JP2002248803A - Ledプリントヘッド及びその調整方法 - Google Patents

Ledプリントヘッド及びその調整方法

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JP2002248803A JP2001052155A JP2001052155A JP2002248803A JP 2002248803 A JP2002248803 A JP 2002248803A JP 2001052155 A JP2001052155 A JP 2001052155A JP 2001052155 A JP2001052155 A JP 2001052155A JP 2002248803 A JP2002248803 A JP 2002248803A
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Masaki Hachisuga
正樹 蜂須賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の発光源が所定方向に配列された基板を
千鳥状に配列したLEDプリントヘッドにおいて、光量
ばらつきによる画像むらの発生を抑えることを目的とす
る。 【解決手段】 LEDアレイチップ18のLEDと屈折
率分布レンズアレイ12の位置に対するビーム径の変化
は、LEDと屈折率分布レンズアレイ12の中心とのず
れ量が大きくなると、主走査方向のビーム径の最大値が
大きくなりビーム径むらが発生し易いので、ビーム径を
画像測定カメラ20で測定し、千鳥状に配置されたLE
Dアレイチップ18におけるそれぞれのLEDアレイチ
ップ18のビーム径むらが6μmまたは6μm以内にな
るように調整することによって、LEDと屈折率レンズ
アレイの相対位置を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LEDプリントヘ
ッド及びその調整方法にかかり、特に、電子写真記録装
置等に用いられる光書き込み装置に用いられるLEDプ
リントヘッド及びその調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、主走査方向に直列に配置さ
れ、画像信号により点滅制御される発光素子アレイと発
光素子アレイの光像を結像するための結像素子アレイを
備えた光プリントヘッドで、記録面上を露光して画像の
記録を行なう光書き込み装置が複写機やプリンタなどに
広く用いられている。
【0003】光プリントヘッドは、例えば、特開平4−
85062号公報に記載の技術のようなものがある。特
開平4−85062号公報では、多数直線状に発光ダイ
オードを基板に設けた画像素子アレイと、これに対向し
て例えば屈折率分布型レンズを2列に多数並べたレンズ
アレイからなる。この光プリントヘッドは組み立ての
際、ずれが発生するとレンズアレイのレンズ径ピッチに
よるむらが発生するため、発光素子アレイの発光位置と
レンズアレイの中心位置を所定の許容範囲内で一致させ
る必要がある。そこで、特開平4−85062号公報で
は、図5に示すように、レンズアレイ50を取り付ける
ための基準位置となる取り付け面52を設けて、該取り
付け面を基準にして接着剤により固定していた。
【0004】また近年、光プリントヘッドの高解像度の
要求も高まっているが、発光素子アレイの解像度が高く
なると、発光素子を搭載した半導体チップの一番端の発
光素子とチップ端部の距離が短くなり、製造上チップの
ウエハ切り出しが困難になる、という問題がある。ま
た、チップとチップの隙間より小さくするためにチップ
を解像度に合わせて並べることが困難になる。これらの
問題を解決するために実願平2−104243号公報に
記載の技術では、図6の(B)に示すように、発光素子
54を搭載したチップ56を千鳥状に配列する方法が提
案されている。
【0005】また、千鳥状に配列されたチップにおける
組み立て調整に関して、特開平9−52385号公報に
記載の技術では、屈折率分布レンズアレイの中心と発光
点位置を光量またはMTF(Modulation Transfer Func
tion)を見ながらLEDの位置を調整する調整方法が提
案されている。
【0006】なお、図7に示すように、発光素子54か
ら出射された光が屈折率分布レンズアレイ58により結
像点60に結像されることを示す図であるが、結像点6
0付近を拡大すると光強度分布は図8の(A)のように
なっており、MTFは図8の(A)において、MTF
(i)=(Imax(i)−Imin(i))/(Im
ax(i)+Imin(i))×100で定義され、図
8(A)はMTFで表すと、図8の(B)のよう表され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、千鳥状
にチップを配列すると、図6の(A)に示すように、屈
折率分布レンズアレイ58の中心から発光位置(発光素
子54)がずれる(屈折率分布レンズアレイ58の中心
位置と発光素子54の中心位置が一致しない)ので、レ
ンズ径周期の画像むらが発生しやすくなり、従来の取り
付け基準面を設けて組み立てる方法では、良好な画質が
得られない。
【0008】また、特開平9−52385号公報に記載
の技術に記載の方法において、光量のばらつきを見なが
ら調整する場合には、調整時はSLA(セルフォックス
レンズアレイ)の光量ばらつきに加え、発光チップ自体
の光量ばらつきも発生する。すなわち、図9に示すよう
に、理想線のようには現実の光量がならないため、レン
ズ半径のピッチむらの検出精度が下がり、所望の位置に
調整することは困難である。また発光チップ自体の光量
ばらつきに関しては、レンズ半径のピッチむらの調整が
できれば、LEDプリントヘッド組み立て後、光量を測
定し、その値に応じて各発光点の発光量を測定結果に応
じて変えることにより光量むらはなくなり画質上問題と
ならない。しかしながら、図9に示すように、セルフォ
ックスレンズアレイの光量ばらつきに加え、発光チップ
自体の光量ばらつきも発生するので、光量のばらつきを
見ながら調整したのでは、所望の位置に調整することが
できず、良好な画質が得られない。
【0009】MTFのばらつきを見ながら調整する場合
には、MTF自体も光量のばらつきを含んだ指標であ
り、MTFばらつきを調整時に最小にあわせても光量補
正を行なうと、図10に示すように、補正後のMTFば
らつきが最小とならず、画像むらが発生する場合があ
る。すなわち光量むらと画像の濃度むら、MTFむらと
画像の濃度むらが一致しない場合も生じる。
【0010】さらに複数の発光素子を千鳥状に配置(2
列に副走査方向に交互にずらして配置)した場合には、
仮に片側のチップ(一方の列)でMTFのばらつきをレ
ンズ径の1/2ピッチ近傍で最小になるように調整して
も、もう片側(他方の列)のチップではMTFのばらつ
きが大きく発生し、画像むらが発生する。
【0011】本発明は、上記問題を解決すべく成された
もので、複数の発光源が所定方向に配列された基板を千
鳥状に配列したLEDプリントヘッドにおいて、光量ば
らつきによる画像むらの発生を抑えることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、複数の発光源が所定方向に
配列された発光源基板と、前記発光源から出射された光
を所定の位置に結像する複数の屈折率分布レンズからな
るレンズアレイとを備え、かつ複数の前記発光源基板が
前記所定方向に沿って相対的に前記所定方向と直交する
方向にずらして千鳥状に配置されるLEDプリントヘッ
ドにおいて、前記屈折率分布レンズのレンズ径周期で発
生するビーム径の変動量が所定範囲内になるように前記
発光源と前記屈折率分布レンズアレイの位置関係を調整
したになるように前記発光源と前記屈折率分布レンズア
レイの位置関係を調整したことを特徴としている。
【0013】請求項1に記載の発明によれば、発光源基
板上に配置された複数の発光源からの光は、屈折率分布
レンズアレイを介して、感光材料等の結像位置に結像さ
れる。この時、千鳥状に基板が配置されているので、屈
折率分布レンズアレイの中心位置と発光源の位置が一致
しない。そこで、屈折率分布レンズのレンズ径周期で発
生するビーム径の変動量が所定範囲内になるように発光
源と屈折率分布レンズの位置関係を調整する。例えば、
発光源を固定して、発光源に対する屈折率分布レンズの
位置を調整したり、屈折率分布レンズアレイを固定し
て、発光源レンズアレイの位置を調整する。すなわち、
屈折率分布レンズアレイのレンズ径周期による光量ばら
つきを抑制することができる。従って、このように調整
することによって、画像むらを抑制することができる。
【0014】なお、屈折率分布レンズアレイとしては、
例えば、セルフォックスレンズアレイ等を用いることが
できる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記所定方向に沿って同一ライン上に
配列された前記発光源基板の前記発光源より出射される
光のビーム径のむらと、他のライン上に配列された前記
発光源基板の前記発光源より出射される光のビーム径む
らが等しくなるように、前記調整を行ったことを特徴と
している。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、さらに千鳥状に配列された発光
源基板のそれぞれのライン(例えば、千鳥状配置が2ラ
インの場合には、それぞれのライン)より出射される光
のビーム径のむらと、その他のラインより出射される光
のビーム径のむらが等しくなるように、発光源と屈折率
レンズアレイの位置関係を調整する。すなわち、それぞ
れの発光源基板より出射される光のビーム径むら(ビー
ム径の最大値−ビーム径の最小値)が等しくなるように
調整することにより、光量ばらつきを抑制することがで
きる。従って、画像むらを抑制することができる。
【0017】請求項3に記載の発明は、複数の発光源が
所定方向に配列された発光源基板と、発光源から出射さ
れた光を所定の位置に結像する複数の屈折率分布レンズ
からなるレンズアレイとを備え、かつ複数の前記発光源
基板が前記所定方向に沿って相対的に前記所定方向と直
交する方向にずらして千鳥状に配置されるLEDプリン
トヘッドの調整方法であって、前記発光源より出射さ
れ、前記屈折率分布レンズアレイを介して得られる光の
ビーム径を測定し、前記屈折率分布レンズアレイのレン
ズ径周期で発生する変動量が所定の範囲内になるように
前記発光源と前記屈折率分布レンズの位置関係を調整す
ることを特徴としている。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、発光源よ
り出射され、屈折率分布レンズアレイを介して得られる
光のビーム径を測定する。該測定結果より得られる屈折
率分布レンズアレイのレンズ径周期で発生する変動量が
所定の範囲内になるように発光源と屈折率分布レンズア
レイの位置関係を調節することにより、請求項1に記載
のLEDプリントヘッドを提供することができる。
【0019】また、請求項3の記載の発明は、請求項4
に記載の発明のように、所定方向に沿って同一ライン上
に配列された発光源基板の発光源より出射される光のビ
ーム径のむらと、他のライン上に配列された発光源基板
の発光源より出射される光のビーム径むらが等しくなる
ように、発光源と屈折率分布レンズアレイの位置関係を
調整することにより、請求項2に記載のLEDプリント
ヘッドを提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。図1には、本実施の
形態に係るLEDプリントヘッド及びその調整を示す斜
視図である。
【0021】本実施の形態に係るLEDプリントヘッド
10は、図1に示すように、屈折率分布レンズアレイ1
2、レンズホルダー14、及び基板16によって主に構
成されている。
【0022】屈折率分布レンズアレイ12は、従来技術
と同様に、図7に示すように複数の屈折率分布レンズか
らなるレンズアレイとされ、図1に示すように、レンズ
ホルダー14に支持されている。レンズホルダー14に
おける屈折率分布レンズアレイ12の支持位置は、図1
に示すY方向及びZ方向に、屈折率分布レンズアレイ1
2が移動可能に構成されており、屈折率分布レンズアレ
イ12の位置調整が行なわれた後に、接着剤等によって
固定されるようになっている。なお、屈折率分布レンズ
アレイ12の位置調整は、後述の画像測定カメラを用い
て調整を行なう。また、屈折率分布レンズアレイ12と
しては、例えば、セルフォックスレンズアレイ(SL
A)等を用いる。
【0023】レンズホルダー14に支持された屈折率分
布レンズアレイ12の下方には、基板16が配置されて
おり、基板16には複数の発光源としてのLEDが直線
上に配列された本発明の発光源基板に相当するLEDア
レイチップ18が複数配置されている。複数のLEDア
レイチップ18は、該LEDアレイチップ18に配列さ
れたLEDの配列方向と直交する方向(図1に示すY方
向)に交互にずらして基板16上に配置されている。す
なわち、LEDアレイチップ18は千鳥状に基板16に
配置されている。なお、図1に示すX方向を主走査方
向、Y方向を副走査方向とする。
【0024】また、基板16には上述のLEDアレイチ
ップ18上に配列されたLEDを駆動する図示しないド
ライバが設けられており、該ドライバによってLEDが
駆動されるようになっている。
【0025】屈折率分布レンズアレイ12の上方には屈
折率分布レンズアレイ12とLEDアレイチップ18の
相対位置を調整するための画像測定カメラ20が設けら
れ、該画像測定カメラ20によってLEDアレイチップ
18のLEDより出射される光のビームプロファイルが
測定される。そして、該画像測定カメラ20より得られ
るビームプロファイルを用いて、屈折率分布レンズアレ
イ12とLEDアレイチップ18の相対位置の調整が行
なわれる。すなわち、屈折率分布レンズアレイ12のレ
ンズホルダー14に対する位置調整を行なうことによっ
て屈折率分布レンズアレイ12とLEDアレイチップ1
8の相対位置の調整が行なわれる。該位置調整が行なわ
れた後に上述したように屈折率分布レンズアレイ12が
レンズホルダー14に接着剤等によって固定される。
【0026】なお、画像測定カメラ20によって測定さ
れるビームプロファイルは、図2の(A)に示すような
3次元ビームプロファイルを測定することができるよう
になっている。
【0027】また、画像測定カメラ20には、測定デー
タを正規化してビーム径を計算する図示しない演算処理
部を備えており、本実施の形態では、演算処理部で計算
されたビーム径に基づいて、上述の屈折率分布レンズア
レイ12とLEDアレイチップ18の相対位置の調整が
行なわれる。なお、本実施の形態では、演算処理部で計
算するビーム径は、図2の(B)に示すように、光量の
ピーク値の13.5%の距離をビーム径とする。
【0028】続いて、上述のように構成されたLEDプ
リントヘッド10を画像測定カメラ20を用いて行なう
調整について説明する。
【0029】画像むらは従来技術で説明したように、発
光源としてのLEDとレンズアレイの位置関係が崩れた
り、レンズアレイの製造誤差が大きくなると発生する。
画像むらは斜め45°スクリーンのCin(網点面積
率)20%近くが非常に目立つ。このパターンでのビー
ム径のばらつきと画像むらの関係は、屈折率分布レンズ
アレイ12の中心とLEDの距離(屈折率分布レンズア
レイ12とLEDのずれ)が0μmの場合には、図3の
(A)に示すように、ビーム径のむら(ビーム径最大値
−ビーム径最小値)が3μmで画像むらは認識されなか
った。また、屈折率分布レンズアレイ12の中心とLE
Dの距離が40μmの場合には、図3の(B)に示すよ
うに、ビーム径のむらが7μmで図3の(A)と同様に
画像むらは認識されなかった。そして、屈折率分布レン
ズアレイ12の中心とLEDの距離が80μmの場合に
は、図3の(C)に示すように、ビーム径のむらが10
μmで画像むらが認識された。なお、この時のレンズ径
周期での平均ビーム径は45μmである。
【0030】すなわち、図3に示すように、レンズ径周
期のビーム径の平均値45μmに対して7μmのばらつ
き(ビーム径むら7μm)が発生したあたりから画像む
らが急激に目立ち始めることがわかる。
【0031】従って、レンズ径周期のビーム径むらが7
μm以内となるように、屈折率分布レンズアレイ12を
調整することにより、画像むらが発生しないプリントヘ
ッドを提供することができる。
【0032】また、ビーム径むらが7μm以内となるL
EDと屈折率分布レンズアレイ12の中心との位置ずれ
の許容範囲は屈折率分布レンズアレイ12のばらつきも
含めると100μm(±50μm)と非常に許容範囲が
狭い。
【0033】そこで、本実施の形態では、調整誤差を2
0μmとし、千鳥の間隔を80μmに設定する。これに
よって、LEDと屈折率分布レンズアレイ12の中心と
の位置ずれの許容範囲100μm以内に抑えることがで
きる。
【0034】また、LEDアレイチップ18のLEDと
屈折率分布レンズアレイ12の位置に対するビーム径の
変化は図4に示すようになっており、LEDアレイチッ
プ18のLEDと屈折率分布レンズアレイ12の中心と
のずれ量が大きくなると、主走査方向のビーム径の最大
値が大きくなりビーム径むらが発生し易い。そこで、本
実施の形態では、千鳥状に配置されたLEDアレイチッ
プ18におけるそれぞれのLEDアレイチップ18のビ
ーム径むらが6μmまたは6μm以内になるように調整
することによって、LEDアレイチップ18のLEDと
屈折率レンズアレイの相対位置を調整する。
【0035】以上のようにLEDアレイチップ18のL
EDと屈折率分布レンズアレイ12の位置関係を調整し
た後、プリントヘッドの光量を測定し、該測定結果に応
じて各LEDの光出力を変えることにより、屈折率分布
レンズアレイ12の光量ばらつきやLED自体の光量ば
らつきによる画像むらの発生を抑えることができる。
【0036】すなわち、本実施の形態では、LEDアレ
イチップ18のLEDと屈折率分布レンズアレイ12の
調整を行なう際に、ビーム径を用いてレンズ径周期で発
生するビーム径の変動量が所定範囲以内になるように調
整することにより、画像むらのないLEDプリントヘッ
ドを提供することができる。
【0037】なお、上記の実施の形態では、屈折率分布
レンズアレイ12の位置調整を行なうことにより、屈折
率分布レンズアレイ12とLEDアレイチップ18との
相対位置の調整を行うようにしていたが、これに限るも
のではなく、LEDアレイチップ18の位置を調整する
ようにしてもよいし、双方を調整するようにしてもよ
い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、屈
折率分布レンズアレイのレンズ径周期で発生するビーム
径の変動量が所定範囲内になるように発光源と屈折率分
布レンズアレイの位置関係を調整することにより、千鳥
状に配列されたLEDプリントヘッドにおいて、光量ば
らつきによる画像むらの発生を抑えることができる、と
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るLEDプリントヘ
ッド及びその調整を示す図である。
【図2】 画像測定カメラで測定するビーム径を説明す
るための図である。
【図3】 画像むらとビーム径むらとの関係を示す図で
ある。
【図4】 LEDと屈折率分布レンズアレイの位置に対
するビーム径の変化を示す図である。
【図5】 従来のLEDアレイとレンズアレイの取り付
けを示す図である。
【図6】 従来の千鳥状に配置された発光素子を搭載し
たチップを示す図である。
【図7】 発光素子から出射された光がレンズアレイに
より結像点に結像されることを表す図である。
【図8】 MTFを説明するための図である。
【図9】 従来の光量のばらつきを見ながら調整する場
合の問題点を示す図である。
【図10】 従来のMTFのばらつきを見ながら調整す
る場合の問題点を示す図である。
【符号の説明】
10 LEDプリントヘッド 12 屈折率分布レンズアレイ 14 レンズホルダー 16 基板 18 LEDアレイチップ 20 画像測定カメラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光源が所定方向に配列された発
    光源基板と、前記発光源から出射された光を所定の位置
    に結像する複数の屈折率分布レンズからなるレンズアレ
    イとを備え、かつ複数の前記発光源基板が前記所定方向
    に沿って相対的に前記所定方向と直交する方向にずらし
    て千鳥状に配置されるLEDプリントヘッドにおいて、 前記屈折率分布レンズのレンズ径周期で発生するビーム
    径の変動量が所定範囲内になるように前記発光源と前記
    屈折率分布レンズアレイの位置関係を調整したことを特
    徴とするLEDプリントヘッド。
  2. 【請求項2】 前記所定方向に沿って同一ライン上に配
    列された前記発光源基板の前記発光源より出射される光
    のビーム径のむらと、他のライン上に配列された前記発
    光源基板の前記発光源より出射される光のビーム径むら
    が等しくなるように、前記調整を行ったことを特徴とす
    る請求項1に記載のLEDプリントヘッド。
  3. 【請求項3】 複数の発光源が所定方向に配列された発
    光源基板と、発光源から出射された光を所定の位置に結
    像する複数の屈折率分布レンズからなるレンズアレイと
    を備え、かつ複数の前記発光源基板が前記所定方向に沿
    って相対的に前記所定方向と直交する方向にずらして千
    鳥状に配置されるLEDプリントヘッドの調整方法であ
    って、 前記発光源より出射され、前記屈折率分布レンズアレイ
    を介して得られる光のビーム径を測定し、前記屈折率分
    布レンズアレイのレンズ径周期で発生する変動量が所定
    の範囲内になるように前記発光源と前記屈折率分布レン
    ズの位置関係を調整することを特徴とするLEDプリン
    トヘッドの調整方法。
  4. 【請求項4】 前記所定方向に沿って同一ライン上に配
    列された前記発光源基板の前記発光源より出射される光
    のビーム径のむらと、他のライン上に配列された前記発
    光源基板の前記発光源より出射される光のビーム径むら
    が等しくなるように、前記調整を行なうことを特徴とす
    る請求項3に記載のLEDプリントヘッドの調整方法。
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