JP2007182073A - 電子写真プリンタ用の露光デバイスの調整方法と露光デバイス - Google Patents

電子写真プリンタ用の露光デバイスの調整方法と露光デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】電子写真プリンタに適した露光デバイスを調整するための方法に関する。
【解決手段】露光デバイスが複数の発光要素を備え、各選択された発光要素を励起するための所定のエネルギーレベルを使用して、選択スキームに従って選択された発光要素を励起し、露光デバイスから対応する露光強度分布を取得する。取得された露光強度分布と事前確立された伝達関数とに基づいてトナーエリアカバレージ分布を予測し、予測トナーエリアカバレージ分布の属性を取得し、取得された属性がターゲット属性となるように、各選択された発光要素を励起するためのエネルギーレベルの設定値を判断する。
【選択図】図8

Description

非インパクトプリンタのカテゴリは、有機光導電(OPC)ベルトなどの感光記録部材に潜像を記録するための複数の発光要素を備える、プリントヘッドなどの露光デバイスを利用する。このような露光デバイスのプリントヘッドは、発光ダイオード(LED)などの発光要素のアレイを具備する場合がある。ロッドレンズアレイなどのレンズ手段(登録商標SELFOCとして市販されている)が、LEDによって放射された光を感光記録部材に集光するためのプリントヘッドで使用可能である。上記タイプのプリンタはまた、感光部材に形成された潜像を可視的トナー粉末画像に現像するための現像手段を備えている。このようなプリンタはさらに、トナー粉末画像を感光記録部材から、紙などの画像受け取り媒体に転写するための転写手段を備えている。
上記タイプの露光デバイスでは、LEDは固体基板上に搭載され、一般的には感光記録部材の幅にわたって列をなして配列される。LEDチップが提供されることがあり、このチップの各々は例えば128個の集積LEDのブロックを含んでいる。多数のLEDチップがモジュールプレート上に搭載可能であり、複数のモジュールプレートは、LEDが一定のピッチで間隔をあけられている場所に所望の幅のプリントバーが形成されるように搭載可能である。
感光受信部材上に光スポットを生成して、ピクチャ要素(画素)からなる画像を生成するために、エネルギー出力レベルが関連ドライバによってLEDに印加される。複数のエネルギーレベルを有するスポットは、一定期間複数のレベルの出力電力を提供することによって、あるいは画素の階調値に比例してある期間一定の出力電力レベルを提供することによって得られる。いわゆるバイナリプリンタでは、LEDに印加可能なのは2つのエネルギーレベルのみであり、一方のレベルは光スポットを生じさせるためのもので、もう一方のレベルはゼロエネルギーレベルである。帯電エリア現像プロセスが使用される場合、いわゆるプリントしきい値強度よりも大きな光強度で感光部材に投影された光スポットは感光材料を局所的に放電し、トナーは局所的に現像されない(画素なし)。帯電エリア現像が使用され、LEDが駆動されない場合(ゼロエネルギーレベル)、感光部材は局所的に帯電されたままであり、トナーは局所的に転写されて画素を生じる。本発明は帯電エリア現像タイプのプロセスについて説明されているが、本発明はまた、非帯電エリア現像タイプのプロセスにも適しており、必要な変更をなすことができる。
LEDを備えるこのような露光デバイスを使用するプリンタによって得られたプリント画像の光学密度の不均一さは、最小限にされなければならない。プリント画像の光学密度の不均一さは、生成プロセスまたは材料、LED出力歩留まりの温度依存性、およびプリント幅にわたるレンズ手段(例えば、Selfoc(登録商標)レンズアレイ)の異なる光透過性に起因する、LEDによって放射された光強度の大きな拡散によることがある。プリント画像の光学密度の不均一さの別の原因は、変則レンズロッドファイバや非整列レンズロッドファイバなどの、ロッドレンズアレイの局所的不完全性である。プリント画像の光学密度の不均一さはまた、LED、またはLEDチップ、あるいはチップモジュールプレートの、高さの差による可能性もある。プリント画像の光学密度の不均一さを最小限にするために、露光デバイスがプリント装置に搭載される前に、各発光要素を駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値が判断される。
本発明は、電子写真プリンタに適した露光デバイスの調整方法に関し、上記露光デバイスは複数の発光要素を備え、各選択された発光要素を励起するための所定のエネルギーレベルを使用して、選択スキームに従って選択された発光要素を励起するステップと、露光デバイスから対応する露光強度分布を取得するステップとを備えている方法に関する。
上記タイプの方法は米国特許第5,774,165号明細書より既知である。既知の方法において、各LEDの光強度分布は所定の発光強度では実質的に同じ所定の幅を有しているが、プリント画像は依然としてプリント光学密度の不均一さを呈する。
米国特許第5,774,165号明細書
本発明の目的は、プリント画像の光学密度の不均一さが大きく削減される電子写真プリンタに適した、露光デバイスの調整方法を提供することである。
本発明によると、この目的は、得られた露光強度分布および事前確立された伝達関数に基づいてトナーエリアカバレージ分布を予測するステップと、予測トナーエリアカバレージ分布の属性を取得するステップと、取得された属性がターゲット属性となるように各選択された発光要素を励起するためのエネルギーレベルの設定値を判断するステップと、をさらに備える方法によって達成される。
従って電子写真プリント装置用の露光デバイスの調整は、各発光要素を励起するためのエネルギーレベルのより確実な設定値を達成する。とりわけ、本発明の方法に従って調整された露光デバイスを使用するプリント装置によって印刷された画像は、かなりの程度の光学密度の均一さを呈示する。予測トナーエリアカバレージ分布の属性が得られ、これは、露光デバイスの調整が実行されるプリント装置で使用されるプロセスに関連しているため、得られた設定値は確実である。とりわけ、設定値は得られた露光強度分布に依存しているだけではない。設定値はまた、予測トナーエリアカバレージ分布の属性に依存している。
本発明に従った方法の一実施形態では、予測トナーエリアカバレージ分布の取得属性は予測トナーエリアカバレージ分布の局所平均値である。これは、プリント光学密度の均一性の向上を可能にする、各発光要素を励起するためのエネルギーレベルの設定値の取得に寄与する。
本発明に従った方法の別の実施形態では、事前確立された伝達関数は、調整が実行されるプリント装置によって使用されるプロセスタイプに対して受光強度の関数として、プリント媒体で得られたトナーエリアカバレージの一般的な変動を表す。事前確立された伝達関数は、統計的観点から、調整が実行されるプリント装置によって使用されるプロセスタイプの特性を表すのに非常に適した関数である。プリント画像の光学密度は良好な均一性を表す。とりわけ、望ましくないバンド効果は大きく削減される。
本発明はまた、電子写真プリンタに適した露光デバイスを調整するための装置に関し、上記露光デバイスが複数の発光要素を備え、各選択された発光要素を励起するための所定のエネルギーレベルを使用して、選択スキームに従って選択された発光要素を励起するための選択および励起モジュールと、露光デバイスから対応する露光強度分布を取得するための測定モジュールとを備えている装置に関する。
装置はさらに、取得された露光強度分布および事前確立された伝達関数に基づいてトナーエリアカバレージ分布を予測し、予測トナーエリアカバレージ分布の属性を取得し、かつ取得された属性がターゲット属性となるように各選択された発光要素を励起するための、エネルギーレベルの設定値を判断するための調整モジュールを備えている。従って、この装置は、本発明に従った方法を自動的に実行可能である。
本発明はさらに、電子写真プリント装置に画像を形成するための複数の発光要素と、発光要素にエネルギー出力レベルを個々に印加するためのドライバ手段と、発光要素によって放射された光を集光するためのレンズ手段と、上記エネルギー出力レベルの設定値を備えるリストを記憶するための記憶手段であって、上記リストは特許請求の範囲に記載された本方法によって取得される複数の設定値からなる記憶手段とを備える、露光デバイスに関する。本発明はさらに、特許請求の範囲に記載されるような露光デバイスを備えるプリント装置に関する。
図1は、電子写真ベルト11が3つのローラー12、13および20を中心に矢印14の方向に通過されるプリンタの概略図である。例えば酸化亜鉛層や有機感光層を具備するこの種のベルトは、帯電ユニット1によって既知の方法で帯電されてから、露光デバイス19によって画像として露光される。受光していないベルト11の場所は現像デバイス2によってトナー粉末で現像される。得られる粉末画像は既知の方法で加熱シリコンゴムベルト3に転写される。1枚の受信材料はローラー4と5間のシートトレイ6から送られて、粉末画像はシリコンゴムベルト3から、これが溶解される受け取りシートに転写される。得られるプリントは収集トレイ7に堆積される。露光デバイス19は、ロッドレンズアレイ17と、ベルト11の前方に垂直に延び、かつベルト11の上方に搭載されたLED16の列を有するキャリア15とを備えている。結像ガラス繊維(ロッドレンズアレイ)17のアレイがLED16とベルト11間に搭載され、結像比1:1でLEDによって放射された各スポットライトを電子写真ベルト11上に結像する(ポイント18)。画像信号がライン23を介して励起デバイス22に供給される。パルスディスクがローラー13のシャフトに配置されて、ベルト11の動きに比例して信号を送出する。この信号は、同期信号が生成される同期化デバイス21に供給される。画像信号は同期信号に応答して露光デバイス19に供給され、電子写真ベルト11がラインごとに画像として露光され、画像ドットの列がベルト11に形成される。
図2は、LEDによって放射された光を電子写真ベルト上に結像するための、図3に示されたような露光デバイス19で使用される、Selfoc(登録商標)レンズアレイなどのロッドレンズアレイ17の概略図である。個々のグレーデッドインデックス光学繊維26は例えば2列構成でアレイに束ねられる。不透明樹脂などの接着部材28が、個々のガラス繊維26間のギャップを充填して保持するために使用されてもよい。構造を強化するために、光学繊維のアレイは、このうちの一方のみが図示されている2つのサイドプレート30によって挟持されてもよい。
図3は、LED16およびLEDドライバ24を具備する多数のLEDチップが配置されている基板15とロッドレンズアレイ17とを備える、露光デバイス19の概略図である。単一のLEDチップが多数の、例えば128個または192個のLEDを具備してもよい。露光デバイスは40〜60個のLEDチップを備えてもよく、この上にLEDが規則的に位置決めされる。LEDチップは、一定のLEDピッチの、個々に動作可能な光源の列32(図5Aを参照されたい)が形成され、このLEDピッチが600dpiのライン解像度の露光デバイスに対して例えば42.3μmであるように、基板15上に位置決めされる。露光デバイスにおけるLEDの総数はNであり、LEDは個々に1〜Nにナンバリングされる。ドライバ24の各1つは調整可能な電流によって関連LEDを操作し、これは導体27を介して供給される。ドライバは1列に位置決めされてもよい。ドライバはまた、図3に示されるように2列に位置決めされてもよく、一方の列のドライバは偶数のLEDを操作し、もう一方の列のドライバは奇数のLEDを操作する。各ドライバによって送出されるエネルギー出力レベルは個々のLEDごとに調整可能である。不揮発性メモリ25が、各個々のLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値を備えるリスト(ルックアップテーブル、すなわちLUT)を記憶するために提供される。ロッドレンズアレイ17は、LED16によって放射された光を感光記録部材11上に集光するために使用される。露光デバイス19はプリント装置の特定の位置に搭載される。露光デバイス19と感光記録部材11の表面間の距離Dは図3に示されている。Dは、LEDチップが搭載されている基板表面と、光が投影された(または投影される)感光部材の表面間の最短距離として定義される。従ってDは集光平面の位置を定義し、ここでは感光部材が理想的に配置されている。感光体11はラインごとに画像として露光されて、画像ドット18の列がベルト上に形成される。
本発明に従った、LEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値を判断するための方法は通常、露光デバイスがプリント装置に搭載される前に実行される。この方法は、露光デバイスがプリント装置に搭載されると呈示される条件を考慮して実行される。とりわけ、露光強度分布が測定されると、測定は露光デバイスから等距離Dで実行される。これは、露光デバイスが図1のプリント装置に搭載されるとベルト11上で取得されるものに匹敵する露光分布を測定するためである。従って、以下に説明されるような露光強度分布の測定は、図13に示されるように、露光デバイス19から距離Dに配置された光検知器86を使用して達成されてもよい。
図4は、本発明の第1の実施形態に従った方法のフロー図である。ステップS1では、第1の選択スキームが、LED16の列32を備える露光デバイス19のLEDに適用される。「選択スキーム」の概念は図5A、図5Bおよび図5Cを参照して説明される。図5Aは、LEDの列32の一部の平面図を概略的に示しており、各正方形は個々のLED16の位置を表している。LEDは、各LED16の下にインデックス表示されているように個々にナンバリングされており、これはまた列32に平行に延びる方向xのLEDの位置を付与する。図5Bに示されるLEDを励起するための第1の選択スキームに従って、4個のLEDの第1のグループ33内の各LEDが選択されるのに対して、4個のLEDの隣接するグループ34の全LEDは未選択のままである。この選択パターンはアレイの全長にわたって、すなわち列32のN個のLEDに対して規則的に反復される。別の選択スキームが定義され、図5Cに表されている。他の選択スキームが定義されてもよい。列32の各LEDは、選択スキームのうちのいずれかにおいて少なくとも1回選択されるべきである。図5Bおよび図5Cのスキームは相互に相補的であるため、図5Bのスキームまたは図5Cのスキームにおいて少なくとも1回、列32の各LEDが選択される場合が生じる。
ステップS2では、露光デバイス19のLEDは、励起されたLEDの各々を駆動するための同一の所定のエネルギーレベルを使用して、図5Bの選択スキームに従って励起される。ステップS2で励起されるLED(44、45、46、47など)の各々は、対応するドライバ24の各々が同一の所定のエネルギー出力レベルEを出力するように駆動される。LEDが駆動されるエネルギー出力レベルは、関連ドライバによって送出された出力電流の値によって特徴付けることができる。励起されたLEDによって放射された光は、LEDから距離Dに配置された平面に光を集光するロッドレンズアレイ17によって送信される。結果として露光強度分布が得られる。
ステップS4では、選択されたLEDが図5Bに示されたスキームに従って駆動されるのに対して、結果的な露光強度分布が測定される。露光強度分布の測定を実行するために、モーター駆動ガイドブロックに搭載されている光検知器86はプリント幅にわたって、すなわち方向xに沿った列32の長さにわたって移動される。光検知器の変位中、光検知器の測定表面と露光デバイス19間の最短距離は、距離Dに実質的に等しいままである。Dは、露光デバイスがプリントデバイスに搭載される場合に、図3に示されるような露光デバイス19と感光記録部材11の表面間の距離である。従って、露光デバイスが図1のプリント装置に搭載されたならば、光強度分布は、感光部材までの距離であろうLEDからの距離Dで測定される。光強度分布は、露光デバイスが図1のプリント装置に搭載されていれば、感光ベルトの移送方向に垂直であろう方向xで測定される。測定された露光強度分布の一例が図6Aに示されており、これはx方向の光検知器の位置の関数として測定された光強度のグラフ表示である。LEDは図5Bに示された選択スキームに従って励起されるため、測定された強度分布35は、励起されていないLED(例えば48、49、50、51でインデックス表示されたLED)の位置に対応する場所のx方向のくぼみと、励起されたLED(44、45、46、47でインデックス表示されたLED)の位置に対応する場所のピークとを表している。
露光デバイスが図1に示されたタイプの動作プリンタに配置されて、図5Bに示されたスキームに従って駆動されたならば、感光ベルト11に帯状潜像を生じるであろう。帯状トナー粉末画像は現像デバイス2によってベルト11上に現像される。得られる粉末画像はシリコンゴムベルト3に転写される。最終的に、粉末画像は、1枚の紙などの受け取り媒体にシリコンゴムベルト3から転写される。上記受け取り媒体上で、こうして帯状トナー粉末画像が得られる。図6Aに示されるような測定済み露光強度分布35に基づいて、露光デバイスは実際にプリンタに配置されないが、媒体上のトナーエリアカバレージ分布は予測可能である。予測トナーエリアカバレージは、露光デバイスがプリンタで動作中であれば、受け取り媒体、例えば1枚の紙に現像されるトナー量に相当する。
ステップS6では、予測トナーエリアカバレージ分布が、測定された露光強度分布に基づいて判断される。予測トナーエリアカバレージ分布は、曲線36によって図6Bに示されたようにx方向に変化する。上記のようなプロセス(帯電エリア現像プロセス)によって、受光していないベルト11の場所はトナー粉末によって現像される。従って、露光強度分布35がピークを表すx位置では、予測トナーエリアカバレージが低い(44、45、46、47でインデックス表示されたx位置)のに対して、光分布35がくぼみを表す場所では、予測トナーエリアカバレージは高い(x位置48、49、50、51)。
ステップS6における予測トナーエリアカバレージ分布の判断について、図7に示されたような伝達関数が使用される。図7に示された伝達関数37は、発光要素を励起するための選択スキームが使用される場合に、露光分布に従ってトナーエリアカバレージ分布を予測するのを可能にする所定の表現関数の一例である。伝達関数は、露光デバイスの調整が実行されるプリンタのタイプに対する受光強度の関数として、プリント媒体上に得られたトナーエリアカバレージの一般的な変動を特徴付ける。これが、調整が実行されるプリント装置によって使用されるプロセスのタイプの特徴である。結果が、調整が実行されるプリント装置によって使用されるプロセスタイプを統計的に良好に表すように、関数は、測定された光強度の関数としてプリント装置のトナーエリアカバレージ応答を何度も測定することによって経験的に得られる。プリント媒体上のトナーエリアカバレージの測定について、トナーエリアカバレージセンサーが使用されてもよい。あるいはまた、明るさなどの測定信号と、プリント媒体上に現像されたトナーエリアカバレージ間の関係についての情報を使用して、トナーエリアカバレージを判断するためのスキャナを利用することが可能である。トナーエリアカバレージはプリント媒体上のトナーの光学密度に直接リンクされる。図7の伝達関数は100%に正規化される。従って、100%のトナーエリアカバレージ値はプリント媒体上の可能な最大光学密度を示している。
ステップS8では、図5Bに示されたスキームに従って励起された発光要素について、選択されたLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値が判断される。各選択された発光要素を励起するためのエネルギーレベルの設定値は、得られた属性がターゲット属性となるように判断される。選択されたLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値の判断は、予測トナーエリアカバレージ分布に基づいている。
選択された発光要素を駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値の判断の一例が次に付与される。判断は、多数のLEDを備えるグループに対して実行されてもよい。44、45、46および47でインデックス表示されたLEDを駆動するエネルギー出力レベルの設定値の判断方法について次に説明する。説明は、あらゆる他のLEDグループに容易に置き換え可能である。
図5Bの選択スキームを再度検討すると、本例では、44、45、46および47でインデックス表示されたLEDの各1つは、エネルギーレベルの値EでステップS2において励起された。(42、43、48および49でインデックス表示された)隣接するLEDは励起されなかった。光強度分布はステップS4で測定され、かつ予測トナーエリアカバレージ分布はステップS6で予測されたため、x位置42〜49から延び、かつ8個のLED位置に対応するセグメントSに沿った平均トナーエリアカバレージは何であるかを予測することが可能である。このために、ステップS7では、予測トナーエリアカバレージの平均が、セグメントSに沿って図6Bに示されるトナーエリアカバレージ値を平均化することによって判断される。予測トナーエリアカバレージの平均値はTと記される。
図8において、図5Bに示されたような照明スキームに対して予測された平均トナーエリアを表す曲線38が、選択されたLEDを励起するために使用されるエネルギー出力レベルEの関数として示されている。LEDのうちの半数のみが選択スキームに従って高エネルギーレベルで励起されるため、平均トナーエリアカバレージはレベル50%になる傾向がある。図8の曲線38は、露光強度の関数である、トナーエリアカバレージを表す事前確立された伝達関数37(図7を参照されたい)と、エネルギーレベルの関数である、光強度の変化に関する情報とに基づいている。経験的に、LEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの関数としての、光強度の変化の良好な近似は線形関数であるということが判明した。
理想的には、4個のLEDが、図5Bの選択スキームに従ってエネルギー出力レベルの値Eで励起されると、セグメントSの予測トナーエリアカバレージの平均はTに等しくなければならない。これは水平な破線によって図8に示されている。しかしながら、図6Bに示された測定から判断されるように、上記セグメントSの予測トナーエリアカバレージの平均は値Tをとる。値Tは水平な点線で図8に示されている。ターゲット値Tと比較して、値Tはかなり大きい。従って、強度分布を測定する際にLED44、45、46および47のグループが駆動されるエネルギー出力レベルの値Eはかなり低く、エネルギー出力レベルの修正値Eが得られるように修正される必要がある。一旦判断されると、従ってEは、44、45、46および47でインデックス表示されたLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値である。これらのLEDについて、Eは、平均予測トナーエリアカバレージのターゲットTに達するように修正されるべきである。この目的を達成するために、図8に示された曲線38が使用されてもよい。図8に示されるように、エネルギー出力レベルの値Eについて、ターゲット値Tを有するトナーエリアカバレージが予測される。しかしながら、44、45、46および47でインデックス表示されたLEDのグループについては、値Tを有する平均トナーエリアカバレージが予測される。これは、x位置44、45、46および47の予測トナーエリアカバレージの平均応答は、表現関数38とはいくらか異なることを示している。44、45、46および47でインデックス表示されたLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値Eは、以下の関係によって得られることがある。
Figure 2007182073
ここで
Figure 2007182073
は、伝達関数は光強度の減少関数であるため、本例では負の値をとる局所ポイント(すなわちTとTの間)の伝達関数の導関数の局所値である。
Figure 2007182073
は曲線38の局所傾斜に等しく、部分39によって図8に示されている。これは、図8に表されるように、設定値Eを判断するのに使用される。
図5Bの第1のスキームに従って励起されたLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値が判断されるように、ステップS8が実行される。従って、44、45、46および47でインデックス表示されたLEDのグループについて説明されたのと同様に、LEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値が、4個の励起されたLEDの他のグループ各々について得られる。
ステップS10では、LEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値の値が、各個々のLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値を備えるリスト(ルックアップテーブル、すなわちLUT)を記憶するのに適した不揮発性メモリ25に送信される。従ってルックアップテーブルは、選択されたLEDの各々について、対応するドライバの調整済みエネルギー出力レベルを励起し、これはLEDが動作中に駆動されるべき電流値であってもよい。上記詳述された例によると、ルックアップテーブルは、エネルギー出力レベルの設定値Eが、44、45、46および47でインデックス表示されたLEDの各1つを個々に駆動するために使用されるべきであることを示している。
ステップS12では、LEDに適用された選択スキームが最後であるか否かがチェックされる。設定値が、図5Bの選択スキームに従って選択されたLEDについて判断された後、別の選択スキームが適用されるべきである。従って、図5CのスキームはステップS14で適用される。ステップS2からS10は、この相補的スキームに従って選択されたLEDについて反復される。ステップS8の後に、選択されたLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値が使用可能である。図5Cの選択スキームが適用されているため、上記アプローチと同様に、例えば、48、49、50および51でインデックス表示されたLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値Eが判断されることを意味する。
ステップS10では、LEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値が、不揮発性メモリ25のルックアップテーブルの形態でこれらを記憶するために、露光デバイス19に送られる。露光デバイスのN個のLEDのうちの各1つが選択されているため、露光デバイス調整方法は終了される。ルックアップテーブルは完全であり、各個々のLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値Eを提供する。ルックアップテーブル(LUT)の一部が図14に示されており、42〜51でインデックス表示されたLEDについて得られた結果をまとめている。実際LUTは、露光デバイスのN個のLEDの各々に適用されるエネルギー出力レベルの設定値を備えていることはいうまでもない。
上記実施形態では、1グループ4個のLEDの各LEDはEやEなどの同一設定値を付される。しかしながら、LEDの指数の関数として、エネルギー出力レベルの所定の設定値に適合する関数によって、各LEDの異なる調整済みエネルギーレベルを得ることも可能である。あるいはまた、個々のLEDが励起されるために2回以上選択されるように、LEDの列に異なる選択スキームを適用することが可能である。これは必要な測定数を増加させるが、方法の正確さを増大させる手段を提供する。
本発明に従った方法の第2の実施形態では、全LEDの仮想二次元露光強度分布が構築される。図9は、本発明の第2の実施形態に従った方法のフロー図である。ステップS19では、図5Bに示されるスキームなどの選択スキームが列32のLEDに適用される。ステップS20では、選択されたLEDが、このために同一の所定のエネルギーレベルEを使用して励起される。得られる二次元露光強度分布がステップS22で、図13に示されるような配列に従って距離Dに配置された光検知器86によって測定される。このような露光強度分布は図6Aに示されたものと類似しており、光強度コンポーネントもまたx方向に垂直の方向yで測定されるという点が異なる。y方向は実際、図1に示されるようなプリント装置の感光部材11の変位方向に実質的に平行である。測定に使用される光検知器が、形成された光スポット18の寸法に少なくとも等しい制限範囲でy方向の光量を測定可能である限り、このような分布を測定するのに特別な測定は必要とされない。ステップS24では、適用された選択が最後か否かがチェックされる。図5Cに示されるような次の選択スキームは従って、ステップS26で適用される。ステップS20およびS22は他の選択スキームによって反復される。
従って二次元露光強度分布は測定され、かつ記憶されている(S22)。ステップS28では、仮想二次元露光強度分布が構築される。仮想分布は、LEDが図5Bのスキームまたは図5Cのスキームのいずれかによって励起されていれば、感光ベルト11の表面が図1のプリンタで動作中に受け取る光の変化として理解される。このような仮想分布の取得方法が図10に示されている。白抜きの正方形は、対応するLEDがONにされるために、受光されるx−y平面の位置を表している。他方、色付きの正方形は、対応するLEDがOFFにされるため、受光されないx−y平面の位置を表している。多数のラインL1が示されており、各ラインは図5Bの選択スキームに対応している。他方、ラインL2の各々は図5Cの選択スキームに対応している。ラインL1およびL2は、仮想二次元光画像を構築するために、図10のパターンに従って反復される。上記仮想光画像では、N個のLEDの各1つは一度励起される。例えば、42、43、48、49、50、51などでインデックス表示されたLEDはラインL2に沿って励起されるのに対して、44、45、46、47、52、53などでインデックス表示されたLEDはラインL1に沿って励起される。
二次元露光強度分布はステップS22で実行された測定から既知であるため、図10のパターンに対応する仮想二次元露光強度分布が構築可能である。ラインL1に対応する分布は、LEDが図5Bのスキームに従って励起される際に測定されるものである。ラインL2に対応する分布は、LEDが図5Cのスキームに従って励起される際に測定されるものである。仮想二次元露光強度分布を構築するために、ラインL1およびL2の分布は、図10に示されたパターンに従って計算手段によってアセンブリングされる。計算結果は図11に示される。明るいエリアは受光位置を示しているのに対して、暗いエリアは受光の欠如を示している。
ステップS30では、対応する二次元予測トナーエリアカバレージ分布が計算される。この計算は、露光強度の関数である、トナーエリアカバレージの事前確立された表現関数の情報に基づいている。このような伝達関数は図7に示されているものに類似している。
ステップ32では、二次元予測カバレージ分布は、多数のLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値を判断することを考慮される。例えば、エリアC1(図10を参照されたい)が分析される。上記エリアC1について、平均予測トナーエリアカバレージTがステップS31で算出される。これはターゲット値Tと比較され、出力エネルギーレベルEは、LEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値Eが判断されるように修正される。Eの判断は、平均予測トナーエリアカバレージのターゲットTを達成するために実行される。手順は図8に示されたものと類似である。エリアC1について、LEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値Eはこのように判断される。第1の近似において、Eは、エリアC1でONにされた8個のLED、すなわち42〜49でインデックス表示されたLEDのうち、各1つを駆動するための設定値である。
手順は、エリアC1と重複し、かつ同一表面を有するエリアC2(図10を参照されたい)について反復される。両エリアは同一表面を有しており、かつパターンON/OFFは規則的であるため、同一数のLEDが各エリア内でONにされる。ステップS32では、エネルギー出力レベルの設定値Eは、ターゲット値Tが平均予測トナーエリアカバレージについて達成される同一基準を使用して判断可能である。第1の近似では、Eは、エリアC2でONにされた8個のLED、すなわち46〜53でインデックス表示されたLEDのうち、各1つを駆動するための設定値である。
エリアC1およびC2は重複しているため、共通のLED(すなわち46〜49でインデックス表示されたLED)について、2つのエネルギーレベル、EおよびEが判断された。これらの4個の共通LEDのエネルギー出力レベルの設定値がEおよびEの平均値であるとすることは、良好な近似である。平均化動作がステップS34で実行される。各個々のLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値はこのように判断される。
手順は、図10に示された仮想光画像の全長にわたって反復される。設定値Eは、ルックアップテーブルの形態の不揮発性メモリ25に記憶するために、ステップS36で露光デバイス19に送信される。
あるいはまた、LEDのx位置の関数である、設定値Eに適合する関数によって、異なるエネルギーレベルが列32のN個のLEDの各1つについて判断可能である。上記エネルギーレベルは露光デバイス19のルックアップテーブル25に記憶される。
本発明の方法ステップは、露光デバイス19のLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値を判断するための、図12に示された装置70によって実行されてもよく、露光デバイスは図13に従って配置される。装置70は、中央演算処理装置(CPU)72と、ランダムアクセスメモリ(RAM)74と、ハードディスク(HD)76などのデータ記憶手段と、選択および励起モジュール82と、調整モジュール80と、測定モジュール84とを備えている、上記ユニットはバスシステム78によって相互接続されている。方法が実行されると、装置70は接続ユニット(図示せず)によって露光デバイス19と光検知器86とに接続される。
CPU72は、上記フローチャートに示されたプロセスを実行するために必要なコンピュータプログラムなどの、ハードディスク76に記憶されているコントロールプログラムに従って、装置70のそれぞれのユニットをコントロールする。
ハードディスク76は、所定の表現関数37および表現関数38などのデジタルデータを記憶するための記憶手段の一例である。HD76に記憶されたデータは必要に応じて、CPU72によってRAM74に読み出される。設定値Eが判断され、装置70に記憶されると、設定値EはRAM74またはハードディスク76からCPUによって読み出されて、各個々のLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値を備えるリスト(ルックアップテーブル)を記憶するのに適した不揮発性メモリ25に書き込まれる。
RAM74は、CPU72によってメモリ手段76から読み出されるプログラムおよびデータを一時的に記憶するためのエリアと、種々のプロセスを実行するためにCPU72によって使用されるワークエリアとを有している。
選択および励起モジュール82と、調整モジュール80と、測定モジュール84は、装置70で動作するオペレーティングシステムのソフトウェアコンポーネントとして、またはCPU72で実行されるファームウェアプログラムとして実現されてもよい。
選択および励起モジュール82は、CPU72と協働して、上記ステップS1、S2、S12、S14、S19、S20、S24、S26を実行するのに適している。選択されたLEDを励起するステップ(S2、S20)を実行するために、モジュール82は既知の通信手段を介して、適切な電気信号を露光デバイスのドライバ24に出力する。
測定モジュール84は、光検知器86およびCPU72と協働して、露光強度分布が測定されることと、データがRAM74またはHD76に記憶されていることとを保証する。モジュール84はステップS4およびS22を実行するのに適している。
調整モジュール80はCPU72およびメモリ手段と協働して、ステップS6、S7、S8、S10、S28、S30、S31、S32、S34およびS36を実行するのに適している。設定値に対応するデータは、既知の通信手段によって不揮発性メモリ25に送られる。
本例では、露光デバイス19は、N個のLEDを備える単一のLED列を備えている。しかしながら、本発明はまた、異なる方法で、例えば複数の平行な列に従って配列された発光要素を有する、露光デバイスの発光要素を駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値を判断するのにも適している。
LEDの線形アレイを具備する露光デバイスを使用するプリンタを概略的に示している。 露光デバイスのロッドレンズアレイを概略的に示している。 LEDの線形アレイとロッドレンズアレイとを有する露光デバイスを概略的に示している。 本発明の実施形態に従った方法のフロー図である。 露光デバイスにおけるLEDの配列を概略的に示している。 露光デバイスのLEDを励起するための選択スキームを示している。 露光デバイスのLEDを励起するための別の選択スキームを示している。 選択スキームに従って励起されたLEDの列を有する露光デバイスの、測定済み一次元露光強度分布のグラフ表示である。 図6Aに示されたような測定済み露光強度分布に基づいた、予測トナーエリアカバレージ分布のグラフ表示である。 測定済み露光強度の関数である、トナーエリアカバレージを予測するのに使用される伝達関数のグラフ表示である。 LEDが選択スキームに従って励起される場合にLEDに適用されるエネルギー出力レベルの関数である、予測された平均トナーエリアカバレージを与える表現関数のグラフ表示である。 本発明の別の実施形態に従った方法のフロー図である。 多数のLEDの仮想二次元励起パターンを概略的に示している。 仮想二次元励起パターンに対応する二次元露光強度分布のグラフ表示である。 露光デバイスのLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの値を設定するための装置を概略的に示している。 露光強度分布の測定中の露光デバイスの配列を概略的に示している。 各個々のLEDを駆動するためのエネルギー出力レベルの設定値を備える、ルックアップテーブルの一部の一例である。
符号の説明
1 帯電ユニット
2 現像デバイス
3 加熱シリコンゴムベルト
4、5、12、13、20 ローラー
6 シートトレイ
7 収集トレイ
11 電子写真ベルト
15 キャリア
16、44、45、46、47 LED
17 ロッドレンズアレイ
18 画像ドット
19 露光デバイス
21 同期化デバイス
22 励起デバイス
23 ライン
24 LEDドライバ
25 不揮発性メモリ
26 グレーデッドインデックス光学繊維
27 導体
28 接着部材
30 サイドプレート
32 光源の列
33 4個のLEDの第1のグループ
34 4個のLEDの隣接するグループ
35 測定済み露光強度分布
37 伝達関数
70 装置
72 中央演算処理装置(CPU)
74 ランダムアクセスメモリ(RAM)
76 ハードディスク(HD)
78 バスシステム
80 調整モジュール
82 選択および励起モジュール
84 測定モジュール
86 光検知器

Claims (8)

  1. 電子写真プリンタに適した露光デバイスを調整するための方法であって、前記露光デバイスが複数の発光要素を備え、各選択された発光要素を励起するための所定のエネルギーレベルを使用して、選択スキームに従って選択された発光要素を励起するステップ(S1、S2、S14)と、露光デバイスから対応する露光強度分布を取得するステップ(S4)とを備え、取得された露光強度分布と事前確立された伝達関数(37)とに基づいてトナーエリアカバレージ分布を予測するステップ(S6)と、予測トナーエリアカバレージ分布の属性を取得するステップ(S7)と、取得された属性がターゲット属性となるように各選択された発光要素を励起するためのエネルギーレベルの設定値を判断するステップ(S8)とを備えることを特徴とする、方法。
  2. 予測トナーエリアカバレージ分布(36)の取得された属性(T)が、予測トナーエリアカバレージ分布の局所平均値である、請求項1に記載の露光デバイス調整方法。
  3. 各発光要素を励起するためのエネルギーレベルの設定値(E、E)は、ドライバによって露光デバイスの発光要素に適用される電流値である、請求項1または2に記載の露光デバイス調整方法。
  4. 事前確立された伝達関数(37)が、調整が実行されるプリント装置によって使用されるプロセスタイプの受光強度の関数として、プリント媒体上で得られたトナーエリアカバレージの一般的な変動を表している、請求項1から3のいずれか一項に記載の露光デバイス調整方法。
  5. 露光デバイスの不揮発性メモリデバイスに、各発光要素を励起するためのエネルギーレベルの設定値を記憶すること(S10)を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の露光デバイス調整方法。
  6. 電子写真プリンタに適した露光デバイスを調整するための装置(70)であり、前記露光デバイスが複数の発光要素を備え、各選択された発光要素を励起するための所定のエネルギーレベルを使用して、選択スキームに従って選択された発光要素を励起するための選択および励起モジュール(82)と、露光デバイスから対応する露光強度分布を取得するための測定モジュール(84)とを備える装置であって、この装置がさらに、取得された露光強度分布と事前確立された伝達関数とに基づいてトナーエリアカバレージ分布を予測し、予測トナーエリアカバレージ分布の属性を取得し、かつ、取得された属性がターゲット属性となるように各選択された発光要素を励起するためのエネルギーレベルの設定値を判断するための調整モジュール(80)を備えることを特徴とする、装置(70)。
  7. 電子写真プリント装置に画像を形成するための複数の発光要素(16)と、エネルギー出力レベルを発光要素(16)に個々に印加するためのドライバ手段(24)と、発光要素(16)によって放射された光を集光するためのレンズ手段(17)と、前記エネルギー出力レベルの設定値(E、E)を備えるリストを記憶するための記憶手段(25)とを備える露光デバイス(19)であって、前記リストが請求項1から5のいずれか一項に記載の方法によって得られた複数の設定値からなることを特徴とする、露光デバイス(19)。
  8. 請求項7に記載の露光デバイス(19)を備える、プリント装置。
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