JP3537881B2 - Ledアレイヘッド - Google Patents

Ledアレイヘッド

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JP3537881B2
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
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    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光プリンタ、デジタル
複写機、ファクシミリ等の書込光学系に応用されるLE
Dアレイヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の端面発光型のLED(発光ダイオ
ード)素子をアレイ状に少なくとも一列配列してなるL
EDアレイが種々提案されており、光プリンタ、デジタ
ル複写機、ファクシミリ等の書込光学系に応用されてい
る(特開昭60−32373号公報(横方向光取出し発
光ダイオードアレイ構造)、特開昭60−90782号
公報(発光ダイオードを用いた光プリンタ)、特開昭6
0−90783号公報(発光ダイオードを用いた光プリ
ンタ)、特開昭60−90784号公報(発光ダイオー
ドを用いた光プリンタ)、特開昭60−99672号公
報(発光ダイオードを用いた光プリンタ)、特開昭60
−99673号公報(発光ダイオードを用いた光プリン
タ))。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アレイ状に配列された
複数のLED素子を光源に用いたLEDアレイヘッド
は、半導体レーザ(LD)と走査光学系(回転多面鏡等
の偏向器と等速走査用結像レンズ等)を用いたレーザビ
ームプリンタ(LBP)方式に比べ機械動作部がないた
め、振動や騒音に対して信頼性が高く、また小型化に有
利といったメリットがある。その反面、像面上での光量
のばらつきが大きい、ビームスポットの形状が各ドット
間で不均一であるなどの問題がある。こうした問題はL
ED自身よりも、むしろロッドレンズアレイ等の等倍結
像素子に依るところが大きい。例えば、 1.ロッドレンズのつなぎ目で光量ロスを生じるため、
つなぎ目の周期に合った光量ばらつきを発生し易い(発
光素子と結像素子のピッチが異なるため)、 2.ロッドレンズ内での反射光などのフレア光が生じ易
いため、均一ビームに収束されることが困難、などであ
る。本発明の第1の目的は、上述のLEDアレイヘッド
の課題を解決し、高密度化に対応したLEDアレイヘッ
ドを提供することである。
【0004】次に、LEDアレイは面発光型と端面発光
型に大別することができる。端面発光型は面発光型に比
べ、 1.発光ドットの高密度化に有利、 2.出力光の指向性が高い(副走査方向(主走査方向
(アレイ方向)及び発光方向に対して直交する方向)の
発散角が小さい)ため結像素子のカップリング効率が高
い、 3.低電流で高出力を得ることができる、などの多くの
優れた特徴を持っている。その反面、端面発光型は、 1.面発光型と同様のワイヤボンディングの実装技術を
用いた場合、出射端面と反対側からワイヤボンディング
しなければならないため、高密度実装の妨げとなる(図
39に示すように、端面発光型はLED素子1の上部電
極4と電子回路側の電極パターンとを接続する際のワイ
ヤボンディング時に、発光面と逆方向からワイヤ4aを
接続しなければならないため高密度実装に限界がある。
一方、面発光型LEDアレイでは、素子の両側からワイ
ヤボンディングできるため、高密度実装に有利であ
る)、 2.ウェハーからチップを切り出す際に、発光面を傷つ
けないようにするため、図38に示すように、ウェハー
基板3とLED素子1の発光端との間に高さ数μmで長
さ数10μmの段差が生じるが、この段差部の基板面に
LED素子1の活性層2から出射した光束が反射するた
めゴーストが発生し、そのため発光パターンが不均一に
なる、 3.ロッドレンズアレイ等の結像素子と組み合わせた場
合、LED発光点とロッドレンズの周期が異なり、ロッ
ドレンズのつなぎ目等の影響により光量ばらつきやビー
ムスポット径ばらつきが大きい、などの問題がある。本
発明の第2の目的は、端面発光型LEDアレイを用いた
場合の上述のような課題を解決し、高密度化、高速化に
対応したLEDアレイヘッドを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段としては、以下のような構成がある。第1の構成
のLEDアレイヘッドは、基板上に配置された複数の端
面発光型LED素子の発光端面近傍の同一基板上に、各
端面発光型LED素子からの発光光束を発光方向に対し
て略垂直方向に折り曲げる反射素子を一体に設けたもの
である(図1)(請求項1)。
【0006】第2の構成のLEDアレイヘッドは、同一
基板上にLEDアレイと反射素子の組を複数列形成した
ものである(請求項2)
【0007】第3の構成のLEDアレイヘッドは、前記
反射素子の反射面が曲面からなり、 該反射面の曲面形状
を球面で構成したものである(図2)(請求項3)
【0008】第4の構成のLEDアレイヘッドは、前記
反射素子の反射面が曲面からなり、該反射面の曲面形状
を、主走査方向(LEDアレイの並び方向)に曲率を有
するシリンダ面で構成したものである(図3)(請求項
4)
【0009】第5の構成のLEDアレイヘッドは、前記
反射素子の反射面が曲面からなり、該反射面の曲面形状
を、副走査方向(主走査方向に直交する方向)に曲率を
有するシリンダ面で構成したものである(図4)(請求
項5)
【0010】第6の構成のLEDアレイヘッドは、前記
反射素子の反射面が曲面からなり、該反射面の曲面形状
を、主走査方向と副走査方向で曲率が互いに異なるアナ
モフィック面で構成したものである(請求項6)
【0011】第7の構成のLEDアレイヘッドは、第3
の構成のLEDアレイヘッドにおいて、前記反射素子に
対して、さらに副走査方向にパワーを有する長尺シリン
ダレンズを付加したものである(請求項7)
【0012】第8の構成のLEDアレイヘッドは、第4
の構成のLEDアレイヘッドにおいて、前記反射素子に
対して、さらに副走査方向にパワーを有する長尺シリン
ダレンズを付加したものである(図3)(請求項8)
【0013】第9の構成のLEDアレイヘッドは、第5
の構成のLEDアレイヘッドにおいて、前記反射素子に
対して、さらに主走査方向にパワーを有するシリンダレ
ンズアレイを付加したものである(図4)(請求項
9)
【0014】第10の構成は、第1または2の構成のL
EDアレイヘッドにおいて、前記反射素子の反射面が曲
面からなり、該反射面を、副走査方向に放物面形状から
なるシリンダ面で構成したものである(図5)(請求項
10)。
【0015】第11の構成は、第1または2の構成のL
EDアレイヘッドにおいて、前記反射素子の反射面が曲
面からなり、該反射面を、放物面の一部からなる曲面で
構成したものである(図6)(請求項11)
【0016】第12の構成は、第1または2の構成のL
EDアレイヘッドにおいて、前記反射素子の反射面が曲
面からなり、該反射面を、副走査方向に楕円形状からな
るシリンダ面で構成したものである(図7)(請求項1
2)
【0017】第13の構成は、第1または2の構成のL
EDアレイヘッドにおいて、前記反射素子の反射面が曲
面からなり、該反射面を、楕円面の一部からなる曲面で
構成したものである(図8)(請求項13)
【0018】第14の構成は、第1の構成のLEDアレ
イヘッドであって、基板上に複数の端面発光型LED素
子をアレイ状に2列配置してなるLEDアレイヘッドに
おいて、2列のLEDアレイの発光方向を互いに対向す
る方向に配置し、かつ、発光ドット(発光点)を互い違
いに配置し、該2列のLEDアレイの間の基板上に、
束を折り曲げる反射素子を配置した構成としたものであ
る(図9,10,11)(請求項14)
【0019】第15の構成は、第1乃至第14の構成
LEDアレイヘッドにおいて、前記反射素子をLED素
子と同一材料で構成したものである(請求項15)
【0020】第16の構成は、第14の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、2列のLEDアレイからの発光光
束の光軸の前記反射素子上の反射点が同一直線上になる
ように、反射素子を互い違いに配置した構成としたもの
である(図12)(請求項16)
【0021】第17の構成は、基板上に複数の端面発光
型LED素子をアレイ状に少なくとも1列配置してなる
LEDアレイヘッドにおいて、LED素子からの発光光
束の発光方向に対して略垂直方向にパワーを持つシリン
ダ光学素子をLEDアレイ近傍に配置した構成としたも
のである(図13)。
【0022】第18の構成は、第17の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、前記シリンダ光学素子の中心軸
を、LEDアレイの活性層と同一平面内からずらした構
成としたものである(図14)。
【0023】第19の構成は、第17または18の構成
のLEDアレイヘッドにおいて、前記シリンダ光学素子
を設置するウェハー基板上に溝を設けた構成としたもの
である(図15)。
【0024】第20の構成は、第17の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、前記シリンダ光学素子をファイバ
ーで構成したものである(図16)。
【0025】第21の構成は、第20の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、前記ファイバーの中心軸を、LE
Dアレイの活性層と同一平面内からずらした構成とした
ものである(図17)。
【0026】第22の構成は、第20または21の構成
のLEDアレイヘッドにおいて、前記ファイバーを設置
するウェハー基板上に溝を設けた構成としたものである
(図18)。
【0027】第23の構成は、基板上に複数の端面発光
型LED素子をアレイ状に少なくとも1列配置してなる
LEDアレイヘッドにおいて、LED素子からの発光光
束をカップリングするレンズアレイをLEDアレイ近傍
に配置した構成としたものである(図19,20)。
【0028】第24の構成は、第23の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、前記レンズアレイの光軸を、LE
Dアレイの活性層と同一平面内からずらした構成とした
ものである(図21)。
【0029】第25の構成は、第23または24の構成
のLEDアレイヘッドにおいて、前記レンズアレイを設
置するウェハー基板上に溝を設けた構成としたものであ
る(図22)。
【0030】第26の構成は、第23の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、前記レンズアレイを球レンズで構
成したものである(図23)。
【0031】第27の構成は、第26の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、前記球レンズの中心を、LEDア
レイの活性層と同一平面内からずらした構成としたもの
である(図24)。
【0032】第28の構成は、第26または27の構成
のLEDアレイヘッドにおいて、前記球レンズを設置す
るウェハー基板上に溝を設けた構成としたものである
(図25)。
【0033】第29の構成は、基板上に複数の端面発光
型LED素子をアレイ状に少なくとも1列配置してなる
LEDアレイヘッドにおいて、LED素子からの発光光
束を折り曲げるプリズムをLEDアレイ近傍に配置した
構成としたものである(図26)。
【0034】第30の構成は、第29の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、発光光束を発光方向と同方向に折
り曲げるプリズムを付加した構成としたものである(図
27)。
【0035】第31の構成は、第29の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、前記プリズムとして、発光光束を
発光方向に対して垂直方向に反射させるプリズムを設け
た構成としたものである(図28)。
【0036】第32の構成は、第31の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、主走査方向と副走査方向で曲率が
異なる球面またはトロイダル面等のアナモフィックレン
ズアレイを付加した構成としたものである(図29)。
【0037】第33の構成は、基板上に複数の端面発光
型LED素子をアレイ状に少なくとも1列配置してなる
LEDアレイヘッドにおいて、LED素子からの発光光
束の出射方向に対し略垂直方向に屈折率が変化する平行
平板をLEDアレイ近傍に配置した構成としたものであ
る(図30,31)。
【0038】第34の構成は、基板上に複数の端面発光
型LED素子をアレイ状に少なくとも1列配置してなる
LEDアレイヘッドにおいて、LEDアレイ近傍に平板
マイクロレンズアレイを配置し、前記平板マイクロレン
ズアレイはLED発光点からの発散光束の中心軸と前記
平板マイクロレンズアレイの物体側の面あるいは像側の
面との交点から離れるに従って減少するように屈折率が
分布している構成としたものである(図32,33)。
【0039】第35の構成は、基板上に複数の端面発光
型LED素子をアレイ状に少なくとも1列配置してなる
LEDアレイヘッドにおいて、LEDアレイに対向し
て、このアレイの並び方向(主走査方向)に直交する方
向(副走査方向)にパワーを有し前記並び方向に長い第
1の長尺シリンダレンズと、前記並び方向にパワーを有
し前記LEDアレイと平行にアレイを形成する扁平シリ
ンドリカルレンズアレイと、前記第1の長尺シリンダレ
ンズと平行に設置され副走査方向にパワーを有する第2
の長尺シリンダレンズとが上述の順で基板上に配置され
た構成としたものである(図34)。
【0040】第36の構成は、第35の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、第1の長尺シリンダレンズの第1
面、第2面の曲率半径をそれぞれr11,r12とし、
扁平シリンドリカルレンズの第1面、第2面の曲率半径
をそれぞれr21,r22とし、第2の長尺シリンダレ
ンズの第1面、第2面の曲率半径をそれぞれr31,r
32とするとき、 r11=−r12=r21 であり、かつ、 −r22=r31=−r32 であることを特徴としたものである。
【0041】第37の構成は、第36の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、 r21=−r22 であることを特徴としたものである。
【0042】第38の構成は、第36の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、扁平シリンドリカルレンズの少な
くとも1面が非球面であることを特徴としたものであ
る。
【0043】第39の構成は、第38の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、前記非球面が双曲面であることを
特徴としたものである。
【0044】第40の構成は、第36の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、 r21<−r22 であることを特徴としたものである。
【0045】第41の構成は、第35の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、第1,第2の長尺シリンダレンズ
のうち、少なくとも一方をガラスファイバーで構成した
ものである。
【0046】第42の構成は、第35の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、アレイ間のクロストークを防ぐ遮
光手段をLEDアレイと感光体等の像面との間に設置し
た構成としたものである。
【0047】第43の構成は、第35の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、扁平シリンドリカルレンズがLE
Dアレイ基板上に一体的に作りつけられている構成とし
たものである。
【0048】第44の構成は、第43の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、扁平シリンドリカルレンズが2つ
の部分に分割されている構成としたものである。
【0049】第45の構成は、第42の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、前記遮光手段がLEDアレイ基板
上に一体的に作りつけられている構成としたものであ
る。
【0050】
【作用】第1、第2の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、各LED素子からの発光光束を発光方向に対して
略垂直方向に折り曲げる反射素子を設けたことにより、
各LED素子からの発光光束は、出射後すぐに反射素子
の反射面により発光方向に対して略垂直方向に折り曲げ
られ、基板面には達しないため、基板で反射した光束の
影響を受けることがなく、従来の端面発光型LEDアレ
イにおける発光パターンの不均一性の問題を解消するこ
とができる。
【0051】第3〜6の構成のLEDアレイヘッドにお
いては、反射素子の反射面を種々の形状の曲面(球面、
主走査方向あるいは副走査方向に曲率を有するシリンダ
面、アナモフィック面)で構成したことにより、LED
素子からの出射発散光束を収束したり、または像面上に
結像することが可能となる。そして、このように、LE
D素子からの出射発散光束を結像光学素子(ロッドレン
ズアレイ等)に導く前にある程度収束しておけば、カッ
プリング効率の高い光学ヘッドを構成することができ
る。さらに、等倍結像光学素子を用いず、LED素子の
一つ一つに対応した結像素子で結像させた場合、カップ
リング効率が非常に高く、結像素子のつなぎ目での光量
ばらつきやフレア光によるビームスポット形状の乱れ等
を抑えることが可能となる。
【0052】第7の構成のLEDアレイヘッドにおいて
は、反射素子の反射面の曲面形状を球面とした場合に
も、反射素子に対して、副走査方向にパワーを有する長
尺シリンダレンズを付加したことにより、非点収差を良
好に補正することが可能となる。
【0053】第8の構成のLEDアレイヘッドにおいて
は、反射素子の反射面の曲面形状を主走査方向に曲率を
有するシリンダ面とした場合にも、反射素子に対して、
副走査方向のみにパワーを有する長尺シリンダレンズを
付加したことにより、副走査方向にも結像することがで
き、さらに非点隔差の補正にも有用である。
【0054】第9の構成のLEDアレイヘッドにおいて
は、反射素子の反射面の曲面形状を副走査方向に曲率を
有するシリンダ面とした場合にも、反射素子に対して、
主走査方向にパワーを有するシリンダレンズアレイを付
加したことにより、主走査方向にも結像することができ
る。
【0055】第10〜13の構成は、前記反射素子の曲
面形状を更に特定したものであり、請求項10のLED
アレイヘッドにおいては、反射素子の反射面を、副走査
方向に放物面形状からなるシリンダ面で構成したことに
より、発光光束を副走査方向で平行光束にすることがで
きるので、発光パターンの不均一性を確実に防ぐことが
できる。
【0056】第11の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、反射素子の反射面を、放物面の一部からなる曲面
で構成したことにより、LEDアレイからの発光光束を
主・副走査方向とも平行光束とすることができる。
【0057】第12の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、反射素子の反射面を、副走査方向に楕円形状から
なるシリンダ面で構成したことにより、発光光束を副走
査方向に集光することができるので、発光パターンの不
均一性を確実に防ぐことができる。
【0058】第13の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、反射素子の反射面を、楕円面の一部からなる曲面
で構成したことにより、LEDアレイからの発光光束を
主・副走査方向とも集光することができるため、LED
アレイからの発光光束を単一素子で結像させることが可
能となる。
【0059】第14の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、2列のLEDアレイの発光方向を互いに対向する
方向に配置し、かつ、発光ドット(発光点)を互い違い
に配置し、該2列のLEDアレイの間に光束を折り曲げ
る反射素子を配置したことにより、各LED素子からの
発光光束を出射後すぐに折り曲げることができるため光
束が基板面に達することがなく、発光パターンの不均一
性を確実に防ぐことができる。また、2列のLEDアレ
イの発光点を互い違いに配置することにより電極パター
ンやワイヤボンディングのピッチを大きくすることがで
きる。
【0060】第15の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、第1乃至第14の構成の反射素子を、LED素子
と同一材料で構成したことにより、LEDアレイの半導
体作成プロセス時に反射素子部を同時に作成することが
可能となる。
【0061】第16の構成は、第14の構成のLEDア
レイヘッドにおいて、2列のLEDアレイからの発光光
束の光軸の前記反射素子上の反射点が同一直線上になる
ように、反射素子を互い違いに配置した構成としたこと
により、発光光束を像面で同一直線上に結像することが
可能となる。
【0062】第17の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、LED素子からの発光光束の発光方向に対して略
垂直方向にパワーを持つシリンダ光学素子をLEDアレ
イ近傍に配置したことにより、LEDアレイの発光光束
を副走査方向に集光することができるので、端面発光型
LEDアレイのデメリットであった発光パターンの不均
一性を防ぐことができる。
【0063】第18の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、前記シリンダ光学素子の中心軸を、LEDアレイ
の活性層と同一平面内からずらしたことにより、LED
素子からの発光光束を副走査方向に集束させつつ所望の
方向に曲げることができる。
【0064】第19の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、前記シリンダ光学素子を設置するウェハー基板上
に溝を設けたことにより、シリンダ光学素子の組付けを
容易にし、かつ組付け精度を向上させることができる。
【0065】第20の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、前記シリンダ光学素子をファイバーで構成したこ
とにより、第17の構成と同様に発光パターンの不均一
性を防ぐことができ、かつ、ファイバーにすることで、
長尺シリンダレンズ等に比べて製法が容易で安価にな
る。
【0066】第21の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、前記ファイバーの中心軸を、LEDアレイの活性
層と同一平面内からずらしたことにより、第18の構成
と同様の作用が得られ、かつ、ファイバーを用いたこと
により、射出方向や光路長の調整が容易に可能となる。
【0067】第22の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、前記ファイバーを設置するウェハー基板上に溝を
設けたことにより、ファイバーの組付けを容易にし、か
つ組付け精度を向上させることができる。また、溝の深
さを調整することによっても光束の射出方向の調整が可
能となる。
【0068】第23の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、LED素子からの発光光束をカップリングするレ
ンズアレイをLEDアレイ近傍に配置したことにより、
LEDアレイの発光光束を副走査方向に集光することが
できるので、端面発光型LEDアレイのデメリットであ
った発光パターンの不均一性を防ぐことができ、さらに
主走査方向にもパワーを持っているので、単一の光学素
子で結像系を構成することができ、また、主走査方向に
おいて、LEDアレイの各素子の発光光束がクロストー
クするという問題も解決する。
【0069】第24の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、前記レンズアレイの光軸を、LEDアレイの活性
層と同一平面内からずらしたことにより、LED素子か
らの発光光束を主・副走査方向に集束させつつ所望の方
向に曲げることができる。
【0070】第25の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、前記レンズアレイを設置するウェハー基板上に溝
を設けたことにより、レンズアレイの組付けを容易に
し、かつ組付け精度を向上させることができる。
【0071】第26〜28の構成のLEDアレイヘッド
においては、それぞれ第23〜25の構成と同様の作用
が得られると共に、レンズアレイを球レンズで構成した
ことにより、組付けの容易さや精度の点において有効と
なる。
【0072】第29の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、LED素子からの発光光束を折り曲げるプリズム
をLEDアレイ近傍に配置したことにより、LED素子
からの発光光束は出射後すぐにプリズムにより光路を折
り曲げられるので、基板に達することがなく、端面発光
型LEDアレイのデメリットであった発光パターンの不
均一性を防ぐことができる。また、LEDの2次元アレ
イ化も可能となる。
【0073】第30の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、29の構成に、発光光束を発光方向と同方向に
折り曲げるプリズムを付加したことにより、光束を基板
と平行な方向に出射できるため、他の光学系を設けると
きのレイアウトが容易になる。
【0074】第31の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、第29の構成のプリズムとして、発光光束を発光
方向に対して垂直方向に反射させるプリズムを設けたこ
とにより、光束を基板と垂直な方向に出射できるため、
発光パターンの不均一性を確実に防ぐことができ、他の
光学系を設けるときのレイアウトも容易になる。
【0075】第32の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、31の構成に加えて、主走査方向と副走査方向
で曲率が異なる球面またはトロイダル面等のアナモフィ
ックレンズアレイを付加したものであり、一般にLED
素子では主走査方向と副走査方向で見かけの発光点が異
なる(非点隔差がある)が、これをアナモフィックレン
ズアレイで補正でき、微小スポットを形成する場合有利
となる。また、プリズムとレンズアレイを一体化するこ
とにより、低コスト化が可能となる。
【0076】第33の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、LED素子からの発光光束の出射方向に対し略垂
直方向に屈折率が変化する平行平板をLEDアレイ近傍
に配置したことにより、基板に向かう光束を平行平板に
より上方に曲げることができ、発光パターンの不均一性
を防ぐことができる。
【0077】第34の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、LEDアレイ近傍に平板マイクロレンズアレイを
配置し、前記平板マイクロレンズアレイはLED発光点
からの発散光束の中心軸と前記平板マイクロレンズアレ
イの物体側の面あるいは像側の面との交点から離れるに
従って減少するように屈折率が分布している構成とした
ことにより、各発光点ごとに光束を集光、制御でき、隣
合う発光点間のクロストークと発光パターンの不均一性
を防ぐことができる。
【0078】第35の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、LEDアレイに対向して、このアレイの並び方向
(主走査方向)に直交する方向(副走査方向)にパワー
を有し前記並び方向に長い第1の長尺シリンダレンズ
と、前記並び方向(主走査方向)にパワーを有し前記L
EDアレイと平行にアレイを形成する扁平シリンドリカ
ルレンズアレイと、前記第1の長尺シリンダレンズと平
行に設置され副走査方向にパワーを有する第2の長尺シ
リンダレンズとが上述の順で基板上に配置された構成と
したことにより、LEDアレイの各LED素子からの発
光光束は第1の長尺シリンダレンズにより副走査方向に
集光され基板面と略平行光となるため、基板面に達する
ことが無く、さらに扁平シリンドリカルレンズアレイの
各扁平シリンドリカルレンズによって主走査方向に集光
され、第2の長尺シリンダレンズによりさらに副走査方
向に集光されるので、LEDアレイの発光端面前方の基
板面による一部反射を確実に防ぐことができ、発光パタ
ーンの不均一性の問題を解消することができる。しかも
レンズ系の結像条件を定めることにより結像倍率を任意
に設定することができるため、感光体等の像面上でのス
ポット径を必要な大きさにすることが可能となる。尚、
36,37,40の構成が、上記レンズ系の結像条件
を定めたものである。
【0079】また、端面発光型LEDアレイの場合、発
光光束の主走査方向での発散角が大きいため、第35の
構成のLEDアレイヘッドにおける扁平シリンドリカル
レンズのレンズ面が単なる円筒面では主走査方向の結像
性能が低下してしまうが、第38,39の構成のLED
アレイヘッドにおいては、前記扁平シリンドリカルレン
ズの少なくとも一面を非球面(例えば双曲面)としたこ
とにより主走査方向における結像性能を向上することが
可能となる。
【0080】第41の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、35の構成で、第1,第2の長尺シリンダレン
ズのうち少なくとも一方をガラスファイバーとしたこと
により、通常の長尺シリンダレンズに比べて製法が容易
で安価になる。
【0081】第42の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、35の構成で、アレイ間のクロストークを防ぐ
遮光手段をLEDアレイと感光体等の像面との間に設置
した構成としたことにより、像面上でのクロストークの
発生を防ぐことができる。
【0082】第43の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、35の構成で、扁平シリンドリカルレンズがL
EDアレイ基板上に一体的に作りつけられている構成と
したことにより、高精度で量産性の高い光学素子を得る
ことが可能となる。
【0083】第44の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、43の構成で、扁平シリンドリカルレンズが2
つの部分に分割されている構成としたことにより、扁平
シリンドリカルレンズの作成が容易になり、また、必要
に応じて扁平シリンドリカルレンズの前後部分の屈折率
を変えることも可能となる。
【0084】第45の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、第42の構成における遮光手段がLEDアレイ基
板上に一体的に作りつけられている構成としたことによ
り、量産性が高まり、組立て等の煩わしさも無くすこと
ができる。
【0085】
【実施例】図38に示したように、端面発光型LEDア
レイを用いた従来のLEDアレイヘッドでは、LED素
子1の発光面の前方に基板3がテラス状に出ているため
発光光束の一部が基板面で反射し、発光光束が基板面で
反射した光束の影響を受けるため、一般に発光パターン
が不均一になるという問題があるが、こうした不均一な
光束を結像光学系で集光した場合、像面上に微小なビー
ムスポットを形成することが困難である。そこで、本発
明では、以下の実施例に示す構成によって、LEDアレ
イからの発光光束が基板面で反射することを防止し、発
光パターンが不均一になるという問題を解消するもので
ある。以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説
明する。
【0086】[実施例1] 図1は第1の構成(請求項1)の一実施例を示す図であ
って、(a)はLEDアレイヘッドの要部斜視図、
(b)は(a)のA−A’断面図である。図中の符号1
は活性層を含む半導体積層構造からなる端面発光型のL
ED素子であり、基板上に少なくとも一列に配置されL
EDアレイを構成している。2はLED素子の活性層、
3は基板、4,5は電極、6は反射素子、6aは反射素
子の反射面である。本実施例は、基板3上に複数の端面
発光型LED素子1を少なくとも1列配置してなるLE
Dアレイヘッドにおいて、LED素子1からの発光光束
Lを発光方向に対して略垂直方向に折り曲げる反射素子
6を設けたものである。尚、図示の例は、反射素子6の
反射面6aを平面で形成した例である。
【0087】前述したように、図38に示したような従
来の端面発光型LEDアレイを用いた場合、LED素子
1の発光端面から出射した光束は、その一部が基板3で
反射され、この反射光束の影響を受けるため、一般に発
光パターンが不均一となり、こうした不均一な光束を結
像光学系で集光した場合、感光体等の像面上に微小なビ
ームスポット形状を形成することが困難である。そこで
本発明では、図1に示すように、LED素子1の発光端
面の近傍に反射素子6を設けることにより、LED素子
1の光の出射方向に対し反射素子6の反射面6aで光束
を略垂直方向に折り曲げて出射させることを特徴とした
ものである。すなわち、本構成を採用することにより、
基板面で反射される光束がなくなるため、基板面からの
反射光束の影響による発光パターンの不均一性の問題を
防ぐことができる。また、反射素子6の反射面6aで光
束を略垂直方向に折り曲げて出射させることにより、同
一基板上にLEDアレイと反射素子の組を複数列形成す
ることが可能となるため、LEDの2次元アレイ化が容
易となり、将来の高密度化、高速化に有利な構成となる
(第2の構成(請求項2))
【0088】尚、図1に示す構成のLEDアレイヘッド
において、反射素子6をLED発光素子1と同一の材料
を用いて構成することにより、LED発光素子1と反射
素子6の部分を同時に形成することができ、半導体作成
プロセス時に、反射素子6の部分をイオン・ビーム・エ
ッチング加工等で形成すれば、図1の構成のLEDアレ
イヘッドを容易に形成することができる。また、AlG
aAs等のLEDに用いられる材料は、一般に屈折率が
高いため(AlGaAsで約3.6)、高反射率の反射
面6aを有する反射素子6を得ることができる。
【0089】[実施例2] 図2は第3〜6の構成の実施例を示すLEDアレイヘッ
ドの要部斜視図である。本実施例は、反射素子7の反射
面7aを曲面で構成したものであり、このように曲面で
構成することにより、LED素子1からの出射発散光束
を収束したり、または像面上に結像することが可能とな
る。このように、光束Lを結像光学素子(ロッドレンズ
アレイ等)に導く前にある程度収束しておけば、カップ
リング効率の高い光学ヘッドを構成することができる。
また、等倍結像光学素子を用いず、LED素子1の一つ
一つに対応した結像素子で結像させた場合、カップリン
グ効率が非常に高く、結像素子のつなぎ目での光量ばら
つきやフレア光によるビームスポット形状の乱れ等を抑
えることが可能となる。
【0090】以下に3〜6の構成の具体例を述べる。
反射素子7の反射面7aの曲面形状が球面の場合(請
求項3):反射面7aを凹の球面で構成した場合、LE
D素子1の活性層2からの出射光束Lは主走査方向(ア
レイ方向)及び副走査方向(像面上の主走査方向に直交
する方向)に同じパワーで収束または結像される。尚、
波面収差を良好に補正するためには、共軸非球面で構成
すれば良い。
【0091】反射素子7の反射面7aの曲面形状が主
走査方向に曲率を有するシリンダ面の場合(請求項
4):この場合は、LED素子1からの出射光束は主走
査方向にのみ収束または結像される。特に端面発光型L
ED素子では、一般に主走査方向に発散角が拡がってい
るため、本構成が有利である。また、に比べて比較的
作成が容易である。
【0092】反射素子7の反射面7aの曲面形状が副
走査方向に曲率を有するシリンダ面の場合(請求項
5):この場合は、LED素子1からの出射光束は副走
査方向にのみ収束または結像される。特に他の結像光学
素子と併用して構成される場合、通常、副走査方向の結
像素子での光束のケラレを生じるが、本構成を採用する
ことによりケラレを低減でき、カップリング効率の高い
光学ヘッドを実現することが可能となる。また、本構成
の作成はに比べて比較的容易である。
【0093】反射素子7の反射面7aの曲面形状が主
走査方向と副走査方向で曲率が互いに異なるアナモフィ
ック面の場合(請求項6):この場合は、LED素子1
からの出射光束は主走査及び副走査方向で互いに異なる
パワーで収束または結像される。特にLED素子は、一
般に主走査方向と副走査方向で見かけの発光点が異なる
(非点隔差が有る)ため、アナモフィック面にすること
は、微小スポットを形成する場合に有利である。
【0094】[実施例3]第3構成(請求項3) の場合、反射素子7の反射面7a
の曲面形状を球面としたことにより、像面上に主・副走
査方向同時に結像することが可能であるが、非点隔差の
大きいLED素子を用いた場合、微小スポットに結像す
ることが困難となる。すなわち、光束が球心を通って球
面に当り結像する場合は直交する2方向の光束は1点に
集束するが、球面の法線に対して大きな傾きを持って入
射する場合、法線を含む面内の光束はそれに直交する光
束より大きなパワーを受けて1点に集束しなくなり非点
収差が発生する。そこで、第7の構成(請求項7)
は、図2の構成に加え、反射素子7に対して、さらに副
走査方向にパワーを有する長尺シリンダレンズを付加す
るものであり、このように長尺シリンダレンズを付加す
ることにより、非点収差を良好に補正することが可能と
なる。
【0095】[実施例4]第4の構成(請求項4) の場合、反射素子の反射面の曲
面形状を、主走査方向に曲率を有するシリンダ面から構
成したことにより、LED素子1からの出射光束は主走
査方向のみにパワーを受けて像面上に結像される。ここ
で、第8の構成(請求項8)では、図3の実施例に示す
ように、反射素子8の反射面8aの曲面形状を主走査方
向に曲率を有するシリンダ面とし、さらに反射素子8に
対して、副走査方向のみにパワーを有する長尺シリンダ
レンズ9を付加することにより、副走査方向にも結像す
ることができるようにしたものである。特に、LED素
子1は一般に非点隔差を持っているため、上記構成とす
ることにより、非点隔差の補正にも有用である。尚、図
3に示す構成では長尺シリンダレンズ9を用いているた
め、従来のロッドレンズアレイによる等倍結像光学系に
比べ、つなぎ目の影響による光量ばらつきや結像性能の
劣化を生じる恐れがなく、また、低コスト化の可能性が
ある。
【0096】[実施例5]第5構成(請求項5) の場合、反射素子の反射面の曲面
形状を、副走査方向に曲率を有するシリンダ面から構成
したことにより、LED素子1からの出射光束は副走査
方向のみにパワーを受けて像面上に結像される。ここ
で、第9の構成(請求項9)では、図4の実施例に示す
ように、反射素子10の反射面10aの曲面形状を副走
査方向に曲率を有するシリンダ面とし、さらに反射素子
10に対して、主走査方向にパワーを有するシリンダレ
ンズアレイ11を付加したものであり、これにより、主
走査方向にも結像することができる。
【0097】[実施例6] 図5は第10の構成(請求項10)の一実施例を示すL
EDアレイヘッドの要部断面図である。同図に示すよう
に本実施例では、LED素子1からの発光光束を発光方
向に対して略垂直方向に折り曲げる反射素子12をLE
Dアレイ近傍に配置し、前記反射素子12の反射面12
aを、副走査方向に放物面形状からなるシリンダ面で構
成したものである。これにより、各LED素子1からの
発光光束を出射後すぐに略垂直方向に折り曲げることが
できるため光束が基板面に達することがなく、且つ、反
射面の放物面形状を工夫する(例えば、放物面の焦点を
LED素子1の発光点に一致させる)ことにより副走査
方向において発光光束を平行光束にすることができるの
で、発光パターンの不均一性を確実に防ぐことができる
だけでなく、LEDの2次元アレイ化が容易になる。
【0098】[実施例7] 図6は第11の構成(請求項11)の一実施例を示すL
EDアレイヘッドの要部斜視図である。同図に示すよう
に本実施例では、LED素子1からの発光光束を発光方
向に対して略垂直方向に折り曲げる反射素子13をLE
Dアレイ近傍に配置し、前記反射素子13の反射面13
aを、放物面の一部からなる曲面で構成したものであ
る。これにより、LED素子1の発散光束を主・副走査
方向とも平行光束にすることができる。また、上記反射
素子13からの光束を収束するレンズアレイ14を設け
ることによって、感光体等の像面上に結像することがで
きる。また、本構成では、反射素子13の放物面によっ
て光束を平行光束にするので、レンズアレイ14を移動
させることによってLEDアレイヘッドと感光体等の像
面との距離を自由に変えることができる。
【0099】[実施例8] 図7は第12の構成(請求項12)の一実施例を示すL
EDアレイヘッドの要部断面図である。同図に示すよう
に本実施例では、LED素子1からの発光光束を発光方
向に対して略垂直方向に折り曲げる反射素子15をLE
Dアレイ近傍に配置し、前記反射素子15の反射面15
aを、副走査方向に楕円形状からなるシリンダ面で構成
したものであり、この楕円の焦点をLED素子1の発光
点に一致させることで、もう一方の焦点に結像させるこ
とができる。これにより、副走査方向において発光光束
を結像させることができ、前述の発光パターンの不均一
性を確実に防ぐことができる。
【0100】[実施例9] 図8は第13の構成(請求項13)の一実施例を示すL
EDアレイヘッドの要部斜視図である。同図に示すよう
に本実施例では、LED素子1からの発光光束を発光方
向に対して略垂直方向に折り曲げる反射素子16をLE
Dアレイ近傍に配置し、前記反射素子16の反射面16
aを、楕円面の一部からなる曲面で構成したものであ
る。このように、楕円形状をした曲面反射素子16をL
EDアレイ近傍に配置することにより、レンズアレイ等
の結像光学素子を用いることなく単一素子で感光体等の
像面上に光束を結像させることができるので構成が容易
になり、かつ、前述の発光パターンの不均一性を確実に
防ぐことができ、クロストークの発生も防止することが
できる。また、反射素子16の楕円面の楕円率を種々変
えることによって結像点を種々変えることができるの
で、レイアウトの自由度も大きい。
【0101】[実施例10] 図9〜11は第14の構成(請求項14)の一実施例を
示す図であって、図9はLEDアレイヘッドの要部斜視
図、図10はLEDアレイヘッドの要部平面図、図11
はLEDアレイヘッドの要部断面図である。図9〜11
に示すように本実施例では、複数の端面発光型LED素
子1をアレイ状に2列に配置し、かつ、LEDアレイ1
A,1Bの発光方向を向かい合わせにし、かつ2列のL
EDアレイ1A,1Bの発光点(発光ドット)を互い違
いに配置し、2列のLEDアレイ1A,1Bの間に光束
を折り曲げる反射素子17を配置したものである。尚、
反射素子17の反射面17aの形状としては、平面の
他、実施例2〜10に示したものが適用できる。また、
必要に応じて、図11に示すように各反射光束に対応し
た結像レンズ18が設けられる。本構成では、2列の端
面発光型LEDアレイ1A,1Bの間に反射素子17を
設けたことにより前述の発光パターンの不均一性を防ぐ
ことができ、しかも、2列のLEDアレイ1A,1Bの
発光点を互い違いに配置することにより、電極パターン
4やワイヤーボンディング4aのピッチを大きくするこ
とができ、高密度化に有利である。
【0102】[実施例11] 実施例2〜10に示した各LEDアレイヘッドにおいて
は、実施例1でも述べたように、反射素子7,8,1
0,12,13,15,16,17をLED素子1と同
一材料で構成することができる(第15の構成(請求項
15))。すなわち、半導体作成プロセスで基板上に半
導体積層構造を形成した後、LED素子部と反射素子を
イオン・ビーム・エッチング加工等で分離して作成する
ことができるため、反射素子を後付けするよりも容易に
作成できる。また、AlGaAs等のLEDに用いられ
る材料は一般に屈折率が高いため(AlGaAsで約
3.6)、高反射率の反射面を有する反射素子を得るこ
とができる。
【0103】[実施例12] 図12は第16の構成(請求項16)の一実施例を示す
LEDアレイヘッドの要部斜視図である。同図に示すよ
うに本実施例では、複数の端面発光型LED素子1をア
レイ状に2列に配置し、かつ、LEDアレイ1A,1B
の発光方向を向かい合わせにし、かつ2列のLEDアレ
イ1A,1Bの発光点(発光ドット)を互い違いに配置
し、2列のLEDアレイ1A,1Bの間に光束を折り曲
げる反射素子19を配置し、さらに、2列のLEDアレ
イ1A,1Bからの発光光束の光軸の反射素子19上の
反射点が同一直線上になるように、反射素子19を互い
違いに配置したものである。これにより、各反射素子1
9の反射面19aの傾きを調整することにより、容易に
発光光束を像面上で同一直線上に結像することができ
る。
【0104】[実施例13] 次に、図13は第17の構成の一実施例を示すLEDア
レイヘッドの要部断面図である。図中符号1〜5は前述
の各実施例と同様の構成部であり、図面に垂直方向に複
数個のLED素子1がアレイ状に配列されておりLED
アレイを構成している。またLED素子1のアレイ方向
(図面に垂直方向)が主走査方向であり、主走査方向及
びLED素子1の活性層2に対して直交する方向が副走
査方向である。本実施例では図13に示すように、LE
D素子1(LEDアレイ)近傍の基板3上に、発光方向
に対して略垂直方向(副走査方向)にパワーを持つ長尺
シリンダレンズ20等のシリンダ光学素子を配置するこ
とにより、LEDアレイの各LED素子1からの発光光
束を副走査方向に集光することを特徴としている。すな
わち、LED素子1からの発光光束が基板3に達する前
に長尺シリンダレンズ20により副走査方向に集光し
て、平行光束あるいは集光光束あるいは発散光束のうち
所望の状態に調整することにより、光束が基板面に達す
ることを防止したものであり、本構成を採用することに
より、前述した発光パターンの不均一性を防ぐことがで
きる。また、LED素子1からの発光光束を副走査方向
に集光することにより、LEDの2次元アレイ化も容易
になり高密度化に有利になる。尚、長尺シリンダレンズ
20としては、断面形状が図示のような凸平形状のもの
の他、凸凸や凸凹などの形状でもよい。
【0105】[実施例14] 図14は第18の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、シリンダ光学素子20の中心軸を、LEDアレイを
構成するLED素子1の活性層2と同一な平面内からず
らすことによって、LED素子1からの発光光束を、副
走査方向に集束させつつ所望の方向に曲げることができ
るようにしたものあり、これにより、LEDアレイヘッ
ドのレイアウトに自由度を持たせることができる。
【0106】[実施例15] 図15は第19の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、シリンダ光学素子20を設置するウェハー基板上に
溝21を設けておき、この溝21にシリンダ光学素子2
0を嵌め込むようにして組付けたものであり、これによ
り、シリンダ光学素子20の組付けを容易に行なうこと
ができ、かつ、組付け精度を向上させることができる。
【0107】[実施例16] 図16は第20の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、第1の構成におけるシリンダ光学素子を円筒型レン
ズ、所謂ファイバー(ガラスファイバー)22で構成
し、このファイバー22の中心軸を主走査方向と平行に
してLEDアレイ近傍に配置したものであり、このよう
にファイバー22で構成することによっても、LEDア
レイの発光光束を副走査方向に集束作用を持たせること
ができ、発光パターンの不均一性を防ぐことができる。
また、ファイバーにすることで、長尺シリンダレンズ等
に比べて製法が容易で且つ安価にできる等のコストメリ
ットも有り、組付けも容易である。
【0108】[実施例17] 図17は第21の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、ファイバー22の中心軸を、LEDアレイを構成す
るLED素子1の活性層2と同一な平面内からずらすこ
とによって、LED素子1からの発光光束を、副走査方
向に集束させつつ所望の方向に曲げることができるよう
にしたものであり、これにより、LEDアレイヘッドの
レイアウトに自由度を持たせることができる。また、フ
ァイバーで構成することの利点として、ファイバー22
の径を変えることによって焦点距離を変えることができ
るので、長尺シリンダレンズ等に比べて容易に射出方向
や光路長を変えることができる。
【0109】[実施例18] 図18は第22の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、ファイバー22を設置するウェハー基板上に溝21
を設けておき、この溝21にファイバー22を嵌め込む
ようにして組付けたものであり、これにより、ファイバ
ー22の組付けを容易に行なうことができ、かつ、組付
け精度を向上させることができる。また、溝21の深さ
を調節することによっても光束の射出方向を変えること
ができる。
【0110】[実施例19] 図19は第23の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、LEDアレイの各LED素子1からの発光光束をカ
ップリングするレンズアレイ23(図20に形状例を示
す)をLEDアレイ近傍の基板3上に配置したものであ
り、これにより、LEDアレイの各LED素子1からの
発光光束を副走査方向に集光することができる。すなわ
ち、LED素子1からの発光光束が基板3に達する前に
レンズアレイ23により副走査方向に集光して、平行光
束あるいは集光光束あるいは発散光束のうち所望の状態
に調整することにより、光束が基板面に達することを防
止したものであり、本構成を採用することにより、発光
パターンの不均一性を防ぐことができる。また、本構成
を採用することで主走査方向にもパワーを持たせること
ができるので、単一の光学素子で結像系を提供すること
ができる。
【0111】尚、前述の第17〜22の構成の実施例で
は主走査方向には言及していないが、この場合は、シリ
ンダ光学素子20やファイバー22の後に、主走査方向
にパワーを持つシリンダレンズアレイ等を付加すること
で、主・副走査方向ともに結像系を構成することができ
る。
【0112】[実施例20] 図21は第24の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、レンズアレイ23の光軸を、LEDアレイを構成す
るLED素子1の活性層2と同一な平面内からずらすこ
とによって、LED素子1からの発光光束を、副走査方
向に集束させつつ所望の方向に曲げることができるよう
にしたものあり、これにより、LEDアレイヘッドのレ
イアウトに自由度を持たせることができる。
【0113】[実施例21] 図22は第25の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、レンズアレイ23を設置するウェハー基板上に溝2
1を設けておき、この溝21にレンズアレイ23を嵌め
込むようにして組付けたものであり、これにより、レン
ズアレイ23の組付けを容易に行なうことができ、か
つ、組付け精度を向上させることができる。
【0114】[実施例22] 図23は第26の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、前記レンズアレイ23を球レンズ24で構成したも
のである。このように球レンズ24でレンズアレイを構
成した場合、球レンズ24の径を変えることによって焦
点距離を変えることができるので、通常のレンズアレイ
と比べて容易に光路長を調整することができる。
【0115】[実施例23] 図24は第27の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、球レンズ24の中心をLEDアレイを構成するLE
D素子1の活性層2と同一な平面内からずらすことによ
って、LED素子1からの発光光束を、副走査方向に集
束させつつ所望の方向に曲げることができるようにした
ものあり、これにより、LEDアレイヘッドのレイアウ
トに自由度を持たせることができる。
【0116】[実施例24] 図25は第28の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、球レンズ24を設置するウェハー基板上に溝21を
設けておき、この溝21に球レンズ24を嵌め込むよう
にして組付けたものであり、球レンズ24の場合、特に
溝21を設けることは、組付けの容易さや精度の点にお
いて有効である。また、球レンズ24の径を変えること
によって焦点距離を変えることができるので、通常のレ
ンズアレイと比べて容易に射出方向や光路長を変えるこ
とができる。
【0117】[実施例25] 図26は第29の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、LED発光素子1からの発光光束を折り曲げるプリ
ズム25をLEDアレイ近傍の基板3上に配置したもの
である。尚、プリズム25はLED素子1の発光部に接
していても良い。本構成では、LED素子1からの発光
光束を折り曲げるプリズム25をLEDアレイ近傍に配
置したことにより、LED素子1からの発光光束は出射
後すぐにプリズム25により光路を折り曲げられるの
で、基板3に達することがなく、端面発光型LEDアレ
イのデメリットであった発光パターンの不均一性を防ぐ
ことができる。また、LEDの2次元アレイ化も可能と
なる。
【0118】[実施例26] 図27は第30の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、図14のLEDアレイヘッドの構成に加え、発光光
束を発光方向と同方向に折り曲げるプリズム26を付加
したものである。尚、LED素子1に近い側のプリズム
25はLED素子1の発光部に接していても良い。本構
成では、発光光束を発光方向と同方向に折り曲げるプリ
ズム26を付加したことにより、光束を基板3と平行な
方向に出射できるため、他の光学系を設けるときのレイ
アウトが容易になる。
【0119】[実施例27] 図28は第31の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、LEDアレイ近傍に設けるプリズム25として、L
ED素子1からの発光光束を発光方向に対して垂直方向
に反射させるプリズムを設けたものであり、これにより
光束を基板3と垂直な方向に出射できるため、発光パタ
ーンの不均一性を確実に防ぐことができ、他の光学系を
設けるときのレイアウトも容易になる。尚、この場合
も、プリズム25はLED素子1の発光部に接していて
も良い。
【0120】[実施例28] 図29は第32の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、図28の構成に加えて、主走査方向と副走査方向で
曲率が異なる球面またはトロイダル面等のアナモフィッ
クレンズアレイ27を付加したものである。すなわち、
本構成では、LED素子1からの発光光束はプリズム2
5により基板3と垂直な方向に反射された後、アナモフ
ィックレンズアレイ27によって主走査方向及び副走査
方向で互いに異なるパワーで収束または結像される。一
般にLED素子1では主走査方向と副走査方向で見かけ
の発光点が異なる(非点隔差がある)が、本構成ではこ
れをアナモフィックレンズアレイ27で補正でき、微小
スポットを形成する場合に有利となる。また、プリズム
12はLED素子1の発光部に接していても良く、アナ
モフィックレンズアレイ27をプリズム25に接して一
体化しても良く、小型化、低コスト化が可能となる。
【0121】[実施例29] 図30は第33の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。同図に示すように本実施例で
は、LED素子1からの発光光束の出射方向に対し略垂
直方向に屈折率が変化する平行平板(屈折率分布平行平
板)28をLEDアレイ近傍の基板3上に配置したもの
である。これにより、基板3に向かう光束を平行平板2
8により上方に曲げることができるため、端面発光型L
EDアレイのデメリットであった発光パターンの不均一
性を防ぐことができる。尚、図31に上記平行平板28
の屈折率分布のグラフを示す。
【0122】[実施例30] 図32は第34の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部斜視図である。同図に示すように本実施例で
は、LEDアレイ近傍の基板3上に平板マイクロレンズ
アレイ29を配置し、前記平板マイクロレンズアレイ2
9はLED発光点からの発散光束の中心軸と前記平板マ
イクロレンズアレイ29の物体側の面あるいは像側の面
との交点から離れるに従って減少するように屈折率が分
布している構成としたものである。端面発光型LEDア
レイは発光点の間隔に比べて発光点ごとの光線発散角が
かなり大きいため、LEDアレイ前方の遠方に結像光学
素子を置いた場合、隣合う発光点同士でクロストークが
起こる虞れがあるが、本実施例では上記構成とすること
により、各発光点ごとに光束を集光、制御することがで
きるため、隣合う発光点間のクロストークと発光パター
ンの不均一性を防ぐことができる。尚、図33に平板マ
イクロレンズアレイ29の屈折率分布を示す。
【0123】[実施例31] 次に図34〜37を参照して第35〜45の構成の実施
例について説明する。これまでの実施例でLEDアレイ
の発光端面近傍の基板上にシリンダ光学素子やレンズア
レイ等を配置した構成を示したが、シリンダ光学素子や
レンズアレイ等を単体で配置した場合、結像倍率が大き
くなり、収差等の発生により像面上で必要なスポット径
が得られない恐れがあり、基板外に補正用のレンズ等を
設けなければならない場合がある。本実施例はこの点を
も考慮したものであり、LEDアレイからの発光光束が
基板面で反射することを防止すると共に感光体等の像面
上に光スポットを形成するための光学系を基板状に設
け、該光学系の結像倍率を等倍に近く設定することによ
り、収差の発生を抑えて必要な大きさの良好な光スポッ
トを得ようとするものである。
【0124】図34は第35の構成の一実施例を示す図
であって、(a)はLEDアレイヘッドの要部断面図、
(b)はLEDアレイヘッドの要部平面図であり、符号
1は端面発光型LED素子をアレイ状に少なくとも一列
配列してなるLEDアレイ、2は活性層、3は基板、
4,5は電極であり、前述の各実施例と同様の構成部で
ある。図34に示すように、本実施例では、LEDアレ
イ1に対向してLEDアレイ1の発光端面近傍の基板3
上に、LEDアレイ1の並び方向(主走査方向)に直交
する方向(副走査方向)にパワーを有し並び方向に長い
第1の長尺シリンダレンズ30と、上記並び方向(主走
査方向に)にパワーを有し上記LEDアレイ1と平行な
方向にアレイを形成する扁平シリンドリカルレンズアレ
イ31と、上記第1の長尺シリンダレンズ30と平行に
設置され副走査方向にパワーを有する第2の長尺シリン
ダレンズ32がこの順で配置されている。
【0125】従来、端面発光型LEDアレイからの発光
光束は図38に示したように、LEDアレイ1の発光端
面前方の基板面で一部が反射されて不均一な発光パター
ンを生じるが、本実施例のLEDアレイヘッドでは、図
34で示す第1の長尺シリンダレンズ30が副走査方向
にパワーを有することにより、光束は第1の長尺シリン
ダレンズ30により副走査方向に集光され、基板面に達
する前に光束は基板面に対して略平行になり、扁平シリ
ンドリカルレンズアレイ31に送り込まれる。扁平シリ
ンドリカルレンズアレイ31は、図34(b)で明らか
なように、各扁平シリンドリカルレンズ31aが、LE
Dアレイ1の各LED素子の一つ一つに対応してLED
アレイと同ピッチで配列されたアレイをなし、その扁平
シリンドリカルレンズ31aの一つ一つはLED素子の
活性層2を発し、第1の長尺シリンダレンズ30で副走
査方向に略平行化された光束(主走査方向ではまだ発散
状態)を取り込み、扁平シリンドリカルレンズ31a自
身の内部で主走査方向も略平行化する(扁平シリンドリ
カルレンズ31aは副走査方向にはノンパワーであるた
め、こちらも略平行のままである。つまり、扁平シリン
ドリカルレンズ31aの内部では光束が直交する2方向
で略平行化されている)。また、扁平シリンドリカルレ
ンズ31aは主走査方向にパワーを有しているため、主
走査方向において射出光束を集束光束となし、副走査方
向ではノンパワーであるため略平行な状態で光束を射出
させる。第2の長尺シリンダレンズ32は副走査方向に
パワーを有し、各扁平シリンドリカルレンズ31aから
の光束を感光体等の像面上に結像させるものであり、
36及び第37(又は第40)の構成がこの結像条件を
決定している。すなわち図34に示すLEDアレイヘッ
ドにおいて、第1の長尺シリンダレンズ30の第1面
(入射面)、第2面(射出面)の曲率半径をそれぞれr
11,r12とし、扁平シリンドリカルレンズ31aの
第1面、第2面の曲率半径をそれぞれr21,r22
し、第2の長尺シリンダレンズ32の第1面、第2面の
曲率半径をそれぞれr31,r32とするとき、 r11=−r12=r21 であり、かつ、 −r22=r31=−r32 である。
【0126】尚、図34に示す構成のLEDアレイヘッ
ドにおいて、第1の長尺シリンダレンズ30のみで副走
査方向の結像を完結させない理由は、結像倍率を高めな
いようにしていることにつきる。すなわちLEDの場
合、レーザダイオード(LD)の様なコヒーレント光の
場合と異なり、結像倍率がそのまま像面上のスポット径
を決定するから、結像倍率を高めると、スポット径が大
きくなってしまう。
【0127】ここで、シリンダレンズの作用について簡
単に説明する。図35に示すように、屈折率n,直径2
rの円筒レンズ(第1面、第2面の曲率半径はr)の前
方から発散する光は、円筒面から発光点迄の距離SをS
=(−n+2)r/n(n−1)と設定することにより平行
光束となる。従って、第1の長尺シリンダレンズ30
は、図35の関係を満たすように(LED素子の発光部
から入射面迄の距離がSとなるように)配置する。ま
た、図36のように、屈折率n,直径2rの円筒レンズ
(第1面、第2面の曲率半径はr)の前方S=r/
(n−1)からの発散光はS と等しい距離S'に結像
する(等倍結像)。従って、図36の関係を満たすよう
に扁平シリンドリカルレンズ31aを設定すると主走査
方向に等倍結像系となる。この時、光束は円筒レンズ内
部では平行となるから、入射面と射出面の間隔は適当で
よいことになる(幾何光学的には)。つまり第1面、第
2面の曲率半径をrにしておけば、円筒を潰した形でも
伸ばした形でもよいことになる。尚、上記各式で屈折率
nを簡単でかつ一般に有りそうな値n=1.5とする
と、S=0.66r,S=2r=S' となる。
【0128】ここで、図37は図35,36の原理を実
際の配置に適用した場合の例を示し、(a)は第36及
び第37の構成の関係(r21=−r22)を満たす場
合に対応し、この場合はS=S' となり、主・副走
査方向共に等倍結像が達成される。また、(b)は第3
6及び第40の構成の関係(r21<−r22)を満た
す場合に対応している。この場合、後群の曲率半径が前
群に比べて大きくなり、結像倍率が増加するが、光学素
子終端と像面(感光体表面等)との間隔を広くとれるた
めレイアウト上の効果がでる。また、結像倍率も2〜3
倍程度に留めておけば、発光部の大きさ(特に主走査方
向)を小さくすることで対応できる。
【0129】ところで、図34に示す構成のLEDアレ
イヘッドにおいて、端面発光型LEDアレイの場合、主
走査方向の発散角が大きいため、扁平シリンドリカルレ
ンズ31が単なる円筒面では主走査方向の結像性能が低
下してしまう恐れがある。そこで、第38の構成のよう
に、扁平シリンドリカルレンズの少なくとも1面を非球
面化することにより、結像性能を向上することができ
る。また、この非球面化による効果は、第39の構成
ように、双曲面(断面が双曲線)にすることにより簡単
にかつ効果的に達成される。
【0130】さらに、図34に示す構成のLEDアレイ
ヘッドにおいては、第1,第2の長尺シリンダレンズ3
0,32のうち、少なくとも一方をガラスファイバーで
構成することができる(第41の構成)。ガラスファイ
バーは太さも数μmから100μm異常のものが容易に
入手でき、精度的にも安定しているのでコストメリット
が大きい。
【0131】また、図34に示す構成のLEDアレイヘ
ッドにおいて、アレイ間のクロストークを防ぐ遮光手段
33をLEDアレイと感光体等の像面との間に設置する
とよい(第42の構成)。尚、同図(b)の例は、遮光
部材33を扁平シリンドリカルレンズ31a間に設置し
たものである。
【0132】また、図34に示す構成のLEDアレイヘ
ッドにおいて、扁平シリンドリカルレンズ31aはLE
Dアレイ基板3上に一体的に作りつけることができ(
43の構成)、これにより高精度で量産性の高い光学素
子を得ることができ、ピッチズレによる光量ムラ等の発
生を回避できる。
【0133】さらに、扁平シリンドリカルレンズ31a
を2つの部分に分割して構成することもでき(第44の
構成)、これにより扁平シリンドリカルレンズ31aの
作成が容易になり(特に図37(b)のように第1面
(入射面)と第2面(射出面)の形状が異なる場合
等)、必要に応じて前後部分の屈折率を違ったものとす
ることも可能となる。また、遮光部材33の設置自由度
も増す。
【0134】また、図34(b)に示すように、扁平シ
リンドリカルレンズ31aをLEDアレイ基板3上に一
体的に作りつける際に、前記遮光手段33をLEDアレ
イ基板3上に一体的に作りつけることができ(第45の
構成)、これにより量産性をより一層高めることがで
き、組付け等の煩わしさも無くなる。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、第1、第2の構成
(請求項1,2)のLEDアレイヘッドにおいては、各
LED素子からの発光光束を発光方向に対して略垂直方
向に折り曲げる反射素子を設けたことにより、各LED
素子からの発光光束は、出射後すぐに反射素子の反射面
により発光方向に対して略垂直方向に折り曲げられ、基
板面には達しないため、基板で反射した光束の影響を受
けることがなく、従来の端面発光型LEDアレイにおけ
る発光パターンの不均一性の問題を解消することができ
る。
【0136】第3〜6の構成(請求項3〜6)のLED
アレイヘッドにおいては、反射素子の反射面を種々の形
状の曲面(球面、主走査方向あるいは副走査方向に曲率
を有するシリンダ面、アナモフィック面)で構成したこ
とにより、LED素子からの出射発散光束を収束した
り、または像面上に結像することが可能となる。そし
て、このように、LED素子からの出射発散光束を結像
光学素子(ロッドレンズアレイ等)に導く前にある程度
収束しておけば、カップリング効率の高い光学ヘッドを
構成することができる。さらに、等倍結像光学素子を用
いず、LED素子の一つ一つに対応した結像素子で結像
させた場合、カップリング効率が非常に高く、結像素子
のつなぎ目での光量ばらつきやフレア光によるビームス
ポット形状の乱れ等を抑えることが可能となる。
【0137】第7の構成(請求項7)のLEDアレイヘ
ッドにおいては、反射素子の反射面の曲面形状を球面と
した場合にも、反射素子に対して、副走査方向にパワー
を有する長尺シリンダレンズを付加したことにより、非
点収差を良好に補正することが可能となる。
【0138】第8の構成(請求項8)のLEDアレイヘ
ッドにおいては、反射素子の反射面の曲面形状を主走査
方向に曲率を有するシリンダ面とした場合にも、反射素
子に対して、副走査方向のみにパワーを有する長尺シリ
ンダレンズを付加したことにより、副走査方向にも結像
することができ、さらに非点隔差の補正にも有用であ
る。
【0139】第9の構成(請求項9)のLEDアレイヘ
ッドにおいては、反射素子の反射面の曲面形状を副走査
方向に曲率を有するシリンダ面とした場合にも、反射素
子に対して、主走査方向にパワーを有するシリンダレン
ズアレイを付加したことにより、主走査方向にも結像す
ることができる。
【0140】第10の構成(請求項10)のLEDアレ
イヘッドにおいては、反射素子の反射面を副走査方向に
放物面形状からなるシリンダ面で構成したことにより、
各LED素子からの発光光束を出射後すぐに略垂直方向
に折り曲げることができるため光束が基板面に達するこ
とがなく、かつ反射面の形状により発光光束を副走査方
向で平行光束にすることができるので、発光パターンの
不均一性を確実に防ぐことができる。
【0141】第11の構成(請求項11)のLEDアレ
イヘッドにおいては、反射素子の反射面を放物面の一部
からなる曲面で構成したことにより、第10の構成(請
求項10)と同様の作用効果が得られ、かつLEDアレ
イからの発光光束を主・副走査方向とも平行光束とする
ことができるので、球面反射素子等に比べ収差の良好な
光学系を構成することができる。
【0142】第12の構成(請求項12)のLEDアレ
イヘッドにおいては、反射素子の反射面を副走査方向に
楕円形状からなるシリンダ面で構成したことにより、各
LED素子からの発光光束を出射後すぐに略垂直方向に
折り曲げることができるため光束が基板面に達すること
がなく、且つ、反射面の形状により発光光束を副走査方
向に集光することができるので、発光パターンの不均一
性を確実に防ぐことができる。
【0143】第13の構成(請求項13)のLEDアレ
イヘッドにおいては、反射素子の反射面を楕円面の一部
からなる曲面で構成したことにより、第12の構成(請
求項12)と同様の作用効果が得られ、かつ、LEDア
レイからの発光光束を主・副走査方向とも集光すること
ができるため、LEDアレイからの発光光束を単一素子
で結像させることができる。また、球面反射素子等に比
べ収差の良好な光学系を構成することができ、レイアウ
トの自由度も大きい。
【0144】第14の構成(請求項14)のLEDアレ
イヘッドにおいては、2列のLEDアレイの発光方向を
互いに対向する方向に配置し、かつ、発光ドット(発光
点)を互い違いに配置し、該2列のLEDアレイの間に
光束を折り曲げる反射素子を配置したことにより、各L
ED素子からの発光光束を出射後すぐに折り曲げること
ができるため光束が基板面に達することがなく、発光パ
ターンの不均一性を確実に防ぐことができる。また、2
列のLEDアレイの発光点を互い違いに配置することに
より、電極パターンやワイヤボンディングのピッチを大
きくすることができ、高密度化に有利である。
【0145】第15の構成(請求項15)のLEDアレ
イヘッドにおいては、第1乃至第14の構成の反射素子
を、LED素子と同一材料で構成したことにより、LE
Dアレイの半導体作成プロセス時に反射素子部を同時に
作成することができ、反射素子を後付けするよりも容易
である。また、LEDに用いられるAlGaAs等の材
料は一般に屈折率が高いため、高反射率の反射面を得る
ことができる。
【0146】第16の構成(請求項16)のLEDアレ
イヘッドにおいては、第14の構成(請求項14)のL
EDアレイヘッドにおいて、2列のLEDアレイからの
発光光束の光軸の前記反射素子上の反射点が同一直線上
になるように、反射素子を互い違いに配置した構成とし
たことにより、第14の構成(請求項14)の作用効果
に加え、発光光束を像面で同一直線上に結像することが
できる。
【0147】第17の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、LED素子からの発光光束の発光方向に対して略
垂直方向にパワーを持つシリンダ光学素子をLEDアレ
イ近傍に配置したことにより、LEDアレイの発光光束
を副走査方向に集光することができるので、端面発光型
LEDアレイのデメリットであった発光パターンの不均
一性を防ぐことができる。また、シリンダ光学素子の曲
率半径やLED発光点からシリンダ光学素子までの距離
を種々変えることによって発光光束の集光状態を自由に
変えることができる。
【0148】第18の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、前記シリンダ光学素子の中心軸を、LEDアレイ
の活性層と同一平面内からずらしたことにより、LED
素子からの発光光束を副走査方向に集束させつつ所望の
方向に曲げることができるので、LEDアレイヘッドの
レイアウトの自由度を増すことができる。
【0149】第19の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、前記シリンダ光学素子を設置するウェハー基板上
に溝を設けたことにより、シリンダ光学素子の組付けを
容易にし、かつ組付け精度を向上させることができる。
【0150】第20の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、前記シリンダ光学素子を円筒型レンズ、所謂ファ
イバーで構成したことにより、第17の構成と同様に発
光パターンの不均一性を防ぐことができ、かつ、ファイ
バーにすることで、長尺シリンダレンズ等に比べて製法
が容易で安価になるなどのメリットもあり、組付けも容
易である。
【0151】第21の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、前記ファイバーの中心軸を、LEDアレイの活性
層と同一平面内からずらしたことにより、第18の構成
と同様の作用効果が得られる。また、ファイバーの場合
は径を変えることによって焦点距離(副走査方向)を変
えることができるので、長尺シリンダレンズ等に比べて
容易に射出方向や光路長の調整が可能となる。
【0152】第22の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、前記ファイバーを設置するウェハー基板上に溝を
設けたことにより、第19の構成と同様の効果を上げる
ことができる。また、ファイバーの場合は円筒状なの
で、溝を設けることにより組付けの容易さや安定性向上
のメリットがあり、また、溝の深さを調整することによ
っても光束の射出方向の調整が可能となる。
【0153】第23の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、LED素子からの発光光束をカップリングするレ
ンズアレイをLEDアレイ近傍に配置したことにより、
LEDアレイの発光光束を副走査方向に集光することが
できるので、端面発光型LEDアレイのデメリットであ
った発光パターンの不均一性を防ぐことができ、さらに
主走査方向にもパワーを持っているので、単一の光学素
子で結像系を構成することができ、また、主走査方向に
おいて、LEDアレイの各素子の発光光束がクロストー
クするという問題も解決することができる。
【0154】第24の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、第23の構成と同様の効果に加え、前記レンズア
レイの光軸を、LEDアレイの活性層と同一平面内から
ずらしたことにより、LED素子からの発光光束を主・
副走査方向に集束させつつ所望の方向に曲げることがで
きるので、LEDアレイヘッドのレイアウトの自由度を
増すことができる。
【0155】第25の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、第23の構成と同様の効果に加え、前記レンズア
レイを設置するウェハー基板上に溝を設けたことによ
り、レンズアレイの組付けを容易にし、かつ組付け精度
を向上させることができる。
【0156】第26〜28の構成のLEDアレイヘッド
においては、それぞれ第23〜25 の構成と同様の作用
効果が得られると共に、レンズアレイを球レンズで構成
したことにより、組付けの容易さや精度の点において有
効であり、また、球レンズの径を変えることによって焦
点距離を変えることができるので、レンズアレイに比べ
て容易に射出方向や光路長を変えることができる。
【0157】第29の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、LED素子からの発光光束を折り曲げるプリズム
をLEDアレイ近傍に配置したことにより、LED素子
からの発光光束は出射後すぐにプリズムにより光路を折
り曲げられるので、基板に達することがなく、端面発光
型LEDアレイのデメリットであった発光パターンの不
均一性を防ぐことができるばかりでなく、LEDの2次
元アレイ化も容易となり、将来の高密度化に有利な構成
となる。
【0158】第30の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、第29の構成の効果に加え、発光光束を発光方向
と同方向に折り曲げるプリズムを付加したことにより、
光束を基板と平行な方向に出射できるため、他の光学系
を設けるときのレイアウトが容易になる。
【0159】第31の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、第29の構成のプリズムとして、発光光束を発光
方向に対して垂直方向に反射させるプリズムを設けたこ
とにより、光束を基板と垂直な方向に出射できるため、
発光パターンの不均一性を確実に防ぐことができるばか
りでなく、他の光学系を設けるときのレイアウトも容易
になる。
【0160】第32の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、31の構成に加えて、主走査方向と副走査方向
で曲率が異なる球面またはトロイダル面等のアナモフィ
ックレンズアレイを付加したことにより、一般にLED
素子では主走査方向と副走査方向で見かけの発光点が異
なる(非点隔差がある)が、これをアナモフィックレン
ズアレイで補正でき、微小スポットを形成する場合有利
となる。また、プリズムとレンズアレイを一体化するこ
とにより、低コスト化が可能となる。
【0161】第33の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、LED素子からの発光光束の出射方向に対し略垂
直方向に屈折率が変化する平行平板をLEDアレイ近傍
に配置したことにより、基板に向かう光束を平行平板に
より上方に曲げることができ、発光パターンの不均一性
を防ぐことができる。
【0162】第34の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、LEDアレイ近傍に平板マイクロレンズアレイを
配置し、前記平板マイクロレンズアレイはLED発光点
からの発散光束の中心軸と前記平板マイクロレンズアレ
イの物体側の面あるいは像側の面との交点から離れるに
従って減少するように屈折率が分布している構成とした
ことにより、各発光点ごとに光束を集光、制御でき、隣
合う発光点間のクロストークと発光パターンの不均一性
を防ぐことができる。
【0163】第35の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、LEDアレイに対向して、このアレイの並び方向
(主走査方向)に直交する方向(副走査方向)にパワー
を有し前記並び方向に長い第1の長尺シリンダレンズ
と、前記並び方向(主走査方向)にパワーを有し前記L
EDアレイと平行にアレイを形成する扁平シリンドリカ
ルレンズアレイと、前記第1の長尺シリンダレンズと平
行に設置され副走査方向にパワーを有する第2の長尺シ
リンダレンズとが上述の順で基板上に配置された構成と
したことにより、LEDアレイの各LED素子からの発
光光束は第1の長尺シリンダレンズにより副走査方向に
集光され基板面と略平行光となり、基板面に達すること
が無く、さらに扁平シリンドリカルレンズアレイによっ
て主走査方向に集光され、第2の長尺シリンダレンズに
よりさらに副走査方向に集光されるので、LEDアレイ
の発光端面前方の基板面による一部反射を確実に防ぐこ
とができ、発光パターンの不均一性の問題を解消するこ
とができる。しかもレンズ系の結像条件を定めることに
より結像倍率を任意に設定することができるため、感光
体等の像面上でのスポット径を必要な大きさにすること
が可能となる。従って、高効率のカップリングを実現
し、結像倍率増加によるスポット径の増大を防ぐことが
できる。
【0164】第36の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、第35の構成のレンズ系の結像条件を定めたこと
により、主走査方向、副走査方向共に同じ位置に結像す
ることが可能となる。第37の構成第36の構成の特
別条件であり、主・副走査方向共に等倍結像が達成され
る。また、第40の構成第37の構成とは異なる条件
を定めたものであるが、これにより、後群のレンズの曲
率半径が前群に比べて大きくなり結像倍率が増加する。
これは35の構成の目的とは矛盾するようであるが、
光学素子(第2の長尺シリンダレンズ)終端と感光体等
の像面との間隔を広く取れるため、レイアウト上の効果
が得られる。また、結像倍率も2〜3倍程度に留めてお
けば、発光部の大きさ(特に主走査方向)を小さくする
ことで対応できる。
【0165】第38の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、主走査方向にパワーを有する扁平シリンドリカル
レンズの少なくとも一面を非球面化したことにより、主
走査方向の結像性能を向上することができる。また、上
記非球面化による効果は、これを第39の構成のように
双曲面(断面が双曲線)にすることにより、簡単にかつ
効果的に達成される。
【0166】第41の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、35の構成で、第1,第2の長尺シリンダレン
ズのうち少なくとも一方をガラスファイバーとしたこと
により、通常の長尺シリンダレンズに比べて製法が容易
で安価になる。また、ガラスファイバーは太さも数μm
から100μm異常のものが容易に入手でき、精度的に
も安定しているのでコストメリットが大きい。
【0167】第42の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、35の構成で、遮光手段をLEDアレイと感光
体等の像面との間に設置したことにより、クロストーク
の発生が防止できる。
【0168】第43の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、35の構成で、LEDアレイと同一の基板に扁
平シリンドリカルレンズを作り付けたことにより、高精
度で量産性の高い光学素子を得ることができ、ピッチズ
レによる光量ムラ等の発生を回避できる。
【0169】第44の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、35の構成で、扁平シリンドリカルレンズを2
つの部分に分割して構成することにより、扁平シリンド
リカルレンズの作成が容易になり、必要に応じて前後部
分の屈折率を違ったものとすることも可能となる。ま
た、上記遮光部材の設置自由度も増す。
【0170】第45の構成のLEDアレイヘッドにおい
ては、第42の構成における遮光手段がLEDアレイ基
板に一体的に作りつけられているため、量産性が高ま
り、組み付け等の煩わしさがなくなる。
【0171】以上のように、第1〜45の構成によれ
ば、端面発光型LEDアレイの長所を生かしつつ発光パ
ターンの不均一性や光量ばらつき等の問題を解消でき、
高密度化、高速化に適したLEDアレイヘッドを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の構成の一実施例を示す図であって、
(a)はLEDアレイヘッドの要部斜視図、(b)は
(a)のA−A’断面図である。
【図2】第3(又は6)の構成の一実施例を示すLED
アレイヘッドの要部斜視図である。
【図3】第4,8の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部斜視図である。
【図4】第6,9の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部斜視図である。
【図5】第10の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。
【図6】第11の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部斜視図である。
【図7】第12の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部断面図である。
【図8】第13の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部斜視図である。
【図9】第14の構成の一実施例を示すLEDアレイヘ
ッドの要部斜視図である。
【図10】図9に示すLEDアレイヘッドの要部平面図
である。
【図11】図9に示すLEDアレイヘッドの要部断面図
である。
【図12】第16の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部斜視図である。
【図13】第17の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図14】第18の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図15】第19の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図16】第20の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図17】第21の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図18】第22の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図19】第23の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図20】図19に示すレンズアレイの形状例を示す要
部斜視図である。
【図21】第24の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図22】第25の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図23】第26の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図24】第27の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図25】第28の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図26】第29の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図27】第30の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図28】第31の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図29】第32の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図30】第33の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部断面図である。
【図31】図30に示す平行平板の屈折率分布のグラフ
を示す図である。
【図32】第34の構成の一実施例を示すLEDアレイ
ヘッドの要部斜視図である。
【図33】図32に示す平板マイクロレンズアレイの屈
折率分布を示す図である。
【図34】第35の構成の一実施例を示す図であって、
(a)はLEDアレイヘッドの要部断面図、(b)はL
EDアレイヘッドの要部平面図である。
【図35】第1の長尺シリンダレンズに相当するシリン
ダレンズの原理の説明図である。
【図36】扁平シリンドリカルレンズに相当するシリン
ダレンズの原理の説明図である。
【図37】図35,36の原理を実際の配置に適用した
場合の例を示し、(a)は第36及び37の構成の関係
を満たす場合の光学系配置を示す図、(b)は第36及
び40の構成の関係を満たす場合の光学系配置を示す図
である。
【図38】従来のLEDアレイヘッドの要部断面図であ
る。
【図39】従来のLEDアレイヘッドの要部斜視図であ
る。
【符号の説明】
1:LED素子(LEDアレイ) 1A,1B:LEDアレイ 2:活性層 3:基板 4:上部電極(電極パターン) 4a:ワイヤ 5:下部電極 6,7,8,10,12,13,15,16,17,1
9:反射素子 6a,17a,19a:反射面(平面の例) 7a:曲面からなる反射面 8a:主走査方向に曲率を有するシリンダ面からなる反
射面 9:長尺シリンダレンズ 10a:副走査方向に曲率を有するシリンダ面からなる
反射面 11:シリンダレンズアレイ 12a:副走査方向に放物面形状からなるシリンダ面で
構成した反射面 13a:放物面の一部からなる曲面で構成した反射面 14:レンズアレイ 15a:副走査方向に楕円形状からなるシリンダ面で構
成した反射面 16a:楕円面の一部からなる曲面で構成した反射面 18:結像レンズ 20:シリンダ光学素子(長尺シリンダレンズ) 21:溝 22:ファイバー 23:レンズアレイ 24:球レンズ 25,26:プリズム 27:アナモフィックレンズアレイ 28:屈折率分布平行平板 29:平板マイクロレンズアレイ 30:第1の長尺シリンダレンズ 31:扁平シリンドリカルレンズアレイ 31a:扁平シリンドリカルレンズ 32:第2の長尺シリンダレンズ 33:遮光手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 33/00 (72)発明者 上田 健 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 泉 康隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平1−170962(JP,A) 特開 平1−217476(JP,A) 特開 平1−244418(JP,A) 特開 平2−183213(JP,A) 特開 平3−28810(JP,A) 特開 平3−168612(JP,A) 特開 平3−245110(JP,A) 特開 平3−253364(JP,A) 特開 平4−194812(JP,A) 特開 平4−284401(JP,A) 特開 平5−90637(JP,A) 特開 平5−107492(JP,A) 特開 平5−107495(JP,A) 特開 平5−129663(JP,A) 特開 平5−297314(JP,A) 特開 平5−323228(JP,A) 特開 平6−3610(JP,A) 特開 平6−51168(JP,A) 特開 平6−123869(JP,A) 特開 平6−227040(JP,A) 特開 平6−246968(JP,A) 特開 平7−202263(JP,A) 特開 昭57−2158(JP,A) 特開 昭57−118881(JP,A) 特開 昭62−237409(JP,A) 特開 昭63−103288(JP,A) 実開 昭56−66907(JP,U) 実開 昭64−20341(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/44 B41J 2/45 B41J 2/455 G02B 6/42 H01L 33/00

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に複数の端面発光型LED(発光ダ
    イオード)素子を少なくとも1列配置してなるLEDア
    レイヘッドにおいて、前記基板上に配置された複数の端
    面発光型LED素子の発光端面近傍の同一基板上に、各
    端面発光型LED素子からの発光光束を発光方向に対し
    て略垂直方向に折り曲げる反射素子を一体に設けたこと
    を特徴とするLEDアレイヘッド。
  2. 【請求項2】請求項1記載のLEDアレイヘッドにおい
    て、同一基板上にLEDアレイと反射素子の組を複数列
    形成したことを特徴とするLEDアレイヘッド。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のLEDアレイヘッ
    ドにおいて、前記反射素子の反射面が曲面からなり、該
    反射面の曲面形状を球面で構成したことを特徴とするL
    EDアレイヘッド。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載のLEDアレイヘッ
    ドにおいて、前記反射素子の反射面が曲面からなり、該
    反射面の曲面形状を、主走査方向(LEDアレイの並び
    方向)に曲率を有するシリンダ面で構成したことを特徴
    とするLEDアレイヘッド。
  5. 【請求項5】請求項1または2記載のLEDアレイヘッ
    ドにおいて、前記反射素子の反射面が曲面からなり、該
    反射面の曲面形状を、副走査方向(主走査方向に直交す
    る方向)に曲率を有するシリンダ面で構成したことを特
    徴とするLEDアレイヘッド。
  6. 【請求項6】請求項1または2記載のLEDアレイヘッ
    ドにおいて、前記反射素子の反射面が曲面からなり、該
    反射面の曲面形状を、主走査方向と副走査方向で曲率が
    互いに異なるアナモフィック面で構成したことを特徴と
    するLEDアレイヘッド。
  7. 【請求項7】請求項3記載のLEDアレイヘッドにおい
    て、前記反射素子に対して、さらに副走査方向にパワー
    を有する長尺シリンダレンズを付加することを特徴とす
    るLEDアレイヘッド。
  8. 【請求項8】請求項4記載のLEDアレイヘッドにおい
    て、前記反射素子に対して、さらに副走査方向にパワー
    を有する長尺シリンダレンズを付加することを特徴とす
    るLEDアレイヘッド。
  9. 【請求項9】請求項5記載のLEDアレイヘッドにおい
    て、前記反射素子に対して、さらに主走査方向にパワー
    を有するシリンダレンズアレイを付加することを特徴と
    するLEDアレイヘッド。
  10. 【請求項10】請求項1または2記載のLEDアレイヘ
    ッドにおいて、前記反射素子の反射面が曲面からなり、
    該反射面を、副走査方向に放物面形状からなるシリンダ
    面で構成したことを特徴とするLEDアレイヘッド。
  11. 【請求項11】請求項1または2記載のLEDアレイヘ
    ッドにおいて、前記反射素子の反射面が曲面からなり、
    該反射面を、放物面の一部からなる曲面で構成したこと
    を特徴とするLEDアレイヘッド。
  12. 【請求項12】請求項1または2記載のLEDアレイヘ
    ッドにおいて、前記反射素子の反射面が曲面からなり、
    該反射面を、副走査方向に楕円形状からなるシリンダ面
    で構成したことを特徴とするLEDアレイヘッド。
  13. 【請求項13】請求項1または2記載のLEDアレイヘ
    ッドにおいて、前記反射素子の反射面が曲面からなり、
    該反射面を、楕円面の一部からなる曲面で構成したこと
    を特徴とするLEDアレイヘッド。
  14. 【請求項14】請求項1記載のLEDアレイヘッドであ
    って、基板上に複数の端面発光型LED素子をアレイ状
    に2列配置してなるLEDアレイヘッドにおいて、2列
    のLEDアレイの発光方向を互いに対向する方向に配置
    し、かつ、発光ドット(発光点)を互い違いに配置し、
    該2列のLEDアレイの間の基板上に、光束を折り曲げ
    る反射素子を配置したことを特徴とするLEDアレイヘ
    ッド。
  15. 【請求項15】請求項1乃至請求項14記載のLEDア
    レイヘッドにおいて、前記反射素子が端面発光型LED
    素子と同一材料からなることを特徴とするLEDアレイ
    ヘッド。
  16. 【請求項16】請求項14記載のLEDアレイヘッドに
    おいて、2列のLEDアレイからの発光光束の光軸の前
    記反射素子上の反射点が同一直線上になるように、反射
    素子を互い違いに配置したことを特徴とするLEDアレ
    イヘッド。
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