JP2001113749A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001113749A
JP2001113749A JP29907199A JP29907199A JP2001113749A JP 2001113749 A JP2001113749 A JP 2001113749A JP 29907199 A JP29907199 A JP 29907199A JP 29907199 A JP29907199 A JP 29907199A JP 2001113749 A JP2001113749 A JP 2001113749A
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exposure energy
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JP29907199A
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Seishi Aikawa
清史 相川
Michio Taniwaki
道夫 谷脇
Satoshi Kanano
聡 叶野
Takeshi Kato
健 加藤
Masaki Hachisuga
正樹 蜂須賀
Yoichi Imamura
洋一 今村
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補正分解能を高精度にすることなく出力むら
を低減することができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置は、制御装置20を備えて
いる。制御装置20には、複数のLEDを備えたLED
ヘッド14、補正データを記憶するためのEEPROM
22、LEDから発光された光の光量を検出する光量測
定センサ24が接続されている。制御装置20は、各L
EDの露光エネルギーを測定し、この露光エネルギーの
値に、隣接するLEDの補正後の露光エネルギーと理想
露光エネルギーとの誤差と、前回算出した誤差との和を
加算し、加算後の値が理想露光エネルギーを中心として
補正分解能の範囲内になるように補正データを決定す
る。これにより誤差が次々と繰り越され、所定ドット数
を1グループとして1ドットづつずらしながら移動平均
値を求めた場合、該移動平均値が平坦化される。これに
より、すべての出力範囲で出力むらを抑えることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に係
り、特に、画像に応じてLEDアレイから発光される光
により感光体上を露光して画像を形成する画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機やプリンタ等の画像形
成装置では、感光体を画像に応じて露光することにより
静電潜像を形成し、該静電潜像をトナー現像することに
より感光体上に形成されたトナー像を記録用紙に転写す
ることで画像を形成している。
【0003】感光体に静電潜像を形成するための光源と
しては、従来からレーザービームが用いられてきたが、
近年では、LED素子を各画素に対応して一列に配置し
たLEDヘッドが用いられてきている。
【0004】しかしながら、LEDヘッドでは、例えば
複数のLED素子を搭載するLEDチップ毎の性能のば
らつきや、各LED素子のばらつきにより出力むらが発
生するため、光量補正を行う必要がある。また、図15
(A)、(B)に示すように、LEDヘッド(発光面)
から発光した光を光ファイバ100が千鳥状に配列され
たセルフォックレンズ102により感光体面(焦点面)
上に結像させる場合、各LEDから発光した光104
は、各々セルフォックレンズ100の異なる位置を通過
するため各発光点毎に透過率が異なる。これによっても
出力むら(光量むら)が発生する。
【0005】このような出力むらが周期的に発生した場
合は、モアレや濃淡の筋として人間の目に感じられやす
くなる。また、周期的でなく、突発的に発生した出力む
らであっても、その出力むらが起こる範囲によっては、
画像の劣化として人間の目に感じられる場合がある。
【0006】この出力むらを解消するために、LEDヘ
ッドからの発光の出力分布を測定し、発光体位置を空間
位置として前記測定した出力分布を空間周波数特性に関
してフーリエ変換し、測定したフーリエ変換成分を所定
の許容範囲内に修正し、さらにこれを逆フーリエ変換し
たものと測定した出力分布との差分に基づいて光量補正
を行う技術が提案されている(特許第2868879号
公報)。
【0007】また、LED素子をグループに分け、各グ
ループ毎の光量が等しくなるように各LED素子の光量
補正を行う技術が提案されている(特開平6−1436
82号公報)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許第
2868879号公報に記載された技術では、突発的な
出力むらが起きた場合には、その周波数成分が全周波数
領域に分散されるため、フーリエ変換した結果からは突
発的な出力むらの存在を判断することが困難である。
【0009】また、目標とする出力値に対して十分に近
い出力を得るためには、光量補正の分解能が目標とする
出力むらの巾に対して十分に小さいこと、すなわち補正
分解能を高精度にする必要がある。
【0010】補正分解能を高精度にするには、例えば補
正レンジを狭くすることが考えられる。補正分解能は、
例えば補正データのビット数によって決められ、4ビッ
ト/1出力であれば16段階の補正を行うことができ
る。すなわち、補正レンジを狭くすれば、1段階当たり
の補正量を小さくすることができる。
【0011】しかしながら、補正レンジを狭くするに
は、出力のばらつきが少ないLEDチップを製造した
り、ばらつきの少ないLEDチップを選択してLEDヘ
ッドを組み立てる必要があり、歩留まりが悪化し、コス
トが高くなる。
【0012】また、補正データの精度を上げる、すなわ
ち補正データのビット数を増やすことによっても補正分
解能を高精度にすることができるが、これもコストが高
くなる。
【0013】また、特開平6−143682号公報に記
載された技術では、図16に示すように、特定のグルー
プ毎の平均光量は一致するため、グループ毎の補正にお
いては、補正分解能を変更せずに高精度な光量補正を行
うことができる。すなわち、特定の見開き巾や位置では
出力むらを抑えることができる。
【0014】しかしながら、図16に示すように、各L
ED素子毎に高精度な光量補正を行うことはできないた
め、異なる見開き巾や位置では平均光量が一致しないた
め、あらゆる見開き巾や位置での出力むらを抑えること
ができず、画像に筋などを発生してしまう場合がある。
【0015】本発明は、上記問題を解決すべく成された
ものであり、補正分解能を高精度にすることなく出力む
らを低減することができる画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、複数の画像素子と、前記画
像素子からの出力値と予め定めた目標値とに基づいて前
記出力値を補正するための補正値を各々決定する補正手
段と、を備えた画像形成装置において、前記補正手段
は、補正対象の画像素子に隣接する画像素子の補正後の
出力値と前記目標値との誤差を求め、該誤差に前回求め
た誤差を加算して誤差値を求め、該誤差値に前記補正対
象の画像素子の出力値を加算して出力加算値を求め、該
出力加算値が前記目標値を中心とした所定範囲内になる
ように前記補正対象の画像素子に対する補正値を各々決
定することを特徴としている。
【0017】画像形成装置は、複数の画像素子を備えて
いる。この画像素子は、例えば発光ダイオード等で構成
され、例えば形成すべき画像の1ライン分の画素に相当
する数だけ設けられる。
【0018】補正手段は、画像素子からの出力値と、予
め定めた目標値とに基づいて出力値を補正するための補
正値を各々の画像素子に対して決定する。目標値は、例
えば予め各画像素子の出力値を求め、これらの平均値と
することができる。
【0019】このような画像形成装置において、補正手
段は、補正対象の画像素子に隣接する画像素子の補正後
の出力値と前記目標値との誤差を求める。そして、求め
た誤差に前回求めた誤差を加算した誤差値を求める。そ
して、この誤差値に補正対象の画像素子の出力値を加算
した出力加算値を求める。そして、この加算した値が目
標値を中心とした所定範囲内になるように補正対象の画
像素子に対する補正値を各々決定する。
【0020】すなわち、補正値を決定する際、補正対象
の画像素子の出力値そのものを補正値を決定する際の判
断対象とするのではなく、補正対象の画像素子の出力値
に、隣接する画像素子の補正後の出力値と目標値との誤
差に前回同様にして求めた誤差を加えた値を加算し、該
加算した値を補正値を決定する際の判断対象としてい
る。また、補正手段により決定した補正値で補正した出
力値と目標値との誤差が、次の補正対象の画像素子の出
力値に加える値に次々と繰り越されていく構成となって
いる(所謂誤差拡散法)。
【0021】このように、求めた誤差を次の画像素子の
出力値に繰り越していきながら補正値を決定することに
より誤差が拡散される。従って、所定数の画像素子を1
グループとし、1ドットづつグループを移動していった
場合の各グループの出力値の平均値、すなわち移動平均
値が平坦化される。これにより、全ての範囲において出
力ムラを抑えることができる。
【0022】なお、所定範囲は、補正の補正分解能の範
囲とすることができる。ここで、補正分解能とは、前記
補正値を1段階変化させたときの出力値の変化の割合で
ある。
【0023】また、出力値は、画像素子の出力の積分値
とすることが好ましい。
【0024】さらに、補正分解能は、例えばあらゆる画
素数のグループの移動平均値を求めた場合に、そのすべ
てが標準的な人間の目の感度以下の値となるように設定
することが好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0026】図1には、画像形成装置10の全体構成が
示されている。図1に示すように、画像形成装置10
は、形成すべき画像のデジタル画像データに応じた潜像
を形成するための感光体ドラム12を備えている。感光
体ドラム12は、図1において矢印A方向に回転する。
【0027】感光体ドラム12の周囲には、感光体ドラ
ム12を一様に帯電させるための帯電器(図示省略)、
画像に応じて感光体ドラム12を露光することにより感
光体ドラム12上に静電潜像を形成するためのLEDヘ
ッド14、感光体ドラム12上に形成された静電潜像を
トナー現像するためのロータリー現像装置16、感光体
ドラム12上に形成されたトナー像が一次的に転写され
る中間転写ベルト18等が設置されている。
【0028】LEDヘッド14は、図2に示すように制
御装置20に接続されている。また、制御装置20に
は、EEPROM22、光量測定センサ24も接続され
ている。
【0029】LEDヘッド14は、図3に示すように、
1ライン分の画像データを格納するシフトレジスタ2
6、ラッチ回路28、ドライバ30、LED32を備え
ている。LED32は、解像度に応じた画素(ドット)
数分設けられており、例えば、A3サイズ(420mm
×297mm)の用紙まで対応し、主走査方向について
600dpiで印刷する場合には、約7016個(A3
ノビサイズの場合は7680個)設けられる。LED3
2は、感光体ドラム12の回転方向(副走査方向)と直
交する方向(主走査方向)に沿って1列に配置されてい
る。
【0030】制御装置20は、転送クロックに同期して
1ライン分の画像データ(前述の例では7680ドット
分の画素データ)をシフトレジスタ26に出力する。
【0031】制御装置20は、1ライン分の画像データ
をシフトレジスタ26に出力し終わると、SET信号を
ラッチ回路28に出力する。これにより、シフトレジス
タ26に格納された1ライン分の画像データがラッチ回
路28にラッチされる。
【0032】そして、制御装置20がSTROB信号を
ドライバ30に出力すると、各々のドライバ30は、対
応する画素データに応じた電流値の電流をLED32に
供給する。
【0033】これにより、各々のLED32は、ドライ
バ30から出力された電流の電流値に応じて発光する。
これにより、感光体ドラム12上が露光され、1ライン
分の画像データに対応する静電潜像が感光体ドラム12
上に形成される。
【0034】また、各々のドライバ30は、図示しない
ドライバ出力電流補正用のレジスタを各々備えており、
このレジスタには、LED32から発光される光の光量
を補正するための補正データが書き込まれる。補正デー
タは、図2に示すEEPROM22に格納される。
【0035】制御装置20は、例えばAPD(アバラン
シェ フォト ダイオード)等で構成される光量測定セ
ンサ24により各LED32から発光される光の光量を
測定し、後述する処理を行って補正データを演算してE
EPROM22に格納する。そして、演算した補正デー
タを読み出してドライバ30に出力する。ドライバ30
では、この補正データにより補正した電流値の電流をL
ED32に出力する。これにより、各LED32から発
光される光の光量が補正される。
【0036】LEDヘッド14により感光体ドラム12
上に形成された静電潜像は、ロータリー現像装置16に
より現像される。
【0037】ロータリー現像装置16には、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の各色のトナー現像を行うためのイエロー現像装
置34、マゼンタ現像装置36、シアン現像装置38、
ブラック現像装置40が設けられており、ロータリー現
像装置16が図1において矢印B方向に90度ずつ回転
することで、各色の現像処理を行う現像装置が切り替え
られる。
【0038】中間転写ベルト18は無端ベルトであり、
駆動ロール42の駆動力で所定の周回経路を所定方向
(図1において矢印C方向)に周回する。また、中間転
写ベルト18は、感光体ドラム12と当接しており、そ
の当接部分には、転写ロール47が設けられている。さ
らに、中間転写ベルト18の周囲には、転写装置44、
クリーナー装置(図示省略)等が設置されており、図1
において転写装置44の左側には、定着装置46が設置
されている。
【0039】画像形成装置10の底部には用紙トレイ4
8が設けられている。用紙トレイ48に載置された用紙
50は、搬送経路Rに送り出され、搬送ロール52によ
って搬送経路Rに沿って搬送される。この搬送中に用紙
50は、転写装置44の転写位置に搬送され、中間転写
ベルト18に転写されたトナー像が用紙50に転写され
る。
【0040】画像が転写された用紙50は定着装置46
まで搬送されて定着処理が施される。定着処理により表
面に画像が定着した用紙50は、搬送ロール54によっ
て搬送経路Rに沿って搬送され、外部に排出される。
【0041】ここで、画像形成処理の概要を説明する。
図1において矢印A方向に回転する感光体ドラム20は
帯電装置により一様に帯電され、LEDヘッド12によ
りまず第1色目(例えば黒色)の静電潜像が感光体ドラ
ム12上に形成される。この静電潜像は、ブラック現像
装置40によって黒色トナーで現像される。現像された
黒色トナー像は、転写ロール47により中間転写ベルト
18に転写される。感光体ドラム12上に転写されずに
残ったトナー像はクリーナー装置により除去され、感光
体ドラム12は図示しない除電ランプにより除電され
る。
【0042】そして、感光体ドラム12は再び帯電装置
により一様に帯電され第2色目(例えばイエロー)の画
像形成が続いて行われる。このようにして第3色目(例
えばマゼンタ)、第4色目(例えばシアン)まで計4色
のトナー像が中間転写ベルト18に順次転写される。4
色のトナー像の中間転写ベルト18への転写が完了した
時点で、中間転写ベルト18の表面にカラー画像が形成
される。
【0043】中間転写ベルト18の表面に形成されたカ
ラー画像は、用紙トレイ48から搬送経路Rに沿って搬
送された用紙50に、転写装置44によって転写され
る。カラー画像が転写された用紙50は、定着装置44
に搬送され、所定の定着温度に加熱された加熱ロール5
6と加圧ロール58とで挟持搬送されて、カラー画像が
用紙50に定着する。これにより、目的とするカラー画
像が用紙50に形成される。
【0044】次に、本発明の実施の形態における作用と
して、制御装置20で実行される制御ルーチンについて
図4に示すフローチャートを参照して説明する。なお、
この制御ルーチンは、例えば画像形成装置の組み立て時
や立ち上げ時等に実行される。
【0045】まず、ステップ100において、EEPR
OM22内に記憶された全ドット分の補正データを初期
化する。
【0046】次に、ステップ102で、ドット番号N、
誤差Tの各変数を初期化する。すなわち、ドット番号N
には1を、誤差Tには0を代入する。
【0047】次のステップ104では、Nドット目の露
光エネルギーを測定する。この測定は、以下のようにし
て行う。まず、実際の画像形成時に相当する点灯時間で
Nドット目のLED32をパルス点灯する。すなわち、
Nドット目のLED32をパルス点灯させるための測定
用の画像データをシフトレジスタ26に出力する。そし
て、SET信号をラッチ回路28に出力し、STROB
信号を前記点灯時間分アクティブにする。これにより、
Nドット目のLED32がパルス点灯する。そして、制
御装置20は、STROB信号をアクティブにしている
間、光量測定センサ24により測定された光量を加えて
いく(積分していく)。
【0048】この点灯時間は、例えば、形成する画像の
解像度がラテラル方向(主走査方向)600dpi×プ
ロセス方向(副走査方向)4800dpi、プロセスス
ピード(感光体ドラム12の線速度)が50mm/se
c、感光体12が必要とする露光エネルギーが5nJ/
mm2、LED光量が0.3μWの場合は、3.73μ
secとなる。
【0049】このように、露光エネルギー、すなわち光
量を積分した値を測定対象とするのは、実際に形成され
る画像の濃度は、光量ではなく露光エネルギーによって
決定されるためである。また、実際の画像形成時に相当
するパルス点灯で測定を行うのは、図5(A)に示すよ
うに、LED32の出力波形(光量測定センサ24によ
り測定した波形)は、立ち上がり時、立ち下り時のなま
りやドループにより非線形性を有するため、実際の露光
エネルギーと、計算上の光量と点灯時間との積とが必ず
しも一致しないためである。なお、STROB信号と露
光エネルギーとの関係は図5(B)に示すような関係と
なっている。
【0050】このように露光エネルギーを測定対象とす
ることにより、より正確な補正を行うことが可能とな
る。
【0051】また、LED32の露光エネルギーが、L
ED32の点灯個数に依存性がある場合には、測定対象
のLED32以外のLED32を点灯させるようにして
もよい。
【0052】そして、ステップ104で求めた積分値
(露光エネルギー)を、次のステップ106で変数Aに
代入する。次に、ステップ108で露光エネルギーAに
誤差Tを加算した露光エネルギーの値を変数Eに代入す
る。
【0053】次に、ステップ110で、露光エネルギー
Eが、予め定めた理想露光エネルギー×(1+(C/
2)×(1/100))よりも大きいか否かを判断す
る。ここで、Cは補正分解能(%)を示す。補正分解能
とは、実際の画像形成時にパルス点灯したときの光量に
対する、1段階分の光量補正を行う場合の補正量の割合
であり、、例えば補正分解能が2%の場合には、ステッ
プ110では、露光エネルギーEが理想露光エネルギー
×1.01よりも大きいか否かを判断する。
【0054】また、理想露光エネルギーは、予め実験等
により定めた固定の値でもよいが、例えば、全部のLE
D32について前述のようにパルス点灯させ、測定した
各露光エネルギーの平均値を理想露光エネルギーとして
もよい。
【0055】そして、露光エネルギーEが、予め定めた
理想露光エネルギー×(1+(C/2)×(1/10
0))よりも大きい場合には、ステップ110で肯定さ
れ、ステップ112でNドット目の補正データをデクリ
メント(補正データを1減らす)してEEPROM22
に書き込むと共に該補正データをドライバ30に出力す
る。これにより、次にLED32が発光するときには、
補正データがデクリメントされているため、1段階分、
すなわち補正分解能分補正された光量で発光する。
【0056】次に、ステップ112において、露光エネ
ルギーEから1段階分の光量補正量に相当する露光エネ
ルギーを減算する。そして、ステップ110に戻り、露
光エネルギーEが、理想露光エネルギー×(1+(C/
2)×(1/100))以下になるまでステップ110
乃至ステップ114の処理を繰り返す。
【0057】一方、露光エネルギーEが、理想露光エネ
ルギー×(1+(C/2)×(1/100))以下の場
合には、ステップ110で否定され、次のステップ11
6で露光エネルギーEが、予め定めた理想露光エネルギ
ー×(1+(C/2)×(1/100))よりも小さい
か否かを判断する。
【0058】露光エネルギーEが、予め定めた理想露光
エネルギー×(1+(C/2)×(1/100))より
も小さい場合には、ステップ116で肯定され、ステッ
プ118でNドット目の補正データをインクリメント
(補正データを1増やす)してEEPROM22に書き
込むと共に該補正データをドライバ30に出力する。こ
れにより、次にLED32が発光するときには、補正デ
ータがインクリメントされているため、1段階分、すな
わち補正分解能分補正された光量で発光する。
【0059】次に、ステップ112において、露光エネ
ルギーEに、1段階分の光量補正量に相当する露光エネ
ルギーを加える。そして、ステップ110に戻り、露光
エネルギーEが、理想露光エネルギー×(1+(C/
2)×(1/100))以上になるまでステップ116
乃至ステップ120の処理を繰り返す。
【0060】すなわち、ステップ110乃至ステップ1
20では、計算した露光エネルギーEが理想露光エネル
ギー±(補正分解能/2)(%)の範囲内になるよう
に、補正データを決定する。
【0061】次に、ステップ122で、補正データをE
EPROM22から読み出してドライバ30にロードす
る。なお、補正データが変更されていない場合には、補
正データをロードしないようにしてもよい。そして、ス
テップ124で、再度Nドット目の露光エネルギーをス
テップ104と同様に測定する。
【0062】次のステップ126では、ステップ124
で測定した露光エネルギー(補正後の露光エネルギー)
を変数Bに代入する。
【0063】そして、ステップ128で、誤差Tに、理
想露光エネルギーからステップ124で測定した補正後
露光エネルギーBを減算した値を加算する。次に、ステ
ップ130で、Nの値が全ドット数(例えば前述のA3
サイズ、主走査方向600dpiの例では7680)に
達したか否か、すなわち、全ドットの測定が終了したか
否かを判断する。全ドットの測定終了していた場合は本
ルーチンを終了し、全ドットの測定が終了していなかっ
た場合には、ステップ132でNをインクリメントし、
ステップ100へ戻って、全ドットの測定が終了するま
で上記と同様の処理を繰り返す。
【0064】なお、上記では、補正分解能Cは全てのド
ットに対して固定値にしたが、これに限らず、予め全ド
ットの補正分解能を測定し、ステップ110、116の
判断において、測定した各々の補正分解能を用いて判断
してもよい。
【0065】また、補正データを変更した場合、実際に
露光エネルギーの測定を行い、この実測した露光エネル
ギーに誤差Tを加算した値を用いてステップ110、1
16の判断を行ってもよい。これにより、各LEDの光
量補正分解能にばらつきがあっても正確に誤差を求める
ことができる。
【0066】このように、本ルーチンでは、測定対象の
LED32に隣接するLED32の補正後の実際に測定
した実露光エネルギーBと理想露光エネルギーとの誤差
Tを、測定対象のLED32の実際に測定した露光エネ
ルギーAに加算し、この値を補正前の露光エネルギーと
みなして、補正データを決定する際の判断対象としてい
る。
【0067】また、誤差Tは、それまでに計算した誤差
Tがすべて反映された値となっている。すなわち、補正
データを決定する際の判断対象となる露光エネルギーE
は、前回までに計算した誤差Tが反映されたものとなっ
ており、所謂誤差拡散法により誤差を拡散させる構成と
なっている。
【0068】ここで、前述の制御ルーチンのステップ1
28より、nドット目のLED32における、補正デー
タで補正したと仮定した場合の露光エネルギーEnと理
想露光エネルギーrとの誤差T(n)を次式で示すこと
ができる。
【0069】
【数1】
【0070】そして、誤差T(n)を加算した後の計算
上の露光エネルギーEを測定対象のLED32の補正前
の露光エネルギーとみなし、該補正前の露光エネルギー
とみなされた露光エネルギーEが、理想露光エネルギー
から補正分解能の範囲内に入るように補正データを決定
している。換言すれば、誤差T(n)が、補正分解能の
1/2の範囲内に入るように、すなわち、T(n)<
(C/2)を満たすように補正データが決定される。
【0071】ここで、nドット目からkドット目(n>
k)までのm(=n−k)ドット分の誤差Tmは、次式
で表される。
【0072】
【数2】
【0073】(2)式から、グループ内の1ドット当た
りの誤差Tmaは、Tma=Tm/mで表される。従っ
て、グループを1ドットづつ移動させて求めた誤差Tm
a(移動平均)全てについて、Tma<C/mを満たす
ように補正データが決定されるといえる。
【0074】ここで、誤差Tmは、mドット分の補正後
の実露光エネルギーBと理想露光エネルギーrとの差を
逐次加算したものであるため、Tm/mは、グループ内
の露光エネルギーのPeak−Peak(以下p−pと
記す)(%)の1/2であるといえる。従って、p−p
/2<C/m ・・・(3)を満たすように補正データ
が決定されるともいえる。この条件から求められるグル
ープ内ドット数(移動平均の区間数)に対する露光エネ
ルギーのp−pの上界理論値を図6に示す。なお、図6
は、600dpiの場合の理論値である。
【0075】ここで、上界理論値とは、上記の制御ルー
チンにより補正した場合の平均露光エネルギーのp−p
の値が、その値を超えないことが理論的に保証されてい
る値をいう。
【0076】平均露光エネルギーのp−pは、例えば以
下のようにして求められる。上記のような制御ルーチン
により光量補正した場合の各ドットの露光エネルギーに
ついて、所定ドット数mドットを1グループとしてグル
ープ内の露光エネルギーの平均値を求め、1ドットずら
して(移動して)同じように1グループの露光エネルギ
ーの平均値(移動平均)を求める処理、すなわちグルー
プを移動させながら順次グループ内の露光エネルギーの
平均値を求める。例えば、m=5とした場合、図7に示
すように、1〜5ドット目をグループ1として1〜5ド
ット目までの露光エネルギーの平均値を求め、次に2〜
6ドット目をグループ2として2〜6ドット目までの露
光エネルギーの平均値を求める。以下同様にして全グル
ープの平均露光エネルギーを求め、これらの平均露光エ
ネルギーのp−pを求める。
【0077】図6には、補正分解能Cが2%の、3.8
%の場合が示されている。また、人間の感度の上界理論
値も示されている。この人間の感度よりも下側の領域
は、人間の目では画像の欠陥として認識できない領域で
ある。
【0078】図6から明らかなように、補正分解能Cが
2%の場合は、すべてのmに対して人間の感度よりも下
側にプロットされていることがわかる。また、補正分解
能Cが3.8%の場合が人間の感度を超えない最大の補
正分解能であることがわかる。
【0079】なお、補正データを記憶するEEPROM
22をLEDヘッド14内部に設けてもよい。これによ
り、LEDヘッド14を交換した場合でも、画像形成装
置側に変更を加える必要がない。
【0080】また、上記の制御ルーチンを画像形成装置
10の立ち上げ時に行う場合は、補正データを記憶する
メモリは不揮発性のメモリである必要はないため、EE
PROM22に代えてRAMを使用するよにしてもよ
い。
【0081】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。
【0082】なお、装置構成は、図1乃至図3に示す構
成であり、600×4800dpiのシステムで行っ
た。また、光量補正分解能は2%、各LEDの補正分解
能のばらつきはp−pで約1%である。また、一度全露
光エネルギーを測定した後、光量補正値を変更してもう
一度露光エネルギーを測定することにより各LEDの光
量補正分解能を測定し、この測定した各々の補正分解能
を用いて補正を実施した。すなわち、図4に示すステッ
プ110、116の補正分解能Cには、固定値ではな
く、測定した各々のLED32の補正分解能を用いた。
【0083】このような条件で補正を行った結果を以下
の表1に示す。また、図8に補正後の露光エネルギー
を、図9に補正後の露光エネルギーの2区間移動平均
(すなわちm=2)を、図10に補正後の露光エネルギ
ーの3区間移動平均(すなわちm=3)を、図11に補
正後の露光エネルギーの4区間移動平均(すなわちm=
4)を、図12に補正後の露光エネルギーの5区間移動
平均(すなわちm=5)を、図13に補正後の露光エネ
ルギーの10区間移動平均(すなわちm=10)を、そ
れぞれ示す。なお、図9乃至図13には、比較のため、
図8に示す補正後の露光エネルギーの値を点で示した。
【0084】
【表1】
【0085】表1、図9乃至図13に示すように、各々
のmに対して図6に示す理論上界を超えていない事が分
かる。なお、図8乃至図13は、幅50mm分のみの露
光エネルギーについて示したが、A3サイズに相当する
幅で実測しても同様の結果が得られる。
【0086】また、周期的な画像の濃度むらに対する人
間の目の感度を示した図14に示すいわゆるハーマリー
カーブによれば、1mmピッチの露光エネルギーのむら
に対しうる感度が最も高いことがわかるが、補正分解能
Cが2%の場合における1mm(24ドット)ピッチの
露光エネルギーのむらは理論的には、(3)式より、p
−p=2/24×2=0.16%以下になり、十分なレ
ベルとなる。
【0087】このように、濃度むらが人間の目に感じな
い程度の補正分解能に設定することにより、補正分解能
を高精度にすることなく画像の筋等の出力ムラを抑える
ことができる。
【0088】また、解像度が1200dpiのLEDヘ
ッドの場合には、主走査方向のドットピッチが21μm
程度になるため、隣接ドットが示す周波数はさらに高く
なり、より人間の目に対する感度が低くなる。このた
め、主走査方向解像度が上がれば上がるほど、LEDの
光量補正分解能を下げることが可能となる。逆に、補正
分解能を下げなければ、よりよい補正効果が得ることが
できる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
隣接する画像素子の補正後の出力値と目標値との誤差を
逐次繰り越していきながら補正対象の画像素子に対する
補正値を決定することで誤差が拡散され、移動平均値が
平坦化されるため、全ての出力範囲において出力ムラを
抑えることができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像形成装置の全体構成図である。
【図2】 画像形成装置の概略ブロック図である。
【図3】 LEDヘッドの概略構成図である。
【図4】 制御装置において実行される制御ルーチンの
フローチャートである。
【図5】 (A)は光量測定センサの測定波形を示す波
形図、(B)はストローブ時間と露光エネルギーとの関
係を示す線図である。
【図6】 移動平均区関数と露光エネルギーとの関係を
示す線図である。
【図7】 移動平均について説明するための図である。
【図8】 補正後の露光エネルギーを示す線図である。
【図9】 補正後の露光エネルギーの2区間移動平均を
示す線図である。
【図10】 補正後の露光エネルギーの3区間移動平均
を示す線図である。
【図11】 補正後の露光エネルギーの4区間移動平均
を示す線図である。
【図12】 補正後の露光エネルギーの5区間移動平均
を示す線図である。
【図13】 補正後の露光エネルギーの10区間移動平
均を示す線図である。
【図14】 ハーマリーカーブを示す線図である。
【図15】 セルフォックレンズを通る光について説明
するための図である。
【図16】 グループ毎の平均光量について説明するた
めの図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置 12 感光体ドラム 14 LEDヘッド 16 ロータリー現像装置 18 中間転写ベルト 20 制御装置 22 EEPROM 24 光量測定センサ 26 シフトレジスタ 28 ラッチ回路 30 ドライバ 32 LED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 叶野 聡 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 加藤 健 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 蜂須賀 正樹 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 今村 洋一 神奈川県海老名市中央2丁目1番16号 富 士ゼロックスエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2C162 AE28 AF21 AF39 AF84 FA17 5C051 AA02 CA08 DA03 DB02 DB07 DC05 DE30 EA01 FA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像素子と、前記画像素子からの
    出力値と予め定めた目標値とに基づいて前記出力値を補
    正するための補正値を各々決定する補正手段と、を備え
    た画像形成装置において、 前記補正手段は、補正対象の画像素子に隣接する画像素
    子の補正後の出力値と前記目標値との誤差を求め、該誤
    差に前回求めた誤差を加算して誤差値を求め、該誤差値
    に前記補正対象の画像素子の出力値を加算して出力加算
    値を求め、該出力加算値が前記目標値を中心とした所定
    範囲内になるように前記補正対象の画像素子に対する補
    正値を各々決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記所定範囲は、前記補正の補正分解能
    の範囲であることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記出力値は、前記画像素子の出力の積
    分値であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100430882C (zh) * 2005-07-15 2008-11-05 精工爱普生株式会社 打印图像生成装置、打印图像生成方法
JP2010179555A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2013071367A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Brother Industries Ltd 光量補正方法、露光用発光装置および画像形成装置

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