JP5295623B2 - 半導体メモリ装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体メモリ装置のワード線の端部の下地構造に関する。
近年、NAND型不揮発性半導体メモリ装置のような半導体メモリにおいては、大容量化に伴い、ライン&スペース構造を有するワード線(コントロールゲート線)の間隔が狭くなっている。このため、ワード線の間に絶縁材料が完全に満たされず、ワード線間にボイドが形成され易い状況となっている。このボイドは、ワード線に沿って、ワード線の端部まで延在することがある。
ワード線の端部は、ワード線に対してそれぞれコンタクトホールを設けるエリアを確保するためにワード線間の距離が広がる構造となっている。
例えば、各々のワード線の先端の位置は、ワード線が延びる方向に少しずつずれ、ワード線の端部のパターンは、全体として、片刃形状、又は、両刃形状となる。また、ワード線の端部には、フリンジが形成される。
このため、ワード線の端部においてボイドに開口が形成されることがある。
一方、従来、NAND型やNOR型不揮発性メモリ装置においては、ワード線の上部をタングステンシリサイド(WSi)で構成してワード線の低抵抗化を図っていたが、近年、更なる低抵抗化のために、例えば、コバルトを用いたシリサイド構造が採用され出した(例えば、特許文献1参照)。
コバルトを用いたシリサイド構造の形成は、従来のタングステンシリサイドの形成とは異なり、導電性ポリシリコン膜上にコバルト金属を堆積し、熱処理にてコバルト金属とポリシリコン膜とを反応させてシリサイドを形成し、未反応のコバルト金属をウェットエッチングで除去する、という工程を用いる。
ここで、ボイドに開口が形成されていると、ウェットエッチング時に生成される金属シリサイドの溶解液が、その開口を介してボイド内に流入し、ボイド内に残留する。
ボイド内に残留した金属シリサイドの溶解液は、例えば、それを挟み込む2本のワード線の間に高電圧が印加されたとき、金属イオンとなって絶縁膜内を移動し、これら2本のワード線を短絡させる。
従って、半導体メモリ装置の信頼性の向上のためには、このような現象を防止する新技術を開発しなければならない。
特開2007−73887号公報
本発明は、金属シリサイドの溶解液をワード線間に残留させないためのワード線の端部の下地構造を提案する。
本発明の例に係る半導体メモリ装置は、ライン&スペース構造を構成する第1アクティブエリア及び第1素子分離エリアを有し、前記第1アクティブエリア内にフローティングゲート電極及びコントロールゲート電極を有する第1及び第2メモリセルを備えるメモリセルアレイエリアと、前記メモリセルアレイエリアに隣接し、第2アクティブエリアを有するワード線コンタクトエリアと、前記第1及び第2メモリセルの前記コントロールゲート電極としてそれぞれ機能し、前記メモリセルアレイエリア及び前記ワード線コンタクトエリアに跨って配置される金属シリサイド構造の第1及び第2ワード線と、前記ワード線コンタクトエリア内の前記第1及び第2ワード線にそれぞれ対応して設けられる第1及び第2コンタクトホールと、前記第1及び第2コンタクトホールを介して前記第1及び第2ワード線の一端に接続されるワード線ドライバとを備え、前記第2アクティブエリア内において、前記第1及び第2ワード線の直下にダミーゲート電極が配置され、前記第1及び第2ワード線の側面は、前記第1及び第2ワード線間のスペースを満たす第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜上の第2絶縁膜とにより覆われ、前記第1絶縁膜の最も高い部分は、前記第1及び第2ワード線の上面よりも低く、前記第1及び第2ワード線の下面よりも高い位置に存在し、前記第1絶縁膜は、前記第1及び第2アクティブエリア内で、上部が開口されたボイドを有している
本発明の例に係る半導体メモリ装置は、第1エリア及び前記第1エリアに隣接する第2エリアを有し、前記第1エリア内で第1方向に延びる第1素子分離エリア、前記第1エリア内で前記第1素子分離エリアによって区画される第1アクティブエリア、前記第2エリア内で前記第1方向に延びる第2素子分離エリア、及び、前記第2エリア内で前記第2素子分離エリアによって区画される第2アクティブエリアを含む半導体基板と、前記第1エリアから前記第2エリアまで延び、互いに平行に配置され、前記第1方向に直交する第2方向に沿って配置され、ポリシリコン膜と前記ポリシリコン膜上の金属シリサイド膜とを含む複数のワード線と、前記第1アクティブエリアと前記複数のワード線との間に配置されるフローティングゲート電極と、前記第2アクティブエリアと前記複数のワード線との間に配置されるダミーゲート電極と、前記第1アクティブエリア上、前記第2アクティブエリア上、前記第1素子分離エリア上、及び、前記第2素子分離エリア上の前記複数のワード線の間に配置され、前記複数のワード線の上面よりも低く、かつ、前記複数のワード線の下面よりも高い範囲で規定される上部にボイドを有する第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜上に配置される第2絶縁膜とを備える。
本発明の例に係る半導体メモリ装置の製造方法は、第1エリア及び前記第1エリアに隣接する第2エリアを有し、前記第1エリア内で第1方向に延びる第1素子分離エリア、前記第1エリア内で前記第1素子分離エリアによって区画される第1アクティブエリア、前記第2エリア内で前記第1方向に延びる第2素子分離エリア、及び、前記第2エリア内で前記第2素子分離エリアによって区画される第2アクティブエリアを含む半導体基板を有する半導体メモリ装置に適用され、前記第1アクティブエリア内及び前記第2アクティブエリア内の前記半導体基板上にゲート絶縁膜を形成し、前記ゲート絶縁膜上に第1ポリシリコン膜を形成し、前記第1ポリシリコン膜上にゲート間絶縁膜を形成し、前記ゲート間絶縁膜上に第2ポリシリコン膜を形成し、前記第1ポリシリコン膜、前記第2ポリシリコン膜、及び、前記ゲート間絶縁膜をエッチングし、前記第1エリア内に、フローティングゲート電極、前記ゲート間絶縁膜、及び、ワード線としてのコントロールゲート電極から構成される複数の第1ゲート電極構造を形成し、前記第2エリア内に、ダミーゲート電極、前記ゲート間絶縁膜、及び、前記ワード線としてのコントロールゲート電極から構成される複数の第2ゲート電極構造を形成し、前記第1エリア内の前記複数の第1ゲート電極構造の間、及び、前記第2エリア内の前記複数の第2ゲート電極構造の間に、前記ワード線の上面よりも低く、かつ、前記ワード線の下面よりも高い範囲で規定される上部にボイドを有する第1絶縁膜を形成し、前記第1絶縁膜をエッチングし、前記ワード線としてのコントロールゲート電極の上面及び側面を露出させ、前記コントロールゲート電極としての前記第2ポリシリコン膜上に金属シリサイド膜を形成し、前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成し、前記第1及び第2アクティブエリア内の前記ボイドの上部は、前記第1絶縁膜をエッチングするステップにおいて開口される。
本発明によれば、金属シリサイドの溶解液がワード線間に残留することがない。
以下、図面を参照しながら、本発明の例を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
1. 概要
本発明の例では、金属シリサイド構造のワード線を有する半導体メモリ装置において、ワード線コンタクトエリア内におけるワード線の直下にアクティブエリアを配置することにより、金属シリサイドの溶解液がワード線間に残留することを防止する。
即ち、図1及び図2に示すように、ワード線コンタクトエリア内にアクティブエリアAAを配置することが本発明のポイントである。ワード線コンタクトエリアは、アクティブエリアAAのみを含んでいてもよいし、アクティブエリアAAと素子分離絶縁層(素子分離エリア)STIとを含んでいてもよい。
具体的には、ワード線コンタクトエリア内におけるワード線WLの直下に、ライン&スペース構造を構成するアクティブエリアとは異なるアクティブエリアを配置する。また、メモリセルアレイエリアとワード線コンタクトエリアの境界からワード線コンタクトエリア内のワード線WLの先端まで、ワード線WLの直下に、ライン&スペース構造を構成するアクティブエリア及び素子分離エリアを配置する。
ここで、ワード線コンタクトエリアとは、図1及び図2に示すように、ワード線ドライバをワード線WLの一端に接続するためのコンタクトホールCHが設けられるエリアのことである。また、アクティブエリアAAとは、素子分離絶縁層STIが形成される素子分離エリア以外のエリアのことである。
2. 原理
ボイドが形成され易い状況は、ワード線コンタクトエリア以外のエリア、例えば、メモリセルアレイエリア内においても同じである。
そこで、まず、メモリセルアレイエリア内の複数のワード線間に生じるボイドについて検証したところ、アクティブエリア上のボイドは、素子分離絶縁層上のボイドよりも高い位置に形成される、という現象を見出した。
この場合、仮に、アクティブエリア上のボイドの上部を開口したとすると、素子分離絶縁層上のボイドの上部を開口しなくても、両者は互いに絶縁膜内で繋がっているため、ワード線に沿ったボイド全体としては、ボイドの上部が定期的に開口された状態となることが容易に理解できる。
従って、この原理をワード線コンタクトエリア内の複数のワード線の下地構造に適用すれば、金属シリサイドの溶解液がボイド内に流入したとしても、ボイドの上部が開口されているため、金属シリサイドの溶解液は、その開口から外部に流出され、ボイド内に残留することはない。
尚、ボイドに対する開口は、定期的である必要はない。
ここで、ワード線間のボイドは、絶縁膜により満たせば、最終的な構造としては残らないし、また、ボイド上に絶縁膜を再び形成すれば、ボイドの上部が開口されていたか否か判別することは難しい。
このようなことから、本発明では、ワード線間にボイドが形成されたとしても、製造工程の途中で、ボイドの上部を開口することにより、ワード線間に金属シリサイドの溶解液を残留させないためのワード線の端部の下地構造を提案する。
即ち、本発明では、上述の概要で説明したように、ワード線コンタクトエリア内におけるワード線の直下にもアクティブエリアを配置する。
アクティブエリア上のボイドは、素子分離絶縁層上のボイドよりも高い位置に形成されるため、上述の原理により、本発明の課題は解消される。
3. 実施の形態
NAND型フラッシュメモリを例に本発明の実施の形態を説明する。
(1) 第1実施の形態
第1実施の形態は、ワード線コンタクトエリア内におけるワード線の直下に、ライン&スペース構造を構成するアクティブエリアとは異なるアクティブエリアを配置するワード線の端部の下地構造に関する。
A. レイアウト
図3は、NAND型フラッシュメモリのワード線の端部のレイアウトを示している。
メモリセルアレイエリア内には、ライン&スペース構造のアクティブエリアAAと素子分離絶縁層(素子分離エリア)STIとが配置される。アクティブエリアAA及び素子分離絶縁層STIは、共に、カラム方向に延びる。
ワード線コンタクトエリア内のメモリセルアレイエリアに近接する部分には、メモリセルアレイエリアと同様に、カラム方向に延びるライン&スペース構造のアクティブエリアAA及び素子分離絶縁層STIが配置される。
但し、ワード線コンタクトエリア内のアクティブエリアAA及び素子分離絶縁層STIのロウ方向の幅は、メモリセルアレイエリア内におけるそれよりも広い。
ここで、アクティブエリアAA及び素子分離絶縁層STIのロウ方向の幅を、ライン&スペース構造の端部で順次広くしていくパターンは、フォトリソグラフィによる転写パターンの乱れを少なくする技術として採用される。
複数のワード線WL1,・・・WL8及びセレクトゲート線SGS,SGDは、メモリセルアレイエリア及びワード線コンタクトエリアに跨って配置される。
複数のワード線WL1,・・・WL8及びセレクトゲート線SGS,SGDは、ロウ方向に延び、金属シリサイド構造を有する。複数のワード線WL1,・・・WL8には、フリンジFが付加され、ワード線ドライバとワード線とを接続するためのコンタクトホールCHがフリンジF上に配置される。
そして、ワード線コンタクトエリア内には、ライン&スペース構造のアクティブエリアとは異なるアクティブエリアAAが配置される。
このアクティブエリアAAは、複数のワード線WL1,・・・WL8に対するコンタクトホールCHが配置されるエリアを包含する。
尚、フリンジFを省略し、コンタクトホールCHを、ワード線WL1,・・・WL8上に直接配置してもよい。
このように、ワード線コンタクトエリア内にアクティブエリアAAを配置するレイアウトを採用すれば、複数のワード線WL1,・・・WL8間のボイドの上部を開口することが可能になる。このため、複数のワード線WL1,・・・WL8のシリサイド化後の未反応金属の除去時に、金属シリサイドの溶解液がワード線WL1,・・・WL8間に残留することがない。
B. 断面構造
図4は、図3のA−A線、B−B線、C−C線、D−D線及びE−E線に沿う断面をそれぞれ示している。
半導体基板11上にはSTI(shallow trench isolation)構造の素子分離絶縁層12が配置される。素子分離絶縁層12が配置される素子分離エリア以外のエリアは、アクティブエリアAAとなる。
メモリセルアレイエリア内の半導体基板11内には、ソース/ドレイン拡散層13が配置される。ここで、拡散層は、ワード線コンタクトエリア内の半導体基板11内にも形成されるが、この拡散層にビット線コンタクトが接続されることはない。
メモリセルアレイエリア内において、ソース/ドレイン拡散層13間のチャネルエリア上には、ゲート絶縁膜(トンネル酸化膜)14を介してフローティングゲート電極15が配置される。フローティングゲート電極15は、例えば、不純物を含んだ導電性ポリシリコン膜から構成される。
同様に、ワード線コンタクトエリア内において、半導体基板11上には、ゲート絶縁膜14を介してダミーゲート電極15aが配置される。ワード線コンタクトエリア内のダミーゲート電極15aは、フローティングゲート電極として機能しない。
フローティングゲート電極15上及びダミーゲート電極15a上には、ゲート間絶縁膜(ブロック絶縁膜)16を介してコントロールゲート電極17,18が配置される。コントロールゲート電極は、例えば、不純物を含んだ導電性ポリシリコン膜17と、導電性ポリシリコン膜17よりも低抵抗の金属シリサイド膜18とから構成される。
フローティングゲート電極15及びコントロールゲート電極17,18からなるスタックゲート構造の間のスペース、及び、ダミーゲート電極15a及びコントロールゲート電極17,18からなるスタックゲート構造の間のスペースには、絶縁膜19,20が満たされている。
ここで、ワード線としてのコントロールゲート電極17,18の間の絶縁膜19には、ボイド22A,22B,22Cが形成される。
このボイド22A,22B,22Cは、積極的に形成するものではなく、ワード線としてのコントロールゲート電極17,18の間のスペースの幅が狭くなることにより、付随的に形成されるものである。
本発明では、ワード線としてのコントロールゲート電極17,18の間のスペースに2つの絶縁膜19,20を満たしている。これら2つの絶縁膜19,20は、同じ材料であっても、異なる材料であっても、どちらでもよい。
重要な点は、絶縁膜19の最も高い部分が、コントロールゲート電極17,18の上面よりも低く、コントロールゲート電極17,18の下面よりも高い位置に存在することにある。その結果、アクティブエリアAA上のボイド22A,22Cの上部が開口される。
但し、素子分離絶縁層12上のボイド22Bは、コントロールゲート電極17,18間のスペースの深い位置に形成されるため、その上部が開口されることはない。
ここで、本発明では、素子分離絶縁層12上のボイド22Bの上部が開口されるまで、絶縁膜19の上面を低くしない。
なぜなら、絶縁膜19の上面を低い位置に設定し過ぎると、絶縁膜20を形成するときに、絶縁膜20に再びボイドが形成されてしまうからである。
また、素子分離絶縁層12上のボイド22Bは、アクティブエリアAA上のボイド22Cと繋がっているため、アクティブエリアAA上のボイド22A,22Cの上部を開口すれば足りるからである。
さらに、後述する製造方法で説明するように、本発明では、絶縁膜19を形成した後に金属シリサイド膜18を形成するプロセスを採用するからである。この場合、金属シリサイド膜18の下面は、絶縁膜19の最も高い部分と同じ、又は、それよりも低い位置に形成される。
尚、本発明では、素子分離絶縁層12上のボイド22Bを積極的に開口しないが、たまに、ボイド22Bがコントロールゲート電極17,18間のスペースの浅い位置に形成される場合があり、そのような場合には、ボイド22Bの上部が開口されていても全く構わない。
このような構造によれば、仮に、ワード線のシリサイド化後の未反応金属の除去時に金属シリサイド膜18の溶解液がボイド22A,22B,22C内に流入したとしても、その時点では、ボイド22A,22Cに開口が存在するため、金属シリサイドの溶解液がボイド22A,22B,22C内に残留することはない。
C. 製造方法
図5乃至図11は、図3及び図4のNAND型フラッシュメモリの製造方法の例を示している。これら図において、各断面は、図3の破断線に対応する。
まず、図5に示すように、熱酸化法により、半導体基板(例えば、シリコン基板)11上に、例えば、シリコン酸化膜14’を形成する。また、CVD法により、シリコン酸化膜14’上に、不純物を含んだ導電性ポリシリコン膜15’を形成する。
また、半導体基板11、シリコン酸化膜14’及び導電性ポリシリコン膜15’にカラム方向に延びるライン&スペースパターンの溝を形成する。
そして、この溝を満たすシリコン酸化膜を形成する。シリコン酸化膜は、CVD法によって形成してもよいし、塗布型酸化膜を用いてもよい。
また、CMP法により、このシリコン酸化膜を研磨し、STI構造の素子分離絶縁層12を形成する。この研磨は、シリコン酸化膜の上面が導電性ポリシリコン膜15’の上面と一致、又は、それよりも少し低くなる程度まで行う。
さらに、ワード線コンタクトエリアをフォトレジスト膜により覆い、メモリセルアレイエリア内の素子分離絶縁層(シリコン酸化膜)12をエッチバックし、メモリセルアレイエリア内の素子分離絶縁層12の上面を低下させる。
これにより、メモリセルアレイエリア内の導電性ポリシリコン膜15’のロウ方向の側面が露出する。
次に、図6に示すように、導電性ポリシリコン膜15’上にゲート間絶縁膜(ブロック絶縁膜)16’を形成する。ゲート間絶縁膜16’は、ONOなどの酸化膜と窒化膜のスタック構造や、高誘電材料(High-k材料)などから構成する。
ゲート間絶縁膜16’は、メモリセルアレイエリア内の導電性ポリシリコン膜15’の上面と側面を覆う。
また、CVD法により、ゲート間絶縁膜16’上に、不純物を含んだ導電性ポリシリコン膜17’を形成する。
さらに、導電性ポリシリコン膜17’上に、ロウ方向に延びるライン&スペースパターンのフォトレジスト膜を形成し、このフォトレジスト膜をマスクにして、導電性ポリシリコン膜17’、ゲート間絶縁膜16’、導電性ポリシリコン膜15’及びシリコン酸化膜14’を順次エッチングする。
このエッチングにより、例えば、メモリセルアレイエリア内の素子分離絶縁層12の上面も多少エッチングされる。
その結果、図7に示すように、アクティブエリアAA上には、ゲート絶縁膜14、フローティングゲート電極15(又はダミーゲート電極15a)、ゲート間絶縁膜16及びコントロールゲート電極17からなるスタックゲート構造が完成し、素子分離絶縁層12上には、ゲート間絶縁膜16及びコントロールゲート電極17からなる構造が完成する。
この後、フォトレジスト膜を除去する。
また、イオン注入法により、メモリセルアレイエリア内の半導体基板11内に不純物をセルフアラインで注入する。そして、不純物を活性化させるアニールを施し、半導体基板11内に、ソース/ドレイン拡散層13を形成する。
この時、ワード線コンタクトエリア内の半導体基板11内にも拡散層が形成されるが、この拡散層上にビット線コンタクトを形成しなければ、ワード線コンタクトエリア内に形成されるトランジスタはダミーとなり、事実上動作することがない。
次に、図8に示すように、CVD法により、ライン&スペース構造のコントロールゲート電極(ワード線)17間のスペースを満たす形で、TEOS酸化膜や、ホウ素(B)やリン(P)を添加した酸化膜などからなる絶縁膜19を形成する。
この時、ワード線コンタクトエリア内のコントロールゲート電極17間には、ボイド22Aが形成される。また、メモリセルアレイエリア内のコントロールゲート電極17間には、ボイド22B,22Cが形成される。
次に、図9に示すように、CMP法により、絶縁膜19の上面がコントロールゲート電極17の上面と一致、又は、それよりも少し低くなる程度まで、絶縁膜19を研磨する。
続けて、図10に示すように、異方性ドライエッチングにより、絶縁膜19をエッチングする。このエッチングは、少なくとも、アクティブエリアAA上のボイド22A,22Cの上部が開口されるまで行う。
また、後述するシリサイドプロセスを考慮して、絶縁膜19の最も高い部分は、コントロールゲート電極17の上面よりも低く、コントロールゲート電極17の下面よりも高い位置に設定する。
ここで、素子分離絶縁層12上のボイド22Bは、アクティブエリアAA上のボイド22A,22Cよりも低い位置に形成されているため、このエッチングによりボイド22Bの上部が開口される場合は少ない。
次に、図11に示すように、コントロールゲート電極(導電性ポリシリコン膜)17上に、タングステン(W)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)などの金属膜23を形成する。また、温度約500℃以上による熱処理を行い、コントロールゲート電極17の上部を金属膜23と固相反応させて、金属シリサイド膜(例えば、WSi, CoSi, NiSi, TiSiなど)18を形成する。
この後、硫酸と過酸化水素水の混合液により、未反応の金属膜23を除去する。
ここで、絶縁膜19の最も高い部分がコントロールゲート電極17の下面よりも高い位置に設定されているため、コントロールゲート電極は、導電性ポリシリコン膜17と金属シリサイド膜18のスタック構造となる。
また、金属シリサイド膜18の下面は、絶縁膜19の最も高い部分と同じ、又は、それよりも低い位置に形成される。
ところで、未反応の金属膜23を除去する際に、金属シリサイド膜18及び金属膜23の溶解液がボイド22A,22B,22Cに流入する。しかし、本発明では、ボイド22A,22Cの上部が開口されているため、これら溶解液がボイド22A,22B,22C内に残留することはない。
次に、図12に示すように、CVD法により、ライン&スペース構造のコントロールゲート電極17,18間のスペースを満たす形で、TEOS酸化膜や、ホウ素(B)やリン(P)を添加した酸化膜などからなる絶縁膜20を形成する。
この時、コントロールゲート電極17、18間のスペースのアスペクト比(深さ/幅)は小さくなっているため、コントロールゲート電極17,18間の絶縁膜20内にボイドが形成されることはない。
また、この時、絶縁膜20が、絶縁膜19に形成されたボイド22A,22B,22Cを満たせば、ボイド22A,22B,22Cがなくなる。
さらに、絶縁膜20が、絶縁膜19に形成されたボイド22A,22Cの開口を閉じれば、再び、完全なボイド22A,22B,22Cが形成される。
本例では、ボイド22A,22Cに絶縁膜20が満たされ、ボイド22Bが残る場合を示している。
そして、最後に、図4に示すように、絶縁膜20に、コントロールゲート電極(ワード線)17,18の端部に接触するコンタクトホールCHを形成する。
以上のステップにより、図3及び図4のNAND型フラッシュメモリが完成する。
D. 効果
以上、第1実施の形態によれば、ワード線コンタクトエリア内において、複数のワード線の直下に、ライン&スペース構造のアクティブエリアとは異なるアクティブエリアを配置することにより、金属又は金属シリサイドの溶解液がワード線間に残留することがない。
図13は、比較例としてのデバイス構造を示している。
比較例では、ワード線コンタクトエリア内に素子分離絶縁層12がベタに形成される。この場合、ワード線コンタクトエリア内のコントロールゲート電極(ワード線)17,18間の絶縁膜19には、細長いトンネル状のボイド22Aが形成される。
この場合、図14に示すように、製造工程の途中で、このボイドB1(22A)内に、例えば、ワード線WL1〜WL8の端部の進入口Iから金属シリサイドの溶解液Xが流入し、素子分離絶縁層12の端部の段差辺りに顕著に残留する。
これに対し、図12のデバイス構造の場合には、ワード線コンタクトエリア内のコントロールゲート電極(ワード線)17,18間の絶縁膜19に形成されるボイド22Aの上部が開口される。
従って、図15に示すように、製造工程の途中で、このボイドB2(22A)内に、例えば、金属シリサイドの溶解液Xが流入しても、すぐに流出するため、これがボイドB2(22A)内に残留することがない。
(2) 第2実施の形態
第2実施の形態は、メモリセルアレイエリアとワード線コンタクトエリアの境界からワード線コンタクトエリア内のワード線の先端まで、ワード線の直下に、ライン&スペース構造を構成するアクティブエリアを配置するワード線の端部の下地構造に関する。
A. レイアウト
図16は、NAND型フラッシュメモリのワード線の端部のレイアウトを示している。
メモリセルアレイエリア内には、ライン&スペース構造のアクティブエリアAAと素子分離絶縁層(素子分離エリア)STIとが配置される。アクティブエリアAA及び素子分離絶縁層STIは、共に、カラム方向に延びる。
複数のワード線WL1,・・・WL8及びセレクトゲート線SGS,SGDは、メモリセルアレイエリア及びワード線コンタクトエリアに跨って配置される。
複数のワード線WL1,・・・WL8及びセレクトゲート線SGS,SGDは、ロウ方向に延び、金属シリサイド構造を有する。複数のワード線WL1,・・・WL8には、フリンジFが付加され、ワード線ドライバとワード線とを接続するためのコンタクトホールCHがフリンジF上に配置される。
尚、フリンジFを省略し、コンタクトホールCHを、ワード線WL1,・・・WL8上に直接配置してもよい。
そして、ワード線コンタクトエリア内には、メモリセルアレイエリアとワード線コンタクトエリアの境界からワード線コンタクトエリア内の複数のワード線WL1,・・・WL8の先端まで、ワード線WL1,・・・WL8の直下に、ライン&スペース構造を構成するアクティブエリアAAが配置される。
ワード線コンタクトエリア内におけるアクティブエリアAA及び素子分離絶縁層STI(ライン&スペース)の各々の幅は、メモリセルアレイエリアにおけるそれと同じ、即ち、チップ内における導電線の最小幅(例えば、最小加工寸法)に設定される。
但し、ワード線コンタクトエリア内のメモリセルアレイエリアに近接する部分におけるアクティブエリアAA及び素子分離絶縁層STIの各々の幅は、メモリセルアレイエリア内におけるそれよりも広く設定する。
尚、ワード線コンタクトエリア内におけるアクティブエリアAA及び素子分離絶縁層STIの各々の幅は、メモリセルアレイエリアにおけるそれと異なっていてもよい。
例えば、ワード線コンタクトエリア内のライン&スペースのピッチをメモリセルアレイエリア内のライン&スペースのピッチの数倍としてもよいし、ワード線コンタクトエリア内のライン&スペースのピッチ及び各々の幅が不規則であってもよい。
このように、ワード線コンタクトエリア内にアクティブエリアAAを配置するレイアウトを採用すれば、複数のワード線WL1,・・・WL8間のボイドの上部を開口することが可能になる。このため、複数のワード線WL1,・・・WL8のシリサイド化後の未反応金属の除去時に、金属シリサイドの溶解液がワード線WL1,・・・WL8間に残留することがない。
B. 断面構造
図17は、図16のA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線及びF−F線に沿う断面をそれぞれ示している。
半導体基板11上にはSTI構造の素子分離絶縁層12が配置される。素子分離絶縁層12に取り囲まれたエリアは、アクティブエリアAAとなる。
メモリセルアレイエリア内の半導体基板11内には、ソース/ドレイン拡散層13が配置される。ここで、拡散層は、ワード線コンタクトエリア内の半導体基板11内にも形成されるが、この拡散層にビット線コンタクトが接続されることはない。
メモリセルアレイエリア内において、ソース/ドレイン拡散層13間のチャネルエリア上には、ゲート絶縁膜(トンネル酸化膜)14を介してフローティングゲート電極15が配置される。フローティングゲート電極15は、例えば、不純物を含んだ導電性ポリシリコン膜から構成される。
同様に、ワード線コンタクトエリア内において、半導体基板11上には、ゲート絶縁膜14を介してダミーゲート電極15aが配置される。ワード線コンタクトエリア内のダミーゲート電極15aは、フローティングゲート電極として機能しない。
フローティングゲート電極15及びダミーゲート電極15a上には、ゲート間絶縁膜(ブロック絶縁膜)16を介してコントロールゲート電極17,18が配置される。また、素子分離絶縁層12上には、ゲート間絶縁膜16を介してコントロールゲート電極17,18が配置される。
コントロールゲート電極は、例えば、不純物を含んだ導電性ポリシリコン膜17と、導電性ポリシリコン膜17よりも低抵抗の金属シリサイド膜18とから構成される。
フローティングゲート電極15及びコントロールゲート電極17,18からなるスタックゲート構造の間のスペース、及び、ダミーゲート電極15a及びコントロールゲート電極17,18からなるスタックゲート構造の間のスペースには、絶縁膜19,20が満たされている。
ここで、ワード線としてのコントロールゲート電極17,18の間の絶縁膜19には、ボイド24A,24B,24C,24Dが形成される。
しかし、絶縁膜19の最も高い部分は、第1実施の形態と同様に、コントロールゲート電極17,18の上面よりも低く、コントロールゲート電極17,18の下面よりも高い位置に存在する。
このため、アクティブエリアAA上のボイド24B,24Dの上部が開口される。
また、本発明では、素子分離絶縁層12上のボイド24A,24Cの上部が開口されるまで、絶縁膜19の上面を低くしない。その理由は、第1実施の形態で説明した理由と同じである。
但し、第1実施の形態と同様に、ボイド24A,24Cがコントロールゲート電極17,18間のスペースの浅い位置に形成される場合には、ボイド24A,24Cの上部が開口されていても全く構わない。
尚、2つの絶縁膜19,20は、同じ材料であっても、異なる材料であっても、どちらでもよい。
このような構造によれば、仮に、ワード線のシリサイド化後の未反応金属の除去時に金属シリサイド膜18の溶解液がボイド24A,24B,24C,24D内に流入したとしても、その時点では、ボイド24B,24Dに開口が存在するため、金属シリサイドの溶解液がボイド24A,24B,24C,24D内に残留することはない。
C. 製造方法
図18乃至図25は、図16及び図17のNAND型フラッシュメモリの製造方法の例を示している。これら図において、各断面は、図16の破断線に対応する。
まず、図18に示すように、熱酸化法により、半導体基板(例えば、シリコン基板)11上に、例えば、シリコン酸化膜14’を形成する。また、CVD法により、シリコン酸化膜14’上に、不純物を含んだ導電性ポリシリコン膜15’を形成する。
また、半導体基板11、シリコン酸化膜14’及び導電性ポリシリコン膜15’にカラム方向に延びるライン&スペースパターンの溝を形成する。
そして、この溝を満たすシリコン酸化膜を形成する。シリコン酸化膜は、CVD法によって形成してもよいし、塗布型酸化膜を用いてもよい。
また、CMP法により、このシリコン酸化膜を研磨し、STI構造の素子分離絶縁層12を形成する。この研磨は、シリコン酸化膜の上面が導電性ポリシリコン膜15’の上面と一致、又は、それよりも少し低くなる程度まで行う。
さらに、ワード線コンタクトエリアをフォトレジスト膜により覆い、メモリセルアレイエリア内の素子分離絶縁層(シリコン酸化膜)12をエッチバックし、メモリセルアレイエリア内の素子分離絶縁層12の上面を低下させる。
これにより、メモリセルアレイエリア内の導電性ポリシリコン膜15’のロウ方向の側面が露出する。
次に、図19に示すように、導電性ポリシリコン膜15’上にゲート間絶縁膜(ブロック絶縁膜)16’を形成する。ゲート間絶縁膜16’は、ONOなどの酸化膜と窒化膜のスタック構造や、高誘電材料(High-k材料)などから構成する。
ゲート間絶縁膜16’は、メモリセルアレイエリア内の導電性ポリシリコン膜15’の上面と側面を覆う。
また、CVD法により、ゲート間絶縁膜16’上に、不純物を含んだ導電性ポリシリコン膜17’を形成する。
さらに、導電性ポリシリコン膜17’上に、ロウ方向に延びるライン&スペースパターンのフォトレジスト膜を形成し、このフォトレジスト膜をマスクにして、導電性ポリシリコン膜17’、ゲート間絶縁膜16’、導電性ポリシリコン膜15’及びシリコン酸化膜14’を順次エッチングする。
このエッチングにより、例えば、メモリセルアレイエリア内の素子分離絶縁層12の上面も多少エッチングされる。
その結果、図20に示すように、アクティブエリアAA上には、ゲート絶縁膜14、フローティングゲート電極15(又はダミーゲート電極15a)、ゲート間絶縁膜16及びコントロールゲート電極17からなるスタックゲート構造が完成し、素子分離絶縁層12上には、ゲート間絶縁膜16及びコントロールゲート電極17からなる構造が完成する。
この後、フォトレジスト膜を除去する。
また、イオン注入法により、メモリセルアレイエリア内の半導体基板11内に不純物をセルフアラインで注入する。そして、不純物を活性化させるアニールを施し、半導体基板11内に、ソース/ドレイン拡散層13を形成する。
この時、ワード線コンタクトエリア内の半導体基板11内にも拡散層が形成されるが、この拡散層上にビット線コンタクトを形成しなければ、ワード線コンタクトエリア内に形成されるトランジスタはダミーとなり、事実上動作することがない。
次に、図21に示すように、CVD法により、ライン&スペース構造のコントロールゲート電極(ワード線)17間のスペースを満たす形で、TEOS酸化膜や、ホウ素(B)やリン(P)を添加した酸化膜などからなる絶縁膜19を形成する。
この時、ワード線コンタクトエリア内のコントロールゲート電極17間には、ボイド24A,24Bが形成される。また、メモリセルアレイエリア内のコントロールゲート電極17間には、ボイド24C,24Dが形成される。
ここで、アクティブエリアAA上のボイド24B,24Dは、素子分離絶縁層12上のボイド24A,24Cよりも高い位置に形成される。
次に、図22に示すように、CMP法により、絶縁膜19の上面がコントロールゲート電極17の上面と一致、又は、それよりも少し低くなる程度まで、絶縁膜19を研磨する。
続けて、図23に示すように、異方性ドライエッチングにより、絶縁膜19をエッチングする。このエッチングは、少なくとも、アクティブエリアAA上のボイド24B,24Dの上部が開口されるまで行う。
また、後述するシリサイドプロセスを考慮して、絶縁膜19の最も高い部分は、コントロールゲート電極17の上面よりも低く、コントロールゲート電極17の下面よりも高い位置に設定する。
ここで、素子分離絶縁層12上のボイド24A,24Cは、アクティブエリアAA上のボイド24B,24Dよりも低い位置に形成されているため、このエッチングによりボイド24A,24Cの上部が開口される場合は少ない。
次に、図24に示すように、コントロールゲート電極(導電性ポリシリコン膜)17上に、タングステン(W)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)などの金属膜23を形成する。また、温度約500℃以上による熱処理を行い、コントロールゲート電極17の上部を金属膜23と固相反応させて、金属シリサイド膜(例えば、WSi, CoSi, NiSi, TiSiなど)18を形成する。
この後、硫酸と過酸化水素水の混合液により、未反応の金属膜23を除去する。
ここで、絶縁膜19の最も高い部分がコントロールゲート電極17の下面よりも高い位置に設定されているため、コントロールゲート電極は、導電性ポリシリコン膜17と金属シリサイド膜18のスタック構造となる。
また、金属シリサイド膜18の下面は、絶縁膜19の最も高い部分と同じ、又は、それよりも低い位置に形成される。
ところで、未反応の金属膜23を除去する際に、金属シリサイド膜18及び金属膜23の溶解液がボイド24A,24B,24C,24Dに流入する。しかし、本発明では、ボイド24B,24Dの上部が開口されているため、これら溶解液がボイド24A,24B,24C,24D内に残留することはない。
次に、図25に示すように、CVD法により、ライン&スペース構造のコントロールゲート電極17,18間のスペースを満たす形で、TEOS酸化膜や、ホウ素(B)やリン(P)を添加した酸化膜などからなる絶縁膜20を形成する。
この時、コントロールゲート電極17、18間のスペースのアスペクト比(深さ/幅)は小さくなっているため、コントロールゲート電極17,18間の絶縁膜20内にボイドが形成されることはない。
また、この時、絶縁膜20が、絶縁膜19に形成されたボイド24A,24B,24C,24Dを満たせば、ボイド24A,24B,24C,24Dがなくなる。
さらに、絶縁膜20が、絶縁膜19に形成されたボイド24A,24B,24C,24Dの開口を閉じれば、再び、完全なボイド24A,24B,24C,24Dが形成される。
本例では、ボイド24B,24Dに絶縁膜20が満たされ、ボイド24A,24Cが残る場合を示している。
そして、最後に、図17に示すように、絶縁膜20に、コントロールゲート電極(ワード線)17,18の端部に接触するコンタクトホールCHを形成する。
以上のステップにより、図16及び図17のNAND型フラッシュメモリが完成する。
D. 効果
以上、第2実施の形態によれば、ワード線コンタクトエリア内において、メモリセルアレイエリアとワード線コンタクトエリアの境界からワード線コンタクトエリア内のワード線の先端まで、ワード線の直下に、ライン&スペース構造を構成するアクティブエリアを配置することにより、金属又は金属シリサイドの溶解液がワード線間に残留することがない。
第2実施の形態では、図17に示すように、ワード線コンタクトエリア内のコントロールゲート電極(ワード線)17,18間の絶縁膜19に、ボイド24Aとボイド24Bとが交互に形成される。
この場合、図26に示すように、製造工程の途中で、このボイドB2(24A,24B)内に、例えば、金属シリサイドの溶解液Xが流入しても、すぐに流出するため、これがボイドB2(24A,24B)内に残留することがない。
(3) 第3実施の形態
第3実施の形態は、第1実施の形態の応用例である。
図27は、第3実施の形態に係わるワード線の端部のレイアウトを示している。
第3実施の形態が第1実施の形態と異なる点は、ワード線WL1,・・・WL8に対するコンタクトホールCHの直下に部分的に素子分離絶縁層STIを配置したことにある。
本例では、ワード線WL1,・・・WL8の一端にフリンジFが付加される。但し、このフリンジFは、省略してもよい。
フリンジFにはコンタクトホールCHがコンタクトする。フリンジFの直下には、半導体基板上から見た場合に、フリンジFとオーバーラップする素子分離絶縁層STIが配置される。
この場合、仮に、フォトリソグラフィ時の合わせずれにより、コンタクトホールCHがフリンジFから外れても、その下地が素子分離絶縁層12になっているため、コンタクトホールCHが半導体基板まで達する、ということがない。
(4) 第4実施の形態
第4実施の形態は、第1及び第2実施の形態の応用例であり、図1に示すように、メモリセルアレイエリアの片側のみにワード線コンタクトエリアが配置されるレイアウトの半導体メモリ装置に適用される。
図28は、第4実施の形態に係わるワード線の端部のレイアウトを示している。
このレイアウトの特徴は、ワード線コンタクトエリアとは反対側のワード線WL1,・・・WL8の端部にも、アクティブエリアAAを配置したことにある。
このワード線WL1,・・・WL8の端部には、コンタクトホールが形成されることはないが、ワード線WL1,・・・WL8間にボイドが形成されるのは必然である。
この場合、製造工程の途中において、そのボイドに、金属や金属シリサイドの溶解液が流入かつ残留する恐れがある。
そこで、本例では、ワード線コンタクトエリアとは反対側のワード線WL1,・・・WL8の端部にも、アクティブエリアAAを配置する。
アクティブエリアAA及び素子分離絶縁層STIのレイアウトとしては、同図に示すようなライン&スペースに代えて、第1乃至第3実施の形態におけるレイアウトをそのまま採用することも可能である。
(5) その他
第1乃至第4実施の形態では、ワード線が8本の例を説明したが、ワード線の本数については、これに限定されることはない。また、素子分離絶縁層についても、STI構造に限定されることはない。
本発明は、金属シリサイド構造のワード線を有する半導体メモリ装置全般に適用できる。
特に、微細化によりワード線同士の間隔が狭く、ワード線間にボイドが形成され易くなった半導体メモリ装置に本発明は有効である。
具体的には、NAND型フラッシュメモリ、NOR型フラッシュメモリなどの不揮発性半導体メモリ装置、また、2つのセレクトゲートトランジスタの間に1つのメモリセルのみが配置されるいわゆる3トラNAND型フラッシュメモリ、さらに、NAND型とNOR型の特徴を合わせ持ち、1つのセレクトゲートトランジスタと1つのメモリセルとから構成されるいわゆる2トラ型フラッシュメモリなどに、本発明の適用が可能である。
本発明の適用は、不揮発性半導体メモリ装置に限られない。
3. 適用例
本発明の適用例を説明する。
図29は、メモリデバイスの概要を示している。
メモリデバイスは、例えば、USBメモリ、メモリカードなどである。
外囲器31内には、回路基板32が配置される。回路基板32上には、複数のチップ33,34,35がスタックされる。複数のチップ33,34,35は、ボンディングワイヤ36により回路基板32に接続される。
複数のチップ33,34,35のうちの少なくとも1つは、図30に示すNAND型フラッシュメモリチップである。
このNAND型フラッシュメモリチップのレイアウトの特徴は、メモリセルアレイ41A,41Bの第1方向の一端側にパッドエリア(電源パッド)42が配置され、メモリセルアレイ41A,41Bの第1方向の一端側及び他端側にそれぞれページバッファ(センスアンプ)43が配置される点にある。
ロウデコーダ44は、メモリセルアレイ41A,41Bの第2方向の一端側に配置される。周辺回路45は、メモリセルアレイ41A,41Bとパッドエリア42との間に配置される。本発明におけるワード線コンタクトエリアは、メモリセルアレイ41A,41Bとロウデコーダ44との間に配置される。
メモリセルアレイ41A,41Bは、複数のブロックBK,・・・BKnー1から構成され、複数のブロックBK,・・・BKnー1は、図31に示すNANDセルユニットCUを有する。ビット線BLは、第1方向に延び、ワード線WL1,・・・WL8及びセレクトゲート線SGS,SGDは、第2方向に延びる。
このようなレイアウトは、全ビット線BLを同時にセンスすることができるABL(All Bit Line)センスアンプアーキテクチャを採用する場合や、ビット線シールド方式のセンスアンプアーキテクチャにおいてレイアウトピッチを緩和する場合などに使用される。
4. むすび
本発明によれば、金属シリサイドの溶解液がワード線間に残留することがない。
本発明の例は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、各構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を構成できる。例えば、上述の実施の形態に開示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよいし、異なる実施の形態の構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の概要を説明する図。 本発明の概要を説明する図。 第1実施の形態のレイアウトを示す平面図。 第1実施の形態のデバイス構造を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 比較例としてのデバイス構造を示す断面図。 溶解液がボイド内に溜まるモデルを示す図。 溶解液がボイド内から流出されるモデルを示す図。 第2実施の形態のレイアウトを示す平面図。 第2実施の形態のデバイス構造を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 製造方法の一工程を示す断面図。 溶解液がボイド内から流出されるモデルを示す図。 第3実施の形態のレイアウトを示す平面図。 第4実施の形態のレイアウトを示す平面図。 適用例としてのメモリデバイスを示す図。 メモリチップのレイアウトを示す図。 セルユニットを示す図。
符号の説明
11: 半導体基板、 12: 素子分離絶縁層、 13: ソース/ドレイン拡散層、14: ゲート絶縁膜、 15: フローティングゲート電極、 16: ゲート間絶縁膜、 17: コントロールゲート電極(導電性ポリシリコン膜)、 18: コントロールゲート電極(金属シリサイド膜)、 19,20: 絶縁膜、 22A〜22C,24A〜24D: ボイド、 23: 金属膜。

Claims (3)

  1. ライン&スペース構造を構成する第1アクティブエリア及び第1素子分離エリアを有し、前記第1アクティブエリア内にフローティングゲート電極及びコントロールゲート電極を有する第1及び第2メモリセルを備えるメモリセルアレイエリアと、
    前記メモリセルアレイエリアに隣接し、第2アクティブエリアを有するワード線コンタクトエリアと、
    前記第1及び第2メモリセルの前記コントロールゲート電極としてそれぞれ機能し、前記メモリセルアレイエリア及び前記ワード線コンタクトエリアに跨って配置される金属シリサイド構造の第1及び第2ワード線と、
    前記ワード線コンタクトエリア内の前記第1及び第2ワード線にそれぞれ対応して設けられる第1及び第2コンタクトホールと、
    前記第1及び第2コンタクトホールを介して前記第1及び第2ワード線の一端に接続されるワード線ドライバとを具備し、
    前記第2アクティブエリア内において、前記第1及び第2ワード線の直下にダミーゲート電極が配置され
    前記第1及び第2ワード線の側面は、前記第1及び第2ワード線間のスペースを満たす第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜上の第2絶縁膜とにより覆われ、前記第1絶縁膜の最も高い部分は、前記第1及び第2ワード線の上面よりも低く、前記第1及び第2ワード線の下面よりも高い位置に存在し、
    前記第1絶縁膜は、前記第1及び第2アクティブエリア内で、上部が開口されたボイドを有していることを特徴とする半導体メモリ装置。
  2. 第1エリア及び前記第1エリアに隣接する第2エリアを有する半導体メモリ装置において、
    前記第1エリア内で第1方向に延びる第1素子分離エリア、前記第1エリア内で前記第1素子分離エリアによって区画される第1アクティブエリア、前記第2エリア内で前記第1方向に延びる第2素子分離エリア、及び、前記第2エリア内で前記第2素子分離エリアによって区画される第2アクティブエリアを含む半導体基板と、
    前記第1エリアから前記第2エリアまで延び、互いに平行に配置され、前記第1方向に直交する第2方向に沿って配置され、ポリシリコン膜と前記ポリシリコン膜上の金属シリサイド膜とを含む複数のワード線と、
    前記第1アクティブエリアと前記複数のワード線との間に配置されるフローティングゲート電極と、
    前記第2アクティブエリアと前記複数のワード線との間に配置されるダミーゲート電極と、
    前記第1アクティブエリア上、前記第2アクティブエリア上、前記第1素子分離エリア上、及び、前記第2素子分離エリア上の前記複数のワード線の間に配置され、前記複数のワード線の上面よりも低く、かつ、前記複数のワード線の下面よりも高い範囲で規定される上部にボイドを有する第1絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜上に配置される第2絶縁膜と
    を具備することを特徴とする半導体メモリ装置。
  3. 第1エリア及び前記第1エリアに隣接する第2エリアを有し、前記第1エリア内で第1方向に延びる第1素子分離エリア、前記第1エリア内で前記第1素子分離エリアによって区画される第1アクティブエリア、前記第2エリア内で前記第1方向に延びる第2素子分離エリア、及び、前記第2エリア内で前記第2素子分離エリアによって区画される第2アクティブエリアを含む半導体基板を有する半導体メモリ装置の製造方法において、
    前記第1アクティブエリア内及び前記第2アクティブエリア内の前記半導体基板上にゲート絶縁膜を形成し、
    前記ゲート絶縁膜上に第1ポリシリコン膜を形成し、
    前記第1ポリシリコン膜上にゲート間絶縁膜を形成し、
    前記ゲート間絶縁膜上に第2ポリシリコン膜を形成し、
    前記第1ポリシリコン膜、前記第2ポリシリコン膜、及び、前記ゲート間絶縁膜をエッチングし、前記第1エリア内に、フローティングゲート電極、前記ゲート間絶縁膜、及び、ワード線としてのコントロールゲート電極から構成される複数の第1ゲート電極構造を形成し、前記第2エリア内に、ダミーゲート電極、前記ゲート間絶縁膜、及び、前記ワード線としてのコントロールゲート電極から構成される複数の第2ゲート電極構造を形成し、
    前記第1エリア内の前記複数の第1ゲート電極構造の間、及び、前記第2エリア内の前記複数の第2ゲート電極構造の間に、前記ワード線の上面よりも低く、かつ、前記ワード線の下面よりも高い範囲で規定される上部にボイドを有する第1絶縁膜を形成し、
    前記第1絶縁膜をエッチングし、前記ワード線としてのコントロールゲート電極の上面及び側面を露出させ、
    前記コントロールゲート電極としての前記第2ポリシリコン膜上に金属シリサイド膜を形成し、
    前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成し、
    前記第1及び第2アクティブエリア内の前記ボイドの上部は、前記第1絶縁膜をエッチングするステップにおいて開口される
    ことを特徴とする半導体メモリ装置の製造方法。
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