JP5135168B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真法を用いた画像形成装置に関し、特に画像形成装置における出力画像の濃度補正方法に関するものである。
電子写真プロセスを用いた画像形成装置においては、装置起動時或いは画像濃度を適正に設定するためのモード(キャリブレーションモード)が設定されたとき、トナー担持体上に直接トナーを転写して濃度補正パターン(基準画像)を形成し、その濃度を検出して濃度補正を行うのが一般的である。例えばカラー画像形成装置の場合、マゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの各画像形成部により像担持体上に各色の基準画像が形成され、中間転写ベルト等のトナー担持体上に転写された基準画像の濃度を検知手段により検知して濃度補正を行う。
画像濃度の調整方法としては、検知された画像濃度に基づいて感光体の帯電電位、現像バイアス電位、露光装置による露光量等を調整する方法が挙げられるが、カラー画像形成装置においては、キャリブレーションは色味を合わせる重要な役割を果たしており、ベタ濃度部(ソリッド領域)と中間調濃度部(ハーフトーン領域)とを含む画像を安定して高品質に出力するためには、ベタ濃度及び中間調濃度の両方の補正精度を向上させることが必要である。また、生産性(画像形成効率)を低下させずに効率的なキャリブレーションを行うことも要求されている。
例えば特許文献1には、先ず、テストベタパッチによる画像濃度検出により現像剤担持体の周速比を制御してベタ濃度の制御を行い、次にテスト中間調パッチによる画像濃度検出によりレーザパワーを制御して中間調濃度の制御を行うことにより、中間調からベタに至るまでのトナー付着量を正確に行うことを可能とする方法が開示されている。
また、特許文献2には、周速比可変設定手段によりテストベタパッチのトナー付着量検知から画像形成時の像担持体に対する現像剤搬送担持体の周速比を制御してベタのトナー付着量制御を行い、現像装置の現像剤搬送担持体の周速を制御した後、像担持体上のライン幅制御を行うことにより、画像形成時の環境変化に対応して現像条件の可変設定を可能とし、所望のライン線幅を得ることを可能とする方法が開示されている。
また、特許文献3及び4には、感光ドラム及び該ドラム上のトナーに対し偏光光を照射し、かかる照射光と同一の偏光光を第1受光部で、照射光とは異なる偏光光を第2受光部で受光することが開示されており、特許文献3では、第1及び第2受光部でトナー付着量を測定することにより、トナー付着量を正確に測定可能とする方法が開示されている。特許文献4には、第1の受光部の出力信号と第2の受光部の出力信号とを所定の付着量にて切り換えて出力することにより、トナー付着量が増大しても検知精度を維持可能とする方法が開示されている。
特開平8−297384号公報 特開平9−50155号公報 特許第2729976号公報 特開2002−169345号公報
しかし、特許文献1及び2の方法では、ベタ濃度の検知結果に基づき現像剤担持体の像担持体に対する周速比を設定し、かかるベタ濃度補正時に設定した周速比で中間調濃度補正を行っているため、ベタ濃度補正時に周速比を種々変更する必要がある。このため、濃度補正を迅速に行うことが困難となるおそれがあり、加えて、周速比を何度も変更するとジッタ画像等の画像の不具合の発生の原因となるおそれがある。また、このような周速比の変更により、細線の再現性やドットの再現性等、画像自体の不具合が生じるおそれもある。
また、特許文献3及び4の方法では、反射光を2成分に分けて検知するのみならず、かかる2成分の反射光からの検知結果を用いて濃度補正を行うため、濃度補正制御が複雑になり、濃度補正を迅速に行うことが困難となるおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑み、簡単な構成で濃度補正時間を極力短くして画像形成効率を向上し、画質の不具合の発生を防止すると共にベタ濃度及び中間調濃度補正の精度も高いレベルで維持可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、像担持体と、該像担持体上に静電潜像を形成する露光装置と、現像剤担持体を有し前記露光装置により形成された静電潜像を現像する現像装置とを含む画像形成部と、該画像形成部により印字媒体に形成された基準画像の濃度を検知する検知手段と、該検知手段の検知結果に基づいてベタ濃度補正及び中間調濃度補正を行う制御手段と、を備えた画像形成装置において、画像形成時における前記現像剤担持体の前記像担持体に対する周速比を所定の第1周速比とするとき、前記制御手段は、前記周速比を前記第1周速比よりも小さい所定の第2周速比に可変してベタ濃度補正を行い、前記ベタ濃度補正後、前記周速比を前記第2周速比から前記第1周速比に可変して中間調濃度補正を行うことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記制御手段は、前記現像装置に印加される現像バイアスの印加条件を段階的に可変して所定濃度の濃度パターンから成る第1基準画像を形成すると共に前記第1基準画像の濃度検知結果に基づき現像バイアスレベルを設定して前記ベタ濃度補正を行い、前記ベタ濃度補正において設定された前記現像バイアスレベルを用いて所定順序の階調パターンから成る第2基準画像を形成すると共に前記第2基準画像の濃度検知結果に基づき中間調濃度補正を行うことを特徴としている。
また本発明は、前記制御手段は、前記露光装置の露光量を段階的に可変して形成された前記第2基準画像を用いて前記中間調濃度補正を行うことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記検知手段は、前記印字媒体に測定光を照射し、前記印字媒体からの反射光のうち正反射光及び乱反射光を受光して前記制御手段に出力可能であり、前記制御手段は、前記正反射光及び乱反射光のうちいずか一方の出力値に基づき前記ベタ濃度補正を行うことを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、画像形成時における現像剤担持体の像担持体に対する周速比を所定の第1周速比とするとき、制御手段が、周速比を第1周速比よりも小さい所定の第2周速比に可変してベタ濃度補正を行い、ベタ濃度補正後、周速比を第2周速比から第1周速比に可変して中間濃度補正を行うことにより、濃度補正における周速比の変更回数を少なくすることができるため、簡単な構成で濃度補正時間を極力短縮して画像形成効率を向上させると共に、ジッタ画像等の画像の不具合の発生を防止することができる。
また、ベタ濃度補正時に周速比を小さくすることにより、検知手段の出力特性を安定させることができるため、ベタ濃度補正精度を高いレベルに維持することができ、ベタ濃度補正後に中間調濃度補正を行うことにより、中間調補正精度も高いレベルに維持することができる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像形成装置において、制御手段が、現像装置に印加される現像バイアスの印加条件を段階的に可変して所定濃度の濃度パターンから成る第1基準画像を形成すると共に第1基準画像の濃度検知結果に基づき現像バイアスレベルを設定してベタ濃度補正を行い、ベタ濃度補正において設定された現像バイアスレベルを用いて所定順序の階調パターンから成る第2基準画像を形成すると共に、第2基準画像の濃度検知結果に基づき中間調濃度補正を行うことにより、より迅速且つ高精度に現像バイアスの印加条件を設定することができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1または第2の構成の画像形成装置において、制御手段が、露光装置の露光量を段階的に可変して形成された第2基準画像を用いて中間調濃度補正を行うことにより、より迅速且つ高精度に露光条件を設定することができる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1〜第3の構成の画像形成装置において、検知手段が、印字媒体に測定光を照射し、印字媒体からの反射光のうち正反射光及び乱反射光を受光して制御手段に出力可能であり、制御手段が、正反射光及び乱反射光のうちいずか一方の出力値に基づきベタ濃度補正を行うことにより、複雑な制御を行うことなく簡単な構成でベタ濃度補正を行うことができるため、濃度補正時間をより短縮すると共にコストを減らすことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明のカラー画像形成装置の構成を示す概略図である。画像形成装置100本体内には4つの画像形成部Pa、Pb、Pc及びPdが、搬送方向上流側(図1では右側)から順に配設されている。これらの画像形成部Pa〜Pdは、異なる4色(マゼンタ、シアン、イエロー及びブラック)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程によりマゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの画像を順次形成する。
この画像形成部Pa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム(像担持体)1a、1b、1c及び1dが配設されており、これらの感光体ドラム1a〜1d上に形成されたトナー像が、駆動手段(図示せず)により図1において時計回りに回転しながら各画像形成部に隣接して移動する中間転写ベルト(印字媒体)8上に順次転写(一次転写)された後、二次転写ローラ9において用紙28上に一度に転写(二次転写)され、さらに、定着部7において用紙28上に定着された後、装置本体より排出される構成となっている。感光体ドラム1a〜1dを図1において周速Dで反時計回りに回転させながら、各感光体ドラム1a〜1dに対する画像形成プロセスが実行される。
トナー像が転写される用紙28は、装置下部の用紙カセット16内に収容されており、給紙ローラ12a及びレジストローラ対12bを介して二次転写ローラ9へと搬送される。中間転写ベルト8には誘電体樹脂製のシートが用いられ、その両端部を互いに重ね合わせて接合しエンドレス形状にしたベルトや、継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが用いられる。また、二次転写ローラ9の下流側には中間転写ベルト8表面に残存するトナーを除去するためのクリーニングブレード19が配置されている。
次に、画像形成部Pa〜Pdについて説明する。回転自在に配設された感光体ドラム1a〜1dの周囲及び下方には、感光体ドラム1a〜1dを帯電させる帯電器2a、2b、2c及び2dと、各感光体ドラム1a〜1dに画像情報を露光する露光装置4と、感光体ドラム1a〜1d上にトナー像を形成する現像装置3a、3b、3c及び3dと、感光体ドラム1a〜1d上に残留した現像剤(トナー)を除去するクリーニング部5a、5b、5c及び5dが設けられている。
ユーザにより画像形成開始が入力されると、先ず、帯電器2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させ、次いで露光装置4によって光照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像信号に応じた静電潜像を形成する。現像装置3a〜3dは、感光体ドラム1a〜1dに対向配置された現像ローラ(現像剤担持体)3aa、3ba、3ca及び3daを備えると共に、それぞれマゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの各色のトナーが補給装置(図示せず)によって所定量充填されている。
このトナーは、周速Sで回転する現像ローラ3aa〜3daに担持され、現像ローラ3aa〜3daに現像バイアスを印加することにより感光体ドラム1a〜1d上に供給され、静電的に付着する。これにより、露光装置4からの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。また、感光体ドラム1a〜1dに対する現像ローラ3aa〜3daの周速比R(S/D)は、所定の第1周速比R1に設定されている。
そして、中間転写ベルト8に所定の転写電圧で電界が付与された後、一次転写ローラ6a〜6dにより感光体ドラム1a〜1d上のマゼンタ、シアン、イエロー、及びブラックのトナー像が中間転写ベルト8上に一次転写される。これらの4色の画像は、所定のフルカラー画像形成のために予め定められた所定の位置関係をもって形成される。その後、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、感光体ドラム1a〜1dの表面に残留したトナーがクリーニング部5a〜5dにより除去される。
中間転写ベルト8は、従動ローラ10、駆動ローラ11及びテンションローラ20に掛け渡されており、駆動モータ(図示せず)による駆動ローラ11の回転に伴い中間転写ベルト8が時計回りに回転を開始すると、用紙28がレジストローラ12bから所定のタイミングで中間転写ベルト8に隣接して設けられた二次転写ローラ9へ搬送され、中間転写ベルト8とのニップ部(二次転写ニップ部)において用紙28上にフルカラー画像が二次転写される。トナー像が転写された用紙28は定着部7へと搬送される。
定着部7に搬送された用紙28は、定着ローラ対13のニップ部(定着ニップ部)を通過する際に加熱及び加圧されてトナー像が用紙28の表面に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された用紙28は、複数方向に分岐した分岐部14によって搬送方向が振り分けられる。用紙28の片面のみに画像を形成する場合は、そのまま排出ローラ15によって排出トレイ17に排出される。
一方、用紙28の両面に画像を形成する場合は、定着部7を通過した用紙28の一部を一旦排出ローラ15から装置外部にまで突出させる。その後、用紙28は排出ローラ15を逆回転させることにより分岐部14で用紙搬送路18に振り分けられ、画像面を反転させた状態で二次転写ローラ9に再搬送される。そして、中間転写ベルト8上に形成された次の画像が二次転写ローラ9により用紙28の画像が形成されていない面に転写され、定着部7に搬送されてトナー像が定着された後、排出トレイ17に排出される。
画像形成部Pdの下流側且つ二次転写ローラ9の上流側直近には濃度検知センサ21が配置されている。濃度検知センサ21は、画像形成部Pa〜Pdにおいて中間転写ベルト8上に形成される濃度補正パターンに測定光を照射し、これらからの反射光を受光して光電変換して受光出力信号を出力し、出力値はA/D変換された後、センサ出力値(出力値)として後述する制御部32に送信される。
濃度検知センサ21としては、一般にLED等から成る発光素子と、フォトダイオード等から成る受光素子を備えた光学センサが用いられる。濃度補正パターンの濃度を測定する際、発光素子から中間転写ベルト8上の各パッチ画像に対し順次測定光を照射すると、測定光はトナーによって反射される光、及びベルト表面によって反射される光として受光素子に入射する。
トナーの付着量が多い場合には、ベルト表面からの反射光がトナーによって遮光されるので、受光素子の受光量が減少する。一方、トナーの付着量が少ない場合には、逆にベルト表面からの反射光が多くなる結果、受光素子の受光量が増大する。従って、受光した反射光量に基づく出力値により各色の濃度補正パターンのトナー付着量(トナー濃度)を検知し、予め定められた目標濃度と比較して現像バイアスや露光量の特性値などを調整することにより、各色について濃度補正が行われる。
図2は、本発明のカラー画像形成装置に用いられる検知センサ21の構成を示す概略側面図である。図2に示すように、濃度検知センサ21は、中間転写ベルト8を照射する発光部22と、中間転写ベルト8からの反射光を受光する第1受光部23及び第2受光部24と、ビームスプリッタ25と、から構成することもできる。
発光部22には、中間転写ベルト8の表面に対して所定量傾いた角度で配置されたLED等から成る発光素子22aと、発光素子22aから射出される光のうち、走査方向と平行なP波成分のみを透過する第1偏光フィルタ22bと、が配置され、発光部22からP偏光の測定光のみが中間転写ベルト8に入射されるようになっている。
中間転写ベルト8と第1及び第2受光部23、24との間には、ビームスプリッタ25が配置されている。ビームスプリッタ25は、中間転写ベルト8から反射した反射光を、第1受光部23に向かう反射光と第2受光部24に向かう反射光とに分離するためのものである。
第1受光部23には、中間転写ベルト8からの反射光を受光するフォトダイオード等から成る第1受光素子23aと、第1受光素子23aとビームスプリッタ25との間に配置された第2偏光フィルタ23bと、が設けられている。第2偏光フィルタ23bは、ビームスプリッタ25で分離された反射光のうち、走査方向と平行なP波成分(正反射光)を透過するためのものである。これにより、第1受光素子23aは、反射光のうち正反射光のみを受光することができる。
第2受光部24には、中間転写ベルト8からの反射光を受光するフォトダイオード等から成る第2受光素子24aと、第2受光素子24aとビームスプリッタ25との間に配置された第3偏光フィルタ24bと、が設けられている。第3偏光フィルタ24bは、ビームスプリッタ25で分離された反射光のうち、走査方向と垂直なS波成分(乱反射光)を透過するためのものである。これにより、第2受光素子23aは、反射光のうち乱反射光のみを受光することができる。
第1及び第2受光部23、24は、それぞれ受光した正反射光及び乱反射光を、センサ出力値(出力値)として、制御部32(図3参照)に送信する。そして、ベタ濃度補正時には、制御部30において、第1受光部23及び第2受光部24のうちいずれか一方(ここでは第1受光部23を用いる)のセンサ出力値を用いて、予め、記憶部32(図3参照)に記憶されているも目標値と比較して、ベタ濃度補正が行われる。
一方、中間調濃度補正時には、制御部32において、第1受光部23及び第2受光部24のセンサ出力値の比率が求められ、予め、記憶部32(図3参照)に記憶されているγテーブルと比較して、中間調濃度補正が行われる。
濃度検知センサ21は、測定対象物までの距離を厳密に規定しておく必要があるため、図1に示すように、中間転写ベルト8表面までの距離変動の少ない駆動ローラ11に対向するような位置に配置されており、中間転写ベルト8上の濃度補正パターンの形成位置に合わせて中間転写ベルト8の幅方向に位置決めされている。
なお、濃度検知センサ21は中間転写ベルト8上の濃度補正パターンを検知可能な他の位置に配置しても良いが、例えば二次転写ローラ9よりも下流側に配置した場合、画像形成部Pa〜Pdにより濃度補正パターンが形成されてから濃度検知が行われるまでの時間が長くなり、さらに濃度補正パターンが二次転写ローラ9と接触することにより濃度補正パターンの表面状態が変化するおそれもある。そのため、図1のように画像形成部Pdよりも下流側且つ二次転写ローラ9の接触位置よりも上流側に配置することが好ましい。
図3は、本発明のカラー画像形成装置の制御経路を示すブロック図である。図1及び図2と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。画像形成装置100は、画像形成部Pa〜Pd、画像入力部30、AD変換部31、制御部32、記憶部33、操作パネル34、定着部7、中間転写ベルト8及び濃度検知センサ21等を含む構成である。
画像入力部30は、画像形成装置100がカラー複写機である場合、複写時に原稿を照明するスキャナランプや原稿からの反射光の光路を変更するミラーが搭載された走査光学系、原稿からの反射光を集光して結像する集光レンズ、及び結像された画像光を電気信号に変換するCCD等から構成される画像読取部であり、画像形成装置100が図1に示すようなカラープリンタである場合、パーソナルコンピュータ等から送信される画像データを受信する受信部である。画像入力部30より入力された画像信号はAD変換部31においてデジタル信号に変換された後、記憶部33内の画像メモリ40に送出される。
記憶部33は、画像入力部30から入力されAD変換部31においてデジタル変換された印刷画像データをページ単位で記憶する画像メモリ40、画像形成装置100の制御途中で発生した必要なデータや画像形成装置100の制御に一時的に必要となるデータ等が記憶される読み書き自在のRAM(Random Access Memory)41、及び画像形成装置100の制御用プログラムや制御上の必要な数値等の画像形成装置100の使用中に変更されることがないデータ等が収められる読み出し専用のROM(Read Only Memory)42を備えている。
また、RAM41には、第1周速比R1、第2周速比R2や、第1周速比R1のセンサ出力値と第2周速比R2のセンサ出力値とを関連付けたパラメータや、ベタ濃度補正時のセンサ出力値の目標値(目標濃度)や、濃度入力値と実際の濃度出力値(センサ出力値)とを関連づけて記憶したγテーブル等も格納されている。
操作パネル34は、画像形成装置100の状態や画像形成状況や印刷部数を表示するとともに、タッチパネルとして両面印刷や白黒反転等の機能や倍率設定、濃度設定など各種設定を行う液晶表示部、印刷部数の設定や画像形成装置100がFAX機能を有する場合に相手方のFAX番号を入力等するためのテンキー、画像形成を開始するようにユーザが指示するスタートボタン、画像形成を中止する際等に使用するストップ/クリアボタン、画像形成装置100の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するリセットボタン等が設けられており、ユーザは操作パネル34を操作して指示を入力することで、画像形成装置100の各種の設定をし、画像形成等の各種機能を実行させる。
制御部32は、例えば中央処理装置(CPU)であり、設定されたプログラムに従って画像入力部30、画像形成部Pa〜Pd、定着部7、及び用紙カセット16(図1参照)からの用紙28の搬送等を全般的に制御するとともに、画像入力部30から入力された画像信号を、必要に応じて変倍処理或いは階調処理して画像データに変換する。露光装置4は、処理後の画像データに基づいてレーザ光を照射し、感光体ドラム1a〜1d上に潜像を形成する。
さらに制御部32は、キャリブレーションモードが設定されると、周速比Rを設定する機能、濃度検知センサ21からのセンサ出力値を受信し、ベタ濃度補正パターン(第1基準画像)の各パッチ画像のセンサ出力値を目標値と比較する機能、比較結果に応じて現像バイアスレベルを設定するベタ濃度補正を行う機能、設定された現像バイアスレベルで中間調濃度補正パターン(第2基準画像)を形成し、階調パターンの各パッチ画像のセンサ出力値からγテーブルを用いて中間調濃度補正を行う機能を有している。
次に、本発明のカラー画像形成装置における濃度補正制御について説明する。図4は、第1周速比R1及び第2周速比R2における現像バイアスレベルとセンサ出力値との関係を示すグラフである。図4に示すように、周速比Rを第1周速比R1(図に□で表示)から第1周速比R1よりも小さい所定の第2周速比R2(図に●で表示)に下げると、200V、250V、300V及び350Vの各現像バイアスレベルにおいて、センサ出力値は略同程度に低下し、第2周速比R2で得られる曲線は第1周速比R1で得られる曲線と略平行となる。なお、ここでは第1周速比R1を1.4、第2周速比R2を1.1とした。
このように、第1周速比R1を第2周速比R2に下げても現像バイアスレベルとセンサ出力値との相対的な関係はほとんど変化しない。また、感光体ドラム1a〜1dに付着するトナーが多いベタ画像(高濃度部)では、トナー量の変化に対する正反射光量の変化が小さくなるため、検知センサ21の第1受光部23における出力特性を安定させることが困難となり、ベタ濃度補正精度が低下するおそれがある。
そこで、周速比Rを第1周速比R1から第2周速比R2に下げ、感光体ドラム1a〜1d上に付着するトナー量を減らしてベタ濃度補正を行い、第1受光部23における正反射光の検知精度を向上させることとした。さらに、周速比Rの変更回数が多くなると、ジッタ画像等の画像の不具合が発生するおそれがあるため、ベタ濃度補正時にのみ周速比Rを変更することとし、ベタ濃度補正を行った後、中間調濃度補正時には画像形成時と同様、第1周速比R1に戻すこととした。
なお、感光体ドラム1a〜1dの周速Dを大きくすると駆動モータ(図示せず)の負担が大きくなるため、第1周速比R1から第2周速比R2への変更は、現像ローラ3aa〜3daの周速Sを小さくすることが好ましい。従って、ここでは、感光体ドラム1a〜1dの周速Dを一定にし、現像ローラ3aa〜3daの周速Sを小さくすることにより、第1周速比R1を第2周速比R2へと変更することとした。また、第1周速比R1及び第2周速比R2における現像バイアスレベルとセンサ出力値との関係は、予備実験等により求めることができる。
次に、本発明のカラー画像形成装置における濃度補正制御について説明する。図5は、本発明の画像形成装置で実行される濃度補正制御を示すフローチャートである。図1〜図3を参照しながら、図5のステップに沿って濃度補正制御手順について説明する。
先ず、ユーザの操作により印字が開始されると(ステップS1)、制御部32は、感光体ドラム1a〜1dに対する現像ローラ3aa〜3daの周速比Rを画像形成時の第1周速比R1から第2周速比R2に設定し(ステップS2)、検知センサ21の受光部23が検知を開始する(ステップS3)。
次にベタ濃度補正が実行され、制御部32はベタ濃度補正パターンの形成を指示する(ステップS4)。ベタ濃度補正に用いられる濃度補正パターンの一例を図6に示す。本発明では、マゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの各色について、所定濃度(ここでは100%)の濃度パターンを、現像ローラ3aa〜3da(図1参照)に印加される現像バイアスの印加条件を上記図4に示すように200V〜350Vまで50V毎に段階的に変更して複数組形成する。
現像ローラ3aa〜3daには直流バイアスVdcに交流バイアスVacを重畳した現像バイアスが印加される。本実施形態では、直流バイアス値が200V、250V、300V、350Vの計4段階に変更するものとする。なお、ここでは直流バイアス値を段階的に変更したが、直流バイアス値に代えて、或いは直流バイアス値と共に、交流バイアスのピークツーピーク値、周波数、Duty比の少なくとも1つを段階的に変更した現像バイアスレベルを設定しても良い。
図6では、所定の現像バイアスレベル(例えば200V)における各色のベタ濃度補正パターンを示しており、マゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの4色について100%のパターンが計4個形成されている。なお、現像バイアスレベルが250V、300V、350Vの場合も図6と同様のベタ濃度補正パターンが形成されるので、トータルで4×4=16個のパターンが中間転写ベルト8上に形成されることになる。ベタ濃度補正パターンの濃度設定は100%に限らず、第1受光部23により検知し制御部32によりベタ濃度補正可能であれば、特に限定されるものではない。
次に、ステップS4で形成されたベタ濃度補正パターンの濃度を濃度検知センサ21の第1受光部23により検知し、センサ出力値が目標値となるような現像バイアスレベルを各色について設定する(ステップS5)。そして、ここでは各色の現像バイアスレベルが300Vに設定されたとする。
このようにしてベタ濃度補正を行った後、制御部32は、周速比Rを第2周速比R2から第1周速比R1に戻す設定を行い(ステップS6)、検知センサ21の第1受光部23及び第2受光部24が検知を開始する(ステップS7)。また、ステップS6で設定された現像バイアスレベル300Vにより、制御部32は中間調濃度パターンの形成を指示し、中間調濃度補正を行う(ステップS8)。
中間調濃度補正に用いられる濃度補正パターンの一例を図7に示す。本発明では、マゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの各色について、所定順序の濃度段階(ここでは20%、40%、60%、80%、100%の5段階)の階調パターンを、露光装置4の露光量(レーザ出力レベル)を段階的に変更して複数組形成する。なお、ここではトータルで4×5=20個のパターンが中間転写ベルト8上に形成される。
そして、中間調濃度パターンの濃度を第1受光部23及び第2受光部24により検知し、かかる濃度検知結果に基づきRAM41に記憶されたγテーブルを用いて中間調濃度補正を行う。その後、印字が終了したか否かが判断され(ステップS9)、印字が継続している場合はステップS2に戻り、以下同様の手順(ステップS3〜S8)を繰り返す。
上記手順で濃度補正を行うことにより、ベタ濃度補正時にのみ周速比Rを第1周速比R1から第2周速比R2に変更するため、周速比Rの変更回数が少なく、キャリブレーション時間を極力短縮して画像形成効率を向上させると共に、ジッタ画像等の画像の不具合の発生を防止することができる。
また、ベタ濃度補正時に周速比Rを小さくすることにより、検知センサ21の出力特性を安定させることができるため、ベタ濃度補正精度を高いレベルに維持することができる。さらに、ベタ濃度補正後に中間調濃度補正を行うことにより、中間調の濃度安定性や階調性を確保できるため、中間調濃度補正も高いレベルに維持することができる。
また、本実施形態では、現像装置3a〜3dに印加される現像バイアスの印加条件を段階的に変更してベタ濃度補正パターンを形成すると共にベタ濃度補正パターンの濃度検知結果に基づき現像バイアスレベルを設定してベタ濃度補正を行い、設定された現像バイアスレベルを用いて所定順序の階調パターンから成る中間調濃度補正パターンを形成すると共に中間調濃度補正を行った。
これにより、より迅速且つ高精度に現像バイアスの印加条件を設定し、より迅速且つ高精度に中間調濃度パターンの形成及び中間調濃度補正を行うことができる。また、本実施形態では、露光装置4の露光量を段階的に変更して形成された中間調濃度補正パターンを用いて中間調濃度補正を行ったため、より迅速且つ高精度に露光条件を設定することができる。
また、本実施形態では、検知手段21に、第1受光部23及び第2受光部24を設け、第1受光部23の検知結果に基づきベタ濃度補正を行ったため、複雑な制御を行うことなく簡単な構成でベタ濃度補正を行うことができ、濃度補正時間をより短縮すると共に、よりコストを減らすことができる。
なお、上記のキャリブレーションモードは、装置の電源投入時やユーザの操作により設定されるようにすることも、前回の濃度補正からの累積印字枚数が所定枚数に到達したとき設定されるようにすることもできる。
その他本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態においてはベタ濃度パターンの目標濃度は、各色について同一とすることも、各色に対し個別に設定することもできる。また、ここではベタ画像濃度パターンを形成する現像ベイアスレベルの濃度段階を4段階、中間調濃度パターンを形成する階調パターンの濃度段階を5段階としたが、これらに限らず、複数段階であれば3段階以下としても良いし、5段階以上としても良い。
また、現像ベイアスレベルの濃度段階数と階調パターンの濃度段階数とを同一にすることも可能である。現像バイアスレベルや階調パターンの濃度段階が多段階になるにつれて、対応する画像濃度との関係を精確に把握できる反面、形成されるパターンの数も多くなるため濃度補正に要する時間も長くなる。従って、上記実施形態のように4〜5段階程度が好ましい。
また、上記実施形態では、第1周速比R1を1.4、第2周速比R2を1.1としたが、第1及び第2周速比R1、R2は、これらに特に限定されるものではない。第1周速比R1は、画像形成条件等に応じて適宜設定することができ、例えば約1.2〜2程度とすることができる。
また、第2周速比R2が大きくなると感光体ドラム1a〜1dに対するトナー付着量を十分に減らすことができず検知精度が十分に向上しないおそれがあり、小さくなるとトナー付着量が少なすぎて検知が困難になるおそれがある。従って、例えばかかる観点を考慮して第2周速比R2を適宜設定することができ、例えば、第2周速比R2を、第1周速比R1に対して約60〜80%程度とすることが好ましい。
また、本実施形態では、中間転写ベルト8に形成された濃度補正パターンを検知したが、その他、直接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置を用いる場合には、用紙を搬送する搬送ベルトを印字媒体とし、該搬送ベルト上に形成された濃度補正パターンを検知することもできる。
また本発明は、図1に示したような中間転写ベルト8上に各色のトナー像を順次積層して形成されたフルカラー画像を用紙上に一度に転写するタンデム型カラー画像形成装置に限らず、ロータリー方式のカラー画像形成装置、モノクロ複写機及びモノクロプリンタ、ファクシミリ等の種々の画像形成装置に適用できるのはもちろんである。
本発明は、像担持体と、該像担持体上に静電潜像を形成する露光装置と、現像剤担持体を有し、前記露光装置により形成された静電潜像を現像する現像装置とを含む画像形成部と、該画像形成部により印字媒体に形成された基準画像の濃度を検知する検知手段と、該検知手段の検知結果に基づいてベタ濃度補正及び中間調濃度補正を行う制御手段と、を備えた画像形成装置において、画像形成時における前記現像剤担持体の前記像担持体に対する周速比を所定の第1周速比とするとき、前記制御手段は、前記周速比を前記第1周速比よりも小さい所定の第2周速比に可変してベタ濃度補正を行い、前記ベタ濃度補正後、前記周速比を前記第2周速比から前記第1周速比に可変して中間調濃度補正を行うものである。
これにより、簡単な構成で濃度補正時間を極力短くして画像形成効率を向上し、画質の不具合の発生を防止すると共にベタ濃度及び中間調濃度補正の精度も高いレベルで維持すすることができる。
また、制御手段が、現像装置に印加される現像バイアスの印加条件を段階的に可変して形成した第1基準画像の濃度検知結果に基づき現像バイアスレベルを設定してベタ濃度補正を行い、かかる補正において設定された現像バイアスレベルを用いて所定順序の階調パターンから形成した第2基準画像の濃度検知結果に基づき中間調濃度補正を行うことにより、より迅速且つ高精度に現像バイアスの印加条件を設定すると共に、より迅速且つ高精度に第2基準画像の形成及び中間調濃度補正を行うことができる。
また、制御手段が、露光装置の露光量を段階的に可変して形成された第1基準画像を用いて中間調濃度補正を行うことにより、より迅速且つ高精度に露光条件を設定することができる。また、検知手段が、印字媒体に測定光を照射し、印字媒体からの反射光のうち正反射光及び乱反射光を受光して制御手段に出力可能であり、制御手段が、正反射光及び乱反射光のうちいずか一方の出力値に基づきベタ濃度補正を行うことにより、濃度補正時間をより短縮すると共にコストを減らすことができる。
は、本発明のカラー画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 は、本発明のカラー画像形成装置に用いられる検知センサ21の構成を示す概略側面図である。 は、本発明のカラー画像形成装置の制御経路を示すブロック図である。 は、第1周速比R1及び第2周速比R2における現像バイアスレベルとセンサ出力値の関係を示すグラフである。 は、本発明の画像形成装置で実行される濃度補正制御を説明するフローチャートである。 は、ベタ濃度制御で用いられる濃度補正パターンの一例を示す図である。 は、中間調濃度制御で用いられる濃度補正パターンの一例を示す図である。
符号の説明
Pa〜Pd 画像形成部
1a〜1d 感光体ドラム(像担持体)
2a〜2d 帯電器
3a〜3d 現像装置
3aa〜3da 現像ローラ
4 露光装置
6a〜6d 一次転写ローラ
7 定着部
8 中間転写ベルト(印字媒体)
9 二次転写ローラ
21 濃度検知センサ(検知手段)
22 発光部
23 第1受光部
24 第2受光部
32 制御部(制御手段)
33 記憶部
34 操作パネル
41 RAM
42 ROM
100 画像形成装置

Claims (3)

  1. 像担持体と、該像担持体上に静電潜像を形成する露光装置と、現像剤担持体を有し前記露光装置により形成された静電潜像を現像する現像装置とを含む画像形成部と、
    該画像形成部により印字媒体に形成された基準画像の濃度を検知する検知手段と、
    該検知手段の検知結果に基づいてベタ濃度補正及び中間調濃度補正を行う制御手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    画像形成時における前記現像剤担持体の前記像担持体に対する周速比を所定の第1周速比とするとき、
    前記制御手段は、前記周速比を前記第1周速比よりも小さい所定の第2周速比に可変してベタ濃度補正を行い、前記ベタ濃度補正後、前記周速比を前記第2周速比から前記第1周速比に可変して中間調濃度補正を行うものであって、
    前記現像装置に印加される現像バイアスの印加条件を段階的に可変して所定濃度の濃度パターンから成る第1基準画像を形成すると共に前記第1基準画像の濃度検知結果に基づき現像バイアスレベルを設定して前記ベタ濃度補正を行い、
    前記ベタ濃度補正において設定された前記現像バイアスレベルを用いて所定順序の階調パターンから成る第2基準画像を形成すると共に前記第2基準画像の濃度検知結果に基づき中間調濃度補正を行う
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記露光装置の露光量を段階的に可変して形成された前記第2基準画像を用いて前記中間調濃度補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検知手段は、前記印字媒体に測定光を照射し、前記印字媒体からの反射光のうち正反射光及び乱反射光を受光して前記制御手段に出力可能であり、
    前記制御手段は、前記正反射光及び乱反射光のうちいずか一方の出力値に基づき前記ベタ濃度補正を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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