を保ちにくい部分のみを調整するので、画像の位置ずれ精度を保ちつつ、トナーの消費量を削減することができる。
また、Y色、M色、C色のうち、K色の画像形成ユニットと最も遠い位置に位置する画像形成ユニットを、形成パターンに係る調整画像に選択することが好ましい。
K色の画像形成ユニットと最も遠い位置に位置する画像形成ユニットに係る画像と、K色の画像形成ユニットに係る画像とは、位置ずれが、より近い位置に位置する画像形成ユニットに係る画像と比較して、位置のずれ量が大きくなりやすいためである。
なお、画像形成ユニットの使用頻度および圧着機構210の圧着状態に応じて調整画像の形成パターンを変更しても良い。
また、制御部101は、調整画像を形成して各画像形成ユニット41に係る画像の位置のずれ量を検出した場合、当該ずれ量を圧着状態毎に記憶部に記憶する。例えば、制御部101は、所定の圧着状態で印刷終了後、当該圧着状態におけるずれ量を補正量として記憶部に記憶する。
例えば、図4に示すように、記憶部には、2つの画像形成ユニットの組み合わせと、その2つの画像形成ユニットにおける画像の位置ずれ量(補正量)とを対応させたテーブルが圧着状態毎に記憶されている。制御部101は、印刷ジョブが実行される度に、当該印刷ジョブで用いられた圧着状態に係る補正量を更新する。
図4における第1圧着状態は、第1圧着部211A、第2圧着部211Bおよび第3圧着部211Cの全てが圧着状態とされた状態である。図4における第2圧着状態は、第1圧着部211Aおよび第2圧着部211Bが圧着状態とされた状態である。図4における第3圧着状態は、第2圧着部211Bおよび第3圧着部211Cが圧着状態とされた状態である。
第1圧着状態におけるA1と、第2圧着状態におけるA2は、K色の画像形成ユニット41の画像と、Y色の画像形成ユニット41の画像との補正量(ずれ量)である。第1圧着状態におけるB1と、第2圧着状態におけるB2は、K色の画像形成ユニット41の画像と、M色の画像形成ユニット41の画像との補正量(ずれ量)である。
第1圧着状態におけるC1と、第2圧着状態におけるC2は、K色の画像形成ユニット41の画像と、C色の画像形成ユニット41の画像との補正量(ずれ量)である。第1圧着状態におけるD1と、第3圧着状態におけるD2は、K色の画像形成ユニット41の画像と、T色の画像形成ユニット41の画像との補正量(ずれ量)である。
なお、記憶部には、元々、補正量の初期値が圧着状態毎に記憶されており、これらの補正量を元に印刷ジョブが実行され、その都度、補正量が更新されていくこととなる。補正量の初期値は、例えば、工程出荷時や市場設置時等において圧着状態の全パターンにおいて調整画像を形成した際、各画像形成ユニット間の画像の位置のずれ量(補正量)である。
制御部101は、印刷ジョブにおける圧着機構210の圧着状態に基づいて、上記のテーブルを参照して、画像の位置のずれ量を取得し、当該ずれ量に基づいて画像の位置を補正するように画像形成部40を制御する。つまり、制御部101は、圧着機構210における圧着状態に基づいて、当該ずれ量に係る補正量を変更する。制御部101は、本発明の「補正部」に対応する。
このように、印刷終了後に、圧着状態におけるずれ量を補正量として記憶しておくことで、画像形成ユニット41(感光体ドラム413)と、中間転写ベルト421との圧着状態における、最新の補正量を印刷ジョブにおいて適用することができる。これにより、圧着状態の変動に伴う、各部品の劣化状態を考慮した補正量を印刷ジョブに適用することができるので、位置ずれ精度を向上させることができる。
なお、上記第2の実施の形態では、画像形成ユニットと中間転写ベルトとの圧着状態に応じて補正量を変更していたが、画像形成ユニットの周囲の温度情報に応じて補正量を変更しても良い。温度情報は、例えば、画像形成ユニットの周囲に設けられた、公知の温度センサー等により取得された温度の情報である。
制御部101は、調整画像を形成して各画像形成ユニット41に係る画像間の位置のずれ量を取得し、かつ、そのときの温度情報を取得する。そして、例えば図5に示すように、制御部101は、記憶部に、取得したずれ量と、温度情報とを関連付けて記憶する。こうすることで、記憶部には、過去に記憶した温度毎の、2つの画像形成ユニット間の補正量が記憶されていく。
図5における温度T1におけるA3と、温度T2におけるA4は、K色の画像形成ユニット41の画像と、Y色の画像形成ユニット41の画像との補正量(ずれ量)である。温度T1におけるB3と、温度T2におけるB4は、K色の画像形成ユニット41の画像と、M色の画像形成ユニット41の画像との補正量(ずれ量)である。
温度T1におけるC3と、温度T2におけるC4は、K色の画像形成ユニット41の画像と、C色の画像形成ユニット41の画像との補正量(ずれ量)である。温度T1におけるD3と、温度T2におけるD4は、K色の画像形成ユニット41の画像と、T色の画像形成ユニット41の画像との補正量(ずれ量)である。
制御部101は、画像形成ユニットに係る温度情報に応じてずれ量に係る補正量を変更する。具体的には、制御部101は、記憶部を参照して、上記の温度情報と同じ温度における補正量を取得して、当該補正量に基づいて画像の位置を補正するように画像形成部40を制御する。
そして、制御部101は、印刷ジョブを受け付けて画像形成をする際の温度情報が記憶部に記憶されている温度に対応する補正量が存在しない場合、過去に補正量とともに記憶した温度のうち、当該温度情報に近い2つの温度に係る補正量を用いて、当該温度情報に係る補正量を算出する。つまり、制御部101は、記憶部に記憶される、過去に調整した少なくとも2回分のずれ量を用いて、画像の位置を補正する。
例えば、記憶部に温度T1に係る補正量と、温度T2に係る補正量とが記憶されていたとする。このとき、画像形成ユニット41における温度が、T1とT2との間のT3である場合、制御部101は、温度と補正量との2つのパラメーターを用いて、例えば線形補間法等により、温度T3に係る補正量を算出する。
こうすることで、温度に応じた補正量により、画像形成を行うことができるので、位置ずれの補正精度を向上させることができる。
また、圧着状態および温度情報の両方に基づいて画像の位置を補正しても良い。また、過去に調整した2回分のずれ量を用いた画像の位置の補正方法については、同一条件(例えば、圧着状態が同一である条件や温度条件が同一である条件等)の場合、例えば2回分のずれ量の平均値を算出して補正量としても良い。
また、制御部101は、画像形成装置1における印刷終了時における印刷条件(圧着状態の条件等)および環境条件(温度の条件等)の少なくとも1つが、当該印刷の1つ前の前回印刷終了時と変化がない場合、前記印刷終了時の前記ずれ量を記憶しないようにしても良い。
印刷を行う場合、前回印刷終了時に取得された補正量を用いており、部品の寿命も大きな差がないことから、今回の印刷終了時において、改めて補正量を取得する必要がないと考えられる。
そのため、このような場合、ずれ量を取得するための制御を行わないことで、調整画像に用いられるトナーを消費しなくて済むので、トナーの消費量を削減することができる。
また、上記実施の形態では、制御部101が自動で画像形成ユニット41の装着状況を識別していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、ユーザーが操作表示部20等を操作して選択した画像形成ユニット41に基づいて、制御部101が画像形成ユニット41の装着状況を認識しても良い。
このようにすることで、例えばユーザーが特定の色に係るトナーの消費を抑えたい画像形成ユニット41を選択できるので、ユーザーの都合を考慮した、レジスト補正を行うことができる。
また、上記第2の実施の形態では、Y、M、C色に係る画像形成ユニット41が同時に中間転写ベルト421に圧着される構成であったが、本発明はこれに限定されず、Y、M、C色に係る画像形成ユニット41が別々に中間転写ベルト421に圧着される構成であっても良い。
また、上記各実施の形態では、特色(T色)トナーに係る画像形成ユニットが1つのみ設けられた構成であったが、本発明はこれに限定されず、2以上の特色トナーに係る画像形成ユニットが設けられた構成であっても良い。
また、上記各実施の形態では、基準画像形成ユニットをK色の画像形成ユニットとしていたが、本発明はこれに限定されず、K色以外の色に係る画像形成ユニットを基準画像形成ユニットとしても良い。
また、調整画像を形成する(記憶部にずれ量を記憶する)タイミングは、印刷終了後の他、画像形成装置1の電源オン時(一日の使用開始時等)、周囲の温度が所定温度以上変化した時等、適宜なタイミングであれば良い。
また、上記各実施の形態では、制御部および変更部が制御部101に含まれる構成であったが、本発明はこれに限定されず、制御部と変更部とが別々に構成されていても良い。また、上記第2の実施の形態では、補正部が制御部101に含まれる構成であったが、本発明はこれに限定されず、補正部が制御部101とは別に構成されていても良い。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 画像形成装置
40 画像形成部
41 画像形成ユニット
42 中間転写ユニット
101 制御部
200 画像検出部
210 圧着機構
211A 第1圧着部
211B 第2圧着部
211C 第3圧着部
413 感光体ドラム
421 中間転写ベルト
40 画像形成部
41 画像形成ユニット
42 中間転写ユニット
101 制御部
200 画像検出部
210 圧着機構
211A 第1圧着部
211B 第2圧着部
211C 第3圧着部
413 感光体ドラム
421 中間転写ベルト
Claims (14)
- 画像をそれぞれ形成する複数の画像形成ユニットを装着可能な画像形成装置であって、
前記複数の画像形成ユニットのそれぞれにより形成された各画像を担持する像担持体と、
前記像担持体に前記複数の画像形成ユニットのそれぞれにより形成された各画像の位置調整用の調整画像を形成するように前記複数の画像形成ユニットを制御する制御部と、
前記複数の画像形成ユニットの装着状況に応じて、前記調整画像の形成パターンを変更する変更部と、
を備える画像形成装置。 - 前記変更部は、前記画像形成装置に装着された画像形成ユニットを識別し、識別された色に応じて前記調整画像の形成パターンを変更する、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記変更部は、識別した画像形成ユニットの使用頻度に応じて前記調整画像の形成パターンを変更する、
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記変更部は、
前記調整画像の形成パターンにおける基準となる基準画像形成ユニットを決定し、
前記基準画像形成ユニットと、それ以外の画像形成ユニットとを組み合わせた調整画像を前記形成パターンとする、
請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記複数の画像形成ユニットと、前記像担持体とを圧着、離間を切り替え可能な圧着機構を備え、
前記変更部は、前記圧着機構における圧着状態に応じて前記調整画像の形成パターンを変更する、
請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記調整画像において調整したずれ量に基づいて画像の位置を補正する補正部を備え、
前記補正部は、前記圧着機構における圧着状態に基づいて前記ずれ量に係る補正量を変更する、
請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記調整画像において調整したずれ量に基づいて画像の位置を補正する補正部を備え、
前記補正部は、前記画像形成ユニットに係る温度情報に応じて前記ずれ量に係る補正量を変更する、
請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記ずれ量に係る補正量を記憶する記憶部を備える、
請求項6または請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記記憶部は、過去に調整した、少なくとも2回分の補正量を記憶し、
前記補正部は、前記2回分の補正量を用いて、前記画像の位置を補正する、
請求項8に記載の画像形成装置。 - 前記記憶部は、前記ずれ量に係る補正量の初期値を有する、
請求項8または請求項9に記載の画像形成装置。 - 前記記憶部は、前記画像形成装置の印刷終了後、前記複数の画像形成ユニットにおける前記ずれ量に係る前記補正量を記憶する、
請求項8〜10の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記記憶部は、前記画像形成装置における印刷終了時における印刷条件および環境条件の少なくとも1つが、当該印刷の1つ前の前回印刷終了時と変化がない場合、前記印刷終了時の前記ずれ量を記憶しない、
請求項11に記載の画像形成装置。 - 前記変更部は、前記複数の画像形成ユニットのうち、ユーザーが選択した画像形成ユニットに係る前記調整画像のみになるように前記形成パターンを変更する、
請求項1〜12の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記複数の画像形成ユニットは、モノクロ画像およびカラー画像に対応する色とは異なる特色に係る画像形成ユニットを1つ以上有する、
請求項1〜13の何れか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020106135A JP2022001891A (ja) | 2020-06-19 | 2020-06-19 | 画像形成装置 |
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JP2020106135A JP2022001891A (ja) | 2020-06-19 | 2020-06-19 | 画像形成装置 |
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JP2022001891A true JP2022001891A (ja) | 2022-01-06 |
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ID=79244397
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Country | Link |
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JP (1) | JP2022001891A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023132357A1 (en) | 2022-01-07 | 2023-07-13 | Nihon Kohden Corporation | Automated external defibrillator |
-
2020
- 2020-06-19 JP JP2020106135A patent/JP2022001891A/ja active Pending
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WO2023132357A1 (en) | 2022-01-07 | 2023-07-13 | Nihon Kohden Corporation | Automated external defibrillator |
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